JP6642215B2 - 楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラム - Google Patents

楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、カラオケ装置で歌唱する楽曲を選択する場合等に使用する楽曲選曲装置、楽曲の自動演奏に合わせて歌唱を楽しむことのできるカラオケシステム、及び、各種情報処理装置で実行可能な楽曲選曲用プログラムに関する。
伴奏の演奏に併せて歌唱を楽しむカラオケ装置では、楽曲名と楽曲番号を対応して掲載していた冊子(歌本)の形態に代え、情報処理装置を使用した楽曲選曲装置としての形態が一般的となっている。このような楽曲選曲装置による選曲形態では、ユーザーが各種検索条件を入力することで、目的とする楽曲を容易に抽出することが可能である。また、抽出した楽曲を選択することで、カラオケ装置に対して直接、予約することも可能である。
このような楽曲選曲装置では、ユーザーの選曲を支援するため、各種機能が設けられている。特許文献1には、マイクロホンの入力音声から抽出した声紋データに対応する選曲履歴をディスプレイに表示し、その選曲履歴の表示に対して特定の楽曲を指定する利用者入力を受け付けて演奏予約の処理を行う通信カラオケ演奏端末が開示されている。特許文献2には、発明のカラオケ選曲支援システムは、携帯端末の利用者の過去の選曲履歴を参照して候補曲を提示し、携帯端末の利用者が選曲した楽曲のリストをカラオケ端末に送信することで楽曲を予約するカラオケ選曲支援システムが開示されている。このカラオケ選曲支援システムによれば、携帯端末の利用者は、候補曲から所望の楽曲を選択すればよく、楽曲の選曲を容易に行うことができる。
特開2000−20078号公報 特開2003−241771号公報
特許文献1、特許文献2に開示される技術は、ユーザーの選曲履歴を使用して行われるものであり、自分が過去に選曲した中から再度、歌唱を行うために選曲を行うことが可能である。履歴を用いた選曲方法としては、このような形態の他、カラオケ装置に対して行われた選曲履歴を記録しておき、この選曲履歴の中から再度、歌唱したい楽曲を選曲するものも知られている。このようなユーザーを問わない形態では、例えば、カラオケボックスにおいて、前に来店した見知らぬユーザーの選曲履歴を使用して選曲を行うことが可能である。したがって、見知らぬユーザーによる最近流行っている楽曲、あるいは、予想外の楽曲を選曲するといった利用法が可能である。
ところで、このようなカラオケ装置における選曲履歴には、見知らぬユーザーが選曲した楽曲以外に、ユーザーが来店してから選曲した楽曲も追加されていく。一方、見知らぬユーザーによる選曲履歴以外に、ある歌唱を繰り返して練習したい、あるいは、同席するユーザーが歌唱した楽曲を自分も歌唱したい等、来店してから選曲された楽曲を再度、選曲したい場合もある。従来のカラオケ装置における選曲履歴では、見知らぬユーザーが歌唱した楽曲、来店してから選曲された楽曲が混在して表示される状況であった。
そのため、本発明に係る楽曲選曲装置は以下の構成を採用するものである。
楽曲選曲装置の利用開始を判定する判定処理と、
カラオケシステムで選曲された楽曲を記録する履歴記録処理と、
前記判定処理の判定結果、及び、前記履歴記録処理の記録に基づき、利用開始前に前記カラオケシステムで選曲された楽曲に対応する第1楽曲関連情報と、利用開始後に前記カラオケシステムで選曲された第2楽曲関連情報を区別可能に表示して、ユーザーに選曲させる履歴選曲処理と、
前記履歴選曲処理で選曲された楽曲を予約指示する指示処理と、を実行可能としたことを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、
前記判定処理は、ユーザーのログインに基づき、ログインユーザー毎に前記楽曲選曲装置の利用開始を判定することを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、
前記履歴選曲処理における操作状況をログインユーザー毎に記録する操作状況記録処理を実行可能とし、
前記履歴選曲処理は、前記操作状況記録処理で記録した前記ログインユーザーの前記操作状況に基づいて、前記第1楽曲関連情報と前記第2楽曲関連情報の何れかを優先して表示することを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、
前記判定処理は、前記楽曲選曲装置と前記カラオケシステム内のカラオケ装置の対応付けに基づいて、前記楽曲選曲装置の利用開始を判定することを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、
前記第1楽曲関連情報、前記第2楽曲関連情報は、選曲された楽曲名、もしくは、選曲された楽曲に対応する歌手名であることを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、
前記履歴選曲処理は、前記第1楽曲関連情報と前記第2楽曲関連情報を異なる形態で表示することを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、
前記履歴選曲処理は、前記第1楽曲関連情報と前記第2楽曲関連情報を切り替えて表示することを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、
