JPH06343023A - 集積回路 - Google Patents
集積回路Info
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- JPH06343023A JPH06343023A JP3261269A JP26126991A JPH06343023A JP H06343023 A JPH06343023 A JP H06343023A JP 3261269 A JP3261269 A JP 3261269A JP 26126991 A JP26126991 A JP 26126991A JP H06343023 A JPH06343023 A JP H06343023A
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- terminal
- input
- capacitor
- reference voltage
- circuit
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/003—Modifications for increasing the reliability for protection
- H03K19/00346—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
- H03K19/00361—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電力及び接地面での過渡電圧に対して耐性が
ある集積回路用双安定入力バッファを提供する。 【構成】 入力端と基準電圧端子との間に、フィルタを
接続することにより、電圧過渡現象に対する回路の感度
を鈍化させることができる。
ある集積回路用双安定入力バッファを提供する。 【構成】 入力端と基準電圧端子との間に、フィルタを
接続することにより、電圧過渡現象に対する回路の感度
を鈍化させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路に関し、特に
超LSI(VLSI)回路の入力バッファに関する。
超LSI(VLSI)回路の入力バッファに関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路チップに関しては、より小さく
かつより早く(切換時間)というのが最近の傾向であ
る。これまでシステム速度をより短縮するために、バス
幅を延ばして、平行する入/出力線をふやして来た。チ
ップの各出力ピンには、該チップが発した弱い信号に応
答して、相対的に大きい電流を送る出力ドライバが設け
られている。バスの負荷が増す程、出力ドライバは、大
電流を送出する。
かつより早く(切換時間)というのが最近の傾向であ
る。これまでシステム速度をより短縮するために、バス
幅を延ばして、平行する入/出力線をふやして来た。チ
ップの各出力ピンには、該チップが発した弱い信号に応
答して、相対的に大きい電流を送る出力ドライバが設け
られている。バスの負荷が増す程、出力ドライバは、大
電流を送出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、出力ドライバ
の論理ゲート等の、チップ上の論理ゲートが切換わる度
に、負荷が付勢又は消勢されて、電流が過渡的に変化す
る。この過渡電流により、チップの電力路又は接地路に
過渡電圧が発生するが、これは追加のドライバが同時に
切換わる際の、バス幅の増大と共に高くなる。同様に、
大形負荷の駆動に大電流を要することからも、電圧の過
渡化が進む。
の論理ゲート等の、チップ上の論理ゲートが切換わる度
に、負荷が付勢又は消勢されて、電流が過渡的に変化す
る。この過渡電流により、チップの電力路又は接地路に
過渡電圧が発生するが、これは追加のドライバが同時に
切換わる際の、バス幅の増大と共に高くなる。同様に、
大形負荷の駆動に大電流を要することからも、電圧の過
渡化が進む。
【0004】出力ドライバの、電力路又は接地路を共有
する、同一チップ上の論理ゲートは、上記の様な電力路
又は接地路電圧の過渡化に応答して、論理状態を切り換
