JPH09149613A - エンジン発電機 - Google Patents

エンジン発電機

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JPH09149613A
JPH09149613A JP7305323A JP30532395A JPH09149613A JP H09149613 A JPH09149613 A JP H09149613A JP 7305323 A JP7305323 A JP 7305323A JP 30532395 A JP30532395 A JP 30532395A JP H09149613 A JPH09149613 A JP H09149613A
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JP
Japan
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winding
pole
voltage
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poles
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Application number
JP7305323A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kotajima
仁 古田島
Hiroshi Kohiyama
博 小檜山
Toshihiko Tanuma
敏彦 田沼
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Sawafuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの固定子と1つの回転子とで、周波数を
異にする2系統の定電圧化された交流電圧が得られるよ
うにする。 【解決手段】 周波数の異なる電圧を出力する構成のエ
ンジン発電機において、2極巻き発電巻線12、6極巻
き発電巻線13及びエキサイタ巻線14が巻回された固
定子11と、4極形成の各磁極に界磁巻線16がそれぞ
れ巻装され、2組の隣り合う磁極が同極性となるように
界磁巻線16が結線されてなり、全体として2極構成の
界磁を発生させると共に、当該2組の隣り合う磁極の凹
部が、当該隣り合う磁極が発生させる極性とは逆極性の
界磁を発生させ疑似的6極構成の界磁を発生させ得る凸
極型界磁回転子15と、上記2極巻きの商用周波数用巻
線12及び6極巻きの高周波用巻線13に発生した各電
圧を検出し、当該検出電圧を基に上記界磁巻線16に流
す電流を制御して出力電圧を一定にする自動電圧制御回
路18と、切換えスイッチ17とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン発電機、
特に1つの固定子と1つの回転子とで周波数を異にする
2系統の交流電圧が得られるようにしたエンジン発電機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、周波数の異なる2系統の交流電圧
を出力するエンジン発電機は、図15に示されている様
に、2組の発電機1,2をエンジンで駆動し、それぞれ
の周波数の出力電圧を得るようにしていた。すなわち、
同一のシャフト3に図16(1),(2)図示の如く、
2極形状コアの回転子4及び6極形状コアの回転子5を
取付けると共に、これらの回転子4,5に対してそれぞ
れの発電巻線6,7が巻回された固定子8,9を設け、
回転子4と固定子8との発電機1では、例えば60Hz
単相120V或いは230Vの商用電源を得、そして回
転子5と固定子9との発電機1では、例えば180Hz
単相或いは3相230Vのコンクリートバイブレータな
どに用いられる高周波用電源を得るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の様に周波数の異
なる2系統の交流電圧を出力する当たり、2組の発電機
1,2をエンジンで駆動する構成では、大型で重く、コ
ア型が2種類必要となり、構成が複雑で、コストが高い
欠点があった。
【0004】本発明は、上記の欠点を解決することを目
