JPH0442480B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0442480B2
JPH0442480B2 JP25138086A JP25138086A JPH0442480B2 JP H0442480 B2 JPH0442480 B2 JP H0442480B2 JP 25138086 A JP25138086 A JP 25138086A JP 25138086 A JP25138086 A JP 25138086A JP H0442480 B2 JPH0442480 B2 JP H0442480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing tank
lid
closing arm
gas
plating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP25138086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63106000A (ja
Inventor
Shigeru Sasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Seisakusho KK
Original Assignee
Chuo Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Seisakusho KK filed Critical Chuo Seisakusho KK
Priority to JP25138086A priority Critical patent/JPS63106000A/ja
Publication of JPS63106000A publication Critical patent/JPS63106000A/ja
Publication of JPH0442480B2 publication Critical patent/JPH0442480B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特にクリーンルーム内で被めつき物を
めつき処理するに適した外部へのガス拡散の少な
いめつき装置に関するものである。
(従来の技術) 被めつき物を保持して移動させるキヤリアの走
行線に沿つて多数の処理槽を配置し、被めつき物
をキヤリアによつて自動的に各処理槽内に順次浸
漬させつつめつき処理を行わせるめつき装置は従
来から広く使用されているが、各処理槽から発生
するガスやミストが周囲の空気を汚染するという
問題があつた。このため、例えば実公昭60−
40593号公報に示すように各処理槽の上端部分に
は槽内から発生するガスやミストを吸引する排気
ダクトが設けられているが、ガスやミストを周囲
の大気とともに吸引する構造であるため大容量の
排気フアンを設けねばならず、そのランニングコ
ストも高くなるうえ、作業終了後に排気フアンを
停止しても処理槽内が完全に冷えるまでの間に引
続いてガスやミストが発生するため、周囲の大気
を汚染することは避けられなかつた。この問題は
特に最近の電子機器用部品のめつきに用いられる
クリーンルーム内のめつき装置においては重要で
あり、クリーンルーム内にガスやミストが飛散す
るおそれのないめつき装置が求められた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、
めつき作業中およびめつき作業終了後における処
理槽内のガスやミストの大気中への飛散を防止す
るとともに、排気フアンを小容量のものとしてラ
ンニングコストの低減を図ることもできるめつき
装置を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は処理槽の上面をその長手方向に分割さ
れた多数の蓋板によつて覆うとともに、処理槽の
上方には被めつき物が装入される部分の蓋板の上
部のフツクと係合して蓋板を開く蓋開閉アームを
昇降及び横行自在に設けたことを特徴とするもの
である。
(実施例) 次に本発明を図示の実施例について詳細に説明
すると、1はめつき槽のような処理槽、2はその
側方に設けられたレール3にガイドされて処理槽
1に沿つて走行するキヤリアであつた、被めつき
物50はこのキヤリア2のフツク4によつて吊上
げられて処理槽1へ順次搬入され、また所定時間
後には搬出されて行くことは従来と同様である。
5は処理槽1の上面を覆う多数の蓋板である。蓋
板5は図示のように処理槽1の長手方向に所定幅
に分割されたもので、その上面には逆L字状の左
右一対のフツク6,6が突設されている。これら
の蓋体5は処理槽1の上面両側に突設された支持
板7,7間に架け渡されて処理槽1の上面を覆う
ことができる構造になつている。
一方、処理槽1の上方には、上記のような蓋板
5を開閉するための蓋開閉アーム8が設けられて
いる。本実施例においては蓋開閉アーム8は被め
つき物50を処理槽1へ搬入搬出するための前記
したキヤリア2に設けられたものである。即ち、
キヤリア2の基部にモータ9により送りねじ10
を回転させてスライダ11を水平方向に移動させ
る横行機構12を取付けるとともに、このスライ
ダ11上に同様の昇降機構13を取付け、そのス
ライダ14に蓋開閉アーム8の基部を支持させて
ある。また蓋開閉アーム8には前記した蓋板5の
逆L字状のフツク6に側方から係止できる左右一
対の蓋板保持片15,15が設けてあるので、蓋
開閉アーム8はキヤリア2とともに被めつき物5
0が処理槽1内に装入される位置まで走行し、そ
の部分の蓋板5を開閉することが可能となる。こ
