JP2003044065A - カラオケ接客支援装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケ装置を使った接客を支援する装置を
提供する。 【解決手段】 カラオケ装置との通信手段と、利用者イ
ンタフェース手段と、多数の楽曲の目次情報を集約した
楽曲索引データベースにアクセスする手段と、利用者の
クエリー入力に従って該当する目次情報を提示する楽曲
検索手段と、利用者のリクエスト入力に応答して指定さ
れた楽曲の演奏予約コマンドをカラオケ装置に送達する
演奏予約手段と、利用者入力に従って顧客データベース
に顧客の名簿情報を記入する顧客情報登録手段と、カラ
オケ装置で演奏される楽曲Ａの識別情報をその楽曲Ａの
歌唱者の顧客情報に記入する顧客別演奏履歴作成手段
と、顧客別演奏履歴に基づいて、利用者により指定入力
された顧客についての演奏履歴を利用者に提示し、その
演奏履歴に列挙された楽曲群を前記演奏予約手段による
リクエスト対象曲とする顧客別演奏履歴提示手段とを備
えたカラオケ接客支援装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、カラオケ装置を
接客に利用する店舗において、カラオケ装置とともに統
合的に使用されるカラオケ接客支援装置に関する。

【０００２】

【発明の背景】カラオケ装置の使用形態は様々である。
カラオケボックスなどのカラオケ専門店では、専ら歌唱
者自身がカラオケ装置を操作して使用する。スナックな
ど飲食をしながら接客をする店舗では、客のリクエスト
を店員が受け付け、専ら店員が接客の一部としてカラオ
ケ装置を利用する。

【０００３】ところで、接客を主体としたサービスを提
供する店舗では、常連客の多さがそのまま店舗の経営状
態に直結する場合が多い。そのため、このような店舗で
カラオケ装置を接客に利用する際には、店員は客が希望
するリクエスト曲を素早くしかも的確なタイミングで演
奏できるようにカラオケ装置を操作するなどきめ細やか
なサービスを提供することが不可欠となる。また、サー
ビスの質を向上させることで新規常連客の獲得にもつな
がる。そこで店員は、常連客がよく歌うカラオケ楽曲を
把握し、客からリクエストが出されれば目次本を見なく
てもすぐに楽曲番号をカラオケ装置に入力できるように
しておくことがカラオケ装置を利用した接客の基本だと
考えている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、客毎に
異なる楽曲の嗜好を完全に把握することは容易ではな
い。しかも、常連客が増えるほど、全ての客の嗜好を記
憶することが困難となっていき、逆にサービスの質を低
下させてしまうという悪循環に陥る。

【０００５】本発明は、カラオケ装置を接客に利用する
店舗において、店員が常連客の嗜好や希望に対し素早く
カラオケ装置を操作してサービスの質を向上させること
ができるカラオケ接客支援装置を提供することを目的と
している。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、カラオケ装置を接客に利用する店舗におい
てカラオケ装置とともに統合的に使用されるカラオケ接
客支援装置であって、その第１の発明は、前記カラオケ
装置とデータ通信して各種の情報をやりとりする通信手
段と、利用者の操作入力を受け付けるとともに利用者に
向けて案内情報や応答情報を提示する利用者インタフェ
ース手段と、前記カラオケ装置におけるカラオケデータ
ベースに蓄積された多数の楽曲に関する目次情報を集約
した楽曲索引データベースにアクセスする手段と、前記
利用者インタフェース手段によるクエリー入力に従って
前記楽曲索引データベースを検索して該当する楽曲の目
次情報を提示する楽曲検索手段と、前記利用者インタフ
ェース手段によるリクエスト入力に応答して指定された
楽曲の演奏予約コマンドを前記通信手段を通じて前記カ
ラオケ装置に送達する演奏予約手段と、前記利用者イン
タフェース手段による入力に従って顧客データベースに
顧客の名簿情報を記入する顧客情報登録手段と、前記カ
ラオケ装置で演奏される楽曲Ａの識別情報を前記顧客デ
ータベースにおけるその楽曲Ａを歌う顧客の欄に記入す
る顧客別演奏履歴作成手段と、前記顧客データベースに
蓄積された顧客別演奏履歴に基づいて、前記利用者イン
タフェース手段により指定入力された顧客についての演
奏履歴を利用者に提示し、その演奏履歴に列挙された楽
曲群を前記演奏予約手段によるリクエスト対象曲とする
顧客別演奏履歴提示手段とを備えている。第２の発明
は、第１の発明において、前記演奏予約手段が前記利用
者インタフェース手段によりキーの設定値などのカラオ
ケ装置用の操作設定情報の入力を受け付けて当該設定情
報を前記予約コマンドとともに前記カラオケ装置に送達
するカラオケ接客支援装置としている。

