JP2014007939A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2014007939A
JP2014007939A JP2012273004A JP2012273004A JP2014007939A JP 2014007939 A JP2014007939 A JP 2014007939A JP 2012273004 A JP2012273004 A JP 2012273004A JP 2012273004 A JP2012273004 A JP 2012273004A JP 2014007939 A JP2014007939 A JP 2014007939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
brushless motor
rotor
stator
bridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012273004A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Okubo
雅通 大久保
Takashi Watanabe
傑 渡辺
Keisuke Mitsuoka
圭介 光岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2012273004A priority Critical patent/JP2014007939A/ja
Publication of JP2014007939A publication Critical patent/JP2014007939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】ロータコア構造を工夫することにより、ブリッジ部分における磁束漏れを低減させてブラシレスモータの磁気特性を改善する。
【解決手段】ブラシレスモータ1のロータコア15は、複数枚のコアプレート31を積層して形成され、各コアプレート31には複数のスリット孔32が設けられている。スリット孔32の端部には、略T字形に形成されたブリッジ部35が設けられている。ブリッジ部35は、外縁架橋部36と隔壁部37とから構成されている。外縁架橋部36の両端と、隔壁部37の中心側端部には、プレス加工にて段差部41が設けられている。段差部41には、加工時の応力が残留しており、コアプレート31の他の部位よりも磁気抵抗が大きくなっている。コアプレート31は、段差部41同士が互いに軸方向に重なり合うように積層される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ブラシレスモータのロータコア構造に関し、特に、マグネット埋め込み式のモータ(IPMモータ:Interior Permanent Magnet Motor)に使用されるロータコアまたはステータコアのブリッジ部の構造に関する。
近年、ロータ内部に磁石を埋め込み、マグネットの磁力によるトルクと、ロータの磁化によるリラクタンストルクの両方によってロータを回転させるマグネット埋め込み式のブラシレスモータ(IPMモータ)の利用が拡大している。IPMモータは、マグネットトルクに加えてリラクタンストルクを活用できるため、高効率で高トルクなモータとして、ハイブリッド自動車やエアコン等への使用が増加している。
図16は、このようなIPMモータにて使用されるロータコアの構成を示す説明図である。図16に示すように、ロータコア101は、電磁鋼板にて形成されたコアプレート102を複数枚積層させた構成となっている。各コアプレート102の外周部には、周方向に沿って複数個のスリット孔103が設けられている。コアプレート102は、スリット孔103が重なるように軸方向に積層される。各スリット孔103にはそれぞれマグネット104が収容固定される。スリット孔103に収容されたマグネット104の周方向両端側には、フラックスバリアともなる空隙部105が形成される。隣接するスリット孔103の間には、部材連結部としてブリッジ部106が設けられており、特許文献1には、ブリッジの周方向長をコアの軸方向端部と中央部にて異ならせた構成が記載されている。
一方、このようなIPMモータに使用されるステータコアとして、一般的に、環状に形成されたステータ本体の内径側に、ロータコアに向けて複数のティースを設けて、各ティースにコイル部を設けるようにした構造が知られている。このステータコアも、電磁鋼板にて形成されたコアプレートを複数枚積層させた構成となっている。ステータコアにおいてもコギングトルクを低減するために隣接するティース内周側の先端部同士をブリッジ部で連結することがある。
特開2010−142032号公報
ところが、前述のようなロータコア101では、隣接するマグネット104の間が電磁鋼板製のブリッジ部106にて接続されているため、そこから磁束漏れ(短絡)が生じてしまうという問題があった。マグネット104間にて磁束漏れが生じると、ロータ回転に有効な磁束量が減少することになり、その分、マグネットトルクが減少してしまうという問題があった。この場合、ブリッジ部106の幅を狭くすれば、ブリッジ部分の磁気抵抗が高くなり、磁束漏れも改善できる。しかしながら、コアプレート102はプレス加工にて量産されるため、プレス金型におけるパンチクリアランスの制約上、ブリッジ部分には板厚以上の幅が必要となる。このため、ブリッジ部106の幅を板厚未満には設定できず、ある程度の磁束漏れは甘受せざるを得ない、というのが実情であった。
また、ステータコアにおいても、隣接するティースの内周側の先端部同士が電磁鋼板製のブリッジ部にて接続されているため、そこから磁束漏れ(短絡)が生じてしまうという問題があった。ティース部間にて磁束漏れが生じると、ロータ回転に有効な磁束量が減少することになり、その分、マグネットトルクが減少してしまうという問題があった。
