JP2002231785A - 基板受渡装置、基板処理装置および載置台 - Google Patents

基板受渡装置、基板処理装置および載置台

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JP2002231785A JP2001362064A JP2001362064A JP2002231785A JP 2002231785 A JP2002231785 A JP 2002231785A JP 2001362064 A JP2001362064 A JP 2001362064A JP 2001362064 A JP2001362064 A JP 2001362064A JP 2002231785 A JP2002231785 A JP 2002231785A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いスループットを得ることができる基板受
渡装置を提供する。 【解決手段】 ローダー10は、FOUP(密閉型収納
容器)を収容する収容部20、FOUPから基板を搬出
するオープナー40および収容部20とオープナー40
との間でFOUPの搬送を行う搬送ロボット30を備え
る。オープナー40において基板搬出を行うときには、
載置テーブル41上にFOUPを載置して行う。載置テ
ーブル41には、搬送ロボット30の搬送アーム35が
鉛直方向に沿って通過可能な切り欠き部43が形成され
ている。このため、FOUPを保持した搬送アーム35
が切り欠き部43を上方から通過することによって載置
テーブル41に直接FOUPを渡すことができ、FOU
Pの受け渡し動作に要する時間を短縮して高いスループ
ットを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等(以下、「基板」と称する)を収納す
る収納容器を収容するとともに、その収納容器からの基
板の搬出またはその収納容器への基板の搬入を行う技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、基板に対してエッチング処理
等の表面処理を行う基板処理装置には、装置外部から未
処理基板がキャリアに収納された状態で搬入される。キ
ャリアには、容器の一部が外部雰囲気に解放されたタイ
プのOC(open cassette)と、容器内部が密閉されたタ
イプのFOUP(front opening unified pod)とがあ
る。
【0003】装置間における基板の搬送にFOUPタイ
プのカセット(以下、単に「FOUP」と称する)を使
用した場合は、基板が密閉された状態で搬送されること
となるため、周囲の雰囲気にパーティクル等が存在して
いたとしても基板の清浄度は維持できる。従って、基板
処理装置を設置するクリーンルーム内の清浄度をあまり
高くする必要がなくなるため、クリーンルームに要する
コストを低減することができる。
【0004】このようなFOUPは基板処理装置に組み
込まれた専用の基板受渡装置に収容され、その基板受渡
装置においてFOUPから未処理基板を基板処理装置に
取り出したり、FOUPに処理済の基板を回収したりす
る。図10は、従来のFOUP用の基板受渡装置を示す
斜視図である。
【0005】基板受渡装置101は、基板処理装置10
0にローダーとして組み込まれており、未処理基板を収
納したFOUPを収容するとともに、そのFOUPから
基板処理装置100に基板を投入する機能を有する。基
板受渡装置101は、複数の収容棚111、搬送ロボッ
ト120、載置テーブル130およびリフタ140を備
える。
【0006】複数の収容棚111のそれぞれは1つのF
OUPを載せて収容することができる。基板処理装置1
00の外部から基板受渡装置101に搬入されたFOU
Pは、複数の収容棚111のいずれかに収容される。
【0007】載置テーブル130は1つのFOUPを載
置することができる。載置テーブル130に載置された
FOUPが開放されることにより、その内部から未処理
基板が取り出されて基板処理装置100の本体内部に投
入される。
【0008】搬送ロボット120は、搬送アーム121
を備えるとともに、基板処理装置100の幅方向に沿っ
て移動可能とされている。また、搬送アーム121は搬
送ロボット120に対して上下動可能とされている。こ
れにより、搬送ロボット120は、載置テーブル130
および複数の収容棚111のそれぞれに対して搬送アー
ム121をアクセスさせることができる。そして、搬送
ロボット120は、未処理基板を収納したFOUPを複
数の収容棚111のいずれかから載置テーブル130に
搬送するとともに、基板が取り出された後の空のFOU
Pを載置テーブル130から複数の収容棚111のいず
れかに搬送する。
【0009】搬送ロボット120がFOUPを搬送する
ときには、搬送アーム121がFOUPの底部を下方よ
り支持する。これは、搬送ロボット120がFOUPの
上部に設けられたフランジを把持して、FOUPを吊り
下げた状態で搬送を行うと当該フランジの強度の問題か
ら急な加減速ができず高速搬送ができないためである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送ア
ーム121がFOUPの底部を支持したときには、その
FOUPを直接載置テーブル130に置くことができな
い。そこで、従来においては、搬送アーム121によっ
て下方より支持されたFOUPを一旦リフタ140に渡
していた。リフタ140は、FOUPの上部に設けられ
たフランジを把持して、FOUPを吊り下げた状態で保
持することができる。また、リフタ140は、載置テー
ブル130の上方において鉛直方向に沿って上下方向に
移動可能である。よって、リフタ140は、搬送ロボッ
ト120からFOUPを受け取った後、搬送ロボット1
20が移動して搬送アーム121がFOUPと載置テー
ブル130との間から待避してから保持しているFOU
Pを下降させて載置テーブル130上に置いていた。そ
の後、載置テーブル130に置かれたFOUPが開放さ
れ、その内部から未処理基板が取り出されて基板処理装
置100の本体内部に投入される。
【0011】なお、基板が取り出されて空になったFO
UPを載置テーブル130から収容棚111に搬送する
ときには、上述と逆の手順が実行されることとなる。す
なわち、一旦リフタ140が空のFOUPを保持して持
ち上げた後、搬送ロボット120が載置テーブル130
にアクセスし、リフタ140から搬送ロボット120の
搬送アーム121にFOUPが渡される。その後、リフ
タ140がFOUPの把持を解除し、FOUPを受け取
った搬送ロボット120が収容棚111にアクセスす
る。
【0012】以上のように、従来においては、搬送ロボ
ット120が直接載置テーブル130にFOUPを置く
ことができなかったり、また直接載置テーブル130か
らFOUPを受け取ることができなかったために、一旦
リフタ140を介して搬送ロボット120と載置テーブ
ル130との間のFOUPの受渡しを行わなければなら
なかった。従って、搬送ロボット120と載置テーブル
130との間のFOUPの受渡しにリフタ140の動作
分および搬送ロボット120の待避分の時間を必要と
し、スループットが低下するという問題が生じていた。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、高いスループットを得ることができる基板受渡
装置、基板処理装置およびそれらに使用される載置台を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板を収納する収納容器を収容
するとともに、前記収納容器からの基板の搬出または前
記収納容器への基板の搬入を行う基板受渡装置におい
て、前記収納容器を収容する収容部と、前記収納容器か
らの基板の搬出または前記収納容器への基板の搬入が行
われる際に、前記収納容器を載置する載置台と、前記収
容部と前記載置台との間で前記収納容器を搬送する搬送
手段と、を備え、前記搬送手段に、前記収納容器を下方
より保持して略鉛直方向に沿って昇降する搬送アームを
有させ、前記載置台には、前記搬送アームが略鉛直方向
に沿って通過可能な切り欠き部を形成している。
【0015】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る基板受渡装置において、前記搬送手段に、前記載
置台に対して前記載置台の側方の一方側からアクセスを
行わせ、前記切り欠き部の前記一方側を開放している。
【0016】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明に係る基板受渡装置において、前記載置
台の上方に設けられ、前記収納容器の上部に形成された
把持部を保持して略鉛直方向に沿って昇降する昇降手段
をさらに備え、前記昇降手段に第1の収納容器を保持さ
