JP2922028B2 - 半導体集積回路の出力回路 - Google Patents

半導体集積回路の出力回路

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JP2922028B2 JP3220738A JP22073891A JP2922028B2 JP 2922028 B2 JP2922028 B2 JP 2922028B2 JP 3220738 A JP3220738 A JP 3220738A JP 22073891 A JP22073891 A JP 22073891A JP 2922028 B2 JP2922028 B2 JP 2922028B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はCMOS型半導体集積
回路の出力回路に係り、特に複数個の出力回路の出力が
同時にスイッチングする際に電源ラインに発生するノイ
ズの影響を削減するようにした半導体集積回路の出力回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路では信号を外部に出力す
るために出力回路が設けられている。図22は従来の出
力回路の構成を示すものであり、集積回路内部の信号は
プリバッファ回路11及び出力バッファ回路12を経由して
出力端子13から出力される。
【0003】CMOS型半導体集積回路では、上記プリ
バッファ回路11及び出力バッファ回路12として、通常、
CMOSインバータが使用されている。この種の出力回
路では、電源間に瞬時的に大きな電流が流れないように
するため、出力バッファ回路12を構成するPチャネルM
OSトランジスタ14及びNチャネルMOSトランジスタ
15として素子サイズ(例えばチャネル幅)の小さなもの
を使用し、それぞれの電流駆動能力を比較的小さくして
いる。この理由は次の通りである。半導体集積回路では
通常、図23に示すように、高電位の電源ライン16と低
電位の電源ライン17との間に多数の出力回路18,18,…
が挿入されている。また、上記両電源ライン16,17には
それぞれ抵抗性、容量性及び誘導性の負荷が寄生的に存
在している。このため、複数の出力回路で同時に出力が
スイッチングすると、電源に流れ込む電流の値が短時間
に大きく変化するため、電源ライン16もしくは17にノイ
ズが発生する。この電源ノイズはスイッチングしていな
い出力回路を経由してその出力に現れる。このノイズは
一般に同時スイッチングノイズと呼ばれている。このた
め、前記出力バッファ回路12を構成するMOSトランジ
スタ14,15の素子サイズをある程度以上にすることはで
きない。しかし、あまり小さくすぎると、今度は出力の
スイッチング速度が遅くなる。特に、出力の負荷が大き
い場合にはこの傾向が大きく現れてしまい、最近の高速
デバイスへの応用が困難になってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の出
力回路では、出力回路の負荷駆動能力を落とさずに、同
時スイッチングノイズによる影響を減少させることが困
難であるという欠点がある。
【0005】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、出力回路の負荷駆動能
力を落とさずに同時スイッチングノイズによる影響を減
少させることができる半導体集積回路の出力回路を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体集積回
路の出力回路は、信号出力端子と、集積回路の内部信号
が供給されるプリバッファ回路と、入力端が上記プリバ
ッファ回路の出力端に接続され、出力端が上記信号出力
端子に接続された第1の出力バッファ回路と、一端が上
記プリバッファ回路の出力端に接続された容量、電流経
路の一端が上記信号出力端子に接続され、制御電極が上
記容量の他端に接続された第1のトランジスタ及び電流
経路が上記第1のトランジスタの制御電極と上記信号出
力端子との間に挿入され制御電極が上記容量の他端に接
続され上記第1のトランジスタと同一導電型の第2のト
ランジスタとを少なくとも含む第2の出力バッファ回路
とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】プリバッファ回路の出力信号のレベルが変化す
ると、まず第1の出力バッファ回路によって出力端子が
駆動される。一方、第2の出力バッファ回路では、出力
端子を駆動するための第1のトランジスタの制御電極
に、容量を介してプリバッファ回路の出力信号が供給さ
れている。このため、上記第1のトランジスタの制御電
極の電位変化が穏やかになり、第2の出力バッファ回路
によって出力端子が駆動される際の出力端子に流れる電
流の時間的変化の割合は、同様の駆動能力を持つ出力バ
ッファ回路によるそれと比べて小さくなる。また、出力
端子の信号電位がある程度変化した後に、第2のトラン
ジスタが導通することによって第1のトランジスタの制
御ゲートに出力端子の電位が与えられ、第1のトランジ
スタが非導通となる。このため、出力端子の信号電位が
ある程度変化した後は、第1の出力バッファ回路のみに
よって出力端子が駆動される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。
【0009】図1はこの発明に係る半導体集積回路の出
力回路の第1の実施例による構成を示す回路図である。
図において、集積回路内部の信号はプリバッファ回路21
