JP2014183279A - 磁気アニール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】垂直磁化方式及び面内磁化方式の両方の方式の磁気アニール処理を実施可能な磁気アニール装置を提供すること。
【解決手段】磁界発生手段として横型の超伝導磁石を用いて、被処理体保持具128に保持された被処理体を磁気アニール処理する磁気アニール装置100であって、磁気アニール処理前の前記被処理体を収納する収納容器と、前記収納容器に保持された前記被処理体を前記被処理体保持具128へと搬送する被処理体搬送機構124と、を有し、前記被処理体搬送機構124は、前記被処理体を水平状態に保持可能であると共に、垂直状態に保持可能である、磁気アニール装置100。
【選択図】図2

Description

本発明は、磁気アニール装置に関する。
近年、次世代の半導体メモリデバイスとして、不揮発性メモリの1つであるMRAM(Magnetic Random Access Memory)が注目されている。MRAMは、例えば半導体ウエハ(以後、ウエハ)である被処理体上に形成された磁性体膜を強磁場中で熱処理(磁気アニール)し、その磁気特性を発現させることによって製造される。
例えば特許文献1では、磁気アニールするための磁場発生手段として、ソレノイド型の超伝導磁石を使用した設置面積が比較的小さい磁気アニール装置が開示されている。
特開2004−263206号公報
ウエハの磁気アニール処理は、ウエハの主表面に対して垂直な方向に磁界を印加する垂直磁化方式と、ウエハの主表面に対して平行な方向に磁界を印加する面内磁化方式と、の2種類の方式が知られている。
現在、2種類の方式の磁気アニール処理は、各々、個別の装置で実施されている。今後、どちらの方式の磁気アニール処理が主流になるかは不明であるが、2種類の方式の磁気アニールを同一の磁気アニール装置で実施することが可能である磁気アニール装置が求められている。
上記課題に対して、垂直磁化方式及び面内磁化方式の両方の方式の磁気アニール処理を実施可能な磁気アニール装置を提供することを目的とする。
磁界発生手段として横型の超伝導磁石を用いて、被処理体保持具に保持された被処理体を磁気アニール処理する磁気アニール装置であって、
磁気アニール処理前の前記被処理体を収納する収納容器と、
前記収納容器に保持された前記被処理体を前記被処理体保持具へと搬送する被処理体搬送機構と、
を有し、
前記被処理体搬送機構は、前記被処理体を水平状態に保持可能であると共に、垂直状態に保持可能である、
磁気アニール装置。
垂直磁化方式及び面内磁化方式の両方の方式の磁気アニール処理を実施可能な磁気アニール装置を提供できる。
ウエハのキャリアの一例の概略斜視図である。 磁気アニール装置の一例の概略上面図である。 磁気アニール装置のキャリア搬送領域近傍の概略縦断面図である。 磁気アニール装置のウエハ搬送領域近傍の概略平面図である。 ウエハボート内に保持されるウエハの配置例を説明するための概略図である。 ウエハ搬送機構によるウエハ搬送の一例を説明するための概略図である。 ウエハ搬送機構によるウエハ搬送の他の例を説明するための概略図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。
(キャリア)
図1に、ウエハWのキャリアCの一例の概略斜視図を示す。なお、本実施形態においては、ウエハWを収容するキャリアCとして、密閉型のFOUP(Front Opening Unified Pod)を使用する場合について説明するが、本発明はこの点において限定されない。
ウエハWのキャリアCは、一端部が開口部として形成され、他端部が例えば略半楕円形状に形成されている。
キャリアCの内壁面には、ウエハWを多段に配置することができる支持部が形成されている。この支持部に、例えば直径300mmのウエハWの周縁部を載置して支持することにより、略等ピッチで多段にウエハWを収納することができる。一般的に、1つのキャリアCに対して、25枚のウエハWを収納することができる。