せた状態にて、前記載置台に載置された第2の収納容器
からの基板の搬出または第2の収納容器への基板の搬入
を行う。
【0017】また、請求項4の発明は、基板を収納する
収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への基板
の搬入を行うための基板処理装置において、前記収納容
器を収容する収容部と、前記収納容器からの基板の搬出
または前記収納容器への基板の搬入が行われる際に、前
記収納容器を載置する載置部と、前記収納容器を下方よ
り保持して略鉛直方向に沿って昇降自在であり、かつ前
記収納部と前記載置部との間で前記収納容器を搬送する
搬送手段と、を備え、前記載置部に、前記搬送手段が略
鉛直方向に沿って通過可能な前記搬送手段用の切り欠き
部を形成している。
【0018】また、請求項5の発明は、基板を収納する
収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への基板
の搬入を行うための基板処理装置において、前記収納容
器からの基板の搬出または前記収納容器への基板の搬入
が行われる際に、前記収納容器を載置する載置部を備
え、前記載置部とは異なる所定位置と前記載置部との間
で前記収納容器を搬送する搬送手段が略鉛直方向に沿っ
て通過可能な搬送手段用の切り欠き部を前記載置部に形
成している。
【0019】また、請求項6の発明は、請求項4または
請求項5の発明に係る基板処理装置において、前記搬送
手段を、前記載置部に対して前記載置部の側方の一方側
から移動可能とし、前記切り欠き部の前記一方側を開放
している。
【0020】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
に係る基板処理装置において、前記載置部から見た前記
一方側の方向を、前記収納容器からの基板の搬出が行わ
れる搬出方向または前記収納容器への基板の搬入が行わ
れる搬入方向と略垂直としている。
【0021】また、請求項8の発明は、請求項4から請
求項7のいずれかの発明に係る基板処理装置において、
前記載置部の上方に設けられ、前記収納容器の上部に形
成された把持部を保持して略鉛直方向に沿って昇降する
昇降手段をさらに備え、前記昇降手段に第1の収納容器
を保持させた状態にて、前記載置部に載置された第2の
収納容器からの基板の搬出または第2の収納容器への基
板の搬入を行わせる。
【0022】また、請求項9の発明は、請求項4から請
求項8のいずれかの発明に係る基板処理装置において、
前記収納容器の底面のうち、前記搬送手段が前記収納容
器を支持する支持位置を前記載置部が前記収納容器を載
置する載置位置よりも内側としている。
【0023】また、請求項10の発明は、基板を収納す
る収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への基
板の搬入を行うための基板処理装置において、前記収納
容器を収容する収容部と、前記収納容器からの基板の搬
出または前記収納容器への基板の搬入が行われる際に、
前記収納容器を載置する載置部と、前記収納容器を下方
より保持して略鉛直方向に沿って昇降自在であり、かつ
前記収納部と前記載置部との間で前記収納容器を搬送す
る搬送手段と、を備え、前記載置部に、前記搬送手段が
はまり込んで前記載置部の上面よりも下側まで移動可能
な前記搬送手段用の凹部を設けている。
【0024】また、請求項11の発明は、基板を収納す
る収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への基
板の搬入を行うための基板処理装置において、前記収納
容器からの基板の搬出または前記収納容器への基板の搬
入が行われる際に、前記収納容器を載置する載置部を備
え、前記載置部に、前記載置部とは異なる所定位置と前
記載置部との間で前記収納容器を搬送する搬送手段がは
まり込んで前記載置部の上面よりも下側まで移動可能な
搬送手段用の凹部を設けている。
【0025】また、請求項12の発明は、請求項10ま
たは請求項11の発明に係る基板処理装置において、前
記搬送手段を、前記載置部に対して前記載置部の側方の
一方側から移動可能とし、前記凹部の前記一方側を開放
している。
【0026】また、請求項13の発明は、請求項12の
発明に係る基板処理装置において、前記載置部から見た
前記一方側の方向を、前記収納容器からの基板の搬出が
行われる搬出方向または前記収納容器への基板の搬入が
行われる搬入方向と略垂直としている。
【0027】また、請求項14の発明は、請求項10か
ら請求項13のいずれかの発明に係る基板処理装置にお
いて、前記載置部の上方に設けられ、前記収納容器の上
部に形成された把持部を保持して略鉛直方向に沿って昇
降する昇降手段をさらに備え、前記昇降手段に第1の収
納容器を保持させた状態にて、前記載置部に載置された
第2の収納容器からの基板の搬出または第2の収納容器
への基板の搬入を行わせる。
【0028】また、請求項15の発明は、請求項10か
ら請求項14のいずれかの発明に係る基板処理装置にお
いて、前記収納容器の底面のうち、前記搬送手段が前記
収納容器を支持する支持位置を前記載置部が前記収納容
器を載置する載置位置よりも内側としている。
【0029】また、請求項16の発明は、基板を収納す
る収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への基
板の搬入を行うための基板処理装置において、前記収納
容器を収容する収容部と、前記収納容器からの基板の搬
出または前記収納容器への基板の搬入が行われる際に、
前記収納容器を載置する載置部と、前記収納容器を下方
より保持して略鉛直方向に沿って昇降自在であり、かつ
前記収納部と前記載置部との間で前記収納容器を搬送す
る搬送手段と、を備え、前記載置部に、前記搬送手段が
略鉛直方向に沿って通過可能な前記搬送手段用の通過部
を形成している。
【0030】また、請求項17の発明は、基板を収納す
る収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への基
板の搬入を行うための基板処理装置において、前記収納
容器からの基板の搬出または前記収納容器への基板の搬
入が行われる際に、前記収納容器を載置する載置部を備
え、前記載置部とは異なる所定位置と前記載置部との間
で前記収納容器を搬送する搬送手段が略鉛直方向に沿っ
て通過可能な搬送手段用の通過部を前記載置部に形成し
ている。
【0031】また、請求項18の発明は、請求項16ま
たは請求項17の発明に係る基板処理装置において、前
記搬送手段を、前記載置部の下方を通過しつつ前記載置
部の側方に移動可能としている。
【0032】また、請求項19の発明は、基板を収納す
る収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への基
板の搬入が行われる際に、前記収納容器を載置する載置
台において、前記載置台とは異なる所定位置と前記載置
台との間で前記収納容器を搬送する搬送手段が略鉛直方
向に沿って通過可能な搬送手段用の切り欠き部を形設し
ている。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0034】<1.第1実施形態>図1は、本発明に係
る基板受渡装置を組み込んだ基板処理装置の外観斜視図
である。図1および以降の各図には、それらの方向関係
を明確にすべく必要に応じて適宜、Z軸方向を鉛直方向
とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系を付し
ている。
【0035】この基板処理装置1は、1組の複数の基板
(ロット)にフッ酸等の薬液によるエッチング処理や純
水によるリンス処理等を順次に行う装置であって、その
本体内部に薬液を貯留する薬液槽や純水を貯留する水洗
槽を備えている。基板処理装置1の一方側の端部にはロ
ーダー10が設けられるとともに、他方側の端部にはア
ンローダー90が設けられている。ローダー10および
アンローダー90はともに本発明に係る基板受渡装置で
あり、同様の構成および機能を備えている。但し、ロー
ダー10は未処理基板を収納したFOUPを収容すると
ともに、そのFOUPから未処理基板を搬出して基板処
理装置1の本体部に投入する役割を有するのに対し、ア
ンローダー90は空のFOUPを収容するとともに、基
板処理装置1の本体部からそのFOUPに処理済の基板
を搬入する役割を有している。
【0036】以下、未処理基板を基板処理装置1の本体
部に投入するローダー10を本発明に係る基板受渡装置
の例として詳細に説明する。ローダー10の外壁には収
容口11,12が形成されている。未処理基板を収納し
たFOUPは、図外のロードポートによって収容口1
1,12を介してローダー10内に搬入される。
【0037】ここでFOUPについて説明しておく。図
