JP2002540757A - 改良された励磁手段を有する回転電気機器 - Google Patents

改良された励磁手段を有する回転電気機器

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Abstract

(57)【要約】 ステータの磁極を構成するスロット内に設けられた少なくとも1つのアーマチュア巻線(140)を有するステータ(100)と、ステータの内部で回転できるように取り付けられたロータ(200)とを有し、前記ロータが、第1にN極−S極の磁石(210N−210S)と、第2に磁気リラクタンス部品(215−215’)を含む磁極を外周部に有する回転電気機器であって、2つの連続する磁極n、n+1の前記N極−S極の磁石が、並置された状態にグループ分けされており、かつ2つの連続する磁極n+1、n+2の磁気リラクタンス部品も、並置された状態にグループ分けされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、一般的には回転電気機器に関し、より詳細には、永久磁石のロータ
を有する同期回転電気機器、例えばオルタネータまたは自動車用オルタネータ兼
用スタータに関する。
【0002】 例えば表面に配置されるか、またはロータの表面の下方の所定の距離に差し込
まれ、適当なパターンのS極およびN極を構成する、1組の永久磁石をロータが
有する回転電気機器は、当技術分野では既に公知である。
【0003】 かかる電気機器の励磁は、ロータの磁石によって永続的に行わなければならな
いので、オルタネータの場合、電気機器により出力負荷へ送られる電力を調節す
るための装置を設けなければならない。これに関連し、電力出力は、現在のとこ
ろ、消費量が時間と共に変化する負荷とリンクされている。
【0004】 自動車用オルタネータの場合、オルタネータのアーマチュアへ接続される負荷
は、これに関連して大幅に変動し、オルタネータの誘導ロータが移動する間、負
荷は、0またはほぼ0となる。
【0005】 回転電気機器によって送られる電力を調節するための、1つの公知の解決案と
して、ロータとステータとの間を流れる磁束の一部のチャンネルを定めるように
、ロータの磁石の間に磁束減少部品を介在させる方法がある。この磁束を減少さ
せる磁束は、ステータのアーマチュアの巻線により電流を発生させる一因とはな
らない。この磁束の強度は、アーマチュアの出力にかかる負荷に応じて自動的に
調節される。
【0006】 図1は、公知の磁束減少方法を示している。ロータ20は、S極を構成する磁
石22SとN極を構成する磁石22Nとを含み、これらの磁石は交互に配置され
ている。
【0007】 このような公知の解決方法は、隣接する磁石の間に磁束減少部品25を介在さ
せることであり、これら磁束減少部品は、磁束を減少させるようにステータの磁
束と協働するようになっている。
【0008】 図2は、磁石によって発生される誘導磁束FI、および逆方向の磁石減少用磁
束FDと共に、アーマチュア巻線18を含むスロット14によって境界が定めら
れた歯16を有するステータ10と協働するロータの挙動を示しいる。この図に
より、誘導磁束と磁束減少磁束は、良好に個別化されていないことが分かると思
う。逆方向に流れる互いに誘導される磁束と、磁束減少用磁束との部分的な重な
り合いは、電気機器の磁束減少容量を制限するので、電気機器の可能な励磁範囲
が制限される。
【0009】 本発明の目的は、電気機器のアーマチュアに接続された負荷に応じて最適とさ
れた電気エネルギーを送る回転電気機器を提供することにある。
【0010】 この目的を達成するため、本発明は、ステータの磁極を構成するスロット内に
設けられた少なくとも1つのアーマチュア巻線を有するステータと、ステータの
内部で回転できるように取り付けられたロータとを含み、前記ロータが、第1に
N極−S極の磁石と、第2に磁気リラクタンス部品とを含む磁極を外周部に有し
、2つの連続する磁極n、n+1の前記N極−S極の磁石が、並置された状態に
グループ分けされており、かつ2つの連続する磁極n+1、n+2の磁気リラク
タンス部品も、並置された状態にグループ分けされている回転電気機器を提案す
るものである。
【0011】 また上記目的を達成するため、本発明は、ステータの磁極を構成するスロット
内に設けられた単一のアーマチュア巻線を有するステータと、ステータの内部で
回転できるように取り付けられたロータとを含み、前記ロータが、第1にN極−
S極の磁石と、第2に磁気リラクタンス部品とを含む磁極を外周部に有し、2つ
