JPH06508022A - 生体分子に特異的なアプタマーおよび生産方法 - Google Patents

生体分子に特異的なアプタマーおよび生産方法

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JPH06508022A JP4507073A JP50707392A JPH06508022A JP H06508022 A JPH06508022 A JP H06508022A JP 4507073 A JP4507073 A JP 4507073A JP 50707392 A JP50707392 A JP 50707392A JP H06508022 A JPH06508022 A JP H06508022A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
1体−立玉く性羨妊翌乙ズタニー紋↓堕生産方韮改血公■ 本発明は、ペプチド、疎水性分子および細胞表面上の標的特性物を含む生体分子 、特に細胞外タンパク質に特異的に結合するオリゴヌクレオチドを同定する方法 、および、標的分子ならびに得られた組成物を検出および/または単離するため のこれらの配列の使用、に関する。本発明は、開示の方法の使用により、第X因 子(Factor X)、)ロンビン、キニン、エイコサノイドおよび細胞外タ ンパク質に結合するオリゴヌクレオチド配列を含む組成物を得ることにより例示 される。 本発明はさらに、標的物質に対する特異結合配列を同定するための方法およびこ のような特異結合配列の使用法の改良に関する。特に詳細には、(1)候補オリ ゴマー配列のレパートリ−を広げるための改変モノマー残基を含むオリゴヌクレ オチドの使用;(2)接続される隣接領域あるいは構造上の制限はないが、それ にも係わらず、所望の標的に特異的に結合し得る、オリゴヌクレオチドの同定お よび改変の使用;および(3)特異標的細胞に結合し、その標的細胞に対する免 疫応答を誘起するように設計された結合体の設計および使用、に関する。 および ′ 、 ・に A る第1ゴヌクレオチド:治療上の標的分子の結合および阻害、な らびに、タンパク質および他の分子の検出および単離に基づく治療処置の従来方 法では、小さな分子、抗体、および、このような物質に特異的に結合するものが 使用された。しかし、最近では、オリゴヌクレオチド以外の標的に対して特異的 に結合するオリゴヌクレオチドの新たな設計が記載されている。例えば、Bla ckvellら、5cience (1990) 250:1104−1110 HBlackvellら、 5cience (1990) 250:1149 、−1151; Tuerk、 C,およびGold、 Ll、 5cienc e (1990) 249:505−510HEllingtonら、Natu re (1990) 346:818−822を参照のこと。このようなオリゴ ヌクレオチドは、ここでは「アブタマ−(aptamers) Jと呼ばれた。 Tuerkの参考文献では、RNA結合タンパク質に結合するRNAを得るため のインビトロ選択および増幅方法の使用が記載されている。この方法では、特定 の位置に完全にランダム化されたRNAのプールが、所望のタンパク質への結合 のための選択に使用される。次に、選択されたRNAは、引き続くインビトロ転 写に適合する二本鎖DNAとして増幅される。新たに転写されたRNAは、次に 、より良い結合配列として増やされ、この方法で繰り返される。増幅選択された 配列は、ジデオキシ配列決定法による配列決定に使用される。Tuerkおよび Goldは、T4 DNAポリメラーゼにより結合されるRNA分子の決定に、 この方法を適用した。この方法では、選択されたRNAを増幅するのに、5ai ki、 R,に、ら、5cience (198B> 239:487−491 に記載されているポリメラーゼチェーン反応(PCR)法が用いられている。 Kinzler、KJ、ら、Nucleic Ac1ds Res (1989 ) 17:3645−3653には、遺伝子発現を調節するタンパク質により結 合されるDNA配列を同定するためのPCHの使用が記載されている。報告され た文献では、全ゲノムDNAが、まずPCHによる増幅に適した形態に変換され 、そして、目的のDNA配列が、標的の調節タンパク質に結合することにより選 択される。回収された結合配列は、次に、PCHにより増幅される。選択および 増幅のプロセスは、必要に応じて繰り返される。記載されているプロセスは、h ■1■1aevis転写因子3Aに結合するDNA配列の同定に適用された。同 じ筆者(Kinzlerら)は、後の報告肢り廁■Bjol (1990) 1 0434−642において、この方法を、組み換え融合タンパク質として産生さ れたGLI遺伝子産物に結合されるヒトゲノムの部分を同定するのに適用した。 GL■遺伝子は、ある種のヒト腫瘍において増幅される。 Ellington、A、D、ら、Nature (1990) 346:81 8−822は、多くのランダム配列RNA分子の調製、および、選択された分子 、例えば、シバクロン(C1bacron)ブルーのような宵機染料に特異的に 結合する配列の同定を記載している。約1015の個別の配列を与えるランダム に合成されたDNAを、PCRで増幅し、RNAに転写した。プールの複雑性は 、増幅/転写工程で約1013の個別の配列に減少されたと考えられる。次に、 そのプールを染料を含有するアフィニティーカラムに供し、次に、結合された配 列を溶出し、逆転写酵素で処理してPCHにより増幅した。 結果は、101@ランダム配列RNA分子の約1個が、このような方法でリガン ドに特異的に結合することを示した。 Th1esen、 H,−J、およびBach、 C,、Nucleic Ac 1ds Res (1990) 18:3203−3208ニは、彼らが、推定 DNA結合タンパク質のDNA結合部位を決定する、標的検出アッセイ(TDA )と呼ぶものが開示されている。彼らの研究では、精製された、機能的に活性な りNA結合タンパク質、および、各末端にPCBプライマー部位を有するゲノム 二本鎖オリゴヌクレオチドのプールが、タンパク質とインキュベートされた。得 られたDNAのタンパク質(彼らの場合は、SPI調節タンパク質)との複合体 は、混合物中の結合されていないオリゴマーから、バンド−シフト電気泳動によ り分離し、複合体オリゴヌクレオチドをPCHにより取り出してクローン化し、 そして、二本鎖■1ni−prep DNA配列決定法により配列決定した。 しかし、上記いずれの参考文献にも、オリゴヌクレオチドと相互作用することが 知られていない生体分子に特異的に結合するオリゴヌクレオチドの同定は記載さ れていない。特に、これらの参考文献には、血清タンパク質、キニン、エイコサ ノイドのような疎水性分子、あるいは、細胞外タンパク質のようなペプチド分子 に特異的に結合するオリゴヌクレオチドの同定は記載されていない。 さらに、この技術は、(i)なんらかの臨床症状に対する、選択されたオリゴヌ クレオチドの、インビボ治療(哺乳類あるいは霊長類)効果、(ii)正常機能 の一部として核酸には通常結合しない分子への、−1鎖DNAオリゴヌクレオチ ドの結合、(fit)オリゴヌクレオチドあるいはアブタマーを結合したことに よる、標的分子の機能の妨害、(iv)−1鎖DNAを介しての標的分子の結合 、および(V)大きな全長のペアレントオリゴヌクレオチド(アプタマー)分子 由来の小さなオリゴヌクレオチドあるいはオリゴヌクレオチドアナログの、標的 特異結合を、実証していない。 註:キニンは、生物学的流体中で、キニノーゲンの活性化により形成されるペプ チドである。キニンは、血圧降下効果を示し、痛みの原因となり、外分泌腺にお ける反応性充血を媒介し、炎症プロセスに伴う血管および細胞事象における役割 を演じ、血圧を制御し、そしておそらく高血圧症に対する予防剤として作用する ような、多くの生理学的および病理学的作用を及ぼすことが示された。病理学的 状態において、キニンは、喘息、リウマチ様関節炎および他の型の関節炎のよう な炎症性疾患、片頭痛で生じる脈管変化、心筋梗塞、心臓血管不全、カルシノイ ドおよび胃切除後の急速移動症候群、過剰ブラジキニン症候群、出血性および内 毒素性ショック、ならびに、他の病理学的症状に関連する。キニンについての総 説は、Regoli、 D、およびBarabe、 J、、 Ph r aco lo ica eview (1980) 32:1−46を参照のこと。 エイコサノイドは、種々のプロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエ ンおよびプロスタサイクリンを含む、脂肪酸誘導体のファミリーである。エイコ サノイドは、広く行き渡り、はぼ全ての生物学的機能を包含する非常に広範囲に わたり影響を及ぼす。例えば、エイコサノイドは、心臓血管系、血液、平滑筋、 腎臓および尿形成、中枢神経系、炎症応答および免疫応答、求心神経および痛み 、および数種の代謝機能に影響を及ぼすことが知られている。エイコサノイドお よびその生物学的な重要性の概説は、Moncada、 S、ら、珈Pharm acolo 1cal Ba5is of hera eutics、 Gil man、 A、G、ら[(MacMillan Publishing Com pany、 New York)第7版、へ°−シ゛660−671を参照のこ と。 これらの多くの分子は遍在するので、抗原性になるように化学的に改変されなけ れば、実験動物において天然分子に対する抗体産生が困難である。十分に特異活 性を有する標識キニンは、入手不可能であり、プラジキニン抗体は、キニノーゲ ンと交叉反応する傾向がある。従って、従来の免疫診断法および単離法は、これ らの物質に関して容易に利用できない。 従って、これらの薬剤を用いる代替の操作方法の開発が望まれる。 さらに、生物学的試料の収集と同時に、キニンの形成あるいは不活性化を妨ぐこ とに関する多くの困難が存在する。故に、以前のアッセイ法は、そのペプチドの 活性化ではなく、とりわけキニノーゲンの測定に焦点が絞られていた。従来の診 断法の使用およびキニンに関する問題の総説は、Goodfriend、 T、 L、および0dya、 C,E、のMethods of Hormone R adioinllu月1往u、 B、N、JaffeeおよびH,R,Behr man編(Acade+mic Press、 New York)、1979 、ページ909−923 iおよびTa1a+ao、 R9C5およびGood friend、 T、L、、 Handbook EX 、 Pharmaco l、 (1979) 25 (前出’) :301−309を参照のこと。従っ て、これらの薬剤を用いての代替の操作法の開発が望まれる。 特定の細胞が、その表面上のある種のタンパク質の存在により特徴づけられ得る 。これらのタンパク質は、他の生体分子および/またはウィルスレセプターに対 する結合部位(cites)の提供を含む、種々の機能をなし得る。さらに、細 胞表面上の特徴的なタンパク質の型および/または量により、異常細胞と、与え られた型の正常細胞とを区別し得ることも知られている。異なる型の細胞が、そ の表面上に存在する特徴的なタンパク質により区別され得ることが知られている ので、異なる方法論が、細胞を、その細胞上の特徴的なタンパク質に結合するあ る種の分子の能力により、特徴づける試みが開発されてきた。 本発明では、オリゴヌクレオチドが細胞表面で特徴的なタンパク質に結合するた めに使用され得ることを前提にした。 このような結合は生じるが、高度に特異的ではない。すなわち、与えられたオリ ゴヌクレオチドは、2つの非常に異なる型の細胞系の細胞タンパク質に結合し得 る。さらに、特定のオリゴヌクレオチドが、特定の特徴的なタンパク質に特異的 であることが見いだされても、所望のオリゴヌクレオチドを単離し、それを特定 の特徴的なタンパク質を有する特定の細胞系を同定するためのプローブとして有 用であるほどの十分な量で生産するのは困難である。 本発明は本明細書において、方法を提供し、PCRあるいは他の増幅法と組合せ た結合選択法を利用して、第X因子、キニン、エイコサノイドような疎水性分子 、および細胞外タンパク質のようなペプチド分子に結合するアブタマーを開発す る。この方法では、これらの標的に特異的に結合する、選択され、そして増幅さ れたアプタマーが、ランダム化オリゴヌクレオチドのプールから開始して得られ る。 会成羞:特異的に結合するオリゴヌクレオチドに関する上記の参考文献は、オリ ゴマーが、プリンおよびピリミジンのアナログ形態を含む腹臣誌会り生茎合成さ れ得ること、および糖部分およびホスホジエステル結合の改変も示唆していない 。改変を含むそれらのオリゴマーが、それ自体が改変に寄与する優れた結合特性 を有し得るので、この包含は重要であり、従って、最初のスクリーニングに提供 する候補のレパートリ−を拡大する。本発明は、上記の方法の改良に一部関し、 天然配列には見いだされない改変を含むオリゴマーは、特異結合の候補に包含さ れ得る。 さらに、Pct?は、種々広範囲の材料源からの特定の核酸フラグメントの単離 および分析を可能にしたが、特定の核酸領域を単離および分析するためのPCH の適用は、目的の領域に隣接する核酸配列あるいは目的の領域内の核酸配列のい ずれかの知識を必要とする。隣接領域のまえもっての知識の必要性は、アブタマ ーを同定するときには特に問題である。隣接プライマー配列は、アブタマー構造 の多様性に限定を課す。すなわち、結合能力がプライマーによって影響され、そ のことによって結合剤のクラスの考慮から除かれるが、あるいは、ときには、プ ライマーが実際に、構造を与えることにより結合に係わるか、あるいは、結合を 助けるがのいずれかである。従って、隣接配列は、アブタマーが薬剤開発用に適 しているとの同定を強制し得る。本当に最適な結合剤あるいはアプタマーの選択 のプロセスの問題は、薬剤開発を厳しく制限した。 明らかに、最適なアプタマーを同定し得る方法を考案することは有利である。E llington、 A、D、ら、Nature (1990) 346:81 8−822に記載されているような方法は、l0111個アブタマー中1個がこ のシステムで結合することを評価している。本明細書に記載され請求されている 新規方法は、この割合を109個中1個あるいは108個中1mに低く修正し得 る。薬剤の開発に 関しては、多くの科学者は、隣接プライマー配列が、本当に 最適な結合剤の選択に関連して提示する問題を認識をしなかった。 さらに、引用されている参考文献のいずれにも、トロンビンのようなタンパク質 に結合し得るアブタマーの同定を記載していないし、アブタマーを生成するため の適切な物質としての一本鎖DNAの使用も記載していない。本発明に従ったア プタマーの使用は、ヌクレアーゼの安定性の増大、およびPCRあるいは他の方 法による増幅の容易さを含む、い(っかのRNAに関する利点を有する。一般的 に、RNAは、増幅の前に逆転写酵素を用いてDNAに変換される。このプロセ スは全ての配列に対して等しい効率ではなく、このことにより選択されたプール からいくつかのアブタマーは損失される。 ム 1におζる :ポリメラーゼ反応で公知の様式で作用する多くの改変は、周 知である。0tvos、 L、ら、跪1elc Ac1ds Res (198 7) 1763−1777ニハ、s−(1−7/l/ ’r 二/l/ )−2 °−デオキシウリジンのDNAへの取り込みを触媒する酵素が報告されている。 この文献に報告されているように、5−ビニル−dUPは、dTTPと同じ様式 で、フレノウフラグメントにより触媒されるDNAポリメラーゼ1反応で作用す る。(E) −5−(1−へブテニル)−dUDPおよび(E) −5−(1− オクテニル)−dUDPは少ない基質であり、しかし、これらすべての残基は、 重合ではチミジンとして読まれる。 A11en、D、J、ら、Biochemistr (1989) 28:46 01−4607には、5−(プロピルアミノ)ウリジンのオリゴマーへの取り込 み、および、プロピルアミン機能を用いた、塩化マンシル(■ansylchl oride)による標識が報告されている。この複合体は、DNAポリメラーゼ ■(フレノウフラグメント)との相互作用の研究に使用され、その酵素と相互作 用することが示された。この塩基残基はまた、チミジンとして認識される。 Langer、P、R,ら、Proc Natl Acad Set USA  (1981)78:6633−6637には、05位において、リンカ−を介し てピオチンで標識されたdUTPおよびUTP残基を用いた、DNAおよびRN Aの合成が記載されている。これらのdUTPおよびUTPの標識形態は、多く のDNAおよびRNAポリメラーゼに使用され、チミジンあるいはウリジンとし てオリゴマーテンプレートに含まれるときには、これらの酵素により認識される 。 Gebyehu、G、、ら、Nucleic Ac1ds Res (1987 ) 15:4513には、dATPおよびdCTPヌクレオチドアナログのアデ ニンの6位およびシトシンの4位を介してのピオチン標識が報告されている。こ れらは、標準ニックトランスレーションプロトコールによりDNAプローブに取 り込まれ、これらのヌクレオチドのピオチン誘導体で標識されたプローブは、標 的のDNA配列に効率よくハイブリダイズされた。従って、dATPおよびdC TPの改変形態は、オリゴマーに取り込まれると、それぞれ、AおよびCとして 認識される。同様に、Gillam、1.C,ら、 na Bioche+*  (1986)199−207には、N’−(6−アミノへ牛シル)シチジンおよ びデオキシシチジンヌクレオチドのDNAへの酵素による取り込みが記載されて いる。 Trainor、G、L、ら、Nucle’c Actds es (1988 ) [:11846には、末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼの基 質としてのスクシニル−蛍光標識−ジデオキシヌクレオシドトリホスフェートの 能力、および、3−蛍光付加されたDNAの調製における使用が、記載されてい る。 Mizusava、S、ら、Nucleic Ac1ds Res (1986 )■には、ポリメラーゼ反応におけるdGTPのデオキシ−7−ジアザグアニジ ントリホスフェートによる置換が記載されていて、これにはまた、Inn1s、  M、A、のrPcRProtocols: A Guide to Meth ods and ApplicationsJ (1990) Academi c Press Inc、によるPCR反応に関して記載されている。 5−アジド−dllTPの取り込みは、Evans、R,に、ら、Bioche m土1u(1987) 26:269−276; P oc Natl Aca d Sc’ USA (1986) 83:53112−5386に報告されて いるように、ポリメラーゼ反応でdTTPに置換するようである。 特定の塩基残基に共有結合された水銀を有するオリゴヌクレオチドが、Date 、R,M、に、ら、Proc Nat Acad Sc’ USA (1973 )副:2238−2242に記載されていた。 最後に、蛍光化部分に結合されたプリンを用いた末端蛍光残基が、Prober 、 J、M、ら、5cience 238:336に記載されている。 さらに、以前の刊行物に掲載したように、改変された塩基のみが、テンプレート 配列中のように、特異的に認識されるのではなく、改変塩基を用いるヌクレオチ ドトリホスフェートもまた、ポリメラーゼ酵素で新たに合成された鎖に取り込ま れ得る。 mΩ景に本発明はまた、免疫認識機構における特異結合オリゴマーの使用に関す る。生物における悪性細胞あるいは感染細胞の認識および免疫破壊をなし得る、 種々の認識機構が存在する。悪性細胞は、しばしば、正常細胞には認められない 抗原を発現し、これらの抗原のいくつかは、細胞表面に見いだされる。同様に、 病原体感染細胞は、しばしば、細胞表面上に病原体にコードされる抗原を発現す る。両方の場合に、表面抗原は、CTL (細胞障害性T細胞)免疫応答に対す る潜在的な標的を提示する。 不運なことに請求められていない細胞に対する免疫応答が、いつも効率がよいわ けではなく、さらに、このような応答が、ある場合には、抑制され得る。種々の 機構が、病理細胞に対する免疫応答の減退あるいは抑制において役割を果たし得 る。 例えば、腫瘍は、CTL応答を誘起させる役割を果たし得る組織適合性抗原のレ ベルの減少に係わる。ウィルスはさらに、細胞表面のウィルス抗原をマスクし得 た。旧Vの場合、エンベロープタンパク質(通常は、細胞表面に見られる)の過 度のグリコジル化は、感染細胞に対する効果的な免疫応答を阻む役割を果たし得 る。病理細胞の効果的なCTL応答を減退あるいは逃す特性は、種々の感染ある いは障害の進行に役割を果たす。 現在使用されているい(っかのワクチンは、病原体の一部(HBVウィルスの場 合のウィルスエンベロープタンパク質のような)からなるが、ウィルスあるいは 細菌のような、完全な病原体に対する免疫応答は、病原体の個別の成分に対して 応答するよりも、しばしば、より有効である。例えば、弱毒化ウィルスワクチン は、ある場合には、免疫系を、可能な限り天然形態のエピトープを提供する抗原 に曝すために使用される。得られた免疫応答は、一般に、病原体の一部のみに対 する応答よりも、病原体に対してより有効な防御をなすようである。 多くのCTL応答は、自己細胞および非自己細胞の両方のシグナルとして作用す る、複数の表面抗原間の特異接触に基づくようである。正常な免疫機能は、この 複数の表面抗原に対する組合せ応答を包含すると考えられる。従って、これらの 1つ以上の表面特性がいくらか改変されるか、あるいは、マスクされると、改変 された免疫応答が生じることを予測するのは理に叶なっている。 1つ以上の目的の表面特性に対して特異的な抗体の使用に加えて、最近、かなり の配慮もまた、同様の特異性を有するオリゴヌクレオチドの使用に向けられてい る。特異的に結合するオリゴヌクレオチドの新たな回収が、上記に考察されたよ うに、非オリゴヌクレオチド標的に関して可能である。 病原体あるいは悪性細胞に対する最適の免疫防御が得られ得るような様式、ある いは、応答の望ましくない要素が除去され得るような様式で、天然抗原に対する 免疫応答の調節をなし得るように工夫された方法には、明らかに利点が存在する 。特に、免疫応答の誘起に含まれる1つ以上の特異エピトープを標的する免疫調 節剤の開発による、正常な免疫応答に存在する複数のエピトープを含むことを利 用するのは望ましい。 発ユじ脣1丞 本明細書に記載されている発明は、安定な、用途の広い、および、目指す標的に 対して高度に特異的である、特異的に結合するオリゴヌクレオチド、即ち「アブ タマー」を提供する。さらに、本発明のアブタマーは、改変ヌクレオチドおよび ヌクレオチド相互間の結合を用いて決定および合成され得る。さらに、これらの アプタマーは、候補プール中のPCRプライマー配列を含む必要性はなく、予め 完全には決定されていない配列を有する候補オリゴマーの混合物から得られ得る 。 適切なアブタマーを決定する方法の効率はさらに、標的に結合された好結果の候 補オリゴヌクレオチドを含む複合体を、複合体化されていないオリゴヌクレオチ ドから分離し、この複合体を固体支持体から溶出することにより、高められる。 本発明のアブタマーには、治療および診断上の実用性、ならびに、実験室用およ び工業用試薬としての作用物質を包含する、種々の実用性が見いだされる。本発 明のアプタマーは、標識あるいは固体支持体のような様々な補助物質と組み合わ され得る。 従って、1つの局面では、本発明は、標的分子に特異的に結合し得る少な(とも 1つの結合領域を有するアプタマーに向けられている。ここにおいて、アブタマ ーは一本鎖DNAである。このような一本鎖DNAアブタマーは、タンパク質、 ペプチド、糖タンパク質、脂質、糖脂質、炭水化物、および、種々の小さな分子 を含む、種々広範囲の標的物質に特異的に結合するように構築され得る。このよ うな一本鎖DNAアブタマーは、RNAの対応物に比較して、好都合に安定であ る。これまで、二本鎖DNAの三次元構造が、分子構造の多様性を制限している と考えられてきた。生体分子に対してアブタマーを提供するのに必要な構造の範 囲を提供するための、十分な一本鎖あるいは二本鎖DNAの構造の多様性を実証 するものは以前にはない。 例えば、シニードノット(pseudoknots)のような既知のRNA構造 は、一本鎖DNAに対しては記載されてはいない。 他の局面では、本発明は、15ヌクレオオチド残基より相対的に少ない特異結合 領域を有し、それ自体は16残基より少ない残基を含む相対的に小さな分子であ り得るアプタマーに向けられている。これらの長さが制限されたアプタマーは、 投与および合成を容易にする利点がある。さらに、他の局面では、本発明は、標 的分子に関しては、解離定数が20 x 10−9より小さな(通常は、オリゴ ヌクレオチドに結合しない)、非常に小さな解離定数を有し、そして競合物質に 比較して、その標的に対して結合親和性が少なくとも5倍差のある高い特異性を 有するアブタマーに向けられている。これらの増強された特異性および結合親和 性は、明らかに本発明のアブタマーが有用である応用に有利である。 もう一つの局面では、本発明は、種々広範囲の標的分子、特に、ブラジキニン、 PGF2α、CD4、)IER2、IL−ルセプター、第X因子およびトロンビ ンからなる群より選択される分子に結合するアブタマーに向けられている。小さ くて疎水性の分子であっても特異的に結合するアブタマーの多様性は、その有用 性の範囲を拡大する。 他の局面では、本発明は、標的分子と本発明のアブタマーとの複合体、ならびに 、本発明のアブタマーを得る方法および使用に向けられている。 さらに、他の局面では、本発明は、一般的にアブタマーを得るための改良法に向 けられている。これらの改良法には、完全には決定されていない配列のオリゴヌ クレオチドの候補プールの利用能;候補プールに改変オリゴヌクレオチドを取り 込むこと、および、この方法の増幅工程で改変オリゴヌクレオチドを含むこと; 候補プールの好成績のメンバーと、標的分子との間の複合体を単離することによ り方法の効率を増すこと;および、除去法により細胞表面因子を結合するアブタ マーを得ること;が、包含される。 さらに、本発明の他の局面では、アブタマーは、免疫系を調節するように設計さ れた結合体における特異的結合剤として使用され得る。 区皿二星J51旦 図1は、トロンビンアブタマーコンセンサス関連配列を示す図である。 図2は、15マーアブタマーを用いた、霊長類から得たインビボトロンビン阻害 のプロットである。 6を るためのン。 本発明の実施は、他に表示がなければ、当該技術分野内の、化学、分子生物学、 生化学、タンパク質化学、および、組み換えDNA法の従来技術を用いた。この ような技術は、文献に十分に説明されている。例えば、Oli onucleo tide S nthesis(M、J、 Galt編1984) ; Nuc leic Ac1d I(bridization (B、D、 Hawesお よびS、J、 Higgins編1984) ; Sambrook、 Fr1 tschおよびManiatis、 Mo艮坦堕り吐並止しユニ岐旺紅虹り数匹 1.第二版(1989) ;および、Methods in Enz molo  (S、 Co1ovickおよびN、 Kaplan編、Academic  Press、Inc、)を参照のこと0本発明は、以下に例示されている、第X 因子、キニン(ブラジキニンを含む)、および、血管収縮神経エンドセリン(2 1マーペプチド)のような他の小さなペプチドホルモン、エイコサノイド(PG F2αを含む)のような小さな疎水性分子、ならびに、トロンビンのような細胞 外タンパク質、ならびに、IL−ルセプターおよびCD4のような細胞表面に含 有される分子、を包含する、所望の標的に特異的に結合するアブタマーの回収お よび推定をなし得る方法に関する。この方法の適用の結果として、特異的結合配 列を有するアプタマーが、調製され得、オリゴヌクレオチドに基づく治療、標的 物質の検出および単離、ならびに、他の応用において使用され得る。 例えば、これらのアプタマーは、それらが特異的に結合する標的を回収する分離 手段として使用され得る。特異的結合配列を有するオリゴヌクレオチドを、固体 支持体に結合することにより、例えば、標的物質が、有用な量で回収され得る。 さらに、これらのオリゴヌクレオチドは、標的物質1こつ(Xでの特異結合アッ セイにおいて、それらを用いることによって、診断に使用され得る。ラジオアイ ソトープのような検出可能な部分により適切に標識されると、特異的に結合する オリゴヌクレオチドはまた、インビボイメージング、あるLXは、組織学的分析 にも使用され得る。 このような種々の使用の応用のために、本発明のアブタマーは、アブタマーの機 能を増強あるいは補足する補助物質(こ結合され得る。このような補助物質には 、例えば、ラジオアイソトープ、蛍光標識、酵素標識などのような標識;抗体、 他のアプタマー配列、細胞表面レセプターリガンド、レセプター自体などのよう な特異的結合剤;ジフテリア毒素、破傷風毒素、あるいはりチンのような毒素; 抗炎症剤、抗生物質、あるいは、代謝調節剤のような薬剤、クロマトグラフ用あ るいは電気泳動用の支持体のような固体支持体などが、包含される。アブタマー を所望の補助物質へ結合するための適切な技術は、このような種々の補助物質が 広く知られており、結合方法の特性は、選択される補助物質の特性に依存する。 結合は、共有結合であり得るか、あるいは、Pierce Che■tealC o、、 Rockford、 IL、により市販されている合成リンカ−の使用 が含まれ得る。 従って、本発明のアブタマーは、治療上の応用において、単独で使用され得るか 、または、所望の標的に薬剤あるいは毒素を送達するための標的剤として使用さ れ得る。アブタマーは、診断方法において使用され得、この適用では都合よく標 識を含む。適用において、都合よく固体支持体に結合される標的分子を含む試料 中の夾雑物から標的分子を分離するための試薬として使用され得る。本発明の特 に都合のよい適用には、以下にさらに記載されているような、免疫増強法におけ る、この方法に使用される免疫調節物質に対する標的剤としての使用が含まれる 。 本発明の開示および請求の範囲で使用されているように、次の用語は以下のよう に定義する。すべての引用した文献は参考として援用されている。 本明細書に使用されているように、「標的」あるいは「標的分子」とは、限定は されないが、タンパク質あるいはその一部、酵素、ペプチド、酵素インヒビター 、ホルモン、炭水化物、糖タンパク質、脂質、リン脂質、核酸、および、生化学 経路の開始あるいは中断または調節をなし得る一般的な任意の生体分子を含む、 治療薬剤戦略あるいは診断アッセイの焦点であり得る生体分子、または、予想さ れる生物学的応答に含まれる生体分子、のことである。標的は、トロンビンのよ うに、溶液中で遊離し得るか、あるいは、レセプターあるいはエンベロープタン パク質にみられるように、細胞あるいはウィルスと会合し得る。 ヌクレアーゼ、結合が核酸への結合のワトソンークリック塩基対合様式によって 、核酸配列への特異的トリプルへソックス結合などによってなされる基質のよう な、通常はDNA配列が結合する物質は、標的分子から除外されることは注目さ れるべきである。従って、標的分子から、本来、問題となっているアプタマーの 特定の形態を結合する物質が除外される。従って、一本鎖DNAおよび二本鎖D NAそれぞれに関して、一本鎖DNAを攻撃するヌクレアーゼ、そして、二本鎖 DNAを攻撃する制限エンドヌクレアーゼが除外される。さらに、DNAあるい はRNAに特異的な細胞表面レセプターが除外される。 種々広範囲の物質が標的として作用し得る。これらの物質には、細胞内タンパク 質、細胞外タンパク質および細胞表面タンパク質、ペプチド、糖タンパク質、グ リコサミノグリカンを含む炭水化物、糖脂質を含む脂質、および、ある種のオリ ゴヌクレオチドが含まれる。本発明のアプタマーが調製され得るための標的の典 型的なリストは、表1に挙げた。この表は本明細書中で実施例に続く。 いくつかの有用な標的は、キニンのようなペプチド、および、プロスタグランジ ンのような低分子量炭水化物である。 これらの標的は、以下のような特性を有する。 「キニン」は、種々のキニノーゲン(ホルモーゲン(horm。 gens) )の活性化により酵素により放出される任意のペプチド成分を意味 する。従って、用語「キニン」には、制限はされないが、ブラジキニン(BI[ )、Lys−BI[、Met−Lys−Bl[、ロイコキニン、コロストロキニ ン、ネウロキニンのような哺乳類キニン類;種々の哺乳類以外のキニン類;およ び、上記の代謝物が含まれる。キニンは、平均9−11個のアミノ酸を有する小 さなペプチドである。上記のように、キニンを用いる操作の従来の免疫技術の使 用に関して、いくつかの固有の問題がある。従って、本発明は、これらの重要な 物質の検出および単離のための効率のよい方法を提供する。キニンおよびその重 要性に関する総説は、Regoli、 D、およびBarabe、 J、、 肚 虹u並nt」上1旺江ws (1980) 32:1−46を参照のこと。これ は全体が、本明細書に参考として援用されている。 本発明はまた、低分子量疎水性分子の検出および/または単離に有用である。「 疎水性」とは、化合物が全体として、水および他の極性溶媒に対して相対的に低 い親和性を有する、非極性基を有する化合物のことである。