JP4833108B2 - 同一楽曲で複数の異なる音楽作品の取り扱いに特徴を有するカラオケ選曲装置 - Google Patents

同一楽曲で複数の異なる音楽作品の取り扱いに特徴を有するカラオケ選曲装置 Download PDF

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Description

この発明は、索引データベースにアクセスし、検索データベース検索に基づいて利用者に選出されたカラオケ楽曲をカラオケ装置に演奏予約させるためのカラオケ選曲装置に関する。具体的には、カラオケ装置に同じカラオケ楽曲にバージョンが異なる複数の音楽作品が演奏可能に用意されている場合、カラオケ選曲装置において、特定のバージョンの音楽作品を利用者に選曲させるためのユーザインタフェースの改良に関する。
最近のカラオケ選曲装置は、実質的にタブレット・コンピュータと同等のハードウエアにカラオケ装置で演奏可能なカラオケ楽曲について、曲名やアーティスト名などの目次情報を蓄積した索引データベースを外部記憶に格納している。そして、利用者入力により受け付けたクエリーに基づいて索引データベースを検索し、該当するカラオケ楽曲の目次情報を表示出力し、その表示したカラオケ楽曲に対する選曲指示入力を受け付けると、そのカラオケ楽曲の楽曲番号を含んだ演奏予約コマンドをカラオケ装置に送信して演奏予約させる。このように、カラオケ選曲装置は、日々増え続ける膨大な数のカラオケ楽曲から利用者が歌唱したい楽曲を素早く提示して演奏予約させるためのユーザインタフェース環境を利用者に提供している。
しかしながら、カラオケ利用者は、より高音質な伴奏音楽で歌唱したい、新曲のCD発売と同時にカラオケでその曲を唄いたい、同じアーティストの同じ楽曲でも特定のアルバムに収録されている若干アレンジが異なる伴奏音楽で歌唱したい、など、利用者の嗜好が多様化し、カラオケ事業者は、その多様化した嗜好に応えるべく、曲名とアーティスト名が同じカラオケ楽曲に対し複数のバージョンの音楽作品を用意するようになった。
例えば、同じカラオケ楽曲であっても、伴奏音楽の起源となるカラオケデータが、MP3データとMIDIデータのように、異なるデータ形式の音楽作品として複数用意されている場合、同一楽曲で異なるアレンジに対応して複数の音楽作品が用意されている場合、外国の曲において歌詞文字が原語と日本語で用意されている場合、日本の曲で外国の人も歌えるように歌詞文字が日本語と他の外国語で用意されている場合、などである。
同じカラオケ楽曲についてバージョンの異なる複数の音楽作品がカラオケ装置で演奏可能に用意されている場合、各バージョンについての説明を表示したり、その作品をカラオケ装置に演奏予約させたりするためのユーザインタフェースを工夫しないと、利用者は、どのバージョンの作品を歌唱すればよいのか迷ってしまったり、特定のバージョンの音楽作品を歌唱したい場合にそのバージョンの作品を正しくカラオケ装置に演奏予約させることができなくなったりする。本発明は、複数の音楽作品が存在する同一楽曲を正しく利用者に選曲させるためのユーザインタフェースを備えたカラオケ選曲装置を提供することを目的としている。
本発明は、次の事項(1)〜(7)によって特定されるカラオケ選曲装置である。
(1)ユーザインタフェースと、制御手段を備え、索引データベースにアクセするカラオケ選曲装置であること
(2)索引データベースは、音楽作品ごとに、作品IDと曲名とアーティスト名を対応付けするとともに、バージョン説明情報が対応付けされた音楽作品も含まれること
(3)ユーザインタフェースは、制御手段の制御により利用者に情報を表示するとともに、利用者の操作入力を受け付けること
(4)制御手段は、索引データベースを利用者入力に従って検索し、抽出作品が複数あって曲名およびアーティスト名の同一作品を含まない場合は第1モードを、抽出作品が複数あって曲名およびアーティスト名の同一作品を含む場合は第2モードを行うこと
(5)第1モードは、抽出作品がN個以下の際、それら作品の曲名とアーティスト名を一覧表示し、1つの曲名の選択入力を受付可能とすること
(6)第2モードは、曲名およびアーティスト名が同一である複数作品を除く抽出作品が(N−1)以下の際、曲名およびアーティスト名が同一である複数作品については重複表示をせずに他の作品の曲名とアーティスト名とともに一覧表示させ、1つの曲名の選択入力を受付可能とすること
(7)制御手段は、第2モードにて曲名およびアーティスト名が同一である複数作品の共通曲名が選択入力された際、それら複数の作品IDに基づいて索引データベースからそれぞれ該当するバージョン説明情報を抽出し、それらバージョン説明情報により曲名およびアーティスト名が同一である複数作品を区別して表示させ、1つの作品の選択入力を受け付けること