本発明の目的は、ロータコア構造またはステータコア構造を工夫することにより、ブリッジ部分における磁束漏れを低減させてブラシレスモータの磁気特性を改善することにある。
本発明のブラシレスモータは、モータケースと、前記モータケースに固定されたステータと、前記ステータの内側に配置され前記モータケースに回転自在に軸支されたロータと、を備えてなるブラシレスモータであって、前記ロータは、磁性材料にて形成されたコアプレートを複数枚積層して形成したロータコアと、前記コアプレートに形成された複数のスリット孔によって前記ロータコアに形成される複数のマグネット取付孔に収容固定される複数個のマグネットと、を有し、前記スリット孔は、前記コアプレートの外周部に周方向に沿って等間隔に設けられ、前記コアプレートは、前記スリット孔の周方向端部に設けられ該コアプレートの外周縁と前記スリット孔の外周縁との間に形成される外縁架橋部と、隣接する前記スリット孔間に形成された隔壁部と、からなるブリッジ部を備え、前記ブリッジ部は、前記コアプレートを加圧加工することにより軸方向に向かって段状に形成され前記加圧加工時における応力が残留する段差部を有し、前記コアプレートは、前記段差部同士が互いに軸方向に重なり合うように積層されることを特徴とする。
本発明にあっては、IPM型のブラシレスモータにおいて、ロータコアのブリッジ部に加圧加工によって段差部を設けることにより、段差部に応力を残留させ、そこを磁気抵抗増大部として機能させる。これにより、段差部のない従来のロータコアを用いたモータに比して、ブリッジ部の磁気抵抗が大きくなり、ブリッジ部への漏れ磁束が低減され、モータのトルクアップが図られる。また、コアプレート積層時に段差部を重ね合わせることにより、段差部の係合によってコアプレート同士を結合することも可能となる。
前記ブラシレスモータにおいて、前記外縁架橋部を、隣接する前記スリット孔の端部の外縁に沿って形成すると共に、前記隔壁部を、前記外縁架橋部の中央から径方向に沿って延設し、前記ブリッジ部を、前記外縁架橋部を横辺、前記隔壁部を縦辺とする略T字形に形成し、前記段差部を、前記外縁架橋部の両端部と、前記隔壁部の中心側端部に形成しても良い。
また、前記マグネット取付孔の周方向両端部に前記マグネットが配置されていない空隙部を設け、前記ブリッジ部を、隣接する前記マグネット取付孔の隣接する前記空隙部の間に形成すると共に、前記ブリッジ部の幅を前記コアプレートの板厚と略同一に形成しても良い。
さらに、前記スリット孔を、径方向内側辺に対し径方向外側辺の方が長い略台形状に形成し、略台形状の前記スリット孔によって形成される前記マグネット取付孔に直方体状の前記マグネットを収容固定することにより、前記マグネットの周方向両側に前記空隙部を形成しても良い。
加えて、前記コアプレートの積層時に、隣接する前記コアプレートの前記段差部同士を互いに係合させることにより、前記コアプレート同士を結合させても良い。
一方、本発明の他のブラシレスモータは、モータケースと、前記モータケースに固定され、略円形の外側リング部と、前記外側リング部から半径方向の内側向きに突出した複数のティース部と、前記ティース部間に形成されたスロットと、前記スロット内に配置されたコイルと、を有するステータと、前記ステータの内側に配置され、前記モータケースに回転自在に軸支されたロータと、を備えてなるブラシレスモータであって、前記ロータは、磁性材料にて形成されたコアプレートを複数枚積層して形成したステータコアを有し、前記コアプレートは、前記ステータコアの前記ティース内周端に設けられ、隣り合う前記ティースの内周側の先端部同士を接続するブリッジ部を備え、前記ブリッジ部は、前記コアプレートを加圧加工することにより軸方向に向かって段状に形成され前記加圧加工時における応力が残留する段差部を有し、前記コアプレートは、前記段差部同士が互いに軸方向に重なり合うように積層されることを特徴とする。
本発明にあっては、ブラシレスモータのステータコアのブリッジ部に加圧加工によって段差部を設けることにより、段差部に応力を残留させ、そこを磁気抵抗増大部として機能させる。これにより、段差部のない従来のステータコアを用いたモータに比して、ブリッジ部の磁気抵抗が大きくなり、ブリッジ部への漏れ磁束が低減され、モータのトルクアップが図られる。また、コアプレート積層時に段差部を重ね合わせることにより、段差部の係合によってコアプレート同士を結合することも可能となる。
前記ブラシレスモータにおいて、前記ステータコアの前記ブリッジ部の幅を前記コアプレートの板厚と略同一に形成しても良い。また、前記コアプレートの積層時に、隣接する前記コアプレートの前記段差部同士を互いに係合させることにより、前記コアプレート同士を結合させても良い。
本発明のブラシレスモータによれば、ロータコアのブリッジ部に加圧加工によって段差部を設け、この段差部に加圧加工時における応力を残留させるようにしたので、段差部のない従来のロータコアを用いたモータに比して、ブリッジ部の磁気抵抗を大きくすることができ、ブリッジ部への漏れ磁束を低減させることが可能となる。これにより、モータのトルクに寄与する有効磁束を増大させることができ、モータのトルクアップを図ることが可能となる。
本発明の他のブラシレスモータによれば、ステータコアのブリッジ部に加圧加工によって段差部を設け、この段差部に加圧加工時における応力を残留させるようにしたので、段差部のない従来のステータコアを用いたモータに比して、ブリッジ部の磁気抵抗を大きくすることができ、ブリッジ部への漏れ磁束を低減させることが可能となる。これにより、モータのトルクに寄与する有効磁束を増大させることができ、モータのトルクアップを図ることが可能となる。
