JP4519348B2 - 熱処理装置および熱処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱処理装置および熱処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の製造においては、被処理体例えば半導体ウエハに例えば酸化、拡散、CVD等の各種の処理を施す工程があり、このような処理を行う装置として例えば熱処理装置が用いられている。この熱処理装置としては、一度に多数枚のウエハの熱処理が可能なバッチ式の縦型熱処理装置が知られている。この熱処理装置は、多数例えば150枚程度のウエハをボート(保持具)に多段に搭載して熱処理炉への搬入搬出(ロード、アンロード)を行なうためのローディングエリア(搬送作業室)と、このローディングエリア内のボートにウエハを供給するために複数例えば25枚のウエハを収容可能なキャリア(運搬容器)を必要な数だけ保管および搬送可能な搬送保管室とを備えている。
【0003】
ローディングエリア内を清浄に保つために、ローディングエリアと搬送保管室とは隔壁で仕切られ、この隔壁にはキャリアを載置するキャリアステージと、このキャリアステージ上のキャリア内からウエハを取出すための開口部と、この開口部を開閉自在に塞ぐ扉とが設けられている。また、前記搬送保管室には、キャリアを出し入れるキャリアポート(出入口)と、その近傍に設けられたキャリア載置台と、複数個のキャリアを保管する保管棚と、これらキャリア載置台、保管棚および前記キャリアステージとの間でキャリアの搬送を行うキャリア搬送機構とが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の熱処理装置においては、熱処理を開始するに際して複数個のキャリアを搬送保管室内に搬入して保管棚に運び、この保管棚からキャリアステージにキャリアを運んでボートに対するウエハの移載を行い、熱処理が終了したら、空のキャリアを保管棚からキャリアステージに運んで熱処理後のウエハをキャリア内に戻し、そのキャリアをキャリアポートのキャリア載置台まで運んで搬出しなければならず、キャリアもしくはウエハを装置内に搬入してから搬出するまでの所要時間であるTAT(Turn Around Time)が多くかかるという問題があった。
【0005】
特に、前記熱処理装置においては、熱処理炉からアンロードされた熱処理後の高温のウエハをボートに搭載したままの状態で自然冷却により降温させるようにしていたため、ウエハの降温に時間がかかり、TATが長引く一因になっていた。
【0006】
本発明は、前記事情を考慮してなされたもので、TATの短縮が図れる熱処理装置および熱処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち、請求項1の発明は、複数の被処理体を保持具に搭載して熱処理炉への搬入搬出を行なうための搬送作業室に、複数の被処理体を多段に収容可能なパスボックスを介して被処理体の移載作業室を接続し、該移載作業室の外側に複数の被処理体を収容した運搬容器を載置する載置台を設置し、前記移載作業室に載置台上の運搬容器とパスボックスとの間で被処理体の移載を行なう第1の移載機構を設け、前記搬送作業室にパスボックスと保持具との間で被処理体の移載を行なう第2の移載機構を設け、前記パスボックスに熱処理後の被処理体を冷却する冷却機構を設け、前記パスボックス内には、被処理体を上下方向に所定間隔で多段に支持する棚が設けられていると共に、前記冷却機構を構成する冷却板が各被処理体の上面と下面に対向させるべく多段に配設されていることを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1記載の熱処理装置において、前記パスボックスが、移載作業室側および搬送作業室側に開口した開口部をそれぞれ開閉可能に塞ぐドアを備えていることを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1または2記載の熱処理装置において、前記パスボックスが、内部が不活性ガスで置換可能に構成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、