JP4159669B2 - 早送り・巻き戻しモードから再生モードに切り替わる制御に特徴を有するカラオケ装置 - Google Patents

早送り・巻き戻しモードから再生モードに切り替わる制御に特徴を有するカラオケ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラオケ曲の演奏を早送りしたり巻き戻したりできるカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラオケ装置は、曲データ中に指示されているテンポでカラオケ曲を通して演奏する装置である。しかし、歌唱練習をする利用者は、カラオケ曲の一部を繰り返して歌唱したり、練習が不要な部分は飛ばしたりして効率的に練習したいものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
カラオケ装置に類似の自動演奏装置(いわゆるシーケンサ)には、早送り機能や巻き戻し機能を備えたものがあるが、シーケンサは、電子音楽に通じた者が使用する装置であるため、その操作方法や現在の状態(ステータス)の表示機能がユーザに分かりやすいものではなかった。この機能をそのままカラオケ装置に適用しても装置の操作に不慣れな歌唱者は巻き戻しや早送りを旨くすることができず、所望の箇所を練習することができないという問題点があった。
【0004】
この発明は、分かりやすいユーザインタフェースで早送りや巻き戻しをすることができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るカラオケ装置は、早送り・巻き戻しモードから再生モードに切り替わる制御に特徴を有するものであって、つぎの事項(1)〜(13)により特定されるものである。
(1)記憶手段と、操作入力手段と、制御手段と、演奏手段と、表示手段を備えたカラオケ装置であること
(2)記憶手段は、楽曲データを格納すること
(3)楽曲データは、時間軸が統一されたそれぞれ独立した時系列データからなる音楽データと歌詞データを含むこと
(4)歌詞データは、複数のページ区分の集合からなること
(5)ページ区分は、少なくともひとつの行区分を含むこと
(6)行区分は、文字列と表示期間情報を含むこと
(7)操作入力手段は、再生・早送り・巻き戻しの各モードを切り替える入力が可能であること
(8)制御手段は、モード処理と、時間処理と、音楽処理と、歌詞処理と、再開処理を行うこと
(9)モード処理は、操作入力手段からの入力に基づいて再生・早送り・巻き戻しの各モードを設定すること
(10)時間処理は、再生モード時には経過時間値を規定速度で増加させ、早送りモード時には経過時間値を規定速度を超える速度で増加させ、巻き戻しモード時には経過時間値を減少させること
(11)音楽処理は、再生モード時において、経過時間値の増加に従って音楽データを演奏手段に処理させて音楽を出力させること
(12)歌詞処理は、経過時間値と各行区分の表示期間情報とを対比し、経過時間値が表示期間情報に含まれる期間だけ該当行区分の文字列を表示手段に表示させること
(13)再開処理は、早送りモードおよび巻き戻しモードから再生モードに切り替わった際、経過時間値が含まれるページ区分の先頭タイミングに基づいて新たな経過時間値を設定すること
【0019】
【発明の実施の形態】
図1はカラオケ装置本体1を含むカラオケシステムのブロック図である。このカラオケ装置は、ハードディスク12およびDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)40にカラオケ曲演奏用の楽曲データや背景映像用の動画データを記憶しており、利用者がリモコン装置3を用いて曲番号を入力すると、その曲番号の楽曲データを読み出してカラオケ曲を演奏する。リモコン装置3は早送りキー3a(〓)、巻き戻しキー3b(〓)、一時停止キー3c(II)を備え、これらのキーをオンすることによって、演奏中のカラオケ曲を早送り、巻き戻し、一時停止させることができる。
【0020】
このカラオケシステムは、カラオケ装置本体1のほか、コントロールアンプ2、リモコン装置3、DVDチェンジャ4、スピーカ5、モニタ6およびマイク7で構成されている。
【0021】
カラオケ装置本体1は、システム全体の動作を制御する制御部10、カラオケ演奏を実行するシーケンサ11、楽曲データ等を記憶したハードディスク(HDD)12、リモコン装置3が発信する赤外線信号を受信してデコードするリモコン受信部13、楽曲データに基づいて楽音を発生する音源装置14、コーラス音などの音声データを再生する音声データ処理部15、歌詞の文字パターンなどを展開するパターン展開部16および歌詞や背景映像などの表示を制御する表示制御部17を有している。