えることが知られている。これがため、出力ドライバ入
力ドライバ共に問題が生じる。例えば、接地路に過渡現
象又は「はね返り(bounce)」があると、チップ
の入力バッファが、高レベル入力を低レベルと誤認する
ことがある。入力バッファは、直列接続されたプルアッ
プおよびプルダウントランジスタを備えるインバータを
有している。プルダウントランジスタのゲート電極は、
高レベル入力に接続され、ソース電極は、接地されてい
る。接地面が安定している場合は、ゲート・ソース電圧
(VGS)は、プルダウントランジスタをオン状態(出力
を低レベルに保つ)に保つに充分程度高い。しかし、イ
ンバータは、同一チップ上の出力ドライバと、共通接地
面を共有しているため、1つ以上の出力が切り換わるこ
とによって、接地面がはね返ると、VGSが低下し、プル
ダウントランジスタをオフにして、インバータの出力に
切換えミスが出る。電源電圧の過渡化により、プルアッ
プトランジスタについても、同様の現象が見られる。
する、同一チップ上の論理ゲートは、上記の様な電力路
又は接地路電圧の過渡化に応答して、論理状態を切り換
えることが知られている。これがため、出力ドライバ入
力ドライバ共に問題が生じる。例えば、接地路に過渡現
象又は「はね返り(bounce)」があると、チップ
の入力バッファが、高レベル入力を低レベルと誤認する
ことがある。入力バッファは、直列接続されたプルアッ
プおよびプルダウントランジスタを備えるインバータを
有している。プルダウントランジスタのゲート電極は、
高レベル入力に接続され、ソース電極は、接地されてい
る。接地面が安定している場合は、ゲート・ソース電圧
(VGS)は、プルダウントランジスタをオン状態(出力
を低レベルに保つ)に保つに充分程度高い。しかし、イ
ンバータは、同一チップ上の出力ドライバと、共通接地
面を共有しているため、1つ以上の出力が切り換わるこ
とによって、接地面がはね返ると、VGSが低下し、プル
ダウントランジスタをオフにして、インバータの出力に
切換えミスが出る。電源電圧の過渡化により、プルアッ
プトランジスタについても、同様の現象が見られる。
【0005】従来は、電力路又は接地路のはね返りに伴
う問題を回避するため、電圧の過渡化の度合を制限しよ
うとする試みが成されて来た。代表的な方法としては、
接続点切換え速度を鈍化する方法があるが、これは、入
力/出力バッファ及びパッドドライバを通る伝搬遅延が
若干大きくなるという欠点を有している。さらに、チッ
プが高速化するに従って、入力バッファが、小規模の電
圧過渡現象にも敏感に反応するようになる。また電圧の
過渡化の度合が少ないと、入力/出力バッファ及びパッ
ドドライバを通る伝搬に、相当の遅れが出る。
う問題を回避するため、電圧の過渡化の度合を制限しよ
うとする試みが成されて来た。代表的な方法としては、
接続点切換え速度を鈍化する方法があるが、これは、入
力/出力バッファ及びパッドドライバを通る伝搬遅延が
若干大きくなるという欠点を有している。さらに、チッ
プが高速化するに従って、入力バッファが、小規模の電
圧過渡現象にも敏感に反応するようになる。また電圧の
過渡化の度合が少ないと、入力/出力バッファ及びパッ
ドドライバを通る伝搬に、相当の遅れが出る。
【0006】従って、本発明の第1の目的は、新規の改
良型集積回路を提供することにある。本発明の第2の目
的は、集積回路に使用される新規の改良型入力バッファ
を提供することにある。本発明の第3の目的は、電力お
よび接地面における過渡現象に対して耐性がある、集積
回路用入力バッファを提供することにある。本発明の第
4の目的は、伝搬遅延を軽減した、耐過渡性入力バッフ
ァを提供することにある。
良型集積回路を提供することにある。本発明の第2の目
的は、集積回路に使用される新規の改良型入力バッファ
を提供することにある。本発明の第3の目的は、電力お
よび接地面における過渡現象に対して耐性がある、集積
回路用入力バッファを提供することにある。本発明の第
4の目的は、伝搬遅延を軽減した、耐過渡性入力バッフ
ァを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、回路へ
の基準電圧端子における過渡現象に余り影響されない入
