JP2010142006A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータ及びハウジングの各構成を好適とし、低振動化を図ることができるモータを提供する。
【解決手段】ロータ21は、両極のマグネットを使用した通常構成の第1構成部21Aと、単極のマグネットのみを使用し他極はロータコアの突極で構成したコンシクエントポール型の第2構成部21Bとを備えて構成され、モータ10は、そのロータ21の第2構成部21Bが第1構成部21Aよりもハウジング15の開放部15a側に配置されて構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、部分的にコンシクエントポール型構造を採用したロータを備えるモータに関するものである。
モータのロータには、例えば特許文献1の第5図に示されているように、マグネットの磁極のみで構成されるロータや、同文献1の第8図に示されているように、単一磁極のマグネットとロータコアに形成された突極(コンシクエントポール)とで構成されるロータ等が用いられている。
一方、モータのステータは、コイルが巻装された円環状のステータコアが筒型のハウジングの内側面に固定されている。このとき、ハウジングには圧入又は焼き嵌め等にてステータコアが固定されるのが一般的なため、ハウジングの一端又は両端が開放形状のものがよく用いられている。そして、ハウジングの開放部にはエンドフレームが装着され、該開放部がエンドフレームにて閉塞されている。
特開2008−125203号公報
ところで、本発明者は、マグネットの磁極のみで構成される部分(第1構成部)とコンシクエントポールにて構成される部分(第2構成部)とを混在させた1つのロータを構成することを検討している。その際、第1構成部と第2構成部との磁力が異なることから、ロータのマグネットとの吸引反発力にてステータコアに作用するラジアル力がその第1構成部と第2構成部で異なることになる。即ち、ロータの回転時にステータコアに作用するラジアル力は周方向に不均一であり、これがハウジングの振動に繋がることから、第1構成部と第2構成部との対向部分でそのラジアル力に差が生じ、ハウジングの部分によって振動の大きさに差が生じる。加えて、エンドフレームが装着されるハウジングの開放部は剛性が低いため、この開放部近傍のステータコアに大きなラジアル力を受けると、ハウジングの変形が大きくなり振動が大きくなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ロータ及びハウジングの各構成を好適とし、低振動化を図ることができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ティースにコイルが巻回された円環状のステータコアの内側に、ロータコアにマグネットが固定されたロータが回転可能に収容され、少なくとも一端側が開放形状をなす筒型のハウジングの内側面に前記ステータコアが固定され、そのハウジングの開放部がエンドフレームにて閉塞されて構成されてなるモータであって、前記ロータは、N極及びS極のマグネットが周方向に交互に配置された第1構成部と、N極及びS極の一方側のマグネットが前記第1構成部の同極のマグネットと軸方向に並んで配置されるその一方側のマグネットと、他方側の磁極として機能する前記コアに設けた突極とが周方向に交互に配置された第2構成部とを備えており、前記ロータの第2構成部が第1構成部よりも前記ハウジングの開放部側に配置されて構成されていることをその要旨とする。
この発明では、ロータは、両極のマグネットを使用した通常構成の第1構成部と、単極のマグネットのみを使用し他極は突極で構成したコンシクエントポール型の第2構成部とを備えて構成され、モータは、そのロータの第2構成部が第1構成部よりもハウジングの開放部側に配置され構成される。ここで、第2構成部は第1構成部に対して使用するマグネットが少なく磁力が小さくなることから、ロータの各構成部の対向によりステータコアに作用するラジアル力が第1構成部よりも第2構成部の方が小さくなる。これを踏まえ、ラジアル力の小さい第2構成部がハウジングの剛性の低い開放部側に配置され、ラジアル力の大きい第1構成部がその開放部から離間した剛性の高い部分に配置されるというように、各構成部がハウジングの剛性を踏まえた合理的な配置とされ、そのラジアル力によるハウジングの変形が好適に抑制される。これにより、ステータコアに作用するラジアル力に起因するハウジングの振動が抑制され、モータの一層の低振動化が図られる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記ハウジングは一端が開放形状の有底筒状をなし、その一端の開放部が前記エンドフレームにて閉塞されて構成されるものであり、前記ロータの第1及び第2構成部は、それぞれ1つで互いに軸方向に並んで配置され、前記第2構成部が前記第1構成部よりも前記ハウジングの開放部側に配置されてなることをその要旨とする。