複数の被処理体を収容した運搬容器から複数の被処理体を多段に収容可能なパスボックスを経由して保持具に多段に搭載し、該保持具を熱処理炉に搬入して所定の熱処理を行う熱処理方法であって、前記パスボックス内には、被処理体を上下方向に所定間隔で多段に支持する棚が設けられていると共に、前記冷却機構を構成する冷却板が各被処理体の上面と下面に対向させるべく多段に配設されており、熱処理後の被処理体を前記保持具から運搬容器に戻す過程で前記パスボックス内で冷却することを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明は、請求項1記載の熱処理装置において、前記運搬容器には蓋が着脱自在に設けられ、前記載置台には前記蓋を開閉する蓋開閉機構が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1記載の熱処理装置において、前記第1の移載機構には前記載置台上の運搬容器内の被処理体の位置および数を検知する検知部が設けられていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1記載の熱処理装置において、前記移載作業室にはノッチを有する被処理体を多段に載置してノッチを整列させるノッチ整列機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載の熱処理装置。
請求項8の発明は、請求項1記載の熱処理装置において、前記移載作業室には複数のダミー被処理体を一時的に保持しておくダミー保管部が設けられていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1記載の熱処理装置において、前記移載作業室にはダミー被処理体用の運搬容器を前記載置台上から一時的に退避させておく退避機構が設けられていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基いて詳述する。図1は本発明の実施の形態を示す熱処理装置の概略的縦断面図、図2は同熱処理装置の概略的横断面図である。
【0013】
これらの図において、1は縦型熱処理装置の外郭を形成する筐体で、この筐体内には、複数例えば36枚程度の被処理体例えば半導体ウエハwを保持具であるボート2に搭載して熱処理炉への搬入(ロード)、搬出(アンロード)を行なうための搬送作業室であるローディングエリア3と、ウエハwの移載作業を行うための移載作業室(ウエハハンドリングエリアともいう)4とが隔壁5を介して設けられている。
【0014】
前記ローディングエリア3は、ウエハwのパーティクル汚染を抑制ないし防止するために、外気の入りにくい密閉された空間とされている。また、ローディングエリア3は、大気仕様になっていても良いが、ウエハwの自然酸化膜の形成を防止するために、内部雰囲気を不活性ガス例えば窒素ガスN2で置換する機能を有する不活性ガスパージ仕様になっていても良い。
【0015】
前記ローディングエリア3の上方には、縦型の熱処理炉6が設置されている。この熱処理炉6は、下端部が炉口として開口した図示しない縦長の処理容器(反応管)と、この処理容器の周囲に設けられた図示しないヒータとから主に構成されている。熱処理炉6の下部には、後述の蓋体7が下方へ開放された時に炉内の熱がローディングエリア3内に放出するのを防止するために、炉口を塞ぐシャッター8が開閉自在に設けられている。
【0016】
前記ローディングエリア3には、前記熱処理炉6の炉口を開閉する蓋体7が昇降機構(ボートエレベータともいう)9を介して昇降可能に設けられ、この蓋体7上に前記ボート2が載置されている。ボート2は、例えば25枚の製品ウエハの他に、ダミーウエハおよびモニターウエハを合せて最大36枚のウエハwを上下方向に所定間隔で多段に搭載保持可能になっている。
【0017】
前記隔壁5には、複数例えば36枚程度のウエハwを多段に収容可能なパスボックス10が隔壁5を貫通する状態で設けられている。このパスボックス10は、ローディングエリア3と移載作業室4とを連通接続し、後述する第1の移載機構11と第2の移載機構12との間でウエハwの遣り取りを行うインターフェースとしての機能を有している。
【0018】
