JP5986387B2 - 情報処理プログラム、情報処理装置、歌詞表示方法、及び通信システム - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理装置、歌詞表示方法、及び通信システム Download PDF

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本発明は、楽曲の再生と楽曲の歌詞の表示を同期させることが可能な情報処理装置等の技術分野に関する。
従来、携帯端末機が、楽曲データ、歌詞の文字データ、及び歌詞の表示を開始する表示タイミングと歌詞の文字の色変えを開始する同期タイミングを示す情報をサーバから取得し、楽曲データの実行に合わせて表示タイミング及び同期タイミングに従って歌詞の表示及び色変えを行う技術がある。特許文献1に開示された技術では、歌詞を構成する複数のフレーズ(文字データ群)ごとに、表示タイミング及び同期タイミングをサーバ側で設定することが可能である。
特開2007−179057号公報
しかしながら、端末に保存されている楽曲データを用いる場合、同じ楽曲であっても、端末によって保存されている楽曲の再生時間が異なる場合がある。この場合、例えば、ユーザにより楽曲のシーク再生やスキップ再生等の特殊再生が指定されると、楽曲の途中からの再生と、サーバから取得される途中のフレーズの表示とが同期しないことがある。
本発明は、以上の点等に鑑みてなされたものであり、楽曲の途中から再生するときであっても、楽曲の途中からの再生と、途中のフレーズの表示とを同期させることが可能な情報処理プログラム、情報処理装置、歌詞表示方法、及び通信システムを提供する。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の情報処理プログラムの発明は、基準楽曲の再生に従って、楽曲の歌詞を構成する複数のフレーズを、文字ごとに表示するまたは文字ごとに色変えする開始時間を示す歌唱タイミングデータを、フレーズと対応付けて記憶するサーバ装置と通信可能な情報処理装置のコンピュータに、前記情報処理装置の記憶手段に記憶された楽曲のうち、再生が指定された再生楽曲と同一の前記基準楽曲の歌詞の先頭フレーズの先頭の文字の歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第1取得ステップと、前記第1取得ステップにより取得された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータと、前記再生楽曲の歌唱開始時間とから時間ずれを算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出された前記時間ずれを、前記再生楽曲と対応付けて前記記憶手段に記憶させる記憶ステップと、前記再生楽曲の再生開始から再生終了までの途中の時間から再生させる第1の再生位置の指定を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにより前記第1の再生位置の指定が受け付けられたとき、前記記憶ステップにより記憶された前記時間ずれを読み出し、前記指定された第1の再生位置から前記時間ずれを引いて決定される第2の再生位置に対応するフレーズが対応付けられている前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第2取得ステップと、前記受付ステップにより前記第1の再生位置の指定が受け付けられ、指定された前記第1の再生位置から前記再生楽曲が再生されるとき、前記第1の再生位置に対応する前記再生楽曲のフレーズとして、前記第2取得ステップにより取得された前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータに対応付けられたフレーズを表示させる制御ステップと、を実行させることを特徴とする。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、前記情報処理プログラムは、前記コンピュータに、前記指定された第1の再生位置の再生時刻と、前記記憶ステップにより記憶された前記時間ずれとの差により、前記指定された第1の再生位置の再生時刻から前記時間ずれを考慮した再生時刻を示す第2の再生位置を決定する決定ステップを更に実行させ、前記第2取得ステップは、前記決定ステップにより決定される第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報処理プログラムにおいて、前記第2取得ステップは、前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータのフレーズを含む複数の前記フレーズの前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得し、前記制御ステップは、前記受付ステップにより受け付ける前記第1の再生位置に応じて前記楽曲が再生されるとき、前記第2取得ステップにより前記歌唱タイミングデータが取得された複数の前記フレーズを表示させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理プログラムにおいて、前記第2取得ステップは、前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータのフレーズを含む複数の前記フレーズであって、1画面に表示される複数の前記フレーズの前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得し、前記制御ステップは、前記受付ステップにより受け付ける前記第1の再生位置に応じて前記楽曲が再生されるとき、前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータに基づき複数の前記フレーズを表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理プログラムにおいて、前記制御ステップは、前記第2取得ステップにより取得された前記歌唱タイミングデータの前記フレーズに含まれる複数の文字の中で先頭の文字から表示または色変えを開始するとともに、前記先頭の文字の前記開始時間に同期するように、前記算出ステップにより算出される前記時間ずれに従って、前記楽曲を再生させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理プログラムにおいて、前記第2取得ステップは、前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータのフレーズの次のフレーズの前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得し、前記制御ステップは、前記受付ステップにより受け付ける前記第1の再生位置に応じて前記楽曲が再生されるとき、前記第2取得ステップにより前記歌唱タイミングデータが取得された、前記次のフレーズから表示させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、基準楽曲の再生に従って、楽曲の歌詞を構成する複数のフレーズを、文字ごとに表示するまたは文字ごとに色変えする開始時間を示す歌唱タイミングデータを、フレーズと対応付けて記憶するサーバ装置と通信可能な情報処理装置であって、楽曲のデータを記憶する楽曲データ記憶手段と、前記楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲のうち、再生が指定された再生楽曲と同一の前記基準楽曲の歌詞の先頭フレーズの先頭の文字の歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第1取得手段と、前記第1取得手段により取得された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータと、前記再生楽曲の歌唱開始時間とから時間ずれを算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記時間ずれを、前記再生楽曲と対応付けて記憶する時間ずれ記憶手段と、前記再生楽曲の再生開始から再生終了までの途中の時間から再生させる第1の再生位置の指定を受け付ける受付手段と、前記受付手段により前記第1の再生位置の指定が受け付けられたとき、前記時間ずれ記憶手段により記憶された前記時間ずれを読み出し、前記指定された第1の再生位置から前記時間ずれを引いて決定される第2の再生位置に対応するフレーズが対応付けられている前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第2取得手段と、前記受付ステップにより前記第1の再生位置の指定が受け付けられ、前記指定された前記第1の再生位置から前記再生楽曲が再生されるとき、前記第1の再生位置に対応する前記再生楽曲のフレーズとして、前記第2取得手段により取得された前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータに対応付けられたフレーズを表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、基準楽曲の再生に従って、楽曲の歌詞を構成する複数のフレーズを、文字ごとに表示するまたは文字ごとに色変えする開始時間を示す歌唱タイミングデータを、フレーズと対応付けて記憶するサーバ装置と通信可能な情報処理装置により実行される歌詞表示方法であって、前記情報処理装置の記憶手段に記憶された楽曲のうち、再生が指定された再生楽曲と同一の前記基準楽曲の歌詞の先頭フレーズの先頭の文字の歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