JPH06351206A - ハイブリッド励磁形永久磁石同期回転機 - Google Patents

ハイブリッド励磁形永久磁石同期回転機

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Publication number
JPH06351206A
JPH06351206A JP5242475A JP24247593A JPH06351206A JP H06351206 A JPH06351206 A JP H06351206A JP 5242475 A JP5242475 A JP 5242475A JP 24247593 A JP24247593 A JP 24247593A JP H06351206 A JPH06351206 A JP H06351206A
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JP
Japan
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rotor
pole
permanent magnet
armature
magnetic flux
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Application number
JP5242475A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Mizuno
孝行 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH06351206A publication Critical patent/JPH06351206A/ja
Priority to US08/447,903 priority patent/US5682073A/en
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/02Details
    • H02K21/04Windings on magnets for additional excitation ; Windings and magnets for additional excitation
    • H02K21/046Windings on magnets for additional excitation ; Windings and magnets for additional excitation with rotating permanent magnets and stationary field winding

Abstract

(57)【要約】 【目的】 いわゆる減磁制御を行なうことなく運転可能
範囲を拡大し、効率良く鉄損も減少したハイブリッド励
磁形永久磁石同期回転機を提供する。 【構成】 永久磁石13による磁束を直流励磁巻線5に
よる直流磁束の調整により、弱めたり強めたりするよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、永久磁石式電動機や発
電機(以下PM回転機と称する)に係り、特に励磁回路
に永久磁石(以下PMと称する)のみならず電磁石を備
えたいわゆるハイブリッド励磁形PM回転機に関する。
【0002】
【従来の技術】電動機を例にとると従来から存在するP
Mモータは、界磁極にPMを有する構造で、固定子側の
電機子に例えば三相巻線を備え、回転子側の界磁として
図34(a)に示す界磁鉄心01の表面に張付けたPM
02や、同図(b)に示す界磁鉄心01の内部に埋込ん
だPM02を備え、電機子に生ずる回転磁界とPM02
との相互作用にて同期機として運転されるものである。
【0003】さて、これらの型式のPMモータをみる
に、PM02による磁束は、そのPM自体の特性および
磁気回路のパーミアンスにより決定され、回転数に関係
なく一定に保たれる。したがって、電機子巻線に誘起さ
れる電圧は回転数に比例して増加することになり、この
誘起電圧と一次インピーダンス降下の和となる端子電圧
と電源電圧の最大値とが一致したときの回転数が最高回
転数として定まることになる。かかる特性を有するPM
モータにあって、電源電圧を一定として定出力運転を行
なう場合、前述の最高回転数を更に上昇させて運転速度
を広くするための方策として、電機子巻線にPM02に
よる磁束を打ち消す電流を流して等価的に誘起電圧を下
げるといういわゆる減磁制御が提案されている。図35
はこの減磁制御を説明したもので、定トルク範囲では電
流一定電圧増加特性であり、モータ端子電圧と電源電圧
の最大値とが一致した最大速度(図では基底速度n0
以後は、定出力範囲として回転数によって決まる電流を
流して減磁制御を行ない最高回転数の上昇を行なうもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本来、PMモータはP
Mを用いるために励磁入力が不要となり高効率である特
長があるが、上述の減磁制御を行なうに当っては、図3
5にも示される如く、定出力運転範囲を広くする程減磁
のための電流が必要となり効率が低下するという問題が
生ずる。しかも、減磁のための電流は、図35にも示す
ように無負荷であっても必要不可欠であり、効率の低下
は極めて大きい。また、高速運転のために誘起電圧を下
げれば良いとすれば、電機子巻線のターン数を減らすこ
とも考えられるが、この場合にはトルクを発生させる電
