JP3973948B2 - 携帯電話機用のカラオケ支援プログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、カラオケ装置の演奏キーを利用者の音域に合わせて制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
よく知られているように、一般的なカラオケ装置はキーコントロール機構を備えている。キーコントロールを利用者の音声に基づいてカラオケ装置が自動的に行う技術も開発されている。例えば特許第2797648号公報に開示されている技術によれば、カラオケで歌いたい利用者は、まずカラオケ装置を音域登録モードに指定した上で歌いたい楽曲の楽曲IDと自分の利用者IDを入力してリクエストする。この利用者がこのカラオケ装置を初めて利用する場合には、カラオケ装置は音域検出用の伴奏音を出力する。リクエストした利用者は、この伴奏音に合わせて発声してマイクに入力する。カラオケ装置はこのときに入力された利用者の音声信号の周波数分析を行い、所定のレベル以上の領域(低音域あるいは高音域)をこの利用者の音域として、利用者IDと対応づけて記憶する。また、リクエストされた楽曲のカラオケデータから主旋律の音域を読み出し、これと先に分析した利用者音域とを比較して、主旋律ができるだけ利用者の音域に含まれるように、楽曲演奏時のキーを自動調整するものである。
【0003】
また、あるカラオケ装置にある利用者の音域データを一度登録すると、その音域データは他の楽曲をリクエストする場合にも有効となる。つまり、すでに音域データが登録されているある利用者が、音域登録モードでリクエストする際には、楽曲IDを入力するとともに自分の利用者IDを入力する。カラオケ装置がリクエスト楽曲を演奏するときに、この利用者IDが対応づけられた利用者音域データを記憶していれば、その音域データに基づいて演奏キーを自動設定する。
【0004】
【解決しようとする課題】
この従来技術では、利用者は自分の音域を登録したカラオケ装置においては、その音域データを何度でも活用できるが、別のカラオケ店に行ったらまた音域データを登録しなければならず、極めて面倒であった。
【0005】
また、自分の音域データを登録してあるカラオケ装置を利用する場合でも、その日の体調によりカラオケ演奏のキーを変えたい場合もあり、そのような場合には音域データを登録し直すという面倒な操作を行わなければならなかった。しかもカラオケ店に行かなければこのような操作は行えない。
【0006】
とくに大勢でカラオケ利用する場合には、各々が音域データを登録すると、その間は他の人にはつまらないだけでなく、実際に歌う時間が減ってしまうことになる。カラオケパブのような業態の店では、たがいに見知らぬ人々が集うので、グループで利用されるカラオケボックスのような業態とは異なり、このような取り扱い方で利用者の音域を登録していては問題が多い。
【0007】
さらに、不特定多数のカラオケ利用者について、登録された全ての音域データを、ほとんど利用することのない人の分まで含めてカラオケ装置や他の装置に保持しておかなければならず、メモリ資源やハードウェア資源の無駄につながる。
【0008】
また、通信カラオケシステムにおいて、各地のカラオケ装置で登録された利用者の音域データを共有することも考えられるが、膨大な利用者の音域データを吸い上げてシステム内の全カラオケ装置に配信するということが必要になり、現実的ではない。
【0009】
近頃では、インターネットのブラウザ機能やJAVAアプレット実行機能などを搭載した高機能な携帯電話機が爆発的に普及している。カラオケを利用する人の多くがこのような携帯電話機を所有しており操作にも慣れている。そこで、各人が自己所有の携帯電話機に音声を入力したり音域を調整したりしておいて、カラオケ利用時にはこれを用いて演奏予約を行うと利用者が歌いやすい音域になるように自動的にキー設定がされたりすると大変に便利である。本発明者らはこのように考えて本発明をなしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る携帯電話機用のカラオケ支援プログラムは、つぎの事項(1)〜(10)により特定されるものである。
(1)近距離無線通信手段と、記憶手段と、表示手段と、操作入力手段と、制御手段と、スピーカーと、マイクを備えた携帯電話機用のカラオケ支援プログラムであること