図6はパスボックスの構成を示す概略的斜視図、図7はパスボックスのドア開閉機構の動きを説明する説明図、図8はパスボックス内の冷却機構の構成を示す概略的斜視図、図9は同冷却機構の構成を示す概略的正面図である。パスボックス10は、両端が開口した箱状に形成されている。パスボックス10内には、複数例えば36枚程度のウエハwを上下方向に所定間隔で多段に支持する棚13が設けられている。棚13は、ウエハwの両側部を支持するようになっている。パスボックス10は、ローディングエリア3側と移載作業室4側に開口しており、移載作業室4側からローデインエリア3側へ、あるいは、ローディングエリア3側から移載作業室4側へ、ウエハwの通過が可能になっている。
【0019】
パスボックス10は、ローディングエリア3が不活性ガスパージ仕様の場合、移載作業室側および搬送作業室側に開口した開口部10aをそれぞれ開閉可能に塞ぐドア14,15が設けられ、パスボックス10内を不活性ガス例えばN2で置換する機能を有する構成とされていることが好ましい。パスボックス10には、開口部10aを挟んで上下位置に、ウエハwの突出を検知するための投光素子50aと受光素子50bからなるセンサ50が設けられ、ウエハの突出を検知した時に例えば警報を発するようになっている。
【0020】
パスボックス10には、不活性ガス例えばN2をパスボックス内の一側部に導入する不活性ガス導入部51が設けられ、この不活性ガス導入部51には不活性ガスを分散させるための円筒状のフィルタ52が設けられている。また、パスボックス10には、パスボックス10内の他側部の四隅から不活性ガスを吸引して排出するための排気部53が設けられている。
【0021】
パスボックス10には、ドア14,15を開閉するドア開閉機構50がそれぞれ設けられている。ドア14,15のドア開閉機構50は何れも同じ構成のため、一方のドア14のドア開閉機構50について説明する。このドア開閉機構50は、ドア14を開けた時に下方へ退避可能とするため、および、ドア14を閉める時にドア14をパスボックス10の開口端に当接可能とするために、リニアガイド54を介して上下移動可能な支持フレーム55を有し、この支持フレーム55にドア14がパスボックス側へ進退移動可能に支持されている。
【0022】
ドア14もしくは支持フレーム55には、これを上下方向に移動させるためのエアシリンダ56が設けられている。支持フレーム55には、ドア14をパスボックス10から離反させる方向(後退方向)へ付勢するばね57が設けられていると共に、支持フレーム55がパスボックス10の位置まで上昇接近した時にパスボックス10に突設されたストッパ58に当接する反力でばね57の付勢力に抗してドア14を前進させてパスボックス10の開口端に当接させるためのレバー59が設けられている。
【0023】
また、パスボックス10は、熱処理後、アンロードされたウエハwを冷却するための冷却機構60を備えている。この冷却機構60は、各ウエハwの上面と下面に対向するべく上下方向に所定間隔で配設された冷却板61を有している。これらの冷却板61は、金属製例えばアルミニウム製で、ウエハwと略同じ大きさの円板状に形成されていることが好ましい。これらの冷却板61は、両側に配設された側部冷却板62,62に両側部がそれぞれ固定されている。側部冷却板62には、冷媒として例えば水を循環される通路63が設けられ、側部冷却板62からの熱伝導により水平の各冷却板61が冷却されるようになっている。
【0024】
前記移載作業室4の前部外側には、複数例えば25枚程度のウエハwを収容した運搬容器であるキャリア16を載置する載置台(ロードポートともいう)17が設置されている。載置台17上には、左右にキャリア16が2個載置可能になっている。前記載置台17上には、先ずダミーウエハdwを収容したキャリア16が1個供給され、そのキャリア16内からダミーウエハdwを後述のダミー保管部18に移し、空のキャリア16を後述の退避機構により退避させた後、製品ウエハを収容したキャリア16と、モニターウエハを収容したキャリア16とが1個ずつ計2個供給されるか、あるいは、製品ウエハとモニターウエハを収容したキャリア16が2個供給される。載置台17上には、例えば頭上搬送機構等により自動で、または、作業員により手動でキャリアが供給16される。