前記履歴選曲処理は、同じ前記第1楽曲関連情報をまとめて表示する、もしくは、前記同じ第2楽曲関連情報をまとめて表示することを特徴とする。
また本発明に係るカラオケシステムは、
楽曲選曲装置とカラオケ装置を含んで構成されたカラオケシステムであって、
前記楽曲選曲装置は、
楽曲選曲装置の利用開始を判定する判定処理と、
カラオケシステムで選曲された楽曲を記録する履歴記録処理と、
前記判定処理の判定結果、及び、前記履歴記録処理の記録に基づき、利用開始前に前記カラオケシステムで選曲された楽曲に対応する第1楽曲関連情報と、利用開始後に前記カラオケシステムで選曲された第2楽曲関連情報を区別可能に表示して、ユーザーに選曲させる履歴選曲処理と、
前記履歴選曲処理で選曲された楽曲を予約指示する指示処理と、を実行可能とし、
前記カラオケ装置は、前記指示処理で予約指示された楽曲を再生する楽曲再生処理を実行可能としたことを特徴とする。
また本発明に係る楽曲選曲用プログラムは、
情報処理装置の利用開始を判定する判定処理と、
カラオケシステムで選曲された楽曲を記録する履歴記録処理と、
前記判定処理の判定結果、及び、前記履歴記録処理の記録に基づき、利用開始前に前記カラオケシステムで選曲された楽曲に対応する第1楽曲関連情報と、利用開始後に前記カラオケシステムで選曲された第2楽曲関連情報を区別可能に表示して、ユーザーに選曲させる履歴選曲処理と、
前記履歴選曲処理で選曲された楽曲を予約指示する指示処理と、を情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラムによれば、利用開始前に前記カラオケシステムで選曲された楽曲に対応する第1楽曲関連情報と、利用開始後に前記カラオケシステムで選曲された第2楽曲関連情報を区別可能に表示することで、ユーザーの用途に応じて楽曲を区別することが可能となり、選曲を容易にすることが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラムによれば、ユーザーのログインに基づき、ログインユーザー毎に楽曲選曲装置の利用開始を判定することとしている。このような構成により、ログインユーザー毎に、第1楽曲関連情報と第2楽曲関連情報を区別することが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラムによれば、ログインユーザーの操作状況を使用して1楽曲関連情報と第2楽曲関連情報の何れかを優先して表示することで、ユーザーの利用特性を考慮した履歴選曲処理とし、操作数の削減を図る等、選曲を更に容易にすることが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラムによれば、楽曲選曲装置とカラオケシステム内のカラオケ装置と対応付けに基づいて、楽曲選曲装置の利用開始を判定することとしている。このような構成により、アカウントを有していないゲストユーザーであっても第1楽曲関連情報と第2楽曲関連情報を区別することが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラムによれば、第1楽曲関連情報、第2楽曲関連情報を、選曲された楽曲名、もしくは、選曲された楽曲に対応する歌手名とすることで、選曲履歴中、楽曲名もしくは歌手名の観点を使用して選曲を行うことが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラムによれば、第1楽曲関連情報と第2楽曲関連情報を異なる形態で表示することで、第1楽曲関連情報と第2楽曲関連情報を容易に区別することが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラムによれば、 さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラムによれば、第1楽曲関連情報と第2楽曲関連情報を切り替えて表示することで、第1楽曲関連情報と第2楽曲関連情報を容易に区別することが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラムによれば、前記履歴選曲処理は、同じ前記第1楽曲関連情報をまとめて表示する、もしくは、前記同じ第2楽曲関連情報をまとめて表示することとしている。例えば、同じ楽曲を複数回連続して再生した場合であっても1の第1楽曲関連情報(もしくは第2楽曲関連情報)が表示されるため、第1楽曲関連情報(もしくは第2楽曲関連情報)の表示が冗長とならない。
本実施形態のカラオケシステムを示す図 本実施形態のログイン時におけるトップ画面を示す図 本実施形態の履歴選曲処理を示すフロー図 本実施形態の表示形態選択処理を示すフロー図 本実施形態で使用する各種データ構成を示す図 本実施形態で使用する履歴情報を説明するための図 本実施形態の履歴選曲画面(楽曲、ログイン後優先時)を示す図 本実施形態の履歴選曲画面(楽曲、ログイン前優先時)を示す図 本実施形態の履歴選曲画面(歌手、ログイン後優先時)を示す図 本実施形態の履歴選曲画面(歌手、ログイン前優先時)を示す図 本実施形態の楽曲確認画面を示す図 本実施形態の楽曲再生処理を示すフロー図 他の実施形態の履歴選曲画面(楽曲、ログイン後優先時)を示す図 他の実施形態の履歴選曲画面(楽曲、ログイン前優先時)を示す図 他の実施形態で使用する履歴情報を説明するための図
図1は、本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダ)と、リモコン装置1を含んで構成されている。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント130を利用してネットワークを形成するように接続されている。