力バッファ等の、双安定集積回路が提供されている。該
回路は、入力と基準電圧端子との間に接続されて、該端
子の電圧過渡現象に対する、回路の感度を鈍らせるよう
にしたフィルタから成っている。電力および接地電圧端
子における過渡現象が、回路に作用しないように、両入
力端にフィルタを設けることができる。
の基準電圧端子における過渡現象に余り影響されない入
力バッファ等の、双安定集積回路が提供されている。該
回路は、入力と基準電圧端子との間に接続されて、該端
子の電圧過渡現象に対する、回路の感度を鈍らせるよう
にしたフィルタから成っている。電力および接地電圧端
子における過渡現象が、回路に作用しないように、両入
力端にフィルタを設けることができる。
【0008】
【実施例】図1は、入力線(IN)の過渡現象に対する
感度を鈍化するフィルタ(12)を備える、従来型入力
バッファ(10)である。バッファ(10)は、それぞ
れが相補型PMOS及びNMOS電界効果トランジスタ
(P)(N)を有する、2つのCMOSインバータを有し
ている。フィルタ(12)は、第1インバータのトラン
ジスタ(P)(N)(接続点(14))の、入力及び制御電
極間に接続された、抵抗器(R)、及び該抵抗器(R)
および基準電圧端子(VSS)と直列接続された、コンデ
ンサ(C)を備えている。フィルタ(12)は、入力端
に現れる過渡現象に対処する、低域フィルタである。従
って、入力端に見られる高周波電圧過渡現象は、接続点
(14)には現われない。集積回路等における代表的入
力フィルタ(12)の構成では、接地面(VSS)におけ
る過渡現象に対する感度を鈍化できない。第1インバー
タと相対するフィルタ(12)の構成に関係なく、バッ
ファ(10)は、基準電圧端子(VDD)の過渡現象に反
応する。
感度を鈍化するフィルタ(12)を備える、従来型入力
バッファ(10)である。バッファ(10)は、それぞ
れが相補型PMOS及びNMOS電界効果トランジスタ
(P)(N)を有する、2つのCMOSインバータを有し
ている。フィルタ(12)は、第1インバータのトラン
ジスタ(P)(N)(接続点(14))の、入力及び制御電
極間に接続された、抵抗器(R)、及び該抵抗器(R)
および基準電圧端子(VSS)と直列接続された、コンデ
ンサ(C)を備えている。フィルタ(12)は、入力端
に現れる過渡現象に対処する、低域フィルタである。従
って、入力端に見られる高周波電圧過渡現象は、接続点
(14)には現われない。集積回路等における代表的入
力フィルタ(12)の構成では、接地面(VSS)におけ
る過渡現象に対する感度を鈍化できない。第1インバー
タと相対するフィルタ(12)の構成に関係なく、バッ
ファ(10)は、基準電圧端子(VDD)の過渡現象に反
応する。
【0009】図2は、基準電圧端子(VDD)(VSS)の電
圧過渡現象に対する感度を鈍化させた、集積回路入力バ
ッファ(16)を示している。バッファ(16)は、2
つのCMOSインバータ、すなわちそれぞれ基準電圧端
子(VDD)(VSS)間に、直列接続された、相補型PMO
S及びNMOS電界効果トランジスタ(P1)(N1)を
有する第1インバータ、および同様に、基準電圧端子
(VDD)(VSS)間に直列接続された、相補型PMOS及
びNMOS電界効果トランジスタ(P2)(N2)を有す
る第2インバータを備えている。第2インバータの入力
端は、第1インバータの出力端子(20)に接続されて
いる。
圧過渡現象に対する感度を鈍化させた、集積回路入力バ
ッファ(16)を示している。バッファ(16)は、2
つのCMOSインバータ、すなわちそれぞれ基準電圧端
子(VDD)(VSS)間に、直列接続された、相補型PMO
S及びNMOS電界効果トランジスタ(P1)(N1)を
有する第1インバータ、および同様に、基準電圧端子
(VDD)(VSS)間に直列接続された、相補型PMOS及
びNMOS電界効果トランジスタ(P2)(N2)を有す
る第2インバータを備えている。第2インバータの入力
端は、第1インバータの出力端子(20)に接続されて
いる。
【0010】コンデンサ(C1)および抵抗器(R1)
を備えるフィルタ(26)は、入力端(18)と基準電
圧端子(VDD)との間に接続されている。コンデンサ