キャリアCの天井部には、キャリアCを把持する際に掴むことが可能である把手10が設けられる。
キャリアCの開口部には、図1に示すように、この開口部に対応する開閉蓋12が着脱可能に取り付けられており、キャリアC内は開閉蓋12によって実質的に気密状態とされる。一般的に、キャリアの内部の雰囲気は、清浄空気となっている。
開閉蓋12には、例えば2つのロック機構14が設けられており、ロック機構14を施錠又は開錠することにより、開閉蓋12を開口部から着脱することができる構成となっている。
キャリアCの底部の下面には、図示しない複数の位置決め凹部が設けられており、後述する載置台に載置する際に、このキャリアを位置決め可能な構成となっている。また、キャリアの底部の下面には、図示しないロック片が設けられており、載置台に載置した際にロックできる構成となっている。
(磁気アニール装置)
次に、本実施形態の磁気アニール装置について説明する。図2に、磁気アニール装置の一例の概略平面図を示す。なお、後述するウエハボート128、断熱部134、キャップ136及び移載機構138に関して、実線は、ウエハWをウエハボート128に搬送する際の位置を示し、破線は、ウエハWを磁気アニール処理する際の位置を示している。
図2において示されるように、磁気アニール装置100は、筐体102に収容されて構成される。筐体102は、磁気アニール装置の外装体を構成し、この筐体102内に、キャリア搬送領域S1とウエハ搬送領域S2とが形成されている。
キャリア搬送領域S1は、被処理体であるウエハWを収納したキャリアCが磁気アニール装置に対して搬入、搬出される領域である。また、ウエハ搬送領域S2は、キャリアC内のウエハWを搬送して、後述する磁気アニール炉内に搬入するための移載領域である。
キャリア搬送領域S1とウエハ搬送領域S2とは、隔壁104により仕切られている。
キャリア搬送領域S1は、大気雰囲気下にある領域であり、キャリアCに収納したウエハWを搬送する領域である。各処理装置間の領域がキャリア搬送領域S1に該当し、本実施形態においては、磁気アニール装置100の外部のクリーンルーム内の空間が、キャリア搬送領域S1に該当する。
一方、ウエハ搬送領域S2の雰囲気としては、特に制限されず、大気雰囲気であっても良いし、不活性ガス雰囲気、例えば窒素(N)ガス雰囲気であっても良い。被処理体の構成によって、より低酸素雰囲気下での処理を要する場合、例えば酸化膜等が形成されることを防ぎたい場合などには、不活性ガス雰囲気としても良い。また、ウエハ搬送領域S2は、一般的には、キャリア搬送領域S1よりも清浄度が高く、かつ、低酸素濃度に維持されている。
以後の説明では、図2の左右方向を、磁気アニール装置の前後方向とする。なお、キャリア搬送領域S1側を前方(図2のX方向)とし、ウエハ搬送領域S2側を後方(図2のY軸方向)とする。また、図2のZ軸方向は、鉛直方向を示す。
[キャリア搬送領域S1]
キャリア搬送領域S1について、より詳細に説明する。図3に、磁気アニール装置のキャリア搬送領域近傍の概略縦断面図を示す。
キャリア搬送領域S1は、第1の搬送領域106と、第1の搬送領域106の後方側に位置する第2の搬送領域108と、を含む。
図2に示すように、第1の搬送領域106の左右方向には、キャリアCを各々載置する2つの第1の載置台110a、110bが設けられている。各第1の載置台110a、110bの載置面には、キャリアCの位置決め凹部に対応する、キャリアCを位置決めするピン112が、例えば3箇所に設けられている。
第2の搬送領域108には、左右の第1の載置台のいずれか一方(本実施形態では載置台110a)に対して前後方向に並び、かつ、図3の上下方向に直列に配置された、2つの第2の載置台114a、114bが設けられている。各第2の載置台114は、前後方向に移動自在に構成されている。
第2の載置台114の載置面にも第1の載置台110と同様に、キャリアCを位置決めするピン112が、例えば3箇所に設けられている。また、前記載置面には、キャリアCを固定するための図示しないフックが設けられている。