この発明では、ハウジングは一端が開放形状の有底筒状をなし、その一端の開放部がエンドフレームにて閉塞される構成に対し、ロータの第1及び第2構成部は、それぞれ1つで互いに軸方向に並んで配置され、第2構成部が第1構成部よりもハウジングの開放部側に配置される。これにより、ロータの構成を簡素な構成として製造を容易としつつ、ハウジングの振動抑制にてモータの低振動化が図られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記ハウジングは両端が開放形状の筒状をなし、その両端の開放部が前記エンドフレームにてそれぞれ閉塞されて構成されるものであり、前記ロータの第2構成部は、2分割されて前記第1構成部の軸方向両側にそれぞれ配置され、前記第1構成部よりも前記ハウジングの開放部側に配置されてなることをその要旨とする。
この発明では、ハウジングは両端が開放形状の筒状をなし、その両端の開放部がエンドフレームにてそれぞれ閉塞される構成に対し、ロータの第2構成部は、2分割されて第1構成部の軸方向両側にそれぞれ配置され、第1構成部よりもハウジングの開放部側に配置される。これにより、両端が開放形状の筒状とすることでハウジングの構成を簡素な構成として製造を容易としつつ、ハウジングの振動抑制にてモータの低振動化が図られる。
本発明によれば、ロータ及びハウジングの各構成が好適となり、低振動化を図ることができるモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1(a)(b)及び図2は、本実施形態のブラシレスモータ10を示す。尚、図2はモータの軸方向断面を示し、図1(a)はその図2のA−A断面図、図1(b)はその図2のB−B断面図である。
本実施形態のブラシレスモータ10は、円環状をなすステータ11の内側にロータ21が回転可能に配置されたインナロータ型のブラシレスモータで構成されている。
ステータ11には、径方向内側に向けて延びる同形状の12個のティース12aが周方向に等角度間隔に設けられる円環状のステータコア12が用いられている。ステータコア12は、磁性金属板を軸方向に複数枚積層して構成される積層型コアよりなる。ステータコア12の各ティース12aには、個々にコイルが集中巻きにて巻回、この場合、U・V・W相の三相のコイル13u1〜13u4,13v1〜13v4,13w1〜13w4がそれぞれ所定箇所に巻回され、ステータ11側の磁極数が「12」として構成されている。
前記コイルの巻回態様について、本実施形態では、各相4個ずつ合計12個のコイル13u1〜13u4,13v1〜13v4,13w1〜13w4を有し、同相の2個が隣接するようにU相、V相、W相、U相、V相、W相の順に巻回されている。同相の隣同士ではコイル巻回方向が逆とされ、また180°対向位置同士でもコイル巻回方向が逆とされている。
ステータ11は、一端が開放形状をなす有底円筒状のハウジング15の内周面にその開放部15aから挿入され圧入又は焼き嵌めにより固定されている。尚、ハウジング15を磁気回路の一部として構成してもよく、また磁気回路に含まない構成とすることもできる。ハウジング15の開放部15aには円板状のエンドフレーム16が装着され、該エンドフレーム16にてハウジング15の開放部15aが閉塞されている。ハウジング15の底部15bの中央部及びエンドフレーム16の中央部には、ロータ21の回転軸26を回転可能に支持するための軸受17,18がそれぞれ備えられている。
ロータ21は、軸方向に第1構成部21Aと第2構成部21Bとの2つの構成が組み合わされ回転軸26に固定されて構成されている。第1構成部21Aは、前記ステータコア12の軸方向長さの1/2をなし該ステータコア12の対向部位における軸方向一方側に配置され、軸方向長さが同じく1/2の第2構成部21Bは、第1構成部21Aと連続させてステータコア12の対向部位における軸方向他方側に配置されている。