的としており、1つの回転子と1つの固定子の構成で、
商用周波数とその3倍の高周波の異なる2系統の周波数
の交流電圧を定電圧で出力することができ、その回転子
も初期励磁用磁石が適宜の位置に配設され、回転子コア
の種類が少なくて済むようにしたエンジン発電機を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明のエンジン発電機は周波数を異にし2系統
の電圧を出力する構成のエンジン発電機において、2極
巻きの商用周波数用巻線と6極巻きの高周波用巻線との
2巻線及びエキサイタ巻線が巻回された固定子と、4極
形成の各磁極に界磁巻線がそれぞれ巻装されると共に、
2組の隣り合う磁極が同極性となるように界磁巻線が結
線されてなり、全体として2極構成の界磁を発生させる
と共に、当該2組の隣り合う磁極の凹部が、当該隣り合
う磁極が発生させる極性とは逆極性の界磁成分を持つこ
とにより疑似的6極構成ともなり得る凸極型界磁回転子
と、上記2極巻きの商用周波数用巻線及び6極巻きの高
周波用巻線に発生した各電圧を検出し、当該検出電圧を
基に上記界磁巻線に流す界磁電流を制御して2極巻きの
商用周波数用巻線及び6極巻きの高周波用巻線にそれぞ
れ出力する各電圧を一定にする自動電圧制御回路と、上
記2極巻きの商用周波数用巻線及び6極巻きの高周波用
巻線の各出力を少なくとも切り換える切換えスイッチと
を備えたことを特徴としている。
【0006】そして上記凸極型界磁回転子は、初期励磁
用磁石を内部にモールドしたコイル押えを備え、当該コ
イル押えが各磁極間に嵌挿された構造のものとしてもよ
い。また上記2極巻きの商用周波数用巻線と6極巻きの
高周波用巻線とは、両者で共有する共通巻線部分を備え
た巻線構造を備え、当該共通巻線部分に発生する電圧を
自動電圧制御回路への検出電圧としてもよい。
【0007】切換えスイッチにより、2極巻きの商用周
波数用巻線側が選ばれているとき、凸極型界磁回転子は
2極構成の界磁成分で、商用周波数の定電圧が出力さ
れ、6極巻きの高周波用巻線が選ばれているとき、凸極
型界磁回転子は疑似的6極構成の界磁成分で、商用周波
数の3倍の高周波の定電圧が出力される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る一実施例構成
としてコンクリートバイブレータ用エンジン発電機を示
している。
【0009】同図において、11は固定子、12は2極
巻き発電巻線、13は6極巻き発電巻線、14はエキサ
イタ巻線、15は回転子、16は界磁巻線、17は切換
えスイッチ、18は自動電圧調整回路、19,20はブ
レーカ、21,22はコンセント、23はスリップリン
グをそれぞれ表している。
【0010】固定子11には2極巻き発電巻線12、6
極巻き発電巻線13及びエキサイタ巻線14が巻回され
ている。回転子15は図2に示された構造のものが用い
られている。すなわち回転子15は磁極15−1ないし
15−4を備え、当該4極形成の各磁極15−1ないし
15−4に、図1図示の界磁巻線6に該当する界磁巻線
16−1ないし16−4がそれぞれ巻装されている。界
磁巻線16−1と16−2とは隣り合う磁極15−1と
15−2とが同極性のN極に磁化され、また界磁巻線1
6−3と16−4とは隣り合う磁極15−3と15−4
とが同極性のS極に磁化されるように結線されており、
構造的に見て全体としてしては2極構成であると共に、
同図括弧書きの如く疑似的な6極構成も併せ持つ凸極型
界磁回転子を構成している。この凸極型界磁回転子につ
いては後に説明する。
【0011】2極巻き発電巻線12、6極巻き発電巻線
13に発生した電圧は、切換えスイッチ17を介してコ
ンセント21或いは22に出力されるようになってい
る。当該切換えスイッチ17がA側に接続されていると
きには、コンセント21に、例えば商用周波数60H
z、電圧230Vの単相交流電圧が得られる。このとき
2極巻き発電巻線12の検出電圧が当該切換えスイッチ
17を介して自動電圧調整回路18に入力される。当該
自動電圧調整回路18はエキサイタ巻線14に発生した
電圧を基に界磁巻線16に流れる電流を制御し、定電圧
化された上記商用周波数60Hzの単相交流電圧がコン
セント21から出力されるようになっている。
