JPH06351212A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
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- JPH06351212A JPH06351212A JP14023693A JP14023693A JPH06351212A JP H06351212 A JPH06351212 A JP H06351212A JP 14023693 A JP14023693 A JP 14023693A JP 14023693 A JP14023693 A JP 14023693A JP H06351212 A JPH06351212 A JP H06351212A
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- armature
- rotor
- pole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 くし形や回転界磁モータでなく新たな構造の
高速回転可能なブラシレスモータを提供する。 【構成】 回転子鉄心表面にギャップの広狭を生ずるた
めの突極状部及び非突極状部を設け、このギャップに直
流励磁巻線により直流磁束を通すようにしたものであ
る。
高速回転可能なブラシレスモータを提供する。 【構成】 回転子鉄心表面にギャップの広狭を生ずるた
めの突極状部及び非突極状部を設け、このギャップに直
流励磁巻線により直流磁束を通すようにしたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流励磁巻線を有する
ブラシレスモータに関する。
ブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】直流励磁巻線を有するブラシレスモータ
に着目した場合、従来ではくし形回転子を有するサイリ
ストモータとか回転界磁形のサイリストモータがあげら
れる。このうち、前者のくし形回転子ブラシレスモータ
は、くし形磁極を持つ回転界磁形同期電動機で、くし形
磁極はつめ形のポールピースを円周方向に互いにずらせ
て非磁性シャフトにはめ込んだ構造を有し、回転しない
直流界磁巻線による励磁によりベアリング、ブラケッ
ト、くし形磁極、固定子鉄心、フレームからなる閉磁路
を形成ししかも隣り合うポールピースは異なる磁極とな
って、この回転子磁極と固定子側の電機子磁束により回
転駆動が行なわれる。
に着目した場合、従来ではくし形回転子を有するサイリ
ストモータとか回転界磁形のサイリストモータがあげら
れる。このうち、前者のくし形回転子ブラシレスモータ
は、くし形磁極を持つ回転界磁形同期電動機で、くし形
磁極はつめ形のポールピースを円周方向に互いにずらせ
て非磁性シャフトにはめ込んだ構造を有し、回転しない
直流界磁巻線による励磁によりベアリング、ブラケッ
ト、くし形磁極、固定子鉄心、フレームからなる閉磁路
を形成ししかも隣り合うポールピースは異なる磁極とな
って、この回転子磁極と固定子側の電機子磁束により回
転駆動が行なわれる。
【0003】また、後者の回転界磁形ブラシレスモータ
は、同期電動機と全く同じ構造で、回転子側に界磁巻線
を有しこの界磁巻線に同一軸に配置した回転変圧器から
の2次電力を整流して加えるようになっている。
は、同期電動機と全く同じ構造で、回転子側に界磁巻線
を有しこの界磁巻線に同一軸に配置した回転変圧器から
の2次電力を整流して加えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ブラシレスモータにあって、くし形回転子モータでは、
直流界磁巻線による界磁路が長くしかもギャップの箇所
が多いので、大型機とするとき外形、重量、経済面で問
題が生じ、更に、くし形磁極のポールピース間は非磁性
シャフトにはめ込む構造のため、シャフト強度の点から
大型機に適さない。
ブラシレスモータにあって、くし形回転子モータでは、
直流界磁巻線による界磁路が長くしかもギャップの箇所
が多いので、大型機とするとき外形、重量、経済面で問
題が生じ、更に、くし形磁極のポールピース間は非磁性
シャフトにはめ込む構造のため、シャフト強度の点から
大型機に適さない。
【0005】また、上述の回転界磁形サイリストモータ
では、小容量機種では回転トランスが着くので経済的に
不利となり、しかも回転子側に界磁が備わるため補極、
補償巻線、あるいは直巻界磁などの配置が困難となる。
では、小容量機種では回転トランスが着くので経済的に
不利となり、しかも回転子側に界磁が備わるため補極、
補償巻線、あるいは直巻界磁などの配置が困難となる。
【0006】更に、別機種として永久磁石を回転子に組
込んだいわゆるPMモータが存在するが、永久磁石の回