流がターン数の減少に伴って大きくなり、結局電源の電
流容量が大きくなってしまうという問題となる。更に、
電動機の鉄損に着目すると、高速になる程鉄損が大きく
なるのであるが、PMモータでは磁束が一定であるため
一層鉄損が増大する。そして、減磁制御によりこの鉄損
はPMのみの場合より若干減少するが、なおこの損失は
無視できない。
【0005】本発明は、いわゆる減磁制御を用いること
なく運転可能速度範囲を増大させ、効率を低下させるこ
となく、しかも鉄損も減少させるようにしたハイブリッ
ド励磁形PM回転機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、 (1)電機子内又は電機子外にて回転する回転子鉄心
に、ギャップを介して上記電機子に磁束を通す永久磁石
を備え、上記回転子鉄心の上記永久磁石が配置されない
部分を、上記永久磁石による磁束に影響を与える磁束を
通すよう上記ギャップを介して電機子と対峙させ、上記
回転子鉄心の上記永久磁石が配置されない部分を通る磁
束として直流可変磁束を与える直流励磁巻線を備えた、
ことを特徴とし、
【0007】(2)回転子周方向に交互に等配に永久磁
石とこの永久磁石が配置されない回転子鉄心部分である
突極状部とを配列したものを、軸方向に沿って一対備
え、この一対の配列したもののうち軸方向に沿う同じ側
の永久磁石は同極異なる側の永久磁石は異極とし、しか
も上記永久磁石の軸方向に沿う位置には突極状部が位置
する回転子構造としたことを特徴とし、
【0008】(3)回転子の永久磁石と突極状部との軸
方向位置に対応してヨークで磁気的に結合される電機子
鉄心を軸方向に沿い一対備え、これら電機子鉄心間にリ
ング状に卷回された直流励磁巻線を備えた電機子構造と
したことを特徴とし、
【0009】(4)回転子の永久磁石と突極状部との軸
方向位置に対応してヨークで磁気的に結合される電機子
鉄心を軸方向に沿い一対備え、これら各電機子鉄心に片
方の電機子鉄心は全て同極性となり双方の電機子鉄心相
互としては逆極性となる直流励磁巻線をそれぞれ備えた
電機子構造としたことを特徴とし、
【0010】(5)回転子の永久磁石と突極状部との軸
方向位置に対応してヨークで磁気的に結合される電機子
鉄心を軸方向に沿い一対備え、これら電機子鉄心間にリ
ング状に卷回された直流励磁巻線を複数個互いに逆極性
となるよう備えた電機子構造としたことを特徴とし、
【0011】(6)回転子の永久磁石と突極状部に対応
して単一の電機子鉄心をフレームに備え、このフレーム
に連結され回転子を支える軸方向両端のブラケットにそ
れぞれ直流励磁巻線を備えたことを特徴とし、
【0012】(7)突極状部には軸方向に沿ってダンパ
ー巻線及びエンドリングが備えられたことを特徴とし、
【0013】(8)軸方向に沿って2分割された電機子
鉄心には別々に電機子巻線が施されたことを特徴とし、
【0014】(9)軸方向に沿って2分割された電機子
鉄心において、各電機子鉄心には斜めスロットを施し、
かつ各電機子鉄心の斜めスロットがつながるように形成
したことを特徴とし、
【0015】(10)軸方向に沿って2分割された電機
子鉄心において、一方の電機子鉄心と他方の電機子鉄心
とを1/2スロットピッチだけずらしたことを特徴と
し、
【0016】(11)電機子鉄心を備えるフレーム、回
転子鉄心を回転自在に支えるシャフトおよびブラケット
の少なくとも一つを非磁性材料にて形成したことを特徴
とし、
【0017】(12)直流励磁巻線に流す電流は、電源
周波数や回転数、磁束指令のいずれかに従って予め設定
された励磁電流指令に基づき、制御された直流電流であ
る制御系を有することを特徴とし、
【0018】(13)回転子周方向に交互に等配に永久
磁石とこの永久磁石が配置されない回転子鉄心部分であ
る突極状部との配列したものを軸方向に沿って一対備え
た回転子にあっては、永久磁石を回転子鉄心内に埋込ん
だ構造とし、しかも回転子の軸方向に沿い複数枚の非磁
性補強板を備え、この非磁性補強板及び回転子鉄心にダ
ンパー巻線を施したことを特徴とし、
【0019】(14)永久磁石に相応する回転子鉄心中
央、突極状部の中央に軸方向に沿ってスリットを設けた
ことを特徴とし、
【0020】(15)くし形回転子鉄心にあって、一方
の極側に永久磁石を備え、他方の極側は永久磁石が配置
されない部分としてこの他方の極側に直流励磁巻線を備
えたことを特徴とし、
【0021】(16)くし形回転子鉄心にあって、一方
の極側及び他の極側それぞれにその極の鉄心長より短い
永久磁石を備え、しかも同一の極側は同極性異なる極側
は異極性の永久磁石を備えたことを特徴とし、
【0022】(17)くし形回転子鉄心にあって一方の
極側及び他方の極側それぞれの回転子鉄心間に同じ極側
が同極となるように永久磁石を配置したことを特徴と
し、
【0023】(18)回転子である回転板の周方向に沿
って永久磁石及び磁性材料を交互に配置し、この回転板
の両側に電機子を備え、回転板の表裏に磁束を通す直流
励磁巻線を備えたことを特徴とし、
【0024】(19)シャフトの軸方向に沿って複数個
の界磁を備え、この界磁に対応して複数の電機子を備え
たことを特徴とする。
【0025】
【作用】永久磁石による磁束を直流励磁巻線による直流
磁束の調整により、弱めたり強めたりすることができ
て、電機子誘導電圧を調節できた。
【0026】
【実施例】ここで、図1〜図2を参照して本発明の実施
例を説明する。図1〜図5は、一実施例を示しており、
図1において、1は固定子である電機子、2はこの電機
