JPH04307277A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH04307277A
JPH04307277A JP3100416A JP10041691A JPH04307277A JP H04307277 A JPH04307277 A JP H04307277A JP 3100416 A JP3100416 A JP 3100416A JP 10041691 A JP10041691 A JP 10041691A JP H04307277 A JPH04307277 A JP H04307277A
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JP
Japan
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printing
erasing
motor
cam
ribbon
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Pending
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JP3100416A
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English (en)
Inventor
Hiroteru Kawamura
川村 浩輝
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04307277A publication Critical patent/JPH04307277A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/26Devices, non-fluid media or methods for cancelling, correcting errors, underscoring or ruling
    • B41J29/36Devices, non-fluid media or methods for cancelling, correcting errors, underscoring or ruling for cancelling or correcting errors by overprinting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J1/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies
    • B41J1/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection
    • B41J1/24Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection the plane of the type or die face being perpendicular to the axis of rotation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J9/00Hammer-impression mechanisms
    • B41J9/26Means for operating hammers to effect impression
    • B41J9/28Cams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J9/00Hammer-impression mechanisms
    • B41J9/44Control for hammer-impression mechanisms
    • B41J9/48Control for hammer-impression mechanisms for deciding or adjusting hammer-drive energy

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字消去可能な活字ホイ
ール式印字装置に関し、特に消去時の印字ハンマー速度
