JPH0624095A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPH0624095A
JPH0624095A JP4207591A JP20759192A JPH0624095A JP H0624095 A JPH0624095 A JP H0624095A JP 4207591 A JP4207591 A JP 4207591A JP 20759192 A JP20759192 A JP 20759192A JP H0624095 A JPH0624095 A JP H0624095A
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JP
Japan
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cam
erasing
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ribbon
holder member
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Pending
Application number
JP4207591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroteru Kawamura
浩輝 川村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0624095A publication Critical patent/JPH0624095A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消去リボンの粘着材が印字用紙に粘着される
のを防止して消去性能を向上し得る印字装置を提供する
こと。 【構成】 消去キーが操作されると、ホイール駆動モー
タが駆動されアンダーラインの活字が消去する文字と対
向する位置に配置され(S30、S31)、モータ16
が正逆転駆動され、ホルダ部材が消去位置に回動され
(S32)、低回転速度となるようにモータが制御され
て再弱のインパクト力で1回目の消去動作が実行される
(S33)。次に消去する文字の活字がその文字と対向
する位置に配置され(S34、S35)、所定の速度で
モータが制御されて適正なインパクト力で2回目以降の
消去動作が実行される(S37)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字消去可能な活字ホイ
ール式印字装置に関し、特に印字ハンマーの複数回の打
撃により文字消去する際に、1回目だけ弱い打撃力で或
いは特定の記号活字を用いて消去作動するようにしたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字ハンマーや活字ホイールや印
字リボンや消去リボン及びこれらの駆動機構をキャリッ
ジに設け、文字の印字及び消去が可能な活字ホイール式
電子タイプライタは周知のものである。この種の電子タ
イプライタにおいては、印字リボンや消去リボンを装着
したホルダ部材を印字時に印字リボンが印字ハンマーに
対向する印字位置と消去時に消去リボンが印字ハンマー
に対向する消去位置とに亙って位置切換えするための位
置切換機構や印字ハンマー駆動機構や印字リボン巻取り
機構を夫々専用のモータで駆動するようになっている。
【0003】ところで、本願出願人は、特願平3─12
949号において、ホルダ部材の位置切換機構や印字ハ
ンマー駆動機構や印字リボン巻取り機構及び消去リボン
巻取り機構をキャリッジ本体に設けた1台のモータで駆
動するようにし、製作コストを低減でき且つキャリッジ
をコンパクト化し得るような電子タイプライタを提案し
た。この電子タイプライタにおいては、前記モータの駆
動軸に印字ハンマーを駆動する為の印字用カムとホルダ
部材を消去位置に上昇させる為の上昇用カムとを一体的
に設けるとともに、この上昇用カムにホルダ部材を印字
位置に保持する基準カムと、消去位置に保持する外周カ
ムと、これら基準カムと外周カムとを連結した傾斜状の
第1及び第2傾斜カムとを形成し、更にこの上昇用カム
に摺動する一方、その軸線方向に移動可能な従動ピンを
ホルダ部材に取付けている。
【0004】そして、このモータを高速で正転回動させ
て印字用カムの正転回動により従動ピンを基準カムに摺
動させてホルダ部材を印字位置に保持した状態で、印字
用カムを介して印字ハンマーを印字作動させる一方、こ
のモータの高速回転による所定角度の逆転回動及び正転
回動により従動ピンを第1及び第2傾斜カムを経て外周
