JP3190191B2 - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路に内蔵
される出力バッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路において、高速動
作が必要な出力には、出力バッファ回路として電流駆動
能力の大きなインバータ等が使用され、出力端子に接続
された負荷容量の充、放電を速くして信号の立上がり時
間と、立ち下がり時間の短縮を図るようにしている。
【0003】図9は出力バッファ回路として使用される
上記インバータの構成を示すものであり、Pチャネル及
びNチャネルのMISトランジスタ、例えばMOSトラ
ンジスタ91、92の共通ゲートに供給される信号が“H”
レベルから“L”レベルに反転すると、PチャネルMO
Sトランジスタ91がオン状態になり、両MOSトランジ
スタ91、92の共通ドレインに接続された出力端子からは
電源電圧Vccに対応した“H”レベルの信号が出力され
る。
【0004】他方、MOSトランジスタ91、92の共通ゲ
ートに供給される信号が“L”レベルから“H”レベル
に反転した場合は、NチャネルMOSトランジスタ92が
オン状態になり、出力端子からは接地電圧Vssに対応し
た“L”レベルの信号が出力される。
【0005】ここで、出力信号の立上がり時間及び立ち
下がり時間の短縮を図るため、上記両MOSトランジス
タ91、92としてチャネル幅が十分に大きなものを使用す
ることによって電流駆動能力を大きくし、出力端子に接
続された図示しない負荷容量の充、放電を速くするよう
にしている。
【0006】ところで、半導体集積回路は、半導体チッ
プ、リードフレーム及び半導体チップ上の電極とリード
フレームとを接続するボンディングワイヤ等で構成され
ており、ボンディングワイヤやリードフレームにはイン
ダクタンス成分が存在していることが良く知られてい
る。また、このようなインダクタンス成分の存在によ
り、半導体集積回路内の電源電圧配線や接地電圧配線に
はノイズが発生することも知られている。
【0007】すなわち、上記インダクタンス成分の値を
L、電源電圧配線や接地電圧配線に流れる電流の変化率
を(di/dt)とすると、電源電圧配線や接地電圧配
線には−L(di/dt)なる誘導起電力が発生する。
そして、上記のようにMOSトランジスタ91、92の電流
駆動能力を大きくすると、電流変化率(di/dt)が
大きなものとなり、上記誘導起電力も大きくなり、この
結果、電源電圧配線や接地電圧配線にはアンダーシュー
トやオーバーシュートと呼ばれるノイズ(電圧変動)が
発生する。
【0008】図10は、上記図9の従来回路において、
電源電圧Vccの値を5Vにしたときの入力波形と出力波
形の変化を示している。図中、符号aで示した部分には
オーバーシュートが発生しており、また、符号bで示し
た部分にはアンダーシュートが発生している。このよう
なノイズは電源電圧配線や接地電圧配線を介して他の半
導体集積回路に電源ノイズとして伝達され、このノイズ
によって他の半導体集積回路の誤動作を招くという問題
が発生する。
【0009】また、上記のような電源電圧変動によっ
て、出力波形、すなわちこの出力信号を受ける半導体集
積回路に対する入力信号に不要輻射と呼ばれる極めて周
波数の高い電圧変動が発生し、この不要輻射によっても
半導体集積回路に外付けされたアプリケーション回路に
ノイズを発生されるという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の出力
バッファ回路では、電流駆動能力の大きなインバータを
使用しているため、電源電圧配線や接地電圧配線にアン
ダーシュートやオーバーシュートと呼ばれるノイズが発
生し、このノイズによって他の半導体集積回路が誤動作
するという欠点がある。
【0011】この発明は上記ような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、動作速度を低下させず
に、電源電圧配線や接地電圧配線におけるノイズの発生
を防止することができる出力バッファ回路を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の出力バッファ
回路は、一端が第1の電圧に接続された第1の抵抗手段
と、ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第1の