を印字時よりも速くしてインクの剥離性を改良したもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字ハンマーや活字ホイールや印
字リボンや消去リボン及びこれらの駆動機構をキャリッ
ジに設け、文字の印字及び消去が可能な活字ホイール式
電子タイプライタは周知のものである。この種の電子タ
イプライタにおいては、印字リボンや消去リボンを装着
したホルダ部材を印字時に印字リボンが印字ハンマーに
対向する印字位置と消去時に消去リボンが印字ハンマー
に対向する消去位置とに亙って位置切換えするための位
置切換機構や印字ハンマー駆動機構や印字リボン巻取り
機構を夫々専用のモータで駆動するようになっている。
【0003】ところで、本願の発明者は、ホルダ部材の
位置切換機構や印字ハンマー駆動機構や印字リボン巻取
り機構及び消去リボン巻取り機構をキャリッジ本体に設
けた1台のモータで駆動するようにし、製作コストを低
減でき且つキャリッジをコンパクト化し得る電子タイプ
ライタを提案した。従って、この電子タイプライタにお
いては、前記モータの駆動軸に印字ハンマーを駆動する
為の印字用カムとホルダ部材を消去位置に上昇させる為
の上昇用カムとを一体的に設け、このモータの正転回動
により印字用カムを介して印字ハンマーを印字駆動させ
る一方、文字消去時にはこのモータの所定角度の逆回転
により上昇用カムを介してホルダ部材を上昇させて消去
位置に切換えた後、正転回動により印字用カムを介して
印字ハンマーを消去動作させるように構成されている。
【0004】更に、印字動作及び消去動作のときの印字
ハンマーによる打撃音を減少させる為に、印字ハンマー
速度を一般的な速度より遅くし、その低速化により小さ
くなった打撃力を補足する為に、打撃後の微少時間だけ
印字ハンマーをプラテンに押圧する押圧期間を設けてい
る。従って、印字の際には印字ハンマーによる押圧によ
り通常より深い凹み部が活字に対応して印字用紙に形成
されるが、印字ハンマーによる打撃音を減少させること
ができ、しかもインクの付着性を向上することができる
ようになっている。また、印字用紙の凹み部が大きくな
ったので、この凹み部の周縁部分にも印字リボンのイン
クが幾分付着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、本願
発明者が提案した電子タイプライタにおいては、消去時
においても、印字時と同様に印字ハンマー駆動用のモー
タを駆動制御しているので、押圧動作によりこの凹み部
が更に大きくなること、活字に対応して付着した凹み部
のインクは剥離できるが凹み部の周縁部分に付着したイ
ンクを十分に剥離できないこと、などの問題がある。
【0006】本発明の目的は、消去時において印字ハン
マーの打撃による印字用紙の凹みを拡大することがなく
且つ印字インクを確実に剥離し得るようにした印字装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印字装置は
、プラテンに沿って左右方向に往復移動駆動されるキャ
リッジ本体に、活字ホイールと印字ハンマーとモータと
このモータで回転駆動されるカム体とを設け、キャリッ
ジ本体に、カム体の回動に連動して印字ハンマーを活字
ホイールの活字と印字リボンとを介してプラテンに打撃
する印字機構を設け、消去リボンを活字とプラテンとの
間に配設する消去機構を設け、印字指令を受けたときに
、モータを第1の速度で回動させ且つ印字ハンマーでプ
ラテンを打撃後所定微少時間モータを同方向へ駆動制御
し、消去指令を受けたときに、消去機構を作動させた後
モータを第1の速度より速い第2の速度で回動させ且つ
印字ハンマーでプラテンを打撃時にモータの駆動を停止
させる制御手段を設けたものである。
【0008】
【作用】本発明に係る印字装置においては、制御手段は
、印字指令を受けたとき、モータを第1の速度で回動さ
せ且つ印字ハンマーでプラテンを打撃後所定微少時間モ
ータを同方向へ駆動制御するので、印字ハンマーは、印
字機構により活字ホイールの活字と印字リボンとを介し
てプラテンを打撃するとともに、その打撃後微少時間だ
けプラテンを押圧する。その結果、小さな打撃音となり
、しかも印字用紙には印字ハンマーの押圧により凹み部
が形成され、この凹み部には印字リボンのインクが十分
に付着するとともに、この凹み部の周縁部分にも活字で
擦り付けられた状態でインクが付着する。
【0009】一方、制御手段は、消去指令を受けたとき