第1構成部21Aでは、磁性金属板材を複数枚積層してなる円筒状のロータコア22を有し、該ロータコア22は回転軸26に圧入固定されている。ロータコア22の外周面には、周方向に磁極が交互となるようにN極及びS極の合計10個のマグネット23n,23sがそれぞれ固着され、この第1構成部21Aにおける磁極数は「10」として構成されている。マグネット23n,23sは、径方向視で矩形状、軸方向視で周方向に一定厚さの円弧状をなし、36°の等角度間隔に並んで配置されている。マグネット23n,23sは、径方向の着磁がなされたラジアル配向磁石が用いられている。
第2構成部21Bでは、磁性金属板材を複数枚積層して構成され、72°の等角度間隔に5個の突極24aを有する略円筒状のロータコア24が用いられ、該ロータコア24は、前記ロータコア22と同じ軸方向長さで該ロータコア22と一体に連結されて共に回転軸26に圧入固定されている。ロータコア24に一体に形成される突極24aは、マグネット23n(23s,25n)と同一形状とされている。また、突極24aは、前記第1構成部21AのS極のマグネット23sと軸方向に並ぶように設けられている。
ロータコア22の各突極24a間の凹所には、N極のみの合計5個のマグネット25nがそれぞれ固着、この場合、72°の等角度間隔にそれぞれ固着されている。マグネット25nは、前記マグネット23n,23sと同一形状で同じくラジアル配向磁石が用いられている。このN極のマグネット25nは、前記第1構成部21AのN極のマグネット23nと軸方向に並ぶように設けられている。そして、この第2構成部21Bにおいても、N極のマグネット25nにて磁極数が「5」、結果的にS極となる突極24a(所謂コンシクエントポール)にて磁極数が「5」で合計「10」の磁極が構成されている。
ここで、図3は、両極のマグネット23n,23sを有する通常構成の第1構成部21Aと、一方の極のみのマグネット25nを有するコンシクエントポール型の第2構成部21Bとにおいて発生するコギングトルクの波形を示す。
同図3に示すように、コンシクエントポール型の第2構成部21Bにて生じるコギングトルクの脈動は、通常構成の第1構成部21Aにて生じるコギングトルクの脈動に対して電気角で180°ずれた位相、即ち逆位相で生じるようになるため、両構成部21A,21Bをともに持つ本実施形態のロータ21では、それぞれのコギングトルクの脈動が互いに打ち消し合うように作用する。つまり、その合成コギングトルクの脈動は極めて小さなものとなり、このロータ21を用いる本実施形態のブラシレスモータ10では、回転駆動時の振動が低減されることになる。
また図4は、ロータ21との吸引反発力にてステータコア12に作用するラジアル力を示す。尚、ラジアル力は、ステータコア12の周方向位置と対応して示され、径方向外側に向かうほどその大きさが大きくなるように示されている。このステータコア12に作用するラジアル力は、ハウジング15を変形させ振動を誘発させるものである。
本実施形態のように、マグネット23n,23sを用いる通常構成の第1構成部21Aと、マグネット25nのみを用いるコンシクエントポール型の第2構成部21Bとでは磁力が異なるため、ステータコア12に作用するラジアル力は、その磁力の小さい第2構成部21Bの方が第1構成部21Aよりも小さくなる。尚、ロータ21の回転時にステータコア12に作用するラジアル力は周方向に不均一であり、これがステータコア12を振動させ、結果的にハウジング15を振動させることになる。
これを考慮し、本実施形態のモータ10は、ロータ21の第2構成部21Bを第1構成部21Aよりもハウジング15の開放部15a側に配置する構成としている。即ち、ラジアル力の小さい第2構成部21Bをハウジング15の剛性の低い開放部15a側に配置し、ラジアル力の大きい第1構成部21Aをハウジング15の剛性の高い底部15b側に配置するというように、本実施形態ではハウジング15の剛性を踏まえた合理的な各構成部21A,21Bの配置とし、ハウジング15の変形を好適に抑制している。これにより、ハウジング15の振動が抑制され、上記コギングトルクの低減と合わせて、ブラシレスモータ10の一層の低振動化が図られている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、ロータ21は、両極のマグネット23n,23sを使用した通常構成の第1構成部21Aと、単極のマグネット25nのみを使用し他極は突極24aで構成したコンシクエントポール型の第2構成部21Bとを備えて構成され、モータ10は、そのロータ21の第2構成部21Bが第1構成部21Aよりもハウジング15の開放部15a側に配置され構成されている。