本発明の疎水性分子 には、アブタマーとの非共有結合相互作用の完成に関与し得るための多くの基が ない。このような相互作用には、標的中の芳香環を介しての塩基の積み重ね、極 性およびイオン性相互作用、および、水素結合が含まれる。 本発明は、特に、エイコサノイドのような脂肪酸誘導体に有用である。「エイコ サノイド」とは、3個、4個あるいは5個の二重結合を有する、20炭素の必須 脂肪酸由来の物質のファミリーのいくつかの任意のメンバーを意味する:例えば 8,11.14−エイコサトリエン酸くジホモ−α−リルン酸) 、 5,8, 11.14−エイコサテトラエン酸(アラキドン酸)および5.8.11.14 .17−エイコサペンタエン酸である。このような物質には、限定はされないが 、PGA、 PGBSPGC%PGDSPGE、 PGEI、PGE2、PGF 2α、PGFSPGFIGα、PGF2α、PGG、 PGG2、PGH,PG H2を含む種々のプロスタグランジン;限定はされないが、TXA2およびTX B2のようなトロンボキサン;プロスタサイクリン(PGH2)および6−ケド ーPGFIα; LTB4 (5,12−ジヒドロキシ化合物)、LTC4(グ ルタチオンと結合した5−ヒドロキシ誘導体) 、LTA4(5,6−エポキシ ド) 、LTD4 (LTC4からグルタミン酸を除いて合成された)、LTE 4 (引続きグリシンの切断により得られる)、LTF4 (α−グルタミル、 シスチニル誘導体)、5RS−A (rアナフィラ牛シーの遅反応性物質」とし て知られるLTC4とLTD4との混合物)、HPETE (ヒドロパーオキシ エイコサテトラエン酸)、および、HETE(モノヒドロキシエイコサテトラエ ン酸)のような、ロイコトリエンおよびそれらの前駆体;が、含まれる。エイコ サノイドにはまた、16−メドキシー16−メチル−PGF2α、および、15 −メチル−PGF2αのような合成エイコサノイドアナログ(Guzziら、J 、ed、 Cewr、 (1986) p:t826−1832HChengら 、 eta Acad、Med、5han hat (1990) u:378 −381)、あるいは、インビボにおいて産生されたエイコサノイド代謝物 ( Marrowら、Proe Natl、Acad、Sc USA (1990)  87:9383−9387)を含むことが意図される。エイコサノイドは、天 然では一般的に疎水性である、比較的低分子量の化合物である。 これらの物質は、通常は、400以下の分子量を有するが、天然に存在するある 変異体は、1個あるいは数個のアミノ酸に結合されていて、これらはより高分子 量を有する。これらの変異体もまた本発明に包含される。上記のように、数種の エイコサノイドは、そのいたるところにある特性のため、標準的な免疫技術によ って、今までは容易に検出あるいは単離されなかった。従って、本発明は、これ らの重要な物質の検出および単離のための効率のよい方法を提供する。エイコサ ノイドおよびその重要な概説は、Moncada、 S、ら、The Phar +*acolo 1cal Ba5is of Thera eutics、  Gilman、 A、G、ら編(MacMi 1tan Publishing  Company、 New York)、第7版、ページ660−671を参 照のこと。これは全体に、本明細書に参考として援用されている。 上記の小さな分子で疎水性である標的は、オリゴヌクレオチオドが、非常に親水 性であり高度に水和されているので、今までは、アプタマー選択のための可能な 標的分子であるとは考えられなかった。標的に結合するオリゴヌクレオチドを得 るための以前の方法は、通常は核酸に結合するタンパク質標的を利用するか、あ るいは、Ellingtonら、Nature (1990)346:1118 −822に記載の研究では、相互作用を積み重ねるための、多くの可能な水素結 合供与体および受容体基、および、平らな表面を有する標的分子を利用した。核 酸に結合するタンパク質の場合には、核酸に結合するオリゴヌクレオチドは、そ のタンパク質の固有の結合特性に助けられる。Elllngtonらに使用され た分子の場合は、多くの化学構造が、塩基の積み重ねの相互作用による核酸との 相互作用をなし得る平面芳香環を含む、非共有結合相互作用に関与し得ることを 示す。反対に、PGF2αのような多くのエイコサノイドは、構造の多様性は比 較的少ない。従って、脂肪酸様分子は、一本鎖DNAに対する結合標的として作 用し得ることは予想されない。本発明に使用される1つの例のエイコサノイド、 PGF2αは、ヒドロキシル基を3個のみの、近接メチレン基間の二重結合を2 個、カルボン酸基(本明細書中に使用されているように、固体支持体に共有結合 するためのアミド結合として提供される)を1個、および、シクロペンチル環を 1個、を有する。はとんど全ての、他のクラスの可能性のある生物学的標的分子 と比較して、エイコサノイドには、非共有結合相互作用に関与し得る基が、極度 に少ない。 本明細書に使用されているように、「特異的に結合するオリゴヌクレオチド」あ るいは「アブタマー」とは、他の物質がそのオリゴヌクレオチドと複合体を形成 されない環境下で、意図する標的分子と複合体を形成し得る特異結合領域を有す るオリゴヌクレオチドのことである。結合の特異性は、その環境下のアプタマー と他の物質との、あるいは、一般的な関連のない分子についての解離定数と比較 した、標的に対するアプタマーの比較解離定数(Kd)という用語で定義される 。 典型的には、標的に関するアブタマーのKdは、標的および関連のない物質ある いは環境下の共存物質についてのKdよりも、2倍、好ましくは5倍、さらに好 ましくは10倍小さい。さらに、より好ましいKdは、50倍小さく、よりさら に好ましくは100倍小さく、そして、さらに好ましくは200倍小さい。 本明細書における標的および他の分子に関するアプタマーの結合親和性は、用語 Kdで定義される。この解離定数の値は、周知の方法により直接決定され得、複 合体混合物についてでさえ、例えば、前出のCaceci、 M、ら、紅圏(1 984) 9:340−362に記載のような方法により計算され得る。しかし 、いくつかの小さなオリゴヌクレオチドについては、Kdの直接決定は困難であ り、誤った高い結果に導き得る。このような状況下で、標的分子あるいは他の候 補物質についての競合結合アッセイが、その標的あるいは候補に結合することが 既知である物質に関して実施され得る。50%阻害が生じる濃度の値(K1)は 、理想条件下のKdに等しい。しかし、Ktがにdより小さい事象はあり得ない 。従って、代替のKi決定は、Kd値の最大値を示す。 技術的な困難がKdの正確な測定を妨げる状況下では、Ki測測定、Kdの上限 を提供するために都合よく取り替えられ得る。 特性は、上記のように、用語Kdで定義されるので、関連のない物質の範ちゅう から除外された、標的の環境下で標的と共存する物質は、免疫学的に交叉反応性 の標的に十分に関連する物質であり、ヌクレアーゼ、制限酵素などのような特定 の配列のオリゴヌクレオチドに自然に結合する物質である。 「免疫学的に交叉反応性の」とは、襟章的なアッセイ条件下で標的に関連して誘 起された抗体が候補物質と交叉反応することを意味する。一般的には、襟章的な アッセイにおいて交叉反応する抗体について、標的に対する親和性と比較した、 交叉反応性の物質に対する抗体の結合親和性が、5倍から100倍、一般的には 10倍の範囲にあるべきである。 従って、特異結合領域を有するアブタマーは、関連のない物質に関して、および 、ヌクレアーゼおよび制限酵素のようなオリゴヌクレオチドには通常結合しない 物質に関しては特異的である。 一般的に、最低約6ヌクレオチド、好ましくは10、さらに好ましくは14から 15ヌクレオチドが、特異的結合をもたらすには必要である。本発明の標的/オ リゴヌクレオチド結合の結合特異性に関する唯一の明白な制限は、結合するオリ ゴヌクレオチド中の区別されるべき十分な配列、および、必要な相互作用を得る ための標的物質の十分な結合能力に関係する。 10より短い配列を有する結合領域の、例えば、6マーのアプタマーは、標的が 置かれている環境状況で、適切な相互作用が得られ得る場合には、適している。 従って、他の物質による妨害がほとんど存在しなければ、結合のより少ない特性 およびより少ない強度が要求され得る。 本明細書に使用されているように、「アプタマー」とは、一般的には、一本鎖の 限定された配列のオリゴヌクレオチド、あるいは、このオリゴヌクレオチドの混 合物のいずれかのことであり、この混合物は標的分子に特異的に結合する特性を 保持している。従って、本明細書に使用されているように、「アブタマー」は、 上記の定義のように、オリゴヌクレオチドの1つあるいは複数の配列の両方をさ す。 構造的には、本発明のアブタマーは、オリゴヌクレオチドに特異的に結合し、こ こにおいて、「オリゴヌクレオチド」は、本明細書で定義された通りである。本 明細書に示したように、オリゴヌクレオチドには、一般的な塩基、糖残基、およ び、ヌクレオチド間の結合を伴ったものばかりではなく、これらの3つの部分の 、任意あるいは全ての部分の改変を含むものも包含される。 「一本鎖の」オリゴヌクレオチドとは、その用語が本明細書に使用されているよ うに、共有結合された一連のヌクレオチド残基を有する1つのオリゴヌクレオチ ドのことである。 「オリゴマー」あるいは「オリゴヌクレオチド」には、一本鎖あるいは二本鎖の いずれかの形態の、1つを超えるRNAあるいはDNA配列が含まれ、特に、特 異的に結合するオリゴヌクレオチドの生産の中間産物であり得る、一本鎖あるい は二本鎖形態の、ダイマーおよびトリマーのような短い配列が含まれる。 「オリゴヌクレオチド」あるいは「オリゴマー」は、ポリデオキシリボヌクレオ チド(2−デオキシ−D−リボース、あるいは、その改変形態を含む)、すなわ ちDNA、ポリリボヌクレオチド(D−リボース、あるいは、その改変形態を含 む)、すなわちRNA、ならびに、プリンあるいはピリミジン塩基のN−グリコ シドあるいはC−グリコシド、または、改変プリンある(為はピリミジン塩基、 あるいはアベーン・ツク(abasic)なヌクレオチドの総称である。 本発明のオリゴマーは、従来のホスホジエステル結合のヌクレオチドを用いて形 成され得、ならびに、標準的な固相(あるいは液相)オリゴヌクレオチド合成法 により合成され得、これらは現在では入手可能である。しかし、本発明の第1ノ ゴマーはさらに、当該分野では一般的に理解される1つまた+1それ以上の「置 換」結合を含み得る。このような置換結合のいくつかは非極性であり、膜を横切 って拡散するtlJ:rマーの所望の能力に寄与する。これらの「置換」結合i i、ホスホロチオアートあるいはホスホルアミデートのような従来の代替結合と して本明細書において定義され、一般(こ入手可能な文献に記載されているよう に合成される。代替の結合基に(よ、式P(0)S (rチオアート」)、P( S)S (rジチオアート」)、P (0)NR’ 2、P(0)R’、P ( 0) OR’、CO5あるいは、C0NR’2 (ここで、Roは、II(ある いは塩)またはアルキル(1−12C)、および、R6は、アルキル(1−9C )である)の部分が、−〇−あるいは−3−を介しC隣のヌクレオチドに結合さ れている基が含まれる。しかし、実施態様に限定されない。ジチオアート結合は 、同一出願人による、米国特許出願第248.517号に開示および請求されて いる。本明細書に開示されているオリゴマーに使用される置換結合にはさらに、 3−チオホルムアセタール(−S−CH2−0−)、ホルムアセクール(−0− CH2−0−)のような非ホスホラス塩基化ヌクレオチド間結合、および、同一 出願人による、米国特許継続出願第690.786号および第763.130号 に開示および請求されている、3−アミン(−NH−C[12−CH2−)ヌク レオチド間結合も含まれる。両出願は、本明細書に参考として援用されている。 1つ以上の置換結合が、相補的な標的核酸配列との結合をさらに促進するために 、あるいは、ヌクレアーゼに対するオリゴマーの安定性を増すために、および、 透過能力を与えるために、オリゴヌクレオチドに利用され得る(同じオリゴマー 中で、このような結合の全てが同じである必要はない)。 用語「ヌクレオシド」あるいは「ヌクレオチド」とは、同様に、リボヌクレオシ ドあるいはりボヌクレオチド、デオキシリボヌクレオシドあるいはデオキシリボ ヌクレオチドの、または、プリンあるいはピリミジン塩基のN−グリコシドある いはC−グリコシド、または、改変プリンあるいは改変ピリミジン塩基である、 任意の他のヌクレオシドの総称である。従って、糖炭素の立体構造は、1つ以上 の残基中のD−リボースの立体構造以外であり得る。リボースあるいはデオキシ リボース部分が、米国特許第5.034.506号に記載されている6員モルホ リノ環のような別の構造で置き換えられているアナログ、または、非環式構造が 、本明細書に記載されている塩基アナログが、標的核酸配列あるいは他の標的に 効率よ(結合し得る様式で位置する足場として作用するアナログが、さらに包含 される。フラノース環あるいはホスホジエステル結合のような、オリゴマー中に いつも見いだされる要素は、機能的に等価である任意の適切な要素と置換され得 る。αアノマーは、βアノマーと同様の様式で標的に結合するので、1つ以上の ヌクレオチドが、この結合あるいはそのドメインを含有し得る(Praseut h、 D、ら、Proc Natl Acad Sci (USA) (198 B) 85:1349−1353)。例えば、糖部分の改変がさらに包含され、 1つまたはそれ以上のヒドロキシル基が、ノ〜ロゲン、脂肪族基と置換されるか 、あるいは、エーテル、アミンなどとして官能化される。 「ヌクレオシド」および「ヌクレオチド」には、天然で見いだされるプリンおよ びピリミジン塩基、A、 T、 C,GおよびUのみならず、それらの改変形態 あるいはアナログ形態をも含む部分が包含される。改変体には、アルキル化プリ ンあるいはピリミジン、アシル化プリンあるいはピリミジン、または、他のへテ ロ環が、包含される。このような「アナログプリン類」および「アナログピリミ ジン類」は、当該分野に公知であり、これらの多くのものが化学治療剤として使 用される。 完全なリストではないが例としては、Na、Na−エタノシトシン、8−ヒドロ キシ−Na−メチルアデニン、4−アセチルシトシン、°5−(カルボキシヒド ロキシルメチル)ウラシル、5−フルオロウラシル、5−ブロモウラシル、5− カルボキシメチルアミノメチル−2−チオウラシル、5−カルボキシメチルアミ ノメチルウラシル、ジヒドロウラシル、イノシン Na−イツペンテニルーアデ ニン、1−メチルアデニン、1−メチルシニードウラシル、1−メチルグアニン 、1−メチルイノシン、2.2−ジメチルグアニン、2−メチルアデニン、2− メチルグアニン、3−メチルシトシン、5−メチルシトシン Na−メチルアデ ニン、7−メチルグアニン、5−メチルアミノメチルウラシル、5−メトキシア ミノメチル−2−チオウラシル、β−D−マンノシルキューオシン(queos ine)、5−メトキシカルボニルメチルウラシル、5−メトキシウラシル、2 −メチルチオ−Na−イツペンテニルアデニン、ウラシル−5−オキシ酢酸メチ ルエステル、シェードウラシル、2−チオシトシン、5−メチル−2−チオウラ シル、2−チオウラシル、4−チオウラシル、5−メチルウラシル、N−ウラシ ル−5−オキシ酢酸メチルエステル、ウラシル−5−オキシ酢酸、キコーオシン 、2−チオシトシン、5−プロピルウラシル、5−プロピルシトシン、5−エチ ルウラシル、5−エチルシトシン、5−ブチルウラシル、5−ブチルシトシン、 5−ペンチルウラシル、5−ペンチルシトシン、および、2.6−ジアミツプリ ンが含まれる。 上記の改変塩基に加えて、プリンあるいはピリミジン塩基を全く含まないヌクレ オチド残基がさらに、本発明のアブタマーおよびそれを得るための方法に包含さ れ得る。 (以下余白) 本発明のオリゴヌクレオチド中の糖残基はまた、従来のリボースおよびデオキシ リボース残基以外であり得る。特に、フラノース残基の2゛位での置換は、非常 に重要ある。 アプタマーオリゴヌクレオチドは、当該分野に公知のリボースあるいはデオキシ リボース糖のアナログ形態を含み得る。 完全なリストではないがその例には、2−o−メチル−12°−〇−アルキル、 2°−0−アリル、2°−S−フルキル、2−5−7リル、2°−フルオロ−1 2−ハロ、あるいは、2゛−アジド−リボースのような2゛位で置換された糖、 炭素環式糖アナログ、αアノマー糖、アラビノース、キシロースあるいはリキソ ースのようなエピマー糖、ピラノース糖、フラノース糖、セドヘプツロース、非 環式アナログ、および、メチルリボース、エチルリボースあるいはプロピルリボ ースのようなアベーシックなヌクレオチドが包含される。 従来の糖および塩基は、本発明の方法を適用するために使用されるが、糖、プリ ンおよびピリミジンのアナログ形態の置換が、最終産物の設計に有利であり得る 。2−改変糖あるいは炭素環式糖アナログの合成方法のような、さらなる技術が 、5praat、B、S、ら、Nucl Acfd Res (1991) 1 9ニア33−738: Cotten、M、ら、Nuc Ac1d Res ( 1991) 19:2629−2635; Hobbs、J、ら、Bioche +*1str (1973) 12:5138−5145:および、Perbo st、 M、ら、Bfochem Bio h s Res Cows (19 89) 165+742−747 (炭素環式類)に、記載されている。 本明細書に使用されているように、UプライマーJとは、通常3−25の間のヌ クレオチドの長さである相捕的DNAに結合されると、DNAポリメラーゼのイ ニシエーター分子として作用し得る配列のことである。 本明細書に使用されているように、rII型制限酵素部位」とは、認識配列中の 塩基に関連する配列の外に位置するヌクレオチド間の結合でDNA鎖の1本ある いは2本ともを切断する制限酵素のクラスにより占められる部位のことである。 この本明細書において、この用語はまた、Beg I (New Englan dBiolabs、カタログ番号545L)のような、その認識配列の外で2本 鎖DNAの2本とも切断する制限酵素をも意味する。 本発明の1つの目的は、それ自体薬剤として有用な、あるいは薬剤の開発に有用 なアプタマーを同定することである。 この目的のために、標的およびアブタマーの選択基準には、以下の1から6が包 含される: 1、アプタマーは、選択的に所望の標的に結合するべきであり、そのことにより 、生化学的経路を阻害するか、あるいは、特異的応答を誘起する(例えば、免疫 応答を調節するか、あるいは、レセプターとそのリガンド間の結合相互作用を途 絶させる); 2、診断に適用するために使用される選択されたアブタマーは、分析物(リガン ド)への結合に対する特異性を有するべきであり、その場合に、このアブタマー は支持体に固定化される; 3、阻害されるあるいは生物学的応答が誘起される生化学的経路は、その経路の 阻害あるいは患者において誘起される生物学的応答が治療されるような点で、病 理学的疾患状態に関連するべきである; 4、望ましくは、このアプタマーは特異的であるため、他の経路を認め得るほど には阻害せず、あるいは、望んではいないさらなる生物学的応答を誘起しない; 5、好ましいアブタマーは、実用薬剤の薬剤速度論的特性を有する、あるいは、 有するように適合される得る(すなわち、それらは吸収され、作用部位へ浸透し 、適当に予想された用量応答関係を有し、および、作用の持続性を有するべきで ある); 6、望ましくは、アブタマーは、動物における、受容可能な毒物学的特性を有し 、そしてヒトの臨床実験の結果が、適切な治療上の使用を実証するべきである。 Bのアブ マーを 7 るための ′ 一般的に、本発明のアブタマーを調製する方法には、所望の標的分子を、オリゴ ヌクレオチド混合物のメンバーのすべてではないが、あるものと標的分子とが複 合体を形成する条件下で、オリゴヌクレオチド混合物とインキュベートすること を包含する。次に、得られた混合物を複合体化されていないオリゴヌクレオチド のメンバーから分離し、アブタマーを構成する複合体化メンバー(この段階では 、アプタマーは、一般的に複数のオリゴヌクレオチド配列群である)を、複合体 から回収し、増幅する。得られたアプタマ−(混合物)は、次に、この一連の工 程の反復で、開始混合物質に置換され得る。十分な特性が得られると、アブタマ ーは、得られたものとして使用され得るか、あるいは、調製されたアブタマーの 配列が決定され、合成された形態であり得る。この方法の最も一般化された形態 では、開始物質のメンバーとして使用されるオリゴヌクレオチドは、一本鎖ある いは二本鎖DNAあるいはRNA、または、それらの改変形態であり得る。しか し、一本鎖DNAが好ましい。DNAの使用は、PCB増幅の前に、逆転写酵素 によるRNANグアマーのDNAへの変換の必要性を除く。さらに、DNAは、 RNAよりもヌクレアーゼによる分解を受けにくい。 標的に結合するオリゴヌクレオチドは、残りの混合物から分離され、回収および 増幅される。増幅は、標的分子からの分離の前あるいは後に行われ得る。オリゴ ヌクレオチドを従来通りにPCHにより増幅し、DNA配列のプールを得る。P CH法は、当該分野に公知であり、例えば、米国特許第4.683.195号お よび第4.683.202号、ならびに、5aiki、 RJ、ら、5cien ce (1988)■+487−491、ならびに、欧州特許出願第86302 2911.4号、第86302299.2号および第87300203.4号、 ならびに、肚止鎖しin Enz 5olo (1987) 155:335− 350に、記載されている。RNAが最初に使用される場合には、増幅されたD NA配列はRNAに転写される。もとの一本鎖あるいは二本鎖形態で回収された DNAあるいはRNAは、次に、次回の選択および増幅に使用される。 3回から6回の選択/増幅の後、mMからμM範囲の親和性で結合するオリゴマ ーが、はとんどの標的に対して得られ得、μ輩以下の範囲の親和性は、いくつか の標的に対して可能である。 PCRもまた、標的の存在下に実施され得る。 標準的なりローニング、リガーゼチェーン反応などを含む他の増幅方法が、使用 され得る(Chuらの米国特許第4.957. ll58号を参照のこと)。例 えば、クローニングにより本発明を実施するためには、一旦、アブタマーが同定 されると、クローニングを促進するために各末端にリンカ−を接続して標準的な ベクターを得る。一本鎖あるいは二本鎖形態のアブタマーは、クローン化および 回収されて、そのことにより代替の増幅法を提供する。 増幅された配列は、標的分子により選択されるアブタマーの特性を決定するあら ゆる工程の後に、配列決定用のゲルに供せられ得る。次に、十分な分析が得られ ないときには、全工程は、回収され増幅された二本鎖を用いて繰り返され得る。 増幅された配列はクローン化されて、次に、個別のオリゴヌクレオチドが配列決 定される。そして必要であれば、全工程が、回収され増幅されたオリゴマーを用 いて繰り返され得る。標的に特異的に結合するアブタマーが選択されると、それ は、従来の方法により一本鎖あるいは二本鎖形態のDNAあるいはRNAとして 回収され得る。 同様に、選択されたアブタマーは配列決定され、従来の方法により、1つ以上の 改変塩基、糖ならびに結合物を用いて、再合成され得る。特異的に結合するオリ ゴヌクレオチドは、配列を確実にする特異性を有することを必要とするが、隣接 領域にまでおよび、他に誘導体化され得る。 開始のオリゴヌクレオチド混合物は、決定されていない配列のものであり得るか 、あるいは、一般的には約3から約400ヌクレオチド、さらに好ましくは1o から100ヌクレオチドを含む、ランダム化部分を含み得る。ランダム化は、全 体であり得るか、あるいは、混合物中のある種の配列の大半が、または、特定の 位置でのある種の残基の大半であり得る。以下に記載するように、必須ではない が、ランダム化配列は、好ましくは、複合体から回収されるオリゴヌクレオチド に直接的にポリメラーゼチェーン反応を適用し得るプライマー配列に隣接されて いる。隣接配列はまた、増幅された配列のクローニングを可能にする制限部位の ような他の都合のよい特性を含み得る。これらのプライマーハイブリダイゼーシ ョン領域は、一般的には、10から30、さらに好ましくは15から25、そし て最も好ましくは、18から20の既知配列塩基を含む。 開始混合物のオリゴヌクレオチドは、従来のオリゴヌクレオチド、最も好ましく は一本鎖DNAであり得、あるいは、上記のようなこれらの従来のオリゴマーの 改変形態であり得る。 従来のホスホジエステル結合、あるいは、それらの密接に関連のある形態を有す るオリゴマーについては、標準的なオリゴヌクレオチド合成法が使用され得る。 このような技術は当該分野に公知であり、このような方法は、例えば、Froe hler、B、ら、Nucleic Ac1ds Re5earch (198 6)14:5399−5467; Nucleic Ac1ds Re5ear ch (1988) 16:4831−4839; Nuc e 5idesa nd Nucleotides (1987) i:287−291; Fro ehler、B、、b佳」」tt (1986) ifi:5575−5578 ニ記載されティる。t IJゴヌクレオチドはまた、当該分野に公知の、トリエ ステル合成のような液相法により合成され得る。混合物の特性は、合成を行った 方法で決定される。ランダム化は、必要であれば、ランダム化を望む位置にヌク レチド混合物を提供することにより達成され得る。任意の割合のヌクレオチドお よび任意の必要な数のヌクレオチドが、任意の特定の工程で供給され得る。従っ て、任意の程度のランダム化が利用され得る。いくつかの位置が従来の4個では なく、2個あるいは3個の塩基のみの混合物によりランダム化され得る。ランダ ム化される位置は、特定化された位置と交互に現れ得る。候補のランダム化配列 のいくつかの位置が実際に既知である場合には、それは役立ち得る。 本発明の1つの実施態様では、本発明の方法に提供されるオリゴヌクレオチドの 開始混合物は、Kdが1μMより大きなことに特徴がある、標的に対する結合親 和性を有する。標的に対するもとの混合物の結合親和性は、約100μMから1 0μM、から1μMの範囲であり得、しかし、熱論のこと、解離定数が小さくな ればなるほど、標的に対するより初期の親和性が、開始物質中に存在する。高親 和性を有する物質による方法を開始することにより、特異性が犠牲なるので、こ のことは有利であり得るかあるいは有利であり得ない。 本明細書に記載のように、本発明の方法の適用により、上記工程を1回あるいは 数回繰り返すことで、少な(とも50倍、好ましくは100倍、さらに好ましく は200倍の、結合親和性の改善が達成され得る。本明細書で定義されているよ うに、結合親和性の比とは、比較複合体のIi比のことである。本発明の方法を 実施する上で、500倍以上の親和性増大の達成が好ましい。 従って、本発明の方法は、本、発明のアブタマーを得るために実施され、ここに おいて、このアブタマーは、一本鎖DNAからなり、あるいは、Kdが20 x  10−’以下で示される、通常はオリゴヌクレオチドに結合しない、標的に対 する結合親和性を有するか、あるいは、関連のない分子に関しては、少なくとも 2倍、好ましくは5倍、さらに好ましくは10倍で示される特異性を有するか、 あるいは、15ヌクレオチド残基より少ない結合領域を有するか、または、全長 が16ヌクレオチド残基より小さいか、あるいは、特定の標的分子に結合するこ とに特徴がある。本発明のプロセスは、さらに、50以上の結合親和性の増大に より1μM以上のKdにより特徴づけられる標的に対する結合親和性を有するオ リゴヌクレオチドの開始混合物により、および、生理学的条件下に実施されるこ とにより特徴づけられる。 本明細書に使用されているように、生理学的条件とは、ヒトの代謝において見い だされる流体を特徴づける、一般には生理学的緩衝液あるいは生理食塩水と呼ば れる水溶液の塩濃度およびイオン強度を意味する。一般的には、これらは、細胞 内pH7,1、および塩濃度(+eMで) Na”+3−15; K”:140 ; Mg″2:Ii、3; Ca”+10−’; C1−:3−15、および、 細胞外pH7,4、および塩濃度(mMで) Na’:145; l[’:3;  Mg”’:1−2; Ca”:1−2およびCI−:110で示される。 アブタマーの選択方法における生理学的条件の使用は、特に、治療上の使用を意 図し得るアブタマーについては、 非常に重要である。当該分野で理解されてい るように、種々のイオン濃度、特に、イオン強度、およびpH値は、標的/アプ タマー複合体の解離定数値に影響を与える。 されたヌクレオチドおよびオリゴヌクレオチドの本発明の方法の1つの実施態様 において、候補オリゴヌクレオチドの当初の混合物は、少なくとも1つの改変さ れたヌクレオチド残基または連結基を有するオリゴマーを含有する。 増幅工程においてもある特定の改変が行われる場合には、所望の物質の精製に特 定の親和剤を存在させるなど、あらゆる改変されたヌクレオチドの追加的特性を も利用することができる。 改変されたオリゴマーが有用な結果を生むためには、改変によってオリゴマーは 、増幅プロセスに用いられる重合酵素による、公知の方法で「読まれる」残基を 得ねばならない。 対応する位置に取り込まれたヌクレオチドから、候補に含有された改変部分の性 質を識別できるならば、そして、複合体化/増幅が1回しか必要でない場合には 、この改変残基は増幅工程においてオリゴマーに取り込まれる必要はない。しか し、本発明の改変残基の多くは、一般に用いられるポリメラーゼ酵素によって、 酵素によるオリゴヌクレオチドへの取り込みが起こり易く、その結果得られるオ リゴマーは、当初の複合体に実際に含まれている候補の性質を直接に読み取る。 複合体化が1回以上必要な場合には、全プールが配列決定され、改変残基を含有 するように再合成されるのでない限り、増幅された配列は改変残基を含有してい なくてはならない、ということに注意されたい。 テンプレートの改変塩基を認識する、または改変残基を取り込むという重合酵素 の機能を損なうことなく、オリゴヌクレオチド配列の塩基残基にある種の改変を 行うことができる。 これらの改変には、ウリジン、デオキシウリジン、シチジンおよびデオキシシチ ジンの5位;シチジンおよびデオキシシチジンのN4位;アデニンおよびデオキ シアデニンのN6位;7−ジアザグアニン、7−ジアザデオキシグアニン、7− ジアザアデニンおよび7−ジアザデオキシアデニンの7位のアルキル化が含まれ る。認識を行う性質を有することが公知であるならば、本発明の方法に有用なオ リゴマー混合物に、その性質を有する改変された塩基を含有し得る。 新規のDNAまたはRNAの合成における特定のテンプレートとして用い得る配 列の容量に影響を与えることなく、糖部分の性質も改変し得る。 選択および増幅工程の効力は、実際に標的物質に複合体化された配列を忠実に再 生するPCR反応の能力による。そのため、標的物質がシトシンの改変形態(C l)を含有する場合には、PCR反応はこれを改変シトシンとして認識して、ク ローンされ配列決定された生成物内に、この特性を反映したオリゴマーを生成せ ねばならない。シトシンの改変形態(CI)が、dc*TPとしてPCR反応に 含まれている場合には、得られる混合物は、候補混合物の元の成分内で、この残 基によって表される位置にCIを含有する。(PC[1反応は、元の候補の中の さまざまなCIの位置を区別できないことがわかっている;すべてのC残基の位 置がCIと考えられる。)逆に、dCTPをPCR反応で用いることができ、複 合体化/増幅が1回しか必要でないならば、現在Cが占めている1つまたはそれ 以上の位置が、元の候補混合物ではCIで占められていたことがわかる。増幅さ れた混合物を2回目に用いると、この新たな混合物は改変部分を含有していなけ ればならない。 もちろん、選択されたアブタマーが、配列決定され再合成されると、オリゴヌク レオチドおよび連結基は、アブタマーの合成形態に用いられることによって、任 意に改変される。 本発明の方法およびアブタマーに改変されたオリゴヌクレオチドを含めると、候 補の範囲を広げ、多くの追加的オリゴヌクレオチド配列を含む手段となる。この ように候補プールが広がることは、タンパク質の結合を立証するものとして、特 に重要となり得、たとえば、従来技術では、候補プールは、DNAに結合する能 力を有することが公知のタンパク質に限定されていた。特異的結合が起こり得る 標的物に、所望の物質をすべて含めるためには、オリゴヌクレオチドを改変する ことが必要である。 従って、好適な方法の1つは、少なくとも1つの改変されたヌクレオチド残基ま たは連結を含有する、オリゴヌクレオチドの混合物で標的物をインキュベーショ ンする工程であって、混合物のすべてではなく一部の成分に複合体化が起こるよ うな条件で行われる工程と;複合体化されていないオリゴヌクレオチドから複合 体化されたオリゴヌクレオチドを分離し、複合体化されたオリゴヌクレオチドを 回収し増幅し、そして任意に、回収されたヌクレオチドの配列を決定する工程と を包含する。その他の好ましい実施態様においては、増幅も、改変されたヌクレ オチドの存在下で行われる。 め 1゛ されていない オリゴヌクレオチドブール使■ 他の実施態様においては、隣接配列(通例プライマー結合配列)が候補混合物の オリゴヌクレオチドに存在すると、アブタマーの構造上の多様性および/または 抑制結合が制限され、そのため、所望のアブタマーのプールにおいてとり得る構 造上の変形の範囲が全範囲より狭くなる、という発見に基づいて、アブタマーを 製造する方法が提供される。