【0012】一方、当該切換えスイッチ17がB側に切
り換えられると、コンセント22には商用周波数60H
zの3倍の高周波180Hz、電圧230Vの単相交流
電圧が得られる。このとき6極巻き発電巻線13の検出
電圧が当該切換えスイッチ17を介して自動電圧調整回
路18に入力され、当該自動電圧調整回路18により定
電圧化された上記高周波180Hzの単相交流電圧がコ
ンセント22に出力される。
【0013】上記の例ではコンセント22に商用周波数
の3倍の高周波180Hz、電圧230Vの単相交流電
圧が出力される構成を示したが、3相交流電圧の場合の
一実施例構成を図3に示す。
【0014】図3において、構成は図1のものと同じ構
成となっており、固定子11には図1の単相の6極巻き
発電巻線13に換え、3相の6極巻き発電巻線13が巻
回されている。切換えスイッチ17がA側に接続されて
いるときには、コンセント21に、商用周波数60H
z、電圧230Vの単相交流電圧が得られる。このとき
2極巻き発電巻線12の一部から得られた検出電圧が当
該切換えスイッチ17を介して自動電圧調整回路18に
入力され、定電圧化された上記商用周波数60Hzの単
相交流電圧がコンセント21から出力されるようになっ
ている。
【0015】一方、当該切換えスイッチ17がB側に切
り換えられると、コンセント22には商用周波数60H
zの3倍の高周波180Hz、電圧230Vの3相交流
電圧が得られる。このとき3相の内の1相の6極巻き発
電巻線13の一部から得られた検出電圧が当該切換えス
イッチ17を介して自動電圧調整回路18に入力され、
当該自動電圧調整回路18により定電圧化された上記高
周波180Hzの3相交流電圧がコンセント22に出力
される。このときの固定子11に巻回される2極巻き発
電巻線12、3相の6極巻き発電巻線13及びエキサイ
タ巻線14の一例を図5に示す。図5の端子ないし
は、図4の各巻線のないしにそれぞれ対応してい
る。
【0016】図4は図3の固定子に巻回される巻線を改
良した一実施例構成を示している。同図において、単相
の2極巻き発電巻線12と3相の6極巻き発電巻線13
との間で両者で共有する共通巻線13−1部分を設け、
巻線の簡素化と切換えスイッチ17の極数の減少化とを
図った構成となっている。すなわち切換えスイッチ17
がA側に接続されているときには、コンセント21に、
上記共通巻線13−1を含む2極巻き発電巻線12に発
生した商用周波数60Hz、電圧230Vの単相交流電
圧が得られる。このとき2極巻き発電巻線12を構成す
る共通巻線13−1から得られた検出電圧が直接自動電
圧調整回路18に入力され、定電圧化された上記商用周
波数60Hzの単相交流電圧がコンセント21から出力
されるようになっている。
【0017】一方、当該切換えスイッチ17がB側に切
り換えられると、コンセント22には商用周波数60H
zの3倍の高周波180Hz、電圧230Vの3相交流
電圧が得られる。このとき3相の内の1相の6極巻き発
電巻線13の一部、すなわち上記共通巻線13−1から
得られた検出電圧が直接自動電圧調整回路18に入力さ
れ、当該自動電圧調整回路18により定電圧化された上
記高周波180Hzの3相交流電圧がコンセント22に
出力される。
【0018】このときの固定子11に巻回される2極巻
き発電巻線12、3相の6極巻き発電巻線13及びエキ
サイタ巻線14の一例を図6に示す。図6の端子ない
しは、図4の各巻線のないしにそれぞれ対応して
いる。この様に2極巻き発電巻線12と3相の内の1相
の6極巻き発電巻線13とに共通巻線13−1部分を持
たせ、当該共通巻線13−1の両端の電圧を定電圧化す
るための検出電圧として直接自動電圧調整回路18に入
力する巻線方法によって、固定子11の巻線構成が簡単
となると共に、切換えスイッチ17の極数の減少化を含
めて回路構成が簡単となり、作業性、品質が向上し、コ
ストの低減が可能となる。
【0019】図7は本発明に用いられる回転子の一実施
例組立説明図を示している。回転子15は、図8
(1),(2),(3)に示された3種類の4極回転子
コア31,32,33が積層されてシャフト34に固定
されると共に、当該シャフト34にスリップリング23
が固定されている。そしてシャフト34のスリップリン
グ23側先端はベアリング35を介して図示されていな