子の鉄心、3は電機子巻線、4は円筒形のヨークであ
る。このうち、電機子鉄心2は、軸方向に2分割された
成層鉄心であり、片側の部分を便宜上N極側鉄心2a、
他の片側の部分を便宜上S極側鉄心2bとした場合、N
極側鉄心2aとS極側鉄心2bとはその間に図4に示す
リング状の直流の励磁巻線5を挾むように軸方向に沿っ
て備えられている。そして、N極側鉄心2aとS極側鉄
心2bとは、ヨーク4によって磁気的に結合されかつ機
械的に支持されている。また、電機子巻線3は、N極側
鉄心2aとS極側鉄心2bとをまたぐようにして備えら
れている。励磁巻線5は、図4の如くリング状に卷回さ
れた電線5aを絶縁処理したもので、電源容量や機械寸
法に合わせて必要な起磁力を生ずるように十分なターン
数卷回される。
【0027】他方、回転子11は、回転子鉄心12とP
M13とを有し、このうち回転子鉄心12はシャフト1
5に連結されたヨーク14に支持固定されている。ここ
において、回転子鉄心12は、部分的に突き出た構造で
突極状をなし、PM13が備えられる部分以外の個所に
あって突極状部12aを形成する。そして、この突極状
部12aは、固定子のN極側鉄心2aとS極側鉄心2b
とに対応して設けられ、便宜上N極側突極状部12aN
とS極側突極状部12aSとに分けられる。すなわち、
突極状部12aは、固定子のN極側鉄心2aとS極側鉄
心2bとの軸方向の長さに対応して設けられ、しかも周
方向に一定幅を有してN極側突極状部12aN及びS極
側突極状部12aSとして存在する。そして、N極側突
極状部12aNには、周方向に隣り合ってN極PM13
が図2(a)の如く配置され、またS極側突極状部12
aSにも周方向に隣り合ってS極PM13が図2(b)
の如く配置される。しかも、軸方向には、N極側突極状
部12aNとS極PM13とが並び、またN極PM13
とS極側突極状部12aSとが並んでいる構造である。
この結果、回転子11は、図3に示す如くN極側突極状
部12aNとN極側PM13とが周方向に交互に配置さ
れ、軸方向に励磁巻線5分隔たってS極側突極状部12
aSとS極PM13とが周方向に交互に配置され、しか
も軸方向には突極状部12aとPM13とが並んでいる
ものである。また、突極状部12aは、周方向にPM1
3の極数と同じ数だけ形成されている。図2,図3に示
す例はPM13を6極配置した例を示しているが、極数
はこれに限らず8極等種々の極数が考えられる。また、
図1,図2では回転子鉄心12の突極状部12aの表面
とPM13の表面とが同一円周面を形成するように構成
されているが、ギャップを小さくして突極状部12aを
通る有効磁束を多くするよう突極状部12aの突き出し
量をPM13の厚さより大きくできる。更に、図2,図
3ではPM13と突極状部12aの幅を同じ幅とした
が、上述と同様磁束を多くするため突極状部12aの幅
をPM13より広げるようにしてもよい。なお、回転子
鉄心12は塊状鉄心でもよい。図1にあって、PM13
は回転子鉄心12の突極状部12a以外の所定個所に張
り付けられて固定され、また、回転子鉄心12は円筒形
のヨーク14に挿着されて支持される。
【0028】本実施例の構造は、図1〜図4の如くであ
るが、ここで、かかる構造により磁束の制御動作につい
て述べる。図1に示す直流の励磁巻線5に直流電流を流
した場合、例えば図1実線のように、電機子のヨーク4
→S極側鉄心2b→ギャップ→S極側突極状部12aS
→回転子鉄心12→回転子ヨーク14→回転子鉄心12
→N極側突極状部12aN→ギャップ→N極側鉄心2a
→ヨーク4という具合に閉磁路が形成される。この場
合、磁束の方向は、直流電流の向きにより制御でき、大
きさは電流の大きさにより制御できる。励磁巻線5によ
る直流磁束の発生を前提として、PM13による磁束の
調整は次のようになる。
【0029】<直流励磁電流0の場合>直流励磁電流に
よる磁束は存在せず、PM13による磁束のみとなる。
つまり、N極PM13からの磁束は、ギャップ→N極側
鉄心2a→電機子→ヨーク4→S極側鉄心2b→ギャッ
プ→S極PM13→回転子鉄心12→回転子ヨーク14
→回転子鉄心12→N極PM13からなる経路を辿る。
この場合、ギャップ磁束は、PM13の残留磁束密度
(磁石の特性)と表面積で決まることになる。かかる状
態を回転子表面での磁束としてみると、図5(b)に示
すようになり、N極PM13から電機子ヨーク4を通り
S極PM13に至り、S極PM13から回転子ヨーク1
4を通りN極PM13に至る。したがって、回転子の回
転によって電機子巻線3を構成する各コイルは、N極ま
たはS極のどちらか一方の極の磁束を切ることとなり、
この結果、電機子巻線3には回転数と極数とによって定
まる周波数の交流電圧が誘起される。なお、I DCは直流
励磁電流を示す。こうして、本例のIDC=0の場合に
は、PM13によって生ずる誘起電圧と電源電圧とによ
り決まる最大回転数が得られる。
【0030】<直流励磁電流による磁束がPM13の磁
束と同一方向となる場合、(IDC>0の場合>PM13
による磁束はN極PM13とS極PM13との間で作ら
れることに変りはない。一方、直流の励磁巻線による磁
束は、磁気抵抗が小さな経路を通り、S極側鉄心2b→
ギャップ→S極側突極状部2aS→回転子鉄心12→回
転子ヨーク14→回転子鉄心12→N極側突極状部12
aN→ギャップ→N極側鉄心2a→電機子ヨーク4を通
る。この場合、PM13による透磁率は空気に近く、磁
石の磁気抵抗が大きいため、直流磁束は突極状部12a