【0022】
音源装置14が発生した楽音および音声データ処理部15が再生したコーラス音は、コントロールアンプ2に入力される。また、コントロールアンプ2にはマイク7が接続されている。コントロールアンプ2は、これら楽音信号、コーラス音信号、歌唱音声をミキシングして効果を付与しスピーカ5に出力する。
【0023】
DVDチェンジャ4は複数枚のDVD40のいずれかを選択して読出・再生することができる。DVDにはMPEG圧縮された動画背景映像が記憶されている。背景映像には、特定のカラオケ曲に個別に対応する個別背景映像やカラオケ曲の種別(たとえばジャンル)毎に設けられた汎用の背景映像などがある。個別背景映像は、対応するカラオケ曲に同期して再生されるものであるため、カラオケ曲の演奏箇所と個別背景映像の再生箇所はそれぞれのタイミングで同期している。また、全てのカラオケ曲に対して個別背景映像が順次されているわけではなく、個別背景映像を持たないカラオケ曲に対しては上記汎用の背景映像が再生される。
【0024】
このDVDチェンジャ4およびパターン展開部16は、表示制御部17に接続されている。表示制御部17はDVDチェンジャ4から入力される背景映像のうえにパターン展開部16が展開した文字パターンなどをスーパーインポーズ合成しモニタ6に表示する。
【0025】
前記ハードディスク12には多数のカラオケ曲の楽曲データが記憶されているほか、演奏中のカラオケ曲が早送り、巻き戻しされたときに表示する疑似スキャン映像(図9(B)参照)やディスク交換時などに臨時に表示する静止画像データなどが記憶されている。また、ハードディスク12には、早送り、巻き戻しの速度が速くなって演奏が追いつかない状態になったときに発音する疑似スキャン音も記憶している。この疑似スキャン音はテープレコーダで「頭出し」や「繰り返し」の操作をしているときに出力される「キュルキュル」という音である。この疑似スキャン音は音声データ処理部15でデコードされる。また、疑似スキャン映像はシーケンサ11またはパターン展開部16がデコードして表示制御部17に入力する。
【0026】
図1の機能ブロック図で示したカラオケ装置は、CPUを含むコンピュータで構成される場合が多く、その場合にはシーケンサ11やパターン展開部16はCPUによってソフト的に実現される。
【0027】
図2は、ハードディスク12やDVD40に記憶されている楽曲データの構成を示す図である。楽曲データは、ヘッダ、トラック群、音声データ部で構成されている。ヘッダには、曲番号やタイトルなどの書誌データが書き込まれている。また、音声データ部には、音声データ処理部15が再生するコーラス音などの音声信号がフレーズ毎に分割して記憶されている。トラック群は、音源装置14を制御する楽音トラックのほか、パターン展開部16が文字パターンに展開する歌詞データが書き込まれた歌詞トラック、フレーズ毎に分割された音声データをどのタイミングで再生するかを制御する音声制御トラック、音源装置14やコントロールアンプ2のエフェクト
(効果)を制御する効果制御トラックなどで構成されている。
【0028】
楽音トラックは、ノートイベントデータや設定データなどのイベントデータと各イベントデータの読出タイミングを示すタイミングデータを時系列に配列して構成されている。タイミングデータは、各イベントデータ間の時間的間隔を示すデュレーションデータや曲がスタートしてから各イベントデータが発生するまでの絶対時間などのデータで記述することができる。シーケンサ11は、タイミングデータで指示されるタイミングに楽音イベントデータを読み出して音源装置14に入力する。音源装置14は、入力された楽音イベントデータに応じて楽音を発生する。
【0029】
効果制御トラックは、イベントデータである効果制御データと各イベントデータの読出タイミングを示すタイミングデータを時系列に配列して構成されている。シーケンサ11は、タイミングデータで指示されるタイミングに効果制御データを読み出して音源装置14またはコントロールアンプ2に入力する。音源装置14、コントロールアンプ2は、入力された効果制御データに基づいて楽音等に付与するエフェクトを制御する。
【0030】