カムに高速移動させ、同時にホルダ部材を消去位置に急
上昇させて消去リボンを印字ハンマーに対向する状態
で、印字ハンマーによる複数回の打撃により消去作動す
るように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特願平3─129
49号に記載された印字装置においては、消去に際し
て、モータの高速回転による所定角度の逆転回動及び正
転回動により従動ピンを第1及び第2傾斜カムを経て外
周カムに高速移動させ、同時にホルダ部材を消去位置に
急上昇させて消去リボンが印字ハンマーに対向する状態
で、印字ハンマーにより消去作動するように構成されて
いるので、1回目の消去時におけるホルダ部材は、従動
ピンの外周カムへの高速移動に伴う上方への急上昇の惰
性で所定の消去位置以上に大きく上方に回動することに
なり、印字文字のインクが消去リボンの下側に対向した
状態で消去作動され、その結果、印字用紙上のインクが
剥離されて消去リボンの下側に付着される。
【0006】そして、1回目の消去作動の終了に伴って
ホルダ部材がその自重などで正規の消去位置に下降さ
れ、その後2回目〜4回目の消去作動が実行される。従
って、2回目〜4回目の消去作動時には、殆ど剥離され
た残留インクが消去リボンの略中央に対向した正規の消
去状態で印字ハンマーにより打撃されるので、インクが
付着していない消去リボンの新規の部分でこの残留イン
クを複数回の打撃により剥離することになり、消去リボ
ンの粘着材が印字用紙に付着するという問題がある。
【0007】本発明の目的は、消去リボンの粘着材が印
字用紙に貼着されるのを防止して消去性能を向上し得る
ような印字装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る印字装置
は、プラテンに沿って往復移動駆動されるキャリッジ本
体に、活字ホイールと印字ハンマーとを設け、キャリッ
ジ本体に、印字リボンと消去リボンとを装着する為のホ
ルダ部材を、後端側が所定高さリフトアップした消去位
置と、リフトアップしない印字位置とに亙って回動にて
位置切り換え自在に装着し、ホルダ部材にカム従動子を
設け、カム従動子との摺接を介してホルダ部材を印字位
置に保持させる第1カム及びホルダ部材を消去位置に保
持させる第2カムと、カム従動子を第1カムから第2カ
ムへ案内する第3カムとを備え且つ印字ハンマー駆動用
モータで回転駆動されるカム体をキャリッジ本体に設け
てなる印字装置において、消去指令を受けて、印字作動
状態から、各印字文字を複数回の打撃により消去する消
去作動状態への切り換え時、カム従動子が第3カムから
第2カムに移行する時のハンマー駆動用モータの回転速
度を所定値以下に低下させる速度制御手段を設けたもの
である。
【0009】請求項2に係る印字装置は、プラテンに沿
って往復移動駆動されるキャリッジ本体に、活字ホイー
ルと印字ハンマーとを設け、キャリッジ本体に、印字リ
ボンと消去リボンとを装着する為のホルダ部材を、後端
側が所定高さリフトアップした消去位置と、リフトアッ
プしない印字位置とに亙って回動にて位置切り換え自在
に装着し、ホルダ部材にカム従動子を設け、カム従動子
との摺接を介してホルダ部材を印字位置に保持させる第
1カム及びホルダ部材を消去位置に保持させる第2カム
と、カム従動子を第1カムから第2カムへ案内する第3
カムとを備え且つ印字ハンマー駆動用モータで回転駆動
されるカム体をキャリッジ本体に設けてなる印字装置に
おいて、消去指令を受けて、印字作動状態から、各印字
文字を複数回の打撃により消去する消去作動状態への切
り換え時、カム従動子が第3カムから第2カムに移行す
るとき、消去対象の印字文字と無関係に、活字ホイール
のうちの特定の記号を選字するようにホイール駆動モー
タを制御する選字制御手段を備えたものである。
【0010】
【作用】請求項1に係る印字装置においては、キャリッ
ジ本体に設けられたカム体が印字ハンマー駆動用モータ
により回転駆動されると、ホルダ部材は、ホルダ部材に
設けたカム従動子とこのカム体の第1カムとの摺接を介
して後端部が所定高さリフトアップしない印字位置と、
このカム体の第3カムを経て第2カムとの摺接を介して
後端部が所定高さリフトアップした消去位置とに亙って
回動にて位置切り換えされる。そして、このホルダ部材
が消去位置のときには、ホルダ部材に装着された消去リ
ボンは印字ハンマーに対向している。従って、印字ハン
マー駆動用モータにより駆動される印字ハンマーの複数
回の打撃により、活字ホイールの消去対象の活字と消去
リボンを介して印字文字が消去される。
【0011】ところで、消去指令を受けて、印字作動状
態から消去作動状態に切り換えられる1回目の消去時に
おいて、速度制御手段により、カム従動子が第3カムか
