JP2018173444A - 楽曲選曲装置、カラオケシステム、及び、楽曲選曲用プログラム - Google Patents

楽曲選曲装置、カラオケシステム、及び、楽曲選曲用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】退出時間前に歌唱する最後の楽曲として、ユーザーが得意な楽曲を推奨し、当該楽曲を歌唱してもらうことで、ユーザーに気持ちよく退出して頂くことを目的とする。
【解決手段】本発明に係る楽曲選曲装置は、カラオケ装置に対し、ユーザーから指定された楽曲の再生指示を可能とする選曲処理と、ユーザーをログインさせ、ユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲の採点情報を取得可能とするログイン処理と、退出時間を設定可能とする設定処理と、退出時間より前の所定タイミングにおいて、入店後、前記カラオケ装置で再生されておらず、ログインしているユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報の高い楽曲を推奨楽曲として出力する推奨処理と、を実行可能とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、カラオケ装置等において再生する楽曲を選択する楽曲選曲装置、並びに、楽曲選曲装置とカラオケ装置を含んだカラオケシステム、並びに、各種情報処理装置で実行可能な楽曲選曲用プログラムに関する。
伴奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケ装置では、リモコン装置等の楽曲選曲装置を使用して選曲を行うことが一般的である。従来は、楽曲識別番号が記載された歌本と呼ばれる冊子から歌唱したい楽曲を選択し、リモコン装置に楽曲識別番号を打ち込むことが行われていた。現在、カラオケ装置で歌唱できる楽曲数の増加もあり、現在のリモコン装置では、楽曲に関するデータベースを使用する形態が一般的となり、ユーザーは歌唱したい楽曲をデータベース上で検索することで選曲することが可能となっている。
このような楽曲選曲装置の形態は、選曲の手法のみならず、ユーザーに対して新たなサービスを提供することも可能となっている。特許文献1には、利用者毎に十八番曲を記憶するデータベースを設けておき、利用者の十八番曲のうちカラオケ装置においてその日に歌われた演奏曲以外の演奏曲である歌い忘れ曲を検出して提示する通信カラオケシステムが開示されている。このような構成により、十八番曲として登録された演奏曲の歌い忘れを抑制することを可能としている。
特許第5480091号
特許文献1に開示される通信カラオケシステムでは、十八番曲として登録された楽曲を推奨することとしている。ところで、十八番曲という名称で登録される楽曲は、必ずしもユーザーが上手く歌唱できる楽曲とは限らず、ユーザーが練習中の楽曲、あるいは、上手くは歌えないがユーザーが好んで歌唱する楽曲が含まれる場合がある。このような十八番楽曲が歌い忘れ曲として提示されたとしても、ユーザーはそれを選曲しない、あるいは、選曲したとしても気持ちよく歌唱してカラオケを終えることができないことが考えられる。
本発明はこのような事情を鑑みたものであって、ユーザーが気持ちよく歌える楽曲を推奨する楽曲選曲装置、カラオケシステム、そして、楽曲選曲用プログラムを提供することを目的としている。
そのため、本発明に係る楽曲選曲装置は以下の構成を採用したことを特徴とする。
制御手段を備える楽曲選曲装置であって、前記制御手段は、選曲処理と、ログイン処理と、設定処理と、推奨処理と、を実行可能とし、前記選曲処理は、カラオケ装置に対し、ユーザーから指定された楽曲の再生指示を可能とし、前記ログイン処理は、ユーザーをログインさせ、ユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲の採点情報を取得可能とし、前記設定処理は、退出時間を設定可能とし、前記推奨処理は、退出時間より前の所定タイミングにおいて、入店後、前記カラオケ装置で再生されておらず、ログインしているユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報の高い楽曲を推奨楽曲として出力することを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、前記推奨処理は、前記再生処理で再生されておらず、ログインしているユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報の高い複数の楽曲を推奨楽曲として出力することを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、前記ログイン処理は、複数のユーザーをログインさせることを可能とし、前記推奨処理は、ログインしている複数のユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報が高い楽曲を推奨楽曲として出力することを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、前記推奨処理は、推奨楽曲に対応するユーザーのアカウントが対応付けられた端末に対して推奨のための通知を出力することを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、前記推奨処理は、推奨楽曲を楽曲再生装置の表示手段に出力することを特徴とする。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置において、前記推奨処理は、推奨楽曲がキャンセルされた場合、キャンセルされた推奨楽曲に対応するユーザーとは異なるユーザーに対応する推奨楽曲を出力することを特徴とする。