(C2)および抵抗器(R2)を備えるフィルタ(2
8)は、入力端(18)と基準電圧端子(VSS)との間
に接続されている。以下により詳細に説明する様に、フ
ィルタ(26)と(28)とは、電圧端子(VDD)及び
(VSS)の、電圧過渡現象に対する、回路の感度を大幅
に鈍らせると共に、入力端子(18)の過渡現象に対す
る感度をも鈍らせる。基準電圧端子(VDD)と接続点
(22)(トランジスタ(P1)の制御電極)との間に
は、コンデンサ(C1)が、また、基準電圧端子
(VSS)と接続点(24)(トランジスタ(N1)の制御
電極)との間には、コンデンサ(C2)が接続されてい
る。入力端子(18)は、それぞれ抵抗器(R1)(R
2)を介して、接続点(22)(24)に接続されてい
る。第1インバータの出力端子(20)は、抵抗器(P
1)(N1)間の共有点、及び第2インバータ(抵抗器
(P2)(N2))の入力端に接続されている。
を備えるフィルタ(26)は、入力端(18)と基準電
圧端子(VDD)との間に接続されている。コンデンサ
(C2)および抵抗器(R2)を備えるフィルタ(2
8)は、入力端(18)と基準電圧端子(VSS)との間
に接続されている。以下により詳細に説明する様に、フ
ィルタ(26)と(28)とは、電圧端子(VDD)及び
(VSS)の、電圧過渡現象に対する、回路の感度を大幅
に鈍らせると共に、入力端子(18)の過渡現象に対す
る感度をも鈍らせる。基準電圧端子(VDD)と接続点
(22)(トランジスタ(P1)の制御電極)との間に
は、コンデンサ(C1)が、また、基準電圧端子
(VSS)と接続点(24)(トランジスタ(N1)の制御
電極)との間には、コンデンサ(C2)が接続されてい
る。入力端子(18)は、それぞれ抵抗器(R1)(R
2)を介して、接続点(22)(24)に接続されてい
る。第1インバータの出力端子(20)は、抵抗器(P
1)(N1)間の共有点、及び第2インバータ(抵抗器
(P2)(N2))の入力端に接続されている。
【0011】抵抗器(R1)(R2)、コンデンサ(C
1)(C2)およびトランジスタ(P1)(P2)の寸法決
め及び構成配置は、本発明の重要な特性である。抵抗器
(R1)とコンデンサ(C1)とは、基準電圧端子(V
DD)と接続点(22)との間に高域フィルタを、一方入
力端子(18)と接続点(22)との間に低域フィルタ
を形成する様に寸法決めされている。同様に、抵抗器
(R2)とコンデンサ(C2)とは、基準電圧端子(V
SS)と接続点(24)との間に、高域フィルタを、入力
端子(18)と接続点(24)との間に低域フィルタを
形成する様に寸法決めされている。好適実施例では、V
DD=5ボルト、VSS=0ボルトに対して、抵抗器(P
1)は、幅に対する長さ比(長さ/幅)5.5を有し、
抵抗器(N1)は、20.0の長さ/幅比を有してい
る。また抵抗器(R1)は1000オーム、コンデンサ
(C1)は1pt、抵抗器(R2)は1000オーム、
およびコンデンサ(C2)は3ptである。
1)(C2)およびトランジスタ(P1)(P2)の寸法決
め及び構成配置は、本発明の重要な特性である。抵抗器
(R1)とコンデンサ(C1)とは、基準電圧端子(V
DD)と接続点(22)との間に高域フィルタを、一方入
力端子(18)と接続点(22)との間に低域フィルタ
を形成する様に寸法決めされている。同様に、抵抗器
(R2)とコンデンサ(C2)とは、基準電圧端子(V
SS)と接続点(24)との間に、高域フィルタを、入力
端子(18)と接続点(24)との間に低域フィルタを
形成する様に寸法決めされている。好適実施例では、V
DD=5ボルト、VSS=0ボルトに対して、抵抗器(P
1)は、幅に対する長さ比(長さ/幅)5.5を有し、
抵抗器(N1)は、20.0の長さ/幅比を有してい
る。また抵抗器(R1)は1000オーム、コンデンサ
(C1)は1pt、抵抗器(R2)は1000オーム、
およびコンデンサ(C2)は3ptである。
【0012】抵抗器(R1)(R2)、コンデンサ(C
1)(C2)及びトランジスタ(P1)(P2)の配置を図
3に示す。トランジスタ(P1)のゲート又は制御電極
(22)は、コンデンサ(C1)と抵抗器(P1)とに
密着されて、電極(22)の寄生キャパシタンスと抵抗
