JP5736580B2 - キャリヤ式めっき装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークをキャリヤにより搬送してめっき処理する、キャリヤ式めっき装置に関するものである。
キャリヤ式めっき装置は、処理工程にしたがって配列された処理槽と、該処理槽に沿って設けられたレールと、該レールに支承されてレール上を走行するキャリヤとから構成されるものである。キャリヤはハンガーを上昇、下降させる昇降枠を備えており、ハンガーを上昇させてハンガーに取り付けられたワークを吊り上げ、走行して所定の位置までハンガーを移送し、ハンガーを下降させてワークを処理槽中に浸漬させる一連の動作をプログラムに従って繰り返し、めっき処理するものである。こうしたキャリヤ式めっき装置では、一つの装置で複数の異なった種類の処理をすることがあり、そうした場合にはそれぞれの処理に必要な薬液の入った処理槽が配列され、ワークに応じてその都度使用する処理槽が選択される。
複数の異なった種類の処理を行う例としては、亜鉛めっき後の3価クロム化成皮膜処理工程で白色、緑色、黒色のいずれかを選択するものがある。ハンガーが移送されるとき、処理槽から吊り上げられたワークには処理液が付着しており、移送中に付着した処理液が滴下することになる。この滴下する処理液が他の処理槽に混入すると処理液が変質し、適正な処理ができなくなって不良品の発生を招くことになり、従来は移送中のワークから滴下する処理液が他の処理槽に混入するのを防ぐため、作業者が使用しない処理槽に蓋を被せて対応するのが普通であった。
ところが、異なる処理をするワークが連続してめっき装置に投入される場合には、蓋の移動を頻繁に行わなければならず、作業者の負担が大きくなる。作業者の負担が大きくなって蓋を被せ忘れると滴下する処理液が混入することになり、使用する処理槽から蓋を取り忘れると蓋の上にワークが下降してめっき装置やワークが損傷する事故になる。こうした問題に対しては、キャリヤの下端部にワークから滴下する処理液を受ける受け皿を設け、移送中にワークから滴下した処理液が他の処理槽に混入することを防止するようにした、例えば特許文献1に示されるようなものが実用化されている。
特許文献1に示されているのは、キャリヤの下端部にワークから滴下する処理液を受ける受け皿を前後動自在に設け、受け皿の底面を傾斜面として受け皿に設けた溜め枡に滴下した処理液が集まるようにし、受け皿をワークが上限位置にあるときは前進端、その他のときは後退端に位置させ、キャリヤのあらかじめ定めた停止位置において溜め枡に集まった処理液をポンプにより排出するようにしたものである。これによりワークから処理液が滴下して移送途中に配置されている処理槽に混入することはないのであるが、受け皿、受け皿を前後動させるための駆動源、ポンプ等をキャリヤに設けたものであるため、駆動源への空気の供給、ポンプへの電力の供給、制御が必要となり、キャリヤが複雑になって重量が増し、高価になるという問題があった。
特開2011−94193号公報
以上述べたように、従来のキャリヤ式めっき装置では、移送中にワークから滴下する処理液が他の処理槽に混入して不良品の発生を招くという問題があり、作業者が使用しない処理槽に蓋を被せて滴下する処理液が混入しないようにするのが普通であった。しかしこうしたやり方では作業者の負担が大きく、蓋を被せ忘れる等のミスにより不良品を発生させるという問題があった。これに対し、キャリヤの下端部にワークから滴下する処理液を受ける受け皿を前後動自在に設けたものが実用化されているが、受け皿を前後動させるための駆動源への空気の供給、ポンプへの電力の供給、制御が必要となり、キャリヤが複雑になって重量が増し、高価になるという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決しようとするものであり、人手によったりキャリヤに特別な装置を設けたりすることなく、移送中にワークに付着した処理液が他の処理槽に混入することのないキャリヤ式めっき装置を提供することを目的とするものである。
そして、本発明は上記目的を達成するために、複数の異なった種類の処理にそれぞれ使用する、種類の数と同数の処理槽から構成される処理槽群を設け、ワークに応じてその処理槽群から一つの処理槽を選択し、この処理槽にワークをキャリヤにより移送することにより複数の異なった種類の処理を行うキャリヤ式めっき装置において、処理槽の上面開口を覆う蓋を備える蓋用ハンガーを処理槽群の処理槽の数より1少ない数だけ設けて処理槽群の処理槽上に置き、キャリヤを制御するプログラムに、ワークに応じて選択使用される処理槽上にある蓋用ハンガーを選択使用されない処理槽上に移送する工程を組み込んだものである。この蓋用ハンガーが備える蓋は受け皿とすることが好ましい。
