JPH05221559A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JPH05221559A
JPH05221559A JP4270201A JP27020192A JPH05221559A JP H05221559 A JPH05221559 A JP H05221559A JP 4270201 A JP4270201 A JP 4270201A JP 27020192 A JP27020192 A JP 27020192A JP H05221559 A JPH05221559 A JP H05221559A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成効率の減少を招来することのないよ
う構成したシート搬送装置を提供すること。 【構成】 シートの分離開始点より前記シート搬送手段
が所定距離分だけ当該シートを搬送したことを計測手段
が検知した際、シート検知手段によって当該シートが検
知されない場合には、搬送速度制御手段およびシート分
離手段を駆動してシート搬送速度および分離速度を低下
させ、再び分離動作を行わせて分離動作完了後に、再び
分離速度を高速に戻すシーケンス制御手段を具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート収納部に収納さ
れたシートを搬送するシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の搬送通路を用いてシート搬
送を行い、画像形成装置に対して用紙の搬送を行う大容
量ペーパーデッキにおいて、画像形成装置における画像
形成効率が最大になるように、用紙搬送速度を高速に制
御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のペ
ーパーデッキでは、用紙積載部からの用紙1枚の分離動
作に対して、搬送速度が高速になるほど分離不良が起こ
る確率が増大し、それにより画像形成動作の中断が起こ
り画像形成効率が低下するという欠点がある。
【0004】また、分離不良の起こる確率を減少させる
ために搬送速度を低下させると、これも必然的に全体的
な画像形成効率の減少につながることは自明である。
【0005】また、分離不良が起きたとき、再び分離動
作を繰り返す場合、同じ条件で分離動作を行っても、再
び分離不良になる確率が高い。
【0006】また、シートの両面に画像を形成する両面
モードやシートの同一面に複数の画像を形成する多重モ
ードを有する画像形成装置においては、像形成動作中に
一時的に中間トレイにシートを収納し、中間トレイに収
納されたシートを再給紙することが行われている。
【0007】このような画像形成装置においても、単位
時間当りの画像形成効率を向上させるために、中間トレ
イからの再給紙速度を速くしようとすると、中間トレイ
のシートの分離不良が起こる確率が増大する。その結
果、画像形成動作の中断が起こり、画像形成効率が低下
してしまう。
【0008】また、分離不良の起こる確率を減少させる
ために搬送速度を低下させると、これも必然的に全体的
な画像形成効率の減少につながることは自明である。さ
らに、分離不良が発生し継続した画像形成動作が不能に
なった場合、分離不良が発生する以前に完了していた画
像形成動作そのものが無駄になり、シートはもとより、
その画像形成に消費されたトナーもしくはインク等の消
耗材が全て無駄になる。また、中間トレイにもシートが
残留するなど、装置のリカバリー処理が非常に複雑にな
るという不具合がある。
【0009】よって本発明の目的は、上述した欠点を除
去したシート搬送装置の提供にある。
【0010】本発明の他の目的は、シートの分離不良が
生じても画像形成動作を中断することなく、リカバリー
処理を行うことにより、画像形成効率をできるだけ低下
させないシート搬送装置の提供にある。
【0011】本発明の他の目的は、中間トレイに収納さ
れたシートの分離不良が生じても、画像形成動作を中断
することなく、リカバリー処理を行うことにより、中間
トレイに収納された他のシートを無駄にしないシート搬
送装置の提供にある。
【0012】本発明の他の目的は、シートの分離不良が
生じても、分離速度を低下させて再び分離動作を行わせ
ることにより、画像形成効率をできる限り低下させない
シート搬送装置の提供にある。
【0013】本発明の他の目的は、以下の添付図面に基
づく説明から明らかになるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1の発明は、複数のシートを積載する積載手段
と、前記積載手段に積載されたシートを1枚ずつ分離す
る分離手段と、前記分離手段により分離されたシートを
検出するため、前記分離手段よりも下流に設けられたシ
ート検出手段と、前記分離手段の動作開始後、前記シー
ト検出手段がシートを検出しないとき、前記分離手段の
動作スピードを低下させ、再び前記分離手段を動作さ
せ、その後前記シート検出手段がシートを検出すると前
記分離手段の動作スピードを元に戻す制御手段とを具備
したものである。
【0015】また第2の発明は、シートを1枚ずつ分離
する分離手段を複数有してなる複数のシート搬送手段
と、前記複数のシート搬送手段のうちの第1のシート搬
送手段の分離手段により分離されたシートを検出するた
めに、該分離手段よりも下流に設けられたシート検出手
段と、前記第1のシート搬送手段の分離手段の動作開始
後、前記シート検出手段がシートを検出しないとき、前
記分離手段の動作スピードを低下させ、再び前記分離手
段を動作させる制御手段とを備え、前記制御手段は、前
記第1のシート搬送手段の分離手段を再動作させる際
に、第2のシート搬送手段に前記第1シート搬送手段に
より搬送されるシートと同一サイズのシートがあるとき
前記第1シート搬送手段の分離手段の再動作開始前に、
前記第2シート搬送手段を動作させるものである。
【0016】さらに第3の発明は、シートに像形成する
像形成手段と、前記像形成手段により像形成されたシー
トを一時的に収納する収納手段と、前記収納手段に収納
されたシートを1枚ずつ分離する分離手段と、前記分離
手段により分離されたシートを検出するために、前記分
離手段よりも下流に設けられたシート検出手段と、前記
分離手段の動作開始後、前記シート検出手段がシートを
検出しないとき、前記分離手段の動作スピードを低下さ
せ、前記分離手段を再動作させる制御手段とを具備した
ものである。
【0017】
【作用】本発明の上記各構成においては、分離手段の動
作スピードとして少なくとも2種類を有し、シート検出
手段によってシートが検出されないことを条件として、
分離手段の動作スピードを低下させ、もって、シートの
分離不良が生じても画像形成動作を中断することなく、
リカバリー処理を行うことにより、画像形成効率をでき
るだけ低下させないようにすることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0019】実施例1 図1〜図3に、本発明を適用した複写装置システム図を
示す。本図において、1は複写装置である。
【0020】2は上段/中段/下段の三段のデッキおよ
びマルチ手差し部よりなる大容量フロントローディング
デッキ(以下、PFUと呼ぶ)である。上段/中段は、
ジャム処理性を向上させるため、スライドして引き出せ
る構成となっている。2a〜2gは、PFUから送り出
された紙の搬送タイミングを制御したり、搬送パス上の
ジャムを監視するためのセンサである。
【0021】2aは上段給紙センサ、2bは中段給紙セ
ンサ、2cは中段センサ、2dは下段給紙センサ、2e
は下段センサ、2fはインターフェースセンサ1、2g
はインターフェースセンサ2である。
【0022】3は原稿反転機構付き自動原稿給送装置
(以下、RDFと呼ぶ)である。
【0023】4はソータである。複写装置より設定され
たモード(ノンソート、ソート、グループ)で排出紙の
仕分けを行う。
【0024】図4〜図9に、本発明の一実施例における
電気回路ブロック図を示す。
【0025】PFU2は、各部を制御するためのコント
ローラとなるCPU101やROM102、RAM10
3、I/O入出力デバイス104,105等から構成さ
れている。
【0026】まず、I/O入力部104に接続されるセ
ンサ類について説明する。
【0027】(1)マルチ用紙有無検知センサ106 マルチ手差し部に用紙が載置されたかを検知する。
【0028】(2)上段/中段/下段紙有無センサ10
7〜109 上段/中段/下段デッキに用紙がセットされているかを
検知する。
【0029】(3)マルチ用開閉スイッチ110 マルチ手差し部カバーの開閉状態を検知する。
【0030】(4)上段/中段/下段開閉スイッチ11
1〜113 上段/中段/下段デッキを引き出したい場合に押下す
る。
【0031】(5)上段/中段/下段上限検知スイッチ
114,116,118 上段/中段/下段デッキが上限まで上昇しきったことを
検知する。
【0032】(6)上段/中段/下段下限検知スイッチ
115,117,119 上段/中段/下段デッキが下限まで下降しきったことを
検知する。
【0033】(7)上段/中段/下段紙面センサ120
〜122 上段/中段/下段デッキに積載した紙の上面の位置が所
定位置に有することを検知する。
【0034】(8)上段/中段/下段デッキセットスイ
ッチ123〜125 上段/中段/下段デッキが押し込まれ、正しくセットさ
れていることを検知する。
【0035】(9)上段/中段/下段給紙センサ12
6,127,129 紙搬送パス上に配置され、上段/中段/下段から搬送さ
れた用紙の搬送シーケンスに必要なタイミング信号を得
る。
【0036】(10)中段/下段センサ128,130 (9)と同様である。
【0037】(11)下段ワンパックセンサ131 大容量デッキである下段デッキにおいて、用紙上面が一
定量しか下がらないように、用紙上面が所定位置にある
ことを検知する。
【0038】(12)ジョイントスイッチ132 画像形成装置本体1との接続部におけるジャム処理操作
を向上させるために、上段/中段デッキを引き出せる構
成になっているが、上段/中段デッキがきちんとPFU
本体にしまわれているかを検知する。
【0039】(13)紙サイズ設定スイッチ133 上段/中段/下段デッキに積載されている用紙のサイズ
を設定する。
【0040】(14)上段搬送モータエンコーダ134 上段/中段共用搬送モータ出力軸に装着されたクロック
円板およびフォトインタラプタより成り、搬送モータ回
転に応じ、パルス信号を発生する。
【0041】(15)下段搬送モータエンコーダ135 下段デッキ搬送モータ出力軸に装着されたクロック円板
およびフォトインタラプタより成り、搬送モータ回転に
応じパルス信号を発生する。
【0042】(16)インターフェースエンコーダ13
6 インターフェース部搬送モータ出力軸に装着されたクロ
ック円板およびフォトインタラプタより成り、搬送モー
タ回転に応じパルス信号を発生する。
【0043】(17)インターフェースセンサ1/セン
サ2 137,138 インターフェース部搬送パス上に載置され、搬送された
用紙の搬送シーケンスに必要なタイミングを得る。
【0044】次に、I/O出力部に接続される負荷につ
いて説明する。
【0045】(1)マルチ用給紙モータ139 マルチ手差し搬送部を駆動する。
【0046】(2)マルチ用ピックアップソレノイド1
40 マルチ手差し部に載置された用紙を送り出すピックアッ
プローラを用紙に押し当てるためのソレノイドである。
【0047】(3)上段/中段/下段のピックアップソ
レノイド141〜143 上段/中段/下段デッキに載置された用紙を送り出すピ
ックアップローラを用紙に押し当てるためのソレノイド
である。
【0048】(4)上段/中段/下段デッキ昇降モータ
147〜149 上段/中段/下段デッキを用紙の減少とともに押し上げ
たり、用紙補給の為に下げたりするためのモータで、各
々モータ正逆転回路144〜146に接続されている。
【0049】(5)上段/中段/下段クラッチ150〜
