JPH0475552A - パン生地の連続切断方法及び装置 - Google Patents

パン生地の連続切断方法及び装置

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JPH0475552A
JPH0475552A JP2186766A JP18676690A JPH0475552A JP H0475552 A JPH0475552 A JP H0475552A JP 2186766 A JP2186766 A JP 2186766A JP 18676690 A JP18676690 A JP 18676690A JP H0475552 A JPH0475552 A JP H0475552A
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Koichi Hirabayashi
孝一 平林
Torahiko Hayashi
虎彦 林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はパンまたはＷ４４Ｑの材料をミキサーにより混
練して得た生地を、あらかじめ指定した重量に可能な限
り近似に連続に分割すること、またこの分割された生地
を下方に一定方向に運行するコンベア上に生地の重量に
比例した間隔で落下配列させこれを延展して、重量的に
均一な連続帯状とする際に用いられる技術分野に属する
。
（従来技術における問題点） パンの生産においてミキサーにより混練されてできあが
った生地は次にデバイダ−により小口定量に分割されて
後、各々成形工程に移されるが、従来のこのデバイダ−
による小口分割工程は、生地をピストンによりシリンダ
ーに吸引し、体積計量されて切断されているため、ゲル
の状態でグルテンが組織構成されているパン生地は、デ
バイダ−のピストン等の動作による機械的応力によって
生地のゲル構造が破壊されるのでその対策として臭素酸
カリ等の酸化剤をあらかじめ生地に混入し、更に小口分
割成形後は中休み工程としての静置期間を必要とする等
、事後の工程は複雑なものとなっていた。
又この公知の方法は升による体積の計量によって行う方
法であるため、ガスの発生等により比重が常に変化して
いるパン生地の定重量分割には適さない方法であり、従
来から乱貫による不便を解決していなかったものである
。
（問題点を解決するための手段） 本発明はこれらの問題点を解決するために、生地ホンパ
ーの側壁を垂直に設け、この側壁面にはタテコンベアを
設け、タテコンベア下方のホッパー底部に設けた生地流
出口には、該流出口を開閉させて流下する生地を切断す
る分割装置を設け、前記タテコンベアは常時下方に運行
させるか又は該流出口が開放中の時だけ運行して生地を
下方へ運行させて生地とホッパーの壁マサッを防ぎ、ま
た前記ホッパーの側壁で囲まれた空間の水平断面は上下
のレベルにおいて同一断面積、または近似としてホッパ
ー内の生地流下時のズレ応力の発生を少なくして作業中
におけるパン生地のゲル構造の損傷が少なくなるように
した装置とし、該構造のホッパーの下方出口に於いては
生地を自然流出させ、自然流出時の量の不安定に対応し
て常に一定の重量の生地分割供給を可能にした方法およ
び装置の発明に間するものである。
その方法および装置はホッパー下方にあり生地流出口の
開放時間を毎回調節して切断する方法および、生地の流
出口における流下そのものの一定化、及び一定の速度で
運行している下方の生地受は取りコンベアに対し、分割
生地の個々のそれぞれの重量に比例した間隔で分割生地
を転載し、次にこれを一体の連続した帯状生地として後
、一定の寸法に分割し、ゲル構造の損傷を少なくして成
形する製パン方法である。
つまり、従来方法のような一定の計量計に押し込んで計
量分割する方法ではなく、生地の流動特性に対応して行
う発明である。
（実施例） 本発明を実施例に基づき第１図を説明すると、ｌは生地
を示し、２は生地１をストックするホッパーであり垂直
の壁３によって囲まれてできている。