本発明のカラオケ選曲装置によれば、バージョンが異なる複数の音楽作品が存在する同一楽曲を正しく利用者に選曲させることができる。
===カラオケ選曲装置の基本的な構成と動作===
図1に本発明の実施例におけるカラオケ選曲装置を含むカラオケシステムの概略図を示した。また、図2(A)(B)に本実施例のカラオケ選曲装置の外観と機能ブロック構成とを示した。この実施例において、カラオケ選曲装置1は、周知の通信カラオケシステムの一部である。複数の客室40を備えたカラオケ店舗20において、各客室40には、カラオケ装置(以下、演奏端末)2とカラオケ選曲装置(以下、客室端末)1が設置されている。カラオケ店舗20にはLAN30が敷設され、LAN30には、演奏端末2と無線LANのアクセスポイント50が接続されている。客室端末1は、無線LANインタフェース17を備え、アクセスポイント50を経由してLAN30に接続する。それによって、同じ客室20にある演奏端末2と客室端末1とが通信する。
またLAN30は、ルータ60を介してインターネット70aやインターネット70aを利用したVPN70bに接続されている。VPN70bには、カラオケ楽曲の伴奏音楽と歌詞画像の生成起源となるカラオケデータを蓄積するとともに、新譜のカラオケデータなどを適時に演奏端末2に配信するホスト装置80が接続されている。
客室端末2は、液晶ディスプレイ(LCD)12とタッチセンサ13とを積層したタッチパネル11を主体としたユーザインタフェースを備え、内蔵するフラッシュメモリやハードディスク装置などの外部記憶15には演奏端末2にて演奏可能な多数のカラオケ楽曲について、楽曲番号に曲名やアーティスト名、歌詞の歌い出し部分などの目次情報を対応付けした索引データベースを格納している。また、タッチパネル11に表示される各種画像情報や、演奏予約などの操作対象となる同じ客室40の演奏端末2についての所在情報(IPアドレスなど)もこの外部記憶15に記憶されている。
リモコン制御部14は、CPU、RAM、ROM、ビデオRAMなどを含み、タッチパネル11に対する利用者の操作入力情報に基づいて各種画像情報や文字情報をビデオRAMにビットマップ展開し、そのビットマップデータに基づいてLCDドライバ16を駆動してタッチパネル11に適宜な情報を表示する。また、タッチパネル11に表示した情報とその表示位置とをRAMなどに記憶するなどして管理し、利用者がタッチパネル11の任意の位置に触れると、その位置に表示した情報に基づいて次の処理に移行する。
リモコン制御部14は、タッチパネル11を介した利用者との対話を通じて目次情報の断片をクエリーとして受け付け、該当するカラオケ楽曲の目次情報を索引データベースより取り出して提示する。そして、客室端末1において、最終的にカラオケ楽曲が1曲に特定され、その楽曲を演奏予約する旨の利用者入力がなされると、リモコン制御部14は、楽曲番号を含む演奏予約コマンドのコードを生成する。そして、無線LANインタフェース17により、同じ客室40の演奏端末2に向けてこのコードを転送する。
演奏端末2は、客室端末1からLAN30を経由して楽曲番号が送付されてくると、受け取った楽曲番号を演奏処理の待ち行列で管理し、楽曲番号に該当するカラオケデータを順次処理して伴奏音楽を生成させるとともに、マイクロホンに入力された歌声音声との混合音声をスピーカより音響出力する。また、伴奏音楽に同期して歌唱タイミングを指示するように色変わりする歌詞画像をディスプレイに表示出力する。
===索引データベース===
図3に索引データベースの概略構造を示した。各楽曲番号に曲名とアーティスト名が対応付けされている。また、曲名とアーティスト名が同じ楽曲でバージョンが異なる複数の音楽作品101も存在し、このような音楽作品(バージョン別音楽作品)101については、曲名とアーティスト名に加え、それぞれのバージョン別音楽作品の内容を記述したバージョン説明情報102が楽曲番号に対応付けされている。バージョン説明情報102としては、カラオケデータの種別、歌詞文字の言語、原曲の収録アルバムについての情報(アルバム名、アルバムリリース年など)、編曲に関する情報(ジャズアレンジ、ロックアレンジなど)などがある。なお本実施例では、音楽作品ごとに個別の楽曲番号が対応付けされている。すなわち、曲名とアーティスト名が同じ一つのカラオケ楽曲に複数のバージョン別音楽作品が存在する場合、各バージョン別音楽作品に楽曲番号が対応付けされており、楽曲番号が個々のバージョン別音楽作品を識別するための情報(作品ID)となる。