【０００７】第３の発明は、第１の発明において、前記
顧客別演奏履歴作成手段が前記楽曲Ａの識別情報とその
楽曲Ａを演奏する際のキー設定値などのカラオケ装置用
の操作設定情報を前記顧客データベースにおけるその楽
曲Ａを歌う顧客の欄に記入するカラオケ接客支援装置と
した。

【０００８】第４の発明は、第１〜第３の発明のいずれ
かにおいて、前記カラオケ装置にて管理されている演奏
処理の待ち行列と、当該待ち行列にある各楽曲の目次情
報にその楽曲を歌う顧客の情報を付記して提示する待ち
行列提示手段を備えたカラオケ接客支援装置とした。

【０００９】

【発明の実施の形態】本発明のカラオケ接客支援装置
は、カラオケ装置とともに統合的に使用される。本発明
の実施例におけるカラオケ接客支援装置（以下、接客支
援装置）は、一般的なパーソナルコンピュータ（ＰＣ）
のハードウエアを流用し、内蔵するハードディスク装置
には、このＰＣを接客支援装置として機能させるための
プログラムや各種データが格納されている。また、カラ
オケ装置との統合使用を図るため、至近のカラオケ装置
とデータ通信を行うための通信インタフェースを実装し
ている。本実施例では、ＲＳ２３２Ｃ規格のインタフェ
ースによって当該接客支援装置とカラオケ装置とが通信
する。なお、カラオケ装置は、周知の通信カラオケシス
テムにおけるカラオケ演奏端末が採用できる。なお、通
信インタフェースとしては、有線・無線（ＩｒＤＡ・Ｂ
ｌｕｅｔｏｏｔｈなど）に限らず適宜な規格のものが採
用できる。もちろん、ＬＡＮにカラオケ装置と接客支援
装置とを接続する形態も考えられる。

【００１０】実施例の接客支援装置はグラフィカルユー
ザインタフェース（ＧＵＩ）環境を備え、マウスなどの
ポインティングデバイスを主体とした操作入力を受け付
け、各種案内情報や応答情報をディスプレイに表示出力
する。そして、ＧＵＩによる利用者との対話を通じて各
種機能を提供し、店員の接客を支援する。以下、本実施
例の接客支援装置における各種機能・データベース構造
・動作などについて説明する。

【００１１】＝＝＝電子目次本機能＝＝＝ 本実施例の接客支援装置は、カラオケ装置にて演奏可能
な多数の楽曲に関する曲名やアーティスト名などの目次
情報を内蔵するハードディスク装置に格納し、各楽曲の
目次情報とカラオケ装置にリクエストする際に使用する
楽曲番号とを対応付けして楽曲索引データベースとして
管理している。そして、利用者が入力した検索条件に基
づいて楽曲索引データベースにアクセスし、該当する楽
曲の目次情報を提示する電子目次本機能を備えている。
検索した楽曲をリクエスト曲として利用者が指示すれ
ば、対応の楽曲番号を含んだ演奏予約コマンドを通信イ
ンタフェースを介して前記カラオケ装置に送達する。も
ちろん、楽曲番号を利用者が直接入力してリクエスト曲
を指定することもできる。