【0025】
キャリア16としては、蓋無し運搬容器であっても良いが、ウエハwのパーティクル汚染を防止するために、ウエハ出入口として開口した前面部に蓋16aをラッチ機構を介して着脱可能に取付けた蓋付運搬容器であることが好ましい。キャリア16内には、複数枚のウエハwが上下方向に所定間隔で多段に支持されている。
【0026】
図3は載置台を示す図で、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。この載置台17は、キャリア16を載せて前後方向に進退移動可能な可動台19を有し、この可動台19上には、キャリア16を位置決めする位置決めピン20や、キャリア16を固定する固定機構21等が設けられている。可動台17上にキャリア16を載せると、固定機構21によりキャリア16が固定され、キャリア16が後述の蓋開閉機構22のドア23の位置まで前進移動されるようになっている。
【0027】
載置台17には、キャリア16の蓋16aを開閉する蓋開閉機構22が設けられている。この開閉機構22は、筐体1の前面部に載置台17上のキャリア16と対向して設けられた図示しない開口部を開閉可能に覆うドア23と、キャリア16から取外した蓋16aをドア23と共に下方へ退避させるべくドア23を昇降させる昇降機構24とを備えている。ドア23は、蓋16aに設けられたラッチ機構の施解錠を行うラッチキー25と、蓋16aを吸着保持する吸引部26とを有している。
【0028】
そして、前記移載作業室4には、載置台17上のキャリア16とパスボックス10との間でウエハwの移載を行なう第1の移載機構11が設けられ、前記ローディングエリア3には、パスボックス10とボート2との間でウエハwの移載を行なう第2の移載機構12が設けられている。第1の移載機構11と第2の移載機構12は、第1の移載機構11が左右移動機構27およびウエハマッピングのための検知部28を有する点を除けば第1の移載機構11と略同じ構成であるため、第1の移載機構11についてのみ説明し、第2の移載機構12の説明は省略する。
【0029】
図4は第1の移載機構を示す図である。この第1の移載機構11は、複数例えば5枚のウエハwを多段に支持可能な複数例えば5枚のフォーク29(支持板)を有する移載アーム30を備えている。この移載アーム30は、進退移動可能、水平回動可能、上下移動可能および左右移動可能に構成されている。
【0030】
具体的には、移載アーム30は、単独で進退移動可能な中央のフォーク29と、進退移動およびピッチ変換が可能な4本のフォーク29とを備えている。移載アーム30は、これらのフォーク29を進退移動する図示しない進退移動機構を内蔵した基台31を有している。この基台31は、上下移動機構32の昇降アーム33に水平回動機構34を介して水平回動可能に設けられ、この上下移動機構32の下方には、この上下移動機構32を左右方向に平行移動可能な左右移動機構27が設けられている。
【0031】
また、前記第1の移載機構11においては、移載アーム30の基台31の先端部に、ウエハマッピングのためにキャリア16内のウエハwの位置および数を検知する検知部(ウエハカウンタともいう)28が設けられている。図5は第1の移載機構に設けた検知部で被処理体を検知している状態を示す概略的平面図である。この検知部28は、前記基台31の先端両側部から前方へ進退移動可能に設けられたアーム35と、これら両アーム35の先端に相対向して設けられた投光素子36および受光素子37と備えている。これら投光素子36と受光素子37との間にウエハwが位置して光路を遮ることによりウエハwを検知する。アーム35をキャリア16内に挿入して、上下移動機構32により下方または上方に移動させる走査でキャリア16内のウエハwの位置および枚数を検知することができる。
【0032】
前記移載作業室4におけるパスボックス10の横には、周縁部にノッチ(切欠部)を有するウエハwを複数例えば5枚程度上下方向に多段に載置してノッチを整列させるノッチ整列機構38が設けられている。また、前記移載作業室4における前記ノッチ整列機構38の下方には、先行で供給される複数例えば25枚程度のダミーウエハdwを一時的に保管(ストック)しておくダミー保管部18が設けられている。このダミー保管部18は、複数枚のダミーウエハdwを上下方向に所定間隔で支持する棚を備えている。