カラオケボックスなどの店舗に設置されるカラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏部として音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザーからの各種入力を受け付ける操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶する記憶部としてのハードディスク32を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入する通信手段としてのLAN通信部24を備えている。
また、カラオケ装置2は、モニター41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果の付与等を行う映像制御部31を備えて構成される。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されるモニター41以外に、タッチパネルモニター33に対して各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニター33は映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部35と、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル34が重畳されて構成されている。このタッチパネルモニター33は、カラオケ装置2の操作部21、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニター11などと同様、入力部として機能する。ユーザーは、タッチパネルモニター33にて楽曲を選択することで、直接カラオケ装置2に予約させる等、カラオケ装置2に対する各種操作を行うことが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するためのCPU30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を含んだ制御部を備えて構成されている。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲再生処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザーからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1の選曲処理で形成された予約情報は、カラオケ装置2に送信される。カラオケ装置2は、受信した予約情報をメモリ27中の予約テーブルに登録する。楽曲再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、楽曲演奏処理と歌詞再生処理とが同期して実行される処理である。
楽曲演奏処理は、楽曲情報に含まれる演奏情報に基づき、音響制御部25に演奏を実行させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、マイクロホン43a、43bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカー42から放音される。歌詞再生処理は、楽曲情報に含まれる歌詞情報をモニター41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。この歌詞再生処理で表示される歌詞に、背景映像を重畳させて表示させる背景映像表示処理を実行することとしてもよい。
一方、リモコン装置1は、ユーザーからの指示に基づいて楽曲を検索し、再生指示のあった楽曲について予約情報をカラオケ装置2に送信する選曲処理を実行可能としている。また、リモコン装置1は、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたホスト装置5から各種情報を受信し、各種処理を実行することが可能である。本実施形態では、ユーザーから各種指示を受け付けるユーザーインターフェイスとして、操作部17と、タッチパネルモニター11を備えている。タッチパネルモニター11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザーからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、選曲処理に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶する記憶部として、メモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御部を備えて構成される。リモコン側制御部には、CPU15、タッチパネルモニター11に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、タッチパネルモニター11あるいは操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝える操作処理部18が含まれている。
リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント130と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザーからの各種入力をタッチパネルモニター11、あるいは、操作部17から受付けるとともに、映像情報をタッチパネルモニター11の表示により各種情報を提供することで、カラオケ装置2に対して出力する予約情報を送信する選曲処理など、各種処理を行うことが可能となっている。
図3は、本実施形態のログイン時におけるトップ画面を示す図である。トップ画面は、ユーザーがカラオケシステムにログインしたときに表示される画面であって、ここでは、リモコン装置1を使用してログインしたときのトップ画面が示されている。本実施形態では、カラオケにおいて複数のユーザーが使用することを考慮し、複数のユーザーが同時にログインすることが可能である。トップ画面の上方にはログインしている複数のユーザーに関する情報が表示される。ログインユーザー欄103には、カラオケシステムにログインしているユーザーの分身像103a〜103e(本実施形態では顔部分)が表示される。またログインユーザー欄103中、右端に背景がハイライト(白色)で示されるユーザーは、アクティブユーザー103e(この例ではAさん)であって、アクティブユーザー103eに対するサービス、すなわち、アクティブユーザー103eのユーザー情報を利用したサービスが実行されている状態となっている。アクティブユーザーの切り替えは、ユーザー切り替えボタン101を操作することで行うことが可能である。また、ユーザー登録していないユーザーは、ゲストボタン102を操作することで、ゲストユーザーとしてカラオケシステムを使用することが可能である。
トップ画面には、カラオケシステムにおける各種サービスを使用するためのメニュー表示欄104が表示されている。ユーザーは、「歌手名」と表記されたボタンを操作することで、「歌手名」を使用した楽曲検索を行うことが可能である。また、「曲名」と表記されたボタンを操作することで「曲名」による楽曲検索を行うことが可能である。また、「りれき」と表記されたボタンを操作することで、リモコン装置1で過去に選曲された楽曲、もしくは、当該楽曲に対応する歌手を使用した楽曲検索(履歴検索処理)を行うことが可能である。リモコン装置1は、当該リモコン装置1を使用して予約された楽曲(楽曲ID)を履歴情報として、メモリ14に記憶している。履歴検索処理では、履歴情報を参照して、過去に選曲された楽曲、もしくは、当該楽曲に対応する歌手をユーザーに提示して、選曲させることが可能である。履歴検索処理では、ユーザーが来店してから選曲した楽曲のみならず、来店前に見知らぬユーザーによって選曲された楽曲も含まれるため、最近流行っている楽曲を選曲する、あるいは、見知らぬユーザーの異なる観点による選曲を行うことが可能である。
図3は、本実施形態の履歴選曲処理を示すフロー図である。図3で説明したトップ画面中、「りれき」と表記されたボタンを操作すると、この履歴選曲処理が開始される。本実施形態の履歴選曲処理では、ログインユーザーは、当該ログインユーザーの過去の操作状況を使用することで、当該ログインユーザーに好適な履歴選曲画面を表示することが可能となっている。そのため、履歴選曲処理では、使用しているユーザーがログインユーザーか、ゲストユーザーかを判定する(S101)。ログインユーザーと判定された場合(S101:Yes)には、当該ログインユーザーに好適な履歴選曲画面を選択する表示形態選択処理(S150)が実行される。一方、使用しているユーザーがゲストユーザーの場合(S101:No)には、デフォルトの表示形態で履歴選曲画面(後で説明を行う図7〜図10の何れかの履歴選曲画面)が表示される(S104)。
図4は、本実施形態の表示形態選択処理(S150)を示すフロー図である。表示形態選択処理(S150)では、まず、現在、使用しているログインユーザー(アクティブユーザー)のユーザーIDを使用し、当該ログインユーザーのユーザー情報から操作状況情報が読み出される(S151)。図5(A)には、ユーザー情報のデータ構成の一部が示されている。ユーザー情報には、ユーザーIDに対応付けられた操作状況情報を含んで構成されている。操作状況情報は、履歴選曲処理時におけるユーザーの操作状況を示した情報であって、本実施形態の操作状況情報には、ログイン前選曲回数、ログイン後選曲回数、楽曲項目選曲回数、歌手項目選曲回数が含まれている。これら回数は、履歴選曲処理において選曲された楽曲が、ユーザーがログイン前に選曲された楽曲か否か、楽曲項目を使用して選曲したか歌手項目を使用して選曲したかによってカウントされる情報である。
まず、操作状況情報中、楽曲項目選曲回数と歌手項目選曲回数の比較と、ログイン前選曲回数とログイン後選曲回数の比較が行われる。楽曲項目選曲回数が多く(S152:楽曲)、ログイン後選曲回数が多い場合(S153:ログイン後)、楽曲・ログイン後を優先した履歴選曲画面が表示される(S154)。ここで、本実施形態の履歴情報について説明する。
図6は、本実施形態で使用する履歴情報の一例が示されている。履歴情報は、リモコン装置1で選曲された楽曲、すなわち、リモコン装置1から予約情報としてカラオケ装置2に送信された楽曲の楽曲IDを、時系列に並べた情報である。図6では、理解を容易にするため、楽曲名(楽曲A〜L)と歌手名(歌手あ〜す)の組み合わせで示している。この図では上に行くほど、新しく選曲された楽曲となっている。本実施形態の履歴情報では、リモコン装置1の利用開始前に選曲された楽曲か、利用開始後に選曲された楽曲かを識別可能としている。特に、本実施形態では、リモコン装置1の利用開始をユーザーのログインによって判定することで、ログインしたログインユーザー毎に、選曲履歴を管理することが可能となっている。識別する手法としては、各選曲の日時、並びに、ユーザーがログインした日時を記憶しておく、あるいは、選曲された楽曲の楽曲IDを時系列で並べて履歴情報を形成する際、ログインしたタイミングでユーザーIDを履歴情報に含ませる等、各種手法を採用することが可能である。