即ち、第2構成部21Bは第1構成部21Aに対して使用するマグネットが少なく磁力が小さくなることから、ロータ21の各構成部21A,21Bの対向によりステータコア12に作用するラジアル力が第1構成部21Aよりも第2構成部21Bの方が小さくなる。これを踏まえ、ラジアル力の小さい第2構成部21Bをハウジング15の剛性の低い開放部15a側に配置し、ラジアル力の大きい第1構成部21Aをハウジング15の剛性の高い底部15b側に配置するというように、各構成部21A,21Bをハウジング15の剛性を踏まえた合理的な配置とし、そのラジアル力によるハウジング15の変形が好適に抑制される。これにより、ステータコア12に作用するラジアル力に起因するハウジング15の振動が抑制され、モータ10の一層の低振動化を図ることができる。また、振動抑制のために必要とした部材を無くしたり、ハウジング15の開放部15aにロータ21及びステータ11を近接して構成できるため、部品点数の低減やハウジング15の小型化にも貢献できる。
(2)本実施形態では、ハウジング15は一端が開放形状の有底筒状をなし、その一端の開放部15aがエンドフレーム16にて閉塞される構成に対し、ロータ21の第1及び第2構成部21A,21Bは、それぞれ1つで互いに軸方向に並んで配置され、第2構成部21Bが第1構成部21Aよりもハウジング15の開放部15a側に配置されている。これにより、ロータ21の構成を簡素な構成として製造を容易としつつ、ハウジング15の振動抑制にてモータ10の低振動化を図ることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、有底円筒状のハウジング15が用いられ、それぞれ1つで軸方向に並設されるロータ21の第1及び第2構成部21A,21Bのその第2構成部21B側がハウジング15の開放部15aとなるように構成されているが、ロータ21とハウジング15の構成の組み合わせはこれに限定されるものではない。
例えば、図5に示すように、ハウジング15は両端が開放形状の円筒状をなし、その両端の開放部15aがエンドフレーム16にてそれぞれ閉塞されている。これに対し、ロータ21の第2構成部21Bは、2分割されて第1構成部21Aの軸方向両側にそれぞれ配置され、第1構成部21Aよりもハウジング15の開放部15a側に配置されている。つまり、ラジアル力の小さい各第2構成部21Bがハウジング15の剛性の低い開放部15a側にそれぞれ配置され、ラジアル力の大きい第1構成部21Aがハウジング15のその開放部15aから離間した剛性の高い中央部分に配置される合理的な配置とされている。これにより、ステータコア12に作用するラジアル力に起因するハウジング15の振動が抑制され、モータ10の一層の低振動化を図ることができる。また、両端が開放形状の筒状とすることでハウジング15の構成が簡素な構成となり、該ハウジング15の製造が容易となる。
因みに、2分割された第2構成部21BのマグネットをいずれもN極又はS極とし同極にて構成してもよい。また、2分割された第2構成部21Bを、その分割毎に磁極の異なるマグネットを用いて構成してもよく、この場合、第2構成部21Bの磁気的バランスが良好となる。
・上記実施形態では、第1及び第2構成部21A,21Bにおけるマグネット23n,23s,25nについて特に言及しなかったが、各構成部21A,21B間でそれぞれ分割して形成してもよい。このようにすれば、第1及び第2構成部21A,21B間でのマグネット23n,23s,25nの大きさ(軸方向長さ等)を容易に調整できる。
またこの場合、第1及び第2構成部21A,21B間に、例えば空隙や非磁性材料よりなる磁気的な離間部を設けてもよい。このようにすれば、第1構成部21Aのマグネット23sから第2構成部21Bの突極24aへの漏れ磁束が低減される。
また、第1及び第2構成部21A,21Bにおける同極のマグネット23n,25nを、各構成部21A,21Bを越えて一体に形成してもよい。この場合、ロータ21を少ない部品数で構成できる。
・上記実施形態では、ロータコア22,24及びステータコア12を磁性金属板材の積層にて構成したが、このような積層型のコアに限らず、例えば磁性粉体の成形にてコアを構成してもよい。