2は、FOUPの外観斜視図である。FOUP80は、
筐体81の上部にフランジ82を形成している。このフ
ランジ82を把持することによって、FOUP80を吊
り下げた状態にて保持することができる。また、筐体8
1の一面(図2中矢印AR2の向きから見た面)には蓋
83が設けられている。蓋83には筐体81に対するロ
ック機構が設けられており、蓋83を筐体81に取り付
けた状態にてそのロック機構を機能させることによって
蓋83が筐体81に固定され、筐体81内部が密閉され
た閉空間となる。一方、上記のロック機構を解除する
と、蓋83を筐体81から取り外すことが可能となる。
蓋83を筐体81から取り外してFOUP80を開放し
た状態においては、筐体81の内部から基板を取り出す
ことおよびその内部に基板を収納することが可能とな
る。なお、筐体81には例えば25枚または13枚の基
板をそれぞれの主面を水平方向に沿わせてまたは鉛直方
向に沿わせて収納する。
【0038】通常、ローダー10の内外にてFOUP8
0を搬送するときには蓋83を筐体81に装着してロッ
ク機構を機能させた状態、すなわち筐体81内部を密閉
空間とした状態にする。これにより、基板処理装置1が
設置されたクリーンルームの清浄度にかかわらず、FO
UP80内部では高い清浄度が維持される。
【0039】図3は、ローダー10の構造を示す斜視図
である。ローダー10は、主としてFOUP80を収容
する収容部20と、FOUP80を開放してその内部か
ら未処理基板を取り出すオープナー40と、収容部20
とオープナー40との間でFOUP80の搬送を行う搬
送ロボット30とを備えている。また、ローダー10と
基板処理装置1の本体部とは隔壁15を挟んで接続され
ている。キャリアとしてFOUP80を採用すると、ロ
ーダー10内部まではある程度清浄度が低下することも
あるが、そのような場合であっても隔壁15によってロ
ーダー10内部雰囲気と基板処理装置1本体部の雰囲気
とを分離することにより基板処理装置1の本体部におい
ては高い清浄度を維持することができる。
【0040】収容部20は、合計14個の収容棚21を
備えている。収容棚21のうちの1つはオープナー40
の上方に設けられ、別の1つはオープナー40の下方に
設けられている。残りの12個の収容棚21について
は、6個ずつ鉛直方向(Z軸方向)に沿って2列に積層
されている。各収容棚21は1つのFOUP80を載置
して収容することができる。なお、収容棚21のそれぞ
れは未処理基板を収納したFOUP80または基板が取
り出された後の空のFOUP80のいずれをも収容する
ことができる。
【0041】搬送ロボット30は、搬送アーム35およ
び水平方向駆動部31を備えている。また、ローダー1
0には、レール32およびガイドレール33がいずれも
X軸方向に沿って延設されている。水平方向駆動部31
は搬送ロボット30の下端部に固設され、レール32上
をX軸方向に沿って移動することができる。一方、搬送
ロボット30の上端部はガイドレール33に摺動自在に
接続されている。従って、水平方向駆動部31がレール
32上をX軸方向に沿って移動すると、それに伴って搬
送ロボット30の全体がX軸方向に沿って移動する。
【0042】搬送アーム35は、搬送ロボット30に取
り付けられ、図示を省略する昇降駆動部によって搬送ロ
ボット30に対し鉛直方向(Z軸方向)に沿って昇降自
在とされている。搬送ロボット30全体がX軸方向に沿
って移動可能であり、搬送アーム35が搬送ロボット3
0に対しZ軸方向に沿って移動可能であるため、結局搬
送アーム35はXZ平面内にて自在に移動することがで
きる。これにより、搬送ロボット30は、搬送アーム3
5を任意の収容棚21およびオープナー40に対してア
クセスさせることができる。
【0043】オープナー40は、FOUP80を載置し
て蓋83を取り外す役割を有する。図4は、オープナー
40をX方向から見た側面図である。図5は、オープナ
ー40をY方向から見た正面図である。また、図6は、
オープナー40をZ方向から見た平面図である。
【0044】オープナー40は、載置テーブル41、ス
テージ45および着脱部49を備える。載置テーブル4
1はステージ45の上面に設けられている。載置テーブ
ル41は、ステージ45の内部に設けられた図示を省略
するスライド機構によって、図6中矢印AR6にて示す
ように、Y方向に沿ったスライド進退移動が可能であ
る。また、載置テーブル41の上面には3つの支持ピン
42a,42b,42cが立設されている。載置テーブ
ル41は、3つの支持ピン42a,42b,42cによ
って3点にてFOUP80を略水平姿勢に載置すること
ができる。載置テーブル41は、FOUP80からの未
処理基板の搬出が行われるときに、そのFOUP80を
載置する。なお、載置テーブル41の形状についてはさ
らに後述する。
【0045】着脱部49は、ローダー10と基板処理装
置1の本体部との間の隔壁15に形成された開口50を
挟んで載置テーブル41と反対側に設けられている。着
脱部49は、FOUP80の蓋83のロック機構を開閉
してその蓋83をFOUP80から着脱することができ
る。なお、開口50は隔壁15に形成された唯一の開口
部である。また、着脱部49は、図示を省略する駆動部
によってY軸方向に沿った進退移動と、Z軸方向に沿っ
た昇降動作とを行うことができる。
【0046】FOUP80から基板を取り出すときには
以下のようにして行われる。まず、FOUP80を載置
した載置テーブル41が(+Y)向きに移動してFOU
P80の端面(蓋83が設けられた面)を開口50に進
入させ、蓋83を着脱部49に当接させる。着脱部49
は蓋83のロック機構を解除してその蓋83をFOUP
80から取り外す。次に、着脱部49は蓋83を保持し
たまま(+Y)向きに後退し、さらに鉛直方向下向きに
下降する。このとき蓋83は、着脱部49の移動に伴っ
て、FOUP80から離脱して開口50を通過し下降す
る。このようにしてFOUP80が開放された後、基板
処理装置1の本体部に設けられた基板移載ロボットが載
置テーブル41に載置されたFOUP80内部にアクセ
スし、未処理基板を取り出す。
【0047】FOUP80から全ての基板が取り出され
ると、上記とは逆の動作が実行される。すなわち、蓋8
3を保持している着脱部49が鉛直方向上向きに上昇
し、さらに蓋83を保持したまま(−Y)向きに前進す
る。このとき蓋83は、着脱部49の移動に伴って、開
口50を通過してFOUP80の筐体81に嵌合する。
次に、着脱部49は蓋83のロック機構を機能させてそ
の蓋83をFOUP80に装着する。その後、FOUP
80を載置した載置テーブル41が(−Y)向きに移動
してFOUP80の端面を開口50から離脱させる。
【0048】本実施形態においては、搬送アーム35が
鉛直方向に沿って通過可能な切り欠き部43を載置テー
ブル41に形成している(図6参照)。より具体的に
は、搬送アーム35と同様の形状の切り欠き部43を載
置テーブル41に形成している。また、これに対応して
ステージ45の形状もL字型とし、搬送アーム35が鉛
直方向に沿って円滑に切り欠き部43を通過できるよう
にしている。
【0049】一方、搬送アーム35の上面には3つの支
持ピン36a,36b,36cが立設されている。従っ
て、搬送アーム35は3つの支持ピン36a,36b,
36cによって3点にてFOUP80を下方から略水平
姿勢に保持することができるとともに、FOUP80を
下方より保持したまま鉛直方向に沿って昇降することが
できる。
【0050】FOUP80を下方より略水平姿勢にて保
持した搬送アーム35が載置テーブル41の上方から鉛
直方向に沿って下降し、載置テーブル41の切り欠き部
43を通過すると、搬送アーム35の支持ピン36a,
36b,36cから載置テーブル41の支持ピン42
a,42b,42cにFOUP80が渡される。すなわ
ち、本実施形態においては、搬送アーム35から載置テ
ーブル41に直接FOUP80を渡すことができるので
ある。
【0051】また、図6に示すように、搬送アーム35
の支持ピン36a,36b,36cが載置テーブル41
の支持ピン42a,42b,42cよりも内側に位置し
ている。すなわち、FOUP80の底面のうち、搬送ア
ーム35がFOUP80を支持する支持位置は載置テー
ブル41がFOUP80を載置する載置位置よりも内側
とされている。
【0052】通常、FOUP80の正面(蓋83と反対
側の面)には識別のためのIDラベルが取り付けられて
おり、オープナー40にはそのIDラベルを読み取るた
めのリーダが設置される。IDラベルを取り付ける位置
は規格によりFOUP80の正面中央と規定されている
のであるが、本実施形態のように、搬送アーム35がF
OUP80を支持する支持位置を載置テーブル41がF
OUP80を載置する載置位置よりも内側としておけ
ば、載置テーブル41の支持ピン42bの前方((−