152 上段/中段搬送部に上段搬送モータの駆動を、下段搬送
部に下段搬送モータの駆動を伝達するための電磁クラッ
チ。
【0050】(6)上段/中段/下段デッキロックソレ
ノイド153〜155 上段/中段/下段デッキを給紙装置にセットするラッチ
を動作させるためのソレノイドである。
【0051】(7)上段/中段/下段開閉LED156
〜158 上段/中段/下段デッキを引き出す際、各段のデッキが
下降している間、点滅するLEDである。
【0052】(8)インターフェースクラッチ1/クラ
ッチ2 159,160 インターフェース部の搬送パスに配置された複数の駆動
ローラに、インターフェース部搬送モータの駆動を伝達
するための電磁クラッチである。
【0053】次に、搬送モータのPLL制御部について
述べる。
【0054】本実施例の給紙装置において、上段/中段
デッキの搬送部を駆動するための上段搬送モータ17
0,下段デッキの搬送部を駆動するための下段搬送モー
タ171,複写装置と給紙装置との接合部搬送パス(イ
ンターフェース部)の搬送部を駆動するためのインター
フェースモータ169が配置され、それぞれPLL制御
されている。
【0055】CPU101に接続されているクロックジ
ェネレータ162より、上段/中段/下段デッキ搬送速
度およびインターフェース部搬送速度に相当するクロッ
クパルスが出力され、各々PLL制御回路165,16
6へ供給される。
【0056】PLL制御回路165,166はそのクロ
ックパルスと、上段/中段/下段デッキを駆動する上段
/下段搬送モータ170,171が回転する際に発生す
るエンコーダ出力パルス、インターフェース部を駆動す
るインターフェースモータ169が回転する際に発生す
るエンコーダ出力パルスとの周波数比較、位相比較等を
行う。
【0057】その結果、出力される差分信号と、CPU
101に接続されているPWMパルスジェネレータ16
1より出力されるパルスを積分したのこぎり波もしくは
三角波との比較により得られるパルスデューティ比によ
り、搬送モータ印加実効電圧を可変とし、搬送モータ回
転数を一定とする。
【0058】なお、パルス切換回路167は上段/中段
デッキを駆動する場合、および下段デッキを駆動する場
合を切換信号により切換制御を行う構成となっている。
【0059】また、CPU101より所望の周波数デー
タを書き込み、クロックジェネレータ162から発生す
るクロックパルス周波数を変えることにより、モータ回
転数を様々な値に設定することが可能である。
【0060】次に、図10〜図39に示すフローチャー
トを用いて、本実施例の動作を詳細に説明する。
【0061】まず、図10,図11において上段リフタ
シーケンス(ステップS200:以下、「ステップ」な
る文言は省略する)、中段リフタシーケンス(S40
0)、下段リフタシーケンス(S300)をそれぞれ行
なう。
【0062】次に、複写機からのマルチ給紙信号の有無
を判断する(S101)。このマルチ給紙信号は、複写
機からPFUのマルチフィーダーに対する給紙要求信号
であり、これによりPFUは紙の搬送を開始する。
【0063】同様に、後述の上段給紙信号、中段給紙信
号、下段給紙信号は、それぞれ上段、中段、下段に対す
る給紙要求信号である。
【0064】S101で給紙信号が有りの場合はS50
0のマルチ給紙シーケンスに進み、給紙信号が無い場合
はS103で上段給紙信号の確認を行なう。S103で
給紙信号が有りの場合はS600の上段給紙シーケンス
に進み、給紙信号が無い場合はS105で中段給紙信号
の確認を行なう。
【0065】S105で給紙信号が有りの場合はS70
0の中段給紙シーケンスに進み、給紙信号が無い場合は
S107で下段給紙信号の確認を行なう。S107で給
紙信号が有りの場合はS800の下段給紙シーケンスに
進み、給紙信号が無い場合はS900のプレ給紙シーケ
ンスに進む。そして、それぞれの処理後上段リフタシー
ケンス(S200)に戻る。
【0066】各シーケンス(S200〜S900)につ
いて説明する。
【0067】図12,図13に上段リフタシーケンス
(S200)のフローチャートを示す。
【0068】上段リフタシーケンスではまずS201で
上段デッキが紙を搬送中であるかを判別し、搬送中の場
合はS227,S229に進み上段上限スイッチもしく
は上段紙面スイッチがオンするまで上段リフタモータを
上昇させ(S231)、オンした時点で停止させる(S
233)。
【0069】S201で上段デッキが搬送中でない場合
はS203で上段デッキセットスイッチのオンオフを判
別し、オフの場合は収納部が引き出されているのでS2
21に進み上段デッキセットスイッチがオン、つまり収
納部が閉められているまで待つ。
【0070】S203で上段デッキセットスイッチがオ
ンの場合は、S205で中段デッキ,下段デッキがそれ
ぞれ引き出されているか否かを判断する。中段デッキ,
下段デッキのどちらかが引き出されているときは、S2
27に進む。これは、以下に示す通り、上中下段各デッ
キの2つ以上の収納部が同時に引き出されないようにす
るためである。
【0071】つまり、用紙を大量に積載した状態で、収
納部を2つ以上引き出してしまうと装置本体の重心が前
方に移動して機体のフレーム等の負荷になり不安定にな
るからである。
【0072】S205で中段デッキ,下段デッキが閉め
られているときは、S207で上段開閉スイッチのオン
オフを見る。スイッチが押されてない場合は上記同様処
理はS227に進む。
【0073】S207で上段開閉スイッチが押された場
合は、用紙補給のため上段下限スイッチがオンするまで
上段リフタモータを下降させる(S209,S211,
S213)。そして、上段下限スイッチがオンした時点
で上段デッキソレノイドをオンさせる。
【0074】これにより初めて、ユーザが収納部を引き
出せる状態になる。S217で上段デッキセットスイッ
チのオンオフを見ることにより、収納部が引き出された
かどうかが判断できる。
【0075】S217で収納部が引き出されたときは上
段デッキロックソレノイドをオフし(S219)、上段
デッキセットスイッチにより収納部が閉められるのを待
つ(S221)。また、S217で上段デッキセットス
イッチがオンした状態が10秒経過したときは(S22
3)、上段デッキロックソレノイドをオフしS227に
進み自動的にリフタモータを上昇させる。
【0076】なお、中段のリフタの動作制御シーケンス
は上段のリフタの動作制御シーケンスに準ずるため、フ
ローチャートおよび説明は省略する。
【0077】次に、下段リフタの動作について説明す
る。
【0078】図14,図15に下段リフタシーケンス
(S300)のフローチャートを示す。下段リスタシー
ケンスではまずS301で下段デッキが紙を搬送中であ
るかを判別し、搬送中の場合はS337,S339に進
み下段上限スイッチもしくは下段紙面スイッチがオンす
るまで下段リフタモータを上昇させ(S341)、オン
した時点で停止させる(S343)。
【0079】S301で下段デッキが搬送中でない場合
はS303で下段デッキセットスイッチのオンオフを判
別し、オフの場合は収納部が引き出されているのでS3
25に進む。
【0080】S303で下段デッキセットスイッチがオ
ンの場合は、S305で上段デッキ,中段デッキがそれ
ぞれ引き出されているか否かを判断する。上段デッキ,
中段デッキのどちらかが引き出されているときは、S3
37に進む。これは、上中下段の各デッキの2つ以上の
収納部が同時に引き出されないようにするためである。
【0081】S305で上段デッキ,中段デッキが閉め
られているときは、S307で下段開閉スイッチのオン
オフを見る。スイッチが押されてない場合は、上記同様
処理はS337に進む。S307で下段開閉スイッチが
押された場合は用紙補給のため下段下限スイッチがオ
ン、または下限ワンパックセンサがオフするまで下段リ
フタモータを下降させる(S309,S311,S32
3,S313)。
【0082】そして下段下限スイッチがオン、または下
限ワンパックセンサがオフした時点で下限リフタモータ
を停止し下限デッキソレノイドをオンさせる(S31
5)。これによりユーザが収納部を引き出せる状態にな
る。
【0083】S317で下段デッキセットスイッチのオ
ンオフを見ることにより収納部が開けられたかどうかが
判断できる。このS317で下段デッキセットスイッチ
がオンした状態が10秒経過したとき(S331)、下
段デッキロックソレノイドがオフし(S333)、S3
37に進み自動的にリフタモータを上昇させる。
【0084】S317で収納部が引き出されたときは下
段デッキロックソレノイドをオフし(S319)、下段
下限スイッチが押されているか判断する(S321)。
下段下限スイッチが押されているときはS335に進
み、下段デッキセットスイッチがオンされるのを待つ。
【0085】S321で下段下限スイッチがオフの場合
はS325で下段ワンパックセンサが再度オンされる
か、もしくは下段デッキセットスイッチがオンされるの
を待つ(S327)。下段デッキセットスイッチがオン
された場合はS337に進みリフタを上昇させる。
【0086】一方、S325で下段ワンパックセンサが
再度オンされた場合は、つまり下段に用紙が補給された
ことであるから、3秒のチャタリングを取ることにより
再度シーケンスはS309に進む(S325,S32
9)。3秒のチャタリングはユーザが驚かないようにす
るためのディレイである。
【0087】次に、紙搬送に関するフローチャートにつ
いて説明する。
【0088】始めにマルチフィーダーの搬送シーケンス
について説明する。
【0089】図16〜図19に、PFUのマルチフィー
ダーの紙搬送シーケンスのフローチャートを示す。この
シーケンスは、複写装置本体からのマルチ給紙信号があ
る時に行なわれる。シーケンスの初期チェックとして、
上中下段各デッキのどれかが動作中でないか、またはマ
ルチフィーダーに紙があるかを判断する(S501,S
503,S505,S507)。そして、マルチ給紙信
号があることを確認して(S509)、給紙を開始す
る。
【0090】マルチフィーダーからの給紙中を示すた
め、メモリ上に設けた“mlt act flag”を
セットする(S510)。そして、ピックアップローラ
を紙に接触させるためにマルチピックアップソレノイド
140をオンする(S511)。
【0091】次に、上段モータ170をSlow(=約
350mm/sec)の速さで回し、上段クラッチ15
0をオンさせて上段搬送ローラを回転させ(S51
3)、同時にマルチ用給紙モータ139をduty比6
/8で回し(S515)紙を100mm分進ませる(S
517,S519)。
【0092】ここではモータの回転軸にエンコーダが取
りつけられているため、その出力をフィードバックさせ
ることにより紙がどのくらい進んだかをCPU101が
判断できるようになっている。そしてマルチピックアッ
プソレノイド140をオフし(S521)マルチ用給紙
モータ139をduty比8/8で回し(S523)、
上段給紙センサ126がオンして(S525)30mm
分進ませたところでオフする(S527,S529,S
531)。
【0093】紙は上段搬送ローラによって搬送され中段
給紙センサ127をオンしたところで(S533)イン
ターフェースモータ169をSlowの速さで回転さ
せ、インターフェースクラッチ159をオンさせる(S
535)。そして、中段センサ128がオンしたところ
で次の紙のためにマルチ用ピックアップソレノイド14
0をオンする(S537,S541)。
【0094】紙が中段センサ128から125mm進ん
だところで上段モータ170とインターフェースモータ
169にブレーキをかけて紙を停止させる(S54
5)。このとき紙は複写機本体内部のレジストローラに
つき当てループを形成した形で停止している。
【0095】ここで複写機本体からレジストオン信号を
受けとると、上段モータ170とインターフェースモー
タ169をMid(=約500mm/sec)で回し上
段クラッチ150をオフ、インターフェースクラッチ1
59をオンさせることにより(S549)紙を本体に搬
送する。
【0096】この時、メモリ上の“mlt act f