いブラケットで回転自在に軸支されており、シャフト3
4の他端側はエンジン側シャフト36に連結される。
【0020】積層された3種類の4極回転子コア31,
32,33には界磁巻線16が巻装されているが、4極
回転子コア31が基本をなしており、4極回転子コア3
1より外径が少し小さい4極回転子コア33で形成され
たバンド溝37にピアノ線38が巻装され、コイル押え
40を介して界磁巻線16の飛び出しを防止するように
なっている。また4極回転子コア32は、4極回転子コ
ア31と同じ外径を有するが、各磁極の中央部に磁石挿
入溝32−1が設けられており、積層された当該4極回
転子コア32の磁石挿入溝32−1に初期励磁用の永久
磁石39が固着されている。この初期励磁用の永久磁石
39によって、エキサイタ巻線14に励磁用電圧が発生
し、界磁巻線16に界磁電流が流れる。
【0021】図9はコイル押えの一実施例斜視説明図を
示している。同図において、樹脂モールドされたコイル
押え41は、その内部の一部分に初期励磁用の永久磁石
42を備えており、その先端は凸部41−1を形成して
いる。そして当該凸部41−1を用いてコイル押え41
が、図10或いはその部分拡大図の図11図示の如く、
磁極間に形成される空間に装着され、界磁巻線16の飛
び出しを防止するようになっている。なおコイル押え4
4は磁石なしのものである。
【0022】当該コイル押え41を樹脂成形する際、初
期励磁用の未着磁の永久磁石42が一緒に鋳込まれ、ま
た当該コイル押え41の中央部にピアノ線38をかしめ
るためのかしめ溝43も設けられる。コイル押え41成
形後当該未着磁の永久磁石42が着磁される。なお初期
励磁用の永久磁石42はコイル押え41の中央部に対し
て図9図示の如く片側にモールドされていても両側にモ
ールドされていてもよく、初期励磁性能による。
【0023】このように初期励磁用の永久磁石42をコ
イル押え41と一体に成形することにより、図7図示の
4極回転子コア32の積層部分を4極回転子コア31で
置き換えられ、図12図示の如く4極回転子コア31と
4極回転子コア33との2種類で済ますことができ、ま
た初期励磁用の永久磁石42の組み込工程も不要とな
る。
【0024】図13,図14は回転子の界磁説明図を示
している。図13と図14との違いは、小補極15−
5,15−7の極性の相違にある。図13の極性は無負
荷時の極性であり、図14の極性は負荷時の極性であ
る。
【0025】図13,図14において、界磁巻線16−
1に同図図示の方向に流れる界磁電流により、磁極15
−1にはN極が発生する。以下同様に界磁巻線16−2
により磁極15−2はN極となり、界磁巻線16−3に
より磁極15−3はS極となり、そして界磁巻線16−
4により磁極15−4はS極となる。
【0026】小補極15−5,15−7には界磁巻線が
巻回されていないが、その極性は発電機の負荷状態によ
って次のように変化する。すなわち無負荷時には、その
極性は図13のようになる。この時、N極の磁極15−
1→磁極15−1と固定子(図示せず)との間隙→固定
子→固定子と小補極15−5との間隙→小補極15−5
→N極の磁極15−1の経路の磁気回路により、またN
極の磁極15−2→磁極15−2と固定子との間隙→固
定子→固定子と小補極15−5との間隙→小補極15−
5→N極の磁極15−2の経路の磁気回路により、図1
3図示のように、小補極15−5はS極に磁化される。
同様にして、当該小補極15−5と対をなす小補極15
−7はN極に磁化される。一方、小補極15−6,15
−8は相殺される形となり磁化されない。従って、図1
3に示された回転子、すなわち図2の回転子は、交互に
異極を有する6極回転子となっている。
【0027】負荷時には、その極性は図14のようにな
る。この時は、発電機に流れる負荷電流により電機子反
作用が生じる。当該電機子反作用に基づく起磁力によ
り、小補極15−5は実質上N極になり、またその対を
なす小補極15−7はS極になる。すなわち負荷電流が
電機子に流れることにより、電機子反作用による起磁力
で小補極15−5,15−7の極性がそれぞれ反転させ
られる。
【0028】これにより図14の回転子は3つの連続す
るN極と3つの連続するS極との凸極型回転子となり、
見掛け上2極回転子となる。つまり図2の回転子は、構