Y)側)にリーダを固定設置することができ、そのよう
にしても該リーダと搬送アーム35とが干渉するおそれ
はない。
【0053】なお、本実施形態においては、FOUP8
0が収納容器に、載置テーブル41が載置台に、搬送ロ
ボット30が搬送手段に、それぞれ相当する。
【0054】次に、上記構成を有するローダー10の動
作内容について説明する。未処理基板を収納したFOU
P80は、収容口11,12を介してローダー10内に
搬入され、14個の収容棚21のいずれかに収容され
る。そのFOUP80から未処理基板を取り出して基板
処理装置1の本体部に投入するときには、まず搬送ロボ
ット30が収容棚21にアクセスして、搬送アーム35
がFOUP80を下方より支持する。既述したように、
搬送アーム35がFOUP80のフランジ82を把持す
るのではなく、FOUP80を下方より支持することに
よって搬送ロボット30による高速搬送が可能になる。
【0055】次に、搬送ロボット30が搬送アーム35
にFOUP80を支持させつつ、その搬送アーム35を
載置テーブル41の上方に、より厳密には載置テーブル
41の切り欠き部43の直上に位置させる。そして、搬
送ロボット30が搬送アーム35を鉛直方向に沿って下
降させて切り欠き部43を通過させると、搬送アーム3
5から載置テーブル41に直接FOUP80が渡され
る。その後、上述の如くに載置テーブル41が(+Y)
向きに移動してFOUP80の蓋83が取り外され、基
板が取り出される。FOUP80から搬出された基板
は、基板処理装置1の本体部に投入され、所定の処理に
供される。
【0056】FOUP80から全ての基板が取り出され
ると、再び蓋83が装着され、載置テーブル41が(−
Y)向きに移動する。そして、搬送ロボット30が搬送
アーム35を載置テーブル41の下方に、より厳密には
載置テーブル41の切り欠き部43の直下に位置させ
る。次に、搬送ロボット30が搬送アーム35を鉛直方
向に沿って上昇させて切り欠き部43を通過させると、
載置テーブル41から搬送アーム35に空のFOUP8
0が直接渡される。その後、搬送ロボット30がいずれ
かの収容棚21にアクセスして、搬送アーム35から収
容棚21に空のFOUP80を渡す。そのFOUP80
は収容口11,12を介して再びローダー10外部に搬
出される。以上のようにしてローダー10における一連
の処理が終了することとなり、複数のFOUP80につ
いて同様の処理が繰り返される。
【0057】このようにすれば、搬送ロボット30の搬
送アーム35が載置テーブル41の切り欠き部43を通
過することによって搬送アーム35と載置テーブル41
との間で直接FOUP80の受け渡しを行うことができ
るため、従来必要としていたリフタ140の動作分およ
び搬送ロボット120の待避分の時間を節約することが
でき、FOUP80の受け渡し動作に要する時間を短縮
して高いスループットを得ることができる。
【0058】また、搬送ロボット30と載置テーブル4
1との間のFOUP80の受け渡しに従来のリフタ14
0が不要となるため、ローダー10のコストダウンを図
ることができる。
【0059】また、第1実施形態においては、載置テー
ブル41に対して搬送ロボット30が載置テーブル41
の側方の一方側((−X)側)からアクセスする。そし
て、図6に明示するように、載置テーブル41の切り欠
き部43の上記一方側((−X)側)が開放されてい
る。このため、搬送ロボット30が搬送アーム35を下
降させて搬送アーム35から載置テーブル41にFOU
P80を渡した後、搬送アーム35をFOUP80の底
面と接触しない程度にまで若干下降させてから(−X)
向きに移動すれば、切り欠き部43の開放部分を通過し
て搬送アーム35をオープナー40から離脱させること
ができる。仮に、切り欠き部43の上記一方側((−
X)側)が開放されていない場合、搬送ロボット30
は、搬送アーム35から載置テーブル41にFOUP8
0を渡した後、載置テーブル41との干渉を防ぐべく搬
送アーム35を少なくともステージ45の下側まで移動
させてから(−X)向きに移動して搬送アーム35をオ
ープナー40から離脱させる必要がある。この場合、ス
テージ45の下側に搬送アーム35が通るための特別な
スペースを設けておく必要がある。
【0060】これに対して、本実施形態のように載置テ
ーブル41の切り欠き部43の上記一方側((−X)
側)を開放すれば、搬送アーム35が載置テーブル41
と同じ高さ位置にあるときに搬送ロボット30が(−
X)向きの水平移動を行っても搬送アーム35と載置テ
ーブル41との干渉が生じるおそれがないため、搬送ア
ーム35をオープナー40から離脱させる目的でステー
ジ45の下側に搬送アーム35が通るための特別なスペ
ースを設ける必要がなくなり、当該スペースを有効に利
用することができる。例えば、第1実施形態において
は、そのスペースにローダー10のコントローラ60を
配置している。
【0061】また、載置テーブル41から見た上記一方
側の方向はX方向であり、開口50を介してFOUP8
0からの基板の搬出が行われる搬出方向はY方向であ
り、FOUP80への基板の搬入が行われる搬入方向は
(−Y)方向である。すなわち、載置テーブル41から
見た上記一方側の方向はFOUP80からの基板の搬出
が行われる搬出方向または、FOUP80への基板の搬
入が行われる搬入方向と垂直である。このことは、開口
50を介してFOUP80からの基板の搬出を行う搬出
方向またはFOUP80への基板の搬入を行う搬入方向
とFOUP80を渡した後に搬送アーム35がオープナ
ー40から離脱する方向とが垂直であることを意味して
いる。
【0062】FOUP80からの基板の搬出方向または
FOUP80への基板の搬入方向と搬送アーム35がオ
ープナー40から離脱する方向とが同じである場合に
は、搬送アーム35の移動分だけローダー10の奥行き
(Y方向の幅)を大きくしなければならないが、本実施
形態のように、FOUP80からの基板の搬出方向また
はFOUP80への基板の搬入方向と搬送アーム35が
オープナー40から離脱する方向とが垂直であれば、ロ
ーダー10の奥行きを小さくしてフットプリントの増大
を抑制することができる。
【0063】以上、第1実施形態のローダー10につい
て説明したが、アンローダー90(図1参照)について
も同様の構成と機能とを有している。もっとも、アンロ
ーダー90は、FOUP80に処理済み基板を搬入する
ものであるため、搬送ロボット30が空のFOUP80
を収容棚21から載置テーブル41に搬送する。載置テ
ーブル41は、FOUP80への処理済み基板の搬入が
行われるときに、そのFOUP80を載置する。そし
て、処理済み基板の搬入が終了したFOUP80を搬送
ロボット30の搬送アーム35が載置テーブル41から
受け取って収容棚21に搬送する。
【0064】アンローダー90においても、上記ローダ
ー10と同様に載置テーブル41に切り欠き部43を設
けることによって、搬送アーム35と載置テーブル41
との間で直接FOUP80の受け渡しを行うことがで
き、FOUP80の受け渡し動作に要する時間を短縮し
て高いスループットを得ることができる。また、アンロ
ーダー90のコストダウンを図れる点や搬送アーム35
が通るための特別なスペースを設ける必要がない点も上
記ローダー10と同様である。
【0065】<2.第2実施形態>次に、本発明の第2
実施形態について説明する。図7は、第2実施形態のロ
ーダー10の構造を示す斜視図である。第2実施形態の
ローダー10が第1実施形態と相違するのはリフタ70
を備えている点であり、残余の点については第1実施形
態と同じであるため同じ符号を付してその説明は省略す
る。
【0066】リフタ70は、載置テーブル41の上方に
設けられている。リフタ70はリフタアーム71を備え
ており、リフタアーム71はFOUP80の上部に形成
されたフランジ82(把持部)を把持することおよびそ
の把持状態を解除することができる。また、リフタ70
は、リフタアーム71を鉛直方向に沿って昇降させるこ
とができる。
【0067】載置テーブル41に載置されているFOU
P80のフランジ82をリフタアーム71が把持して上
昇すると、それに伴ってFOUP80も吊り下げられた
状態にて上昇し、載置テーブル41からリフタ70にそ
のFOUP80が渡されることとなる。逆に、FOUP
80の底面が載置テーブル41に接触した状態にてリフ
タアーム71がフランジ82の把持を解除すると、リフ
タ70から載置テーブル41にFOUP80が渡される
こととなる。
【0068】なお、第2実施形態においては、リフタ7
0が昇降手段に相当する。また、リフタ70のストロー
クとして、載置テーブル41にFOUP80を載置して
かつリフタアーム71にも別のFOUP80を把持させ
た状態でそれら両FOUP80間に搬送ロボット30の
搬送アーム35を水平方向に挿脱できるだけの長さを最