図3に示すように、第2の搬送領域108及び/又は第1の搬送領域106の上部側には、キャリアCを保管する第1のキャリア保管部116a、116bが設けられている。キャリア保管部116a、116bは、例えば2段以上の棚により構成されており、各棚は左右方向に例えば2つのキャリアCを載置することができる。
また、図2に示すように、第2の載置台114の左右方向に、複数段の棚により構成された第2のキャリア保管部116cが設けられている。
第1のキャリア保管部116a、116bと第2のキャリア保管部116cが設けられていることにより、キャリア搬送領域S1内に、十分な数のキャリアC(即ち、十分な枚数のウエハW)を保持することができる。
第2の搬送領域108には、キャリアCを、第1の載置台110、第2の載置台114並びに第1及び第2のキャリア保管部116との間で搬送するキャリア搬送機構118が設けられている。このキャリア搬送機構118は、上下方向に昇降自在なガイド部118aと、ガイド部118aにガイドされながら上下に移動する移動部118bと、この移動部118bに設けられ、キャリアCの底部を支持して水平方向に搬送する搬送アーム118cと、を備えている。
隔壁104には、キャリア搬送領域S1とウエハ搬送領域S2とを連通させるウエハWの搬送口120が設けられている。搬送口120には、この搬送口120をウエハ搬送領域S2側から塞ぐ開閉ドア122が設けられている。開閉ドア122には、図示しない駆動機構が接続されており、駆動機構により開閉ドア122は前後方向及び上下方向に移動自在に構成され、搬送口120が開閉される。
<キャリア搬送領域S1でのウエハWの搬送>
キャリア搬送領域S1からウエハ搬送領域S2へのウエハWの搬送について、説明する。なお、このキャリア搬送領域S1では、ウエハWは、キャリアC内に収納された状態で搬送される。
先ず、前述の搬送アーム118cによって、キャリアCは、第1の載置台110、第1のキャリア保管部116a、116b又は第2のキャリア保管部116cから、第2の載置台114へと移載される。キャリアCは、その位置決め凹部とピン112とが係合するように載置される。第2の載置台114にキャリアCが載置されると、第2の載置台114が隔壁104側に移動され、キャリアCが隔壁104に当接する。キャリアCの当接状態は、図示しない固定機構により保持される。
その後、隔壁104に形成された開閉ドア122及びキャリアCの開閉蓋12が密閉されている状態で、開閉蓋12を図示しない開閉機構によって開く。ウエハ搬送領域S2の雰囲気を不活性ガス雰囲気とする場合は、先ず、キャリアCの開閉蓋12が密閉されている状態で、図示しない不活性ガス置換手段により不活性ガス置換を行い、開閉ドア122と開閉蓋12との間の大気を取り除いて不活性ガスを充満させる。次に、キャリアC内を不活性ガス置換手段により不活性ガス置換を行う。
そして、キャリアCの隔壁104に形成された開閉ドア122を開き、後述するウエハ搬送機構124によってキャリアC内のウエハWが搬入、搬出される。
キャリアCの交換及びウエハWの搬出時には、上述の逆の動作が実施される。
[ウエハ搬送領域S2]
図4に、磁気アニール装置100のウエハ搬送領域S2近傍の概略平面図を示す。図4に示すように、ウエハ搬送領域S2には、主として、ウエハ搬送機構124、アライナー装置126、ウエハボート128及び磁界発生手段130(図2参照)が設置される。
ウエハ搬送機構124は、ウエハ搬送領域S2でのウエハWの搬送を担っており、ウエハボート128と、隔壁104の搬送口120と、の間に設けられている。ウエハ搬送機構124は、上下に伸びるガイド機構124aに沿って移動すると共に、鉛直軸回りに回動する移動体124bに、例えば5枚の進退自在なアーム124cを設けて構成され、ウエハボート128と、第2の載置台114上のキャリアCと、アライナー装置126と、の間でウエハを搬送する。