【００１２】カラオケ装置は、多数のカラオケ楽曲につ
いて、カラオケ伴奏音楽の生成起源となるＭＩＤＩ形式
の音楽生成データと、歌詞画像の生成起源となる歌詞描
出データとをカラオケデータとして内蔵するハードディ
スク装置に蓄積し、各楽曲のカラオケデータを楽曲番号
によって識別管理するカラオケデータベースを構築して
いる。そして、接客支援装置やカラオケ装置に付属する
リモコン送信器などから演奏予約コマンドが与えられる
と、そのコマンドが含む楽曲番号を演奏処理の待ち行列
として管理し、この待ち行列から楽曲番号を順次ピック
アップして該当するカラオケデータを処理して伴奏音楽
とそれに同期した歌詞画像とを音響映像出力する。

【００１３】＝＝＝顧客データベース＝＝＝ 接客支援装置の最も重要な機能は、カラオケ装置を接客
に利用する店舗において、顧客の個人データを管理した
り、その個人データに基づいて来店した客の嗜好や希望
に素早く対処してリクエスト曲の演奏予約を行ったりす
るための顧客管理機能にある。

【００１４】接客支援装置は顧客管理機能を実現するた
めに、多数の顧客のそれぞれについて、氏名・年齢・性
別・呼称・連絡先などの顧客名簿や、過去に歌唱したカ
ラオケ楽曲についての楽曲番号や演奏日時などの演奏履
歴を顧客データベースに集約・管理している。店員は、
名簿に記載すべき情報を接客を通じて得て適時に接客支
援装置に入力し、ある顧客が来店時にあるカラオケ楽曲
を歌唱した際には、その時点で顧客データベースにおけ
る該当の顧客に欄にその楽曲を記入するための操作を行
う。なお、図１に顧客データベースの概略構造図を示し
た。

【００１５】＝＝＝ＧＵＩ＝＝＝ 接客支援装置は、ＧＵＩによる利用者との対話を通じて
顧客データベースに各種情報を登録したり、このデータ
ベースに管理されている各種情報を提示したりしながら
店員の接客を支援する。

【００１６】＝＝＝顧客管理画面＝＝＝ 図２（Ａ）〜（Ｅ）は、顧客データベースの内容を閲覧
したり、データベースの内容を更新したりするためのＧ
ＵＩを提供するための画面（顧客管理画面）の概略を示
している。この画面１０には顧客データベースに登録さ
れている顧客のリスト（顧客リスト）１１と、現に来店
している客のリスト（来店者リスト）１２とが表示され
ている。店員は、ある顧客が来店した際に、顧客リスト
１１中から該当の顧客を見いだし、その顧客の記載欄を
「ドラッグ＆ドロップ」の要領で来店者リスト１２に加
える。接客支援装置は、この操作に応動して、顧客デー
タベースにおける該当の顧客の欄に来店者である旨の符
号を付記し、来店者リストに登録する。なお、顧客リス
ト１１における顧客の序列は、この画面上にある「並び
替え」ボタン１３を指示することで、５０音順・登録順
など適宜にソートして並び替えることができる。また、
顧客リスト１１あるいは来店者リスト１２中の任意の顧
客を指定した上で所定の操作入力（マウスの右ボタンク
リックなど）を行うと、顧客名簿に記載されている内容
を表示するための「詳細」ボタン１５を含む子画面１４
が表示される（Ａ）。