低限確保しておく。
【0069】第2実施形態のローダー10の動作内容は
以下のようなものとなる。まず、第1実施形態と同様
に、未処理基板を収納したFOUP80が収容口11,
12を介してローダー10内に搬入され、14個の収容
棚21のいずれかに収容される。次に、搬送ロボット3
0が収容棚21にアクセスして、搬送アーム35がFO
UP80を下方より保持する。
【0070】そして、搬送ロボット30がオープナー4
0までFOUP80を搬送するのであるが、このときに
載置テーブル41上に他のFOUP80が載置されてい
ないときは第1実施形態と同じように直接載置テーブル
41にFOUP80を渡す。一方、載置テーブル41上
に他のFOUP80が載置されているときは搬送ロボッ
ト30はFOUP80をリフタ70に渡す。搬送アーム
35によって下方より保持されたFOUP80の上部に
形成されたフランジ82をリフタアーム71が把持する
ことによって、搬送ロボット30からリフタ70にFO
UP80が渡されるため、この受け渡し動作時に搬送ア
ーム35とリフタアーム71とが干渉する懸念はない。
【0071】載置テーブル41上に他のFOUP80
(第2の収納容器)が載置されているときは、そのFO
UP80から未処理基板が搬出されて基板処理装置1の
本体部に投入されているときである。このときに、未処
理基板を収納した新たなFOUP80(第1の収納容
器)が搬送ロボット30からリフタ70に渡されるので
ある。換言すれば、リフタ70に新たなFOUP80を
保持させた状態にて、載置テーブル41に載置された他
のFOUP80からの基板の搬出が行われているのであ
り、リフタ70は新たなFOUP80を保持して待機し
ているのである。
【0072】他のFOUP80からの基板の搬出が終了
すると、搬送ロボット30が載置テーブル41から空の
FOUP80を受け取って収容棚21に搬送するととも
に、リフタ70がリフタアーム71を下降させて新たな
FOUP80を載置テーブル41に渡す。そして、載置
テーブル41に載置された新たなFOUP80からの基
板搬出が開始されるとともに、上記空のFOUP80を
格納した搬送ロボット30がさらに別の新たなFOUP
80を収容棚21から搬送してリフタ70に渡す。以
降、同様の動作が繰り返されることとなる。
【0073】このようにすれば、基板搬出の終了した空
のFOUP80を搬送ロボット30が載置テーブル41
から取り去った後、直ちにリフタ70が新たな未処理基
板を収納したFOUP80を載置テーブル41に渡すた
め、空のFOUP80の収容棚21への格納と新たな未
処理基板を収納したFOUP80のオープナー40への
投入がほぼ同時に行われることとなり、第1実施形態よ
りもFOUP80の受け渡し動作に要する時間をさらに
短縮してより高いスループットを得ることができる。ま
た、搬送アーム35が通るための特別なスペースを設け
る必要がない点も第1実施形態と同じである。もっと
も、リフタ70を設ける分だけ第1実施形態よりもコス
トアップが生じるため、そのコストアップの程度とスル
ープットの向上の程度を比較して要求されている仕様を
満たすような装置構成にするのが望ましい。
【0074】以上、第2実施形態のローダー10につい
て説明したが、第1実施形態と同じく、アンローダー9
0(図1参照)についても同様の構成と機能とを持たせ
ている。アンローダー90において、載置テーブル41
上に他のFOUP80(第2の収納容器)が載置されて
いるときは、そのFOUP80に基板処理装置1の本体
部から処理済み基板が搬入されているときである。この
ときに、新たな空のFOUP80(第1の収納容器)が
搬送ロボット30からリフタ70に渡されるのである。
換言すれば、リフタ70に新たな空のFOUP80を保
持させた状態にて、載置テーブル41に載置された他の
FOUP80への基板の搬入が行われているのであり、
リフタ70は新たな空のFOUP80を保持して待機し
ているのである。
【0075】他のFOUP80への基板の搬入が終了す
ると、搬送ロボット30が載置テーブル41から処理済
み基板を収納したFOUP80を受け取って収容棚21
に搬送するとともに、リフタ70がリフタアーム71を
下降させて新たな空のFOUP80を載置テーブル41
に渡す。そして、載置テーブル41に載置された新たな
空のFOUP80への基板搬入が開始されるとともに、
上記処理済み基板を収納したFOUP80を格納した搬
送ロボット30がさらに別の新たな空のFOUP80を
収容棚21から搬送してリフタ70に渡す。以降、同様
の動作が繰り返されることとなる。
【0076】このようにしても、基板搬入の終了したF
OUP80を搬送ロボット30が載置テーブル41から
取り去った後、直ちにリフタ70が新たな空のFOUP
80を載置テーブル41に渡すため、FOUP80の受
け渡し動作に要する時間をさらに短縮してより高いスル
ープットを得ることができる。
【0077】<3.第3実施形態>次に、本発明の第3
実施形態について説明する。図8は、第3実施形態のロ
ーダー10の構造を示す斜視図である。第3実施形態の
ローダー10が第1実施形態と相違するのは基板処理装
置外部のAGV(Automatic Guided Vehicle)200が
直接FOUP80をオープナー40に対して受け渡しす
る点であり、残余の点については第1実施形態と同じで
あるため同じ符号を付してその説明は省略する。
【0078】第3実施形態のローダー10には、FOU
P80を収容する収容部20および収容部20とオープ
ナー40との間でFOUP80の搬送を行う搬送ロボッ
ト30が設けられておらず、FOUP80を開放してそ
の内部から未処理基板を取り出すオープナー40のみが
設けられている。換言すれば、第1実施形態のローダー
10から収容部20および搬送ロボット30を取り外し
たものが第3実施形態のローダー10となる。但し、第
3実施形態においては、AGV200の搬送時間とオー
プナー40における基板取り出し時間との差を調整する
ためにFOUP80を載置する収容棚21を1つだけ載
置テーブル41の下方に設けている。
【0079】AGV200は、基板処理装置が設置され
た工場内を走行してFOUP80を搬送する。AGV2
00は、自走機能を有する本体部201に搬送アーム2
02を有する多関節ロボットを備えて構成されている。
【0080】ローダー10の外壁であって、載置テーブ
ル41と対向する位置には図1の収容口11,12と同
様の開口(図示省略)が形成されている。AGV200
は、その開口を介してオープナー40にFOUP80を
渡すことおよびオープナー40からFOUP80を取り
出すことができる。なお、AGV200はオープナー4
0とは異なる位置(例えば、工場内のFOUP80の集
積所)とオープナー40との間でFOUP80を搬送す
る。
【0081】第3実施形態のローダー10の動作内容は
以下のようなものとなる。まず、AGV200が搬送ア
ーム202にFOUP80を下方より保持させた状態に
てローダー10の上記開口の正面まで走行移動する。そ
して、AGV200はその開口から搬送アーム202を
挿入し、載置テーブル41の上方に、より厳密には載置
テーブル41の切り欠き部43の直上に位置させる。そ
して、AGV200が搬送アーム202を鉛直方向に沿
って下降させて切り欠き部43を通過させると、搬送ア
ーム202から載置テーブル41に直接FOUP80が
渡される。
【0082】FOUP80からの基板の搬出が完了する
と、AGV200は搬送アーム202を載置テーブル4
1の下方に、より厳密には載置テーブル41の切り欠き
部43の直下に位置させる。次に、AGV200が搬送
アーム202を鉛直方向に沿って上昇させて切り欠き部
43を通過させると、載置テーブル41から搬送アーム
202に空のFOUP80が直接渡される。その後、A
GV200は上記開口から搬送アーム202を抜き出
し、FOUP80を保持して再び走行を開始する。
【0083】このようにすれば、AGV200の搬送ア
ーム202が載置テーブル41の切り欠き部43を通過
することによって搬送アーム202と載置テーブル41
との間で直接FOUP80の受け渡しを行うことができ
るため、第1実施形態と同様に、FOUP80の受け渡
し動作に要する時間を短縮して高いスループットを得る
ことができる。
【0084】以上、第3実施形態のローダー10につい
て説明したが、第1実施形態と同じく、アンローダー9
0(図1参照)についても同様の構成と機能とを持たせ
ている。もっとも、アンローダー90は、FOUP80
に処理済み基板を搬入するものであるため、AGV20
0が空のFOUP80を載置テーブル41に搬送する。
載置テーブル41は、FOUP80への処理済み基板の
搬入が行われるときに、そのFOUP80を載置する。
そして、処理済み基板の搬入が終了したFOUP80を
AGV200の搬送アーム202が載置テーブル41か