この実施態様では、偏りのないオリゴヌクレオチド プールの混合物を用いて、所望のオリゴヌクレオチド(推定上のアブタマー)を 増幅する適切な手段を作り出すことができる。 一本鎖アブタマーが一旦得られると、本明細書に記載するように(付着末端連結 とまったく同様の方法で)、両端にリンカ−を付加し得る。好ましくは、リンカ −は部分的に二本鎖であり、標準クローニングベクターへのクローニングを促進 するために両端まで、および両端に何らかの突出部を有する。突出部の1つは、 アプタマーに結合し得る相補性を得るため、ランダム配列でなければならない。 その他の突出部は、付着末端連結のために必要な基部となる。 1つの実施態様において、この方法は:(a)未知の、予め配列決定されていな い、または実質的に予め配列決定されていないオリゴヌクレオチドの混合物であ って、標的物に結合し得るオリゴヌクレオチドを、統計学的に確実に少なくとも 1つ存在させるように、該標的物の構造的複合性を十分に反映する量のオリゴヌ クレオチドを含有する混合物を提供する工程; (b)オリゴヌクレオチドの一部と該標的物との間で複合体化が起こるような条 件の下で、該オリゴヌクレオチドと該標的物との混合物をインキュベーションす る工程であって、該複合体化されたオリゴヌクレオチドがアブタマー集団を規定 する工程; (e)該アブタマーを、実質的に一本鎖の形態で回収する工程(d)公知のヌク レオチド配列を、該アブタマーの少なくとも一方の末端に付着する工程; (e)該アブタマーを増幅する工程;および(f)該アブタマーから該公知のヌ クレオチド配列を除去する工程、を包含する。 第一の工程において、混合物を含有するオリゴヌクレオチドは、配列が完全に未 知のものであってもよい。プールを含有するオリゴヌクレオチドも、部分的に既 知の配列のもので、隣接プライマー領域を有さないものでもよい。本発明は、第 一世代アブタマーに限定されるものではなく、第二および第三世代アブタマーを 同定するためにも行い得る。第二および第三世代アブタマーが同定され得るプー ルを含有するオリゴヌクレオチドは、たとえば、40%〜70%の配列が公知、 または予め決定されたものであってもよい。 アブタマーが同定されるオリゴヌクレオチドブールの多様性は、公知の配列を用 いることによって、または、これらのアブタマーが製造される固定および選択プ ロセスを通じて、減少され得ることを、当業者は認識する。プールの大きさおよ びプールの多様性が減少するにつれて、より特異的に結合し得る、より多くのア ブタマーが回収される。換言すれば、ブール内のオリゴヌクレオチドの量とプー ルの多様性および/または複合性とは反比例の関係にある。 本発明のこのような局面は、上記の工程(a)〜(f)にさ狛こ工程を付は加え た、以下の実施態様において明瞭にされる:(g)工程(f)の該第−アブタマ ーまたはその一部を用いて、工程(a)で用いるオリゴヌクレオチドの第二プー ルを得るために、工程a=fを繰り返し、工程(a)〜(f)を繰り返すのに用 い得る第ニアブタマー集団を生成する工程と;そして任意に、(h)工程(g) の該第ニアブタマーまたはその一部を用いて、最適アブタマー集団を同定するの に十分な回数、工程(a)〜(f)を繰り返す工程であって、少なくとも1つの コンセンサス領域が該最適アプタマー集団からのアブタマーの少なくとも2つに おいて、同定され得、該コンセンサス配列の存在が、標的結合またはアブタマー 構造に関してアプタマーと相関関係にあり得る、工程。 この方法は、隣接領域をアブタマーに選択的に付着、除去し、それによって、ア ブタマーの回収が高収率で行い得る方法を包含している。このような方法の1つ は、上記の方法において、標的物に結合可能なプールから、オリゴヌクレオチド を実質的に一本鎖の形態で分離した後;第1の■■壓制限酵素認識部位をその3 °末端に有する、公知の配列である5°リンカ−を、オリゴヌクレオチドの第1 の(5“)末端に付着させ、そして該5°末端に該認微部位とは異なる第2のI I型制限酵素認識部位を有する、公知の配列である3゛リンカ−をオリゴヌクレ オチドの第2の(3゛)末端に付着させる工程; 該オリゴヌクレオチドを増幅して、5°リンカ−補体部とオリゴヌクレオチド補 体部と3゛リンカ−補体部とを有する第1(上部)の鎖、および5゛リンカ一部 とオリゴヌクレオチド部と3′リンカ一部とを有する第2(下部)の鎖とを含有 する、二本鎖を生成する工程; 該オリゴヌクレオチドから5°リンカ一部および3°リンカ一部を除去する工程 ;および 該オリゴヌクレオチドを実質的に一本鎖の形態で回収する工程、を包含する。 増幅を行う別の方法は、 上記の結合したプールから、実質的に一本鎖の形態でオリゴヌクレオチドを回収 した後; 3°突出部として存在する、ランダム配列の少なくとも2〜4個の塩基を有する 公知配列である二本鎖DNAリンカ−を付着する工程であって、該2〜4個の塩 基が該オリゴヌクレオチドの3°末端にハイブリダイズし得、該リンカ−が第1 の!■型制限酵素認微部位を有する、工程; 3°突出部として存在する、ランダム配列の少なくとも2〜4個の塩基を有する 公知配列である二本鎖DNAリンカ−を付着する工程であって、該2〜4個の塩 基が該オリゴヌクレオチドの5°末端にハイブリダイズし得、該リンカ−が第2 のII型制限酵素認識部位を有する、工程; 該オリゴヌクレオチドを増幅して、5゛リンカ−補体部とオリゴヌクレオチド補 体部と3゛リンカ−補体部とを有する第1(上部)の鎖と、および5°リンカ一 部とオリゴヌクレオチド部と3゛リンカ一部とを有する第2(下部)の鎖とを含 有する、二本鎖を生成する工程; 上記工程4の生成物を支持体に付着することによって、該オリゴヌクレオチドか ら3°リンカ一部を除去し、該第1の!l型制限酵素結合部位を認識し得るII 型制限酵素で消化することによって、3゛リンカ−を除去し、熱変性によって5 °リンカ−補体およびオリゴヌクレオチド補体を除去し、5°リンカ−補体を該 上部の鎖にアニーリングし、該第2のII型制限酵素部位を認識し得るII型制 限酵素によって消化することによって、5゛リンカ一部を除去する工程;および 該オリゴヌクレオチドを実質的に一本鎖の形態で回収する工程、を包含する。 別の方法では、一本鎖RNA残基を5゛リンカ一部に付着させ、RNA連結を開 裂することによって増幅した後に、これを除去する工程を包含する。 (以下余白) アブ マー のための ゛ 標的分子から区別されるべき第2の物質と結合するような出発オリゴヌクレオチ ド混合物の一部を除去することは、得られたアブタマーの特異性を高めるのにし ばしば有利である。 この方法は、特に細胞表面にある標的と結合するアブタマーを得るのに用いられ る。これは多くの夾雑物質が所望の標的を取り囲んでいるためである。このよう な除去法では、選別および増幅が少なくとも2回繰り返される。ポジティブ/ネ ガティブ選別アプローチでは、標的を出発物となるオリゴヌクレオチド混合物と インキコベートシ、次いで、通常のように、形成される複合体を複合体化されて いないオリゴヌクレオチドから分離する。複合体化されたオリゴヌクレオチドを 、これは現在アプタマーであるが、回収し、複合体から増幅する。次いで、回収 したアブタマーを、標的から区別されるべき第2の所望でない物質と、前記の別 の物質に結合するアプタマ一群部分が複合体化され得る条件下で、混合する。次 いで、この複合体を残りのアブタマーのオリゴヌクレオチドから分離する。得ら れた結合していない第二次アプタマ一群を回収し、増幅する。この第二次アプタ マ一群は、前記の別の物質に比較して標的に対する特異性が高い。 別のアプローチでは、ネガティブ選別工程がまず行われ得る。もとのオリゴヌク レオチド混合物と所望でない物質とを混合し、この第2の物質と結合するオリゴ ヌクレオチド混合物の部分を、複合体形成させて取り去る。次いで、複合体を形 成しなかったオリゴヌクレオチドを回収し、増幅し、オリゴヌクレオチド混合物 の一部が標的と結合して複合体化する条件下で、標的と混合する。次いで、得ら れた複合体を複合体化されていないオリゴヌクレオチドから除去し、結合してい るアブツマ一群を通常のように回収し、増幅する。 細胞表面に存在する標的に特異的に結合するアプタマーの調製に適用する場合に は、ポジティブ過程が細胞の表面で発現する標的に対して選択的に行われる。前 記の発現は、典型的には組換え形質転換を通じて、あるいは細胞の固有の特性に よって起こる。選別のネガティブ過程は類似の細胞に対して行われ、この細胞は アブタマーと会合する類似の表面物質を有しているが、所望の標的を発現しない 。 本発明の方法およびアブタマーはまた、細胞表面タンパク質に適用され得る。こ れらのアブタマーを調製するには、一群のオリゴヌクレオチドを第1の既知の細 胞株と接触させる。 この細胞株は、その細胞株と唯一同定される特定の細胞表面タンパク質を発現す ることで知られる。次いで、オリゴヌクレオチドを、その細胞表面上のタンパク 質と、一定の時間おいて結合させる。細胞をそこに結合したオリゴヌクレオチド で単離し、このオリゴヌクレオチドを除去する。本明細書中では、この手順を「 ポジティブスクリーニング」と称する。 その後、除去したオリゴスクレオチドを、第1の細胞株と同一である第2の細胞 株と接触させる。但17、この第2の細胞株は特定の同定し得る細胞表面タンパ ク質を発現しない。結合を生じさせ、第2の細胞株と結合したオリゴヌクレオチ ドのいずれをも単離し、排除する。この手順を「ネガティブスクリーニング」と 称する。「ポジティブ」および「ネガティブ」スクリーニング工程は、多数回に わたって繰り返され得、第1の細胞株で発現される細胞表面タンパク質に対して 特異性の高いオリゴヌクレオチドを得ることができる。次いで、この特異性の高 いオリゴヌクレオチドは増幅され、配列決定され得る。 表面抗原に結合するアブタマーの選別のための好ましいバリエージ1ンは、まず ネガティブ選別を行い、続いてポジティブ選別を行う手順を包含する。この手順 に従って、一群のランダムオリゴヌクレオチドを組織培養培地に結合させる。 オリゴヌクレオチドを充分な時間にわたって細胞培養物に接触させて、オリゴヌ クレオチドと標的分子を欠く細胞表面とを結合させる。この結合が生じると、ネ ガティブ選別工程が行われる。すなわち、所望のアブタマーではないオリゴヌク レオチドが非標的表面に結合することによって除去され得る。 このネガティブ選別に続いて、ポジティブ選別工程が行われる。これは、標的分 子を欠(表面に結合しなかったオリゴヌクレオチドと細胞表面上に標的分子を含 む細胞培養物とを結合させることにより行われる。このようなネガティブ−ポジ ティブ選別プロトコールは、模擬的な生理条件下でアブタマーを選別するために 、ヒトまたはウシの血清を含む培地で行われ得る。生理条件下で標的分子に結合 するオリゴヌクレオチド(アプタマー)を得るためには、選別を行うにあたって 、できるだけ生理条件に近い条件を繰り返すことが望ましい。 よって、このようなアブタマーが、後にインビボで用いられ得る。 より詳しくは、オリゴヌクレオチド混合物を、第1の既知の細胞株と接触させる 。この第1の既知の細胞株は、その細胞株と唯一同定される特定の細胞表面タン パク質を発現することで知られる。一定の時間放置して、オリゴヌクレオチドを その細胞株上のタンパク質に結合させた後、そこで結合したオリゴヌクレオチド を有する細胞を単離し、このオリゴヌクレオチドを除去する手順を用いた。本明 細書中では、この手順を「ポジティブスクリーニング」と称する。 候補となるオリゴヌクレオチド混合物で処理した後、標的となる表面タンパク質 を含む細胞を、緩衝化生理食塩水または組織培養培地中で大量に洗浄して、親和 性の低いアブタマーおよび複合体化されていないオリゴヌクレオチドを除去し得 る。洗浄後、細胞を1つまたはそれ以上の多量の薬剤で処理し、結合したアプタ マーを回収し得る。この細胞をトリプシンまたは他のプロテアーゼで酵素処理し 、細胞表面で標的を切断し、結合したアプタマーを解離し得る。あるいは、結合 したアブタマーを含む細胞を、界面活性剤または高イオン強度溶液中で洗浄し、 細胞とアブタマーとの間の結合を分裂させ得る。この時点で回収したアプタマー は、目的とする標的を含む、種々の異なる細胞表面標的に結合する一群の種々の 配列からなる。 第1の組織培養細胞から得られるアブタマーは、沈澱させて溶液から回収され得 るか、または仮にアブタマーを除去するのに用いた試薬が、第2の組織培養中に 細胞にあまり影響しないならば、そのまま用いられ得る。 次いで、アプタマー混合物を類似の条件下で、第2の(ヌル)細胞培養物とイン キュベートする。この混合物を第2の細胞株と接触させる。第2の細胞株は、第 1の細胞株と同一であるが、特定の同定をし得る細胞表面タンパク質を発現しな い。結合を生じさせ、第2の細胞株と結合するいずれのオリゴヌクレオチドをも 単離し、排除する。この手順を、「ネガティブスクリーニング」と称する。「ポ ジティブ」および「ネガティブ」スクリーニング工程を多数回繰り返して、第1 の細胞株で発現されている細胞表面タンパク質に非常に特異的であるオリゴヌク レオチドを得ることができる。非常に特異的なオリゴヌクレオチドが決定され、 単離されると、これらはPCR法にかけて、上述のように増幅される。得られた 「アブタマー」は標識され得、続いて特有の細胞表面タン)<り實を発現する第 1の細胞株の存在を同定するために、効果的に用いられ得る。 本方法は、タンパク質、特にヘテロダイマー、ホモダイマー、またはマルティマ ーのような、細胞表面上の標的の特徴を同定する。例えば、天然の細胞成分の外 側のトランスメンブランタンパク質に特異的に高い親和性を有するリガンドを選 別することは、今まで、不可能ではなくても非常に困難であった。トランスメン ブランタンパク質の多くは、その天然の構造および機能を損失せずに、細胞から 単離され得ない。 これは、一部には、界面活性剤がトランスメンブランタンパク質を固定する細胞 膜を破壊することによる(Helenius、 A。 、ら、 ioehim、 Bio h s、 Acta (1975) 415 :27−79)。膜を溶解する界面活性剤もまた、タンパク質を変性させる傾同 があり、そして機能を損失させ、天然構造を変化させる。 本方法の好ましいバリエージ嘗ンは、ネガティブ選別をまず行い、次にポジティ ブ選別を行う手順を包含する。この手順に従って、一群のランダムオリゴヌクレ オチドを組織培養培地に結合させる。オリゴヌクレオチドを細胞培養物と接触さ せて充分な時間放置し、オリゴヌクレオチドと標的分子のない細胞表面とを結合 させる。この結合が生じると、ネガティブ選別工程が行われる。すなわち、所望 ではないアプタマーであるオリゴヌクレオチドを、非標的表面と結合させること により除去し得る。このネガティブ選別に続いて、ポジティブ選別工程が行われ る。これは、標的分子を有さない表面に結合しなかったオリゴヌクレオチドとそ の表面に標的分子を含む細胞培養物とを結合させることにより行われる。このよ うなネガティブ−ポジティブ選別プロトコールは、模擬的な生理条件下でアブタ マーを選別するために、ヒトまたはウシの血清を含む培地中で行われ得る。生理 条件下で標的分子に結合するオリゴヌクレオチド(アプタマー)を得るためには 、選別を行うにあたって、できるだけ生理条件に近い条件を繰り返すことが望ま しい。よって、このようなアブタマーが、後にインビボで用いられ得る。 血清の存在下で選別されるアプタマーは、ヌクレアーゼに安定である改変ヌクレ オチド間連結を有するPCRプライマーを用いることにより、ヌクレアーゼに対 して安定にされ得る。 これは同一人に譲渡された係属中の出願第WO90/15065号公報(本明細 書中に参考文献として援用される)に記載されている。 アプタマー選別のための血清を使用する別のバリエージlンもまた可能である。 この別のプロトコールに従って、候補となるアブタマーを、血清を含まない組織 培養培地に加える。 無血清培地を、その表面に標的分子を欠く細胞とインキュベートする。インキュ ベーションに続いて、その表面に標的分子を含む細胞培養物を、その表面に標的 分子を有さない第1の細胞培養物に結合しなかったいずれかのオリゴヌクレオチ ドと結合させる。本プロトコール中のこのような工程により、ポジティブ選別が 行われる。20−40分間ポジティブ選別のためのインキュベーションを続けた 後、血清を加え、血清の最終濃度を5%から10%の範囲になるようする。この 時点で、標的分子と強く複合体化されていないオリゴヌクレオチドは、加えた血 清に存在するヌクレアーゼによって分解し始める。しかし、細胞上の標的分子と かたく結合しているオリゴヌクレオチドは、ヌクレアーゼ抵抗性である。なぜな ら、これらのオリゴヌクレオチドは標的分子と物理的に会合しているため、ヌク レアーゼが作用し難いからである。10−30分間ヌクレアーゼの作用を受けさ せた後に、培地(すなわちヌクレアーゼを含む血清)を除去し、細胞を洗浄し、 そして、プロテアーゼおよび/または界面活性剤で細胞を処理することにより、 そこに結合しているオリゴヌクレオチドまたはアプタマーが遊離する。ヌクレア ーゼによって実質上分解したオリゴマーはいずれも、増幅工程の間に増幅されな い。 さらに詳しくは、本発明の発明者らは、血清中に存在するヌクレアーゼ活性は、 主として3゛エキソヌクレアーゼ活性であることを見いだした。3°エキソヌク レアーゼ活性の存在は、3°末端にヌクレアーゼ標的として短いプライマーを有 する候補となるアプタマープールと共に、標的との結合中に用いられ得る。従っ て、プライマーを含む3゛末端がヌクレアーゼで分解される場合、分解したプラ イマーに付着したオリゴヌクレオチドは増幅工程の間増幅せずに、それにより除 去され得る。5゛末端に位置する類似の短いプライマー配列(6−10塩基)も また、選別プロトコール中に5゛エキソヌクレアーゼが培地に加えられた場合に 、同様の方法で用いられる。 スクリーニング工程の種々の段階で、選別したアブタマーブールの増幅のために 、PCR法が利用され得る。ポジティブおよびネガティブ選別を1サイクル行っ た後に回収された物質が、増幅後に直接シーケンスを行う場合に、適切である場 合もあるが、1本鎖のオリゴヌクレオチド種が、母細胞(第2の組織培養細胞) に対する結合に比較してトランスフェクションされた細胞(第1の組織培養細胞 )に対する結合に対して得られる解離定数(lid)がより低くなるまでこのサ イクルを繰り返すことが有効である場合が多い。通常、標的分子に特異的に結合 するアブタマーを多く得られるような機会を増やすには、選別およびアブタマー 増幅を多数回繰り返すことが必要とされる。さらに、各スクリーニング(ポジテ ィブスクリーニングまたはネガティブスクリーニング)後にアブタマーの選別さ れたプールを増幅することは、明らかに本発明の範囲内にある。 アゴニスト、または所望の標的に結合することが既知である他の物質が入手でき れば、選別されたオリゴヌクレオチド種類および放射線標識した物質を用いて競 合結合分析が行われ得る。このような競合分析の結果によって、さらにポジティ ブ/ネガティブスクリーニングを続けるのが望まい)かどうか決定され得る。 選別されたオリゴヌクレオチド種類は、機能的ア・ツセイ(functiona l assay)において標的タン、4り質を阻害し得るかということも決定さ れ得る。例えば、ヒトリンパ球トランスメンブランタンパク質であるCD4への 結合で選別されたオリゴヌクレオチドは、培養中でヒトリンパ球の旧V−1感染 を阻害するそれらの能力に対して試験され得る。 1昨Zヱグl!−八 が か゛ される 。 上述のように、元のオリゴヌクレオチド混合物は、その混合物の所望の成分に従 って合成され得、そして共有結合で結合した標的分子を含有するカラムに(El llngton、 A、D、、ら、Nature (1990) 346:81 8−822を参照のこと)、あるいは溶液中の標的薬剤に(Blackvell ら、5cience (1990) ■:ILO4−1110; Blackv ell ら、5cience (1990) 25幻1149−1151を参照 のこと)、あるいはフィルターに結合した標的薬剤に(Tuerk。 C1,およびGold、 L、、 5cience (1990) 249:5 05−5LOを参照のこと)、そのオリゴヌクレオチド混合物を加えることによ り分離され得る。アブタマーと標的薬剤との複合体は、複合体化に用いた方法に より、適切な方法を用いて、複合体化されていないアブタマーから分離される。 例えば、カラムを用いたならば、非結合種類は適切な緩衝液を用いて単に洗浄す るだけでカラムから除去される。次いで、特異的に結合した物質が溶出され得る 。 結合が溶液中で生じるならば、複合体は、例えばDavis、 R9し1.らに よる、Ce11 (1990) 60ニア33に記載される電気泳動法における 移動度のシフト(EMSA)を用いることで、複合体化されていないオリゴヌク レオチドから分離され得る。この方法では、アブタマーー樟的分子複合体をゲル に流し、そしてアブタマーを標的分子が流れるゲルの領域から除去する。結合さ れていないオリゴマーはこれらの領域の外に移動し、そこから除かれる。最終的 には、複合体がフィルター上で形成されると、結合していないアブタマーは標準 法を用いて溶出され、所望のアブタマーはフィルターから回収される。 好ましい方法では、複合体の分離としては、以下のように、カラムマトリックス から標的−アブタマー複合体を脱離する方法が挙げられる。 共有結合または非共有結合でカップリングされた標的分子を有するカラムまたは 他の支持体マトリックスを合成する。 支持体および標的分子の性質に依存して、いずれの標準カップリング剤または手 法も用いられ得る。例えば、共有結合は、ジスルフィド結合、エーテル結合、エ ステル結合、またはアミド結合を包含し得る。用いられるリンカ−は、従来の方 法により種々の長さとなり得る。非共有結合は、抗原−抗体相互作用、例えば、 レクチンカラムとペプチドで天然に生じるオリゴ糖単位との間におけるようなタ ンパク質−糖相互作用を包含する。 レクチンは、タンパク質または糖タンパク質であり、糖タンパク質上の炭水化物 またはオリゴ糖の単位に結合して複合体を形成し得、1L以匪■u(1,E、  Liener ら編、AcademiePress 1986)に詳細に記載さ れている。レクチンは、エントウマメ、インゲンマメ、レンズマメ、アメリカヤ マゴボウ、およびカタツムリを含む広い種類の天然源から単離される。 コンカナバリンAは、特に有用なレクチンである。 他の結合化学物質もまた利用できる。例えば、ジスルフィド誘導体化ビオチン( Pierce)を、アミンまたは他の官能基を通じて結合することにより、標的 分子に結合し得る。次いで、得られた標的−3−3−ビオチン複合体を、アビジ ン誘導体化支持体と結合させて用い得る。次いで、オリゴヌクレオチド−標的複 合体を、ジスルフィド共有結合の開裂によって回収し得る。あるいは、標的をシ ス−ジオールリンカ−を介して結合し得、オリゴヌクレオチド−標的複合体を、 Nal0aまたは他の適切な試薬を用いて、隣接する(victnal)ジオー ル結合を穏和に酸化することによって回収し得る。結合化学物質は、(i)標的 分子の構造または活性を維持するために必要な条件または試薬、および/または (ii)支持体への結合に利用できる標的分子での化学基または成分に基づいて 選択される。 オリゴマー混合物を加え、支持体とインキュベートして、オリゴヌクレオチド− 標的の複合体を形成させる。オリゴヌクレオチドと標的分子との複合体を、支持 体環境から非結合オリゴマーを除去することにより、複合体化されていないオリ ゴヌクレオチドから分離する。例えば、カラムが用いられたならば、非結合種類 は適切な緩衝液を用いて単に洗浄するだけでカラムから除去される。 非結合オリゴマーを除去した後、標的分子を支持体から脱離する。脱離手順は、 上述のように、カップリングの性質による。ジスルフィド結合を通じて結合され た標的は、スルフヒドリル試薬、例えば、ジチオスレトールまたはβ−メルカプ トエタノールを加えることにより除去され得る。レクチン支持体に結合した標的 は、相補的な単糖類(例えば、α−メチルマンノシド、N−アセチルグルコサミ ン、グルコース、N−アセチルガラクトサミン、ガラクトース、またはコンカナ バリンAに対する他の糖類)を加えることにより除去され得る。 次いで、標的に特異的に結合したオリゴヌクレオチドを、フェノール抽出のよう な、標準的な変性法を用いて回収し得る。 支持体から標的−オリゴヌクレオチドを溶出する方法は、標準オリゴヌクレオチ ド溶出法に比較して、優れた予期しない特性を有する。本発明は、これらの優れ た特性が生じることによる機構に依存するものではない。溶出がLXかに有効書 こ得られるかについて以下の説明が示されるが、tlずれの機構にも限定されな い。ある支持体の効果は、オリゴヌクレオチドの支持体への結合、またはオリゴ ヌクレオチドまたは標的と結合した支持体から生じる。オリゴヌクレオチド−標 的複合体を除去することにより、支持体に結合するオリゴヌクレオチド、または オリゴヌクレオチドあるtlは標的と結合した支持体を除去しながら、標的のみ に特異的に結合する第1ノゴヌクレオチドを回収することが可能になる。選別の 各サイクルで、本方法は、特異的に結合する種類に対して1000倍まで濃縮し 得る。支持体に結合されたままの標的で選別を行うと、サイクル当りの濃縮程度 は低い。従って、良好なアブツマ一群を得るためには、より多くのサイクルを行 うことカイ必要である。 々の さのアブ マープール アブタマーはまた、上述の方法で、長さの異なる一群のオリゴヌクレオチドを出 発物質とするプールを用いて選別され得る。従って、ランダム配列を有するオリ ゴヌクレオチドの数個のプールが合成され、各プールに対して例えば50から6 0塩基の範囲で種々の長さを有し、かつ相同な隣接プライマー結合配列を含み得 る。各プールを等モル量で混合し、次いで種々の長さのプールを用いて、上述の ように、所望の標的物質に結合するアブタマーを選別し得る。このプロトコルで は、出発物となるプールから標的の結合に最適な種類を選別し、かつ特定の長さ のオリゴヌクレオチドに対してアブタマーを限定しない。 あるいは、種々の長さのアブタマーを有する数個のプールが、分離選別において 並行して用いられ得、次いで組み合わされ得、さらに初めに用いたサイズの範囲 から最適なバインダーを得るために選別され得る。例えば、3つのプール、A。 B1 およびCが用いられ得る。プールAは、例えば30から40の塩基の範囲 で種々の長さのランダム配列を有するオリゴヌクレオチドから構成され得る;プ ールBは、例えば40から50塩基の範囲の種々の長さの配列を有し得る;そし て、プールCは、50から60塩基の範囲の種々の長さの配列を有し得る。 上述の長さは単に実例として示しただけであることが理解されるべきである。バ インダーを得るために、ASB、 およびCから選別した後、すべてのアブタマ ーを一緒に混合する。 上述の選別を多数回行い、30から60塩基の範囲で選別された初めの種から最 良のバインダーを得る。この方法について言及すれば、プール中のあらゆる種類 が選別に用いられ得るわけではない。結合に利用できる部位の数が増加すれば、 例えばカラムを用いる場合、そのカラムのサイズが増大すれば、より多くの種類 が選別に含まれ得る。さらに、この方法を用いることにより、初めの出発物とな るプールから、標的薬剤に結合できるのに最適の長さからなるオリゴマーを選別 することができる。 匠導藤北 本発明の方法により識別された、特異的に結合する配列を含むアブタマーはまた 、種々の方法で誘導され得る。例えば、アブタマーが標的物質の分離のために用 いられる場合、通常、オリゴヌクレオチドは固体支持体に誘導体化され、そのこ とによりクロマトグラフィーによる分離が可能になる。細胞成分を標識するため 、あるいは標的に対して検出可能な成分を結合させるためにオリゴヌクレオチド を用いるならば、そのオリゴヌクレオチドは、放射性核種、蛍光分子、発色団な どを含むように誘導され得る。オリゴヌクレオチドが特異的結合を検出するアッ セイで用いられるならば、固体支持体あるいは検出可能な標識への結合などもま た望ましい。それが治療で用いられるならば、オリゴヌクレオチドは、細胞障壁 の通過を容易にできるリガンド、治療効果を補助する毒性成分、または標的部位 で所望の機能を発揮する酵素活性を含むように誘導され得る。アブタマーはまた 適切な発現系に含められ得、その場で(in 5itu)所望の配列を発生させ 得る。 コンセンサス 1 単一の標的分子に対する多数の別個のアブタマー配列が、上述のようにして得ら れ、配列が決定されると、その配列は「コンセンサス配列」について試験され得 る。本明細書中で用いられる「コンセンサス配列」は、ヌクレオチド配列または 領域(これらは連続するヌクレオチドで形成され得るまたは形成され得ない)を 指し、少なくとも2つのアプタマーの1またはそれ以上の領域で見られ、このコ ンセンサス配列の存在は、アプタマー標的間結合またはアブタマー構造に相関し 得る。 コンセンサス配列は3つのヌクレオチドの長さと同程度の長さであり得る。本配 列は、コンセンサス配列の間に散在するヌクレオチド配列または数百塩基の長さ を有するポリマーを用いた、lまたはそれ以上の連続しない配列でも形成され得 る。コンセンサス配列は、個々のアブツマ一種類間で配列を比較することにより 同定され得、この比較は、配列情報から2次構造または3次構造をモデル化する ための、コンピュータープログラムおよび他の手段により補助され得る。一般に 、コンセンサス配列は少なくとも約3〜2oヌクレオチド、より一般的には6〜 1oヌクレオチドを含む。 本明細書中で用いられるように、「コンセンサス配列」は必ずしも連続している 必要はないが、オリゴヌクレオチドのある一定の位置が特定されていることを意 味する。この特定により、その位置の組成は完全にはランダムでないことが示さ れる。混合物中の全てのオリゴヌクレオチドが、このような位置で同じヌクレオ チドを有し得るわけでない;例えば、コンセンサス配列は、特有のヌクレオチド を既知の割合で含み得る。例えば、あるコンセンサス配列は、以下の一連の4つ の位置で構成され得る。1番目の位置では混合物の全部分がAであり、2番目の 位置ではAが25%%Tが3S%、そしてCカイ0%であり、3番目の位置では 全オリゴヌクレオチドがTであり、そして4番目の位置ではオリゴヌクレオチド の50%がGであり、オリゴヌクレオチドの50%がCである。 コンセンサス配列が同定されると、その配列を含むオリゴヌクレオチドが、従来 の合成法または組換え法を用いて作成され得る。「第二次アブタマー」と称する これらのアプタマーはまた、本発明の標的特異的アブタマーとして機能し得る。 コンセンサス配列が維持される限り、第二次アプタマーは単離されたアブタマー の完全なヌクレオチド配列を維持し得るか、またはアプタマーのヌクレオチド配 列中に付加、欠失、またはltI換を1またはそれ以上で含み得る。第二次アブ タマーの混合物もまた、標的特異的アブタマーとして機能し得る。 ここで、この混合物は、ランダムであるか、または種々の長さを有するそれらの ヌクレオチド配列の単一または複数の部分およびコンセンサス配列を有する保存 領域を有する一組のアブタマーである。さらに付は加えれば、第二次アブタマー はまた、本明細書に記載の1つまたはそれ以上の改変した塩基、糖、および結合 を用いて、従来の方法および本明細書に記載された方法を用いて合成され得る。 免慶壇豆 本発明はまた、目的の病理条件に関する細胞での特異的な標的に適用される薬剤 の使用を通じて、所定の方法において免疫応答が誘起されるような方法を提供す る。本発明で調製されるアブタマーは、本方法において標的薬剤として有用であ る。本発明の特定の実施態様では、種々の物質の強い免疫応答を誘起し得る既知 の能力が、次に、標的の病理細胞への免疫応答を刺激するために利用される。あ るいは、それら自身に有効なCTL応答を減じるまたは逸脱する能力をもたせる 。 本発明のこの方法に従えば、第1の工程では、標的薬剤が、目的の病理細胞の表 面特徴に特異的に結合して、同定される。 このような選別された標的薬剤が同定されると、第2の工程では、それ自身が免 疫原として作用することが知られる部位との結合体が形成される。ここでの免疫 原には、例えば、生物体において強いCTL応答を誘起する抗原がある。結合体 の標的薬剤の成分が、標的を含む細胞に選択的に結合することによって、これら の細胞を、結合体の会合した免疫性成分がその免疫特性を示すように、効果的に 改変する。従って、会合した成分が強いCTL応答を誘起する抗原である場合、 細胞は、複合体の抗原成分により効果的に標識され、破壊される。 本発明の1つの実施態様に従えば、標的薬剤は、細胞表面上の特異的な標的に結 合するオリゴヌクレオチドであり、複合体の免疫調節成分は、強いCTL応答を 誘起するポリペプチドである。 アブ マーの 本発明のアブタマーは、診断、研究、および治療の場面において有用である。診 断用では、アプタマーは、同一の、あるいは異なる種類間で類似した生体分子へ の結合に特に適している。キニンおよびエイコサノイドのような分子の部類は、 抗体を生成するために用いられ得る動物の免疫系によって、異物として容易に認 識されないので、良好な抗原としては用いられない。抗体は、種々の診断法で検 出または定量される被検体を結合するために用いられる。アプタマーは、診断お よび精製の目的のために、抗体の代わりに用いられ得る一部の分子を表す。 