また、本実施形態の移動体124bは、アーム部124cが伸びる方向を軸として、この軸回りに回転可能に構成されている。これにより、アーム部124cによってウエハWが搬送される間に、ウエハWの主表面の面方向を例えば水平から垂直へと、若しくは、垂直から水平へと、自在に変更することが可能となっている。即ち、本実施形態のウエハ搬送機構124は、ウエハWを水平状態に保持可能であると共に、垂直状態に保持可能である。なお、ウエハ搬送機構124は、一般的に、チャック機構によりウエハWを保持し、保持方法としては、静電チャック方式、バキュームチャック方式、メカチャック方式のいずれの方式であっても良い。
本実施形態のウエハ搬送機構124は、上述の構成を有することにより、キャリアC、アライナー装置126、ウエハボート128との間でウエハWの受け渡しを行うように、前述の前後方向(XY方向)、左右方向及び鉛直のZ方向に移動自在、並びに水平軸回り及び鉛直軸回りに移動自在に構成されている。
アライナー装置126は、例えば、ウエハWのエッジを把持し、センタリングとノッチ等の角度合わせ(位置合わせ)を行うものである。
ウエハボート128は、複数のキャリアC、例えば4つのキャリアC内の多数枚のウエハWを保持することが可能であり、断熱部134を介してキャップ136の後方側に載置されている。キャップ136は、移載機構138の後方側に支持されており、この移載機構138によりウエハボート128が磁界発生手段130に対して搬入又は搬出される。
ウエハボート128の後方側には、ウエハWに磁気アニール処理を施す、磁界発生手段130が配置される。磁界発生手段130は、右端が炉口である横型のソレノイド型磁石(超伝導磁石)から構成される磁気アニール炉が使用される。ソレノイド型磁石は、その中心線軸方向が実質的に水平となるように配置され、図示しない電源装置に接続される。横型のソレノイド型磁石により発生する磁界の方向は、前述の前後方向となる。
また、磁界発生手段130には、その内周に沿って加熱手段132が配置されており、ウエハWを所定の温度に加熱することができる。即ち、磁界発生手段130によって、ウエハWは、均一な磁界の元で加熱処理される。
ソレノイド型磁石を用いて複数枚、例えば100枚のウエハWに同様の磁気アニール処理を施す場合、全てのウエハWに対して均一な処理を施すために、均磁場領域にウエハWを配置する必要がある。ソレノイド型磁石の均磁場領域は、その軸方向長さの約20%程度である。そのため、例えば100枚のφ300mmのウエハWを磁気アニール装置によって処理する場合、横型のソレノイド型磁石の設計例としては、内径(ボア径)φ570mm、外径φ1900mm、長さ2500mm、(その場合の均磁場領域の長さは、約680mm程度)、とすることができる。
また、上記設計の横型のソレノイド型磁石の重量は、略25トン程度となる。そのため、ソレノイド型磁石の底部には、ソレノイド型磁石を保持するための、図示しない保持台及びこの保持台の底部に図示しない保持板が設けられる。
なお、図2に示すように、この磁気アニール装置100には、例えばコンピュータからなる制御部140が設けられている。制御部140はプログラム、メモリ、CPUからなるデータ処理部などを備えており、プログラムには、制御部から磁気アニール装置の各部に制御信号を送り、各処理工程を進行させるように命令(各ステップ)が組み込まれている。その制御信号により、キャリアCの搬送、ウエハWの搬送、開閉ドアの開閉、蓋体の開閉、各処理が行われる。このプログラムは、コンピュータ記憶媒体、例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)及びメモリーカード等の記憶媒体に格納されて制御部にインストールされる。
<ウエハ搬送領域S2でのウエハWの搬送>
ウエハWを、第2の載置台114a、114bに載置されたキャリアCからウエハボート128を介して磁界発生手段130へと搬送するまでの一連のフローについて、説明する。