の連続する磁極n、n+1の前記N極−S極の磁石が、並置された状態にグルー
プ分けされており、かつ2つの連続する磁極n+1、n+2の磁気リラクタンス
部品も、並置された状態にグループ分けされている回転電気機器をも提案するも
のである。
【0012】 本発明によれば、一方の磁石によって誘導される磁束と、他方の磁束減少用磁
束とを、公知の例よりも良好に個別化できるので、回転電気機器において、高い
質で磁束を減少させることができる。また本発明の構造は、回転電気機器の動作
中に、トルクの変動が減少するという利点を有する。
【0013】 本発明に係わる回転電気機器の好ましく、かつ限定的でない特徴は、次のとお
りである。
【0014】 ・ステータが、そのまわりに固定された励磁巻線を有し、かつステータが、そ
の内側に設けられた励磁巻線と整合する非磁気領域によって分離された2つの磁
気部品を有する。
【0015】 ・磁気通路をステータ内で閉じることができるように、ステータの前記磁気部
品を囲み、かつこれらの磁気部品に接触するように磁気部材が配置されており、
前記磁気部材が、磁巻線を支持するためのスロットを有する。
【0016】 ・非磁気領域の軸方向幅が、ロータとステータとを分離する空隙の幅よりも実
質的に広くなっている。
【0017】 ・励磁巻線に整合するように位置するロータの回転軸線(X)に対し、横方向
の中心平面に対してロータの磁石が非対称に配置されている。
【0018】 ・ロータの回転軸線(X)と平行な方向の変位と共に、ロータの接線方向の幅
が変化するようになっている空間を、ロータの磁石が占めている。
【0019】 ・グローバル励磁巻線によって発生される磁束が、ロータとステータとの間で
誘導される磁束を増加することができるように、前記少なくとも1つのグローバ
ル励磁巻線が、可変電源に接続されている。
【0020】 ・グローバル励磁巻線によって発生される磁束が、ステータ内で誘導される磁
束を減少するように、グローバル励磁巻線の電力の符号を反転させるための手段
が設けられている。
【0021】 ・前記ロータが、接線方向に分散された、永久磁石を有する磁極部品、および
磁極リラクタンス部品を有し、永久磁石が、これら磁石によって極性が決まる2
つの磁極を定め、各磁極リラクタンス部品が自由な極性を有する2つの磁極を構
成している。
【0022】 ・磁石が、ほぼ放射状の磁束を有する磁石である。
【0023】 ・磁石が、フェライト磁石である。
【0024】 ・磁石が、希土類磁石である。
【0025】 ・磁石が、フェライト磁石および希土類磁石である。
【0026】 ・回転電気機器が自動車用オルタネータを含んでいる。
【0027】 添付図面を参照し、非限定的例として示した次の種々の実施例の詳細な説明を
読めば、本発明の上記以外の特徴、目的および利点が、より明らかとなると思う
【0028】 ロータは、公知のタイプのロータ、例えば交互に配置され、磁束減少部品によ
って分離された永久磁石により構成されたN極とS極とを備える、図1および図
2に示されたロータとすることができる。本明細書の後半で理解できるように、
更に回転電気機器の磁束減少能力を更に増すように、ロータの構造を、所定の態
様で適合させることも可能である。
【0029】 ステータ100は、主に4つの要素から成っている。
【0030】 (1)ロータを囲み、ほぼ環状のステータラミネート体から構成されたスタッ
ク100から成るステータのカーカス。 後に理解できるように、これらラミネート体は、従来の幾何学的形状でよく、
その内周部に、図2のスロット14と類似し、ステータの磁極によって境界が定
められた1組のスロットを内周部に有することができる。ステータの極は、X軸
に平行な軸方向に中断していないスタックを構成しない。むしろラミネート体は
、2つのパック110aと110bとに分割されており、これらのパックは、電
気機器のそれぞれの2つの軸方向端部に隣接し、空隙となるように開放された非
磁気中心空間115を構成している。このスペース115は、何も含まない状態
のまま(すなわち空気で満たされた状態)とするか、または公知の非磁気材料か
ら構成してもよい。
【0031】 (2)環状第2磁気カーカス120により径方向に囲まれたステータ。 磁気カーカスは、磁束リターン部材であり、このカーカスに、ステータのラミ
ネート体が接触している。カーカス120は、軸方向の中間領域内で、かつ内周
部に、環状キャビティ125を有し、このキャビティ125はスペース115と
連通している。
【0032】 (3)いわゆるグローバル励磁巻線130。 この巻線には、符号と大きさが変わり得る電源電圧が供給されるようになって