また本発明に係るカラオケシステムは、楽曲選曲装置とカラオケ装置を含んで構成されるカラオケシステムであって、前記楽曲選曲装置は、制御手段を備え、前記制御手段は、選曲処理と、ログイン処理と、設定処理と、推奨処理と、を実行可能とし、前記選曲処理は、カラオケ装置に対し、ユーザーから指定された楽曲の再生指示を可能とし、前記ログイン処理は、ユーザーをログインさせ、ユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲の採点情報を取得可能とし、前記設定処理は、退出時間を設定可能とし、前記推奨処理は、退出時間より前の所定タイミングにおいて、入店後、前記カラオケ装置で再生されておらず、ログインしているユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報の高い楽曲を推奨楽曲として出力することを特徴とする。
また本発明に係る選曲用プログラムは、情報処理装置で実行可能な選曲用プログラムであって、選曲処理と、ログイン処理と、設定処理と、推奨処理と、を実行可能とし、前記選曲処理は、カラオケ装置に対し、ユーザーから指定された楽曲の再生指示を可能とし、前記ログイン処理は、ユーザーをログインさせ、ユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲の採点情報を取得可能とし、前記設定処理は、退出時間を設定可能とし、前記推奨処理は、退出時間より前の所定タイミングにおいて、入店後、前記カラオケ装置で再生されておらず、ログインしているユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報の高い楽曲を推奨楽曲として出力することを特徴とする。
本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム、及び、楽曲選曲用プログラムによれば、入店後、カラオケ装置で再生されておらず、ログインしているユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報の高い楽曲を推奨楽曲として推奨することで、ユーザーは推奨楽曲を歌唱して気持ちよく歌唱してカラオケを終えることが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム、及び、楽曲選曲用プログラムによれば、複数の楽曲を推奨楽曲として推奨することで、ユーザーは歌唱したい推奨楽曲を選曲することが可能となる。また、採点情報の高い順に並べて提示することも可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム、及び、楽曲選曲用プログラムによれば、複数のユーザーがログインして使用する環境下において、採点情報が高い楽曲を推奨楽曲として推奨することで、複数のユーザー中、最も高い採点情報の楽曲に対応するユーザーに歌唱させる、あるいは、複数のユーザーに対して、各ユーザーの最も高い採点情報の楽曲を歌唱させることが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム、及び、楽曲選曲用プログラムによれば、推奨楽曲に対応するユーザーのアカウントに対して推奨のための通知を行うことで、複数のユーザー中、他のユーザーに対して、最後の楽曲を誰が歌唱するのか、どの楽曲を歌唱するのかを秘匿状態とし、推奨楽曲の歌唱時においてサプライズをもたらし、歌唱の場を盛り上げることが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム、及び、楽曲選曲用プログラムによれば、同席する全てのユーザーが閲覧可能な状態で推奨のための通知を行うこととしている。このような構成により、同席するユーザーにて最後の楽曲を相談の上で決定することが可能となる。
さらに本発明に係る楽曲選曲装置、カラオケシステム、及び、楽曲選曲用プログラムによれば、推奨楽曲がキャンセルされた場合、キャンセルされた推奨楽曲とは異なるユーザーに対応する推奨楽曲を推奨することとしている。推奨楽曲は、歌唱が得意なユーザーに集中することが考えられる。また、カラオケの場では、上司と部下間の序列関係等の事情により、最後の楽曲を歌唱が得意なユーザー以外のユーザーが歌唱した方がよい場合もある。上述する構成により、ユーザー間で最後に歌唱する推奨楽曲を譲り合い、場の雰囲気に適した推奨楽曲を歌唱することが可能となる。
本実施形態のカラオケシステムの構成を示すブロック図 本実施形態のトップ画面を示す図 本実施形態のユーザー情報のデータ構成を示す図 本実施形態の楽曲情報のデータ構成を示す図 本実施形態の楽曲確認画面を示す図 本実施形態の楽曲再生処理を示すフロー図 本実施形態のレコメンド楽曲抽出処理を示すフロー図 本実施形態のレコメンドリスト形成を説明するための図 本実施形態のレコメンド処理を示すフロー図 本実施形態のレコメンド画面を示す図 レコメンド楽曲選択時、選択後における予約テーブルの例を示す図