(2)近距離無線通信手段は、カラオケ装置と無線通信可能とすること
(3)記憶手段は、楽曲リストと、発声音域データを格納すること
(4)楽曲リストは、楽曲ごとに楽曲IDと曲名とアーティスト名を対応付けすること
(5)発声音域データは、歌唱できる音域のデータであること
(6)表示手段は、制御手段の制御により情報を表示すること
(7)操作入力手段は、利用者による操作入力を受け付け可能とすること
(8)カラオケ支援プログラムは、記憶手段に格納され、制御手段に、利用者入力に応答して音域設定処理および楽曲予約処理を行わせること
(9)音域設定処理は、スピーカーからガイド音を出力させるとともにマイクの入力音声を採取して周波数分析し、分析結果に基づいて発声音域データを作成して記憶手段に格納すること
(10)楽曲予約処理は、楽曲リストの曲名とアーティスト名を表示手段に表示させて選曲予約入力を受け付け、選曲された楽曲IDと発声音域データを含む演奏予約信号を近距離無線通信手段によりカラオケ装置に送信させること
【0011】
【発明の実施の形態】
===システム概要===
この発明の一実施例にかかるカラオケ利用者支援サーバーを用いたシステムの構成例を図1に示している。カラオケ利用者支援サーバー1はカラオケ事業者により運営されるコンピュータである。このサーバー1は、ウェブサーバーの機能も備えており、ISPなどを介してインターネット2に接続されている。カラオケ利用者支援サーバー1には、楽曲索引データベース3が備わっており、楽曲名やアーティスト名、デフォルトに設定されている演奏キー、音域(最低音と最高音)などのカラオケ装置4で利用できる楽曲の関連データが楽曲IDをキーにして集約され管理されている。そして、インターネット2に接続された携帯電話機5からインターネット2を介して送られてくるアクセス要求に応じて、発声音域を記憶させたり楽曲索引データベース3に蓄積されているカラオケ楽曲関連データを閲覧させたり選曲させたりするウェブコンテンツが稼働している。なお、カラオケ装置4のカラオケデータベースの更新にともなってサーバー1の楽曲索引データベース3の内容も更新されるようになっている。たとえば通信カラオケ装置においては、カラオケホスト装置との適宜な通信によって最新のカラオケ楽曲の内容を反映したデータが蓄積管理されている。
【0012】
携帯電話機5にはIrDAインタフェースが備わっている。また、JAVAアプレット実行機能が備わっており、必要に応じてカラオケ利用者支援サーバー1またはカラオケ装置4からプログラムを受け取って実行することが可能である。
なお、カラオケ利用者支援サーバー1は、インターネット2を介さずに移動通信網6に直接接続され、携帯電話機5と移動通信網6を介してデータ通信する構成であってもよい。
また、携帯電話機5に備える無線インタフェースはIrDAインタフェースに限定するものではない。すなわち、携帯電話機5からカラオケ装置4へ送信する無線信号は、IrDA信号に限定するものではなく、ブルートゥース信号やリモコン信号(送信のみの赤外線信号)など、他の形式の無線信号であってもよい。
【0013】
===カラオケ利用者支援メニュー===
利用者は、カラオケで自分が歌唱できる音域や歌いたい楽曲やそのアーティストなどを登録しておくために、所有の携帯電話機5でインターネット2を介してカラオケ利用者支援サーバー1にアクセスする。このサーバー1を利用するためのカラオケ支援プログラムはサーバー1上に用意されており、アクセスした携帯電話機5はここからダウンロードして利用することが可能である。このカラオケ支援プログラムにより、携帯電話機5のディスプレイに利用者との対話インタフェースが提供される。
カラオケ利用者支援サーバー1にアクセスした携帯電話機5のディスプレイには、まず図2に例示したように、音域設定と楽曲検索のためのメニューが表示される。この例では、「音域設定」「曲名検索」「アーティスト名検索」「My目次本」の4つのメニューが用意されている。各々の内容については以下に述べる。
【0014】
===音域設定===
利用者がこのメニューから「音域設定」を選択してクリックすると、図3に例示したような音域設定メニューが表示される。これは、適宜な対話型GUI(グラフィカルユーザインタフェース)によって、利用者に携帯電話機5のマイクに向かって発声させたり操作させたりして、利用者が歌唱できる音域を示す発声音域データを設定・登録するものである。例えば、ガイド音を発生して発声を追随させるなどして、出せる限りの高い声や出せる限りの低い声など、この利用者の歌唱できる音域を判定するために必要な音声を採取する。そして、採取した音声を元にして最高音高および最低音高の基本周波数を解析する。図3では採取された音声に基づく音域は、左の最低音高(最小周波数)から右の最高音高(最大周波数)までの長さをもつ横棒で表示される。