の蓋開閉アーム8はキヤリア2とは別体に設けて
もよい。
なお16は処理槽1の上部に設けられた被めつ
き物50のラツク支持片、17は処理槽1の上部
の支持板7の内側からガスやミストを吸引するた
めの排気ダクト、18は処理槽1の所要部分に形
成された区画板であつて、この区画板18には透
孔19が形成されている。
(作用) このように構成されたものは、キヤリア2のフ
ツク4によつて被めつき物50をそのラツク20
とともに吊上げ、処理槽1の内部に順次浸漬させ
て一連のめつき処理を行わせることは従来と同様
であるが、本発明においては処理槽1の上面がそ
の長手方向に分割された多数の蓋板5によつて覆
われているため、処理槽1の内部から発生するガ
スやミストは外部へ飛散することがなく、排気ダ
クト17を通じて比較的小容量の排気フアンによ
り効率良く排気されることとなる。このため、本
発明のめつき装置はクリーンルーム内等に設置す
るに適したものである。また本発明においては、
処理槽1の上方に蓋開閉アーム8を設けてあるの
で、被めつき物50を処理槽1内へ装入するに先
立つて蓋開閉アーム8を作動させ、その蓋板保持
片15を蓋板5のフツク6の下面に横方向から挿
入して係合させたうえで上方へ持上げ互いに横方
向へ移動させることにより蓋板5を自動的に開く
ことができる。この状態で被めつき物50を処理
槽1内へ降下させてラツク20を処理槽1のラツ
ク支持片16,16に支持させたのち、再び蓋開
閉アーム8により蓋板5を閉じればよく、このよ
うに蓋板5を開くのは被めつき物50の出入れの
際だけでよいので、ガスやミストの外部への飛散
をほぼ完全に防止できる。なお蓋体5を開いてい
る間にも排気ダクト17からの排気は継続的に行
われるので、蓋板5の開いた部分から外部へ逃げ
ようとするガスやミストは区画板18の透孔19
等を通じて吸引排気され、外部への飛散は最少限
に抑えられることとなる。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、処
理槽の上面を多数の蓋板により覆うことにより処
理槽の内部から発生するガスやミストの飛散を防
止し、また比較的小容量の排気フアンによつてガ
スやミストを排気できるようにしたものである。
しかも本発明においては、処理槽の上方に蓋開閉
アームを昇降及び横行自在に設けたので、被めつ
き物が装入される部分の蓋板を自動的に開閉する
ことができ、従来どおりの全自動的なめつき処理
を行わせることが可能である。よつて本発明は特
にクリーンルーム内に設置されるめつき装置とし
て好適なものであり、業界に寄与することろは極
めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図
はその側面図である。 1……処理槽、2……キヤリア、5……蓋板、
6……フツク、8……蓋開閉アーム、50……被
めつき物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 処理槽1の上面をその長手方向に分割された
    多数の蓋板5によつて覆うとともに、処理槽1の
    上方には被めつき物50が装入される部分の蓋板
    5の上部のフツク6と係合して蓋板5を開く蓋開
    閉アーム8を昇降及び横行自在に設けたことを特
    徴とするめつき装置。 2 蓋開閉アーム8が被めつき物50を処理槽1
    内へ搬入搬出するキヤリア2に設けられたもので
    ある特許請求の範囲第1項記載のめつき装置。
JP25138086A 1986-10-22 1986-10-22 めつき装置 Granted JPS63106000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25138086A JPS63106000A (ja) 1986-10-22 1986-10-22 めつき装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25138086A JPS63106000A (ja) 1986-10-22 1986-10-22 めつき装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63106000A JPS63106000A (ja) 1988-05-11
JPH0442480B2 true JPH0442480B2 (ja) 1992-07-13

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ID=17221971

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25138086A Granted JPS63106000A (ja) 1986-10-22 1986-10-22 めつき装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5736580B2 (ja) * 2012-08-22 2015-06-17 株式会社ダイワエクセル キャリヤ式めっき装置
CN113981514B (zh) * 2021-11-10 2023-04-18 宁波新睦科技有限公司 一种粉末冶金烧结成型后处理用电镀装置

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Publication number Publication date
JPS63106000A (ja) 1988-05-11

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