JP2501280Y2 - 農作業車の原動部構造 - Google Patents
農作業車の原動部構造Info
- Publication number
- JP2501280Y2 JP2501280Y2 JP7180089U JP7180089U JP2501280Y2 JP 2501280 Y2 JP2501280 Y2 JP 2501280Y2 JP 7180089 U JP7180089 U JP 7180089U JP 7180089 U JP7180089 U JP 7180089U JP 2501280 Y2 JP2501280 Y2 JP 2501280Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- frame
- fuel tank
- lateral
- engine mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、機体フレームを形成するミッションケース
より機体前方側にエンジンを配置すると共に、このエン
ジンを支持する左右一対のエンジン取付フレームを前記
ミッションケースの両横側部から各別に機体前方に延出
し、エンジンボンネットの両横側に前記エンジン取付フ
レームより高レベルに位置する乗降用ステップを配置し
た農作業車の原動部構造に関する。
より機体前方側にエンジンを配置すると共に、このエン
ジンを支持する左右一対のエンジン取付フレームを前記
ミッションケースの両横側部から各別に機体前方に延出
し、エンジンボンネットの両横側に前記エンジン取付フ
レームより高レベルに位置する乗降用ステップを配置し
た農作業車の原動部構造に関する。
上記農作業車において、従来、エンジン支持フレーム
をミッションケースから機体前方に直線状に延出する直
線フレームになっていた。
をミッションケースから機体前方に直線状に延出する直
線フレームになっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕 従来、エンジン用の燃料タンクを乗降用ステップの横
外側縁より外側に突出しないようにしながらエンジン取
付フレームの横外側に設置して、燃料タンクが乗降用ス
テップより横外側に突出する場合のようにそのタンク突
出のために機体横巾が大になることを回避しながらエン
ジン用燃料を前部ウエイトに利用できるようにするに際
し、設置用スペースによる制約のために燃料タンクが比
較的小型になって十分なウエイト効果が得にくくなって
いた。
外側縁より外側に突出しないようにしながらエンジン取
付フレームの横外側に設置して、燃料タンクが乗降用ス
テップより横外側に突出する場合のようにそのタンク突
出のために機体横巾が大になることを回避しながらエン
ジン用燃料を前部ウエイトに利用できるようにするに際
し、設置用スペースによる制約のために燃料タンクが比
較的小型になって十分なウエイト効果が得にくくなって
いた。
本考案の目的は、エンジン取付フレーム横外側のステ
ップ下方箇所に燃料タンクを設置することが乗降用ステ
ップから横側に突出しないようにしながら、かつ、燃料
の多量貯留ができるようにしながらできるすることにあ
る。
ップ下方箇所に燃料タンクを設置することが乗降用ステ
ップから横側に突出しないようにしながら、かつ、燃料
の多量貯留ができるようにしながらできるすることにあ
る。
本考案による農作業車の原動部構造にあっては、目的
達成のために、冒頭に記載したものにおいて、前記エン
ジン取付フレームをエンジン取付部が対ミッションケー
ス連結部より機体内側に位置する屈曲フレームに形成
し、前記エンジン取付フレームにおける前記エンジン取
付部の機体横外側に前記乗降用ステップの機体横外側縁
より機体内側に位置させてエンジン用燃料タンクを配置
してある。そして、その作用及び効果は次のとおりであ
る。
達成のために、冒頭に記載したものにおいて、前記エン
ジン取付フレームをエンジン取付部が対ミッションケー
ス連結部より機体内側に位置する屈曲フレームに形成
し、前記エンジン取付フレームにおける前記エンジン取
付部の機体横外側に前記乗降用ステップの機体横外側縁
より機体内側に位置させてエンジン用燃料タンクを配置
してある。そして、その作用及び効果は次のとおりであ
る。
エンジン取付フレームのエンジン取付部の横外側に燃
料タンクをその横一端側が乗降用ステップから横外側に
出ないようにしながら設置できるスペースの機体横方向
巾がエンジン取付フレームの前記屈曲形状のために従来
より大になり、機体横方向巾が従来タンクより大きい燃
料タンクを設置しても、燃料タンクが乗降用ステップか
ら横外側に突出しないようにできる。
料タンクをその横一端側が乗降用ステップから横外側に
出ないようにしながら設置できるスペースの機体横方向
巾がエンジン取付フレームの前記屈曲形状のために従来
より大になり、機体横方向巾が従来タンクより大きい燃
料タンクを設置しても、燃料タンクが乗降用ステップか
ら横外側に突出しないようにできる。
エンジン取付フレームが屈曲フレームであることのた
めに、比較的機体横方向巾が大きくて容積の大きい燃料
タンクを乗降用ステップが横側に突出しないようにしな
がらエンジン取付フレームの横外側に設置し、燃料タン
クのために機体横巾が大になることを防止しながらも、
エンジン燃料を極力多く貯留して燃料重量がウエイト重
量の替りになるようにしながら、かつ、有効なウエイト
効果を発揮するようにしながら走行が円滑にできるよう
になった。
めに、比較的機体横方向巾が大きくて容積の大きい燃料
タンクを乗降用ステップが横側に突出しないようにしな
がらエンジン取付フレームの横外側に設置し、燃料タン