上記の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、蓋用ハンガーは選択的に使用される処理槽群の処理槽の数より1少ない数だけ設けられて処理槽上に置かれているので、蓋用ハンガーが置かれていない処理槽が一つだけあることになる。キャリヤはプログラムにより制御され、ワークに応じて選択使用される処理槽上にある蓋用ハンガーを選択使用されない処理槽上に移送するので、選択使用される処理槽上には蓋用ハンガーがない状態となってワークを浸漬することができ、選択使用されない処理槽は蓋用ハンガーの蓋により覆われてワークから滴下する処理液が混入することがない。
以上述べたたように、本発明のキャリヤ式めっき装置によれば、プログラム制御されるキャリヤにより蓋用ハンガーが選択使用される処理槽上から選択使用されない処理槽上に移送されるので、作業者が蓋を移動させる必要がなく、作業者の負担をなくすることができる。しかも選択使用される処理槽からは確実に蓋が取り除かれ、選択使用されない処理槽は確実に蓋で覆われるので、蓋の上にワークが下降してめっき装置やワークが損傷したり、ワークから滴下する処理液が選択使用されない処理槽に混入して不良品を発生させたりすることはない。蓋を受け皿とした場合には、滴下する処理液が周辺に飛散することがない利点がある。
本発明のキャリヤ式めっき装置の要部の構成を示す側面図である。 蓋用ハンガーの側面図である。 蓋用ハンガーの正面図である。 蓋用ハンガーの平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図において1ないし6は処理槽及び水洗槽であって、処理工程の上流に近い側から第一の処理槽1、第一の水洗槽2、第二の処理槽3、第二の水洗槽4、第三の処理槽5、第三の水洗槽6が順番に配列されており、第一の処理槽1、第二の処理槽3、第三の処理槽5が処理槽群を構成することになる。この実施の形態では、亜鉛めっきの後に3価クロム化成皮膜処理の白色、緑色、黒色の3種類の何れかを選択して施すものであり、第一の処理槽1は白色、第二の処理槽3は緑色、第三の処理槽5は黒色となっている。そして、第一の処理槽1の処理工程上流側には図示しないめっき工程の各処理槽が配列されており、7はそのめっき工程の最終の最終処理槽を示している。また、第三の水洗槽6の処理工程下流側には図示しない後工程の槽や乾燥炉等が設けられている。
第一の処理槽1、第二の処理槽3、第三の処理槽5の左右の上面にはそれぞれハンガー受け1a、3a、5aが設けられており、各処理槽の前後の上面にはそれぞれ排気フード1b、1b、3b、3b、5b、5bが設けられている。また、第一の水洗槽2、第二の水洗槽4、第三の水洗槽6の左右の上面にはそれぞれハンガー受け2a、2a、4a、4a、6a、6aが2個ずつ設けられている。第一の水洗槽2、第二の水洗槽4、第三の水洗槽6はそれぞれ中央で前後方向2つの部分に仕切られており、仕切られた前後の部分に順次ワークを浸漬することによって2段階の水洗ができるように構成されている。
図中8は蓋用ハンガーであって、ハンガーバー9の左右両端に縦方向の支柱10、10が設けられ、該支柱10、10の上端にはフック11、11が、下端にはハンガー受け1a、3a、5a等に係合して支承される脚部12、12がそれぞれ設けられており、こうした構成は従来の通常のハンガーと同じである。通常のハンガーはハンガーバー9にワークを取り付けるための治具が取り付けられるが、この蓋用ハンガー8のハンガーバー9に治具が取り付けられることはなく、ハンガーバー9の上面に第一の処理槽1等の処理槽の開口部を覆うことができる寸法の蓋13が設けられている。この蓋13は処理液に対して耐食性のある金属あるいは樹脂で成型された受け皿で後端側が開口部14になっており、開口部14には下方に向けて垂れ壁部15が設けられている。蓋用ハンガー8は処理槽群を構成する処理槽の数より1少ない数だけ設けられており、この実施の形態では処理槽群を構成する処理槽の数が3個であるため2個となっている。
