JP2002175998A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2002175998A
JP2002175998A JP2000371818A JP2000371818A JP2002175998A JP 2002175998 A JP2002175998 A JP 2002175998A JP 2000371818 A JP2000371818 A JP 2000371818A JP 2000371818 A JP2000371818 A JP 2000371818A JP 2002175998 A JP2002175998 A JP 2002175998A
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main body
mounting
carrier
positioning
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JP2000371818A
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Yasushi Takeuchi
靖 竹内
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス性の向上および載置台設置時の
位置決めの再現性の向上を図る。 【解決手段】 装置本体1aの前面外側に、複数の被処
理体wが密閉状態で収容された蓋付きの運搬容器2を載
置する載置部21および運搬容器2を装置本体1a内に
移動可能な移動機構10を備えた載置台7を設置した処
理装置1であって、装置本体1aの前面外側の床F上に
前記載置台7を手前に引き出し可能に支持すると共に載
置台7の位置決めが可能な支持台70を設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造においては、被処理体
例えば半導体ウエハに酸化、拡散、CVD等の各種の処
理を施す処理装置(半導体製造装置)が用いられてい
る。このような処理装置としては、複数例えば25枚或
いは13枚のウエハが密閉状態で収容された蓋付きのキ
ャリア(運搬容器)を載置する載置部およびキャリアを
装置本体内に移動可能な移動機構とを備えた載置台(ロ
ードポートともいう)を装置本体の前側に設置したもの
が提案されている(例えば、特開平11−297792
号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記処
理装置においては、装置本体の前側や載置台の背面側の
メンテナンスを行うには、載置台を移動しなければなら
ないが、重量のある載置台をそう簡単には移動すること
ができず、メンテナンス性が悪いという問題がある。ま
た、前記載置台は頭上搬送機構との間でキャリアの受け
渡しが行われる部分でもあり、設置時に高い位置決め精
度が要求されるが、メンテナンスで載置台を移動する度
に位置決めが必要となるため、その再現性が問題とな
る。
【0004】本発明は、前記事情を考慮してなされたも
ので、メンテナンス性の向上および位置決めの再現性の
向上が図れる処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
の発明は、装置本体の前面外側に、複数の被処理体が密
閉状態で収容された蓋付きの運搬容器を載置する載置部
および運搬容器を装置本体内に移動可能な移動機構を備
えた載置台を設置した処理装置であって、装置本体の前
面外側の床上に前記載置台を手前に引き出し可能に支持
すると共に載置台の位置決めが可能な支持台を設置した
ことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の処理装置に
おいて、前記支持台が高さ調節可能な支持脚を備えてい
ると共に、前記装置本体に連結されていることを特徴と
する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の処理装置に
おいて、前記支持台および載置台には支持台上の所定位
置に載置台を位置決め固定する位置決めピンを挿入する
ための位置決め孔が形成されていることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1の処理装置に
