JP2014107939A - ブラシレスモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラシレスモータ、特にスポーク型のIPMモータにおいて、コギングトルクやトルクリップルを増大させることなく、ロータのイナーシャを低減させる。
【解決手段】10極12スロット構成のスポーク型IPMモータであるブラシレスモータ1にて、ロータ3の隣接するマグネット34の間に疑似磁極部36を形成し、疑似磁極部36の内周側に質量軽減孔38を設ける。質量軽減孔38は、所定の領域X内に配置される。領域Xは、隣接するマグネット34間の中心角の1/4の角度幅で疑似磁極部36の中央部に位置し、マグネット34の径方向内側の端面34aからマグネット34の径方向長さLの1/4よりも外周側であって、ロータ3の中心Oを中心点として隣接するマグネット34の外径側端部34b同士を結ぶ円弧P2より径方向内側の領域に設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ブラシレスモータのロータ構造に関し、特に、マグネット埋め込み式のモータ(IPMモータ:Interior Permanent Magnet Motor)におけるロータのイナーシャ低減技術に関する。
近年、ロータ内部にマグネットを埋め込み、マグネットの磁力によるトルクと、ロータの磁化によるリラクタンストルクの両方によってロータを回転させるマグネット埋め込み式のブラシレスモータ(IPMモータ)の利用が拡大している。IPMモータは、マグネットトルクに加えてリラクタンストルクを活用できるため、高効率で高トルクなモータとして、ハイブリッド自動車やエアコン等への使用が増加している。
図7は、このようなIPMモータの構成を示す説明図である。図7のIPMモータは、ロータの各極の中央の擬似磁極部と、その両側に放射状に配置された極数と同数のマグネットを有する所謂スポーク型と呼ばれるものであり、ロータコア51には、径方向に沿って複数個のマグネット取付孔52が放射状に設けられている。各マグネット取付孔52にはそれぞれ、直方体状のマグネット53が収容固定されている。マグネット53は、対向する面が同極性となっており、各磁極からの磁束が互いに反発して周方向外側に向かいd軸方向の磁路が形成される。マグネット53の径方向内側(中心寄り)には、マグネット取付孔52の空隙部54が形成されている。この空隙部54により、マグネット中心側の磁束漏れ(自極磁束のショートカット)が抑えられる。従って、空隙部54が大きいほど磁束漏れを少なくでき、その分、トルクの増大が図られる。
このように、スポーク型のIPMモータでは、対向磁極の反発する磁束を用いてトルクを得るため、マグネット間の距離は小さい方が反発力が強まり好ましい。また、コギングトルクやトルクリップルを小さく抑えるためには、最小公倍数が小さい方が有利となる。このため、スポーク型IPMモータとしては、図7のような、ロータコアの磁極数が10、ステータ側のスロット数(極数)が12の10極12スロット構成のものが多く見受けられる。
一方、ロータコア51は、電磁鋼板にて形成されたコアプレートを複数枚積層させた構成となっており、中央の軸孔55にロータシャフト56が圧入固定される。ロータコア51には、ロータシャフト56との結合のため、マグネット取付孔33の中心側の部位にブリッジ57が設けられている。ブリッジ57は、ロータシャフト56との結合やコアプレートのプレス加工を考慮すると、その幅寸法(径方向)をコアプレートの板厚以上に設定する必要がある。
国際公開WO2008-078584号公報
ところが、このようなスポーク型のIPMモータでは、隣接するマグネット53の中間部分は、ロータの磁束が通らない部分であるにもかかわらず、磁性体(鋼板)が用いられている。このため、必要以上にロータの質量が大きく、その分、ロータのイナーシャも大きくなってしまうという問題があった。
本発明の目的は、ブラシレスモータ、特にスポーク型のIPMモータにおいて、コギングトルクやトルクリップルを増大させることなく、ロータのイナーシャを低減させることにある。