lag”をリセットして他の搬送シーケンスの動作を許
可する(S551)。
【0097】次に、紙の長さに応じた値をカウントし
(S553,S555)、紙が中段センサ128をオフ
したところで駆動系をオフして(S557,S55
9)、マルチフィーダーからの1枚の搬送シーケンスを
終了する。
【0098】次に、上段給紙の搬送シーケンスについて
説明する。このシーケンスは、図20〜図23におい
て、複写装置本体からの上段給紙信号がある時に行なわ
れる。シーケンスの初期チェックとして、上段デッキが
セットされているか、中段デッキ,下段デッキのどちら
かが動作中でないか、または上段デッキに紙があるか、
そしてリフタが上がっていて紙を搬送できる状態である
かを判断する(S601,S602,S603,S60
5,S607)。そして、上段給紙信号があることを確
認して(S609)、給紙を開始する。
【0099】まず、ピックアップローラを紙に接触させ
るために上段ピックアップソレノイド141をオンする
(S611)。次に、上段モータ170をMid(=約
500mm/sec)の速さで回し、上段クラッチ15
0をオンさせて上段搬送ローラを回転させる(S61
3)。
【0100】そして上段デッキからの給紙中を示すた
め、メモリ上に設けた“up actflag”をセッ
トする(S615)。紙は上段搬送ローラにより搬送さ
れ、上段給紙センサ121をオンしたところで上段ピッ
クアップソレノイドをオフし(S617,S619)、
上段給紙センサ121がオンしてから紙の長さ分カウン
トしカウントアップしたところで(S621,S62
3)、上段モータ170の回転速度を上げFast(=
約750mm/sec)にし上段クラッチ150をオフ
する(S625)。
【0101】そして、紙が中段給紙センサ127をオン
したところで(S627)インターフェースモータ16
9をFastの速さで回転させ、インターフェースクラ
ッチ1をオンさせる(S629)。そして、中段センサ
128がオンしたところで次の紙のために上段ピックア
ップソレノイド141をオンする(S631,S63
5)。
【0102】紙が中段センサから125mm進んだとこ
ろで上段モータ170とインターフェースモータ169
にブレーキをかけて紙を停止させる(S633,S63
7,S639)。このとき紙は複写機本体内部のレジス
トローラにつき当てループを形成した形で停止してい
る。
【0103】ここで複写機本体からレジストオン信号を
受けとると(S641)、上段モータ170とインター
フェースモータ169をMid(=約500mm/se
c)の速さで回し、上段クラッチ150をオフ、インタ
ーフェースクラッチ1をオンさせることにより(S64
3)紙を本体に搬送する。この時、メモリ上の“upa
ct flag”をリセットして他の搬送シーケンスの
動作を許可する(S645)。
【0104】次に、紙の長さに応じた数をカウントし
(S647,S649)、紙が中段センサ128をオフ
したところで駆動系をオフして(S651,S65
3)、上段デッキからの1枚の搬送シーケンスを終了す
る。
【0105】次に、中段給紙の搬送シーケンスについて
説明する。このシーケンスは図24,図25において複
写装置本体からの中段給紙信号がある時に行なわれる。
シーケンスの初期チェックとして、中段デッキがセット
されているか、上段デッキ,下段デッキのどちらかが動
作中でないか、または中段デッキに紙があるか、そして
リフタが上がっていて紙を搬送できる状態であるかを判
断する(S701,S702,S703,S705,S
707)。そして、中段給紙信号があることを確認して
(S709)、給紙を開始する。
【0106】まず、ピックアップローラを紙に接触させ
るために中段ピックアップソレノイド142をオンする
(S711)。次に、上段モータ170をMid(=約
500mm/sec)の速さで回し、中段クラッチ15
1をオンさせて中段搬送ローラを回転させる(S71
3)。
【0107】そして中段デッキからの給紙中を示すた
め、メモリ上に設けた“mid act flag”を
セットする(S715)。紙は中段搬送ローラにより搬
送され、中段給紙センサ127をオンしたところで中段
ピックアップソレノイド142をオフし(S717,S
719)、中段センサ128がオンしたところで次の紙
のためにピックアップソレノイド142をオンする(S
721,S725)。
【0108】紙が中段センサ128から125mm進ん
だところで上段モータ170とインターフェースモータ
169にブレーキをかけて紙を停止させる(S723,
S727,S729)。この時紙は複写機本体内部のレ
ジストローラにつき当てループを形成した形で停止して
いる。
【0109】ここで複写機本体からレジストオン信号を
受けとると(S731)、上段モータ170とインター
フェースモータ169をMid(=約500mm/se
c)で回し中段クラッチ151をオフ、インターフェー
スクラッチ159をオンさせることにより(S733)
紙を本体に搬送する。
【0110】この時、メモリ上の“mid act f
lag”をリセットして他の搬送シーケンスの動作を許
可する(S735)。
【0111】次に、紙の長さに応じた数のパルスをカウ
ントし(S737,S739)、紙が中段センサ128
をオフしたところで駆動系をオフして(S741,S7
43)、中段デッキからの1枚の搬送シーケンスを終了
する。
【0112】次に、下段給紙の搬送シーケンスについて
説明する。
【0113】図26,図27にPFUの下段給紙の紙搬
送シーケンスのフローチャートを示す。このシーケンス
は、複写装置本体からの下段給紙信号がある時に行なわ
れる。
【0114】シーケンスの初期チェックとして、下段デ
ッキがセットされているか、上段デッキ,中段デッキの
どちらかが動作中でないか、または下段デッキに紙があ
るか、そしてリフタが上がっていて紙を搬送できる状態
であるかを判断する(S801,S803,S805,
S807)。
【0115】そして、下段給紙信号があることを確認し
て(S809)、給紙を開始する。この時、下段デッキ
に収納されている紙の搬送方向の長さが220mmより
長い場合はマルチフィーダー、上段デッキ,中段デッキ
からの搬送シーケンスと同様に用紙積載部より搬送する
が、それ以外の場合は前もって搬送パス上に紙を位置さ
せること(プレ給紙シーケンス)により異なる搬送シー
ケンスで制御される。
【0116】本実施例において、下段デッキに収納され
ている紙の搬送方向の長さが220mmより長い場合は
初期チェック後、下段シーケンスLを行い、220mm
より短い場合は初期チェック後、S813のフラグチェ
ック(メモリ上に設定されたもの)、下段シーケンスS
およびプレ給紙シーケンス(後述)により制御される
(S811,S813,S820,S850)。
【0117】まず、紙の搬送方向の長さが220mmよ
り長い場合について図26,図27および図28〜図3
1のフローチャートを用いて説明する。初期チェック
(S801,S802,S803,S805,S80
7,S809)後、紙サイズをチェックし(S81
1)、下段シーケンスLに進む。
【0118】下段シーケンスLでは、下段デッキからの
給紙中を示すため、メモリ上に設けた“low act
flag”をセットする(S851)。次に、インタ
ーフェースユニット内に紙があるか否かをチェックし、
ある場合はタイマーをスタートさせ、100ms以内に
センサがオフするのを待ち、センサがオフしない場合は
ジャムとする。
【0119】オフした場合、処理はS851にもどりS
853でセンサオフの場合は、S855に進み下段給紙
(インサート)センサ129の検知を行なう。ここでセ
ンサがオンの場合はS861に進み、オフの場合はカウ
ントを60mmセットし、ピックアップローラを紙に接
触させるために下段ピックアップソレノイド143をオ
ンする(S859)。
【0120】次に、下段モータをMid(=約500m
m/sec)の速さで回し、下段クラッチ152をオン
させて下段搬送ローラを回転させる(S861)。そし
て、カウントアップしたところで下段ピックアップソレ
ノイド143をオフし(S863,S865)、下段セ
ンサ130がオンするのを待つ。
【0121】次に、下段センサ130がオンしてから9
0mmに相当する数をカウントしたところで(S86
7,S869,S871)、下段モータ171,インタ
ーフェースモータ169をMid(=約500mm/s
ec)の速さで回し下段クラッチ152,インターフェ
ースクラッチ2(160)をオンさせる(S873)。
【0122】そして、紙がインターフェースセンサ13
7がオンしてから40mm進んだところで下段クラッチ
をオフし(S875,S877,S879,S88
1)、さらに100mm進んだところで下段モータ17
1とインターフェースモータ169にブレーキをかけて
紙を停止させる(S883,S885,S887)。
【0123】このとき紙は複写機本体内部のレジストロ
ーラにつき当てループを形成した形で停止している。こ
こで複写機本体からレジストオン信号を受け取ることに
より処理は進み(S889)、下段モータ171とイン
ターフェースモータ169をMid(=約500mm/
sec)で回し下段クラッチ152をオフ、インターフ
ェースクラッチ2(160)をオンさせることにより
(S890)紙を本体に搬送する。
【0124】このとき、メモリ上“low act f
lag”をリセットして他の搬送シーケンスの動作を許
可する(S891)。
【0125】次に、紙の長さに応じた数をカウントし
(S892,S893)、インターフェースセンサ1
(137)がオフしたところで駆動系をオフして(S8
94,S895)、下段デッキからの1枚の搬送シーケ
ンスを終了する。
【0126】次に、紙の搬送方向の長さが220mmよ
り短い場合について図26,図27および図32,図3
3のフローチャートを用いて説明する。初期チェック
(S801,S803,S805,S807,S80
9)後、紙サイズをチェックし(S811)、S813
においてフラグチェックを行なう。
【0127】下段デッキの用紙が220mmより短い場
合、電源が入っている等のスタンバイ状態では、後述す
るプレ給紙シーケンスにより常に搬送パス上に紙を位置
させておき、複写機本体からの給紙信号に応じて搬送パ
ス上の紙を複写機本体に搬送し、同時に次なる用紙を搬
送パス上に位置するように搬送する。
【0128】S813でチェックするフラグは搬送パス
上までの搬送が完了した場合にセットされるフラグであ
る。つまり、このフラグがセットされなければ複写機本
体に紙を搬送することはできない。
【0129】S813でフラグ(pre END fl
ag)がセットされている場合は下段シーケンスSに進
む(S820)。
【0130】下段シーケンスSでは、下段デッキからの
給紙中を示すため、メモリ上に設けた“low act
flag”をセットする(S821)。インターフェ
ースモータ169をMid(=約500mm/sec)
の速さで回し、インターフェースクラッチ2(160)
をオンさせる(S823)。ここでメモリ上に設定され
た“pre END flag”をリセットする(S8
25)。
【0131】さらに、紙が140mm進んだところでイ
ンターフェースモータ169にブレーキをかけて紙を停
止させる(S827,S829,S831)。このとき
紙は複写機本体内部のレジストローラにつき当てループ
を形成した形で停止している。
【0132】ここで複写機本体からレジストオン信号を
受けとると(S833)、インターフェースモータ16
9をMid(=約500mm/sec)で回し、インタ
ーフェースクラッチ2(160)をオンさせることによ
り(S835)紙を本体に搬送する。
【0133】この時、メモリ上の“low act f
lag”をリセットして他の搬送シーケンスの動作を許
可する(S837)。次に、紙の長さに応じた数をカウ
ントし(S839,S841)、紙がインターフェース
センサ137をオフしたところで駆動系をオフして(S
843,S845)、下段デッキからの1枚の搬送シー
ケンスを終了する。
