JPH05308823A - 乗用型水田作業機 - Google Patents

乗用型水田作業機

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JPH05308823A
JPH05308823A JP12093692A JP12093692A JPH05308823A JP H05308823 A JPH05308823 A JP H05308823A JP 12093692 A JP12093692 A JP 12093692A JP 12093692 A JP12093692 A JP 12093692A JP H05308823 A JPH05308823 A JP H05308823A
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JP
Japan
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riding
paddy field
working machine
steps
type paddy
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JP12093692A
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Isao Ichinose
伊佐夫 一瀬
Shinichiro Inoue
信一郎 井上
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付け作業性に優れ、支持強度を最少限度に
抑制して構造の簡素化を図ることができるステップ連結
構造を提供する。 【構成】 乗用型走行機体の運転部ステップ10の機体
前方側におけるエンジンボンネット1の横側に、運転者
の乗降用ステップ11R,11Lを配備してある乗用型
水田作業機であって、前記乗降用ステップ11R,11
Lを前記運転部ステップ10の前端部に差し込み連結す
るとともに、その連結箇所を、機体操縦用操作ペダル類
の配設位置の下方側に設定してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用型田植機等の乗用
型水田作業機に関し、詳しくは、乗用型走行機体の運転
部ステップの機体前方側におけるエンジンボンネットの
横側に、運転者の乗降用ステップを配備してある乗用型
水田作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記乗用型水田作業機において、従来で
は、左右の前記乗降用ステップの後端縁と運転部ステッ
プの前端縁とをボルトで締付け連結して固定するよう構
成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記乗降用ステップ
は、乗用型走行機体の運転部からエンジンボンネットの
横側を通り水田圃場内に足を踏み入れることなく畦等に
移動することができるようにしたものであるが、この種
の作業機においては機体フレームは左右両側部に夫々、
前後方向に沿って配設されるのが一般的であり、上記従
来構造は、操縦者が歩行する運転部ステップや乗降用ス
テップの左右中央位置の下方側にはフレームが存在しな
いので、操縦者の体重負荷が掛かるため、前記各ステッ
プの端縁同志をボルトで強固に締め付け連結するように
したものである。ところが、上記従来構造によると、前
記各ステップは板状に形成されるので機体フレームに対
して複数箇所でボルト固定されることになるが、各ステ
ップがこのように複数のボルト孔を介して連結される構
造であるから、各ステップ同志のボルト連結箇所におけ
るボルト孔の位置が寸法誤差に起因して位置ずれするお
それが大であり、組付け性が低下する欠点あるととも
に、ボルトの締付け箇所も多くなり、部品点数が多く、
かつ、組立て作業工数も大になる弊害もあった。本発明
は上記不具合点を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した乗用型水田作業機において、前記乗降用ス
テップを前記運転部ステップの前端部に差し込み連結す
るとともに、その連結箇所を、機体操縦用操作ペダル類
の配設位置の下方側に設定してある点にある。
【0005】
【作用】板状の乗降用ステップと運転部ステップとの連
結を差し込み式に構成するので、組付け時に機体フレー
ムとの間において夫々の組付け誤差に差が生じた場合で
あっても、差し込み代を加減することでその寸法誤差を
容易に吸収することができる。又、このように差し込み
式の連結構造とした場合であっても、その連結位置が、
例えばブレーキペダルやアクセルペダル等の機体操縦用
操作ペダルの配設箇所の下方側に位置するから、操縦者
が移動歩行する際に、操縦者は操作ペダル類を避けて歩
行して前記差し込み連結部を踏むことが無いから、操縦
者の体重負荷が直接、差し込み連結部に掛かることが無
い。
【0006】
【発明の効果】従って、簡易な連結構造を採用して組付