おり、キャビティ125内に設けられている。
【0033】 (4)ステータの磁極上に巻かれた多層アーマチュア巻線140。 この巻線140(この巻線のシニョンは、それが囲むラミネート体を越えるよ
うに示されている)は、従来どおりのものである。
【0034】 励磁巻線33が附勢されると、巻線は、カーカス120および110を介して
、ロータの領域に磁束FD’を発生させ、この磁束は、中心の軸方向領域に対し
て、片側からステータ内に戻り、反対側から離間する。この磁束は、ロータとス
テータとの間の相互作用から生じた他の磁束と重なる。
【0035】 これに関連し、スペース115の軸方向の幅(Lと表示されている)は、実質
的に空隙の厚さeよりも大きくなっている点に留意することが重要である。この
構造は、励磁巻線によって発生される磁束FD’が、ラミネート体のパック11
0aと110bとの間を直接進むことにより、ステータ内に閉じ込められた通路
に従わず、磁束がロータを通過するすることを保証する。
【0036】 従って、励磁巻線130は、ステータとロータとの間にほぼトロイダル形状の
磁束FD’を発生し、この磁束は、特に後述するロータの例では、励磁巻線に供
給される電力の符号および大きさに従って調節自在なように、回転電気機器の励
磁を変えることができる。
【0037】 自動車用オルタネータの場合、グローバル励磁巻線130によって発生される
磁束FD’がない場合に、フル負荷時に発生するエネルギーよりも小さい電気エ
ネルギーを発生するように、ロータとステータとを設定することが可能である。
【0038】 オルタネータにより送られる電気エネルギーは、グローバル励磁巻線130へ
の給電を調節することによって適合される。従って、この巻線には、負荷が増加
した場合に、アーマチュア内の集合磁束の強度を強くするよう、第1符号の電圧
を供給できる。
【0039】 逆に、負荷が小さくなった時にアーマチュア内の集合磁束の強度を減少するよ
う、逆符号の電圧を巻線130に供給できる。この目的のため、巻線130およ
びその給電は、所望の範囲の出力に対応するように定められている。
【0040】 このグローバル励磁用制御手段は、ロータとステータとの間に誘導される磁束
を単に強くするようになっている一定符号の給電を行う場合、単一のスイッチン
グトランジスタを使用するか、またはグローバル励磁巻線130への給電の符号
を反転できるようにしたい場合には、4つのトランジスタを使ったHブリッジを
使用することができる。
【0041】 次に図4は、グローバル励磁巻線130を囲むステータ100を備えた、本発
明に係わる回転電気機器を示しており、この図には、アーマチュア巻線140は
示されていない。この回転電気機器のロータ210は、その周辺に2対の磁気部
品215および215’と交互に配置された1対の磁石210N、210Sを有
する。
【0042】 当然ながら、磁気部品と交互に任意の数の対の磁石をロータに設けることも可
能である。
【0043】 この種の構造のロータを用いる場合、特に2つの連続する磁極nおよびn+1
に対応する永久磁石のグループと、2つの連続する磁極n+1およびn+2に対
応する磁気部品のグループとは並置されているので、回転電気機器で高い質で磁
束を減少させることが可能である。その理由は、一方の磁石内の誘導磁束と他方
の磁束減少部品内の誘導磁束とが、図1および図2の公知の実施例の場合よりも
良好に個別化できるからである。この構造は、電気機器の作動中に、トルクの変
動を減少させるという利点を有することも判っている。
【0044】 従って、高い磁束減少能力により、磁束を強くするよう、巻線130だけを使
用することが可能であり、よって、高価なH形ブリッジを使用することなく、単
一方向の電流を巻線に供給できる。
【0045】 次に図5および図6は励磁を改善するためにグローバル励磁巻き線130を使
用できるようにしたロータの第1の実施例を示す。
【0046】 従って、ロータ220は、ラジアル磁束を備える三角形の磁石を有する。より
詳細に説明すれば、N極磁石220Nは、全体として直角三角形状となっており
、この直角三角形の長辺は、回転軸線と平行であり、三角形の短辺は、1つの磁
極を構成するようにロータの軸方向端部と同一面となっている。このN極磁石2
20Nは、長辺がS極磁石220Sの長辺と隣接し、S極磁石220Sは、頂部
と底部が向き合うような関係に配置されており、その短辺を通して反対の端部に
1つの極を構成している。これらの磁石に沿って、磁石の斜辺から磁気リラクタ
ンス部品225、225’が延びている。
