JP3629450B2 - カラオケ接客支援装置を統合したカラオケ装置 - Google Patents

カラオケ接客支援装置を統合したカラオケ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラオケ装置を接客に利用する店舗において、カラオケ装置とともに統合的に使用されるカラオケ接客支援装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
カラオケ装置の使用形態は様々である。カラオケボックスなどのカラオケ専門店では、専ら歌唱者自身がカラオケ装置を操作して使用する。スナックなど飲食をしながら接客をする店舗では、客のリクエストを店員が受け付け、専ら店員が接客の一部としてカラオケ装置を利用する。
ところで、接客を主体としたサービスを提供する店舗では、常連客の多さがそのまま店舗の経営状態に直結する場合が多い。そのため、このような店舗では、店員は、客の十八番を十分理解し、客にその十八番のカラオケ楽曲の歌唱を自然に勧めるような気遣いも必要である。また、このようなきめの細かいサービスが新規常連客の獲得にもつながる。
その一方、カラオケ装置を接客に使用する店舗では、1曲演奏する毎にカラオケ装置の利用料金を請求している場合も多く、入店中の客をカラオケに誘導したいという希望もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、店舗の常連客が増えるほど店員は客毎の十八番や嗜好を完全に把握することが困難となる。また、カラオケ装置の稼働率を上げるために、客に対してカラオケ装置の利用を無理強いをするわけにもいかない。そのため、カラオケ装置を接客に利用する店舗では、常連客数の増加・カラオケ装置の稼働率向上・サービスの質向上をともに達成することは容易ではなかった。
【0004】
そこで本発明は、カラオケ装置を接客に利用する店舗において、入店者の数が多くても、それぞれの客の嗜好や希望に対し素早くカラオケ装置を操作してサービスの質を向上させるとともに、客を自然にカラオケに誘導してカラオケ装置の稼働率を向上させることができるカラオケ接客支援装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、カラオケ接客支援装置を統合したカラオケ装置に係るものであって、つぎの事項(1)〜(9)により特定されるものである。
(1)演奏手段と、ユーザインタフェースと、顧客データベースと、制御手段を備えるカラオケ装置であること
(2)演奏手段は、制御手段の制御によりカラオケ楽曲を演奏すること
(3)ユーザインタフェースは、情報を表示するとともに、利用者入力を受け付け可能とすること
(4)顧客データベースは、顧客別の演奏履歴を対応付けて集約すること
(5)演奏履歴は、楽曲と、楽曲の演奏日時を含むこと
(6)制御手段は、待ち行列に登録された予約曲のカラオケ楽曲を演奏手段に順次演奏させるとともに、登録処理と、予約処理と、更新処理を行うこと
(7)登録処理は、利用者入力により指定された顧客データベース中の顧客を登録して入店者リストを作成すること
(8)予約処理は、登録処理にて作成された入店者リストを表示させ、当該入店者リスト中から顧客を指定した履歴表示入力を受け付けた際、当該顧客の演奏履歴に基づいて曲目リストを表示し、曲目リスト中から利用者入力により指定された曲目を予約曲として当該顧客と対応付けて待ち行列に登録すること
(9)更新処理は、待ち行列に顧客と対応付けて登録された予約曲が演奏された際、当該顧客の演奏履歴を更新すること
【0006】
この発明の望ましい1つの実施形態では、入店者リスト作成処理は、顧客データベースに登録されている顧客リストを表示し、顧客リスト表示中から利用者入力により指定された顧客を入店者リストに登録することとする。
【0007】
また、この発明の望ましい他の実施形態では、入店者リスト作成処理は、顧客の識別コードを取得した際、識別コードに該当する顧客を入店者リストに登録することとする。
【0008】
この発明の望ましい1つの実施形態では、制御手段は、待ち行列に予約曲が登録されていない期間にBGM選曲処理を可能とし、BGM選曲処理は、入店者リストの中から利用者入力により指定された顧客の演奏履歴から選出した楽曲を演奏手段に演奏させることとする。
【0009】