音声制御トラックは、イベントデータである音声指定データと各イベントデータの読出タイミングを示すタイミングデータを時系列に配列して構成されている。シーケンサ11は、タイミングデータで指示されるタイミングに音声指定データを読み出し、この音声指定データで指定される音声データ(コーラス音など)を読み出して音声データ処理部15に入力する。音声データ処理部15はこの音声データを再生してコントロールアンプ2に入力する。
【0031】
歌詞トラックは、当該カラオケ曲の曲名や歌詞をインプリメントしたシーケンスデータであり、図3に示すように、上記トラックとは異なるページ区切りデータと歌詞表示データで構成されている。ページ区切りデータは、行単位でモニタ6に表示される歌詞を同時に表示されるもの(2〜4行)毎に区切るデータであり、カラオケ曲の音楽的なフレーズに対応している。歌詞表示データは1行分の歌詞表示に関する全てのデータを内包しており、表示オンタイミング、表示オフタイミング、文字列データ(表示ポイント数、表示座標、文字間データなどを含む)、色1データ、色2データ、スクロールデータなどからなっている。
【0032】
歌詞の表示態様は以下のようである。まず、1行分の歌詞を色1で表示し、暫くの間(曲がこの歌詞の箇所まで進行してくるまでの間)そのままの色で停止している(ton)こののち、曲の進行に合わせて表示色がスクロールしてゆき左から順に色1から色2に色変えをしてゆく。最後に暫くの間色2で表示し(te)たのち消去する。
【0033】
スクロールデータは同図(B)に示すようにスクロールの(時間−x座標)曲線の主要な点を示す複数のプロッティングデータで構成されている。シーケンサ11はこのプロッティングデータを2次曲線で補間して色変え(スクロール)をパターン展開部16に指示する。
【0034】
なお、この歌詞表示データにおいては、表示オンタイミングデータが他のトラックのタイミングデータに対応している。
【0035】
図4〜図7は、同カラオケ装置の動作を示すフローチャートである。
図4はカラオケ演奏を実行するシーケンス処理プログラム(シーケンサ)を示す図である。同図(A)において、まずシーケンサのイニシャライズを実行する(s1)。このイニシャライズ動作は、トラック上のデータを指し示すポインタのリセット、デュレーションカウンタtのリセット、デュレーションカウントダウン値csのイニシャライズ(=1)などの処理を含んでいる。こののち、同図(B)に示すタイマ割込処理をスタートさせる。このタイマ割込処理は、各トラック対して同じ処理が並行に実行されるものであるが、全トラックのデータをマージして1つのタイマ割込処理で処理するようにしてもよい。
【0036】
同図(B)において、まず、デュレーションカウンタtが0以下であるかを判断する。スタート直後のタイマ割込においてはt=0にリセットされているため、s5からs7に進む。s7ではポインタが指し示しているトラック上のデータを読み出す。読み出したデータがイベントデータであるか(s8)、デュレーションデータであるか(s9)、または、終了データであるか(s10)を判断する。
【0037】
イベントデータの場合には、そのイベントに対応する処理を実行し(s11)、ポインタを歩進して(s12)、s7にもどり、次のデータを読み出す。
【0038】
イベント対応処理(s11)は、そのイベントデータの種類および通常の再生をしているか後述の早送り,巻き戻しをしているかにより異なり、リモコンキー操作の説明と一緒に説明する。
【0039】
読み出したデータがデュレーションデータの場合には(s9)、このデュレーションデータの値をtにセットし(s13)、ポインタを歩進して(s14)、s5にもどる。s5では、tが0以下であるかを判断し、t>0の場合にはtからカウントダウンステップ値csを減算して(s6)リターンする。この動作は、所定時間(たとえば10ms)ごとに実行される。
【0040】
一方、読み出したデータが終了データであった場合には(s10)、オールノートオフ、終了表示などの終了処理を実行したのち(s15)このタイマ割込処理を終了する。
【0041】
図5〜図7は、リモコン3の早送りキー3a、巻き戻しキー3b、一次停止キー3cがオンされた場合の処理を示すフローチャートである。この処理は、定期的(たとえば、100ms毎)に実行される割込処理である。
図5は早送りキー3aがオンされた場合の処理を示す。早送り動作はリモコン3の早送りキー3aがオンされている間のみ実行される。まずs20で早送りキーがオンされているかを判断する。オンされている場合には、まず早送りキーがオンされて始めてこの処理を実行するのかすなわち早送り継続時間レジスタtf=0であるかを判断する(s21)。始めての処理の場合には早送り準備処理(s22)を実行する。
