JPH0584682A - 真空チヤツク装置 - Google Patents

真空チヤツク装置

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JPH0584682A
JPH0584682A JP6255592A JP6255592A JPH0584682A JP H0584682 A JPH0584682 A JP H0584682A JP 6255592 A JP6255592 A JP 6255592A JP 6255592 A JP6255592 A JP 6255592A JP H0584682 A JPH0584682 A JP H0584682A
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suction
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vacuum chuck
hole
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邦典 今井
Takeji Shiokawa
武次 塩川
Hideaki Sasaki
秀昭 佐々木
Mitsukiyo Tani
光清 谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着プレートと被加工物との間にいくらかの
隙間が生じるような場合でも、十分な吸着力が得られ、
被加工物を確実に保持することができると共に、作業者
の手間を省くことができることである。 【構成】 被加工材6を吸着する吸着面11側を真空吸
引する真空孔2を有する吸着プレート1を備えている真
空チャック装置に関する。この真空チャック装置は、真
空孔2の回りを囲むOリング2が、その吸着側が吸着面
11から突出するよう、吸着プレート1に埋め込まれて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを真空吸着する
真空吸着装置、この製造方法、これを備えた加工装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真空チャック装置としては、例え
ば、図21および図22に示すようなものがある。この
真空チャック装置は、吸着プレート901の表面に複数
の真空孔902が設けられ、これら真空孔902に真空
配管903が接続されているもので、吸着プレート90
1の表面に被加工材を載せて、真空配管903から真空
を引き、この真空吸着力を用いて、被加工材を保持する
というものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の真空チャック装置では、吸着力は弱く、例え
ば、フライス加工やマシニングセンタ加工の場合には、
被加工材を確実に保持することはできないという問題点
がある。これは、被加工材や吸着プレートの表面が必ず
しも十分な平面ではなく、吸着プレート901の上面に
載せたときに、隙間が生じてしまい、ここから空気が洩
れて真空度が低下してしまうことの影響が大きい。ま
た、金属面同志では、相互の摩擦力が小さいため、例
え、高真空で吸着していたとしても、被加工材に横方向
の力が作用すると簡単にすべってしまう。 しかし、真
空チャックには、ワンタッチで被加工材を吸着できると
いう利点がある。すなわち、ねじ締め方式のチャックで
は、被加工材がチャック面から浮き上らないように注意
しながら複数個のねじを締付けることが必要であり、熟
練を必要とする。また時間も掛ることから、量産に適用
しようとすると非能率にもなる。
【0004】そこで、本発明は、このような従来の問題
点について着目してなされたもので、例えば、吸着プレ
ートとワークとの間にいくらかの隙間が生じるような場
合でも、十分な吸着力を得られ、ワークを確実に保持す
ることができると供に、作業者の手間がかからない真空
チャック装置、これを備えた加工装置、およびこのよう
な真空チャック装置の製造方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の真空チャック装置は、ワークが吸着する吸着面側を真
空吸引する真空孔を有する真空チャック装置において、
前記真空孔の回りを囲み、かつ前記真空吸着面から突出
している環状の弾性体を備えていることを特徴とするも
のである。ここで、前記弾性体は、ゴムで形成されてい
ることが好ましい。また、前記弾性体は、真空吸引した
際に、前記ワークと前記吸着面とが接触する弾性を有す
ることが好ましい。前記弾性体と前記真空孔との組みを
複数個設けても良い。また、前記弾性体は、Oリングで
あっても、ゴム板であっても、また漏斗状またはラッパ
状のゴムパッドであっても良い。
【0006】前記真空チャック装置には、真空吸引によ
り、真空吸着板に沈み込み可能に設けられていると供
に、前記真空吸引力よりも弱い力で突出方向に付勢され
ている位置決め部材を設けても良い。また、前記真空チ
ャック装置に、前記真空吸引により、ワークを締め付け