また、この発明の望ましい他の実施形態では、制御手段は、待ち行列に予約曲が登録されていない期間にBGM選曲処理を可能とし、BGM選曲処理は、入店者リストの中から利用者入力により指定された顧客の演奏履歴から選出した楽曲を演奏手段に演奏させることとする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のカラオケ接客支援装置は、カラオケ装置とともに統合的に使用される。本発明の実施例におけるカラオケ接客支援装置(以下、接客支援装置)は、一般的なパーソナルコンピュータ(PC)のハードウエアを流用し、内蔵するハードディスク装置には、このPCを接客支援装置として機能させるためのプログラムや各種データが格納されている。また、カラオケ装置との統合使用を図るため、至近のカラオケ装置とデータ通信を行うための通信インタフェースを実装している。本実施例では、RS232C規格のインタフェースによって当該接客支援装置とカラオケ装置とが通信する。なお、カラオケ装置は、周知の通信カラオケシステムにおけるカラオケ演奏端末が採用できる。なお、通信インタフェースとしては、有線・無線(IrDA・Bluetoothなど)に限らず適宜な規格のものが採用できる。もちろん、LANにカラオケ装置と接客支援装置とを接続する形態も考えられる。
【0011】
実施例の接客支援装置はグラフィカルユーザインタフェース(GUI)環境を備え、マウスなどのポインティングデバイスを主体とした入力装置からの操作入力を受け付け、各種案内情報や応答情報をディスプレイに表示出力する。そして、GUIによる利用者との対話を通じて各種機能を提供し、店員の接客を支援する。以下、本実施例の接客支援装置における各種機能・データベース構造・動作などについて説明する。
【0012】
===電子目次本機能===
本実施例の接客支援装置は、カラオケ装置にて演奏可能な多数の楽曲に関する曲名やアーティスト名などの目次情報を内蔵するハードディスク装置に格納し、各楽曲の目次情報とカラオケ装置にリクエストする際に使用する楽曲番号とを対応付けして楽曲索引データベースとして管理している。そして、利用者が入力した検索条件に基づいて楽曲索引データベースにアクセスし、該当する楽曲の目次情報を提示する電子目次本機能を備えている。検索した楽曲をリクエスト曲として利用者が指示すれば、対応の楽曲番号を含んだ演奏予約コマンドを通信インタフェースを介して前記カラオケ装置に送達する。もちろん、楽曲番号を利用者が直接入力してリクエスト曲を指定することもできる。
【0013】
カラオケ装置は、多数のカラオケ楽曲について、カラオケ伴奏音楽の生成起源となるMIDI形式の音楽生成データと、歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとをカラオケデータとして内蔵するハードディスク装置に蓄積し、各楽曲のカラオケデータを楽曲番号によって識別管理するカラオケデータベースを構築している。そして、接客支援装置やカラオケ装置に付属するリモコン送信器などから演奏予約コマンドが与えられると、そのコマンドが含む楽曲番号を演奏処理の待ち行列として管理し、この待ち行列から楽曲番号を順次ピックアップして該当するカラオケデータを処理して伴奏音楽とそれに同期した歌詞画像とを音響映像出力する。
【0014】
またカラオケ装置は、演奏予約中の楽曲が無いときなどの演奏休止期間に、適宜なカラオケデータを取り出してその伴奏音楽をBGMとして音響出力するBGMモードも備えている。通常のBGMモードでは、カラオケデータを無作為に取りだして処理している。このBGMモードでは、歌詞画像の表示処理は行わず、音量も小さくするように制御している。
【0015】
===顧客データベース===
接客支援装置の最も重要な機能の一つとして、顧客の個人データを管理したり、その個人データに基づいて入店した客の嗜好や希望に素早く対処してリクエスト曲の演奏予約を行ったりするための顧客管理機能がある。
接客支援装置は顧客管理機能を実現するために、多数の顧客のそれぞれについて、氏名・年齢・性別・呼称・連絡先などの顧客名簿や、過去に歌唱したカラオケ楽曲についての楽曲番号や演奏日時などの演奏履歴を顧客データベースに集約・管理している。店員は、名簿に記載すべき情報を接客を通じて得て適時に接客支援装置に入力し、ある顧客が入店時にあるカラオケ楽曲を歌唱した際には、その時点で顧客データベースにおける該当の顧客の欄にその楽曲を記入するための操作を行う。なお、図1に顧客データベースの概略構造図を示した。
【0016】
===GUI===
接客支援装置は、動作モードに応じて「顧客管理」「演奏予約」「BGM選曲」の各モードを備え、その各モードによって接客支援装置を操作するためのGUI画面が用意されている。
【0017】
===顧客管理モード===