【0033】
更に、前記移載作業室4における第1の移載機構11の上方には、ダミーウエハ用のキャリア16を前記載置台17上から一時的に退避させておく退避機構40および退避エリア41が設けられている。この退避エリア41は、移載作業室4内から仕切壁42により仕切られていると共に、前方に臨んで開放されている。前記退避機構40は、リンク機構からなるアーム43と、このアーム43の先端に設けられキャリア16の上端支持部16bを保持する保持部44とを備えている。
【0034】
退避機構40は、退避中はキャリア16を保持したままとなる。また、退避機構40は、一台で載置台17上の左右の可動台19の何れかに載置されるダミーウエハ用のキャリア16を退避可能とするために、退避エリア41内を左右方向に移動可能に設けられていることが好ましい。
【0035】
次に、以上の構成からなる熱処理装置の作用および熱処理方法を述べる。先ず、先行して、ダミーウエハdwを収容したキャリア16を載置台17上に供給し、そのキャリア16内からダミーウエハdwを第1の移載機構11によりダミー保管部18に移載した後、その空のキャリア16を退避機構40により退避させる。次に、載置台17上に例えば製品ウエハを収容したキャリア16と、モニターウエハを収容したキャリア16とを供給して左右に並置し、これらのキャリア16および前記ダミー保管部18から所定のウエハを第1の搬送機構11により所定枚数ずつパスボックス10内の棚13に移載する。
【0036】
前記載置台17の可動台19上にキャリア16を載置すると、固定機構21がそのキャリア16を固定し、キャリア16をドア23の位置まで前進させ、キャリア16が蓋付の場合、その蓋16aが蓋開閉機構22により取外されてドア23と共に下方へ退避される。キャリア16が蓋付でない場合は、ドア23のみが下方へ退避される。次いで、第1の移載機構11に設けられている検知部28のアーム35をキャリア16内に挿入し、検知部28を下方または上方へ移動走査して載置台17上のキャリア16内のウエハwの位置および枚数を検出し、マッピングを行う。また、キャリア16からパスボックス10への製品ウエハの移載時に、必要とされる場合には、製品ウエハをノッチ整列機構38に移載し、ノッチを所定方向に整列させてから、パスボックス10へ移載する。
【0037】
前記パスボックス10がローディングエリアと同じ不活性ガスパージ仕様である場合、パスボックス10の移載作業室4側のドア14を開け、パスボックス10内に所定枚数例えば36枚のウエハを移載したなら、ドア14を閉め、パスボックス10内を不活性ガス例えばN2で置換する。置換後、パスボックス10のローディングエリア3側のドア15を開け、第2の移載機構12によりパスボックス10内からウエハwを複数枚ずつ取出してローデイングエリア3で待機するボート2に移載する。パスボックス10内のウエハwを全てボート2に搭載したなら、パスボックス10のドア15を閉め、ボート2を昇降機構9により上昇移動させて熱処理炉6内にロードし、ウエハwに対する所定の熱処理を開始する。
【0038】
熱処理が終了したなら、ボート2をアンロードし、パスボックス10のドア15を開け、第2の移載機構12によりボート2からパスボックス10内に熱処理後のウエハwを全て移載し、ドア15を閉める。そして、パスボックス10内に不活性ガス例えばN2を流しつつ冷却機構60によりウエハwを所定時間例えば3分程度冷却して例えば600℃程度から60℃程度に降温させる。このように熱処理後のウエハwを前記ボート2からキャリア16に戻す過程で、その移送経路上にあるパスボックス10内でウエハwを強制的に冷却する。
【0039】
この場合、ドア14,15を閉めてパスボックス10内を密閉空間とすること、冷却機構60の側部冷却板62の通路63に水を循環させて側部冷却板62と多段の冷却板61を冷却すること、および、パスボックス内に不活性ガス例えばN2を一側から導入し他側から排気して気流を生じさせることにより、熱処理後の高温のウエハwを効果的に冷却し、迅速に降温させることができる。
【0040】