、消去機構を作動させた後、モータを第1の速度より速
い第2の速度で回動させ且つ印字ハンマーでプラテンを
打撃時にモータの駆動を停止させるので、印字ハンマー
は、活字と消去機構により活字とプラテン間に配設され
た消去リボンとを介してプラテンを打撃するが、プラテ
ンとの衝突直後にその移動が停止される。その結果、印
字ハンマー速度は印字時より速く且つ押圧動作を行なわ
ないので、凹み部に付着したインクは確実に除去され且
つ凹み部が更に深くなることはない。また、一般的に消
去リボンの厚さは印字リボンより厚く、しかも印字ハン
マー速度が速いので、凹み部の周縁部分が外側に大きく
拡げられながら消去動作が実行され、この拡げられた周
縁部分のインクは消去リボンでせん断的に擦り取られて
確実に剥ぎ取られる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る印字装置によれば、〔作用
〕の項で説明したように、消去動作のときには、印字ハ
ンマー速度を印字動作より速くし、しかも印字ハンマー
の押圧動作を行なわないので、凹み部に付着したインク
は確実に除去され且つ凹み部が更に深くなることはない
。更に、消去リボンの厚さが印字リボンより厚く、しか
も印字ハンマー速度が速いので、外側に拡げられた凹み
部の周縁部分に付着したインクを消去リボンでせん断的
に擦り取りながら確実に剥ぎ取ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は1つの直流モータで印字動作とこ
れに伴う印字リボンの巻取り動作、消去動作とこれに伴
う消去リボンの巻取り動作を行なうようにした電子タイ
プライタに本発明を適用した場合のものである。図1・
図2に示すように、タイプライタ1のケーシングの内部
の左右両端には夫々側壁板(機枠)2が設けられ、その
1対の側壁板2間に配設されたプラテン3は、そのプラ
テン軸4の両端部近傍において両側壁板2に回転可能に
支持されるとともに、プラテン軸4の左端部に固着した
従動ギヤ(図示略)を介してラインフィードモータ(図
10参照)39及び図示外のプラテン駆動機構により回
転駆動される。
【0012】1対の側壁板2間には、更にガイド軸5と
側面視略U字状のガイド部材6とがプラテン3と平行に
配設されており、これらガイド軸5及びガイド部材6に
左右方向移動可能に支持されたキャリッジ7について、
図1〜図5に基いて説明する。ガイド軸5とガイド部材
6との間において、左右方向に所定距離隔てた板状で且
つ概ね矩形状の1対のメインフレーム8が前後方向向き
に配設され、これら両メインフレーム8は、ガイド軸5
に左右方向移動可能且つ回転可能に支持された支持部材
9の第1支持部10及び第2支持部11の上端部であっ
て、両メインフレーム8間にスペーサとして挿入された
これら両支持部10・11の上端部に外側からピン12
・13で夫々固着されている。尚、これら1対のメイン
フレーム8でキャリッジ本体14が構成されている。
【0013】次に、印字機構15について説明すると、
右側のメインフレーム8には直流モータ16がそれ自身
の回転を防止した状態で支持され、このモータ16の駆
動軸17は両メインフレーム8を夫々挿通して左方へ延
び、この駆動軸17にはモータ16側から、両メインフ
レーム8の内側に位置し側面視略巴形状の印字用カム1
8と、モータ16の回転速度を検出する為のエンコーダ
ディスク19と、印字リボンPRをステップ送りする為
のリボン供給用カム22とホルダ部材32を消去位置に
上昇駆動する為の上昇用カム21とが夫々固着されてい
る。尚、印字用カム18とリボン供給用カム22と上昇
用カム21とでカム体20が構成され、リボン供給用カ
ム22と上昇用カム21とはカム体として一体的に形成
されている。また、図1に印字用カム18の印字開始位
置を点線で示し、原点設定位置を2点鎖線で示す。
【0014】前記エンコーダディスク19の外周部には
図4に示すように、複数のスリット19aがそのスリッ
ト幅と同寸法の間隔毎に環状に形成され、これら複数の
スリット19aの各々を検出する為のフォトインタラプ
タ36が左側のメインフレーム8に固着されている。即
ち、このフォトインタラプタ36はエンコーダディスク
19の回転により移動するスリット19aの各エッジを
検出する毎にスリット信号を制御装置Cの入出力インタ
ーフェイス85に出力する。