転子配置は強度上高速回転には不向きである。
込んだいわゆるPMモータが存在するが、永久磁石の回
転子配置は強度上高速回転には不向きである。
【0007】本発明は、従来のくし形モータの如く寸法
重量上あるいはシャフト強度上の問題を除き大型機にも
適し、回転界磁形モータの如く回転トランスを不要とし
他の巻線などの回転子配置を可能とし、更には高速回転
が得られるブラシレスモータの提供を目的とする。
重量上あるいはシャフト強度上の問題を除き大型機にも
適し、回転界磁形モータの如く回転トランスを不要とし
他の巻線などの回転子配置を可能とし、更には高速回転
が得られるブラシレスモータの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、(1)部分的に突極状部を形成した回転子鉄心
と、この回転子鉄心の突極状部に対しわずかなギャップ
にて対向する電機子鉄心と、この電機子鉄心に形成され
たスロットに挿入された電機子巻線と、この電機子巻線
による磁界と干渉することなく上記突極状部やそのギャ
ップに電流変化にて調整可能な磁束を通す直流励磁巻線
と、を有することを特徴とし、(2)回転子鉄心と対向
する電機子鉄心を軸方向に2分割し、この分割した電機
子鉄心間にリング状の直流励磁巻線を電機子鉄心円周方
向に沿って配置したことを特徴とし、(3)回転子鉄心
と対向する電機子鉄心を軸方向に2分割し、この分割し
た各電機子鉄心に同一電機子鉄心側は同極性、相互には
逆極性となる直流磁束を発生させる直流励磁巻線を備え
たことを特徴とし、(4)電機子鉄心を支持するヨーク
とこのヨークと磁気的に接続されるブラケットと、この
ブラケットにて非磁性シャフトを介して支えられる回転
子鉄心とを有し、上記回転子鉄心とブラケットとの隙間
に回転子鉄心円周方向に卷回した直流励磁巻線を備えた
ことを特徴とし、(5)軸方向両端に備えられた直流励
磁巻線には同一方向の磁束を生ずる直流電流を流し、し
かも回転子鉄心を軸方向に2分割したことを特徴とし、
(6)軸方向両端に備えられた直流励磁巻線には反対方
向の磁束を生ずる直流電流を流し、しかも回転子鉄心に
形成した突極状部は軸方向に一様で周方向に等配に備え
たことを特徴とし、(7)回転子鉄心の周方向に交互に
等配に、電機子鉄心とのギャップが狭い突極状部と上記
ギャップが広い非突極状部とを配列したものを軸方向に
沿って一対備え、この一対の配列したもののうち軸方向
には突極状部と非突極状部とが並んだ回転子鉄心構造と
したことを特徴とし、(8)回転子鉄板と補強用非磁性
円板とを軸方向に積層してダンパー巻線及びエンドリン
グにてこの積層体を一体化し、しかも軸方向の両側にて
回転子鉄心を分け、それぞれの回転子鉄心に周方向に非
磁性部を有する極と非磁性部を有しない突極状部とを備
え、しかも非磁性部の極と突極状部とを軸方向に並べる
回転子鉄心構造としたことを特徴とし、(9)シャフト
に装着された非磁性材の回転板の周方向に沿って鉄心部
を間欠的にかつ等配に備え、この回転板の両側に電機子
鉄心を備え、しかも回転板の表裏に磁束を通す直流励磁
巻線を備えたことを特徴とし、そして、(10)電機子
鉄心と回転子鉄心、直巻励磁巻線の組合せを同一シャフ
ト上にて軸方向に連結したことを特徴とする。
発明は、(1)部分的に突極状部を形成した回転子鉄心
と、この回転子鉄心の突極状部に対しわずかなギャップ
にて対向する電機子鉄心と、この電機子鉄心に形成され
たスロットに挿入された電機子巻線と、この電機子巻線
による磁界と干渉することなく上記突極状部やそのギャ
ップに電流変化にて調整可能な磁束を通す直流励磁巻線
と、を有することを特徴とし、(2)回転子鉄心と対向
する電機子鉄心を軸方向に2分割し、この分割した電機
子鉄心間にリング状の直流励磁巻線を電機子鉄心円周方
向に沿って配置したことを特徴とし、(3)回転子鉄心
と対向する電機子鉄心を軸方向に2分割し、この分割し
た各電機子鉄心に同一電機子鉄心側は同極性、相互には
逆極性となる直流磁束を発生させる直流励磁巻線を備え
たことを特徴とし、(4)電機子鉄心を支持するヨーク
とこのヨークと磁気的に接続されるブラケットと、この
ブラケットにて非磁性シャフトを介して支えられる回転
子鉄心とを有し、上記回転子鉄心とブラケットとの隙間
に回転子鉄心円周方向に卷回した直流励磁巻線を備えた
ことを特徴とし、(5)軸方向両端に備えられた直流励
磁巻線には同一方向の磁束を生ずる直流電流を流し、し
かも回転子鉄心を軸方向に2分割したことを特徴とし、
(6)軸方向両端に備えられた直流励磁巻線には反対方
向の磁束を生ずる直流電流を流し、しかも回転子鉄心に
形成した突極状部は軸方向に一様で周方向に等配に備え
たことを特徴とし、(7)回転子鉄心の周方向に交互に
等配に、電機子鉄心とのギャップが狭い突極状部と上記
ギャップが広い非突極状部とを配列したものを軸方向に