本発明のブラシレスモータは、径方向内側に向けて突出する12個のティースと、該ティース間に形成されたスロットを介して前記ティースに巻装されたコイルと、を備えるステータと、前記ステータの内側に回転自在に配置され、その内部に10極、または14極を構成するマグネットが放射状に収容固定されてなるロータと、を有する10極12スロット、または14極12スロット構成のブラシレスモータであって、前記ロータは、隣接する前記マグネットの間に形成される複数個の疑似磁極部と、該疑似磁極部の内周側に形成された磁気抵抗部と、を有し、前記磁気抵抗部は、隣接する前記マグネット間の中心角の1/4の角度幅で前記疑似磁極部の中央部に位置し、前記マグネットの径方向内側の端面から前記マグネットの径方向長さの1/4よりも外周側であって、前記ロータの中心を中心点として隣接する前記マグネットの外径側端部同士を結ぶ円弧の内径側の領域にそれぞれ配置されることを特徴とする。
本発明にあっては、前記磁気抵抗部を磁束が通らない前述のような領域に配することにより、モータ性能の低下を招くことなく、例えば、質量軽減孔やコアプレート積層用ボスなどの磁気抵抗部をロータに形成することが可能となる。これにより、例えば、質量軽減孔を設けることにより、ロータコアの質量を軽減でき、コギングトルクやトルクリップルを増大させることなく、ロータのイナーシャを低減させることが可能となる。
前記ブラシレスモータにおいて、前記磁気抵抗部が前記ロータに形成された質量軽減孔であっても良い。また、前記磁気抵抗部がロータコアを形成するコアプレートを積層するためのボスであっても良い。
さらに、前記ロータの外周に突出する複数の突極にて前記疑似磁極部を構成し、該突極の外形を、前記ロータの中心とは偏心した位置を中心点とする円弧によって形成しても良い。これにより、イナーシャ低減しつつ、モータのリラクタンストルクを有効に活用できる。加えて、前記ロータに形成されたマグネット収容孔内に前記マグネットを固定すると共に、前記マグネット収容孔を、その径方向外側が開放されたスリット状に形成しても良く、これにより、さらにイナーシャを低減できるとともに、加工や組み立てが容易となる。この場合、前記マグネット収容孔の径方向内側を、隣接する前記疑似磁極部同士を接続するブリッジ部にて閉鎖し、前記ブリッジ部を前記疑似磁極部と一体的に形成するようにしても良く、これにより、加工や組み立てがさらに容易となる。
本発明のブラシレスモータによれば、10極12スロット、または14極12スロット構成のブラシレスモータにて、磁気抵抗部を所定の領域に配することにより、モータ性能の低下を招くことなく、例えば、質量軽減孔やコアプレート積層用ボスなどの磁気抵抗部をロータに形成することが可能となる。これにより、例えば、質量軽減孔を設けることにより、ロータコアの質量を軽減でき、コギングトルクやトルクリップルを増大させることなく、ロータのイナーシャを低減させることが可能となる。
本発明の実施の形態1であるブラシレスモータの断面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 質量軽減孔の構成を示す説明図である。 (a)は質量軽減孔の有無によるコギングトルクの違い、(b)は同じくトルクリップルの違いを示したグラフである。 本発明の実施の形態2であるブラシレスモータのロータコアの構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態3であるブラシレスモータのロータコアの構成を示す断面図である。 従来のスポーク型IPMモータの構成を示す説明図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態1であるブラシレスモータ1(以下、モータ1と略記する)の断面図、図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。モータ1は、ロータの各極の中央の擬似磁極部と、その両側に放射状に配置された極数と同数のマグネットを有する所謂スポーク型のIPMモータとなっており、電動パワーステアリング装置の駆動源として使用される。モータ1は、図1に示すように、外側にステータ(固定子)2、内側にロータ(回転子)3を配したインナーロータ型のブラシレスモータとなっている。
