JPH0434544A - ハロゲン化銀乳剤の製造方法 - Google Patents

ハロゲン化銀乳剤の製造方法

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JPH0434544A
JPH0434544A JP2142635A JP14263590A JPH0434544A JP H0434544 A JPH0434544 A JP H0434544A JP 2142635 A JP2142635 A JP 2142635A JP 14263590 A JP14263590 A JP 14263590A JP H0434544 A JPH0434544 A JP H0434544A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野、) 本発明は写真の分野においてM用であるノ・ログン化銀
(以後、AgXと記す)乳剤粒子の製造方法に関する。
更に詳しくはffr核発生が少なく(即ち種晶の成長速
度かにやい〕、かつ、結晶戚長時の過飽和度がより均一
に制御さn1更に微粒子乳剤の保存性の問題を■しない
AgX乳剤粒子の製造方法に関する。
(従来の技術) 禎晶AgX乳剤をMする反応容器に撹拌しながら予め調
製したAgX微粒子乳剤を供給し、該反応容器中で骸微
粒子をオストワルド熟成によV溶解させ、vI穐晶を成
長させる結晶成長方式に関してはこnlでいくつかの記
載かめる。しUえは本発明者による米国特許F、j4’
J、参参j号、特参照5号−/弘23.22号、同43
−/J/6/r号や同rr−//3ター6〜//32コ
r号、同j 7−J Jり3コ号、米国特許第2./≠
6.23r号、同!、3/7,32.2号、特開平/ 
−/13弘/7号を挙けることができる。銀塩水溶液と
ハロゲン化物塩(以後、X−塩と記す)水溶液を添加す
る方式では、七扛らが添B口さn1均−混合化するlで
の間、反応溶液中に七扛らの濃度分布が存在する。該添
加が続いている間、該濃度分布が存在する。これはAg
X粒子成長の再現性、ハロゲン組成の均一性、還元銀核
生成の均−性等に影響すると考えらnる。こ扛に対し、
該微粒子添加法では、微粒子が徐々に溶解して溶質イオ
ンを供給する為にそのような不都合点が取り除かれると
いう利点を有する。
(発明が解決しようとする課題) しかし、1だ次のような種々の問題点が残されている。
■予めvI41!!した該微粒子は一般に異面Gibb
s自由エネルギーが高く、不安定でるり、保存中に変化
しやすいという問題点を有する。特開昭57一−232
3コ号には成長禁止剤の存在下で調製した微粒子乳剤を
水洗、分散して、さらに再溶解して添加する方法が開示
式れている。この場合、成長禁止剤の存在の為に、該乳
剤保存中の粒径変化は少なくなるが該乳剤を添加した時
に該微粒子が溶解しがたくなるという欠点を有する。■
特開平/−/134417号では、この問題点を解消す
る為に反応器の外に混合器を設け、該混合器に銀塩水溶
液とX−塩水溶液と保護コロイド水溶液をトリプルジェ
ットで連続的に供給し、混合し、AgX微粒子を形成し
、連続的に該微粒子乳剤を反応容器に供給することを開
示している。この場合、該微粒子は形成さnた後、ただ
ちに反応容器に供給さnる為に、保存性の問題はない。
しかし、濃い銀塩水溶液と濃いX−塩水溶液が直接に混
合される為に混合部の過飽和度は非常に高くなり、該微
粒子中の多l双晶粒子比率が高くなるという欠点を肩す
る。lた粒子サイズ分布も広くなる。このような微粒子
を添加すると該微粒子中の多重双晶粒子が成長し、新核
発生を生じやすいという問題がある。■これを防止する
為に該保賎コロイド水溶液の流量を上けたり、銀塩水溶
液やX−塩水溶液を希釈すると、総添加液量が著しく増
加するという間組点をMする。また、連続法の為に銀量
/dを上けることが難かしいという問題%ある。これら
は総添加液量の増加を引き起こし、一定の反応容器で製
造できるAgXモル数が低くなり、生産効率を上けられ
ないという問題を引き起こす。■17t、連続法で添加
されると、該混合器で十分に反応せず、可溶性塩の11
反応答器に添加される確率が存在する。即ち、該混合器
内の滞留時間が短かい微粒子もあnh、長い微粒子も存
在し、該制御が十分になされないという欠点を有する。
018口する微粒子の特性に関しては巣に0./μmφ
以下の微粒子と規定さnているだけで、それ以外の特性
に関する検討がなさnていない。ガえは粒子サイズを規
定することにより、種晶成長時の過飽和Ij′1に目的
に応じて制御することも記さnていない。
(発明の目的〕 不発8Aは従来性なわれてきた微粒子乳剤添加による結
晶成長法の上記欠点を解消し、より個々の因子が制御さ
nた均一な結晶成長を可能にする高感度で高画質な再現
性の良い結晶成長法を提供するものである。
(11!題を解決するための手段) 本発明は (1)種晶ハロゲン化銀乳剤をMする反応容器にハロゲ
ン化銀微粒子を供給し、該反応容器中で討微粒子をオス
トワルド熟成により溶解さゼ、該梅晶を結晶成長させる
結晶成長方法においで、骸微粒子が実質的に双晶面をM
しない無双晶微粒子であることを特徴とするハロゲン化
銀乳剤粒子の製造方法、 <2)  FI微粒子は該反応容器の外にバッチ式混合
谷器を設け、核混合容器中に分散媒水溶液を入n、撹拌
しながら一定期間、銀塩水溶液とハロゲン化物塩水溶液
を添加して形成き扛たちのであり、該微粒子を粒子形成
後該混合芥器からただちに該反応容器に供給することを
特徴とする前記(1)記載のハロゲン化銀乳剤粒子の製
造方法、 (3)該微粒子汀しバツテ式混合谷器への銀塩水溶液と
ハロゲン化物塩水溶液の少なくとも/りの添刀口が、該
分散媒水浴液中に存在する多孔体温カロ系を通して添加
さnることにより形成されたものであることを特徴とす
る前記(1)または(2J記載のハロゲン化銀乳剤粒子
の製造方法、 (4)該微粒子は該銀塩水溶液とハロゲン化aPIJ壇
水溶液を別々にバルク溶液で希釈混合した後に混合させ
ることにより形成されたものであることを特徴とする前
記(1)、(2また龜(3)記載のハロゲン化銀乳剤粒
子の製造方法、 (5)該微粒子は低分子量ゼラチン分散媒の存在下で5
〜4to@cで粒子形成されたものであることを特徴と
する前記(1)、(2)、(3)または(4)記載のハ
ロゲン化銀乳剤の製造方法、 (6)該微粒子は分散媒水溶液中で銀塩とハロゲン化物
塩を新核発失を伴うD口速添加法で添加して形成さnf
Cものであることを特徴とする前記(1)、(2)、(
3)、(4)または(5)記載のハロゲン化銀乳剤の製
造方法、 (7)該微粒子を該反応容器へ複数交互式ポンプを用い
て添加することを特徴とする前記(1)、(2)、(3
)、(4)、(5)! fch (6)記載のハロゲン
化銀乳剤粒子の製造方法、 によって達成さtした。以下に不発明を更に詳細に説明
する。
<1)  微粒子乳剤のU製 本発明において#′X該微粒子は実質的に多重双晶面を
有しないことが好ましい。七fLは双晶面を有する微粒
子は再溶解しがたく、従って新核発生しやすい為である
。本発明者による研究結果によると、粒子サイズがほぼ
同一の場合、該微粒子の溶解IILは多重双晶粒(/り
の粒子あたv、2枚以上の双晶面を有する粒子)(−重
双晶粒子く無双晶粒子である。従って多重双晶粒子を実
質的に含lない微粒子が好lしい。ここで実質的に多重
双晶面をMしないとは、多重双晶を有する粒子数割合が
!襲以下、好1しくは7%以下、より好lしく扛o、i
%以下を指す。また、多重と扛21以上を指す。該多重
双晶粒子構造の詳細に関しては、)1.prieser
ら編、ハロゲン化銀の写真過程の基礎、第3章、Aka
demischeVerlagsgese目5chaf
 t Frankfurtam Main(/り6r)
の記lRを参考にすることができる。
本発明の場合は多l双晶粒子を実質的に含1なく、かつ