【0015】両メインフレーム8の後端部の上端部には
、側面視略く字状の回動レバー23の中央部とリンク2
4の下端部とが夫々ピン25・26で回動可能に枢支さ
れ、プラテン3に対向するように前後方向向きに配設さ
れた印字ハンマー27はその後端部でリンク24の上端
部に回動可能に枢着されるとともに、前後方向の中央部
で回動レバー23の上端部に回動可能に枢着されている
。更に、回動レバー23の前端部にはカムフォロワ28
が回転可能に枢着され、このカムフォロワ28が印字用
カム18のカム面に常に当接するように回動レバー23
の上端部とリンク24の下端部とに引っ張りバネ29が
張架されている。尚、符号30はホイール駆動モータ(
図10参照)37及び図示外のホイール駆動機構により
回転駆動されるディジーホイールであり、符号31は印
字リボンPRを収納したリボンカセットであり、符号3
2はリボンカセット31を載置するとともに、ガイド軸
5に左右方向移動自在に枢支された補助フレーム33に
支持軸34を介して上下に揺動可能なホルダ部材である
。前記キャリッジ7はキャリッジ駆動モータ(図10参
照)38及び図示外の駆動機構により駆動ワイヤを介し
てプラテン3に沿って左右方向に往復移動駆動される。
【0016】前記印字用カム18の外側の湾曲状カム面
は図4に示すように、カムフォロワ28が摺動する摺動
範囲において、その略前半部分では半径拡大率が大きく
なっており、印字ハンマー27がプラテン3を打撃する
ときにカムフォロワ28が摺動する打撃部分を含むその
略後半部分では半径拡大率が微少になっている。しかも
、印字用カム18には、印字ハンマー27の打撃後にお
いてもカムフォロワ28がこのカム面から外れないよう
に、摺動範囲より所定長さだけ湾曲状カムが延出されて
いる。
【0017】従って、モータ16が図1にて印字開始位
置から印字方向Pに所定角度だけ高速で回転されると、
カムフォロワ28が印字用カム18のカム面に沿って上
昇するので、回動レバー23が反時計回転方向に回動し
、印字ハンマー27はディジーホイール30の活字30
a及び印字リボンPRを介してプラテン3を打撃する。
【0018】ここで、両メインフレーム8の上端部の外
側には前後方向に延びる調節用プレート41が夫々配設
され、両調節用プレート41の前端部には各メインフレ
ーム8に形成された長円孔8aを挿通した支軸42が固
着されている。一方、前記支軸42に後端部が回動可能
に枢支された当接部材44の前端部にはガイド部材6の
後端部に摺接自在に係合する係合部44aが設けられて
いる。
【0019】次に、文字消去時に印字リボンPRに換え
て消去リボンCRを印字ハンマー27に対向させるため
にホルダ部材32を印字位置から消去位置に上昇させる
消去機構50について、図1〜図5に基いて説明する。 前記上昇用カム21とリボン供給用カム22とは一体的
なカム体として形成されており、このカム体の左側に形
成された上昇用カム21には、このカム21の中心から
等半径を有する基準カム21aと、この基準カム21a
から連続して半径拡大方向に延びる第1傾斜カム面21
bと、この第1傾斜カム面21bに途中部において連な
り且つ外周カム面21dに連なる第2傾斜カム面21c
と、この第2傾斜カム面21cの右端部から半径拡大方
向に延びる薄肉状の案内壁21eであってこのカム21
の左端面21fから案内壁21eの薄肉状左端部21g
に亙って徐々に肉厚が減少する案内壁21eと、この案
内壁21eの外周に沿って案内壁21eより左端面21
f側へ突出状に形成された案内リブ21hであって案内
壁21eから半径が縮小する方向に左端面21fまで延
びた案内リブ21hとが形成されている。
【0020】更に、この上昇用カム21に当接する従動
ピン52は、ホルダ部材32の左端部の側壁32aに上
端部が固着された支持部材51の下端部に左右方向移動
可能に支持され、コイルバネ53により常に右方へ弾性
付勢されている。この従動ピン52は、印字開始時には
図4に示すようにホルダ部材32の自重により、そのピ
ン先端部を基準カム21aに上方から当接させてホルダ
部材32を図1に示す印字位置(基準揺動位置)に支持
するとともに、前記左端面21fに左方から当接させて
いる。即ち、ホルダ部材32の上下揺動量はこの従動ピ
ン52の上下方向の移動量により決定される。ここで、
印字開始時における印字用カム18と上昇用カム21と
従動ピン52との位置関係を図4に示す。