【0042】
この早送り準備処理は、以下のようである。
カラオケ曲の演奏と並行して再生している背景映像が個別背景であるかを判断し、個別背景映像である場合には汎用の背景映像に切り換える。すなわち、個別の背景映像はカラオケ曲の演奏と完全に同期しており、早送り、巻き戻しなどが行われると演奏と映像再生との同期が取れなくなるからである。
【0043】
もし、現在ドライブにセットされているDVDに汎用の背景映像が記憶されていない場合には、一旦ハードディスク12に記憶されている静止画を表示し、その間に汎用の背景映像が記憶されているDVDをドライブにセットし、汎用の背景映像の再生をスタートしたのちに静止画から切り換える。一方、最初から汎用の背景映像が表示されている場合にはそのまま表示を継続する。
そして、モニタにステータスバー(図9(A)参照)を表示するとともにOSD(オンスクリーンディスプレイ)で早送りマーク(>>)を表示する。
【0044】
こののち、tfをカウントアップし(s23)、tfの値がどの範囲にあるかを判断する(s24,s25)。ここで、t1,t2はそれぞれ第1,第2のしきい値であり、それぞれ5秒,10秒程度である。tfがt1以下の場合には上記シーケンサのカウントダウンステップ値csを2にする。すなわち、シーケンサ11(図4のフローチャート参照)に対して通常再生の2倍の速度でカラオケ曲を演奏するように設定する。そして、この速度設定に対応してコーラス音等の音声データの再生を2倍の速度で行うように音声データ処理部15に指示する。なお、s26,s27の処理は、tf≦t1のとき最初に1回のみ行えばよい。
【0045】
tfがt1を超えt2以下になった場合には上記シーケンサ11のカウントダウンステップ値csを3にする。すなわち、シーケンサ11が通常再生の3倍の速度でカラオケ曲を演奏するように設定する(s28)。そして、この速度ではコーラス音等の音声データを再生しても耳障りなものになるため、音声データの再生を停止するようにシーケンサ11および音声データ処理部15に指示するとともに、歌詞の色変えが間に合わなくなるため、最初から色変え済みの色で表示するようにシーケンサ11およびパターン展開部16に指示する(s29)。なお、s28,s29の処理は、t1<tf≦t2になったとき最初に1回のみ行えばよい。
【0046】
さらに、tfがt2を超えた場合には上記シーケンサ11のカウントダウンステップ値csを4にする。すなわち、シーケンサ11が通常再生の4倍の速度でカラオケ曲を演奏するように設定する(s30)。そして、4倍速設定動作を実行する(s31)。4倍速設定動作は、以下のような処理である。ノートデータに基づいて音源を駆動しても曲として聞き取れなくなるため、音源装置14の駆動を停止するようにシーケンサ11に指示し、早送り時の疑似スキャン音(「キュルキュル」という音)を再生する。この再生は音声データ処理部15が行う。さらに、モニタ6の表示にも速度感を出すため、汎用背景映像の表示から早送り時の疑似スキャン映像(図9(B)参照)を表示する。この場合でもDVDチェンジャ4は汎用背景映像の再生を継続している。なお、s30,s31の処理は、t2<tfになったとき最初に1回のみ行えばよい。
【0047】
なお、この早送り動作ではcs=2,3,4の3段階に加速したが、加速の段数はこれより多くてもよい。また、加速の程度は通常再生の2倍,3倍,4倍に設定しているが、これよりも細かくても荒くてもよい。細かくする場合には、たとえばcs=1.5などに設定する。この場合でも、シーケンサ11(図4参照)はs3でデュレーションデータtをカウントダウンすることができ、s2はtが0以下になったときデータの読み出し処理に進むため、減算結果が丁度0になる必要はない。
【0048】
一方、早送りキー3aが押されていない場合にはs20からs34に進む。s34では早送りキー3aがオフされて最初にこの動作に進んだかを判断する。始めてでない場合には何もしないで、次の処理動作(巻き戻し処理動作:図6参照)に進む。
【0049】
csが1より大きければ直前まで早送りが行われており、始めてこの動作に進んだことを示している(s34)。この場合には、早送り継続時間カウンタtfをリセットし(s35)、カウントダウンステップ値csを1に戻す(s36)とともに、復帰処理(s37)を実行する。