、θ、2μmφ以下の微粒子を形成する必賛がある。
通常、微粒子を形成する為には、AgXの溶解度のでき
るだけ低い状態(AgX溶剤を用いないで、できるだけ
低温で、がっ、AgX溶解度曲線の最低溶解度のpAg
領塚金遣ぶ)で、できるだけ撹拌効率のよい状態で短時
間に銀塩とX−塩の水溶液を添加丁nば工い。しかし、
このより低温で、かつ、短時間に銀塩とX−塩の水溶液
を添加することは上記の多l双晶粒子の生成確率を上け
る方向である。AgX微粒子を形成する為には、こnら
の条件を用いることは避けらnない。従って核形成時の
他の過飽和因子を双晶面が形成さnない方向へ調節する
。具体的には次の手法の少なくとも一つ以上を用いるこ
とが好ツしい。
/)ゼラチンa度を高くする。
反応溶液中のゼラチ/11度を高くする程、双晶面生成
確率は減る。しかし、通常の写真用ゼラチンの場合、高
くしすぎると、特に低温で反応溶液が高粘度化したり、
ゲル化し、撹拌混合効率が低下する。従りて好ましいゼ
ラチンatは/〜IO重藍囁、より好lしくに3〜rJ
lj倉饅でるる。
2)低分子量ゼラチンを用いる。
同一 11f lit%濃度ぼ液で、用いるゼラチンの
分子量を変化さ一+!:′fc場合、分子量が/〜3万
領域で双晶面の生成確率が最も下がる。従って分子量が
好lしくはjooo−4万、より好1しくは/〜3万の
ゼラチンを出いることである。また、該低分子量ゼラチ
ンは低温においてt高粘度化したり、ゲル化しない為に
好ましい。しuえば分子量/万のゼラチンの10重f%
液i2:o ’cにおいてもケル化しない。従って、低
温で高ゼラチン11JI化してもゲル化せず、かつ、双
晶面の形成確率が低い為に特に好lしい。好ましいゼラ
チンl111度は/−/j重量悌、エフ好1しくに3〜
/−2重量鵞でおる。
この場合、特に平均分子量1万以下の場合、該微粒子乳
剤の粘度が低すぎる為に、撹拌を止めると、AgX微粒
子がゆっくり沈降する時がある。これを防止する為に、
該微粒子形成の後に、分子量が約10万の通常の写真用
セラテン溶液を添加することができる。該添加量は核微
粒子乳剤がゲル化するよりに少なく、かつ、該沈降速罠
が早すぎない範囲で任意に調節することができる。該微
粒子形成時の他の分散媒に対する核低分子量ゼラチンの
1量比率は、好lしくに30重!#、囁以上、より好1
しくに70重t%でめろ。
3)銀塩とX−塩の水溶液の少なくとも一万の溶液にゼ
ラチンを刀nえる。
そnは、通常、賎溶液が添加さnた添加口近傍でにゼラ
チンl1lfが低下し、七nが双晶面の形成頻度を上け
る為である。該添加口近辺では特に過飽和が尚くなる為
に、該近辺のゼラチン濃罠の低下は好1しくない。より
好1しくは、銀塩とX−塩の水浴液の両浴准にゼラチン
を加える。この場合、銀塩溶液が水酸化銀や酸化銀の形
成により白くなることを防ぐ為にHNO3等の酸を加え
ることができる。そのゼラチン111度としては通常、
写真東金で用いらnている平均分子量が10万近傍のゼ
ラチンでは、それらの水溶液のゲル化防止の点から/、
A111%以下が好フしい。一方、低分子量ゼラチン(
平均分子量/ 000 、7万)を用いる場合はゲル化
しない為、1011tt%以下で使用することができる
II)Ag+とX  II[の等イオン点近傍で微粒子
形成する。
微粒子形成中の反応溶液中の過剰のBT、I−α−濃度
を下けると、双晶面生成確率が下がる。
このx””過剰下で核形成を行う場合の双晶面形成への
寄与の大きさは同一モルl11度比較ではl−〉Br−
)α−の順である。従って、特に過剰の1−%Br−1
1に度を減少させることが大切でるる。
逆に、Ag+過剰下で核形成を行う場合は、過剰のAg
”l!罠を下けると、双晶面生成確率が下がる。即ち、
Ag+もしく扛X−の過剰量が少ないほど、双晶面の生
成確率は下がる。
微粒子形成時の好ましい過剰x−myt、および−2,
1 過剰Ag1llf:は、Q〜10    M/l、好l
−2,5 しくはO〜10    M/lでろる。
この条件はAgX溶解度曲線の上記低溶解度領域に相当
し、微粒子形成条件としても好lしい領域である。
りpHを低くする。
分散媒としてゼラチンを用いた場合、反応溶液のpHを
低くした方が双晶面形成確率が下がる。
該依存性はAgHr系より%Aga系でより大きい。好
ましいpH領域は!以下でめり、より好1しくは弘〜i
、r、でちる。
6)無関係塩II!度を高くする。
反応溶液のKNO3、NaNO3等の無関係塩濃度を高
くする栓、双晶面生成確率は減少する。
好lしいF1a度に0./M/lでるる。
7)核形成時に添加するX−塩浴液中の1−含率を低く
する。
微粒子形成の核形成時に添加するX−塩溶液中の1−含
率が高くなnばなる程、双晶面形成確率は高くなる。従
って#l−含率を可能な範囲で、できるだけ低くした方
がよい。
その為の方法として■■−の供給は別に調製したAgI
微粒子を添加して行なう、@核形成時は7mo1%以下
の1−含率にし、核形成後に1−含率を要求するl−含
率に上げる方法、θそnらの併用を用いることができる
lr)銀塩とX−塩を加速添刀口方式で添加する。
通常、銀塩とX−塩の水溶液を等速で短時間の同時混合
法で11S71TIすることが多い。しかし、該添加の
初期に最も過飽和度が高くなり、双晶面が発生しやすい
為、該初期の添加速度を//nに下ける。すると双晶面
の発生確率は下がるが、生成板数も減少する。こt′L
は同一銀量を添加した時に最終的に得らする粒子の粒子
サイズの増大をもたらす。従って、次にそのm倍の添加
速1f(lr核が発生する添加速度)でふ加し、核の数
を増す。セして同一モルの銀塩水溶液を添加し終った時
の生成板数が従来法を上回るように該n、mおよびステ
ップ数を選ぶ、という方式である。lた、最初に生じ食
核の成長は、低温、低溶解度条件を選ぶことにより、で
きるだけ抑える。
こnらの核形成条件と双晶面形成頻夏との関係について
は特開昭63−タータ弘−号、特開平−−rJg号、%
願昭ル3−ココ373り号の記載を参考にすることがで
きる。
次に該無双晶微粒子を調製する為の混合装置について説
明する。
該AgX微粒子を形成する為の混合装置としては、既知
のAgX乳剤乳剤装造装置いることができるが、特に添
刀口した銀塩とX−塩の水溶液を迅速に均一混合化でき
る装置が好フしい。それは該微粒子形成が短時間の間に
多量の銀塩とX−塩の水溶液を添〃口して行なわ扛る為
に、該粒子形成中の過飽和度が非常に高くなり、双晶面
等の欠陥を有する欠陥粒子が高頻度で生成する為である
。こ扛に関しては本発明者による脣願昭43−2237
32号の記載を参考にすることができる。迅速に均一混
合化できる装置としては次のようなものを挙けることが
できる。
■ 銀塩とX−塩の水溶液の該供給管の添加口を容器溶
液中の撹拌羽根近傍に設置し、該溶液が添加さnると即
座に撹拌羽根により激しく撹拌混合さ扛る方式。
容器溶液異面近傍の撹拌状態は、通常、他の部分エフも
劣ることや、容器浴液衆面近傍に撹拌羽根を設置し、添
加された添加溶液を迅速に撹拌混合しようとすると、泡
が激しく生じ、逆に撹拌効率を悪くする為である。この
直接液面下株カロ方式の反応装置の詳細は特公昭zj−
ioslj号、同jr−start号、同jr−jrr
rり号、特開昭6/−113014号、同6コー106
qj1号、実公昭ルo−ii’yrJa号の記載を参考
にすることができる。
■ ■の方式では銀塩とX−塩の水溶液は反応容器内の
混合boxと称する小box内で混合され、バルク溶液
中へ放出式nる。この場合、該混合box内では銀塩の
過飽和とX−塩の過飽和が存在し、その濃度積による局
所的過飽和は非常に高くなる。脣にAgX微粒子形成の
場合はそうなる。これを避ける為には銀塩とX−塩の水
溶液を別々の混合box内で混合希釈し几ffl、バル
ク水溶液中へ放出すnばよい。この場合、0両希釈液を
混合しなからバルク溶液中へ放出するタイプ(具体ガと
して米国特許第3.+1/!、410号、同J、71!
