JP6574697B2 - カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明はカラオケシステムに関する。
カラオケ装置は、カラオケ歌唱を行う際に演奏する様々な楽曲を記憶している。このような楽曲の中には、メドレー楽曲も含まれる。メドレー楽曲は、複数の楽曲それぞれに設定された所定の長さの演奏区間(たとえばサビ部分)を所定の順番で繋ぎ合わせて構成される。通常、このようなメドレー楽曲は、カラオケ事業者によって作成されるものであり、楽曲の組み合わせや順番は予め決められている。よって、利用者にとって必ずしも所望のメドレー楽曲が用意されているとは限らない。
そこで、利用者がメドレー楽曲を編集することができる様々な技術が開示されている。
たとえば、特許文献1に記載のオムニバスカラオケ演奏装置は、メドレー楽曲に使用する複数の楽曲、及びその演奏順番を利用者が指定できる。各楽曲についてメドレー楽曲として使用する演奏区間があらかじめ設定されており、利用者が指定した楽曲について、所定の演奏区間を指定の順番にしたがって演奏処理することができる。
また、特許文献2には、利用者が任意に選んだ複数の楽曲を使用してメドレー楽曲を編集する機能を備えた音楽サーバが記載されている。具体的には、利用者が携帯電話によってサーバにアクセスし、任意の楽曲を指定する。サーバは、指定された複数の楽曲によるメドレー楽曲を生成する。生成されたメドレー楽曲は、携帯電話にダウンロードすることができる。
特開平6−202675号公報 特開2002−169570号公報
上記の技術を応用すれば、カラオケ事業者が予め作成するようなメドレー楽曲を利用者の携帯端末を通じてサーバ上で自由に編集・生成することができる。そして、予め作成されたメドレー楽曲を利用者が使用するカラオケ装置に配信すれば、オリジナルのメドレー楽曲を歌唱することが可能となる。
ここで、カラオケ歌唱に参加する予定の複数人で予め上記メドレー楽曲を作成することも考えられる。
一方、複数人で作成したメドレー楽曲を実際に歌唱する際、一部の楽曲を選択した利用者が不在となるケースもありうる。その場合、当該利用者(不在者)が選んだ楽曲の部分でカラオケ歌唱が途切れてしまうという問題がある。
本発明の目的は、メドレー楽曲を作成した一部の利用者が不在の場合であっても、スムーズにメドレー歌唱を行うことを可能とするカラオケシステムを提供することにある。
上記目的を達成するための発明は、サーバ及びカラオケ演奏を行うためのカラオケ装置を含むカラオケシステムであって、前記サーバは、複数の利用者それぞれが選択した楽曲における一部の演奏区間を所定の順番で繋ぎ合せたメドレー楽曲を編集するメドレー楽曲編集部を有し、前記演奏区間には楽曲を選択した利用者を示す利用者情報が関連付けられており、編集された前記メドレー楽曲は、前記演奏区間の繋ぎ目を示すための識別情報を含んでおり、前記カラオケ装置は、当該カラオケ装置にログインしている利用者を判別する判別部と、前記メドレー楽曲を演奏する際、前記利用者情報及び前記識別情報に基づいて、現在ログインしていない利用者が選択した楽曲に対応する前記演奏区間をスキップして演奏する演奏処理部とを有することを特徴とするカラオケシステムである。
また、上記目的を達成するための発明は、サーバ及びカラオケ演奏を行うためのカラオケ装置を含むカラオケシステムであって、前記サーバは、複数の利用者それぞれが選択した楽曲における一部の演奏区間を示す区間情報、楽曲を選択した利用者を示す利用者情報、及び各楽曲を演奏する順番を示す順番情報を含むメドレー編集データを作成するメドレー編集データ作成部を有し、前記カラオケ装置は、当該カラオケ装置にログインしている利用者を判別する判別部と、前記メドレー編集データに基づいて、前記区間情報に対応する区間楽曲データを前記順番情報の順番で読み出してメドレー楽曲を演奏する際、現在ログインしていない利用者が選択した楽曲に対応する区間楽曲データについては読み出しを行わない演奏処理部とを有することを特徴とするカラオケシステムである。
本発明によれば、メドレー楽曲を作成した一部の利用者が不在の場合であっても、スムーズにメドレー歌唱を行うことができる。