ステータ2は、有底円筒形状のモータケース4(以下、ケース4と略記する)の内側に固定されている。ステータ2は、ステータコア5と、ステータコア5のティース9に巻装されたステータコイル6(以下、コイル6と略記する)及びステータコア5に取り付けられコイル6と電気的に接続されるバスバーユニット(端子ユニット)7とから構成されている。ケース4は、鉄等にて有底円筒状に形成されており、その開口部には、図示しない固定ネジによってアルミダイキャスト製のブラケット8が取り付けられる。
ステータコア5は、鋼製の板材(例えば、電磁鋼板)を積層して形成されており、複数個(本実施形態においては12個)のティース9が径方向内側に向かって突設されている。隣接するティース9の間にはスロット31が形成され、その中にはコイル6が収容されている。ステータコア5には合成樹脂製のインシュレータ11が取り付けられており、インシュレータ11の外側にコイル6が巻装されている。これにより、本ステータ2は12極(12スロット)構成となっている。
ステータコア5の一端側には、バスバーユニット7が取り付けられている。バスバーユニット7は、合成樹脂製の本体部内に銅製のバスバーがインサート成形された構成となっている。バスバーユニット7の周囲には、複数個の給電用端子12が径方向に突設されている。バスバーユニット7の取り付けに際し、給電用端子12は、ステータコア5から引き出されたコイル6の端部6aが溶接される。バスバーユニット7では、バスバーはモータ1の相数に対応した個数(ここでは、U相,V相,W相分の3個と各相同士の接続用の1個の計4個)設けられている。各コイル6は、その相に対応した給電用端子12と電気的に接続される。ステータコア5は、バスバーユニット7を取り付けた後、ケース4内に圧入固定される。
ステータ2の内側にはロータ3が挿入されている。ロータ3はロータシャフト13を有しており、ロータシャフト13はベアリング14a,14bによって回転自在に軸支されている。ベアリング14aはケース4の底部中央に、ベアリング14bはブラケット8の中央部にそれぞれ固定されている。ロータシャフト13には、円筒形状のロータコア15と、回転角度検出手段であるレゾルバ21のロータ(レゾルバロータ)22が取り付けられている。レゾルバ21のステータ(レゾルバステータ)23は、合成樹脂製のレゾルバブラケット24に収容されており、取付ネジ25によってブラケット8の内側に固定される。
モータ1においても、ロータコア15は、磁性体にて形成された薄板状のコアプレート(鋼板材)を複数枚積層させた構成となっており、その外形は円形ではなく偏芯形状となっている。ロータコア15には、軸孔32と、複数個のマグネット取付孔33が設けられている。軸孔32はロータコア15の中心部に形成されており、そこにはロータシャフト13が圧入固定される。マグネット取付孔33は、径方向に沿って延びる長方形状のスリットであり、10個が放射状に配置されている。各マグネット取付孔33内には直方体状のマグネット34がそれぞれ収容され、接着剤等の固定手段にて固定されている。隣接するマグネット34は、対向する面が同極性となっている。この場合、マグネット取付孔33がスリット状となっているため、コアプレートの加工も容易であり、マグネット34の挿入も容易となる。
各マグネット取付孔33は外周側(径方向外側)が開放されている一方、その内周側にはブリッジ部35が形成されている。つまり、マグネット取付孔33は、ブリッジ部35にて内周側が閉鎖されている。ロータコア15では、隣接するマグネット取付孔33の間は、半径Rの外形に形成されている。半径Rの中心O1は、ロータ3の中心Oよりも外径側にずれた位置に偏芯配置されている。半径Rの部位、すなわち、隣接するマグネット取付孔33の間の部分は、対向するマグネット34からの磁束が反発し合って径方向に流れる疑似磁極部36となっている。疑似磁極部36は、上述のようにそれぞれ半径Rにて偏芯形成されているため、ロータコア15の外周は、マグネット取付孔33部分を谷、疑似磁極部36部分を山とする凹凸形状となり、疑似磁極部36はロータコア15上に突極状に形成される。疑似磁極部36とブリッジ部35は、コアプレート上に一体に形成されており、加工性の向上が図られている。また、マグネット34の径方向内側には、マグネット34が存在しない空隙部37が形成されている。
一方、本発明によるモータ1では、ロータコア15のマグネット取付孔33の間の擬似磁極部36に、イナーシャ低減のため、複数の質量軽減孔(磁気抵抗部)38が設けられている。図3は、質量軽減孔38の構成を示す説明図である。図2,3に示すように、本実施形態においては、各質量軽減孔38は円形の貫通孔であり、次のような範囲の領域X(磁気抵抗部設置領域)内に設けられている。