クのために機体横巾が大になることを防止しながらも、
エンジン燃料を極力多く貯留して燃料重量がウエイト重
量の替りになるようにしながら、かつ、有効なウエイト
効果を発揮するようにしながら走行が円滑にできるよう
になった。
次に実施例を示す。
第５図に示すように、エンジンボンネット（１）が備
えられた原動部、エンジンボンネット（１）の両横側夫
々に位置する乗降用ステップ（２）を機体前端側に有
し、かつ、予備苗のせ装置（３）を機体後端側に有した
車輪式走行機体の後部に油圧シリンダ（４）により上下
に揺動自在なリンク機構（５）を介して昇降操作される
ように苗植付装置（６）を連結すると共に、走行機体か
ら回転軸（７）を介して苗植付装置６に伝動されるよう
に構成して、乗用型田植機を構成してある。
えられた原動部、エンジンボンネット（１）の両横側夫
々に位置する乗降用ステップ（２）を機体前端側に有
し、かつ、予備苗のせ装置（３）を機体後端側に有した
車輪式走行機体の後部に油圧シリンダ（４）により上下
に揺動自在なリンク機構（５）を介して昇降操作される
ように苗植付装置（６）を連結すると共に、走行機体か
ら回転軸（７）を介して苗植付装置６に伝動されるよう
に構成して、乗用型田植機を構成してある。
第１図及び第２図に示すように、走行用及び作業用ミ
ッションを内装すると共に前輪伝動ケース（８）を介し
て前車輪（９）を取付けたミッションケース（10）、こ
のミッションケース（10）の前端側に後端側を連結した
前部フレーム（11）、及び、前記ミッションケース
（８）の後端部に前端側を連結した左右一対の機体メイ
ンフレーム（12）等により機体フレームを形成し、この
機体フレームの前端側にて原動部を次の如く構成してあ
る。
ッションを内装すると共に前輪伝動ケース（８）を介し
て前車輪（９）を取付けたミッションケース（10）、こ
のミッションケース（10）の前端側に後端側を連結した
前部フレーム（11）、及び、前記ミッションケース
（８）の後端部に前端側を連結した左右一対の機体メイ
ンフレーム（12）等により機体フレームを形成し、この
機体フレームの前端側にて原動部を次の如く構成してあ
る。
すなわち、前記前部フレーム（11）の機体前後方向に
沿う左右一対のフレーム部分により、ミッションケース
（10）の両横側部から各別に機体前方に延出すると共に
乗降用ステップ（２）より低レベルに位置する左右一対
のエンジン支持フレーム（13），（13）を形成し、ディ
ーゼル型エンジン（Ｅ）をミッションケース（10）より
機体前方側に配置すると共に前記エンジン支持フレーム
（13）に取付け、エンジン（Ｅ）の後方にエンジン冷却
用ラジエータ（14）及びエンジン用エアリーナ（15）を
配置し、エンジン用燃料タンク（16）をタンク内燃料が
前部ウエイトになるように、かつ、燃料タンク（16）が
乗降用ステップ（２）から横外側に突出しないように、
エンジン支持フレーム（13）におけるエンジン取付部
（13a）の横外側に乗降用ステップ（２）の機体横外側
縁（2a）、及び、サイドカバー（17）より機体内側に位
置するようにして配置し、右側のエンジン支持フレーム
（13）のエンジン取付部（13a）の横外側にエンジン用
排気マフラー（18）を乗降用ステップ（２）の機体横外
側縁（2a）より機体内側に位置するようにして配置して
ある。
沿う左右一対のフレーム部分により、ミッションケース
（10）の両横側部から各別に機体前方に延出すると共に
乗降用ステップ（２）より低レベルに位置する左右一対
のエンジン支持フレーム（13），（13）を形成し、ディ
ーゼル型エンジン（Ｅ）をミッションケース（10）より
機体前方側に配置すると共に前記エンジン支持フレーム
（13）に取付け、エンジン（Ｅ）の後方にエンジン冷却
用ラジエータ（14）及びエンジン用エアリーナ（15）を
配置し、エンジン用燃料タンク（16）をタンク内燃料が
前部ウエイトになるように、かつ、燃料タンク（16）が
乗降用ステップ（２）から横外側に突出しないように、
エンジン支持フレーム（13）におけるエンジン取付部
（13a）の横外側に乗降用ステップ（２）の機体横外側
縁（2a）、及び、サイドカバー（17）より機体内側に位
置するようにして配置し、右側のエンジン支持フレーム
（13）のエンジン取付部（13a）の横外側にエンジン用
排気マフラー（18）を乗降用ステップ（２）の機体横外
側縁（2a）より機体内側に位置するようにして配置して
ある。
第１図及び第４図に示すように、燃料タンク（16）の
前端側をクッションゴム（19）、線引きマーカー取付部
材に兼用のロッド製支持アーム（20）を介してエンジン
支持フレーム（13）に取付け、後端側をクッションゴム
（21）、支持部材（22）を介してエンジン支持フレーム
（13）に取付けることにより、燃料タンク（16）の支持
を可能にしてある。
前端側をクッションゴム（19）、線引きマーカー取付部
材に兼用のロッド製支持アーム（20）を介してエンジン
支持フレーム（13）に取付け、後端側をクッションゴム
（21）、支持部材（22）を介してエンジン支持フレーム
（13）に取付けることにより、燃料タンク（16）の支持
を可能にしてある。
エンジン支持フレーム（13）におけるエンジン取付部
（13a）がミッションケース（10）に対する連結部（13
b）より機体内側に位置する屈曲フレームにエンジン支
持フレーム（13）を形成して、燃料タンク設置用スペー
スの機体横方向巾が極力大になるように構成することに
より、燃料タンク（16）として極力機体横方向巾が大き
くて容積の大きいタンクを採用できるように配慮してあ
る。