===バージョン別音楽作品選曲機能===
図4〜図10に、バージョン別音楽作品を選曲するまでにタッチパネルに表示される画面遷移を示した。客室端末1を起動するとトップ画面が表示される(図4)。このトップ画面110には、各種検索方式(新譜・歌手名・曲名・あの頃・デュエット・ジャンル)や機能(履歴・リモコン)を呼び出すための各ボタン111〜118と、楽曲演奏中にある演奏端末2を操作するための各種ボタン119が配設されている。たとえば、トップ画面110にある「曲名」ボタン113が指示されると、文字パレットを含んだ文字入力画面(図5,120)が表示される。
利用者がこの文字入力画面120の文字パレット121から文字を指示して目的とするカラオケ楽曲の曲名を頭文字から1文字ずつ入力していくと、リモコン制御部14は、その文字を文字入力欄122に表示する処理を実行するとともに、1文字入力される毎に頭文字からの文字列を索引データベースに問い合わせる。例えば「まなつの・・・」と入力するのであれば、まず「ま」が入力された時点でキーワード「ま」をクエリーとして索引データベースを検索する。この時点で該当するカラオケ楽曲の曲数を画面上の所定位置123に表示する。また、該当検索された楽曲全ての目次情報を取得する。そして、「ま」に引き続いて「な」以降の文字が入力されると、その文字入力機会ごとに入力済みの文字列を索引データベースに照会し、該当する楽曲の数を表示し、該当楽曲の目次情報を一時記憶する。
文字入力画面120の「一覧」ボタン124が指示されると一時記憶した目次情報に基づいて検索結果を所定数ずつ一覧画面(図6、130)に表示する。本実施例では、8曲ずつ表示している。8曲より多い場合は複数の画面に渡って検索結果を表示する。「次頁」ボタン132、あるいは「前頁」ボタン133が指示されると、検索結果の他の画面を表示する。それによって、全検索結果が閲覧できるようになっている。
また本実施例では、一時記憶した目次情報の数が8曲以下になると自動的に検索結果一覧画面130を表示するようになっている。その際、一時記憶した目次情報に基づいて曲名とアーティスト名の組を調査し、それらの組が重複するものがない、すなわちバージョン別音楽作品を含まない場合は、一時記憶した目次情報の数だけで判断できる。バージョン別音楽作品を含む場合は、バージョン別音楽作品を1曲として扱った数で判断し、一覧画面130中に同じ楽曲についてのバージョン別音楽作品を区別して表示しない。すなわち、索引データベース検索により抽出した楽曲中にバージョン別音楽作品が存在する場合で、全抽出楽曲数が8曲以下(バージョン別音楽作品以外の楽曲(通常作品)が7曲以下)になると、曲名およびアーティスト名が同じ複数のバージョン別音楽作品については重複表示をせずに通常作品と同様に、曲名とアーティスト名を一つの欄131にのみ表示する。また、「一覧」ボタン124への指示を受け付けた際に一画面中に表示する8曲についても、バージョン別音楽作品を1曲として扱って表示している。もちろん、「一覧」ボタン124ヘの指示を受け付けて一覧画面130を表示する場合には、バージョン別音楽作品を重複表示するようにしてもよい。
なお、バージョン別音楽作品については、表示欄131にその旨を付記し、利用者に複数のバージョンが存在することを認識させるようにしてもよい。図7に、バージョン別音楽作品の存在を認識させるための検索結果一覧画面130bを例示した。バージョン別音楽作品の欄131bにその旨132が記載されている。
リモコン制御部14は、検索結果一覧画面(130,130b)の表示処理に際し、通常作品を表示している欄の表示領域については楽曲番号を対応付けして管理し、バージョン別音楽作品を表示している欄の表示領域については、該当する全音楽作品の楽曲番号を対応付けしている。もちろん、通常作品も含めた全表示欄、あるいはバージョン別音楽作品の表示領域に、曲名とアーティスト名を対応付けして管理してもよい。
そして、ある表示欄(131,131b)が指示されると、リモコン制御部14は、その欄(131,131b)に対応付けした楽曲番号が単数か複数かによって、すなわち、指示された欄に表示している楽曲が通常作品かバージョン別音楽作品かによって異なる処理を実行する。指示された楽曲が通常作品であれば、その作品についての目次情報を含む詳細情報画面(図8,140)を表示する。この詳細情報画面140には目次情報141と、その楽曲の楽曲番号を演奏端末2に送信して演奏予約させるための「転送」ボタン142、および演奏端末2における待ち行列の先頭に楽曲番号を登録させるための「割込転送」ボタン143が含まれている。