図1は、本発明の実施形態に係る歌唱投稿システムで使用するカラオケシステムの構成を示したものである。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダ)と、リモコン装置1を含んで構成されている。なお、図1に示す例では、1台のカラオケ装置2に対して、2台のリモコン装置1a、1bが使用されている例である。これらリモコン装置1a、1bの構成は同一であるため、リモコン装置1として説明を行う。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント110を利用してネットワークを形成するように接続されている。
カラオケボックスなどの店舗に設置されるカラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏部として音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザーからの各種入力を受け付けるスイッチなどで構成されるカラオケ装置2側の入力部としての操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶するカラオケ装置側記憶部としてのHDD32(ハードディスク)を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入するためのカラオケ装置側通信手段としてのLAN通信部24を備えている。
また、カラオケ装置2は、モニター41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果を付与する映像制御部31を備えて構成される。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されるモニター41以外に、タッチパネルモニター33に対して各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニター33は、映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部35と、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル34を重畳して構成されている。このタッチパネルモニター33は、カラオケ装置2の操作部21、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニター11などと同様、入力部として機能する。ユーザーは、タッチパネルモニター33から楽曲を選択して、直接カラオケ装置2に予約を行うなど、カラオケ装置2に対する各種操作を行うことが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するためのCPU30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を備えて構成される。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲指定処理、楽曲再生処理などを実行可能としている。楽曲指定処理は、ユーザーからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理である。ユーザーの操作により、カラオケ装置2の入力部、リモコン装置1の入力部などで指定された予約情報をメモリ27中の予約テーブルに登録する。楽曲再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、楽曲演奏処理と歌詞再生処理とが同期して実行される処理である。
楽曲演奏処理は、楽曲情報に含まれる演奏情報に基づき、音響制御部25に演奏を実行させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、歌唱用マイク44a、44bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカー42から放音される。歌詞再生処理は、楽曲情報に含まれる歌詞情報をモニター41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。この歌詞再生処理で表示される歌詞に、背景映像を重畳させて表示させる背景映像表示処理を実行することとしてもよい。
一方、リモコン装置1は、予約情報などカラオケ装置2に対して各種指示を送信するとともに、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたホスト装置5から各種情報を受信する。本実施形態では、ユーザインターフェイスとしてボタンなどの操作部17と、タッチパネルモニター11を備えている。タッチパネルモニター11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザーからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、楽曲検索に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶するリモコン側記憶部として、メモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御部を備えて構成される。リモコン側制御部には、CPU15、タッチパネルモニター11に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、タッチパネルモニター11あるいは操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝える操作処理部18が含まれている。