ら受け取って装置外部へと取り出す。
【0085】<4.第4実施形態>次に、本発明の第4
実施形態について説明する。図9は、第4実施形態のロ
ーダー10の構造を示す斜視図である。第4実施形態の
ローダー10が第1実施形態と相違するのは、ステージ
45が直方体形状とされているために、搬送アーム35
が載置テーブル41の上方から下方に通過することが不
可能とされている点である。すなわち、載置テーブル4
1には搬送アーム35が鉛直方向に沿ってはまり込むこ
とは出来るものの、通過は不可能な凹部44が形成され
ている点である。残余の点については第1実施形態と同
じであるため同じ符号を付してその説明は省略する。
【0086】第4実施形態においては、搬送アーム35
がはまり込んで少なくとも搬送アーム35の上面が載置
テーブル41の上面よりも下側まで移動可能な凹部44
が載置テーブル41に設けられている。より具体的に
は、搬送アーム35と同様の形状であってかつ搬送アー
ム35の厚さよりも大きな深さを有する凹部44を載置
テーブル41に形成している。また、ステージ45の形
状は直方体形状としている。従って、搬送アーム35が
鉛直方向に沿って載置テーブル41を通過することはで
きない。
【0087】一方、第1実施形態と同様に、搬送アーム
35は3つの支持ピン36a,36b,36cによって
3点にてFOUP80を下方から略水平姿勢に保持する
ことができるとともに、FOUP80を下方より支持し
たまま鉛直方向に沿って昇降することができる。FOU
P80を下方より略水平姿勢にて支持した搬送アーム3
5が載置テーブル41の上方から鉛直方向に沿って下降
し、載置テーブル41の凹部44にはまり込んで載置テ
ーブル41の上面よりも下側に移動すると、搬送アーム
35の支持ピン36a,36b,36cから載置テーブ
ル41の支持ピン42a,42b,42cにFOUP8
0が渡される。すなわち、第4実施形態においても、搬
送アーム35から載置テーブル41に直接FOUP80
を渡すことができるのである。
【0088】また、第1実施形態と同様に、FOUP8
0の底面のうち、搬送アーム35がFOUP80を支持
する支持位置は載置テーブル41がFOUP80を載置
する載置位置よりも内側とされている。
【0089】また、第4実施形態においては、載置テー
ブル41に対して搬送ロボット30が載置テーブル41
の側方の一方側((−X)側)からアクセスする。そし
て、載置テーブル41の凹部44の上記一方側((−
X)側)が開放されている。このため、搬送ロボット3
0が搬送アーム35を下降させて搬送アーム35から載
置テーブル41にFOUP80を渡した後、搬送アーム
35をFOUP80の底面と接触しない程度にまで凹部
44内にて若干下降させてから(−X)向きに移動すれ
ば、凹部44の開放部分を通過して搬送アーム35をオ
ープナー40から離脱させることができる。
【0090】従って、第4実施形態においても、搬送ア
ーム35が載置テーブル41と同じ高さ位置にあるとき
に搬送ロボット30が(−X)向きの水平移動を行って
も搬送アーム35と載置テーブル41との干渉が生じる
おそれがないため、ステージ45の下側に搬送アーム3
5が通るための特別なスペースを設ける必要がなくな
り、当該スペースを有効に利用することができる。
【0091】さらに、第4実施形態においても、載置テ
ーブル41から見た上記一方側の方向はFOUP80か
らの基板の搬出が行われる搬出方向またはFOUP80
への基板の搬入が行われる搬入方向と垂直である。すな
わち、開口50を介してFOUP80からの基板の搬出
を行う搬出方向またはFOUP80への基板の搬入を行
う搬入方向とFOUP80を渡した後に搬送アーム35
がオープナー40から離脱する方向とが垂直である。従
って、第1実施形態と同様に、ローダー10の奥行きを
小さくしてフットプリントの増大を抑制することができ
る。
【0092】なお、搬送アーム35が鉛直方向に沿って
載置テーブル41を通過しない点を除き、ローダー10
の動作内容は第1実施形態と同じである。
【0093】以上、第4実施形態のローダー10につい
て説明したが、アンローダー90(図1参照)について
も同様の構成と機能とを有している。アンローダー90
においても、上記ローダー10と同様に載置テーブル4
1に凹部44を設けることによって、搬送アーム35と
載置テーブル41との間で直接FOUP80の受け渡し
を行うことができ、FOUP80の受け渡し動作に要す
る時間を短縮して高いスループットを得ることができ
る。また、アンローダー90のコストダウンを図れる点
や搬送アーム35が通るための特別なスペースを設ける
必要がない点も上記ローダー10と同様である。
【0094】<5.変形例>以上、本発明の実施の形態
について説明したが、本発明は上記の例に限定されるも
のではない。例えば、上記の各実施形態においては、本
発明に係る基板受渡装置の機能がローダー10とアンロ
ーダー90とに分離されていたが、1つの基板受渡装置
にこれらの機能を統合するようにしても良い。すなわ
ち、1つの基板受渡装置がFOUP80からの未処理基
板の搬出およびFOUP80への処理済み基板の搬入の
双方を行うようにしても良い。
【0095】また、上記各実施形態においては、基板処
理装置1を1組の複数の基板を一括して処理するいわゆ
るバッチ式の装置としていたが、これに限定されるもの
ではなく、本発明に係る基板受渡装置は基板を1枚ずつ
処理するいわゆる枚葉式の基板処理装置に組み込まれる
ようにしても良い。
【0096】また、搬送アーム35(202)をコの字
形状とし、載置テーブル41を長方形の板状としても良
い。この場合、載置テーブル41の両側方を搬送アーム
35が鉛直方向に沿って通過する。このようにしても、
搬送アーム35と載置テーブル41との間で直接FOU
P80の受け渡しを行うことができ、FOUP80の受
け渡し動作に要する時間を短縮して高いスループットを
得ることができる。すなわち、搬送アーム35が鉛直方
向に沿って通過可能な前記搬送手段用の通過部が載置テ
ーブル41に形成されていれば良いのである。
【0097】この場合は、載置テーブル41の厚さを薄
くして下方を開放空間とし、搬送アーム35が載置テー
ブル41の下方を通過しつつ載置テーブル41の側方に
移動できるようにする。このようにすれば、開口50を
介してFOUP80からの基板の搬出を行う搬出方向と
FOUP80を渡した後に搬送アーム35がオープナー
40から離脱する方向とが垂直となり、ローダー10の
奥行きを小さくしてフットプリントの増大を抑制するこ
とができる。
【0098】また、第2実施形態の構成と第3実施形態
の構成と組み合わせるようにしても良い。具体的には、
図8の構成にリフタ70(図7)を設ける。このときの
ローダー10の動作は、第3実施形態に第2実施形態の
リフタ70の動作を加えたものとなる。
【0099】また、第2実施形態の構成と第4実施形態
の構成と組み合わせるようにしても良い。具体的には、
図9の構成にリフタ70(図7)を設ける。このときの
ローダー10の動作は、第4実施形態に第2実施形態の
リフタ70の動作を加えたものとなる。
【0100】さらに、第3実施形態の構成と第4実施形
態の構成と組み合わせるようにしても良い。具体的に
は、図9のオープナー40を図8のローダー10に適用
する。このときのローダー10の動作は、AGV200
の搬送アーム202が鉛直方向に沿って載置テーブル4
1を通過しない点を除き、第3実施形態と同じである。
【0101】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、載置台に、搬送アームが略鉛直方向に沿って
通過可能な切り欠き部が形成されているため、搬送アー
ムが載置台の切り欠き部を通過することによって搬送ア
ームと載置台との間で直接収納容器の受け渡しを行うこ
とができ、収納容器の受け渡し動作に要する時間を短縮
して高いスループットを得ることができる。
【0102】また、請求項2の発明によれば、搬送手段
が載置台に対してその載置台の側方の一方側からアクセ
スを行い、切り欠き部の当該一方側が開放されているた
め、搬送アームを載置台から容易に離脱させることがで
き、搬送アームが通るための特別なスペースを設ける必
要がなくなり、当該スペースを有効に利用することがで
きる。
【0103】また、請求項3の発明によれば、昇降手段
に第1の収納容器を保持させた状態にて、載置台に載置
された第2の収納容器からの基板の搬出または第2の収
納容器への基板の搬入が行われるため、搬送手段が載置
台から第2の収納容器を取り去った後、直ちに昇降手段
が第1の収納容器を載置台に渡すことができ、収納容器
の受け渡し動作に要する時間をさらに短縮してより高い
スループットを得ることができる。
【0104】また、請求項4の発明によれば、載置部
に、搬送手段が略鉛直方向に沿って通過可能な搬送手段