本実施形態では、このよう履歴選曲を行っているログインユーザーが、ログインした後に選曲された楽曲であるのか、ログインする前に選曲された楽曲であるかを区別できるように履歴選曲画面を形成している。したがって、表示形態選択処理中、楽曲・ログイン後を優先した履歴選曲画面(S154)は、図7に示す履歴選曲画面(楽曲、ログイン後優先時)として表示される。この履歴選曲画面は、図6で説明した履歴情報の一例を使用した画面である。履歴選曲画面には、履歴情報中、楽曲名で検索する選択タブ104a、歌手名で検索する選択タブ104bが設けられている。この履歴選曲画面では、楽曲優先となっているため、楽曲名で検索する選択タブ104aが選択された状態となっている。
また、選択タブ104a内には、履歴情報に基づきこれまでに選曲された楽曲の楽曲名、歌手名(楽曲関連情報)が表示される。また、楽曲関連情報は、ログイン後に選曲された楽曲関連情報106aの背景を白色で表示し、ログイン前に選曲された楽曲関連情報106bの背景を褐色で表示すること、また、両者の間に黒線を設けることで、ログイン後の楽曲関連情報106aと、ログイン前の楽曲関連情報106bが区別可能に表示されている。なお、本実施形態では、履歴情報中、同じ楽曲(例えば、図6の楽曲A、楽曲G)が存在した場合、1の楽曲としてまとめて表示することで、楽曲関連情報106a、106b中に楽曲が重複しないようにしている。また、画面右側にはページ変更ボタン105a、105bが設けられている。さらに過去に選曲された楽曲から選曲したい場合、「次ページ」と表記されたページ変更ボタン105bを操作することで、表示されている楽曲関連情報を変更することが可能である。
この図7の履歴選曲画面から分かるように、本実施形態の履歴選曲処理では、選曲を行うログインユーザーが、ログインする前に選曲された楽曲か、あるいは、ログインした後に選曲されたか楽曲かを区別可能に表示することで、ユーザーの選曲を容易とするユーザーインターフェイスを提供することとしている。さらに本実施形態では、操作状況情報を使用して、ユーザーの利用頻度が高い選曲方法(ログイン前もしくは後、楽曲項目、歌手項目)を最初に提供し、操作性の向上が図られている。
表示形態選択処理(S150)において、楽曲項目選曲回数が多く(S152:楽曲)、ログイン前選曲回数が多い場合(S153:ログイン前)、楽曲・ログイン前を優先した履歴選曲画面が表示される(S155)。図8には、本実施形態の履歴選曲画面(楽曲、ログイン前優先時)が示されている。この履歴選曲画面では、楽曲名で検索する選択タブ104aが優先表示されるとともに、ログイン前の楽曲関連情報が優先して表示される。この履歴選曲画面では、ログイン後に選曲された楽曲の楽曲関連情報106aは、楽曲関連情報106bの後に劣後表示される。ページ変更ボタン105bの操作を繰り返し行うことで、楽曲関連情報106bの表示後に、楽曲関連情報106aが表示される。このような履歴選曲画面は、過去に来店した見知らぬユーザーによって選曲された中から好んで選曲を行うユーザーにとって利用しやすいユーザーインターフェイスとなる。
表示形態選択処理(S150)において、歌手項目選曲回数が多く(S152:歌手)、ログイン後選曲回数が多い場合(S156:ログイン後)、歌手・ログイン後を優先した履歴選曲画面が表示される(S157)。図9には、本実施形態の履歴選曲画面(歌手、ログイン後優先時)が示されている。この履歴選曲画面では、歌手名で検索する選択タブ104bが優先表示されるとともに、ログイン後に選曲された楽曲の歌手名(楽曲関連情報)が表示される。楽曲関連情報は、ログイン後に選曲された楽曲に対応する楽曲関連情報107aの背景を白色で表示し、ログイン前に選曲された楽曲に対応する楽曲関連情報107bの背景を褐色で表示すること、また、両者の間に黒線を設けることで、ログイン後の楽曲関連情報107aと、ログイン前の楽曲関連情報107bが区別可能に表示されている。このような履歴選曲画面は、来店後に選曲した楽曲と同じ歌手の持ち歌(楽曲)から選曲したいユーザーにとって利用しやすいユーザーインターフェイスとなる。表示された楽曲関連情報107a、107bが選択された場合、選択された楽曲関連情報107a、107bに対応する楽曲、すなわち、歌手の持ち歌について、楽曲関連情報が表示され、ユーザーはその中から歌唱したい楽曲を選曲することが可能となる。
表示形態選択処理(S150)において、歌手項目選曲回数が多く(S152:歌手)、ログイン前選曲回数が多い場合(S156:ログイン前)、歌手・ログイン前を優先した履歴選曲画面が表示される(S158)。図10には、本実施形態の履歴選曲画面(歌手、ログイン前優先時)が示されている。この履歴選曲画面では、歌手名で検索する選択タブ104bが優先表示されるとともに、ログイン前に選曲された楽曲に対応する楽曲関連情報107bが優先して表示される。ページ変更ボタン105bの操作を繰り返し行うことで、楽曲関連情報107bの表示後に、楽曲関連情報107aが表示される。このような履歴選曲画面は、過去に来店した見知らぬユーザーによって選曲された歌手を使用して選曲を行うユーザーにとって利用しやすいユーザーインターフェイスとなる。