本発明の実施の形態1であるブラシレスモータの断面図である。 図1のブラシレスモータにおけるロータコアの構成を示す斜視図である。 ロータ側ブリッジ部の構成を示す説明図である。 ロータ側コアプレートの断面図である。 ロータ側ブリッジ部の製造工程を示す説明図である。 従来のロータコアを使用した場合のモータトルクと、本発明によるロータコアを使用した場合のモータトルクを比較して示した説明図であり、従来の場合を1として本発明による効果を示したものである。 本発明の実施の形態2であるブラシレスモータの断面図である。 図7のA−A線に沿った断面図である。 図8のX部の拡大図である。 図7のブラシレスモータにおけるステータ側ブリッジ部の構成を示す断面図である。 ティース先端部とステータ側ブリッジ部をステータコア中心側から見た状態を示す説明図である。 ステータ側ブリッジ部の製造工程を示す説明図である。 ステータ側コアプレートのブリッジ部を凹凸嵌合させて積層し、ステータコアを形成した状態を示す説明図である。 (a)通常のステータコア(ブリッジ幅0.55mm・板厚0.5mm)、(b)ブリッジ幅を狭くして磁束の漏れを抑えたステータコア(ブリッジ幅0.4mm・板厚0.35mm)、(c)本発明によるステータコア(ブリッジ幅0.55mm・板厚0.5mm)をそれぞれ用いたブラシレスモータの出力トルクを比較したグラフである。 図14の(a)〜(c)のモータにおいて、それぞれのトルクリップルやコギングを比較したグラフである。 従来のロータコアの構成を示す斜視図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態1であるブラシレスモータの断面図である。図1に示すように、ブラシレスモータ1(以下、モータ1と略記する)は、外側にステータ(固定子)2、内側にロータ(回転子)3を配したインナーロータ型のブラシレスモータとなっており、電動パワーステアリング装置の駆動源として使用される。
ステータ2は、有底円筒形状のモータケース4(以下、ケース4と略記する)の内側に固定されており、ステータコア5と、ステータコア5に巻装されたステータコイル6(以下、コイル6と略記する)及びステータコア5に取り付けられるバスバーユニット(端子ユニット)7とから構成されている。ケース4は、鉄等にて有底円筒状に形成されており、その開口部には、図示しない固定ネジによってアルミダイキャスト製のブラケット8が取り付けられる。
ステータコア5は、電磁鋼板を積層して形成されており、複数個(ここでは9個)のティースが径方向内側に向かって突設されている。ステータコア5には合成樹脂製のインシュレータ11が取り付けられており、インシュレータ11の外側にはコイル6が巻装されている。ステータコア5の一端側には、バスバーユニット7が取り付けられている。バスバーユニット7は、合成樹脂製の本体部内に銅製のバスバーがインサート成形された構成となっている。
バスバーユニット7の周囲には、複数個の給電用端子12が径方向に突設されている。バスバーユニット7の取り付けに際し、給電用端子12は、ステータコア5から引き出されたコイル6の端部6aが溶接される。バスバーユニット7では、バスバーはモータ1の相数に対応した個数(ここでは、U相,V相,W相分の3個)設けられている。各コイル6は、その相に対応した給電用端子12と電気的に接続される。ステータコア5は、バスバーユニット7を取り付けた後、ケース4内に圧入固定される。
ステータ2の内側にはロータ3が挿入されている。ロータ3はロータシャフト13を有しており、ロータシャフト13はベアリング14a,14bによって回転自在に軸支されている。ベアリング14aはケース4の底部中央に、ベアリング14bはブラケット8の中央部にそれぞれ固定されている。ロータシャフト13には、円筒形状のロータコア15(15a〜15c)と、回転角度検出手段であるレゾルバ21のロータ(レゾルバロータ)22が取り付けられている。レゾルバ21のステータ(レゾルバステータ)23は、合成樹脂製のレゾルバブラケット24に収容されており、取付ネジ25によってブラケット8の内側に固定される。
ロータコア15の内部には、セグメント型の複数のマグネット(永久磁石)16(16a〜16c)が取り付けられており、モータ1は、IPM型の構成となっている。モータ1では、マグネット16a〜16cは、周方向に沿って6個×3列配置されており、モータ1は、6極9スロット(以下、6P9Sのように略記する)構成となっている。マグネット16a〜16cは軸方向に3列配置されている。モータ1では、マグネット16は略直方体形状となっており、これにより、材料の歩留まりが向上し、製品コストの低減が図られる。
図2は、ロータコア15の構成を示す斜視図である。図2に示すように、当該モータ1においても、ロータコア15は、コアプレート31を複数枚積層させた構成となっている。コアプレート31は、磁性材料を用いた電磁鋼板にて形成されており、各コアプレート31の外周部には、周方向に沿って、複数個のスリット孔32が設けられている。スリット孔32は、コアプレート31を軸方向に貫通しており、各コアプレート31は、スリット孔32同士が重なるように軸方向に積層される。このスリット孔32により、ロータコア15には、軸方向に沿ってマグネット取付孔33が形成される。マグネット取付孔33内には、図16に示した従来のロータコア101と同様にそれぞれマグネット16が収容固定される(図2には一部のみ記載)。
スリット孔32は、その径方向内側辺32aに対し、径方向外側辺32bの方が長い略台形状に形成されており、マグネット取付孔33も略台形状となっている。一方、前述のように、マグネット16は略直方体形状となっている。従って、台形状のマグネット取付孔33に直方体状のマグネット16を挿入すると、マグネット16の周方向両側には空隙部34が形成される。この空隙部34は、磁束が通りにくいフラックスバリアとして機能する。