先ず、ウエハ搬送機構124によってウエハボート128に搬送されるウエハWの、ウエハボート128内での配置例について、図5を参照して説明する。
図5に、ウエハボート128内に保持されるウエハWの配置例を説明するための概略図を示す。より具体的には、図5(a)は、ウエハWの主表面が垂直となるように配置する場合の配置例であり、図5(b)は、ウエハWの主表面が水平となるように配置する場合の配置例であり、図5(c)は、ウエハWの主表面が垂直となるように配置する場合と水平となるように配置する場合を組み合わせた配置例である。なお、図5のXY軸方向及びZ軸方向は、各々、図2のXY軸方向及びZ軸方向に対応している。
ウエハWの磁気アニール処理は、ウエハWの主表面に対して垂直な方向に磁界を印加する垂直磁化方式と、ウエハWの主表面に対して平行な方向に磁界を印加する面内磁化方式と、の2種類の方式が知られている。本実施形態のように、磁界発生手段130として横型の超伝導磁石を採用する場合、磁石内の磁界(磁力線)の向きは、XY軸方向となる。そのため、例えば100枚のウエハWを垂直磁化方式によって同時に磁気アニール処理する場合、図5(a)に示すように、ウエハWの積載方向が前述のXY軸方向となるようにウエハWを所定の間隔で棚状に積載した積載体を、ウエハボート128に1つ配置する。一方、例えば100枚のウエハWを面内磁化方式によって同時に磁気アニール処理する場合、図5(b)に示すように、ウエハWの積載方向が前述のZ軸方向となるように50枚のウエハWを所定の間隔で棚状に積載した積載体を、ウエハボート128内にXY軸方向に2つ並べて配置する。
現在、前述の2種類の方式の磁気アニール処理は、各々、個別の装置で実施されている。しかしながら、本実施形態の磁気アニール装置100は、ウエハ搬送機構124の移動体124bが、アーム部124cが伸びる方向を軸として回動可能に構成されている。そのため、垂直磁化方式及び面内磁化方式の2種類の方式の磁気アニール処理を、同一の装置で実施することができる。
また、本実施形態の磁気アニール装置100を使用することにより、図5(c)に示すように、50枚のウエハWを、積載方向がXY軸方向となるように積載し、且つ、残りの50枚のウエハWを、積載方向がZ軸方向となるように、積載するような配置も可能である。そのため、1度の磁気アニール処理で、垂直磁化方式と面内磁化方式の両方の方式の磁気アニール処理を実施することができる。
今後、前述の2種類のどちらの方式の磁気アニール処理が主流になるかは不明であるが、本実施形態の磁気アニール装置100は、どちらの方式の磁気アニール処理に移行した場合であっても、ウエハボート128を交換することによって、両方の方式の磁気アニール処理を実施することができる。
次に、ウエハ搬送領域S2内での、ウエハWの搬送について、図6及び図7を参照して更に詳細に説明する。
図6にウエハ搬送機構によるウエハ搬送の一例を説明するための概略図を示し、図7にウエハ搬送機構によるウエハ搬送の他の例を説明するための概略図を示す。より具体的には、図6は、垂直磁化方式でウエハWを処理する場合のウエハWの搬送例であり、図7は面内磁化方式の場合のウエハWの搬送例である。
先ず、図6を参照して、垂直磁化方式でウエハWを処理する場合のウエハWの搬送について説明する。なお、図6及び図7では、簡単のため、隔壁104及び開閉ドア122を省略している。
図6(a)に示すように、先ず、キャリアCに収納されているウエハWは、ウエハ搬送機構124に受け渡される。前述した通り、一般的にキャリアCには、ウエハWは水平に収納されており、ウエハ搬送機構124はウエハWを水平に保持して搬送する。次に、図6(b)に示すように、移動体124bが鉛直軸方向に回動して、ウエハWは、アライナー装置126の前方へと移載され、アライナー装置126へと受け渡される(図6(c))。アライナー装置126では、図6(d)に示すように、ウエハWは、センタリングとノッチ等の角度合わせが行われる。次いで、角度合わせが済んだウエハWは、ウエハ搬送機構124に受け渡され(図6(e))、移動体124bが鉛直軸方向に回動して、ウエハボート128側へと移載される図6(f)。次に、移動体124bは、アーム部124cが伸びる方向を軸として、この軸周りに90度回転する。これにより、ウエハWはアーム部124cによって垂直に保持される。垂直に保持されたウエハWは、図6(h)に示すように、ウエハボート128に受け渡され、ウエハWの搬送が完了する(図6(i))。ウエハボート128へウエハWの移載が終わった後、ウエハ搬送機構124はキャリアCへと戻って、前述した同様の方法により、次のウエハWが移載される。