第1実施形態に係るカラオケシステムの概略を示す図である。 第1実施形態に係るサーバのハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係るサーバが提供する専用サイトにおける表示画面を示す図である。 第1実施形態に係るサーバが提供する専用サイトにおける表示画面を示す図である。 第1実施形態に係るメドレー楽曲の構造を模式的に示した図である。 第1実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係る装置本体のハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るサーバのハードウェア構成例を示す図である。 第2実施形態に係るメドレー編集データを模式的に示した図である。 第2実施形態に係る装置本体のハードウェア構成例を示す図である。 第2実施形態に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
図1〜図7を参照して、第1実施形態に係るカラオケシステム1について説明する。
==システム==
図1に示すように、カラオケシステム1は、サーバ2及びカラオケ装置3を備える。カラオケ装置3は、カラオケ店舗の各カラオケルーム等に設置される。サーバ2とカラオケ装置3とはネットワークNを介して通信可能となっている。ネットワークNは、たとえば公衆電話回線網やインターネット回線である。サーバ2からカラオケ装置3にカラオケを行うための楽曲データが送信され、カラオケ装置3が楽曲を演奏することにより、利用者はカラオケ歌唱が可能となる。
利用者端末4は、ネットワークNを介してサーバ2と通信可能になっている。利用者端末4は、一般的なスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末や、据え置き型のパーソナルコンピュータ等である。
==サーバ==
サーバ2は、利用者やカラオケ装置3等に関する各種情報を蓄積して管理するコンピュータである。図2はサーバ2のハードウェア構成例を示す図である。サーバ2は、記憶部20、制御部21および通信部22を備える。
記憶部20は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶部20は、複数の楽曲データを記憶する。楽曲データは、カラオケ装置3によりカラオケ演奏を行うためのデータである。楽曲データは、楽曲毎に所定のID(楽曲ID)が付与されている。
楽曲データは、MIDIデータ、リファレンスデータ、歌詞データ等を含む。また、楽曲毎に所定の長さの演奏区間が設定されている。演奏区間は、楽曲中の一部の区間(たとえば、サビの部分)を抽出したものである。演奏区間は、メドレー楽曲を編集する際に利用される(詳細は後述)。演奏区間は、各楽曲において少なくとも一つ設定されている。記憶部20は、演奏区間を楽曲データに関連付けて記憶している。一の楽曲データのうち、各演奏区間に対応する楽曲データ(たとえば、サビの部分に対応する楽曲データ)を「区間楽曲データ」という。
また、記憶部20は、歌詞テロップデータ、及び背景画像データ等のカラオケ装置3で使用するデータや、カラオケ装置3等を介して登録された利用者データ(利用者ID)等を記憶する。
制御部21はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。本実施形態に係るメドレー楽曲編集部211は、制御部21のCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。
メドレー楽曲編集部211は、複数の利用者それぞれが選択した楽曲における一部の演奏区間を所定の順番で繋ぎ合せたメドレー楽曲を編集する。
メドレー楽曲を構成する各演奏区間には楽曲を選択した利用者を示す利用者情報が関連付けられている。また、編集されたメドレー楽曲は、演奏区間の繋ぎ目を示すための識別情報を含んでいる。
メドレー楽曲を構成する楽曲は、たとえば、利用者端末4を介して選択される。具体例として、複数の利用者で一つのメドレー楽曲を作成する例について述べる。