隣接するスリット孔32の間には、ブリッジ部(ロータ側ブリッジ部)35が設けられている。図3は、ブリッジ部の構成を示す説明図である。図2,3に示すように、ブリッジ部35は略T字形に形成されており、T字の横辺に当たる外縁架橋部36と、同じく縦辺に当たる隔壁部37とから構成されている。外縁架橋部36は、スリット孔32の周方向端部に設けられており、コアプレート31の外周縁38とスリット孔32の外周縁39との間に形成されている。外縁架橋部36は、隣接するスリット孔32の端部の外周縁39に沿って形成され、その中央からは隔壁部37が径方向に沿って延びている。隔壁部37は、隣接するスリット孔32の隣接する空隙部34の間に形成され、その幅は、コアプレート31の板厚と略同一に形成されている。
ここで、本発明によるモータ1では、ロータコア15のブリッジ部35が段状に形成されている。図4はコアプレート31の断面図、図5はブリッジ部35の製造工程を示す説明図である。図4に示すように、ブリッジ部35の端部、すなわち、外縁架橋部36の両端部と隔壁部37の中心側端部には、段差部41がそれぞれ形成されている。段差部41は、図5に示すようにプレス加工によって形成され、パンチ42にて半抜き状態に成形される。これにより、ブリッジ部35は軸方向に突出した凹凸形状となる。ロータコア15では、各コアプレート31は、ブリッジ部35を凹凸嵌合させた状態で積層される。すなわち、モータ1では、段差部41同士が互いに軸方向に重なり合うように積層され、段差部41同士が互いに係合することにより、コアプレート31同士が回り止めされた状態で結合される。
ブリッジ部35をプレス加工すると、コアプレート31が塑性変形して形成された段差部41には加圧加工時の応力が残留する。一般的に残留応力が存在している状態では、その部分の透磁率が低下する。このため、次式から分かるように、段差部41は、応力の蓄積により、コアプレート31の他の部位よりも磁気抵抗Rmが増大する。
磁気抵抗Rm=1/(μA) (μ:透磁率,A:断面積)
すなわち、プレス加工の残留応力により、ブリッジ部35の磁気抵抗が増大する。
従って、ロータコア15では、図16のような従来のロータコアに比して、ブリッジ部35の磁気抵抗が大きくなり、磁束の漏れが抑えられる。このため、モータトルクに寄与する有効磁束量が増大し、その分、トルクアップが図られる。発明者らの実験によれば、本発明によるロータコア15を使用すると、従来のロータコア(図16)を使用した場合に比して、約15%のトルクアップが図られた(板厚0.5mm:図6参照)。なお、段差部41では、プレス加工により、その断面積も若干ながら減少しており、上式からわかるように、これも磁気抵抗の増大に寄与するものと推認される。
このように、本発明のブラシレスモータでは、プレス加工により、ロータコア15のブリッジ部35に段差部41を設けたので、応力が残留し磁気抵抗増大部として機能する部位をコアプレート31の製造工程中に容易に形成することができる。そして、この段差部41により、従来のロータコアを用いたモータに比して、ブリッジ部35の磁気抵抗が大きくなり、ブリッジ部35への漏れ磁束が減少させることが可能となる。従って、モータのトルクに寄与する有効磁束を増大させることができ、モータのトルクアップを図ることが可能となる。また、モータトルクの向上に伴い、同出力のモータを小型化することも可能となる。さらに、コアプレート積層時に段差部41を重ね合わせることにより、段差部41の係合によってコアプレート31同士を結合することも可能となる。
(実施の形態2)
先の実施の形態1では、磁気抵抗増大部として、ロータ3側に設けたブリッジ部35に段差部41を形成したものを示したが、磁気抵抗増大部をステータ側に設けることも可能である。そこで、本発明の実施形態2として、ステータ側に磁気抵抗増大部を設けたブラシレスモータ51(以下、モータ51と略記する)について説明する。
図7は、モータ51の断面図、図8は、図7のA−A線に沿った断面図である。モータ51は、リラクタンスモータをベースとしつつ、ロータにマグネットを配することにより、マグネットの磁力を補助的に利用したマグネット補助型のリラクタンスモータとなっており、電動パワーステアリング装置の駆動源として使用される。モータ51は、図7に示すように、通常のリラクタンスモータと同様に、外側にステータ(固定子)52、内側にロータ(回転子)53を配したインナーロータ型のブラシレスモータとなっている。
ステータ52は、有底円筒形状のモータケース54(以下、ケース54と略記する)の内側に固定されている。ステータ52は、ステータコア55と、ステータコア55のティース部60に巻装されたステータコイル56(以下、コイル56と略記する)及びステータコア55に取り付けられコイル56と電気的に接続されるバスバーユニット(端子ユニット)57とから構成されている。ケース54は、鉄等にて有底円筒状に形成されており、その開口部には、図示しない固定ネジによってアルミダイキャスト製のブラケット58が取り付けられる。
ステータコア55は、鋼製の板材(例えば、電磁鋼板)を積層して形成されており、外側リング部59から、複数個のティース部60が径方向内側に向かって突設されている。隣接するティース部60の間にはスロット61が形成され、その中にはコイル56が分布巻きにて収容されている。ステータコア55には合成樹脂製のインシュレータ62が取り付けられており、インシュレータ62の外側にコイル56が巻装されている。
図9は、ティース部60部分、すなわち、図8のX部の拡大図である。ステータコア55は、いわゆるクローズステータ構造となっており、図9に示すように、ティース部60の内周側には、隣接するティース先端部60a同士を連結するブリッジ部(ステータ側ブリッジ部)63が設けられている。ブリッジ部63には、ステータ側の磁束を流れ易くすると共に、プレス加工が容易なように、ティース先端部60aとの間に面取り部64(R又はC面取り)が設けられている。ブリッジ部63は、その径方向の幅t1が、ステータコア55を構成する電磁鋼板の板厚と略同一の値に設定されている。なお、前述のようにコイル56を分布巻きとするのは、集中巻に比してブリッジ部63での磁束の漏洩が少なく、集中巻よりも最大トルクを大きくできるためである。