ら第2カムに移行する時のハンマー駆動用モータの回転
速度が所定値以下に低下させされるので、この消去時に
ホルダ部材がその消去位置への上昇回動の惰性で消去位
置以上に大きく回動したとしても、印字ハンマーによる
打撃力が弱くなり、印字文字のインクは、消去リボンの
正規の消去部分より下側のリボン位置で殆ど剥離される
ことはない。その後、2回目以降の印字ハンマーによる
通常の打撃時には、ホルダ部材が正規の消去位置に回動
して消去リボンの正規の消去部分によりインクを介して
文字消去されるので、文字消去が確実に行なわれるとと
もに、消去リボンの粘着材が印字用紙に貼着されること
もない。
【0012】請求項2に係る印字装置においては、請求
項1と略同様に作用するが、次の点で異なる。即ち、消
去指令を受けて、印字作動状態から消去作動状態に切り
換えられる1回目の消去時において、選字制御手段によ
り、消去対象の印字文字と無関係に、活字ホイールのう
ちの特定の記号を選字するようにホイール駆動モータが
制御されるので、この消去時にホルダ部材がその消去位
置への上昇回動の惰性で消去位置以上に大きく回動した
としても、印字文字のインクは、消去リボンの正規の消
去部分より下側のリボン位置で記号活字により剥離され
にくくなる。
【0013】その後、2回目以降の消去対象文字の活字
を用いた印字ハンマーによる通常の打撃時には、ホルダ
部材が正規の消去位置に回動して消去リボンの正規の消
去部分によりインクを介して文字消去されるので、文字
消去が確実に行なわれるとともに、消去リボンの粘着材
が印字用紙に貼着されることもない。この記号の活字と
して、例えば、アンダーライン活字の場合には、消去対
象の何れの文字とも重なる部分がないので、1回目の消
去時におけるインクの剥離を確実に防止することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は1つの直流モータで印字作動とこ
れに伴う印字リボンの巻取り動作、消去作動とこれに伴
う消去リボンの巻取り動作を行なうようにした電子タイ
プライタに本発明を適用した場合のものである。図1・
図2に示すように、タイプライタ1のケーシングの内部
の左右両端には夫々側壁板(機枠)2が設けられ、その
1対の側壁板2間に配設されたプラテン3は、そのプラ
テン軸4の両端部近傍において両側壁板2に回転可能に
支持されるとともに、プラテン軸4の左端部に固着した
従動ギヤ(図示略)を介してラインフィードモータ82
(図8参照)及び図示外のプラテン駆動機構により回転
駆動される。
【0015】1対の側壁板2間には、更にガイド軸5と
側面視略U字状のガイド部材6とがプラテン3と平行に
配設されており、次にこれらガイド軸5及びガイド部材
6に左右方向移動可能に支持されたキャリッジ7につい
て、図1〜図4に基いて説明する。ガイド軸5とガイド
部材6との間において、左右方向に所定距離隔てた板状
で且つ概ね矩形状の1対の金属製のメインフレーム8a
・8bが前後方向向きに配設され、これら両メインフレ
ーム8a・8bは、ガイド軸5に左右方向移動可能且つ
回転可能に支持された支持部材9の第1支持部10及び
第2支持部11の上端部であって、両メインフレーム8
a・8b間にスペーサとして挿入されたこれら両支持部
10・11の上端部に外側からピン12・13で夫々固
着されている。従って、これら両メインフレーム8a・
8bや支持部材9などでキャリッジ本体14が構成され
ている。
【0016】次に、印字機構15について説明すると、
右側のメインフレーム8aには直流モータ(印字ハンマ
ー駆動用モータに相当)16がそれ自身の回転を防止し
た状態で支持され、このモータ16の駆動軸17は両メ
インフレーム8a・8bを夫々挿通して左方へ延び、こ
の駆動軸17にはモータ16側から、両メインフレーム
8a・8bの内側に位置し側面視略巴形状の印字用カム
18と、モータ16の回転速度を検出する為のエンコー
ダディスク19と、印字リボンPRをステップ送りする
為のリボン供給用カム22とホルダ部材32を消去位置
に上昇駆動する為の上昇用カム(カム体に相当)21と
が夫々固着されている。尚、リボン供給用カム22と上
昇用カム21とは一体的に形成されている。また、図1
に印字用カム18の印字開始位置を点線で示し、原点設
定位置を2点鎖線で示す。
【0017】前記エンコーダディスク19の外周部には
図4に示すように、複数のスリット19aがそのスリッ
ト幅の2倍の寸法の間隔毎に環状に形成され、これら複
数のスリット19aを検出する為のフォトインタラプタ
36がメインフレーム8bに固着されている。即ち、こ
のフォトインタラプタ36はエンコーダディスク19の
回転により移動するスリット19aの各エッジを検出す