造的に見て全体としては2極構成であると共に、同図括
弧書きの如く疑似的な6極構成も併せ持つ凸極型界磁回
転子を構成している。
【0029】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、1
種類の発電機で商用周波数の出力とその3倍の高周波の
出力の2系統の電圧を出力することができ、小型、軽
量、構造が簡単かつ回路構成も簡素化されたエンジン発
電機が可能となり、そのコストも安価となる。
【0030】初期励磁用磁石を内部にモールドしたコイ
ル押えが各磁極間に嵌挿された構造の凸極型界磁回転子
の場合には、回転子の積層コアが2種類の回転子コアで
済ますことができる。また初期励磁用の永久磁石は前も
ってコイル押えにモールドされているので、その組み込
み工程も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリートバイブレータ用エン
ジン発電機の一実施例構成である。
【図2】本発明に用いられる回転子の磁化説明図であ
る。
【図3】高周波出力が3相交流電圧の場合の一実施例構
成である。
【図4】図3の固定子に巻回される巻線を改良した一実
施例構成である。
【図5】固定子に巻回される巻線の一実施例巻線図であ
る。
【図6】固定子に巻回される巻線の他の実施例巻線図で
ある。
【図7】本発明に用いられる回転子の一実施例組立説明
図である。
【図8】回転子コアの形状説明図である。
【図9】コイル押えの一実施例斜視説明図である。
【図10】コイル押えの取付け位置を説明した回転子の
縦断面図である。
【図11】コイル押えの取付けを説明した図10の部分
拡大図である。
【図12】改良した回転子の一実施例部分組立説明図で
ある。
【図13】回転子の界磁説明図である。
【図14】回転子の界磁説明図である。
【図15】従来の2系統の交流電圧を出力するエンジン
発電機の断面図である。
【図16】従来の回転子の説明図である。
【符号の説明】
11 固定子 12 2極巻き発電巻線 13 6極巻き発電巻線 14 エキサイタ巻線 15 回転子 16 界磁巻線 17 切換えスイッチ 18 自動電圧調整回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数を異にし2系統の電圧を出力する
    構成のエンジン発電機において、 2極巻きの商用周波数用巻線と6極巻きの高周波用巻線
    との2巻線及びエキサイタ巻線が巻回された固定子と、 4極形成の各磁極に界磁巻線がそれぞれ巻装されると共
    に、2組の隣り合う磁極が同極性となるように界磁巻線
    が結線されてなり、全体として2極構成の界磁を発生さ
    せると共に、当該2組の隣り合う磁極の凹部が、当該隣
    り合う磁極が発生させる極性とは逆極性の界磁成分を持
    つことにより疑似的6極構成ともなり得る凸極型界磁回
    転子と、 上記2極巻きの商用周波数用巻線及び6極巻きの高周波
    用巻線に発生した各電圧を検出し、当該検出電圧を基に
    上記界磁巻線に流す界磁電流を制御して2極巻きの商用
    周波数用巻線及び6極巻きの高周波用巻線にそれぞれ出
    力する各電圧を一定にする自動電圧制御回路と、 上記2極巻きの商用周波数用巻線及び6極巻きの高周波
    用巻線の各出力を少なくとも切り換える切換えスイッチ
    とを備えたことを特徴とするエンジン発電機。
  2. 【請求項2】 上記凸極型界磁回転子は、初期励磁用磁
    石を内部にモールドしたコイル押えを備え、当該コイル
    押えが各磁極間に嵌挿されていることを特徴とする請求
    項1記載のエンジン発電機。
  3. 【請求項3】 上記2極巻きの商用周波数用巻線と6極
    巻きの高周波用巻線とは、両者で共有する共通巻線部分
    を備えた巻線構造を備え、当該共通巻線部分に発生する
    電圧を自動電圧制御回路への検出電圧としたことを特徴
    とする請求項1記載のエンジン発電機。
JP7305323A 1995-11-24 1995-11-24 エンジン発電機 Pending JPH09149613A (ja)

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