おいて、前記載置台が床上を移動可能な折畳式のキャス
タを備えていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。
【0010】本発明を縦型熱処理装置に適用した実施の
形態を示す図1ないし図2において、1は半導体製造工
場のクリーンルームC内に設置される処理装置例えばバ
ッチ処理式の縦型熱処理装置で、100はその装置本体
1aの外郭を形成する筐体である。この筐体100内
は、キャリア2の搬入搬出および保管を行うための搬送
保管領域Saと、キャリア2内から半導体ウエハwを取
出してボート3への移替え(移載)、熱処理炉4へのボ
ート3の搬入搬出等の所定の処理を行うための処理領域
であるローディングエリアSbとに隔壁5により仕切ら
れている。
【0011】前記キャリア2は、所定口径例えば直径3
00mmの被処理体例えばウエハwを水平状態で上下方
向に所定間隔で複数例えば13枚もしくは25枚程度収
容可能なプラスチック製の蓋付き運搬容器、いわゆるク
ローズ型キャリアであり、その前面部の開口(ウエハ出
入口)2aにこれを密封状態に塞ぐための蓋2bを脱着
可能に備えている。この蓋2bには、これをキャリア2
の開口2aに保持するための図示しないラッチ機構が設
けられ、このラッチ機構の解除によりキャリア2の開口
2aから蓋2bが取外せるようになっている。
【0012】前記筐体100の前面部には、キャリア2
を搬入搬出するための搬出入口6が配置され、この搬出
入口6の外側にキャリア2を載置するための後述の載置
台7が設置されている。前記搬送保管領域Saには、上
方の前部と後部に複数個のキャリア2を一時的に保管し
ておくための保管棚8が対向して設けられていると共
に、下方の隔壁5側にウエハ移載を行うためにキャリア
2を載置するための移載台(移載ステージ)9が設けら
れている。
【0013】また、搬送保管領域Saには、前記載置台
7の後述する移動機構10、保管棚8および移載台9の
間でキャリア2の搬送を行うための搬送機構(キャリア
搬送機構)11が設けられている。この搬送機構11
は、搬送保管領域Saの一側部に設けられた昇降機構1
1aにより昇降移動される昇降アーム11bと、この昇
降アーム11bに設けられ、キャリア2の底部を支持し
て水平方向に搬送する搬送アーム11cとから主に構成
されている。
【0014】搬送保管領域Saは、搬出入口6を通って
クリーンルームC内と連通されている。ローディングエ
リアSbは、清浄な空気が供給される大気雰囲気または
不活性ガス例えば窒素ガスが供給される不活性ガス雰囲
気とされており、何れの場合でもクリーンルームC内よ
りも充分に清浄度が高く維持されている。
【0015】前記隔壁5には、移載台9に載置されたキ
ャリア2を搬送保管領域Sa側から当接させてキャリア
2内とローディングエリアSb内を連通するための開口
部(図示省略)が設けられていると共に、この開口部を
ローディングエリアSb側から閉鎖する扉13が開閉可
能に設けられている。前記開口部は、キャリア2の開口
2aとほぼ同口径に形成されており、開口部からキャリ
ア2内のウエハwの出し入れが可能になっている。
【0016】前記扉13には、キャリア2の蓋を脱着
(開閉)する図示しない脱着機構および扉13をローデ
ィングエリアSb側から開閉する図示しない扉開閉機構
が設けられ、この扉開閉機構により扉13および蓋がロ
ーディングエリアSb側に開放移動され、更に半導体ウ
エハWの移載の邪魔にならないように上方または下方へ
移動(退避)されるようになっている。
【0017】前記移載台9の下方には、ウエハwの周縁
部に設けられているノッチ(切欠部)を一方向に整列さ
せるためのノッチ整列機構14が設けられている。この
ノッチ整列機構14は、ローディングエリアSb側に臨
んで開放されており、後述する移載機構15により移載
台9上のキャリア2から移載されたウエハwのノッチを
整列させるように構成されている。
【0018】一方、ローディングエリアSbの奥部上方
には、多数例えば100枚もしくは150枚程度の半導
体ウエハwを上下方向に所定間隔で多段に支持する支持
具である例えば石英製のボート3を載置して熱処理炉4
内への搬入搬出および炉口4aの開閉を行う蓋体16が
図示しない昇降機構により昇降可能に設けられている。