図2(A)〜(C)は、顧客管理モードにおけるGUIを提供するための画面(顧客管理画面)の概略を示している。この画面10には顧客データベースに登録されている顧客のリスト(顧客リスト)11と、現に入店している客のリスト(入店者リスト)12とが表示されている。店員は、ある顧客が入店した際に、顧客リスト11中から該当の顧客を見いだし、その顧客の記載欄を「ドラッグ&ドロップ」の要領で入店者リスト12に加える。接客支援装置は、この操作に応動して、顧客データベースにおける該当の顧客の欄に入店者である旨の符号を付記し、入店者リストに登録する。なお、顧客リスト11における顧客の序列は、この画面上にある「並び替え」ボタン13を指示することで、50音順・登録順など適宜にソートして並び替えることができる。また、顧客リスト11あるいは入店者リスト12中の任意の顧客を指定した上で所定の操作入力(マウスの右ボタンクリックなど)を行うと、顧客名簿に記載されている内容を表示するための「詳細」ボタン15を含む子画面14が表示される(A)。
前記子画面14中の「詳細」ボタン15を指示すると、顧客名簿の記載内容が所定のテキスト記入欄に記載されたカード(顧客カード)17が表示される。店員は、このカードに記載されている「十八番」の欄を見れば、客にどの楽曲を勧めるべきかを簡単に把握することができる。また、登録済みの顧客名簿の内容を編集するためには、顧客カード17にある「編集」ボタン18を指示して編集モード(テキスト記入欄への入力を受け付けるためのモード)に切り替える(B)。なお、顧客管理画面10中の「新規登録」ボタン16を指示すると、記入欄が空欄となっている顧客カード19が表示され、新規の顧客についての情報を登録することができる(C)。
【0018】
===演奏予約モード===
図3(A)(B)は、店員が実際にカラオケ装置を利用して接客する際に、客がリクエストしたカラオケ楽曲をカラオケ装置で演奏させるためのモード(演奏予約モード)の操作画面(カラオケ操作画面)30の概略を示している。この画面30には、カラオケ装置から通信インタフェースを介して取得した演奏処理の待ち行列中にあるカラオケ楽曲とリクエストした顧客との対応付けを一覧にした演奏予約リスト32と入店者リスト31とが表示されている(A)。接客支援装置はこの画面30を通じて、リクエスト曲を指定して演奏予約コマンドをカラオケ装置に送信する演奏予約機能を提供する。
【0019】
本実施例の接客支援装置は、リクエスト曲を指定するために、複数の選曲方式(カラオケ選曲モード)備えている。カラオケ操作画面30には各カラオケ選曲モードを起動するための「電子目次本」「楽曲番号」「演奏履歴」の各ボタン33〜35が配設されている。入店者リスト31中の顧客を指定した上で「電子目次本」ボタン33を指示すると、上述した電子目次本機能が起動し、索引方式でカラオケ楽曲を検索して最終的に特定された楽曲をリクエスト曲として指定できる。同様に顧客を指定してから「楽曲番号」ボタン34を指示すれば、リクエスト曲を直接楽曲番号によって指定することができる。
【0020】
「演奏履歴」ボタン35を指示すると、接客支援装置は顧客データベースを検索し、指示された顧客の演奏履歴を取得する。そして、演奏履歴中のカラオケ楽曲を演奏回数の順に並べ替えたリスト37を含んだ子画面36を表示する。この子画面36には演奏日時順など演奏履歴にあるカラオケ楽曲を適宜に並べ替えるためのボタン38が配設されており、このボタン38を指示することで演奏履歴のリストを並べ替えてそのリスト37を再表示する。このようにして表示された演奏履歴リスト37から任意の楽曲を指定して「予約」ボタン39を指示すれば、該当の楽曲番号がカラオケ装置に送達される(B)。
【0021】
接客支援装置は、演奏予約コマンドをカラオケ装置に送達するとき、カラオケ装置が管理している待ち行列を通信インタフェースを介して取得し、リクエスト時に指定した顧客に対応付けして演奏予約リスト32に加える。さらに、カラオケ装置にてリクエスト曲が演奏される際には、その旨を楽曲の演奏開始時点で通信インタフェースを介して取得し、その取得日時を演奏日時として当該楽曲を該当する顧客の演奏履歴に加え、顧客データベースを更新する。
【0022】