各利用者は自己の利用者端末4からサーバ2が提供する共通の専用サイトにログインする。各利用者は、専用サイトのメドレー作成画面(図3A参照)において、メドレー形式で歌唱したい楽曲の楽曲ID及びその演奏区間(たとえば、サビ)の入力を行い、決定ボタンを選択する。各利用者によって入力された情報は、専用サイトのメドレー確認画面(図3B参照)に一覧で表示される。メドレー確認画面では、演奏の順番、楽曲ID、演奏区間、楽曲を選択した利用者を示す利用情報が表示される。
楽曲の入力が完了した場合、利用者は、メドレー作成実行ボタン(図3B参照)を選択する。メドレー楽曲編集部211は、メドレー作成画面で入力された情報を元にメドレー楽曲を編集する。具体的には、メドレー楽曲編集部211は、入力された楽曲の演奏区間に相当する楽曲(区間楽曲データ)を記憶部20から読み出し、所定の順番で繋ぎ合せて一つのメドレー楽曲を編集する。この際、メドレー楽曲編集部211は、各演奏区間について楽曲を選択した利用者を示す利用者IDを関連付ける処理を行う。また、メドレー楽曲編集部211は、各演奏区間の繋ぎ目を示すための識別情報をメドレー楽曲に組み込んで編集する。識別情報は、メドレー楽曲中、各演奏区間がいつ開始されるかを示す時間情報である。メドレー楽曲編集部211は、編集したメドレー楽曲に識別子(メドレーID)を付与する。
図4は、メドレー楽曲の構造を模式的に示した図である。ここでは、利用者A、利用者B、利用者Cそれぞれが選択した楽曲に含まれる演奏区間Z1〜Z5からなるメドレー楽曲Xを示す。各演奏区間には、その演奏区間を含む楽曲を選択した利用者を示す利用者情報が関連付けられている。また、メドレー楽曲は識別情報I1〜I6を含む。たとえば、識別情報I1は、メドレー楽曲の演奏開始(演奏区間Z1の演奏開始)を示し、識別情報I6は、メドレー楽曲の演奏終了(演奏区間Z5の演奏終了)を示す。また、識別情報I3は、演奏区間Z3がメドレー楽曲開始から何分後に開始されるかを示す。
サーバ2は、付与されたメドレーIDを専用サイト上に表示させたり、利用者にメールで配信することができる。カラオケ装置3で当該識別子を入力することにより、メドレー楽曲を呼び出すことができる。すなわち、本実施形態に係るメドレー楽曲は、他のカラオケ楽曲と同様に1曲の楽曲データとして提供される。
なお、演奏区間は楽曲毎に予め決まっていてもよい。その場合、演奏区間の選択は不要である。また、演奏区間を繋ぎ合せる順番は特に限定されない。たとえば、楽曲が入力された順番をそのまま利用してもよいし、メドレー確認画面上で利用者が順番を並び替えることも可能である。また、専用サイトではなく、利用者端末4にインストールされた専用のアプリケーションソフトウェアを用いて希望する楽曲を選択することも可能である。
通信部22は、サーバ2とカラオケ装置3とを接続するためのインターフェースを提供する。
==カラオケ装置==
カラオケ装置3は、カラオケ楽曲の演奏及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。図5は、カラオケ装置3のハードウェア構成例を示す図である。カラオケ装置2は、装置本体30、音響処理装置31、スピーカ32、表示装置33、マイク34、リモコン装置35を備える。
(装置本体)
装置本体30は、カラオケ楽曲の演奏制御、歌詞テロップおよび背景映像の表示制御、音響処理装置31を通じて入力されたマイク34からの音声信号に基づく歌唱採点の処理等、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。
図6は装置本体30のハードウェア構成例を示す図である。装置本体30は、制御部30a、記憶部30b、通信部30cを有する。制御部30aはCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。本実施形態に係る判別部301及び演奏処理部302は、制御部30aのCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。
判別部301は、カラオケ装置3にログインしている利用者を判別する。たとえば、判別部301は、リモコン装置35を介して入力された利用者IDに基づいて、当該利用者IDを有する利用者がカラオケ装置3にログインしたと判別する。