によって増幅、波形整形され、出力バッファ回路22に供
給される。この出力バッファ回路22では上記プリバッフ
ァ回路21の出力信号が増幅、波形整形され、出力端子23
を介して集積回路の外部に出力される。なお、この出力
回路は、前記図23に示すように一対の電源ライン間に
多数接続されているものの中から1つを抽出して示した
ものである。
【0010】上記出力バッファ回路22は、第1の出力バ
ッファ回路22Aと第2の出力バッファ回路22Bとから構
成されている。さらに上記第1の出力バッファ回路22A
は、ソースが高電位電源Vccに接続され、ドレインが上
記出力端子23に接続され、かつゲートが上記プリバッフ
ァ回路21の出力端に接続されたPチャネルMOSトラン
ジスタ24と、ソースが低電位電源GNDに接続され、ド
レインが上記出力端子23に接続され、かつゲートが上記
プリバッファ回路21の出力端に接続されたNチャネルM
OSトランジスタ25とからなるCMOSインバータで構
成されている。
【0011】上記第2の出力バッファ回路22Bは、一端
がそれぞれ上記プリバッファ回路21の出力端に接続され
た第1、第2の容量26,27と、ソースが上記高電位電源
Vccに接続され、ドレインが上記出力端子23に接続さ
れ、かつゲートが上記第1の容量26の他端に接続された
PチャネルMOSトランジスタ28と、ソースが上記低電
位電源GNDに接続され、ドレインが上記出力端子23に
接続され、かつゲートが上記第2の容量27の他端に接続
されたNチャネルMOSトランジスタ29と、ソース・ド
レイン間の電流通路が上記MOSトランジスタ28のゲー
トと上記出力端子23との間に挿入され、ゲートが上記第
1の容量26の他端に接続されたPチャネルMOSトラン
ジスタ30と、ソース・ドレイン間の電流通路が上記MO
Sトランジスタ29のゲートと上記出力端子23との間に挿
入され、ゲートが上記第2の容量27の他端に接続された
PチャネルMOSトランジスタ31とから構成されてい
る。
【0012】なお、上記第1の出力バッファ回路22Aを
構成するPチャネル、NチャネルMOSトランジスタ2
4,25それぞれの素子サイズ、例えばチャネル幅は、第
2の出力バッファ回路22Bにおいて出力端子23を直接駆
動するPチャネル、NチャネルMOSトランジスタ28,
29それぞれのチャネル幅よりも小さくなるように設定さ
れている。また、プリバッファ回路21の出力信号電位の
単位時間当りの変化量に比べて、第2の出力バッファ回
路22B内のMOSトランジスタ28,29のゲート電位の単
位時間当たりの変化量が小さくなるように、プリバッフ
ァ回路21の電流駆動能力及び第1及び第2の容量26,27
の値が設定されている。
【0013】次に上記構成でなる回路の動作を図2の波
形図を参照して説明する。なお、集積回路内部の信号、
すなわちプリバッファ回路21の入力信号が“H”レベル
のとき、出力端子23の信号は“H”レベルになっている
とする。この状態のときは、第1の出力バッファ回路22
A内のPチャネルMOSトランジスタ24のみが導通して
おり、第1の出力バッファ回路22A内のNチャネルMO
Sトランジスタ25、第2の出力バッファ回路22B内のP
チャネル、NチャネルMOSトランジスタ28,29は全て
非導通である。
【0014】次にプリバッファ回路21の入力信号が
“H”レベルから“L”レベルに変化したとする。これ
によりプリバッファ回路21の出力信号が“L”レベルか
ら“H”レベルに変化し、第1の出力バッファ回路22A
内のPチャネルMOSトランジスタ24が非導通となり、
NチャネルMOSトランジスタ25が導通状態になる。従
って、出力端子23はMOSトランジスタ25からなる放電
経路を介して放電され、出力端子号は“H”レベルから
“L”レベルに低下し始める。
【0015】一方、第2の出力バッファ回路22B内のP
チャネルMOSトランジスタ28及びNチャネルMOSト
ランジスタ29のゲートには、第1及び第2の容量26,27
を介してプリバッファ回路21の出力信号が伝達される。
このとき、前記したように、プリバッファ回路21の出力
信号電位の単位時間当たりの変化量に比べて、上記両ト
ランジスタ28,29のゲート電位の単位時間当たりの変化
量が小さくなるように、プリバッファ回路21の電流駆動
能力及び第1及び第2の容量26,27の値が設定されてい
る。従って、第2の出力バッファ回路22B内ではPチャ
ネルMOSトランジスタ28が非導通となり、Nチャネル
MOSトランジスタ29が導通するが、NチャネルMOS
トランジスタ29による放電経路で出力端子23から放電を
行う際の放電電流の単位時間当たりの変化量(di/d
t)は小さなものとなる。このため、出力端子23の放電
開始直後における放電電流の単位時間当たりの変化量
は、出力バッファ回路22全体でほぼ第1の出力バッファ
回路22Aにおけるそれと同等になる。
【0016】上記MOSトランジスタ29のゲート電位が
“H”レベルまで上昇すると、第2の出力バッファ回路
22B内のMOSトランジスタ31が導通を開始する。従っ
て、その後、MOSトランジスタ29のゲート電位は出力
端子23の電位に追随して変化する。そして、最終的に出
力端子23の信号が“L”レベルに到達すると、MOSト
ランジスタ31,29が共に非導通となり、出力端子23の放
電経路は第1の出力バッファ回路22A内のNチャネルM
OSトランジスタ25のみとなる。
【0017】このように出力端子23の信号を“H”レベ
ルから“L”レベルに変化させる場合の初期の段階で