、777号記載の装置を挙げることができる。)と、0
両希釈溶液を独立にバルク浴液中へ放出するタイプ(具
体例として後述の第3図の装置を挙けることができる。
この場合、両撹拌羽根の回転方向を逆にする場合は、両
撹拌羽根の撹拌力を違わせることが好ましい。全体撹拌
が弱くなる為である。)を挙げることができる。■型に
比べて■型では両希釈液は更にバルク溶液に希釈芒れた
後に混合さnる為に、反応容器内における局所的過飽和
はエフ低く抑えらするので好lしい。
■ 銀塩とX−塩の水溶a1に多孔体を通して添加する
方式。
ここでいう多孔体の詳細に関しては特願平/−7467
Fの記載を参考にすることができるが、簡単に記すと次
の通りである。該多孔体は形態的には次の2つに分類さ
nる。
1.一般にfilterと称さ【ている膜状の多JtJ
T、孔径”タイプが8濾過(5uperfiltraH
on。
10Xφ以下)、限外濾過(ultrafiltrat
ion。
10〜/7’A φ)、精密濾過(micro−fil
tra日On 、 200〜/ 0 ’ Aφ)、濾過
(filtration、孔径>1o ’Xφ)の範囲
のもの。
■、一般にtube  と称されている中空の細長い細
管で1本のtubeiたりに1つの出口のみを有するも
のを指す。1本のtubeでλつ以上を出口をMするも
のを1類とする。
板条孔体とはl添加溶液あたり参個以上、好1しくは1
0個以上、工り好1しくは1oθ〜lou個の添カロロ
を有することを特徴とし、かつ、該多孔体の孔径が好1
しくは、22FI?Flφ以下、より好1しり110 
、 !mm−t Ohφ、更に好11.<は011mm
−J17Aφ、最も好tL<は104X〜コOAφでめ
ることを特徴とする。
この場合、添加される溶質溶液の液滴サイズtヨ小さく
なる為にvI液簡の地異面積が大きくなり、分子拡散に
よる希釈効果が大きくなる。添加口の孔が小さくなrL
ばなる程、分子拡散Jによる希釈効果が大きくなる。こ
こでD扛溶質イオンの拡散係数、tは重加後の経過時間
。的えば孔径1O2Xφの孔エクfA加された銀塩水溶
液は1O−4秒間に室温で約10’倍に希釈さ扛る。こ
の方式の場合、銀塩とX−塩水溶液の添加口を■第1図
に示すようにlりの混合box内に設けた方式、■上記
■に記載の如く銀塩とX−塩の水溶液を別々の混合bo
x内に添加する方式、Oバルク酊液中にできるだけ均等
に該自力n口を散在させた方式(具体例として特願平/
−76671号の第1図を挙けることができる。〕を挙
げることができる。
該混合装置としては該装置内の局所的高過飽和状態が発
生しない装置が好lしく、その点で、好lしい順番は■
〉■〉■である。■で孔径が小さく、孔が反応容器内に
均一に分布している場合には脩加さt′L′fc直後に
、反応溶液全体にわたって均−混合化が達成されるが、
■や■のタイプの場合、製造スケールが大きくなnばな
る程、反応溶液の循環W4#Lを同じに保つ為には循環
流速を大きくしていく必要があるが、発泡等にL!ll
限界がみる。
従って、製造スケールが大きくなるにり扛、均一化速度
が遅くなる為である。しかし、装置の取り扱いやすさの
観点からは■の方式がエフ好ましい。
■ その他、竹開平/−/134417記載の連続法理
什器において、銀塩水溶液とX−塩水溶液の添カロを上
記多孔体を用いて飽刀口することおよび前記l)〜7)
の手法の、1つ以上を併用することにより、多l双晶粒
子の生成確率を下げることもできる。しかし、その効果
は上記■〜■2り劣る。
上記の微粒子を形成する時のm度としては好1しくけO
〜参s ”C,よυ好1しくにj〜!3o(:、更に好
1しくは10〜JO’Cを指す。低温の万がより微粒子
となり、かつ、該微粒子の合一化反応も抑えらILる為
に好lしい。h力ロ時間に好1しくにj秒〜lj分、よ
り好1しくにio秒〜j分である。添加時間を長くする
と、乳剤中のAgXのモル数/ mlを大きくできる為
に好)しいが、生成粒子の粒子サイズが大きくなるとい
う欠点%臂する。該微粒子乳剤としては、目的の粒径で
、かつ、AgXのモル数/d値が大きい方がより好まし
い。そnは微粒子乳剤の総添加液量が少なくなり、製造
効率が高くなる為である。即ち、同一の反応容器で、よ
り多くのAgXモル生成量ヲ得ることができる。該微粒
子乳剤のAgXのモル数/d値を高くする為に次の方法
を併用することもできる。即ち、該微粒子乳剤の調製後
、該乳剤中の水の一部または全量を除去する。除去方法
としては、■減圧蒸留法、 PIJえば、第2図の3−
に低温トラップと減圧装置を取ジ付け、−7の弁を2r
側に開け、混合容器内′Ii−減圧にする。すると、該
乳剤の沸点が低下し、低温で沸騰しはじめる。この場合
、第2図の、2ダの添カロロエジ、もしくは別に入rた
毛細管より不活性ガス(N2.Arガス等)、もしくは
空気、より好lしくはそnらの乾燥ガスを送ると、水の
蒸発がより促進さnる。蒸発した水蒸気は冷却トラップ
にトラップさnる。
減圧装置として油回転ポンプを用いる場@−は、油の劣
化を防止する為に冷却トラップを要するが、水流ポンプ
や水ポンプを用いる場合は不要である。
この工うにして低温で水を蒸発除去することができる。
低温の為、該微粒子がQs twa l d  熟成を
受けることもない。乳剤は恒温槽により一定温度に保た
nる。冷却トラップとしてはドライアイス、液体窒素、
(ドライアイス+エタノール)冷蔵庫等に用いられてい
る冷凍器等を挙けることができる。
この場合、骸微粒子乳剤を完全に乾燥してしlうことも
できる。その場合、該微粒子の保存安定性の問題も解消
さnる。
■限外vsim法。限外濾過装置を用いで咳微粒子乳剤
の微粒子を残し、水分をF退し除去する。この場合、濾
過匝よる目づlりを防止する為に、フィンター面に対し
平行に溶液を流すクロス70−方式が好フしい。釣えば
該微粒子乳剤をクロス70−式限外濾過装置を通して濃
縮し′fc後に、反応容器に添7FDすることができる
。該限外濾過装置に関しては大矢晴彦編著、層別用技術
ハンドブック、幸書房(/りr3年)の記載を参考にす
ることができる。■遠心分離法により水分を除去する。
簡便な遠心分離装置として特願平l−コzrrtiの第
6図を参考にすることができる。遠心分離法や、減圧蒸
留の詳細に関しては日本化学会編、新実験化学講座、基
本操作〔I〕、第弘章、丸善(/り7よ)、同、実験化
学ガイドブック、第3章、丸善(/ 9144 )の記