なおカラオケ装置は、付属するリモコン送信器などによって直接演奏予約コマンド受け付ける場合もある。本実施例ではこのような場合でも演奏予約リスト32や顧客データベースを更新することができる。接客支援装置は、カラオケ装置本体あるいはリモコン送信器によってカラオケ装置に直接リクエスト曲の楽曲番号が入力されると、その時点での待ち行列を通信インタフェースを介して取得し、演奏予約リスト32に該当する楽曲の曲名を加える。このとき、演奏予約リスト32中の該当欄には、顧客の名前が空欄となって表示される。店員はこの楽曲をリクエストした客を確認し、その客を入店者リスト31から演奏予約リスト32にドラッグ&ドロップする。この操作に応じて待ち行列中の該当楽曲と顧客とが対応付けされ、その楽曲が演奏された際には上記各選曲モードによるリクエスト曲指定と同様にして顧客データベースを更新する。
【0023】
===BGM選曲モード===
接客支援装置は、上述したリクエスト曲を指定するための演奏予約モードに加え、カラオケ装置がBGMモードで演奏するときのカラオケ楽曲を選曲するBGM選曲モードを備えている。図4(A)〜(C)に本実施例おけるBGM選曲モードのGUI画面(BGM操作画面)を示した。BGM設定画面40には、入店者リスト41と、BGM楽曲の演奏順番とともに各BGM楽曲がどの顧客の演奏履歴から選出されたものなのかを記載したBGM予約リスト42とが表示されている。なお、複数の顧客の演奏履歴から選出されたBGM楽曲に付いては複数の顧客の名前が付記されている。
【0024】
BGM設定画面40には、BGM楽曲の選出条件を指定するための「全入店客」「顧客別」「マニュアル」の各ボタン43〜45が配設されている。「全入店客」ボタン43を指示すると、各入店客それぞれについての演奏履歴において、最も演奏回数が多い楽曲をBGM楽曲として選出し、これらBGM楽曲につての演奏順番をランダムに設定してBGM予約リストに登録する(A)。そして、接客支援装置は、通信インタフェースを通じてカラオケ装置が休止期間中にあることを認知すると、BGM予約リスト42に従ってBGM楽曲の楽曲番号をカラオケ装置に送信する。カラオケ装置は、該当の音楽生成データを処理してBGM演奏する。また、最多演奏回数の楽曲が一通りBGM演奏されたならば、つぎに2番目に演奏回数の多い楽曲をピックアップしてBGM予約リストを再作成する。なお、この「全入店客」ボタン43は、カラオケ装置の利用が総体的に少ない場合に指示すると有効であろう。
【0025】
「顧客別」ボタン44は、入店者リスト41中の顧客を指定することで指示を受け付けるようになる。「顧客別」ボタン44を指示すると、指定された顧客についての演奏履歴を参照し、演奏回数の順に楽曲を選出してBGM予約リスト46に登録していく(B)。もちろん、指定した顧客の演奏履歴からランダムに選曲されてもよい。この「顧客別」のBGM選曲モードは、特定の入店客が一度も歌唱していないときや他の入店客に比べて歌唱機会が少ない場合などに選択すると効果的である。
【0026】
なお接客支援装置は、上記「全入店客」「顧客別」の各BGM選曲モードにおいて、所定期間内にカラオケ楽曲として演奏された楽曲についてはBGM楽曲として選出しないようになっており、リクエストされていない楽曲を客に歌わせるように誘導する。
【0027】
「マニュアル」ボタン45は、特定の楽曲を特定の客に歌わせたいときなどに指示する。このボタン45も入店者リスト41中の任意の顧客を指定するとアクティブになる。「マニュアル」ボタン45を指示すると、その客の演奏履歴リスト48とBGM予約リスト49とを含んだ画面47が表示される(C)。この画面47上では演奏履歴リスト48中から任意に選択した楽曲を「ドラッグ&ドロップ」でBGM予約リスト49の任意の演奏順番の欄に登録することができる。
【0028】
===その他の実施例・変更例・補足===
上記実施例では、接客支援装置として汎用のPCを利用していた。もちろん、この構成に限らず、専用の装置であってもよい。もちろん、カラオケ装置側に接客支援装置の処理機能を統合させ、接客支援機能に係わる利用者インタフェースの部分だけをカラオケ装置の本体から分離させた構成とすることもできる。
【0029】
上記実施例では、顧客が入店したことを店員が確認して接客支援装置の顧客管理画面を通じて入店者リストに登録していた。この実施形態に限らず、入店者を接客支援装置が捕捉し、該当の顧客を自動的に入店者リストに登録することも可能である。
【0030】
例えば、実際にカラオケ事業者が顧客に配布して個人が所有する形態のリモコン送信器(パーソナルリモコン)を使用することで入店者リストへの自動登録処理が可能となる。パーソナルリモコンは個別の識別コードを記憶しており、このリモコンから演奏予約コマンドを送信すると、楽曲番号と識別コードとがカラオケ装置に送達されるようになっている。そこで、顧客データベースにおける顧客の欄に識別コードを記載しておく。そして、このリモコンでリクエストされた場合に、カラオケ装置が通信インタフェースを介して識別コード楽曲番号とが接客支援装置に送達するようにしておく。接客支援装置は送達された識別コードを顧客データベースを紹介し、該当する顧客を特定する。そうすることで顧客を入店者リストに登録できる。