第1取得ステップと、前記第1取得ステップにより取得された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータと、前記再生楽曲の歌唱開始時間とから時間ずれを算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出された前記時間ずれを、前記再生楽曲と対応付けて前記記憶手段に記憶させる記憶ステップと、前記再生楽曲の再生開始から再生終了までの途中の時間から再生させる第1の再生位置の指定を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにより前記第1の再生位置の指定が受け付けられたとき、前記記憶ステップにより記憶された前記時間ずれを読み出し、前記指定された第1の再生位置から前記時間ずれを引いて決定される第2の再生位置に対応するフレーズが対応付けられている前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第2取得ステップと、前記受付ステップにより前記第1の再生位置の指定が受け付けられ、指定された前記第1の再生位置から前記再生楽曲が再生されるとき、前記第1の再生位置に対応する前記再生楽曲のフレーズとして、前記第2取得ステップにより取得された前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータに対応付けられたフレーズを表示させる制御ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能なサーバ装置とを備える通信システムであって、前記サーバ装置は、基準楽曲の再生に従って、楽曲の歌詞を構成する複数のフレーズを、文字ごとに表示するまたは文字ごとに色変えする開始時間を示す歌唱タイミングデータを、フレーズと対応付けて記憶する第1記憶手段を備え、前記情報処理装置は、楽曲のデータを記憶する第2記憶手段と、前記第2記憶手段に記憶された楽曲のうち、再生が指定された再生楽曲と同一の前記基準楽曲の歌詞の先頭フレーズの先頭の文字の歌唱タイミングデータの要求情報を前記サーバ装置へ送信する第1送信手段と、を備え、前記サーバ装置は、前記情報処理装置から送信された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータの要求情報を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段により受信された前記要求情報に応じて、前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータを前記情報処理装置へ送信する第2送信手段と、を備え、前記情報処理装置は、前記サーバ装置から送信された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータを受信する第2受信手段と、前記第2受信手段により受信された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータと、前記再生楽曲の歌唱開始時間とから時間ずれを算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記時間ずれを、前記再生楽曲と対応付けて記憶する第3記憶手段と、前記再生楽曲の再生開始から再生終了までの途中の時間から再生させる第1の再生位置の指定を受け付ける受付手段と、前記受付手段により前記第1の再生位置の指定が受け付けられたとき、前記第3記憶手段により記憶された前記時間ずれを読み出し、前記時間ずれと前記指定された第1の再生位置とを示す情報を前記サーバ装置へ送信する第3送信手段と、を備え、前記サーバ装置は、前記情報処理装置から送信された前記時間ずれと前記第1の再生位置を示す情報を受信する第3受信手段と、前記第3受信手段により受信された情報が示す前記時間ずれを前記第1の再生位置から引いて、第2の再生位置を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記第2の再生位置に対応するフレーズが対応付けられている前記歌唱タイミングデータを前記情報処理装置へ送信する第4送信手段と、を備え、前記情報処理装置は、前記サーバ装置から送信された前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータを受信する第4受信手段と、前記受付手段により前記第1の再生位置の指定が受け付けられ、指定された前記第1の再生位置から前記再生楽曲が再生されるとき、前記第1の再生位置に対応する前記再生楽曲のフレーズとして、前記第4受信手段により受信された前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータに対応付けられたフレーズを表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1、2、7〜9に記載の発明によれば、楽曲の途中から再生するときであっても、楽曲の途中からの再生と、途中のフレーズの表示とを同期させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第2の再生位置に対応する歌唱タイミングデータのフレーズごとに取得される場合に比べて、通信トラフィックを低減することができ、各フレーズの歌唱タイミングデータの取得待ち時間を短縮することができる。
請求項4に記載の発明によれば、通信トラフィック及びフレーズの歌唱タイミングデータの取得待ち時間を短縮しつつ、必要以上に複数のフレーズの歌唱タイミングデータが取得されることによる通信量を抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、第2の再生位置に対応する歌唱タイミングデータのフレーズ内の途中の文字から色変えされることを防ぐことができる。
請求項6に記載の発明によれば、第2の再生位置に対応する歌唱タイミングデータのフレーズ内の途中の文字から色変えされることを防ぐことができる。
本実施形態の楽曲情報提供システムSの概要構成例を示す図である。 (A)は、端末Tnの概要構成例を示すブロック図である。(B)は、楽曲情報管理サーバSAの概要構成例を示すブロック図である。(C)は、歌詞情報データベース112に登録された情報の一例を示す図である。 端末T1の制御部8における処理の一例を示すフローチャートである。 第2の再生制御処理の詳細を示すフローチャートである。 (A)は、歌い出し調整画面の一例を示す図である。(B)〜(D)は、選曲された楽曲が再生される際に表示部5に表示された内容の一例を示す図である。 楽曲情報管理サーバSAの制御部13における処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下に説明する実施形態は、楽曲情報提供システムに対して、本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.楽曲情報提供システムSの構成及び機能]
始めに、図1等を参照して、本実施形態の楽曲情報提供システムSの構成及び機能について説明する。図1は、本実施形態の楽曲情報提供システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態の楽曲情報提供システムSは、複数の端末Tn(nは1以上の自然数)と、楽曲情報管理サーバSAとを含んで構成されている。楽曲情報提供システムSは、本発明の通信システムの一例である。端末Tnと楽曲情報管理サーバSAとは、通信ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。通信ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、携帯通信網(携帯基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築される。
図2(A)は、端末Tnの概要構成例を示すブロック図である。端末Tnは、本発明の情報処理装置の一例である。端末Tnの例としては、携帯電話機、スマートフォン、またはパーソナルコンピュータ等が挙げられる。図2(A)に示すように、端末Tnは、記憶部1、再生処理部2、スピーカ3、表示処理部4、表示部5、操作部6、携帯無線通信部7、及び制御部8等を備えて構成される。
記憶部1は、例えば、不揮発性半導体メモリ等により構成される。記憶部1には、OS(Operating System)及びカラオケ練習用アプリケーションプログラム等が記憶されている。カラオケ練習用アプリケーションプログラムは、例えば、ユーザがスマートフォンである端末T1を用いてカラオケの練習を行うことができるプログラムである。カラオケ練習用アプリケーションプログラムには、本発明の情報処理プログラムが含まれる。この情報処理プログラムは、コンピュータとしての制御部8に、本発明の各ステップを実行させる。カラオケ練習用アプリケーションプログラムは、所定のサーバから通信ネットワークNWを介してダウンロードされる。或いは、CD−ROM等の記録媒体に記録されてドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。記憶部1には、端末Tnを識別する端末IDが記憶されている。