1つのキャリアC内に保持されるウエハWの枚数は、一般的に、25枚であり、ウエハ搬送機構124によるウエハWの搬送枚数は、一般的に、5枚である。そのため、1つのキャリアCに対して、キャリアCからアライナー装置126を経たウエハボート128へのウエハWの移載は、5回行われる。一方の第2の載置台(例えば第2の載置台114a)に載置されたキャリアCからのウエハWの移載が終わった後は、ウエハ搬送機構124によって、他方の第2の載置台(例えば第2の載置台114b)に載置されたキャリアCからのウエハWの移載を行う。その際、第2の載置台114aに載置された空となったキャリアCは、他方の第2の載置台114bに載置されたキャリアCからのウエハWの移載を行っている間に、キャリア保管部116に保管されている他のキャリアCと取り替えられる。
一方、図7を参照して、面内磁化方式でウエハWを処理する場合のウエハWの搬送について説明する。
面内磁化方式でウエハWを処理する場合においても、図6(f)で示した移動体124bが鉛直軸方向に回動して、ウエハボート128側へと移載されるまでは、同様の方法でウエハWが搬送される(図7(a)〜図7(f))。面内磁化方式では、その後、移動体124bが回転することなく、水平に保持されたウエハWを、そのままウエハボート128へと受け渡し(図7(g))、ウエハWの搬送が完了する(図7(h))。
また、本実施形態の磁気アニール装置100は、50枚のウエハWを積載方向がXY軸方向となるように積載し、且つ、残りの50枚のウエハWを積載方向がZ軸方向となるように、積載するような配置も可能である。100枚のウエハWを前述した配置で配置する場合、先ず図6で示した方法により、50枚のウエハWを搬送し、その後、図7で示した方法により、残り50枚のウエハWを搬送する。なお、先に図7で示した方法により50枚のウエハWを搬送し、その後図6で示した方法により、残りの50枚のウエハWを搬送しても良い。
所定の枚数、例えば100枚のウエハWがウエハボート128に搬送された後、ウエハボート128は、移載機構138によって磁界発生手段130にロードされる。図2の破線におけるウエハボート128の位置は、ロード後の位置である。そして、ウエハWは、所定の磁気アニール処理が実施される。処理終了後のウエハWの搬出は、先ず、磁界発生手段130からウエハボート128をアンロードし、前述の搬入とは逆に、ウエハ搬送機構124を用いて、第2の載置台114a又は114bに位置する開閉窓からキャリアCへと移載することにより実行される。ウエハWがウエハ搬送機構124によってキャリアCへと搬送された後、図示しない開閉機構で開閉蓋をキャリアCへと取付け、キャリアCをキャリア搬送機構118により搬出し、次工程へと進められる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
10 把手
12 開閉蓋
14 ロック機構
100 磁気アニール装置
102 筐体
104 隔壁
106 第1の搬送領域
108 第2の搬送領域
110 第1の載置台
112 ピン
114 第2の載置台
116 キャリア保管部
118 キャリア搬送機構
120 搬送口
122 開閉ドア
124 ウエハ搬送機構
126 アライナー装置
128 ウエハボート
130 磁界発生手段
132 加熱手段
134 断熱部
136 キャップ
138 移載機構
140 制御部
S1 キャリア搬送領域
S2 ウエハ搬送領域
C キャリア