【0134】次に、プレ給紙シーケンスについて図34
を参照して説明する。プレ給紙シーケンスでは、シーケ
ンスの初期チェックとして、下段デッキがセットされて
いるか、下段デッキに紙があるか、そしてリフタが上が
っていて紙を搬送できる状態であるか、また紙の搬送方
向の長さが220mmより短いかについて判断する(S
901,S903,S905,S907)。
【0135】また、搬送パス上までの搬送の完了を示す
“pre END flag”がオフしているのを確認
する(S909)。その後、プレ給紙分離シーケンス、
プレ給紙搬送シーケンスを行う(S920,S97
0)。
【0136】まず、プレ給紙分離シーケンスについて図
35,図36を用いて説明する。
【0137】まず、下段給紙センサ129がオンしてい
るか判断し(S921)、オフの場合は、ピックアップ
ローラを紙に接触させるために下段ピックアップソレノ
イド143をオンする(S923)。
【0138】次に、下段モータ171をMid(=約5
00mm/sec)の速さで回し下段クラッチ152を
オンさせて下段搬送ローラを回転させる(S925)。
そして、カウント値として25mmに相当する値をセッ
トしカウントアップしたところで下段ピックアップソレ
ノイドをオフさせる(S927,S929,S93
1)。
【0139】次に、ジャムカウント値として40mmに
相当する値をセットし(S933)下段給紙センサ12
9がONするのを待ち(S935)、ジャムカウント値
以内でONした場合は分離処理を終了する(S93
7)。ジャムカウント値以内でONしない場合は通常は
搬送用紙の遅延ジャムとして処理するが、本実施例の場
合用紙のピックアップミスとみなしてもう1度ピックア
ップ動作を行う。
【0140】このとき、ピックアップローラが滑りにく
くする為、ピックアップローラの回転速度を下げ、確実
なピックアップ動作が行えるようにする。まず下段ピッ
クアップソレノイド143をオフしたのち(S93
9)、ジャムカウント値としてあらたに40mmに相当
する値を設定する(S941)。
【0141】次に、下段モータ171をSlow(=約
350mm/sec)の速さで回し、下段クラッチ15
2をオンさせて下段搬送ローラを回転させ(S94
3)、下段ピックアップソレノイド143をオンさせる
(S945)。そして、下段給紙センサ129がONす
るのを待ち(S947)、ジャムカウント値以内でオン
した場合は分離処理を終了する(S949)。
【0142】ジャムカウント値以内でオンしない場合
は、下段ピックアップソレノイド143をオフし(S9
51)、搬送用紙の遅延ジャムとして処理する(S95
3)。
【0143】次に、プレ給紙搬送シーケンスについて図
37〜図39を用いて説明する。
【0144】まず下段ピックアップソレノイド143を
オフし、90mmに相当する数をカウントしたところ
で、(S971,S973,S975)、下段モータ1
71,インターフェースモータ169をMid(=約5
00mm/sec)の速さで回し下段クラッチ152,
インターフェースクラッチ2(160)をオンさせる
(S977)。
【0145】そして、インターフェースセンサ1(13
7)がオンしてから紙が40mm進んだところで、下段
モータ171とインターフェースモータ169にブレー
キをかけて紙を停止させる(S979,S981,S9
83,S985)。
【0146】これで、搬送パス内での搬送が完了したこ
とになり、それを示すメモリ上のデータ“pre EN
D flag”をセットする(S987)。その20m
s後にモータの全駆動をオフさせる(S989,S99
1,S993)。
【0147】実施例2 実施例1では、再分離動作を行う際に再分離動作完了ま
で分離速度を落とすため、画像形成の処理効率が一時的
に落ちるという問題点がある。このため、用紙の高速搬
送時に生じる分離不良に対して、分離ローラの回転速度
を安定性のある低速回転に切り換え再分離を行う際に、
再分離動作を行う搬送部とは搬送経路および搬送駆動手
段が独立である他の搬送部に搬送可能な用紙がある場
合、他の搬送部から用紙を搬送することにより、分離速
度低下による一時的な処理効率の下落の改善を実現する
ことができる。以下実施例を実施例2として述べる。
【0148】まず、図40,図41においてリトライフ
ォローシーケンス(S1000)、上段リフタシーケン
ス(S200)、中段リフタシーケンス(S400)、
下段リフタシーケンス(S300)をそれぞれ行なう。
【0149】次に、複写機からのマルチ給紙信号の有無
を判断する(S101)。このマルチ給紙信号は、複写
機からPFUのマルチフィーダーに対する給紙要求信号
であり、これによりPFUは紙の搬送を開始する。
【0150】同様に、後述の上段給紙信号、中段給紙信
号、下段給紙信号も、それぞれ上段デッキ,中段デッ
キ,下段デッキに対する給紙要求信号である。
【0151】S101で給紙信号が有りの場合はS50
0のマルチ給紙シーケンスに進み、給紙信号が無い場合
はS103で上段給紙信号の確認を行なう。
【0152】S103で給紙信号が有りの場合はS60
0の上段給紙シーケンスに進み、給紙信号が無い場合は
S105中段給紙信号の確認を行なう。
【0153】S105で給紙信号が有りの場合はS70
0の中段給紙シーケンスに進み、給紙信号が無い場合は
S107で下段給紙信号の確認を行なう。S107で給
紙信号が有りの場合はS800の下段給紙シーケンスに
進み、給紙信号が無い場合はS900のプレ給紙シーケ
ンスに進む。
【0154】そして、それぞれの処理後リトライフォロ
ーシーケンス(S1000)に戻る。以下、各シーケン
ス(S200〜S1100)について説明する。
【0155】第1の実施例として図12,図13に示し
た上段リフタシーケンス(S200)のフローチャート
は、本実施例においても適用される。ただし、内容が同
じであるので、説明は省略する。
【0156】下段リフタの動作については、図14,図
15に示したとおりであり、説明は省略する。
【0157】次に、紙搬送に関するフローチャートにつ
いて説明する。
【0158】始めにマルチフィーダーの搬送シーケンス
について説明する。図42〜図45にPFUのマルチフ
ィーダーの紙搬送シーケンスのフローチャートを示す。
【0159】このシーケンスは、複写装置本体からのマ
ルチ給紙信号がある時に行なわれる。シーケンスの初期
チェックとして、上中下段の各デッキのどれかが動作中
でないか、またはマルチフィーダーに紙があるかを判断
する(S501,S503,S505,S507)。
【0160】そして、給紙を開始する。マルチフィーダ
ーからの給紙中を示すため、メモリ上に設けた“mlt
act flag”をセットする(S510)。そし
て、ピックアップローラを紙に接触させるためにマルチ
ピックアップソレノイド140をオンする(S51
1)。
【0161】次に、上段モータ170をSlow(=約
350mm/sec)の速さで回し上段クラッチ150
をオンさせて上段搬送ローラを回転させ(S513)、
同時にマルチ用給紙モータ139をduty比6/8で
回し(S515)紙を100mm分進ませる(S51
7,S519)。ここではモータの回転軸にエンコーダ
が取りつけられているため、その出力をフィードバック
させることにより紙がどのくらい進んだかをCPUが判
断できるようになっている。
【0162】そしてマルチ用ピックアップソレノイド1
41をオフし(S521)、マルチ用給紙モータ139
をduty比8/8で回し(S523)、上段給紙セン
サ126がオンしてから(S525)紙が30mm分進
んだところでオフする(S527,S529,S53
1)。紙は上段搬送ローラによって搬送され、紙が中段
給紙センサ127をオンしたところで(S533)イン
ターフェースモータ169をSlowの速さで回転させ
インターフェースクラッチ159をオンさせる(S53
5)。
【0163】そして、中段センサ128がオンしたとこ
ろで次の紙のためにピックアップソレノイド141をオ
ンする(S537,S541)。紙が中段センサ128
から125mm進んだところで上段モータ170とイン
ターフェースモータ169にブレーキをかけて紙を停止
させる(S545)。
【0164】このとき紙は複写機本体内部のレジストロ
ーラにつき当てループを形成した形で停止している。
【0165】ここで複写機本体からレジストオン信号を
受けとると、上段モータ170とインターフェースモー
タ169をMid(=約500mm/sec)で回し上
段クラッチ150をオフ、インターフェースクラッチ1
60をオンさせることにより(S549)紙を本体に搬
送する。
【0166】この時、メモリ上の“mlt act f
lag”をリセットして他の搬送シーケンスの動作を許
可する(S551)。
【0167】次に、紙の長さに応じた数をカウントし
(S553,S555)、紙が中段センサ128をオフ
したところで駆動系をオフして(S557,S55
9)、マルチフィーダーからの1枚の搬送シーケンスを
終了する。
【0168】次に、上段給紙の搬送シーケンスについて
説明する。このシーケンスは、図46〜図49におい
て、複写装置本体からの上段給紙信号がある時に行なわ
れる。シーケンスの初期チェックとして、上段デッキが
セットされているか、中段デッキ,下段デッキのどちら
かが動作中でないか、または上段デッキに紙があるか、
そしてリフタが上がっていて紙を搬送できる状態である
かを判断する(S601,S602,S603,S60
5,S607)。そして、給紙を開始する。
【0169】まず、ピックアップローラを紙に接触させ
るために上段ピックアップソレノイド141をオンする
(S611)。次に、上段モータ170をMid(=約
500mm/sec)の速さで回し、上段クラッチ15
0をオンさせて上段搬送ローラを回転させる(S61
3)。
【0170】そして、上段デッキからの給紙中を示すた
め、メモリ上に設けた“up act flag”をセ
ットする(S615)。紙は上段搬送ローラにより搬送
され、上段給紙センサ126をオンしたところで上段ピ
ックアップソレノイド141をオフし(S617,S6
19)、上段給紙センサ126がオンしてから紙の長さ
に応じた数をカウントしカウントアップしたところで
(S621,S623)、上段モータ170の回転速度
をFast(=約750mm/sec)にし、上段クラ
ッチ150をオフする(S625)。
【0171】そして、紙が中段給紙センサ127をオン
したところで(S627)インターフェースモータ16
9をFastの速さで回転させインターフェースクラッ
チ1(159)をオンさせる(S629)。そして、中
段センサ128がオンしたところで次の紙のためにピッ
クアップソレノイド141をオンする(S631,S6
35)。紙が中段センサ128から125mm進んだと
ころで上段モータ170とインターフェースモータ16
9にブレーキをかけて紙を停止させる(S633,S6
37,S639)。
【0172】このとき紙は複写機本体内部のレジストロ
ーラにつき当てループを形成した形で停止している。こ
こで複写機本体からレジストオン信号を受けとると(S
641)、上段モータ170とインターフェースモータ
169をMid(=約500mm/sec)で回し、上
段クラッチ150をオフ、インターフェースクラッチ1
60をオンさせることにより(S643)紙を本体に搬
送する。
【0173】この時、メモリ上の“up act fl
ag”をリセットして他の搬送シーケンスの動作を許可
する(S645)。次に、紙の長さに応じた数をカウン
トし(S647,S649)、紙が中段センサ128を
オフしたところで駆動系をオフして(S651,S65
3)、上段デッキからの1枚の搬送シーケンスを終了す
る。
【0174】次に、中段給紙の搬送シーケンスについて
説明する。
【0175】図50〜図52にPFUの中段給紙の搬送
シーケンスのフローチャートを示す。
【0176】このシーケンスは、図50〜図52におい
て、複写装置本体からの中段給紙信号がある時に行なわ
れる。シーケンスの初期チェックとして、中段デッキが
セットされているか、上段デッキ,下段デッキのどちら