演奏処理部302は、音響処理装置31を制御し、メドレー楽曲を演奏する際、利用者情報及び識別情報に基づいて、現在ログインしていない利用者が選択した楽曲に対応する演奏区間をスキップして演奏する。
予め作成したメドレー楽曲の歌唱を行おうとする場合、利用者は、リモコン装置35を介してそのメドレー楽曲に対応するメドレーIDを入力する。カラオケ装置3は、サーバ2からメドレーIDに対応するメドレー楽曲(楽曲データ)を受信する。演奏処理部302は、メドレー楽曲に基づいて演奏処理を行う。
ここで、たとえば、図4に示すメドレー楽曲Xを歌唱する際、利用者A及び利用者Bしかその場にいなかったとする(利用者Cが不在)。
この場合、演奏処理部302は、メドレー楽曲Xの演奏処理を行いつつ、各演奏区間に対応付けられている利用者情報を確認する。ここで、演奏処理部302は、カラオケ装置3にログインしていない利用者Cの利用者IDを検出した場合、利用者Cが選択した楽曲の演奏区間Z3の演奏をスキップし、次の識別情報が付与された演奏区間(識別情報I4に基づく演奏区間Z4)を演奏する。
記憶部30bは、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶部30bは、サーバ2の記憶部20と同様のデータ、たとえばカラオケ装置3によりカラオケ演奏を行うための楽曲データや歌詞テロップデータ、及び背景画像データを記憶する。カラオケ装置3が楽曲データに基づいて楽曲を演奏することにより、利用者はカラオケの歌唱が可能となる。
通信部30cは、装置本体30とサーバ2等とを接続するためのインターフェースを提供する。
(音響処理装置、スピーカ、マイク、リモコン装置)
音響処理装置31は、カラオケ楽曲の演奏処理、及びマイク34を通じて入力された音声信号の処理を行う。スピーカ32は音響処理装置31からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置33は装置本体30からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク34は利用者の音声をアナログの音声信号に変換して音響処理装置31に入力するための構成である。リモコン装置35は、カラオケ装置3に対する各種操作をおこなうための装置である。利用者はリモコン装置35を用いてカラオケ装置3の起動、楽曲の選択等を行うことができる。
==カラオケシステムの動作について==
次に、図7を参照して本実施形態に係るカラオケシステム1の動作の具体例について述べる。図7は、カラオケシステム1の動作例を示すフローチャートである。
複数の利用者(利用者A、利用者B、利用者C)は、個々の利用者端末4を介してサーバ2の提供する専用サイトにアクセスする。そして、自己がメドレー歌唱したい楽曲、及び演奏区間を選択する(楽曲及び演奏区間の選択。ステップ10)。
メドレー楽曲編集部211は、利用者それぞれが選択した楽曲における一部の演奏区間を所定の順番で繋ぎ合せたメドレー楽曲を編集する(メドレー楽曲の編集。ステップ11)。演奏区間には楽曲を選択した利用者を示す利用者情報が関連付けられている。また、編集されたメドレー楽曲は、演奏区間の繋ぎ目を示すための識別情報を含んでいる。
カラオケ歌唱を行う際、各利用者はカラオケ装置3にログインする。ログインした利用者(たとえば、利用者A)は、リモコン装置35を介し、ステップ11で編集されたメドレー楽曲に対応するメドレーIDを入力することにより、歌唱するメドレー楽曲の選択を行う(メドレー楽曲の選択。ステップ12)。
サーバ2は、対応するメドレー楽曲をカラオケ装置3に送信する(メドレー楽曲の送信。ステップ13)。
メドレー楽曲の演奏を開始する際、判定部301は、カラオケ装置3にログインしている利用者を判別する(ログイン判別。ステップ14)。この例では、利用者A、利用者Bがログインしたとする。
演奏処理部302は、ステップ13で送信されたメドレー楽曲に基づいて演奏処理を行いつつ、各演奏区間に対応付けられている利用者情報を確認する。ここで、演奏処理部302は、ログインしていない利用者Cの利用者IDを検出した場合、利用者Cが選択した楽曲の演奏区間の演奏をスキップし、次の識別情報が付与された演奏区間(利用者情報として利用者Cの利用者IDが関連付けられていない演奏区間)を演奏する(一部の演奏区間をスキップして演奏。ステップ15)。なお、各演奏区間に対応付けられている利用者全てがログインしている場合、演奏処理部302は、メドレー楽曲をそのまま演奏する。