記憶部1には、ユーザにより取得される楽曲の音声データ(楽曲データ)が記憶保存される。楽曲の音声データに基づいて楽曲の再生が行われる。楽曲の音声データは、例えばMP3(MPEG Audio Layer-3)形式の楽曲ファイルとして保存される。記憶部1には、楽曲の音声データに対応付けられて、楽曲の属性を示す属性情報が記憶される。楽曲の属性情報としては、例えば、楽曲名、歌手(アーティスト)名、及び再生時間等が挙げられる。楽曲の音声データと楽曲の属性情報は、通信ネットワークNW上に設けられた図示外の楽曲配信サイトからダウンロードされる。楽曲データは、CDやメモリカード等から読み込まれてもよい。楽曲に固有の楽曲ID(識別情報)が付与されている場合、楽曲IDが上記属性情報に対応付けられて記憶部1に記憶される。楽曲の属性情報の全部又は一部は、表示部5に表示可能な楽曲リストに登録される。ユーザは楽曲リスト中から再生対象の楽曲を選曲することができる。
記憶部1には、歌詞データ及び歌唱タイミングデータが記憶される。歌詞データ及び歌唱タイミングデータは、それぞれ、楽曲の歌詞を構成する複数のフレーズ毎に分かれている。フレーズは、楽曲の歌詞を表す全ての文字列を所定の区切りで区切ったときの各文字列に相当する。歌詞データは、歌詞のフレーズを示す文字列のデータである。歌唱タイミングデータには、例えば、表示開始タイミングデータ、色変え(色塗り)開始タイミングデータ、及び色変え速度データが含まれる。表示開始タイミングデータは、フレーズを文字ごとに表示する開始時間(以下、「フレーズの表示開始タイミング」という)を示す。フレーズの表示開始タイミングは、例えば、楽曲の再生開始時点からの経過時間で表される。色変え開始タイミングデータは、フレーズを文字ごとに色変えする開始時間(以下、「フレーズの色変え開始タイミング」という)を示す。フレーズの色変え開始タイミングは、楽曲の再生開始時点からの経過時間、又はフレーズの表示開始時点からの経過時間で表される。色変え速度データは、フレーズの色変え速度を示す。フレーズの色変えが行われない場合、歌唱タイミングデータには、色変え開始タイミングデータ及び色変え速度データは含まれなくてもよい。なお、歌詞データ及び歌唱タイミングデータは、通信ネットワークNWを介して楽曲情報管理サーバSAから取得される。
再生処理部2は、制御部8からの制御指令に応じて、楽曲を再生する再生処理を実行する。楽曲の再生には、通常再生と途中再生とがある。通常再生は、楽曲の先頭位置からの再生である。途中再生は、楽曲の途中位置からの再生である。ここで「位置」とは、楽曲の再生開始から再生終了までの時間を示す。途中再生は、例えばユーザからシーク再生やスキップ再生等の指示(以下、「途中再生指示」という)あった場合に行われる。再生処理において、再生処理部2は、記憶部1に記憶された楽曲の音声データを読み込んでデコードし、デコードされた音声データをアナログ音声信号に変換した後、スピーカ3に出力する。
表示処理部4は、制御部8からの制御指令に応じて、楽曲の歌詞データを描画する描画処理を実行する。描画処理により表示部5の画面上に歌詞の各フレーズが文字ごとに表示される。各フレーズの表示開始タイミング、各フレーズの色変え開始タイミング、及び各フレーズの色変え速度は、制御部8により制御される。一つの楽曲の始まりから終わりまでの歌詞の全フレーズが一画面上に表示される表示方式と、一つの楽曲の始まりから終わりまでの歌詞の全フレーズが一部のフレーズ毎に更新されながら画面上に表示される表示方式とがある。後者の表示方式は、楽曲再生の進行に応じて歌詞の例えば数フレーズ毎に表示が切り替えられる。いずれの表示方式で歌詞のフレーズが表示されるかは任意に設定可能であり、どちらの表示方式でも色変え開始タイミングデータ及び色変え速度データによりフレーズの色変えを行うことが可能である。
操作部6は、端末Tnのユーザからの指示を受け付け、この指示に応じた信号を制御部8へ出力する。操作部6は、表示部5における画面上に形成されたタッチパネル方式の操作部でもよい。ユーザは、途中再生指示において、操作部6から、楽曲の再生開始から再生終了までの途中の再生時刻を指定することができる。再生時刻は、楽曲の再生開始から再生終了までの途中の時間を示す再生位置である。携帯無線通信部7は、携帯基地局を介して通信ネットワークNWに接続可能である。端末Tnは、携帯無線通信部7により、携帯基地局及び通信ネットワークNWを介して楽曲情報管理サーバSAへ接続することができる。
制御部8は、CPU、ROM、及びRAM等により構成される。RAMまたは記憶部1は、本発明の記憶手段及び第2記憶手段の一例である。制御部8は、本発明の第1取得手段、第1送信手段、第2受信手段、算出手段、受付手段、第2取得手段、第3送信手段、第4受信手段、及び制御手段の一例である。制御部8は、カラオケ練習用アプリケーションプログラムに従って後述する処理を実行する。この処理において、制御部8は、楽曲の再生時刻に歌唱タイミングデータを楽曲情報管理サーバSAから取得する。制御部8は、ユーザにより指定された再生時刻から楽曲が再生されるとき、再生時刻に対応する楽曲のフレーズを歌唱タイミングデータに基づき表示させる。つまり、制御部8は、表示開始タイミングデータを用いて、歌詞のフレーズの表示開始タイミングを制御する。制御部8は、歌詞のフレーズの色変えを行う場合、色変え開始タイミングデータ及び色変え速度データを用いて、歌詞のフレーズの色変え開始タイミング及びフレーズの色変え速度を制御する。
図2(B)は、楽曲情報管理サーバSAの概要構成例を示すブロック図である。図2(B)に示すように、楽曲情報管理サーバSAは、記憶部11、通信部12、及び制御部13等を備える。楽曲情報管理サーバSAは、通信部12により通信ネットワークNWに接続される。
記憶部11は、例えば、ハードディスク等により構成される。記憶部11には、OS及びサーバ処理プログラム等が記憶される。記憶部11には、楽曲情報管理サーバSAにより管理される楽曲(以下、「基準楽曲」という)に関する情報が記憶される。例えば、記憶部11には、楽曲情報データベース111、及び歌詞情報データベース112が設けられる。楽曲情報データベース111には、例えば、基準楽曲の属性情報と、基準楽曲の歌い出しデータと、楽曲IDとが基準楽曲毎に対応付けられて登録される。基準楽曲の属性情報としては、例えば、楽曲名、歌手(アーティスト)名、作詞者名、作曲者名、再生時間、及び基準楽曲に対応する画像等が挙げられる。基準楽曲の歌い出しデータは、基準楽曲の歌詞の先頭フレーズの先頭の文字の歌唱タイミングデータである。この歌唱タイミングデータは、例えば、基準楽曲の再生開始時点から、無音区間以後の立ち上がりにおいて基準楽曲の所定パートの音声が発生するまでの時間(以下、「歌い出し時間」という)を示すデータである。「基準楽曲の所定パートの音声が発生するまでの時間」とは、例えば、基準楽曲の伴奏音声が発生するまでの時間、または基準楽曲のボーカル音声が発生するまでの時間である。基準楽曲の伴奏音声の発生及び基準楽曲のボーカル音声の発生は、CPU及びユーザが認識しやすい。基準楽曲の歌い出しデータは、基準楽曲の先頭から例えば1フレーズ分の音声データであってもよい。この場合、基準楽曲の先頭から例えば1フレーズ分の音声データから端末Tnの制御部8により歌い出し時間が取得される。或いは、基準楽曲の歌い出しデータは、基準楽曲の先頭から例えば1フレーズ分の音声データから制御部13により算出された歌い出し時間が示されてもよい。
歌詞情報データベース112には、例えば、楽曲IDと、フレーズ番号と、歌詞データと、歌唱タイミングデータと、が基準楽曲毎に対応付けられて登録される。図2(C)は、歌詞情報データベース112に登録された情報の一例を示す図である。図2(C)に示すように、歌詞データ及び歌唱タイミングデータはフレーズ毎に区別されて登録されている。フレーズ番号は、例えば各フレーズに対してフレーズの先頭から順番に付与されるシリアル番号である。図2(C)に示す例では、フレーズ番号1〜4のフレーズの表示開始タイミングは同一になっている。そのため、フレーズ番号1〜4のフレーズは、1画面に表示される。
制御部13は、CPU、ROM、及びRAM等により構成される。RAMまたは記憶部11は、本発明の第1記憶手段の一例である。また、制御部13は、本発明の第1受信手段、第2送信手段、第3受信手段、決定手段、及び第4送信手段の一例である。制御部13は、OS及びサーバ処理プログラムに従って後述する処理を実行する。この処理において、制御部13は、端末Tnからの要求に応じて、基準楽曲の歌い出しデータを、要求した端末Tnへ提供する。さらに、制御部13は、端末Tnからの要求に応じて、楽曲の再生位置に対応する歌詞のフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータを、要求した端末Tnへ提供する。
[2.楽曲情報提供システムSの動作]
次に、本実施形態の楽曲情報提供システムSの動作を説明する。
(端末T1の処理)
先ず、図3等を参照して、本実施形態の端末T1の制御部8が行う処理を説明する。図3は、端末T1の制御部8における処理の一例を示すフローチャートである。図3に示す処理は、端末T1以外の端末Tnにおいても同様に実行されることが可能である。
図3に示す処理は、カラオケ練習用アプリケーションプログラムが起動した場合に開始される。図3に示すステップS1では、カラオケ練習用アプリケーションプログラム(以下、「カラオケ練習用アプリ」という)を終了するか否かが判定される。例えば、ユーザからカラオケ練習用アプリの終了指示があった場合は、カラオケ練習用アプリを終了すると判定され(ステップS1:YES)、図3に示す処理は終了する。カラオケ練習用アプリを終了しないと判定された場合は(ステップS1:NO)、ステップS2へ進む。
ステップS2では、制御部8は、楽曲の再生処理を開始するか否かを判定する。例えば、端末T1のユーザが操作部6を操作して、記憶部1に記憶されている楽曲のうち、所望の楽曲を選曲し、再生指示が行われると(再生が指定されると)、再生処理を開始すると判定される。楽曲の選曲は、例えば楽曲リスト中から楽曲の属性情報を選択することにより行われる。楽曲の再生処理を開始すると判定された場合は(ステップS2:YES)、ステップS3へ進む。楽曲の再生処理を開始しないと判定された場合は(ステップS2:NO)、ステップS1へ戻る。