また、リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント110と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザーからの各種入力をタッチパネルモニター11、あるいは、操作部17から受付け、映像情報をタッチパネルモニター11に各種情報を表示することで、カラオケ装置2に対して楽曲予約などの各種指示を行うことが可能とされている。
では、カラオケシステムにおける投稿情報の形成、並びに、投稿された投稿情報の再生について説明を行う。図2は、本発明の実施形態に係るトップ画面を示す図である。本実施形態では、リモコン装置1のタッチパネルモニター11に表示を行うことで、リモコン装置1を操作するユーザーに対して各種情報が提供される。
本実施形態のカラオケシステムは、各リモコン装置1のタッチパネルモニター11から認証情報(後述するユーザ識別情報やパスワード)を入力することで、ログインすることが可能となっている。特に、本実施形態のカラオケシステムでは、複数のユーザーをログインさせることを可能としており、ログインしたユーザー(ログインユーザー)に関する情報は画面上方に常時表示される。ログインしたユーザーの分身像(アバター)を表示するためのログインユーザー欄103が設けられている。なお、分身像としては、人、キャラクターを模した像の他、図形や記号など各種形態を採用することができる。
また、アカウントを有していないユーザーのためのゲストアイコン102、ユーザーを切り替えるためのユーザー切り替えスイッチ101が表示されている。ログインしたユーザーは、ログインユーザー欄103に表示される分身像を選択、あるいは、ユーザー切り替えスイッチ101を操作することで、自分のユーザー情報を利用した各種サービスを受けることが可能となる。図2に示す例では、Aさんが利用している場合の画面であって、右上にAさんに対するコメントが表示され、Aさんのユーザー情報を利用したサービスが提供されている状態を表すトップ画面である。また、アカウントを有していないユーザーは、ゲストアイコン102を操作することで、選曲など一般的なサービスを受けることが可能となっている。なお、ユーザーの切り替えの際には、パスワードなどを使用した認証を行うこととしてもよいが、認証を行うことなく簡易に切り替えることとしてもよい。
図3は、ユーザー毎にホスト装置5に記憶されているユーザー情報を説明するための図である。本実施形態では、ユーザー情報として、個人情報、マイうたテーブル、マイアーティストテーブル、履歴テーブルといった、ユーザーに関する各種情報を含んで構成される。このユーザー情報は、ホスト装置5の記憶部51に記憶されている。ユーザー情報には、ユーザーがログインするための認証情報(ユーザー識別情報とパスワード)が含まれている。個人情報には、ユーザー名(実際の名前に限ったものでなく、ニックネームであってもよい)、性別、年齢、うた年齢などを含んで構成される。これら各種情報は、リモコン装置1、あるいは、インターネットなどのネットワークに接続された図示しないパーソナルコンピュータ、携帯端末などを使用し、ログインして設定することも可能である。
マイうたテーブルは、ユーザーによって登録された楽曲を記憶するテーブルであって、楽曲識別情報、音程調整値、過去の採点情報(最高点、もしくは、過去複数回のもの)などを含んで構成されている。ユーザーは、このマイうたテーブルに基づいて、過去に登録したお気に入りの楽曲を呼び出して予約、演奏することが可能となる。その際、登録した音程調整値を利用することで、自分の歌唱にあった音程で演奏(再生)を行うことも可能である。
マイアーティストテーブルは、ユーザーによって登録されたアーティスト(歌手)を記憶するテーブルであって、歌手識別情報を含んで構成されている。ユーザーは、このマイアーティストテーブルに基づいて、登録したお気に入りのアーティストの楽曲(持ち歌、あるいは、関連楽曲)を呼び出して予約、演奏することが可能となる。
履歴テーブルは、ユーザーが過去に歌唱した(再生させた)楽曲を記憶するテーブルであって、楽曲識別情報、音程調整値、過去の採点情報(最高点、もしくは、過去複数回のもの)などを含んで構成されている。ユーザーは、この履歴テーブルに基づいて、過去に再生させた楽曲を呼び出して予約、演奏することが可能となる。その際、登録した音程調整値を利用することで、自分の歌唱にあった音程で演奏(再生)を行うことも可能である。
カラオケシステムは、ログイン認証が確認されると、認証したユーザーのユーザー情報をホスト装置5から受信して、ユーザー情報に基づく各種サービスを実行することが可能となる。
図4は、本実施形態の楽曲情報で使用する楽曲情報のデータ構成を示す図である。楽曲情報は、楽曲情報に関連する各種情報であるメタ情報と、演奏等、各種処理を実行する実情報を有している。メタ情報には、楽曲情報を識別するための楽曲識別情報、曲名、歌手名、作詞者名、作曲者名、楽曲再生時間を有している。楽曲再生時間は、標準テンポで再生したときにかかる再生時間である。テンポが変更された場合には、この楽曲再生時間とテンポの変更度合いにより、実際にかかる再生時間を算出することが可能である。
楽曲情報の実情報には、演奏情報、歌詞情報、基準音高情報が含まれている。演奏情報は、MIDI規格に基づいて電子楽器用の制御情報、あるいは、実際の演奏を録音した圧縮音声情報等で構成され、カラオケの伴奏音を演奏するための情報である。歌詞情報は、歌唱補助のため、演奏情報に同期して表示される情報であり、演奏に同期して表示された歌詞の色替えを行うように構成してもよい。基準音高情報は、採点処理(歌唱評価処理)に使用される情報であり、演奏情報と同様、MIDI規格に基づいて規定された制御情報である。採点処理では、この基準音高情報と、歌唱用マイク44a、44bから入力される歌唱音声信号の音高とを比較することでユーザーの歌唱評価を行うことが可能である。