このように、本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、メドレー歌唱の際に不在となっている利用者が選択した楽曲の演奏区間については演奏をスキップすることができる。従って、メドレー楽曲の途中でカラオケ歌唱が途切れてしまうことがない。すなわち、本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、メドレー楽曲を作成した一部の利用者が不在の場合であっても、スムーズにメドレー歌唱を行うことができる。
<第2実施形態>
図8〜図11を参照して、第2実施形態に係るカラオケシステム1について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
第1実施形態では、予め作成したメドレー楽曲を演奏する場合の例について述べた。一方、メドレー楽曲の演奏方法としては、構成曲となる複数の演奏区間及び演奏順番を指定したデータを予め作成しておき、当該データに基づいてカラオケ装置3で対応する演奏区間の区間楽曲データを読み出してメドレー演奏するという方法もある。本実施形態ではこのような方法でメドレー楽曲を演奏する場合の例について述べる。
==サーバ==
図8は、本実施形態に係るサーバ2のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態に係るメドレー編集データ作成部212は、制御部21のCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。
メドレー編集データ作成部212は、複数の利用者それぞれが選択した楽曲における一部の演奏区間を示す区間情報、楽曲を選択した利用者を示す利用者情報、及び各楽曲を演奏する順番を示す順番情報を含むメドレー編集データを作成する。
具体例として、第1実施形態と同様、各利用者は自己の利用者端末4からサーバ2が提供する共通の専用サイトにログインし、メドレー形式で歌唱したい楽曲の楽曲ID、演奏区間(たとえば、サビ)、演奏する順番の入力を行う。
メドレー編集データ作成部212は、入力された情報を元にメドレー編集データを作成する。具体的には、メドレー編集データ作成部212は、入力された楽曲の演奏区間を示す区間情報(たとえば、サビ)に当該楽曲を選択した利用者を示す利用者IDを関連付ける処理を行う。更に、メドレー編集データ作成部212は、入力された順番に基づいて、複数の楽曲(演奏区間)を演奏する順番を示す順番情報を作成する。メドレー編集データ作成部212は、区間情報、利用者情報、順番情報を関連付けてメドレー編集データを作成する。メドレー編集データ作成部212は、作成したメドレー編集データに識別子(メドレーID)を付与する。
サーバ2は、付与されたメドレーIDを専用サイト上に表示させたり、利用者にメールで配信することができる。カラオケ装置3で当該識別子を入力することにより、メドレー編集データを呼び出すことができる。そして、カラオケ装置3は、メドレー編集データに基づいてメドレー楽曲を構成する区間楽曲データを読み出し、メドレー演奏を行う。すなわち、本実施形態に係るメドレー編集データは、メドレー楽曲を構成する区間楽曲データを読み出すための指示データとして提供される。
図9は、メドレー編集データの構造を模式的に示した図である。この例では、利用者A、利用者B、利用者Cそれぞれが選択した楽曲に含まれる演奏区間Z1〜Z5からなるメドレー編集データとなっている。各演奏区間には、その演奏区間を含む楽曲を選択した利用者を示す利用者情報及び演奏の順番を示す順番情報(No.1〜No.5)が関連付けられている。
==カラオケ装置==
図10は、本実施形態に係る装置本体30のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態に係る判別部301及び演奏処理部303は、制御部30aのCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。