沿って一対備え、この一対の配列したもののうち軸方向
には突極状部と非突極状部とが並んだ回転子鉄心構造と
したことを特徴とし、(8)回転子鉄板と補強用非磁性
円板とを軸方向に積層してダンパー巻線及びエンドリン
グにてこの積層体を一体化し、しかも軸方向の両側にて
回転子鉄心を分け、それぞれの回転子鉄心に周方向に非
磁性部を有する極と非磁性部を有しない突極状部とを備
え、しかも非磁性部の極と突極状部とを軸方向に並べる
回転子鉄心構造としたことを特徴とし、(9)シャフト
に装着された非磁性材の回転板の周方向に沿って鉄心部
を間欠的にかつ等配に備え、この回転板の両側に電機子
鉄心を備え、しかも回転板の表裏に磁束を通す直流励磁
巻線を備えたことを特徴とし、そして、(10)電機子
鉄心と回転子鉄心、直巻励磁巻線の組合せを同一シャフ
ト上にて軸方向に連結したことを特徴とする。
【0009】
【作用】直流励磁巻線を設けて電機子と回転子との間に
直流磁束を通し、しかも回転子を磁気抵抗の差を生ずる
ように部分的に突極状部を形成したことにより、くし形
モータの構造にする必要はなくなり重量の増大もなくシ
ャフト強度上の問題もない。また、回転界磁形のような
回転トランスが不要となり、回転子鉄心のみのシャフト
への装置にて駆動できて高速回転が可能となる。
直流磁束を通し、しかも回転子を磁気抵抗の差を生ずる
ように部分的に突極状部を形成したことにより、くし形
モータの構造にする必要はなくなり重量の増大もなくシ
ャフト強度上の問題もない。また、回転界磁形のような
回転トランスが不要となり、回転子鉄心のみのシャフト
への装置にて駆動できて高速回転が可能となる。
【0010】
【実施例】ここで、図を参照して本発明の実施例を説明
する。図1〜図5は、一実施例を示しており、図1にお
いて、1は固定子である電機子、2はこの電機子の鉄
心、3は電機子巻線、4は円筒形のヨークである。この
うち、電機子鉄心2は、軸方向に2分割された成層鉄心
であり、片側の部分を便宜上N極側鉄心2a、他の片側
の部分を便宜上S極側鉄心2bとした場合、N極側鉄心
2aとS極側鉄心2bとはその間に図4に示すリング状
の直流の励磁巻線5を挾むように軸方向に沿って備えら
れている。そして、N極側鉄心2aとS極側鉄心2bと
は、ヨーク4によって磁気的に結合されかつ機械的に支
持されている。また、電機子巻線3は、N極側鉄心2a
とS極側鉄心2bとをまたぐようにしてスロット内に備
えられている。励磁巻線5は、図4の如くリング状に卷
回された電線5aを絶縁処理したもので、電源容量や機
械寸法に合わせて必要な起磁力を生ずるように十分なタ
ーン数卷回される。
する。図1〜図5は、一実施例を示しており、図1にお
いて、1は固定子である電機子、2はこの電機子の鉄
心、3は電機子巻線、4は円筒形のヨークである。この
うち、電機子鉄心2は、軸方向に2分割された成層鉄心
であり、片側の部分を便宜上N極側鉄心2a、他の片側
の部分を便宜上S極側鉄心2bとした場合、N極側鉄心
2aとS極側鉄心2bとはその間に図4に示すリング状
の直流の励磁巻線5を挾むように軸方向に沿って備えら
れている。そして、N極側鉄心2aとS極側鉄心2bと
は、ヨーク4によって磁気的に結合されかつ機械的に支
持されている。また、電機子巻線3は、N極側鉄心2a
とS極側鉄心2bとをまたぐようにしてスロット内に備
えられている。励磁巻線5は、図4の如くリング状に卷
回された電線5aを絶縁処理したもので、電源容量や機
械寸法に合わせて必要な起磁力を生ずるように十分なタ
ーン数卷回される。
【0011】他方、回転子11は、回転子鉄心12を有
し、この回転子鉄心12はシャフト15に連結されたヨ
ーク14に支持固定されている。ここにおいて、回転子
鉄心12は、部分的に突き出た構造で突極状をなし、突
極状以外の個所とは段差を有する突極状部12aを形成
する。そして、この突極状部12aは、固定子のN極側
鉄心2aとS極側鉄心2bとに対応して設けられ、便宜
上N極側突極状部12aNとS極側突極状部12aSと
に分けられる。すなわち、突極状部12aは、固定子の
N極側鉄心2aとS極側鉄心2bとの軸方向の長さに対
応して設けられ、しかも周方向に一定幅を有してN極側
突極状部12aN及びS極側突極状部12aSとして存
在する。そして、N極側突極状部12aNには、周方向
に間欠的に図2(a)の如く配置され、またS極側突極
状部12aSも周方向に間欠的に図2(b)の如く配置
される。しかも、軸方向には、N極側突極状部12aN
と非突極状部とが並び、またS極側突極状部12aSと
非突極状部とが並んでいるいわゆる互い違いの構造であ
る。
し、この回転子鉄心12はシャフト15に連結されたヨ
ーク14に支持固定されている。ここにおいて、回転子
鉄心12は、部分的に突き出た構造で突極状をなし、突
極状以外の個所とは段差を有する突極状部12aを形成