【００１７】前記子画面１４中のボタン１５を指示する
と、顧客名簿の記載内容が所定のテキスト記入欄に記載
されたカード（顧客カード）１７が表示される（Ｂ）。
また、顧客管理画面１０中の「新規登録」ボタン１６を
指示すると、記入欄が空欄となっている顧客カード１８
が表示され、新規の顧客についての情報を登録すること
ができる（Ｃ）。顧客名簿の記載内容を編集したり、空
欄に所要事項を記入したりするためには、顧客カード１
７を表示させた上で所定の操作入力（マウスの右ボタン
クリックなど）を行い、編集モードに切り替えるための
「編集」ボタン２０を含んだ子画面１９を表示させる
（Ｄ）。そして、カード１７、１８上において情報を編
集したり新規に記入したりしたいテキスト記入欄を指示
すると、その指示した記入欄に応じた適宜なパレット
（五十音・数字・ローマ字など）２１が表示される
（Ｅ）。店員は、パレット２１上の文字や数字を指示し
て記入欄にテキストを入力していく。入力が済んだらパ
レット２１の「確定」ボタン２２を指示する。それによ
って顧客データベースが更新される。

【００１８】＝＝＝カラオケ操作画面＝＝＝ 図３（Ａ）〜（Ｄ）は、店員が実際にカラオケ装置を利
用して接客する際のＧＵＩを提供するための画面（カラ
オケ操作画面）の概略を示している。カラオケ操作画面
３０には、来店者リスト３１とカラオケ装置における演
奏処理の待ち行列にあるリスト（演奏予約リスト）３２
とが表示されている。演奏予約リスト３２には各楽曲を
リクエストした顧客の氏名（呼称）も並記されている。
それによって、例えば、店員がつぎに歌唱する人に予備
のマイクロホンを前もって渡しておくなど接客サービス
の向上が図れる。

【００１９】上述したように、接客支援装置はリクエス
トしたカラオケ楽曲の楽曲番号をカラオケ装置に送達す
る。本実施例では、リクエスト曲の指定手順として、
各顧客の演奏履歴にある楽曲から指定する手順、電子
目次本を使用して指定する手順、楽曲番号を直接入力
して指定する３つの手順がある。カラオケ操作画面３０
には、「演奏履歴」「電子目次本」「楽曲番号」の各ボ
タン３３〜３５が配設されている（Ａ）。

【００２０】の手順に従ってリクエスト曲を指定する
場合には来店者リスト中の顧客を指定し、「演奏履歴」
ボタン３３を指示する。接客支援装置は顧客データベー
スを検索し、指示された顧客の演奏履歴を取得する。そ
して、演奏履歴中のカラオケ楽曲を演奏回数の順に並べ
替えた演奏履歴リスト３７を含んだ子画面３６を表示す
る。この子画面３６には演奏日時順など演奏履歴にある
カラオケ楽曲を適宜に並べ替えるためのボタン３８が配
設されており、このボタン３８を指示することで演奏履
歴リスト３７を並べ替えて再表示する。このようにして
表示された演奏履歴リスト３７から任意の楽曲を指定し
て「予約」ボタン３９を指示すれば、該当の楽曲番号が
カラオケ装置に送達される（Ｂ）。なお、演奏履歴リス
ト３７からある楽曲がリクエストされた場合、接客支援
装置は、リクエスト曲を指示した時点での待ち行列を通
信インタフェースを介して取得し、リクエスト元の顧客
に対応付けして演奏予約リスト３２に加える。また、カ
ラオケ装置にてリクエスト曲が演奏される際には、その
旨を楽曲の演奏開始時点で通信インタフェースを介して
取得し、その取得日時を演奏日時として当該楽曲を該当
する顧客の演奏履歴に加え、顧客データベースを更新す
る。

【００２１】の手順では、カラオケ操作画面３０中の
来店者リスト３１からリクエスト元の顧客を指定した上
で、「電子目次本」ボタン３４を指示する。それによっ
て、文字パレット４１を含んだ電子目次本の操作画面４
０が呼び出される（Ｃ）。文字パレット４１から曲名や
アーティスト名の頭文字を指示し、最終的にリクエスト
曲が特定されたならば、その楽曲を指定して演奏予約コ
マンドを発行する。なお、の手順を採用する場合は、
顧客を指定した上で「楽曲番号」ボタン３５を指示し、
テンキー４３を含んだ子画面４２を表示させ、そのテン
キー４１を使ってリクエスト曲の楽曲番号を入力すれば
よい（Ｄ）。もちろん、の手順よってリクエスト曲
が指示された場合も演奏予約リスト３２の更新処理や顧
客データベースにおける演奏履歴の更新処理を行う。