第一の処理槽1等の上部には、キャリヤ16を支承するレール17が槽配列に沿って設けられている。キャリヤ16は従来のキャリヤと同様、走行用モータ18と、走行用モータ18により駆動される車輪19と、昇降用モータ20と、昇降用モータ20により昇降動される昇降枠21とから構成されており、昇降枠21には図示しない通常のハンガーのフック及び蓋用ハンガー8のフック11、11に係合してこれらを吊り上げるためのピン22が設けられている。キャリヤ16は従来のキャリヤと同様、プログラムに従って所定の位置まで走行して昇降枠21を上昇させ、別の所定の位置まで走行して昇降枠21を下降させる一連の動作を繰り返すものであり、一連の動作を終わった時点では昇降枠21が下降した状態となっている。
このように構成された本発明のキャリヤ式めっき装置において、めっき処理されたワークの取り付けられたハンガーが最終処理槽7に到達したときの動作について説明する。実際にはハンガーにワークが直接取り付けられるのではなく、ハンガーに取り付けられた治具にワークが取り付けられるのであるが、以下の説明でもこのように記述することとする。蓋用ハンガー8、8が第一の処理槽1の上と第三の処理槽5の上にあり、そのワークが緑色処理をするべきものである場合には、キャリヤ16が最終処理槽7の位置まで走行して昇降枠21を上昇させ、第二の処理槽3の位置まで走行して昇降枠21を下降させる。これによりハンガーが最終処理槽7から第二の処理槽3に移送され、ワークが第二の処理槽3に浸漬されて緑色処理が行われる。
キャリヤ16がハンガーを吊り上げて第二の処理槽3の位置まで走行する間、ワークは第一の処理槽1の上を通過することになるが、第一の処理槽1上には蓋用ハンガー8があるため、ワークから滴下する処理液は蓋13により受け止められ、第一の処理槽1に混入することはない。第二の処理槽3でワークが処理されたハンガーは、キャリヤ16によって第二の水洗槽4に移送されてワークが洗浄され、さらに後工程の槽等に移送される。このときにはワークが第三の処理槽5の上を通過することになるが、第三の処理槽5の上には蓋用ハンガー8があるため、ワークから滴下する処理液の希釈された水洗水が第三の処理槽5に混入することはない。蓋13により受け止められた処理液や水洗水は開口14、垂れ壁部15を通って排気フード1b、5bの上面に流れ、最終処理槽7、第二の水洗槽4に流入することになる。
緑色処理をしたワークの次のワークが白色処理をするべきものである場合には、キャリヤ16が第一の処理槽1の位置まで走行して昇降枠21を上昇させ、第二の処理槽3の位置まで走行して昇降枠21を下降させる。これにより第一の処理槽1の上にあった蓋用ハンガー8は第二の処理槽3の上まで移送される。次にキャリヤ16が最終処理槽7の位置まで走行して昇降枠21を上昇させ、第一の処理槽1の位置まで走行して昇降枠21を下降させる。これによりハンガーが最終処理槽7から第一の処理槽1に移送され、ワークが第一の処理槽1に浸漬されて白色処理が行われる。第一の処理槽1でワークが処理されたハンガーは、キャリヤ16によって第一の水洗槽2に移送されて洗浄され、さらに後工程の槽等に移送される。このときワークは第二の処理槽3と第三の処理槽5の上を通過することになるが、第二の処理槽3と第三の処理槽5の上には蓋用ハンガー8があるため、ワークから滴下する処理液の希釈された水洗水が第二の処理槽3や第三の処理槽5に混入することはない。
白色処理をしたワークの次のワークが黒色処理をするべきものである場合には、キャリヤ16が第三の処理槽5の位置まで走行して昇降枠21を上昇させ、第一の処理槽1の位置まで走行して昇降枠21を下降させる。これにより第三の処理槽5の上にあった蓋用ハンガー8は第一の処理槽1の上まで移送される。次にキャリヤ16が最終処理槽7の位置まで走行して昇降枠21を上昇させ、第三の処理槽5の位置まで走行して昇降枠21を下降させる。これによりハンガーが最終処理槽7から第三の処理槽5に移送され、ワークが第三の処理槽5に浸漬されて黒色処理が行われる。このときワークが第一の処理槽1と第二の処理槽3の上を通過することになるが、第一の処理槽1と第二の処理槽3の上には蓋用ハンガー8があるため、ワークから滴下する処理液が第一の処理槽1や第二の処理槽3に混入することはない。
これを整理すると、次のワークが今回処理をしたワークと同じ色の処理をするべきものである場合には、当該色の処理槽以外の2個の処理槽の上に蓋用ハンガー8がある状態となっているので、キャリヤ16が蓋用ハンガー8を移送する必要はなく、そのための動作はしない。次のワークが今回処理をしたワークと異なった色の処理をするべきものである場合には、次のワークを処理するために使用される処理槽上に蓋用ハンガー8があり、今回の処理をするために使用された処理槽上には蓋用ハンガー8がないので、次のワークを処理するために使用される処理槽から今回の処理をするために使用された処理槽に蓋用ハンガー8を移送する必要があり、キャリヤ16はそのように動作する。