(a)領域内端P1
マグネット34の内径側端面34aから、マグネット34の径方向長Lの1/4より径方向外側。この1/4という数値は、マグネット長Lが異なる場合でも同様の値を適用できる。
(b)領域外端P2
ロータ3の中心Oを中心点として、隣接するマグネット34の外径側端部34b同士を結ぶ円弧(P2)より径方向内側。なお、d軸方向の磁気抵抗が大きくなると、弱め界磁の際のd軸方向のインダクタンスLdが小さくなり、その分、回転数が低下する。このため、当該モータ1では、このP2を設定し、疑似磁極部36の外周部を残すことにより、Ldを確保し、回転数の低下を抑えている。
(c)領域幅Q
隣接するマグネット34間に形成される疑似磁極部36の中央であって、隣接するマグネット34の間の角度の1/4の範囲。10極12スロットのモータ1では、隣接するマグネット34の間の角度は36°であり、領域幅Qは中心角θ=9°の範囲となる。
発明者の実験によれば、スポーク型のIPMモータでは、上記領域Xには磁束はほとんど通っていない。これは、同極同士が対向するマグネット34では、両マグネットの磁束が反発し合うため、領域Xの外側は磁路として使われるが、その内側は反発部となり、領域X内にはほとんど磁束が入り込まないためと推認される。従って、この部位に空隙やプレート積層用のボスのような磁気抵抗の大きいものを配しても、コギングトルクやトルクリップルなどのモータ性能には影響は生じない。つまり、領域Xは、磁気抵抗部を配置するのに最適な部位である。
このように、本発明のモータ1では、スポーク型IPMモータにおいて磁束がほとんど通っていない領域を見極め、その領域Xに磁気抵抗部ともなる質量軽減孔38を設ける。この場合、質量軽減孔を設ければ当然にロータコアの質量も低減される。しかしながら、ロータコアに孔をあけると、その部分は磁気抵抗が大きくなり、磁束の流れに影響を及ぼし、モータ性能にも影響が生じる。従って、ロータコアに無作為に孔を設けるとモータ性能を損なうおそれがあり、イナーシャ低減に当たっては、単純に適宜孔をあけて質量を軽減させれば良い、というものではない。また、プレート積層用のボスも、延面距離の増加や加工歪み等により磁気抵抗部となるため、その配置も質量軽減孔と同様に単純には決められない。
そこで、本発明者は、スポーク型のIPMモータにおける磁束の流れを解析したところ、磁束がほとんど通っていない部位があることに気付き、その部位が前述の領域Xの範囲となることが分かった。そして、その領域に質量軽減孔38を設けてモータ性能を確認したところ、図4に示すように、質量軽減孔38の有無により、コギングトルクやトルクリップルにほとんど差異は生じなかった。また、上述の領域内端P1も、マグネット長Lを異ならせて解析を行ったところ、何れも1/4なる数値が好適であることが分かった。
従って、本発明によれば、モータ性能の低下を招くことなく、ロータコア15の質量を軽減でき、ロータ3のイナーシャを低減させることが可能となる。すなわち、イナーシャ低減しつつ、モータのリラクタンストルクを有効に活用することが可能となる。また、この領域X内にプレート積層用のボスを形成することにより、モータ性能の低下を招くことなく、ボス等の磁気抵抗部を形成することも可能となる。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前記実施形態では、ロータコア15の外形が偏芯形状となったものを示したが、本発明は、偏芯のない外形が円形のロータコアを有するブラシレスモータにも適用可能である。また、前記実施形態では、マグネット取付孔33の外周側を開放させた構成を示したが、図5に示すようにマグネット取付孔33の外周側にもブリッジ部39を設けても良い(実施の形態2)。これにより、イナーシャの更なる低減が図られると共に、加工・組み立ても容易となる。さらに、前記実施形態では、10極12スロットのブラシレスモータに本発明を適用した例を示したが、本発明は、図6のような14極12スロット構成のブラシレスモータにも適用可能である(実施の形態3)。なお、図5,7では、実施の形態1と同様の部材、部分については同一の符号を使用し、その説明は省略する。