【００２２】また本実施例の接客支援装置は、カラオケ
装置が付属するリモコン送信器などによって直接演奏予
約コマンド受け付けた場合にも演奏予約リスト３２や顧
客データベースを更新することができる。接客支援装置
は、カラオケ装置本体あるいはリモコン送信器によって
カラオケ装置に直接リクエスト曲の楽曲番号が入力され
ると、その時点での待ち行列を通信インタフェースを介
して取得し、演奏予約リスト３２に該当する楽曲の曲名
を加える。このとき、演奏予約リスト３２中の該当欄に
は、顧客の名前が空欄となって表示される。店員はこの
楽曲をリクエストした客を確認し、その客を来店者リス
ト３１から演奏予約リスト３２にドラッグ＆ドロップす
る。接客支援装置は、この操作に応じて待ち行列中の該
当楽曲と顧客とを対応付けし、その楽曲が演奏された際
には上記〜の手順の時と同様にして顧客データベー
スを更新する。

【００２３】＝＝＝その他の実施例・変更例・補足＝＝
＝ 上記実施例では、接客支援装置として汎用のＰＣを利用
していた。もちろん、この構成に限らず、専用の装置で
あってもよい。また、目次情報をカラオケ装置など、接
客支援装置の外部にある記憶資源に蓄積しておき、接客
支援装置は適宜な通信インタフェースを介して楽曲索引
データベースにアクセスするような構成にすることもで
きる。もちろん、カラオケ装置側に接客支援装置の処理
機能を統合させ、接客支援機能に係わる利用者インタフ
ェースの部分だけをカラオケ装置の本体から分離させた
構成とすることもできる。

【００２４】普通カラオケ装置は、利用者の操作入力を
受け付けて、カラオケ伴奏音楽のキーやテンポなどを可
変して演奏する機能を備えている。そこで、接客支援装
置にそのキーやテンポなどの設定値を任意に指定するた
めのＧＵＩを用意しておき、その指定された設定値をカ
ラオケ装置に送達し、リクエスト曲が演奏されるときに
指定した設定値に従って演奏されるようにすることも可
能である。それによって、客が伴奏音楽に合わせづらい
ことを店員が察知すれば、客に気づかれずに最適な設定
値で演奏させることができ、客もカラオケ装置の操作か
ら解放される。なお設定値の指定は、リクエスト曲を指
定するときやリクエスト曲が演奏されるときなど適時に
ＧＵＩを通じて指定すればよい。また、顧客の演奏履歴
としてその設定値を顧客データベースに登録できるよう
にしておき、後日同じ楽曲がリクエストされた際にはそ
の設定値で演奏予約することも可能である。

【００２５】上記実施例では、接客支援装置を介さずに
リクエスト曲が指定された場合に、演奏予約リスト中に
おける該当楽曲にその顧客との対応付けを手入力するこ
ととしていた。そこで、接客支援装置を介さないリクエ
ストに対してもリクエスト曲と顧客とを自動的に対応付
けして演奏履歴に追記する実施形態を挙げる。

【００２６】この実施形態では、実際にカラオケ事業者
が顧客に配布して個人が所有する形態のリモコン送信器
（パーソナルリモコン）を使用することとしてる。この
パーソナルリモコンは個別の識別コードを記憶してお
り、このリモコンから演奏予約コマンドを送信すると、
楽曲番号と識別コードとがカラオケ装置に送達されるよ
うになっている。そこで、顧客データベースにおける顧
客の欄に識別コードを記載しておく。そして、このリモ
コンでリクエストされた場合に、カラオケ装置が通信イ
ンタフェースを介して識別コードと楽曲番号とが接客支
援装置に送達するようにしておく。接客支援装置は送達
された識別コードを顧客データベースを紹介し、該当す
る顧客を特定する。そうすることで顧客の名前を演奏予
約リストにおける該当楽曲の欄に並記したり、演奏履歴
の自動更新をしたりする。