【0015】
また、利用者自身の操作により登録する音域を調整することも可能である。図3では「調整」ボタンをクリックすると、調整操作中の音域が調整操作前の音域表示の上方にこれと平行する横棒で表示される。そして上下または左右のカーソルボタンを操作することにより、調整操作前の音域を、拡縮したり全体にスライドさせたりすることができる。つまり、上下のカーソルで音域の伸縮を、左右のカーソルで音高のスライドを操作できるようになっている。例えば、下のカーソルをクリックすれば音域が狭まり、上のカーソルをクリックすると音域が広がる。また、右のカーソルをクリックすると音域の幅はそのままで全体が音高の高い方向にスライドし、左のカーソルをクリックすれば音域の幅はそのままで全体が音高の低い方向にスライドする。これらの操作の状態は、操作中の音域表示に随時反映され、利用者が目で見て把握しやすいようになっている。
以上のようにして利用者が登録したい音域を決定して「登録」ボタンをクリックすると、これを発声音域データとして不揮発性のメモリに記録する。
【0016】
携帯電話機5では、このようにして記録された発声音域データを、カラオケ装置との適宜な通信の機会に、発声した利用者を特定できる利用者IDとともに無線送信する。例えば楽曲の演奏予約をする際に、携帯電話機5に対応づけられている利用者IDとともに送信する。本実施例では、ある楽曲を演奏予約する際には、この楽曲について楽曲索引データベース3からデフォルトに設定されているキーや音域の情報を取り出して、利用者ID(この例では携帯電話機5のID)、発声音域データ、楽曲IDとともにカラオケ装置に送信する。なお、本実施例では、携帯電話機5においてリクエストなどの操作をすると、利用者IDとして携帯電話機5のIDが自動的に送信データに含まれるようなっている。カラオケ装置では、これらの利用者ID、発声音域データ、デフォルト設定キー、楽曲の音域を楽曲IDと対応づけて、演奏予約の待ち行列に登録する。
【0017】
なお、本実施例においては、携帯電話機5で楽曲の演奏予約をするためには、目次本冊子などで調べておいた楽曲IDをテンキーで入力する他、楽曲検索によって目的の楽曲名をディスプレイに表示させてこれをクリックする方法がある。楽曲検索には以下に述べるように、「曲名検索」と「アーティスト名検索」、「My目次本」の3つのメニューがある。
【0018】
===曲名検索===
利用者が前述の楽曲検索メニューから「曲名検索」を選択してクリックすると、楽曲名による楽曲検索メニューが表示される。そして、目的の楽曲名の最初の1文字をひらがな入力すると、楽曲索引データベース3に含まれる楽曲名のうち、その文字で始まるものが50音順で一覧的に表示される。同様に、最初の2文字を入力すれば、その2文字で始まる楽曲名が一覧的に表示される。
【0019】
なお、電子目次本と同様に、曲名による検索の他にも作詞家、作曲家、歌い出しなどの検索メニューがあってもよい。これらのメニューからいずれかを選択して最初に1文字をひらがな入力すると、メニューで選択したものがその文字で始まる楽曲が楽曲索引データベース3から検索され、携帯電話機5のディスプレイに一覧的に表示される。
【0020】
利用者が探していた楽曲にたどり着いてこれを選択してクリックすると、カラオケ演奏予約を行うのか、あるいは好みの楽曲として登録する(「MySong登録」を行う)のかを利用者に選択させるようになっている。
ここで利用者がカラオケ演奏予約を行うことを選択してクリックすると、この楽曲の楽曲IDと前述した利用者ID等を含んだIrDA信号がカラオケ装置4に向けて発信される。カラオケ装置4では、これらの楽曲IDや利用者ID等がリクエスト楽曲の待ち行列に登録される。
【0021】
===マイ目次本文書の作成===
上記の手順において、利用者が「MySong登録」を選択してクリックすると、カラオケ利用者支援サーバー1では、好みの楽曲としてその楽曲IDをハイパーリンク形式で含むマイソング文書を作成(携帯電話機5が既にマイソング文書を保存していた場合には更新)する。このときに利用者に優先順位も入力させるようにして、優先順位に従った楽曲リストになるようにマイソング文書を作成してもよい。携帯電話機5は、このマイソング文書を受信すると不揮発性のメモリに記録する。