炉口4aの近傍には、蓋体16が開放されて熱処理後の
ボート3が搬出された際に炉口4aを遮蔽するためのシ
ャッター17が水平方向に開閉移動可能に設けられてい
る。
【0019】ローディングエリアSbには、移載台9上
のキャリア2とボート3との間、具体的には移載台9上
のキャリア2とノッチ整列機構14との間、ノッチ整列
機構14とボート3との間、熱処理後のボート3と移載
台9上の空のキャリア2との間で半導体ウエハwの移載
(移替え)を行う移載機構15が設けられている。前記
移載機構15は、昇降可能、水平移動可能および水平回
動可能な基台15a上に半導体ウエハを載置する複数枚
例えば2枚もしくは5枚の薄板フォーク状の支持アーム
15bを進退可能に設けて構成されている。なお、ロー
ディングエリアSb内は、ボート3を2個使用し、一方
のボートを熱処理炉内に搬入して被処理体の熱処理を行
っている間に、他方のボートに対するウエハの移載を行
うようして処理能力の向上を図る2ボートシステムとさ
れていてもよい。
【0020】一方、前記装置本体1aの搬出入口6より
も外側に配置される載置台7には、その上部に載置され
たキャリア2を前記搬送機構11との受渡位置ハまで移
動可能な移動機構10が設されている。載置台7上に
は、左右方向に所定の間隔例えば505mmでキャリア
を2個載置できるように移動機構10が左右に2つ並設
されている。この移動機構10は、図3ないし図5に示
すように、キャリア2を載置して、図示しないリニアガ
イドおよびエアシリンダを介して載置台7上の待機位置
イから搬送機構11との受渡位置ハに向って進退移動さ
れる載置部である可動板21を有している。
【0021】更に具体的には、移動機構10は、リニア
ガイドを介して複数段例えばベースフレーム、中間フレ
ームおよび先端フレームからなる3段式の伸縮可能なフ
レーム構造をなし、その先端フレームに可動板21が取
付けられている。前記可動板21上には、キャリア2を
位置決めする複数例えば3本の位置決めピンが突設され
ていると共にキャリア2が正しい位置に載置されたか否
かを検知するキャリアセンサが設けられている。また、
可動板21上には、キャリア2の種類を識別するための
識別機構が設けられていてもよい。
【0022】前記キャリア2には当該キャリアの情報を
書き込んだ情報記録部が設けられ、前記載置台7にはそ
の情報記録部の情報を読み取る情報読取器が設けられて
いることが好ましい。この情報読取器としては、バーコ
ード式、赤外線式、電波式等の何れであってもよい。ま
た、情報読取器は、前記情報記録部に情報を書き込み可
能に構成されていてもよい。
【0023】前記載置台7の背面部には、クリーンルー
ムC内と筐体100内の搬送保管領域Saとを連通する
搬出入口6が形成されたフレーム36が設けられ、この
フレーム36の搬出入口6にキャリア2の前部が位置す
るキャリアの位置がウエハカウント位置ロとされてい
る。筐体100の前面部には、前記フレーム36が入る
図示しない開口が形成されている。
【0024】前記載置台7のフレーム36内には、ウエ
ハカウント位置ロのキャリア2から蓋2bを一時的に取
外す蓋脱着機構37と、蓋2bが取外されたキャリア2
内にセンサ部を挿入してウエハwの位置および数を検出
(ウエハカウント)する検出機構39とがそれぞれキャ
リア2の移動通過時には下方に退避できるように図示し
ないエアシリンダを介して昇降可能に設けられている。
【0025】前記キャリア2の蓋2bを開けた時に、キ
ャリア2に付着していたパーティクルが飛散してウエハ
wに付着するのを抑制ないし防止するために、前記筐体
100内の搬出入口6の上方には、搬送保管領域Sa内
の空気をフィルタにより濾過して清浄空気を下方へ吹出
す空気清浄器51が取付けられている。前記筐体100
内における搬送機構11との受渡位置ハの下方は空間
(デッドスペース)となるので、スペースの有効利用を
図るために、搬送機構11との受渡位置ハの下方には搬
送機構11や移動機構10等の制御を行う電装品が収容
された電装ユニット53が設置されている。電装ユニッ
ト53は、図9に示すように、ユニット支持台53a上
にヒンジ53bを介して前方へ転倒可能に連結されてお
り、載置台7の移動後、電装ユニット53を装置本体1
aの前面の開口を通して前方へ倒すことにより作業員が
開口から装置本体1aの搬送保管領域Sa内に容易に入