図5は、本実施形態の楽曲確認画面を示す図である。リモコン装置1を使用した楽曲検索が行われ、ユーザーにより1の楽曲が選択された場合、タッチパネルモニター11には楽曲確認画面が表示される。楽曲確認画面には、ユーザーが選択した楽曲について、その歌手名(アーティスト名)、曲名、歌い出し等、各種情報が表示される。表示された楽曲の内容を確認したユーザーは、楽曲確認画面の右下に表示される予約ボタンを操作することで、カラオケ装置2に対して楽曲を予約する。具体的には、指定された楽曲の楽曲識別情報を含む予約情報が、リモコン装置1からカラオケ装置2に送信される。予約情報を受信したカラオケ装置2は、受信した予約情報を予約テーブルに追加して、楽曲の再生管理を実行する。
図6は、本実施形態の楽曲再生処理を示すフロー図である。図5の楽曲確認画面を使用して楽曲の予約が行われた場合、予約された楽曲の予約情報は、カラオケ装置2の予約テーブルに追加される。カラオケ装置2は、予約テーブルをチェックし(S101)、次に再生する楽曲の有無を確認する(S102)。次に再生する楽曲がある場合(S102)。予約情報に含まれる楽曲識別情報に対応する楽曲情報を読み出して、楽曲の再生を開始する(S103)。なお、本実施形態では、楽曲の再生期間中、ユーザーの歌唱を評価する採点処理(104)が実行される。採点処理では、再生する楽曲の基準音程情報と、歌唱用マイク44a、44bから入力される歌唱音声信号とを比較し、歌唱音声信号から検出できる特定の歌唱技法を抽出し評価することでユーザーの歌唱の技巧が得点として算出される。
楽曲の再生が終了する(S105:Yes)と、採点処理(S104)で算出された採点情報等、採点結果がモニター41への表示などにより通知される。また、ログインユーザーによる歌唱の場合には、ログインユーザーのユーザー情報中、マイうたテーブル、あるいは、履歴テーブルに算出された採点情報が書き込まれる。採点結果の通知を行ったカラオケ装置2は、楽曲再生処理の先頭に戻り、次の楽曲の再生のため、予約テーブルのチェックを行う(S102)。
図7は、本実施形態のレコメンド楽曲抽出処理を示すフロー図である。本実施形態のカラオケシステムでは、カラオケボックス等、時間貸しの使用状況において、退出前の最後に歌い忘れの楽曲がないよう、また、ユーザーの得意な楽曲を歌唱して気持ちよく退出して頂くことを目的としている。
レコメンド楽曲抽出処理では、まず、入店したユーザー(顧客)の退出時間が設定される(S201)。この退出時間の設定は、ユーザー自身、あるいは、店舗の従業員がカラオケシステムに手動設定するものであってもよく、あるいは、カラオケシステムが、カラオケ店舗のPOSから自動取得するものであってもよい。ここで、退出時間とは、退出時の時刻、あるいは、ユーザーがカラオケルームを借り受ける期間(例えば、2時間など)のどちらであってもよい。カラオケシステムは、設定された退出時間の監視を開始し、退出時間より前の所定タイミング(この例では、退出時間の10分前)になったことを判定する(S202:Yes)、入店してから歌唱を行った歌唱済み楽曲を確認する(S203)。なお、本実施形態では、この歌唱済み楽曲として、未再生予約楽曲、すなわち、予約テーブル上、予約されているが、まだ再生されていない楽曲を含んだ形態としている。
次にカラオケシステムは、現在、カラオケシステムにログインしているログインユーザーのマイうたテーブル、履歴テーブルを取得する(S204)。なお、本実施形態では、マイうたテーブル、履歴テーブルの両方を使用することとしているが、どちらか一方のテーブルを使用することとしてもよい。図2で説明したように、本実施形態のカラオケシステムは、複数のユーザーがログインして使用することが可能である。したがって、ユーザーが複数ログインしている場合には、複数のログインユーザーのマイうたテーブル、履歴テーブルが取得されることになる。
そして、S204で取得したマイうたテーブル、履歴テーブルから、S203で確認した歌唱済み楽曲を差し引くことで、未歌唱の楽曲が抽出される(S205)。ここで、マイうたテーブル、履歴テーブルに登録されている楽曲を、全て歌唱している状況、すなわち、未歌唱の楽曲が無い(S206:No)状況が考えられるが、その場合には、モニター41等に、歌い忘れが無いかを確認するメッセージが表示される(S208)。一方、未歌唱の楽曲がある場合(S206:Yes)には、S205で抽出した楽曲を採点情報の高い順でソートを行い、退出前最後に歌唱する楽曲(トリの楽曲)を抽出するためのレコメンドリストが形成される(S207)。
図8は、レコメンドリスト形成の様子を説明するための図である。この例は、3人のユーザー(Aさん、Bさん、Cさん)がログインして歌唱している状況であって、各ユーザーのテーブル(マイうたテーブルと履歴テーブルを統合したテーブル)には、歌唱済みであるか、未歌唱であるかのフラグが付されている。この3人のユーザーのテーブル中、未歌唱の楽曲を統合し、さらに採点情報の高い順にソートをかけることでレコメンドリストが形成される。レコメンドリストは、採点情報の高い順に従い、推奨順が付されている。また、本実施形態のレコメンドリストではどのユーザーの楽曲であるかを区別可能なように、ユーザーを示すユーザー欄が設けられている。