【0047】 全体として直角三角形状をなす磁石は、回転電気機器の磁気ノイズを好ましく
減少させる。
【0048】 任意の数の対の磁石220N、220Sを、対応する数の対の磁気部品と交互
に配置できる。
【0049】 図7および図8は、ロータの第2の好ましい実施例において、アームを有する
ロータ230のケースに本発明を適用した例を示す。
【0050】 このロータは、それ自体公知の態様で、全体として三角形のアーム2310の
第1の組を有する第1部材231と、ほぼ三角形のアーム2320の第2の組を
有する第2部材232とを有し、これらのアームは、交互にインターリーブされ
ている。
【0051】 この場合、第1の組における各アーム2310は(図7における左から右へ)
所定の接線方向に磁気リラクタンス部品235を有し、この部品の後に、N極を
構成する磁石230Nが続き、一方、第2の組における各アーム2320は、同
じ方向にS極を構成する磁石230Sを有し、この磁石の次に、磁気リラクタン
ス部品235’が続いている。従って、図4と類似した磁石および磁気リラクタ
ンス部品の構造となる。
【0052】 図9は、ロータの第3の好ましい実施例における、アームを有するロータ24
0を備えた本発明の一実施例を示す。
【0053】 ロータ240は、それ自身公知の態様で、全体が三角形をした所定の数のアー
ム2410が設けられた第1部材241と、全体が三角形をした所定の数のアー
ム2420とが設けられた第2部分242とを有し、これらのアーム2410と
2420とは、互いにインターリーブされている。
【0054】 この場合、ロータの円周方向に2つのリラクタンスアームと、表面を有する2
つの磁気アーム、または差し込み磁石240Sおよび240Nとが設けられてお
り、これらの磁石を、それぞれN極およびS極とするようになっている。
【0055】 図10aは、図9を参照して説明したアームを有するロータ240を含む本発
明に係わる電気機器の軸方向半断面図であり、図10bは、磁極部品241と2
42とを結合する磁気コア2450を備える、前記ロータの一部の展開図である
。これらの磁極部品は、同じような半コアタイプのものとすることができる。
【0056】 巻線130によって発生される磁束FD’は、そのサイズに従って、アーマチ
ュア内の全磁束を大きくしたり、小さくしたりする。図10bにおいて、磁束F
D’は、主にリラクタンスアームの磁極を通してロータに進入し、これから離間
し、よって磁石を通過する通路に等しい平均空隙がより大きくなる(磁石の厚さ
の2倍を含む)ため、磁極を回避するようになっている。
【0057】 従って、全体の磁束を強くするために、図10bの構造では、S極の磁石24
10およびN極の磁石2420の次に、S極のリラクタンス磁石2430および
N極のリラクタンス磁石2440が設けられている。この構造は、励磁電流の所
定の方向への磁極の一定のS−N−S−N極の分布に対応している。
【0058】 アーマチュア内の総磁束を減少させるには、巻線130に供給される電流の符
号は反転され、図面に示されていない構造において、S−N−N−Sの極分布に
対応するような、N極のリラクタンス磁石2430とS極のリラクタンス磁石2
440が設けられる。リラクタンス磁極の磁束と同じ絶対値の磁束を磁極が発生
するような逆電流が生じる場合、総磁束は、電力を使用できる場合のように0と
なる。
【0059】 本発明は、回転電気機器のロータの回転軸線に厳密に平行に延びていない磁気
通路をロータが有していなければならない種々の回転電気機器にも適用できる。
【0060】 図11は、ロータ240が、表面磁石を支持し、この表面磁石が、アーム内に
挿入されている場合のロータ240のアームの一実施例を示す。
【0061】 磁石を所定位置に保持するリターン部2402を形成するように、側面240
1の内部を機械加工することによって、アームの所定の形状が形成されるよう、
モールディングによりアーム2400の側壁241の全体の形状を形成すること
が可能である。
【0062】 後に理解できるように、グローバル励磁手段(130)を含まない従来のタイ
プのステータ(図示せず)は、グローバル励磁手段を有しない、図3〜図10b
に記載されているようなロータと組み合わせて使用することも可能である。
【0063】 当然ながら本発明は、上に説明し、図示した実施例のみに限定されるものでは
なく、当業者であれば、本発明の要旨の範囲内で、任意の変形または変更を行う
ことができる。
【0064】 例えば、本発明においては、カーカス120内の複数のスロット内に、分散さ
れた、巻線130のような複数の励磁巻線を設けることが可能であり、(ラミネ