用の切り欠き部が形成されるているため、搬送手段が載
置部の切り欠き部を通過することによって搬送手段と載
置部との間で直接収納容器の受け渡しを行うことがで
き、収納容器の受け渡し動作に要する時間を短縮して高
いスループットを得ることができる。
【0105】また、請求項5の発明によれば、載置部と
は異なる所定位置と載置部との間で収納容器を搬送する
搬送手段が略鉛直方向に沿って通過可能な搬送手段用の
切り欠き部が前記載置部に形成されているため、搬送手
段が載置部の切り欠き部を通過することによって搬送手
段と載置部との間で直接収納容器の受け渡しを行うこと
ができ、収納容器の受け渡し動作に要する時間を短縮し
て高いスループットを得ることができる。
【0106】また、請求項6の発明によれば、搬送手段
が載置部に対してその載置部の側方の一方側から移動可
能であり、切り欠き部の当該一方側が開放されているた
め、搬送手段を載置部から容易に離脱させることがで
き、搬送手段が通るための特別なスペースを設ける必要
がなくなり、当該スペースを有効に利用することができ
る。
【0107】また、請求項7の発明によれば、載置部か
ら見た一方側の方向は、収納容器からの基板の搬出が行
われる搬出方向または収納容器への基板の搬入が行われ
る搬入方向と略垂直であるため、基板処理装置の奥行き
を小さくして小型化することができる。
【0108】また、請求項8の発明によれば、昇降手段
に第1の収納容器を保持させた状態にて、載置部に載置
された第2の収納容器からの基板の搬出または第2の収
納容器への基板の搬入が行われるため、搬送手段が載置
部から第2の収納容器を取り去った後、直ちに昇降手段
が第1の収納容器を載置部に渡すことができ、収納容器
の受け渡し動作に要する時間をさらに短縮してより高い
スループットを得ることができる。
【0109】また、請求項9の発明によれば、収納容器
の底面のうち、搬送手段が収納容器を支持する支持位置
は載置部が収納容器を載置する載置位置よりも内側とさ
れているため、利便性が高い。
【0110】また、請求項10の発明によれば、載置部
に、搬送手段がはまり込んで載置部の上面よりも下側ま
で移動可能な前記搬送手段用の凹部が形成されるている
ため、搬送手段が載置部の凹部にはまり込んで載置部の
上面よりも下側まで移動することによって搬送手段と載
置部との間で直接収納容器の受け渡しを行うことがで
き、収納容器の受け渡し動作に要する時間を短縮して高
いスループットを得ることができる。
【0111】また、請求項11の発明によれば、載置部
に、載置部とは異なる所定位置と載置部との間で収納容
器を搬送する搬送手段がはまり込んで載置部の上面より
も下側まで移動可能な搬送手段用の凹部が設けられてい
るため、搬送手段が載置部の凹部にはまり込んで載置部
の上面よりも下側まで移動することによって搬送手段と
載置部との間で直接収納容器の受け渡しを行うことがで
き、収納容器の受け渡し動作に要する時間を短縮して高
いスループットを得ることができる。
【0112】また、請求項12の発明によれば、搬送手
段が載置部に対してその載置部の側方の一方側から移動
可能であり、凹部の当該一方側が開放されているため、
搬送手段を載置部から容易に離脱させることができ、搬
送手段が通るための特別なスペースを設ける必要がなく
なり、当該スペースを有効に利用することができる。
【0113】また、請求項13の発明によれば、載置部
から見た一方側の方向は、収納容器からの基板の搬出が
行われる搬出方向または収納容器への基板の搬入が行わ
れる搬入方向と略垂直であるため、基板処理装置の奥行
きを小さくして小型化することができる。
【0114】また、請求項14の発明によれば、昇降手
段に第1の収納容器を保持させた状態にて、載置部に載
置された第2の収納容器からの基板の搬出または第2の
収納容器への基板の搬入が行われるため、搬送手段が載
置部から第2の収納容器を取り去った後、直ちに昇降手
段が第1の収納容器を載置部に渡すことができ、収納容
器の受け渡し動作に要する時間をさらに短縮してより高
いスループットを得ることができる。
【0115】また、請求項15の発明によれば、収納容
器の底面のうち、搬送手段が収納容器を支持する支持位
置は載置部が収納容器を載置する載置位置よりも内側と
されているため、利便性が高い。
【0116】また、請求項16の発明によれば、載置部
に、搬送手段が略鉛直方向に沿って通過可能な搬送手段
用の通過部が形成されるているため、搬送手段が載置部
の通過部を通過することによって搬送手段と載置部との
間で直接収納容器の受け渡しを行うことができ、収納容
器の受け渡し動作に要する時間を短縮して高いスループ
ットを得ることができる。
【0117】また、請求項17の発明によれば、載置部
とは異なる所定位置と載置部との間で収納容器を搬送す
る搬送手段が略鉛直方向に沿って通過可能な搬送手段用
の通過部が載置部に形成されているため、搬送手段が載
置部の通過部を通過することによって搬送手段と載置部
との間で直接収納容器の受け渡しを行うことができ、収
納容器の受け渡し動作に要する時間を短縮して高いスル
ープットを得ることができる。
【0118】また、請求項18の発明によれば、搬送手
段が載置部の下方を通過しつつ載置部の側方に移動可能
であるため、基板処理装置の奥行きを小さくして小型化
することができる。
【0119】また、請求項19の発明によれば、載置台
とは異なる所定位置と載置台との間で収納容器を搬送す
る搬送手段が略鉛直方向に沿って通過可能な搬送手段用
の切り欠き部を載置台に形設するため、搬送手段が切り
欠き部を通過することによって搬送手段と載置台との間
で直接収納容器の受け渡しを行うことができ、収納容器
の受け渡し動作に要する時間を短縮して高いスループッ
トを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板受渡装置を組み込んだ基板処
理装置の外観斜視図である。
【図2】FOUPの外観斜視図である。
【図3】図1の基板処理装置のローダーの構造を示す斜
視図である。
【図4】図3のオープナーをX方向から見た側面図であ
る。
【図5】図3のオープナーをY方向から見た正面図であ
る。
【図6】図3のオープナーをZ方向から見た平面図であ
る。
【図7】第2実施形態のローダーの構造を示す斜視図で
ある。
【図8】第3実施形態のローダーの構造を示す斜視図で
ある。
【図9】第4実施形態のローダーの構造を示す斜視図で
ある。
【図10】従来のFOUP用の基板受渡装置を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 10 ローダー 20 収容部 21 収容棚 30 搬送ロボット 35 搬送アーム 40 オープナー 41 載置テーブル 43 切り欠き部 44 凹部 45 ステージ 70 リフタ 80 FOUP 82 フランジ 90 アンローダー
フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 AA08 BB09 CC02 EE05 FF01 JJ07 KK20 LL19 MM13 5F031 CA01 CA02 CA05 DA08 DA17 EA14 EA16 FA03 FA07 FA12 FA14 GA06 GA12 GA48 GA49 GA58 JA49 MA13 MA17 MA23 NA10

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を収納する収納容器を収容するとと
    もに、前記収納容器からの基板の搬出または前記収納容
    器への基板の搬入を行う基板受渡装置であって、 前記収納容器を収容する収容部と、 前記収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への
    基板の搬入が行われる際に、前記収納容器を載置する載
    置台と、 前記収容部と前記載置台との間で前記収納容器を搬送す
    る搬送手段と、を備え、 前記搬送手段は、前記収納容器を下方より保持して略鉛
    直方向に沿って昇降する搬送アームを有し、 前記載置台には、前記搬送アームが略鉛直方向に沿って
    通過可能な切り欠き部が形成されることを特徴とする基
    板受渡装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板受渡装置において、 前記搬送手段は、前記載置台に対して前記載置台の側方
    の一方側からアクセスを行い、 前記切り欠き部の前記一方側が開放されていることを特
    徴とする基板受渡装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の基板受
    渡装置において、 前記載置台の上方に設けられ、前記収納容器の上部に形
    成された把持部を保持して略鉛直方向に沿って昇降する