れ、メンテナンスが可能になっている。
【0026】クリーンルームCの天上部54には、前記
キャリア2を搬送する頭上搬送機構(Overhead Hoist
Transport)55が走行レール55aを介して走行可
能に設けられ、その真下に前記載置台7が設置され、載
置台7の上部が待機位置(頭上搬送機構55との受渡位
置)イとされている。前記装置本体1aの底部には、装
置本体1aの高さ調節が可能なジャッキボルトからなる
支持脚部60が設けられている。
【0027】例えば装置本体1aの搬送保管領域Sa内
の保守点検等のように載置台7の移動を要するメンテナ
ンスの容易化を図ると共に、載置台設置時の位置決めの
再現性の向上を図るために、図2ないし図4にも示すよ
うに、前記装置本体1aの前面外側の床F上には、前記
載置台7を手前に引き出し可能に支持すると共に載置台
7の位置決めが可能な支持台70が設置されている。こ
の支持台70は、載置台7を載せることが可能な高さの
低い台として形成されており、支持台70の上面部には
載置台7を前後方向にスライド移動可能に支持するガイ
ドレール71が設けられている。
【0028】前記支持台70の底部には床面に対して高
さ調節可能なジャッキボルトからなる支持脚72が適宜
個数設けられていると共に、支持台70の背面部が前記
装置本体1aの前面部にボルト73で連結されている。
支持台70の背面部にはボルト73を挿通する孔部74
が形成され、装置本体1aの前面部にはボルト73を螺
合する図示しない雌ねじ孔もしくはナットが設けられて
いる。前記孔部74は、高さ調節時の支持台70の上下
動を許容するため上下方向に長い長穴状に形成されてい
る。
【0029】前記支持台70上の所定位置すなわち載置
台7の背面部が装置本体1aの前面部に当接する位置に
載置台7を位置決め固定(係止)するために、前記支持
台70と載置台7の対向部分には、図3ないし図5に示
すように、位置決めピン75を上方から下方に挿入する
ための位置決め孔76,77が形成されている。載置台
70が装置本体1aに対して平行に位置決め固定される
ように前記位置決めピン75が左右に配置されることが
好ましい。
【0030】また、前記支持台70上に位置決めピン7
5を介して位置決め固定された載置台7が地震などによ
り前方へ倒れるのを防止するために、載置台7の背面部
が前記装置本体1aの前面部にボルト78で脱着可能に
連結されるようになっている。載置台7の背面部にはボ
ルト78を挿通する孔部79が形成され、装置本体1a
の前面部にはボルト78を螺合する図示しない雌ねじ孔
もしくはナットが設けられている。前記孔部79は、高
さ調節時の載置台7の上下動を許容するため上下方向に
長い長穴状に形成されている。
【0031】前記載置台7には、載置台7を支持台70
上から床F上に降ろした時に床F上を移動可能(走行可
能)な折畳式のキャスタ80,81が設けられている。
キャスター80,81は、左右一対ずつの前部キャスタ
80と後部キャスタ81とからなっている。前部キャス
タ80は、図6にも示すように、車輪82を有するキャ
スタ本体83と、載置台7の左右の内側壁に固定され、
キャスタ本体83をガイドロッド84およびネジ棒85
を介して上下移動可能に支持する支持体86とから主に
構成されている。前部キャスタ80は、不使用時には車
輪82を載置台7の底面(下面)から内部に引き上げた
収納状態にあり、使用時にはネジ棒85を締め込んで底
面から下方へ下げていき車輪82を床Fに接地させれば
よい。
【0032】後部キャスタ81は、図7の(a),
(b)に示すように、車輪87を有するキャスタ本体8
8と、載置台7の左右の内側壁に固定され、キャスタ本
体88を支軸89を介して垂直回動可能に支持する支持
体90と、キャスタ本体88を支持体90に対して実線
で示す使用位置または仮想線で示す不使用位置に固定す
る固定ネジ91とから主に構成されている。後部キャス
タ81は、不使用時には車輪87を載置台7の底面から
内部に引き上げた不使用位置(収納位置)にあり、使用
時にはキャスタ本体88を支軸89回りに回動ないし振
り下ろして車輪87を底面から下方に突出させた使用位
置にし、固定ネジ91をねじ込み固定すればよい。
【0033】次に、以上の構成からなる縦型熱処理装置
の作用およびメンテナンスを行う場合について述べる。