載を参考にすることができる。
本発明の場合、目的に応じて該微粒子のサイズを選ぶこ
とができる。より高過飽和度下で迅速に種晶を底長ざぜ
たい場合は、骸微粒子のサイズはできるだけ小嘔いこと
が好lしい。それは該サイズが小ざい程、その溶解&が
高く、より高過飽和度下で種晶を迅速に成長させうる為
である。この場合、該サイズとしては平均粒径o、iμ
mφ以下が好lしく、0.06μmφ以下がより好フし
い。−万、低過飽和度下で種晶を成長芒せたい場合は、
該微粒子のサイズを大きくした方がよい。
それは、核サイズが大きい程、その溶解度が低くなる為
でおる。しかし、種晶を成長させる為には種晶の溶解度
よりは高くする心安がある。この場合に、その制限内で
該微粒子のサイズを自由に選ぶことができる。種晶を選
択的に異方成長させたい場合、該低過飽和度下法が有効
である。向えば平行双晶面をMする平板状粒子を該主平
面に平行な方向にのみ選択的に成長芒せたい場f (、
、91Jえd特願平/−/71よ≠!号記載の粒子形i
)や、7つの粒子異面がコ種以上の結晶学的入面で構成
さ扛ている場合に、−万の結晶式面上にのみ選択的に成
長させたい場合(91えは特開平2−31号記載の粒子
形成〕に有効でめる。この場合、種々のサイズの微粒子
乳剤を添カロして種晶を成長さぞ、成長した種晶の電子
顕微鏡写真像より、最適の該微粒子サイズを決めること
ができる。通常、該投影粒径が0.θ/〜0./!μm
φの中で選ぶことができる。
該微粒子乳剤調製の時の銀塩とX−塩の水溶液の添加系
としてはガス加圧添加系(空気lた扛N2により添加溶
液に圧をかけ、lり、または複数の孔を通して、)la
gen−)’oiaeuille式に従って該i量を制
御する方式、即ち、該孔の両側の圧力差△P1該孔のM
効断面積もしくはその両者を変化させることにより、該
IIt、il:を制御する方式)、ギヤーポンプ、プラ
ンジャーポンプ、ダイヤ72ム型ポンプ等を用いること
ができる。
その他、%願千−−弘372/号記載の容量制御式添加
装置を好tL<用いることができる。こnらの添加系に
関しては特願平/−2Jrl”62号、同一−4’j7
り7号、化学工学協会編、「化学装置便覧」第11章、
丸善発行(/りtり年)、等開平/−/りF iaJ号
、「化学装置百科辞典」第1章、化学工業社発行(lり
76年)の記載を参考にTることができる。
<U)  微粒子乳剤の添加と種晶の成長本発明では種
晶を肩する反応容器と該微粒子形成用混合器の関係は、
好1しくに第1,2図の関係で用いられる。即ち、該微
粒子を形成した後、該微粒子を該混合容器からただちに
該反応器コに供給する。この場合、該微粒子乳剤を冷蔵
庫に保存したり、再溶解したジする手間が省けるし、該
微粒子の保存安定性の問題も解消される為である。
該微粒子乳剤を反応容器中に添加する時の添加装置とし
ては複数交互式ポンプゐ加装室が好ましい。ガえは代艮
釣」として第1図の態様例を挙けることができる。この
場合、一方の添加装fIt(例えに第1図のAのポンプ
)で象刀口している間に、次のステップで添加する微粒
子乳剤を該バッチ式混合容器で調製し、もう−万の添加
装&(例えば第1図のB)に入れ、待機できる為である
。人の添加が終nば、すぐにBの添加に入ることができ
る。
該微粒子乳剤の添加はこのようにして連続的に添加する
ことができるが、断続的に添加することもできる。そA
は、微粒子添加法の場合、該微粒子を一度にffS加し
ても反応溶液の過飽和Ijh該微粒子自身の溶解度より
高くなることがなく、従ってイオン添加法(硝酸銀やハ
ロゲン化アルカリ塩水溶液を添加する法)の時のような
新核発生に結びつかない為である。多く添加すれば、該
微粒子全部が消失する1での時間が長くなる。
但し、その場合、該消失時間は20分以下が好lしく、
70分以下がより好ましい。それは駄消失時間が長くな
ると、該微粒子間でオストワルド熟成を起こし、該微粒
子の平均サイズが大きくなる為でちる。これは種晶の成
長速度を低下させることになる。即ち、この場合には、
溶質イオンの供給源は大過剰に存在し、種晶異面におけ
るAgXの沈積過程が律速過程となる。そして(8[晶
災面の過飽和ζ微粒子の溶解度)となり、微粒子間でオ
ストワルド熟成を起こすのである。通常、(該微粒子の
存在モル量/a[晶モル量)扛増加するにつれ、種晶異
面の過飽和を上昇させ、種晶の成長速度を上昇させる。
しかし、増〃口させすき゛ると、上記の如く、微粒子間
のオストワルド熟成を生じる確率が増し、種晶の成長速
度を低下させることになる。従って、最適のモル比が存
在する。これは種晶のサイズや溶液条件により異なる。
実用的には種々のモル比で混合して種晶を成長させ、種
晶の成長速度が最もはやくなる領域を選んで用いること
ができる。最も好IL<はその最適条件を連続的に維持
しつつ、種晶を成長させることである。
該微粒子乳剤は反応容器内の液面上にも添加することが
できるが、一般に直接に液中に添加した方が、撹拌効率
もよく、発泡も少ない。従って通常は直接に液中にfA
Doされる。この場合の好ましい添加装置として前述の
特公昭jj−1014Lj号、同jr−jrコrr号、
同5r−sriry号、特開昭4/−113036号、
同6.2−i。
1→/号、実公昭60−1171311号記載の装置を
挙けることができる。更には多孔体を通して添加するこ
とがより好ましい。但し、該多孔体の孔径F′X、該微
粒子径より大きくする必要がある。
最も理想的VCは該多孔体の絵加口が反応溶液中に均等
に散在し、添加直後に、添加された微粒子乳剤が反応溶
液中に均一混合化された状態である。
このような添加系として、特願平/−76471号の第
1図の態様例を挙げることができる。
粒子成長とともに添加する微粒子のハロゲン組成を変化
させる場合、次の手法を用いることができる。l)該バ
ッチ式混合器(飼えば第7図のl)でp4#!する微粒
子のハロゲン組成を各バッチ毎に変化させていく方法1
.2)微粒子flSIxU系を他に7個以上設け、異な
るハロゲン組成の微粒子乳剤をv!4製し、それらの添
710速度比を連続的に、l九はステップ状に変化させ
る方法。例えばAgBr、Agα、AgIの各微粒子乳
剤の添加速度比を変化させていく方法、AgBr、Ag
Brα、AgBrIの各微粒子乳剤の添加速度比を変化
させていく方法等を挙げることができる。
なお、混晶AgX層を成長?せる場合、該混晶紐取の微