【0021】従って、カム体20が図4に示す印字開始
時の位相角からモータ16により印字方向Pと反対方向
(反印字方向という)に所定角度だけ回転したとき、従
動ピン52は第1傾斜カム面21bにより上方へ移動す
るのでホルダ部材32もその上方への移動距離に応じて
上方に揺動し、その後カム体20が印字方向Pに回転さ
れると従動ピン52は第2傾斜カム面21cを経て外周
カム面21dに到達するので、ホルダ部材32は更に上
方に揺動して消去位置に切換えられる。このとき、消去
リボンCRは印字ハンマー27に対向した位置となる。
【0022】次に、印字動作毎に印字リボンPRを所定
量分だけ巻取りスプールに巻取る印字リボン巻取り機構
60について、図3・図6・図7に基いて説明する。ホ
ルダ部材32の下側の左端部には複数の歯を有するラチ
ェット61がピン62で回転可能に枢支され、このピン
62に回転可能に支持され且つ送り爪63aを設けた第
3揺動部材63はホルダ部材32に回動自在に枢着され
た第2揺動部材64に連結ピン65を介して連結され、
この第2揺動部材64は引っ張りバネ66により図6に
おいて反時計回転方向に弾性付勢されている。尚、巻取
りスプール67は前記ピン62に固着されている。一方
、前記略巴形状のリボン供給用カム22の位置には、左
側のメインフレーム8に固着した枢支ピン68に第1揺
動部材69の下端部が回動可能に支持され、この第1揺
動部材69の上端部は第2揺動部材64の基端部近傍に
前方から当接している。更に、この第1揺動部材69に
形成された略円形の孔69aにリボン供給用カム22が
位置し、第1揺動部材69の突起部69bがこのリボン
供給用カム22の一部に常に当接するように、第1揺動
部材69は前記枢支ピン68に外装した巻きバネ70に
より図7にて時計回転方向に弾性付勢されている。
【0023】従って、リボン供給用カム22がモータ1
6により印字方向Pに回転されたとき、第1揺動部材6
9はリボン供給用カム22のカム形状により突起部69
bを介して図7にて反時計方向に回動するので、第2揺
動部材64が図6にて時計方向に回動され且つ第3揺動
部材63が反時計方向に回動して送り爪63aによりラ
チェット61が1歯分だけ回動され、印字直前に巻取り
スプール67により印字リボンPRが所定量だけステッ
プ送りされる。
【0024】次に、消去時に消去リボンCRを所定量分
だけ巻取りスプールに巻取る消去リボン巻取り機構75
について、図2・図6に基いて簡単に説明すると、前記
ホルダ部材32の後端部の側壁32aには消去リボンC
Rの供給スプール76が回転自在に枢着され、その右端
部には消去リボンCRの巻取りスプール77が回転自在
に枢着されている。この巻取りスプール77には複数の
歯を有するラチェット78が設けられ、このラチェット
78の後側には、ラチェット78を1歯分ずつ回動させ
る為の送り爪79(図8参照)が補助フレーム33から
立設されている。即ち、消去機構50で説明したように
、印字開始時のカム体20の位相角を0°としたとき、
先ずカム体20を位相角0°(図8参照)から反印字方
向に約55°(以下、位相角−55°という)回転させ
たとき、従動ピン52は第1傾斜カム面21bに沿って
上昇移動した後、第2傾斜カム面21c上に位置する。
【0025】更に、カム体20がこの約−55°から0
°に亙って印字方向Pに回転したとき、従動ピン52は
第2傾斜カム面21c上を移動した後、外周カム面21
dに到達する(図9参照)。即ち、このとき、ホルダ部
材32は、消去リボンCRが印字ハンマー27に対向す
る消去位置に切換えられる。そして、カム体20がこの
0°から印字方向Pに回転して消去動作の実行後、カム
体20が反印字方向に−90°まで回転したとき、従動
ピン52は外周カム面21dから第2傾斜カム面21c
上を逆に移動して基準カム21aに到達し、ホルダ部材
32が元の印字位置に下降する。このホルダ部材32の
下降時に送り爪79によりラチェット78が1歯分だけ
回転されて消去リボンCRがステップ送りされる。尚、
図8・図9においては、上昇用カム21を実線で示し、
リボン供給用カム22を1点鎖線で示し、また第1揺動
部材69を2点鎖線で示す。
【0026】次に、電子タイプライタ1の制御系は図1
0のブロック図に示すように構成されている。前記モー
タ16は、PWM(パルス幅変調)制御によりその回転
数を変更するように構成されている。即ち、制御装置C