る毎にスリット信号を制御装置Cの入出力インターフェ
ース87に出力する。
【0018】両メインフレーム8a・8bの後端部の上
端部には、側面視略く字状の左右一対の回動レバー23
の中央部とリンク24の下端部とが夫々ピン25・26
で回動可能に枢支され、プラテン3に対向するように前
後方向向きに配設された印字ハンマー27は、その後端
部でリンク24の上端部に回動可能に枢着され、更に前
後方向の中央部で回動レバー23の上端部に回動可能に
枢着されている。また、回動レバー23の前端部にはカ
ムフォロワ28が回転可能に枢着され、このカムフォロ
ワ28が印字用カム18のカム面に常に当接するよう
に、回動レバー23の上端部とリンク24の下端部とに
引っ張りバネ29が張架されている。
【0019】尚、符号30はホイール駆動モータ80及
び図示外のホイール駆動機構により回転駆動されるディ
ジーホイールであり、符号31は印字リボンPRを収納
したリボンカセットであり、符号32はリボンカセット
31を載置するとともに、キャリッジ本体14と一体的
に左右方向移動自在にガイド軸5に枢支されたホルダブ
ラケット33に支持軸34を介して上下に揺動可能なホ
ルダ部材である。前記キャリッジ7はキャリッジ駆動モ
ータ81(図8参照)及び図示外の駆動機構により駆動
ワイヤを介してプラテン3に沿って左右方向に往復移動
駆動される。
【0020】前記印字用カム18の外側の湾曲状カム面
は図4に示すように、カムフォロワ28が摺動する摺動
範囲において、その略前半部分では半径拡大率が大きく
なっており、印字ハンマー27がプラテン3を打撃する
ときにカムフォロワ28が摺動する打撃部分を含むその
略後半部分では半径拡大率が微少になっている。しか
も、印字ハンマー27の打撃後においても印字ハンマー
27をプラテン3に押圧し得るように、印字用カム18
には摺動範囲より所定長さだけ湾曲状カムが延長されて
いる。
【0021】従って、印字用カム18がモータ16によ
り図1にて印字開始位置から印字方向Pに所定角度だけ
高速で回転されると、カムフォロワ28が印字用カム1
8の湾曲状カム面に沿って上昇するので、回動レバー2
3が反時計回転方向に回動し、印字ハンマー27はディ
ジーホイール30の活字活字30a及び印字リボンPR
を介してプラテン3を打撃且つ押圧する。
【0022】ここで、両メインフレーム8a・8bの上
端部の外側には前後方向に延びる調節用プレート41が
夫々配設され、両調節用プレート41の前端部には各メ
インフレーム8a・8bに形成された長円孔8cを挿通
した支軸42が固着されている。一方、前記支軸42に
後端部が回動可能に枢支された当接部材44の前端部に
はガイド部材6の後端部に摺接自在に係合する係合部4
4bが設けられ、この当接部材44は、支軸42に外装
された巻きバネ56により図4にて反時計回転方向に回
動付勢されている。尚、符号54はこの係合部44bに
枢支軸55で支持されたベアリングであり、キャリッジ
本体14はこのベアリング54を介してガイド部材6に
左右方向移動可能になっている。
【0023】次に、文字消去時に印字リボンPRに代え
て消去リボンCRを印字ハンマー27に対向させる為に
ホルダ部材32を印字位置から消去位置に上昇させる消
去機構50について、図1〜図5に基いて説明する。前
記上昇用カム21には、このカム21の中心から等半径
を有する基準カム(第1カムに相当)21aと、この基
準カム21aから連続して半径拡大方向に延びる第1傾
斜カム面21bと、この第1傾斜カム面21bに途中部
において連なり且つ外周カム面(第2カムに相当)21
dに連なる第2傾斜カム面21cとが形成されるととも
に、外周カム面21dの右端部から外周壁21eが半径
拡大方向に延び、その外周壁21eの外周部には左方に
突出したリブ21fが形成されている。尚、第1傾斜カ
ム面21bと第2傾斜カム面21cとが第3カムに相当
する。
【0024】前記外周壁21eの一部には、外周壁21
eと第1傾斜カム面21bの左端面の左方突出部21p
との左右方向の差分つまり後述の第1従動ピン(カム従
動子に相当)52が左右方向に移動する総移動量(約5
mm)の約1/3だけ外周壁21eから浅い浅底面21h
が形成され、更にこの浅底面21hからこのカム21の
左端面21gに連なる傾斜面21iが形成されている。
尚、この傾斜面21iの内周側の深さは外周側の深さに
対して前記総移動量の約1/3だけ浅くなっている。ま
た、浅底面21hの進角側部分及び遅角側部分は傾斜面
で外周壁21eに夫々連結されている。
【0025】ここで、前記第2傾斜カム面21cと外周
カム面21dとの間の案内壁21jには、図5に示すよ
うに、円弧状で2条の凹部21mが形成されるととも