とを最少にする。同様に、トランジスタ(N1)のゲー
ト又は制御電極(24′)は、コンデンサ(C2)と抵
抗器(R2)とに密着されて、電極(24′)の寄生キ
ャパシタンスと抵抗とを最少にする。好適実施例では、
集積回路は、P型基板上に構成配置されている。PMO
Sトランジスタ(P1)は、N- 型井戸のP+ 領域に形
成され、NMOSトランジスタ(N1)は、N+ 領域に
形成されている。コンデンサ(C1)は、ポリシリコン
層(30)と隣接P+ 領域との自己整合により、またコ
ンデンサ(C2)は、ポリシリコン層(32)と隣接N
+ 領域との自己整合により形成されている。コンデンサ
(C1)は、ソースとドレンが基準電圧端子(VDD)に
接続された、PMOSトランジスタのゲートキャパシタ
ンスを用いて形成されており、またコンデンサ(C2)
は、ソースとドレンが基準電圧端子(VSS)に接続され
た、NMOSトランジスタのゲートキャパシタンスを用
いて形成されている点に留意されたい。ゲート電極(2
2)を、金属化路(34)を介してコンデンサ(C1)
に接続すると、ゲート電極(22)にかかる寄生キャパ
シタンスが相当低減される。同様にゲート電極(24)
を、金属化路(36)を介してコンデンサ(C2)に接
続すると、ゲート電極(24)にかかる寄生キャパシタ
ンスがかなり低減される。抵抗器(R1)は、入力点
(18)と電極(22)との間の蛇行ポリシリコン路に
よって形成され、抵抗器(R2)は、入力点(18)と
電極(24)との間の蛇行ポリシリコン路によって形成
されている。ゲート電極(22)の寄生抵抗は、短かい
金属路(34)によってかなり低減され、ゲート電極
(24)の寄生抵抗は短かい金属路(36)によってか
なり低減されている。
1)(C2)及びトランジスタ(P1)(P2)の配置を図
3に示す。トランジスタ(P1)のゲート又は制御電極
(22)は、コンデンサ(C1)と抵抗器(P1)とに
密着されて、電極(22)の寄生キャパシタンスと抵抗
とを最少にする。同様に、トランジスタ(N1)のゲー
ト又は制御電極(24′)は、コンデンサ(C2)と抵
抗器(R2)とに密着されて、電極(24′)の寄生キ
ャパシタンスと抵抗とを最少にする。好適実施例では、
集積回路は、P型基板上に構成配置されている。PMO
Sトランジスタ(P1)は、N- 型井戸のP+ 領域に形
成され、NMOSトランジスタ(N1)は、N+ 領域に
形成されている。コンデンサ(C1)は、ポリシリコン
層(30)と隣接P+ 領域との自己整合により、またコ
ンデンサ(C2)は、ポリシリコン層(32)と隣接N
+ 領域との自己整合により形成されている。コンデンサ
(C1)は、ソースとドレンが基準電圧端子(VDD)に
接続された、PMOSトランジスタのゲートキャパシタ
ンスを用いて形成されており、またコンデンサ(C2)
は、ソースとドレンが基準電圧端子(VSS)に接続され
た、NMOSトランジスタのゲートキャパシタンスを用
いて形成されている点に留意されたい。ゲート電極(2
2)を、金属化路(34)を介してコンデンサ(C1)
に接続すると、ゲート電極(22)にかかる寄生キャパ
シタンスが相当低減される。同様にゲート電極(24)
を、金属化路(36)を介してコンデンサ(C2)に接
続すると、ゲート電極(24)にかかる寄生キャパシタ
ンスがかなり低減される。抵抗器(R1)は、入力点
(18)と電極(22)との間の蛇行ポリシリコン路に
よって形成され、抵抗器(R2)は、入力点(18)と
電極(24)との間の蛇行ポリシリコン路によって形成
されている。ゲート電極(22)の寄生抵抗は、短かい
金属路(34)によってかなり低減され、ゲート電極
(24)の寄生抵抗は短かい金属路(36)によってか
なり低減されている。
【0013】図4は、本発明の代替実施例を示したもの
であるが、入力バッファは、シュミットトリガ(38)
で構成されている。シュミットトリガ(38)の第1段
には、2つの感レベル素子、即ちPMOSトランジスタ
(P3)と、並列接続されたトランジスタ(N1)(N
2)とが設けられている。トランジスタ(P3)と並列
接続トランジスタ(N1)(N2)とは、基準電圧端子
(VDD)(VSS)間に直列接続されている。図2に示す入