【0050】
図8は、復帰処理を示すフローチャートである。まず、汎用の背景映像を再生して表示制御部17に出力する(s71)。すでに汎用の背景映像が再生されている場合にはそのままにする。そして、ステータスバーおよび早送りのOSD(>>)を消去する(s72)。そして、歌詞トラックのポインタが早送りによってどこに移動したかを検索し(s73)、そのポインタの手前方向で最も近い(直前の)ページ区切りデータを検索する(s74)。上述したようにページ区切りデータの位置がカラオケ曲のフレーズの切れ目であるため、ここから再生すると歌唱者が歌い出しやすくなる。このページ区切りデータの位置のカラオケ曲上の時間データを割り出し(s75)、歌い出しに余裕を持たせるためこの時間データを数クロック減算して手前に遡らせる(s76)。そして、全てのトラックのポインタとデュレーションデータをこの時間データに合わせたのち(s77)、早送り時に鳴っていた全ての音を消去して(s78)、通常のカラオケ演奏をスタートする(s79)。すなわち、通常の状態でタイマ割込動作を再開する。
【0051】
図6は巻き戻しキー3bがオンされた場合の処理を示す。巻き戻し動作はリモコン3の巻き戻しキー3bがオンされている間のみ実行される。まずs40で巻き戻しキー3bがオンされているかを判断する。オンされている場合には、まず巻き戻しキー3bがオンされて始めてこの処理を実行するのかすなわち巻き戻し継続時間レジスタtf=0であるかを判断する(s41)。始めての処理の場合には巻き戻し準備処理(s42)を実行する。
【0052】
この巻き戻し準備処理は、以下のようである。
まず、音源に対してオールノートオフ信号を出力し、歌詞の表示も消去する。そして、シーケンサ11(図4のフローチャート参照)に対して以下の指示を送る。トラック上のデータを指示するポインタをs12,s14において歩進させるかわりに逆進させる。ノートオフイベントをノートオンイベントとして扱い、ベロシティは全て定数(たとえば64)とする。歌詞表示は表示オフタイミングに表示し、表示オンタイミングに消去する。そして色変えのワイプは逆向きに行う。逆向きの色変えワイプは表示オンタイミングから表示オフタイミングまでの時間tを逆向きにカウントしてゆき、そのtにしたがってワイプ曲線をトレースするようにすればよい。
【0053】
モニタ6に表示する背景映像をDVDチェンジャ4が再生する動画映像に代えてハードディスク12に記憶されている静止画に切り換える。すなわち、背景映像の巻き戻し再生が困難(MPEGの場合は殆ど不可能)だからである。また、楽曲が逆再生されているときに映像のみが順再生されているのも不自然だからである。ただし、再度順方向再生に切り換えられる場合を考慮してDVDチェンジャ4は再生を継続し、画面のみを切り換えるようにする。ただし、DVDチェンジャ4が個別背景映像を再生している場合にはこれを汎用背景映像に切り換える。必要であればディスクをチェンジする。個別の背景映像はカラオケ曲の演奏と完全に同期しており、巻き戻しが行われると演奏と映像再生との同期が取れなくなるからである。
そして、モニタ6にステータスバー(図9(A)参照)を表示するとともにOSD(オンスクリーンディスプレイ)で巻き戻しマーク(<<)を表示する。
【0054】
こののち、tdをカウントアップし(s43)、tdの値がどの範囲にあるかを判断する(s44,s45)。ここで、t1,t2はそれぞれ第1,第2のしきい値であり、それぞれ5秒,10秒程度である。tdがt1以下の場合には上記シーケンサのカウントダウンステップ値csを2にする。すなわち、シーケンサが通常再生の2倍の速度でカラオケ曲を逆方向に演奏するように設定する(s46)。そして、2倍逆再生設定動作を実行する(s47)。
【0055】
2倍逆再生設定動作は以下のようである。この速度設定に対応してコーラス音等の音声データを逆向きに2倍の速度で行うように指示する。すなわち、サンプリングデータを1つおきに間引きして逆向きに読み出して音声データ処理部20に入力するように指示する。なお、s46,s47の処理は、td≦t1のとき最初に1回のみ行えばよい。
【0056】
tdがt1を超えt2以下になった場合には上記シーケンサ11のカウントダウンステップ値csを3にする。すなわち、シーケンサ11が通常再生の3倍の速度で逆向きに再生するように設定する(s48)。そして、この速度ではコーラス音等の音声データを再生しても耳障りなものになるため、音声データの再生を停止するように指示するとともに、歌詞の色変えが間に合わなくなるため、最初から色変え前の色で表示するように指示する(s49)。なお、s48,s49の処理は、t1<td≦t2になったとき最初に1回のみ行えばよい。