は、第1の出力バッファ回路22A内のNチャネルMOS
トランジスタ25と第2の出力バッファ回路22B内のNチ
ャネルMOSトランジスタ29とが共に導通状態になり、
十分な電流駆動能力で負荷が駆動される。これにより、
出力のスイッチング速度を速くすることができる。ま
た、出力信号が“L”レベルまで低下した後は、第1の
出力バッファ回路22A内のNチャネルMOSトランジス
タ25のみが導通状態となるため、出力端子23と低電源G
NDとの間に存在する抵抗成分は従来の場合よりも高く
なる。このため、図示しない他の多数の出力回路で同時
スイッチングノイズが発生し、GNDの電源ラインを介
してこの出力回路に到達したとしても、図示の出力回路
を介してその出力端子23にこのノイズが現われることは
ない。なお、図2において、破線の波形は従来回路の場
合を示している。
【0018】また、上記実施例回路では、第2の出力バ
ッファ回路22Bにおいて、ドレインが出力端子23に接続
されているPチャネルMOSトランジスタ28のゲートに
対し、第1の容量26を介してプリバッファ回路21の出力
信号が供給されており、さらにこのMOSトランジスタ
28のゲートと出力端子23との間にはPチャネルMOSト
ランジスタ30のソース・ドレイン間の電流通路が挿入さ
れている。このため、出力端子23の信号を“L”レベル
から“H”レベルに変化させる場合の初期の段階では、
第1の出力バッファ回路22A内のPチャネルMOSトラ
ンジスタ24と第2の出力バッファ回路22B内のPチャネ
ルMOSトランジスタ28とが共に導通状態となり、十分
な電流駆動能力で負荷を駆動することができ、出力信号
が“H”レベルに立ち上がる際のスイッチング速度を速
くすることができる。また、出力信号が“H”レベルま
で上昇した後は、第1の出力バッファ回路22A内のPチ
ャネルMOSトランジスタ24のみが導通状態となり、出
力端子23と高電位電源Vccとの間に存在する抵抗成分は
従来の場合よりも高くなる。従って、この場合にも、高
電位電源Vccの電源ラインを介して、同時スイッチング
ノイズがこの出力回路に到達したとしても、この出力回
路を介してそのノイズが出力端子23に現われることはな
い。
【0019】なお、上記実施例において、第1、第2の
容量26,27として、MOSキャパシタ、MOSトランジ
スタのゲート容量、PN接合容量等からなる実際の容量
素子を用いるようにしてもよいが、それぞれMOSトラ
ンジスタ28と30のゲートに寄生的に存在しているゲート
容量、MOSトランジスタ29と31のゲートに寄生的に存
在しているゲート容量等の寄生容量を用いるようにして
もよい。
【0020】図3はこの発明の第2の実施例の構成を示
す回路図である。この実施例回路では、前記第1の実施
例回路における第2の出力バッファ回路22B内のPチャ
ネルMOSトランジスタ28及びNチャネルMOSトラン
ジスタ29を確実に非導通状態に設定するために、第2の
出力バッファ回路22B内にそれぞれ1個のPチャネルM
OSトランジス32、NチャネルMOSトランジス33を追
加するようにしたものである。すなわち、上記Pチャネ
ルMOSトランジスタ32のソース・ドレイン間の電流通
路は高電位電源Vccと前記PチャネルMOSトランジス
タ28のゲートとの間に挿入され、そのゲートには前記プ
リバッファ回路21の入力信号と同相の信号、例えば図示
のようにプリバッファ回路21の入力信号そのものが供給
される。同様に、上記NチャネルMOSトランジスタ33
のソース・ドレイン間の電流通路は低電位電源GNDと
前記NチャネルMOSトランジスタ29のゲートとの間に
挿入され、そのゲートには前記プリバッファ回路21の入
力信号と同相の信号、例えば図示のようにプリバッファ
回路21の入力信号そのものが供給される。なお、上記両
MOSトランジスタ32,33として、MOSトランジスタ
28,29に比べて素子サイズが十分に小さなものが使用さ
れる。
【0021】このような構成において、出力端子23の信
号が“L”レベルから“H”レベルに変化するときは、
プリバッファ回路21の入力信号が“H”レベルから
“L”レベルに変化するときである。このとき、第2の
出力バッファ回路22B内のMOSトランジスタ28のゲー
ト電位はMOSトランジスタ32を介して最終的にはVcc
に設定されるので、MOSトランジスタ28は確実に非導
通状態になる。また、同様にNチャネルMOSトランジ
スタ33が設けられたことにより、出力端子23の信号が
“H”レベルから“L”レベルに変化するとき、第2の
出力バッファ回路22B内のNチャネルMOSトランジス
タ29は確実に非導通状態になる。
【0022】図4はこの発明の第3の実施例の構成を示
す回路図である。この実施例回路では、前記プリバッフ
ァ回路21の出力電位に対する前記第2の出力バッファ回
路22Bにおける2個のMOSトランジスタ28,29のゲー
ト電位の応答速度を調整するために、2個の抵抗34,35
を追加するようにしたものである。すなわち、一方の抵
抗34は前記プリバッファ回路21の出力端と前記第1の容
量26の一端との間に挿入され、他方の抵抗35は前記プリ
バッファ回路21の出力端と前記第2の容量27の一端との
間に挿入されている。
【0023】図5はこの発明の第4の実施例の構成を示
す回路図である。この実施例回路では上記図4に示す第
3の実施例回路で使用されている応答速度調整用の一方
の抵抗34を第1の容量26の他端とMOSトランジスタ2
8,30のゲートとの間に挿入し、かつ他方の抵抗35を第