そこで、本発明のアブタマーは、これらが特異的に結合する標的物質の存在また は不存在を検出する診断薬として特に有用である。このような診断試験は、特異 的に結合するオリゴヌクレオチドとサンプルとを接触させることにより行われ、 そして複合体を得、次いで一般的な方法でこの複合体を検出する。例えば、アプ タマーを放射性標識、蛍光標識、または色素標識を用いて標識し得、そして標的 物質が特異的または非特異的結合手段を通じて結合されている固体支持体に結合 した標識の存在を検出し得る。あるいは、特異的に結合するアブタマーを、初め に支持体と複合体を形成するために用い得る。特異的結合パートナ−のようなオ リゴマーを用いて行うアッセイについての方法は、標準の特異的結合パートナ− に基づいたアッセイについての方法をたどることで一般的に、知られている。 本発明により、細胞表面タンパク質およびその特定の部分に特異的に結合するオ リゴマー配列の回収および除去が可能になる。従って、これらのオリゴヌクレオ チドは、それらが特異的に結合する物質を回収するための分離手段として用いら れ得る。固体支持体に、特異的に結合する配列を含むオリゴヌクレオチドを結合 することにより、例えば、このオリゴヌクレオチドが結合するタンパク質または 他の細胞成分が、実用的な量で回収され得る。さらに、これらのヌクレオチドを 、標的物質に対する特異的結合アッセイに用いることにより、診断で用いられ得 る。ラジオアイソトープのような検出成分を用いて適切に標識される場合には、 特異的に結合するオリゴヌクレオチドも、インビボ画像または組織分析に対して も用いられ得る。 本発明の特異的結合オリゴマーが標的物質の活性を妨害または阻害する機構は必 ずしも確立されておらず、本発明の一部ではないことが、言及され得る。本発明 のオリゴマーは、標的を行う機構またはその効果を得る機構に関わらず、標的特 異的物質に対するそれらの能力によって、特性付けられる。 研究における使用では、本発明の特異的に結合するオリゴヌクレオチドは、それ らが結合する物質を単離し、かつ精製することについて、特に有用である。この 適用のために、典型的には、特異的結合配列を含むオリゴヌクレオチドを固体支 持体に複合させ、標的分子のクロマトグラフ分離において、親和性リガンドとし て用いる。親和性リガンドはまた、目的とする標的と未知の物質との結合類似性 によって、標的物質を含まない供給源から未知の物質を回収するためにも用いら れ得る。さらに、データが非オリゴヌクレオチド/オリゴヌクレオチド特異的結 合の性質に関して蓄積されるので、遺伝子発現のコントロール機構について洞察 され得る。 治療への適用では、本発明のアブタマーは、種々の投与形態に対して製剤化され 得る。この投与形態には、全身投与、および局所または局在投与が含まれる。方 法および製剤は、一般的に、■紅■旦〔L乃■μ」叫山IL泣謹眩競、 Mar k Publishing Co、、 Easton、 PA、最新版に見られ 得る。 全身投与では、注射による投与が好ましく、これには、筋肉注射、静脈注射、腹 腔注射、皮下注射が含まれる。注射のために、本発明のアブタマーは溶液中に製 剤化され、好ましくは、ハング液またはリンガ−液のような生体適合性の緩衝液 中に製剤化される。さらに、アブタマーは固体の状態に製剤化され得、使用の直 前に再溶解または懸濁され得る。 全身投与はまた、粘膜吸収投与または経皮投与によっても行われ得る。またはオ リゴマーは経口投与され得る。経粘膜吸収または経皮投与では、障壁を適切に透 過できる透過物が、処方の際に用いられる。このような透過物は当該分野で公知 であり、例えば粘膜吸収投与では、胆汁酸塩およびフシジン酸誘導体が含まれる 。さらに、界面活性剤が透過を促進するために用いられ得る。粘膜吸収投与の場 合、例えば、鼻にスプレーすることにより、または坐剤を用いることにより投与 され得る。経口投与の場合、オリゴマーは、カプセル、錠剤、および強壮薬のよ うな、従来の経口形態に製剤される。 局所投与の場合、本発明のオリゴマーは 、当該分野で公知である、軟膏(ointments)、軟膏(salves) 、ゲル、またはクリームに製剤される。 オリゴヌクレオチドはまた、発現系で用いられ得、これは、例えば適用される遺 伝子療法におけるような、適用可能な方法によって処理され得る。 免及LI員国 本発明はまた、目的の病理条件に関する細胞での特異的な標的に適用される薬剤 の使用を通じて、所定の方法において免疫応答が誘起されるような方法にも関す る。 1五薬月 標的薬剤の使用に対して、細胞表面タンパク質に結合する多数の種々の物質のい ずれもが用いられ得る。利用において、標的細胞表面抗原に対する抗体は、通常 標的に対して必要なだけの特異性を示す。同様に、目的の病理細胞の表面にある レセプターのいずれにも対するリガンドが、標的薬剤として適切に利用され得る 。さらに、潜在的に標的薬剤としての性質を有する他の部類の薬剤は、結合選択 性を要件とするオリゴヌクレオチドである。 典型的には、タンパク質上の抗原決定因子との応答について、これらのタンパク 質に対してもたらされる、ポリクローナルまたはモノクローナルのどちらかの抗 体が用いられ得る。 ポリクローナル抗血清は一般的な方法により調製され得る。 例えば、所望される抗体に対応する抗原を適切な哺乳類に注入し、力価が高い場 合に抗血清を調節することにより、血清中の抗原に対する抗体標識をアッセイす る。モノクローナル抗体の調製は、例えばKoehlerおよびMilstei nの方法のような、従来の方法により行われ得る。この方法は、例えば末梢血液 リンパ球または免疫した動物由来の肺臓細胞を用い、これらの細胞を、ウィルス 感染、ミエローマ細胞との融合、または他の従来の技法を用いて不朽化しく i mmortalizing)、単離したコロニーにより所望の抗体産物をスクリ ーニングする方法である。 抗体に加えて、適切な免疫反応性フラグメント、例えば、Fabフラグメント、 Fab’フラグメント、またはF(ab”)2フラグメントもまた用いられ得る 。標的機構を形成することに用いられるのに適切である多くの抗体が、当該技術 分野で既に得られている。例えば、抗体の代わりとなるような免疫的に反応する フラグメントの使用は、Sptegelberg、 H,L、、による、”Im munoassays in the C11nical Laborator y−(!97!l) 3:1−23に記載されている。 抗体を生じ得る既知の表面抗原には、例えば、胸部の腫瘍細胞に関連したHER 2/nuの細胞外ドメインがある。Fendly、 B、M、ら、J Biol  Res Mad (1990) 9:449−455により記載されるように 、(抗原が腫瘍を有する宿主に対して異ならないため) HER/nuに対する 抗体が別の宿主中でもたらされ得、腫瘍に対して特異的に結合する免疫複合にお いて用いられ得る。 本発明の方法に適用されるならば、抗体またはそのフラグメントは、毒素ではな く、CTL応答を開始する免疫調節薬剤にカップリングする。 免疫反応性に加えて、標的作用は、標的細胞表面でレセプターを標的するレセプ ターリガンドを用いることにより生じ得る。例えば、この標的は、レセプターと リガンドとの間の輪郭または電荷パターンの相補性に基づいて行われる。ここで 用いられる「レセプターリガンド」は、細胞表面レセプター、所望の標的細胞群 の表面で見られるタンパク質または糖タンパク質に特異的に結合する、天然物質 または合成物質をさす。これらのレセプターリガンドは、リンフ才力イン因子、 例えばIL2またはウィルスまたは腫瘍抗原を含む。 病理細胞の1つまたはそれ以上の表面抗原に結合することで同定されたオリゴヌ クレオチドはまた、既知の方法で結合体を形成するために用いられ得、特に好ま しくは、本発明に従って標的薬剤として用いられる。 免葺IJJL剋 本願に記載の「免疫学的応答」は、一般に、哺乳動物における、目的の薬剤に対 する細胞または抗体で媒介された免疫応答の発生を指す。通常、このような応答 は、特定の薬剤に特異的に向けられた、哺乳動物が生産する抗体および/または 細胞傷害性T−細胞からなる。しかし、本発明の分脈においては、「結合体の非 存在下で病的細胞自身によって誘発される免疫学的応答とは異なる免疫学的応答 」は、例えば、通常特異的な応答を誘導し得る条件下(例えば、特定の抗原の存 在下)で、抗体または細胞傷害性T−細胞を生産する機能に欠陥を有し得る。 強力なCTL応答を誘発する抗原として作用することが知られている成分の例と しては、広範囲な生物学的に活性な物質が含まれる。この点において使用に特に 適切なものは、公知の免疫原性タンパク質の抗原決定基に対応し得るような短い ペプチド配列である。例えば、ウィルスまたはバクテリア病原体由来の配列は、 感染された宿主生物体において強力なCTL応答を刺激するのに有用であり得る 。 本発明において有用なその他の免疫調節薬剤は、)ILAクラスI糖タンパク質 の断片を含む。このようなHLAクラス■糖タンパク質またはその断片のCTL 応答刺激能力は、Sy+mington、 FJ。 ら、 J Invest Dermatoj (1990) 95:224−2 28により証明されている。さらに、CTL応答を誘発することが知られている のは、インフルエンザウィルス核タンパク質のウィルス抗原のヨウなウィルス抗 原の短い領域(Rothbard、 J、 B、ら、[(1989) 8:23 21−2328)およびH−25,3細胞表面抗原のようなマウスマイナー組織 適合抗原の部分(Lai、 P、に、、 LLULLI!お11■並(1985 ) 39:638−643) t’ある。ヘルパーT細胞に対してCTL、を伸 長するその他の公知の薬剤には、インターロイキン−6およびシクロスポリンA が含まれる。 檄狛 と との 八 ′ 標的薬剤と免疫調節薬剤との結合は、本質的に当業者に公知の種々の異なる任意 の技術を用いて実施され得る。結合方法の特定的な選択は、特異的な標的薬剤お よび免疫調節薬剤の化学的性質に依存する。所定の種類のあらゆる標的薬剤と免 疫調節薬剤とを結合するための最も適切な方法を、種々の入手可能な代替方法か ら選択する場合には、いずれの結合体が、標的特異性および所望の免疫調節効果 の最適な組合せを提供するかを、通常のスクリーニングによって実験的に決定し なければならない場合がある。 結合体を構成する薬剤の少なくとも1つが、ポリペプチドである場合には、例え ば、アミノ酸側の鎖、または好ましくはN末端アミ7基もしくはC末端カルボキ シル基上の官能基との化学結合を形成する公知の化学的方法が使用され得る。1 つの一般的なアプローチは、ホモニ官能またはへテロニ官能であり得るリンカ− の使用であり、通常、リンカ−上の反応性の高い官能基が含まれる。他のアプロ ーチは、結合体の1つのメンバー上のカルボキシル基分と、他のメンバー上の遊 離アミノ基との反応によって新しい結合を形成させる、カルボジイミドのような 脱水剤の使用である。複合化試薬(すなわち、水を除去して新しい共有結合を形 成させる試薬)を使用する特に適切な方法は、本願で参考のために援用したLe vyらの米国特許第4,843.147号に記載されている。ポリペプチドと種 々のタイプの生物学的に活性な分子との結合体を形成するためのさらなる技術は 、細胞傷害性結合体の形成に関して、従来技術において記載されている。例えば 、結合体を形成する種々の異なる反応は、本願で参考のために援用したIato らの米国特許第4.507.234号において記載されている。 同様に、様々な異なる種をオリゴヌクレオチドに結合させる方法が公知である。 例えば、As5eline、 U、ら(す匹■■紅■恒:i 81.3297− 3301 (1984))は、ポリメチレンリンカ−によって、挿入剤を3−リ ン酸基に共有結合させることについて記載している。Mart、 K、ら(FE BS Letters 249:213−218 (1989))は、メチレン リンカ−による、オリゴヌクレオチドの5°末端における基の共有結合について 記載している。1989年6月29日付で公開されたPCT出願lVO3910 5853(本願では、その全開示を援用している)は、ヌクレオチド配列とキレ ート剤との結合体の種々の形成方法について記載している。キレート剤は、多価 官能基由来の共有結合または結合ユニットのいずれかによってヌクレオチド配列 に結合される。他の方法は、端一、当業者に自明である。 (以下余白)ム に  な ・の口 標的薬剤と結合するのに適切な標的には、処理が望まれる病原細胞に特異的な細 胞表面抗原が含まれる。例えば、大半の腫瘍抗原(種々のタイプの癌に関連した 癌胎児抗原など)は、一般に有効なCTL応答を誘発しない。膿瘍細胞表面にお ける抗原が存在することで、適切に調製された標的薬剤を用いて、これらの細胞 に対して特異的に結合体を送達することが可能となる。 CTLタイプ応答を誘発することに加えて、他のタイプの免疫調節薬剤の効果− (よ、本発明の結合体の使用によって成し遂げられ得る。例えば、本発明の結合 体は、自己免疫疾患の進行を防止または治療するのに有用であり得る。 自己免疫成分による疾患、例えば、糖尿病または関節炎は、特異的な自己抗原に 対する応答を含むように思われる。本発明の結合体を用いて、自己の組織に対す る攻撃を媒介する免疫細胞に対する免疫応答を誘発すると、疾患の進行に対して ポジティブな効果が成し遂げられ得る。主として、全身に不適切な応答を媒介す る抗原に関連した免疫細胞群は、その抗原に特異的な単一の結合体を用いて標的 され得る。免疫系によってこのマークされた群を破壊すると、疾患の状態が改善 するはずである。 あるいは、適切な結合体を細胞上の標的抗原に結合させることは、これらの抗原 またはこれらの抗原を担持する細胞の認識をマスクする手段として用いられ得る 。このことは、抗原を担持する細胞の破壊を防止し、それによって自己免疫疾患 の進行が停止する。 さらに、結合体の免疫調節部分によって刺激される免疫応答は、生物体における 他の望ましい免疫学的応答となり得る。 特に、結合体に応答して開始された細胞死プロセスによって、同様のタイプの他 のマークされていない細胞に対する非常に望ましい応答が得られ得る。従って、 結合体の免疫調節部分を介して、免疫系の様々な成分によって認識される特定の クラスの細胞を同定することによって、細胞が結合体によってマークされるされ ないにかかわらず、そのカテゴリーの細胞全体に対する特定のカテゴリーの応答 (例えば、CTLで媒介された破壊)を誘発することが可能であり得る。 従来より生体分子であると認められる標的分子もまた、本願に記載の方法に適切 である。「非生体分子」標的の例としては、治療用、製造用または化粧用に適用 される化合物の化学合成によって生成される中間体または最終生成物が挙げられ 、ポリマー面、特に医療用として有用なポリマー面が含まれる。アブタマーオリ ゴヌクレオチドは、大半の有機化合物に特異的に結合するのに使用され得、この ような化合物の単離または検出に適切に使用される。 以下の実施例は、本発明の例示を目的とし、本発明を限定するものではない。  (以下余白) 実1」ロー ブラジキニンで誘導体化されたトーヨーパール(Toyopear11″) ( Toso Baas、 Inc、、 Woburn、 MA)支持体を、下記の すべての選択に使用した。製造者の指導書により、ブラジキニンを、そのアミノ 末端を介してトーヨーバール支持体に結合した。ブラジキニン(N)12−ar g−pro−pro−gly−phe−ser−pro−phe−arg−Co on、酢酸塩)は、Bachem Feinchemikalien AG ( Cat、 No、 ト1970)から入手した。トーヨーバールAP−カルボキ シル650Mを、ジオキサン/DMF (1:1)中のN−ヒドロキシスクシン イミド(NBS)およびジイソプロピルカルボジイミドで24時間処理すること によってNHSエステルに変換した。支持体をDMF、 [+20.200mM のNaHCO3で洗浄し、ブラジキニンのNaHCO3(200mM)溶液(1 ■lの支持体あたり20■gのブラジキニン)で3日間処理した。次いで、支持 体を洗浄し、そして支持体を[IC1で消化(80℃で8時間)し、標準物質と して遊離ブラジキニンを使用するニンヒドリンアッセイによって、結合の収率を 測定した。収率は、1ml支持体あたり16■g(1mlの支持体あたり16μ mole)であることが分かった。次いで、結合した支持体を、ジオキサン/  200mM NaHCO3緩衝液(1:1)中で、酢酸(NHS−エステル)で 処理することによってキャップした。 トーヨーパールAF−カルボキシル6 NaHCOa緩衝液(1:1)中、酢酸(NHS−エステル)で処理し、次いで 洗浄することによって、コントロールとして使用される誘導体化されておらずキ ャップされた支持体を形成した。 B、第1ゴヌクレオチドブールの4 ランダム化された配列領域を含むDNAオリゴヌクレオチドを、標準固相方法お よびホスホルアミダイト化学法(吐り姐匹口otide S ntbesis、  Ga1t、 M、J、、編(IRLブレス)、1984;Cocuzza、  A、、 Tetrahedron ettersl(1989) 30:628 7−629f)を用いて合成した。1μMの小スケール合成によって、60rv oleのHPLcで精製された一本鎖のランダム化DNAを得た。各鎖は、鎖の 5°末端および3°末端からの特異的な18マ一配列、およびオリゴマーの中心 部にあるランダム60マー配列からなり、以下の配列の96マーのプールを生成 する(N=G、 A、 TまたはC):5 ’ HO−CGTACGGTCGA CGCTAGCNe o CACGTGGAGCTCGGATCC−Or(3゜ 以下の配列を有するDNA187−を、ブラジキニンカラムから回収したオリゴ ヌクレオチド配列のPCR増幅用のプライマーとして用いた。5゛プライマー配 列は、5°110−CGTACGGTCGACGCTAGC−01113°であ り、3゛プライマ一配列は、5′ビオチン−〇−GGATCCGAGCTCCA CGTG−0[13’であった。ピオチン残基を、商業上入手可能なビオチンホ スホルアミダイト(Nev England Nuclear、 Cat、 N o、 NEF−707)を用いて、3゛プライマーの5°末端に連結した。 ビオチンホスホルアミダイトは、標準合成条件を用いて、固相DNA合成中に鎖 に導入される。 C,[プ]−ジキニン力ラムに A るアブ マーの400μlのブラジキニン で誘導体化されたトーヨーパール支持体を、1.5mlのカラムハウジングに充 填した。カラムを、1mMのMgCl2.1mMのCaCl2.5w+MのKC Iおよび140mMのNaC1を含有する3mlの20■Mトリスアセテート緩 衝液(pH7,4) (r選択緩衝液」で洗浄した。実施例1−Aに記載の誘導 体化されていないトーヨーバールコントロール支持体を用いて同一のカラムを調 製した。 実施例2で調製された合成96マーの初期オリゴヌクレオチドプール(0,5n mole、 3 x 1014種類の配列)を、公知の方法を用いて大スケール PCRで約30倍に増幅した。合成りNAの10−20%をTaqポリメラーゼ でリードスルーシ、Taqポリメラーゼによる可能な優先増幅を仮定すると、実 際の見積りの種類は、約1 x 10”種類の配列に減少した。 この5−32Pで標識された種でドープされたこの増幅オリゴヌクレオチドプー ル(0,1r+m+oles、約6コピーの1 x 1013種類の配列)を最 初の選択工程に使用した。このプールを選択緩衝液中94°Cで3分間加熱し、 室温に冷却し、容量100μlのコントロールカラムにかけ、約10分間平衡化 した。次いで、カラムを選択緩衝液で溶出し、溶出物を200μl画分で回収し た。 マトリックスに対する親和性をほとんど有さないカウント量(約95%)が、空 隙容量後最初の2または3画分中で溶出した。 これらの画分を合わせて、プラジキニンが連結した支持体(400μlの支持体 であり、約5μ■oleであり、3mlの選択緩衝液で洗浄された)に付与し、 そして選択緩衝液で溶出した。次いで、カラムを選択緩衝液で溶出し、溶出物を Zooμlの画分て回収した。画分中に溶出されたカウントが総充填カウントの 約0.05%未満でプラトーな状態になるまで画分を回収した。 次いで、カラムを溶出緩衝液(500mMのトリスHCI(pH8,3)、20 +iM EDTA)を用いて室温で溶出した。アブタマーを、空隙容量後の最初 の2または3画分中で溶出した。これらの画分を合せて、モして担体としてエタ ノールおよびグリコーゲンを用いて沈降した。アプタマーベレットを200μl のddH20(脱イオン化蒸留水)中で再懸濁し、PCR用の2つの0.5■l シリコナイズしたエッベンドルフ管に分配した。カラム上の残りのすべてのカウ ントを、0.INのNaOH(0,5i1)で処理することによって除去した。 しかし、これらの種は、それ以降の増幅および選択には使用しなかった。 D、選択g tナアブ マーの − 2つのグループの選択されたアブタマーを、標準法および以下のプロトコールを 用いて、PCRで増幅した。 200μlのPCR反応液は以下のものから構成した:100μlのテンブレー ドアブタマー(約2pmoles) : 20μ+の緩衝液(100mMのトリ スC1(pH8,3)、500■MのKCI、20+*MのMgC1?) ;  32μlのNTP’s(各1.25+eMのATP、 CTP、 GTPおよび TTPを含む合計5mMの濃度);20μlのプライマー1(ビオチニレート化 187−150μM) ; 20μlのプライマー2(18マー、50PM); 2μlのホ。 トNTP’s(約2mC1) ; 6μlのddH20;および2μmのTaq  Iポリメラーゼ(10ユニツト)。この反応液を、2滴のNUJOL鉱油でシ ールした。コントロールの反応液はまた、テンブレードアブタマーなしで構成さ れた。 最初の変性は94°Cで3分間であったが、その後の各伸長反応後の変性は1分 間続いた。ブライマーアニーリングは、60℃で1分間行い、Taqポリメラー ゼを用いたプライマー化されたDNA鎖の伸長は、72°Cで2分間であった。 すべての鎖を完全に満たすための最終伸長反応は、72℃で10分間であり、次 いで反応を4℃に保った。 選択されたアプタマーDNAを増幅するために、15回のTaqポリメラーゼ伸 長を行った。反応が完了した後、NUJOL油をクロロホルム抽出により除去し た。2つの反応物を組合せ、クロロホルムで再度抽出した。2μlの試料を、ア ブタマーおよびコントロール反応物それぞれから、カウンティングおよび分析ゲ ル用に除去した。増幅したアブタマーの残りを4つのN1ckカラム(G−50 5ephadex、 3vlのTE緩衝液(10mMのトリスHCI (pH7 ,6)、0.1mMのEDTA)で洗浄した)にかけ、取り込まれていないNT P’ s、プライマーおよび塩を除去した。増幅されたアブタマープール(総量 400μl)のうちの100μlを各ニックカラムにかけた。次いで、400μ lのTE緩衝液を各カラムに加え、このカラムを、10■Mのトリス−HCl、 pH7,6,0,1mMのEDTA (総量1600μl)を用いて、さらに4 00μmのTE緩衝液で溶出した。 8μlの試料を、カウンティングおよび分析ゲル用に、合わせた溶出物から除去 した。残りの溶出物を、アビジンアガロースカラム(+/eetor Labo ratories、 Cat、 No、 A−2010) (600μlの固定 支持体、3 x 800μmのTE緩衝液で洗浄した)に充填した。充填したカ ウントの約90%はカラムに残存した。カラムをTE緩衝液(3x 800μm )で洗浄し、次いで、非ビオチニル化鎖を0.15NのNaOH(400μlの 画分)で溶出した。カラム上の45%より多くのカウントを最初の2つの画分に おいて溶出した。 これらの2つの画分(800μl)を合わせ、約4μlの氷酢酸で中和した。中 和した両分を、急速真空またはブタノール抽出によって200μlに減らし、次 いでEtOHで沈降させた。得られたベレy)を102μlの選択緩衝液中で溶 解し、94°Cで3分間加熱し、室温に冷却した。2μlの試料を、カウンティ ングおよび分析ゲル用に除去した。 E、 の20の によるアブ マー口 のプロフィール第1回目の選択によって 、ブラジキニンが連結したカラムから溶出したアブタマーを、充填カウントの総 量の0.07%を含むそれぞれ100μmの2つの画分て得た。第2回目の選択 により回収したそれぞれ100μlの3つの画分は、充填カウントの総量の0. 26%を生産し、このことは、カラムに充填されたアプタマーに対して、より増 加した割合のアブタマーがブラジキニンに結合したことを示した。 (以下余白 )F、ブラジキニンカラム のさ゛なるアブ マーのブラジキニンに結合した種 からなるアブツマ一群を得るために、さらなる選択および増幅を行った。実施例 1−Cおよび1−Dのサイクルを、選択緩衝液で洗浄した後、かなりの量のオリ ゴヌクレオチドプール(cpsで測定した)がカラム上に残存するまで、6回繰 り返した。使用した選択および増幅条件下で、約15%のインプットカウント( 0,5rvoleのDNA、約19μg)が、5および6回目でブラジキニンカ ラムに結合した。約6%のカウントがコントロールカラムに結合した。しかし、 ブラジキニンカラムに結合したカウントの割合は、インプットDNAの初期量が 0.5μmoleからO,in■oleに減少した際に、より高い、インプット cpsの40%であった。これらの条件下(約3.5μg、 0.1μmole インプットDNA)で、19%のカウントがキャップされたコントロールカラム に結合した。比較的高い割合のカウントがコントロールカラムに結合したのは、 各選択においてアブタマーをブラジキニンカラムに加える前に、前結合プロセス 中において、コントロールカラムを過剰充填したためであった。 後の選択プール(5および6回目)におけるコントロールカラムへのこの高レベ ルの結合は、選択プロセスにおける、カラムに対するインプットDNAのモル比 を減少させることによって減少され得る。このプロトコールは、以下の実施例1 −Gに記載されている。この高親和性アブタマーブールを溶出し、 PCRで増 幅し、クローニングし、そして配列決定(約20個から40個のクローン)した 。これらのクローンから、固相DNA合成によってアブタマーおよび/または個 々のクローンのいくつかの相同なバッチを調製し、そしてブラジキニン結合親和 力および特異性をテストした。 G、カラムに・ るアブ マーのモル をlして いたアブ マーの 公知の方法を用いて、実施例1−Hに記載のように調製した合成96マーの初期 オリゴヌクレオチドプール(0,5rvole、 3 x1014種類の配列) を、大スケールPCRで約30倍に増幅する。合成りNAの10−20%をTa qポリメラーゼでリードスルーし、Taqポリメラーゼによる可能優先増幅を仮 定すると、実際の見積られた種類は、約1 x 10′3種類の配列に減少する 。 5°−32Pで標識した種でドープされた、この増幅したオリゴヌクレオチドプ ール(0,5μmoles、約30コピーの1 x 10”種類の配列)を第1 回の選択に使用する。ブラジキニンが連結したカラムおよびコントロール支持体 カラムを、実施例1−Bのヨウに調製する。 プールを、選択緩衝液中94°Cで3分間加熱し、室温に冷却し、次いで、3m lの選択緩衝液で洗浄した1mlのコントロール支持体に付与し、そして約10 分間平衡化する。次いで、カラムを選択緩衝液で溶出し、溶出物を200μlの 画分て回収する。マトリックスに対してほとんど親和性を有さないカウント量( 約90%)を、空隙容量後最初の2または3画分において溶出する0これらの画 分を合わせて、ブラジキニンが連結した支持体(1ml、約10から15μm0 1111% 3mlの選択緩衝液で洗浄した)に供給し、選択緩衝液で溶出し、 溶出物を200μl画分で回収する。 画分中の溶出されたカウントが、カラムに充填された総カウント(約12画分) の0.05%未満でプラトーになるまで画分を回収する。次いで、カラムを溶出 緩衝液(0,15N NaOH,50■MのEDT^)で溶出する。アブタマー を、空隙容量後の最初の2または3画分において溶出する。これらの画分を合わ せ、エタノールおよびグリコーゲンを担体として用いて沈降させる。アプタマー ペレットを、100μlのdd H2Oに取り上げ、PCR用の0.5■lのシ リコナイズしたエッベンドルフ管に移す。次いで、実施例1−Dに記載のように 、アプタマーPCR反応を1回、コントロール(テンプレートを用いない)反応 を1回行う。 後の選択サイクルで使用されるオリゴヌクレオチドブールヲ0.1μmoleニ 減少させ、コントロールおよびブラジキニン支持体容量を約330μl(約3か ら5μg+olesのブラジキニン)に減少させること以外は同様に、上記の手 順を繰り返す。選択緩衝液で洗浄後、かなりの量のオリゴヌクレオチドがカラム 上に残存するまで、この手順を繰り返す(約5−6回)。この高親和性アブタマ ープールを溶出し、PCRで二本鎖DNAに変換し、クローニングする。約20 個のクローンを配列決定する。これらのクローンから、アプタマーのいくつかの 相同なバッチを調製し、結合親和力および標的特異性をテストする。高親和性ア ブタマーに、Ellingtonら、L!LLU(1990) 3Jj : 8 18−822に記載の方法を用いて変異を引き起こさせ、各位置において15% の変異率を得、再選択によって結合に関与する塩基を決定する。 実m 四F2a豆1A るアブ マーの A、 に したPGF2αの PGF2αで誘導化されたトーヨーパール1″AP−7ミ/ 650M (To so Baas、 Inc、、 Woburn、 MA)支持体(1■lのマト リックスあたり10μmolesのPGF2αを充填した)を、上記のすべての 選択に使用した。製造者の指導書に従って、支持体を、PGF2αの遊離カルボ キシル基を介して結合した。PGF2αは、Sigma Che■teal C o、 (カタログ番号P3023)から購入し、トリチウム化したPGF2αは 、New England Nuclearから購入した。 10mgのPGF2α(トリス塩)を、1■lのH20/メタノールに溶解し、 イオン交換カラムを通すことによってナトリウム塩に変換した。次いで、カラム 溶出物を蒸発させ、ジオキサン中に溶解し、N−ヒドロキシスクシンイミド(N HS)およびジイソプロピルカルボジイミドで24時間処理することによって、 NHSエステルに変換した。次いで、この混合物を、200■MのNaHCO3 で予め洗浄しておいた1■lの固定支持体トーヨーバールニ加えた。混合物を2 4時時間上うし、NaHCO3溶液で洗浄した。結合量を測定するために、少量 のトリチウム化PGF2αを加えたこと以外は同様に、上記の手法を繰り返した 。結合収率を、支持体に関連したトリチウムの量で決定した。次いで、支持体を 、ジオキサン/200mMのNaHCO3緩衝液(1:1)中、酢酸(NHSエ ステル)で処理することによってキャップした。 誘導体化されていないキャップ支持体を、コントロールトシテ使用されるジオキ サ7 / 200mMノNaHCO3緩衝液(1:1)中、トーヨーバールAF −アミ7650Mを酢酸(Nll5エステル)で処理することによって形成した 。 B、 PGF2αカラムに 4 るアブ マーの2μ5oleのPGF2αリガ ンドを含む、誘導体化されたトーヨーパール支持体200μlを、1.5璽lの カラムハウジングに充填した。 カラムを、1mM(7) MgCl2.1mMノCaCl2.5mM(7) M CIおよび140dノNaClを含む20mMのトリス酢酸緩衝液(pH7,4 ) (r選択緩衝液」)3■lで洗浄した。実施例2−Aに記載の誘導体化され ていないトーヨーバールコントロール支持体を用いて、同一のカラムを調製した 。 実施例1.−8で調製した(少量の5゛−32pで末端標識された種でドープさ れた) 0.5nmolesのオリゴヌクレオチドプールを、400μlの選択 緩衝液中で再懸濁し、95°Cで2分間加熱変性した。 変性DNAを、すばやく湿った氷に移して10分間おいた。この物質を対照支持 体(誘導体化されていないトーヨーパール)に供し、フローを開始し、溶出物を 回収した。フロースルーを3回繰り返した。3回目の付与で、カラムを200μ mの選択緩衝液(1ベツド容量)でリンスした。通過液をプールし、4回目のフ ロースルーに用いた。カラムプロフィールを、Cerenkovカウンティング によって、32p定量化を用いて確立した。次いで、通過液物質を、PGF2α 支持体に供するためにプールした。 上記ノヨウに、PGF 2αで誘導体化されたトーヨーパー/l/テフロースル ーを行った。3回目のフロースルーの後、カラムを200μlの選択緩衝液で洗 浄し、物質を再付与して、カラムプロフィールを確立した。溶出する32p物質 が、低レベル、すなわち初期インプットcp■の0.2%未満になるまで、さら なる選択緩衝液で洗浄した。次いで、支持体をIMのNaC1を含む1■lの選 択緩衝液で洗浄した。結合したオリゴヌクレオチドを、2KMEDTA/60% アセトニトリルで溶出した。溶媒を真空下で除去し、10mMI・リス(pH7 ,5) / 0.1mM ED丁A/ 250mM NaC1を用いて、製造者 の指導書に従って、N1ckカラム(PharamciaSG−505spha dex columns)上でクロマトグラフィーにかけた。次いで、32pを 含宵する両分を、20μgの担体グリコーゲンおよび無水エタノール(2,5容 量)を用いて、ドライアイス上で15分間沈降させた。DNAを4°Cで15分 間かけてベレット化し、70%のエタノールで洗浄し、真空下で乾燥した。 