け作業性に優れたものでありながら、その連結位置を合
理的に設定することで、支持強度を必要最小限度に抑制
できる構造となり、不必要な強度補強等を施す必要が無
く、構造の簡素化を図ることが可能な連結構造を提供で
きるに至った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に乗用型水田作業機の一例としての乗用型田植機の前部
を示している。この田植機は、機体前部のボンネット1
内において機体フレーム2にエンジン3を搭載するとと
もに、エンジン3の後部側下方にミッションケース4を
機体フレーム2に連結支持した状態で配備し、エンジン
3の出力軸3aとミッションケース4の入力軸4aとの
間に変速比の異なる一対のベルト伝動機構5a,5bを
介装して、選択的に伝動入り切りさせるダブルテンショ
ン式副変速装置5を構成してある。又、ミッションケー
ス4内にはギア咬合式の主変速装置6を内装してあり、
変速後の出力を、図示しない前後車輪並びに機体後部の
苗植付装置に供給するよう伝動系を構成してある。運転
部空間の前壁部を構成するボンネット後部カバー7は、
ステアリングポスト40から延設したステー41に連結
して機体に固定状態で設けられ、ボンネット1は着脱自
在に取付ける構成としている。図2に示すように、ボン
ネット1の左右両側には運転部ステップ10からボンネ
ット1の横側を通って水田圃場に足を踏み入れることな
く畦等に乗り移ることができるよう乗降用ステップ11
R,11Lを配備して水田作業における作業性の向上を
図る構成としている。前記運転部ステップ10の前部側
における操縦者の足元相当箇所は横方向に配設される横
フレーム10aに4箇所ボルト連結固定され、強固に支
持するよう構成してある。そして、左右の乗降用ステッ
プ11R,11Lは、夫々、機体前端側の2箇所と後方
寄りの箇所において機体の前部側外端縁に沿って平面視
コの字形に配設される機体フレーム11aに支持ブラケ
ット12を介してボルトで連結固定して支持してあり、
各乗降用ステップ11R,11Lの後端縁は、運転部ス
テップ10の前端縁に差し込み連結する構成とし、その
連結箇所を機体操縦用操作ペダル類の配設箇所の下方側
に設定してある。詳述すると、図3にも示すように、左
側乗降用ステップ11Lの後端部の左右中央には操作ペ
ダルの1例であるクラッチペダル13が挿通するための
切欠凹部14を形成してあり、この凹部14の左右両側
の後方突出部15,16が、運転部ステップ10の左側
下方において鉤形に成形した連結金具17により形成さ
れた側面視コの字形の差し込み係合部18に差し込み連
結する構成としてある。又、右側の乗降用ステップ11
Rの後端部の左右中央には操作ペダルとしての左右ブレ
ーキペダル19R,19Lが挿通する切欠凹部20を形
成し、この切欠凹部20の左右両側の後方突出部21,
22が、運転部ステップ10の右側下方において鉤形に
成形した左右一対の連結金具23,24により形成され
た側面視コの字形の差し込み係合部25,26に夫々差
し込み連結するよう構成してある。又、前記各乗降用ス
テップ11R,11Lの機体横方向中央側には、上方立
ち上がり部27,28を形成してあり、エンジンルーム
に対する換気用挿通孔29を複数形成してあり、各立ち
上がり部27,28の後端部には、図4に示すように、
前記ボンネット後部カバー7の前端下部の差し込み部3
0R,30Lが差し込み連結されるコの字形係合部31
R,31Lを形成する連結金具32,33を固定取付け
してある。このようにして、運転部ステップ10との連
結のみならずボンネット後部カバー7との間においても
左右乗降用ステップ11R,11Lの組付け作業性の向
上を図るとともに、寸法誤差に起因する位置ずれを有効
に吸収できる構成としてある。
【0008】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機前部の側面図
【図2】乗降用ステップ配設部の平面図
【図3】乗降用ステップの連結状態を示す側面図
【図4】乗降用ステップとボンネット後部カバーとの連
結状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 ボンネット 10 運転部ステップ 11R,11L 乗降用ステップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗用型走行機体の運転部ステップ(1
    0)の機体前方側におけるエンジンボンネット(1)の
    横側に、運転者の乗降用ステップ(11R),(11
    L)を配備してある乗用型水田作業機であって、前記乗
    降用ステップ(11R),(11L)を前記運転部ステ
    ップ(10)の前端部に差し込み連結するとともに、そ
    の連結箇所を、機体操縦用操作ペダル類の配設位置の下
    方側に設定してある乗用型水田作業機。
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