粒子を添加するエフはI Ag1lj、AgBr。
AgIの各微粒子乳剤を添加する方が、エントロピー効
果にLv微粒子がよりはやく溶解し、成長速度がLv速
くなるという利点がある。
種晶は(1)予め別の反応容器で1!#製した種晶、(
2)該反応容器内(flJえは第1図の2)で調製した
種晶、(3)該バッチ式混合器(Mえは第1図のl)で
調製した種晶、を用いることができ、特に制限はない。
しかし、該反応容器内で行なった方が、続けて結晶成長
に移行できる為により好ましい。即ち、移液や反応装置
の洗浄の手間が省ける。
単分散平行2′M双晶粒子の1晶形成に関しては特開平
コーtJt号、同一−、zrtJr号、特開昭13−/
z/lII号、%願平/−j0J7pO号の記載を参考
にすることができる。無双晶AgX種晶形成に関しては
特願昭63−223732号の記載を参考にすることが
できる。その他の公知粒子の穐晶形成に関しては後述の
文献の記載を参考にすることができる。種晶の粒径は(
也晶の溶解就く微粒子の溶解度〕が取り立り粒径でるる
ことが必須でおる。xtcs  (微粒子のだyIs度
)と(種晶の溶解度)の差は大きい方が種晶はより迅速
に成長する。
イオン龜7111床の場合、龜〃口した浴数を迅速にI
(ルク溶液中に均−混合化する為に激しく撹拌混合する
必要がおる。そ牡はAgXの溶滌度積が小きい為に局所
的にAg+とX−の製置の高い所が存在すると、そこで
迅速な不可逆の不均一反応を起こす為である。特に大量
の製造装置で反応溶液の循環頻度を上ける為には強力な
撹拌が必要である。
しかし、激しい撹拌は、特に成長した大きいAgX粒子
を損傷(圧力かぶり等)することが多い。本発明の微粒
子ね加法の場合は、添加さnた微粒子l!1度が局所的
に高濃度となっても、該微粒子の溶解速度が遅い為に不
均一反応の程度は小さい。従って、大量の製造装置にお
いても、激しい撹拌を必要としない。よって、成長した
AgX粒子に対する損傷の問題もなく、かつ、均一な再
現性のよい結晶成長ができる。本発明では微粒子形成の
場合は激しく撹拌されるが、この場合、該微粒子は単な
る溶質イオンの供給源でるり、再溶解する為に問題には
ならない。
本発明の方法をイオン添DO法と併用してmいることが
できる。向えば粒子戚長中のある期間をイオン絵711
]法でIIs加し、不均一な混晶AgX層を形成したり
、急激なハロゲンMg変化層を形成することによりN品
欠陥(転位欠陥等うを形成することもできる。耐圧力性
や相反則特性、感度を改良することができる。例えば圧
力が印加された時に、該転位が玉つき状に順に動くこと
により該圧力を緩和することができる。その他、X−の
過剰存在下で種晶を成長させる場合に微粒子乳剤のfl
S加とともに、X−塩溶液を添〃nすることもできる。
七nは、該微粒子乳剤が、Ag+とX−に関して、前記
の如く、等イオン点近傍で調製された場合、該微粒子乳
剤の添加で薄めらnた種晶乳剤に、X−を補給する必要
がらる。そして、該微粒子乳剤にX−塩浴液を予め添加
すると、該乳剤の溶解度が増加し、該微粒子の平均径が
増す為に象〃口したくない、という場合にM効である。
その他、微粒子乳剤の添加と、(Ag+とX−塩水溶液
の)イオン龜710ffit/ : /以内で併用添加
することもできる。
本発明のAgX乳剤の製造方法に好11.<用いらnる
代式ガである第7図の装置の操作を簡単に説明する。l
のバッチ式混合容器内にゼラチン水溶液を入れ、銀塩と
X−塩水溶液の添加により微粒子乳剤を調製する。調製
が終れば銀塩とX−塩の添加を止め、弁よを開け、ネジ
付きシャフトitを上け、該微粒子乳剤をシリンダー参
内に吸入する。弁jを閉じ、弁6を開け、itを下げ、
該シリンダー内の残留空気を抜く。次に弁tを閉じ、弁
りを開け、itを下け、該微粒子乳剤を飽加ロコOより
反応溶液中に添加する。新粒子が発生しない範囲で添加
時間に対して階段状もしくは連続的に添加速度を増加さ
せることができる。また、断続的に添加することもでき
る。プランジャーポンプAで龜〃口している間に、lで
次に#S加する微粒子乳剤を調製する。上記と同様に該
微粒子乳剤をシリンダーB内に入れ、空気抜きをする。
人の添加が終扛ば、弁りを閉じ、弁り′を開け、it’
を下け、B内の微粒子乳剤を飽710する。あと扛、こ
の操作をくジ返す。lた、各ステップ間に、各容器の洗
浄過程を入れることもできる。例えば弁/3を12の万
に開け、itを上け、シリンダーA内に/λLり水を吸
入し、次に弁tを開け、水をl−より排出することがで
きる。また、/Iを下け、lλおLびlた扛7より水を
排出して洗浄することもできる。その他、lより水を吸
入し、rお工びまたは7エク水を排出して洗浄すること
もできる。
17はシステム制御装置であり、容置の開閉、撹拌の開
始、停止、溶液の計量および添加の開始・停止、C,D
、J制御の開始、停止等の制御の装置全体にわたって、
予め定めらnた順序に従って、逐次組織的に調節する制
御装&をいう。制御装置として扛、一般的なものを使用
することができ、詳細に関しては沢井善三部監修、シー
ケンス自動制御便覧、オーム社(lり7/)の記載を参
考にすることが出来る。
/りは混合bo、xであり、特開昭!/−72゜タデ参
の記IKを参考にすることができる。
本発明の装置の他の態様ガとして第2図の装置を挙げる
ことができる。ノ(ツテ式混合答器l内にゼラチン水溶
液を入れ、銀塩とX−塩水溶液の桑〃aにより微粒子乳
剤を調製する。p4製が終nば、銀塩とX−壇の添刀口
を止め、弁コケと27を開ける。次にガス圧制御装f1
1コロによりガス圧を制御して混合容器l内にガス圧を
印力口し、該微粒子乳剤を反応答器−内にf#加する。
該添加流tは該印加ガス圧と2tのオリフィス径を選ぶ
ことにょジ制御される。この場合の該バッチ式混合装置
もコ基以上設けて用いることが好ましい。
コノ場&λ01 ココは多孔体であり、コ。は。。
Jmmφの穴を200個Mし、ココはO,tSmmφの
穴をlO個Mする。該孔は該混合box内面に均一に分
布している。
(川) その他の条件 不発BA法は特願平l−λrrrtJ号記載の直列バッ
チ式連続製造装智の添加系に対しても好ましく適用する
ことができる。
本発明をネガ用AgX乳剤v4#に用いる場合、AgX
粒子中に正孔捕獲性還元増感銀核を含1せることが好ま
しい。該条件は通常、Ag)(乳剤粒子の結晶成長時の