て固定する締め付け爪を設けても良い。前記目的を達成
するための他の真空チャック装置は、ワークを吸着面に
真空吸着する真空チャック装置において、前記真空吸引
により、前記ワークを締め付けて固定する締め付け爪を
有することを特徴とするものである。
【0007】なお、以上の真空チャック装置と供に、該
真空チャック装置の吸着面に吸着したワークを研削する
砥石またはバイトと、該砥石またはバイトと前記真空チ
ャック装置の真空吸着板とのうち、少なくとも一方を相
対的に移動させる移動機構とを設けることにより、加工
装置が構成されることは、言うまでもない。
【0008】
【作用】真空吸着した際に、弾性体が真空シールをする
ので、吸着面とワークとの間にわずかな隙間があって
も、高真空を実現することができ、吸着力が増大し、ワ
ークを確実に保持することができる。また、本発明で
は、真空吸着方式を採用しているので、ねじ締めなどの
作業が不要なので、作業者の手間を省くこともできる。
また、前記弾性体にゴムを用いたものでは、ワークの横
滑りを防ぐことができる。すなわち、ゴムは摩擦係数が
大きいため、同じ吸着力の場合でも、従来の金属面同志
の接触の場合より、横方向保持力が増大し、ワークの横
滑りを防ぐことができる。
【0009】このように、本発明をマシニングセンタや
フライス加工などに適用すれば、被加工材をワンタッチ
でチャックでき、しかも弾性体による吸振作用でビビリ
のない高品質の加工が可能になる。実用に供して、その
効果は極めて大きいものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明にかかる各種実施例について、
図1から図20に基づき説明する。なお、各種実施例を
説明するにあたり、同一部位については、同一の符号を
付し、重複した説明を省略する。
【0011】本発明に係る真空チャック装置の第1の実
施例について、図1および図2を用いて説明する。図1
において、1は吸着プレートであり、その中心部には真
空孔2が設けられている。真空孔2は、図示されていな
い真空吸引源と調圧弁を介して、接続されている。
【0012】吸着プレート1の吸着面11側には、Oリ
ング溝5が形成されている。このOリング溝5は、溝口
の幅がここに嵌まり込むOリング4の素線直径dより小
さく、溝奥の幅がOリング4の素線直径dよりも大き
く、かつ溝深さがOリング4の素線直径dの約90%程
度の寸法に形成されている。Oリング4は、ニトリルゴ
ム製で、被加工材6を真空吸着した際、被加工材6と吸
着面11とが接触する弾性力を有している。吸着プレー
ト1の吸着面11側には、さらに、真空孔2の上縁から
つながっている放射状溝3a、およびこの放射状溝3a
につながりかつOリング溝5より径の小さい円周溝3b
が形成されている。
【0013】次に、本実施例の作用について説明する。
吸着プレート1の吸着面11上に被加工材6を載せてか
ら、吸引源を稼動させる。被加工材6は、真空孔1、放
射状溝3aおよび円周溝3bを介して真空吸引される。
このとき、被加工材6とOリング4とが圧着し、真空が
シールされる。この結果、Oリング4より内周側は高真
空状態に保たれる。被加工材6は、Oリング4を圧下
し、被加工材6と吸着面11とが接触する。真空吸引力
は、被加工材6と吸着面11とが接触しているものの、
互いの間には微細な間隙があるため、この接触部分にも
かかる。したがって、被加工材6全体にかかる真空吸着
力Fは、 F=(Oリングの内周側の面積)×(真空圧力) で表すことができ、Oリング4内周の面積を大きくすれ
ば、吸着力を増すことができる。
【0014】なお、この方式においては、被加工材6が
Oリング4に接触して真空吸着されたときに被加工材6
がOリング4を圧下して吸着プレートの上面11に接触
することが重要である。これによって被加工材6の上下
方向の位置再現性を良くすることができる。このために
は、Oリング4の弾性力を考慮し、突き出し量が大き過
ぎてはならない。このため、この方式においては、Oリ
ング4の突き出し量を通常のOリングシールより小さめ
にする。すなわち、Oリング4の素線直径dの約10%
位(例えばdが2〜3mmの場合、0.2〜0.3mm
程度)突き出させることによって、真空は十分にシール
され、また被加工材6が吸着面11に確実に保持される
ことになる。
【0015】この方式によれば、Oリング4により真空
度はほぼ760mmHg迄簡単に上昇し、かつ位置決め
も再現性良く行われる。またOリング4による摩擦力に
よって、左右方向の保持力も高めることが可能となり、
従来方式の真空チャックより被加工材の保持力を大きく
することが可能である。
【0016】次に、真空チャック装置の第2の実施例に
ついて図3および図4を用いて説明する。本実施例は、
第1の実施例におけるOリングの換わりに、ゴムパッド
41を用いたものである。すなわち、本実施例は、真空
溝3の外周部分に軟質ゴム(硬さがJIS規格A60°
以下)を焼付けした構造である。
【0017】この製造は、吸着プレート1となる粗板に
真空溝3や真空孔2を加工した後、ゴムパッド41を焼