する。そして、この突極状部12aは、固定子のN極側
鉄心2aとS極側鉄心2bとに対応して設けられ、便宜
上N極側突極状部12aNとS極側突極状部12aSと
に分けられる。すなわち、突極状部12aは、固定子の
N極側鉄心2aとS極側鉄心2bとの軸方向の長さに対
応して設けられ、しかも周方向に一定幅を有してN極側
突極状部12aN及びS極側突極状部12aSとして存
在する。そして、N極側突極状部12aNには、周方向
に間欠的に図2(a)の如く配置され、またS極側突極
状部12aSも周方向に間欠的に図2(b)の如く配置
される。しかも、軸方向には、N極側突極状部12aN
と非突極状部とが並び、またS極側突極状部12aSと
非突極状部とが並んでいるいわゆる互い違いの構造であ
る。
【0012】この結果、回転子11は、図3に示す如く
N極側突極状部12aNが周方向に間欠的に配置され、
軸方向に励磁巻線5分隔たってS極側突極状部12aS
が周方向に間欠的に配置され、しかも軸方向には突極状
部12aと非突極状部とが並んでいるものである。そし
て、N極側突極状部12aN及びS極側突極状部12a
Sと電機子鉄心2との間のギャップは非突極状部と電機
子鉄心2との間のギャップより極めて狭く、この突極状
部12aN,12aSに磁束が集中することになる。更
に、励磁巻線5による磁束は、例えば図1に示すように
同一方向の直流磁束であるため、図1の磁束に着目すれ
ば、S極側突極状部12aSには磁束が入りN極側突極
状部12aNからは磁束が出ることとなり、S極側突極
状部12aS、N極側突極状部12aNそれぞれに同一
磁極が生ずることになる。なお、図1,図3にて回転子
鉄心12は成層鉄心を用いたのであるが、塊状鉄心でも
よい。また、電機子1を支えるフレームやブラケット
(図示省略)は閉磁路を形成しないよう少なくとも一つ
は非磁性材により形成する必要がある。図2,図3に示
す例は6極配置した例を示しているが、極数はこれに限
らず8極等種々の極数が考えられる。
N極側突極状部12aNが周方向に間欠的に配置され、
軸方向に励磁巻線5分隔たってS極側突極状部12aS
が周方向に間欠的に配置され、しかも軸方向には突極状
部12aと非突極状部とが並んでいるものである。そし
て、N極側突極状部12aN及びS極側突極状部12a
Sと電機子鉄心2との間のギャップは非突極状部と電機
子鉄心2との間のギャップより極めて狭く、この突極状
部12aN,12aSに磁束が集中することになる。更
に、励磁巻線5による磁束は、例えば図1に示すように
同一方向の直流磁束であるため、図1の磁束に着目すれ
ば、S極側突極状部12aSには磁束が入りN極側突極
状部12aNからは磁束が出ることとなり、S極側突極
状部12aS、N極側突極状部12aNそれぞれに同一
磁極が生ずることになる。なお、図1,図3にて回転子
鉄心12は成層鉄心を用いたのであるが、塊状鉄心でも
よい。また、電機子1を支えるフレームやブラケット
(図示省略)は閉磁路を形成しないよう少なくとも一つ
は非磁性材により形成する必要がある。図2,図3に示
す例は6極配置した例を示しているが、極数はこれに限
らず8極等種々の極数が考えられる。
【0013】本実施例の構造は図1〜図4の如くである
が、図1に示す直流の励磁巻線5に直流電流を流した場
合、例えば図1実線のように、電機子のヨーク4→S極
側鉄心2b→ギャップ→S極側突極状部12aS→回転
子鉄心12→回転子ヨーク14→回転子鉄心12→N極
側突極状部12aN→ギャップ→N極側鉄心2a→ヨー
ク4という具合に閉磁路が形成される。この場合、磁束
の方向は、直流電流の向きにより制御でき、大きさは電
流の大きさにより制御できる。そして、ギャップ面の磁
束分布は、図5に示すようにS極側とN極側とで逆方向
の磁束分布になる。磁束が通る鉄心突極状部12aは鉄
心長の1/2となり、磁束も軸方向に沿い突極状部のみ
に通っており、N極側とS極側とは周方向に交互に繰返
すこととなるので、電機子巻線3への誘起電圧波形は対
称波となって、直流励磁の機能を果すことになる。
が、図1に示す直流の励磁巻線5に直流電流を流した場
合、例えば図1実線のように、電機子のヨーク4→S極
側鉄心2b→ギャップ→S極側突極状部12aS→回転
子鉄心12→回転子ヨーク14→回転子鉄心12→N極
側突極状部12aN→ギャップ→N極側鉄心2a→ヨー
ク4という具合に閉磁路が形成される。この場合、磁束
の方向は、直流電流の向きにより制御でき、大きさは電
流の大きさにより制御できる。そして、ギャップ面の磁
束分布は、図5に示すようにS極側とN極側とで逆方向
の磁束分布になる。磁束が通る鉄心突極状部12aは鉄
心長の1/2となり、磁束も軸方向に沿い突極状部のみ
に通っており、N極側とS極側とは周方向に交互に繰返
すこととなるので、電機子巻線3への誘起電圧波形は対