ウエハwの冷却が終了したなら、パスボックス10内を大気で置換してから移載作業室4側のドア14を開け、第1の移載機構11によりパスボックス10内から載置台17上のキャリア16内に熱処理後の製品ウエハおよびモニターウエハを移載すると共に、ダミーウエハdwをダミー保管部18に移載する。
【0041】
載置台17上のキャリア16内に製品ウエハおよびモニターウエハそれぞれ全て戻したなら、蓋開閉機構22によりキャリア16の蓋16aを閉め、可動台19を後退させて固定機構21によるキャリア16の固定を解除したなら、載置台17上からキャリア16を運び去る。そして、退避機構40により退避されているキャリア16を載置台17上に戻し、そのキャリア16内にダミー保管部18からダミーウエハdwを第1の移載機構11により戻したなら、蓋開閉機構22によりキャリア16の蓋16aを閉め、載置台16上から当該キャリア16を運び去り、以下同様のサイクルで熱処理を繰り返せば良い。
【0042】
以上の構成からなる熱処理装置によれば、複数枚のウエハwをボート2に搭載して熱処理炉6への搬入搬出を行なうためのローディングエリア3に、複数枚のウエハwを多段に収容可能なパスボックス10を介してウエハwの移載作業室4を接続し、この移載作業4室の前部に複数枚のウエハwを収容したキャリア16を載置する載置台17を設置し、前記移載作業室4に載置台17上のキャリア16とパスボックス10との間でウエハwの移載を行なう第1の移載機構11を設け、前記ローディングエリア3にパスボックス10とボート2との間でウエハwの移載を行なう第2の移載機構12を設けているため、複数個のキャリアを搬送保管する搬送保管室を備え、多数枚のウエハを搭載するボートを使用する従来の縦型熱処理装置に比して、TATの短縮、装置の小型化および多品種少量生産が可能になる。
【0043】
前記パスボックス10がアンロードされたウエハwを冷却する冷却機構60を備えているため、熱処理後のウエハwをボート2からキャリア16に戻す過程でその移送経路上にあるパスボックス10内で複数枚のウエハwをバッチ処理的に強制的に冷却降温させることが可能となり、例えば3分程度でウエハwを600℃から60℃に降温させることができ、自然放熱降温を行う従来のバッチ式熱処理装置や枚葉式冷却機構を有する枚葉式熱処理装置と異なり、バッチ処理におけるTATの更なる短縮が図れる。
【0044】
前記パスボックス10は、移載作業室4側およびローディングエリア3側に開口した開口部10aをそれぞれ開閉可能に塞ぐドア14,15を備えているため、パスボックス10内に密閉された空間を形成でき、ウエハwを効果的に冷却することが可能となると共に、不活性ガスでの置換が可能となる。また、前記パスボックス10は、内部が不活性ガスで置換可能に構成されているため、不活性ガスパージ仕様のローディングエリア3に対応することができる。更に、前記パスボックス10内には、ウエハwを上下方向に所定間隔で多段に支持する棚13が設けられていると共に、前記冷却機構60を構成する冷却板61が各ウエハwの上面と下面に対向させるべく多段に配設されているため、多段に収容されたウエハwを効果的に冷却降温させることができる。
【0045】
前記載置台17には蓋付キャリア16の蓋16aを開閉する蓋開閉機構22が設けられているため、キャリア16として蓋付キャリアを用いることができ、ウエハwのパーティクル汚染の抑制効果を高めることができる。前記第1の移載機構11には前記載置台17上のキャリア16内のウエハwの位置および数を検知する検知部28が設けられているため、第1の移載機構11の動きを利用してキャリア16内のウエハwの位置および数を検知することができ、載置台17にウエハの検知機構を別途設ける必要が無く、装置のコンパクト化およびコストの低減が図れる。
【0046】
前記移載作業室4にはノッチを有するウエハwを多段に載置してノッチを整列させるノッチ整列機構38が設けられているため、ウエハwのノッチ整列を必要に応じて容易に行うことができる。また、前記ノッチ整列機構38が移載作業室4に配置されているため、ローディングエリア3に配置されている場合と異なり、ウエハwやノッチ整列機構38が熱の影響や汚染を受けにくい。
【0047】