2の容量27の他端とMOSトランジスタ29,31のゲート
との間に挿入するように回路接続を変更したものであ
る。このように抵抗34,35は前記第1、第2の容量26,
27それぞれに対して直列に接続されていればよい。次に
この発明の第5の実施例を図6により説明する。この実
施例回路は出力端子を高インピーダンス状態に設定する
機能が追加されたものである。
【0024】図において、集積回路内部の信号はNAN
Dゲート41及びNORゲート42からなるプリバッファ回
路によって増幅、波形整形され、2個の出力バッファ回
路に供給される。また、上記2個の出力バッファ回路の
出力信号は出力端子23を介して集積回路の外部に出力さ
れる。この実施例の出力回路も、前記図23に示すよう
に一対の電源ライン間に多数接続されているものの中か
ら1つを抽出して示したものである。
【0025】プリバッファ回路を構成するNANDゲー
ト41及びNORゲート42には、集積回路内部の信号の他
に上記出力端子23を高インピーダンス状態に設定するた
めの制御信号G,/Gが供給される。
【0026】上記2個の出力バッファ回路のうちの一方
は、ソースが高電位電源Vccに接続され、ドレインが上
記出力端子23に接続され、ゲートが上記NANDゲート
41の出力端に接続されたPチャネルMOSトランジスタ
24と、ソースが低電位電源GNDに接続され、ドレイン
が上記出力端子23に接続され、かつゲートが上記NOR
ゲート42の出力端に接続されたPチャネルMOSトラン
ジスタ25とから構成されている。
【0027】また他方の出力バッファ回路は、一端が上
記NANDゲート41の出力端に接続された第1の容量26
と、一端が上記NORゲート42の出力端に接続された第
2の容量27と、ソースが上記高電位電源Vccに接続さ
れ、ドレインが上記出力端子23に接続され、かつゲート
が上記第1の容量26の他端に接続されたPチャネルMO
Sトランジスタ28と、ソースが上記低電位電源GNDに
接続され、ドレインが上記出力端子23に接続され、かつ
ゲートが上記第2の容量27の他端に接続されたNチャネ
ルMOSトランジスタ29と、ソース・ドレイン間の電流
通路が上記MOSトランジスタ28のゲートと上記出力端
子23との間に挿入され、ゲートが上記MOSトランジス
タ28のゲートに接続されたPチャネルMOSトランジス
タ30と、ソース・ドレイン間の電流通路が上記MOSト
ランジスタ29のゲートと上記出力端子23との間に挿入さ
れ、ゲートが上記MOSトランジスタ29のゲートに接続
されたPチャネルMOSトランジスタ31と、上記NAN
Dゲート41の出力信号を反転する第1のインバータ43
と、上記NORゲート42の出力信号を反転する第2のイ
ンバータ44と、ソース・ドレイン間の電流通路が上記M
OSトランジスタ28のゲートと上記高電位電源Vccとの
間に挿入され、ゲートに上記第1のインバータ43の出力
信号が供給されるPチャネルMOSトランジスタ32と、
ソース・ドレイン間の電流通路が上記MOSトランジス
タ29のゲートと低電位電源GNDとの間に挿入され、ゲ
ートに上記第2のインバータ44の出力信号が供給される
PチャネルMOSトランジスタ33とから構成されてい
る。
【0028】なお、上記Pチャネル、NチャネルのMO
Sトランジスタ24,25それぞれの素子サイズ、例えばチ
ャネル幅は、出力端子23を直接駆動するPチャネル、N
チャネルのMOSトランジスタ28,29それぞれのチャネ
ル幅よりも小さくなるように設定されている。また、プ
リバッファ回路を構成するNANDゲート41及びNOR
ゲート42それぞれの出力信号電位の単位時間当たりの変
化量に比べて、MOSトランジスタ28,29のゲート電位
の単位時間当たりの変化量が小さくなるように、NAN
Dゲート41及びNORゲート42の電流駆動能力及び第1
及び第2の容量26,27の値が設定されている。
【0029】このような構成において、制御信号Gが
“L”レベル、/Gが“H”レベルに設定されたとき、
プリバッファ回路内のNANDゲート41の出力信号は
“H”レベル、NORゲート42の出力信号は“L”レベ
ルとなり、PチャネルMOSトランジスタ24と28及びN
チャネルMOSトランジスタ2529が全て非導通状態にな
る。このため、出力端子23は高インダンス状態に設定さ
れる。
【0030】一方、制御信号Gが“H”レベル,/Gが
“L”レベルに設定されているとき、NANDゲート41
及びNORゲート42は入力信号を反転するインバータと
して動作する。従ってこの場合には、前記図3に示す第
2の実施例回路と同様に動作する。
【0031】なお、この実施例回路では、PチャネルM
OSトランジスタ28及びNチャネルMOSトランジスタ
29を確実に非導通状態にするために設けられているPチ
ャネルMOSトランジスタ32及びNチャネルMOSトラ
ンジスタ33も制御信号G,/Gに応じて導通制御させる
必要がある。従って、この実施例回路では、第1、第2
のインバータ43,44により、NANDゲート41及びNO
Rゲート42の出力を反転してトランジスタ32,33のゲー
トに供給するようにしている。
【0032】図7はこの発明の第6の実施例の構成を示
す回路図である。前記図1の実施例回路では前記Pチャ
ネル、NチャネルのMOSトランジスタ30,31のゲート
を前記第1、第2の容量26,27の他端に接続していた。
しかし、この実施例回路では、上記両MOSトランジス
タ30,31のゲートをプリバッファ回路21の出力端に接続
し、両MOSトランジスタ30,31をプリバッファ回路21