を通る。この結果、回転子表面での合成磁束数をみる
と、図5(a)の如くN極側突極状部12aNから出た
磁束が軸方向に並んでいるS極PM13へ至り、N極P
M13から出た磁束が軸方向に並んでいるS極側突極状
部12aSへ至ることになる。したがって、電機子巻線
3を構成する軸方向に沿って配列された各コイルでは、
N極側で切る磁束の方向とS極側で切る磁束の方向が逆
となり、互いに反対方向の誘起電圧が生じ、全体として
誘起電圧は減少する。つまり、直流励磁電流の大きさに
よって、誘起電圧が小さくでき、その大きさによっては
誘起電圧を0とすることができる。こうして、PM13
の磁束と同一方向の磁束を作ることによって、等価的に
界磁磁束を弱める(減磁する)こととなる。
【0031】<直流励磁電流による磁束がPM13の磁
束と異なる(反対)方向となる場合、(IDC<0の場
合) このケースについてもPM13による磁束は、N極PM
13とS極PM13とにより作られることに変りはな
い。一方、直流の励磁巻線による磁束は、やはり磁気抵
抗の小さな経路を通り、N極側鉄心2a→ギャップ→N
極側突極状部12aN→回転子鉄心12→回転子ヨーク
14→回転子鉄心12→S極側突極状部12aS→ギャ
ップ→S極側鉄心2b→電機子ヨーク4を通る。この結
果、回転子表面での合成磁束をみると、図5(c)の如
くN極PM13から出た磁束が周方向に隣り合うN極側
突極状部12aNへ至り、またS極側突極状部12aS
から出た磁束が周方向に隣り合うS極PM13へ至るこ
とになる。したがって、電機子巻線3を構成する軸方向
に沿ってスロット内を通る各コイルでは、N極側で切る
磁束の方向とS極側で切る磁束の方向とが同方向とな
り、同一方向の誘起電圧が生じ、全体として誘起電圧が
増加する。つまり、直流励磁電流の大きさによって誘起
電圧が高くできる。こうして、PM13の磁束と反対方
向の磁束を作ることにより、等価的に界磁磁束を強める
(増磁する)こととなる。
【0032】以上の結果、直流励磁電流の向きと大きさ
を連続的に変化させることにより、界磁磁束を増磁→0
→減磁の範囲で連続的に変化でき、結局最大回転数の増
減を連続的に変化させることができる。
【0033】図6〜図8は、図5(a)(b)(c)の
各磁束状態を有限要素法によって解析した例を示してい
る。この解析例は近似的に2次元で行ない、8極のもの
を前提としてN極PM13とその隣り合うN極側突極状
部12aNに着目し、直流励磁はギャップの周方向両端
にて直流電流を与えるようにした。また、電機子と回転
子それぞれのヨークを考慮して境界面は無拘束としてい
る。また、PMは等価電流で与えた。図6は、図5
(a)に示す減磁を示しており、直流励磁巻線による磁
束とPMの磁束が同方向の場合を示す。すなわち、図6
(a)にて直流磁束φを加えたとき、N極PM13より
電機子に磁束PMφが通ると共に、N極側突極状部12
aNより電機子に磁束φが通る。この関係を定量的に図
6(b)にて示すとN極PM13の磁束PMφに対して
直流磁束φがN極側突極状部12aNを通り(図6
(b)上半分)、図6(a)の紙面の裏側に存在するS
極PM13及びS極側突極状部12aSにも磁束PMφ
及びφが通る(図6(b)下半分)。そして、直流電流
の増又は減によって図6(a)のN極側突極状部12a
Nを通る磁束線数が密又は疎となり、図6(b)のN極
側突極状部12aNの磁束φの高さが高又は低となり、
これに対応してS極側突極状部12aSの磁束φの高さ
も変化する。この結果、図6(b)に示すように合成磁
束Aとしてはわずかな値となり、殊にPM13の磁束P
Mφと突極状部の磁束φが同じになると合成磁束は0に
近づくことになる。
【0034】図7は図5(b)の磁束状態に対応し、直
流励磁電流が0の場合を示している。すなわち、磁束は
N極PM13によるもののみ通っており、N極側突極状
部12aNには磁束が通らない。この結果、図7(b)
に示すようにN極PM13の磁束PMφ及び紙面の裏側
に存在するS極PM13の磁束PMφのみ存在すること
になり、電機子には一定の合成磁束Aが通っている。
【0035】図8は図5(c)に示す増磁を示してお
り、直流励磁巻線による磁束とPMの磁束が異なる方向
(反対方向)である場合を示す。すなわち、図8(a)
にて直流磁束φを与えたとき、N極PMから電機子に磁
束PMφが通ると共に、N極側突極状部12aNに電機
子からの磁束が通る。この関係を図8(b)にて定量的
に示すと、N極PM13の磁束PMφに対してN極側突
極状部12aNに磁束が通りS極側でも同様となる。こ
の結果、合成磁束Aとしては、磁束PMφより大きな磁
束となる。そして、直流磁束φを変化させることにより
突極状部の磁束φも上下に変化し、合成磁束も変化す
る。
【0036】上述の解析を直流電流を変えて行ない、直
流励磁とギャップ磁束密度との関係を求めた場合、図9
に示す特性となり、直流励磁を0とした定常状態から増
磁していくと、合成ギャップ磁束密度も増大し、減磁し
ていくと、合成ギャップ磁束密度も減少することが判明
する。こうして、図9からも判明するように励磁巻線の
電流の向きと大きさを変化させることによって界磁磁束
の増減ができる。
【0037】図1〜図4の構造に基づいて今まで説明し
てきたが、図10以下にて変形例につき述べる。図1に
示す励磁巻線5としては、リング状のものを用いて直流
励磁を行なったのであるが、直流電流を流すことにより
直流磁束が通れば良いので、図10(a)に示すように
電機子鉄心2のN極側鉄心2a及びS極側鉄心2bそれ