載置台7を装置本体1aから取外す場合には、先ず載置
台7と装置本体1aを連結しているボルト78を取外
し、載置台7と支持台70を連結している位置決めピン
75を抜き取る。次に、前部キャスタ80のネジ棒85
を締め込んで下げていき車輪82を床Fに接地させる。
【0034】次に、後部キャスタ81を振り下ろせる位
置まで載置台7を支持台70の上面(ガイドレール71
上)をスライドさせて前方へ引き出したなら、図8に示
すように、前部キャスタ80を最後まで締め込んで載置
台7の前方を持ち上げる。載置台7の後部を支持台70
に載せた状態で載置台7の前部を持ち上げると、載置台
7の底面と床Fの間の距離が広がることにより、後部キ
ャスタ81を下方の使用位置まで振り下ろすことが可能
になる。後部キャスタ81を使用位置に固定ネジ91で
固定したなら、前部キャスタ80のネジ棒85を緩めて
載置台7を水平にし、この状態で載置台7をキャスタ8
0,81で床F上を移動させることができる。このよう
にして装置本体1aから載置台7の取外しが完了したな
ら、電装ユニット53を前方へ倒すことにより、作業員
が開口から装置本体1aの搬送保管領域Sa内に入って
メンテナンスを行うことができる。
【0035】一方、載置台7を装置本体1aに取付ける
場合には、先ず後部キャスタ81が支持台70にぶつか
る位置まで載置台7を押し込んで載置台7の後部を支持
台70上に載せる。次に、前部キャスタ80のネジ棒8
5を最後まで締め込んで載置台7の前部を持ち上げるこ
とにより、後部キャスタ81の車輪87を床Fから浮か
せる。この状態で、後部キャスタ81を収納位置に振り
上げて固定ネジ91で固定する。
【0036】次に、前部キャスタ80のネジ棒85を緩
めて載置台7を水平にしたなら、載置台7の背面が装置
本体1aの前面に当接するまで載置台7を押し込んでい
く。押し込みきる手前で、前部キャスタ80のネジ棒8
5を完全に緩めて前部キャスタ80を収納し、載置台7
の荷重を支持台70上に預けてから支持台7を最後まで
押し込めばよい。そして、位置決めピン75を載置台7
および支持台70の位置決め孔76,77に挿入して取
付け、載置台7をボルト78で装置本体1aに連結すれ
ばよい。
【0037】このように、縦型熱処理装置によれば、装
置本体1aの前面外側に、複数の被ウエハwが密閉状態
で収容された蓋付きのキャリア2を載置する可動板(載
置部)21およびキャリア2を装置本体1a内に移動可
能な移動機構10を備えた載置台7を設置し、装置本体
1aの前面外側の床F上に前記載置台7を手前に引き出
し可能に支持すると共に載置台7の位置決めが可能な支
持台70を設置しているため、載置台7の移動を伴うメ
ンテナンスが容易にできると共にその都度再現性良く正
確に載置台7の位置決めができ、メンテナンス性の向上
および位置決めの再現性の向上が図れる。
【0038】前記支持台70が高さ調節可能な支持脚7
2を備えていると共に、前記装置本体1aに連結されて
いるため、支持台70の位置を一度設定しておくだけで
メンテナンスの度に載置台7のレベル出しや位置出しを
行う必要がなく、作業性の向上が図れる。また、前記支
持台70および載置台7には支持台70上の所定位置に
載置台7を位置決め固定する位置決めピン75を挿入す
るための位置決め孔76,77が形成されているため、
簡単な構成で支持台70上における載置台7の位置決め
が容易にできる。更に、前記載置台7が床F上を移動可
能な折畳式のキャスタ80,81を備えているため、床
F上における載置台7の移動が容易にでき、作業性の向
上が図れる。
【0039】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、処理装置としては、
縦型以外の横型であってもよく、また、熱処理以外の処
理を行うものであってもよい。また、処理装置として
は、バッチ処理式以外に枚葉処理式であってもよい。被
処理体としては、半導体ウエハ以外に、例えばガラス基
板やLCD基板等が適用可能である。前記実施の形態で
は、折畳式のキャスタとして、昇降式キャスタと旋回式
キャスタの組合せが例示されているが、その組合せは任
意であり、例えば4ヶ所とも昇降式であってもよく、3
ヶ所が昇降式で1ヶ所が旋回式であってもよい。また、
キャスタの数は、条件により増減可能である。