称波となって、直流励磁の機能を果すことになる。
【0014】図1〜図4の構造に基づいて今まで説明し
てきたが、図6以下にて変形例につき述べる。図1に示
す励磁巻線5としては、リング状のものを用いて直流励
磁を行なったのであるが、直流電流を流すことにより直
流磁束が通れば良いので、図6(a)に示すように電機
子鉄心2のN極側鉄心2a及びS極側鉄心2bそれぞれ
を亀甲形巻線5a,5bとして別々に形成してもよい。
この場合、巻線法としては図6(b)に示すような集中
巻きでもよく、また図6(c)に示すような分布巻きで
もよい。この巻線法では巻線ピッチは任意に選べるが、
所望の直流磁束を得ると共に磁束変化を円滑にするため
にもこの巻線数は多い程良い。
てきたが、図6以下にて変形例につき述べる。図1に示
す励磁巻線5としては、リング状のものを用いて直流励
磁を行なったのであるが、直流電流を流すことにより直
流磁束が通れば良いので、図6(a)に示すように電機
子鉄心2のN極側鉄心2a及びS極側鉄心2bそれぞれ
を亀甲形巻線5a,5bとして別々に形成してもよい。
この場合、巻線法としては図6(b)に示すような集中
巻きでもよく、また図6(c)に示すような分布巻きで
もよい。この巻線法では巻線ピッチは任意に選べるが、
所望の直流磁束を得ると共に磁束変化を円滑にするため
にもこの巻線数は多い程良い。
【0015】図7は、直流の励磁巻線5を図1,図4の
如く単一でなく複数個(図では2個)備えた例を示して
いる。このように、二つの励磁巻線5a,5bを備え
て、それぞれ逆向きの磁界を作るようにすることによ
り、それぞれの巻線5a,5bの電圧の大きさを調整す
るだけで、図中左右方向に自在に磁束を変えることがで
きる。この結果、図1に示す単一巻線5のものの場合の
如く電流の方向を変える必要なく、直流電源としての電
源装置が簡単となる。
如く単一でなく複数個(図では2個)備えた例を示して
いる。このように、二つの励磁巻線5a,5bを備え
て、それぞれ逆向きの磁界を作るようにすることによ
り、それぞれの巻線5a,5bの電圧の大きさを調整す
るだけで、図中左右方向に自在に磁束を変えることがで
きる。この結果、図1に示す単一巻線5のものの場合の
如く電流の方向を変える必要なく、直流電源としての電
源装置が簡単となる。
【0016】図8は、直流の励磁巻線5を電機子の軸方
向中央に配置せず、軸方向両端部に配置した例を示す。
ここでは電機子鉄心2は分割されない代り、N極側とS
極側との磁路を区別するため、ブラケット16a,16
bを用いて磁気回路を構成することになる。この場合、
励磁巻線5a,5bは、電機子鉄心2の外に存在し例え
ばブラケット16a,16bに取付けられることになっ
て巻線の形成が容易となる。また、ブラケット16a,
16bに磁気回路が形成される関係上、シャフト15等
は非磁性材料にて形成する必要がある。
向中央に配置せず、軸方向両端部に配置した例を示す。
ここでは電機子鉄心2は分割されない代り、N極側とS
極側との磁路を区別するため、ブラケット16a,16
bを用いて磁気回路を構成することになる。この場合、
励磁巻線5a,5bは、電機子鉄心2の外に存在し例え
ばブラケット16a,16bに取付けられることになっ
て巻線の形成が容易となる。また、ブラケット16a,
16bに磁気回路が形成される関係上、シャフト15等
は非磁性材料にて形成する必要がある。
【0017】なお、図12に示す例では、その構造上シ
ャフト15を非磁性材にて形成したものを示している
が、図1に示す例においても直流励磁巻線5による磁束
が、ブラケット(図示省略)を介してシャフト15を通
ることになるので、フレーム、ブラケット、シャフトの
うち少なくとも一つを非磁性材料にて形成する必要があ
る。
ャフト15を非磁性材にて形成したものを示している
が、図1に示す例においても直流励磁巻線5による磁束
が、ブラケット(図示省略)を介してシャフト15を通
ることになるので、フレーム、ブラケット、シャフトの
うち少なくとも一つを非磁性材料にて形成する必要があ
る。
【0018】図8では、一方のブラケット16aに励磁
巻線5aを備え、他方のブラケット16bに励磁巻線5
bを備えるようにして、軸方向に二つの閉磁路を形成し
たものであるが、図9は二つの励磁巻線にギャップにて
同じ方向の磁路を形成する励磁電流を流すことにより電
機子鉄心2のみならず回転子鉄心12も軸方向に分割さ
れない代り、図9(b)に示すように回転子鉄心12の
周方向に沿って突極状部と非突極状部が軸方向一様に形
成されることになる。そして、この場合の磁束分布は図
9(c)に示すようになる。なお、図9(a)の構造で
は励磁巻線5a,5bを片方のみ励磁してもよい。
巻線5aを備え、他方のブラケット16bに励磁巻線5
bを備えるようにして、軸方向に二つの閉磁路を形成し
