JP4626179B2 - データ供給装置 - Google Patents

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データを編集するとともに、編集後のデータを簡単に他の機器へ転送し、また、転送された聞き側においてはそのデータに応じた報知を行う技術に関する。
近年、予め記憶されたデータに応じた報知を行う電子機器が一般に普及している。この種の電子機器の一例としては、予め記憶しているテンプレートファイルに応じた楽曲をユーザが設定した時刻に奏でる目覚まし時計などがある。また、予め記憶しているテンプレートファイルに応じた音声をユーザの操作内容に応じて放音する玩具などもある。この種の電子機器を利用するユーザは、各自の好みに応じた楽曲や音声を出力する電子機器を購入し利用するのであるが、この種の電子機器では予め記憶されているテンプレートファイルに応じて常に同一の音声や楽曲が出力されるため、その電子機器を利用するにつれてその音声や楽曲を聴き飽きてしまう場合がある。このため、上記ユーザのなかには、その電子機器から出力される音声や楽曲を自由に変更したいといったニーズを抱く者もおり、そのようなニーズに応えるための技術の一例としては、特許文献1に開示された技術が挙げられる。
特許文献1に開示された技術では、以下に述べるような手順で新たなデータを電子機器に記憶させている。まず、上記電子機器向けのデータを通信ネットワークを介して配信するコンテンツサーバと通信可能な携帯通信端末をその電子機器に接続する。そして、その携帯通信端末を介して上記データの配信を上記コンテンツサーバへ要求し、そのコンテンツサーバから携帯通信端末へ配信されたデータを上記電子機器へ転送し記憶させる。
また、マルチメディアデータの編集を行うようにした装置も提案されている(特許文献2)。この装置によれば、他の装置へマルチメディアデータを転送する際に、その編集を行うことができる。
特開2002−373276号公報 特開2004−7407号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、電子機器に携帯通信端末を接続した状態で、上記コンテンツサーバへアクセスし所望のデータをその携帯通信端末へ配信させた後に、更に、そのデータを電子機器へ転送させて記憶させるといった繁雑な操作を行わねばならず、甚だ不便である。データの編集を行う場合には、さらに複雑な操作が必要になる。また、特許文献2に開示された技術では、データの編集は比較的容易に行うことができるが、そのデータを他の電子機器に転送することについては工夫がなく、面倒な操作が必要であった。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、繁雑な操作を行うことなくデータの編集が行え、しかも、編集操作に連携して編集後のデータを他の電子機器に簡単に供給することができる技術を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係るデータ供給装置は、数のメディアデータを含むテンプレートファイルが記憶された記憶手段と、有線または無線により電子機器と接続されたことを検出する検出手段と、前記記憶手段内のテンプレートファイルを指示する第1の操作手段と、音声が入力される音声入力手段と、音声を記録する記録タイミングを指示する第2の操作手段と、前記第1の操作手段によって指示されたテンプレートファイルに含まれているメディアデータの編集または当該テンプレートデータに含み得るメディアデータの新規作成を促す案内を報知する案内手段と、前記メディアデータの一つである楽曲データに基づいて自動演奏を行う自動演奏手段と、前記案内手段による報知に応じて編集データが入力された場合に、編集対象となっているテンプレートファイルに対し前記編集データを反映させる処理を行う編集処理手段と、前記電子機器と接続されたことが前記検出手段により検出された場合に、前記編集処理手段によって処理が行われたテンプレートファイルを前記電子機器へ出力する供給手段とを有し、前記編集処理手段は、前記自動演奏手段によって自動演奏がなされているときに、前記第2の操作手段による記録タイミングの指示があったときは、前記音声入力手段に入力された音声データを編集データとして認識し、この編集データに基づいて前記編集対象となっているテンプレートファイルに含まれているメディアデータの一つである音声データを書き換える編集処理またはメディアデータの一つである音声データの新規作成を行い、かつ、当該音声データの再生タイミングを記録タイミングの指示に合わせて設定することを特徴とする。
このようなデータ供給装置によれば、上記電子機器と接続されたことが上記検出手段により検出されると、上記記憶手段に記憶されているテンプレートファイルが上記電子機器へ出力される。
本発明によれば、データ供給装置のプラグを電子機器のジャックへ差し込むこと以外に繁雑な操作を行うことなく、電子機器に記憶されているデータを手軽に書き換えたり、新たなデータをその電子機器に記憶させたりすることが可能であり、さらに、電子機器にデータを供給する際に、その編集を容易に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[A.第1実施形態]
(A−1:システムの概略)
図1は、本発明の第1実施形態に係るデータ供給装置10と同電子機器20とを有する通信システムの一例を示すブロック図である。図1のデータ供給装置10は、例えば、パケット通信機能を備えた携帯電話機であり、図示せぬ移動パケット通信網に接続されているコンテンツサーバと通信し、このコンテンツサーバに記憶されているテンプレートファイルを取得し記憶するものである。
ここで、テンプレートファイルについて説明する。テンプレートファイルは図1に示すように、音声、画像、楽曲などのデータである複数のメディアデータMDと、各メディアデータの再生態様を規定するスクリプトデータSCと、各メディアデータMDのどれが編集可能であるか、また、どのような編集が可能であるか(編集の態様)を示す編集内容指示データEIとを有している。スクリプトデータSCが規定する内容は、例えば、メディアデータMDが画像データであるなら、どのような位置にどのような大きさで表示する、どのようなタイミングで表示する、という内容である。メディアデータMDが音声データや楽曲データであるなら、どのような音量でどのタイミングで再生するかなどを規定する。また、スクリプトデータSCは、複数のメディアデータMDのうち再生の対象になるものも指示する。したがって、スクリプトデータSCによって再生指示がなされないメディアデータMDは、テンプレートファイルに含まれていても再生されることはない。なお、テンプレートファイルに含まれる全てのメディアデータMDが編集可能であり、かつ、編集態様に制限がなければ、編集内容指示データEIは省略してもよい。