【0022】
一方、利用者が前述の楽曲検索メニューから「アーティスト名検索」を選択してクリックすると、アーティスト名による楽曲検索メニューが表示される。そして、目的のアーティスト名の最初の1文字をひらがな入力すると、楽曲索引データベース3に含まれるアーティスト名のうち、その文字で始まるものが50音順で一覧的に表示される。同様に、最初の2文字を入力すれば、その2文字で始まるアーティスト名が一覧的に表示される。
【0023】
利用者が探していたアーティスト名にたどり着いてこれを選択してクリックすると、カラオケ利用者支援サーバー1は、そのアーティスト名を含んだ楽曲を検索するための検索クエリーを作成し、管理する楽曲索引データベース3を駆使して検索する。また、作成した検索クエリーの文字列を一時記憶しておく。
【0024】
カラオケ利用者支援サーバー1は、楽曲索引データベース3から検索された楽曲のそれぞれの楽曲IDをハイパーリンク形式で含んだ楽曲リスト文書を作成し、携帯電話機5に返送する。この楽曲リスト文書は、携帯電話機5のディスプレイに、図4に例示したように検索されたそのアーティストの楽曲名のリストとともに、マイアーティスト文書に登録するために選択する「Myアーティスト登録」を表示させるものである。
【0025】
ここで利用者が「Myアーティスト登録」を選択してクリックすると、サーバー1はそのアーティスト用の(そのアーティスト名を含んだ)楽曲検索クエリー文字列をハイパーリンク形式で含んだマイアーティスト文書を作成(携帯電話機5が既にマイアーティスト文書を保存していた場合には更新)し、携帯電話機5に送達する。携帯電話機5は、このマイアーティスト文書を受信すると不揮発性のメモリに記録する。
【0026】
なお、このサーバー1は、これらのマイソング文書やマイアーティスト文書を作成する際には、マイソング文書、マイアーティスト文書を元にして携帯電話機5に後述の「My目次本」メニューを表示させるためのマイ目次本文書を作成し、マイソング文書やマイアーティスト文書と同様に携帯電話機5に送達する。
【0027】
===マイ目次本文書による選曲===
カラオケ装置4の近くにいる利用者が、前述の手順によりマイソング文書やマイアーティスト文書とともにマイ目次本文書を記録した携帯電話機5において目次本プログラムを起動すると、前述のとおり図2のような楽曲検索のためのメニューが表示される。ここで「My目次本」を選択すると、ディスプレイには、図5に例示したような「My目次本」メニューが表示される。すなわち、前述のマイアーティスト文書とマイソング文書に基づいて、登録したアーティスト名(「Myアーティスト」)と登録した楽曲名(「MySong」)とが一覧的に表示される。
【0028】
「MySong」にある楽曲名のそれぞれには、その楽曲IDがハイパーリンク形式で含まれている。利用者がカーソル移動などによってこのリストからある楽曲名を選択してクリックすると、この楽曲の楽曲IDと前述した利用者ID等を含んだIrDA信号がカラオケ装置4に向けて発信される。カラオケ装置4では、これらの楽曲IDや利用者ID等がリクエスト楽曲の待ち行列に登録される。
【0029】
一方、「Myアーティスト」にあるアーティスト名のそれぞれには、そのアーティスト名を含んだ楽曲の検索クエリーの文字列がハイパーリンク形式で含まれている。
【0030】
利用者はカーソルを移動したりして、「Myアーティスト」として表示されているアーティスト名の中からあるアーティスト名を選択してクリックすると、カラオケ利用者支援サーバー1に向けてこのアーティスト名を含んだ楽曲の検索クエリーが発行される。これを受信したサーバー1は、楽曲索引データベース3から、このアーティスト名を含んだ楽曲のデータを取り出す。そしてそれぞれの楽曲IDをハイパーリンク形式で含んだ楽曲リスト文書を作成し、携帯電話機5に返送する。
【0031】
これを受信した携帯電話機5のディスプレイには、このアーティストの楽曲名が一覧的に表示される。それぞれの楽曲名には楽曲IDがハイパーリンク形式で含まれている。利用者がカーソル移動などによってこのリストからある楽曲名を選択してクリックすると、携帯電話機5からこの楽曲の楽曲IDと利用者ID等を含んだIrDA信号がカラオケ装置4に向けて発信される。カラオケ装置4では、これらの楽曲IDや利用者ID等がリクエスト楽曲の待ち行列に登録される。