は、フォトインタラプタ36から入力したスリット信号
を用いて、設定された回転速度となるように所定時間内
におけるモータ16へ駆動電流を供給する時間の割合、
即ちデューティ比を決定し、そのデューティ比のパルス
信号が駆動回路81へ供給され、そのパルス信号に対応
する駆動電流がモータ16へ出力される。
【0027】制御装置CはCPU87と、CPU87に
データバスなどのバス86を介して接続された入出力(
I/O)インターフェイス85、ROM88及びRAM
89とから構成されている。ROM88には、印字動作
や消去動作を実行する為にモータ16を駆動する駆動制
御プログラム、印字動作や消去動作に連動して各モータ
37〜39を駆動する駆動制御プログラムなどが格納さ
れている。RAM89には、タイプライタ1の制御上必
要なデータやCPU87の演算結果を一時的に格納する
バッファ、入力されたスリット信号を原点設定位置から
順次カウントする為のカウンタ及びポインタなどの種々
のメモリが設けられている。
【0028】次に、文字印字及び文字消去について、図
11〜図16に基いて説明する。図11・図12に実線
で示すように、キーボードKBにおいて文字キーが操作
されて文字印字を開始する時点t0のときに、スリット
信号が0.3msec 毎に入力される回転速度となる
ように、デューティ比を制御しながらモータ16が連続
して正転駆動される。従って、モータ16は時点t0の
直後以降において略I1の駆動電流で駆動されるので、
印字ハンマー27の移動速度(以降、印字ハンマー速度
という)は、印字用カム18のカム形状により時点t1
まで加速され且つ時点t1以降においては所定の等速V
1に保持される。そして、モータ16は、印字ハンマー
27がディジーホイール30の活字30a及び印字リボ
ンPRを介してプラテン3を打撃する時点t2から微少
時間経過した時点t3においてその駆動が停止される。 ここで、印字時の印字ハンマー速度V1を従来の一般的
な印字ハンマー速度よりも遅くして、印字時の打撃音を
低減するようになっている。尚、印字ハンマー27で印
字を開始するタイミングは、RAM89のカウンタでカ
ウントしたスリット信号のカウント値と予め記憶した打
撃時のカウント値とに基いて決定される。
【0029】即ち、図13に示すように印字ハンマー2
7は、時点t2において活字30a及び印字リボンPR
を介してプラテン3を打撃するとともに、印字用カム1
8の打撃部分に対応するカム形状は、カム面の半径拡大
率が微少となる形状により、時点t2から時点t3に亙
って微少時間プラテン3を押圧するので、印字用紙90
には図14に示すように、印字ハンマー27の押圧によ
り凹み部90aが形成され、この凹み部90aには印字
リボンPRのインク91が付着するとともに、この凹み
部90aの周縁部分(傾斜状部分)にも活字30aで擦
り付けられた状態でインク92が付着する。ところで、
印字ハンマー速度V1が従来より遅くなって打撃力が小
さくなった分を押圧動作により補足されている。つまり
、通常のタイプライタでは、印字ハンマー27の運動エ
ネルギーにより印字するのに対し、このタイプライタ1
では、印字ハンマー27の運動エネルギーと押圧による
エネルギーにより印字するようになっている。
【0030】次に、図11・図12に1点鎖線で示すよ
うに、消去キーが操作されて、前述したようにモータ1
6が反印字方向及び印字方向に回転されてホルダ部材3
2が消去位置に切換えられた後(図9参照)、文字消去
を開始する時点t0のときに、スリット信号が0.2m
sec 毎に入力される回転速度となるように、デュー
ティ比を制御しながらモータ16が連続して正転駆動さ
れる。従って、モータ16は時点t0の直後以降におい
て略I2の駆動電流で駆動されるので、印字ハンマー速
度は、時点t1まで加速され且つ時点t1以降において
は印字動作のときの速度より速い速度つまり所定の等速
V2に保持される。そして、モータ16は、印字ハンマ
ー27がディジーホイール30の活字30a及び消去リ
ボンCRを介してプラテン3を打撃する時点t2におい
てその駆動が停止される。
【0031】即ち、図15に示すように印字ハンマー2
7は、時点t2において活字30a及び消去リボンCR
を介してプラテン3を打撃するとともに、プラテン3に
衝突して時点t2直後に停止される。従って、消去時に
おける印字ハンマー速度は印字時の印字ハンマー速度よ