加えて、前記実施の形態においては、各マグネット取付孔33は外周側(径方向外側)が開放されている一方、その内周側にはブリッジ部35が形成され、マグネット取付孔33は、ブリッジ部35にて内周側が閉鎖されているものを示したが、本発明はこれに限定されず、ブリッジ部35を切り離して各擬似磁極部36を分割し、分割された各擬似磁極部36をそれぞれ連結手段により連結してロータコア15とする構造にも適用可能である。また、本発明によるブラシレスモータは、電動パワーステアリング装置以外にも、ハイブリッド車や電気自動車などの他の電気機械・機器にも適用可能である。
1 ブラシレスモータ
2 ステータ
3 ロータ
4 モータケース
5 ステータコア
6 ステータコイル
6a 端部
7 バスバーユニット
8 ブラケット
9 ティース
11 インシュレータ
12 給電用端子
13 ロータシャフト
14a,14b ベアリング
15 ロータコア
21 レゾルバ
22 レゾルバロータ
23 レゾルバステータ
24 レゾルバブラケット
25 取付ネジ
31 スロット
32 軸孔
33 マグネット取付孔
34 マグネット
34a 内径側端面
34b 外径側端部
35 ブリッジ部
36 疑似磁極部
37 空隙部
38 質量軽減孔(磁気抵抗部)
39 ブリッジ部
51 ロータコア
52 マグネット取付孔
53 マグネット
54 空隙部
55 軸孔
56 ロータシャフト
57 ブリッジ
O ロータ中心
1 疑似磁極部中心
R 疑似磁極部半径
X 磁気抵抗部設置領域
L マグネット長
P1 領域X内端
P2 領域X外端
Q 領域X幅
θ 領域Xの中心角

Claims (6)

  1. 径方向内側に向けて突出する12個のティースと、該ティース間に形成されたスロットを介して前記ティースに巻装されたコイルと、を備えるステータと、
    前記ステータの内側に回転自在に配置され、その内部に10極、または14極を構成するマグネットが放射状に収容固定されてなるロータと、を有する10極12スロット、または14極12スロット構成のブラシレスモータであって、
    前記ロータは、隣接する前記マグネットの間に形成される複数個の疑似磁極部と、該疑似磁極部の内周側に形成された磁気抵抗部と、を有し、
    前記磁気抵抗部は、隣接する前記マグネット間の中心角の1/4の角度幅で前記疑似磁極部の中央部に位置し、前記マグネットの径方向内側の端面から前記マグネットの径方向長さの1/4よりも外周側であって、前記ロータの中心を中心点として隣接する前記マグネットの外径側端部同士を結ぶ円弧の内径側の領域にそれぞれ配置されることを特徴とするブラシレスモータ
  2. 請求項1記載のブラシレスモータにおいて、
    前記磁気抵抗部は、前記ロータに形成された質量軽減孔であることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項1記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータは、磁性体にて形成されたコアプレートを積層してなるロータコアを有し、
    前記磁気抵抗部は、前記コアプレート積層用のボスであることを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記疑似磁極部は、前記ロータの外周に突出する複数の突極にて構成され、
    該突極の外形は、前記ロータの中心とは偏心した位置を中心点とする円弧によって形成されることを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記マグネットは、前記ロータに形成されたマグネット収容孔内に固定され、
    前記マグネット収容孔は、その径方向外側が開放されたスリット状に形成されてなることを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 請求項5記載のブラシレスモータにおいて、
    前記マグネット収容孔の径方向内側は、隣接する前記疑似磁極部同士を接続するブリッジ部にて閉鎖され、
    前記ブリッジ部は、前記疑似磁極部と一体的に形成されることを特徴とするブラシレスモータ。
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