m度、p H%  p A g %成長時間に依存する
。if&を上け%  pHを上け、OAgを下け、成長
時間を長くするとよp単位体積あたりの銀核形成線増加
する。七の他、添加する還元剤の種類や添加1に依存す
る。しかし、還元銀の生故量が多くなp丁ぎると、がぶ
シが増力口し、好lしくない。従って、粒子成長中のそ
nらの条件を変化させ、最終的に得らnる写真感贋が最
も高くなるように該条件を選ぶことができる。
その他、反応容器の塩度制御、C,D、J・(cont
rol led −double jet )制御、反
応容器やポンプの接液部の材質、撹拌混合法、邪魔板の
併用等に関しては特願平/−JO7j/J号、同/−/
ダ弘7λ弘号、同l−2rrrtJ号、同コー弘37り
1号の記載を参考にすることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤の製造方法で製造することの
できるハロゲン化銀乳剤粒子として、双晶面を育する双
晶粒子、平行双晶面を有する平板状粒子、双晶面を有し
ない正常晶粒子(例えd立方体、lダ面体、八面体粒子
ン、その他、斜方l−面体、三八面体、偏菱形二十四面
体、四六面体、六入面体粒子など、既存のめらゆるAg
X粒子の粒子形成法として用いることができる。該ハロ
ゲン組成に特に制限はなく、Agα、AgBr、AgI
およびそnらの混晶に対して用いることができる。粒子
サイズは0.21Amφ以上、好lしく扛0.≠〜jμ
mφのあらゆるハロゲン化銀粒子の製法きして用いるこ
とができる。これらに関しては後述の文献の記載を参考
にすることができる。
ハロゲン化銀乳剤を製造する場合に用いられる分散媒と
してはハロゲン化銀乳剤に通常用いらtLるものを用い
ることができ、ゼラチンをはじめ、種々の親水性コロイ
ド、合成コロイドを用いることができる。通常はゼラチ
ンが好1しく、ゼラチンとしてはアルカリ処理ゼラチン
の他、酸処理ゼラチン、フタル化ゼラチンの如き誘導体
ゼラチン、低分子量ゼラテ/(分子量コooo−io万
、酵素分解ゼラチン、険・アルカリによる〃口水分解ゼ
ラチン、熱分解ゼラチン)を用いることができるし、そ
nらのコ樫以上の混合物を用いることもできる。
(1’)他、−t!’Fテンと防腐剤(フェノール、フ
ェノール誘導体等)およびもしくはがぶり防止剤を−価
の連結基で結合させたもの(これに関しては特願平/−
/4’4’7J4Lの記載を参考にすることができる)
、ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマー、チオエ
ーテルポリマー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質、ヒ
ドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、セルロース敬酸エステル類の如きセルロース誘導体
、アルギン酸ソーダ、でん粉誘導体などの糖誘導体、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分アセタ
ール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルイ
ミダゾール、ポリビニルピラゾール等の本−あるいは共
重合体の如き多種の合成親水性高分子物質を単独もしく
は混合基で用いることができる。
cnらの詳細に関しては後述の文献の記載を参考にする
ことができる。
該防腐剤に関しては日本防菌防黴学会編、防菌防黴ハン
ドズック、第3章、技報堂(lりit)、堀口博著、防
菌防黴剤の化学の記載を参考にすることができる。かぶ
り防止剤に関しては後述の文献の記載を参考にすること
ができる。
これらの詳細に関しては後述の文献の記載を参考にする
ことができる。
lた結晶成長過程で成長を促進する為に、また粒子形成
後および/または化学増感時に化学増感を効果的になら
しめる為にハロゲン化銀溶剤を用いることができる。
しばしげ用いらnるハロゲン化銀溶剤としては、チオシ
アン酸塩、アンモニア、チオエーテル、チオ尿累類など
を上げることが出来る。これについては後述の文献の記
載を参考にすることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤の製造時に粒子形成から塗布
時lでに添加することのできる龜刀口剤に特に制限はな
い。添加することのできる龜加剤はハロゲン化銀溶剤(
熟成促進剤ともいうへハロゲン化銀粒子へのドープ剤〔
第r族貴金属化合物、その他の金属化合物(金、鉄、鉛
、カドミヮム等バカルコゲン化合物、SCNCN化物等
分散媒、がぶり防止剤、安定剤、増感色素(宵、緑、赤
、赤外、パンクロ、オルソ用等〕、強色増感剤、化学増
N&剤(イオウ、セレン、テルル、金およヒ第を放置金
属化合物、リン化合物の単独およびその組み合わせ添加
による化学増感剤で最も好1しくL金、イオウ、セレン
化合物の組み合わせからなる化学増感剤、塩化第7スズ
J二酸化チオウレア、ポリアミンおよびアミンボラン系
化合物等の還元増感剤)、かぶらせ剤(ヒドラジン系化
合物等の有機かぶらせ剤、無機かぶらせ剤)、界面活性
剤(消泡剤等)、乳剤沈降剤、可溶性鉄塩(AgSCN
、リンFR銀、酢酸銀等)、潜偉安定剤、圧力減感防止
剤、増粘剤、硬膜剤、現像剤(ハイドロキノン系化合物
等)、現像変性剤等であり、具体的な化合物および使用
方法等については、下記文献の記載を参考にすることが
できる。
その他、乳剤の水洗、化学増感、塗布、露光、現像の各
工程に関して、lだ、AgX乳剤塗布物の層構成、塗布
物の保存法等に関し、下記文献に記載さnた既知技術、
既知化合物とのろらゆる組み合わぜ構成を用いることが
できる。
リサーチ ディスクロージャー(ReserchDis
closure)第174巻(A/76443)(De
cember 、 /り71)、第1I4を巻(A /
14t31)(August、  /27F)、第27
6巻(庖λ/7JJ)(May、/りrコ)、「日化協
月報」/りr参年72月号、1t−x7頁、「日本写真
学会誌」参り巻、7〜/コ(lり16年)、同12%、
/弘44〜/A、431(/PffP年)、特開昭!I
−//3Pコぶ〜//3りλt1同!ターyor4L2
、同j9−/172639、同6λ−2!!11り、同
を一一タタフj/、同Aj−1rittr、同6コー6
コj111WI6コー//jOJj、同AJ−JOr!