の出力で制御するようにしたものである。
【0033】図8はこの発明の第7の実施例の構成を示
す回路図である。この実施例回路は、上記図7の実施例
と同様の変形を、前記図4の実施例回路に施すことによ
り、MOSトランジスタ30,31をプリバッファ回路21の
出力で制御するようにしたものである。
【0034】図9はこの発明の第8の実施例の構成を示
す回路図である。この実施例回路では前記図1の実施例
回路中の前記PチャネルのMOSトランジスタ30のソー
ス・ドレイン間の電流通路に対してPチャネルのMOS
トランジスタ36のソース・ドレイン間の電流通路を直列
に挿入し、かつ前記NチャネルのMOSトランジスタ31
のソース・ドレイン間の電流通路に対してNチャネルの
MOSトランジスタ37のソース・ドレイン間の電流通路
を直列に挿入し、さらにプリバッファ回路21の出力を所
定時間遅延する遅延回路38を設け、この遅延回路38の出
力を上記両MOSトランジスタ36,37のゲートに供給す
ることにより、第2の出力バッファ回路22Bの入力に対
する出力の追随特性が制御できるようにしたものであ
る。
【0035】図10はこの発明の第9の実施例の構成を
示す回路図である。この実施例回路は、上記図9の実施
例と同様の変形を、前記図3の実施例回路に施すことに
より、第2の出力バッファ回路22Bの入力に対する出力
の追随特性が制御できるようにしたものである。
【0036】図11はこの発明の第10の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路では、前記図1の
実施例回路中の前記PチャネルのMOSトランジスタ30
のソース・ドレイン間の電流通路に対してPチャネルの
MOSトランジスタ36のソース・ドレイン間の電流通路
を直列に挿入し、かつ前記NチャネルのMOSトランジ
スタ31のソース・ドレイン間の電流通路に対してNチャ
ネルのMOSトランジスタ37のソース・ドレイン間の電
流通路を直列に挿入し、さらにプリバッファ回路21の出
力を所定時間遅延する遅延回路38を設け、この遅延回路
38の出力を上記両MOSトランジスタ36,37のゲートに
供給することにより、第2の出力バッファ回路22Bの入
力に対する出力の追随特性が制御できるようにしたもの
である。
【0037】図12はこの発明の第11の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路では、前記図3の
実施例回路中の前記PチャネルのMOSトランジスタ30
のソース・ドレイン間の電流通路に対してPチャネルの
MOSトランジスタ36のソース・ドレイン間の電流通路
を直列に挿入し、かつ前記NチャネルのMOSトランジ
スタ31のソース・ドレイン間の電流通路に対してNチャ
ネルのMOSトランジスタ37のソース・ドレイン間の電
流通路を直列に挿入し、さらにプリバッファ回路21の出
力を所定時間遅延する遅延回路38を設け、この遅延回路
38の出力を上記両MOSトランジスタ36,37のゲートに
供給することにより、第2の出力バッファ回路22Bの入
力に対する出力の追随特性が制御できるようにしたもの
である。
【0038】図13はこの発明の第12の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路では、上記図9の
実施例中の信号遅延回路38を設ける代わりに、出力端子
23の信号を反転するインバータ39を設け、このインバー
タ39の出力を前記PチャネルのMOSトランジスタ36及
びNチャネルのMOSトランジスタ37の両ゲートに供給
することにより、第2の出力バッファ回路22Bの入力に
対する出力の追随特性が制御できるようにしたものであ
る。
【0039】図14はこの発明の第13の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路は、上記図13の
実施例と同様の変形を、前記図10の実施例回路に施す
ことにより、第2の出力バッファ回路22Bの入力に対す
る出力の追随特性が制御できるようにしたものである。
【0040】図15はこの発明の第14の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路は、前記図13の
実施例回路中のNチャネルMOSトランジスタ37のゲー
トに前記インバータ39の出力を供給する代わりに、出力
端子23の信号を反転するインバータ40を追加し、このイ
ンバータ40の出力を上記MOSトランジスタ37のゲート
に供給するようにしたものである。
【0041】図16はこの発明の第15の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路は、前記図14の
実施例回路中のNチャネルMOSトランジスタ37のゲー
トに前記インバータ39の出力を供給する代わりに、出力
端子23の信号を反転するインバータ40を追加し、このイ
ンバータ40の出力を上記MOSトランジスタ37のゲート
に供給するようにしたものである。
【0042】図17はこの発明の第16の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路は、前記図6に示
す実施例回路と同様に、前記図8の実施例回路に対して
出力端子を高インピーダンス状態に設定する機能が追加
されたものである。なお、前記図6図及び8と対応する
箇所には同じ符号を付してその説明は省略する。
【0043】図18はこの発明の第17の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路は、前記図6に示