ート体110aおよび110bのそれぞれのパックがロータに接近している2つ
の軸方向周辺ゾーンに、図3で対応している)ステータとロータとの間の磁束リ
ターン通路は、すべての励磁巻線の側面に位置させなければならない。
【0065】 更に、求められる磁束減少能力に応じ、磁極を有するセクタと、ロータの上に
設けられたリラクタンス磁極を備えたセクタとの比を調節することができる。例
えば2つの磁極、例えばN極とS極を有するセクタと、S極とN極とを有する第
2の同じセクタと、2つのリラクタンス磁極を有するセクタとを設け、更に各々
が2つの磁極を有する2つのセクタを再び設けることも可能である。いずれの場
合においても、上記ロータの好ましい実施例に限定されるものではない。
【0066】 一般に、所望する磁束減少能力に応じ、磁石および磁気リラクタンス部品の相
対的サイズを、任意に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知の磁束減少方法を示す図である。
【図2】 ステータと協働するロータの挙動を示す図である。
【図3】 いわゆるグローバル励磁巻線を使用する、本発明の一般的作動原理を示す、本
発明に係わる装置の第1実施例の軸方向半断面図である。
【図4】 本発明に係わる回転電気機器の一部の図である。
【図5】 本発明に係わる回転電気機器で使用するのに適したロータの第1実施例の展開
平面図である。
【図6】 図5の展開図に対応するロータの斜視図である。
【図7】 本発明に係わる回転電気機器で使用するようになっているロータの、第2実施
例の展開平面図である。
【図8】 図7に示された展開図に対応するロータの斜視図である。
【図9】 本発明に係わる回転電気機器で使用するようになっているロータの第3実施例
の斜視図である。
【図10】 図9のロータを使用する、本発明に係わる回転電気機器の一部を示す図であっ
て、そのうちの図10aは、本発明に係わる電気機器の軸方向半断面図であり、
図10bは、ロータの一部の展開図である。
【図11】 本発明に係わる回転電気機器におけるロータアームの詳細図である。
【符号の説明】
100 ステータ 110a、110b パック 115 非磁気中心スペース 120 磁気カーカス 130 グローバル励磁巻線 140 アーマチュア巻線 210N、210S 磁石 215、215’ 磁気部品 220 ロータ 220N N極の磁石 220S S極の磁石 230 ロータ 230N、230S 磁石 231 第1部材 235、235’ 磁気リラクタンス部品 240 ロータ 240S、240N 差し込み磁石 241 第1部材 242 第2部材 2310、2320 三角形アーム 2410、2420 三角形アーム 2430、2440 磁気リラクタンス磁極 2450 磁気コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA01 AA09 AB07 AC06 AE02 AE08 5H619 AA01 BB01 BB02 BB17 BB24 PP02 PP05 PP08 5H621 AA02 GA01 GA04 HH01 HH09 JK02 JK05 5H622 AA02 AA03 CA02 CB05 CB06 DD01 DD02 PP11 QB03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータの磁極を構成するスロット内に設けられた少なくと
    も1つのアーマチュア巻線(140)を有するステータ(100)と、ステータ
    の内部で回転できるように取り付けられたロータ(200、210、220、2
    30、240)とを有し、前記ロータが、第1にN極−S極の磁石(210N−
    210S、220N−220S、230N−230S、240N−240S)と
    、第2に磁気リラクタンス部品(215−215’、225−225’、235
    −235’、2430−2440)とを含む磁極を外周部に有する回転電気機器
    であって、 2つの連続する磁極n、n+1の前記N極−S極の磁石(210N−210S
    、220N−220S、230N−230S、240N−240S)が、並置さ
    れた状態にグループ分けされており、かつ2つの連続する磁極n+1、n+2の
    磁気リラクタンス部品(215−215’、225−225’、235−235
    ’、2430−2440)も、並置された状態にグループ分けされていることを
    特徴とする回転電気機器。