    昇降手段をさらに備え、 前記昇降手段に第1の収納容器を保持させた状態にて、
    前記載置台に載置された第2の収納容器からの基板の搬
    出または第2の収納容器への基板の搬入が行われること
    を特徴とする基板受渡装置。
  4. 【請求項4】 基板を収納する収納容器からの基板の搬
    出または前記収納容器への基板の搬入を行うための基板
    処理装置であって、 前記収納容器を収容する収容部と、 前記収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への
    基板の搬入が行われる際に、前記収納容器を載置する載
    置部と、 前記収納容器を下方より保持して略鉛直方向に沿って昇
    降自在であり、かつ前記収納部と前記載置部との間で前
    記収納容器を搬送する搬送手段と、を備え、 前記載置部には、前記搬送手段が略鉛直方向に沿って通
    過可能な前記搬送手段用の切り欠き部が形成されるてい
    ることを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 基板を収納する収納容器からの基板の搬
    出または前記収納容器への基板の搬入を行うための基板
    処理装置であって、 前記収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への
    基板の搬入が行われる際に、前記収納容器を載置する載
    置部を備え、 前記載置部とは異なる所定位置と前記載置部との間で前
    記収納容器を搬送する搬送手段が略鉛直方向に沿って通
    過可能な搬送手段用の切り欠き部が前記載置部に形成さ
    れていることを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の基板処
    理装置において、 前記搬送手段は、前記載置部に対して前記載置部の側方
    の一方側から移動可能であり、 前記切り欠き部の前記一方側が開放されていることを特
    徴とする基板処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の基板処理装置において、 前記載置部から見た前記一方側の方向は、前記収納容器
    からの基板の搬出が行われる搬出方向または前記収納容
    器への基板の搬入が行われる搬入方向と略垂直であるこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項4から請求項7のいずれかに記載
    の基板処理装置において、 前記載置部の上方に設けられ、前記収納容器の上部に形
    成された把持部を保持して略鉛直方向に沿って昇降する
    昇降手段をさらに備え、 前記昇降手段に第1の収納容器を保持させた状態にて、
    前記載置部に載置された第2の収納容器からの基板の搬
    出または第2の収納容器への基板の搬入が行われること
    を特徴とする基板処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項4から請求項8のいずれかに記載
    の基板処理装置において、 前記収納容器の底面のうち、前記搬送手段が前記収納容
    器を支持する支持位置は前記載置部が前記収納容器を載
    置する載置位置よりも内側とされていることを特徴とす
    る基板処理装置。
  10. 【請求項10】 基板を収納する収納容器からの基板の
    搬出または前記収納容器への基板の搬入を行うための基
    板処理装置であって、 前記収納容器を収容する収容部と、 前記収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への
    基板の搬入が行われる際に、前記収納容器を載置する載
    置部と、 前記収納容器を下方より保持して略鉛直方向に沿って昇
    降自在であり、かつ前記収納部と前記載置部との間で前
    記収納容器を搬送する搬送手段と、を備え、 前記載置部には、前記搬送手段がはまり込んで前記載置
    部の上面よりも下側まで移動可能な前記搬送手段用の凹
    部が設けられていることを特徴とする基板処理装置。
  11. 【請求項11】 基板を収納する収納容器からの基板の
    搬出または前記収納容器への基板の搬入を行うための基
    板処理装置であって、 前記収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への
    基板の搬入が行われる際に、前記収納容器を載置する載
    置部を備え、 前記載置部には、前記載置部とは異なる所定位置と前記
    載置部との間で前記収納容器を搬送する搬送手段がはま
    り込んで前記載置部の上面よりも下側まで移動可能な搬
    送手段用の凹部が設けられていることを特徴とする基板
    処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
    基板処理装置において、 前記搬送手段は、前記載置部に対して前記載置部の側方
    の一方側から移動可能であり、 前記凹部の前記一方側が開放されていることを特徴とす
    る基板処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の基板処理装置におい
    て、 前記載置部から見た前記一方側の方向は、前記収納容器
    からの基板の搬出が行われる搬出方向または前記収納容
    器への基板の搬入が行われる搬入方向と略垂直であるこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項10から請求項13のいずれか
    に記載の基板処理装置において、 前記載置部の上方に設けられ、前記収納容器の上部に形
    成された把持部を保持して略鉛直方向に沿って昇降する
    昇降手段をさらに備え、 前記昇降手段に第1の収納容器を保持させた状態にて、
    前記載置部に載置された第2の収納容器からの基板の搬
    出または第2の収納容器への基板の搬入が行われること
    を特徴とする基板処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項10から請求項14のいずれか
    に記載の基板処理装置において、 前記収納容器の底面のうち、前記搬送手段が前記収納容
    器を支持する支持位置は前記載置部が前記収納容器を載
    置する載置位置よりも内側とされていることを特徴とす
    る基板処理装置。
  16. 【請求項16】 基板を収納する収納容器からの基板の
    搬出または前記収納容器への基板の搬入を行うための基
    板処理装置であって、 前記収納容器を収容する収容部と、 前記収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への
    基板の搬入が行われる際に、前記収納容器を載置する載
    置部と、 前記収納容器を下方より保持して略鉛直方向に沿って昇
    降自在であり、かつ前記収納部と前記載置部との間で前
    記収納容器を搬送する搬送手段と、を備え、 前記載置部には、前記搬送手段が略鉛直方向に沿って通
    過可能な前記搬送手段用の通過部が形成されるているこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  17. 【請求項17】 基板を収納する収納容器からの基板の
    搬出または前記収納容器への基板の搬入を行うための基
    板処理装置であって、 前記収納容器からの基板の搬出または前記収納容器への
    基板の搬入が行われる際に、前記収納容器を載置する載
    置部を備え、 前記載置部とは異なる所定位置と前記載置部との間で前
    記収納容器を搬送する搬送手段が略鉛直方向に沿って通
    過可能な搬送手段用の通過部が前記載置部に形成されて
    いることを特徴とする基板処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項16または請求項17に記載の
    基板処理装置において、 前記搬送手段は、前記載置部の下方を通過しつつ前記載
    置部の側方に移動可能であることを特徴とする基板処理
    装置。
  19. 【請求項19】 基板を収納する収納容器からの基板の
    搬出または前記収納容器への基板の搬入が行われる際
    に、前記収納容器を載置する載置台であって、 前記載置台とは異なる所定位置と前記載置台との間で前
    記収納容器を搬送する搬送手段が略鉛直方向に沿って通
    過可能な搬送手段用の切り欠き部を形設することを特徴
    とする載置台。
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