【0040】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0041】(1)請求項1の発明によれば、装置本体
の前面外側に、複数の被処理体が密閉状態で収容された
蓋付きの運搬容器を載置する載置部および運搬容器を装
置本体内に移動可能な移動機構を備えた載置台を設置し
た処理装置であって、装置本体の前面外側の床上に前記
載置台を手前に引き出し可能に支持すると共に載置台の
位置決めが可能な支持台を設置しているため、載置台の
移動を伴うメンテナンスが容易にできると共にその都度
再現性良く正確に載置台の位置決めができ、メンテナン
ス性の向上および位置決めの再現性の向上が図れる。
【0042】(2)請求項2の発明によれば、前記支持
台が高さ調節可能な支持脚を備えていると共に、前記装
置本体に連結されているため、支持台の位置を一度設定
しておくだけでメンテナンスの度に載置台のレベル出し
や位置出しを行う必要がなく、作業性の向上が図れる。
【0043】(3)請求項3の発明によれば、前記支持
台および載置台には支持台上の所定位置に載置台を位置
決め固定する位置決めピンを挿入するための位置決め孔
が形成されているため、簡単な構成で支持台上における
載置台の位置決めが容易にできる。
【0044】(4)請求項4の発明によれば、前記載置
台が床上を移動可能な折畳式のキャスタを備えているた
め、床上における載置台の移動が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を縦型熱処理装置に適用した実施の形態
を示す概略的縦断面図である。
【図2】載置台の概略的側面図である。
【図3】図2のA−A矢視概略的断面図である。
【図4】図3のB−B矢視概略的断面図である。
【図5】位置決めピンを示す断面図である。
【図6】前部キャスタを示す正面図である。
【図7】後部キャスタを示す図で、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図8】載置台を支持台から降ろす状態を説明する説明
図である。
【図9】載置台をキャスタで移動する状態を説明する説
明図である。
【符号の説明】
w 半導体ウエハ(被処理体) 1 縦型熱処理装置(処理装置) 1a 装置本体 2 キャリア(運搬容器) 7 載置台 10 移動機構 21 可動板(載置部) 70 支持台 72 支持脚 75 位置決めピン 76,77 位置決め孔 80,81 キャスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 DA08 DA17 EA14 FA01 FA03 FA07 FA11 GA02 GA03 GA47 GA49 GA60 JA01 JA02 JA13 JA22 JA23 JA49 MA11 MA17 MA28 NA02 NA04 NA07 PA06 5F045 BB10 DP19 EN05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の前面外側に、複数の被処理体
    が密閉状態で収容された蓋付きの運搬容器を載置する載
    置部および運搬容器を装置本体内に移動可能な移動機構
    を備えた載置台を設置した処理装置であって、装置本体
    の前面外側の床上に前記載置台を手前に引き出し可能に
    支持すると共に載置台の位置決めが可能な支持台を設置
    したことを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 前記支持台が、高さ調節可能な支持脚を
    備えていると共に、前記装置本体に連結されていること
    を特徴とする請求項1記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記支持台および載置台には、支持台上
    の所定位置に載置台を位置決め固定する位置決めピンを
    挿入するための位置決め孔が形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記載置台が、床上を移動可能な折畳式
    のキャスタを備えていることを特徴とする請求項1記載
    の処理装置。
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