ぞれを亀甲形巻線5a,5bとして別々に形成してもよ
い。この場合、巻線法としては図10(b)に示すよう
な集中巻きでもよく、また図10(c)に示すような分
布巻きでもよい。この巻線法では巻線ピッチは任意に選
べるが、所望の直流磁束を得ると共に磁束変化を円滑に
するためにもこの巻線数は多い程良い。
【0038】図11は、直流の励磁巻線5を図1,図4
の如く単一でなく複数個(図では2個)備えた例を示し
ている。このように、二つの励磁巻線5a,5bを備え
て、それぞれ逆向きの磁界を作るようにすることによ
り、それぞれの巻線5a,5bの電圧の大きさを調整す
るだけで、図中左右連続の磁束制御ができる。この結
果、図1に示す単一巻線5のものの場合の如く方向を変
える必要なく、直流電源としての電源装置が簡単とな
る。
【0039】図12は、直流の励磁巻線5を電機子の軸
方向中央に配置せず、軸方向両端部に配置した例を示
す。ここでは電機子鉄心2は分割されない代り、N極側
とS極側との磁路を区別するため、ブラケット16a,
16bを用いて磁気回路を構成することになる。この場
合、励磁巻線5a,5bは、電機子鉄心2の外に存在し
例えばブラケット16a,16bに取付けられることに
なって巻線の形成が容易となる。また、ブラケット16
a,16bに磁気回路が形成される関係上、シャフト1
5等は非磁性材料にて形成する必要がある。
【0040】図1では図3にも示される如く突極状部1
2aは鉄心突き出し部であるが、この突極状部12aに
図13に示すようにダンパー巻線17を形成することも
できる。このダンパー巻線17はエンドリングに接続さ
れ、アルミダイキャストとか銅バーと銅エンドリングと
のロー付けにより形成することができる。また、ダンパ
ー溝の形状は任意でよい。このダンパー巻線17の付加
により通常の位置検出を必要としない同期電動機として
安定した運転ができる。
【0041】図14は、図1の如く電機子巻線をN極側
鉄心2aとS極側鉄心2bとに橋架することなく、これ
ら各鉄心2a,2bに個別に3a,3bとして備えたも
のである。
【0042】本発明の実施例においては、電機子鉄心2
の分割されたN極側鉄心2a及びS極側鉄心2bについ
ても図15(a)に示すように斜めスロット6を形成
し、高周波磁束の低減を図ることができる。もっとも、
図12に示す電機子鉄心2を分割しない場合には、従来
通りの斜めスロットが付加され得る。また、図15
(a)と同様の効果をもたらす構造として図15(b)
に示す如くN極側鉄心2aとS極側鉄心2bとを1/2
スロットピッチだけずらすことにより斜めスロットと同
様な効果を得ることができる。
【0043】なお、図12に示す例では、その構造上シ
ャフト15を非磁性材にて形成したものを示している
が、図1に示す例においても直流励磁巻線5による磁束
が、図16に示すようにブラケット16a,16bを介
してシャフト15を通ることになるので、フレーム1
8、ブラケット16a,16b、シャフト15のうち少
なくとも一つを非磁性材料にて形成する必要がある。
【0044】図17は、1本のシャフト15に複数個の
回転子11と電機子1とを連続して配置した構成を有
し、鉄心長が長くなった場合などでは励磁巻線5やPM
13を分割配置することができて便利である。
【0045】直流の励磁巻線5に接続される直流電源は
チョッパ回路により容易に構成することができる。この
場合、励磁巻線5の電流は、モータ回転数や電源周波数
の関数として流す必要があるので、電流指令回路や電流
検出回路が必要となる。図18は、チョッパ回路例を示
したもので、トランジスタTr1をスイッチングすること
により直流電流を調整することができ、この例では電流
方向は一方向(単極性)のみであるため、例えば図9に
示す特性の直流励磁0から−側又は+側のみにて使用す
ることになる。一方、図18(b)はブリッジタイプの
チョッパであり、トランジスタTr1,Tr4とトランジス
タTr3,Tr2とをスイッチングすることにより、直流励
磁巻線5に双方向の電流を流すことができる。この場合
は、図9に示す特性上+→0→−の全域にわたって使用
することができる。なお、図18(b)の極性を切換え
られる構造と等価のものとして、単極性のチョッパを用
いてマグネットスイッチや静止スイッチなどにて極性を
切換えることもできる。
【0046】図19はチョッパによる制御回路を示して
おり、電源周波数又はモータ回転数に基づく指令値ω*
が入力されて対応する直流電流を出力する電流設定器5
0を備え、この電流設定器50の出力電流if * と検出
値if とが比較されてACRアンプ(自動電流調整アン
プ)51を介してチョッパ回路52が駆動される。な
お、指令値ω* はモータ制御にも用いられインバータ回
路(図示省略)にも入力される。
【0047】図20は、チョッパ回路の代りに三相ブリ
ッジや単相ブリッジなどの直流電源装置53による電源
回路を示しており、また、図20(b)は周波数や回転
数の指令ω* の代りに界磁磁束指令Λ* を入力させても
よい。なお、磁束指令入力の場合には電流設定器50の
設定パターンが回転数や周波数指令の場合と異なってく
るのは当然である。
【0048】以上説明の上記実施例にあっては、界磁磁
束を自由に制御することができるため、回転数に反比例
して図21に示すごとく磁束を減少させることにより、
界磁による誘起電圧は一定に保たれ最高回転数を高くと
ることができ、定出力範囲が広くなる。この場合、PM
の張り付け部と違って突極状部では電機子とのギャップ