+3、it2−26タタre、同A/−//コ/参λ、
同!6−jO1776、%願昭63−2.237J?、
同AJ−、!/j711/、同A/−10977J、1
itla、+−j弘乙グ01 同tコー2AJJ/り、
同6λ−λorxai、同AJ−/29226%%開平
l−/311411.米国特許4(、70j、 74’
44、同41.707,036.T、H,James、
 「TheTheory  of  the  Pho
tographicProcess (Fourth 
 Edition)JMacmi 1lan 、New
 York、/り77、■。
L、Zelikman   et   al、   [
Making  and(:oating Photo
graphic Emulsion(The k’oc
a1.Press、/り3弘)」、P。
Glafkides著、写真の化学および物理学、Fi
fthEdi日on de l’ LlsineNou
ve目e、Paris、  /PJ’7、同5econ
dEdition Paul Montel、 )’a
ris、  /りj7、K、R,Ho1lister、
  [Journalof  1mage、sci、J
  J/、/lll’wlj&頁(/ q’r 7 )
。J 、E 、Maskasky 。
[Journal  of  Imaging  8c
ienceJ30 、J弘7〜2J4を頁(/?JA)
。HlFrieserら著、ノ・ログン化銀の写真過程
の基礎、Academische  Verlagsg
esellschaftFrankfurt Am M
ain  (lり6J”)、特願平/−7147r号、
同/−2jln42号、同/−/4’462μ号。
(実施的) 次に実施的により本発明を更に詳細に説明するが、本発
明の実施態様はこflK限定さnるものではない。
実施列1 第1図の態様で、かつ、微粒子形成用混合装置として第
3図の混合装置をλ基(洗lと&コ)Mする装置を用い
、次の実験を行なり九。
(S晶v!4製) 第7図の反応容器コにゼラチン水溶
液(H20/、2J、平均分子量=:コ万の低分子量ゼ
ラチン(2LOelra?、KBr、t+y、pHA 
、 0 )を入6130°CK恒!し、撹拌しながら、
AgN0.水溶液(100d中にAgN0320Y%2
LGelo、yt、HNO3/N液O6/Awlを含む
)とKBr水溶液(100wl中に1(Br/弘、?f
%コLGelO,7Vを含む〕を≠rOxl1分で同時
添加し、各々!コIttlを添加した。添〃口後、7分
間撹拌した後、ゼラチン水溶液()(20/ 、621
.脱イオン化アルカリ廻理ゼラチンJlfOf% pH
j、j)を入れ、コ分間撹拌した後、温度を10分間か
けて7r 0cに昇温した。昇温後16分間、熟成した
後、AgNO3/109/l液〕を7C)nl/分で添
加し溶液の鉄を位(V、S、室温の飽和カロメル電極)
′!i″−10mVK調節した。次にNH4No3(j
O1量%液〕をり!txtとN)(3(Jjl量襲液)
をP!xi添、71OL、lr分間熟mLJj後、HN
CI3(JN)液を祭加し、1)Hj、rに調節した。
次にKEr水浴g(1009/l液)tl−添加し、溶
液の銀電位を一コOm■に調節した。次にAgNO3水
溶液(iroり71m)とKBr水溶a(/3/f/ 
1 m ) tlH’Aテ銀電位−2口mVでC,D、
J。
ゐ8口した。AgNO3の1口口速度は100trl1
分で2分間添加した。この時点でsampling  
した乳剤粒子のレプリカの透過型電子顕微鏡写X像(T
EM像)Lr)求めた特性は次の通りであった。
平均粒径0.7μm、平均厚さo、i3μm1粒子サイ
ズ分布の変動係数(C,V、)=/r%、平板状粒子の
投影面積比率タタ、P%であった。
核乳剤にKBr(309/l)液を添加し、pBri 
、oとし次。
(微粒子乳剤の調製) 第3図の應/の混合容器l内に
ゼラチン水溶液(H2O3,AI、JLGe17Jf%
KBrO,AVを含む〕を入才し1.2r”cに恒温し
、撹拌しなからAgNO3水溶液(100ml中にA 
g N O3J 2 ? 、 −2L G e 1/f
、HNO31No、2Vゴを含む〕とX−水溶准〔10
0,l中にKHr、2コ、1IJf、コLoeeiyを
含む〕を300trl1分で3分間f’s 710した
。両撹拌羽根の回転方向は同じである。更に2分間撹拌
した後、撹拌を停止した。この場什、ゼラチンの平均分
子量は2万であること、お工びAgXTsl、子が微粒
子である為に、撹拌を停止してもAgX粒子の沈降は起
こらなかった。該微粒子乳剤のvI4製終了時刻と、前
記種晶の1ilil製終了時刻は同じでめった。得らn
た微粒子乳剤をサンプリングし、こnに色素Iのメタノ
ール@液を添加し、色素を吸Nさせた。該乳剤を希釈し
、コロジオン膜を張ったメツシュ上にうすくのせ、乾燥
させた。
その上にカーメン蒸着した後、該メツシュをメタノール
液に浸し、コロジオン膜を除去する。次に該メツシュを
冷水に浸し、KNO3塩を除去する。
乾燥後、透過型電子顕微鏡写真像を撮影した。該写真像
よV核粒子の平均粒径は約θ、0コjμ〃1φでめった
加後、6分間熟成し次。該結晶成長中に種晶乳剤にKB
r水浴液を添刀口し、種晶乳剤のpBr値を常yct、
ovc保った。次に、沈降剤を添加し、温度を30 C
K下け、酸でpHi!、0に下げ、沈降水洗法で乳剤を
水洗した。次に湿度を弘o”cに上け、ゼラチン水浴液
を加え、pH/、・d、pBr2.rに調節し、再分散
した。得らt′Lだ乳剤粒子のレプリカのTEM像を観
察した所、次の通りでめった。
該微粒子乳剤をに1m製後、次に該乳剤を第7図の院刀
日系のシリンダーAに吸入した。種晶論製の終了挾、5
分後に該微粒子乳剤のみ加を開始し、2分間で該微粒子
乳ハリの//−2jtを添加した。6分後に、残りの/
/2量を2分間かけて小力口し、更に4分間の熟成を行
な′)た。この添加中に該混合容器を洗浄し、上記と同
じ微粒子乳剤を調製し次。
該乳剤を第1図のクリ/ダーBK吸入し、該熟成後、七
の全量を種晶乳剤に2分間で11i7111L−た。添
該乳剤を!56Cにし、色素■を飽和吸着量の70%添
〃Ωし、70分後にナオ硫酸ソーダと(埴化金酸十チオ
シアン飲ナトリウムンを象りロシ、最適に化学増感した
。温度を≠θ″Cに下げ、かぶり防止剤(TAI(弘−
hydroxy−ぶ−methyl −/ 、 J 、
 J a 、 7− tetrazaindene)1
7x70−3mol/molAgXだけ絵刀口し、10
分後に塗布助剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム〕と増粘剤〔ポリ(4t−スルホスチレン)ナトリウ
ム塩〕を9口え、ゼラチン保護層とともに、三酢酸セル
ロース透明ベース上に銀l。
Jり7m で塗布し、乾燥させ次。
比較列1 第1図の態様の装置において、該混合容器2
基(但し添加口は各添加溶液あたり7個でろる)を有す
る装置!1を用いて次の実験を行なった。
微粒子乳剤の′1AI11!法を次のようにする以外は
すべて、実施的/と同じ操作を行なった。混合容器内に
ゼラチン水溶1111(H2O3,61,,2LGel
コV2、KBr7.、zグを含む〕を入れ、rz℃に恒
温し、撹拌しなからAgNO3水溶液(3コOf/l)
とX−水溶液(KBr 2ir?7g )を300Mt
/分で3分間添加した。aLGeJ沿(コL(Je16
0f、H2O300xtl)を添加し、更に2分間撹拌
した後、撹拌を停止した。乳剤を水洗し、再分散し、得
られた乳剤粒子のレプリカのTEM像を観察した所、厚
さo、orμm以下の薄平板状新粒子が投影面積比率で
約2θ%見ら詐た。
比較例2a[晶のp+膜製法実施的1と同じにした。
微粒子乳剤の鉤裂法は次のようにした。特開平l−/1
34t17号記載の混合器と四記載混合器を用い、実施
的/の微粒子形成用のゼラチン水浴液、AgN(J3水
溶液、X−水溶液を用い、16分間かけて連続的にトリ
プルジェット式に混合器に給液し、混合し、種晶乳剤に
供給した。更に同一組成のゼラチン水溶液、AgNO3
水溶液、X−水溶液を用い、種晶乳剤に4分間で同様に
連続供給した。即ち、実施的lと同一鉄量の銀塩を同一
時間で種晶乳舜」に添加した。次に実施例1と同様に水
洗し、再分散した。得らrtた乳剤粒子のレプリカのT
EM像を観察した所、淳−6o、o1μm以下の薄平板
状新粒子が投影面積比率で約aO%見らnた。こnは比
較例/、コの微粒子乳剤中に薄平板状粒子核が含1れて
いる為であり、七nを除去した本発明の効果が確認され
た。
また、本発明の微粒子乳剤は調製さnた容器から直接に
種晶乳剤に供給芒nる為に、保存、および保存安定性の
問題もなかった。
比較的3 第1図の反応容器lを用いて次の実験を行な
った。
(比較例3)、種晶のPA製に夾施ドjl/と同じにし
た。該種晶乳剤を従来の反応装置(特開昭j/−72.