に、第1傾斜カム面21bの左端部に対応する左端面2
1gにも同様に円弧状の凹部21nが形成されている。
更に、前記リブ21fには、第2傾斜カム面21cの終
端部近傍から反時計回転方向にリブ21fの外周距離の
約1/4に亙って左方に突出したピンガイドカム21k
が形成され、このピンガイドカム21kには後述する第
2従動ピン58が係合可能になっている。
【0026】次に、この上昇用カム21に左方から当接
する第1従動ピン52及び第2従動ピン58を支持する
支持部材51について、図1・図3・図5に基いて説明
する。この支持部材51は、ホルダ部材32の左端部の
側壁32aの一箇所に取付けられる取付け壁51aと、
この取付け壁51aの直ぐ右側に平行に配設された枢支
壁51bと、これら取付け壁51aと枢支壁51bとに
連結された支持壁51cとで構成され、これら取付け壁
51aと枢支壁51bとの内部に配設された合成樹脂製
の回動部材71はこれら両壁51a・51bで支持され
た左右方向向きの枢支ピン72に回動可能に枢支されて
いる。
【0027】この回動部材71には、第1従動ピン52
を圧縮バネ(図示略)で常に右方に弾性付勢し且つ保持
するとともに、第2従動ピン58を形成したピン保持部
材73が形成されている。一方、回動部材71の下端部
と枢支壁51bとに亙って引っ張りバネ74が張架さ
れ、第1従動ピン52が常に上昇用カム21を追従する
ように、回動部材71が反時計回転方向に弾性付勢され
ている。更に、ピン保持部材73の上端部には、支持壁
51cを下方から受け止める受止め部73aが形成さ
れ、この受止め部73aの上側にゴム製のクッション部
材59が貼着され、ピン保持部材73はこのクッション
部材59を介して支持壁51cに弾性的に当接するよう
になっている。
【0028】従って、この第1従動ピン52は、通常、
ホルダ部材32の自重により、第1従動ピン52のピン
先端部を、基準カム21aに上方から当接させた状態
で、回動部材71、支持部材51を介してホルダ部材3
2を図1に示す印字位置(基準揺動位置)に支持すると
ともに、前記左端面21gに左方から弾性付勢させてい
る。即ち、ホルダ部材32の上下回動量はこの第1従動
ピン52の上下方向の移動量により決定される。ここ
で、印字開始時における印字用カム18と上昇用カム2
1と第1従動ピン52とカムフォロワ28との位置関係
を図4に示す。但し、この印字開始時の第1従動ピン5
2の位置をP0とする。
【0029】従って、上昇用カム21が図4に示す印字
開始時の位相角からモータ16により印字方向Pと反対
方向(反印字方向という)に所定角度だけ回転したと
き、第1従動ピン52は第1傾斜カム面21bにより上
方へ移動するのでホルダ部材32もその上方への移動距
離に応じて上方に回動し、その後上昇用カム21が印字
方向Pに回転されると第1従動ピン52は第2傾斜カム
面21cを経て外周カム面21dに到達するので、ホル
ダ部材32は更に上方に回動して、図18・図19に示
す消去位置に切換えられる。このとき、消去リボンCR
は印字ハンマー27に対向した位置となる。
【0030】ここで、印字ハンマー27が印字動作する
までに印字リボンPRを所定量だけ巻取りスプールに巻
取る印字リボン巻取り機構及び消去作動に連動して消去
リボンCRを所定量だけ巻取りスプールに巻取る消去リ
ボン巻取り機構が設けられているが、本発明に直接関係
しないので、その説明を省略する。尚、符号61は印字
リボンPRの巻取りスプール67に連結されたラチェッ
トホイール、符号76は消去リボンCRを巻装した供給
スプール、符号77は消去リボンCRの巻取りスプー
ル、符号78は取りスプール77に連結されたラチェッ
トホイールである。
【0031】即ち、消去機構50で説明したように、印
字開始時のモータ16つまり上昇用カム21の位相角を
0°としたとき、図6に示すように、先ず上昇用カム2
1を位相角0°から反印字方向に約55°(以下、位相
角−55°という)回転させたとき、第1従動ピン52
は位相角約−5°のときから位相角約−43°に亙って
第1傾斜カム面21bに沿って上昇移動した後、第2傾
斜カム面21c上に位置する。このとき、第1従動ピン
52は基準カム21aの位置に対して約2mm上昇した位
置である。
【0032】そして、ここで上昇用カム21がこの約−
55°から90°に亙って印字方向Pに高速で回転した
とき、第1従動ピン52は第2傾斜カム面21c上を移
動した後、外周カム面21dに到達する。即ち、このと
き、ホルダ部材32は、消去リボンCRが印字ハンマー
27に対向する消去位置に切換えられる。このとき、前
述したように、第2従動ピン58がピンガイドカム21
kに外側から係合するので、第1従動ピン52が外周カ