かが動作中でないか、または中段デッキに紙があるか、
そしてリフタが上がっていて紙を搬送できる状態である
かを判断する(S701,S702,S703,S70
5,S707)。そして、給紙を開始する。
【0177】まず、ピックアップローラを紙に接触させ
るために中段ピックアップソレノイド142をオンする
(S711)。次に、上段モータ170をMid(=約
500mm/sec)の速さで回し、中段クラッチ15
1をオンさせて中段搬送ローラを回転させる(S71
3)。そして、中段デッキからの給紙中を示すため、メ
モリ上に設けた“mid act flag”をセット
する(S715)。
【0178】紙は中段搬送ローラにより搬送され、中段
給紙センサ127をオンしたところで中段ピックアップ
ソレノイド142をオフし(S717,S719)、中
段センサ128がオンしたとこで次の紙のためにピック
アップソレノイド142をオンする(S721,S72
5)。紙が中段センサ128から125mm進んだとこ
ろで上段モータ170とインターフェースモータ169
にブレーキをかけて紙を停止させる(S723,S72
7,S729)。
【0179】このとき紙は複写機本体内部のレジストロ
ーラにつき当てループを形成した形で停止している。こ
こで複写機本体からレジストオン信号を受けとると(S
731)、上段モータ170とインターフェースモータ
169をMid(=約500mm/sec)で回し中段
クラッチ151をオフ、インターフェースクラッチ15
9をオンさせることにより(S733)紙を本体に搬送
する。
【0180】この時、メモリ上の“mid act f
lag”をリセットして他の搬送シーケンスの動作を許
可する(S735)。次に、紙の長さに応じた数をカウ
ントし(S737,S739)、紙が中段センサ128
をオフしたところで駆動系をオフして(S741,S7
43)、中段デッキからの1枚の搬送シーケンスを終了
する。
【0181】次に、下段給紙の搬送シーケンスについて
説明する。
【0182】図53,図54にPFUの下段給紙の搬送
シーケンスのフローチャートを示す。このシーケンス
は、図53〜図54において、複写装置本体からの下段
給紙信号がある時に行なわれる。
【0183】シーケンスの初期チェックとして、下段デ
ッキがセットされているか、上段デッキ,中段デッキの
どちらかが動作中でないか、または下段デッキに紙があ
るか、そしてリフタが上がっていて紙を搬送できる状態
であるかを判断する(S801,S803,S805,
S807)。そして、給紙を開始する。
【0184】このとき、下段デッキに収納されている紙
の搬送方向の長さが220mmより長い場合はマルチフ
ィーダー、上段デッキ,中段デッキと同様に用紙積載部
より搬送するが、それ以外の場合は前もって搬送パス上
に紙を位置させること(プレ給紙シーケンス)により異
なる搬送シーケンスで制御される。
【0185】本実施例において、下段デッキに収納され
ている紙の搬送方向の長さが220mmより長い場合は
初期チェック後下段シーケンスLを行い、220mmよ
り短い場合は初期チェック後S813のフラグチェック
(メモリ上に設定されたもの)、下段シーケンスSおよ
びプレ給紙シーケンス(後述)により制御される(S8
11,S813,S820,S850)。
【0186】まず、紙の搬送方向の長さが220mmよ
り長い場合について図53,図54および第1の実施例
で用いた図28〜図31のフローチャートを用いて説明
する。初期チェック(S801,S802,S803,
S805,S807,S809)後サイズをチェックし
(S811)、下段シーケンスLに進む。
【0187】下段シーケンスLでは、下段デッキからの
給紙中を示すため、メモリ上に設けた“low act
flag”をセットする(S851)。次にインター
フェースユニット内に紙があるか否かをインターフェー
スセンサ1(137)によりチェックし、ある場合はタ
イマーをスタートさせ100ms以内にインターフェー
スセンサ1(137)をオフするのを待ちしない場合は
ジャムとする。
【0188】オフした場合、処理はS851に戻りS8
53でセンサ137オフの場合は、S855に進み下段
給紙センサ129の検知を行なう。ここでセンサ129
がオンの場合はS861に進み、オフの場合はカウント
を60mmに応じた値にセットし、ピックアップローラ
を紙に接触させるために下段ピックアップソレノイド1
43をオンする(S859)。
【0189】次に、下段モータ171をMid(=約5
00mm/sec)の速さで回し下段クラッチ152を
オンさせて下段搬送ローラを回転させる(S861)。
そして、カウントアップしたところで下段ピックアップ
ソレノイド143をオフし(S863,S865)、下
段センサ130がオンするのを待つ。
【0190】次に下段センサ130がオンしてから90
mmに応じた数をカウントしたところで(S867,S
869,S871)、下段モータ171,インターフェ
ースモータ169をMid(=約500mm/sec)
の速さで回し、下段クラッチ152,インターフェース
クラッチ2(160)をオンさせる(S873)。そし
て、インターフェースセンサ1(137)がオンしてか
ら紙が40mm進んだところで下段クラッチ152をオ
フし(S875,S877,S879,S881)、さ
らに紙が100mm進んだところで下段モータ171と
インターフェースモータ169にブレーキをかけて紙を
停止させる(S883,S885,S887)。
【0191】このとき紙は複写機本体内部のレジストロ
ーラにつき当てループを形成した形で停止している。こ
こで複写機本体からレジストオン信号を受けとると(S
889)、下段モータ171,インターフェースモータ
169をMid(=約500mm/sec)で回し下段
クラッチ152をオフ、インターフェースクラッチ2
(160)をオンさせることにより(S890)紙を本
体に搬送する。
【0192】この時、メモリ上の“low act f
lag”をリセットして他の搬送シーケンスの動作を許
可する(S891)。次に、紙の長さに応じた数をカウ
ントし(S892,S893)、紙がインターフェース
センサ1をオフしたところで駆動系をオフして(S89
4,S895)、下段デッキからの1枚の搬送シーケン
スを終了する。
【0193】次に、紙の搬送方向の長さが220mmよ
り短い場合について、図53,図54および第1の実地
例で用いた図32,図33のフローチャートを用いて説
明する。初期チェック(S801,S803,S80
5,S807,S809)後、紙のサイズをチェックし
(S811)、S813においてフラグチェックを行な
う。
【0194】下段デッキの用紙が220mmより短い場
合、電源が入っている等のスタンバイ状態では、後述す
るプレ給紙シーケンスにより常に搬送パス上に紙を位置
させておき、複写機本体からの給紙信号に対しては搬送
パス上の紙を複写機本体に搬送し、同時に次なる用紙を
搬送パス上に位置するように搬送する。
【0195】S813でチェックするフラグは搬送パス
上までの搬送が完了した場合にセットされるフラグであ
る。つまり、このフラグがセットされなければ複写機本
体に紙を搬送することはできない。
【0196】S813でフラグ(pre END fl
ag)がセットされている場合は下段シーケンスSに進
む(S820)。
【0197】下段シーケンスSでは、下段デッキからの
給紙中を示すため、メモリ上に設けた“low act
flag”をセットする(S821)。インターフェ
ースモータ169をMid(=約500mm/sec)
の速さで回し、インターフェースクラッチ2(160)
をオンさせる(S823)。ここでメモリ上に設定され
た“pre END flag”をリセットする(S8
25)。さらに紙が140mm進んだところでインター
フェースモータ169にブレーキをかけて紙を停止させ
る(S827,S829,S831)。
【0198】このとき紙は複写機本体内部のレジストロ
ーラにつき当てループを形成した形で停止している。こ
こで複写機本体からレジストオン信号を受けとると(S
833)、インターフェースモータ169をMid(=
約500mm/sec)で回し、インターフェースクラ
ッチ2(160)をオンさせることにより(S835)
紙を本体に搬送する。
【0199】この時、メモリ上の“low act f
lag”をリセットして他の搬送シーケンスの動作を許
可する(S837)。
【0200】次に、紙の長さ分カウントし(S839,
S841)、紙がインターフェースセンサ1をオフした
ところで駆動系をオフして(S843,S845)、下
段デッキからの1枚の搬送シーケンスを終了する。
【0201】次に、第1の実施例で用いた図34を参照
して、プレ給紙シーケンスについて説明する。
【0202】プレ給紙シーケンスでは、シーケンスの初
期チェックとして、下段デッキがセットされているか、
下段デッキに紙があるか、そしてリフタが上がっていて
紙を搬送できる状態であるか、また紙の搬送方向の長さ
が220mmより短いかについて判断する(S901,
S903,S905,S907)。
【0203】また、搬送パス上までの搬送の完了を示す
“pre END flag”がオフしているのを確認
する(S909)。その後、プレ給紙分離シーケンス、
プレ給紙搬送シーケンスを行う(S920,S97
0)。
【0204】まず、プレ給紙分離シーケンスについて図
55〜図57を用いて説明する。
【0205】まず、下段給紙センサ129がオンしてい
るか判断し(S921)、オフの場合は、ピックアップ
ローラを紙に接触させるために下段ピックアップソレノ
イド143をオンする(S923)。次に、下段モータ
171をMid(=約500mm/sec)の速さで回
し下段クラッチ152をオンさせて下段搬送ローラを回
転させる(S925)。
【0206】そして、カウンタに25mmに相当する値
をセットし、カウントアップしたところで下段ピックア
ップソレノイド143をオフさせる(S927,S92
9,S931)。次にジャムカウント値として40mm
に相当する値をセットし(S933)下段給紙センサ1
29がONするのを待ち(S935)、ジャムカウント
値以内でONした場合は分離処理を終了する(S93
7)。
【0207】ジャムカウント値以内でONしない場合は
通常は紙の遅延ジャムとして処理するが、本実施例の場
合用紙のピックアップミスとみなしてもう1度ピックア
ップ動作を行う。
【0208】この再分離動作を行うまでの時間に他の給
紙段からの給紙が可能である場合には、他の段からの給
紙を行う。このとき下段デッキで再分離動作をしている
ことを示す下段リトライflagをセットする(S94
0)。(他の給紙段の動きについてはリトライフォロー
シーケンス)で後述)。
【0209】下段では、ピックアップローラが紙に対し
て滑りにくくなるように、ピックアップローラの回転速
度を下げ、確実なピックアップ動作が行えるようにす
る。まず下段ピックアップソレノイド143をオフした
のち(S939)、ジャムカウント値としてあらたに4
0mmに相当する値を設定する(S941)。次に、下
段モータをSlow(=約350mm/sec)の速さ
で回し下段クラッチ152をオンさせて下段搬送ローラ
を回転させ(S943)、下段ピックアップソレノイド
143をオンさせる(S945)。
【0210】そして、下段給紙センサ129が、ONす
るのを待ち(S974)、ジャムカウント値以内でON
した場合は分離処理を終了し下段リトライチェックシー
ケンスに進む(S1100)。
【0211】ジャムカウント値以内でONしない場合は
(S949)、下段ピックアップソレノイドをオフし
(S951)、搬送用紙の遅延ジャムとして処理する
(S953)。
【0212】次に、下段リトライチェックシーケンスに
ついて図58を用いて説明する。
【0213】まず、下段リトライflagがONしてい
るかを判断し、ONしている場合には、他の給紙段が給
紙を行わなかったことを示しており、下段リトライfl
agをリセットし下段デッキは動作を継続させる(S1
101,S1113)。
【0214】S1101でOFFの場合は他の給紙段の