次に、データ供給装置10は、自装置に記憶しているテンプレートファイルを電子機器20へ供給するためのプラグ110を有しており、このプラグ110が所定のジャック(本第1実施形態では、電子機器20に設けられているジャック210)に差し込まれた場合に、自装置に記憶しているテンプレートファイルをプラグ110を介してジャック210へ出力することができる。なお、本第1実施形態では、データ供給装置10が携帯電話機である場合について説明するが、記憶部に記憶しているデータを上記プラグ110を介して出力するデータ供給機能を備えたコンピュータ装置であれば、PHS(Personal Handyphone System:登録商標)であっても良く、また、PDA(Personal Digital Assistance)であっても良い。
一方、図1の電子機器20は、予め定められたテンプレートファイルを記憶した目覚まし時計であり、このテンプレートファイル内のメディアデータMDに応じた発音や表示を、ユーザによって設定された時刻に再生するものである。例えば、メディアデータMDとして楽曲データ、音声データおよび画像データがある場合には、設定された時刻になったら楽曲データに基づく演奏と、音声データに基づく音声の放音と、画像データに基づく表示(例えば、時計の文字盤に設けられた表示部への表示)を行う。
また、この電子機器20は、上記プラグ110が差し込まれるジャック210を備えており、このジャック210に差し込まれたプラグ110を介して供給されるテンプレートファイルを記憶することができる。なお、本第1実施形態では、電子機器20が目覚まし時計である場合について説明するが、上記ジャック210を備え、このジャック210に差し込まれたプラグ110を介して供給されるテンプレートファイルを記憶するととも、記憶したテンプレートファイルに応じた再生(放音や表示)を行う電子機器であれば玩具であっても良く、また、電磁調理器や電気給湯器、電子炊飯器などの家庭用電化機器であっても良い。
図1に示す通信システムにおいては、以下に述べるようにして、データ供給装置10に記憶されているテンプレートファイルが電子機器20へ供給され記憶される。すなわち、データ供給装置10にて電子機器20へ供給するべきテンプレートファイルが選択された状態で、プラグ110がジャック210へ差し込まれると、上記選択されたテンプレートファイルがデータ供給装置10から電子機器20へ供給される。そして、電子機器20は、ジャック210に差し込まれたプラグ110を介して供給されたテンプレートファイルを記憶し、以降、このテンプレートファイルに応じた再生を上記ユーザの指定した時刻に行う。
このように、図1に示す通信システムにおいては、電子機器20へ供給するべきテンプレートファイルを選択した状態でデータ供給装置10のプラグ110を電子機器20のジャック210へ差し込むだけで、そのテンプレートファイルがデータ供給装置10から電子機器20へ供給され記憶される。これにより、電子機器20に記憶されているテンプレートファイルを手軽に書き換えることが実現される。
(A−2:データ供給装置10の構成)
図2は、データ供給装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図であり、この図に示されているように、データ供給装置10は、プラグ110の他に、制御部120と、表示部130と、操作部140と、無線通信部150と、記憶部160と、マイクMicと、スピーカSP1と、これら構成要素間のデータ授受を仲介するバス170とを有している。
制御部120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、データ供給装置10の各部を制御するためのものである。表示部130は、例えば液晶ディスプレイとその駆動回路であり、制御部120から引渡されたデータに応じた画像を表示するものである。操作部140は、テンキーやカーソルキーなどの操作子を備えており、これら操作子の操作内容に応じたデータを制御部120へ出力するものである。無線通信部150は、図示せぬ移動パケット通信網の基地局との間で無線通信を行うためのものであり、この基地局から送信されてきたデータを受信し制御部120へ引渡す一方、制御部120から引渡されたデータを上記基地局へ宛てて送出することができる。
記憶部160は、図2に示されているように、揮発性記憶部160aと不揮発性記憶部160bとを含んでいる。揮発性記憶部160aは、例えばRAM(Random Access Memory)であり、後述する各種ソフトウェアにしたがって作動している制御部120によってワークエリアとして利用される。不揮発性記憶部160bは、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)であり、前述したコンテンツサーバから取得したテンプレートファイルを予め定められた数(例えば、5)だけ格納することができる。以下では、上記コンテンツサーバから取得した5つのテンプレートファイル(テンプレートファイルT1〜T5)が不揮発性記憶部160bに格納されているものとする。
また、この不揮発性記憶部160bには、オペレーティングシステム(Operating System:以下、OS)を制御部120に実現させるためのOSソフトウェアや、上記コンテンツサーバと通信しテンプレートファイルを取得するためのブラウザソフトウェア、電子機器20へ供給するべきテンプレートファイルをユーザに選択させ、そのテンプレートファイルを電子機器20へ供給するデータ供給処理を制御部120に実現させるためのデータ供給ソフトウェアが格納されている。
データ供給装置10の電源(図示省略)が投入されると、制御部120は即座に上記OSソフトウェアを不揮発性記憶部160bから読み出し実行する。OSソフトウェアにしたがって作動している制御部120には、データ供給装置10の各部を制御する機能、ユーザの指示に応じてブラウザソフトウェアやデータ供給ソフトウェアを不揮発性記憶部160bから読み出し実行する機能が付与される。例えば、データ供給ソフトウェアの実行が指示されると、制御部120は、そのデータ供給ソフトウェアを不揮発性記憶部160bから読み出し実行する。
上記データ供給ソフトウェアにしたがって作動している制御部120には、以下に述べる3つの機能が付与される。第1に、不揮発性記憶部160bに格納されているテンプレートファイルのうちで、電子機器20へ供給するテンプレートデータをユーザに選択させ、かつ編集させる選択機能である。
また、第2の機能は、プラグ110が所定のジャックに差し込まれたことを検出する検出機能である。本第1実施形態では、制御部120は、プラグ110およびジャック210の所定の端子(図示省略)間に流れる電流値の変化に応じて、プラグ110がジャック210へ差し込まれたことを検出する。このように、本第1実施形態では、プラグ110とジャック210とが電気的に接続され導電した場合に、プラグ110がジャック210へ差し込まれたことを検出する場合について説明するが、プラグ110がジャック210へ差し込まれたことを機械的に検出するとしても良く、光学的に検出するとしても勿論良い。