す実施例回路と同様に、前記図10の実施例回路に対し
て出力端子を高インピーダンス状態に設定する機能が追
加されたものである。この場合、前記信号遅延回路38に
相当するものとして2個の信号遅延回路45,46が設けら
れており、一方の信号遅延回路45の出力は前記Pチャネ
ルMOSトランジスタ36のゲートに、他方の信号遅延回
路46の出力は前記NチャネルMOSトランジスタ37のゲ
ートにそれぞれ供給される。
【0044】図19はこの発明の第18の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路は、前記図6に示
す実施例回路と同様に、前記図12の実施例回路に対し
て出力端子を高インピーダンス状態に設定する機能が追
加されたものである。この場合にも、前記信号遅延回路
38に相当するものとして2個の信号遅延回路45,46が設
けられている。
【0045】図20はこの発明の第19の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路は、前記図6に示
す実施例回路と同様に、前記図16の実施例回路に対し
て出力端子を高インピーダンス状態に設定する機能が追
加されたものである。
【0046】図21はこの発明の第20の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路は、前記図6に示
す実施例回路と同様に、前記図14の実施例回路に対し
て出力端子を高インピーダンス状態に設定する機能が追
加されたものである。
【0047】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
出力回路の負荷駆動能力を落とさずに同時スイッチング
ノイズによる影響を減少させることができる半導体集積
回路の出力回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1の
実施例の回路図。
【図2】上記第1の実施例回路の波形図。
【図3】この発明の半導体集積回路の出力回路の第2の
実施例の回路図。
【図4】この発明の半導体集積回路の出力回路の第3の
実施例の回路図。
【図5】この発明の半導体集積回路の出力回路の第4の
実施例の回路図。
【図6】この発明の半導体集積回路の出力回路の第5の
実施例の回路図。
【図7】この発明の半導体集積回路の出力回路の第6の
実施例の回路図。
【図8】この発明の半導体集積回路の出力回路の第7の
実施例の回路図。
【図9】この発明の半導体集積回路の出力回路の第8の
実施例の回路図。
【図10】この発明の半導体集積回路の出力回路の第9
の実施例の回路図。
【図11】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1
0の実施例の回路図。
【図12】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1
1の実施例の回路図。
【図13】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1
2の実施例の回路図。
【図14】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1
3の実施例の回路図。
【図15】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1
4の実施例の回路図。
【図16】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1
5の実施例の回路図。
【図17】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1
6の実施例の回路図。
【図18】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1
7の実施例の回路図。
【図19】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1
8の実施例の回路図。
【図20】この発明の半導体集積回路の出力回路の第1
9の実施例の回路図。
【図21】この発明の半導体集積回路の出力回路の第2
0の実施例の回路図。
【図22】従来の半導体集積回路の出力回路の回路図。
【図23】従来の出力回路もしくはこの発明の出力回路
が多数設けられた半導体集積回路の回路図。
【符号の説明】
21,51…プリバッファ回路、22A,22B…出力バッファ
回路、23…出力端子、24,28,30,32…PチャネルMO
Sトランジスタ、25,29,31,33…NチャネルMOSト
ランジスタ、26…第1の容量、27…第2の容量、34,35
…抵抗、38,45,46…信号遅延回路、41…NANDゲー
ト、42…NORゲート、39,40,43,44…インバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03K 19/0175 H03K 17/687 H03K 19/003

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号出力端子と、 集積回路の内部信号が供給されるプリバッファ回路と、 入力端が上記プリバッファ回路の出力端に接続され、出
    力端が上記信号出力端子に接続された第1の出力バッフ
    ァ回路と、 一端が上記プリバッファ回路の出力端に接続された容