C,PFG2aカー之工合−と二ぐ」g」尺」良j辱j芝〕11す二乙ニメ二i ニてユニ01曽」ら上記実施例2−Bで選択されたDNAを、公知の方法を用い て、以下の条件下でPCHにより増幅した=1n園oleの5゛および3°プラ イマー(ビオチニル化)、50mMのKCIおよび1.5■MのMgCl2を含 む、1hM)リス(pH8,3) 200μl中のく各20μCiのdCTP、  dGTPおよびdATPを含む)250MMのdNTPs、反応器を鉱油でシ ールし、25サイクルの増幅にかけた。次いで、鉱油を除去し、100μlのC [1C13を加えた。次いで、溶液を攪拌し、遠心分離によって分離した。水性 層を除去し、n−ブタノール抽出で濃縮し、最終容量100μlを得た。次いで 、ff2pで標識されたDNAを、1゜hMのトリス(pH7,5) / 10 0+iM NaC1中で平衡化したN1ckカラムにかけ、取り込まれなかった プライマーおよびdNTPsを除去した。次いで、カラム溶出物を400μlの アビジン−アガロースマトリックスに付与した(2回の付与で、注入量の90% より多くが保持された)。マトリックスのみを洗浄して汚染物を除去し、一本鎖 アブタマーを、0.15NのNaOH600μlで2回洗浄することによって溶 出し、注入した32P DNAの40−48%を得た。 アブタマー溶液を酢酸でpH6にし、n−ブタノール抽出によって、初期容量の 40%に濃縮した。物質を、ドライアイス上で15分間、無水エタノール(3容 量)を用いて沈降させた。DNAをベレット化し、70%のエタノールで洗浄し 、真空下で乾燥した。上記のように、物質を選択緩衝液中に再懸濁した。後の選 択は、同一のプロトコールを用いて行った:コントロール支持体カラムに結合さ せることによってアブタマーを除去し、次いで、PGF2αに結合させた。各選 択によって、カラムに固定されたPGF2αに特異的に結合したアブタマーが豊 富なプールとなった。増幅された物質は、常に、20−M EDTA/60%ア セトニトリル中で溶出することによって、PGF2αカラムから得られた。 D−■トb1握遺至−り旧はJj」灸j上目←11なLズ叉ユニ」上 PGF 2α遺択に使用した各オリゴヌクレオチドプールに関連した総放射能( 32P)を、誘導体化されていないトーヨーパールカラムに加える前に測定した 。誘導体化されていないカラムおよびPGF2αで誘導体化されたカラムからの DNAを回収し、総放射能を測定し、2回収として表した。カラム洗浄後回収さ れた3 2 p (c p■)のデータは、1から6回の選択について表2に示 CH3CN/EDTA洗浄により ” CIbCH/EDTAによる2回のカラム洗浄後に回収された総epH。 E、5−乞Zy」のカラムか′ したアブ マーの、 ・け(a)ラウンド4. 5および6の選択から得られたそれぞれの増幅されたプールにおいては、特異的 に結合するオリゴヌクレオチドの回収率は、総注入Cplの約17%で一定を保 った。CH3CN/EDTAヲ7I]える紅玉ラウンド6のカラム洗浄液から得 られたアブタマーをエタノール沈澱によって回収し、プールし、新しいPGFZ aカラム上で選択にかけた。CH3CN/EDTA溶出液から回収した総cps は、約17%であった。 このことは、ラウンド6でCH3CN/EDTAによって溶出したアブタマーが PGP2αリガンドに特異的に結合することを証明する。 17%の回収率は、PGF2αカラムの結合容量限界のみに帰した。 このことは、■から10%の結合したPGF2αがアブタマー結合に利用可能で あり、約40から400のリガンド:オリゴヌクレオチドの充填比を与えること を意味する。ラウンド4から6の選択に対するより高い回収率が報告されている が、これは約1O−3o、 oooのより高いリガンド:オリゴヌクレオチドの 比から得られたものである(Ellingtonおよび5zostak%Nat ure (1990年) 346:818−822)。従って、6ラウンドのP GF2α選択後に得られたアブタマ−(「ラウンド6のプール」)は、限られた 数のPGF2α結合部位に対するアブツマ−間の競合によって生じた分子のプー ルであった。 (b)PGF2αの2.4B/mlの選択緩衝液溶iei、1ml (5μs+ ole)をPGF2αカラム(2μモルの、マトリックスに結合したPGF 2 αを含有)に添加することにより、ラウンド6のプールをさらに特徴付けた。こ の結果は、プールのリガンド特異的な溶出−親和性が選択されたリガンドの古典 的な特性を示す。5chott。 H6・Δff1nit Chromato ra h s (Marcel D ekker、Inc、、 ニューヨーク)、1984年を参照のこと。 (C)ヒドロキシプロピオン酸(HP)に仲介された溶出(HPはPGF2αと 化学的に類似する)をモニターすることにより、ラウンド6のプールを、PGF 2αへの結合特異性に関してさらに特徴付けた。1.0mMのHPを含有する0 、tg+1の選択緩衝液を、放射性標識されたラウンド6のプールで飽和したP GF2αカラムに加えた。溶出プロフィールは、供された放射性標職アブタマー DNAの1%より少ない量がHPによって溶出されることを示した。この工程の 次に、同じカラムを用いて、1.0mMのPGF2αを含有する0゜4■lの選 択緩衝液を供した。その結果、放射性標識アプタマーDNAの95%を越える量 がカラムから溶出した。この結果は、ラウンド6のプールがPGF 2αに特異 的に結合しており、HPのような化学的に類似する分子には結合しないことを証 明した。 (d)ラウンド6のプールをさらに特徴付けるために、プールを、選択緩衝液中 の5μmoleのPGF2αと共に室温で30分間インキコベートし、次にPG F2αカラムに上述のように加えた。プールに関連する総cpsの2%より少な い量が、カラムに結合した。 選択緩衝液中のラウンド6のプールを充填したPGF2αカラムは、投入したオ リゴヌクレオチドの75%を吸収する( 0.05n■ole17)アブタマー をカラムに加えたのみであるので、ここではカウントの75%がカラムに結合し た)。 (e) 20mMのEDTAを含有する選択緩衝液にプールを懸濁してキレート 化によりMg”イオンを除去し、ラウンド6のプールをPGF2αカラムでイン キュベートすることにより、選択および溶出緩衝液の分析を行った。プールに関 連する総cpsの2%より少ない量がカラムに結合する一方で、選択緩衝液中の ラウンド6のプールを充填した対照カラムは上述のように結合された(0、05 nioleのオリゴヌクレオチドをカラムに加えたのみであるので、カウントの 75%がカラムに結合し、PGF2αアブタマー〇プールを生成するために用い た結合比と比較して10倍増加したPGF2α:オリゴヌクレオチドモル比を生 じた)。このことは、オリゴヌクレオチドの特異的結合が、Mg”イオンの存在 を必要とする構造上の特徴を含むことを示した。溶出緩衝液中のEDTAの使用 は、Mg””イオンを溶液から効果的に除去し、従ってPGF2αマトリックス に対するオリゴヌクレオチドの特異的結合を妨害する。 (f)特徴付けの他の方法を次に示す:ラウンド6のプールで飽和したPGF2 αカラム(200μmの支持体容量)を洗浄した後に得られた溶出プロフィール を確認することによって、ラウンド6のプールを特徴付ける。この洗浄は、0. 4■lの選択緩衝液を用いて行う。選択緩衝液は、I(Pが類似するよりもより 近< PGF2αに類似する一連の化合物の1.0謹M溶液を含有する。それぞ れの場合において、PGF2αに類似する分子による溶出の次に、1.0mMの PGF2αを含有する0、4■lの選択緩衝液によって溶出し、PGF2α溶出 の効果を確認する。 試験された化合物は、ヒドロキシデカン酸、アラキドン酸、プロスタグランジン A5 プロスタグランジンB、および他のエイコサノイド類を含む。 化学的に類似する化合物を用いる洗浄は、特定の化合物に結合するアブタマーの 単離に役立つ。ラウンド6のプールで飽和したPGF2 aカラムを、1.0m Mの8−イソ−PGF2α(Cayman Chesteal Company 、 catalog、No、163so、PGF2αの異性体)を用いて溶出し 、次に1.0園MのPGF2αを含有する選択緩衝液で溶出して、PGF2αま たは8−イソ−PGF2α異性体のいずれかに優先的に結合するアプタマーを単 離する。この他に、PGF2αおよび8−イソ−PGF2αの等モル量を用いて 作成されたカラムを用いて、それぞれの異性体の一方、または他方、もしくはそ の両方に結合する種を含有するアブタマーのプールを生成する。これらのアブタ マーのいくつかは、おそらくは、PGF2α構造中の、異性化の影響を受けない 領域に結合する。同様の方法で、化学的に改変されたエイコサノイド類を用いる 。 臭胤匠」 ′ のプールか゛のアブ マーの A、 に されたPGF2αの PGF2α誘導化トヨパール(Toyopearl)T″(Toyo Bias 、 Inc、。 Woburn、 MA)支持体(マトリックス1mL当り10μs+oleのP GF2 aを有する)を、記載したすべての選択に使用した。製造者の指示に従 って、選択を行った。PGF2 aはSigma Chemical Co。 (catalog、 No、 P4O10)から購入し、3H−PGF2 aは New EnglandNuclearから購入した。 PGF 2α(塩)(10園g)をH20/メタノール(1ml)に溶解し、イ オン交換カラムに通してナトリウム塩に変換する。溶出液をエバポレートし、ジ オキサンに溶解し、N−ヒドロキシ−スクシンイミド(Plus)およびジイソ プロピルカルボジイミドで24時間処理してNB5−エステルに変換する。この 混合液を、次にトヨパールAF−アミ7650M(Toyo Baas、Inc 、)支持体(11の沈降した支持体、使用前に200mMのNaHCO3で洗浄 しておく)に加える。 混合物を24時間振盪し、支持体を200mMのNaHCO3で洗浄する。 充填量を決定するために、少量のトリチウム化PGF2αを添加する以外は上述 の結合方法を繰り返し、支持体に結合した3H−標識の量から結合収率を決定す る。 PGF2α結合の完了後、ジオキサン/緩衝液1:1中の酢酸NH3−エステル で処理することにより支持体をキャップする。 (緩衝液は200mMのNaH CO3である)。トヨパールAF−アミ7650Mを上述の方法で酢酸NHS− エステルで処理することにより、完全にキャップされた支持体を作成する。 (以下余白) B、ン に したPGF2αに ム る ・に ′の 1のアブ マーの 6o塩基の全くランダムな配列から成るアブタマーのプールを、ホスホルアミダ イト化学法を用いる標準的な固相法により合成する(Gait M、J、、 0 11 onucleotide S thes’s、IRLPress、 19 84; Cocuzza、 A、、 Tetrahedron Lett、(1 989) 30:62B?−6291)。1.3X 10”種類の異なるアブタ マーの配列がランダムな60マーのプールでは可能である。標準的な1HM規模 の合成、次いでHPLC精製により60 n■O1の一本鎖DNAが生じる。 各塩基性残基が平均分子量350を有するとすれば、この合成により1.26  mgの精製DNAを生じる。アブタマーは5°末端にリン酸基を有する状態で合 成する。市販のビオチンホスホルアミダイト結合体(New England  Nuclear、 Catalog No、 NEF−707)を用いてビオチ ン残基をプライマーに連結する。ビオチン残基は、標準的合成条件下で固相DN A合成をした後に、鎖内に取り込まれる。ビオチン標識は、製造会社の指示書に 従ってDNA内に取り込まれる。 PGF 2α誘導化支持体(樹脂1■L当り10μmolのPGF2αを有する )を記述されるすべての選択に使用する。200μm(2μ■O1のPGF2α リガンド)の支持体を1.5■Lのカラム容器内に注ぐ。 支持体を、1 mM MgCl2.1 mM CaCl2.5 mM KCIお よび140 mMNaClを含有する20 mM Tris−Ac pH7,4 (r選択緩衝液」)の3園して洗浄する。選択緩衝液はヒトの血液循環系に見ら れるイオンおよびpH状態を真似ている。同一の支持体を含有するコントロール カラムを同様の方法で調製する。この支持体は、選択リガンドの付着のための親 マトリックスであるが、PGF 2αへの結合に使用される連結を真似るために アセトアミドとしてキャップされている。 1n■oleのアブタマー(トレーサー量の32p−標識種を加えて)を400 μlの選択緩衝液中で再懸濁し、95℃で2分間加熱して変性させる。変性DN Aを直ちに氷水中に移し、10分間置く。この物質をコントロール支持体に供す る。流出を開始し、溶出液を集める。70−スルーは3回まで再供給する。3回 目の供給の終了時にカラムを選択緩衝液でリンスする。カラムのプロフィールを チェレンコフ(Cerenkov)計数による32p定量法を用いて確立する。 フロースルーの物質(2〜4カラム容量)をPGF2α支持体への供給のために プールする。 PGF2αマトリックスへの供給は上記と同じである。カラムに供した後、マト リックスを200μLの選択緩衝液で洗浄し、その物質はカラムのプロフィール を確立するために再び供した。溶出する32p物質が一定の低レベル(フロース ルー200μL当り、加えたDNAの約0.2%未満)に達するまで、支持体を 選択緩衝液でさらに洗浄する。次いで、洗浄液200μL当りのカウント数が全 投入量の約0.2%未満になるまで、増量したNaC1(IM)を含有する選択 緩衝液1 mLで支持体を洗浄する。所望のアブタマーを20 mM EDTA /60%アセトニトリル溶液(溶出緩衝液)で溶出する。溶出緩衝液を加えた役 得られる最初の2〜4カラム容量から、特異的に結合したアブタマーを回収する 。溶媒を減圧下で除去し、製造会社の指示により10■MTris pH7,5 10,1d EDTA/250 mM NaC1を用いてGooセファデックス ニックカラム(Pharmacia、 catalog no、17−0855 −02)でクロマトグラフする。次いで、32P画分を、20μgの担体グリコ ーゲン(Boehringer Mannheim)および2.5倍容量の無水 エタノールで沈澱させる(ドライアイスで15分)。DNAを14x115分、 4℃でペレットにし、70%エタノールで洗浄し、減圧下で乾燥する。 C1″ なラン ム によるアブ マーへの1ンカーの五九級五五1益 PCRあるいは他の方法によるアプタマーの増幅に対してプライマーとして役立 つ既知の配列のリンカ−を、以下のようにアブタマーブールのDNAに共有結合 的に結合させる。第1節に記載のように得られた1、Op■01のアプタマ−( 約6. OX 1G′4分子に相当する約Hng)を、40ヌクレオチド残基を 含有する1n■O1のリンカ−1(約14μg)および1 nmolのリンカ− 2(約14μg)を含有する溶液に加える。アプタマーの5°末端に連結される べきリンカ−1は、256個の異なる種のプールから成り、下記の構造を有する 。リンカ−1のA鎖の5゛末端の4つのランダム配列残基は256個の異なる種 を生じる。リンカ−2(7)(Jlの3°末端の4つのランダム配列残基は、2 56個のリンカ−2の種のプールを生じる。 リンカ−1: 3’ [1O−ACGCCGCGGTACTTACGC−N−N−N−N−OH 5’A鎖 5° ビオチン−TGCGGCGCCATGAATGCG−01T 3゜B鎖 リンカ−2は次の構造を有する。 リンカ−2: 5’ HO−AGCGGCCGCTCTTCTAGA−N−N−N−N−OH3 ゜C鎖 3°HO−TCGCCGGCGAGAAGATCT−OP035’D鎖 リンカ−1配列: 5’ GAATGC 3’ CTTACG は制限酵素Bs■■による切断の認識配列であり、次のように切断される(Xは 各鎖の切断部位を示す):5°GAATGCNK 3°CTTACxGN リンカ−1で示されるBspMIの位置は、増幅後のアブタマーからの結合した リンカ−の正確な除去を可能にする。リンカ−3’ GAGAAG 5’ は制限酵素Ear Itこよる切断の認識配列であり、次のように切断される( Xは各鎖の切断部位を示す):5’ CTCTTCNx 3° GAGAAGNNNNX リンカ−2で示されるEar Iの位置は、増幅後のアブタマーからの結合した リンカ−の正確な除去を可能にする。Nで表示されたヌクレオチド残基は、ラン ダムにAST、 GあるいはC残基であり、リンカ−1が各アブタマーの5゛末 端の末端4塩基と、およびリンカ−2が各アプタマーの3°末端の末端4塩基と アニールするのに役立つ。ランダムなリンカ−塩基とアブタマーの末端の4つの ランダムな塩基との間の完全な一致は、リンカ−のアブタマーへのアニーリング および連結を可能にする。連結反応は、300μlの容量で、標準反応緩衝液( 50霞M tris−HCI、 20℃でpH7,8,10mM塩化マグネシウ ム、20mMジチオスレイトール、1■M ATP、 50μg/rllウシ血 清アルブミン)中の1,000単位の74 DNAリガーゼ(New Engl and Biolabs、 Catalog No、 202CL)を用いて、 12℃で12〜18時間行う。リンカ−とそれと一致するアブタマー末端とのモ ル比は約1000+1であり、このことは、プール中のすべてのアブタマーの連 結に向かって連結反応を作動させる。この比率は、いずれかの末端で0.003 9 pmoleの任意の与えられた4塩基の配列を有する、投入アブタマ−1p moleから生じる。与えられた4塩基の突出部を有する0、0039 nmo leのいずれかのリンカ−が存在し、その結果1000・1の割合となる。アブ タマーの構造および/あるいは結合に関係する末端を有するアブタマーに関して は、後のラウンドの選択および増幅において、片方あるしAは両方の末端に非ラ ンダムな配列を有する種が豊富になる。この場合は、特異的に一致するリンカ− とアプタマーとの比率は、100倍あるいはそれ以上減少する。次いで、1:1 000に近い値に比率を回復するために、主要なアブタマー末端配列を反映する リンカ−を用いて、次のラウンドの選択および増幅を行い得る。上記の条件は、 各末端に共有結合的に連結されたリンカ−を有するアブタマーを生じる。連結反 応は2つの生成物を生じる。第一の生成物では、アブタマーの5゛末端にリンカ −1が連結され、アブタマーの3゛末端にリンカ−2が連結されている。第二の 生成物は、互いに連結してダイマーを与えたリンカ−2である。支持体1ml当 りアビジン2冒gが支持体に連結された、固形アガロース−アビジン支持体(V ector Labs、 Inc、 Catalog No、 A2010)を 連結反応液に加えることにより、ダイマーを除去する。リンカ−1のA鎖に付着 したビオチンは、アビジン固形支持体に結合し、共有結合的に結合したリンカ− の付いたアブタマーからのダイマーの分離を可能にする。支持体をベレットにし 、緩衝液(10■M NaC1,10mM Tris−HCl、pH7,5,1 mM EDTA)で3回洗浄して、ダイマーとリンカ−C鎖をプライマーとして 合成された未連結のリンカ−とを除去する。カラムを95℃まで加熱してアブタ マーの相補鎖を融解する。 上記の方法に代えて、アプタマーブールからリンカ−ダイマーを分離するために 次の方法を使用し得る。例えば、E、 c鉗ポリメラーゼI (New Eng land Biolabs、 Catalog Nos。 209Lあるいは21OL)を使用して、プライマーとしてC鎖を用いて、アプ タマーおよびB鎖の相補鎖を合成する。次いで、その結果得られた2本のアブタ マーーリンカーおよび相補鎖を、アビジンカラムを用いて室温で洗浄することに より、リンカ−ダイマーから分離する。隣接リンカ−を含有する相補鎖を、94 ℃に加熱して洗浄することにより溶出する。 リンカ−をアブタマーの一方の末端だけに付加し、それを増幅するプロトコール は次の通りである。例えば、好ましい実施態様としては、非常に長いリンカ−( アブタマーの3°末端にランダム配列の1つの3°突出部(4塩基長)を有する 既知の二本鎖配列の数百のヌクレオチド)のプールを産生させる。 リンカ−のこのプールを使用して、アブタマープールへの3゜連結を進行させ得 る。3°突出部からの鎖伸長はアブタマー相補鎖を生じる。次いで、標準的な平 滑末端連結を使用して、2本鎖構造を環状化させ得る。次いで、リンカ−内の制 限部位、好ましくは(アプタマー切断の割合を減少するために) ′8塩基認識 配列を用いて、その構造を切断する。次いで、PCRあるいは他の既知の方法を 用いてアブタマーを増幅する。 この方法では、明らかに大きなリンカ−領域内のどこにでもプライマーを配置し 得、所望の長さのリンカ−だけを増幅することが可能となる。明らかに、上述の 長いリンカ−はレプリコンであり得、直接に使用して、所望の宿主を形質転換す ることによりアブタマークローンバンクを産生させ得る。関連するプロトコール については、PCTechnolo P nc’ 1es and A 1ic ations for DNA Am 1ification、第10章、1o 5−111頁(Henry A、 Erlich編、 1989) 5tock ton Pressを参照のこと。適用し得る他の変法についてはs Eun  H−M、およびYoon、 J−L、 Biotechni、 ues (19 89)ヱ:992−997を参照のこと。リンカ−の一本鎖アブタマーへの結合 のためのあまり好ましくない実施態様(収量がより低いため)は、一本鎖リンヵ ーの一本鎖アブタマーへの連結である。 D、 プライマー 盲とのアブタマーのPCR選択されたDNAを次の条件を用 いてPCHによって増幅する:1 nmoleの各プライマー、50 mM K CIおよび1.5 mM MgChを含有する200μLの10 d Tris  pH8,3中の250LM dNTPs (20μCIのdCTP、 dGT PおよびdATP、すなわち全部でSoμCi)。反応液はミネラルオイルで密 閉する。15サイクルの増幅を通してこの反応を行う。PCB増幅の1サイクル を、温度を94℃にして1分間行う。この時間は、初期の変性工程では2分間ま で延長する。変性工程は60℃で1分間である。ハイブリダイゼイシ舊ン工程は 、T2’Cで1分間であり、次いで94°Cまで戻す。15サイクルの後、温度 を2分間72℃にして、プライムされた1本鎖領域すべてを完全に満たす。完了 後、ミネラルオイルをCHCl3での抽出により除去する。次いで、溶液を激し く攪拌し、遠心により分離する。水層を除去し、n−ブタノール抽出によって最 終容量が100μLになるまで濃縮する。次いで、100 w+MTris p H7,5/100 mM NaC1で平衡化したセフ1デツクス050ニツクカ ラム(Phar■acia)に322標識DNAを通過させ、取り込まれなかっ たプライマーおよびdNTP’ sを除去する。次いで、溶出液を400μLの アビジン−アガロースマトリックスに供する(2回の供給により投入分の〉90 %が保持される)。マトリックスを繰り返し洗浄して不純物を除去し、0.15 N NaOHの洗浄液600uLを2回用いて一本鎖アブタマーを溶出する。ア ブタマー溶液を酢酸でpH6に中和し、n−ブタノール抽出によって最初の容量 の40%まで濃縮する。この物質を20 B/mlグリコーゲン溶液(Boeh ringer Mannheim) 1 μlで沈澱させ、続いて3倍容量の無 水エタノールを加え、ドライアイス上で15分間冷却する。DNAをペレットに し、70%エタノールで洗浄し、減圧下乾燥する。この物質を上記の選択緩衝液 中に再懸濁させる。 PGF2αカラム上での次のラウンドの選択からのアブタマープールを用いて、 この手順を繰り返す。 E、−アブ マープールか゛のプライマーの。 酵素による完全な切断を確実にするために、過剰の酵素を用いて推薦条件下でE ar I (New England Biolabs、 CatalogNo 、 528L)で消化することにより、リンカ−2を除去する。 Ear I消化に続いて、アブタマー相補鎖分子を変性させるために、カラムを 3分間95℃に加熱し、続いてTE緩衝液(10mMTris−Hcl、 pH 7,5,1mM EDTA)で洗浄してすべての非結合鎖を除去する。 アブタマーを、アガロース−アビジン支持体に結合しているリンカ−1のA鎖か ら除去する。これは、1−MのBsm1制限緩衝液(50mM塩化ナトリウム、  20 i+M Tris−HCl、 20℃でpH7,4,10■M塩化マグ ネシウム、 10 d 2−メルカプトエタノール。 10μg/mlウシ血清アルブミン)中に支持体を懸濁し、次いでリンカ−1の A鎖をアニールし、続いてBsm1酵素300単位で65℃で1時間消化するこ とにより行う。BsmI消化は、ピオチン−アビジン結合により支持体に結合し たままのリンカ−10B鎖からアプタマーを遊離する。その結果得られる配列の プールは、ラウンドエアブタマーと呼ぶ。なぜなら、このプールは、PGF2α 分子に結合するアプタマーに関して1回選択されるからである。次いで、アブタ マーブールを、実施例3−Hに記載のように32pの取り込みにより放射能標識 する。または、PCR増幅の間、放射能標識されたヌクレオチドトリホスフェー トを用いてアプタマーを標識する。実施例3−Dに記載のようにエタノールでD NAを沈澱する。 F−Z なランダム 1によるアブ マーへの1ンカーの笠立産監 実施例3−Aおよび3−Bに記載のようなカラム選択から得られたアブタマーの 5“末端に、リンカ−を共有結合的に結合させる。アプタマーDNAは、5゛末 端に遊離アミン基を有するように合成する。アミンホスホルアミダイトモノマー を用いて、5゜末端アミン−ヌクレオシド残基を生じさせる(最終結合工程で等 量のA、 T、 GおよびCモノマーを用いる)。 DNAの選択および溶出後、アブタマーDNAを次のようにプライマー配列に結 合させる。リンカ−を実施例3−Cに記載のリンカ−2を用いて3°末端に結合 させる。リンカ−(5°末端にビオチンを有する)を、ブライマーオリゴマーD NAとの化学的結合により、遊離3°リン酸基でアプタマー遊離5°アミン基に 結合させる。この反応は、0.1Mメチルイミダゾール、pH7,0および0. 1 M 1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸 塩中で室温で4時間行う。後者の試薬は水溶性の縮合剤として作用する。その結 果得られるアプタマーは、アブタv−−リンt2一連結部におイr5’ X−0 −P−02−NH−CH2−Z 3゜を含有する:Xはリンカ−の3°末端残基 であり、Zは5°末端アブタマー残基である。上記の実施例に記載のように、リ ンカ−をアブタマーの両末端に結合させた後、 PCR増幅を行い、DNAをア ビジンカラムに結合させる。5°末端にアミノ基を有する遊離アブタマーを、以 下の手順で入手する。(1)過剰のEarI酵素での消化、(ii)94°Cで の加熱変性、(fit)TEでのカラムの洗浄、(iv)カラムを80%酢酸中 で室温で4時間インキユベーシゴンした後の、遊離アプタマーの遊離。次いで、 塩基で中和し、エタノール沈澱させることによりアブタマーを回収する。 一本鎖RNAヌクレオチド残基さえも含有するDNAオリゴマーは、RNA5e  T+あるいはII+のようなRNA5eに感受性がある。T、およびU+酵素 は、グアニン残基のところで特異的に開裂して2つのオリゴマーを生じる。1方 のオリゴマーは、3°末端にRNA残基を含有し、この3゛位にはリン酸基が連 結される。そして、他方のオリゴマーは、5°末端にヒドロキシル基を含有スる 。RNA残基でのそのようなオリゴマーの開裂はまた、0.1MNaOH中でオ リゴマーを30分間インキユベーシツンすることにより可能であり、T1あるい はU1酵素と本質的に同一の生成物を生じる。DNA−RNAオリゴマーのRN A5e感受性は、アプタマーの選択および増幅に応用される。相補鎖のテンプレ ートを用いてアブタマーの合成の準備をするためにこのオリゴマーを使用すると き、リンカ−1のB鎖(5° ビオチン−TGCGGCGCCATGAATGC G卜011[3°)の3゛末端位置でのRNA残基(G傘)の取り込みは、アプ タマーの5°末端に(すなわち、プライマーの3°側とアブタマーの5°側との 連結部に)リボ−グアノシン残基の付いたアブタマーを生じる。DNAポリメラ ーゼは、DNAあるいはRNAのいずれのオリゴマーの遊離3°ヒドロキシル基 からもDNA合成を開始する能力を有する。RNA含有オリゴマーは、支持体に 結合した保護基付きG*モノマー(Milligen/Biosearch、  Catalog No、 GEN 067570)を用いて合成する。保護基付 きG*モノマーは、製造会社の指示に従って、ホスホルアミダイト化学法を用い て、1μ5ole規模のDNA合成において直接使用する。 アブタマー鎖は、次の構造を有する。G*は、グアニンRNA残基の位置を示す 。 5゛ 七゛オチンーTGCGGCGCCATGAATGCG*NeaTCTAG AAGAGCGGCCGCT−OH3゛ PGF 2α標的に対するアブタマー選択を、実施例3−Aから3−Dまでの記 載のように行う。DNAプライマー(実施例3−Cに記載のB鎖およびC鎖)を 、カラムから溶出されたアブタマーDNAに結合し、3゛末端にリボシルG残基 を有するリンカ−1のB鎖を用いる増幅を、増幅中にRNA残基を含有するアブ タマー鎖の合成のプライマーとして使用する。リンカ−の除去およびアブタマー の回収を次の一連の工程により行う。RNA含有鎖は結合した5°ビオチンを有 する。 ■、 アブタマーの3°末端でのプライマー配列を除去するためのEar [消 化、 2、 相補鎖を変性させるための、2−3分間94℃での加熱、3、 工程1お よび2において遊離された種を除去するためのカラムの洗浄、 4 、 7+ RNA5en化によるアビジンカラムからのアブタマー遊離、そ して 5、 洗浄およびエタノール沈澱による、カラムからのアプタマー〇回収。 次に、このようにして得られたアプタマーを、PGF2αカラムでの次のラウン ドの選択に使用する。カラムからアブタマーの回収後、溶出緩衝液での洗浄で得 られたDNAを沈澱させ、キナーゼ反応用緩衝液中で再懸濁し、次いで上記の隣 接プライマーに連結する。リンカ−の連結前のキナーゼ反応は、5゜末端のリン 酸基の置換に必要である。このリン酸基は、TI消化(あるいはNaOH処理) が行われるとき、アプタマーから失われる。 アプタマーを上記実施例の記載のように得る。ただし、隣接プライマー配列のな いアブタマーを用いて2ラウンドの選択および増幅をした後、残りのラウンドの 選択および増幅は、次のラウンドの選択の間、3゛末端上にリンカ−が残された 状態で行われる。このようにして得られたアプタマーの集団は、3゛末端のリン カ−の存在と無関係にPGF2α標的に結合する。 コノ集団は、PGF2αに結合するすべてのアブタマーの部分集合である。 実施例3−8に記載のようにアブタマーDNAを合成する。ただし、5゛末端の 4塩基は既知の配列を有し、次の配列5’ PO3−AATTCNss 3’を 有するアブタマーのプールを生じる。次の構造を有するリンカ−1に類似のリン カ−を、アブタマーの5′末端に連結し、 3’HO−XI7CTTAAG−OH5゜5“ ヒ゛オチ7−XI7G−OH3 ゜そして、実施例3−Cのリンカ−2を、標的分子から溶出後、アブタマープー ルの3′末端に連結する。このリンカ−のアプタマーへの連結は、EcoR1部 位を創り出し、EcoRIによるアブタマーの切断は、残基の付加あるいは欠失 の全(ないアブタマーを遊離する。EcoRIのような制限酵素の使用は、5° リンカ−に好ましい。なぜなら、認識部位を有する短い二本鎖領域(例えば、3 ′リンカ−および相補鎖の除去後、制限酵素の切断によりアビジンカラムからア ブタマーを除去するとき生じる二本鎖領域)上で切断が起こるからである。4塩 基の5°突出部を残す他の制限部位、例えばHind II+あるいはXba  Iのための制限部位を創り出し得、既知配列の5塩基を残すために5゜末端に使 用し得る。2個(C1a I)あるいは0個(Pvu II)の塩基の5°突出 部のどちらかをそれぞれ残す、酵素に対する部位の創造は、アブタマーの5゛末 端に既知配列の4あるいは3塩基を有するアブタマーを生じる。この方法で3° 末端に創り出され、使用される部位が使用を必要とする酵素は、切断して3°末 端に3.4あるいは5塩基の既知配列をそれぞれ有するアブタマーを生じた後、 0個(Sma l)、2個(Pvu I)あるいは4個(Apa I)の塩基の 3゛突出を残す。アブタマーの両末端が制限酵素部位の一部を構成する既知配列 を有するならば、これら末端の部位は、増幅後別々にリンカ−を除去し得るよう に互いに異なっていなければならない。 J、々の さのアブ マーのプールか゛ るアブヱ:J這I択 ランダムな配列のアブタマーの11のプールを合成する。各プールは、50から 60個の塩基の範囲で種々の長さを有する。 等モル量の各プールを混合し、次いで種々の長さのプールを、上記の実施例3− Bから3−Eあるいは3−1に記載のように、PGF2αに結合するアブタマー を選択するために使用する。 支五且エ ンバク に、 ・なアブ マーの A、CD4 ヒト肺の線維芽細胞様細胞系、CCD−18LU (American Typ eCulture Co11ection No、 CCL205)を発現ベク ターにクローン化したヒトCD4遺伝子でトランスフェクトする。