そして、第3の機能は、電子機器20へ供給するテンプレートファイルが上記選択機能により選択された状態で、プラグ110が電子機器20のジャック210へ差し込まれたことが上記検出機能により検出された場合に、その音データをプラグ110を介してジャック210へ出力する供給機能である。
以上に説明したように、データ供給装置10のハードウェア構成は一般的なコンピュータ装置のハードウェア構成と同一であり、不揮発性記憶部160bに格納されているデータ供給ソフトウェアを制御部120に実行させることにより、本発明に係るデータ供給装置に特有な機能が付与される。なお、本第1実施形態では、本発明に係るデータ供給装置に特有な機能をソフトウェアモジュールを用いて実現する場合について説明したが、これらソフトウェアモジュールと同一の機能を担っているハードウェアモジュールを用いてデータ供給装置10を構成しても良いことは勿論である。
(A−3:電子機器20の構成)
次いで、電子機器20のハードウェア構成について説明する。図5は、電子機器20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図5に示されているように、電子機器20のハードウェア構成が、データ供給装置10のハードウェア構成(図2参照)と異なっている点は、プラグ110に代えてジャック210を有している点と、無線通信部150に代えて計時部250および再生部260を有している点とである。ジャック210は、プラグ110が差し込まれた場合に、このプラグ110を介して供給されるデータを制御部120へ引渡すためのものであり、計時部250は、例えばリアルタイムクロックであり、制御部120からの要求に応じて、その時点の時刻を表す時刻データを制御部120へ供給するためのものである。そして、再生部260は、図示せぬ表示部、スピーカーおよびDACなどを備えており、制御部120からテンプレートファイル内のメディアデータMDが引渡された場合に、そのメディアデータを再生する。メディアデータが音声データや楽曲データであればスピーカから放音し、画像データであれば表示部に表示させる。
電子機器20の不揮発性記憶部160bには、以下に述べる目覚まし時計機能とデータ書き込み機能とを制御部120に実現させるためのアプリケーションソフトウェアが格納されている。ここで、目覚まし時計機能とは、計時部250により計時された時刻を表示部130に表示させるとともに、ユーザが操作部140を操作することによって設定した時刻(以下、設定時刻)に至った場合にテンプレートファイルを再生部260に再生させる機能である。より詳細に説明すると、不揮発性記憶部160bには、テンプレートファイルが記憶されており、計時部250によって計時された時刻が上記設定時刻に至った場合に、制御部120はテンプレートファイルを不揮発性記憶部160bから読み出して再生部260へ引渡す。
これにより、上記設定時刻にテンプレートファイル内のメディアデータMDが再生されることになる。一方、データ書換え機能とは、不揮発性記憶部160bに格納されているテンプレートファイルを、図6に示されるフローチャートにしたがって書き換える機能である。図6に示されているように、上記アプリケーションプログラムにしたがって作動している制御部120は、ジャック210を介してテンプレートファイルが供給されると、そのテンプレートファイルで不揮発性記憶部160bに格納されているテンプレートファイルを書き換える。
以上に説明したように、電子機器20のハードウェア構成も一般的なコンピュータ装置のハードウェア構成と同一であり、不揮発性記憶部160bに格納されているアプリケーションソフトウェアを制御部120に実行させることにより、本発明に係る電子機器に特有な機能が付与される。なお、本第1実施形態では、本発明に係る電子機器に特有な機能をソフトウェアモジュールを用いて実現する場合について説明したが、これらソフトウェアモジュールと同一の機能を担っているハードウェアモジュールを用いて電子機器20を構成しても良いことは勿論である。
(A−4.動作)
以下、本第1実施形態に係るデータ供給装置10および電子機器20が行う動作について説明する。以下に説明する動作例の前提として、図示せぬコンテンツサーバからダウンロードした5つのテンプレートファイル(テンプレートファイルT1〜T5)がデータ供給装置10の不揮発性記憶部160bに格納されており、電子機器20の不揮発性記憶部160bには、テンプレートファイルT0が格納されているものとする。なお、上記コンテンツサーバから上記5つのテンプレートファイルをダウンロードする際の動作については、ブラウザソフトウェアを用いた一般的なダウンロード動作と何ら変わるところがないので説明を省略する。
まず、データ供給装置10が行うデータ供給動作について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
データ供給装置10の制御部120は、前述したデータ供給ソフトウェアの実行が指示されると、このデータ供給ソフトウェアを不揮発性記憶部160bから読み出し実行し、図4に示す案内表示1を表示部130に表示させる(ステップSA1)。案内表示1は、データの移動を行うことをイメージさせるための「移動モード」の文字と鳥のキャラクターが表示される。そして、案内表示1における実行ボタンB1が操作部140の操作によってクリックされると、制御部120は、テンプレートファイルをユーザに選択させるための案内表示2(図4参照)を表示部130に表示する(ステップSA2)。図4に示す案内表示2においては、曲名によってテンプレートファイルを識別している。この実施形態の場合は、全てのテンプレートファイルに楽曲データのメディアデータMDが含まれており、いずれが選択されても楽曲の演奏がなされるため、曲名によってテンプレートファイルを識別する構成をとっている。図4ではテンプレートファイルT1〜T5に対応した5曲分の曲名が表示されている。
一方、曲名を用いず、不揮発性記憶部160bに格納されているテンプレートファイルの各々を一意に識別するテンプレートファイル識別子(例えば、テンプレートファイルの名称を表す文字列)の一覧を表示してもよい。要は、テンプレートファイルを特定して、選択できる表示であればよい。
さて、ユーザが操作部140を操作していずれかの曲を選択すると、制御部120は選択された曲に対応するテンプレートファイルを読み出し、そのテンプレートファイル内のメディアデータMDの中に編集可能なものがあるかどうかを調べる。これは編集内容指示データEI(図1参照)の内容を確認することによって行われる。
本実施形態の場合、音声データのメディアデータMDが全てのテンプレートファイルについて編集可能に構成されている。このため、制御部120は音声データの編集処理に移行し、表示部130に対して図4に示す案内表示3を表示させる(ステップSA3)。案内表示3においては、「メッセージ入力ボタンを押しながら吹き込んで下さい。終わりましたら注入ボタンを押して下さい。」という表示がなされる。また、画面の下部には注入ボタンB2が表示される。