抵抗手段の他端に接続され、他端が信号出力端子に接続
された第1チャネル型の第1のMISトランジスタと、
一端が第2の電圧に接続された第2の抵抗手段と、ソー
ス、ドレイン間の電流通路の一端が上記第2の抵抗手段
の他端に接続され、他端が上記信号出力端子に接続され
た第2チャネル型の第2のMISトランジスタと、ソー
ス、ドレイン間の電流通路の一端が上記第1の電圧に接
続され、他端が上記出力端子に接続された第1チャネル
型の第3のMISトランジスタと、ソース、ドレイン間
の電流通路の一端が上記第2の電圧に接続され、他端が
上記信号出力端子に接続された第2チャネル型の第4の
MISトランジスタと、ソース、ドレイン間の電流通路
の一端が上記第1の電圧に接続され、他端が上記信号出
力端子に接続された第1チャネル型の第5のMISトラ
ンジスタと、ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上
記第2の電圧に接続され、他端が上記信号出力端子に接
続された第2チャネル型の第6のMISトランジスタと
を具備し、上記第3及び第6のMISトランジスタが半
導体基板上で互いに対角状に配置され、かつ上記第1、
第3及び第6のMISトランジスタの各ゲートが共通の
配線を介して信号入力端子に接続され、上記第4及び第
5のMISトランジスタが上記基板合上で互いに対角状
に配置され、かつ上記第2、第4及び第5のMISトラ
ンジスタの各ゲートが共通の配線を介して上記信号入力
端子に接続されてなることを特徴とする。
【0013】
【作用】入力信号が“H”レベルから“L”レベルに変
化した直後では第1、第3及び第5のMISトランジス
タがオン状態になり、信号出力端子がこれらのトランジ
スタを介して急速に充電され、その後、第1のMISト
ランジスタがオフ状態になり、第3、第5のMISトラ
ンジスタを介して信号出力端子が充電される。入力信号
が“L”レベルから“H”レベルに変化した直後では第
2、第4及び第6のMISトランジスタがオン状態にな
り、信号出力端子がこれらのトランジスタを介して急速
に放電され、その後、第2のMISトランジスタがオフ
状態になり、第4、第6のMISトランジスタを介して
信号出力端子が放電される。ここで、第3と第6のMI
Sトランジスタは互いに対角状に配置され、かつ第1、
第3及び第6のMISトランジスタの各ゲートが共通の
配線を介して信号入力端子に接続され、第4と第5のM
ISトランジスタが互いに対角状に配置され、かつ第
2、第4及び第5のMISトランジスタの各ゲートが共
通の配線を介して信号入力端子に接続されているため、
出力信号に発生する不要輻射を低減させることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。図1はこの発明の出力バッファ回路の第1
の実施例を示している。この出力バッファ回路は半導体
集積回路内に形成されており、信号入力端子11、信号出
力端子12、2個の抵抗13、14、3個のPチャネルのMI
Sトランジスタ、例えばMOSトランジスタ15、16、17
及び3個のNチャネルのMISトランジスタ、例えばM
OSトランジスタ18、19、20等で構成されている。
【0015】上記両抵抗13、14はそれぞれ、例えば多結
晶シリコン層を用いた多結晶シリコン抵抗や、Al(ア
ルミニウム)を用いた金属抵抗、多結晶シリコン層上に
一対のコンタクト部を介して金属層を接続する際にコン
タクト部で生じるコンタクト抵抗等で構成されている。
【0016】上記一方の抵抗13の一端は5Vの電源電圧
VCCに接続され、他方の抵抗14の一端は0Vの接地電圧
VSSに接続されている。上記PチャネルMOSトランジ
スタ15のソースは上記一方の抵抗13の他端に接続され、
ゲートは信号入力端子11に接続され、ドレインは信号出
力端子12に接続されている。上記NチャネルMOSトラ
ンジスタ18のソースは上記他方の抵抗14の他端に接続さ
れ、ゲートは上記信号入力端子11に接続され、ドレイン
は上記信号出力端子12に接続されている。
【0017】上記PチャネルMOSトランジスタ16、17
の各ソースは電源電圧VCCに接続され、各ゲートは信号
入力端子11に接続され、各ドレインは信号出力端子12に
接続されている。上記NチャネルMOSトランジスタ1
9、20の各ソースは接地電圧VSSに接続され、各ゲート
は上記信号入力端子11に接続され、各ドレインは上記信
号出力端子12に接続されている。
【0018】ここで、上記3個のPチャネルMOSトラ