また垂直の壁３で囲まれた空間の断面積は上下何れのレ
ベルにおいても同一であるようにしている。
垂直壁３の対向する面にはタテ方向に運行するコンベア
４が設定されており、ホッパー内の生地１を壁とのマサ
ツを発生させることなく下方の生地流出口６に移動させ
る。
タテコンベア４の下端部の生地流出口６の位置には分割
装置としての切断刃７があり、流出する生地１２は切断
刃７を摺動させて切断するようになっている。
このように流出口６の開閉はこの分割装置５に設けられ
た切断刃７の摺動によって行われ、切断刃７が閉じてい
る時は流出口６が閉じた状態となっている。
分割生地の重量を測定するための秤量コンベア１０は分
割装置５の下方近くに設けており、生地を排出する機能
としての排出コンベア１０゛　を有している。
また重量計量値は制御装置８に記憶され、制御装置８は
モータ９．９′を制御してタテコンヘア４の運行時間や
切断刃７の開放時間を調節している。
秤量コンベア１０の秤量機構は、コンベア１０全体を支
持するベース（図示しない）に設けたロードセル等の周
知手段によって、その秤量コンヘア１゜の全体荷重から
コンベア重量を差し引く事によって容易に生地重量を算
出することができる。
計量された生地重量は制御装置８に送られ切断刃７、タ
テコンベア４の作動時間の算出のデータとなる。
秤量コンベア１０の下方には転載コンベア１１を設けて
、秤量コンベア１０より受は取った分割生地を下流に搬
送する。
つぎに本発明の作用効果について述べると、切断刃７を
閉じ、生地ｌをホッパー２内に充満させ、次に切断刃７
を後退させると下方流出口６が開口するので、生地１は
下方から流出して、秤量コンベア１０に支えられ、生地
の流出は加速することなく安定して秤量コンベア１０の
上に蓄積される。
つぎに制御装置８の指令により切断刃７が流出口６を塞
いで生地１を切断する。
この時秤量コンベア１０は同時に降下して切断作業を容
易にする。
秤量は生地ｌの切断前に流出口６から生地１が秤量コン
ベア１０に流下の途中から切断されるまで継続して記録
される。
その情報は、生地重量と流出口６の開放時間であり、制
御装置８に送られ次回の流出口６の開放時間の判断情報
として用いられる。
制御装置８が行う流出口６の開放時間の設定について説
明すると、先ず分割すべき１個当たりの生地の重量をあ
らかじめ設定し、これを標準重量Ａとし、それを得るた
めの流出口６の開放時間をＤとし、次に、実際に切断さ
れた生地の重量をＢ、その時の流出口６の開放時間をＣ
とすると、開放時の生地の流下量の関係は これを別の式とすると −Ｃ Ｄ　　＝　　　　　　　　　　・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・　（２）となり、常にＤの値が次
回カントのための適正な流出口６の開放時間を計算する
ことになり、環境の変化に常時対応した予測判断方法で
ある。
この式の値を流出口６の開放時間とすることの利点は、
パン生地特有の粘弾性に起因する不安定な流動、ガス発
生による比重の変化、及びホンパー内の生地の高さに影
響される出口の圧力や途中の抵抗の変化に対応すること
ができることにある。
次に生地切断前に秤量コンベア１０の上に流出蓄積中の
生地１２を計量しながら切断する方法は、（２）式を用
いず直接秤量の値によって切断動作をする方法である。
又両者を併用することによって更に分割精度を高めるこ
とができる。
すなわち、（２）式の予知計算を利用しない場合は切断
刃７のカット速度を高速にする必要があり、υじ カットタイミングの多少のずれが計量誤差にむすびつく
が、併用することの効果は（２）式の数字がカットタイ
ミングの予知につながり徐々に切断刃７を前進させるこ
とができるので計量精度が向上する。
次に秤量コンベアエ０からの転載作用について述べると
上記したように秤量コンベアエ０には重量の安定した分
割生地１３が載り、次に転載コンベアに移載されるが、
この時転載コンベア１１が後方に移動しコンベアベルト
が前方に回転して、転載コンベア上の所定の位置に直前
の分割生地とその先端をラップさせながら転載する。