【0057】
さらに、tdがt2を超えた場合には上記シーケンサ11のカウントダウンステップ値csを4にする。すなわち、シーケンサ11が通常再生の4倍の速度で逆向きに再生するように設定する(s50)。そして、4倍速逆再生設定動作を実行する(s51)。4倍速逆再生設定動作は、以下のような処理である。ノートデータに基づいて音源を駆動しても曲として聞き取れなくなるため、音源装置14の駆動を停止するようにシーケンサ11に指示し、巻き戻し時の疑似スキャン音(「キュルキュル」という音)を再生する。この再生は音声データ処理部15が行う。さらに、モニタ6の表示にも速度感を出すため、静止画の表示を停止して巻き戻し時の疑似スキャン映像(図9(B)参照)を表示する。なお、s50,s51の処理は、t2<tdになったとき最初に1回のみ行えばよい。
【0058】
なお、この巻き戻し動作ではcs=2,3,4の3段階に加速したが、加速の段数はこれより多くてもよい。また、加速の程度は通常再生の2倍,3倍,4倍に設定しているが、これよりも細かくても荒くてもよい。細かくする場合には、たとえばcs=1.5などに設定する。この場合でも、シーケンサはs3でデュレーションデータtをカウントダウンすることができ、s2はtが0以下になったときデータの読み出し処理に進むため、減算結果が丁度0になる必要はない。
【0059】
一方、巻き戻しキー3bが押されていない場合にはs40からs54に進む。s54では巻き戻しキー3bがオフされて最初にこの動作に進んだかを判断する。始めてでない場合には何もしないで、次の処理動作(一時停止処理動作:図7参照)に進む。
【0060】
csが1より大きければ直前まで巻き戻しが行われており、始めてこの動作に進んだことを示している(s54)。この場合には、巻き戻し継続時間カウンタtdをリセットし(s55)、カウントダウンステップ値csを1に戻す(s56)とともに、復帰処理(s57)を実行する。この復帰動作は早送り時のものと同様、図8に示すものであるため詳細な説明を省略する。
【0061】
図7は一時停止制御動作を示すフローチャートである。まず、s60で現在一時停止状態であるか否かを判断する。一時停止状態はカウントダウンステップ値cs=0か否かで判断することができる。一時停止状態でない場合にはs61に進む。
【0062】
s61では一時停止キー3cがオンされたか否かを判断する。一時停止キー3cがオンされた場合には、一時停止状態にするため、オールノートオフ、背景映像のフリーズ、歌詞の色変えの停止、OSDによる一時停止(II)の表示などの一時停止処理(s62)を実行したのち、csに0を設定し(s63)、一時停止時間をカウントする一時停止継続時間カウンタtpに0をセットして(s64)リターンする。
【0063】
一方、s60で既に一時停止になっていると判断された場合には、s65,s66で再度一時停止キー3cがオンされたか、または、他の演奏制御キーがオンされたかを判断する。他の演奏制御キーとは、早送り/巻き戻しキー、スタートキー、やり直しキー、演奏中止キーなど演奏の進行状況を変更するためのキーである。これらのキーがオンされた場合にはs69に進んで一時停止を解除する。まずcsに1をセットして通常再生のカウントダウン値にもどし、OSDの一時停止表示を消去して背景映像の通常再生を再開するなどの一時停止解除処理(s70)を実行したのちリターンする。
【0064】
このように他の演奏制御キーのオンで一時停止を解除することにより、演奏制御をしたのち一時停止を解除するという2度の手間を省くことができる。
なお、他の種類のキーたとえばキーコンキーなどで一時停止が解除されるようにしてもよい。また、早送りキー/巻き戻しキーでは一時停止が解除されないようにしてもよい。
【0065】
また、一時停止中に何もキー操作がない場合には、s67で一時停止継続時間tpをカウントアップする。このカウントアップの結果、一時停止継続時間が所定時間t0よりも大きくなった場合には、モニタ6の焼きつきを防ぐなどのためにキー操作がなくても一時停止を解除する(s68→s69)。t0は例えば3分程度にすればよい。
なお、図5,図6の早送り、巻き戻し処理では早送りキー3a,巻き戻しキー3bのオン状態を検出して対応する処理をおこなっているが、図7の一時停止処理においては、一時停止キー3cのオンイベントを検出して処理を行っているため、一時停止キー3cを押しつづけても一時停止と解除が繰り返されることはない。