【0031】
また、Java実行環境とBluetooth規格によるデータ通信機能とを備えた携帯電話機を利用して入店者の自動登録をすることもできる。この場合、接客支援装置にBluetooth通信インタフェースを搭載しておき、携帯電話機には自身の電話番号や固体番号などの識別コードを接客支援装置に送信するためのJavaアプリケーションを実装しておく。顧客データベースにはその電話番号や固体番号を顧客に対応付けして登録しておく。そして、接客支援装置が所定の範囲内に先の機能を備えた携帯電話機があることを認知すると、その識別コードを取得し、該当の顧客を入店者リストに登録すればよい。
【0032】
【発明の効果】
この発明に係るカラオケ接客支援装置を統合したカラオケ装置によれば、カラオケ装置を接客に利用する店舗において、入店者の数が多くても、それぞれの客の嗜好や希望に対し素早くカラオケ装置を操作してサービスの質を向上させることができる。また、入店中の顧客の嗜好に合ったBGMをカラオケ装置で演奏させ、自然に客をカラオケに誘導させることもできる。そのため、多数の常連客に対して質の高いサービスを提供することができ、店舗の収益も増加する。また、カラオケ装置の稼働率を向上させ、店舗の収益にさらに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるカラオケ接客支援装置が管理する顧客データベースの概略構造図を示している。
【図2】上記実施例における顧客管理モードを(A)〜(C)のGUI画面の概略図によって示した。
【図3】上記実施例における演奏予約モードを(A)(B)のGUI画面の概略図によって示した。
【図4】上記実施例における演奏予約モードを(A)〜(C)のGUI画面の概略図によって示した。
【符号の説明】
10 顧客管理画面
11 顧客リスト
12、31、41 入店者リスト
30 カラオケ操作画面
32 演奏予約リスト
37、48 演奏履歴リスト
40 BGM操作画面

Claims (5)

  1. 演奏手段と、ユーザインタフェースと、顧客データベースと、制御手段を備えるカラオケ装置であって、
    演奏手段は、制御手段の制御によりカラオケ楽曲を演奏し、
    ユーザインタフェースは、情報を表示するとともに、利用者入力を受け付け可能とし、
    顧客データベースは、顧客別の演奏履歴を対応付けて集約し、
    演奏履歴は、楽曲と、楽曲の演奏日時を含み、
    制御手段は、待ち行列に登録された予約曲のカラオケ楽曲を演奏手段に順次演奏させるとともに、登録処理と、予約処理と、更新処理を行い、
    登録処理は、利用者入力により指定された顧客データベース中の顧客を登録して入店者リストを作成し、
    予約処理は、登録処理にて作成された入店者リストを表示させ、当該入店者リスト中から顧客を指定した履歴表示入力を受け付けた際、当該顧客の演奏履歴に基づいて曲目リストを表示し、曲目リスト中から利用者入力により指定された曲目を予約曲として当該顧客と対応付けて待ち行列に登録し、
    更新処理は、待ち行列に顧客と対応付けて登録された予約曲が演奏された際、当該顧客の演奏履歴を更新する
    カラオケ装置。
  2. 登録処理は、顧客データベースに登録されている顧客をリスト表示し、利用者入力により指定された顧客を入店者リストに登録する
    請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 登録処理は、識別コードを取得した際、識別コードに該当する顧客データベース中の顧客を入店者リストに登録する
    請求項1または2に記載のカラオケ装置。
  4. 制御手段は、待ち行列に予約曲が登録されていない期間にBGM選曲処理を可能とし、
    BGM選曲処理は、入店者リストに登録されている全顧客の演奏履歴から選出した楽曲を演奏手段に演奏させる
    請求項1〜3のいずれかに記載のカラオケ装置。
  5. 制御手段は、待ち行列に予約曲が登録されていない期間にBGM選曲処理を可能とし、
    BGM選曲処理は、入店者リストの中から利用者入力により指定された顧客の演奏履歴から選出した楽曲を演奏手段に演奏させる
    請求項1〜3のいずれかに記載のカラオケ装置。
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