【0032】
===カラオケ演奏のキー制御===
カラオケ装置4では、演奏予約の待ち行列に登録されている順に楽曲の演奏準備を行う。つまり、演奏準備の対象の楽曲IDに対応付けられて登録されている利用者IDとその利用者の発声音域データ、この楽曲のデフォルト設定キーと楽曲の音域の情報を取り出す。そして、これらの情報を比較してキーコントロール値(すなわち、デフォルト設定の演奏キーからどれだけキーを変更すれば楽曲の音域がこの利用者の音域におさまるか)を算出する。そして演奏処理を行う際には、ここで算出したキーコントロール値の分だけキーをスライドさせてカラオケ演奏する。
【0033】
===その他===
カラオケ演奏中にも音域設定データを変更できるようにしてもよい。例えば、カラオケ演奏中も携帯電話機5でカラオケ支援プログラムを起動可能にしておいて、記録されている発声音域データについて図3に例示したような音域調整の操作を受け付けるようにしておく。この操作によって発声音域データが更新されるとカラオケ装置4に通知する。カラオケ装置4は受信した更新された発声音域データを元に、適宜にキーコントロール値を再算出して演奏キーを制御する。
【0034】
また、本実施例においてはカラオケ支援プログラムをカラオケ利用者支援サーバーが保有して必要な携帯電話機5に配信する方式としたが、カラオケ装置4が保有してカラオケ装置4との通信時に配信する方式であってもよい。
【0035】
【発明の効果】
この発明にかかるカラオケ装置によれば、カラオケ利用者の多くが所持する携帯電話機がカラオケ装置専用のリモコン送信器と同様に利用できる。しかも自分の音域を自分の携帯電話機に登録しておくことができる。このため。利用者は、自分の携帯電話機を用いて、自宅にいるときや待ち合わせの時間などを利用して新しい曲をあらかじめ調べて携帯電話機に記憶しておけるだけでなく、自分の十八番や音域を登録しておくこともできるので、カラオケへ行って自分の歌いやすい音域を指定するとともに歌いたい楽曲をすぐに効率よく演奏予約することができる。いつでも思いついたときに変更や追加や削除も可能なので、カラオケを利用しようとする意欲を持続しやすく、カラオケ利用者が増大する効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカラオケ装置の構成例を示した図である。
【図2】本発明の一実施例に係るカラオケ支援メニューの画面表示例を示した図である。
【図3】本発明の一実施例に係る音域設定の画面表示例を示した図である。
【図4】本発明の一実施例に係るのアーティスト名検索の画面表示例を示した図である。
【図5】本発明の一実施例に係る「My目次本」の画面表示例を示した図である。
【符号の説明】
1 カラオケ利用者支援サーバー
2 インターネット
3 楽曲索引データベース
4 カラオケ装置
5 携帯電話機

Claims (1)

  1. 近距離無線通信手段と、記憶手段と、表示手段と、操作入力手段と、制御手段と、スピーカーと、マイクを備えた携帯電話機用のカラオケ支援プログラムであって、
    近距離無線通信手段は、カラオケ装置と無線通信可能とし、
    記憶手段は、楽曲リストと、発声音域データを格納し、
    楽曲リストは、楽曲ごとに楽曲IDと曲名とアーティスト名を対応付けし、
    発声音域データは、歌唱できる音域のデータであり、
    表示手段は、制御手段の制御により情報を表示し、
    操作入力手段は、利用者による操作入力を受け付け可能とし、
    カラオケ支援プログラムは、記憶手段に格納され、制御手段に、利用者入力に応答して音域設定処理および楽曲予約処理を行わせ、
    音域設定処理は、スピーカーからガイド音を出力させるとともにマイクの入力音声を採取して周波数分析し、分析結果に基づいて発声音域データを作成して記憶手段に格納し、
    楽曲予約処理は、楽曲リストの曲名とアーティスト名を表示手段に表示させて選曲予約入力を受け付け、選曲された楽曲IDと発声音域データを含む演奏予約信号を近距離無線通信手段によりカラオケ装置に送信させる
    カラオケ支援プログラム。
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