を極力小さくすることにより、わずかな電流にて充分な
励磁ができ、全体の損失に対して無視できる程の励磁入
力で済み、効率が極めて良い。
【0049】今までの説明は、PM電動機を前提として
述べたのであるが、このPM電動機は発電機としても利
用することができ、図22にて示すようにエンジンその
他の駆動源56にPM電動機58を直結してAVR57
により励磁電流制御を行なうことができる。
【0050】図23はPM13を埋込形とした構造の電
動機を示す。この図23の構造では、図24にも示すよ
うに回転子のヨーク14上に周方向等配にPM13を直
接取付け、このPM13の上側に回転子鉄心12を配置
したものである。この場合、PM13は個別に形成され
てヨーク14に取付けられるため、回転子鉄心12も個
別にPM13上に載置されることになる。またこの結
果、PM13間に配置される突極状部12aも別個にヨ
ーク14上に取付けられる。こうして、スリット20を
介してPM、突極状部がばらばらに置かれることになる
ため、これらの連結と補強のため軸方向に沿って図24
(c)に示す円板状の非磁性補強板21が複数個所介在
される。したがって、図24(a)に示す如くN極側で
はN極PM13及び回転子鉄心12とN極側突極状部1
2aNとがそれぞれスリット20を介して周方向に沿い
ヨーク14上に置かれ、S極側ではS極PM13及び回
転子鉄心12とS極側突極状部12aSとがそれぞれス
リット20を介して周方向に沿いヨーク14上に置かれ
る。そして、図24(c)の非磁性補強板21が軸方向
複数個所に置かれ、スロット22にアルミダイキャスト
によりまた銅バーを挿通させることにより、非磁性補強
板21、突極状部12a、回転子鉄心12が一体化され
る。そして、このスロット22内のアルミニウムや銅バ
ー自体ダンパー巻線を兼ねることになる。また、回転子
軸方向両端にはアルミダイキャストやロー付けによりエ
ンドリングが備えられる。かかる埋込形の構造にあって
は、スリット20の存在により横軸リアクタンスが直軸
リアクタンスより大きくなって従来の埋込形PMモータ
と同様となり、制御性が向上する。
【0051】図25は横軸リアクタンス低減のためスリ
ット20を突極状部12aや回転子鉄心12に設けた
り、突極状部12aの幅を変えたり、あるいはギャップ
幅を変える構造を示している。モータに印加される端子
電圧は、界磁磁束による誘起電圧と巻線インピーダンス
による電圧降下とのベクトル和であり、誘起電圧は直流
励磁巻線による磁束制御によって低減できるのである
が、運転範囲を拡大するためには、インピーダンスによ
る電圧降下分を極力小さくすることも有効である。この
ために、図25(a)にあっては、表面張付形のPM1
3において、PM13を支える回転子鉄心12及び突極
状部12aに軸方向に沿ってスリット20を入れ、横軸
リアクタンスを低減している構造を示している。また、
図25(b)にあっては、埋込形のPM13において同
様にスリット20を軸方向に形成する構造を示してい
る。なおこれらの場合、回転子のヨーク14までスリッ
トを形成できれば更にリアクタンス低減を図ることがで
きる。横軸リアクタンス低減のためには、更に図25
(c)に示すように突極状部12aの幅を極ピッチより
小さくする方策とか、図25(d)に示すように突極状
部12aの幅方向両端のギャップをその中央部分よりも
大きくする方策がある。
【0052】次に、本発明をくし形同期電動機(クロー
ポール形同期電動機)に適用した実施例を説明する。こ
のくし形タイプのものは、その回転子形状の特徴から軸
方向左右両極の回転子が交互に噛み合う構造を有するた
めに、図1に示すように回転子11を軸方向に分割する
必要がない。図26にて一例を示すにシャフト15に固
定された図中左極側の回転子12cの全表面に例えばN
極PM13を張り付け、他方図中右極側の回転子12d
の表面は突極状部12aとする。そして、この右極側の
回転子12d側にのみ直流励磁巻線5を配置する。この
結果、図27(a)(b)に示すようにN極PM13と
突極状部12aとが周方向に交互に並んだ構造となる。
そして、かかる回転子にあって界磁制御を行なうについ
ては、図28(a)の如く直流励磁巻線5にN極PM1
3と同方向の磁束を突極状部12aに通すよう通電する
ことにより電機子巻線3への誘起電圧を低減でき、ま
た、図28(b)の如く直流励磁巻線5に通電しない状
態ではPM13の磁束が突極状部12aに入って電機子
巻線3に一定電圧を誘起させ、更に、図28(c)の如
く直流励磁巻線5にN極PM13と異なる方向の磁束を
通すよう通電した場合には電機子巻線3の誘起電圧を増
大させることができる。こうして、直流励磁巻線5への
通電電流の大きさと方向を変化させることにより、界磁
磁束を連続的に変えることができる。
【0053】図29は、図26に示すくし形タイプにあ
って、PM13を回転子12c,12dの半分まで設け
たものを示す。すなわち、図29にあって左極側の回転
子12cの軸方向表面の例えば1/2にN極PM13を
張り付けると共に、右極側の回転子12dの軸方向表面
例えば1/2にS極PM13を張り付けたものである。
この場合、張り付ける長さは鉄心長より短かければよ
い。そして、この場合には左極側、右極側それぞれに直
流励磁巻線5c,5dが備えられる。かかる構成は図3
0(a)(b)に示す如くくし形タイプの回転子を左右
それぞれの極にてN極側、S極側に分けたもので、図3
0(c)に示すように図3に示すPM13と突極状部1