ンジスタ15、16、17全体の電流駆動能力は図9の従来回
路における1個のPチャネルMOSトランジスタ91のそ
れと同等にされており、同様に3個のNチャネルMOS
トランジスタ18、19、20全体の電流駆動能力は図9の従
来回路における1個のNチャネルMOSトランジスタ92
のそれと同等にされている。
【0019】また、後に詳述するが、半導体基板上でP
チャネルMOSトランジスタ16とNチャネルMOSトラ
ンジスタ20とは互いに対角状となるように配置され、か
つNチャネルMOSトランジスタ19とPチャネルMOS
トランジスタ17とは互いに対角状となるように配置され
ている。そして、上記PチャネルMOSトランジスタ1
5、16及びNチャネルMOSトランジスタ20の各ゲート
は共通の配線21を介して接続され、NチャネルMOSト
ランジスタ18、19及びPチャネルMOSトランジスタ17
の各ゲートは共通の配線22を介して接続され、かつ両配
線21、22はMOSトランジスタ17、20のゲート付近で互
いに交差するように設けられている。
【0020】次に上記実施例回路の動作を図2を併用し
て説明する。まず、入力端子11に供給されている入力信
号が“H”レベルのとき、各NチャネルMOSトランジ
スタ18、19、20がオン状態、各PチャネルMOSトラン
ジスタ15、16、17がオフ状態となり、出力端子12から出
力される出力信号は“L”レベルになっている。
【0021】この状態で入力信号が“H”レベルから
“L”レベルに反転すると、各NチャネルMOSトラン
ジスタ18、19、20がオフ状態、各PチャネルMOSトラ
ンジスタ15、16、17がオン状態にそれぞれ変わり、出力
端子12はオン状態のMOSトランジスタ15、16、17を並
列に介して、電源電圧Vccにより充電され始める。従っ
て、この後、出力端子12の出力波形は図2に示すように
“L”レベルから“H”レベルに向かって順次上昇して
いく。
【0022】このとき、PチャネルMOSトランジスタ
15については、ソースと電源電圧Vccとの間に抵抗13が
接続されており、そのソース電位はVccよりも例えばα
だけ低い電位(Vcc−α)になっている。従って出力信
号の電位が(Vcc−α)に到達した後は、このPチャネ
ルMOSトランジスタ15による充電経路が無くなり、2
個のPチャネルMOSトランジスタ16、17のみによって
出力端子12の充電が継続して行われ、出力信号波形は最
終的にはVccの5Vまで上昇する。
【0023】一方、上記とは逆に入力信号が“L”レベ
ルから“H”レベルに反転すると、各PチャネルMOS
トランジスタ15、16、17がオフ状態、各NチャネルMO
Sトランジスタ18、19、20がオン状態にそれぞれ変わ
り、出力端子12はオン状態のMOSトランジスタ18、1
9、20を介して、接地電圧Vssに放電され始める。従っ
て、この後、出力端子12の出力波形は図2に示すように
“H”レベルから“L”レベルに順次低下していく。
【0024】このとき、NチャネルMOSトランジスタ
18については、ソースと接地電圧Vssとの間に抵抗14が
接続されており、そのソース電位は0VのVssよりも例
えばβだけ高くなっている。従って出力信号の電位がV
ccから低下してβに到達した後は、このNチャネルMO
Sトランジスタ18によるVssへの放電経路が無くなり、
2個のNチャネルMOSトランジスタ19、20のみによっ
て出力端子12の放電が継続して行われ、出力信号波形は
最終的にはVssの0Vまで降下する。
【0025】このような構成の出力バッファ回路によれ
ば、入力信号のレベルが変化した直後ではそれぞれ3個
のPチャネルもしくはNチャネルのMOSトランジスタ
を並列に介して出力端子が充電もしくは放電されるため
に、出力信号の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を高
速にすることができる。しかも、出力端子のレベルがあ
る程度まで上昇もしくは低下した後は、それぞれ3個の
MOSトランジスタのうちの1個にによる充電もしくは
放電動作が停止し、出力端子に対する電流駆動能力が低
下するため、出力波形には従来のようなアンダーシュー
トやオーバーシュートが発生しなくなる。つまり、出力
端子の充電もしくは放電動作の完了時近辺では、アンダ
ーシュートやオーバーシュートの発生原因である瞬時電
流が抑えられている。
【0026】一方、上記実施例回路では、最後まで出力
端子12の充電、放電動作を行うそれぞれ2個のPチャネ