前記移載作業室4には複数のダミーウエハdwを一時的に保管しておくダミー保管部18が設けられているため、載置台17上にダミーウエハ用のキャリア16をいつまでも置いておく必要がなくなり、載置台17のコンパクト化が図れる。前記移載作業室4にはダミーウエハ用のキャリア16を前記載置台17上から一時的に退避させておく退避機構40が設けられているため、載置台17をキャリアを2個置くコンパクトなものとすることができる。
【0048】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。本発明の熱処理装置は、酸化、拡散、CVD、アニール等の熱処理が可能である。被処理体としては、半導体ウエハ以外に、例えばLCD基板やガラス基板等であってもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0050】
(1)請求項1の発明によれば、複数の被処理体を保持具に搭載して熱処理炉への搬入搬出を行なうための搬送作業室に、複数の被処理体を多段に収容可能なパスボックスを介して被処理体の移載作業室を接続し、該移載作業室の外側に複数の被処理体を収容した運搬容器を載置する載置台を設置し、前記移載作業室に載置台上の運搬容器とパスボックスとの間で被処理体の移載を行なう第1の移載機構を設け、前記搬送作業室にパスボックスと保持具との間で被処理体の移載を行なう第2の移載機構を設け、前記パスボックスに熱処理後の被処理体を冷却する冷却機構を設け、前記パスボックス内には、被処理体を上下方向に所定間隔で多段に支持する棚が設けられていると共に、前記冷却機構を構成する冷却板が各被処理体の上面と下面に対向させるべく多段に配設されているため、熱処理後の被処理体を前記保持具から運搬容器に戻す過程で前記パスボックス内で多段に収容して効果的に冷却降温させることができ、TATの短縮が図れる。
【0051】
(2)請求項2の発明によれば、前記パスボックスが、移載作業室側および搬送作業室側に開口した開口部をそれぞれ開閉可能に塞ぐドアを備えているため、パスボックス内に密閉された空間を形成でき、被処理体を効果的に冷却することが可能となる。
【0052】
(3)請求項3の発明によれば、前記パスボックスが、内部が不活性ガスで置換可能に構成されているため、不活性ガスパージ仕様の搬送作業室に対応することができる。
【0054】
(4)請求項4の発明によれば、複数の被処理体を収容した運搬容器から複数の被処理体を多段に収容可能なパスボックスを経由して保持具に多段に搭載し、該保持具を熱処理炉に搬入して所定の熱処理を行う熱処理方法であって、前記パスボックス内には、被処理体を上下方向に所定間隔で多段に支持する棚が設けられていると共に、前記冷却機構を構成する冷却板が各被処理体の上面と下面に対向させるべく多段に配設されており、熱処理後の被処理体を前記保持具から運搬容器に戻す過程で前記パスボックス内で冷却するため、熱処理後の被処理体を前記保持具から運搬容器に戻す過程で前記パスボックス内で多段に収容して効果的に冷却降温させることができ、TATの短縮が図れる。
(5)請求項5の発明によれば、前記載置台には蓋付運搬容器の蓋を開閉する蓋開閉機構が設けられているため、運搬容器として蓋付運搬容器を用いることができ、被処理体のパーティクル汚染の抑制効果を高めることができる。
(6)請求項6の発明によれば、前記第1の移載機構には前記載置台上の運搬容器内の被処理体の位置および数を検知する検知部が設けられているため、第1の移載機構の動きを利用して運搬容器内の被処理体の位置および数を検知することができ、載置台に被処理体の検知機構を別途設ける必要が無く、装置のコンパクト化およびコストの低減が図れる。
(7)請求項7の発明によれば、前記移載作業室にはノッチを有する被処理体を多段に載置してノッチを整列させるノッチ整列機構が設けられているため、被処理体のノッチ整列を必要に応じて容易に行うことができる。
(8)請求項8の発明によれば、前記移載作業室には複数のダミー被処理体を一時的に保管しておくダミー保管部が設けられているため、載置台上にダミー被処理体用の運搬容器をいつまでも置いておく必要がなくなり、載置台のコンパクト化が図れる。