音声データの入力は、ユーザがマイクMicに向かってメッセージを吹き込むことによって行われる。この際、選択されたテンプレートファイル内の楽曲データのメディアデータMDが再生され、スピーカSP1から放音される。ユーザは演奏を聞きながら吹き込みを行いたいタイミングにおいて、操作部140内の所定のボタン(例えば、数値キーの「1」「2」・・・等や「*」キー、「#」キーなど)を押す。所定のボタンが押されると、制御部120がこれを検出し、その時点からマイクMicに入力されている音声データに基づいてテンプレートファイルを編集する。入力された音声についての編集処理の内容は、音声データのメディアデータMDの書き換えと、入力タイミングや音量についてスクリプトデータSCを書き換える処理である(ステップSA4)。そして、入力音声の編集は、所定のボタンが押されている間だけ行われる。すなわち、楽曲の中に音声が挿入されるタイミングは、所定のボタンが押され始めてから、離されるまでのタイミングである。また、この場合において、所定のボタンが押されている間については、楽曲データの再生音量が小さくなるようにスクリプトデータSCを編集してもよい。このような処理を行うと、挿入された音声が聞きやすくなるとともに、楽音とのバランスが良くなって効果的である。
なお、選択されたテンプレートファイルに音声データのメディアデータMDがない場合は、このステップSA4において新たに作成され、テンプレートファイルに加えられる。
ユーザが音声の入力に失敗した場合は、操作部140を操作して、表示部130に案内表示1を表示させて、再度上記と同様の処理を行えばよい。
以上の音声入力処理の後に、案内表示3の注入ボタンが押されると、制御部120は電子機器20へのデータ転送の準備に入る。
そして、制御部120は、データ供給装置10のプラグ110が電子機器20のジャック210へ差し込まれたことを検出すると、編集が終了したテンプレートファイルを不揮発性記憶部160bから読み出しプラグ110を介して電子機器20へ供給する(ステップSA5)。
また、第1実施形態では、ユーザの指示に基づいて上記データ供給ソフトウェアを制御部120に実行させる場合について説明したが、プラグ110がジャック210へ差し込まれたことを契機として上記データ供給ソフトウェアを制御部120に実行させるとしても良い。
次いで、電子機器20の動作について説明する。
図6に示されているように、前述したアプリケーションソフトウェアにしたがって作動している制御部120は、ジャック210に差し込まれたプラグ110を介してテンプレートファイルを受信する(ステップSB1)と、このテンプレートファイルを不揮発性記憶部160bへ書き込む(ステップSB2)。より詳細に説明すると、制御部120は、ステップSA1にて受信したテンプレートファイルを不揮発性記憶部160bに書き込み、既に格納されていたテンプレートファイルT0を削除する。以降、制御部120は、計時部250によって計時された時刻がユーザに設定された時刻に至ると、上記テンプレートファイルを不揮発性記憶部160bから読み出し、このテンプレートファイルを再生部260へ引渡して、楽曲の再生と音声の再生を行う。この場合の音声は、ステップSA3においてユーザが入力した音声であるから、電子機器20を使用する者にとって親しみやすいメッセージとすることができる。例えば、電子機器20を子供が使用し、データ供給装置10を母親が使用する場合、「みっちゃん、おはよー」という音声を録音したとすると、子供は目覚ましの時刻になると、母親の声で名前を呼ばれるとともに、所定の楽曲を聴くことになり、単なるコンテンツの再生とは異なる親しみやすい効果を得ることができる。
なお、電子機器20を図15に示すようなぬいぐるみの中に組み込み、ぬいぐるみが持ち上げられたことなどを検出するセンサを設けて、このセンサの出力信号に応じてテンプレートファイルの再生を制御してもよい。例えば、上述の例で言えば、子供がぬいぐるみを持ち上げたタイミングで、「みっちゃん、おはよー」という母親の声が再生するように構成することができる。
以上に説明したように、本第1実施形態に係るデータ供給装置10と電子機器20とによれば、電子機器20へ供給するべきテンプレートファイルを選択して編集した後に、データ供給装置10のプラグ110を電子機器20のジャック210へ差し込むだけで、編集後のテンプレートファイルがデータ供給装置10から電子機器20へ供給され、電子機器20に記憶される。このように、本第1実施形態によれば、繁雑な操作を行うことなく、転送対象となるテンプレートファイルを編集することができ、しかも、電子機器20に記憶されているテンプレートファイルを編集されたテンプレートファイルに置き換えることができる。
なお、本第1実施形態では、電子機器20へ供給するべきテンプレートファイルの編集が行われ、かつ、プラグ110がジャック210へ差し込まれた場合に、そのテンプレートファイルの供給を開始した。しかしながら、上記状態でプラグ110がジャック210へ差し込まれ、かつ、そのテンプレートファイルの供給を開始する旨の指示が為された場合に、そのテンプレートファイルの供給を開始するようにしても勿論良い。このようなことは、例えばデータ供給装置10の操作部140の所定の操作子を上記指示を入力させるためのスイッチとして割り当てておき、上記状態でプラグ110がジャック210へ差し込まれ、かつ、その操作子が押下された場合に、そのテンプレートファイルの供給を開始させるようにすることで実現される。
また、電子機器へ供給するべきテンプレートファイルが選択されたこと、プラグ110がジャック210へ差し込まれたこと、及び、そのテンプレートファイルの供給を開始する指示が入力されたことの3つの要件が満たされたことを契機としてテンプレートファイルの供給を開始する条件とし、これら3つの要件がどのような順序で満たされたかは問わないように構成してもよい。
また、電子機器20の操作部140の所定の操作子を、ジャック210を介して供給されたテンプレートファイルを受け入れるか否かを選択させるスイッチとして割り当てておき、その操作子が押下された状態でテンプレートファイルが供給された場合に、不揮発性記憶部160bへ書き込むようにしても勿論良い。
また、プラグ110を介して供給したテンプレートファイルのデータ量(以下、供給済みデータ量)に基づいて、そのテンプレートファイルの供給の進捗具合をデータ供給装置10に報知させるとしても良い。このようなことは、例えば、上記供給済みデータ量と上記テンプレートファイルの全データ量とを図7(a)に示すような態様で表示部130に表示させたり、上記供給済みデータ量と上記全データ量との比を図7(b)に示すようにグラフ化して表示部130に表示させたりすることによって実現される。また、上記進捗具合を音で報知させるようにしても勿論良い。このようなことは、例えば、上記供給済みデータ量と全データ量との比に応じて異なるピッチの音を放音させることによって実現される。また、上記画像による報知と音による報知とを同期させて行っても良いことは言うまでもない。なお、ジャック210を介して供給されたテンプレートファイルのデータ量に基づいて、上記進捗具合の報知を電子機器20に行わせるとしても良いことは勿論である。