ル及びNチャネルMOSトランジスタ16、17、19、20に
おいて、PチャネルMOSトランジスタ16のゲートに接
続された配線21と、NチャネルMOSトランジスタ19の
ゲートに接続された配線22とは、PチャネルMOSトラ
ンジスタ17及びNチャネルMOSトランジスタ20の各ゲ
ート付近で互いに交差するように設けられている。
【0027】図3は上記実施例回路を半導体基板上に集
積化した場合の、上記4個のMOSトランジスタ16、1
7、19、20の部分を抽出して示すパターン平面図であ
る。図において、P型拡散領域31、32、33はそれぞれ図
1中のPチャネルMOSトランジスタ16、17のソース、
ドレイン領域であり、同様に、N型拡散領域34、35、36
はそれぞれNチャネルMOSトランジスタ19、20のソー
ス、ドレイン領域である。また、電源電圧Vcc用のAl
配線37は、上記P型拡散領域32とコンタクトホールを介
して接続されている。接地電圧Vss用のAl配線38は、
上記N型拡散領域35とコンタクトホールを介して接続さ
れている。また、P型拡散領域31とN型拡散領域34とは
Al配線39を介して、P型拡散領域33とN型拡散領域36
とはAl配線40を介してそれぞれ接続されており、さら
に両Al配線39と40とは、図示しないが前記出力端子12
に共通に接続されている。上記P型拡散領域31、32の相
互間にはポリシリコンゲート配線41が、N型拡散領域3
5、36の相互間にはポリシリコンゲート配線42がそれぞ
れ設けられており、両ポリシリコンゲート配線41、42は
Al配線43を介して相互に接続されている。また、上記
P型拡散領域32、33の相互間にはポリシリコンゲート配
線44が設けられており、このポリシリコンゲート配線44
はそのままN型拡散領域34、35の相互間にまで延長して
設けられている。ここで、上記ポリシリコンゲート配線
41、42とAl配線43は図1中の配線21に、ポリシリコン
ゲート配線44は同じく配線22にそれぞれ相当している。
【0028】図3に示されるように、P型拡散領域31を
ドレイン領域、P型拡散領域32をソース領域とする前記
PチャネルMOSトランジスタ16と、N型拡散領域36を
ドレイン領域、N型拡散領域35をソース領域とする前記
NチャネルMOSトランジスタ20とは互いに対角状に配
置され、P型拡散領域33をドレイン領域、P型拡散領域
32をソース領域とする前記PチャネルMOSトランジス
タ17と、N型拡散領域34をドレイン領域、N型拡散領域
35をソース領域とする前記NチャネルMOSトランジス
タ19とは互いに対角状に配置されている。そして、これ
ら各MOSトランジスタのゲートを接続する前記配線21
と22は互いに交差するように設けられている。
【0029】このようにゲート配線を交差させて設ける
ことにより、出力信号に発生する不要輻射を従来に比べ
て少なくすることができる。図4は従来及び上記実施例
回路において、出力端子に発生する不要輻射の特性を示
したものであり、(a)は従来を、(b)は上記実施例
回路の場合をそれぞれ示している。図から明らかなよう
に、上記実施例回路の場合には周波数が200〜300
MHzの領域で不要輻射のレベルが十分に改善されてい
る。
【0030】図5はこの発明の出力バッファ回路の第2
の実施例を示している。上記図1に示した第1の実施例
回路では、MOSトランジスタのスイッチング動作の遅
れにより、入力信号のレベルが変化した直後にPチャネ
ル側とNチャネル側のMOSトランジスタが同時にオン
状態となり、VccとVssとの間に貫通電流が流れて消費
電力が増大する恐れがある。
【0031】そこで、この図5の実施例回路では、MO
Sトランジスタのスイッチング動作の遅れに基づく貫通
電流の発生を防止するために、第1、第2の入力端子11
A、11Bと入力選択回路50を設けるようにしている。な
お、図1と対応するその他の箇所については同じ符号を
付してその説明は省略する。
【0032】上記入力選択回路50は2入力NANDゲー
ト51、2入力NORゲート52及びインバータ53とから構
成されている。上記第1の入力端子11Aは、上記NAN
Dゲート51及びNORゲート52それぞれの一方入力端に
接続されている。第2の入力端子11Bは、上記NAND
ゲート51の他方入力端に上記インバータ52を介して接続
されており、かつ上記NORゲート52の他方入力端に直
接に接続されている。そして、上記NANDゲート51の
出力端は前記配線21を介してMOSトランジスタ15、1