2aの配列をくし形タイプに適用した構造となる。
【0054】図31,図32はくし形タイプのモータの
左極側及び右極側それぞれの回転子12c,12dをい
わゆるN極側突極状部12aN及びS極側突極状部12
aSとし、このくし形回転子間にPM13を挾み込んだ
構造を有している。そして、かかる構造にあっても左極
側と右極側との直流励磁巻線5c,5dの電流を加減し
て図32(c)の如くPM13の磁束を弱めたり強める
ように制御することにより、誘起電圧の調整ができる。
【0055】図33は本発明をアキシャルギャップタイ
プのモータに適用したものである。この例では回転板1
1に周方向に沿ってPM13部と鉄心12部とを交互に
配置し、直流励磁巻線5によりこのPM13の磁束を弱
めたり強めたりして回転板両側にある電機子巻線3への
誘起電圧を調整するものである。
【0056】なお、図10〜図20及び図25にて示し
た図1の変形例もしくは制御回路は、図23に示す埋込
形、図26,図29,図31のくし形タイプ、図33の
アキシャルギャップタイプに適宜選択して適用すること
ができる。本発明では前記各種の電動機を発電機として
用いられること、前述したとおりである。
【0057】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、従来
の減磁制御に比べて界磁の弱め強めが容易に行なうこと
ができ、定トルク範囲でのトルクの増大や定出力範囲で
の誘起電圧の低減が容易に行なえ、運転可能範囲が増大
する。また、従来の減磁制御に比べて直流励磁入力が極
めて小さくなり、効率の大幅な増大が図れ、高速域での
磁束の減少によって鉄損も大幅に減少する。また、この
ためにモータの小形化、安価につながる。更に、発電機
としてもハイブリッド構成としたことにより弱め界磁制
御を容易に行なうことができ、広範囲の回転数変化に対
し電圧を一定にでき、また永久磁石の使用により界磁電
流が小さくてすみ銅損少なく効率高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の断面図。
【図2】回転子を図1のa,b方向からみた図。
【図3】回転子の斜視図。
【図4】直流励磁巻線の構成図。
【図5】磁束の流れを示す説明図。
【図6】有限要素法に基づく減磁特性線図。
【図7】有限要素法に基づく定常特性線図。
【図8】有限要素法に基づく増磁特性線図。
【図9】直流励磁に対する磁束密度の特性線図。
【図10】電機子スロット内の直流励磁巻線法の説明
図。
【図11】逆極性の直流励磁巻線を示す図。
【図12】端部配置の直流励磁巻線の構成図。
【図13】ダンパー巻線を加えた図。
【図14】分割した電機子巻線を示す図。
【図15】斜めスロット、ピッチ変更スロットを示す
図。
【図16】非磁性部分を示す説明図。
【図17】複数のモータをつなげた一例の構成図。
【図18】チョッパ回路例を示す図。
【図19】励磁回路例を示す図。
【図20】他の励磁回路例を示す図。
【図21】実施例の効果を示す特性線図。
【図22】発電機として用いた場合の構成図。
【図23】埋込形の例を示す断面構成図。
【図24】回転子の各部を示す図。
【図25】横軸リアクタンスを低減するための図。
【図26】くし形モータの一例の構成図。
【図27】図26の回転子をa,b方向からみた図。
【図28】磁束の流れを示す説明図。
【図29】くし形モータの他の例の構成図。
【図30】図29の回転子をa,b平面各方向からみた
図。
【図31】くし形モータのその他の例の構成図。
【図32】図31のくし形モータの回転子の構成図。
【図33】アキシャルタイプのモータの構成図。
【図34】従来の永久磁石電動機の回転子の構成図。
【図35】減磁制御を説明するための特性図。
【符号の説明】
1 電機子 2 電機子鉄心 2a N極側鉄心 2b S極側鉄心 3 電機子巻線 4,14 ヨーク 5,5a,5b,5c,5d 励磁巻線 6,22 スロット 11 回転子 12 回転子鉄心 12a 突極状部 12aN N極側突極状部 12aS S極側突極状部 12c 左極側の回転子 12d 右極側の回転子 13 永久磁石(PM) 15 シャフト 16a,16b ブラケット 17 ダンパー巻線 18 フレーム 20 スリット 21 非磁性補強板 50 電流設定器 51 ACRアンプ 52 チョッパ回路 53 直流電源装置

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子内又は電機子外にて回転する回転
    子鉄心に、ギャップを介して上記電機子に磁束を通す永
    久磁石を備え、 上記回転子鉄心の上記永久磁石が配置されない部分を、
    上記永久磁石による磁束に影響を与える磁束を通すよう
    上記ギャップを介して電機子と対峙させ、 上記回転子鉄心の上記永久磁石が配置されない部分を通
    る磁束として直流可変磁束を与える直流励磁巻線を備え
    た、 ハイブリッド励磁形永久磁石同期回転機。
  2. 【請求項2】 回転子周方向に交互に等配に永久磁石と
    この永久磁石が配置されない回転子鉄心部分である突極
    状部とを配列したものを、軸方向に沿って一対備え、こ
    の一対の配列したもののうち軸方向に沿う同じ側の永久
    磁石は同極異なる側の永久磁石は異極とし、しかも上記
    永久磁石の軸方向に沿う位置には突極状部が位置する回
    転子構造とした請求項1記載のハイブリッド励磁形永久
    磁石同期回転機。