き付け、粗板の上面をゴムパッド41と共に研削加工し
て、製造する。ゴムパッド41は、軟質のため研削力に
よって変形し、研削加工後は図3に示したように中央部
がわずかながら盛り上り、吸着面11より高くなる。こ
の盛り上りによって、被加工材6との間の真空度保持が
行われる。なお、本実施例は、ゴムパッド41を矩形状
に形成したものを用いたが、円形状のものを用いても良
い。
【0018】次に、第2の実施例の変形例について、図
5および図6を用いて説明する。本変形例は、真空溝3
の外側のみならず、内側にもゴムパッド41aを貼った
構造とする。ただし、この場合には、ゴムを硬質ゴム
(硬さがJIS規格A80°以上、例えば90°)を使
用する。これによって、被加工材6はゴムパッド41a
に接触し、真空を引いたときにこのゴムパッド41aに
吸着されることになる。
【0019】以上、本発明に係る真空チャック装置の基
本的な実施例について説明したが、これらの実施例にお
いて、弾性体として用いたOリング4や、ゴムパッド4
1,41は、円形状や矩形状の場合を例示したが、この
形状にこだわる必要はなく、被加工材の形状に応じて色
々な形状が採用可能である。また、これらの材質は、ニ
トリルゴムのみならず、バイトンゴム、シリコンゴム、
テフロンゴム等を用いても良い。
【0020】次に、真空チャック装置の第3の実施例に
ついて図6、図7および図8を用いて説明する。本実施
例は、第1の実施例と同様に、Oリング4を使用し、真
空孔2とOリング4とによる真空吸着機構を4組(縦2
個×横2個)設け、さらに、被加工材6の位置決め用の
位置決めピン12を設けたものである。本実施例におい
て、吸着プレート1は、Oリング溝5aの外周側壁を境
として、内側の部材を形成する埋込ゴマ17,17,…
と、外側の部材を形成する吸着プレート本体1aとで構
成されている。
【0021】埋込ゴマ17には、図9に示すように、そ
の外周にOリング溝5aの内周側壁5bと溝底5cとを
形成する溝が形成されている。内周側壁5bは、溝奥に
向かうに連れて径が小さくなるように傾斜している。一
方、Oリング溝5aの外周側壁5dは、吸着プレート本
体1aの一部で形成されている。この外周側壁5dは、
内周側壁のように傾斜していない。このように形成され
ているOリング溝5に、Oリング4が若干引張れた状態
で装着されている。
【0022】位置決めピン12は、スライダー14と一
体的に形成されており、出没可能に吸着プレート1に設
けられている。吸着プレート1内には、スライダー14
が上下動するための空間が形成されており、スライダー
14を境として下部側の空間は真空配管903と連通し
ている。この下部側の空間には、スライダー14および
位置決めピン12を上方に付勢するスプリング15が設
けられている。また、上部側の空間に空気が入り、スラ
イダー14および位置決めピン12を下降しやすくする
ために、位置決めピン12の上部からこの上部側の空間
に連通するリーク孔18が、位置決めピン12に設けら
れている。
【0023】本実施例の作用について説明する。本実施
例における被加工材6は、これから製品を4個取り出せ
る寸法であり、吸着プレート1上に載せた場合、その位
置は3個の位置決めピン12,12,12に接触させ
る。この状態で真空を効かせると、被加工材6は4ケ所
のOリング4,4,…に吸着する。このとき、真空度が
上昇するに従って、位置決めピン12は吸着プレート1
の内部へ引き込まれる。すなわち、真空吸引すると、ス
ライダ14に真空力が下方に作用し、スライダ14がス
プリング15を圧下して、位置決めピン12と供に下降
する。位置決めピン12の上端は、吸着プレート1の上
面より下に潜ることとなる。このとき、スライダー14
を境とする上部側の空間は、リーク孔18と連通し、ス
ライダー14の上下動に伴い、上部側の空間に空気が出
入りするので、スライダー14は容易に下降する。この
状態で機械加工を行えば、被加工材6の外周には障害と
なるものは全くなくなり、外周部の加工を行うことが極
めて容易となる。
【0024】また、被加工材6には、第1の実施例より
も4倍の吸着力が作用し、マシニングセンタ等で加工す
るのに十分な保持力を発揮する。このような状態で被加
工材6を加工したのち、最後に製品ごとに切り離して、
4個の製品を得る。切り離すときには、例えば、1個の
製品切り離しにより、吸着力が3/4に激減するので、
切断力によって、残っている製品が飛んでしまわないよ
う、慎重に切断して行く必要である。
【0025】また、本実施例では、内周側壁5bが溝奥
に向かうに連れて径が小さくなるように傾斜しているO
リング溝5aに、Oリング4を引張状態で嵌め込んでい
るので、例えば、機械加工後の切粉を真空掃除機を用い
て掃除するときなどに、Oリング4が吸い込まれないよ
うにすることができ、作業性が向上する。
【0026】さらに、本実施例では、吸着プレート1
が、Oリング溝5aの外周側壁5dを境として、埋込ゴ
マ17,17,…と、吸着プレート本体1aとに分離可
能に構成されているので、Oリング溝5aを容易に加工