6、20の各ゲートに接続され、上記NORゲート52の出
力端は前記配線22を介してMOSトランジスタ18、19、
17の各ゲートに接続されている。
【0033】図6及び図7は、上記図5の実施例回路で
使用されるNANDゲート51及びNORゲート52の詳細
な構成を示している。図6のNANDゲート51は、電源
電圧Vccと出力端との間にソース・ドレイン間が並列に
接続された2個のPチャネルMOSトランジスタ61、62
と、上記出力端と接地電圧Vssの間にソース・ドレイン
間が直列に接続され、ゲートが上記PチャネルMOSト
ランジスタ61、62のゲートとそれぞれ接続された2個の
NチャネルMOSトランジスタ63、64とから構成されて
いる。
【0034】図7のNORゲート52は、電源電圧Vccと
出力端との間にソース・ドレイン間が直列に接続された
2個のPチャネルMOSトランジスタ65、66と、上記出
力端と接地電圧Vssの間にソース・ドレイン間が並列に
接続され、ゲートが上記PチャネルMOSトランジスタ
65、66のゲートとそれぞれ接続された2個のNチャネル
MOSトランジスタ67、68とから構成されている。
【0035】図6に示すNANDゲート51は、出力信号
が“L”レベルから“H”レベルに変化するときの動作
速度に比べて“H”レベルから“L”レベルに変化する
ときの動作速度の方が遅い。その理由は、出力端をVcc
に充電するときは1個のMOSトランジスタを介して電
流が流れるが、出力端をVssに放電するときは2個のM
OSトランジスタを直列に介して電流が流れるからであ
る。これとは逆に、図7に示すNORゲート52は、出力
信号が“L”レベルから“H”レベルに変化するときの
動作速度に比べて“H”レベルから“L”レベルに変化
するときの動作速度の方が速い。その理由は、出力端を
Vccに充電するときは2個のMOSトランジスタを直列
に介して電流が流れるが、出力端をVssに放電するとき
は1個のMOSトランジスタを介して電流が流れるから
である。
【0036】従って、図5の実施例回路において、Pチ
ャネルMOSトランジスタ15、16、17がオフ状態からオ
ン状態へ、NチャネルMOSトランジスタ18、19、20が
オン状態からオフ状態へそれぞれ変化するような入力信
号が与えられるとき、図6のNANDゲート51の出力信
号が“H”レベルから“L”レベルに変化する速度に比
べて、図7のNORゲート52の出力信号が“H”レベル
から“L”レベルに変化する速度の方が速くなり、ま
ず、NチャネルMOSトランジスタ18、19、20がオフ状
態になった後にPチャネルMOSトランジスタ15、16、
17がオン状態になる。
【0037】他方、PチャネルMOSトランジスタ15、
16、17がオン状態からオフ状態へ、NチャネルMOSト
ランジスタ18、19、20がオフ状態からオン状態へそれぞ
れ変化するような入力信号が与えられるとき、図7のN
ORゲート52の出力信号が“L”レベルから“H”レベ
ルに変化する速度に比べて、図6のNANDゲート51の
出力信号が“L”レベルから“H”レベルに変化する速
度の方が速くなり、まず、PチャネルMOSトランジス
タ15、16、17がオフ状態になった後にNチャネルMOS
トランジスタ18、19、20がオン状態になる。
【0038】従って、この実施例回路では、MOSトラ
ンジスタのスイッチング動作の遅れに基づくVcc、Vss
間の貫通電流の発生を防止することができる。図8はこ
の発明の出力バッファ回路の第3の実施例を示してい
る。この出力バッファ回路は半導体集積回路内に形成さ
れており、信号入力端子11、信号出力端子12、2個の抵
抗13、14、3個のPチャネルのMISトランジスタ、例
えばMOSトランジスタ15、16、23及び3個のNチャネ
ルのMISトランジスタ、例えばMOSトランジスタ1
8、19、24及び複数個のインバータ61で構成されてい
る。
【0039】上記両抵抗13、14は第1の実施例回路の場
合と同様に、例えば多結晶シリコン抵抗、金属抵抗、コ
ンタクト抵抗等で構成されている。そして、上記一方の
抵抗13の一端は5Vの電源電圧VCCに接続され、他方の
抵抗14の一端は0Vの接地電圧VSSに接続されている。
【0040】上記PチャネルMOSトランジスタ15のソ
ースは上記一方の抵抗13の他端に接続され、ドレインは
信号出力端子12に接続されている。上記NチャネルMO
Sトランジスタ18のソースは上記他方の抵抗14の他端に