図10は、ブリッジ部63の構成を示す断面図、図11は、ティース先端部60aとブリッジ部63をステータコア中心側から見た状態を示す説明図、図12は、ブリッジ部63の製造工程を示す説明図である。図10,11に示すように、隣接するティース先端部60aの間には、ブリッジ部63が段状に形成されている。ブリッジ部63の端部、すなわち、ティース先端部60aとの接続部には段差部65がそれぞれ形成されている。段差部65は、プレス加工によって形成される。
図12(a)〜(c)に示すように、段差部65は、パンチ66によってプレス成形される。ダイ67上に載置されたコアプレート68は、板厚の約半分の深さで半抜き状態とされ、これにより、ブリッジ部63は軸方向に突出した凹凸形状となる。図13に示すように、各コアプレート68は、ブリッジ部63を凹凸嵌合させた状態で積層される。すなわち、モータ51では、段差部65同士が互いに軸方向に重なり合うように積層され、段差部65同士が互いに係合することにより、コアプレート68同士が回り止めされた状態で結合される。
ブリッジ部63をプレス加工すると、コアプレート68が塑性変形して形成された段差部65には加圧加工時の応力が残留する。前述のように、残留応力が存在している状態では、その部分の透磁率が低下する。このため、前述同様、段差部65は、応力の蓄積により、コアプレート68の他の部位よりも磁気抵抗Rmが増大する。すなわち、プレス加工の残留応力により、ブリッジ部63の磁気抵抗が増大する。従って、ステータコア55では、段差部のない通常のステータコアに比して、ブリッジ部63の磁気抵抗が大きくなり、磁束の漏れが抑えられる。このため、モータトルクに寄与する有効磁束量が増大し、その分、トルクアップが図られる。
発明者らの実験によれば、本発明によるステータコア55を使用すると、通常のステータコアを使用した場合に比して、約3%のトルクアップが図られた。図14は、その実験結果を示すグラフであり、(a)通常のステータコア(ブリッジ幅0.55mm・板厚0.5mm)、(b)ブリッジ幅を狭くして磁束の漏れを抑えたステータコア(ブリッジ幅0.4mm・板厚0.35mm)、(c)本発明によるステータコア(ブリッジ幅0.55mm・板厚0.5mm)をそれぞれ用いたブラシレスモータの出力トルクを比較したグラフである。図14からも分かるように、本発明によるブラシレスモータ(図14(c))は、従来と同じ板厚のコアプレートを使用しつつ、磁束漏れを抑制すべくブリッジ幅を狭くしたモータ(図14(b))とほぼ相当の出力トルクを得ることができた。
一般に、モータ51のようなクローズステータ構造のブラシレスモータでは、ロータからの磁束を漏らすことにより磁束変化を和らげる効果が得られ、コギングを低減することができる。また、磁束を漏らすことにより、界磁側からの磁束変化も同様に和らげられるため、トルクリップルの低減も図られる。その一方、磁束を漏らすことにより、有効磁束が減少するため、出力が低下する傾向があり、磁気抵抗を増やすべく、ブリッジ部の幅は可能な限り狭い方が好ましい。しかしながら、プレス加工の関係から、ブリッジ部の幅としては、一般的にコアプレートの板厚以上の設定が必要となる。つまり、板厚が厚いと、ブリッジ部の幅も広くせざるを得ない。従って、ブリッジ部の幅を狭くするには、板厚を薄くする必要がある。ところが、板厚が薄くなると、ステータコアを形成する際の積層枚数を増やさなくてはならず、加工工数が増大してしまう。
これに対し、本発明のブラシレスモータでは、従来と同じ板厚のコアプレートを使用しつつ、段差部形成に伴う磁気抵抗の増加により、ブリッジ幅を狭くしたものと同等の磁束の漏れ抑制効果を得ることが可能となる。このため、コアプレートの板厚を薄くすることなく、ブリッジ幅を狭くしたものとほぼ同等の出力トルクを得ることができ、積層枚数を増加させることなく、トルクアップを図ることが可能となる。なお、トルクリップルやコギングについては、図15(a),(b)に示すように、ほとんど変化は見られず、従来と同等のレベルが維持できた。
このように、本発明のブラシレスモータでは、プレス加工により、ステータコア55のブリッジ部63に段差部65を設けたので、応力が残留し磁気抵抗増大部として機能する部位をコアプレート68の製造工程中に容易に形成することができる。そして、この段差部65により、従来のステータコアを用いたモータに比して、ブリッジ部63の磁気抵抗が大きくなり、ブリッジ部63への漏れ磁束が減少させることが可能となる。従って、モータのトルクに寄与する有効磁束を増大させることができ、モータのトルクアップを図ることが可能となる。また、モータトルクの向上に伴い、同出力のモータを小型化することも可能となる。さらに、コアプレート積層時に段差部65を重ね合わせることにより、段差部65の係合によってコアプレート68同士を結合することも可能となる。
ステータコア55の一端側には、バスバーユニット57が取り付けられている。バスバーユニット57は、合成樹脂製の本体部内に銅製のバスバーがインサート成形された構成となっている。バスバーユニット57の周囲には、複数個の給電用端子71が径方向に突設されている。バスバーユニット57の取り付けに際し、給電用端子71は、ステータコア55から引き出されたコイル56の端部56aが溶接される。バスバーユニット57では、バスバーはモータ51の相数に対応した個数(ここでは、U相,V相,W相分の3個と各相同士の接続用の1個の計4個)設けられている。各コイル56は、その相に対応した給電用端子71と電気的に接続される。ステータコア55は、バスバーユニット57を取り付けた後、ケース54内に圧入固定される。