・上記実施形態では、ステータ11側の磁極数が「12」、ロータ21側の磁極数が「10」で構成されているが、ステータ11側の磁極数及びロータ21側の磁極数をそれぞれ適宜変更した構成としてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ) 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記第2構成部は、2分割され、その分割毎に磁極の異なるマグネットを用いて構成されていることを特徴とするモータ。
この構成では、2分割された第2構成部は、その分割毎に磁極の異なるマグネットを用いて構成されるため、第2構成部の磁気的バランスが良好となる。
(ロ) 請求項1〜3及び上記(イ)のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記第1及び第2構成部におけるマグネットは、各構成部間でそれぞれ分割して形成されていることを特徴とするモータ。
この構成では、第1及び第2構成部におけるマグネットは、各構成部間でそれぞれ分割して形成されるため、各構成部間でのマグネットの大きさ(軸方向長さ等)を容易に調整できる。また、第1及び第2構成部間に磁気的な離間部を設ければ、その第1構成部のマグネットから第2構成部の突極への磁束漏れが低減される。
(ハ) 請求項1〜3及び上記(イ)のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記第1及び第2構成部における同極のマグネットは、各構成部を越えて一体に形成されていることを特徴とするモータ。
この構成では、第1及び第2構成部における同極のマグネットは、各構成部を越えて一体に形成されるため、ロータを少ない部品数で構成できる。
本実施形態におけるブラシレスモータの径方向断面図であり、(a)はその第1構成部の断面図、(b)はその第2構成部の断面図である。 同ブラシレスモータの軸方向断面図である。 同ブラシレスモータのコギングトルクを示す波形図である。 同ブラシレスモータのステータコアに作用するラジアル力を説明するための説明図である。 別例におけるブラシレスモータの軸方向断面図である。
符号の説明
10…ブラシレスモータ(モータ)、12…ステータコア、12a…ティース、13u1〜13u4,13v1〜13v4,13w1〜13w4…コイル、15…ハウジング、15a…開放部、16…エンドフレーム、21…ロータ、21A…第1構成部、21B…第2構成部、22,24…ロータコア、23n,23s,25n…マグネット、24a…突極。

Claims (3)

  1. ティースにコイルが巻回された円環状のステータコアの内側に、ロータコアにマグネットが固定されたロータが回転可能に収容され、少なくとも一端側が開放形状をなす筒型のハウジングの内側面に前記ステータコアが固定され、そのハウジングの開放部がエンドフレームにて閉塞されて構成されてなるモータであって、
    前記ロータは、
    N極及びS極のマグネットが周方向に交互に配置された第1構成部と、
    N極及びS極の一方側のマグネットが前記第1構成部の同極のマグネットと軸方向に並んで配置されるその一方側のマグネットと、他方側の磁極として機能する前記ロータコアに設けた突極とが周方向に交互に配置された第2構成部と
    を備えており、
    前記ロータの第2構成部が第1構成部よりも前記ハウジングの開放部側に配置されて構成されていることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記ハウジングは一端が開放形状の有底筒状をなし、その一端の開放部が前記エンドフレームにて閉塞されて構成されるものであり、
    前記ロータの第1及び第2構成部は、それぞれ1つで互いに軸方向に並んで配置され、前記第2構成部が前記第1構成部よりも前記ハウジングの開放部側に配置されてなることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記ハウジングは両端が開放形状の筒状をなし、その両端の開放部が前記エンドフレームにてそれぞれ閉塞されて構成されるものであり、
    前記ロータの第2構成部は、2分割されて前記第1構成部の軸方向両側にそれぞれ配置され、前記第1構成部よりも前記ハウジングの開放部側に配置されてなることを特徴とするモータ。
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