細胞をトラン スフェクトしてクローンを得るための標準的方法により、ヒ) CD4タンパク 質を安定に発現する細胞を得る(Molecular C1onin : A  Laborator Manual、 Co1d Springs Harbo r、 1989を参照のこと)。この場合、細菌性ネオマイシンホスホトランス フェラーゼがCD4ベクターから同時に発現し、抗生物質G418 (Gibc o)中でのベクター保有細胞の選択を可能にする。 その結果得られるCD4を発現する細胞系は、CD4”と呼ぶ。18塩基プライ マ一配列が隣接する60塩基のランダム配列から成るアプタマーのプールを、標 準的な固相合成法(−011gonucle。 tide 5ynthesis −A Practical Approach ”、 M、J、 Galt編、IRL Press 1984)により得る。次 に、0.1〜1 nmoleのアブタマーを、ウシ胎児血清を含有しない組織培 養培地(最小必須培地(Eagle)) 6 mlに加える。CCD−18LU 細胞の2つのコンフルエントな10 c■組織培養プレートを無血清培地5閣l で2回洗浄し、続いてアプタマープールを含有する培地3■lを加える。プレー トを37°Cで30分間放置する。次いで、2つのCCD−18LUプレートか らの培地を回収し、プールする。 培地中の回収されたアブタマーを、1回洗浄当り5mlの無血清培地で予め2回 洗浄された、CD4’細胞の2つのコンフルエントなプレートに加える。プレー トを37℃で30分間放置する。インキュベーション後、洗浄1回当り5■lを 用いて、プレートを培地で2回、生理食塩水で1回洗浄する。次いで、CD4“ 細胞をトリプシン(10mM EDTA中の0.01%トリプシン溶液1、s  ml)により37°Cで30分間処理する。細胞を含有する培地を短時間遠心し て、細胞をベレットにする。アブタマーをエタノール沈澱により回収し、増幅す る一手順を3から6回繰り返し、CD4細胞表面タンパク質に特異的に結合する アプタマーを豊富にする。CD4 ’細胞に結合後保持される放射能標識アブタ マー量を測定することにより、CD4への結合をモニターする。放射能標識アプ タマーは、α−”P−ATPを用いる標準キナーゼ反応により、増幅後にアブタ マーの5゛末端を標識して作成する。あるいは、PCR増幅を使用することによ りアブタマーブールを標識して、放射能標識ヌクレオシドトリホスフェートを入 手し得る。結合アッセイ(ポジティブセレクション)では、標識アプタマ−0, 1nmole (約3.4μg)を使用し、CD44細胞の1つのコンフルエン トなプレートに37℃で30分間結合させ、2回の培地による洗浄および1回の 生理食塩水による洗浄を行う。1%ドデシル硫酸ナトリウム、10 mM Tr is p■7.2.1a璽M EDTAの1 ml中で溶解した細胞のシンチレ ーシヲンカウントにより、保持された放射能を決定する。標準的な方法および試 薬(Aquasolve、 New England Nuclear)を用い て、シンチレーシテンカウンターで溶解物0.05 mlをカウントする。選択 および増幅は、少な(とも3ラウンドが完了するまで続ける。3回目のラウンド およびその後の増幅ラウンドの後、増幅されたプールからの30−50個の個々 のアブタマーを、pBluescript (Promega Bioteeh )のような便利なベクターおよび二本鎖ジデオキシシーフェンシング法を用いて 、クローン化シ、シーフェンシングする。あるいは、10−20個の個々のクロ ーン配列のプールをシーフェンシングし得る。DNAシークエンシングが保存配 列の領域を示すときは、個々のクローンを合成し、それらの結合特性に関して調 べる。T細胞系への旧Vの結合をブロックする能力に関して、アブタマーを試験 し得る。 T細胞系の例として、感染を受けやすい5upT+あるいはHUT−78(Ev ans、 L、A、ら、J、Immunol、(1987) 1jjj:341 5−3418)がある。 個々のアプタマー単離体あるいは旧V感染能を低下させる10〜50個の個々の アブタマ一種から成る小プールを用いて、gp120とCD4との間の結合の相 互作用を妨げることにより旧V感染能をブロックすることに関して最適の種を同 定する。この相互作用の攪乱が旧■感染能を低下させることが以前示された(  Claphamら、 Nature (1989)337:36B−370)  、最適なCD47ブタマ一種の同定後、治療あるいは診断用途に関してアブタマ ーを更に改良するために、更なる改変が試験される。改変の例としては共有結合 的な架橋性塩基アナログ(アジリジニルシトシンなど)、あるいはアブタマーの 効力を高めるための他の置換基の導入が挙げられる。HIV感染能をブロックす ることに基づいて同定されたリードアブタマ一種はまた、末端ヌクレオチド間連 結の改変の導入により改変される。この改変は、オリゴヌクレオチドを実質的に ヌクレアーゼ耐性にする。 オリゴヌクレオチドを安定化させる方法は、国際公開第WO9G/15065号 に記載され、本明細書中に文献として援用されている。 B、HER2 HER2tン]遺伝子に関する遺伝子が安定にトランスフェクトされ、そして発 現する、本明細書中でHER2細胞系と呼ばれるHeLa細胞を、フンフルエン ドに生育させ、リン酸緩衝化生理食塩水で2回洗浄する。一本鎖オリゴヌクレオ チドを、標準固相合成法を用いて、2つのプライマー結合間に60個のヌクレオ チドをランダムに取り込むことにより生じさせる。この合成法は、本質的に+O 1igonucleottde 5ynthesis−a Practical  Approach”(IRL Press 1984. M、J、 Ga1t 編)に記載される。 次に、約5×108〜1×107個の細胞を、0.1〜1 rvoleのオリゴ ヌクレオチドを含有する組織培養培地2〜5 mlと共に37℃で、マグネシウ ムあるいはカルシウムなどの二価陽イオンを1−5■M含有してpHの範囲7. 0〜7.4で、インキュベートする。1−2時間のインキュベージ1ン後、任意 の細胞表面タンパク質、および標的HER2糖タンパク質を含む構造に対して結 合特異性を有するオリゴヌクレオチドを、次に緩衝化生理食塩水中トリプシン( あるいは、開裂すること、そしてそれにより細胞から、目的とするタンパク質標 的を分離することができる他のプロテアーゼ)で開裂することにより細胞から遊 離させる(Evansら、J、lsmunol、(1987) 138:341 5−3418HHoxieら、S!1ence (1986) 234:112 3−1127)。 次に、プロテアーゼ開裂により遊離されたアブタマーおよび細胞タンパク質を、 プロテアーゼにより37℃でさらに30分間消化して、すべての細胞タンパク質 を十分に分解する。このプロセスは、短い加熱工程(8G’C13分間)により 、続いてプロナーゼ(Sigma Chei+1cal Company、 c atalog no、 P4914)のような新鮮なプロテアーゼの再添加によ り補助される。あるいは、好熱性細菌由来のプロテアーゼ(SLgma Che mical Company、 catalog no、 P1512)を、細 胞タンパク質からのアブタマーの回収を補助するために使用し得る。酵素で消化 後、HER2細胞への結合から回収されたアブタマーを、担体としてグリコーゲ ンと共にエタノールで沈澱させることにより回収する。次いで、アブタマーを培 地(3■l)中で再懸濁し、5×106個のtleLaHeLa細胞約60分間 インキュベートする。細胞上清を回収し、200〜800 μgグリコーゲン( Boehringer Mannhei鳳)を加え、続いて2倍容量のエタノー ルを加えた後、オリゴヌクレオチドを無血清培養培地から沈澱させる。 このようにして回収されたオリゴヌクレオチドは、細胞表面タンパク質結合特異 性を有する減少したプールを形成し、PCR法を用いて増幅される。そのサイク ルを4−7回繰り返し、続いて個々のアブタマ一種をクローニングする。個々の クローンの配列を標準方法により決定する。次いで、個々のアプタマーを合成し 、実施例4−Cに記載の方法により結合性の試験をする。 (以下余白) C−…」 ヒトHeLa細胞系を、2つの異なる遺伝子を用いてトランスフェクトし、挿入 された遺伝子を発現する2つの系を産み出した。最初の遺伝子はヒトIL−ルセ プタ−(Slmsら、m工Nat1. Acad、 Sc+、 (1989)  86:11946−8950)であり、rL−IR細胞系を生じ、第2の遺伝子 は、標準法により遺伝学的に改変され、細胞外ドメイン内で変異された[L−I Rを発現するIL−ルセブターであり、IL−IRm細胞系を生じる。各レセプ ターを発現するトランスフェクトされたクローンを、IL−IRタンパク質に対 するポリクローナル抗体を用いる免疫沈降反応により同定する。 細胞表面においてIL−IRm分子と特異的に結合するアプタマーを、IL−I R■細胞細胞層いる選択により得る。前述したように18塩基のプライマー配列 に隣接する6oのランダム塩基を有するアプタマーのプールを用いて手順を開始 する。約8,000゜000ツルー1[i細胞ヲ含有する2つのコンフルーエン ドなプレートを、血清を欠く全体で4■lの組織培養培地中で全体でO,1ns oleのアプタマーとインキュベートする。0.1nsoleのアブタマーブー ルは、約3.4μgの量で、約6X 10”の異なるアブタマ一種を含有すると 見積られる。分子数の見積は967−に対し見積られた33.600の分子量を 基にしている。アプタマー中の各塩基残基は、はぼ350ダルトンの平均分子量 を有する。合成および精製段階における特徴付けられていない偏りのために、初 期DNA合成が充分にランダム配列を提供していなければ、アブタマープールの サイズは10分の1に減少し得る。 細胞を、アプタマープール添加の前に血清を欠く培地中で3回洗浄する。IL− IR細胞を30分間37℃でインキュベートし、続けて細胞からアブタマーを育 する培地を回収する。次に溶液中のアプタマーを洗浄したルーIR−細胞に添加 して、30分間37℃でインキュベートし、血清のない培地中で3回洗浄し、続 けて緩衝生理食塩水で3回洗浄する。次に細胞を30分間37℃でトリプシン処 理し、無傷の細胞を短時間スピンにかけてペレット状にする。酵素消化または加 熱沈降の後、アブタマーを上清から回収し、そして標準PCR法により増幅する 。処理を、選択の各ラウンドの開始時点で、増幅されたアブタマーブールをO, in■ole用いて繰り返す。 特異的にIL−IRmタンパク質に結合するアブタマーの濃縮を、選択されたア プタマープールのIL−IR+*細胞への結合を以下の方法で測定することによ りモニターする。6ラウンドの選択および増幅の後に得られたアブタマーを本明 細書に開示の方法に従って改変する。ビオチンを、増幅されたプール中で、各ア ブタマーの5°ヌクレオチドに連結したN−エチルジェタノールアミンへの連結 により5°末端に共有的に付着させる。または、化学ルミネセンス検出のため標 識したアブタマーを合成し得、そして結合したアプタマーのインシトウ(Ln  LLju)検出 (Bronsteinら、Cl1n、Chew、(1989)  35:1856; Bronsteinら、Anal、 Biochet ( 1989) 180:95)に使用し得る。次にIL−IRm細胞上の標的IL −IR■分子に付着したアプタマーを、アビジン、およびアルカリ性または酸性 ホスファターゼのようなビオチニル化された酵素を用いる標準プロトコールによ りアッセイする。酵素法による核酸の検出方法は一般に多(の出版物に記載され ている(Urdeaら、Nueleic Ac1ds Res、(198g)  16:4937−4956; Gillam、 Tibtech (1987)  5:332−334)。約5X10−’細胞を有する洗浄されたコンフルーエ ンドなIL−IRm組織培養プレートを、初期のランダムプールから得たO、  1nsoleの標識されていないアプタマーと選択されたプールから得た0、0 1n■oleの標識されたアプタマーとを混合したものと、30分間、23℃で インキュベートすることにより、特異的にIL−IR謙標的に結合するアブタマ ーを顕著な割合で有するプールを検出スる。インキュページ目ンの後、プレート を緩衝生理食塩水中で3回洗浄し、結合した標識されたIL−IR■アプタマー を酵素を用いて検出する。ニトロブルーテトラゾリウム色素(Gillam、  ■■」(19B?) i:332−334)の存在は、結合したアブタマーの存 在を示す。選択されたアプタマーの特異的結合を、0.01nmoleの標識し た選択されたアプタマーを0.1n園oleの襟職していない選択されたアブタ マーと30分間37℃で同時インキュベーションすることにより確認する。標識 していないアプタマーは標識したアブタマーと競合し得、そして酵素生成した色 素生成を約70から95%減少し得る。標識し選択したアプタマーのみおよび選 択されなかったアブタマーの初期プールとの混合物でインキュベートしたIL− IR細胞の対照プレートを結合がIL−IRs分子に特異的であることを示すた めに含まれる。対照IL−IR細胞上においては、選択されたアブタマーの結合 は、はとんどまたは全く観察されない。 効果的にIL−IRm分子に結合するアブタマーのプールを同定した後、個々の クローンを得て、標準プロトコール(Chenら、DNA (1985) 4: 165−170)によりシーケンスする。次に個々のアブタマーを合成し、ルー 181分子への結合能力をテストする。 効果的にIL−IH曹に結合するがIL−IHには結合しないアブタマーは、親 IL−IR分子に施された変異によりIL−IR腸中に存在する構造に結合して いる。このような選択手順は、病理状態と相関関係にあるトランスロケーシゴン のような、自然発生する変異に適合され得る。変異に独特に伴うタンパク質構造 は、それらの構造に特異的に結合するアブタマーを生成するために用いられ得る 。そのようなアブタマーは診断および治療への応用に有用である。 D、シたIL−1 1L−IHに結合するアブタマーは、HeLaを対照細胞系として用い、そして 標的をIL−IR細胞系上のIL−IR分子とすることを除いて、上記実施例1 5に記載のプロトコールに従って得られる。 非放射能の方法が結合したアブタマーを検出するために用いられ得る。 このプロトコールを変形して、HeLa対照細胞から回収したアプタマーを、血 清を有さない培地中でIL−IR細胞と15分間37℃でインキュベートシ、次 いで予め暖めたウシ胎児血清を最終濃度が10%になるように添加し、さらに1 5分間インキュベートする。血清は、標的分子に密接には結合しないアプタマー を分解する酵素を含有する。血清は、IL−IRと密接に結合しているためヌク レアーゼ感受性でないアプタマーに対する選択力を高める。インキュページ四ン の後、細胞を血清を含まない培地中で2回、および生理食塩水中で1回洗浄し、 そしてアブタマーを回収し、増幅させる。 支血且工 X に ム るアブ マーの A、オリゴヌクレオチドプールの4 ランタム化された配列領域を有するDNAオリゴヌクレオチドを標準固相技術お よびホスホルアミダイト化学(吐江姐■notide S nthesis%G a1t、 Ml、、編、(IRL Press)、19g4; C。 cuzza%A、、Tetrahedron Letters、 (1989)  30:62B?−6291)を用いて合成した。lμMの少量の合成によりI IPLC精製された一本鎖のランダム化されたDNAを60n■ole得た。各 鎖は、鎖の5゜および3′末端の両端における特定の19マ一配列およびオリゴ マーの中心にランダムな30マ一配列からなっており、以下の配列(N=G、  A、 TまたはC)を有する687−のプールを生成した: 5” TCTCCGGATCCAAGCTTATN3θCGAATTCCTCG AGTCTAGA 3’以下の配列を有するDNA19マーを、選択カラムから 回収したオリゴヌクレオチド配列のPCR増幅のためのプライマーとして用いた 。5゛プライマ一配列は5’ TCTCCGGATCCAAGCTTAT 3° であり、そして3°プライマ一配列は5°ビオチン−0−TCTAGACTCG AGGAATTCG 3°であった。ビオチン残基を、市販のビオチンホスホル アミダイト (New England Nuclear社、Cat、 No、  NEF−707)を用いて3′プライマーの5゛末端に連結させた。ビオチン ホスホルアミダイトを、標準合成条件を用いる固相DNA合成中に鎖に導入する 。 B、レクチンカラム に した X を いる Xアブ マーの アブツマ−DNA6g塩基長のプールを実施例5−Aに記載のように合成し、次 いで初期プールを構築するためにPCR増幅させた。酵素的に合成したDNAの 量をさらに、α−32P−dNTPsの存在中で増幅させて、カラム画分から定 量を行うために標識したアブタマーを生成した。 1璽L (58nmole)のアガロースに結合したコンカナバリンA(−Co n−A−) (Vector Laboratories社、Cat、No、  AL−1003) を、1mMのMgCl2、l+gMのCaCl2.5mMの KCI、および140dのNaC1を含有する20箇Mのトリス酢酸緩衝液(p H7,4) (r選択緩衝液J) (4X10■1)で洗浄することにより、第 X因子カラムを調製した。次にl■lの沈降支持体を、368μg(6,24n ■ale)の第X因子(Haeiatologic Technologies  Inc、、Cat、No、HCXA−0060)を含有する10mLの選択緩 衝液中で4°Cで一晩インキュベートシた。−晩振盪し、第X因子をCan−A ビーズに結合させた後、混合物を短時間遠心分離し、上清を取り除いた。ビーズ を新しい選択緩衝液中で再懸濁し、カラムにトランスファーし、次いで選択緩衝 液(5×1mL)で洗浄した。1■Lの沈降ビーズを有するカラムは約300μ Lの空隙容量を有していた。 l■Lの沈降支持体をカラムに添加し、続けて1s+Lの選択緩衝液で5回洗浄 することにより、対照Con−Aカラムを調製した。 アブツマ−DNAプールをCan−Aカラムに供す前に、DNAを選択緩衝液中 、95℃で、3分間加熱し、1o分間、で室温にまで冷却した。次に0.5■L の選択緩衝液中に100p100pのDNAを含有するプールを、対照支持体に 結合する種を取り除くために、室温にて対照Con−Aカラムの上に予め流した 。選択緩衝液の0.51L量を新たに3回添加し、カラム画分2.3、および4 (それぞれ0.5■L)をプールし、再びカラムに2回供した。次に1.5yr Lの選択緩衝液中のDNAを回収した。投入したcp■全体の約16%がカラム 上に保持された。 次に、回収したDNAを0.5■L量、続けて1.0■L量としてCon−A= 第X因子カラムに供した。通過液を貯蔵し、再びカラムに2回供した。最後にカ ラムに添加したDNAを、1時間室温でカラム上に残存させた。次にカラムを選 択緩衝液の0.5■1.1を用いて溶出させた。0.5■Lの画分を回収して、 放射活性を各画分ごとに測定した。溶出させた画分7から12中の放射活性は低 く、比較的一定であった。画分12を回収した後、第X因子と結合したアブタマ ーと共に結合した第X因子を溶出するために、カラムを選択緩衝液中でO,IM のα−メチルマンノシド(Sigi+aCat、No、M−6882)の0.5 ■L量で洗浄した。画分14および15は、ブラ、ドア1−ドブロチイン染色( Bio−Rad、 Cat、 No、 500−0006)を用いて分光光度計 により測定すると、第X因子プロティンレベルの顕著なピークを示した。投入さ れたDNAの0.085%がこれら2つの画分中に溶出した。 アプタマーDNA (ラウンド1のDNA)をフェノール抽出(2×0.5■L )により第X因子から回収した。水相容量は、n−ブタノール抽出により約25 0μLまで減少した。アブタマーDNAを3容量のエタノールおよび20μgの グリコーゲンをキャリヤーとして用いてドライアイス上で沈降させた。DNAを ベレット状にし、70%エタノール中で1回洗浄し、次に乾燥させた。 C,l されたアブ マーの 実施例5−Bから得たラウンド1のDNAを100μLのH2O中に再懸濁し、 PCRで増幅した。200μLのPCR反応液は以下から構成されていた:10 0μLのテンプレート96マーDNA (約0.01p■0Ies) ; 20 μLのIOX緩衝液(100mMのTrts−C1(pH8,3)、500m1 のKCI、20mMのMgC12) ; 32μLのdNTP’ s (全体で 5■Mの濃度、各1.25層MのdA丁P、 dCTP、 dGTP、およびd TTP) ; 20μLのプライマー1 (ビオチニル化された18マー、50 μM) ; 20μLのプライマー2(18マー、50μM);6μLのα−3 2P−dNTP’ s (約60μCi) ;および4μLのTaq Iポリメ ラーゼ(20単位)。反応液を2滴量のNUJOL鉱物油で被覆した。対照反応 もまたテンブレードアブタマーを用いずに行った。 初期変成を94℃で3分間行ったが、次の変成を伸長反応終了ごとに1分間続け た。プライマーアニーリングが56℃で1分間で生じ、Taqポリメラーゼを用 いての、プライムされたDNA鎖の伸長を72℃で2分間行ったが、その際サイ クルを追加する度に5秒間の延長した。全鎖において完全に満たすための最終伸 長反応を10分間72°Cで行い、反応液を4℃で保持した。 選択されたアブタマーDNAを増幅するためにTaqポリメラーゼ伸長を18ラ ウンド行った。反応完了後、水層を回収し、残存するNUJOL油を全てn−ブ タノール抽出により取り除いて、容量を100μLにまで減少させた。サンプル は、定量およびPAGE分析のためにアブタマーおよび対照反応液のそれぞれか ら取り除いてもよい。増幅させたアブタマーブールciooμL)を、取り込ま れなかったNTP’ s、プライマー、および塩を取り除くためにニックカラム (3mLのTE緩衝液(10mMのTris−HCl (pH7,6)、0.1 ■MのEDTA)を用いて平衡化した、G−50セフアデツクス)の上で分画し た。次に400μLのTE緩衝液をカラムに添加し、DNAプールを、TE緩衝 液を用いて新たな400μLでカラムから溶出させた。 (サンプルは、定量お よびPAGE分析を行うために溶出液から除去してもよい。)溶出液(400μ L)をアビジンアガロースカラム(Vector Laboratories、  Cat、No、A−2010) (3X1iLのTris/NaC1緩衝液( 0,1Mのトリス、0.1MのNaC1゜pH7,5)で洗浄した、500μL の沈降支持体)にロードした。ロードした放射活性の約90%がカラムの上に残 存した。カラムをTris/NaC1緩衝液(4X400μL)で洗浄し、ビオ チニル化しなかった鎖を0.15NのNaOH(3X 300μLの画分)を用 いて溶出させた。カラム上の放射活性の45%以上がこれら3つの画分中に溶出 した。これらの両分(900μL)を組み合わせて、約5.5μLの氷酢酸を用 いて中和した。中和した画分を、急速真空またはブタノール抽出により250μ Lまで減少させ、核酸をE tonを用いて沈降させた。得られたベレットを1 02μLの選択緩衝液中に溶解させた。2μLのサンプルを定量およびPAGE 分析のため除去した。得た増幅されたラウンドlのプールをラウンド2のアブタ マーを得るために実施例5−8のように新しいCon−へ一第X因子カラムに供 した。 D、レクチンカラム の か′たラウンド1か゛ラウンド11の X アブ マ ーの、 ・1 第X因子アプタマ一選択および増幅の11ラウンドを実施例5−Bおよび5−C のようにCon−A−第X因子カラムを用いて行った。表3に示すように、画分 14および15中のα−メチルマンノシド溶出液は記載の条件を用いて選択ラウ ンド11において投入されたDNAを約18%の最高値で含有していた。 表1 ラウンド α−メヂルマンノシド°によって 対照支持体に゛ されたDNAA シたDNA 1 0.085 14.0 2 1.400 37.0 3 14、000” 27.0 4 1.800 21.0 5 1.100 18.0 6 1.500 10.5 ? 、 620 4.8 8 1、100 10.6 9 1.500 12.1 10 5、700 2.8 11 17、800 19.0 °選択緩衝液中のO,LMのα−メチルマンノシドを各溶出の画分13の開始時 点で添加し、画分14および15を保持し、DNAを増幅させた。画分16もま たラウンド7−11に含まれていた。第X因子のカラムの緩慢な溶出(leec hing)のため、第X因子に結合したDNAもまたラウンド10および11の 初期画分に見られた。 °°第X因子に対するDNAの投入割合が低かったため、DNAの多くがラウン ド3において結合した。 増幅後、放射性同位元素により標識したラウンド11のアプタマーDNAの約5  pmoleをフィルター結合アッセイで特異性を調べる分析に供した。このア ッセイでは、ニトロセルロースフィルター(直径1 cm)を選択緩衝液中で一 晩4°Cで予め浸し、100μLの選択緩衝液中のDNAを、以下と共に室温で 10分間インキュベートした=(1)選択されなかった68マーオリゴヌクレオ チドDNAプール、(2)第X因子を有する選択されなかったDNA (1μM )、(3)ラウンド11のアブタマーDNAおよび第X因子(1μM)、および (4)ラウンド11のアブタマーDNAのみ。次にフィルターを3.0mLの選 択緩衝液で37°で3回洗浄し、第X因子複合体として保持されたDNAの量を 測定するために放射活性を調べた。結果を表4に示す。 表土 DNA フルーに ムしたDNA% 選択されなかった687− 1.2 選択されなかった68マー+第X因子1.3ラウンド11のアブタマー十第X因 子24.6ラウンド11のアブ マー 0.9 選択されなかったDNAは第X因子に対する顕著な結合を示さなかったが、選択 されたアブタマーDNAは第X因子に結合した。 結合結果は特異的な第X因子の結合を示している。表10のフィルター結合結果 を基にすると、約2μMのKD値がラウンド11のプールに対して見積られ得る 。 爽11」− トロンビンに ム るアブ マーの A、第1ゴヌクレオチドプールのム ランダム化された配列領域を有するDNAオリゴヌクレオチドを標準固相技術お よびホスホルアミダイト化学(吐江並並口ot’de S nthesis%G a1t、 M、J、、編、(IRL Press)、1984; C。 cuzzas A、、Tetrahedron Lette s、 (19g9 ) 30:6287−6291)を用いて合成した。1μMの少量の合成により 、HPLC精製された一本鎖のランダム化されたDNAが60nmola産出さ れた。各鎖は、鎖の5゛および3゛末端の両端における特異18マ一配列および オリゴマーの中心におけるランダムな60マ一配列からなっており、以下の配列 (N=G、 A、 TまたはC)を有する96マーのプールを生成した: 5°HO−CGTACGGTCGACGCTAGCNe9CACGTGGAGC TCGGATCC−OH3’以下の配列を有する187−DNAを、選択カラム から回収したオリゴヌクレオチド配列のPCR増幅のためのプライマーとして用 いた05°プライマ一配列は5’ HO−CGTACGGTCGACGCTAG C−OH3゜であり、モして3゛プライマー配列は5°ビオチン−0−GGAT CCGAGCTCCACGTG−Oll 3°であった。ビオチン残基を、市販 のビオチンホスホルアミダイト(New England Nuclear社、 Cat、 No、 NEF−707)を用いて3°プライマーの5゛末端に連結 させた。ビオチンホスホルアミダイトを、標準合成条件を用いて固相DNA合成 中に鎖に導入する。 別の同様の実験では、以下の配列を有する987−のプールを合成した: 5°HO−AGAATACTCAAGCTTGCCG−Nss−ACCTGAA TTCGCCCTATAG−OH3以下の配列を有する197−DNAもまた、 選択カラムから回収したオリゴヌクレオチドのPCR増幅に対するプライマーと して用い得る。3°プライマ一配列は、 5゛ビオチン−〇−CTATAGGGCGAATTCAGGT−OH3’であり 、また5°プライマー配列は、 5’ HO−AGAATACTCAAGCTTGCCG−0■3°である。 全ての場合において、プライマー結合部位の二重らせん形が制限酵素部位を有し ていることがわかる。 B、レクチンカラム に されたトロンビンを いるトロンビンアブ マーの 長さが96塩基のアブタマーDNAのプールを実施例6−Aに記載のように合成 し、初期プールを構築するためにPCR増幅した。 少量の酵素的に合成したDNAをさらに、α−32P−dNTPsの存在中で増 幅させて、カラム画分から定量を行うために標識したアブタマーを生成した。 1 ml (58umole)のアガロース結合したコンカナノイリンA(”C an−A−) (Vector Laboratories社、Cat、 No 、 AL−1003) を、1w+MのMgCl2.1mMのCaCl2.5m MのKCL および140mMのNaC1を含有する20mMのトリス酢酸緩衝 液(pH7,4)(r選択緩衝液J ) (4X 10m1)で洗浄することに より、トロンビンカラムを調製した。次に1■lの沈降した支持体を、225μ g (6,25rvo1e)のトロンビン(Sigma社、Cat、 No、  T−6759)を含有する10m1の選択緩衝液中で4℃で一晩インキユベート した。−晩振盪し、トロンビンをCon−Aビーズに結合させた後、混合物を短 時間遠心分離し、上清を取り除いた。ビーズを新しい選択緩衝液中で再懸濁し、 カラムにトランスファーし、次いで選択緩衝液(5X1+*l)で洗浄した。1 ■lの沈降ビーズを有するカラムは約300μLの空隙容量を有していた。1■ lの沈降支持体をカラムに添加し、続けて1■lの選択緩衝液で5回洗浄するこ とにより、対照Coo−Aカラムを調製した。 アブツマ−DNAプールをCan−Aカラムに供す前に、DNAを選択緩衝液中 、95°Cで、3分間加熱し、次いで10分間氷の上で冷却させた。次に0.5 ■lの選択緩衝液中にloOpmoleのDNAを含有するプールを、対照支持 体に結合した種を取り除くために、室温にて対照Can−Aカラムの上に予め流 した。選択緩衝液の0、Fusl量を新たに3回添加し、カラム画分2.3、お よび4(それぞれo、smDをプールし、再びカラムに2回供した。次に1、5 ■lの選択緩衝液中のDNAを回収した。投入したcpH全体の約1%がカラム 上に保持された。 次に、回収したDNAを0.5■lの量、続けて1.0■lの量としてCon− A−トロンビンカラムに供した。通過液を保持し、カラムに再び2回供した。最 後に供した際にカラムに添加したDNAを、1時間室温でカラム上に残存させた 。次にカラムを選択緩衝液の0.5ml量を用いて溶出した。0.5■lの画分 を回収して、放射活性を各両分ごとに測定した。溶出した画分7から12中の放 射活性は低く、比較的一定であった。画分12を回収した後、トロンビン結合し たアプタマーと共に結合したトロンビンを溶出するために、カラムを選択緩衝液 中の0.1Mのα−メチルマンノシド(SigmaCat、 No、 M−68 82)の0.5ml量で洗浄した。画分14および15は、色素生産性基質(K abi Diagnostica%Cat、N。 、 S−2238)の転換により分光光度計により測定すると、トロンビン酵素 活性の顕著なピークを示した。投入されたDNAの0.01%がこれら2つの画 分中に溶出した。 アプタマーDNA (ラウンド1のDNA )をフェノール抽出(2×0、5! II)によりトロンビンから回収した。水相容量は、n−ブタノール抽出により 約250μlまで減少した。アプタマーDNAを3容量のエタノールおよび20 ugのグリコーゲンをキャリヤーとして用いてドライアイスの上で沈降させた。 DNAをペレット状にし、70%エタノール中で1回洗浄し、次いで乾燥させた 。 C0すれたトロンビンアブ マーの 実施例6−Bから得たラウンド1のDNAを100μlの1120中で再懸濁し 、PCRで増幅させた。200μlのPCR反応液は以下から構成されていた: 100μmのテンプレート967−DNA (約o、otpmoles) ;  20μlのIOX緩衝液(100mMのTris−CI(pH8,3)、500 mMのKCI、 20mMのMgC12) ; 32μlのdNTP’ s ( 全体で5簡Mの濃度、各1.25mM(7)dATP、 dCTP、 dGTP 、およびdTTP) ; 20u 1c7)プライマー1 (ビオチニル化され た18マー、50uM) ; 2Gμlのプライv−2(1gv−150uM)  ; 6 μlのa −32P−dNTP’ s (約6oμCi) ;および 2μlのTaq Iポリメラーゼ(10単位)。反応液を2滴量のNUJOL鉱 物油で被覆した。対照反応もまたテンブレードアブタマーを用いずに行った。 初期変成を94°Cで3分間行ったが、各伸長反応の後で変成を1分間続けた。 ブライマーアニーリングは60”C1分間で生じ、Taqポリメラーゼを用いる 、プライムされたDNA鎖の伸長を72℃で2分間行ったが、その際サイクルを 追加する度に5秒間延長した。全鎖において完全に満たすための最終伸長反応を 72℃で10分間行い、そして反応液を4℃で保持した。 選択されたアブタマーDNAを増幅させるためにTaqポリメラーゼ伸長を18 ラウンド行った。反応完了後、水層を回収し、残存するNUJOL油を全てn− ブタノール抽出により取り除いて、容量を100μLにまで減少させた。サンプ ルは、定量およびPAGE分析のためにアブタマーおよび対照反応液のそれぞれ から除去し得る。