ステータ52の内側にはロータ53が挿入されている。ロータ53はロータシャフト72を有しており、ロータシャフト72はベアリング73a,73bによって回転自在に軸支されている。ベアリング73aはケース54の底部中央に、ベアリング73bはブラケット58の中央部にそれぞれ固定されている。ロータシャフト72には、円筒形状のロータコア74と、回転角度検出手段であるレゾルバ75のロータ(レゾルバロータ)76が取り付けられている。レゾルバ75のステータ(レゾルバステータ)77は、合成樹脂製のレゾルバブラケット78に収容されており、取付ネジ79によってブラケット58の内側に固定される。
ロータコア74もまた、円板状の電磁鋼板を多数積層して形成されている。ロータコア74を構成する鋼板には、ロータ53の磁気抵抗を回転方向に沿って異ならせるためのフラックスバリアとしてスリット81が複数設けられている。スリット81は、円弧状に曲がっており、スリット81内は空間となっている。スリット81は、ロータ53の外周より外側に設定される図示しない仮想点を中心とする円弧に沿って設けられ、その凸側部位をロータ53の中心側に向けた形でロータ内に形成されている。
また、磁極がつくる磁束の方向(永久磁石の中心軸)をd軸とし、それと磁気的に直交する軸(永久磁石間の軸)をq軸に設定すると、スリット81は、ロータシャフト72と直交するq軸を境界として複数組設けられている。モータ51では、複数のスリット81のセットが円弧状に4組設けられており、各組にはそれぞれ複数層の磁路が形成される。
モータ51では、出力向上のため、スリット81内には複数個のマグネット(永久磁石)82が埋め込まれており、各マグネット82の部位には、周方向に沿って磁極部83が形成されている。モータ51では、リラクタンストルクが主、マグネットトルクが補助という位置付けとなっており、マグネット82としては、安価なフェライトマグネットが使用されている。但し、出力をより増大させるため、マグネット82にネオジムボンドマグネット等の希土類磁石を用いても良い。
ロータ53では、磁極部83を形成する複数個のマグネット82として、外周側がS極となったマグネット82sと、外周側がN極となったマグネット82nが設けられている。ロータ53は、4個の磁極部83を備えた4極構成となっており、モータ51は4極24スロット構成に形成されている。各極のマグネット82は円弧状に形成されており、径方向に沿って3個ずつ設けられ、ロータ53にd軸とq軸とが周方向に交互に複数個設けられている。これにより、リラクタンストルクを有効利用しつつ、マグネットトルクによるトルク補強が図られる。
ロータ53では、前述のように、磁極がつくる磁束の方向をd軸とすると共に、それと磁気的に直交する軸をq軸とし、ロータ53に、d軸とq軸を複数個設定する。その際、d軸とq軸は、周方向に沿って交互に設けられる。ロータ53には、q軸磁束を通りやすくするために円弧のスリット81が設けられており、そこに円弧状のマグネット82が埋め込まれている。すなわち、ロータ53は、q軸の磁束が通りやすく、インダクタンスLqを大きく取ることができる構造となっている。従って、マグネット82によるマグネットトルクも大きくでき、フェライトマグネットでも十分なトルクを得ることが可能となる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施の形態では、本発明によるブラシレスモータを電動パワーステアリング装置の駆動源として使用した場合について説明したが、本発明は、他の車載電動装置や、ハイブリッド自動車、電気自動車、エアコン等の電気製品等に広く適用可能である。
1 ブラシレスモータ
2 ステータ
3 ロータ
4 モータケース
5 ステータコア
6 ステータコイル
6a 端部
7 バスバーユニット
8 ブラケット
11 インシュレータ
12 給電用端子
13 ロータシャフト
14a,14b ベアリング
15 ロータコア
15a〜15c ロータコア
16 マグネット
16a〜16c マグネット
21 レゾルバ
22 レゾルバロータ
23 レゾルバステータ
24 レゾルバブラケット
25 取付ネジ
31 コアプレート
32 スリット孔
32a 径方向内側辺
32b 径方向外側辺
33 マグネット取付孔
34 空隙部
35 ブリッジ部(ロータ側ブリッジ部)
36 外縁架橋部
37 隔壁部
38 コアプレート外周縁
39 スリット孔外周縁
41 段差部
42 パンチ
51 ブラシレスモータ3
52 ステータ
53 ロータ
54 モータケース
55 ステータコア
56 ステータコイル
56a 端部
57 バスバーユニット
58 ブラケット
59 外側リング部
60 ティース部
60a 先端部
61 スロット
62 インシュレータ
63 ブリッジ部(ステータ側ブリッジ部)
65 段差部
66 パンチ
67 ダイ
68 コアプレート
71 給電用端子
72 ロータシャフト
73a,73b ベアリング
74 ロータコア
74a 外周縁
75 レゾルバ
76 レゾルバロータ
77 レゾルバステータ
78 レゾルバブラケット
79 取付ネジ
81 スリット
81a 外径側端部
82 マグネット
82n N極マグネット
82s S極マグネット
83 磁極部
101 ロータコア
102 コアプレート
103 スリット孔
104 マグネット
105 空隙部
106 ブリッジ部

Claims (8)

  1. モータケースと、前記モータケースに固定されたステータと、前記ステータの内側に配置され前記モータケースに回転自在に軸支されたロータと、を備えてなるブラシレスモータであって、
    前記ロータは、磁性材料にて形成されたコアプレートを複数枚積層して形成したロータコアと、前記コアプレートに形成された複数のスリット孔によって前記ロータコアに形成される複数のマグネット取付孔に収容固定される複数個のマグネットと、を有し、