判別部301は、第1実施形態と同様、カラオケ装置3にログインしている利用者を判別する。
演奏処理部303は、メドレー編集データに基づいて、区間情報に対応する区間楽曲データを順番情報の順番で読み出してメドレー楽曲を演奏する際、現在ログインしていない利用者が選択した楽曲に対応する区間楽曲データについては読み出しを行わない。
予め作成したメドレー楽曲の歌唱を行おうとする場合、利用者は、リモコン装置35を介してそのメドレー楽曲を演奏するためのメドレー編集データに対応するメドレーIDを入力する。カラオケ装置3は、サーバ2からメドレーIDに対応するメドレー編集データを受信する。演奏処理部303は、メドレー編集データに基づいて演奏処理を行う。
ここで、たとえば、図9に示すメドレー編集データに基づいてメドレー楽曲の演奏を行う際、利用者A及び利用者Bしかその場にいなかったとする(利用者Cが不在)。
この場合、演奏処理部303は、メドレー編集データに基づいて区間楽曲データの読み出しを行いつつ、各演奏区間に対応付けられている利用者情報を確認する。ここで、演奏処理部303は、カラオケ装置3にログインしていない利用者Cの利用者IDを検出した場合、利用者Cが選択した楽曲の演奏区間Z3に対応する区間楽曲データの読み出しは行わず、次の演奏区間Z4に対応する区間楽曲データの読み出しを行う。演奏処理部303は、音響処理装置31を制御し、読み出した区間楽曲データに基づいてメドレー楽曲の演奏を行う。
==カラオケシステムの動作について==
次に、図11を参照して本実施形態に係るカラオケシステム1の動作の具体例について述べる。図11は、カラオケシステム1の動作例を示すフローチャートである。
複数の利用者(利用者A、利用者B、利用者C)は、個々の利用者端末4を介してサーバ2の提供する専用サイトにアクセスする。そして、自己がメドレー歌唱したい楽曲、及び演奏区間を選択する(楽曲及び演奏区間の選択。ステップ20)。
メドレー編集データ作成部212は、利用者それぞれが選択した楽曲における一部の演奏区間を示す区間情報、楽曲を選択した利用者を示す利用者情報、及び各楽曲を演奏する順番を示す順番情報を含むメドレー編集データを作成する(メドレー編集データの作成。ステップ21)。
カラオケ歌唱を行う際、各利用者はカラオケ装置3にログインする。ログインした利用者(たとえば、利用者A)は、リモコン装置35を介し、ステップ21で作成されたメドレー編集データに対応するメドレーIDを入力することにより、歌唱するメドレー楽曲の選択を行う(メドレー編集データの選択。ステップ22)。
サーバ2は、対応するメドレー編集データをカラオケ装置3に送信する(メドレー編集データの送信。ステップ23)。
メドレー楽曲の演奏を開始する際、判定部301は、カラオケ装置3にログインしている利用者を判別する(ログイン判別。ステップ24)。この例では、利用者A、利用者Bがログインしたとする。
演奏処理部303は、演奏処理部303は、ステップ23で送信されたメドレー編集データに基づいて区間楽曲データの読み出しを行いつつ、各演奏区間に対応付けられている利用者情報を確認する。ここで、演奏処理部303は、ログインしていない利用者Cの利用者IDを検出した場合、利用者Cが選択した楽曲の演奏区間に対応する区間楽曲データの読み出しは行わず、次の演奏区間に対応する区間楽曲データの読み出しを行う。演奏処理部303は、音響処理装置31を制御し、読み出した区間楽曲データに基づいてメドレー楽曲の演奏を行う(一部の区間楽曲データの読み出しを行わずに演奏。ステップ25)。
このように、本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、メドレー歌唱の際に不在となっている利用者が選択した楽曲の演奏区間については区間楽曲データの読み出しを行わない。よって、当該演奏区間の演奏が行われないため、メドレー楽曲の途中でカラオケ歌唱が途切れてしまうことがない。すなわち、本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、メドレー編集データを作成した一部の利用者が不在の場合であっても、スムーズにメドレー歌唱を行うことができる。