このようなキャリヤ16の動作は従来のキャリヤ式めっき装置と同様にプログラムによって制御されるものである。蓋用ハンガー8をどのように移送するかは、今回のワークと次回のワークの組み合わせによって決まり、次回のワークが取り付けられたハンガーをどのように移送するかは次回のワークにより決まるので、こうした組み合わせに応じたプログラムをそれぞれ組み込んでおき、それを選択することで対応することができる。例えば、ハンガーにワークを取り付ける際にワークの種類を制御装置に入力することにより制御装置にワークを追跡させ、ワークが最終処理槽7まで到達した時点でプログラムが自動的に選択されるようにすることができる。
以上説明したように、本発明のキャリヤ式めっき装置では、蓋用ハンガー8が処理槽群の処理槽の数より1少ない数だけ設けられており、ワークに応じて選択された処理槽以外の処理槽上に蓋用ハンガー8が置かれるようにキャリヤ16により移送される。これにより選択された処理槽以外の処理槽は蓋用ハンガー8の蓋13で覆われるので、ワークから滴下した処理液は蓋13で受け止められ、選択された処理槽以外の処理槽に混入することはない。蓋13で受け止められた処理液は排気フード1b、3b、5bの上面から最終処理槽7、第一の水洗槽2、第二の水洗槽4等に流入することになる。
次のワークが異なった処理をするべきものである場合には、そのワークに対応した処理槽が選択され、選択された処理槽の上にあった蓋用ハンガー8がそのとき蓋用ハンガー8のなかった処理槽の上までキャリヤ16により移送されるのであるが、キャリヤ16はプログラムにより制御されるのでこの移送は確実に行われることになる。したがって、選択された処理槽の上だけ蓋用ハンガー8がなく、選択された処理槽以外の処理槽の上に蓋用ハンガー8、8がある状態に確実になり、ワークから滴下する処理液が混入したり、蓋の上にワークが下降したりすることがない利点がある。
また、本発明はワークに応じて蓋用ハンガー8がキャリヤ16により移送されるものであり、キャリヤ16には特別な装置を設ける必要がないので、蓋用ハンガー8を追加してキャリヤ16のプログラムを変更することにより既設のキャリヤ式めっき装置を本発明のキャリヤ式めっき装置に改造することができる利点がある。なお、通常のハンガーはワークへの給電のためキャリヤバー9には電導性に優れた銅系の材料が使われるが、蓋用ハンガー8は給電することがないので安価な材料を使用することができ、フック11や脚部12が通常のハンガーと同じであるので、複数のキャリヤが設けられた場合に他のキャリヤでの移送が可能であり、蓋用ハンガー8を処理槽列の外に取り出して清掃、手入れ等をすることができる利点もある。
1 第一の処理槽
1a ハンガー受け
1b 排気フード
2 第一の水洗槽
2a ハンガー受け
3 第二の処理槽
3a ハンガー受け
3b 排気フード
4 第二の水洗槽
4a ハンガー受け
5 第三の処理槽
5a ハンガー受け
5b 排気フード
6 第三の水洗槽
6a ハンガー受け
7 最終処理槽
8 蓋用ハンガー
9 ハンガーバー
10 支柱
11 フック
12 脚部
13 蓋
14 開口
15 垂れ壁部
16 キャリヤ
17 レール
18 走行用モータ
19 車輪
20 昇降用モータ
21 昇降枠
22 ピン

Claims (2)

  1. 複数の異なった種類の処理にそれぞれ使用する、種類の数と同数の処理槽から構成される処理槽群を設け、ワークに応じてその処理槽群から一つの処理槽を選択し、この処理槽にワークをキャリヤにより移送することにより複数の異なった種類の処理を行うキャリヤ式めっき装置において、処理槽の上面開口を覆う蓋を備える蓋用ハンガーを処理槽群の処理槽の数より1少ない数だけ設けて処理槽群の処理槽上に置き、キャリヤを制御するプログラムに、ワークに応じて選択使用される処理槽上にある蓋用ハンガーを選択使用されない処理槽上に移送する工程を組み込んだことを特徴とするキャリヤ式めっき装置。
  2. 蓋用ハンガーが備える蓋を受け皿としたことを特徴とする請求項1に記載のキャリヤ式めっき装置。
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