ム面21dから僅かに離間し、第1従動ピン52が外周
壁21eに確実に当接する。また、このとき、第1従動
ピン52は、基準カム21aに対して約5.7mmまで
上昇した位置である。
【0033】ところで、消去作動に際して、印字ハンマ
ー27による所定のインパクト力を得る為に、モータ1
6がこの約−55°から90°に亙って印字方向Pに高
速で回転したとき、図7に示すように、第1従動ピン5
2は約5.7mmまで急上昇する。従って、ホルダ部材
32も同時に急上昇するときに、ホルダ部材32は急激
に上昇するのでその惰性で支持軸34を中心として消去
位置を越えて、例えば、約3mm程上方に回動する。そし
て、この状態で印字用カム18がこの90°から約27
0°まで印字方向Pに回転して、1回目の消去作動(<
1>で図示)が実行される。従って、テープ幅が約7.4m
m である消去リボンCRの略下半部分に印字文字のイン
クIが対応することになる。
【0034】そして、この第1回目の消去作動の終了に
際して、モータ16が逆転駆動されるのに伴って、印字
用カム18と上昇用カム21とが同時に元の印字開始位
置に回動復帰するので、この間にホルダ部材32は所定
の消去位置まで下降してこの消去位置に保持され、その
後2回目〜5回目まで連続して消去作動が実行される。
この複数回の消去作動においては、キャリッジ7は左右
方向に微少距離だけ移動される。そして、消去作動の実
行後、上昇用カム21が反印字方向に−90°まで回転
したとき、ホルダ部材32の自重などにより、第1従動
ピン52は外周カム面21dから浅底面21hと傾斜面
21iとを経由して基準カム21aに移動するのにも伴
って、ホルダ部材32が印字位置に下降する。
【0035】次に、電子タイプライタ1の制御系は図8
のブロック図に示すように構成されている。キーボード
KBには、アルファベットキーと数字キーと記号キーを
含む文字キー、スペースキー、リターンキー、消去キ
ー、その他各種の機能キーが通常のものと同様に設けら
れている。制御装置Cの入出力インターフェース87に
は、モータ16の為の駆動回路83、ホイール駆動モー
タ80の為の駆動回路84、キャリッジ駆動モータ81
の為の駆動回路85、ラインフィードモータ82の為の
駆動回路86及びフォトインタラプタ36とが夫々接続
されている。ここで、前記モータ16の回転速度制御に
ついて説明すると、制御装置Cは、フォトインタラプタ
36から入力したスリット信号を用いて、設定された回
転速度となるようにPWM(パルス幅変調)制御のデュ
ーティ比を決定し、そのデューティ比のパルス信号が駆
動回路83へ供給され、そのパルス信号に対応する駆動
電流がモータ16へ出力される。
【0036】制御装置CはCPU89と、このCPU8
9にデータバスなどのバス88を介して接続された入出
力インターフェース87、ROM90及びRAM91と
から構成されている。ROM90には、印字作動や消去
作動を実行する為にモータ16を駆動する駆動制御プロ
グラム、印字作動や消去作動に連動して各モータ80〜
82を駆動する駆動制御プログラム、キーボードKBで
文字キーや記号キーなどの印字可能キーが操作されたと
きに実行される文字印字制御の制御プログラム、消去キ
ーが操作されたときに実行される後述の本願特有の文字
消去制御の制御プログラムなどが格納されている。前記
RAM91には、印字された文字や記号のコードデータ
を順次記憶する印字データメモリ、タイプライタ1の制
御上必要なデータやCPU89の演算結果を一時的に格
納するバッファ、入力されたスリット信号を原点位置か
ら順次カウントする為のカウンタ及びポインタなどの種
々のメモリが設けられている。
【0037】次に、タイプライタ1の制御装置Cで行な
われる文字消去制御のルーチンについて、図9のフロー
チャートに基いて説明する。尚、図中符号Si(i=3
0、31、32・・・)は各ステップである。但し、こ
の文字消去制御においては、印字された文字や記号のコ
ードデータがRAM91の印字データメモリに順次記憶
されており、キャリッジ7の移動位置に基いて消去すべ
き文字や記号のコードデータが読出し可能になってい
る。また、第1回目の消去作動時における最弱のインパ
クト力を得る為のモータ16の所定値以下の低回転速度
(例えば、5.0msec /スリット)や、消去する文字の文
字コードに基いて、その文字消去に最適のインパクト力
を得る為のモータ16の回転速度は、デューティ比デー
タにより印字圧データとしてROM90に予め格納され
ているものとする。
【0038】消去キーが操作されて消去指令が出力され
るとこの制御が開始され、先ずアンダーラインのコード
データがROM90から読出され(S30)、このコー
ドデータに基いてホイール駆動モータ80が駆動され、