<その他>
演奏の順番は、楽曲が選択された順に基づく場合や利用者が任意に変更する場合の他、様々な方法で決定することができる。たとえば、メドレー楽曲の最初と最後を人気曲にすることでメドレー楽曲を歌唱する際の盛り上がりを促すことができる。
この場合、サーバ2は、各カラオケ装置3における歌唱ログを収集することにより、楽曲の歌唱ランキングを算出する。算出された歌唱ランキングのデータは、記憶部20に記憶される。
ここで、第1実施形態の例によれば、メドレー楽曲編集部211は、複数の演奏区間を繋ぎ合せる際、歌唱ランキングデータに基づいて、メドレー楽曲用として選択された楽曲のうちランキングが上位の2曲を抽出する。メドレー楽曲編集部211は、抽出した楽曲がメドレー楽曲の最初と最後になるように順番を調整してメドレー楽曲を編集する。
また、第2実施形態の例によれば、メドレー編集データ作成部212は、メドレー編集データに順番情報を登録する際、歌唱ランキングデータに基づいて、選択された楽曲のうちランキングが上位の2曲を抽出する。メドレー編集データ作成部212は、抽出した楽曲がメドレー楽曲の最初と最後になるように順番を調整してメドレー編集データを作成する。
また、楽曲を選択する際に同じ利用者が連続して楽曲を選択する可能性がある。この場合、選択した順番に基づいてメドレー楽曲を編集すると同じ利用者が連続して歌唱することになる。
そこで、たとえば、第1実施形態の例において、メドレー楽曲編集部211は、メドレー楽曲を編集する際、演奏区間に関連付けられた利用者情報を参照し、同じ利用者情報関連付けられた演奏区間が連続する場合(演奏区間Zα、演奏区間Zβ)、他の利用者情報が関連付けられた演奏区間Zγを演奏区間Zα及び演奏区間Zβの間に挿入して、メドレー楽曲を編集する。或いは、第2実施形態の例において、演奏処理部303は、受信したメドレー編集データを確認し、同じ利用者情報が関連付けられた演奏区間が連続して続く場合、区間楽曲データを読み出す順番を変更してメドレー演奏を行うことも可能である。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケシステム
2 サーバ
3 カラオケ装置
201 メドレー楽曲編集部
301 判別部
302 演奏処理部

Claims (2)

  1. サーバ及びカラオケ演奏を行うためのカラオケ装置を含むカラオケシステムであって、
    前記サーバは、
    複数の利用者それぞれが選択した楽曲における一部の演奏区間を所定の順番で繋ぎ合せたメドレー楽曲を編集するメドレー楽曲編集部を有し、
    前記演奏区間には楽曲を選択した利用者を示す利用者情報が関連付けられており、
    編集された前記メドレー楽曲は、前記演奏区間の繋ぎ目を示すための識別情報を含んでおり、
    前記カラオケ装置は、
    当該カラオケ装置にログインしている利用者を判別する判別部と、
    前記メドレー楽曲を演奏する際、前記利用者情報及び前記識別情報に基づいて、現在ログインしていない利用者が選択した楽曲に対応する前記演奏区間をスキップして演奏する演奏処理部と、
    を有することを特徴とするカラオケシステム。
  2. サーバ及びカラオケ演奏を行うためのカラオケ装置を含むカラオケシステムであって、
    前記サーバは、
    複数の利用者それぞれが選択した楽曲における一部の演奏区間を示す区間情報、楽曲を選択した利用者を示す利用者情報、及び各楽曲を演奏する順番を示す順番情報を含むメドレー編集データを作成するメドレー編集データ作成部を有し、
    前記カラオケ装置は、
    当該カラオケ装置にログインしている利用者を判別する判別部と、
    前記メドレー編集データに基づいて、前記区間情報に対応する区間楽曲データを前記順番情報の順番で読み出してメドレー楽曲を演奏する際、現在ログインしていない利用者が選択した楽曲に対応する区間楽曲データについては読み出しを行わない演奏処理部と、
    を有することを特徴とするカラオケシステム。
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