することができる。すなわち、Oリング溝5aにテーパ
を設ける場合、Oリング溝5aの内周側の部材と外周側
の部材とが一体的であると、特殊な形状の刃を用いて、
何度も研削する必要があるが、本実施例では、埋込ゴマ
17を吸着プレート本体1aに装着する前に、埋込ゴマ
17の外周にV字型溝を加工すれば良いので、Oリング
溝5aを非常に簡単に加工することができる。
【0027】次に、真空チャック装置の第4の実施例に
ついて、図10から図13を用いて説明する。本実施例
は、真空吸着と共に、爪を用いてチャックするものであ
る。
【0028】吸着プレート1には、図11に示すよう
に、固定爪20と可動爪機構21aとが、それぞれ、3
組設けられている。可動爪機構21aは、図10および
図13に示すように、可動爪21と、これを支える支え
ゴマ22と、これらの間に設けられ自身の下降により可
動爪21を押し出す押出ゴマ23と、吸着プレート1内
に設けられている空間で真空吸引により下降するように
設けられている受圧板26と、受圧板26と押出ゴマ2
3とを連結するテンション棒27と、受圧板26を上方
に付勢するスプリング25とを有して構成されている。
【0029】可動爪21と支えゴマ22とは、ピン24
により連結されている。このピン24は、テンション棒
27に設けられている長孔を貫通している。支えゴマ2
2は吸着プレート1に固定されている。一方、可動爪2
1は、可動爪21が被加工材6を固定する突出位置と固
定しない引っ込み位置とに移動可能に吸着プレート1に
設けられている。可動爪21は、ピン24に装着されて
いるスプリング25により、引っ込み位置方向に付勢さ
れている。押出ゴマ23と可動爪21との接触部には、
互いにテーパが加工されており、押出ゴマ23が下方に
動くと、可動爪21が突出位置方向に移動する。押し付
けゴマ23の下方への移動は、受圧板26の移動によっ
て行われる。
【0030】受圧板26が挿入されている吸着プレート
1の空間で、受圧板26を境として下部側の空間は、真
空導入孔29および低圧空気導入孔31とつながってい
る。また、上部側の空間は、高圧空気導入孔30とつな
がっている。なお、真空導入孔29は、図示されていな
い真空発生源と、低圧空気導入孔31は図示されていな
い低圧コンプレッサと、高圧空気導入孔30は同じく図
示されていない高圧コンプレッサと連結されている。
【0031】吸着プレート1の中央部分には、吸着ゴマ
28が上下動可能に挿入されており、通常はスプリング
15によって上方に押し上げられている。吸着ゴマ28
の上部には突起281が設けられており、吸着プレート
1にあけられた穴2に嵌合している。また、吸着ゴマ2
8には、小孔282があけられている。この小孔282
は、吸着ゴマ28が上に押し付けられているときは吸着
プレート1の底面によって塞がれているが、真空が作用
して吸着ゴマ28が下方に移動すると孔が開き、吸着プ
レート1の上面側の真空の導通孔となるものである。な
お、本実施例において、吸着面側の構成は、第2の実施
例と同様である。
【0032】次に、本実施例の作用について説明する。
先ず、被加工材6を吸着プレート1の上面に、固定爪2
0と可動爪21の間に入るように挿入する。この状態で
真空導入孔29から真空を導入すれば(この状態では3
0,31は閉じておく)、図13に示すように、吸着ゴ
マ28がスプリング15のばね力に打ち勝って下方に押
し下げられ、真空は小孔281から穴2を通って被加工
材6の底面に達し、被加工材6は吸着プレート1の上面
に吸い付けられる。このとき外周に焼き付けられたゴム
パッド41の効果によって、被加工材6の底面は十分に
真空に保たれ、強い真空吸着力が作用する。
【0033】一方、真空は真空導入孔29を通って受圧
板26の下面にも達する。このとき、受圧板26は、ス
プリング25のばね力に打ち勝って下方に引き下げられ
る。この結果、テンション棒27および押出ゴマ23も
一緒に下方に移動し、可動爪21が突出方向に移動し、
被加工材6を固定爪20とでクランプする。このクラン
プ力を更に確実なものにするために、高圧空気導入孔3
0から空気圧(例えば5気圧)を導入する。(このと
き、真空導入孔29は受圧板26で塞がれており、真空
は保持される。)空気圧は受圧板26の上面に作用し、
テンション棒27の引張り力を真空のみの場合に比較し
て約5倍に増大でき、可動爪21によるクランプ力を大
幅に増大させることができる。
【0034】この状態で被加工材6を機械加工した場
合、吸着力が被加工材6の底面全体に作用しており、ま
た吸着プレート上面外周に焼き付けたゴムパッド41の
吸振力も作用する結果、ビビリのない極めて安定した切
削加工が可能となる。このようなゴムの吸振力を更に増
す方法として、固定爪20、又は可動爪21の先端にゴ
ムを付け、ゴムを介して被加工材6を締め付けるのも有
効である。すなわち、図12に示すように、固定爪20
の先端に部分的にゴム32を焼き付け、その前面を研削
加工すると、ゴム32は研削加工中に圧縮されるため、
研削加工終了後にはゴム32は仕上げ面よりわずかなが