図9は、本実施形態のレコメンド処理(本発明における「推奨処理」)を示すフロー図である。レコメンド処理は、カラオケ装置2、あるいは、リモコン装置1で実行される処理であり、図7で説明したレコメンド楽曲抽出処理でレコメンドリストが形成後に実行される処理である。まず、形成されたレコメンドリストが取得(S211)され、レコメンドリスト中、推奨順が1位の楽曲をレコメンド楽曲(本発明における「推奨楽曲」)として抽出する(S212)。そして、抽出したレコメンド楽曲の楽曲再生時間(楽曲情報のメタ情報から取得可能)と、時間退出までの時間を比較し、退出時間までに歌唱可能か否かが判定される(S213)。退出時間までに歌唱できない場合(S213:No)には、次の推奨順の楽曲をレコメンド楽曲として抽出(S219)し直して、レコメンド画面を表示する(S214)。一方、退出時間までに歌唱可能と判定された場合、レコメンド楽曲に関するメッセージを含んだレコメンド画面を表示する(S214)。レコメンド画面の表示対象は、カラオケシステム中、モニター41、タッチパネルモニター33、タッチパネルモニター11等が考えられるが、本実施形態では、リモコン装置1のタッチパネルモニター11を表示対象としている。
図10は、本実施形態におけるレコメンド画面107の表示の様子を示す図である。レコメンド画面107には、退出時間まで残された時間(この例では10分)、退出前最後に歌唱する楽曲として推奨された楽曲の楽曲名、楽曲をマイうたテーブルもしくは履歴テーブルに登録していたユーザー名(この例ではAさん)が表示される。また、この楽曲を選択するためのボタン108a、現在、表示中のレコメンド楽曲を変更し、次のレコメンド楽曲を表示するためのボタン108bも併せて表示される。
レコメンド画面107において、ボタン108aが操作され、現在表示しているレコメンド楽曲が選択された場合(S215:Yes)、当該レコメンド楽曲についての楽曲確認画面(図5と同様の画面)を表示してユーザーに予約を促す(S218)。レコメンド楽曲の楽曲確認画面において、予約ボタンが操作されると、通常の予約と同様、レコメンド楽曲の楽曲識別情報を含む予約情報が、カラオケ装置2に対して送信される。予約情報を受信したカラオケ装置2では、通常の予約情報とは異なる扱いで、受信した予約情報を予約テーブルに登録する。
図11は、レコメンド楽曲選択時、選択後における予約テーブルを示す図である。予約テーブルには、上から下方向を時間軸として、既に再生された楽曲、これから再生する楽曲が登録されている。通常、カラオケ装置2では、予約情報を受信すると、予約テーブルの最後に予約情報を追加する。予約テーブルへの通常の登録方法では、レコメンド楽曲を、退出時間到来前の最後に歌唱する楽曲とすることはできない。そのため、本実施形態では、予約テーブルへの通常の登録方法では、退出時間到来前の最後にレコメンド楽曲が再生できない場合、レコメンド楽曲が退出時間に間に合い、かつ、退出時間前の最後の楽曲となるように、予約テーブル中にレコメンド楽曲を割り込ませることとしている。
図11(A)は、レコメンド楽曲が選択されたときの状態であって、既に予約テーブルに登録済みの楽曲の楽曲再生時間を考慮し、レコメンド楽曲が最後の楽曲となるように、レコメンド楽曲の予約情報を割り込ませる。この例では、楽曲Eと楽曲Fの間に割り込ませている。図11(B)は、レコメンド楽曲選択後の予約テーブルの状態であって、楽曲Eと楽曲Fの間にレコメンド楽曲が割り込んだ状態となっている。なお、カラオケシステムでは、レコメンド楽曲の再生後には、退出時間を通知する、あるいは、退出時間が到来する旨を通知することとしてもよい。また、楽曲F、Gを再生した場合には、退出時刻をオーバーしてしまうため、これら楽曲F、Gの予約はキャンセルすることとしてもよい。このように、選択されたレコメンド楽曲を適切に予約リストに登録することで、レコメンド楽曲を退出時間前、最後に歌唱する楽曲とすることが可能となっている。
一方、レコメンド画面107において、ボタン108bが操作され、次のレコメンド楽曲の表示が指示された場合(S215:No)、レコメンドリストに次の候補となるレコメンド楽曲の有無が判定される(S216)。レコメンドリスト中、次の候補となるレコメンド楽曲が無い場合(S216:No)には、タッチパネルモニター11に対して、歌い忘れが無いかを確認するメッセージを表示する。その際、退出時間を通知する、あるいは、退出時間が到来する旨を併せて通知することとしてもよい。レコメンドリストに次の候補となるレコメンド楽曲がある場合(S216:Yes)、次の推奨順のレコメンド楽曲が抽出(S219)され、当該レコメンド楽曲が退出時価までに歌唱可能な場合(S213:Yes)には、レコメンド画面が表示される(S214)。
このように本実施形態のカラオケシステムでは、ユーザーが予め登録している楽曲中、来店してから歌唱していない楽曲を、採点情報の順でユーザーにレコメンド(推奨)することを可能としている。ユーザーが得意とするレコメンド楽曲を最後に歌唱することで、気持ちよく退出して頂くことが可能となる。
なお、上述する実施形態以外に各種変形例を採用することが可能である。上述する実施形態では、図8で形成したレコメンドリストを使用し、採点情報の順を推奨順として、順番にレコメンド楽曲をユーザーに通知することとしていたが、このような形態ではなく、採点情報が高い楽曲を、ユーザーを変更して推奨することとしてもよい。例えば、図8のレコメンドリストでは、最初にユーザーAの「楽曲a2」を推奨した後、同じユーザーAの「楽曲a3」を推奨しており、同じユーザーの楽曲が続けて推奨されることになる。ユーザーによっては、最後に歌唱したくない、あるいは、他のユーザーに譲りたい状況も考えられる。そのため、レコメンドリスト中、レコメンド楽曲を選択しなかったユーザーは、次のレコメンド楽曲の推奨から外すこととしてもよい。