以上説明した履歴選曲画面を使用して1の楽曲が選択された場合(図3の履歴選曲処理中、S105:Yes)、リモコン装置1のタッチパネルモニター11には、楽曲確認画面が表示される(S106)。図11には、本実施形態の楽曲確認画面が表示されている。楽曲確認画面には、歌手名、曲名、歌い出し等の楽曲関連情報が表示されており、ユーザーはこれら楽曲関連情報を参照して、自分が歌唱したい楽曲に間違いないか否かを確認することができる。また、楽曲確認画面には、楽曲再生時の音程を変更する音程設定欄109が設けられている。ユーザーは、この音程設定欄109を使用して、演奏時の音程を事前に設定することが可能である。
ユーザーにより、楽曲確認画面に設けられている予約ボタン110が操作された場合(S107:Yes)、リモコン装置1からカラオケ装置2に対して予約情報が送信される(S108)。図5(B)には、予約情報のデータ構成が示されている。予約情報は、予約する楽曲を識別するための楽曲ID、予約を行ったユーザー(アクティブユーザー)を識別するためのユーザーID、音程設定欄109を使用して設定された選択した音程設定値を含んで構成されている。カラオケ装置2は、受信した予約情報を予約テーブルに登録し、楽曲再生処理を実行する。
また、予約を行ったユーザーがログインユーザーの場合(S109:Yes)には、履歴選曲処理におけるユーザーの操作状況に基づいて、ログインユーザーのユーザー情報中の操作状況情報を更新する。本実施形態では、履歴選曲処理で予約された楽曲が、ログイン後に選曲された楽曲(もしくは、楽曲に対応する歌手)であるか、ログイン前に選曲された楽曲(もしくは、楽曲に対応する歌手)であるかによって、操作状況情報中のログイン後選曲回数もしくはログイン前選曲回数、及び、楽曲項目選曲回数もしくは歌手項目選曲回数がカウントされる。その後、予約された楽曲に対応した楽曲IDが履歴情報に追加される(S111)。したがって、今回、予約された楽曲も選曲は、次回以降の履歴選曲処理の選曲対象となる。
図12は、本実施形態の楽曲再生処理のフロー図である。カラオケ装置2は、起動後、楽曲再生処理を実行することで、ユーザーが予約した楽曲の再生を実行する。楽曲再生処理が開始されると、カラオケ装置2は、予約テーブルに登録された予約情報をチェック(S201)して、次に再生すべき楽曲の有無を確認する。次に再生すべき楽曲があると判断された場合(S202:Yes)、予約情報に含まれる楽曲IDに対応する楽曲情報を読み出して楽曲再生を開始する(S203)。楽曲再生が終了したことが判定される(S204:Yes)と、フローの先頭に戻って、次の楽曲について楽曲再生処理を実行する。
図5(C)は、本実施形態の楽曲情報のデータ構成を示した図である。楽曲情報は、楽曲情報に関連する各種情報を含んだ属性情報と、演奏や歌詞の表示といった各種処理を実行するための実情報を有している。属性情報には、楽曲情報を識別するための楽曲ID、曲名、歌手名、ジャンル等の楽曲関連情報を有している。楽曲関連情報は、ユーザーが楽曲を検索する際の検索対象項目として使用することが可能である。
楽曲情報の実情報には、演奏情報、歌詞情報、背景映像情報等を含んで構成される。演奏情報は、MIDI規格に基づいて電子楽器用の制御情報、あるいは、実際の演奏を録音した圧縮音声情報等を含んで構成された、カラオケの伴奏音を演奏するための情報である。歌詞情報は、歌唱補助のため、演奏情報に同期して表示される情報であり、演奏に同期して表示された歌詞の色替えを行うように構成してもよい。歌唱評価情報は、楽曲再生時において、ユーザーの歌唱音声を評価する情報であり、歌唱すべき旋律等を含んで構成される。楽曲再生時、歌唱評価を行う際には、マイクロホン43a、43bに入力される歌唱音声と、この歌唱評価情報を対比することで、採点値の算出等を行うことが可能である。
以上、本発明に係る楽曲選曲装置について、履歴選曲処理を実行するリモコン装置1による実施形態を例に取って説明したが、本発明はこの実施形態のみならず、各種変形例を採用することが可能である。以下に変形例について説明を行う。
(変形例1)
図7〜図10で説明した履歴選曲画面では、楽曲関連情報106aと楽曲関連情報106bの背景色を異ならせること、また、楽曲関連情報106aと楽曲関連情報106bの間に黒線を設けることで、両者を区別可能に表示していた。このような形態に代え、ユーザーの切替操作により、両者を区別可能に表示してもよい。図13には、他の実施形態の履歴選曲画面(楽曲、ログイン後優先時)が、また、図14には、他の実施形態の履歴選曲画面(楽曲、ログイン前優先時)が示されている。
この実施形態では、ログイン後に選曲された楽曲関連情報106aを優先して表示する場合、図13に示すように楽曲関連情報106aのみが表示される。また、履歴選曲画面には、変更ボタン108が設けられており、この変更ボタン108を操作することで、図14に示すログイン前に選曲された楽曲関連情報106bを優先して表示する、すなわち、楽曲関連情報106bのみを表示する選曲履歴画面に切り替えることが可能である。なお、この実施形態では、前述の実施形態と同様、ログイン後に選曲された楽曲に対応する楽曲関連情報107aの背景を白色で表示し、ログイン前に選曲された楽曲に対応する楽曲関連情報107bの背景を褐色で表示することで、両者間を更に区別容易に表示している。このような形態では、ユーザーの操作によって、ログイン後に選曲された楽曲関連情報106a、もしくは、ログイン前に選曲された楽曲関連情報106bのみが表示されるため、選曲の対象としたくない他の楽曲関連情報を非表示とし、目的とする楽曲を容易に選曲することが可能となる。
