JPH04372590A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JPH04372590A
JPH04372590A JP3147524A JP14752491A JPH04372590A JP H04372590 A JPH04372590 A JP H04372590A JP 3147524 A JP3147524 A JP 3147524A JP 14752491 A JP14752491 A JP 14752491A JP H04372590 A JPH04372590 A JP H04372590A
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JP3147524A
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Norio Kobayashi
憲生 小林
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/16Controlling the angular speed of one shaft
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/90Specific system operational feature
    • Y10S388/902Compensation
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ制御装置に関し
、詳しくはモータの回転速度を制御するモータ制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、モータを駆動源として用いる
機器として、例えば印字動作にモータを使用する印字装
置が知られており、この種の印字装置としては、例えば
印字ハンマー,活字ホイール,印字リボン,消去リボン
等をキャリッジに備えて、文字の印字及び消去が共に可
能な活字ホイール式電子タイプライタがある。
【0003】ところで、本願の発明者は、製作コストを
低減でき且つキャリッジをコンパクト化し得るより優れ
た電子タイプライタを、既に提案した。それは、上記印
字リボンや消去リボンを装着したホルダ部材を印字位置
と消去位置とに切換える位置切換機構,活字ホールを印
字ハンマーで打つ印字ハンマー駆動機構,印字動作に応
じて印字リボン等を巻取る印字リボン巻取り機構,消去
動作に応じて消去リボンを巻取る消去リボン巻取り機構
等を、キャリッジ本体に装着した1つのモータで駆動す
る様にした電子タイプライタである。
【0004】この電子タイプライタにおいては、印字ハ
ンマーによって印字を行なう場合には、モータの駆動力
を印字ハンマー駆動機構を介して印字ハンマーに伝達し
、それによって印字ハンマーを高速で移動させて、活字
ホイールにインパクトを与えている。
【0005】そして、上記印字ハンマーを駆動する際に
は、印字品質を一定水準に保つために、印字ハンマーが
所定の圧力で活字ホイールにインパクトを与えることが
要求されており、そのため、エンコーダ及びコンピュー
タを用いて、印字ハンマーの位置と速度とを検出し、こ
のデータに基づいて印字ハンマーの速度の制御を行なっ
ている。
【0006】この速度制御としては、まず印字ハンマー
のホームポジションから印字に影響のない地点までは、
モータに大きな順電流を流して印字ハンマーをなるべく
速い速度で移動させ、次いで所定地点に達してからは、
モータに逆電流を流して印字ハンマーを減速する制御が
行われており、それによって、印字ハンマーが一定の印
字圧でインパクト可能な様に調節されたいた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の様に
、一つのモータで印字ハンマーと他の機構とを駆動させ
る場合、例えば印字ハンマーの動作とリボンの巻取り動
作とを行なう場合には、好適に印字ハンマーの速度制御
を行えないことがあった。
【0008】例えばリボンの巻取り量などの使用状態の
変化によっては、リボンの巻取り負荷が異なってくるの
で、モータに一定の逆電流を流して、印字ハンマーを所
定の印字圧に対応する速度に減速しようとしても、目的
通りに印字ハンマーを減速することができないことがあ
った。そのため、所定の印字圧に到達する時間がバラつ
くので、印字圧が安定せず、よって高品質の印字が行え
ないという問題があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れ、一つのモータで複数の機器を作動させる際に、一方
の機器の負荷の影響を低減して、確実に他方の機器を作
動させることができるモータ制御装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、図1に例示する様に、モータM1に流す
電流を変化させることによって、該モータM1の回転速
度を制御するモータ制御装置において、上記モータM1
に流れる電流の値を検出する電流値検出手段M2と、該
電流値検出手段M2によって検出した上記モータM1に
流れる電流の値に基づいて、該モータM1にかかる負荷
を推定する負荷推定手段M3と、該負荷推定手段M3に
よって推定した上記モータM1にかかる負荷に基づいて
、該モータM1に流す逆電流の値及び/又は逆電流を流
す時間を設定する逆電流設定手段M4と、を備えたこと
を特徴とするモータ制御装置を要旨とする。
【0011】
【作用】本発明のモータ制御装置では、モータM1に流
す電流を変化させることによって、モータM1の回転速
度を制御する。そして、電流値検出手段M2によって、
モータM1に流れる電流の値を検出し、負荷推定手段M
3により、上記電流値検出手段M2によって検出したモ
ータM1に流れる電流の値に基づいて、モータM1にか
かる負荷を推定する。それとともに、逆電流設定手段M
4により、上記負荷推定手段M3によって推定したモー
タM1にかかる負荷に基づいて、モータM1に流す逆電
流の値及び/又は逆電流を流す時間を設定する。
【0012】つまり、本発明は、モータM1にかかる負
荷に応じて、モータM1に流す逆電流を制御するもので
ある。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。本実施例は、1つの直流モータで、印
字動作及び印字リボンの巻取り動作と、消去動作及び消
去リボンの巻取り動作とを行なう様にした電子タイプラ
イタであり、よって、モータの負荷はリボンの巻取り状
態等によって変化する。尚、キャリッジの移動等の動作
には他のモータを使用する。
【0014】図2及び図3に示す様に、タイプライタ1
のケーシングの内部の両端には、夫々側壁板(機枠)2
が設けられ、その1対の側壁板2間には、プラテン3が
配設されている。このプラテン3は、プラテン軸4の両
端部近傍において、両側壁板2に回転可能に支持されて
おり、プラテン軸4の左側部に固着した従動ギヤ(図示
略)を介して、プラテン駆動モータ10(図6)及びプ
ラテン駆動機構(図示略)により回転駆動される。
【0015】また、上記1対の側壁板2間には、更にガ
イド軸5と側面視略U字状のガイド部材6とが、プラテ
ン3と平行に配設されており、このガイド軸5及びガイ
ド部材6には、左右方向に移動可能なキャリッジ7が支
持されている。該キャリッジ7は、メインフレーム8及
び支持部材9からなるキャリッジ本体11を備えている
。このメインフレーム8は、所定距離隔てて平行に配置
された1対の板材であり、一方、支持部材9は、両メイ
ンフレーム8をガイド軸5に対して左右方向に移動可能
かつ回転可能に支持する部材である。そして、このキャ
リッジ7は、キャリッジ駆動モータ13(図6)及び図
示しないキャリッジ駆動機構により駆動ワイヤを介して
プラテン3に沿って左右方向に往復移動される。
【0016】次に、印字機構12について説明する。図
3の右側のメインフレーム8には、直流の印字モータ1
4が、それ自身回転しない様に支持されており、印字モ
ータ14の駆動軸15は、両メインフレーム8を夫々挿
通して左方へ延びている。
【0017】上記駆動軸15には、両メインルーム8間
に配置された側面視略巴形状の印字用カム16と、複数
のスリット17が外周部に形成されたエンコーダディス
ク19と、印字リボンをステップ送りする為のリボン供
給用カム22と、ホルダ部材23を消去位置に上昇駆動
する為の上昇用カム24とが夫々固着されている。
【0018】尚、印字用カム16とリボン供給用カム2
2と上昇用カム24とによって、カム体26が構成され
、リボン供給用カム22と上昇用カム21とは、カム体
として一体的に形成されている。上記エンコーダディス
ク19の近傍には、図1に示す様に、スリット17を挟
んでLEDの発光部と受光部とが配置されたフォトセン
サ25が取り付けられている。このフォトセンサ25は
、エンコーダディスク19のスリット17を通過する光
の変化を検出するもので、この検出した情報に基づいて
、例えば印字モータ14の回転速度や、後述する印字ハ
ンマー30の移動速度等が算出される。
【0019】また、両メインフレーム8の間には、側面
視略く字状の回動レバー32が配置されており、この回
動レバー32は、自身の中央部とリンク34の下端部と
が夫々ピン35・36で回動可能に軸支されている。更
に、上記回動レバー32の上端部及びリンク34の上端
部には、夫々ピン38・39で回動可能に軸支された印
字ハンマー30が取り付けられている。従って、この印
字ハンマー30は、4個のピン35,36,38,39
で軸支されることによって、矢印A及びB方向に移動可
能である。
【0020】一方、回動レバー32の下端部には、カム
フォロワ40が回転可能に軸支され、このカムフォロワ
40が印字用カム16のカム面に常に当接する様に、回
動レバー32の上端部とリンク34の下端部とに、引っ
張りバネ42が張架されている。
【0021】また、上記プラテン3と印字ハンマー30
との間には、ディジーホイール44が配置されており、
ディジーホイール44は、ホイール駆動モータ46(図
6)及びホイール駆動機構(図示略)により回転駆動さ
れる。尚、符号48は印字リボンを収納したリボンカセ
ットであり、また符号50は左右方向に移動自在に軸支
された補助フレームであり、この補助フレーム50に、
リボンカセット48を載置したホルダ部材23が、支持
軸51を介して上下に揺動可能に軸支されている。
【0022】次に、印字動作毎に印字リボンを所定量分
だけ巻取る印字リボン巻取り機構60について、図3〜
図5に基づいて説明する。図4に示す様に、ホルダ部材
23の下側の左端部には、複数の歯を有するラチェット
61がピン62で回転可能に軸支されており、印字リボ
ンを巻取る巻取りスプール67は、このピン62に固着
されている。また、図3に示す様に、ピン62に回転可
能に支持され且つ送り爪63aを備えた第3揺動部材6
3は、ホルダ部材23に回動自在に枢着された第2揺動
部材64に、連結ピン65を介して連結されており、こ
の第2揺動部材64は、引っ張りバネ66により矢印C
方向に弾性付勢されている。
【0023】一方、図4に示す様に、略巴形状のリボン
供給用カム22の位置には、左側のメインフレーム8に
固着した軸支ピン68に、第1揺動部材69の下端部が
回動可能に支持され、この第1揺動部材69の上端部は
第2揺動部材64の基端部近傍に前方から当接している
【0024】更に、図5に示す様に、この第1揺動部材
69に形成された略円形の孔69aに、リボン供給用カ
ム22が位置している。第1揺動部材69は、その突起
部69bがこのリボン供給用カム22の一部に常に当接
する様に、軸支ピン68に外装した巻きバネ71(図4
)によって、矢印D方向に弾性付勢されている。
【0025】従って、印字モータ14が矢印E方向に回
転されたとき、第1揺動部材69はリボン供給用カム2
2のカム形状により、突起部69bを介して矢印D方向
に回動するので、第2揺動部材64が矢印F方向に回動
する。それによって、図3に示す様に、第3揺動部材6
3が矢印G方向に回動して、送り爪63aによりラチェ
ット61が1歯分だけ回動され、印字直前に巻取りスプ
ール67により印字リボンが所定量だけステップ送りさ
れる。
【0026】次に、上記構成の電子タイプライタ1を制
御する電子制御装置について説明する。図6に示す様に
、電子制御装置(ECU)70は、周知のCPU70a
,RAM70b,ROM70c,入出力ポート70d,
バスライン70e等を備えており、その入出力ポートに
は、プラテン駆動モータ10,キャリッジ駆動モータ1
3,ホイール駆動モータ46,印字モータ14が接続さ
れ、更にフォトセンサ25が接続されている。
【0027】そして、上記ROM70cには、下記表1
に示す様に、印字モータ14の初期動作時に加えられる
初期電流の値と、初期電流値に対応して印字ハンマー3
0の減速時に加えられる逆電流の値と、逆電流が流され
る時間と、それらの区分(ランク)とが記憶されている
。尚、印字モータ14にかかる負荷が大きいほど、初期
電流値は通常大きく設定されるが、これは、印字ハンマ
ー30の初期速度を所定の大きな速度にするために、初
期電流値は負荷に対応して(例えば比例して)加える必
要があるからである。
【0028】
【表1】
【0029】この表1から分かる様に、初期電流値が大
きいほど、即ち負荷が大きいほど、逆電流値やその印加
時間が小さく設定されている。これは、負荷が大きいほ
ど印字ハンマー30は減速され易いので、減速するため
に新たに加えるエネルギーが少なくて済むからである。 従って、この初期電流値を参照することによって、負荷
に応じた逆電流を定めることができる。
【0030】次に、上記EUC70によって行われる印
字ハンマー30の速度制御について、図7のフローチャ
ート,図8のタイムチャート,図9の印字ハンマーの動
作の説明図に基づいて説明する。まず、図7のステップ
100にて、印字モータ14を駆動して、図9に示す様
に、印字用カム16を矢印H方向に回転させると、カム
フォロワ40によって回動レバー32が矢印I方向に回
転し、それによって印字ハンマー30は、バネ42の付
勢力に抗して矢印A方向に移動する。
【0031】そして、印字モータ14が駆動されると、
エンコーダディスク19が回転するので、ステップ11
0にて、フォトセンサ25からの信号を用いて、印字ハ
ンマー30の位置及び移動速度を算出する。続くステッ
プ120では、上記ステップ110で求めた速度データ
に基づいて、印字ハンマー30が、動作開始直後の所定
の大きな速度(初期速度)、例えばエンコーダディスク
19のスリット17間隔が0.3msである初期速度に
なる様に制御する。この制御は、例えばROM70cに
記憶された上記表1に示す様なマップを利用して行なわ
れ、スリット17間隔が0.3msになる様に、No1
〜5のうちの一つの初期電流値が選択されて、印字モー
タ14に供給される。
【0032】ステップ130では、印字ハンマー30の
位置が、印字ハンマー30の減速制御を開始する所定の
減速開始位置P1(図8)であるか否かを判定し、ここ
で肯定判断されるとステップ140に進む。ステップ1
40では、この時点で印字モータ14に供給されている
初期電流値が、表1のランクAであるか否か、即ち印字
モータ14を大きな初期速度にするために大電流を必要
とする様な大きな負荷がかかっているか否かを判定し、
ここで肯定判断されるとステップ150に進み、一方、
否定判断されるとステップ160に進む。
【0033】ステップ150では、表1に示す様に、1
Aの逆電流を3ms流す設定を行なう。つまり、大きな
負荷がかかっている状態では、印字モータ14は減速し
易いので、逆電流を小さな値に設定する。一方、ステッ
プ160では、この時点で印字モータ14に供給されて
いる初期電流値が、表1のランクBであるか否か、即ち
印字モータ14を大きな初期速度にするために中程度の
電流を必要とする様な中程度の負荷がかかっているか否
かを判定し、ここで肯定判断されるとステップ170に
進み、一方、否定判断されるとステップ180に進む。
【0034】ステップ170では、表1に示す様に、2
Aの逆電流を5ms流す設定を行なう。つまり、中程度
の負荷がかかっている状態では、印字モータ14の減速
のし易さも中くらいであるので、逆電流を中程度の値に
設定する。一方、ステップ180では、この時点で印字
モータ14に供給されている初期電流値が表1のランク
Cの状態、即ち一定速度にするために小さな電流で済む
小さな負荷であるとみなして、3Aの逆電流を5ms流
す設定を行なう。
【0035】ステップ190では、上記の様に設定した
逆電流を、図8に示す様に実際に所定期間流す処理を行
なう。続くステップ200では、印字ハンマー30が所
定の印字圧に対応した速度か否かを判定し、ここで否定
判断されると上記ステップ190に戻って同様な処理を
繰り返し、一方肯定判断されると、一旦本処理を終了す
る。
【0036】この様に、本実施例では、印字モータ14
に加える初期電流値に基づいて、印字モータ14の負荷
を判定する。そして、印字ハンマー30が所定の減速開
始位置P1に達した場合には、上記印字モータ14の初
期電流値に対応した所定の逆電流、即ち初期電流値とほ
ぼ逆比例する様な値の逆電流を流す制御を行なうもので
ある。
【0037】それによって、インパクト直前の印字ハン
マー30の速度を一定にして、印字圧を安定化すること
ができ、その結果、印字品質が向上するという効果があ
る。更に、印字リボンの巻取り状態等によって、印字モ
ータ14にかかる負荷が変動した場合でも、印字モータ
14に加える逆電流を調節することによって、迅速にか
つ的確に一定の速度まで減速して印字圧を制御すること
ができ、その結果、印字ムラのない安定した印字を行う
ことができるという顕著な効果がある。
【0038】尚、本発明は、上記実施例に何等限定され
ず、本発明の要旨の範囲内において各種の態様で実施で
きることは勿論である。例えば、上記実施例の様に、逆
電流値と加える時間とを制御するのではなく、逆電流を
加える時間を一定にして、逆電流値のみを変更してもよ
く、或は、逆電流値を一定にして、逆電流を加える時間
のみを変更してもよい。
【0039】また、逆電流をパルス状に加える場合には
、そのデューティ比を調節することによって、印字ハン
マー30の減速スピードを制御することもできる。更に
、初期電流値を記憶して制御するのでなく、実際に印字
モータ14に流れる電流を測定し、その電流値に基づい
て逆電流を制御してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかな様に、本
発明によれば、モータに流れる電流の値を検出すること
によってモータにかかる負荷を推定し、この負荷に基づ
いてモータに流す逆電流の制御を行なうので、モータに
かかる負荷が変動したした場合でも、モータの速度を迅
速にかつ的確に制御できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を例示する概略構成図である。
【図2】実施例のタイプライタの内部機構を示す側面図
である。
【図3】実施例のタイプライタの内部機構を示す平面図
である。
【図4】実施例のタイプライタの内部機構を示す側面図
である。
【図5】第一揺動部材を示す側面図である。
【図6】電子制御装置を示すブロック図である。
【図7】印字ハンマーの速度制御を示すフローチャート
である。
【図8】印字モータに加える電流を示すタイムチャート
である。
【図9】印字ハンマーの動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1…タイプライタ      14…印字モータ   
 19…エンコーダディスク 25…フォトセンサ    30…印字ハンマー  7
0…電子制御装置(ECU)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  モータに流す電流を変化させることに
    よって、該モータの回転速度を制御するモータ制御装置
    において、上記モータに流れる電流の値を検出する電流
    値検出手段と、該電流値検出手段によって検出した上記
    モータに流れる電流の値に基づいて、該モータにかかる
    負荷を推定する負荷推定手段と、該負荷推定手段によっ
    て推定した上記モータにかかる負荷に基づいて、該モー
    タに流す逆電流の値及び/又は逆電流を流す時間を設定
    する逆電流設定手段と、を備えたことを特徴とするモー
    タ制御装置。
JP3147524A 1991-06-19 1991-06-19 モータ制御装置 Pending JPH04372590A (ja)

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JP3147524A JPH04372590A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 モータ制御装置
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