ら出張ることとなる。このような爪を用いて被加工材を
締付けると、先ずゴム面が当り、次いで爪の先端が当る
こととなる。この結果、被加工材6にはゴム32の弾性
力と、爪の剛体力とが同時に作用し、切削加工中にはゴ
ム32の弾性力が吸振作用を生じ、より安定した切削加
工が可能となるものである。
【0035】切削加工中に出る切粉が、真空吸着機構の
内部に入らないようにするために、本実施例では、空気
吹出しによる切粉の排出法を併用した。すなわち、切削
加工が終了したのち被加工材6を取り出すとき、先ず真
空排気を停止後、低圧空気導入孔31から圧縮空気(例
えば1気圧)を送給する。そうすると、受圧板26は上
方へ押し戻され、被加工材6のアンクランプが確実に行
われると同時に吸着ゴマ28の周辺からも空気が上方に
吹き出す。このとき、穴2の内側へ入ろうとしていた切
粉は、空気によって穴2の外へ吹き出されることとな
る。
【0036】なお、本実施例において、吸着プレート1
の上面に軟質ゴム41を焼き付ける方式を採用したが、
第2の実施例の変形例で用いた硬質ゴムを焼付ける方
式、または第1の実施例で用いたOリングを用いる方式
でも良い。このことは、第3の実施例についても同様で
ある。また、上記の説明においては、締付力を増すため
に、高圧空気導入孔30を利用する方法について説明し
た。しかし、この機能は必ずしも必要ではなく、真空吸
着のみでも十分に切削加工に耐えられることが多い。す
なわち、切削抵抗が可動爪21に向って作用する場合で
も、可動爪21は押出ゴマ23を介して支えゴマ22に
支えられており、切削抵抗は剛体的に支持されるため、
ゆるむ恐れは極めて小さいからである。ただし、可動爪
21と押出ゴマ23との間の接触テーパを大きくし過ぎ
ると、切削抵抗が掛ったときに押出ゴマ23が浮き上
り、ゆるむ可能性がある。これを防ぐには、テーパ角度
を摩擦角以下(例えば6〜15度程度)にするのが好適
である。
【0037】次に、真空チャック装置の第5の実施例に
ついて、図14から図17を用いて説明する。本実施例
は、真空シールのための弾性体として、ラッパ状の真空
パッドを用いたものである。なお、本実施例は、真空パ
ッド以外の基本構成は、第3の実施例と同様である。
【0038】吸着プレート1bに凹部33を4個所設
け、この中に真空パッド34を拡径側を上にして締め具
35で固定する。この締め具35には、真空孔2が形成
されている。真空パッド34の上端は、吸着プレート1
bの上面11より、2mm程度飛び出すように設計され
ている。この状態で、4個の製品を取り出せる被加工材
6を真空パッド34上に載せ、真空配管903から真空
排気すれば、被加工材6は真空パッド34に吸着されて
下方に引き寄せられ、真空プレート1bの上面11に接
触する。このときの接触力は、吸着パッド4個分の力で
あり、非常に強固となる。
【0039】このような真空パッド34は、これ迄にも
多く利用されてきたが、このような機械加工用の真空吸
着治具に用いようとすると、真空パッド34の剛性が弱
く、切削力が作用したときに位置固定が十分になされ
ず、加工精度が上らないという欠点があった。本実施例
によれば、被加工材6は、吸着プレート1bの上面11
に強く押し付けられるので、加工中における被加工材6
の位置決めも確実に確保できる。
【0040】本実施例は、第1の実施例および第3の実
施例のように、Oリングを使用する方式と比較して、被
加工材6の平面度が悪い場合に採用すると好適である。
すなわち、被加工材6は、その大きさが大きくなればな
るほど、反りが増大する傾向がある。このような被加工
材6を吸着しようとするとき、反りが大きすぎると、ゴ
ム(Oリング、又は吸着パッド)に接触しなくなり、真
空シールが不完全となり真空吸着されない恐れが生ず
る。真空吸着ができなくなる限界は、吸着プレート1b
の上面11からのゴムの突き出し量に依存する。その量
は、Oリングでは0.2〜0.3mmであるのに対し、
吸着パッドでは2mm程度にでき、多少の反りがあって
も吸着することが可能である。
【0041】反りが更に大きく真空吸着できない場合、
又は切削加工中に反りが増大して真空吸着が可能な限界
を越える恐れのある場合に対する対処法を述べる。この
対処法は、例えば、被加工材6がこれから製品を4個取
り出すものであれば、図16および図17に示すよう
に、製品を取り出すために被加工材6を切断する位置に
溝6aを加工する。溝6aの底厚tは、溝6aのところ
で被加工材6が変形し得る程度迄薄くする。このように
することによって、反りが大きかった被加工材6でも真
空吸着されたときに各部分が独立に変形して、それぞれ
が吸着面にぴったりと接触し、完全な真空シールがなさ
れ、十分に吸着されることとなる。
【0042】この場合、溝6aの加工は、真空吸着する
前に別の装置又はチャックを用いる。また、多少の反り
があっても吸着がなされるならば、真空吸着した状態で
行っても良い。底厚tは、1個の製品が、例えば100
mm平方の四角い部材を切削加工する場合で、材質が鉄
鋼材料では、1mm以下、0.3〜0.5mm程度、軟