どれからの搬送が行われており、搬送中を示す各act
flagが全てOFFするまで下段モータ171,下
段クラッチ152はOFFする(S1103,S110
5,S107,S1109)。
【0215】全ての給紙段が非搬送状態になったら下段
モータ171,下段クラッチ152を駆動して搬送を再
開する(S1111)。
【0216】次に、プレ給紙搬送シーケンスについて、
第1の実施例で用いた図37〜図39を用いて説明す
る。
【0217】まず、下段ピックアップソレノイド143
をオフし、カウンタが90mmに相当する数をカウント
したところで(S971,S973,S975)、下段
モータ171,インターフェースモータ169をMid
(=約500mm/sec)の速さで回し下段クラッチ
152,インターフェースクラッチ2(160)をオン
させる(S977)。
【0218】そして、インターフェースセンサ1がオン
してから紙が40mm進んだところで下段モータ171
とインターフェースモータ169にブレーキをかけて紙
を停止させる(S979,S981,S983,S98
5)。これで、搬送パス内の搬送が完了したことにな
り、それを示すメモリ上のデータ“pre END f
lag”をセットする(S987)。
【0219】その20ms後に各モータの駆動をオフさ
せる(S989,S991,S993)。
【0220】次に、リトライフォローシーケンスについ
て図59〜図61を用いて説明する。
【0221】まず、下段リトライflagがONでなけ
れば処理は進まない(S1001)。下段リトライfl
agがONの場合中段デッキの紙サイズと下段デッキの
紙サイズを比べて同じであれば中段デッキに紙があるか
否かを判断する(S1003,S1005)。
【0222】サイズが同じで紙があった場合のみ、下段
リトライflagをリセットし中段デッキからの給紙を
行う(S1007,S700)。そして搬送終了を待つ
(S1009)。
【0223】中段から給紙を行えなかった場合に、上段
デッキおよびマルチフィーダに対しても中段デッキと同
様の判断および制御を行う(S1011,S1013,
S1015,S600,S1017,S1019,S1
021,S1023,S500,S1025)。 S1
007,S1015,S1023で下段リトライfla
gをリセットするということは、たとえばS1007の
場合下段デッキで再分離動作をしている間に同サイズの
用紙を中段デッキから1枚搬送することを意味してい
る。上段デッキ,マルチフィーダについても同様であ
る。
【0224】以上述べたように、用紙の高速搬送を行
い、用紙積載部からの分離動作における分離不良が起き
たときのみ、分離ローラの回転速度を安定性のある低速
回転に切り換え再分離動作を行わせ、分離動作完了後ふ
たたび分離速度を高速に戻すことで、画像形成効率を著
しく下げることなく、ジャムによる画像形成動作の中断
を減少させ、画像形成システム全体の安定性の向上を実
現させることができる。
【0225】また、用紙の高速搬送時に生じる分離不良
に対して、分離ローラの回転速度を安定性のある低速回
転に切り換え再分離を行う際に、再分離動作が起きた搬
送部と搬送経路および搬送駆動手段が独立である他の搬
送部に同じサイズの用紙がある場合、再分離している用
紙の代わりに他の搬送部から用紙搬送することにより、
速度下降による一時的な処理効率の下落の改善を実現さ
せることができる。
【0226】実施例3 次に、上述した技術を複写装置本体の中間トレイからの
給紙に応用した例を説明する。
【0227】図62は本発明を適用できる画像形成装置
の一実施例の内部構成を示す。図62において、200
は画像露光機能と画像記録機能を有する複写機本体、3
00は原稿の自動給送を行う循環式原稿給送装置(以
下、RDFと称する)、310は画像形成中に次の原稿
を予約する予約原稿給送装置(以下、サブフィーダと称
する)、400はステイプル付丁合装置(以下、ステイ
プルソータと称する)であり、これらの300〜400
の各装置は本体200に対し、自在に組合せ使用でき
る。
【0228】A.本体(200) 本体200において、201は原稿を載置する原稿台ガ
ラス、202は光路、203は原稿を照明する照明ラン
プ(露光ランプ)、204はホッパ内のトナーの有無を
検知するトナーセンサ、205は感光ドラム、206は
1次帯電器、207はブランク露光ユニット、208は
感光ドラム上の電位を測定する電位センサ、209は現
像器、210は転写帯電器、211は分離帯電器、およ
び212はクリーニング装置、213は感光ドラム等を
駆動するメインモータである。
【0229】214は上段デッキ、215は下段デッ
キ、250はマルチ手差し給紙口、224はサイドデッ
キ、218および219は給紙ローラ、220はレジス
トローラである。また、221は画像記録された記録紙
を定着側へ搬送する搬送ベルト、222は搬送されてき
た記録紙を熱定着で定着させる定着器である。
【0230】上述の感光ドラム205の表面は光導電体
と導電体を用いたシームレス感光体からなり、このドラ
ム205は回動可能に軸支されて、後述の複写開始キー
の押下に応答して作動するメインモータ213により、
本図の矢印の方向に回転を開始する。次いで、ドラム2
05の所定回転制御および電位制御処理(前処理)が終
了すると、原稿台ガラス201上に置かれた原稿は、第
1走査ミラーと一体に構成された照明ラインプ203に
より照明され、その原稿の反射光は光路202を経てド
ラム205上に結像する。
【0231】ドラム205は1次帯電器206によりコ
ロナ帯電される。その後、照明ランプ203により照射
された像(原稿画像)がスリット露光され、公知のカー
ルソンプロセスでドラム205上に静電潜像が形成され
る。
【0232】次に、感光ドラム205上の静電潜像は、
現像器209の現像ローラにより現像され、トナー像と
して可視化され、そのトナー像が転写帯電器210によ
り後述のように転写紙上に転写される。
【0233】すなわち、上段デッキ214,下段デッキ
215もしくはサイドデッキ224内の転写紙、または
マルチ手差し給紙口250にセットされた転写紙は、本
体装置内に送られ、レジストローラ220により潜像先
端と転写紙の先端とが一致される。その後、転写帯電器
210とドラム205との間を転写紙が通過することに
より、本体200の外へ排出される。
【0234】転写後のドラム205は、そのまま回転を
続行して、クリーニングローラおよび弾性ブレードで構
成されたクリーニング装置212により、その表面が清
掃される。
【0235】次に中間トレイ、および反転排紙について
説明を行う。227は両面記録、多重記録および反転排
出のための経路と通常排出のため経路との経路を切り換
える排紙フラッパ、229は反転排出のためのスイッチ
バックローラ、231は両面記録、多重記録のための経
路と反転排出のための経路との経路を切り換える反転排
紙フラッパであり、右側に回動することにより転写紙を
スイッチバックローラ229に導く。228は中間トレ
イ排紙フラッパであり、紙の長さに応じて回動する。排
紙フラッパ227を通った転写紙はスイッチバックロー
ラ229で裏返しされて中間トレイ230に収納され
る。232は、転写紙をドラム205側へ給送する給紙
ローラである。
【0236】両面記録(両面複写)時には、排紙フラッ
パ227を上方に上げて反転排紙フラッパ231を右側
に回動し、複写済みの転写紙をスイッチバックローラ2
29に導き、転写紙が反転排紙フラッパ231をぬけた
後にスイッチバックローラ229を反転させ、中間トレ
イ排紙フラッパ228を介し排紙フラッパで中間トレイ
230に格納する。
【0237】多重記録(多重複写)時には、排紙フラッ
パ227を上方に上げて反転排紙フラッパ231を左側
に回動し、複写済みの転写紙を中間トレイ排紙フラッパ
228を介し排紙フラッパで中間トレイ230に格納す
る。
【0238】この中間トレイ230は、たとえば50枚
までの転写紙を格納することができる。
【0239】次に行う裏面記録時、または多重記録時に
は、中間トレイ230に格納されている転写紙が、下か
ら1枚づつ給紙されレジストローラ220へ導かれ、上
述片面の画像形成時と同様に潜像転写後、転写帯電器2
10とドラム205との間を転写紙が通過することによ
り、本体200の外へ排出される。
【0240】また、反転排出時には、反転排紙フラッパ
231が右側に回動され転写紙がスイッチバックローラ
229に導かれ、その後スイッチバックローラ229に
転写紙が十分到達した後、スイッチバックローラ229
を逆転させ、転写紙を排紙ローラ234により機外に排
出する。
【0241】なお、中間トレイの動作制御については、
後程詳細に説明を行う。
【0242】B.RDF(循環式原稿給送装置)(30
0) RDF300において、301は原稿束302をセット
する積載トレイである。まず、片面原稿時では、半月ロ
ーラ303および分離ローラ204によって原稿束30
2の最下部から一枚づつ分離され、分離された原稿は搬
送ローラ305および全面ベルト306によりプラテン
ガラス201の露光位置まで搬送停止され、その後に複
写動作が開始する。複写終了後はプラテンガラス201
上の原稿は搬送大ローラ307と排紙ローラ308によ
り再び原稿束302の最上面に戻される。
【0243】309は原稿一循環を検知するためのリサ
イクルレバーであり、原稿給送開始時に原稿束の上部に
このリサイクルレバー309を載せ、原稿が順次給送さ
れて最終原稿の後端がリサイクルレバー309を抜ける
時に自重で積載トレイ301上に落下することにより原
稿の一循環を検知している。
【0244】C.ステイプルソーター(ステイプル付き
丁合装置)(400) ステイプルソーター400は20ビンの固定のノンソー
トトレイ411を有し、丁合を行う。
【0245】ソートモードの場合には、複写済みシート
は、本体の排紙ローラ234から順次排出され、ソータ
ー400の搬送ローラ401に入り、搬送パス403を
通って排出ローラ405からトレイ412の各ビンに排
出される度毎に、図示しないビンシフトモータにより、
各ビンを上下に移動させて丁合を行っていく。また、ス
テイプルモードが選択されることにより本体200から
ステイプル信号が出力されると、ビンシフトモータで1
ビンづつ移動させながらステイプル装置420が各ビン
のシートをステイプル(staple)して行く。
【0246】図63は上述の本体200に設けた操作パ
ネルの配置構成例を示す。操作パネルは、以下に述べる
ようなキー群600とディスプレイ群700とを有す
る。
【0247】D.キー群(600) 図63において、601はアスタリスク(*)キーであ
り、オペレータが、綴じ代量の設定とか、原稿枠消しの
サイズ設定等の設定モードのときに用いる。606はオ
ールリセットキーであり、標準モードに戻すときに押
す。
【0248】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押す。
【0249】604はクリア/ストップキーであり、待
機(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中はストッ
プキーの機能を有する。このクリアキーは、設定した複
写枚数を解除するときにも使用する。また、ストップキ
ーは連続複写を中断するときに押す。この押した時点で
の複写が終了した後に、複写動作が停止する。
【0250】603はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。また*(アスタリスク)モードを設定
するときにも使う。619はメモリキーであり、使用者
が頻繁に使うモードを登録しておくことができる。ここ
では、M1〜M4の4通りのモードの登録ができる。
【0251】611および612は複写濃度キーであ
り、複写濃度を手動で調節するときに押す。613はA
Eキーであり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的
に調節するとき、またはAE(自動濃度調節)を解除し
て濃度調節マニュアル(手動)に切り換えるときに押