増幅させたアブタマーブール(100μL)を、取り込まれな かったNTP’ s、プライマー、および塩を取り除くためにニックカラム(3 yrLのTE緩衝液(10mMのTris−HCI (pH7,6)、0.1m MのEDTA)で洗浄した、G−50セフアデツクス)の上に流した。次に40 0μLのTE緩衝液をカラムに添加し、DNAプールを、TE緩衝液を用いて新 たに400μLでカラムから溶出させた(サンプルは、定量およびPAGE分析 を行うために溶出液から除去してもよい。)。溶出液(400μL)をアビジン アガロースカラム(Vector Laboratories社、Cat、No 、A−2010) (3ximLのTris/NaC1緩衝液(0,1Mのトリ ス、O,IMのNaC1%pH7,5)で洗浄シタ、500μLの沈降支持体) の上にロードした。ロードした放射活性の約90%がカラム上に残存した。カラ ムをTris/NaC1緩衝液(4X400μm)で洗浄し、ビオチニル化しな かった鎖を0.15NのNtOH(3x 300μLの画分)を用いて溶出させ た。 カラム上の放射活性の45%以上がこれら3つの画分中に溶出した。これらの両 分(900μL)を組み合わせて、約3.5μlの氷酢酸を用いて中和した。中 和した画分を、スピードバキュームまたはブタノール抽出により250μlまで 減少させ、核酸をEtOHを用いて沈降させた。得たベレットを102μlの選 択緩衝液中に溶解させた。2μLのサンプルを定量およびPAGE分析のために 除去した。得られた増幅されたラウンド1のプールをラウンド2のアプタマーを 得るために実施例22のように新しいCon−A−)ロンビンカラムに供した。 D、レクチンカラム の゛ か′たラウンド1か゛ラウンド5のトロンビンアプ タマーの ・1 トロンビンアブタマー遺択および増幅の5ラウンドを実施例6−Bおよび6−C のようにCon−A−トロンビンカラムを用いて行った。表5に示すように、組 み合わせた画分14および15は、記載の条件を用いて投入されたDNAを約1 0%の最高値で含有していた。 表」エ ラウンド α−メチル7ンノシド°にょって 対照支持体に゛ されたDNA− 一一一一一」餡1記上U11 0、01 0.7 2 0.055 1.9 3 5、80 2.3 4 10、25 1.1 5 9.70 1.0−一〜 °選択緩衝液中のO,LMのα−メチルマン/シトを各溶出の画分13として添 加し、画分14および15を保持し、DNA増幅させた。 トロンビンのカラムからの緩慢な溶出(leeching)のため、トロンビン に結合したDNAもまたラウンド3−5の初期画分に見られた。 増幅後、ラウンド5のアブタマーDNAをフィルター結合アッセイで特異性を分 析した。このアッセイでは、サケ精子DNAと予め結合させたニトロセルロース フィルター(直径1 c+i) ヲ次のいずれかを結合するために用いた=(1 )選択されなかった96マーオリゴヌクレオチドDNAプール、(2>)ロンビ ンを有する選択されなかったDNA (60p■ale)、(3)ラウンド5の アブタマーDNAおよびトロンビン(60pmole)、(4)ラウンド5のア プタマーDNAのみ、または(5)ラウンド5のアブタマーDNAおよびオバル ブミン(60pmole)。それぞれの場合において、3.5p園oleのDN Aを用いて、またインキュベーションを200μLの選択緩衝液中で室温で1時 間行った。次にフィルターを3.0■1の選択緩衝液で3回洗浄し、トロンビン 複合体として保持されたDNAの量を測定するために放射活性をカウントした。 結果を表6に示す。 表1 DNA フィル −に ムしたDNA 選択されなかった967− 0.08 選択されなかった967−十トロンビン 0.06ラウンド5のアブタマー十ト ロンビン 20.42ラウンド5のアプタマー 〇、07 ラウンド5のアブ マー+オバルブミン 0.05選択されなかったDNAはト ロンビンに対する顕著な結合を示さなかったが、選択されたアプタマーDNAは トロンビンに結合した。結合結果は、検出可能なオバルブミン結合を伴わない特 異的なトロンビン結合を示している。 次にラウンド5のアブタマーを以下の3°プライマー配列:5’ tlo−TA ATACGACTCACTATAGGGATCCGAGCTCCACGTG−O H3’および実施例21に示す5°の18マ一配列を用いて増幅させた。 36マープライマーを、クローニングを補助する内部Ba■H1制限部位を生成 するために用いた。次に、増幅させたラウンド5のアブタフ−DNAをpGEM  3Z (Promega)にクローニングした。 得たクローンのうち32を、以下の5゛プライマー配列:5° )10−CTG CAGGTCGACGCTAGC−OH3゜および実施例21に示すビオチニル 化した18マ一プライマー配列を用いて直接増幅させ、そしてシーケンスした。 全クローンのうち14から得たアプトマーDNAを用いてのフィルター結合アッ セイを、次のようにトロンビンに対する解離定数([1:o)を測定するために 用いた:10uMから1nMのトロンビン濃度を室温で選択緩衝液中で5分間、 クローニングしたラウンド5のアブツマ−DNA由来の放射能同位元素で標識し た96マーが0.08pmole存在する中でインキュベートした。インキュベ ーション後、トロンビンおよびアプタマーの混合物ヲ、サケ精子DNA (選択 緩衝液中l−g/mlのDNA)を用いて前処理し、1m1(DJ択!1衝液で 2回洗浄したニトロセルロースフィルター (0,2ミクロン、直径2.4cm )に供した。トロンビン混合物を供した後、フィルターを1雪lの選択緩衝液で 3回洗浄した。 次に、フィルター上に保持された放射活性を測定した。個々のクローンにおける Kn値は50から>2000nMの範囲であった。 32のクローンからランダムに生成された領域の60ヌクレオチドDNA配列を 、選択された集団の異質性を調べるため、および相同性配列を同定するために分 析した。配列分析は、32のクローンのそれぞれが識別可能であることを示した 。しかし、特徴ある配列が保持されていることが判明した。ヘキサマー5’ G GTTGG 3°が、32のクローンのうち31においてランダム配列内の様々 なロケーションにおいて見いだされ、6つのヌクレオチドのうち5つが32の全 てのクローンにおいて完全に保持されていた。加えて、32のクローンのうち2 8において、第2のヘキサマー5’ GGNTGG 3’、Nは通常TでありC ではない、が、第1のヘキサマーから得た2−5ヌクレオチド内に見いだされる 。 よって、28のクローンは、コンセンサス配列5°GGNTGG(N)zGGN TGG 3°、2は2から5の整数である、を有している。残りの4つのクロー ンは「密接な相違配列」 (1つの塩基のみが異なる配列)を有している。相同 配列を集めたものを図1に示す。選択されなかったDNA集団から得た、または 異なる標的に結合させるために選択されたアブタマーの集団から得た、いくつか のクローンのDNA配列は、トロンビン選択したアブタマーに対し相同でないこ とが判明した。これらのデータから、このコンセンサス配列が、全部または一部 がアプタマーに対するトロンビン親和性を付与する要因となる配列を有している と結論する。 トロンビンで触媒されるフィブリ/−ゲン(選択緩衝液中の2.hg/麿L)の フィブリンへの変換に要する37℃での全凝固時間を、精密凝固タイマー装置( Becton−Dickinson社、Cat、 No、 64015.640 19、l14020)を用いて測定した。フィブリノーゲンのみとインキュベー トしたトロンビン(10nM)は40秒で凝固し、フィブリノーゲンおよびP1 ヌクレアーゼ(Boehr inger−Mannheim社、Indiana polts、 IN)とインキュベートしたトロンビンは39秒で凝固し、フィ ブリノーゲンおよびアブタマークローン#5 (200nM)とインキュベート したトロンビンは115秒で凝固し、フィブリノーゲン、クローン#5 (20 0nM)およびP1ヌクレアーゼとインキュベートしたトロンビンは40秒で凝 固した。全てのインキュページ冒ンを37℃に予め暖めた試薬を用いて37℃で 行った。アブタマーDNAまたは、存在するなら、P1ヌクレアーゼを、トロン ビン添加の前にフィブリノーゲン溶液に添加した。これらの結果は、(i)トロ ンビン活性が無傷のアプタマーDNAにより特異的に阻害されたこと、および( it)アプタマーによる阻害活性がフィブリノーゲン基質と混合する前にトロン ビンと予備結合の時間を必要としなかったこと、を示した。 トロンビン活性の阻害を、コンセンサス関連配列7マー、5°GGTTGGG  3°、または同じ塩基組成を有しているが異なる配列である対照の7マー(5’  GGGGGTT 3’)を用いて調べた。凝固時間を上述のようにタイマー装 置を用いて測定した。本実験におけるトロンビン凝固時間は、トロンビンのみ( 10nM)を用いて24秒、トロンビンおよび20μMの対照配列を用いて26 秒、またトロンビンおよび20μMのコンセンサス配列を用いて38秒であった が、これは7マーレベルでのトロンビン阻害に対する特異性を示している。 阻害アプタマーは、生理温度で、生理イオン条件下で活性であり、フィブリノー ゲン基質の存在中でトロンビンと結合し得たが、これは治療効力を得るための主 要要件である。 (以下余白) 実jl!J!Ji したトロンビンアブ マー 一本鎖の改変形態、実施例7に記載のトロンビンコンセンサス配列を含有するデ オキシヌクレオチド157−15°GGTTGGTGTGGTTGG 3’、お よび密接に関連した17マーを従来技術を用いて合成した。これらのアプタマー は大抵、従来の核酸として同一のヌクレオチド配列、塩基、糖およびホスホジエ ステル連結を含有しているが、1つ以上の改変された連結基(チオアート(th ioate)またはMEA) 、または改変された塩基(ウラシルまたは5−( 1−ペンチニル−2°−デオキシ)ウラシル)を置換する。5−(1−ペンチニ ル)−2°−デオキシウリジンを含有するアブタマーを親子ブタマー中のチミジ ンを置換することにより生成した。5−(1−ペンチニル)−2°−デオキシウ リジンを含有するトロンビンアブタマーもまた以下の実施例13および14に記 載の選択により得られた。 DNA濃度を様々に変化させてトロンビン阻害の度合を決定することにより改変 しなかった15マーのに1を個々に確認した。 データは、導かれたに1とほぼ同じ濃度においてトロンビン活性が50%阻害さ れたことを示したが、これは結合したトロンビンのそれぞれが大幅に、完全でな くとも、阻害され、しかも結合は1:1の化学量論で生じたことを示唆している 。 (以下余白) 表1 八 K、nM GGTTGGTGTGGTTGG 20GGTTGGTGTGGTTGG”G″ T 35GGTTGGTGTGGTT″G″G 40G″G″T’T″G″G″ T″G″T’G″G″T″T″G″G 280GGTTGG(dU)G(dU) GGTTGG l5GG (dU)TGGTGTGG (dU)TGG 80G GTTGGTGTGGTU’GG 20° チオアーチ(すなわち、P (0)  S)連結を示す’ MEA連結を示す U’ 5−(1−ペンチニル)ウラシルを示ス(以下余白) 実m アブ マー DNAへの5−−ペンチニル −2”−デオキシアデニンの ゛み 0tvos、 L、 Nucleic Ac1ds Res (19g?) 1 7G3−1777に記載されているように、5−(1−ペンチニル)−2−デオ キシウリジンを合成し、トリホスフェートに転化させた。このペンチニル化合物 は、5−ヨード−2′−デオキシウリジンを、ノ櫂ラジウム触媒の存在下、1− ペンチンと反応させて得られた。標準PCR反応においては、5−(1−ペンチ ニル)−2′−デオキシウリジントリホスフェートをチミジントリホスフェート の代わりに用いた。 96マーの一本鎖DNAのプールを合成した。ここで、各々の鎖は、5°と3′ 両端での特定の18マ−PCRプライマー配列、およびオリゴマー中央部でのラ ンダムな60マ一配列からなってtまた。 一本鎖DNAのプールの合成の詳細は、上記実施例1−6に開示している。PC R条件は以下の変更を行ったこと以外は上述と同様である。つまり、dATP、  dGTPおよびdCTPはすべて200μMの濃度で用いたこと以外は同様で ある。5−(1−ペンチニル)−2−デオキシウリジンを用いたPCHによる、 全長の96マ−DNA合成の最適濃度は800μMであった。PCRで増幅され たフラグメントが生じたということは、Taqポリメラーゼがこの塩基をチミジ ンアナログとして読み、取り込んだことを示す。このように、このアナログは、 ポリメラーゼの基質として、およびテンプレートとして作用する。増幅は、エチ ジウムブロマイド(EtBr)で染色されたポリアクリルアミドゲル上の96マ ーバンドの存在で検出された。 爽五五主 アブ マーDNA への の アナログの ゛みウリジン、デオキシウリジンの 5位、およびシチジンとデオキシシチジンのN4位における、エチル、プロピル およびブチル誘導体を、上述の方法を用いて合成した。各々の化合物を、トリホ スフェートの形に転化し、1種の改変塩基アナログとともに、3種の通常のデオ キシトリホスフェート類またはりボトリホスフェート類の適当な混合物を用いて 、実施例1に記載したPCRアッセイで試験する。 この手順は、アデニンおよびデオキシアデニンのN6位アルキル化アナログ、そ してデアザグアニン、デアザデオキシグアニン、デアザアデニンおよびデアザデ オキシアデニンの7位アルキル化アナログでも達成され得、これらのアナログは 明細書中に記載された方法を用いて合成される。 支意匠土エ ヌクレオチド日 ム を るトロンビンアブ マー1つまたは2つのホルムアセ タールヌクレオチド間結合(〇−C[12−0)をホスホジエステル結合(0− PO(0−)−0)の代わりに有する改変型15マートロンビンアブタマー、5 ° GGTTGGTGTGGTTGG 3° を合成し、上述したようにトロン ビン阻害を測定した。Matteucci、M、D、らTet、Lett、(1 99G)31:2385−2387 に記載されているように、トホスホネート ダイマーシントンを合成した。次いで、ホルムアセタールニIL 5’ T−0 −CH2−0−T3゛を、アブタマーDNAの固相での合成に用いた。コントロ ールの無改変アプタマーDNAをポジティブコントロールとして用いた。表8に 得られた結果を示す。 −JL玉 イ乙令杓 A丸目11^弓 (ヤV )1、OOnM 20nM OnM GGTTGGTGTGGTrGG 405’ 51GGTTGGTGTGGT  TGG 117 4BGGT TGGTGTGGT TGG 84 60GGT rGGTGTGGTrGG 125 49DFJAコントローjし”iし 25 支と皿上土 アベーシック abasic なヌクレオチド を るトロンビンアブ マー アプタマー中の各々の位置で一つのアベーシックな残基を含宵する改変型15マ ーのトロンビンアブタマー、5’ GGTTGGTGTGGTTGG 3°を合 成し、上述したようにトロンビン阻害を測定した。このアベーシック(abas ic)な残基、1.4−アンヒドロ−2−デオキシ−D−リビトールは、Er1 tja、 R,ら、Nucleosides and Nucleotides  (1987) i:803−814に記載されているように調製した。N、N −ジイソプロピルアミノシアノエチルホスフォルアミダイト シントンは、Ca ruthers、 M、H,Accounts Chew。 Res、(1991) 24:278−284に記載されているような標準方法 で調製し、誘導化されたCGP支持体をDahw+a、 M、 J、ら瓶吐虹虹 紅ids Res、 (1990)18:3813に記載された方法で調製した 。アベーシックな残基を15マーの各々の15の位置に単独に置換した。 標準の無改変アブタマーDNAをポジティブコントロールとして用いた。表9に 得られた結果を示す。 (以下余白) 表呈 4G右冑 凝揚ゼ4(枚) GGTTGGXGTGGTTGG 161GGTrGGTGTGGTrGG 1 360〜A )−z トg−Iしr4’L/ 26実JLfLL主 5−1−プロピニル −2−デオキシウシジンヌクレオチドを るトロンビンア ブ マー 15マートロンピンアブタマー、5°GGTTGGTGTGGTTGG 3゜の 、指定された位置に、5−(1−プロピニル)−2−デオキシウリジンヌクレオ チドアナログを有するような、該アブタマー改変を、これらのアブタマーを合成 することにより達成した。 上述したように、これらを、トロンビン阻害について測定した。アブタマーおよ びH−ホスホネートをDeClereq、 E、 1.Jed、Chew、(1 983) 26:661−666; Froehler、B、C,ら、1匹1虹 」1des and Nucleotides、(19g?) i:287−2 91;およびProehler。 B、 C,らゴLユ虹t、 (1986)27+469に記載されたように調製 した。このアナログ残基を指定された位置に置換し、アプタマーのトロンビンの 阻害を測定した。得られた結果を表10に示す。 表土■ 化合物 凝固時間(秒) 100nM OnM GGTTGGTGTGGTZGG 147GGTTGGTGTGGZTGG 1 .29GG’ITGGTGZGGTrGG 120GGTrGGZGTGGTT GG 11.8GGTZGGTGTGGTTGG 1.87GGZTGGTGT GGTTGG 13BGGTTGGTGTGGTrGG 125Of−JAフン ヒひ−+ V T J:し − 232は、5−プロピニル−2゛−デオキシウ リジン残基を示す。 実11乳上」− 5−1−ペンチニル 一2′−デオキシウリジンのアブ マー DNAへの ゛ み 0tvos、 L、らNucleic Ac1ds Res (1987)17 63−1777に記載されているように、5−(1−ペンチニル)−2−デオキ シウリジンを合成し、トリホスフェートに転化させた。このペンチニル化合物は 、5−ヨード−2°−デオキシウリジンを、パラジウム触媒の存在下、1−ペン チンと反応させて得られた。次いで、5−(1−ペンチニル)−2′−デオキシ ウリジントリホスフェートを、襟章PCR反応で、チミジントリホスフェートの 代わりに用いた。 60マーの一本鎖DNAのプールを合成した。ここで、各々の鎖は、5゛と3゛ 両端での特定の18マ−PCRプライマー配列、およびオリゴマー中央部のラン ダムな20マ一配列からなっている。 一本鎖DNAのプールの合成の詳細は、実施例1に開示されている。 TAQポリメラーゼと用いるとき、ペンチニルdUTPの基質活性が低いので、 ベント” (VENT”)熱安定性ポリメラーゼ(Nev England B iolabsSCat、No、254)を用いた。メーカーの指定どおりに増幅 を行った。ペンチニルdUTPをdTTPの代わりに反応物中に含有させた。標 準方法を改変することにより、一本鎖60マーが単離された。200μLのPC R増幅反応物を2つのサンプルに分け、記載したように、平衡化させた2本のN ICKT″カラム(5mL)に供した。溶出液を集め、プールし、記載したよう に、アビジンアガロースに供した。このカラムを緩衝液で洗浄し、その後0.1 5N NaOHで一本鎖6oマーDNAを溶出し、プールし、氷酢酸で中和した 。一本鎖6oマーDNAを、20mM Tris 0Ac(pH7,4)中で平 衡化したNAPSカラムで脱塩した。10倍濃度の選択緩衝液塩をサンプルに加 え、95℃まで3分間加熱し、10分間かけてウェットアイスに移行させた。 アブタマーDNA(60塩基長)のプールを、実質的に実施例13に記載したよ うに用いた。このアブタマープール配列は、5°TAGAATACTCAAGC TTCGACG−N2a−AGTTTGGATCCCCGGGTAC3’であり 、5°プライマー配列は 5°TAGAATACTCAAGCTTCGACG 3°、そして3゛ピオチン 結プライマーは 5’ GTACCCGGGGATCCAAACT 3’であった。 Can−A l、’J f :/カラム上に固定したトロンビンが、上記ノよう に、標的となる。 5ラウンド選択を行った後、アブタマーDNAを回収し、5−(1−ペンチニル )−2−デオキシウリジンの代わりにチミジントリリン酸塩(dTTP)を用い て増幅した。これは、引き続いて、L COI i中でアブタマーDNAをクロ ーニング、複製することを容易にするために行った。この段階では、アブツマ− 中の所定の位置のチミジンヌクレオチドの存在は、各々の元のラウンド5のアブ ツマ−中の5−(1−ペンチニル)−2゛−デオキシウリジンヌクレオチドの位 置に相当する。こうして、dTTPは、元の選択されたDNAプール中の5−( 1−ペンチニル)−2゛−デオキシウリジン残基の位置をマークするように作用 する。 dTTPを含有する5ラウンド目の増幅DNAをBamHIおよびH1ndll +を用いて分解し、pGEM 3Z (Promega Biotech)の対 応する位置にクローン化し、旦1曲に導入した。21個のクローンからのDNA をジデオキシ法で分析した。これらのクローンのうちの3個が、全く同じアブタ マー配列を含有していた。21クローンのうち、ただ一つが、選択プロトコール でチミンを用いることにより得られた元の5°GGTTGG 3’結合モチーフ に酷似した配列を含有していた。 これらの2つのクローンのうち一つ($17)および元の選択しないプールを、 上述したニトロセルロースフィルター測定法によりトロンビン結合について分析 を行った。上記ニトロセルロースフィルター測定法においては、トロンビン結合 +7)特性の分析を可能にする、32p標識DNAを用いて行った。標識DNA はPCRで合成され、それは、元の選択されたDNA構造を維持するために、5 −(1−ペンチニル)−2°−デオキシウリジンを含有していた。トロンビン結 合のKo値を得るために、このDNAを、トロンビンとともに、10nMから1 0μMまでの種々の濃度で、インキコベートした。非選択プールのKoは、10 μMより太き(、クローン17のKoは、300nMであった。 放射線標識されたクローン17のDNAを、5−(1−ペンチニル)−2−デオ キシウリジンの代わりにチミジンを用いることにより、合成した。その結果得ら れたDNAは、10μMより大きいKOを有しており、このことは、5−(1− ペンチニル)−2°−デオキシウラシルへテロ環は、選択アプタマー中でチミン により、結合親和力の損失無しには置換し得ないことを示す。 得られた代表的な配列は、以下の通りである。 5’ GACGCACCGTACCCCGT 3’実J1乳1」ユ 5−メチル−2−デオキシシチジンを るDNAを いるトロンビンアブ マー の 5−メチル−2−デオキシシチジントリホスフェートを市販品(Pharvac ia、Cat、No、27−4225−01)で得、19塩基長のプライマーが 隣接する60塩基長のランダム配列を含有するDNAを合成するために用いた。 98塩基長のアブタマーDNAのプールを実質的に実施例6に記載したように用 いた。Con−Aレクチンカラム上に固定化されたトロンビンは、記載されたよ うに、標的として機能する。 手短かに言えば、200μLのPCR反応物が、pH8,3,25℃で10讃M のトリス−塩酸、1.5mMのMgCl2.50mMのNaC1およびそれぞれ ZooμMのdATP、 dGTP、 dTTPおよび5−メチル−2°−デオ キシシ □チジントリホスフエートを用いることにより、作製された。 DNAを標識するために、それぞれ20μCiのα−32P−dATPおよびd GTPを添加した。1nsoleの5°および3°プライマーを添加し、引き続 いて0.2pmoleの98マーテンプレートブールDNAを添加した。増幅を 2μL(IOU)のTaqポリメラーゼを添加すること書こより開始し、引き続 いて、反応物を鉱油層で覆ってシールした。 約16サイクル増幅した後、二本鎖の合成を全て完了するために、10分間の最 終的伸張を行った。 増幅DNAを回収しく100μLの水相)、n−ブタノール抽出(650μL) L、100mMのpH7,5)リス−HClと100wMのNaC1とを含有す る緩衝液5■して予め洗浄した二ツクカラム1こ供した。溶出したDNAを同じ 緩衝液で予め洗浄した0、51Lアビジン−アガロースカラムにかけ、そして、 カラムからのDNA損失が1000cp■を下まわるまで洗浄した。一本鎖DN Aをアビジンカラムから、0.15N NaC1で洗浄することにより溶出させ 、溶出液+1、氷酢酸を用いることにより、pH7,0に中和した。98マーD NAを第2のニックカラムの選択緩衝液中に入れ、3分間の95℃での熱変性後 、10分間氷上で冷却し、トロンビンレクチンカラムによるアブタマー選択に用 いた。一本鎖DNAを添加する前に、1mLのトロンビンカラムを選択緩衝液で 平衡化した。一本鎖DNAを完全経路で3ラウンド循環させた。3ラウンド目の 経路の循環が完了すると直ちに、放射能がピークである部分を1mLのConA /トロンビンカラム(3nmoleのトロンビンが充填されている)に供した。 放射性の一本鎖98マーを3回このマトリックスに供した。3回目に供したとき 、カラムを止め、1時間保持した。そして、カラムを選択緩衝液で洗浄し、0. 51L量を採取した。6璽りの総洗浄量とした。このとき、選択緩衝液中の0. IMα−メチル−マンノサイドを添加し、総量4mLで洗浄を行った。 トロンビン酵素活性を、発色基質を用い、405nmの吸収をモニターすること により検出した。ピークのトロンビン分画をプールし、フェノールで抽出し、n −ブタノール抽出で容量を減じた。グリコーゲン20μgを添加し、一本鎖98 マーを、エタノール添加により沈澱させ、遠心分離によりペレットとした。 ペレット化したDNAを水中で再分散させ、PCR増幅用のテンプレートとして 用いた。このプロトコールを繰り返し、トロンビンカラムを用いた5ラウンドの 選択で得られるDNAのプールを得た。 二本鎖DNAをEco旧および旧nDIIIで分解し、pGEM3Zにクローン 化した。そして、アプタマーを旦、並置に導入し、ジデオキシ法で分析した。ラ ウンド5のアブタマーブールDNAは、KDが約300nMでトロンビンに結合 した。 爽1且上ニ トロンビンに Aし るアブ マー のUアブタマー結合の特性を、32p放射 性標識されたDNAとタンパク質シリーズを用いて説明した。トロンビンアブタ マーの結合特性を決定するために、部分配列5°CGGGGAGA7剋■皿CA ATGGCTAGAGTAGTGACGTTTTCGCGGTGAGGTCC3 °を有する96マークローン#29を用いた。コンセンサス配列を下線で示して いる。さらに、21マーアプタマー、5°GGTTGGGCTGGTTGGGT TGGG 3°を他のフィブリノーゲン開裂酵素アンクロトを阻害するために試 験した。この酵素は、市販品として得た(シグマ、Cat、No、A−5042 ) o この21マーはトロンビンに対して、約10(lnMのに+ を有し、 そのKoは約3SOnMであった。クローン#29はトロンビンに対して、約2 00nMのKoを有していた。 アブタマーは、特にフィルターパインディング測定法により、トロンビンに結合 することが示された。手短かに言えば、約1nMの濃度で放射性標識されたアプ タマーDNAを、指定したタンパク質とともに室温で数分間インキコベートし、 引続き、アブタマーータンパク質混合物をニトロセルロースフィルターを通して 濾過した。フィルターを3肩りの選択緩衝液で洗浄し、フィルターに結合した放 射能を最初に用いた放射能に対する割合(%)として測定した。得られた結果を 表11に示す。非選択96マーDNA、およびクローン#2996マーを用いた 二つの別々の実験の、何れについても結合データを示す。ヒト血清アルブミンを 100μMで用いたほかは、全てのタンパク質を約1μMの濃度で試験した。得 られた結果は、96マーが特にトロン、 ビンに結合し、他の試験したタンパク 質の大部分には、殆ど親和性を持たないことを示した。 (以下余白) 閂先1117°シン 75566 225 <0.5ト+lff”;ン 739 93 306 <0.5令りクレイ7 76066 122 <0.5−7°9 スミン 74513 3994 5.0」ツニと」ユ」2込 フ)ドロー1し 81280 126 、Q(−〇7ビン B1753 481 60 5g、0”?’(IIト0シ(ン 81580 8849 11.0ヱル マミン 85873 1778 2.0キEl−I+イシン 82953 20 7 <0.51−117@:/ン 75673 31.8 <0 、5巾97レ イV B4O13143<0.57鷲スミン 82633 12323 15. 0丁PA 81960 192 <0.5ユ乞コニムLの込 2珍。−1し 81886 917 Q←ロシC”’/ 82940 4879 6 59.0−7tトbンどン 91760 8719 9.5?ルフミン 9 2471 234 <0.5iy←+l、°>ン 97060 186 <0. 5ト17ン/ 97846 429 <0.54119レイン 95053 1 275 <0.57’?iiy 66565 9704 1.5.0てP^ 9 8166 644 <0.5トロンビン21マーアンクロトアツセイを以下の様 に行った。 アンクロトを濃度44υ/mLで滅菌水中に懸濁させた。アンクロト溶液10μ Lを予め37℃に加温した95μLの選択緩衝液に添加した。この混合物100 μLを上述したフィブロメーター(flbr。 ■eter)の凝固カップに移し、引き続いて200μLのフィブリノーゲンお よび20μLの217−DNA (何れも37℃に予備加温した)を添加した。 pH7,0のTE緩衝液をDNAを欠くコントロールとして用いた。コントロー ルの凝固時間は、25秒であったが、500nMの21マーの存在下では24秒 、そして、33μMの21マーの存在下では26秒であった。この結果により、 フィブリノーゲン開裂の阻害特性はトロンビンに限られることが示された。アン クロトは影響を受けなかった。 実施例6に記載した30トロンビンアプタマークローンのコンセンサス配列と認 められた15マー一本鎖デオキシヌクレオチド、 5’ GGTTGGTGTG GTTGG 3°を用いた。混性および混血統の若い成熟したラットを用いた。 これらの動物に麻酔をかけ、15マーのジエステルを二種の濃度で200μm量 (20■Mのリン酸塩緩衝液中、pn’y、a、f)、15M NaC1)、カ テーテルを通して注入した。正確な15マーの濃度は分散ff1(体積)(この オリゴヌクレオチドについては不明)に依存するが、上記注入は、血液中の15 7−の最終濃度が、それぞれ約0.5および5.0μMとなるように行った。こ れらの値は、ヒトのインビトロでのKd値よりも10から100倍大きかった。 注入(catheterization)にヘパリンは用いなかった。 血液(約SOOμl1l)を動物から、0.5.20、および60分の七き、取 り出し、0.1容量のクエン酸緩衝液を含有するチューブ中に移し、遠心分離し た。ラット血漿を除去し、トロンビン凝固一時間測定法で試験した。各々の濃度 で6種の動物を用い、3種の動物には、157−を含有しないコントロールキャ リアー1液を注入した。 いずれの濃度においても、5分の時点で延長された凝固時間がみられた。高い投 与濃度で最も顕著な延長が起こった。20分では、殆どまたは全く活性が見られ なかった。このように、注入5分後のラットから取り出した血液中の157−は 、外因的に添加されたヒトトロンビンを阻害することができた。5分の時点での 別のAPTT試験では、157−がラット血液の凝固も阻害することが示された 。これは、多分、ラットトロンビンを有意な度合にまで阻害することによると考 えられる。 ラット中の157−の半減期は、約2分またはそれ未満であることが分かった。 実11叩1」− にお(るトロンビンアブ マー 7 二種のトロンビンアブタマーを成熟したオスのジノモロガス(cynomolo gous)サルに投与した。配列5°GGTTGGTGTGGTTGG 3’  を有する非置換157−DNAおよび指定された位置(°)にヌクレオチド間チ オアート結合を有するアナログ、5’ GGTTGGTGTGGTT″G″G3 °を用いた。アブタマーを静脈内へのポーラスまたは静脈内への注入として投与 し、ポーラス投与後、または注入中または注入後、種々の時間に血液サンプルを 採取した。10分後に、カテーテルをヘパリン化した。この動物は、全身的には ヘパリン化しなかった。 トロンビン阻害を、市販のキット、試薬、およびプロトコール (Sigma  Diagnostics、St、Loafs、catalog Nag、 T  0263と870−3)を用いて、プロトロンビン時間テスト(PT)によって 、測定した。トロンビンの阻害は、PTテストにおいて、コントロールと比較し て増加した凝固時間によって、示された。凝固時間は、血液サンプルを取り出し 、赤血球を遠心除去し、血しょうをFTテストで用いることによって得られた。 コントロールのトロンビンPT凝固時間の値は、アブタマー投与の数分前に得た 。手短かに言えば、本PT測定は、37°Cに予め加温した0、1mLのサルの 血漿;および、やはり37℃に予め加温したトロンボプラスチン(製造者の指導 書に従って用いた)と、塩化カルシウム(25mM)とのtelの混合物Q、  2mLを用いて実施した。トロンビン凝固時間は、上述したようにフィブロメー ターを用いて測定した。 これらの動物は、少なくとも2歳であり、重量が4から6kgの範囲であった。 アプタマーの投与量を、体重によって、調節した。アプタマ−DNAを201M の滅菌リン酸塩緩衝液(pay、 4)に、濃度31.8mg/mLから33. 2mg/謙して溶解し、投与前に滅菌の生理食塩水で希釈した。ポーラス(bo lus)投与は、ジエステル15マーの最終濃度が22.5■g/Kg (1動 物)、またはジエステル15マーの最終濃度が11.25厘g/Kg (1動物 )となるように行った。注入は、動物の3群に1時間以上実施した: (i)  0.5mg/kg/sinのジエステル15? −(4動物)、 (11)0. 1mg/kg/sinのジエステル15マー(2動物)および(iii) 0. 5mg/kg/winのチオアートアナログ157−(2動物)。 ポーラス投与でのPTアッセイの結果により、アプタマーを高投与した動物の場 合、投与後2.5.5. O,および10.0分で、トロンビン阻害時間がコン トロールの、それぞれ?、 8.3.3および1.35倍であることが示された 。同じ時点で、低投与した動物の場合、阻害時間は、標準の5.6.2.2およ び1.2倍であった。 図2は、ジエステル注入の高投与を受けた4動物のPT時間のプロットを、未処 理のコントロール値と比較して示す。図中のプロット(データポイント)は、P T凝固時間を、群の4動物から得られる平均値として示す。矢印は、注入の初め および終わりの時点を示す。トロンビン阻害は、注入が開始されてから10から 20分で最高に達し、そのレベルを注入期が終わるまで維持した。アブタマーの 注入が終了後、阻害能は急速に低下した。 ジエステルを高投与した動物、およびチオアートを高投与した動物においては、 トロンビンが媒介する凝固と同等の阻害が示された。ここで、チオアートを高投 与した場合には、注入の間、コントロール値の2.5から2.7倍の凝固時間が 持続され、ジエステル化合物を低投与した場合には、標準値の1゜4から1.5 倍の凝固時間が得られた。これらの結果は、霊長類における天然のアプタマー、 およびチオアートアナログアブタマーが有効であることを示す。 支U上度 トロンビンアブ マーによる ′の゛ の血液透析フィルターのヒト血液に対す る抗凝固性が、157−の5”GGTTGGTGTGGTTGG 3° トロン ビンアプタマーを用いてを示された。15マーのDNAのポーラスを37℃で人 の血液に投与し、アブタマー濃度を10℃Mとした。血液を体外血液透析循環装 置(Travenol、 Model No、 CA−90)に入れた。血液透 析フィルターに近い点の圧力をモニターして、アブツマ−投与後、凝固が起こる 時間を決定した。凝固していない血液(血液流速200 mL/win)で観測 された約50mmHgから少な(とも400mmHgの圧力まで圧力上昇するこ とにより、血液凝固を評価した。 クエン酸処理した全血液(時間Oでカルシウム再沈着)を用いると、新鮮な血液 を血液透析ユニットに入れ、循環が始まった時点から約9分後に凝塊が起こった 。 (この標準実験を繰り返すと、凝塊は11分で起こった。)ヘパリン標準( IU/mL)は、ユニット中で循環が始まってから80分で実験が終結するまで 、持続した抗凝固性を示した。血液凝固は、157−を用いた一つの実験では、 S1分で起こった。第2の実験では、凝固は該実験における80分の時間の間に は起こらなかった。 このように、トロンビンおよびファクターXのような血清タンパク質、エイコサ ノイド、ブラジキニンのようなキニン類、および細胞表面リガンドに特異的に結 合するアプタマーを得る方法;およびこれらのアブタマーの治療での有用性;お よびそのような物質の検出および単離用におけるアブタマーの使用が記載された 。本発明の好ましい態様を詳細に記載したが、添付の請求の範囲の趣旨および範 囲からはずれることなく、明かな改変をなし得ることが理解されるべきである。 (以下余白) ミエリノ塩基性タンへ゛り質 補体タン八゛り質C4b 癌胎児性抗原 〕ラーケ ノ クイ7111 補体タノ^′り質csb 補体タン八゛り質C5変換酵素 補体タン八゛り質C6 補体タノ^ り質C7 絨毛膿性騨刺激阜にモノ 成長本ル七ノ放出本にモノ へ千ノ゛〒゛リノ 胎盤ラクトケ゛ノ イノEヒ゛ン 禽すクレイl 酸性ケラfノ 七゛メlfノ 神経膠原線維タン八°り質 口(]4二ノ メラニ/ メラニノ細胞刺激本シモノ メラトニン 第17トノノ 本ス本すへ°−七゛^2 4八イノ ブ5ス之ノ a トリフ ノノイ/七七″ター a ITノfトリフ ノン 号イモツノ T/チIOノ1゛ノ111 タノバり實C タン八°り質S 活性化りlへ゛り質C 7r ’I fノ へブ トタ ロt’7 1DL DL vLDI。 JIB−表皮細胞成長因子 GF−6 LF に(iF DNF T−3 B )八。 CD2 E aセ′1トレセ7 ター CD3 T細胞レセツプター複合体 CD7 T細胞、Nに細胞表面タン八゛り質CDII暑 LF^−1α鎖 CDl3 Pan 1tii様(C^++可動)細胞表面クンバり貿CDv17  ラクトセラミド CD21 B細胞、樹状細胞、CR2(EBV Re) エア゛スタイン・^゛ −ルウイルスレセフ°タ インノスリンIIセフ゛ター 匹1υ五1JユL紋ユ」11狛」 ヘモタ n1バe嘗p寥ey ヘモケ 0