質な銅やアルミニウム材料などでは2mm以下、0.8
〜1.5mm程度が好適である。
【0043】なお、被加工材6から、各製品を切り離す
のは、前述したように、製品の加工が終了した時点で行
なう。これは、吸着プレート1に対する各製品の吸着力
が、相互に補強しあって、1個のみのときよりも大きく
なるからである。さらに、製品が1個のみのときよりも
位置決め安定性を高くすることができるからである。ま
た、以上の実施例では、被加工材から取り出す製品の個
数を4個としてきたが、これに限られるものではない。
個数が多いほど、吸着力は増大し、また量産加工に適用
したときに1回の段取りで多数の製品が得られることに
なり、その効果は大きい。
【0044】ところで、第5の実施例では、例えば、第
1の実施例のように、Oリング4の内周側に吸着面11
が存在しないため、被加工材が薄い場合や加工により被
加工材が薄くなる場合、被加工材の中央部分が変形し
て、被加工材の平面度を得ることができなくなることが
考えられる。そこで、第5の実施例の変形例として、図
18に示すように、真空パッド34の中央部が周囲の吸
着面11と同じレベルに成るよう、被加工材支持板35
bを設けることにより、前記不具合を解決することがで
きる。しかし、被加工材支持板35bの下部は弾性材で
ある真空パッド34であるため、被加工材支持板35b
のレベル調整が難しく、真空パッド34を保守交換する
たびに、真空パッド34が損傷しないよう注意しなが
ら、被加工材支持板35bの上面を研削するなどして、
レベル調整しなければならず、保守性の面であまり好ま
しくない。
【0045】そこで、次に、被加工材が薄くても平面度
を保つことができ、かつ保守性の面で優れているものを
第6の実施例として、図19および図20を用いて説明
する。 本実施例では、第5の実施例における真空パッ
ド34の変わりに、ゴム板を円環状に切断したパッキン
120を使用する。吸着プレート1cの凹部33には、
チャック101がボルト102より固定されている。チ
ャック101の中央部103は、周囲の吸着面11と同
じレベルになるよう形成されている。この中央部103
には、真空孔2が貫通していると共に、真空溝3が形成
されている。チャック101の外周端面と凹部33の内
周面にはOリング109が設けられている。チャック1
01は、その中央部103より外周側に深さが異なる3
個の段部104,105,106が形成されており、内
周側の段部104が最も深く、外周側に向かうに連れて
深さが浅くなっている。最外周の段部106の深さの寸
法は、パッキン120の厚さの寸法より僅かに短くなる
ように形成されている。内周側の段部104には、リン
グ110が嵌まり込むようになっている。このリング1
10の外周には、外周方向に突出する鍔111が形成さ
ている。パッキン120は、外周側の段部106および
中央の段部105上に載せられる。リング110は、そ
の後に、ボルト108でチャック101に固定される。
パッキン120は、中央の段部105とリング110の
鍔11との間に挾まれて固定される。この際、固定され
たパッキン120の最外周は、外周側の段部106上に
あるため、吸着面11より、僅かに突出する。この突出
量は、0.1〜1mm程度であることが好ましい。
【0046】次に、本実施例の作用について説明する。
被加工材6を吸着プレート1c上に載せて真空吸引す
る。吸着プレート1cとチャック120との間にはOリ
ング109が装入されているため、この間の真空は保持
される。被加工材6は、真空孔2からの真空吸引によ
り、吸着プレート1cに吸着される。このとき、パッキ
ン120の最外周部分121は内周方向に強く引かれ、
ここと被加工材6の下面とが接触し、真空が保持され
て、被加工材6は強く吸い付けられることとなる。この
真空吸引の際において、被加工材6の中央部の下方に
は、周囲の吸着面11と同じレベルになっているチャッ
ク101の中央部103が存在するため、被加工材6が
薄いものでも、その平面度を保つことができる。
【0047】また、パッキン120が損傷して、これを
交換する場合には、リング110を外してパッキン12
0を交換し、再び、単にリング110を取付ければ良
い。すなわち、被加工材6の中央部の支持には、パッキ
ン120の上に載るリング110は用いられず、チャッ
ク101自身がその役割を担っているため、第5の実施
例の変形例において説明したように、弾性体を交換する
たびに、レベル調整をする必要がなく、容易に保守を行
うことができる。また、本実施例において、パッキン1
20を吸着面11から1mm程度突出させることが可能な
ので、ある程度反りを持つ被加工材でも確実に吸着する
ことができる。
【0048】本実施例においては、パッキン120とし
て、耐久性・耐油性の優れているバイトンを使用した。
パッキン120は、厚さ1mmのバイトン板を打ち抜き加
工したものを使用している。ここで、打ち抜き加工した
場合には、外周縁が多少ぎざぎざになるが、真空保持は
パッキン120の外周縁より僅かに内側の部分で行われ