【0066】
前記t0および前記t1,t2は、固定でもよく、また、サービスマンモードで設定変更を可能にしてもよい。
【0067】
なお、上記実施形態では、第1段階(2倍速)の早送り、巻き戻し時にはコーラス音などの音声データを2倍速で再生し、楽音を2倍のテンポで合成し、歌詞映像も2倍の速さで色変えスクロールし、且つ、汎用の背景映像を再生するようにしているが、早送りや巻き戻しになったとき即座に疑似スキャン音と疑似スキャン映像を再生するようにしてもよい。
【0068】
また、疑似スキャン音および疑似スキャン映像は、早送り時と巻き戻し時とで同じものでもよく、異なるものにしてもよい。
【0069】
また、汎用で表示される背景映像は、DVDから再生するもののみならず、ケーブルや電波で配信される映像であってもよい。
【0070】
【発明の効果】
この発明によれば、早送り/巻き戻しが徐々に加速するようになっているため、短いフレーズの頭だしや巻き戻しはゆっくりすることができ、1コーラス飛ばすなどの長い送りは高速にすることができる。
【0071】
また、早送り/巻き戻しが停止したのちの演奏再開は、そのとき表示されている歌詞の先頭から行うようにしたことにより、歌唱者が歌い出しやすく、また、適当な場所で早送り/巻き戻しを停止してもフレーズの先頭から歌い出すことができる。
【0072】
また、早送り/巻き戻し中は、発生する音や表示内容をそれに応じたものにすることにより、利用者は、現在どの程度の速さでどの程度の位置まで早送り/巻き戻しをしているかを容易に認識することができる。
【0073】
また、この発明によれば、他キーの操作や時間経過によって一時停止が解除されるため、操作が楽になるとともに画面の焼きつきなどを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロック図
【図2】同カラオケ装置が用いる楽曲データの構成を示す図
【図3】同楽曲データの歌詞トラックの構成を示す図
【図4】同カラオケ装置のシーケンス処理を示すフローチャート
【図5】同カラオケ装置の早送り処理を示すフローチャート
【図6】同カラオケ装置の巻き戻し処理を示すフローチャート
【図7】同カラオケ装置の一時停止処理を示すフローチャート
【図8】同カラオケ装置の復帰処理を示すフローチャート
【図9】同カラオケ装置の早送り・巻き戻し時の表示例を示す図
【符号の説明】
1…カラオケ装置本体、3…リモコン、3a…早送りキー、3b…巻き戻しキー、3c…一時停止キー、4…DVDチェンジャ、11…シーケンサ

Claims (2)

  1. 記憶手段と、操作入力手段と、制御手段と、演奏手段と、表示手段を備えたカラオケ装置であって、
    記憶手段は、楽曲データを格納し、
    楽曲データは、時間軸が統一されたそれぞれ独立した時系列データからなる音楽データと歌詞データを含み、
    歌詞データは、複数のページ区分の集合からなり、
    ページ区分は、少なくともひとつの行区分を含み、
    行区分は、文字列と表示期間情報を含み、
    操作入力手段は、再生・早送り・巻き戻しの各モードを切り替える入力が可能であり、
    制御手段は、モード処理と、時間処理と、音楽処理と、歌詞処理と、再開処理を行い、
    モード処理は、操作入力手段からの入力に基づいて再生・早送り・巻き戻しの各モードを設定し、
    時間処理は、再生モード時には経過時間値を規定速度で増加させ、早送りモード時には経過時間値を規定速度を超える速度で増加させ、巻き戻しモード時には経過時間値を減少させ、
    音楽処理は、再生モード時において、経過時間値の増加に従って音楽データを演奏手段に処理させて音楽を出力させ、
    歌詞処理は、経過時間値と各行区分の表示期間情報とを対比し、経過時間値が表示期間情報に含まれる期間だけ該当行区分の文字列を表示手段に表示させ、
    再開処理は、早送りモードおよび巻き戻しモードから再生モードに切り替わった際、経過時間値が含まれるページ区分の先頭タイミングに基づいて新たな経過時間値を設定する
    カラオケ装置。
  2. 再開処理は、先頭タイミング値から一定値を減じた値を新たな経過時間値とする
    請求項1に記載のカラオケ装置。
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