例えば、図8のレコメンドリストにおいて、推奨順が1位のユーザーAの「楽曲a2」が推奨され、当該レコメンド楽曲が選択されなかった場合、推奨順が2位のユーザーAの「楽曲a3」は、スキップし、異なるユーザーBの「楽曲b3」が推奨される。そして、当該レコメンド楽曲が選択されなかった場合、推奨順が4位のユーザーBの「楽曲b4」は、スキップし、異なるユーザーCの「楽曲c2」が推奨される。このように、レコメンド楽曲を選択しなかったユーザーを外すことで、レコメンド楽曲選択の効率化を図ることが可能となる。
また、図10で説明したレコメンド画面では、推奨順が1位のレコメンド楽曲を推奨することとしているが、複数のレコメンド楽曲を推奨し、その中から1つのレコメンド楽曲を選択できるようにしてもよい。その際、レコメンド画面は、タッチパネルモニター11への表示ではなく、モニター41等、複数のユーザーが同時に視認可能な表示部に表示することとしてもよい。さらに、図10では、Bさんのトップ画面にAさんの得意な楽曲をレコメンドするレコメンド画面が表示されているが、Aさんのトップ画面に切り替えたら表示される、又は、レコメンド画面の表示と同時にAさんのトップ画面に自動的に切換るように制御されてもよい。これにより、レコメンドするユーザーを明確に区別することができる。
また、現在、ユーザーが所持するスマートフォン等の携帯端末を、カラオケシステムのネットワークに参加させ、携帯端末をカラオケ装置2のリモコンとして使用することが可能である。この場合、ユーザーは自分の携帯端末にインストールしたプログラムを起動して、ログインして使用することになる。このような携帯端末が使用可能なシステムでは、レコメンド画面は、レコメンド楽曲の推奨対象となるユーザーの携帯端末にのみ表示させることとしてもよい。ユーザーはレコメンド画面でレコメンド楽曲を確認、選択することで、他のユーザーに知られることなく、最後に歌唱する楽曲を選択し、歌唱時には他のユーザーを驚かせることも可能となる。
また、レコメンド楽曲抽出処理は退出時間の10分前において実行され、その後、レコメンド処理が実行された。しかし、退出時間の10分前でなく、ログインユーザーの未歌唱の楽曲が退出時間までに歌いきれるか否かの判断に従ってレコメンドリストを表示することとしてもよい。具体的には、レコメンド楽曲抽出処理では、退出時間の設定(S201)実行後、退出時間10分前であるか否かに依らず、S203〜S207の処理を実行し、レコメンドリストを形成する。つまり、S202が実行されない。そして、楽曲指定処理が実行される毎に、レコメンドリストから予約リストに記憶された楽曲の情報を除外し、レコメンドリストを更新する。
レコメンドリストが更新されてから表示するか否かの判断について、以下に複数例示しておく。第1の例では、レコメンドリストが更新されると、レコメンドリストから推奨順が1位のレコメンド楽曲が抽出(S212)される。レコメンドリストの推奨順1位の楽曲が退出時間までに歌唱可能であると判断され(S213:YES)、さらに退出時間までの残り時間が、推奨順1位の楽曲の楽曲再生時間+所定時間(例えば、標準的な1の楽曲再生時間)以下となった場合、レコメンド画面を表示(S214)させる。これにより、レコメンドリストの推薦順1位の楽曲を、退出時間の最後に歌唱する楽曲として確実にレコメンドできる。
第2の例では、レコメンドリストが更新されると、レコメンドリストに含まれる全楽曲が退出時間までに歌唱可能か否か判断される。レコメンドした全楽曲が退出時間までに歌唱可能であって、さらに退出時間までの残り時間が、レコメンドした全楽曲の楽曲再生時間+所定時間(例えば、標準的な1の楽曲再生時間)以下となった場合に、レコメンドリストを一覧で表示する。これにより、ユーザーが得意とするレコメンド楽曲を最後にできるだけ多く歌唱することが可能になり、気持ちよく退出して頂くことが可能となる。
第3の例は、レコメンドリストが更新されると、レコメンドリストに含まれる楽曲のうち、ログインユーザーごとに得意とする楽曲を1曲ずつ抽出する。抽出された複数の楽曲全てが退出時間までに歌唱可能であり、かつ、抽出された楽曲以外の楽曲が歌唱できない時間であると判断された場合、レコメンド画面を表示する(S214)。レコメンド画面の表示形態は、ユーザーそれぞれ1曲ずつ表示しても、抽出した楽曲を一覧表示してもよい。第3の例において予約テーブルへの登録は、レコメンドリストの推奨順位が1位の楽曲が最後となるように、例えば、採点情報が高い楽曲がより後に再生されるように予約される。図8の例では、ユーザーCの楽曲c2、ユーザーBの楽曲b3、ユーザーAの楽曲a2の順に予約されることになる。これにより、全員が最後に得意楽曲を歌うことができる。さらに、最後の曲は一番採点情報の高い歌唱でカラオケを終了することができ、気持ち良く退出して頂くことができる。
また、レコメンドリストは、ユーザーそれぞれの得意な楽曲を抽出していたが、複数のユーザー間で重複している得意な楽曲をレコメンドしてもよい。具体的には、図8に示すレコメンドリストおいて、推奨順が2位のユーザーAが得意とする楽曲a3と、推奨順が4位のユーザーBが得意とする楽曲b4と、が重複した同じ楽曲である場合、推奨順が1位の楽曲a2よりも推奨順を繰り上げてレコメンドする楽曲として表示してもよい。この場合、最後の楽曲を1人が歌い1人のユーザーだけが気持ち良く退出するのではなく、複数人が得意とする楽曲を最後に歌唱することで、より多くの人に気持ち良く退出して頂くことが可能になる。