また、テンプレートファイルのデータ量が少なく、データ供給装置10から電子機器20へのテンプレートファイルの供給が瞬時に完了するような場合には、実際にテンプレートファイルの供給に要した時間に所定の重み係数を乗算してその時間を適宜拡大し、上記進捗具合の報知を行うようにしても良い。例えば、10ミリ秒あたり10%づつテンプレートファイルが供給され、100ミリ秒でそのテンプレートファイルの供給が完了した場合であっても、その時間を100倍して1秒あたり10%づつテンプレートファイルが供給され、10秒でそのテンプレートファイルの供給が完了したかのように報知するようにしても良い。このようにすると、テンプレートファイルの供給が瞬時に完了するような場合であっても、そのテンプレートファイルの供給過程をユーザに明確に認識させ、そのテンプレートファイルの供給が確実に完了するまでジャック210からプラグ110を引き抜かないように注意を促すことが可能になるといった効果を奏する。なお、上記重み係数が10に限定されるものではなく、上記供給過程を確実にユーザに認識させることができる値であればどのような値であっても良いことは言うまでもない。
[B.第2実施形態]
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る通信システムの一例を示すブロック図である。図8に示す通信システムが図1に示す通信システムと異なっている点は、データ供給装置10に代えて、データ供給装置70を設けた点である。このデータ供給装置70は、前述したプラグ110を備え、樹脂でモールドされたメモリ装置であり、1つのテンプレートファイルを予め記憶している。
図9は、データ供給装置70の外観の一例を示す図である。図9に示されているように、データ供給装置70は、図中矢印方向に稼動するスイッチ710と、例えばLEDなどで構成された表示部720とを有している。本第2実施形態では、表示部720は、図10に示すように、5個のLED(LED720a〜LED720e)で構成されている。このデータ供給装置70は、電子機器20のジャック210へプラグ110が差し込まれ、かつ、上記スイッチ710が押下されると、自装置内に記憶しているテンプレートファイルを上記ジャック210を介して電子機器20へ供給する。
加えて、データ供給装置70は、プラグ110を介して供給したテンプレートファイルのデータ量に基づいて、表示部720のLEDを点灯させて電子機器20へのテンプレートファイルの供給の進捗具合を報知する。具体的には、データ供給装置70は、全データ量に対する供給済みデータ量の割合が20%に達した時点で、LED720aを点灯し、以降、その割合が40%、60%、80%、100%と増加する毎に、LED720b、720c、720d、720eを順次点灯させてゆく。つまり、データ供給装置70は、供給済みデータ量に応じて上記5つのLEDを左から順に点灯させることによって、その進捗具合を報知する。なお、本第2実施形態では、上記進捗具合に応じて複数のLEDを順次点灯させてゆくことによって、その進捗具合を報知する場合について説明したが、1個のLEDだけで表示部720を構成し、電子機器20へのテンプレートファイルの供給が完了した時点でそのLEDを点灯するとしても勿論良い。また、上記進捗具合を音で報知するとしても勿論良く、両者を同期させつつ上記報知を行うとしても勿論良い。以下、第2実施形態に係る通信システムとの相違点であるデータ供給装置70を中心に説明する。
図11は、データ供給装置70のハードウェア構成の一例を示す図である。図11に示されているように、データ供給装置70のハードウェア構成がデータ供給装置10のハードウェア構成(図2参照)と異なっている点は、以下に述べる4つの点である。第1に、無線通信部150を有していない点である。第2に、操作部140に代えて上述したスイッチ710を設けた点である。第3に、表示部130に代えて上述した表示部720を設けた点である。そして、第4に、不揮発性記憶部160bに代えてROM160cを設けた点である。このROM160cには、上記テンプレートファイルと、このテンプレートファイルを電子機器20へ供給する処理を制御部120に実現させるためのデータ供給ソフトウェアと、が格納されている。以下、このデータ供給ソフトウェアにしたがって作動している制御部120が行う動作について図12を参照しつつ説明する。
図12は、上記データ供給ソフトウェアにしたがって作動している制御部120が行うデータ供給動作の流れを示すフローチャートである。図12に示されているように、制御部120は、プラグ110がジャック210へ差し込まれたことを検出(ステップSC1)すると、テンプレートファイルの供給開始を指示されたか否かを判定する(ステップSC2)。具体的には、制御部120は、スイッチ710が押下されオン状態になると、上記テンプレートファイルの供給開始を指示されたと判定する。
ステップSC2の判定結果が“No”である場合には、制御部120は、ステップSC2の判定結果が“Yes”になるまで、そのステップSC2を繰り返し実行する。逆に、ステップSC2の判定結果が“Yes”である場合には、制御部120は、ROM160cからテンプレートファイルを読み出し、そのテンプレートファイルをジャック210を介して電子機器20へ供給するとともに、その進捗具合に応じて表示部720に設けられているLEDを点灯させて、その進捗具合を報知する(ステップSC3)。
なお、上述した第2実施形態では、スイッチ710と表示部720とをデータ供給装置70に設けておく場合について説明したが、図13に示すように、上記スイッチ710および表示部720を電子機器側に設けても良いことは勿論である。また、スイッチと表示部との両者をデータ供給装置と電子機器の何れか一方に設けておく必要はなく、例えば、データ供給装置にはスイッチを設ける一方、電子機器には表示部を設けておくとしても良く、逆に、データ供給装置には表示部を設け、電子機器にはスイッチを設けるとしても勿論良い。
本第2実施形態においては、データ供給装置70にテンプレートファイルが予め記憶されているので、インターネットなどを介してテンプレートファイルのダウンロードを行う必要がなく、電子機器20に記憶されているテンプレートファイルの書換えを手軽に行うことが可能になる。また、様々な楽曲についてそのテンプレートファイルを記憶したデータ供給装置を製造し販売するようにすれば、電子機器20のユーザは、それらデータ供給装置のなかから、所望の楽曲に対応するテンプレートファイルが記憶されたデータ供給装置70を購入し、その電子機器20に記憶されているテンプレートファイルの書換えを手軽に行うことが可能になる。
また、データ供給装置70に記憶されるテンプレートファイルに複数の楽曲データを記憶させ、適宜選択して電子機器20側に供給するようにしてもよい。この場合においては、データ供給装置70に図9に示すように選曲スイッチ705を設け、この選曲スイッチ705の操作に応じて曲を選択する。また、この際にどのような曲が選択されたかを示す表示部706を設けてもよい。表示部706に表示する内容は曲のタイトルでもよく、曲の番号でもよい。なお、データ供給装置70を小型に構成する場合は、表示部706に表示させるのは、何番目の曲かを示す曲番号、例えば「1」あるいは「3」という表示の方が有利である。