たものであるが、図9は二つの励磁巻線にギャップにて
同じ方向の磁路を形成する励磁電流を流すことにより電
機子鉄心2のみならず回転子鉄心12も軸方向に分割さ
れない代り、図9(b)に示すように回転子鉄心12の
周方向に沿って突極状部と非突極状部が軸方向一様に形
成されることになる。そして、この場合の磁束分布は図
9(c)に示すようになる。なお、図9(a)の構造で
は励磁巻線5a,5bを片方のみ励磁してもよい。
【0019】図1では図3にも示される如く突極状部1
2aは鉄心突き出し部であるが、この突極状部12aに
図10に示すようにダンパー巻線17を形成することも
できる。このダンパー巻線17はエンドリングに接続さ
れ、アルミダイキャストとか銅バーと銅エンドリングと
のロー付けにより形成することができる。また、ダンパ
ー溝の形状は任意でよい。このダンパー巻線17の付加
により通常の位置検出を必要としない同期電動機として
安定した運転ができる。このダンバー巻線7は図9に示
す回転子にも適用できる。
2aは鉄心突き出し部であるが、この突極状部12aに
図10に示すようにダンパー巻線17を形成することも
できる。このダンパー巻線17はエンドリングに接続さ
れ、アルミダイキャストとか銅バーと銅エンドリングと
のロー付けにより形成することができる。また、ダンパ
ー溝の形状は任意でよい。このダンパー巻線17の付加
により通常の位置検出を必要としない同期電動機として
安定した運転ができる。このダンバー巻線7は図9に示
す回転子にも適用できる。
【0020】図11は、図1の如く電機子巻線3をN極
側鉄心2aとS極側鉄心2bとに橋架することなく、こ
れら各鉄心2a,2bに個別に3a,3bとして備えた
ものである。
側鉄心2aとS極側鉄心2bとに橋架することなく、こ
れら各鉄心2a,2bに個別に3a,3bとして備えた
ものである。
【0021】本発明の実施例においては、電機子鉄心2
の分割されたN極側鉄心2a及びS極側鉄心2bについ
ても図12(a)に示すように斜めスロット6を形成
し、高周波磁束の低減を図ることができる。もっとも、
図8に示す電機子鉄心2を分割しない場合には、従来通
りの斜めスロットが付加され得る。また、図12(a)
と同様の効果をもたらす構造として図12(b)に示す
如くN極側鉄心2aとS極側鉄心2bとを1/2スロッ
トピッチだけずらすことにより斜めスロットと同様な効
果を得ることができる。
の分割されたN極側鉄心2a及びS極側鉄心2bについ
ても図12(a)に示すように斜めスロット6を形成
し、高周波磁束の低減を図ることができる。もっとも、
図8に示す電機子鉄心2を分割しない場合には、従来通
りの斜めスロットが付加され得る。また、図12(a)
と同様の効果をもたらす構造として図12(b)に示す
如くN極側鉄心2aとS極側鉄心2bとを1/2スロッ
トピッチだけずらすことにより斜めスロットと同様な効
果を得ることができる。
【0022】図13は、1本のシャフト15に複数個の
回転子11と電機子1とを連続して配置した構成を有
し、鉄心長が長くなった場合などでは励磁巻線5やPM
13を分割配置することができて便利である。
回転子11と電機子1とを連続して配置した構成を有
し、鉄心長が長くなった場合などでは励磁巻線5やPM
13を分割配置することができて便利である。
【0023】図14は、図1,図3にも示すようにギャ
ップを拡げ非突極状部を回転子表面に形成せず、埋込形
の非磁性部20とした構造を示す。回転子鉄心12とし
ては、全体として円筒形を有しており、軸方向に2分割
したN極側およびS極側それぞれに、半径方向(鉄心厚
さ方向)にスリット又は非磁性の材料よりなる非磁性部
20を設け鉄心にて挟んだ構造とした。したがって、図
15(a)(b)に示すようにスリット20の部分を境
として回転子鉄心12がばらばらに分かれることにな
り、これらの連結と補強のために軸方向に沿って図15
(c)に示す円板状の非磁性補強板21が複数個所介在
される。この場合、非磁性部20にて囲まれる鉄心はこ
の非磁性部20であるスリットや非磁性材にて直流磁気
回路から隔離されているので、図1と同様の磁束分布と
なり同様の動作となる。ただし、ダンパー巻線が強力と
なるため自己始動、安定性の面からは有効である。この
ダンパー巻線は、スロット22にアルミダイキャストに
よりまた銅バーを挿通させることにより、非磁性補強板
21、回転子鉄心12が一体化される。そして、このス
ロット22内のアルミニウムや銅バー自体ダンパー巻線
を兼ねることになる。また、回転子軸方向両端にはアル
ミダイキャストやロー付けによりエンドリングが備えら
れる。かかる埋込形の構造にあっては、スリット20の
存在により横軸リアクタンスが直軸リアクタンスより大
きくなって従来の埋込形PMモータと同様となり、制御
性が向上する。
ップを拡げ非突極状部を回転子表面に形成せず、埋込形