一方、検索結果一覧画面(130,130b)にてバージョン別音楽作品が選択されると、各バージョン別音楽作品についての目次情報とバージョン説明情報とを取得し、各バージョン別音楽作品についてのバージョン説明情報を一覧にした画面(図9,150)を表示する。この画面150には、曲名とアーティスト名151に加え、各バージョン別音楽作品の楽曲番号152とバージョン説明情報153とが一覧表示されている。そして、この一覧から、1つのバージョン別音楽作品の選択入力を受け付けると、通常作品と同様に、その作品の演奏予約指示を受け付けるための詳細情報画面(図10,140b)を表示する。この例では、バージョン別音楽作品についての詳細情報画面140bには、バージョン説明情報144を含ませている。
そして、詳細情報画面(140,140b)に配設されている「転送」ボタン142や「割込転送」ボタン143を指示すると、リモコン制御部14は、当該画面(140,140b)に表示されている作品の楽曲番号を含んだコマンドを無線LANインタフェース17を介して演奏端末2に向けて送出し、演奏の指示を受け付けた旨の確認画面(図11,160)をタッチパネル11に表示させる。
===バージョン説明情報とバージョン別音楽作品の識別表示について===
上記実施例では、索引データベースにおけるバージョン説明情報には各バージョンの内容が記述されていた。この例に限らず、図12に示すように、あらかじめバージョンの種別を規定しておき、その種別の有無をバージョン説明情報としてもよい。この例では、ある曲名161とアーティスト名162の楽曲について、複数のバージョン別音楽作品が存在し、各バージョン別音楽作品の楽曲番号163に種別164に応じたバージョンの有無を示すフラグ165と、その種別の内容166とが対応付けされている。例えば、楽曲番号「1234-16」のバージョン別音楽作品163bには、種別として外国語歌詞がある旨のフラグ(図中「○」で表記)165が対応付けされているとともに、その種別に関する内容として「ハングル文字」166bが対応付けされている。
また、個々のバージョン別音楽作品を識別表示する画面も図9に示したようにバージョン別音楽作品を一覧にした画面150とせず、バージョンの種別を選択可能にした画面としてもよい。図13にバージョン別音楽作品をその種別によって選択可能にする画面を例示した。この画面170では、選択肢がタブ171によって示され、各タブ171に種別が記載されている。存在しない種別についてはそのタブ自体を非表示にしたり、タブを表示しても選択できないようにしたりするなどして該当する種別のバージョン説明情報が付帯していない旨を利用者に認識させるようにすればよい。ある種別のタブ171を指示すると、その種別の関するバージョン説明情報172が目次情報173とともに表示されるようになっている。なおこの例では、図10に示したような詳細情報画面140bを表示させることなく、タブ171によって選択されたバージョン別音楽作品をそのまま演奏予約させるための「転送」ボタン174や「割込転送」ボタン175が配設されている。
なお、例えば、外国語歌詞であっても、複数の言語でバージョン別音楽作品が存在したり、ジャズバージョンとロックバージョンのアレンジが存在したりするなど、一つの種別について複数の内容が存在する場合も想定される。そのような場合には、「ハングル文字歌詞」「中国語歌詞」、「ジャズアレンジ」「ロックアレンジ」など、種別と内容を組み合わせた選択肢を用意しておけばよい。あるいは、特定の種別(例えば、外国語歌詞)を選択した際、その種別に複数の内容(中国語、ハングル文字など)が存在すれば、その内容を一覧にして選択可能にした画面を表示するようにしてもよい。
===索引データベースについて===
上記実施例において、索引データベースは、客室端末1の外部記憶に格納されていた。この例に限らず、演奏予約コマンドの送付先となる演奏端末2の外部記憶に索引データベースを格納し、演奏端末2と客室端末1とが双方向通信できるようにしておく。そして客室端末1には、利用者入力により受け付けたクエリーに基づいて演奏端末2の索引データベースを検索するプログラムと、上記実施例のように検索結果として抽出した音楽作品をバージョン別に表示するためのプログラムとを実装させておけばよい。もちろん、客室端末1にインターネット70aやVPN70bなどのネットワークにアクセスする機能を実装し、ホスト装置80に付帯する外部記憶など、ネットワーク上の所定の記憶資源に索引データベースを用意しておいてもよい。