り速く且つ押圧動作を行なわないので、図16に示すよ
うに凹み部90aに付着したインク91は確実に除去さ
れ且つ凹み部90aを深くすることはない。
【0032】更に、一般的に消去リボンCRの厚さは印
字リボンPRより厚く、しかも印字ハンマー速度が速い
ので、凹み部90aの周縁部分が外側に大きく拡げられ
ながら消去動作が実行され、この拡げられた周縁部分の
インク92は消去リボンCRでせん断的に擦り取られて
確実に剥ぎ取られる。つまり、印字ハンマー27に大き
な運動エネルギーを付与した状態で打撃することで、消
去リボンCRとインク91との付着を促進し且つ高速度
のせん断的剥離によりインク92の剥離を促進すること
になる。
【0033】尚、印字時の印字ハンマー速度を印字する
文字に応じて変更するときには、消去時の印字ハンマー
速度を印字時に対して約20〜50%加速するようにし
てもよい。尚、前記カム体20をモータ16によりギヤ
機構を介して間接的に回転駆動することも可能である。 尚、消去機構50は消去キーの操作でホルダ部材32を
消去位置に切換えるようにした種々の構成を用いること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子タイプライタの内部機構の側面図である。
【図2】図1の2矢視図である。
【図3】電子タイプライタの内部機構の部分正面図であ
る。
【図4】メインフレームの側面図である。
【図5】上昇用カムの斜視図である。
【図6】図1の6矢視図である。
【図7】内部機構の要部側面図である。
【図8】印字開始位置における内部機構の要部側面図で
ある。
【図9】ホルダ部材が消去位置に切換えられたときの図
8相当図である。
【図10】印字装置の制御系のブロック図である。
【図11】印字時と消去時における印字ハンマー速度の
線図である。
【図12】印字時と消去時におけるモータ駆動電流の線
図である。
【図13】印字状態を示す要部部分拡大横断断面図であ
る。
【図14】印字用紙の印字結果を示す要部部分拡大横断
断面図である。
【図15】消去状態を示す図13相当図である。
【図16】印字用紙の消去結果を示す図14相当図であ
る。
【符号の説明】 1    電子タイプライタ 3    プラテン 5    ガイド軸 6    ガイド部材 7    キャリッジ 8    メインフレーム 14    キャリッジ本体 16    直流モータ 18    印字用カム 20    カム体 21    上昇用カム 21a    基準カム 21b    第1傾斜カム面 21c    第2傾斜カム面 21d    外周カム面 27    印字ハンマー 30    ディジーホイール 32    ホルダ部材 50    消去機構 52    従動ピン PR    印字リボン CR    消去リボン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プラテンに沿って左右方向に往復移動
    駆動されるキャリッジ本体に、活字ホイールと印字ハン
    マーとモータとこのモータで回転駆動されるカム体とを
    設け、キャリッジ本体に、カム体の回動に連動して印字
    ハンマーを活字ホイールの活字と印字リボンとを介して
    プラテンに打撃する印字機構を設け、消去リボンを活字
    とプラテンとの間に配設する消去機構を設け、印字指令
    を受けたときに、モータを第1の速度で回動させ且つ印
    字ハンマーでプラテンを打撃後所定微少時間モータを同
    方向へ駆動制御し、消去指令を受けたときに、消去機構
    を作動させた後モータを第1の速度より速い第2の速度
    で回動させ且つ印字ハンマーでプラテンを打撃時にモー
    タの駆動を停止させる制御手段を設けたことを特徴とす
    る印字装置。
JP3100416A 1991-04-04 1991-04-04 印字装置 Pending JPH04307277A (ja)

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GB9207179D0 (en) 1992-05-13
GB2255530B (en) 1994-07-27
GB2255530A (en) 1992-11-11

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