  2. 【請求項2】 ステータ(100)が、そのまわりに固定された励磁巻線(
    130)を有し、かつステータが、その内側に設けられた励磁巻線に整合する非
    磁気領域(115)によって分離された2つの磁気部品(110a、110b)
    を有することを特徴とする、請求項1記載の回転電気機器。
  3. 【請求項3】 磁気通路をステータ内で閉じることができるように、ステー
    タの前記磁気部品(110a、110b)を囲み、これら磁気部品に接触するよ
    うに磁気部材(120)が配置されており、かつこの前記磁気部材(120)が
    、励磁巻線(130)を支持するためのスロット(125)を有することを特徴
    とする、請求項2記載の回転電気機器。
  4. 【請求項4】 非磁気領域(115)の軸方向幅(L)が、ロータとステー
    タとを分離する空隙の幅(e)よりも実質的に広くなっていることを特徴とする
    、請求項2記載の回転電気機器。
  5. 【請求項5】 励磁巻線(130)に整合するように位置するロータの回転
    軸線(X)に対し、横方向の中心平面に対して、ロータの磁石が非対称に配置さ
    れていることを特徴とする、請求項1記載の回転電気機器。
  6. 【請求項6】 ロータの回転軸線(X)と平行な方向の変位と共に、ロータ
    の接線方向の幅が変化するようになっている空間を、ロータの磁石が占めている
    ことを特徴とする、請求項1記載の回転電気機器。
  7. 【請求項7】 グローバル励磁巻線によって発生される磁束が、ロータとス
    テータとの間で誘導される磁束を増加することができるように、前記少なくとも
    1つのグローバル励磁巻線(130)が、可変電源に接続されていることを特徴
    とする、請求項2記載の回転電気機器。
  8. 【請求項8】 グローバル励磁巻線によって発生される磁束が、ステータ内
    で誘導される磁束を減少するように、グローバル励磁巻線(130)の電力の符
    号を反転させるための手段が設けられていることを特徴とする、請求項7記載の
    回転電気機器。
  9. 【請求項9】 前記ロータ(240)が、接線方向に分散された、永久磁石
    を有する磁極部品、および磁極リラクタンス部品を有し、永久磁石が、これら磁
    石によって極性が決まる2つの磁極を定め、各磁極リラクタンス部品が、自由な
    極性を有する2つの磁極を構成していることを特徴とする、請求項1記載の回転
    電気機器。
  10. 【請求項10】 磁石が、ほぼ放射状の磁束を有することを特徴とする、請
    求項1記載の回転電気機器。
  11. 【請求項11】 磁石が、フェライト磁石であることを特徴とする、請求項
    1記載の回転電気機器。
  12. 【請求項12】 磁石が、希土類磁石であることを特徴とする、請求項1記
    載の回転電気機器。
  13. 【請求項13】 磁石が、フェライト磁石および希土類磁石であることを特
    徴とする、請求項1記載の回転電気機器。
  14. 【請求項14】 ステータの磁極を構成するスロット内に設けられた単一の
    アーマチュア巻線(140)を有するステータ(100)と、ステータの内部で
    回転できるように取り付けられたロータ(200、210、220、230、2
    40)とを有し、前記ロータが、第1にN極−S極の磁石(210N−210S
    、220N−220S、230N−230S、240N−240S)と、第2に
    磁気リラクタンス部品(215−215’、225−225’、235−235
    ’、2430−2440)とを含む磁極を外周部に有する回転電気機器であって
    、 2つの連続する磁極n、n+1の前記N極−S極の磁石(210N−210S
    、220N−220S、230N−230S、240N−240S)が、並置さ
    れた状態にグループ分けされており、かつ2つの連続する磁極n+1、n+2の
    磁気リラクタンス部品(215−215’、225−225’、235−235
    ’、2430−2440)も、並置された状態にグループ分けされていることを
    特徴とする回転電気機器。
  15. 【請求項15】 自動車用オルタネータを含むことを特徴とする、請求項1
    記載の回転電気機器。
  16. 【請求項16】 自動車用オルタネータ兼スタータから成ることを特徴とす
    る、請求項1記載の回転電気機器。
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