上記実施例では、バージョンが異なる音楽作品には異なる楽曲番号が付与されていた。この例に限らず、例えば、同じ伴奏音楽でも歌詞の言語が異なる場合などでは、伴奏音楽の起源となる音楽データを楽曲番号で識別し、歌詞画像の起源となる歌詞描出データをその言語に応じた識別子で識別できるようにしてもよい。例えば、索引データベースでは、曲名とアーティスト名が同じカラオケ楽曲については同じ楽曲番号を対応付けしておき、言語毎に言語の識別子をさらに対応付けしておく。そして、演奏端末に送信する演奏予約コマンドに楽曲番号と言語別の識別子とを含ませ、演奏端末は、楽曲番号に基づく音楽データと言語別の識別子に基づく歌詞描出データを処理して、カラオケ伴奏音楽と歌詞画像を同期させて音響映像出力する。すなわち、言語に関する識別子が付帯した楽曲番号を作品IDとする。
===カラオケ選曲装置のハードウエアについて===
カラオケ選曲装置のハードウエアは、上記実施例のようなタブレット・コンピュータに限らない。例えば、最近の携帯電話機は、赤外線や電波による近距離無線通信機能と、ブラウザと、JAVA(登録商標)実行環境などのアプリケーション・ソフトウエアを実行する機能とを備え、その携帯電話機が専用のアプリケーション・ソフトウエアを実行することで、演奏端末用のリモコン装置として機能する。そこで、移動体通信事業者が管理するパケット通信網やインターネットに接続されているWebサーバーなどに索引データベースを用意しておく。そして携帯電話機は、利用者入力されたクエリーをWebサーバーを介して索引データベースに照会し、その照会結果を受け取り、照会結果として上記実施例のようにバージョン別音楽作品を識別可能にして表示するとともに、特定のバージョン別音楽作品の作品IDを含む演奏予約コマンドを近距離無線通信機能により演奏端末に送信する。
本発明の実施例におけるカラオケ選曲装置を含むカラオケシステムの概略図である。 上記カラオケ選曲装置の外観図(A)と機能ブロック図(B)である。 上記カラオケ選曲装置が記憶する索引データベースの概略構造図である。 上記カラオケ選曲装置が表示するトップ画面の概略図である。 上記カラオケ選曲装置が表示する文字入力画面の概略図である。 上記カラオケ選曲装置が表示する検索結果一覧画面の概略図である。 上記検索結果一覧画面のその他の表示例を示す概略図である。 上記カラオケ選曲装置が表示する詳細情報画面の概略図である。 上記カラオケ選曲装置が表示するバージョン別音楽作品の一覧画面の概略図である。 上記カラオケ選曲装置が表示するバージョン別音楽作品についての詳細情報画面の概略図である。 上記カラオケ選曲装置が表示する確認画面の概略図である。 上記索引データベースのその他の例における概略構造図である。 上記バージョン別音楽作品の一覧画面のその他の表示例を示す概略図である。
符号の説明
1 カラオケ選曲装置
2 演奏端末
11 タッチパネル
14 リモコン制御部
15 外部記憶
102 バージョン説明情報
130,130b 検索結果一覧画面
150 バージョン別音楽作品一覧画面

Claims (1)

  1. ユーザインタフェースと、制御手段を備え、索引データベースにアクセするカラオケ選曲装置であって、
    索引データベースは、音楽作品ごとに、作品IDと曲名とアーティスト名を対応付けするとともに、バージョン説明情報が対応付けされた音楽作品も含まれ、
    ユーザインタフェースは、制御手段の制御により利用者に情報を表示するとともに、利用者の操作入力を受け付け、
    制御手段は、索引データベースを利用者入力に従って検索し、抽出作品が複数あって曲名およびアーティスト名の同一作品を含まない場合は第1モードを、抽出作品が複数あって曲名およびアーティスト名の同一作品を含む場合は第2モードを行い、
    第1モードは、抽出作品がN個以下の際、それら作品の曲名とアーティスト名を一覧表示し、1つの曲名の選択入力を受付可能とし、
    第2モードは、曲名およびアーティスト名が同一である複数作品を除く抽出作品が(N−1)以下の際、曲名およびアーティスト名が同一である複数作品については重複表示をせずに他の作品の曲名とアーティスト名とともに一覧表示させ、1つの曲名の選択入力を受付可能とし、
    制御手段は、第2モードにて曲名およびアーティスト名が同一である複数作品の共通曲名が選択入力された際、それら複数の作品IDに基づいて索引データベースからそれぞれ該当するバージョン説明情報を抽出し、それらバージョン説明情報により曲名およびアーティスト名が同一である複数作品を区別して表示させ、1つの作品の選択入力を受け付ける
    カラオケ選曲装置。
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