JPH059222Y2 - - Google Patents

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JPH059222Y2
JPH059222Y2 JP2402187U JP2402187U JPH059222Y2 JP H059222 Y2 JPH059222 Y2 JP H059222Y2 JP 2402187 U JP2402187 U JP 2402187U JP 2402187 U JP2402187 U JP 2402187U JP H059222 Y2 JPH059222 Y2 JP H059222Y2
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pedal
plate
rear cover
clutch
panel rear
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はトラクタ等の乗用移動農機におけるパ
ネルリヤカバーの改良に関するものである。
従来の技術 トラクタ等の乗用移動農機において、パネルリ
ヤカバーの左右両側下部に夫々下端部を開放した
ペダルガイド用の切欠部を設け、パネルリヤカバ
ー内に基端部を枢支したクラツチペダルとブレー
キペダルを上記切欠部からステツプ側に吊下状に
突出させた所謂ペンダントペダルを採用している
ものが見受けられる。
考案が解決しようとする問題点 しかし、この種吊下式ペダルを突出させた従来
のパネルリヤカバーは切欠部の下端部が開放され
ているためパネルリヤカバー内部の構造が丸見え
で見苦しく、そのため切欠部開放側をゴムカバー
等で覆う等の対策を講じているものもあるが、切
欠部開放側がステツプの前方に位置しているため
ゴムカバー上に土や泥が溜り易く、この土等を除
去する際、ゴムカバーが破れたりする不都合があ
る。また、切欠開放部に外力が加わると左右両縁
が広がつたり折曲つたりする等強度的にも問題が
あり、更には吊下式ペダルの場合はステツプ部が
ペダル下方にも全面に渡るためステツプが防振ゴ
ムを介して支持されているものではクラツチペダ
ルフツクや駐車ブレーキレバー等のペダル係止部
材の取付箇所に苦慮しなければならず、勢いブレ
ーキ軸等を利用してペダル係止部材を取付けてい
たため高価なレバー等が必要となるうえ取付構造
が複雑となりコスト高を余儀なくされていた。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、パネルリヤカバーの下部側に
下端部を開放した切欠部を設け、該切欠部からク
ラツチペダルとブレーキペダルをステツプ側に突
出させた乗用移動農機において、前記切欠部の開
放側両端部及びステツプ部前端を板体を介して連
結すると共に、該板体の内側部に立上り部を形成
し、該立上り部にクラツチペダルフツクと駐車ブ
レーキレバー等のペダル係止部材を夫々装着した
ことにより上記の問題点を解消しようとするもの
である。
作 用 クラツチペダルとブレーキペダルを突出させる
切欠部の開放側が板体でステツプ部を含めて一体
的に連結されるのでパネルリヤカバーの強度が増
大し、切欠部近傍でカバーが折曲がつたり開口幅
が広がつたりするのが防止される。また切欠穴か
ら見える内部の構造が板体で覆い隠されるので見
苦しさが解消されるうえ板体を利用してペダル係
止部材を取付けるので係止部材の取付構造が簡略
化される。
実施例 図面には農用トラクタが示されており、1はエ
ンジンで、その後方には順次クラツチハウジング
2、センターケース3、トランスミツシヨン4、
フアイナルケース5が連設されている。6は油圧
ケース、7はステアリングマスト、8はパネルボ
デイ、9はメータパネルである。10はステツプ
で、該ステツプ10は運転席(図示せず)の前方下
方に機体の左右に張出すべく一体的に形成される
と共に、ブラケツト11及び弾性ゴム12を介し
て機体に防振支持されている。そして、ステツプ
10の前端部内側部分を切欠いて該部に開口部13
が設けられており、該開口部13はクラツチハウ
ジング2に固着のプレート14で閉塞されてい
て、このプレート14と前記防振構造のステツプ
10によりステツプ部aが構成されている。上記プ
レート14は内側板14a及び前面板14bが一
体的に折曲形成されて剛性を著しく高めた形状と
なつており、また、前面板14bには取付金具1
4cが固着されていて、内側板14aがクラツチ
ハウジング2にボルト止めされている。そして、
プレート14の上方にはパネルリヤカバー15の
左右下部側に設けたペダルガイド用の切欠部1
6,17から夫々突出垂下させたクラツチペダル
18、左右のブレーキペダル19,19a等の操
作ペダルを臨ませてある。20はステアリングマ
スト7の前方下部に横架したブレーキ軸である。
21,22はブレーキロツド、23はブレーキア
ーム、24はブレーキリンク軸であり、該ブレー
キリンク軸24は前記クラツチペダル18側のプ
レート14の下方近接状態でプレート内側板14
aに固着されている。25はブレーキリンクであ
る。
さて、上記パネルリヤカバー15の切欠部1
6,17の下端部は開放されており、その開放側
両端部及びステツプ部aの前端は夫々板体26,
27を介してビス又はボルト、ナツト等の緊締具
bで一体的に連結されている(第5図乃至第7図
参照)。
尚、図示例には板体26,27と切欠部16,
17の両側を固着した構造のものが示されている
が、板体26,27とステツプ部a間も同様に固