力バッファ(10)と同様に、シュミットトリガ(3
8)は、基準電圧端子(VDD)と入力端(40)との間
に接続された、コンデンサ(C1)と抵抗器(R1)、
及び基準電圧端子(VSS)と入力端(40)との間に接
続されたコンデンサ(C2)と抵抗器(R2)を備えて
いる。コンデンサ(C1)と抵抗器(R1)との間の共
有点(42)は、トランジスタ(P3)の制御電極に接
続され、コンデンサ(C2)と抵抗器(R2)との間の
共有点(44)は、トランジスタ(N1)(N2)の、一
方の制御電極に接続されている。抵抗器(R1)とコン
デンサ(C1)、抵抗器(C2)とコンデンサ(C2)
によって形成された入力フィルタは、図3に示すものと
同様に構成されている。
であるが、入力バッファは、シュミットトリガ(38)
で構成されている。シュミットトリガ(38)の第1段
には、2つの感レベル素子、即ちPMOSトランジスタ
(P3)と、並列接続されたトランジスタ(N1)(N
2)とが設けられている。トランジスタ(P3)と並列
接続トランジスタ(N1)(N2)とは、基準電圧端子
(VDD)(VSS)間に直列接続されている。図2に示す入
力バッファ(10)と同様に、シュミットトリガ(3
8)は、基準電圧端子(VDD)と入力端(40)との間
に接続された、コンデンサ(C1)と抵抗器(R1)、
及び基準電圧端子(VSS)と入力端(40)との間に接
続されたコンデンサ(C2)と抵抗器(R2)を備えて
いる。コンデンサ(C1)と抵抗器(R1)との間の共
有点(42)は、トランジスタ(P3)の制御電極に接
続され、コンデンサ(C2)と抵抗器(R2)との間の
共有点(44)は、トランジスタ(N1)(N2)の、一
方の制御電極に接続されている。抵抗器(R1)とコン
デンサ(C1)、抵抗器(C2)とコンデンサ(C2)
によって形成された入力フィルタは、図3に示すものと
同様に構成されている。
【0014】
【発明の効果】本発明によると、フィルタを設けること
により、電圧の過渡現象に対する感度を鈍らせることが
でき、これによりシステム速度を上げることができる。
により、電圧の過渡現象に対する感度を鈍らせることが
でき、これによりシステム速度を上げることができる。
【図1】従来の入力バッファを示す図である。
【図2】本発明好適実施例によるインバータ付入力バッ
ファを示す図である。
ファを示す図である。
【図3】図2に示すインバータの集積回路構成図であ
る。
る。
【図4】本発明の代替実施例によるシュミットトリガを
示す図である。
示す図である。
10 バッファ 12,26,28 フィルタ 14 接続点 16 入力バッファ 18 入力端 20 出力端子 22,24 接続点 22′,24′ ゲート(制御)電極 28 フィルタ 30,32 ポリシリコン層 34,36 金属路 38 シュミットトリガ 40 入力端 42,44 共有点 C コンデンサ R 抵抗器 IN 入力線 VSS,VDD 基準電圧端子 N トランジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 接続された第1・第2基準電圧端子の電
圧過渡現象に対する感度を鈍化させた集積回路であっ
て、 前記第1・第2端子間に直列接続された第1・第2相補
型トランジスタ、 前記第1端子と前記第1トランジスタの制御電極との間
に接続された第1コンデンサ、 前記第2端子と前記第2トランジスタの制御電極との間
に接続された第2コンデンサ、 前記第1・第2トランジスタの制御電極に接続されて、
入力信号を受信する入力端子、および前記第1・第2ト
ランジスタ間の共有点に接続されて、出力信号を出す出
力端子から成ることを特徴とする集積回路。 - 【請求項2】 回路の入力端と第1基準電圧端子との間
に接続されて前記端子の電圧過渡現象に対する回路の感
度を鈍化させるようにした第1フィルタから成ることを
特徴とする双安定集積回路。 - 【請求項3】 前記フィルタが、前記第1基準電圧端子
から前記回路に至る高域フィルタ、および前記入力端か
ら前記回路に至る低域フィルタから成ることを特徴とす
る請求項2に記載の双安定集積回路。
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