アンダーラインの活字30uが消去する文字と対向する
位置に配置される(S31)。次に、モータ16が正転
駆動及び逆転駆動され、第1従動ピン52が第1傾斜カ
ム面21bと第2傾斜カム面21cとを経て外周カム面
21dに移行して、ホルダ部材32が消去位置に回動さ
れる(S32)。この第1従動ピン52が外周カム面2
1dに移行するときに、印字圧データに基いて、所定値
以下の低回転速度となるようにモータ16が制御され、
最弱のインパクト力で1回目の消去作動が実行される
(S33)。
【0039】尚、ここで、消去作動とは、モータ16が
位相角0°から約270°まで正転駆動され且つ約27
0°から0°まで逆転駆動される一連の文字消去作動の
ことである。従って、図7に示すように、この1回目の
消去作動において、ホルダ部材32がその急上昇の惰性
で消去位置以上に上方回動した場合でも、消去対象の印
字文字をアンダーラインの活字30uを用いて最弱のイ
ンパクト力で文字消去するので、図10に示すように、
消去リボンCRの下側にアンダーライン活字30uが最
弱のインパクト力で印字用紙に接触するだけなので、こ
の活字30uの形状に対応する消去リボンCRの下側の
リボン部分で印字文字のインクIを剥離することはな
く、更に最弱のインパクト力なのでこの消去リボン部分
が印字用紙に貼着することもない。
【0040】次に、キャリッジ7の消去位置に対応する
文字の文字コードがデータメモリから読込まれ(S3
4)、このコードデータに基いてホイール駆動モータ8
0が駆動され、消去する文字の活字がその文字と対向す
る位置に配置される(S35)。次に、RAM91に設
けられた消去回数カウンタのカウント値Iに「4」がセ
ットされ(S36)、印字圧データに基いてこのコード
データに対応するデューティ比データにより適正な回転
速度となるようにモータ16が駆動され、消去文字に基
づく適正なインパクト力により実際の消去作動が実行さ
れる(S37)。次に、カウント値Iが1つデクリメン
トされ(S38)、カウント値Iが「0」でなければ
(S39:No)、S37が再度実行される。そして、
実際の消去作動が4回(2回目〜5回目の消去作動)実
行されてカウント値Iが「0」のときには(S39:Y
es)、この消去制御を終了してメインルーチンにリタ
ーンする。
【0041】即ち、図7に示すように、1回目の消去作
動で印字文字のインクIが剥離されていないので、<2
>で示す2回目の消去作動から<5>で示す5回目の消
去作動まで、合計4回の消去作動がホルダ部材32の消
去位置における安定した回動位置で実行されることにな
り、図10に示すように、印字用紙上に印字された印字
文字、例えば、文字「A」や「H」のインクIが確実に
消去リボンCRに付着され、文字消去を確実に行なうこ
とができ、しかも消去リボンCRの粘着材が印字用紙に
貼着されることもなく、消去性能を向上させることがで
きる。
【0042】尚、前記文字消去制御を、S30において
消去文字の文字コードを読込むようにして部分的に変更
し、1回目の消去作動から消去文字の活字を用いるよう
に構成することも可能である。また、前記文字消去制御
を、S33においてモータ16を消去文字に基づく適正
な回転速度で駆動することも可能である。
【0043】
【発明の効果】請求項1に係る印字装置によれば、〔作
用〕の項で説明したように、消去指令を受けて、印字作
動状態から消去作動状態への切り換え時、カム従動子が
第3カムから第2カムに移行する時のハンマー駆動用モ
ータの回転速度を所定値以下に低下させる速度制御手段
を設けたので、1回目の文字消去において、印字ハンマ
ーによる弱い打撃力により、印字文字のインクが殆ど剥
離されることはなく、2回目以降の印字ハンマーによる
通常の消去作動によりインクを介して文字消去されるの
で、文字消去が確実に行なわれるとともに、消去リボン
の粘着材が印字用紙に貼着されることもなく、消去性能
を向上させることができる。
【0044】請求項2に係る印字装置によれば、〔作
用〕の項で説明したように、消去指令を受けて、印字作
動状態から消去作動状態への切り換え時に、カム従動子
が第3カムから第2カムに移行するとき、消去対象の印
字文字と無関係に、活字ホイールのうちの特定の記号を
選字するようにホイール駆動モータを制御する選字制御
手段を設けたので、1回目の文字消去において、その記
号活字により印字文字のインクが殆ど剥離されることは
なく、2回目以降の消去対象文字の活字を用いた印字ハ
ンマーによる通常の消去作動によりインクを介して文字
消去されるので、文字消去が確実に行なわれるととも
に、消去リボンの粘着材が印字用紙に貼着されることも