[C.第3実施形態]
次いで、本発明の第3実施形態について説明する。
図14は、本発明の第3実施形態に係る電子機器80の外観を示す図である。図14に示されているように、この電子機器80は、ジャック210a、210b、210cおよび210dの複数のジャックを備えており、これらジャックの各々には不揮発性記憶部160b内の固有の記憶領域が割り当てられている。そして、この電子機器80は、上記ジャックを介して供給されたテンプレートファイルをそのジャックに割り当てられている記憶領域へ格納するものである。例えば、電子機器80が電子炊飯器であり、上記ジャック210a、210b、210cおよび210dの各々に対して割り当てられている記憶領域が、それぞれ、予約1設定用メロディのテンプレートファイル、予約2設定用メロディのテンプレートファイル、炊飯開始メロディのテンプレートファイルおよび炊飯終了メロディのテンプレートファイルを格納するための記憶領域である場合には、電子機器80のユーザは上記4つのジャックのうちから、変更を所望するメロディに対応するジャックへ前述したデータ供給装置70のプラグ110を差し込むことによって、上記メロディに対応するテンプレートファイルをデータ供給装置70に記憶されているテンプレートファイルで書き換えることが可能になる。
[D.変形]
以上、本発明の各実施形態について説明したが、係る実施形態に以下に述べるような変形を加えても良いことは勿論である。
(D−1:変形例1)
上述した各実施形態では、電子機器へテンプレートファイルを供給するためのプラグ110をデータ供給装置に設けておく場合について説明したが、このプラグ110を先端に有するケーブルを着脱自在に装着するインターフェイスをデータ供給装置に設けておき、このインターフェイスに装着されたプラグ110を介してジャック210へテンプレートファイルを供給するとしても良い。また、上述した各実施形態では、プラグ110とジャック210が有線接続される場合について説明したが、両者を無線で接続するとしても良い。また、上述した各実施形態では、操作部140の所定の操作子やスイッチ710を押下するなど、電子機器へのデータ供給を開始する旨の指示をデータ供給装置に直接入力する場合について説明したが、上記指示を無線で入力するとしても勿論良い。具体的には、IrDA(Infrared Data Association)規格などの近距離無線通信規格に準拠して送信されてくるデータを受信し制御部120へ引渡す受信部をデータ供給装置に設け、上記規格に準拠してデータを送信するリモコン装置を適宜操作して上記指示に応じたデータをそのリモコン装置から上記受信部へ送信させるようにすれば良い。
(D−2:変形例2)
上述した各実施形態では、データ供給装置から供給された新たなテンプレートファイルで、電子機器に記憶されているテンプレートファイルを書き換える場合について説明したが、この新たなテンプレートファイルを電子機器の不揮発性記憶部160bへ追加書き込みさせても良い。また、新たなテンプレートファイルを追加書き込みする場合には、複数のテンプレートファイルが電子機器に記憶されることになるので、これら複数のテンプレートファイルのうちから再生対象となるテンプレートファイルをユーザに選択させるようにしても良い。更に、新たなテンプレートファイルを追加書き込みさせる場合には、電子機器の不揮発性記憶部160bの空き容量が充分にあることを確認した後に、その新たなテンプレートファイルをデータ供給装置から電子機器へ供給するとしても良い。具体的には、プラグ110がジャック210へ差し込まれた場合に、上記空き容量を電子機器からデータ供給装置へ通知させるとしても良く、また、データ供給装置から電子機器へテンプレートファイルを供給することに先立って、そのテンプレートファイルのデータ量をデータ供給装置から電子機器へ通知し、そのテンプレートファイルを格納するための空き容量が充分にあるか否かを電子機器に判定させ、その判定結果をデータ供給装置へ通知させるようにしても良い。このようにすると、電子機器の不揮発性記憶部160bの空き容量が充分でない場合に、無駄な通信が行われないようにすることが可能になるといった効果を奏する。
(D−3:変形例3)
上述した各実施形態では、データ供給装置からテンプレートファイルを電子機器へ供給する場合について説明した。しかしながら、上記テンプレートファイルとともに、そのテンプレートファイルの供給元であるデータ供給装置を一意に識別する識別子(例えば、データ供給装置が携帯電話機やPHSである場合には、その電話番号)などの付加データを電子機器へ供給し、この付加データと上記テンプレートファイルとを対応付けて記憶させるとしても良い。このようにすると、電子機器の不揮発性記憶部160bの格納内容を解析することによって、電子機器へのテンプレートファイルの供給に用いられたデータ供給装置を特定し、テンプレートファイルの不正コピーなどが行われていないかを調査することが可能になる。なお、テンプレートファイルに対応付けて上記付加データを電子機器の不揮発性記憶部160bへ書き込むようにする場合には、上記付加データが供給されなかった場合には、テンプレートファイルの書き込みを行わないようにすれば良い。また、テンプレートファイルの不正コピーを回避するために、データ供給装置から電子機器へテンプレートファイルを供給した後に、そのテンプレートファイルをデータ供給装置から削除したり、データ供給装置の記憶部からそのテンプレートファイルを読み出せなくしたりするとしても良く、電子機器の不揮発性記憶部160bにテンプレートファイルを書き込む際に、そのテンプレートファイルとともに供給された付加データをキーとして暗号化(スクランブルともいう)して書き込み、そのテンプレートファイルを電子機器の外部へ容易に取り出せないようにしても良い。
(D−4:変形例4)
上述した実施形態は、データ供給装置10側においてテンプレートファイルの編集を行ったが、電子機器20側において編集を行うようにしてもよい。すなわち、データ供給装置10側において入力された編集データについては、対象となるテンプレートファイルに関連づけるという反映のさせかたに止め、これらを電子機器20に転送する。電子機器20の制御部120は、転送された編集データに基づいて当該テンプレートファイルを編集する。
また、音声データが楽曲データに添付される場合は、電子機器20側において、音声データが挿入されている間については、楽曲データの再生音量が小さくなるように編集してもよい。なお、転送されたテンプレートファイルに音声データのメディアデータMDがない場合は、この編集データに基づいて新たに音声データを作成し、編集対象のテンプレートファイルに加えればよい。
なお、電子機器20側においては、編集データが添付されずに転送されたテンプレートファイルについても編集するように構成してもよい。電子機器側20側において後に編集したい要求がでることもあるからである。