(9)請求項9の発明によれば、前記移載作業室にはダミー被処理体用の運搬容器を前記載置台上から一時的に退避させておく退避機構が設けられているため、載置台を運搬容器を2個置くコンパクトなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す熱処理装置の概略的縦断面図である。
【図2】同熱処理装置の概略的横断面図である。
【図3】載置台を示す図で、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。
【図4】第1の移載機構を示す図である。
【図5】第1の移載機構に設けた検知部で被処理体を検知している状態を示す概略的平面図である。
【図6】パスボックスの構成を示す概略的斜視図である。
【図7】パスボックスのドア開閉機構の動きを説明する説明図である。
【図8】パスボックス内の冷却機構の構成を示す概略的斜視図である。
【図9】同冷却機構の構成を示す概略的正面図である。
【符号の説明】
w 半導体ウエハ(被処理体)
2 ボート(保持具)
3 ローディングエリア(搬送作業室)
4 移載作業室
6 熱処理炉
10 パスボックス
10a 開口部
11 第1の移載機構
12 第2の移載機構
13 棚
16 キャリア(運搬容器)
17 載置台
60 冷却機構
61 冷却板
Claims (9)
- 複数の被処理体を保持具に搭載して熱処理炉への搬入搬出を行なうための搬送作業室に、複数の被処理体を多段に収容可能なパスボックスを介して被処理体の移載作業室を接続し、該移載作業室の外側に複数の被処理体を収容した運搬容器を載置する載置台を設置し、前記移載作業室に載置台上の運搬容器とパスボックスとの間で被処理体の移載を行なう第1の移載機構を設け、前記搬送作業室にパスボックスと保持具との間で被処理体の移載を行なう第2の移載機構を設け、前記パスボックスに熱処理後の被処理体を冷却する冷却機構を設け、前記パスボックス内には、被処理体を上下方向に所定間隔で多段に支持する棚が設けられていると共に、前記冷却機構を構成する冷却板が各被処理体の上面と下面に対向させるべく多段に配設されていることを特徴とする熱処理装置。
- 前記パスボックスは、移載作業室側および搬送作業室側に開口した開口部をそれぞれ開閉可能に塞ぐドアを備えていることを特徴とする請求項1記載の熱処理装置。
- 前記パスボックスは、内部が不活性ガスで置換可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の熱処理装置。
- 複数の被処理体を収容した運搬容器から複数の被処理体を多段に収容可能なパスボックスを経由して保持具に多段に搭載し、該保持具を熱処理炉に搬入して所定の熱処理を行う熱処理方法であって、前記パスボックス内には、被処理体を上下方向に所定間隔で多段に支持する棚が設けられていると共に、前記冷却機構を構成する冷却板が各被処理体の上面と下面に対向させるべく多段に配設されており、熱処理後の被処理体を前記保持具から運搬容器に戻す過程で前記パスボックス内で冷却することを特徴とする熱処理方法。
- 前記運搬容器には蓋が着脱自在に設けられ、前記載置台には前記蓋を開閉する蓋開閉機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載の熱処理装置。
- 前記第1の移載機構には前記載置台上の運搬容器内の被処理体の位置および数を検知する検知部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の熱処理装置。
- 前記移載作業室にはノッチを有する被処理体を多段に載置してノッチを整列させるノッチ整列機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載の熱処理装置。
- 前記移載作業室には複数のダミー被処理体を一時的に保持しておくダミー保管部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の熱処理装置。
- 前記移載作業室にはダミー被処理体用の運搬容器を前記載置台上から一時的に退避させておく退避機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載の熱処理装置。
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