ステップS3では、制御部8は、再生が指定された楽曲(以下、「再生楽曲」という)に楽曲IDが付与されているか否かを判定する。例えば、楽曲リストにおいて、再生楽曲の属性情報に対応付けられて楽曲IDが登録されているか否かが判定される。再生楽曲に楽曲IDが付与されていると判定された場合は(ステップS3:YES)、ステップS10へ進む。再生楽曲に楽曲IDが付与されていないと判定された場合は(ステップS3:NO)、ステップS4へ進む。
ステップS4では、制御部8は、再生楽曲の属性情報中に、楽曲名及びアーティスト名等の楽曲を特定可能な情報が含まれているか否かを判定する。再生楽曲の属性情報中に楽曲を特定可能な情報が含まれていると判定された場合は(ステップS4:YES)、ステップS5へ進む。再生楽曲の属性情報中に楽曲を特定可能な情報が含まれていないと判定された場合は(ステップS4:NO)、ステップS8へ進む。
ステップS5では、制御部8は、楽曲IDの要求を示す要求情報(以下、「楽曲IDの要求」という)を楽曲情報管理サーバSAへ送信する。楽曲IDの要求には、楽曲を特定可能な情報が付加される。制御部8は、楽曲IDの要求に応じて、後述するステップS24で楽曲情報管理サーバSAから送信された楽曲IDが受信されたか否かを判定する(ステップS6)。制御部8は、楽曲IDが受信されたと判定した場合は(ステップS6:YES)、この楽曲IDを取得して、ステップS7へ進む。制御部8は、楽曲IDが受信されないと判定した場合は(ステップS6:NO)、ステップS8へ進む。例えば、楽曲IDの受信が楽曲IDの要求から所定時間ない場合、または対象の楽曲IDがないことを示す情報が受信された場合は、楽曲IDが受信されないと判定される。
ステップS7では、制御部8は、再生楽曲に対して、取得された楽曲IDを付与し、ステップS10へ進む。これにより、例えば、取得された楽曲IDが再生楽曲の属性情報に対応付けられて楽曲リストに登録される。ステップS8では、制御部8は、第1の再生制御処理を行う。第1の再生制御処理は、歌詞を表示させずに再生楽曲を再生させる処理である。ステップS9では、制御部8は、楽曲の再生を終了するか否かを判定する。例えば、ユーザから再生終了指示があった場合は、楽曲の再生を終了すると判定され(ステップS9:YES)、ステップS1へ戻る。楽曲の再生が終了すると判定された場合は(ステップS9:NO)、ステップS8へ戻る。なお、楽曲情報管理サーバSAから楽曲IDを取得できなかった場合は、ユーザが操作部6から楽曲IDを入力してもよい。この場合、ユーザにより入力された楽曲IDが、再生楽曲に付与され、ステップS10へ進む。
ステップS10では、制御部8は、過去に算出された時間ずれαが、楽曲IDに対応付けられて記憶部1に記憶されているか否かを判定する。時間ずれαは、再生楽曲の歌い出し時間(以下、「第1の歌い出し時間」という)と、再生楽曲と同一の基準楽曲の歌い出し時間(以下、「第2の歌い出し時間」という)との差を示す。第1の歌い出し時間は、再生楽曲の歌唱開始時間の一例である。再生楽曲と基準楽曲とが同一とは、例えば、楽曲の属性情報の少なくともの一部が同一であればよい。属性情報の少なくともの一部とは、楽曲名、歌手名、作詞者名、作曲者名、再生時間、及び楽曲に対応する画像等のうち、例えば、楽曲名及び歌手名である。第1の歌い出し時間は、記憶部1に記憶された音声データから得られる。第2の歌い出し時間は、楽曲情報管理サーバSAから取得された歌い出しデータから得られる。
制御部8は、時間ずれαが再生楽曲の楽曲IDに対応付けられて記憶部1に記憶されていると判定した場合は(ステップS10:YES)、ステップS16へ進む。制御部8は、時間ずれαが記憶部1に記憶されていないと判定した場合は(ステップS10:NO)、ステップS11へ進む。
ステップS11では、制御部8は、再生楽曲と同一の基準楽曲の歌い出しデータの要求を示す要求情報(以下、「歌い出しデータの要求」という)を楽曲情報管理サーバSAへ送信する。歌い出しデータの要求には、例えば再生楽曲の楽曲IDが付加される。歌い出しデータの要求には、楽曲IDに代えて、楽曲名及びアーティスト名等の楽曲を特定可能な情報が付加されるように構成してもよい。制御部8は、歌い出しデータの要求に応じて、後述するステップS28で楽曲情報管理サーバSAから送信された歌い出しデータを受信する(ステップS12)。これにより、歌い出しデータが制御部8により取得されると、ステップS13に進む。
ステップS13では、制御部8は、楽曲の歌い出し調整画面を表示部5に表示する。図5(A)は、歌い出し調整画面の一例を示す図である。図5(A)に示す歌い出し調整画面には、再生ボタン101、指定ボタン102、調整ボタン103、及び完了ボタン104等が設けられている。制御部8は、ステップS14に示す「歌い出し時間取得処理」において、歌い出し調整画面を通じてユーザにより指定された第1の歌い出し時間と第2の歌い出し時間を取得する。例えば、ユーザは操作部6を操作して、再生ボタン101を選択すると、再生楽曲の音声データに基づき再生楽曲の再生が開始される。次に、ユーザは操作部6を操作して、再生楽曲の歌い出しのタイミングで指定ボタン102を選択すると、第1の歌い出し時間が指定される。この楽曲の歌い出しのタイミングとは、例えば、楽曲の伴奏音声、又は楽曲のボーカル音声がスピーカ3から拡声されるタンミングである。このように指定された第1の歌い出し時間は、調整ボタン103により所定秒長く又は短く調整することができる。次に、ユーザは操作部6を操作して、完了ボタン104を選択すると、第1の歌い出し時間が制御部8により取得される。第1の歌い出し時間の指定が完了した後、ユーザは操作部6を操作して、再生ボタン101を選択すると、ステップS12で取得された歌い出しデータが示す音声データに基づき基準楽曲の再生が開始される。次に、ユーザは操作部6を操作して、基準楽曲の歌い出しのタイミングで指定ボタン102を選択すると、第2の歌い出し時間が指定される。この選択のタイミングは、再生楽曲の音声データに基づき再生楽曲の再生が行われたときと同様のタイミングである。このように指定された第2の歌い出し時間は、第1の歌い出し時間と同様、調整ボタン103により所定秒長く又は短く調整することができる。次に、ユーザは操作部6を操作して、完了ボタン104を選択すると、第2の歌い出し時間が制御部8により取得される。
なお、ステップS14の処理では、ユーザが手動で第1の歌い出し時間及び第2の歌い出し時間を指定するように構成したが、別の例として、第1の歌い出し時間及び第2の歌い出し時間がCPUにより算出されるように構成してもよい。この場合、第1の歌い出し時間は、再生楽曲の音声データに基づき、再生楽曲の再生開始時点から、無音区間以後の立ち上がりにおいて再生楽曲の所定パートの音声が発生するまでの時間が制御部8により算出されることで取得される。一方、第2の歌い出し時間は、楽曲情報管理サーバSAの記憶部11に記憶された所定フレーズ分の音声データに基づき、基準楽曲の再生開始時点から、無音区間以後の立ち上がりにおいて基準楽曲の所定パートの音声が発生するまでの時間が制御部13により算出される。算出された第2の歌い出し時間は、ステップS12で楽曲情報管理サーバSAから取得される歌い出しデータに示される。基準楽曲の所定パートの音声が発生するまでの時間として、基準楽曲の伴奏音声が発生するまでの時間が算出される場合、例えば、基準楽曲の伴奏音声発生をCPUにより検出できる程度の音量レベルに設定される。また、この音量レベルは、発生し得るノイズ音の最大値+マージンを見込んだ値に設定される。
ステップS15では、制御部8は、第1の歌い出し時間と第2の歌い出し時間との差から時間ずれαを算出する。言い換えれば、基準楽曲の歌詞の先頭フレーズの先頭の文字の歌唱タイミングデータと、再生楽曲の歌唱開始時間とから時間ずれが算出される。算出された時間ずれαは、再生楽曲の楽曲IDに対応付けられて記憶部1に記憶される。時間ずれαは、プラスの値又はマイナスの値で表される。時間ずれα算出処理が終了すると、ステップS16へ進む。
ステップS16では、制御部8は、第2の再生制御処理を行う。第2の再生制御処理は、歌詞の表示と同期させながら楽曲を再生させる処理である。図4は、第2の再生制御処理の詳細を示すフローチャートである。図5(B)〜(D)は、再生楽曲が再生される際に表示部5に表示された内容の一例を示す図である。図4に示すステップS160では、制御部8は、ユーザから途中再生指示があったか否かを判定する。例えば、ユーザは、操作部6を操作して、図5(B)に示すように、表示部5に表示されたタイムラインバー111上でシークバー112を移動させて再生時刻tを指定することでシーク再生指示を行う。再生時刻tは、再生楽曲の再生開始から再生終了までの途中の時間から再生させる第1の再生位置の一例である。
制御部8は、ユーザから途中再生指示があったと判定した場合は(ステップS160:YES)、再生時刻tの指定を受け付け、ステップS162へ進む。制御部8は、ユーザから途中再生指示がないと判定した場合は(ステップS160:NO)、再生時刻t=0とし、再生処理部2へ制御指令を与えることで、再生楽曲の再生を再生時刻tから開始させる(ステップS161)。
ステップS162では、制御部8は、再生楽曲の再生時刻を「t」までシフトさせ、再生処理部2へ制御指令を与えることで、再生楽曲の再生を再生時刻tから開始させる。ステップS163では、制御部8は、再生楽曲の楽曲IDに対応付けられて記憶されている時間ずれαを取得し、ステップS164へ進む。