なく、消去性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子タイプライタの内部機構の側面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】電子タイプライタの内部機構の部分正面図であ
る。
【図4】キャリッジ本体の側面図である。
【図5】上昇用カム及び支持部材の斜視図である。
【図6】第1従動ピンの運動曲線を示す図である。
【図7】5回の消去作動におけるホルダ部材の高さ位置
の変位を示す線図である。
【図8】電子タイプライタの制御系のブロック図であ
る。
【図9】文字消去制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図10】文字消去した消去リボンの正面図である。
【符号の説明】
1 電子タイプライタ 3 プラテン 5 ガイド軸 6 ガイド部材 7 キャリッジ 14 キャリッジ本体 16 直流モータ 21 上昇用カム 21a 基準カム 21b 第1傾斜カム面 21c 第2傾斜カム面 21d 外周カム面 27 印字ハンマー 30 ディジーホイール 32 ホルダ部材 52 第1従動ピン PR 印字リボン CR 消去リボン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに沿って往復移動駆動されるキ
    ャリッジ本体に、活字ホイールと印字ハンマーとを設
    け、キャリッジ本体に、印字リボンと消去リボンとを装
    着する為のホルダ部材を、後端側が所定高さリフトアッ
    プした消去位置と、リフトアップしない印字位置とに亙
    って回動にて位置切り換え自在に装着し、ホルダ部材に
    カム従動子を設け、カム従動子との摺接を介してホルダ
    部材を印字位置に保持させる第1カム及びホルダ部材を
    消去位置に保持させる第2カムと、カム従動子を第1カ
    ムから第2カムへ案内する第3カムとを備え且つ印字ハ
    ンマー駆動用モータで回転駆動されるカム体をキャリッ
    ジ本体に設けてなる印字装置において、 消去指令を受けて、印字作動状態から、各印字文字を複
    数回の打撃により消去する消去作動状態への切り換え
    時、カム従動子が第3カムから第2カムに移行する時の
    前記ハンマー駆動用モータの回転速度を所定値以下に低
    下させる速度制御手段を設けたことを特徴とする印字装
    置。
  2. 【請求項2】 プラテンに沿って往復移動駆動されるキ
    ャリッジ本体に、活字ホイールと印字ハンマーとを設
    け、キャリッジ本体に、印字リボンと消去リボンとを装
    着する為のホルダ部材を、後端側が所定高さリフトアッ
    プした消去位置と、リフトアップしない印字位置とに亙
    って回動にて位置切り換え自在に装着し、ホルダ部材に
    カム従動子を設け、カム従動子との摺接を介してホルダ
    部材を印字位置に保持させる第1カム及びホルダ部材を
    消去位置に保持させる第2カムと、カム従動子を第1カ
    ムから第2カムへ案内する第3カムとを備え且つ印字ハ
    ンマー駆動用モータで回転駆動されるカム体をキャリッ
    ジ本体に設けてなる印字装置において、 消去指令を受けて、印字作動状態から、各印字文字を複
    数回の打撃により消去する消去作動状態への切り換え
    時、前記カム従動子が第3カムから第2カムに移行する
    とき、消去対象の印字文字と無関係に、活字ホイールの
    うちの特定の記号を選字するようにホイール駆動モータ
    を制御する選字制御手段を備えたことを特徴とする印字
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19611240B4 (de) * 1995-03-30 2007-04-12 Murata Manufacturing Co. Ltd. Leitfähige Paste auf Silberbasis sowie deren Verwendung als Leiter auf Keramischen Leiterplatten

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19611240B4 (de) * 1995-03-30 2007-04-12 Murata Manufacturing Co. Ltd. Leitfähige Paste auf Silberbasis sowie deren Verwendung als Leiter auf Keramischen Leiterplatten

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