(変形例2)
また、前述した実施形態では、カラオケシステム内において、リモコン装置1のみで履歴情報を形成することとしていた。カラオケシステムでは、複数台のリモコン装置1を1のカラオケ装置2に対応付けて使用することがある。このような場合、前述の実施形態では、他のリモコン装置1で選曲された楽曲は、履歴選曲処理の対象とならない。このように複数台のリモコン装置1を使用する場合、リモコン装置1間で通信する、あるいは、カラオケ装置2を介して、複数台の履歴情報を共有してもよい。そうすることで、カラオケシステム内で選曲された全ての楽曲を、履歴選曲処理の対象として使用することが可能となる。また、選曲された楽曲とは、予約された楽曲ではなく、カラオケ装置2において楽曲再生処理された楽曲であってもよい。この場合、カラオケ装置2は、楽曲再生処理された楽曲を管理し、リモコン装置1はカラオケ装置2から管理状況を取得することで、履歴選曲処理を行うことが可能となる。
(変形例3)
また、前述した実施形態では、操作状況について、ユーザーの利用頻度が高い選曲方法(ログイン前もしくは後、楽曲項目、歌手項目)を使用して判断することとしているが、このような形態に代え、履歴選曲処理における画面の表示時間によって判断することとしてもよい。例えば、楽曲名で検索する選択タブ104aを選択したときの表示時間長、歌手名で検索する選択タブ104bを選択したときの表示時間長で、楽曲名、歌手名のどちらを優先させるかを判断することが可能である。あるいは、履歴選曲画面において、ログイン後に選曲された楽曲関連情報の数が多い画面の表示時間長、ログイン前に選曲された楽曲関連情報の数が多い画面の表示時間長に基づいて、ログイン前、ログイン後のどちらを優先させるかを判断することが可能である。なお、前述の実施形態では、操作状況情報を使用して最初に表示する履歴選曲画面を選択することとしているが、本発明中、この機能は必須では無く、操作状況情報を使用せずに、デフォルトの履歴選曲画面で表示することとしてもよい。
(変形例4)
前述した実施形態では、ユーザーによるリモコン装置1の利用開始を、ユーザーのログインによって判定し、利用開始前と後で行われた選曲について、その楽曲関連情報を区別可能に表示していた。したがって、前述の実施形態では、アカウントを有していないユーザー等、ログインしていないユーザーに対しては、図3で説明したようにデフォルトの表示形態で履歴選曲画面を表示する(S104)ことになる。ところで、カラオケボックス等では、来店したユーザーは、カラオケボックスのフロント等で、リモコン装置1を借り受け、指示されたボックスに入ることでカラオケシステムを利用する。その際、ユーザー自身、あるいは、従業員によってリモコン装置1とカラオケ装置2を対応付ける対応付け処理が実行される。この対応付け処理を行うことで、リモコン装置1から出力された各種コマンドが、対応付けされたカラオケ装置2で受信可能となる。履歴選曲処理で必要となるリモコン装置1の利用開始は、ユーザーのログインによって判定することに代え、リモコン装置1とカラオケ装置2が対応付けによって判定することとしてもよい。
図15は、変形例4で使用する履歴情報の一例が示されている。履歴情報は、リモコン装置1で選曲された楽曲、すなわち、リモコン装置1から予約情報としてカラオケ装置2に送信された楽曲の楽曲IDを、時系列に並べた情報である。図15では、理解を容易にするため、楽曲名(楽曲A〜L)と歌手名(歌手あ〜す)の組み合わせで示している。この図では上に行くほど、新しく選曲された楽曲となっている。変形例4の履歴情報では、
対応付け処理が行われた後に選曲された楽曲(リモコン装置1の利用開始後)か、対応付け処理が行われる前に選曲された楽曲(リモコン装置1の利用開始前)かを識別可能となっている。識別する手法としては、各選曲の日時、並びに、対応付け処理が行われた日時を記憶しておく、あるいは、選曲された楽曲の楽曲IDを時系列で並べて履歴情報を形成する際、対応付け処理が行われたタイミングを履歴情報に含ませる等、各種手法を採用することが可能である。なお、この変形例4では、対応付けが行われたタイミングを使用しているが、対応付けが解除されたタイミングを記憶する形態としてもよい。対応付けが解除されてから、次回の対応付けが行われる期間には、リモコン装置1で選曲されることが無いことを理由としている。
なお、リモコン装置1の利用開始の判定は、前述した実施形態のように、ユーザーのログインによって判定することや、変形例4のようにリモコン装置1とカラオケ装置2の対応付けによって判定する以外に、ユーザーがリモコン装置1に利用開始を指示入力することを条件として判定することとしてもよい。あるいは、リモコン装置1の電源が落とされたこと、充電が行われたこと、所定期間操作されなかったこと等、各種条件を使用することが考えられる。
以上、本発明の実施形態について、リモコン装置1による履歴選曲処理を説明したが、この履歴選曲処理は、リモコン装置1のみならず、カラオケ装置2において実行することも可能である。すなわち、リモコン装置1、または、カラオケ装置2が本発明における楽曲選曲装置として機能することが可能である。また、最近では、ユーザーが所持するスマートホン等の携帯端末装置を使用して選曲処理を行うことも可能である。このような選曲処理を実行する携帯端末装置についても本発明の範疇(楽曲選曲装置)に属する。携帯端末装置がカラオケシステムと通信を行うことで、カラオケシステムから履歴情報を取得し、携帯端末装置において履歴選曲処理を実行することが可能である。また、リモコン装置1、カラオケ装置2、携帯端末装置等、各種情報処理装置において選曲処理を実現するための楽曲選曲用プログラムについても本発明の範疇に属する。