タタダ記載の反応装!りに入jした。この種晶乳剤にp
Br / 、0に保ちながらAgNO3水溶w1.(A
g N C1a / 06−7 V / l ) トK
B r水溶液(タタt/l)を/61.7wl/分子/
4分間のCDT (control led doub
le 3etF、)添加した。更に続けてj 77 、
4’d/分で1分間のC,D、;] 、添71I)をし
た。即ち、実施例1と同一銀量、溶液量の銀塩を同一時
間で種晶乳剤に添加した。次に実施例/と同様に水洗し
、貴公散し友。得られた乳剤粒子のレプリカのTEM像
を観察した所、厚さo、orμm以下の薄平板状新粒子
が投影面積北軍で#′74tθ%見らnた。これは、#
!塩水溶液の添カロロ近辺で生じる微粒子核が平行双晶
面を含む確率が高くなり、かつ、十扛が迅速に成長する
(厚さが薄い為)為である。即ち、AgXが難治性塩で
あり、銀塩水溶液が6加された場合、−度、微粒子が形
成さnた後に、そnがP+溶解して、種晶に溶質イオン
を供給するという形態をとる。そして、核ね晶溶液条件
が変化すると、M*粒子の特性も変化する為でるる。
(本発明の効果) 不発明のAgX乳創製造方法は次のような効果を育する
t 該微粒子は多l双晶粒子を実質的に含lない為に、
再溶解しやすく、従って新核発生を生じ難い。この効果
は特に高X−#尻下で平行双晶面を肩する種晶を成長さ
せる場合に特に効果が大きい。トUえは高Br−9度下
でね晶を成長させる場合、イオン添刀口法でに、銀塩水
溶液が象刀口された所でできる微粒子核か、平行双晶面
を含む確率が^くなる。そしてそれが迅速に成長し薄い
大平板状のf#核を発生させる為でめる。即ち、種晶乳
剤のpBr値が変化すると、形成さする該微粒子核の特
性%1変化する為でおる。本発明の場合、該微粒子核は
別の混合器で、多重双晶を実質的に含1ない一定した微
粒子核が形成された後に供給さnる為に、粒子形成時の
要因がより独立に制御できるという利点を翌する。
2 微粒子乳剤はIEII製された彼、水洗せずにただ
ちに反応容器に供給さnる為に、該微粒子乳剤の保存の
手間、保存中の粒子サイズ変化の問題、該乳剤の再溶解
の手間がなくなる。
3、 該微粒子形成か本文中(1)の■〜■のバッチ式
混合容器で行なわf″した場合、特開平/−/fJ4t
/?記載の混合装置に対して次の利点IP翌する。
Cバルク溶液による希釈効果をより有効に利用でき、多
重双晶粒子の生[−7N効に抑えることができる。例え
ば第3図のバッチ式混合装置を用いた場合、その効果は
エフ大きい。
C目的に応じて核微粒子乳剤の粒子サイズを自由に選ぶ
ことができる。従って種晶を成長きせる時の過飽和度を
自由に選ぶことができ、種晶を選択的に異方成長させる
こともできる。
■ 微粒子の平均滞留時間を揃えることができる為に、
該微粒子のサイズ分布がより揃う。従って、反応溶液中
の過飽和度がより高精度で制御さ扛る。
@ 該微粒子乳剤の銀量/d値を上けることができる。
従って一定の反応容器で製造できるAgXモル数が高く
なり、製造効率を上けることができる。但しこの場合、
銀塩とX−塩の水溶液のfis 710時間を長く丁n
ばする程、該銀量/d値をより高くすることができるが
、粒子サイズも大きくなる。
こnに系の湯度をより低温にすることにより最初に生じ
た核の成長をできるだけ抑えること、trt。
い粒子の発生を伴うml)Dをすること、およびその併
用Vcより抑えることができる。
4<  該微粒子乳剤を複数交互式ポンプ添加装置にエ
フ添加すると、ステップ間で待ち時間もなく、連続的に
微粒子乳剤を添加することができる。
よ 反応溶液を激しく撹拌する必要がなくなる為に、成
長した種晶に対する物理的損傷を小さくすることができ
、圧力かぶりの少ないAgX乳剤粒子を製造できる。
t 局所的なAg  O高a度域がない為に、還元増感
レベルが粒子内および粒子間で↓り制御ざ扛たAgX乳
剤粒子tv14gすることができる。従ってより高感度
で高画質な写真感光材料が得らnる。
7 混晶AgX粒子を形成する揚台に均一組成の混晶を
形成することができる。また、粒子内に意図通りに、均
−組成部と不均一組成部を作り分けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図線本発明のAgX乳剤製造方法に用いらnる製造
装置の好lしい実施態様ガでめる。(1)にAgX微粒
子形成用のバッチ式混合装置、(2)は也晶を成長させ
る反応装置、(3)は微粒子乳剤の添加系、lは混合容
器、コは反応容器、!、J’はプランジャー、仏、4A
′はシリンダー、!、よ′4、j’、2.りl、/Jに
開閉弁、7.71r、!’  7.21)開口部、IO
l、z3uパルpm液、ii 、ii’はシールドバッ
キング、itはプランジャーを駆動させる駆動部、16
は撹拌羽根、17はシステム制御装置、it、it’扛
ネジ付きシャフト、lり、λlは混合box、20゜2
.2は多孔添加口、コダは銀塩水溶液の添加系、2jに
X−塩水fg液の添加系である。 第2図は該製造装置の他の態様例である。/、λ、10
./コ、/!、/A、/り、コ01 λ11λJ、JJ
、24t、Jjは第7図と同じでおる。 26はガス圧制御装置、−7、コタ、31は開閉弁、コ
rは流量制御用オリフィス、30は邪魔板、3−は減圧
蒸留装置(低温トラップと減圧装置)でおる。 第3図はバッチ式混什装筐の別の態様例である。 各番号は第7図、第2図と同じでるる。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社第1図 第2図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)種晶ハロゲン化銀乳剤を有する反応容器にハロゲ
    ン化銀微粒子を供給し、該反応容器中で該微粒子をオス
    トワルド熟成により溶解させ、該種晶を結晶成長させる
    結晶成長方法において、該微粒子が実質的に双晶面を有
    しない無双晶微粒子であることを特徴とするハロゲン化
    銀乳剤粒子の製造方法。
  2. (2)該微粒子は該反応容器の外にバッチ式混合容器を
    設け、該混合容器中に分散媒水溶液を入れ、撹拌しなが
    ら一定期間、銀塩水溶液とハロゲン化物塩水溶液を添加
    して形成されたものであり、該微粒子を粒子形成後該混
    合容器からただちに該反応容器に供給することを特徴と
    する請求項(1)記載のハロゲン化銀乳剤粒子の製造方
    法。
  3. (3)該微粒子は該バッチ式混合容器への銀塩水溶液と
    ハロゲン化物塩水溶液の少なくとも1つの添加が、該分
    散媒水溶液中に存在する多孔体添加系を通して添加され
    ることにより形成されたものであることを特徴とする請
    求項(1)または(2)記載のハロゲン化銀乳剤粒子の
    製造方法。
  4. (4)該微粒子は該銀塩水溶液とハロゲン化物塩水溶液
    を別々にバルク溶液で希釈混合した後に混合させること
    により形成されたものであることを特徴とする請求項(
    1)、(2)または(3)記載のハロゲン化銀乳剤粒子
    の製造方法。
  5. (5)該微粒子は低分子量ゼラチン分散媒の存在下で5
    〜40℃で粒子形成されたものであることを特徴とする
    請求項(1)、(2)、(3)または(4)記載のハロ
    ゲン化銀乳剤の製造方法。
  6. (6)該微粒子は分散媒水溶液中で銀塩とハロゲン化物
    塩を新核発生を伴う加速添加法で添加して形成されたも
    のであることを特徴とする請求項第(1)、(2)、(
    3)、(4)または(5)記載のハロゲン化銀乳剤の製
    造方法。
  7. (7)該微粒子を該反応容器へ複数交互式ポンプを用い
    て添加することを特徴とする請求項第(1)、(2)、
    (3)、(4)、(5)または(6)記載のハロゲン化
    銀乳剤粒子の製造装置。
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