    量、電流通路の一端が上記信号出力端子に接続され、制
    御電極が上記容量の他端に接続された第1のトランジス
    タ及び電流通路が上記第1のトランジスタの制御電極と
    上記信号出力端子との間に挿入され制御電極が上記容量
    の他端に接続され上記第1のトランジスタと同一導電型
    の第2のトランジスタとを少なくとも含む第2の出力バ
    ッファ回路とを具備したことを特徴とする半導体集積回
    路の出力回路。
  2. 【請求項2】 前記容量が、前記第1、第2のトランジ
    スタの制御電極に存在している容量を含む寄生容量で構
    成されている請求項1に記載の半導体集積回路の出力回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第2の出力バッファ回路が、 それぞれの一端が前記プリバッファ回路の出力端に接続
    された第1及び第2の容量と、 ソース・ドレインからなる電流通路の一端が第1の電源
    に接続され、この電流通路の他端が前記出力端子に接続
    され、ゲートが前記第1の容量の他端に接続されたPチ
    ャネルの第1のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路の一端が第2の電源
    に接続され、この電流通路の他端が前記出力端子に接続
    され、ゲートが前記第2の容量の他端に接続されたNチ
    ャネルの第2のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路が上記第1のMOS
    トランジスタのゲートと前記出力端子との間に挿入さ
    れ、ゲートが前記第1の容量の他端に接続されたPチャ
    ネルの第3のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路が上記第2のMOS
    トランジスタのゲートと前記出力端子との間に挿入さ
    れ、ゲートが前記第2の容量の他端に接続されたNチャ
    ネルの第4のMOSトランジスタとから構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路の出
    力回路。
  4. 【請求項4】 ソース・ドレインからなる電流通路の一
    端が前記第1の電源に接続され、この電流通路の他端が
    前記第1のMOSトランジスタのゲートに接続され、前
    記プリバッファ回路に供給される内部信号に対して相補
    な関係にある信号がゲートに供給されるPチャネルの第
    5のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路の一端が前記第2の
    電源に接続され、この電流通路の他端が前記第4のMO
    Sトランジスタのゲートに接続され、前記プリバッファ
    回路に供給される内部信号に対して相補な関係にある信
    号がゲートに供給されるNチャネルの第6のMOSトラ
    ンジスタとが前記第2の出力バッファ回路にさらに設け
    られた請求項3に記載の半導体集積回路の出力回路。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の容量に対してそれぞ
    れ直列に接続された第1及び第2の抵抗が前記第2の出
    力バッファ回路にさらに設けられた請求項3に記載の半
    導体集積回路の出力回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の出力バッファ回路が、 ゲートが前記プリバッファ回路の出力端に接続されたP
    チャネルの第1のMOSトランジスタと、 ゲートが前記プリバッファ回路の出力端に接続され、ド
    レインが上記第1のMOSトランジスタのドレインに接
    続されたNチャネルの第2のMOSトランジスタとから
    構成され、 前記第2の出力バッファ回路が、 それぞれの一端が前記プリバッファ回路の出力端に接続
    された第1及び第2の容量と、 ソース・ドレインからなる電流通路の一端が第1の電源
    に接続され、この電流通路の他端が前記出力端子に接続
    され、ゲートが前記第1の容量の他端に接続されたPチ
    ャネルの第3のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路の一端が第2の電源
    に接続され、この電流通路の他端が前記出力端子に接続
    され、ゲートが前記第2の容量の他端に接続されたNチ
    ャネルの第4のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路が上記第3のMOS
    トランジスタのゲートと前記出力端子との間に挿入さ
    れ、ゲートが前記第1の容量の他端に接続されたPチャ
    ネルの第5のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路が上記第4のMOS
    トランジスタのゲートと前記出力端子との間に挿入さ
    れ、ゲートが前記第2の容量の他端に接続されたNチャ
    ネルの第6のMOSトランジスタとから構成されてな
    り、 前記第1、第2のMOSトランジスタの電流駆動能力が
    前記第3、第4のMOSトランジスタのそれよりもそれ
    ぞれ小さく設定されていることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体集積回路の出力回路。