す。607はカセット選択キーであり、上段デッキ11
4,下段デッキ115,サイドデッキ124,マルチ手
差し150を選択するときに押す。また、RDF200
に原稿が載っているときには、このキー607によりA
PS(自動紙カセット選択)が選択できる。APSが選
択されたときには、原稿と同じ大きさのカセットが自動
選択される。
【0252】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小・拡大を指定するときに押す。
【0253】626は両面キーであり、片面原稿から両
面複写、両面原稿から両面複写、または両面原稿から片
面複写をとるときに押す。625は綴じ代キーであり、
転写紙の左側へ指定された長さの綴じ代を作成すること
ができる。624は写真キーであり、写真原稿を複写す
るときに押す。623は多重キーであり、2つの原稿か
ら転写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押
す。
【0254】620は原稿枠消しキーであり、使用者が
定形サイズ原稿の枠消しを行うときに押し、その際に原
稿サイズは矢印キー627とOKキー628で設定す
る。621はシート枠消しキーであり、カセットサイズ
の大きさに合わせて原稿の枠消しをするときに押す。
【0255】614はステイプル,ソート,グループの
排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、記録後の
用紙をステイプラが接続されている場合は、ステイプル
モードとソートモードの選択またはその選択モードの解
除ができ、仕分けトレイ(ソーター)が接続されている
場合は、ソートモードとグループモードの選択またはそ
の選択モードの解除ができる。
【0256】615は紙折り選択キーであり、A3やB
4のサイズの記録済紙を断面Z型に折るZ折りと、A3
やB4のサイズの記録済紙を半分に折る半折りのいずれ
か一方の選択およびその選択の解除ができる。
【0257】E.ディスプレイ群(700) 図62において、701は複写に関する情報を表示する
LCD(液晶)タイプのメッセージディスプレイであ
り、例えば8×8ドットで1文字をなし、40文字文メ
ッセージや、定形変倍キー608,609、等倍キー6
10、ズームキー617,618で設定した複写倍率を
表示できる。このディスプレイ701は半透過形液晶で
あって、バックライトが点灯する。
【0258】704はAE表示器であり、AEキー61
3によりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯す
る。709は予熱表示器であり、両面原稿から両面複
写、または片面原稿から両面複写をとるときに点灯す
る。
【0259】なお、標準モードでRDF300を使用し
ている時では複写枚数1枚、濃度AEモード、オート用
紙選択、等倍、片面原稿から片面複写の設定になる。R
DF300を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚、
濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から片面複写の
設定となっている。RDF300の使用時と未使用時の
差はRDF300に原稿がセットされているか否かで決
まる。
【0260】G.制御装置(800) 図64に複写装置の制御装置800の構成例を示す。図
64において、801は複写装置本体の動作制御や種々
の演算制御を行う中央演算装置(CPU)であり、例え
ば16ビット・マイクロコンピュータを使用する。80
3は制御手順(制御プログラム)をあらかじめ格納した
読み取り専用メモリ(ROM)であり、CPU801は
このROM803に格納された制御プログラムに従って
各構成装置を制御する。805は入力データの記憶や作
業用記憶領域等として用いる主記憶装置であるところの
ランダムアクセスメモリ(RAM)である。
【0261】807はCPU801の制御信号の入出力
を行う入出力信号転送用のインターフェース(I/O)
であり、画先センサ121等の入力信号を入力する等の
センサ群、メインモータ133およびクラッチ等の負荷
に接続されている。
【0262】さらに、807はキー群600とディスプ
レイ群700とも接続されており、公知のキーマトリッ
クスによってどのキーが押されたかがCPU801にわ
かるように構成されている。
【0263】これらのインターフェース807,80
9,811は例えば入出力回路ポート8355を使用す
る。
【0264】また、CPU801はRDF、ステイプル
ソーター等の周辺装置内のそれぞれの制御装置とシリア
ル通信を行っており、制御上のデータおよび動作に必要
なタイミング信号とのやりとりを行っている。
【0265】H.動作例 次に、中間トレイの動作制御について詳しく説明を行
う。
【0266】図65は、図62における中間トレイ部分
を拡大したものである。両面画像形成モード、多重画像
形成モード時等の1面目の画像形成動作時には、中間ト
レイ230にシート紙が収納される。そして、2面目の
画像形成処理を行う際には、まず分離ローラ291によ
り中間トレイにあるシート紙より1枚が分離され293
の搬送ローラに移送される。そして、搬送ローラ293
の下流に有る中間トレイ給紙センサ295によりシート
紙の検知がなされ、シート紙は搬送ローラ293,給紙
ローラ232によって、適正なタイミングでレジストロ
ーラ220に移送される。また、分離ローラ291によ
る分離動作の開始より、一定時間以内あるいは一定距離
内に(エンコーダクロックのカウントによる)、中間ト
レイ給紙センサ295がシート紙を検知したか否かを判
定することで、シート紙の搬送不良(ジャム)の検知が
可能である。
【0267】本実施例では、この中間トレイ給紙センサ
295でのシート紙遅延検知の原因は、分離ローラ29
1における分離不良であると考え、同一のシート紙に対
する1度目の中間トレイ給紙センサでのシート紙遅延検
知時はジャムとせず、再び分離ローラ291で分離動作
を行う。その際に、分離不良の起こる可能性を減らすた
めに、2度目の分離動作では1度目の分離動作時の速度
より分離ローラ291を低速回転させることで、より分
離動作の安定性の向上を実現させる。
【0268】また、このとき分離ローラ291の回転速
度に搬送ローラ293の回転速度も合わせ、中間トレイ
295により分離不良のリカバリー動作が完了した際
に、分離ローラ291,搬送ローラ293の速度を元の
速度に戻し、処理効率を必要以上に低下させないように
する。また、2度目の分離動作時においても、中間トレ
イ給紙センサ295でのシート紙遅延の検知がされた場
合は、ジャムとしてもよいし、分離速度を低下させるな
どしてさらに再々分離動作を行うことは容易に可能であ
る。つまり、モータが停止してまうまでは、何度も分離
処理を行うことが可能となっている。
【0269】以上の中間トレイからの給紙処理について
動作を、図66および図67のフローチャートを用いて
さらに説明する。
【0270】図66は、中間トレイ給紙処理のフローを
示す。この図は、中間トレイからの分離動作から画像形
成装置からのシート紙排出までを表している。
【0271】まず、step1で中間トレイの残存する
シート紙の枚数:Nをチェックする。中間トレイへシー
ト紙を1枚収納する毎にNを1へインクリメントし、中
間トレイからシート紙を1枚給送する毎にNを1へデク
リメントすることにより残枚数をチェックする。N=0
つまりシート紙が中間トレイにない場合は、処理を終了
させる。step1でシート紙が中間トレイにある場合
は、step3で中間トレイからの分離処理を行い、そ
の後step5でレジストローラ220に対するレジス
ト処理を行い、step7で画像形成処理、step9
で画像形成装置からのシート紙排出を行うシート紙排出
処理を行う。そして、中間トレイの残存するシート紙の
枚数:Nから1を減算し、処理をstep1に戻す。こ
のようにして、中間トレイの残存するシート紙がなくな
るまで処理を継続させ、その後処理を終了させる。
【0272】次に、中間トレイ分離処理を図67を用い
て説明する。
【0273】まず、step21,step23でそれ
ぞれ各種搬送ローラを動作させる搬送モータ、分離ロー
ラ191を動作させる分離モータを速い速度で回転させ
る。ここで分離モータを回転させることで分離ローラ1
91が回転し、シート紙の分離動作が開始される。
【0274】次に、ジャム検知用のカウンタに50mm
の移動に応じた値をセットし(step25)、また分
離処理用のタイマー(100ms)を開始させ、タイマ
ー動作完了後分離モータを停止させることで分離処理を
終了させる(step27,step29,step3
1)。
【0275】そして、ジャムカウンタがカウント動作を
完了するまでに(step35)、中間トレイ給紙セン
サ295にシート紙が検知されるのを待ち(step3
3)、検知された場合は、正常に分離処理が終了してい
るので、step49に進み搬送モータを速い速度で回
転させたまま、中間トレイ分離処理を終了させる。
【0276】また、step33,step35でジャ
ムカウンタのカウント動作が完了するまでに、中間トレ
イ給紙センサ295にシート紙が検知されなかった場合
は、分離モータ、搬送モータをともに当初の速い速度よ
りも低い速度で回転させる(step37)。つまり、
分離ローラ291を低速回転させ、安定な分離を行うこ
とで、再分離を行う。そして、再びジャムカウンタのセ
ットを行い(step39)、ジャムカウンタのカウン
ト動作が完了するまでに(step43)、中間トレイ
給紙センサ295にシート紙が検知されるのを待つ(s
tep41)。
【0277】そして、検知された場合は、分離が正常に
行われたことになるので、step47に進み分離モー
タを停止させ、さらにstep49で搬送モータを速い
速度に戻し、中間トレイ分離処理を終了させる。また、
step41,step43でジャムカウンタのカウン
ト動作が終了するまでに、中間トレイ給紙センサ295
にシート紙が検知されなかった場合は、ジャムとする
(step45)。
【0278】また、分離モータと搬送モータとを共通と
し、クラッチにより搬送ローラと分離ローラを独立に駆
動させても良い。
【0279】なお、図66のレジスト処理、画像形成処
理、シート排出処理については、本発明とは直接関係が
ないため詳細な説明は省略する。
【0280】以上のように、中間トレイにおいてシート
紙の高速搬送を行い、シート収納部からの分離動作にお
ける分離不良が起きたときのみ、分離ローラの回転速度
を安定性のある低速回転に切り換え再分離を行わせるこ
とで、画像形成処理効率を著しく下げることなく、再分
離時の分離不良を著しく減少させ、ジャムによる画像形
成動作の中断、消費財の浪費、複雑なリカバリー処理を
回避させ、画像形成システム全体の安定性の向上を実現
させるものである。
【0281】
【発明の効果】本発明を実施することにより、以下に列
挙する効果を得ることができる。
【0282】1) シートの分離不良が生じても画像形
成動作を中断することなく、リカバリー処理を行うこと
により、画像形成効率をできるだけ低下させないシート
搬送装置を実現することができる。
【0283】2) 中間トレイに収納されたシートの分
離不良が生じても、画像形成動作を中断することなく、
リカバリー処理を行うことにより、中間トレイに収納さ
れた他のシートを無駄にしないシート搬送装置を実現す
ることができる。
【0284】3) シートの分離不良が生じても、分離
速度を低下させて再び分離動作を行わせることにより、
画像形成効率をできる限り低下させないシート搬送装置
を実現することができる。
【0285】4) 用紙の高速搬送を行い、用紙積載部
からの分離動作における分離不良が起きたときのみ、分
離ローラの回転速度を安定性のある低速回転に切り換え
再分離動作を行わせ、分離動作完了後ふたたび分離速度
を高速に戻すことで、画像形成効率を著しく下げること
なく、ジャムによる画像形成動作の中断を減少させ、画
像形成システム全体の安定性の向上を実現させることが