以上、本発明に係る楽曲選曲装置について、カラオケシステム中で使用されるリモコン装置1を例に取って説明したが、本発明に係る楽曲選曲装置は、リモコン装置1に限られるものではなく、カラオケ装置2、あるいは、カラオケ装置2とリモコン装置1を含むカラオケシステムを含むものである。また、リモコン装置1、カラオケ装置2、あるいは、ユーザーが所持する携帯端末で実行される選曲用プログラムについても本発明の範疇に属するものである。
1(1a、1b):リモコン装置 29:映像再生部
2:カラオケ装置 30:CPU
5:ホスト装置 31:映像制御部
11:タッチパネルモニター 32:HDD
11a:表示部 33:タッチパネルモニター
11b:タッチパネル 34:タッチパネル
12:ビデオRAM 35:表示部
13:映像制御部 41:モニター
14:メモリ 42:スピーカー
15:CPU 44a:歌唱用マイク
16:無線LAN通信部 44b:歌唱用マイク
17:操作部 51:記憶部
18:操作処理部 101:ユーザー切り替えスイッチ
21:操作部 102:ゲストアイコン
22:操作処理部 103:ログインユーザー欄
24:LAN通信部 107:レコメンド画面
25:音響制御部 108a、108b:ボタン
27:メモリ 110:アクセスポイント
28:ビデオRAM

Claims (8)

  1. 制御手段を備える楽曲選曲装置であって、
    前記制御手段は、選曲処理と、ログイン処理と、設定処理と、推奨処理と、を実行可能とし、
    前記選曲処理は、カラオケ装置に対し、ユーザーから指定された楽曲の再生指示を可能とし、
    前記ログイン処理は、ユーザーをログインさせ、ユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲の採点情報を取得可能とし、
    前記設定処理は、退出時間を設定可能とし、
    前記推奨処理は、退出時間より前の所定タイミングにおいて、入店後、前記カラオケ装置で再生されておらず、ログインしているユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報の高い楽曲を推奨楽曲として出力することを特徴とする
    楽曲選曲装置。
  2. 前記推奨処理は、前記再生処理で再生されておらず、ログインしているユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報の高い複数の楽曲を推奨楽曲として出力することを特徴とする
    請求項1に記載の楽曲選曲装置。
  3. 前記ログイン処理は、複数のユーザーをログインさせることを可能とし、
    前記推奨処理は、ログインしている複数のユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報が高い楽曲を推奨楽曲として出力することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の楽曲選曲装置。
  4. 前記推奨処理は、推奨楽曲に対応するユーザーのアカウントが対応付けられた端末に対して推奨のための通知を出力することを特徴とする
    請求項3に記載の楽曲選曲装置。
  5. 前記推奨処理は、推奨楽曲を楽曲再生装置の表示手段に出力することを特徴とする
    請求項3に記載の楽曲選曲装置。
  6. 前記推奨処理は、推奨楽曲がキャンセルされた場合、キャンセルされた推奨楽曲に対応するユーザーとは異なるユーザーに対応する推奨楽曲を出力することを特徴とする
    請求項3に記載の楽曲選曲装置。
  7. 楽曲選曲装置とカラオケ装置を含んで構成されるカラオケシステムであって、
    前記楽曲選曲装置は、制御手段を備え、
    前記制御手段は、選曲処理と、ログイン処理と、設定処理と、推奨処理と、を実行可能とし、
    前記選曲処理は、カラオケ装置に対し、ユーザーから指定された楽曲の再生指示を可能とし、
    前記ログイン処理は、ユーザーをログインさせ、ユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲の採点情報を取得可能とし、
    前記設定処理は、退出時間を設定可能とし、
    前記推奨処理は、退出時間より前の所定タイミングにおいて、入店後、前記カラオケ装置で再生されておらず、ログインしているユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報の高い楽曲を推奨楽曲として出力することを特徴とする
    カラオケシステム。
  8. 情報処理装置で実行可能な選曲用プログラムであって、
    選曲処理と、ログイン処理と、設定処理と、推奨処理と、を実行可能とし、
    前記選曲処理は、カラオケ装置に対し、ユーザーから指定された楽曲の再生指示を可能とし、
    前記ログイン処理は、ユーザーをログインさせ、ユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲の採点情報を取得可能とし、
    前記設定処理は、退出時間を設定可能とし、
    前記推奨処理は、退出時間より前の所定タイミングにおいて、入店後、前記カラオケ装置で再生されておらず、ログインしているユーザーのアカウントに対応付けられた楽曲中、採点情報の高い楽曲を推奨楽曲として出力することを特徴とする
    選曲用プログラム。
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