【 バenya ヘモタ ロE゛ルepor6 ヘモク 0ヒ゛ノ細 へt5’ at ノM 1lyde Park^モク゛at’ ンMl豐ale ヘモタ゛01’71d 1ilskaloonヘモク 〇七 ノNmney ヘモク oh’ンPh1l+7 へtl’a1ノQuong Sze ヘモタ゛ol’ンRmnlar ヘモタ゛ok’ンRale1gh ヘモタ゛01゛ノS ヘモク゛ロE゛ンSs鳳IF ヘモク゛0ヒ゛7SeiLtle ヘモタ゛at’ 7SL、Louis へ【タ ロE ノSL、Mmnde ヘモク ロt’ ノTltus+rllleヘモク ロt’ 7Torln。 ヘモタ゛ot’ ノWayne ヘモク 0E゛ノYork ’ttりaV 7Zurlch 表1/+2 (以千金b) 1−7ノルク゛リセo−6−3−リン117ンルトランスフ凰ラーセ゛3−b− t)’oリーステ0イドテ゛Eド0ケ゛ナーセ゛(ECM、3.3.1)3−t )’04ノア゛デジートチ゛七ドuケ゛ナーセ゛3−ケトf1ラーセ 5−1クレオfり゛−セ゛ 8J4ツク゛7ノノ7テ゛り゛リコノラーセ′11b−ヒトa47テーセ゛(E C1,+4.+5.4)1トヒドロ壽ノラーヤ゛ 2l−2f++イシ゛テ′k )’ 04ンラーセ゛(EC1,+4.99.1 012.3−14ゾドスクTレノラlステo4ンクラーセ゛24.28−ステ0 −ルレタ゛クターセ゛α−メ吋゛:バ糟eloganl口) α−fx−7’リン T七F乳酸ンノターセ゛ ア七fkり゛ルゴ啼ミニシトランス7!5−セ゛Tセfkスベルミノテ Hfラ ーセ゛ (deaetylise)7セfNう/スTノラーセ゛ 7セfk−CoAik本’ 4ゾラーセ゛Ttf&−CoAツ/】゛酸りエノ酸 ンツクーセ゛ アセfルコリノエステテーセ′酸性本スフYターセ゛ 酸性7゛吋アーセ゛ T〕ニターセ゛ Hfノ Tテ′ノノノテ′Tミナーセ゛ Tテ゛ノノル本モノスfイノEド0ラーセ゛アテ゛ノノルメfにンfi&本′今 ノラーセ゛アテ゛ニル酸ノクテーセ゛ Iテ′ニル酸テ゛Tミナーセ゛ 1テ゛ニジ酸4t−セ Tテ゛ニロ】八り酸りT−セ゛ Tテ゛二〇】^り酸ンンターセ゛ Tう二ンTミノトランス7xラーセ゛ 7にコール?’k)’oケ゛t−セ゛ アルド′ラーセ゛ 70″−スレタ゛クターセ゛ 7に重り(性)急スフ!ターセ゛ TミF′ネス本す本゛ノル1ミノトランス71チー七゛AMP本ス本ノ′エステ ラーゼ゛ アミ0イドb/A4タン八゛り質 アミロイド 前駆タンバり質 ?71リバankirln) 7N’t−七゛ フル今゛二ノ】へケ酸すアーセ゛ 7)4’:/コへり酸ノンセターセ゛
【本゛lノfノーケ゛T:ノ本ス本す$゛ノにトランスフェラーセ゛本スネク  リセツノ酸1ナーセ゛ s−7テ°lンルメfi二ン 7t74う杓−の遅反応性物質 】^り@ (sueelnaLe) タウO】−&酸(Lauroeholale)テトラtIo!g酸 トロ7ネ″ロノ^2 ト0^゛ノ uDP−禽゛ラクトース 尿素 尿酸 メ 国際調査報告 Inl@lrn+161’nl^pHl+es++on No、 PCTルml !IOIMIフロントページの続き (31)優先権主張番号 659,103(32)優先臼 1991年2月21 日(33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 659,113(32)優先臼 1991年2月21 日(33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 659,114(32)優先臼 1991年2月21 日(33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 659,980(32)優先臼 1991年2月21 日(33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 659,981(32)優先臼 1991年2月21 日(33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 744,870(32)優先臼 1991年8月8日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 745,215(32)優先臼 1991年8月14 日(33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 787,921(32)優先臼 1991年11月6 日(33)優先権主張国 米国(U S )(81)指定国 EP(AT、BE 、CH,DE。 DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C3,DE。 DK、 ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、LU、 MG、MN、MW、NL、No、PL、RO、RU、SD、SE、US (72)発明者 グリフイン、リンダ シー。 アメリカ合衆国 カリフォルニア 94027アサートン、ウォルナット アベ ニュー(72)発明者 ポック、ルイス シー。 アメリカ合衆国 カリフォルニア 94404フオスター シティ、スタンチオ ン レイン 342 (72)発明者 ラサム、ジョン エイ。 アメリカ合衆国 カリフォルニア 94301パロ アルド、バイロン ストリ ート (72)発明者 ムンチャウ、ダリル ディーンアメリカ合衆国 カリフォルニ ア 94404フオスター シティ、ガル アベニュー(72)発明者 クラウ ジツク、ステイーブンアメリカ合衆国 カリフォルニア 94403サン マテ オ、カサ デ カンボ 3149

Claims (81)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.標的分子に特異的に結合し得る結合領域を、少なくとも1つ有する、一本鎖 DNAアプタマー。
  2. 2.オリゴヌクレオチドとは、通常結合しない標的分子に、20×10−9より 小さい解離定数(Kd)を有するように特異的に結合し得る結合領域を少なくと も1つ有する、アプタマー。
  3. 3.標的分子に特異的に結合し得る結合領域を、少なくとも1つ有する、アプタ マーであって、該アプタマーと該標的分子とのkdが、該アプタマーとその他の 関係のない分子とのkdに比べて、少なくとも5倍だけ小さい、アプタマー。
  4. 4.標的分子に特異的に結合し得る結合領域を、少なくとも1つ有するアプタマ ーであって、該結合領域が15個より少ないヌクレオチド残基を有する、アプタ マー。
  5. 5.標的分子に特異的に結合し得る結合領域を、少なくとも1つ有するアプタマ ーであって、該アプタマーが16個より少ないヌクレオチド残基を有する、アプ タマー。
  6. 6.ブラジキニン、PGF2α、CD4、HER2、IL−1レセプター、第X 因子、およびトロンビンからなる群から選択される、標的分子に、特異的に結合 し得る結合領域を、少なくとも1つ有するアプタマー。
  7. 7.前記標的分子が1つまたはそれ以上の生物学的機能を有する、請求項1から 5に記載のアプタマー。
  8. 8.前記標的分子が、核酸に結合するという生物学的機能を有さない、請求項7 に記載のアプタマー。
  9. 9.前記標的分子がタンパク質またはペプチドである、請求項1から5に記載の アプタマー。
  10. 10.前記標的分子が細胞外タンパク質である、請求項9に記載のアプタマー。
  11. 11.前記細胞外タンパク質が、ボツリヌス毒素およびジフテリア毒素、コラゲ ナーゼ、腫瘍壊死因子、抗トロンビンIII、インターロイキン、エラスターゼ 、およびPDGF(αおよびβ)繊維芽細胞増殖因子からなる群から選択される 、請求項10に記載のアプタマー。
  12. 12.前記標的分子が細胞内タンパク質である、請求項9に記載のアプタマー。
  13. 13.前記細胞内タンパク質が、オンコ遺伝子タンパク質、ヒドロキシメチルグ ルタリルCoAシンターゼ、およびジヒドロフォレート(dihydrofol ate)レダクターゼからなる群から選択される、請求項12に記載のアプタマ ー。
  14. 14.前記標的分子が、細胞表面タンパク質である、請求項9に記載のアプタマ ー。
  15. 15.前記細胞表面タンパク質が、HLA抗原、腫瘍壊死因子レセプター、EG Fレセプター、CD62、ICAM−1、ICAM−2、VCAM−1およびE LAM−1からなる群から選択される、請求項14に記載のアプタマー。
  16. 16.前記標的分子が糖タンパク質である、請求項9に記載のアプタマー。
  17. 17.前記標的分子が炭水化物である、請求項1から5に記載のアプタマー。
  18. 18.前記炭水化物が、単糖、二糖、多糖からなる群から選択される、あるいは 、グルコサミノグリカンまたはそのフラグメントである、請求項17に記載のア プタマー。
  19. 19.前記標的分子が脂質である、請求項1から5に記載のアプタマー。
  20. 20.前記脂質が糖脂質である、請求項19に記載のアプタマー。
  21. 21.前記脂質が、ステロイドまたはトリグリセリドである、請求項19に記載 のアプタマー。
  22. 22.前記標的分子が、アフラトキシン、ヒスタミン、およびエイコサノイドか らなる群から選択される低分子である、請求項1から5に記載のアプタマー。
  23. 23.前記標的分子が、約100から約1000ダルトンの分子量を有する、請 求項1から5に記載のアプタマー。
  24. 24.前記標的分子が、約103から約104ダルトンの分子量を有する、請求 項1から5に記載のアプタマー。
  25. 25.前記標的分子が、約104から約106ダルトンの分子量を有する、請求 項1から5に記載のアプタマー。
  26. 26.14個より少ないヌクレオチド残基の結合領域を有する、請求項1から6 に記載のアプタマー。
  27. 27.10個より少ないヌクレオチド残基の結合領域を有する、請求項1から6 に記載のアプタマー。
  28. 28.6から100個のヌクレオチド残基を有する、請求項1から4または6に 記載のアプタマー。
  29. 29.6から50個のヌクレオチド残基を有する、請求項1から4または6に記 載のアプタマー。
  30. 30.生理学的状態の標的分子に特異的に結合し得る、請求項1から29に記載 のアプタマー。
  31. 31.20×10−9より小さいkdを有するように、前記標的物に結合する、 請求項1から30に記載の一本鎖DNAアプタマー。
  32. 32.生理学的状態で、20×10−9より小さいkdを有するように、前記標 的物に結合する、請求項31に記載のアプタマー。
  33. 33.前記アプタマーと前記標的分子とのkdが、該アプタマーとその他の関係 のない分子とのkdに比べて、少なくとも5倍だけ小さい、請求項1から32に 記載のアプタマー。
  34. 34.少なくとも1つの改変連結基、糖残基および/または塩基を有する、請求 項1から33に記載のアプタマー。
  35. 35.請求項34に記載のアプタマーであって、P(O)Oが、P(O)S、P (S)S、P(O)NR2、P(O)R、P(O)OR′、COまたはCH2で 置換され、RまたはR′は、それぞれ独立してH、または炭素数1〜20の置換 されたまたは置換されないアルキルであり、任意にエーテル(−O−)連結、ア リール、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニルまたはアラルキルを有 する、少なくとも1つの連結基を有するアプタマー;またはSまたはNを介して 隣接するヌクレオチドに付着した連結基を少なくとも1つ有するアプタマー;ま たは少なくとも1つの、プリンまたはピリミジンの改変形態、または少なくとも 1つのアベーシックな(abasic)部位を有するアプタマー;または 非誘導リボース以外に、少なくとも1つの改変されたまたは類似の糖類を有する 、アプタマー。
  36. 36.請求項35に記載のアプタマーであって、P(O)OがP(O)Sで置換 され、連結基が0を介して隣接する各ヌクレオチドに付着される、少なくとも1 つの該連結基を有するアプタマー;または P(O)0がP(O)NH(CH2CH2OCH3)で置換され、連結基が0を 介して隣接する各ヌクレオチドに付着される、少なくとも1つの該連結基を有す るアプタマー;または チミンで置換きれるウラシル(du)塩基を少なくとも1つ有するアプタマー; または 少なくとも1つのアベーシックな部位を有するアプタマー;または チミンで置換される5−ペンチニルウラシル塩基を少なくとも1つ有するアプタ マー、または 2′−O−アルキル、2′−O−アリル、2′−S−アルキル、2′−S−アリ ルまたはハロ糖残基(halo sugar residue)を有する、アプ タマー。
  37. 37.前記アプタマーが第二次アプタマーである、請求項1から36に記載のア プタマー。
  38. 38.標的物に特異的に結合する結合領域を少なくとも1つ有するアプタマーを 得る方法であって:(a)成分オリゴヌクレオチドの混合物とともに該標的物を インキュベーションする工程であって、該標的物が該混合物の成分のすべてでは なく一部と複合体化して、オリゴヌクレオチドー標的物複合体を形成する条件の 下で行われる工程;(b)該オリゴヌクレオチドー標的物複合体を、複合体化し ていないオリゴヌクレオチドから分離する工程;(c)該複合体から複合体化し たオリゴヌクレオチドを回収して増幅し、アプタマーを得る工程;および(d) 任意に、回収されたアプタマーの配列を決定する工程、を包含し、 ここで該アプタマーが一本鎖DNAである、または核アプタマーが、オリゴヌク レオチドとは、通常結合しない標的分子に、20×10−9より小さい解離定数 (kd)を有するように特異的に結合し得る結合領域を、少なくとも1つ有する 、または、 該アプタマーが、標的分子に特異的に結合し得る結合領域を、少なくとも1つ有 し、該アプタマーと該標的分子とのkdが、該アプタマーとその他の関係のない 分子とのkdに比べて、少なくとも5倍だけ小さい、または 該アプタマーが、標的分子に特異的に結合し得る結合領域を、少なくとも1つ有 し、該結合領域が15個より少ないヌクレオチド残基を有する、または 核アプタマーが、標的分子に特異的に結合し得る結合領域を、少なくとも1つ有 し、該アプタマーが16個より少ないヌクレオチド残基を有する、または 該アプタマーが、例示された標的物からなる群から選択される、標的分子に特異 的に結合し得る結合領域を少なくとも1つ有する、方法。
  39. 39.前記オリゴヌクレオチドの混合物が、少なくとも1つの改変されたオリゴ ヌクレオチドを含有する、請求項38に記載の方法。
  40. 40.前記増幅が、少なくとも1つの改変されたヌクレオチドを用いて行われる 、請求項38に記載の方法。
  41. 41.前記オリゴヌクレオチドの混合物が、少なくとも1つのランダム化された 配列領域を有する、請求項38から40に記載の方法。
  42. 42.請求項38から41に記載の方法であって、さらに、工程(a)に続いて 、工程(c)で得た、回収され、増幅された複合体化オリゴヌクレオチドを用い て、工程(a)から(c)を反復することを包含する、方法。
  43. 43.前記オリゴヌクレオチド混合物と標的物とのkdが、前記アプタマーと標 的物とのkdの少なくとも50倍である、請求項38から42に記載の方法。
  44. 44.請求項38から43の方法によって調製されたアプタマー。
  45. 45.標的分子に特異的に結合する第二次アプタマーを得る方法であって; (a)オリゴヌクレオチド配列の混合物とともに該標的分子をインキュべーショ ンする工程であって、該標的分子が該混合物の成分のすべてではなく一部と複合 体化して、オリゴヌクレオチドー標的分子複合体を形成する条件の下で行われる 工程(b)該オリゴヌクレオチドー標的分子複合体を、複合体化していないオリ ゴヌクレオチドから分離する工程;(c)該複合体から、複合体化したオリゴヌ クレオチドを回収して増幅する工程; (d)任意に、工程(c)で回収されたオリゴヌクレオチドを用いて、工程(a )から(c)を反復する工程;(e)該回収されたオリゴヌクレオチドの配列を 決定する工程(f)該回収されたオリゴヌクレオチドに含有されるコンセンサス 配列を決定する工程;および (g)該コンセンサス配列を有する第二次アプタマーを合成する工程、を包含す る方法。
  46. 46.請求項45の方法によって調製される、第二次アプタマー。
  47. 47.特異的に標的物に結合する結合領域を少なくとも1つ有するアプタマーを 得る方法であって:(a)成分オリゴヌクレオチドの混合物とともに該標的物を インキュベーションする工程であって、該標的物が該混合物の成分のすべてでは なく一部と複合体化して、オリゴヌクレオチドー標的物複合体を形成する条件の 下で行われる工程;(b)該オリゴヌクレオチドー標的物複合体を、複合体化し ていないオリゴヌクレオチドから分離する工程;(c)該複合体から、複合体化 したオリゴヌクレオチドを回収して増幅し、アプタマーを得る工程;および(d )任意に、該回収されたアプタマーの配列を決定する工程、を包含し、 該標的物とオリゴヌクレオチドの混合物との解離定数(kd)が、1μMまたは それ以上である、あるいは、該アプタマーと該標的物とのkdが、該標的と該オ リゴヌクレオチドの混合物とのkdに比べて、少なくとも50倍だけ小さい;あ るいは、 工程(a)と(b)とが生理学的条件の下で行われる、あるいは、該オリゴヌク レオチドの混合物が一本鎖DNAからなる、方法。
  48. 48.前記オリゴヌクレオチドの混合物が、少なくとも1つの改変されたオリゴ ヌクレオチドを含有する、請求項47に記載の方法。
  49. 49.前記増幅が、少なくとも1つの改変されたヌクレオチドを用いて行われる 、請求項47に記載の方法。
  50. 50.前記オリゴヌクレオチドの混合物が、少なくとも1つのランダム化された 配列領域を有する、請求項47から49に記載の方法。
  51. 51.請求項47から49に記載の方法であって、さらに、工程(a)に続いて 、工程(c)で得た、回収され、増幅された複合オリゴヌクレオチドを用いて、 工程(a)から(c)を反復することを包含する、方法。
  52. 52.前記オリゴヌクレオチドの混合物の配列が、予め決定されていない配列で ある、請求項47に記載の方法。
  53. 53.請求項47から52の方法によって調製されるアプタマー。
  54. 54.特異的に標的分子に結合する結合領域を有するアプタマーを得る方法であ って: (a)オリゴヌクレオチド配列の混合物で、担体に可逆的に結合した該標的分子 をオリゴヌクレオチド配列とともにインキュベーションする工程であって、該結 合した標的分子が該混合物の成分のすべてではなく一部と複合体化して、担体結 合オリゴヌクレオチド複合体を形成する条件の下で行われる工程; (b)該オリゴヌクレオチドー標的物複合体を、該担体から分離し回収して、遊 離アプタマー標的複合体を得る工程;(c)該遊離オリゴヌクレオチドー標的複 合体から複合体化されたオリゴヌクレオチドを回収し増幅して、アプタマーの集 団を得る工程: (d)任意に、該混合物として、工程(c)の回収されたアプタマーの集団を用 いて、工程(a)から(c)を反復する工程;および (e)任意に、該回収されたアプタマーの配列を決定する工程、を包含する、方 法。
  55. 55.上記工程(a)において、標的物質が、担体の活性化されたチオール基を 用いて、担体に可逆的に結合されている、請求項54に記載の方法。
  56. 56.上記工程(b)において、還元剤を加えることによって脱離が行われる、 請求項54に記載の方法。
  57. 57.上記還元剤が、ジチオトレイトールまたはβ−メルカプトエタノールであ る、請求項56に記載の方法。
  58. 58.上記担体がレクチン担体であり、上記標的物質がレクチンに可逆的に結合 する、請求項54に記載の方法。
  59. 59.上記工程(b)において、単糖を加えることによって脱離が行われる、請 求項58に記載の方法。
  60. 60.上記単糖が、α−メチル−マンノシド、N−アセチルグルコサミン、グル コース、N−アセチルガラクトサミン、およびガラクトースからなる群から選択 される、請求項59に記載の方法。
  61. 61.標的物に結合可能なアプタマーを得る方法であって:(a)予め配列の決 定されていないオリゴヌクレオチドの第1のプールを提供する工程であって、該 標的物に結合し得るオリゴヌクレオチドを確実に少なくとも1つ存在させるため に、該プールが、該標的物の構造的な複合性を十分に反映するだけの量のオリゴ ヌクレオチドを含有する工程;(b)該オリゴヌクレオチドのプールまたはその 一部を、該標的物とともにインキュベーションする工程であって、一部のヌクレ オチドと該標的物との間に複合体化が起こるような条件の下で行われ、該複合体 化されたオリゴヌクレオチドが第1のアプタマー集団を規定する、工程;(c) 該第1のアプタマーを、複合体化されていないオリゴヌクレオチドから実質的に 一本鎖の形で回収する工程;(d)該第1のアプタマーの少なくとも一方の末端 に公知のヌクレオチド配列を付着する工程; (e)該第1のアプタマーを増幅する工程;(f)該第1のアプタマーから該公 知のヌクレオチド配列を除去する工程; (g)任意に、工程(a)〜(f)を十分な回数反復して、標的物に高度の親和 性を有する最適アプタマー集団を生成する工程、を包含する方法。
  62. 62.所望の標的物と複合体化し得るオリゴヌクレオチドを得る方法であって、 該オリゴヌクレオチドは実質的に予め配列決定されておらず: (a)該標的物を、予め配列決定されていない、または実質的に配列決定されて いないオリゴヌクレオチドのプールとともに、オリゴヌクレオチドのすべてでは なく一部が該標的物と複合体化する条件の下で、インキュベーションする工程; (b)オリゴヌクレオチド:標的物複合体を分離する工程;(c)工程bから該 ヌクレオチドを、実質的に一本鎖の形で回収する工程; (d)第1のリンカーを該オリゴヌクレオチドの5′末端に、第2のリンカーを 該オリゴヌクレオチドの3′末端に付着する工程であって、該5′末端リンカー および該3′末端リンカーが公知のヌクレオチド配列であり、これによって、5 ′リンカー部、オリゴヌクレオチド部および3′リンカー部を有するオリゴヌク レオチドを生成する工程; (c)工程dのオリゴヌクレオチドを増幅して、5′リンカー補体部、オリゴヌ クレオチド補体部および3′リンカー補体部を有する第1の鎖と、5′リンカー 部、オリゴヌクレオチド部および3′リンカー部を有する第2の鎖とを含有する 二本鎖を生成する工程; (g)該3′リンカー部と該5′リンカー部とを除去する工程;(h)該オリゴ ヌクレオチドを実質的に一本鎖の形で回収する工程、を包含する方法。
  63. 63.上記5′リンカーが、3′末端にまたはその付近に制限酵素認識部位を有 し、上記3′リンカーが、5′末端にまたはその付近に制限酵素認識部位を有す る、請求項62に記載の方法。
  64. 64.上記二本鎖を支持体に付着させ、該付着された二本鎖を、その5′末端の 制限酵素部位を認識し得る制限酵素で消化することによって、上記3′リンカー 部が除去される、請求項63に記載の方法。
  65. 65.標的に特異的に結合する結合領域を少なくとも1つ有するアプタマーを得 る方法であって:(a)該標的分子を、オリゴヌクレオチドの混合物とともにイ ンキニベーションする工程であって、該混合物の成分のすべてではなく一部と複 合体化が起こって、オリゴヌクレオチドー標的物複合体が形成されるような条件 下で行われる工程;(b)該オリゴヌクレオチドー標的物複合体を、複合体化さ れていないオリゴヌクレオチドから分離する工程;(c)該複合体から、該複合 体化されたオリゴヌクレオチドを回収して増幅する工程;および (d)任意に、該回収されたオリゴヌクレオチドの配列を決定する工程、を包含 し、 該増幅が、少なくとも1つの改変されたヌクレオチドを用いて行われる、あるい は、 該オリゴヌクレオチドの混合物が少なくとも1つの改変されたオリゴヌクレオチ ドを含有する、方法。
  66. 66.第1の標的物には特異的に結合し、第2の物質には結合しないアプタマー を得る方法であって:該第1の標的物を、成分オリゴヌクレオチドの混合物とと もに、該混合物の成分のすべてではなく一部と複合体化が起こるような条件で、 インキュベーションする工程;複合体化されたオリゴヌクレオチドを複合体化さ れていないオリゴヌクレオチドから分離する工程;該複合体化されたオリゴヌク レオチドを回収して、第1のアプタマー集団を得る工程; 該第2の物質を、該第1のアプタマー集団とともに、該混合物の成分のすべてで はなく一部と複合体化が起こるような条件で、インキュベーションする工程;複 合体化されたオリゴヌクレオチドを複合体化されていないオリゴヌクレオチドか ら分離する工程;複合体化されていないオリゴヌクレオチドを回収して、該第1 の標的物に特異的に結合する、第2のアプタマー集団を得る工程;および 該オリゴヌクレオチドを該第2のアプタマー集団内で回収し増幅する工程、を包 含する方法。
  67. 67.第1の標的物とは特異的に結合し、第2の物質とは結合しないアプタマー を得る方法であって:該第2の物質を、オリゴヌクレオチドの混合物と、該混合 物のすべてではなく一部の成分が該第2の物質に結合するような条件の下で、接 触させる工程; 該第2の物質に結合しない成分を分離して、オリゴヌクレオチドの第1のプール を得る工程; 該第1のプールを該第1の標的物に接触させる工程;該第1の標的物に結合した オリゴヌクレオチドを分離、単離して、アプタマーの第2のプールを得る工程; 該アプタマーを回収し増幅する工程、を包含する方法。
  68. 68.請求項47から67のいずれかの方法によって調製されるアプタマー。
  69. 69.標的分子と、請求項1から37、44、46、53または68のアプタマ ーとによって形成される複合体。
  70. 70.標的分子の有無を検出する方法であって、該標的分子とアプタマーとの間 に複合体が形成されるような条件の下で、該標的分子を含有していると考えられ るサンプルを、請求項1から37、44、46、53または68のアプタマーと 接触させる工程、および 該複合体の有無を検出する工程、を包含する方法。
  71. 71.標的分子を精製する方法であって、該標的分子を含有するサンプルを、支 持体に付着した請求項1から37、44、46、53または68のアプタマーと 、該標的分子が該支持体に結合したアプタマーに結合するような条件の下で接触 させる工程; 該サンプルの結合していない成分を洗浄する工程;および該支持体から該標的分 子を回収する工程、を包含する方法。
  72. 72.請求項1から37、44、46、53または68のアプタマーと、生理学 的に許容可能な賦形剤との混合物を含有する、医療用の薬学的組成物。
  73. 73.請求項1から37、44、46、53または68のアプタマーを含有する 、診断用の組成物。
  74. 74.補助物質と結合した、請求項1から37、44、46、53または68の アプタマー。
  75. 75.上記補助物質が、薬剤、毒素、支持体および特異的結合試薬、標識物質、 放射性同位体またはコントラスト剤からなる群から選択される、請求項74に記 載のアプタマー。
  76. 76.病態細胞に対する免疫反応を調整する結合体であって: 該病態細胞の表面の特異部に特異的に結合する、標的剤部分;および 該結合体がない時に該病態細胞自身によって誘発される免疫学的反応とは異なる 、免疫学的反応を誘発する、免疫調整部分、を含有する、結合体。
  77. 77.上記標的剤が、オリゴヌクレオチド、抗体および細胞表面レセプターに対 するリガンドからなる群から選択される、請求項76に記載の結合体。
  78. 78.上記標的剤が、請求項1から37、44、46、53または68のアプタ マーである、請求項77に記載の結合体。
  79. 79.上記免疫調整部分が、ペプチドおよび炭水化物からなる群から選択される 、請求項76に記載の結合体。
  80. 80.病態細胞に対する免疫反応を調整するための結合体を調製する方法であっ て: 該病態細胞の表面抗原に特異的に結合する標的剤を確定する工程;および 該標的剤を、所望の免疫反応を誘発する免疫調整部分に結合させる工程、を包含 する方法。
  81. 81.病態細胞に対する免疫反応を調整する方法であって、免疫反応を調整する のに有効量の請求項76の結合体を投与する工程を包含する、方法。
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