また、第1実施形態においては、音声入力用のマイクMicを設けたが、携帯電話が予め備えられているマイクを用いるように構成してもよい。
第1実施形態においては、音声データを加える例であったが、編集を行う対象となるデータはこれに限らない。例えば、楽曲データでも画像データであってもよい。画像データの場合には、他の機器から転送された画像データを用いて編集を行ってもよく、カメラ機能付きの携帯電話であれば、自らが撮影した画像データを用いてもよい。この場合、第1実施形態と同様に、挿入タイミングを示すボタン操作によって画像データ等の再生タイミングを指示するようにすることもできる。
また、第1実施形態においては所定のボタンの操作によって音声データの挿入タイミング(再生時には再生タイミングとなる)を指示したが、これに代えて、楽曲の前、イントロ、サビの部分、エンディング、曲の直後など挿入位置を予め用意し、これを案内表示として表示部130に表示して、ユーザに選択させるようにしてもよい。制御部120においてはユーザがどれを選択したかを検出し、その検出結果に応じたシーケンスとなるようにテンプレートファイルを編集する。このような挿入の仕方は、音声データに限らず、画像データ、楽曲データ等いずれでも可能である。
第1実施形態においては、テンプレートファイルのうち編集可能なメディアデータMDを自動的に検索して、その編集案内を行うようにした。この場合、音声データ以外に編集可能なデータがあれば、音声データの編集が終了した後に、次のデータの編集案内に移行すればよい。第1実施形態においては、編集可能なデータを自動検索しているので、テンプレートファイルの創作者が、改変してほしくないデータについては保護され、かつ、自由に編集してよいデータについて、順次編集案内がなされるという利点がある。例えば、音声と画像について編集可能なテンプレートファイルがあった場合は、曲が選ばれたならば、音声を入力して下さいという案内画面を表示し、この案内表示に従って音声が入力された後に、画像を入力して下さいという案内表示を行う。
また、第1実施形態においては、編集終了後においてテンプレートフィアルの転送を行うようにしたが、これに代えて、まず編集作業を先に行い、編集されたデータを一端不揮発性記憶部160bに記憶させておく。そして、不揮発性記憶部160b内の編集後のテンプレートファイルを選択して転送を行うようにしてもよい。
音声データの入力にあっては、データ供給装置10に音声変換装置を組み込んでおき、声質を変換して録音するようにしてもよい。例えば、人気アニメーションのキャラクターなどの声に変換して録音すると、聞く側にとっては趣があり、楽しいものとなる。
また、電子機器へデータを供給する際に、有効なデータ(例えば、その電子機器で利用可能なデータ)のみを供給するようにしても良い。具体的には、データ供給装置のプラグ110が電子機器のジャック210へ差し込まれたことを契機として、その電子機器で利用可能なデータの種別をデータ供給装置に判別させ、利用可能と判別された種別のデータのみを供給させるとしても良い。また、データ供給装置から供給されてきたデータが自器で利用可能な種別のデータであるか否かを電子機器に判別させ、利用可能であると判別された場合にのみ、そのデータを記憶させるようにしても勿論良い。
更に、データ供給装置から電子機器へ供給するデータはテンプレートファイルに限定されるものではなく、その電子機器で実行可能なアプリケーションプログラムの実行形式ファイルであっても良い。また、アプリケーションプログラムの実行形式ファイルをデータ供給装置から電子機器へ供給する場合には、そのアプリケーションプログラムを実行する際に必要となる各種パラメータを付加データとして上記実行形式ファイルとともに供給するとしても良い。
この場合において、ファイルの形式をユーザ側で選べるように構成してもよい。例えば、楽曲データのファイル形式と同じファイル形式の音声データを選んで編集するなどの処理を行うこともできる。
また、プラグをジャックに差し込んだ後で音声などのデータを録音する場合、転送先が受け入れ可能なファイル形式が自動的に選択されるように構成すると好適である。これは、電子機器20側において、プラグが差し込まれた時点で、自己が受信可能なファイル形式をデータ供給装置10側に送信するように構成すればよい。これにより、データ供給装置10側においては受け入れ可能なファイル形式を事前に知ることができ、編集されるデータについては、そのファイル形式を選択するようにすることができる。
また、複数のテンプレートファイルを連結して保存したり、送信するように構成してもよい。これは連結関係を示す識別子などを、操作部140の操作などによって各テンプレートファイルに付加すれば容易に処理することができる。また、連続して編集された場合や、データの内容から関連するデータであることが識別できる場合などにおいては、自動的に連結関係を付けてもよい。
(D−5:変形例5)
また、上述した各実施形態では、本発明に係るデータ供給装置や電子機器に特有な機能をコンピュータ装置に実現させるためのソフトウェアをそのコンピュータ装置に予め記憶させておく場合について説明した。しかしながら、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)などのコンピュータ装置読み取り可能な記録媒体に上記ソフトウェアを記録させておき、この記録媒体を用いて上記ソフトウェアを一般的なコンピュータ装置にインストールして本発明に係るデータ供給装置や電子機器と同一の機能をそのコンピュータ装置に付与するとしても良いことは勿論である。
(D−6:変形例6)
なお、上記実施形態においては、データ供給装置10のプラグ110が差し込まれるジャック210を備えた電子機器として、予め定められたテンプレートファイルを記憶し、このテンプレートファイルに応じた発音や表示を、ユーザによって設定された時刻に再生する目覚まし時計として説明したが、本発明は目覚まし時計に限らず種々の電子機器に適用することができる。
例えば、データ供給装置10のプラグ110が差し込まれるジャック210を備え、予め定められたテンプレートファイルを記憶し、このテンプレートファイルに応じた楽曲データや音声を、ユーザによって設定されたタイミング(例えば、イグニッションキーを回すタイミング、サイドブレーキのレバーを上げたタイミングなど)に連動して再生する電子機器としてもよい。また、電子機器として、音源装置および記憶手段を備える車両搭載用オーディオ再生装置に適用してもよく、この車両搭載用オーディオ再生装置に記憶されるテンプレートファイルの書き換え、およびその再生タイミングを上記と同様に制御してもよい。
また、上記の変形例における再生タイミング制御は、例えば、IDカードの読取装置と連動させ、IDカードが読取装置の近傍にかざされて読み取られ、個人認証が行われたタイミングにおいて再生を行うようにしてもよい。
また、電子機器を財布に内蔵し、財布が開かれたタイミングにおいてテンプレートファイルの再生を行うようにしてもよい。この場合の財布に内蔵される電子機器には、音源装置、メモリ、小型電池などを設けておけばよい。