着してもよい。
ところで、板体26,27の夫々内側部には立
上り部26a,27aが一体的に形成されてお
り、一方の板体立上り部26aにはクラツチペダ
ルフツク28が、また他方の板体立上り部27a
には駐車ブレーキレバー29が夫々ピン軸28
a,29aを介して回動自在に装着されている
(第5図及び第7図参照)。30は透明又は半透明
な合成樹脂板30aを嵌込んだサイドフレーム
で、該サイドフレーム30は前記取付金具14c
にボルト31で連結されている。
図中、32はクラツチレバー、33はクラツチ
ロツド、34はフエンダー、35は前輪、36は
後輪、37はプレート14固定用のボルトであ
る。
上記の構成において、クラツチペダル18やブ
レーキペダル19,18aの操作時、これらの操
作ペダル18,19,19aはブレーキ軸20を
回動支点としてパネルリヤカバー15の切欠部1
6,17内を上下回動し、クラツチの断接及び走
行部の制動を行なう。また機体格納時等において
は、クラツチペダル18を第5図図示のようにク
ラツチペダルフツク28に係止させておくことに
よりクラツチ「切」状態に保持されるのでクラツ
チ部の膠着が防止される。駐車時等においては、
ブレーキペダル19,19aを駐車ブレーキレバ
ー29に引掛けておく。
ところで、パネルリヤカバー15に設けた切欠
部16,17の開放側は板体26,27を介して
緊締具bでステツプ部aを含めて一体的に連結さ
れているので左右両側に切欠部16,17を有す
るものでありながらパネルリヤカバー15の強度
が高められ、特に切欠部開放端側が外力により拡
開したり折曲つたりするのが防止される。また、
従来切欠部16,17の穴から見えていた内部構
造が板体26,27により覆い隠されるのでその
見苦しさが解消される。更に板体26,27を利
用してクラツチペダルフツク28と駐車ブレーキ
レバー等のペダル係止部材を装着したことにより
ペダル係止部材がステツプ面から上方に突出する
ことがなく、足回りがスツキリした構成となつて
いる。尚、本考案はトラクタ以外の乗用田植機等
の乗用移動農機にも応用し得る。
考案の効果 上記したように本考案は、パネルリヤカバーの
下部側に下端部を開放した切欠部を設け、該切欠
部からクラツチペダルとブレーキペダルをステツ
プ側に突出させた乗用移動農機において、前記切
欠部の開放側両端部及びステツプ部前端を板体を
介して連結すると共に、該板体の内側部に立上り
部を形成し、該立上り部にクラツチペダルフツク
と駐車ブレーキレバー等のペダル係止部材を夫々
装着したから、切欠部の開放側が板体でステツプ
部を含めて一体的に連結されるためパネルリヤカ
バーの強度を高め得て切欠部開放側が外力を受け
ても拡開したり折曲つたりするのを防止できるう
え、切欠穴から見える内部の構造が板体で覆い隠
されるので見苦しさがなくなるばかりでなく、ク
ラツチペダルフツクや駐車ブレーキレバー等のペ
ダル係止部材の取付箇所に苦慮することが解消さ
れると共に、ペダル係止部材がステツプ面から突
出しないため操縦席の足元をスツキリしたレイア
ウトに構成でき、しかも構造簡単で確実なペダル
係合が行なわれる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を装備した農用トラクタの一部
切欠側面図、第2図Aはブレーキ支点軸回りの側
面図、第2図Bは同上の正面図、第3図はブレー
キ支点軸回りの平面図、第4図はクラツチペダル
とブレーキペダルの配置構成を示す正面図、第5
図は要部の左側面図、第6図は要部の正面図、第
7図は要部の右側面図である。 図中、10はステツプ、15はパネルリヤカバ
ー、16,17は切欠部、18はクラツチペダ
ル、19,19aはブレーキペダル、26,27
は板体、26a,27aは板体の立上り部、28
はクラツチペダルフツク、29は駐車ブレーキレ
バー、aはステツプ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルリヤカバーの下部側に下端部を開放した
    切欠部を設け、該切欠部からクラツチペダルとブ
    レーキペダルをステツプ側に突出させた乗用移動
    農機において、前記切欠部の開放側両端部及びス
    テツプ部前端を板体を介して連結すると共に、該
    板体の内側部に立上り部を形成し、該立上り部に
    クラツチペダルフツクと駐車ブレーキレバー等の
    ペダル係止部材を夫々装着したことを特徴とする
    乗用移動農機のパネルリヤカバー。
JP2402187U 1987-02-20 1987-02-20 Expired - Lifetime JPH059222Y2 (ja)

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JPS63130329U JPS63130329U (ja) 1988-08-25
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JP2507996Y2 (ja) * 1989-12-07 1996-08-21 株式会社クボタ 走行車輌のブレ―キペダル装置
JP6625782B1 (ja) 2019-08-01 2019-12-25 株式会社クボタ 走行車両
JP7189991B2 (ja) * 2021-03-22 2022-12-14 株式会社クボタ クラッチペダルロック装置

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