接続され、ドレインは上記信号出力端子12に接続されて
いる。
【0041】上記PチャネルMOSトランジスタ16、23
の各ソース・ドレイン間は電源電圧VCCと信号出力端子
12との間に直列に接続されている。上記NチャネルMO
Sトランジスタ17、24の各ソース・ドレイン間は接地電
圧Vssと信号出力端子12との間に直列に接続されてい
る。
【0042】また、n個のインバータ61が多段接続され
て遅延回路62が構成され、この遅延回路62内の初段のイ
ンバータ61の入力端は信号入力端子11に接続され、終段
のインバータ61の出力端は上記MOSトランジスタ15、
16の各ゲートに接続されている。さらに(n+2)個の
インバータ61が多段接続されて遅延回路63が構成され、
この遅延回路63内の初段のインバータ61の入力端は信号
入力端子11に接続され、終段のインバータ61の出力端は
上記MOSトランジスタ18、17の各ゲートに接続されて
いる。また、上記MOSトランジスタ23、24の各ゲート
は信号出力端子12に接続されている。
【0043】ここで、上記PチャネルMOSトランジス
タ15と、直列接続された2個のPチャネルMOSトラン
ジスタ16、23とからなる電流駆動能力は図9の従来回路
における1個のPチャネルMOSトランジスタ91のそれ
と同等にされており、同様にNチャネルMOSトランジ
スタ18と、直列接続された2個のNチャネルMOSトラ
ンジスタ17、24とからなる電流駆動能力は図9の従来回
路における1個のNチャネルMOSトランジスタ92のそ
れと同等にされている。
【0044】このような構成の出力バッファ回路におい
て、入力信号が“H”レベルで出力信号が“L”レベル
の状態から、入力信号が“L”レベルに反転すると、各
PチャネルMOSトランジスタ15、16がオン状態にな
る。一方、PチャネルMOSトランジスタ23は、出力信
号がまだ“L”レベルなっているためにオン状態であ
る。従って、入力信号が“L”レベルに反転した直後で
は、オン状態になったMOSトランジスタ15及び直列接
続されている2個のPチャネルMOSトランジスタ16、
23を並列に介して出力端子12が電源電圧Vccにより充電
され始める。この後、出力信号がVccに対してPチャネ
ルMOSトランジスタの閾値電圧の絶対値|VthP|だ
け低い電位に達すると、PチャネルMOSトランジスタ
23がオフ状態になり、MOSトランジスタ23、16による
充電経路が無くなり、1個のPチャネルMOSトランジ
スタ15によって出力端子12の充電が継続して行われる。
【0045】一方、上記とは逆に入力信号が“L”レベ
ルから“H”レベルに反転すると、各NチャネルMOS
トランジスタ18、17がオン状態になる。一方、Nチャネ
ルMOSトランジスタ24は、出力信号がまだ“H”レベ
ルなっているためにオン状態である。従って、入力信号
が“H”レベルに反転した直後では、オン状態になった
MOSトランジスタ18及び直列接続されている2個のN
チャネルMOSトランジスタ17、24を並列に介して出力
端子12が接地電圧VSSに向かって放電され始める。この
後、出力信号がNチャネルMOSトランジスタの閾値電
圧VthNよりも低下すると、NチャネルMOSトランジ
スタ24がオフ状態になり、MOSトランジスタ17、24に
よる放電経路が無くなり、1個のNチャネルMOSトラ
ンジスタ18によって出力端子12の放電が継続して行われ
る。
【0046】このような構成の出力バッファ回路によれ
ば、入力信号のレベルが変化した直後ではそれぞれ2つ
の経路を並列に介して出力端子が充電もしくは放電され
るために、出力信号の立ち上がり時間及び立ち下がり時
間を高速にすることができる。しかも、出力端子のレベ
ルがある程度まで上昇もしくは低下した後は、それぞれ
一方の経路による充電もしくは放電動作が停止し、出力
端子に対する電流駆動能力が低下するため、出力波形に
は従来のようなアンダーシュートやオーバーシュートが
発生しなくなる。
【0047】しかもこの実施例回路では、図1の実施例
回路の場合と同様に、PチャネルMOSトランジスタ15
のソースとVccとの間及びNチャネルMOSトランジス
タ18のソースとVSSとの間に抵抗13、14がそれぞれ接続
されている。このため、出力端子12を充放電している際
に、MOSトランジスタ16、23からなる充電経路もしく
はMOSトランジスタ17、24からなる充電経路が切れ、
MOSトランジスタ15もしくは18を介して充放電が行わ
れている途中で、図1の場合と同様に抵抗13、14がの作