できる。
【0286】5) 用紙の高速搬送時に生じる分離不良
に対して、分離ローラの回転速度を安定性のある低速回
転に切り換え再分離を行う際に、再分離動作が起きた搬
送部と搬送経路および搬送駆動手段が独立である他の搬
送部に同じサイズの用紙がある場合、再分離している用
紙の代わりに他の搬送部から用紙搬送することにより、
速度下降による一時的な処理効率の下落の改善を実現さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した複写装置の断面構成図であ
る。
【図2】本発明を適用した複写装置の断面構成図であ
る。
【図3】本発明を適用した複写装置の断面構成図であ
る。
【図4】本発明の一実施例における制御回路を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明の一実施例における制御回路を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の一実施例における制御回路を示すブロ
ック図である。
【図7】本発明の一実施例における制御回路を示すブロ
ック図である。
【図8】本発明の一実施例における制御回路を示すブロ
ック図である。
【図9】本発明の一実施例における制御回路を示すブロ
ック図である。
【図10】本発明の第1の実施例における制御手順全体
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施例における制御手順全体
を示すフローチャートである。
【図12】上段リフターの制御を示すフローチャートで
ある。
【図13】上段リフターの制御を示すフローチャートで
ある。
【図14】下段リフターの制御を示すフローチャートで
ある。
【図15】下段リフターの制御を示すフローチャートで
ある。
【図16】マルチ給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図17】マルチ給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図18】マルチ給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図19】マルチ給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図20】上段給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図21】上段給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図22】上段給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図23】上段給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図24】中段給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図25】中段給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図26】下段給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図27】下段給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図28】下段給紙(ラージサイズ)の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図29】下段給紙(ラージサイズ)の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図30】下段給紙(ラージサイズ)の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図31】下段給紙(ラージサイズ)の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図32】下段給紙(スモールサイズ)の手順を示すフ
ローチャートである。
【図33】下段給紙(スモールサイズ)の手順を示すフ
ローチャートである。
【図34】プレ給紙の手順を示すフローチャートであ
る。
【図35】プレ給紙分離動作を示すフローチャートであ
る。
【図36】プレ給紙分離動作を示すフローチャートであ
る。
【図37】プレ給紙搬送動作を示すフローチャートであ
る。
【図38】プレ給紙搬送動作を示すフローチャートであ
る。
【図39】プレ給紙搬送動作を示すフローチャートであ
る。
【図40】第2の実施例における制御手順全体を示すフ
ローチャートである。
【図41】第2の実施例における制御手順全体を示すフ
ローチャートである。
【図42】第2の実施例におけるマルチ給紙の手順を示
すフローチャートである。
【図43】第2の実施例におけるマルチ給紙の手順を示
すフローチャートである。
【図44】第2の実施例におけるマルチ給紙の手順を示
すフローチャートである。
【図45】第2の実施例におけるマルチ給紙の手順を示
すフローチャートである。
【図46】第2の実施例における上段給紙の手順を示す
フローチャートである。
【図47】第2の実施例における上段給紙の手順を示す
フローチャートである。
【図48】第2の実施例における上段給紙の手順を示す
フローチャートである。
【図49】第2の実施例における上段給紙の手順を示す
フローチャートである。
【図50】第2の実施例における中段給紙の手順を示す
フローチャートである。
【図51】第2の実施例における中段給紙の手順を示す
フローチャートである。
【図52】第2の実施例における中段給紙の手順を示す
フローチャートである。
【図53】第2の実施例における下段給紙の手順を示す
フローチャートである。
【図54】第2の実施例における下段給紙の手順を示す
フローチャートである。
【図55】第2の実施例におけるプレ給紙分離動作を示
すフローチャートである。
【図56】第2の実施例におけるプレ給紙分離動作を示
すフローチャートである。
【図57】第2の実施例におけるプレ給紙分離動作を示
すフローチャートである。
【図58】第2の実施例における下段リトライチェック
動作を示すフローチャートである。
【図59】第2の実施例におけるリトライフォロー動作
を示すフローチャートである。
【図60】第2の実施例におけるリトライフォロー動作
を示すフローチャートである。
【図61】第2の実施例におけるリトライフォロー動作
を示すフローチャートである。
【図62】第3の実施例による複写装置の断面図であ
る。
【図63】第3の実施例による複写装置の操作部を示す
図である。
【図64】第3の実施例による複写装置の電気ブロック
図である。
【図65】第3の実施例における中間トレイ部分の拡大
図である。
【図66】中間トレイ給紙処理を示すフローチャートで
ある。
【図67】中間トレイ分離処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 複写装置 2 大容量フロントローディングデッキ(PFU) 3 原稿反転機構付き自動原稿給送装置(RDF) 4 ソータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 112 7369−2H

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシートを積載する積載手段と、 前記積載手段に積載されたシートを1枚ずつ分離する分
    離手段と、 前記分離手段により分離されたシートを検出するため、
    前記分離手段よりも下流に設けられたシート検出手段
    と、 前記分離手段の動作開始後、前記シート検出手段がシー
    トを検出しないとき、前記分離手段の動作スピードを低
    下させ、再び前記分離手段を動作させ、その後前記シー
    ト検出手段がシートを検出すると前記分離手段の動作ス
    ピードを元に戻す制御手段とを具備したことを特徴とす
    るシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、前記分離手
    段により分離されたシートを搬送する搬送手段を有し、
    前記制御手段は前記分離手段の動作スピードを低下させ
    たときは前記搬送手段の搬送スピードも低下させ、前記
    分離手段の動作スピードを元に戻したときは前記搬送手
    段の搬送スピードも元に戻すことを特徴とするシート搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記分離手段の再動
    作後、前記検出手段がシートを検出しないとき、前記制
    御手段はシートのジャム処理ルーチンを実行することを
    特徴とするシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 シートを1枚ずつ分離する分離手段を複
    数有してなる複数のシート搬送手段と、 前記複数のシート搬送手段のうちの第1のシート搬送手
    段の分離手段により分離されたシートを検出するため
    に、該分離手段よりも下流に設けられたシート検出手段
    と、 前記第1のシート搬送手段の分離手段の動作開始後、前
    記シート検出手段がシートを検出しないとき、前記分離
    手段の動作スピードを低下させ、再び前記分離手段を動
    作させる制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記第1のシート搬送手段の分離手段
    を再動作させる際に、第2のシート搬送手段に前記第1
    シート搬送手段により搬送されるシートと同一サイズの
    シートがあるとき前記第1シート搬送手段の分離手段の
    再動作開始前に、前記第2シート搬送手段を動作させる
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記制御手段は前記
    第2のシート搬送手段を動作させた後、前記第1のシー
    ト搬送手段の分離手段を再動作させることを特徴とする
    シート搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記制御手段は前記
    第1のシート搬送手段の分離手段の再動作後、前記シー
    ト検出手段がシートを検出すると前記第1シート搬送手
    段の分離手段の動作スピードを元に戻すことを特徴とす
    るシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 シートに像形成する像形成手段と、 前記像形成手段により像形成されたシートを一時的に収
    納する収納手段と、 前記収納手段に収納されたシートを1枚ずつ分離する分
    離手段と、 前記分離手段により分離されたシートを検出するため
    に、前記分離手段よりも下流に設けられたシート検出手
    段と、 前記分離手段の動作開始後、前記シート検出手段がシー
    トを検出しないとき、前記分離手段の動作スピードを低
    下させ、前記分離手段を再動作させる制御手段とを具備
    したことを特徴とするシート搬送装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記制御手段は前記
    分離手段を再動作させた後、前記シート検出手段がシー
    トを検出すると前記分離手段の動作スピードを元に戻す
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、さらに、前記分離手
    段により分離されたシートを搬送する搬送手段を有し、
    前記制御手段は前記分離手段の動作スピードを低下させ
    たとき、前記搬送手段の動作スピードを低下させること
    を特徴とするシート搬送装置。
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