の非磁性部20とした構造を示す。回転子鉄心12とし
ては、全体として円筒形を有しており、軸方向に2分割
したN極側およびS極側それぞれに、半径方向(鉄心厚
さ方向)にスリット又は非磁性の材料よりなる非磁性部
20を設け鉄心にて挟んだ構造とした。したがって、図
15(a)(b)に示すようにスリット20の部分を境
として回転子鉄心12がばらばらに分かれることにな
り、これらの連結と補強のために軸方向に沿って図15
(c)に示す円板状の非磁性補強板21が複数個所介在
される。この場合、非磁性部20にて囲まれる鉄心はこ
の非磁性部20であるスリットや非磁性材にて直流磁気
回路から隔離されているので、図1と同様の磁束分布と
なり同様の動作となる。ただし、ダンパー巻線が強力と
なるため自己始動、安定性の面からは有効である。この
ダンパー巻線は、スロット22にアルミダイキャストに
よりまた銅バーを挿通させることにより、非磁性補強板
21、回転子鉄心12が一体化される。そして、このス
ロット22内のアルミニウムや銅バー自体ダンパー巻線
を兼ねることになる。また、回転子軸方向両端にはアル
ミダイキャストやロー付けによりエンドリングが備えら
れる。かかる埋込形の構造にあっては、スリット20の
存在により横軸リアクタンスが直軸リアクタンスより大
きくなって従来の埋込形PMモータと同様となり、制御
性が向上する。
【0024】図16は本発明をアキシャルギャップタイ
プのモータに適用したものである。この例では回転板1
1に周方向に沿って非磁性材と鉄心12部とを交互に配
置し、直流励磁巻線5により直流磁束を弱めたり強めた
りして回転板両側にある電機子巻線3への誘起電圧を調
整するものである。
プのモータに適用したものである。この例では回転板1
1に周方向に沿って非磁性材と鉄心12部とを交互に配
置し、直流励磁巻線5により直流磁束を弱めたり強めた
りして回転板両側にある電機子巻線3への誘起電圧を調
整するものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、く
し形モータの如くギャップ大による重量増やシャフト強
度上の問題がなくて小形化でき従来の同期機と同様に構
成でき、また従来の回転界磁形のような回転トランスも
不要となり高速回転にも耐えられ、また、直流電流の調
整にて制御の自由度が増大する。
し形モータの如くギャップ大による重量増やシャフト強
度上の問題がなくて小形化でき従来の同期機と同様に構
成でき、また従来の回転界磁形のような回転トランスも
不要となり高速回転にも耐えられ、また、直流電流の調
整にて制御の自由度が増大する。
【図1】一実施例の断面図。
【図2】回転子を図1のa,b方向からみた図。
【図3】回転子の斜視図。
【図4】直流励磁巻線の構成図。
【図5】磁束の分布を示す説明図。
【図6】電機子スロット内の直流励磁巻線法の説明図。
【図7】逆極性の直流励磁巻線を示す図。
【図8】端部配置の直流励磁巻線の構成図。
【図9】端部配置の直流励磁巻線の変形例を示す構成説
明図。
明図。
【図10】ダンパー巻線を加えた図。
【図11】分割した電機子巻線を示す図。
【図12】斜めスロット、ピッチ変更スロットを示す
図。
図。
【図13】複数のモータをつなげた一例の構成図。
【図14】埋込形の例を示す断面構成図。
【図15】回転子の各部を示す図。
【図16】アキシャルタイプのモータの構成図。
1 電機子 2 電機子鉄心 2a N極側鉄心 2b S極側鉄心 3 電機子巻線 4,14 ヨーク 5,5a,5b 励磁巻線 6,22 スロット 11 回転子 12 回転子鉄心 12a 突極状部 12aN N極側突極状部 12aS S極側突極状部 12c 左極側の回転子 12d 右極側の回転子 13 永久磁石(PM) 15 シャフト 16a,16b ブラケット 17 ダンパー巻線 20 スリット 21 非磁性補強板
Claims (10)
- 【請求項1】 部分的に突極状部を形成した回転子鉄心
と、この回転子鉄心の突極状部に対しわずかなギャップ
にて対向する電機子鉄心と、この電機子鉄心に形成され
たスロットに挿入された電機子巻線と、この電機子巻線
による磁界と干渉することなく上記突極状部やそのギャ
ップに電流変化にて調整可能な磁束を通す直流励磁巻線
と、を有するブラシレスモータ。 - 【請求項2】 回転子鉄心と対向する電機子鉄心を軸方
向に2分割し、この分割した電機子鉄心間にリング状の
直流励磁巻線を電機子鉄心円周方向に沿って配置したこ
とを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。 - 【請求項3】 回転子鉄心と対向する電機子鉄心を軸方
向に2分割し、この分割した各電機子鉄心に同一電機子
鉄心側は同極性、相互には逆極性となる直流磁束を発生
させる直流励磁巻線を備えたことを特徴とする請求項1