ステップS164では、制御部8は、再生時刻tと時間ずれαとに基づいて、再生時刻tから時間ずれαを考慮した再生時刻Tを決定し、ステップS165へ進む。再生時刻Tは、第2の再生位置の一例である。例えば、再生時刻Tは「T=t−α」で算出される。なお、再生時刻Tがマイナスの値になる場合、再生時刻T=0に決定される。
ステップS165では、制御部8は、ステップS164で決定された再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータ、及び歌唱タイミングデータのフレーズの歌詞データが、再生楽曲の楽曲IDに対応付けられて記憶部1に記憶されているか否かを判定する。歌唱タイミングデータのフレーズとは、歌唱タイミングデータが対応付けられたフレーズ番号に対応するフレーズである。再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズは、表示対象のフレーズである。制御部8は、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータ、及び歌唱タイミングデータのフレーズの歌詞データが記憶されていると判定した場合は(ステップS165:YES)、ステップS168へ進む。制御部8は、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータ、及び歌唱タイミングデータのフレーズの歌詞データが記憶されていないと判定した場合は(ステップS165:NO)、ステップS166へ進む。
ステップS166では、制御部8は、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータ、及び歌唱タイミングデータのフレーズの歌詞データの要求を示す要求情報(以下、「歌詞データ等の要求」という)を楽曲情報管理サーバSAへ送信する。歌詞データ等の要求には、例えば再生楽曲の楽曲IDと、再生時刻Tと、端末T1の識別情報とが付加される。端末T1の識別情報は、例えば、端末T1に割り当てられたIPアドレス、又はSIM番号、端末識別子(SIMに関係なく端末ごとに一意に割り当てられている値)などである。歌詞データ等の要求には、楽曲IDに代えて、楽曲名及びアーティスト名等の楽曲を特定可能な情報が付加されるように構成してもよい。
制御部8は、歌詞データ等の要求に応じて、後述するステップS34で楽曲情報管理サーバSAから送信された歌詞データ及び歌唱タイミングデータを受信し(ステップS167)、ステップS168へ進む。受信された歌詞データ及び歌唱タイミングデータには、フレーズ番号が付加されている。受信された歌詞データ及び歌唱タイミングデータは、フレーズ番号、及び楽曲IDに対応付けられて記憶部1に記憶される。
ステップS168では、制御部8は、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータ、及び歌唱タイミングデータのフレーズの歌詞データを、ステップS167で受信されたデータ又は記憶部1から取得し、ステップS169へ進む。再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズとして、例えば、以下の(i)又は(ii)に示すフレーズが設定される

(i)表示開始タイミングst1が再生時刻T以下で、かつst1の値が全フレーズ中最も大きい
フレーズ
(ii)色変え開始タイミングst2が再生時刻T以下で、かつst2の値が全フレーズ中最も大きいフレーズ
図2(C)に示す例の場合、(i)に示すフレーズは、1画面(同一画面)に表示される
複数のフレーズである。例えば、「ある日」、「森の中」、「くまさんに」、及び「出会った」の4つのフレーズが該当する。図2(C)に示す例の場合、(ii)に示すフレーズは、1つのフレーズである。例えば、「ある日」のフレーズが該当する。(i)と(ii)に示すフレーズの中のどのフレーズを、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズとするかは、例えば、カラオケ練習用アプリ、又はサーバ処理プログラムで設定される。楽曲情報管理サーバSAから取得される歌唱タイミングデータ及び歌詞データを、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータ、及び歌唱タイミングデータのフレーズの歌詞データに制限する構成によれば、必要以上に多くのフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータが取得されることによる通信量を抑えることができる。さらに、この構成によれば、ユーザが例えばカラオケ練習のために楽曲の途中の部分から歌唱したい場合に、歌詞データ及び歌唱タイミングデータの全てをダウンロードしなくても、ユーザはただちにその部分から歌い始めることができる。そのため、ユーザの待ち時間を短縮することができる。また、楽曲情報管理サーバSAから取得される歌詞データ及び歌唱タイミングデータを、1画面に表示される複数のフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータに制限する構成によれば、1つのフレーズごとに歌詞データ及び歌唱タイミングデータが取得される構成に比べて、通信トラフィック及び歌詞データ等の取得待ち時間を短縮することができる。さらに、この構成によれば、1画面上に複数のフレーズが表示されることになるので、例えば再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズ部分のカラオケ練習を行うユーザは、そのフレーズの前後のフレーズも見ることができ、その結果、ユーザに歌いやすくさせることができる。
別の例として、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズを含む複数のフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータが楽曲情報管理サーバSAから取得されるように構成してもよい。複数のフレーズには、例えば、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの前の1以上のフレーズと、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの後(次以降)の1以上のフレーズとの少なくとも何れか一方が含まれる。前のフレーズは、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズよりも順番が前のフレーズである。言い換えれば、フレーズ番号が小さいフレーズである。後のフレーズは、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズよりも順番が後のフレーズである。言い換えれば、フレーズ番号が大きいフレーズである。再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズを含む複数のフレーズとして、1画面に表示される複数のフレーズとしてもよい。例えば、図2(C)に示す例の場合、「くまさんに」が上記(ii)に示すフレーズであるとすると、このフレーズを含む複数のフレーズには、「ある日」、「森の中」、「くまさんに」、及び「出会った」の4つのフレーズが該当する。この構成によれば、1画面上に複数のフレーズが表示されることになるので、例えば再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズ部分のカラオケ練習を行うユーザは、そのフレーズの前後のフレーズも見ることができ、その結果、ユーザに歌い易くさせることができる。
ステップS169では、制御部8は、表示処理部4へ制御指令を与えることで、指定された再生時刻tから再生楽曲が再生されるとき、再生位置tに対応する再生楽曲のフレーズを、ステップS168で取得された、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータに基づき表示させる。具体的には、制御部8は、歌詞データを表示処理部4へ送り、再生時刻Tに対応する表示開始タイミングデータが示す表示開始タイミングでフレーズを表示させ、再生時刻Tに対応する色変え開始タイミングデータが示すフレーズの色変え開始タイミングでフレーズの色変えを開始させる。さらに、制御部8は、色変え速度データが示す色変え速度に基づいてフレーズの色変えを行わせる。
図2(C)に示す場合において、再生時刻Tが「0:11:50」であるとすると、上記(i)又は(ii)に示すフレーズは、歌詞データの取得時点で既に表示開始タイミングが過ぎているため、直ちに表示される。(i)に示すフレーズは、「ある日」、「森の中」、「くまさん
に」、及び「出会った」の4つのフレーズとなり、(ii)に示すフレーズは、「ある日」のフレーズとなる。この場合、「ある日」のフレーズは、歌詞データの取得時点で既に色変え開始タイミングが過ぎているため、色変え開始タイミングからの経過時間が計算されることで、色変え途中から表示される。例えば、図5(C)に示すように、フレーズの「ある」の文字が色変え後の状態で表示され、且つ「日」の文字が色変え前の状態で表示される。これにより、フレーズの途中でも、ユーザにより指定された再生時刻の文字から色変え表示を開始することができる。
ただし、ユーザがフレーズに含まれる複数の文字の途中から歌い始める可能性は低いことから、別の例として、再生時刻tに応じて再生楽曲が再生されるとき、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの次のフレーズから表示を開始させるように構成してもよい。この構成によれば、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの内の途中の文字から色変えされることを防ぐことができる。そのため、ユーザは、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの次のフレーズからスムーズに歌い始めることができる。この場合、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの次のフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータが楽曲情報管理サーバSAから取得されるように構成すればよい。再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの次のフレーズとは、例えば、表示開始タイミングst1が再生時刻Tより大きくかつst1の値が全フレーズ中最も小さいフレーズ、または色変え開始タイミングst2が再生時刻Tより
大きくかつst2の値が全フレーズ中最も小さいフレーズである。
さらに別の例として、フレーズに含まれる複数の文字の途中から色変えを開始するのではなく、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズに含まれる複数の文字の中で先頭の文字に戻って先頭の文字から色変えを開始するように構成してもよい。この場合、制御部8は、歌唱タイミングデータのフレーズに含まれる複数の文字の中で先頭の文字から表示または色変えを開始するとともに、先頭の文字の表示または色変えの開始時間に同期するように、時間ずれαに従って、再生楽曲を再生させる。例えば、制御部8は、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの色変え開始タイミングからの経過時間を計算する。次に、制御部8は、図5(D)に示すように、楽曲の現在の再生時刻を起点として上記計算された経過時間遡った再生時刻から楽曲の再生を開始させる。この構成によれば、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズ内の途中の文字から色変えされることを防ぐことができる。そのため、ユーザは、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの先頭からスムーズに歌い始めることができる。フレーズの先頭に自動的に色変えを開始させるかどうかは、ユーザに選択させるように構成してもよい。
ステップS170では、制御部8は、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの次に表示させるフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータの取得契機になったか否かを判定する。取得契機は、例えば、画面上に表示されているフレーズの中で、最後に色変えが行われるフレーズの色変え完了時刻から所定時間前の時刻である。図2(C)に示す例の場合、(i)に示すフレーズの次に表示させるフレーズは、次の1画面に表示される複数のフレーズである。例えば、「ある日」、「森の中」、「くまさんに」、及び「出会った」の4つのフレーズの次に表示させるフレーズには、「花咲く」及び「森の道」等のフレーズが該当する。図2(C)に示す例の場合、(ii)に示すフレーズの次に表示させるフレーズは、(ii)に示すフレーズが表示されている画面にこれから表示される1つのフレーズである。例えば、「ある日」のフレーズの次に表示させるフレーズには、「森の中」のフレーズが該当する。この場合、「森の中」のフレーズ、歌詞データの取得時点で既に表示開始タイミングが過ぎているため、直ちに表示される。
制御部8は、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの次に表示させるフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータの取得契機になったと判定した場合は(ステップS170:YES)、ステップS171へ進む。制御部8は、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの次に表示させるフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータの取得契機になっていないと判定した場合は(ステップS170:NO)、ステップS176へ進む。
ステップS171では、次に表示させるフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータが、再生楽曲の楽曲IDに対応付けられて記憶部1に記憶されているか否かを判定する。制御部8は、次に表示させるフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータが記憶されていると判定した場合は(ステップS171:YES)、ステップS174へ進む。制御部8は、次に表示させるフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータが記憶されていないと判定した場合は(ステップS171:NO)、ステップS172へ進む。
ステップS172では、制御部8は、次に表示させるフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータの要求を示す要求情報(以下、「歌詞データ等の要求」という)を楽曲情報管理サーバSAへ送信する。歌詞データ等の要求には、例えば再生楽曲の楽曲IDと、次に表示させるフレーズの直前に表示されているフレーズのフレーズ番号とが付加される。歌詞データ等の要求には、楽曲IDに代えて、楽曲名及びアーティスト名等の楽曲を特定可能な情報が付加されるように構成してもよい。
制御部8は、歌詞データ等の要求に応じて、後述するステップS34で楽曲情報管理サーバSAから送信された歌詞データ及び歌唱タイミングデータを受信し(ステップS173)、ステップS174へ進む。受信された歌詞データ及び歌唱タイミングデータには、フレーズ番号が付加されている。受信された歌詞データ及び歌唱タイミングデータは、フレーズ番号、及び楽曲IDに対応付けられて記憶部1に記憶される。
ステップS174では、制御部8は、次に表示させるフレーズの歌詞データ及び歌唱タイミングデータを、ステップS173で受信されたデータ又は記憶部1から取得し、ステップS175へ進む。ステップS175では、制御部8は、ステップS169と同様、表示処理部4へ制御指令を与えることで、再生楽曲の再生が再生されるとき、次に表示させるフレーズを、再生位置Tに対応する歌唱タイミングデータに基づき表示させる。
ステップS176では、制御部8は、ユーザから途中再生指示があったか否かを判定する。制御部8は、ユーザから途中再生指示があったと判定した場合は(ステップS176:YES)、再生時刻tの指定を受け付け、ステップS162に戻り、上記と同様の処理を行う。制御部8は、ユーザから途中再生指示がないと判定した場合は(ステップS176:NO)、ステップS177へ進む。
ステップS177では、楽曲の再生を終了するか否かを判定する。例えば、ユーザから再生終了指示があった場合は、楽曲の再生を終了すると判定され(ステップS177:YES)、ステップS1へ戻る。制御部8は、ユーザから途中再生指示がないと判定した場合は(ステップS177:NO)、ステップS170に戻る。
(楽曲情報管理サーバSAの処理)
次に、図6を参照して、本実施形態の楽曲情報管理サーバSAの制御部13が行う処理を説明する。図6は、楽曲情報管理サーバSAの制御部13における処理の一例を示すフローチャートである。図6に示す処理は、楽曲情報管理サーバSAの電源ONにより開始される。図6に示すステップS21では、制御部13は、端末Tnから楽曲IDの要求を受信したか否かを判定する。制御部13は、楽曲IDの要求を受信したと判定した場合は(ステップS21:YES)、ステップS22へ進む。制御部13は、楽曲IDの要求を受信していないと判定した場合は(ステップS21:NO)、ステップS26へ進む。
ステップS22では、制御部13は、受信された楽曲IDの要求から楽曲を特定可能な情報を取得する。次いで、制御部13は、取得した楽曲を特定可能な情報に対応付けられた楽曲IDが、楽曲情報データベース111に登録されているか否かを判定する(ステップS23)。制御部13は、楽曲を特定可能な情報に対応付けられた楽曲IDが登録されていると判定した場合は(ステップS23:YES)、楽曲情報データベース111から楽曲IDを取得し、取得した楽曲IDを要求元の端末Tnへ送信する(ステップS24)。制御部13は、楽曲を特定可能な情報に対応付けられた楽曲IDが登録されていないと判定した場合は(ステップS23:NO)、対象の楽曲IDが無いことを示す情報を要求元の端末Tnへ送信する(ステップS25)。
ステップS26では、制御部13は、端末Tnから歌い出しデータの要求を受信したか否かを判定する。制御部13は、歌い出しデータの要求を受信したと判定した場合は(ステップS26:YES)、ステップS27へ進む。制御部13は、歌い出しデータの要求を受信していないと判定した場合は(ステップS26:NO)、ステップS29へ進む。
ステップS27では、制御部13は、受信された歌い出しデータの要求から楽曲IDを取得する。次いで、制御部13は、取得した楽曲IDに対応付けられた歌い出しデータを楽曲情報データベース111から取得し、取得した歌い出しデータを要求元の端末Tnへ送信する(ステップS28)。受信された歌い出しデータの要求に楽曲を特定可能な情報が付加されている場合、楽曲を特定可能な情報に対応付けられた歌い出しデータが要求元の端末Tnへ送信される。