るため、このように、単に打ち抜き加工をしたものを用
いても、真空保持能力には何ら影響を及ぼさない。この
結果、弾性材として、第1の実施例のようにOリング4
や、第5の実施例のように吸着パッド34を用いるより
も、コストダウンを図ることができる。
【0049】なお、以上の各種実施例において、吸着プ
レートが、水平である場合について述べたが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば、垂直な面への
チャッキングの場合に適用しても良い。特に、垂直面に
チャッキングすることは、一般的に、被加工材が浮き上
るなどの障害が生じやすい。これに対して、本発明によ
れば、吸着力が大幅に増加するので、その姿勢には影響
されない。したがって、垂直面へのチャッキングは、本
発明の効果がより明瞭に現れる。特に、第4の実施例で
は、ワンタッチのチャッキングが可能となり、その効果
は著しいものである。
【0050】また、以上の実施例では、真空チャック装
置についてのみ説明したが、被加工材を加工する研削刃
や研削砥石と、研削刃や研削砥石を被加工材に対して相
対的に移動させる移動機構等を設けることにより、加工
装置を構成することができるのとは言うまでもない。ま
た、本発明は、加工対象である被加工材をチャックする
場合にのみならず、単にワークを特定の場所に搬送する
ために、ワークを保持しなければならないときに適用し
ても良い。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、真空吸着方式を採用し
ているので、ねじ締めなどの作業者の手間を省けると供
に、弾性体により真空シールが行なえるので、吸着面に
対するワークの吸着力を大幅に増大させることができ、
ワークを確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2におけるI−I線断面図である。
【図2】本発明に係る真空チャック装置の第1の実施例
の上面図である。
【図3】図4におけるIII−III線断面図である。
【図4】本発明に係る真空チャック装置の第2の実施例
の上面図である。
【図5】図6におけるV−V線断面図である。
【図6】真空チャック装置の第2の実施例の変形例の上
面図である。
【図7】図8におけるVII−VII線断面図である。
【図8】本発明に係る真空チャック装置の第3の実施例
の上面図である。
【図9】真空チャック装置の第3の実施例の要部拡大断
面図である。
【図10】図11におけるX−X線断面図である。
【図11】本発明に係る真空チャック装置の第4の実施
例の上面図である。
【図12】本発明に係る真空チャック装置の固定爪の上
面図である。
【図13】被加工材を吸着した際の図11におけるX−
X線断面図である。
【図14】図15におけるXIV−XIV線断面図である。
【図15】本発明に係る真空チャック装置の第5の実施
例の上面図である。
【図16】被加工材の加工手順を説明するための被加工
材の上面図である。
【図17】図16におけるXVII−XVII線断面図である。
【図18】本発明に係る真空チャック装置の第5の実施
例の変形例の要部断面図である。
【図19】図20におけるIXX−IXX線断面図である。
【図20】本発明に係る真空チャック装置の第6の実施
例の上面図である。
【図21】従来の真空チャック装置の上面図である。
【図22】従来の真空チャック装置の側面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c…吸着プレート、2…真空孔、3
…真空溝、4…Oリング、5…Oリング溝、6…被加工
材、11…吸着面、12…位置決めピン、14…スライ
ダ、15…スプリング、18…リーク孔、20…固定
爪、21…可動爪、22…支えゴマ、23…押出ゴマ、
26…受圧板、28…吸着ゴマ、29…真空導入孔、3
0…高圧空気導入孔、31…低圧空気導入孔、34…吸
着パッド、120…パッキン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 光清 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所神奈川工場内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークが吸着する吸着面側を真空吸引する
    真空孔を有する真空チャック装置において、 前記真空孔の回りを囲み、かつ前記吸着面から突出して
    いる環状の弾性体を備えていることを特徴とする真空チ
    ャック装置。
  2. 【請求項2】前記吸着面において、環状の前記弾性体の
    内周側には、該弾性体の外周側のレベルと同じレベルの
    部分を有することを特徴とする請求項1記載の真空チャ
    ック装置。
  3. 【請求項3】前記弾性体は、ゴムで形成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の真空チャック装
    置。
  4. 【請求項4】前記弾性体は、真空吸引した際に、前記ワ