1:リモコン装置 32:ハードディスク
2:カラオケ装置 33:タッチパネルモニター
5:ホスト装置 34:タッチパネル
11:タッチパネルモニター 35:表示部
11a:表示部 41:モニター
11b:タッチパネル 42:スピーカー
12:ビデオRAM 43a、43b:マイクロホン
13:映像制御部 101:ユーザー切り替えボタン
14:メモリ 102:ゲストボタン
15:CPU 103:ログインユーザー欄
16:無線LAN通信部 103a〜103e:分身像
17:操作部 104:メニュー表示欄
18:操作処理部 104a、104b:選択タブ
21:操作部 105a:ページ変更ボタン
22:操作処理部 105b:ページ変更ボタン
24:LAN通信部 106a、106b:楽曲関連情報
25:音響制御部 107a、107b:楽曲関連情報
27:メモリ 108:変更ボタン
28:ビデオRAM 109:音程設定欄
29:映像再生部 110:予約ボタン
30:CPU 130:アクセスポイント
31:映像制御部

Claims (10)

  1. 楽曲選曲装置の利用開始を判定する判定処理と、
    カラオケシステムで選曲された楽曲を記録する履歴記録処理と、
    前記判定処理の判定結果、及び、前記履歴記録処理の記録に基づき、利用開始前に前記カラオケシステムで選曲された楽曲に対応する第1楽曲関連情報と、利用開始後に前記カラオケシステムで選曲された第2楽曲関連情報を区別可能に表示して、ユーザーに選曲させる履歴選曲処理と、
    前記履歴選曲処理で選曲された楽曲を予約指示する指示処理と、を実行可能としたことを特徴とする
    楽曲選曲装置。
  2. 前記判定処理は、ユーザーのログインに基づき、ログインユーザー毎に前記楽曲選曲装置の利用開始を判定することを特徴とする
    請求項1に記載の楽曲選曲装置。
  3. 前記履歴選曲処理における操作状況をログインユーザー毎に記録する操作状況記録処理を実行可能とし、
    前記履歴選曲処理は、前記操作状況記録処理で記録した前記ログインユーザーの前記操作状況に基づいて、前記第1楽曲関連情報と前記第2楽曲関連情報の何れかを優先して表示することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の楽曲選曲装置。
  4. 前記判定処理は、前記楽曲選曲装置と前記カラオケシステム内のカラオケ装置の対応付けに基づいて、前記楽曲選曲装置の利用開始を判定することを特徴とする
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の楽曲選曲装置。
  5. 前記第1楽曲関連情報、前記第2楽曲関連情報は、選曲された楽曲名、もしくは、選曲された楽曲に対応する歌手名であることを特徴とする
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の楽曲選曲装置。
  6. 前記履歴選曲処理は、前記第1楽曲関連情報と前記第2楽曲関連情報を異なる形態で表示することを特徴とする
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の楽曲選曲装置。
  7. 前記履歴選曲処理は、前記第1楽曲関連情報と前記第2楽曲関連情報を切り替えて表示することを特徴とする
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の楽曲選曲装置。
  8. 前記履歴選曲処理は、同じ前記第1楽曲関連情報をまとめて表示する、もしくは、前記同じ第2楽曲関連情報をまとめて表示することを特徴とする
    請求項1から請求項7の何れか1項に記載の楽曲選曲装置。
  9. 楽曲選曲装置とカラオケ装置を含んで構成されたカラオケシステムであって、
    前記楽曲選曲装置は、
    楽曲選曲装置の利用開始を判定する判定処理と、
    カラオケシステムで選曲された楽曲を記録する履歴記録処理と、
    前記判定処理の判定結果、及び、前記履歴記録処理の記録に基づき、利用開始前に前記カラオケシステムで選曲された楽曲に対応する第1楽曲関連情報と、利用開始後に前記カラオケシステムで選曲された第2楽曲関連情報を区別可能に表示して、ユーザーに選曲させる履歴選曲処理と、
    前記履歴選曲処理で選曲された楽曲を予約指示する指示処理と、を実行可能とし、
    前記カラオケ装置は、前記指示処理で予約指示された楽曲を再生する楽曲再生処理を実行可能としたことを特徴とする
    カラオケシステム。
  10. 情報処理装置の利用開始を判定する判定処理と、
    カラオケシステムで選曲された楽曲を記録する履歴記録処理と、
    前記判定処理の判定結果、及び、前記履歴記録処理の記録に基づき、利用開始前に前記カラオケシステムで選曲された楽曲に対応する第1楽曲関連情報と、利用開始後に前記カラオケシステムで選曲された第2楽曲関連情報を区別可能に表示して、ユーザーに選曲させる履歴選曲処理と、
    前記履歴選曲処理で選曲された楽曲を予約指示する指示処理と、を情報処理装置に実行させることを特徴とする
    楽曲選曲用プログラム。
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