ステップS29では、制御部13は、端末Tnから歌詞データ等の要求を受信したか否かを判定する。制御部13は、歌詞データ等の要求を受信したと判定した場合は(ステップS29:YES)、ステップS30へ進む。制御部13は、歌詞データ等の要求を受信していないと判定した場合は(ステップS29:NO)、ステップS35へ進む。
ステップS30では、制御部13は、受信された歌詞データ等の要求から楽曲IDと、再生時刻T又はフレーズ番号とを取得する。歌詞データ等の要求から再生時刻Tが取得された場合、制御部13は、取得した楽曲IDに対応付けられた歌詞データ及び歌唱タイミングデータの中で、取得した再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータ、歌唱タイミングデータのフレーズの歌詞データ、及びフレーズ番号を歌詞情報データベース112から取得する(ステップS31)。例えば、図2(C)に示す場合において、再生時刻Tが「0:11:50」であるとすると、上述したように、「ある日」、「森の中」、「くまさんに」、及び「出会った」の4つのフレーズ、又は「ある日」のフレーズの歌詞データ、歌唱タイミングデータ、及びフレーズ番号が取得される。或いは、制御部13は、取得した再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズを含む複数のフレーズの歌詞データ、歌唱タイミングデータ及びフレーズ番号を歌詞情報データベース112から取得するように構成してもよい。或いは、制御部13は、取得した再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータのフレーズの次のフレーズの歌詞データ、歌唱タイミングデータ、及びフレーズ番号を歌詞情報データベース112から取得するように構成してもよい。
一方、歌詞データ等の要求からフレーズ番号が取得された場合、制御部13は、取得した楽曲IDに対応付けられた歌詞データ及び歌唱タイミングデータの中で、取得したフレーズ番号の次のフレーズ番号に対応する1又は複数のフレーズの歌詞データ、歌唱タイミングデータ、及びフレーズ番号を歌詞情報データベース112から取得する(ステップS31)。
なお、フレーズの色変えが行われる場合、取得される歌唱タイミングデータには、表示開始タイミングデータ、色変え開始タイミングデータ、及び色変え速度データが含まれる。フレーズの色変えが行われない場合、取得される歌唱タイミングデータには、表示開始タイミングデータが含まれるが、色変え開始タイミングデータ及び色変え速度データは含まれなくてもよい。
ステップS32では、制御部13は、ステップS30で取得した楽曲IDに対する歌詞データ等の要求が初めてであるか否かを判定する。歌詞データ等の要求が初めてであるかどうかは、例えば、歌詞データ等の要求に付加された端末Tnの識別情報が、以前に受信された歌詞データ等の要求に付加された識別情報と一致するか否かにより判断される。制御部13は、歌詞データ等の要求が初めてであると判定した場合は(ステップS32:YES)、ステップS30で取得した楽曲IDに対応付けられた属性情報を楽曲情報データベース111から取得し(ステップS33)、ステップS34へ進む。制御部13は、歌詞データ等の要求が初めてでないと判定した場合は(ステップS32:NO)、ステップS34へ進む。
ステップS34では、制御部13は、取得した歌詞データ、歌唱タイミングデータ、及びフレーズ番号を要求元の端末Tnへ送信する。ステップS33で楽曲の属性情報が取得された場合、歌詞データ、歌唱タイミングデータ、フレーズ番号、及び楽曲の属性情報が要求元の端末Tnへ送信される。要求元の端末Tnへ送信された属性情報は表示部2に表示される。
ステップS35では、制御部13は、電源OFF指示があったか否かを判定する。電源OFF指示があったと判定された場合は(ステップS35:YES)、図6に示す処理は終了する。終了指示がないと判定された場合は(ステップS35:NO)、ステップS21に戻る。
以上説明したように、上記実施形態によれば、端末Tnの制御部8は、端末Tnの記憶部1に記憶されている楽曲のうち、再生が指定された再生楽曲の歌い出し時間と、楽曲情報管理サーバSAにより管理される基準楽曲の歌い出し時間との時間ずれを算出し、楽曲の再生開始から再生終了までの途中の再生時刻tの指定を受け付ける。端末Tnの制御部8は、算出された時間ずれと指定された再生時刻tとに基づいて決定される再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータを楽曲情報管理サーバSAから取得する。そして、端末Tnの制御部8は、指定された再生時刻tから再生楽曲が再生されるとき、再生時刻tに対応する再生楽曲のフレーズを、再生時刻Tに対応する歌唱タイミングデータに基づき表示させるように構成した。そのため、ある楽曲の歌い出し時間が端末Tnと楽曲情報管理サーバSAとで異なる場合において、楽曲の途中から再生するときであっても、楽曲の途中からの再生と、途中のフレーズの表示とを同期させることができる。また、ユーザは、特定の部分フレーズの開始から歌い始めることができる。
なお、上記実施形態では、端末Tnの制御部8が、上記ステップS164において、再生時刻tと時間ずれαとに基づいて再生時刻Tを決定するように構成した。別の例として、楽曲情報管理サーバSAの制御部13が、再生時刻tと時間ずれαとに基づいて再生時刻Tを決定するように構成してもよい。この場合、端末Tnが、上記ステップS166において楽曲情報管理サーバSAへ送信する歌詞データ等の要求には、楽曲の再生時刻Tの代わりに、楽曲の再生時刻tと時間ずれαが付加される。
1 記憶部
2 再生処理部
3 スピーカ
7 携帯無線通信部
8 制御部
11 記憶部
12 通信部
13 制御部
Tn 端末
SA 楽曲情報管理サーバ
S 楽曲情報提供システム

Claims (9)

  1. 基準楽曲の再生に従って、楽曲の歌詞を構成する複数のフレーズを、文字ごとに表示するまたは文字ごとに色変えする開始時間を示す歌唱タイミングデータを、フレーズと対応付けて記憶するサーバ装置と通信可能な情報処理装置のコンピュータに、
    前記情報処理装置の記憶手段に記憶された楽曲のうち、再生が指定された再生楽曲と同一の前記基準楽曲の歌詞の先頭フレーズの先頭の文字の歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップにより取得された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータと、前記再生楽曲の歌唱開始時間とから時間ずれを算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにより算出された前記時間ずれを、前記再生楽曲と対応付けて前記記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
    前記再生楽曲の再生開始から再生終了までの途中の時間から再生させる第1の再生位置の指定を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより前記第1の再生位置の指定が受け付けられたとき、前記記憶ステップにより記憶された前記時間ずれを読み出し、前記指定された第1の再生位置から前記時間ずれを引いて決定される第2の再生位置に対応するフレーズが対応付けられている前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第2取得ステップと、
    前記受付ステップにより前記第1の再生位置の指定が受け付けられ、指定された前記第1の再生位置から前記再生楽曲が再生されるとき、前記第1の再生位置に対応する前記再生楽曲のフレーズとして、前記第2取得ステップにより取得された前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータに対応付けられたフレーズを表示させる制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 前記情報処理プログラムは、前記コンピュータに、
    前記指定された第1の再生位置の再生時刻と、前記記憶ステップにより記憶された前記時間ずれとの差により、前記指定された第1の再生位置の再生時刻から前記時間ずれを考慮した再生時刻を示す第2の再生位置を決定する決定ステップを更に実行させ、
    前記第2取得ステップは、前記決定ステップにより決定される第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 前記第2取得ステップは、前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータのフレーズを含む複数の前記フレーズの前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得し、
    前記制御ステップは、前記受付ステップにより受け付ける前記第1の再生位置に応じて前記楽曲が再生されるとき、前記第2取得ステップにより前記歌唱タイミングデータが取得された複数の前記フレーズを表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記第2取得ステップは、前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータのフレーズを含む複数の前記フレーズであって、1画面に表示される複数の前記フレーズの前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得し、
    前記制御ステップは、前記受付ステップにより受け付ける前記第1の再生位置に応じて前記楽曲が再生されるとき、前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータに基づき複数の前記フレーズを表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理プログラム。