以上の種々の適用例において、データ供給装置10のプラグ110を電子機器のジャックへ差し込むこと以外に複雑な操作を行うことなく、電子機器に記憶されているデータを手軽に書き換えたり、新たなデータをその電子機器に記憶させたりすることが可能であり、ユーザによって手軽に楽曲データや音声の再生態様を変更することができる。
本発明の第1実施形態に係るデータ供給装置10と電子機器20とを有する通信システムの一例を示す図である。 同データ供給装置10の構成例を示すブロック図である。 同データ供給装置10の制御部120が実行するデータ供給動作の流れを示すフローチャートである。 同制御部120が表示部に表示させる選択画面の一例を示す図である。 同電子機器20の構成例を示すブロック図である。 同電子機器20の制御部120が実行するデータ書き込み動作の流れを示すフローチャートである。 データ供給装置10から電子機器20へテンプレートファイルを供給する際の進捗具合の報知例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るデータ供給装置70を有する通信システムの構成例を示すブロック図である。 同データ供給装置70の外観を示す図である。 同データ供給装置70の表示部720周辺を拡大した図である。 同データ供給装置70の構成例を示すブロック図である。 同データ供給装置70の制御部120が実行するデータ供給動作の流れを示すフローチャートである。 スイッチ710と表示部720とを有する電子機器の外観を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る電子機器80の外観を示す図である。 電子機器20を熊のぬいぐるみに収納する場合の外観を示す図である。
符号の説明
10、70…データ供給装置、20、80…電子機器、110…プラグ、120…制御部、130、720…表示部、140…操作部、150…無線通信部、160…記憶部、160a…揮発性記憶部、160b…不揮発性記憶部、160c…ROM、170…バス、210…ジャック、250…計時部、260…再生部、710…スイッチ。

Claims (5)

  1. 複数のメディアデータを含むテンプレートファイルが記憶された記憶手段と、
    有線または無線により電子機器と接続されたことを検出する検出手段と、
    前記記憶手段内のテンプレートファイルを指示する第1の操作手段と、
    音声が入力される音声入力手段と、
    音声を記録する記録タイミングを指示する第2の操作手段と、
    前記第1の操作手段によって指示されたテンプレートファイルに含まれているメディア
    データの編集または当該テンプレートデータに含み得るメディアデータの新規作成を促す
    案内を報知する案内手段と、
    前記メディアデータの一つである楽曲データに基づいて自動演奏を行う自動演奏手段と

    前記案内手段による報知に応じて編集データが入力された場合に、編集対象となってい
    るテンプレートファイルに対し前記編集データを反映させる処理を行う編集処理手段と、
    前記電子機器と接続されたことが前記検出手段により検出された場合に、前記編集処理
    手段によって処理が行われたテンプレートファイルを前記電子機器へ出力する供給手段と
    を有し、
    前記編集処理手段は、前記自動演奏手段によって自動演奏がなされているときに、前記
    第2の操作手段による記録タイミングの指示があったときは、前記音声入力手段に入力さ
    れた音声データを編集データとして認識し、この編集データに基づいて前記編集対象とな
    っているテンプレートファイルに含まれているメディアデータの一つである音声データを
    書き換える編集処理またはメディアデータの一つである音声データの新規作成を行い、か
    つ、当該音声データの再生タイミングを記録タイミングの指示に合わせて設定する
    ことを特徴とするデータ供給装置。
  2. 複数のメディアデータを含むテンプレートファイルが記憶された記憶手段と、
    有線または無線により電子機器と接続されたことを検出する検出手段と、
    前記記憶手段内のテンプレートファイルを指示する第1の操作手段と、
    音声が入力される音声入力手段と、
    音声を記録する記録タイミングを指示する第2の操作手段と、
    前記第1の操作手段によって指示されたテンプレートファイルに含まれているメディア
    データの編集または当該テンプレートデータに含み得るメディアデータの新規作成を促す
    案内を報知する案内手段と、
    前記メディアデータの一つである楽曲データに基づいて自動演奏を行う自動演奏手段と

    前記案内手段による報知に応じて編集データが入力された場合に、編集対象となってい
    るテンプレートファイルに対し前記編集データを反映させる処理を行う編集処理手段と、
    前記電子機器と接続されたことが前記検出手段により検出された場合に、前記編集処理
    手段によって処理が行われたテンプレートファイルを前記電子機器へ出力する供給手段と
    を有し、
    前記編集処理手段は、前記自動演奏手段によって自動演奏がなされているときに、前記
    第2の操作手段による記録タイミングの指示があったときは、前記音声入力手段に入力さ
    れた音声データを編集データとして認識し、この編集データを記録タイミングとともに前
    記編集対象となっているテンプレートファイルに関連付ける処理を行い、
    前記供給手段は前記テンプレートファイルとともに、関連付けが行われた編集データを
    前記電子機器へ出力する
    ことを特徴とするデータ供給装置。
  3. 前記編集処理手段は、前記音声データが記録されている期間においては前記楽曲データ
    の音量を小さくするように前記テンプレートファイルを編集することを特徴とする請求項
    1記載のデータ供給装置。
  4. 前記データの出力を開始するか否かをユーザに選択させるスイッチを備え、
    前記供給手段は、
    前記電子機器と接続されたことが前記検出手段により検出され、かつ、前記スイッチに
    より前記データの供給を開始する旨の選択が為されている場合に、前記テンプレートファ
    イルを前記記憶手段から読み出し前記電子機器へ出力する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のデータ供給装置。
  5. プラグを有し、
    前記検出手段は、前記プラグが前記電子機器に設けられたジャックへ差し込まれたこと
    を検出し、
    前記供給手段は、前記編集処理手段によって処理が行われたテンプレートファイルを、
    前記プラグから前記ジャックを介して、前記電子機器へ出力する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のデータ供給装置。
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