    ークと前記吸着面とが接触する弾性を有することを特徴
    とする請求項1、2または3記載の真空チャック装置。
  5. 【請求項5】前記弾性体と前記真空孔とが複数組み設け
    られていることを特徴とする請求項1、2、3または4
    記載の真空チャック装置。
  6. 【請求項6】ワークを吸着する吸着面側を真空吸引する
    真空孔を有する真空吸着板を備えている真空チャック装
    置において、 前記真空孔の回りを囲むOリングが、その吸着側が前記
    吸着面から突出するよう、前記真空吸着板に埋め込まれ
    ていることを特徴とする真空チャック装置。
  7. 【請求項7】前記Oリングは、引張り状態で埋め込まれ
    ていることを特徴とする請求項6記載の真空チャック装
    置。
  8. 【請求項8】前記Oリングを埋め込む溝は、少なくとも
    内周側壁が、溝奥側の径より溝口側の径の方が小さいこ
    とを特徴とする請求項6または7記載の真空チャック装
    置。
  9. 【請求項9】前記真空吸着板は、前記溝の外周側壁また
    は内周側壁を境にする内側の部材と外側の部材とを有し
    て構成されていることを特徴とする請求項8記載の真空
    チャック装置。
  10. 【請求項10】ワークを吸着する吸着面側を真空吸引す
    る真空孔を有する真空吸着板を備えている真空チャック
    装置において、 厚さ方向に開口を有する環状のゴム板が、前記真空孔の
    回りを囲み、かつその吸着面側が前記吸着面から突出す
    るよう、前記真空吸着板に設けられていることを特徴と
    する真空チャック装置。
  11. 【請求項11】ワークを吸着する吸着面側を真空吸引す
    る真空孔を有する真空吸着板を備えている真空チャック
    装置の製造方法において、 前記真空吸着板となる部材の前記吸着面となる側に、厚
    さ方向に開口を有する環状のゴム板が前記真空孔の回り
    を囲むよう、該ゴム板を貼り付け後、 前記吸着面となる側を前記ゴム板と供に研削することを
    特徴とする真空チャック装置の製造方法。
  12. 【請求項12】ワークを吸着する吸着面側を真空吸引す
    る真空孔を有する真空吸着板を備えている真空チャック
    装置において、 漏斗状またはラッパ状のゴムパッドが、前記真空孔の回
    りを囲み、かつその拡径側端部が前記吸着面から突出す
    るよう、前記真空吸着板に設けられていることを特徴と
    する真空チャック装置。
  13. 【請求項13】吸着するワークの位置決め部材を有し、 前記位置決め部材は、真空吸引により、真空吸着板に沈
    み込み可能に設けられていると供に、前記真空吸引力よ
    りも弱い力で突出方向に付勢されていることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ま
    たは12記載の真空チャック装置。
  14. 【請求項14】吸着するワークを締め付けて固定する締
    め付け爪が設けられていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、12または1
    3記載の真空チャック装置。
  15. 【請求項15】前記締め付け爪は、前記真空吸引によ
    り、締め付け動作をすることを特徴とする請求項14記
    載の真空チャック装置。
  16. 【請求項16】ワークを吸着面に真空吸着する真空チャ
    ック装置において、 前記真空吸引により、前記ワークを締め付けて固定する
    締め付け爪を有することを特徴とする真空チャック装
    置。
  17. 【請求項17】前記締め付け爪、または該締め付け爪と
    連動する連動部材の少なくとも一部が動作する空間を有
    し、 前記一部を境として分けられる前記空間の、真空吸引す
    ると前記締め付け爪が締め付け動作する側が真空吸引孔
    と連通し、他方の側が圧縮空気供給可能にコンプレッサ
    ーに連結されていることを特徴とする請求項16記載の
    真空チャック装置。
  18. 【請求項18】前記空間の、真空吸引すると前記締め付
    け爪が締め付け動作する側にも、圧縮空気供給可能にコ
    ンプレッサと連結していることを特徴とする請求項17
    記載の真空チャック装置。
  19. 【請求項19】請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、12、13、14、15、16、17ま
    たは18記載の真空チャック装置と、 前記真空チャック装置の前記吸着面に吸着したワークを
    研削する砥石またはバイトと、 前記砥石またはバイトと前記真空チャック装置の真空吸
    着板とのうち、少なくとも一方を相対的に移動させる移
    動機構とを備えていることを特徴とする加工装置。
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