  5. 前記制御ステップは、前記第2取得ステップにより取得された前記歌唱タイミングデータの前記フレーズに含まれる複数の文字の中で先頭の文字から表示または色変えを開始するとともに、前記先頭の文字の前記開始時間に同期するように、前記算出ステップにより算出される前記時間ずれに従って、前記楽曲を再生させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理プログラム。
  6. 前記第2取得ステップは、前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータのフレーズの次のフレーズの前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得し、
    前記制御ステップは、前記受付ステップにより受け付ける前記第1の再生位置に応じて前記楽曲が再生されるとき、前記第2取得ステップにより前記歌唱タイミングデータが取得された、前記次のフレーズから表示させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理プログラム。
  7. 基準楽曲の再生に従って、楽曲の歌詞を構成する複数のフレーズを、文字ごとに表示するまたは文字ごとに色変えする開始時間を示す歌唱タイミングデータを、フレーズと対応付けて記憶するサーバ装置と通信可能な情報処理装置であって、
    楽曲のデータを記憶する楽曲データ記憶手段と、
    前記楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲のうち、再生が指定された再生楽曲と同一の前記基準楽曲の歌詞の先頭フレーズの先頭の文字の歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段により取得された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータと、前記再生楽曲の歌唱開始時間とから時間ずれを算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記時間ずれを、前記再生楽曲と対応付けて記憶する時間ずれ記憶手段と、
    前記再生楽曲の再生開始から再生終了までの途中の時間から再生させる第1の再生位置の指定を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により前記第1の再生位置の指定が受け付けられたとき、前記時間ずれ記憶手段により記憶された前記時間ずれを読み出し、前記指定された第1の再生位置から前記時間ずれを引いて決定される第2の再生位置に対応するフレーズが対応付けられている前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第2取得手段と、
    前記受付ステップにより前記第1の再生位置の指定が受け付けられ、前記指定された前記第1の再生位置から前記再生楽曲が再生されるとき、前記第1の再生位置に対応する前記再生楽曲のフレーズとして、前記第2取得手段により取得された前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータに対応付けられたフレーズを表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 基準楽曲の再生に従って、楽曲の歌詞を構成する複数のフレーズを、文字ごとに表示するまたは文字ごとに色変えする開始時間を示す歌唱タイミングデータを、フレーズと対応付けて記憶するサーバ装置と通信可能な情報処理装置により実行される歌詞表示方法であって、
    前記情報処理装置の記憶手段に記憶された楽曲のうち、再生が指定された再生楽曲と同一の前記基準楽曲の歌詞の先頭フレーズの先頭の文字の歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップにより取得された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータと、前記再生楽曲の歌唱開始時間とから時間ずれを算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにより算出された前記時間ずれを、前記再生楽曲と対応付けて前記記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
    前記再生楽曲の再生開始から再生終了までの途中の時間から再生させる第1の再生位置の指定を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより前記第1の再生位置の指定が受け付けられたとき、前記記憶ステップにより記憶された前記時間ずれを読み出し、前記指定された第1の再生位置から前記時間ずれを引いて決定される第2の再生位置に対応するフレーズが対応付けられている前記歌唱タイミングデータを前記サーバ装置から取得する第2取得ステップと、
    前記受付ステップにより前記第1の再生位置の指定が受け付けられ、指定された前記第1の再生位置から前記再生楽曲が再生されるとき、前記第1の再生位置に対応する前記再生楽曲のフレーズとして、前記第2取得ステップにより取得された前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータに対応付けられたフレーズを表示させる制御ステップと、
    を含むことを特徴とする歌詞表示方法。
  9. 情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能なサーバ装置とを備える通信システムであって、
    前記サーバ装置は、
    基準楽曲の再生に従って、楽曲の歌詞を構成する複数のフレーズを、文字ごとに表示するまたは文字ごとに色変えする開始時間を示す歌唱タイミングデータを、フレーズと対応付けて記憶する第1記憶手段を備え、
    前記情報処理装置は、
    楽曲のデータを記憶する第2記憶手段と、
    前記第2記憶手段に記憶された楽曲のうち、再生が指定された再生楽曲と同一の前記基準楽曲の歌詞の先頭フレーズの先頭の文字の歌唱タイミングデータの要求情報を前記サーバ装置へ送信する第1送信手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記情報処理装置から送信された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータの要求情報を受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段により受信された前記要求情報に応じて、前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータを前記情報処理装置へ送信する第2送信手段と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記サーバ装置から送信された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータを受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段により受信された前記基準楽曲の歌詞の前記歌唱タイミングデータと、前記再生楽曲の歌唱開始時間とから時間ずれを算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記時間ずれを、前記再生楽曲と対応付けて記憶する第3記憶手段と、
    前記再生楽曲の再生開始から再生終了までの途中の時間から再生させる第1の再生位置の指定を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により前記第1の再生位置の指定が受け付けられたとき、前記第3記憶手段により記憶された前記時間ずれを読み出し、前記時間ずれと前記指定された第1の再生位置とを示す情報を前記サーバ装置へ送信する第3送信手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記情報処理装置から送信された前記時間ずれと前記第1の再生位置を示す情報を受信する第3受信手段と、
    前記第3受信手段により受信された情報が示す前記時間ずれを前記第1の再生位置から引いて、第2の再生位置を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記第2の再生位置に対応するフレーズが対応付けられている前記歌唱タイミングデータを前記情報処理装置へ送信する第4送信手段と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記サーバ装置から送信された前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータを受信する第4受信手段と、
    前記受付手段により前記第1の再生位置の指定が受け付けられ、指定された前記第1の再生位置から前記再生楽曲が再生されるとき、前記第1の再生位置に対応する前記再生楽曲のフレーズとして、前記第4受信手段により受信された前記第2の再生位置に対応する前記歌唱タイミングデータに対応付けられたフレーズを表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
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