    前記スリット孔は、前記コアプレートの外周部に周方向に沿って等間隔に設けられ、
    前記コアプレートは、前記スリット孔の周方向端部に設けられ該コアプレートの外周縁と前記スリット孔の外周縁との間に形成される外縁架橋部と、隣接する前記スリット孔間に形成された隔壁部と、からなるブリッジ部を備え、
    前記ブリッジ部は、前記コアプレートを加圧加工することにより軸方向に向かって段状に形成され前記加圧加工時における応力が残留する段差部を有し、
    前記コアプレートは、前記段差部同士が互いに軸方向に重なり合うように積層されることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1記載のブラシレスモータにおいて、
    前記外縁架橋部は、隣接する前記スリット孔の端部の外縁に沿って形成され、
    前記隔壁部は、前記外縁架橋部の中央から径方向に沿って延び、
    前記ブリッジ部は、前記外縁架橋部を横辺、前記隔壁部を縦辺とする略T字形に形成され、
    前記段差部は、前記外縁架橋部の両端部と、前記隔壁部の中心側端部に形成されることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項1又は2記載のブラシレスモータにおいて、
    前記マグネット取付孔の周方向両端部には、前記マグネットが配置されていない空隙部が設けられ、
    前記ブリッジ部は、隣接する前記マグネット取付孔の隣接する前記空隙部の間に形成され、その幅が前記コアプレートの板厚と略同一であることを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項3記載のブラシレスモータにおいて、
    前記スリット孔は、径方向内側辺に対し径方向外側辺の方が長い略台形状に形成され、
    略台形状の前記スリット孔によって形成される前記マグネット取付孔に直方体状の前記マグネットを収容固定することにより、前記マグネットの周方向両側に前記空隙部が形成されることを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記コアプレートの積層時に、隣接する前記コアプレートの前記段差部同士が互いに係合することにより、前記コアプレート同士が結合されることを特徴とするブラシレスモータ。
  6. モータケースと、
    前記モータケースに固定され、略円形の外側リング部と、前記外側リング部から半径方向の内側向きに突出した複数のティース部と、前記ティース部間に形成されたスロットと、前記スロット内に配置されたコイルと、を有するステータと、
    前記ステータの内側に配置され、前記モータケースに回転自在に軸支されたロータと、を備えてなるブラシレスモータであって、
    前記ロータは、磁性材料にて形成されたコアプレートを複数枚積層して形成したステータコアを有し、
    前記コアプレートは、前記ステータコアの前記ティース内周端に設けられ、隣り合う前記ティースの内周側の先端部同士を接続するブリッジ部を備え、
    前記ブリッジ部は、前記コアプレートを加圧加工することにより軸方向に向かって段状に形成され前記加圧加工時における応力が残留する段差部を有し、
    前記コアプレートは、前記段差部同士が互いに軸方向に重なり合うように積層されることを特徴とするブラシレスモータ。
  7. 請求項6記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ブリッジ部は、その幅が前記コアプレートの板厚と略同一であることを特徴とするブラシレスモータ。
  8. 請求項6又は7記載のブラシレスモータにおいて、
    前記コアプレートの積層時に、隣接する前記コアプレートの前記段差部同士が互いに係合することにより、前記コアプレート同士が結合されることを特徴とするブラシレスモータ。
JP2012273004A 2012-05-29 2012-12-14 ブラシレスモータ Pending JP2014007939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012273004A JP2014007939A (ja) 2012-05-29 2012-12-14 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012121461 2012-05-29
JP2012121461 2012-05-29
JP2012273004A JP2014007939A (ja) 2012-05-29 2012-12-14 ブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014007939A true JP2014007939A (ja) 2014-01-16

Family

ID=50105210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012273004A Pending JP2014007939A (ja) 2012-05-29 2012-12-14 ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014007939A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017061365A1 (ja) * 2015-10-06 2017-04-13 三菱電機株式会社 回転電機の回転子、およびこの回転子を備えた回転電機
CN109474094A (zh) * 2018-11-19 2019-03-15 珠海凌达压缩机有限公司 一种转子结构、包括该转子结构的电机及电器