【００２７】

【発明の効果】本発明のカラオケ接客支援装置によれ
ば、カラオケ装置を接客に利用する店舗において、店員
が常連客の嗜好や希望に対し素早くカラオケ装置を操作
してサービスの質を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例におけるカラオケ接客支援装置
が管理する顧客データベースの概略構造図を示してい
る。

【図２】上記実施例における顧客管理機能を（Ａ）〜
（Ｅ）のＧＵＩ画面の概略図によって示した。

【図３】上記実施例におけるカラオケ操作機能を（Ａ）
〜（Ｄ）のＧＵＩ画面の概略図によって示した。

【符号の説明】

１０ 顧客管理画面 １１ 顧客リスト １２、３１ 来店者リスト １７ 顧客情報カード ３０ カラオケ操作画面 ３２ 演奏予約リスト ３６ 演奏履歴リスト

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カラオケ装置を接客に利用する店舗にお
   いてカラオケ装置とともに統合的に使用されるカラオケ
   接客支援装置であって、 前記カラオケ装置とデータ通信して各種の情報をやりと
   りする通信手段と、 利用者の操作入力を受け付けるとともに利用者に向けて
   案内情報や応答情報を提示する利用者インタフェース手
   段と、 前記カラオケ装置におけるカラオケデータベースに蓄積
   された多数の楽曲に関する目次情報を集約した楽曲索引
   データベースにアクセスする手段と、 前記利用者インタフェース手段によるクエリー入力に従
   って前記楽曲索引データベースを検索して該当する楽曲
   の目次情報を提示する楽曲検索手段と、 前記利用者インタフェース手段によるリクエスト入力に
   応答して指定された楽曲の演奏予約コマンドを前記通信
   手段を通じて前記カラオケ装置に送達する演奏予約手段
   と、 前記利用者インタフェース手段による入力に従って顧客
   データベースに顧客の名簿情報を記入する顧客情報登録
   手段と、 前記カラオケ装置で演奏される楽曲Ａの識別情報を前記
   顧客データベースにおけるその楽曲Ａを歌う顧客の欄に
   記入する顧客別演奏履歴作成手段と、 前記顧客データベースに蓄積された顧客別演奏履歴に基
   づいて、前記利用者インタフェース手段により指定入力
   された顧客についての演奏履歴を利用者に提示し、その
   演奏履歴に列挙された楽曲群を前記演奏予約手段による
   リクエスト対象曲とする顧客別演奏履歴提示手段と、 を備えたことを特徴とするカラオケ接客支援装置。
2. 【請求項２】 請求項１において、前記演奏予約手段
   は、前記利用者インタフェース手段により、キーの設定
   値などのカラオケ装置用の操作設定情報の入力を受け付
   け、当該設定情報を前記予約コマンドとともに前記カラ
   オケ装置に送達することを特徴とするカラオケ接客支援
   装置。
3. 【請求項３】 請求項１において、前記顧客別演奏履歴
   作成手段は、前記楽曲Ａの識別情報とその楽曲Ａを演奏
   する際のキー設定値などのカラオケ装置用の操作設定情
   報を前記顧客データベースにおけるその楽曲Ａを歌う顧
   客の欄に記入することを特徴とするカラオケ接客支援装
   置。
4. 【請求項４】 請求項１〜３のいずれかにおいて、前記
   カラオケ装置にて管理されている演奏処理の待ち行列
   と、当該待ち行列にある各楽曲の目次情報にその楽曲を
   歌う顧客の情報を付記して提示する待ち行列提示手段を
   備えたことを特徴とするカラオケ接客支援装置。