  3. 【請求項3】 回転子の永久磁石と突極状部との軸方向
    位置に対応してヨークで磁気的に結合される電機子鉄心
    を軸方向に沿い一対備え、これら電機子鉄心間にリング
    状に卷回された直流励磁巻線を備えた電機子構造とした
    請求項2記載のハイブリッド励磁形永久磁石同期回転
    機。
  4. 【請求項4】 回転子の永久磁石と突極状部との軸方向
    位置に対応してヨークで磁気的に結合される電機子鉄心
    を軸方向に沿い一対備え、これら各電機子鉄心に片方の
    電機子鉄心は全て同極性となり双方の電機子鉄心相互と
    しては逆極性となる直流励磁巻線をそれぞれ備えた電機
    子構造とした請求項2記載のハイブリッド励磁形永久磁
    石同期回転機。
  5. 【請求項5】 回転子の永久磁石と突極状部との軸方向
    位置に対応してヨークで磁気的に結合される電機子鉄心
    を軸方向に沿い一対備え、これら電機子鉄心間にリング
    状に卷回された直流励磁巻線を複数個互いに逆極性とな
    るよう備えた電機子構造とした請求項3記載のハイブリ
    ッド励磁形永久磁石同期回転機。
  6. 【請求項6】 回転子の永久磁石と突極状部に対応して
    単一の電機子鉄心をフレームに備え、このフレームに連
    結され回転子を支える軸方向両端のブラケットにそれぞ
    れ直流励磁巻線を備えた請求項2記載のハイブリッド励
    磁形永久磁石同期回転機。
  7. 【請求項7】 突極状部には軸方向に沿ってダンパー巻
    線及びエンドリングが備えられた請求項2記載のハイブ
    リッド励磁形永久磁石同期回転機。
  8. 【請求項8】 軸方向に沿って2分割された電機子鉄心
    には別々に電機子巻線が施された請求項3,4又は5記
    載のハイブリッド励磁形永久磁石同期回転機。
  9. 【請求項9】 軸方向に沿って2分割された電機子鉄心
    において、各電機子鉄心には斜めスロットを施し、かつ
    各電機子鉄心の斜めスロットがつながるように形成した
    請求項3,4又は5記載のハイブリッド励磁形永久磁石
    同期回転機。
  10. 【請求項10】 軸方向に沿って2分割された電機子鉄
    心において、一方の電機子鉄心と他方の電機子鉄心とを
    1/2スロットピッチだけずらした請求項3,4又は5
    記載のハイブリッド励磁形永久磁石同期回転機。
  11. 【請求項11】 電機子鉄心を備えるフレーム、回転子
    鉄心を回転自在に支えるシャフトおよびブラケットの少
    なくとも一つを非磁性材料にて形成した請求項1記載の
    ハイブリッド励磁形永久磁石同期回転機。
  12. 【請求項12】 直流励磁巻線に流す電流は、電源周波
    数や回転数、磁束指令のいずれかに従って予め設定され
    た励磁電流指令に基づき、制御された直流電流である制
    御系を有する請求項1記載のハイブリッド励磁形永久磁
    石同期回転機。
  13. 【請求項13】 回転子周方向に交互に等配に永久磁石
    とこの永久磁石が配置されない回転子鉄心部分である突
    極状部との配列したものを軸方向に沿って一対備えた回
    転子にあっては、永久磁石を回転子鉄心内に埋込んだ構
    造とし、しかも回転子の軸方向に沿い複数枚の非磁性補
    強板を備え、この非磁性補強板及び回転子鉄心にダンパ
    ー巻線を施した請求項2,3,4,5,6,8,9,1
    0又は12記載のハイブリッド励磁形永久磁石同期回転
    機。
  14. 【請求項14】 永久磁石に相応する回転子鉄心中央、
    突極状部の中央に軸方向に沿ってスリットを設けた請求
    項2又は13記載のハイブリッド励磁形永久磁石同期回
    転機。
  15. 【請求項15】 くし形回転子鉄心にあって、一方の極
    側に永久磁石を備え、他方の極側は永久磁石が配置され
    ない部分としてこの他方の極側に直流励磁巻線を備えた
    請求項1,5,9,10,11又は12記載のハイブリ
    ッド励磁形永久磁石同期回転機。
  16. 【請求項16】 くし形回転子鉄心にあって、一方の極
    側及び他の極側それぞれにその極の鉄心長より短い永久
    磁石を備え、しかも同一の極側は同極性異なる極側は異
    極性の永久磁石を備えた請求項1,6,9,10,11
    又は12記載のハイブリッド励磁形永久磁石同期回転
    機。
  17. 【請求項17】 くし形回転子鉄心にあって一方の極側
    及び他方の極側それぞれの回転子鉄心間に同じ極側が同
    極となるように永久磁石を配置した請求項1,6,9,
    10,11又は12記載のハイブリッド励磁形永久磁石
    同期回転機。
  18. 【請求項18】 回転子である回転板の周方向に沿って
    永久磁石及び磁性材料を交互に配置し、この回転板の両
    側に電機子を備え、回転板の表裏に磁束を通す直流励磁
    巻線を備えた請求項1記載のハイブリッド励磁形永久磁
    石同期回転機。
  19. 【請求項19】 シャフトの軸方向に沿って複数個の界
    磁を備え、この界磁に対応して複数の電機子を備えた請
    求項1,2,3,4,5,7,9,10,11,12,
    13,15又は17記載のハイブリッド励磁形永久磁石
    同期回転機。
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