JP2021168574A (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 日本製鉄株式会社 電磁鋼板および回転電機用コア
CN113646993A (zh) * 2019-03-28 2021-11-12 Lg伊诺特有限公司 马达
KR20230033503A (ko) * 2021-09-01 2023-03-08 하이윈 마이크로시스템 코포레이션 고주파 회전 구조

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108141078B (zh) * 2015-10-06 2020-06-16 三菱电机株式会社 旋转电机的转子、具备该转子的旋转电机及转子的制造方法
JPWO2017061365A1 (ja) * 2015-10-06 2018-02-01 三菱電機株式会社 回転電機の回転子、およびこの回転子を備えた回転電機
CN108141078A (zh) * 2015-10-06 2018-06-08 三菱电机株式会社 旋转电机的转子及具备该转子的旋转电机
US20180241264A1 (en) * 2015-10-06 2018-08-23 Mitsubishi Electric Corporation Rotor for rotary electric machine, rotary electric machine provided with same, and method for manufacturing rotor for rotary electric machine
US10566863B2 (en) 2015-10-06 2020-02-18 Mitsubishi Electric Corporation Rotor for rotary electric machine, rotary electric machine provided with same, and method for manufacturing rotor for rotary electric machine
WO2017061365A1 (ja) * 2015-10-06 2017-04-13 三菱電機株式会社 回転電機の回転子、およびこの回転子を備えた回転電機
CN109474094A (zh) * 2018-11-19 2019-03-15 珠海凌达压缩机有限公司 一种转子结构、包括该转子结构的电机及电器
CN113646993A (zh) * 2019-03-28 2021-11-12 Lg伊诺特有限公司 马达
CN113646993B (zh) * 2019-03-28 2023-08-04 Lg伊诺特有限公司 马达
JP2021168574A (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 日本製鉄株式会社 電磁鋼板および回転電機用コア
JP7401771B2 (ja) 2020-04-13 2023-12-20 日本製鉄株式会社 電磁鋼板および回転電機用コア
KR20230033503A (ko) * 2021-09-01 2023-03-08 하이윈 마이크로시스템 코포레이션 고주파 회전 구조
KR102606374B1 (ko) 2021-09-01 2023-11-24 하이윈 마이크로시스템 코포레이션 고주파 회전 구조체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6257212B2 (ja) ブラシレスモータ
EP3200318A1 (en) Brushless motor
JP6226867B2 (ja) ブラシレスモータ及びブラシレスモータ用ロータ
JP5796569B2 (ja) 回転子、および、これを用いた回転電機
EP3026791B1 (en) Method for manufacturing a stator, a rotating electrical machine, and an electric power steering device
JP5665660B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP2014239633A (ja) モータ用ロータコア及びブラシレスモータ
JP2013126291A (ja) ブラシレスモータおよび電動パワーステアリング装置
JP2014007939A (ja) ブラシレスモータ
JP2009213283A (ja) ブラシレスモータ
JP2014107939A (ja) ブラシレスモータ
JP6695241B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2014155357A (ja) ブラシレスモータ
JP2014093914A (ja) ブラシレスモータ
WO2018147392A1 (ja) 回転電機
EP3358716B1 (en) Permanent magnet motor for electric power steering
JP2013192359A (ja) ブラシレスモータ
JP5975786B2 (ja) マグネット補助型リラクタンスモータ用ロータ及びブラシレスモータ
JP6474283B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2022076731A (ja) 回転電機
KR20170060501A (ko) 계자 권선형 모터용 로터
JP2017060274A (ja) 永久磁石回転電機
JP2014054060A (ja) ブラシレスモータ
JP6436065B2 (ja) 回転電機
JP2014100044A (ja) 電動モータ