記載のブラシレスモータ。 - 【請求項4】 電機子鉄心を支持するヨークとこのヨー
クと磁気的に接続されるブラケットと、このブラケット
にて非磁性シャフトを介して支えられる回転子鉄心とを
有し、上記回転子鉄心とブラケットとの隙間に回転子鉄
心円周方向に卷回した直流励磁巻線を備えたことを特徴
とする請求項1記載のブラシレスモータ。 - 【請求項5】 軸方向両端に備えられた直流励磁巻線に
は同一方向の磁束を生ずる直流電流を流し、しかも回転
子鉄心を軸方向に2分割したことを特徴とする請求項4
記載のブラシレスモータ。 - 【請求項6】 軸方向両端に備えられた直流励磁巻線に
は反対方向の磁束を生ずる直流電流を流し、しかも回転
子鉄心に形成した突極状部は軸方向に一様で周方向に等
配に備えたことを特徴とする請求項4記載のブラシレス
モータ。 - 【請求項7】 回転子鉄心の周方向に交互に等配に、電
機子鉄心とのギャップが狭い突極状部と上記ギャップが
広い非突極状部とを配列したものを軸方向に沿って一対
備え、この一対の配列したもののうち軸方向には突極状
部と非突極状部とが並んだ回転子鉄心構造とした請求項
1記載のブラシレスモータ。 - 【請求項8】 回転子鉄板と補強用非磁性円板とを軸方
向に積層してダンパー巻線及びエンドリングにてこの積
層体を一体化し、しかも軸方向の両側にて回転子鉄心を
分け、それぞれの回転子鉄心に周方向に非磁性部を有す
る極と非磁性部を有しない突極状部とを備え、しかも非
磁性部の極と突極状部とを軸方向に並べる回転子鉄心構
造とした請求項1記載のブラシレスモータ。 - 【請求項9】 シャフトに装着された非磁性材の回転板
の周方向に沿って鉄心部を間欠的にかつ等配に備え、こ
の回転板の両側に電機子鉄心を備え、しかも回転板の表
裏に磁束を通す直流励磁巻線を備えたことを特徴とする
請求項1記載のブラシレスモータ。 - 【請求項10】 電機子鉄心と回転子鉄心、直巻励磁巻
線の組合せを同一シャフト上にて軸方向に連結したこと
を特徴とする請求項1,2,3,7,8又は9記載のブ
ラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14023693A JPH06351212A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14023693A JPH06351212A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06351212A true JPH06351212A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15264079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14023693A Withdrawn JPH06351212A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06351212A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007018213B3 (de) * | 2007-04-16 | 2008-10-30 | Entrak Energie- Und Antriebstechnik Gmbh & Co. Kg | Homopolarmaschine |
US9093874B2 (en) | 2004-10-25 | 2015-07-28 | Novatorque, Inc. | Sculpted field pole members and methods of forming the same for electrodynamic machines |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP14023693A patent/JPH06351212A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9093874B2 (en) | 2004-10-25 | 2015-07-28 | Novatorque, Inc. | Sculpted field pole members and methods of forming the same for electrodynamic machines |
DE102007018213B3 (de) * | 2007-04-16 | 2008-10-30 | Entrak Energie- Und Antriebstechnik Gmbh & Co. Kg | Homopolarmaschine |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |