JPH04333904A - サーボモータの制御装置 - Google Patents

サーボモータの制御装置

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Publication number
JPH04333904A
JPH04333904A JP3135825A JP13582591A JPH04333904A JP H04333904 A JPH04333904 A JP H04333904A JP 3135825 A JP3135825 A JP 3135825A JP 13582591 A JP13582591 A JP 13582591A JP H04333904 A JPH04333904 A JP H04333904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
printing
phase setting
control
cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP3135825A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Kabetani
壁谷 紀昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Priority to US07/829,382 priority patent/US5250885A/en
Priority to GB9208009A priority patent/GB2255659A/en
Publication of JPH04333904A publication Critical patent/JPH04333904A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/16Controlling the angular speed of one shaft

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボモータの制御装
置に関し、特にサーボモータのフィードバック制御に加
えてこの特定位相も検出できるようにしたものに関する
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、電動サーボモータの回転
速度を制御する為に、このサーボモータの駆動軸系に複
数のスリットを有するディスク板を固着し、スリットを
光学センサで検出する一方、センサからのエンコーダ信
号に基いてサーボモータをフィードバック制御する制御
装置が設けられている。
【0003】ところで、このサーボモータをフィードバ
ック制御するとともに、サーボモータの初期設定位置な
どの特定位相を検出する場合には、スリット近傍部のデ
ィスク板の1個所に位相設定用スリットを別途形成し、
この位相設定用スリットを検出する為のセンサが別途設
けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、サー
ボモータをフィードバック制御するとともに、その特定
位相を検出する場合には、フィードバック制御用と特定
位相の検出用とに2個のセンサを必要とするという問題
がある。そこで、1個のセンサでフィードバック制御と
位相検出とを兼用させる為に、ディスク板のスリット列
の1個所に所定間隔よりも大きなスリット間間隔に形成
した位相設定部を設け、1つのセンサでこれらスリット
を検出するとともに、センサからのエンコーダ信号の信
号周期に基いてフィードバック制御する一方、この信号
周期が所定間隔に対応する通常信号周期より長いときに
位相設定部を検出することが考えられる。
【0005】しかし、この場合、センサからのエンコー
ダ信号に基いて常にフィードバック制御しているので、
この位相設定部の検出時にディスク板の回転速度が急上
昇するため速度制御の誤差要因になること、またエンコ
ーダ信号における位相設定部のスリット間時間が所定ス
リット間時間と比べて長くならず、位相設定部の検出ミ
スをする可能性があること、などの問題がある。
【0006】本発明の目的は、1つのスリット検出用セ
ンサからのエンコーダ信号を用いてモータのフィードバ
ック制御とディスク板の位相設定とが確実に行なえるよ
うなサーボモータの制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサーボモー
タの制御装置は、電動モータと、このモータの駆動軸系
の回転部材に固着されたディスク板であって複数のスリ
ットを円周方向に所定間隔おきに形成したディスク板と
、これらスリットを検出する為の検出手段と、検出手段
からのエンコーダ信号に基いてモータの回転速度をフィ
ードバック制御する制御手段とを備えたサーボモータの
制御装置において、ディスク板の少なくとも1個所に設
けられた位相設定部であって所定間隔よりも大きなスリ
ット間間隔に形成した位相設定部と、検出手段からの信
号に基づいてスリット数をカウントするカウント手段と
、カウント手段のカウント値に基いて少なくとも検出手
段が位相設定部を検出する期間にモータに対するフィー
ドバック制御を停止させるように制御手段に指令する指
令手段とを備えたものである。
【0008】尚、検出手段が位相設定部を検出する期間
より早い時期からその期間に亙って、指令手段によるモ
ータに対応するフィードバック制御を停止させるように
構成してもよい。
【0009】
【作用】本発明に係るサーボモータの制御装置において
は、検出手段は、電動モータの駆動軸系の回転部材に固
着されたディスク板に円周方向に所定間隔おきに形成さ
れた複数のスリットを検出し、制御手段は検出手段から
のエンコーダ信号のスリット間時間に基いてフィードバ
ック制御する。一方、ディスク板の少なくとも1個所に
は、所定間隔よりも大きなスリット間間隔に形成した位
相設定部が設けられており、カウント手段は検出手段か
らの信号に基づいてスリット数をカウントするので、指
令手段は、カウント手段のカウント値に基いて、少なく
とも検出手段が位相設定部を検出する期間にモータに対
するエンコーダ信号に基くフィードバック制御を停止さ
せるように制御手段に指令する。
【0010】その結果、制御手段は、少なくとも検出手
段が位相設定部を検出する期間において、例えばフィー
ドバック制御を停止する直前の速度となるように或いは
予め設定された速度となるようにモータが制御されるの
で、モータの回転速度が急上昇することがない。これに
より、検出手段からのエンコーダ信号の信号周期に基い
て、信号周期が所定間隔に対応する通常信号周期よりも
長い信号周期により位相設定部を確実に検出することが
できる。
【0011】
【発明の効果】本発明に係るサーボモータの制御装置に
よれば、〔作用〕の項で説明したように、ディスク板に
位相設定部を設けるとともに、カウント手段及び指令手
段を設け、少なくとも検出手段が位相設定部を検出する
期間にモータに対するフィードバック制御を停止させる
ようにしたので、検出手段が位相設定部を検出する期間
におけるフィードバック制御に起因する回転速度の急上
昇を確実に防止することが出来る。更に、モータの回転
速度の急上昇が生じなくなるので、エンコーダ信号に基
いてディスク板の位相設定部を確実に検出することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は1つの直流モータで印字動作とこ
れに伴う印字リボンの巻取り動作、消去動作とこれに伴
う消去リボンの巻取り動作を行なうようにした電子タイ
プライタに本発明を適用した場合のものである。図1・
図2に示すように、タイプライタ1のケーシングの内部
の左右両端には夫々側壁板(機枠)2が設けられ、その
1対の側壁板2間に配設されたプラテン3は、そのプラ
テン軸4の両端部近傍において両側壁板2に回転可能に
支持されるとともに、プラテン軸4の左端部に固着した
従動ギヤ(図示略)を介してラインフィードモータ(図
6参照)39及び図示外のプラテン駆動機構により回転
駆動される。
【0013】1対の側壁板2間には、更にガイド軸5と
側面視略U字状のガイド部材6とがプラテン3と平行に
配設されており、次にこれらガイド軸5及びガイド部材
6に左右方向移動可能に支持されたキャリッジ7につい
て、図1〜図4に基いて説明する。ガイド軸5とガイド
部材6との間において、左右方向に所定距離隔てた板状
で且つ概ね矩形状の1対のメインフレーム8が前後方向
向きに配設され、これら両メインフレーム8は、ガイド
軸5に左右方向移動可能且つ回転可能に支持された支持
部材9の第1支持部10及び第2支持部11の上端部で
あって、両メインフレーム8間にスペーサとして挿入さ
れたこれら両支持部10・11の上端部に外側からピン
12・13で夫々固着されている。尚、これら1対のメ
インフレーム8でキャリッジ本体14が構成されている
【0014】次に、印字機構15について説明すると、
右側のメインフレーム8には直流モータ16がそれ自身
の回転を防止した状態で支持され、このモータ16の駆
動軸17は両メインフレーム8を夫々挿通して左方へ延
び、この駆動軸17にはモータ16側から、両メインフ
レーム8の内側に位置し側面視略巴形状の印字用カム1
8と、モータ16の回転速度を検出する為のエンコーダ
ディスク19と、印字リボンPRをステップ送りする為
のリボン供給用カム22とホルダ部材32を消去位置に
上昇駆動する為の上昇用カム21とが夫々固着されてい
る。尚、印字用カム18とリボン供給用カム22と上昇
用カム21とでカム体20が構成され、リボン供給用カ
ム22と上昇用カム21とは一体的に形成されている。 図1・図4に印字用カム18の印字開始位置を示す。
【0015】前記エンコーダディスク19の外周部には
図4に示すように、複数のスリット19aがそのスリッ
ト幅の略2倍の寸法の間隔毎に環状に形成され、これら
複数のスリット19aを検出する為のフォトインタラプ
タ36が左側のメインフレーム8に固着されている。即
ち、このフォトインタラプタ36はエンコーダディスク
19の回転により移動するスリット19aの始端及び終
端毎にエンコーダ信号を読込み、このエンコーダ信号を
制御装置Cの入出力インターフェイス85に出力する。 但し、スリット19aは約4.8 °間隔で配置されて
いるが、カム体20が印字開始位置の位相から印字方向
Pに約90°回転したときにフォトインタラプタ36に
対応するエンコーダディスク19の部分には、カム体2
0の位相が所定位相であることを設定する為にこの約4
.8 °間隔よりも大きな(スリット幅の約5倍)スリ
ット間間隔に形成した位相設定部19bが設けられてい
る。但し、エンコーダ信号のHレベル期間のHレベル時
間とLレベル期間のLレベル時間とは等しくなっている
【0016】両メインフレーム8の後端部の上端部には
、側面視略く字状の回動レバー23の中央部とリンク2
4の下端部とが夫々ピン25・26で回動可能に枢支さ
れ、プラテン3に対向するように前後方向向きに配設さ
れた印字ハンマー27はその後端部でリンク24の上端
部に回動可能に枢着されるとともに、前後方向の中央部
で回動レバー23の上端部に回動可能に枢着されている
。更に、回動レバー23の前端部にはカムフォロワ28
が回転可能に枢着され、このカムフォロワ28が印字用
カム18のカム面に常に当接するように回動レバー23
の上端部とリンク24の下端部とに引っ張りバネ29が
張架されている。尚、符号30はホイール駆動モータ(
図6参照)37及び図示外のホイール駆動機構により回
転駆動されるディジーホイールであり、符号31は印字
リボンPRを収納したリボンカセットであり、符号32
はリボンカセット31を載置するとともに、ガイド軸5
に左右方向移動自在に枢支された補助フレーム33に支
持軸34を介して上下に揺動可能なホルダ部材である。 前記キャリッジ7はキャリッジ駆動モータ(図6参照)
38及び図示外の駆動機構により駆動ワイヤを介してプ
ラテン3に沿って左右方向に往復移動駆動される。
【0017】前記印字用カム18の外側の湾曲状カム面
は図4に示すように、カムフォロワ28が摺動する摺動
範囲において、その略前半部分では半径拡大率が大きく
なっており、印字ハンマー27がプラテン3を打撃する
ときにカムフォロワ28が摺動する打撃部分を含むその
略後半部分では半径拡大率が微少になっている。しかも
、印字ハンマー27の打撃後においても印字ハンマー2
7をプラテン3に押圧し得るように、印字用カム18に
は摺動範囲より所定長さだけ湾曲状カムが延長されてい
る。
【0018】従って、カム体20が印字開始位置からモ
ータ16により図1にて印字方向Pに所定角度だけ高速
で回転されると、カムフォロワ28が印字用カム18の
湾曲状カム面に沿って上昇するので、回動レバー23が
反時計回転方向に回動し、印字ハンマー27はディジー
ホイール30の活字30a及び印字リボンPRを介して
プラテン3を打撃する。
【0019】ここで、両メインフレーム8の上端部の外
側には前後方向に延びる調節用プレート41が夫々配設
され、両調節用プレート41の前端部には各メインフレ
ーム8に形成された長円孔8aを挿通した支軸42が固
着されている。一方、前記支軸42に後端部が回動可能
に枢支された当接部材44の前端部にはガイド部材6の
後端部に摺接自在に係合する係合部44aが設けられて
いる。
【0020】次に、文字消去時に印字リボンPRに代え
て消去リボンCRを印字ハンマー27に対向させるため
にホルダ部材32を印字位置から消去位置に上昇させる
消去機構50について、図1〜図5に基いて簡単に説明
する。前記上昇用カム21とリボン供給用カム22とは
一体的なカム体として形成されており、このカム体の左
側に形成された上昇用カム21には、このカム21の中
心から等半径を有する基準カム21aと、この基準カム
21aから連続して半径拡大方向に延びる第1傾斜カム
面21bと、この第1傾斜カム面21bに途中部におい
て連なり且つ外周カム面21dに連なる第2傾斜カム面
21cと、この第2傾斜カム面21cの右端部から半径
拡大方向に延びる薄肉状の案内壁21eであってこのカ
ム21の左端面21fから案内壁21eの薄肉状左端部
21gに亙って徐々に肉厚が減少する案内壁21eと、
この案内壁21eの外周に沿って案内壁21eより左端
面21f側へ突出状に形成された案内リブ21hであっ
て案内壁21eから半径が縮小する方向に左端面21f
まで延びた案内リブ21hとが形成されている。
【0021】更に、この上昇用カム21に当接する従動
ピン52は、ホルダ部材32の左端部の側壁32aに上
端部が固着された支持部材51の下端部に左右方向移動
可能に支持され、コイルバネ53により常に右方へ弾性
付勢されている。この従動ピン52は、印字開始時には
図4に示すようにホルダ部材32の自重により、そのピ
ン先端部を基準カム21aに上方から当接させてホルダ
部材32を図1に示す印字位置(基準揺動位置)に支持
するとともに、前記左端面21fに左方から当接させて
いる。即ち、ホルダ部材32の上下揺動量はこの従動ピ
ン52の上下方向の移動量により決定される。ここで、
印字開始時における印字用カム18と上昇用カム21と
従動ピン52とカムフォロワ28との位置関係を図4に
示す。
【0022】従って、カム体20が図4に示す印字開始
時の位相角からモータ16により印字方向Pと反対方向
(反印字方向という)に所定角度だけ回転したとき、従
動ピン52は第1傾斜カム面21bにより上方へ移動す
るのでホルダ部材32もその上方への移動距離に応じて
上方に揺動し、その後カム体20が印字方向Pに回転さ
れると従動ピン52は第2傾斜カム面21cを経て外周
カム面21dに到達するので、ホルダ部材32は更に上
方に揺動して消去位置に切換えられる。このとき、消去
リボンCRは印字ハンマー27に対向した位置となる。
【0023】ここで、印字ハンマー27が印字作動する
までに印字リボンPRを所定量分だけ巻取りスプールに
巻取る印字リボン巻取り機構及び消去作動後に消去リボ
ンCRを所定両だけ巻取りスプールに巻取る消去リボン
巻取り機構が設けられているが、本発明に直接関係しな
いので、その説明を省略する。尚、符号61は印字リボ
ンPRの巻取りスプール67に連結されたラチェット、
符号76は消去リボンCRを巻装した供給スプール、符
号77は消去リボンCRの巻取りスプール、符号78は
巻取りスプール77に連結されたラチェットである。
【0024】次に、電子タイプライタ1の制御系は図6
のブロック図に示すように構成されている。キーボード
KBには、アルファベットキーと数字キーと記号キーを
含む文字キー、スペースキー、リターンキー、その他各
種の機能キーなどが通常のものと同様に設けられている
【0025】前記モータ16の回転速度制御について説
明すると、制御装置Cは、フォトインタラプタ36から
入力したエンコーダ信号を用いて、設定された回転速度
となるようにPWM(パルス幅変調)制御のデューティ
比を決定し、そのデューティ比のパルス信号が駆動回路
81へ供給され、そのパルス信号に対応する駆動電流が
モータ16へ出力される。
【0026】制御装置CはCPU87と、CPU87に
データバスなどのバス86を介して接続された入出力(
I/O)インターフェイス85、ROM88及びRAM
89とから構成されている。ROM88には、印字動作
や消去動作を実行する為にモータ16を駆動する駆動制
御プログラム、印字動作や消去動作に連動して各モータ
37〜39を駆動する駆動制御プログラム、キーボード
KBで文字キーや記号キーなどの印字可能キーが操作さ
れたときに実行される文字印字制御の制御プログラムな
どが格納されている。RAM89には、タイプライタ1
の制御上必要なデータやCPU87の演算結果を一時的
に格納するバッファ、入力されたエンコーダ信号の「L
」から「H」への立上り及び「H」から「L」への立下
り毎にスリット数を原点設定位置から順次カウントする
為のスリットカウンタ、フラグ及びポインタなどの種々
のメモリが設けられている。
【0027】ここで、文字や記号などのキャラクタコー
ドの夫々は、印字作動時の固有の印字圧強さを設定する
為に約7段階の印字圧ランクの何れかに分類されている
。従って、印字圧に応じてカム体20の回転速度を設定
する為に、エンコーダ信号のHレベル期間のHレベル時
間又はLレベル期間のLレベル時間つまりキャラクタ固
有のスリット間時間tとキャラクタコードとを対応づけ
た印字圧ランクテーブルが前記ROM88に格納されて
いる。
【0028】次に、タイプライタ1の制御装置Cで行な
われる文字印字制御のルーチンについて、図9〜図12
のフローチャートに基いて説明する。尚、図中符号Si
(i=10、11、12・・・)は各ステップである。 ここで、前記文字印字制御が実行されたときに、CPU
87に対して割り込み処理により実行される計時制御の
サブルーチン及びスリット計数制御のサブルーチンにつ
いて、図7・図8のフローチャートに基いて説明する。
【0029】文字印字制御の実行中において、100μ
sec 毎にインターバル割り込みにより計時制御(図
7参照)が開始され、カウンタのカウント値Jが「1」
だけインクリメントされ(S60)、この制御を終了す
る。 更に、文字印字制御の開始後、フォトインタラプタ36
から入力したエンコーダ信号の立上り又は立下り毎にス
リット計数制御(図8参照)が開始され、回転方向フラ
グDFがセット(データが「1」)しておりモータ16
の回転方向が印字方向Pのときには(S71:Yes)
、スリットカウンタのカウント値Nが1つインクリメン
トされ(S72)、前記カウント値Jがリセットされ(
S74)、この割り込み制御を終了するが、フラグDF
がリセットしており回転方向が反印字方向のときは(S
71:No)、カウント値Nが1つデクリメントされ(
S73)、S74を経てこの制御を終了する。
【0030】キーボードKBにおいて文字キー或いは記
号キーが操作されると文字印字制御が開始され、キーボ
ードKBから供給される信号に基いてキャラクタコード
が読込まれ(S10)、このキャラクタコードに対応す
る活字30aが印字ハンマー27に対向するようにホイ
ール駆動モータ37が駆動され(S11)、次に印字処
理制御(図10参照)が実行される(S12)。
【0031】この制御が開始されると、先ずモータ16
を回転駆動する為の所定のデューティ比でモータ16が
連続して正転駆動される(S20)。これにより、カム
体20は図1・図4に夫々示す印字開始位置の位相から
印字方向Pに回転されるので、同時に回転される印字用
カム18のカム形状により、印字リボンPRの巻取り作
動が実行されながら印字ハンマー27はプラテン3の方
向へ移動する。次に、前記カウント値Jに基いてスリッ
ト間時間Tが0.3msec よりも大きいときつまり
カム体20の回転速度が遅いときには(S22:Yes
)、デューティ比が所定値だけ増大され(S26)、ス
リットカウンタのカウント値Nが印字ハンマー27でプ
ラテン3を打撃する打撃タイミングに対応するカウント
値NI でないときには(S25:No)、S22へ戻
る。また、スリット間時間Tが0.3msec よりも
小さいときつまりカム体20の回転速度が速いときには
(S22:No、S23:Yes)、デューティ比が所
定値だけ減少され(S25)、S22に戻る。
【0032】従って、カウント値Nが打撃タイミングの
カウント値NI に達するまでは、スリット間時間Tを
常に0.3msec となるように保持してカム体20
が常に所定速度で回転される。ここで、カウント値Nが
NI と等しくなるときまでに、前記位相設定部19b
がフォトインタラプタ36を通過するが、エンコーダデ
ィスク19の回転が速いので、カム体20はこの位相設
定部19bの影響を殆ど受けることなく所定速度で回転
される。
【0033】次に、カウント値Nが打撃タイミングのカ
ウント値NI に達したときには(S25:Yes)、
打撃判定処理制御(図11参照)が実行される(S27
)。この制御が開始されると、先ずキャラクタコードに
基いて前記印字圧ランクテーブルから印字文字に設定さ
れているキャラクタ固有のスリット間時間t(msec
) が読出される(S30)。そして、前記と同様に、
スリット間時間Tがスリット間時間tの3倍よりも小さ
く且つスリット間時間tよりも大きいときには(S31
:No、S32:Yes)、デューティ比が所定値だけ
増大され(S35)、またスリット間時間Tがスリット
間時間tよりも小さいときには(S31・S32:No
、S33:Yes)、デューティ比が所定値だけ減少さ
れる(S34)。
【0034】そして、印字ハンマー27がプラテン3を
打撃且つ押圧することにより、カムフォロワ28と印字
用カム18との作動的連結を介してカム体20つまりモ
ータ16の回転速度が急激に遅くなり、スリット間時間
Tがスリット間時間tの3倍以上になったときには印字
作動の完了であり(S31:Yes)、この制御を終了
してリターンする。ここで、印字ハンマー27の打撃に
より印字機構15を介してカム体20が振動してカム体
20の回転位相とカウント値Nとの対応がズレる場合も
ある。続いて、印字ハンマー27を印字開始位置に復帰
移動させる為にカム体20の逆回転処理制御(図12参
照)が実行される(S28)。
【0035】この制御が開始されると、先ず回転方向フ
ラグDFがリセットされ(S40)、モータ16を回転
駆動する為の所定のデューティ比でモータ16が連続し
て逆転駆動される(S41)。次に、スリットカウンタ
のカウント値Nが、位相設定部19bの開始位置に対応
するカウント値NS よりも「10」大きい値に達する
まで、前述と同様にS42〜S47によりモータ16は
スリット間時間Tを0.8msec とする速度で制御
される。但し、カウント値NP はカム体20の印字開
始位置に対応する値であり、カウント値NS ≧カウン
ト値NP である。
【0036】そして、カウント値Nが(NS +10)
に等しくなったときには(S45:Yes)、位相設定
部19bがフォトインタラプタ36を通過するのでモー
タ16に対するフィードバック制御が停止され、モータ
16は所定のデューティ比(例えば、50%)で制御さ
れる(S48)。次に、位相設定部19bがフォトイン
タラプタ36を通過するのに際してスリット間時間Tが
2.4msec 以上になったときには(S49:Ye
s)、位相設定部19bの終了位置に対応する値(NS
 −1)がカウント値Nにセットされる(S50)。従
って、カウント値Nに所定値(NS −1)をセットす
ることによりカム体20の所定位相が設定される。
【0037】その後、モータ16は再度スリット間時間
Tを0.8msec とする速度で制御され(S42〜
S46)、カウント値NがNP となったときに(S4
6:Yes)、この制御を終了してリターンする。次に
、キャリッジ駆動モータ38の駆動によりキャリッジ本
体14が次の印字位置へ移動され(S13)、この文字
印字制御を終了する。
【0038】以上説明したように、エンコーダディスク
19に位相設定部19bを設け、スリットカウンタのカ
ウント値Nが、位相設定部19bの開始位置に対応する
カウント値NS よりも「10」大きい値からフォトイ
ンタラプタ36が位相設定部19bを通過するまでフィ
ードバック制御を停止して所定のデューティ比の値でモ
ータ16を制御するので、フォトインタラプタ36が位
相設定部19bに対応する期間におけるフィードバック
制御に起因する回転速度の急上昇を確実に防止できる。 更に、モータ16の回転速度の急上昇が生じなくなるの
で、エンコーダ信号に基いてエンコーダディスク19の
位相設定部19bを確実に検出することができる。
【0039】尚、カム体の逆転処理制御のS47におい
て、フィードバック制御を中止する直前のデューティ比
でモータ16を駆動するようにしてもよい。尚、カム体
20の印字方向Pへの回転途中において、位相設定部1
9bがフォトインタラプタ36を通過するときに、カウ
ント値Nに所定値をセットして、カウント値Nを補正す
るようにしてもよい。尚、エンコーダディスク19に2
個以上の位相設定部を設けることも可能である。尚、工
作機械やロボットなど産業上の種々の駆動軸系の回転部
材の駆動に用いられる直流サーボモータ或いは交流サー
ボモータの制御装置に本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子タイプライタの内部機構の側面図である。
【図2】図1の2矢視図である。
【図3】電子タイプライタの内部機構の部分正面図であ
る。
【図4】キャリッジ本体の側面図である。
【図5】上昇用カムの斜視図である。
【図6】電子タイプライタの制御系のブロック図である
【図7】割り込み処理で実行される計時制御のルーチン
の概略フローチャートである。
【図8】割り込み処理で実行されるスリット計数制御の
ルーチンの概略フローチャートである。
【図9】文字印字制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図10】印字処理制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図11】打撃判定処理制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図12】カム体の逆転処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
16    直流モータ 19    エンコーダディスク 19a    スリット 19b    位相設定部 36    フォトインタラプタ 87    CPU 88    ROM 89    RAM C    制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電動モータと、このモータの駆動軸系
    の回転部材に固着されたディスク板であって複数のスリ
    ットを円周方向に所定間隔おきに形成したディスク板と
    、これらスリットを検出する為の検出手段と、検出手段
    からのエンコーダ信号に基いてモータの回転速度をフィ
    ードバック制御する制御手段とを備えたサーボモータの
    制御装置において、前記ディスク板の少なくとも1個所
    に設けられた位相設定部であって前記所定間隔よりも大
    きなスリット間間隔に形成した位相設定部と、前記検出
    手段からの信号に基づいてスリット数をカウントするカ
    ウント手段と、カウント手段のカウント値に基いて少な
    くとも検出手段が位相設定部を検出する期間にモータに
    対するフィードバック制御を停止させるように制御手段
    に指令する指令手段とを備えたことを特徴とするサーボ
    モータの制御装置。
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