  7. 【請求項7】 信号出力端子と、 集積回路の内部信号及び上記信号出力端子を高インピー
    ダンス状態に制御するための制御信号が供給され、両信
    号に応じて第1及び第2の信号を出力するプリバッファ
    回路と、 各ゲートに上記第1及び第2の信号がそれぞれ供給され
    るPチャネル及びNチャネルのMOSトランジスタから
    なり、出力端が上記信号出力端子に接続された第1の出
    力バッファ回路と、 それぞれの一端が前記プリバッファ回路の出力端に接続
    された第1及び第2の容量、ソース・ドレインからなる
    電流通路の一端が第1の電源に接続され、この電流通路
    の他端が上記出力端子に接続され、ゲートが上記第1の
    容量の他端に接続されたPチャネルの第1のMOSトラ
    ンジスタ、ソース・ドレインからなる電流通路の一端が
    第2の電源に接続され、この電流通路の他端が上記出力
    端子に接続され、ゲートが上記第2の容量の他端に接続
    されたNチャネルの第2のMOSトランジスタ、ソース
    ・ドレインからなる電流通路が上記第1のMOSトラン
    ジスタのゲートと上記出力端子との間に挿入され、ゲー
    トが上記第1の容量の他端に接続されたPチャネルの第
    3のMOSトランジスタ及びソース・ドレインからなる
    電流通路が上記第2のMOSトランジスタのゲートと上
    記出力端子との間に挿入され、ゲートが上記第2の容量
    の他端に接続されたNチャネルの第4のMOSトランジ
    スタとから構成された第2の出力バッファ回路とを具備
    したことを特徴とする半導体集積回路の出力回路。
  8. 【請求項8】 前記第1の容量が前記第1、第3のトラ
    ンジスタの制御電極に存在している容量を含む寄生容量
    で構成され、かつ前記第2の容量が前記第2、第4のト
    ランジスタの制御電極に存在している容量を含む寄生容
    量で構成されている請求項7に記載の半導体集積回路の
    出力回路。
  9. 【請求項9】 前記プリバッファ回路が、 前記内部信号及び前記制御信号が供給され、前記第1の
    信号を出力するNANDゲート回路と、 前記内部信号及び前記制御信号が供給され、前記第2の
    信号を出力するNORゲート回路とから構成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路の出
    力回路。
  10. 【請求項10】 ソース・ドレインからなる電流通路の
    一端が前記第1の電源に接続され、この電流通路の他端
    が前記第1のMOSトランジスタのゲートに接続され、
    前記プリバッファ回路から出力される第1の信号と相補
    な関係の第3の信号がゲートに供給されるPチャネルの
    第5のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路の一端が前記第2の
    電源に接続され、この電流通路の他端が前記第4のMO
    Sトランジスタのゲートに接続され、前記プリバッファ
    回路から出力される第2の信号と相補な関係の第4の信
    号がゲートに供給されるNチャネルの第6のMOSトラ
    ンジスタとが前記第2の出力バッファ回路にさらに設け
    られた請求項7に記載の半導体集積回路の出力回路。
  11. 【請求項11】 前記第1の出力バッファ回路が、 ゲートに前記プリバッファ回路の第1の信号が供給され
    るPチャネルの第1のMOSトランジスタと、 ゲートが前記プリバッファ回路の第2の信号が供給さ
    れ、ドレインが上記第1のMOSトランジスタのドレイ
    ンに接続されたNチャネルの第2のMOSトランジスタ
    とから構成され、 前記第2の出力バッファ回路が、 それぞれの一端に前記プリバッファ回路の第1、第2の
    信号が供給される第1及び第2の容量と、 ソース・ドレインからなる電流通路の一端が第1の電源
    に接続され、この電流通路の他端が前記出力端子に接続
    され、ゲートが前記第1の容量の他端に接続されたPチ
    ャネルの第3のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路の一端が第2の電源
    に接続され、この電流通路の他端が前記出力端子に接続
    され、ゲートが前記第2の容量の他端に接続されたNチ
    ャネルの第4のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路が上記第3のMOS
    トランジスタのゲートと前記出力端子との間に挿入さ
    れ、ゲートが前記第1の容量の他端に接続されたPチャ
    ネルの第5のMOSトランジスタと、 ソース・ドレインからなる電流通路が上記第4のMOS
    トランジスタのゲートと前記出力端子との間に挿入さ
    れ、ゲートが前記第2の容量の他端に接続されたNチャ
    ネルの第6のMOSトランジスタとから構成されてな
    り、 前記第1、第2のMOSトランジスタの電流駆動能力が
    前記第3、第4のMOSトランジスタのそれよりもそれ
    ぞれ小さく設定されていることを特徴とする請求項7に
    記載の半導体集積回路の出力回路。
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