（13a）がミッションケース（10）に対する連結部（13
b）より機体内側に位置する屈曲フレームにエンジン支
持フレーム（13）を形成して、燃料タンク設置用スペー
スの機体横方向巾が極力大になるように構成することに
より、燃料タンク（16）として極力機体横方向巾が大き
くて容積の大きいタンクを採用できるように配慮してあ
る。
燃料タンク（16）の機体前後方向視での形状を第２図
の如き下細りの五角形状に形成してある。すなわち、タ
ンク底がサイドカバー下端より低レベルに位置してタン
ク容積が大になるようにしながらも、機体横外側の上方
からはタンク底部がサイドカバー（17）で隠れて見えに
くくなるように配慮してある。
の如き下細りの五角形状に形成してある。すなわち、タ
ンク底がサイドカバー下端より低レベルに位置してタン
ク容積が大になるようにしながらも、機体横外側の上方
からはタンク底部がサイドカバー（17）で隠れて見えに
くくなるように配慮してある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
図面は本考案に係る農作業車の原動部構造の実施例を示
し、第１図は原動部の平面図、第２図は原動部の一部切
欠き正面図、第３図は原動部の側面図、第４図は燃料タ
ンク取付構造の一部切欠き側面図、第５図は乗用型田植
機全体の側面図である。 （１）……エンジンボンネット、（２）……乗降用ステ
ップ、（2a）……外側縁、（10）……ミッションケー
ス、（13）……エンジン支持フレーム、（13a）……エ
ンジン取付部、（13b）……対ミッションケース連結
部、（16）……エンジン用燃料タンク、（Ｅ）……エン
ジン。
し、第１図は原動部の平面図、第２図は原動部の一部切
欠き正面図、第３図は原動部の側面図、第４図は燃料タ
ンク取付構造の一部切欠き側面図、第５図は乗用型田植
機全体の側面図である。 （１）……エンジンボンネット、（２）……乗降用ステ
ップ、（2a）……外側縁、（10）……ミッションケー
ス、（13）……エンジン支持フレーム、（13a）……エ
ンジン取付部、（13b）……対ミッションケース連結
部、（16）……エンジン用燃料タンク、（Ｅ）……エン
ジン。
Claims (1)
- 【請求項１】機体フレームを形成するミッションケース
（10）より機体前方側にエンジン（Ｅ）を配置すると共
に、このエンジン（Ｅ）を支持する左右一対のエンジン
取付フレーム（13），（13）を前記ミッションケース
（10）の両横側部から各別に機体前方に延出し、エンジ
ンボンネット（１）の両横側に前記エンジン取付フレー
ム（13）より高レベルに位置する乗降用ステップ（２）
を配置した農作業車の原動部構造であって、前記エンジ
ン取付フレーム（13）をエンジン取付部（13a）が対ミ
ッションケース連結部（13b）より機体内側に位置する
屈曲フレームに形成し、前記エンジン取付フレーム（1
3）における前記エンジン取付部（13a）の機体横外側に
前記乗降用ステップ（２）の機体横外側縁（2a）より機
体内側に位置させてエンジン用燃料タンク（16）を配置
してある農作業車の原動部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7180089U JP2501280Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 農作業車の原動部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7180089U JP2501280Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 農作業車の原動部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0310924U JPH0310924U (ja) | 1991-02-01 |
| JP2501280Y2 true JP2501280Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=31609157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7180089U Expired - Lifetime JP2501280Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 農作業車の原動部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2501280Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS545879B2 (ja) * | 1973-11-16 | 1979-03-22 | ||
| JP4627934B2 (ja) * | 2001-07-23 | 2011-02-09 | ヤンマー株式会社 | トラクタの燃料タンク |
| JP2009161118A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 乗用型移動農機 |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP7180089U patent/JP2501280Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0310924U (ja) | 1991-02-01 |
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