転載コンベアベルトに配列された生地はこれを延展装置
工４によって延展することによって、部分的に何の断面
も同一重量となった連続帯状生地が住産される。
成形はこの連続生地を定寸法に切断することによって行
われる。
（発明の効果） 以上説明したように本発明は従来技術の欠点を解消して
グルテンのゲル組織の破壊されていない、品質の高い生
地を定量に分割し、また重量的に均一の帯状とすること
ができる発明である。
【図面の簡単な説明】
第一図は本発明実施例の断面側面図 第二図、第三図、第四図は本発明実施例の動作説明図 符号の説明 ■・・・・・・生地　　　　　２・・・・・・ホッパー
３・・・・・・垂直壁　　　　４・・・・・・タテコン
ベア５・・・・・・分割装置　　　６・・・・・・流出
ロア・・・・・・切断刃　　　　８・・・・・・制御装
置９．９゛・・・・・・モータ　　１０・・・・・・秤
量コンベア１１　　・・・転載コンベア　１２・・・・
・・流下中の生地１３・・・・・・分割された生地１４
・・・・・・延展装置１５・・・・・・連続生地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ［１］生地ホッパーと、その底部に設けた流出口を開閉
    して行う生地分割装置と、その下方に設けた分割生地の
    秤量台からなり、直前に分割された生地の重量をＢとし
    、分割生地の標準重量Ａとの比例Ａ／Ｂを係数として、
    次回の開放時間をその都度決定し、切断動作を行わしめ
    ることを特徴とするパン生地の連続切断方法。 ［２］請求項第１項記載の方法であって分割しようとす
    る生地の重量をＡとした場合、Ａを得るための流出口の
    開放時間Ｄを決定するため、直前に分割された生地Ｂの
    重量と、その時に要した流出口の開放時間をＣとし、 Ｂ／Ｃ＝Ａ／Ｄの式により 単位時間当たりの流出特性を把握してＤを算出して行う
    該方法。 ［３］請求項第２項記載の方法であって 式Ｂ／Ｃ＝Ａ／Ｄから、式Ｄ＝Ａ／Ｃ／Ｂ を導き出し、常に直前のデーターによって毎回Ｄを算出
    し、常に係数を環境に適応させ修正して切断する該方法
    。 ［４］生地ホッパーと、その底部に設けた流出口を開閉
    して行う切断刃を有する生地分割装置を設け、流出する
    生地の重量を測定する秤量台を該切断刃の下方近くに位
    置せしめて、流出口からの生地を受け止めて、切断前に
    秤量台によって重量を計測して後、前回と同一重量とな
    るように切断刃の切断動作を行うことを特徴とするパン
    生地の切断方法。 ［５］生地ホッパーと、その底部に設けた流出口を開閉
    して行う切断刃を有する生地分割装置を設け、分割され
    た生地の重量を測定する秤量台を該切断刃の下方近くに
    位置せしめて、流出口からの生地を受け止め、切断刃の
    切断動作中又終了後に秤量台は下方及び後方に移動し、
    分割生地の秤量を行うと同時に秤量台の生地を下方のコ
    ンベアに転載することを特徴とするパン生地の切断連続
    切断方法。 ［６］請求項第１項、第２項、第３項、第４項、第５項
    記載の方法であって、分割生地の重量に比例した距離間
    隔で下方のコンベアに配列し、これを延展して連続した
    一定の重量の帯状生地とする該方法。 ［７］生地ホッパーの側壁を垂直に設け、この側壁面に
    はタテコンベアを設け、タテコンベア下方のホッパー底
    部に設けた生地流出口に、流下する生地を切断する切断
    刃を有する分割装置を設け、この分割装置の下方に生地
    の重量を測定する秤量コンベアを設け、この下方に該秤
    量コンベアより排出される生地を受け取る転載コンベア
    を設けるとともに、生地重量に応じて秤量コンベアの排
    出タイミングを調節する制御装置を設けたことを特徴と
    するパン生地の連続切断装置。
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