W ウエハ

Claims (9)

  1. 磁界発生手段として横型の超伝導磁石を用いて、被処理体保持具に保持された被処理体を磁気アニール処理する磁気アニール装置であって、
    磁気アニール処理前の前記被処理体を収納する収納容器と、
    前記収納容器に保持された前記被処理体を前記被処理体保持具へと搬送する被処理体搬送機構と、
    を有し、
    前記被処理体搬送機構は、前記被処理体を水平状態に保持可能であると共に、垂直状態に保持可能である、
    磁気アニール装置。
  2. 前記被処理体搬送機構は、前記被処理体を保持する水平に伸びるアーム部を有し、前記アーム部は、前記アーム部が伸びる方向を軸として回転可能である、
    請求項1に記載の磁気アニール装置。
  3. 前記被処理体搬送機構は、チャック機構により前記被処理体を保持する、
    請求項1又は2に記載の磁気アニール装置。
  4. 前記磁気アニール装置は、前記被処理体の位置合わせを行うアライナーを更に有し、
    前記被処理体搬送機構は、前記収納容器に保持された前記被処理体を前記アライナーへと搬送し、位置合わせが行われた前記被処理体を前記被処理体保持具へと搬送する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の磁気アニール装置。
  5. 前記被処理体はウエハであり、前記収納容器はFOUPであり、
    前記FOUPは25枚の前記ウエハを収納可能であり、
    前記被処理体保持具は、100枚の前記ウエハを保持可能である、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の磁気アニール装置。
  6. 前記被処理体保持具は、100枚の前記ウエハを、前記ウエハの主表面が垂直な状態で積載可能である、
    請求項5に記載の磁気アニール装置。
  7. 前記被処理体保持具は、前記ウエハの主表面が水平な状態で50枚の前記ウエハを積載した積載体を、2つ保持可能である、
    請求項5に記載の磁気アニール装置。
  8. 前記被処理体保持具は、前記ウエハの主表面が水平な状態で50枚の前記ウエハを積載した第1の積載体を積載可能であると共に、前記ウエハの主表面が垂直な状態で50枚の前記ウエハを積載した第2の積載体を積載可能である、
    請求項5に記載の磁気アニール装置。
  9. 被処理体を収納した収納容器を搬送する収納容器搬送領域と、前記被処理体を搬送する被処理体搬送領域とが開閉ドアを介して形成された磁気アニール装置であって、
    前記収納容器搬送領域には、
    当該磁気アニール装置に搬入される収納容器を載置する第1の載置台と、
    前記開閉ドアを介して、前記収納容器搬送領域から前記被処理体搬送領域へと気密に前記被処理体を搬送するために、前記収納容器を載置する複数の第2の載置台と、
    複数の前記収納容器を保管する保管部と、
    前記第1の載置台、前記第2の載置台及び前記保管部の間で前記収納容器を搬出入する収納容器搬送機構と、
    が配置され、
    前記被処理体搬送領域には、
    前記被処理体の位置合わせを行うアライナーと、
    前記位置合わせが行われた前記被処理体を保持可能な被処理体保持具と、
    前記第2の載置台に載置された収納容器、前記アライナー及び前記被処理体保持具の間で前記被処理体を搬送する被処理体搬送機構と、
    前記被処理体を加熱する加熱手段と、
    前記被処理体保持具に保持された被処理体に磁界を印加する、横型超伝導磁石を有する磁界発生手段と、
    前記被処理体保持具に保持された前記被処理体を前記磁界発生手段内に移載する移載機構と、
    が配置され、
    前記被処理体搬送機構は、前記被処理体を水平状態に保持可能であると共に、垂直状態に保持可能である、
    磁気アニール装置。
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