用により充放電動作がさらに抑制されるため、アンダー
シュートやオーバーシュートの発生がさらに抑えられ
る。
【0048】また、この実施例では、遅延回路62に設け
られたインバータ61の数に比べて遅延回路63に設けられ
たインバータ61の数の方が多いため、入力信号のレベル
が変化したときに遅延回路62の出力信号のレベルが変化
した後に遅延回路63の出力信号のレベルが変化するた
め、図5の実施例回路の場合と同様に、MOSトランジ
スタのスイッチング動作の遅れに基づくVcc、Vss間の
貫通電流の発生を防止することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
動作速度を低下させずに、電源電圧配線や接地電圧配線
におけるノイズの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る出力バッファ回路の第1の実施
例の回路図。
【図2】第1の実施例回路の入出力信号波形図。
【図3】第1の実施例回路の一部のパターン平面図。
【図4】第1の実施例回路及び従来回路の不要輻射を比
較して示す特性図。
【図5】この発明に係る出力バッファ回路の第2の実施
例の回路図。
【図6】上記第2の実施例回路で使用されるNANDゲ
ートの回路図。
【図7】上記第2の実施例回路で使用されるNORゲー
トの回路図。
【図8】この発明に係る出力バッファ回路の第3の実施
例の回路図。
【図9】従来の出力バッファ回路の回路図。
【図10】図9の従来回路の入出力信号波形図。
【符号の説明】
11…信号入力端子、11A…第1の入力端子、11B…第2
の入力端子、12…信号出力端子、13,14…抵抗、15,1
6,17,23…PチャネルMOSトランジスタ、18,19,2
0,24…NチャネルMOSトランジスタ、21,22…配
線、50…入力選択回路、51…2入力NANDゲート、52
…2入力NORゲート、53,61…インバータ、62,63…
遅延回路。
フロントページの続き (72)発明者 横山 正成 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会 社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/0175

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が第1の電圧に接続された第1の抵
    抗手段と、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第1の抵抗
    手段の他端に接続され、他端が信号出力端子に接続され
    た第1チャネル型の第1のMISトランジスタと、 一端が第2の電圧に接続された第2の抵抗手段と、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第2の抵抗
    手段の他端に接続され、他端が上記信号出力端子に接続
    された第2チャネル型の第2のMISトランジスタと、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第1の電圧
    に接続され、他端が上記出力端子に接続された第1チャ
    ネル型の第3のMISトランジスタと、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第2の電圧
    に接続され、他端が上記信号出力端子に接続された第2
    チャネル型の第4のMISトランジスタと、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第1の電圧
    に接続され、他端が上記信号出力端子に接続された第1
    チャネル型の第5のMISトランジスタと、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第2の電圧
    に接続され、他端が上記信号出力端子に接続された第2
    チャネル型の第6のMISトランジスタとを具備し、 上記第3及び第6のMISトランジスタが半導体基板上
    で互いに対角状に配置され、かつ上記第1、第3及び第
    6のMISトランジスタの各ゲートが共通の配線を介し
    て信号入力端子に接続され、 上記第4及び第5のMISトランジスタが上記基板上で
    互いに対角状に配置され、かつ上記第2、第4及び第5
    のMISトランジスタの各ゲートが共通の配線を介して
    上記信号入力端子に接続されてなることを特徴とする出
    力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 一端が第1の電圧に接続された第1の抵
    抗手段と、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第1の抵抗
    手段の他端に接続され、他端が信号出力端子に接続され
    た第1チャネル型の第1のMISトランジスタと、 一端が第2の電圧に接続された第2の抵抗手段と、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第2の抵抗
    手段の他端に接続され、他端が上記信号出力端子に接続
    された第2チャネル型の第2のMISトランジスタと、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第1の電圧
    に接続され、他端が上記出力端子に接続された第1チャ
    ネル型の第3のMISトランジスタと、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第2の電圧
    に接続され、他端が上記信号出力端子に接続された第2
    チャネル型の第4のMISトランジスタと、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第1の電圧
    に接続され、他端が上記信号出力端子に接続された第1
    チャネル型の第5のMISトランジスタと、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第2の電圧
    に接続され、他端が上記信号出力端子に接続された第2
    チャネル型の第6のMISトランジスタと、 入力信号を受ける第1の論理回路と、 入力信号を受け、上記第1の論理回路とは動作速度が異
    なる第2の論理回路とを具備し、 上記第3及び第6のMISトランジスタが半導体基板上
    で互いに対角状に配置され、かつ上記第1、第3及び第
    6のMISトランジスタの各ゲートには共通の配線を介
    して上記第1の論理回路の出力信号が供給され、 上記第4及び第5のMISトランジスタが上記基板上で
    互いに対角状に配置され、かつ上記第2、第4及び第5
    のMISトランジスタの各ゲートには共通の配線を介し
    て上記第2の論理回路の出力信号が供給されてなること
    を特徴とする出力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 一端が第1の電圧に接続された第1の抵
    抗手段と、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第1の抵抗
    手段の他端に接続され、他端が信号出力端子に接続され
    た第1チャネル型の第1のMISトランジスタと、 一端が第2の電圧に接続された第2の抵抗手段と、 ソース、ドレイン間の電流通路の一端が上記第2の抵抗
    手段の他端に接続され、他端が上記信号出力端子に接続
    された第2チャネル型の第2のMISトランジスタと、 ソース、ドレイン間の電流通路が上記第1の電圧と上記
    出力端子との間に直列接続された第1チャネル型の第
    3、第4のMISトランジスタと、 ソース、ドレイン間の電流通路が上記第2の電圧と上記
    出力端子との間に直列接続された第2チャネル型の第
    5、第6のMISトランジスタと、 入力信号を遅延する第1の遅延回路と、 入力信号を受け、上記第1の遅延回路とは信号遅延時間
    が異なる第2の遅延回路とを具備し、 上記第1及び第3もしくは第4のMISトランジスタの
    各ゲートには上記第1の遅延回路の出力信号が供給さ
    れ、 第4もしくは第3のMISトランジスタのゲートには上
    記信号出力端子の信号が供給され、 上記第2及び第5もしくは第6のMISトランジスタの
    各ゲートには上記第2の遅延回路の出力信号が供給さ
    れ、 第6もしくは第5のMISトランジスタのゲートには上
    記信号出力端子の信号が供給されてなることを特徴とす
    る出力バッファ回路。
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