JPH0342448A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JPH0342448A
JPH0342448A JP1175523A JP17552389A JPH0342448A JP H0342448 A JPH0342448 A JP H0342448A JP 1175523 A JP1175523 A JP 1175523A JP 17552389 A JP17552389 A JP 17552389A JP H0342448 A JPH0342448 A JP H0342448A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、原稿が載置される透明板を備えた画像処理機
に適用される自動原稿搬送装置に関する。
〔従来技術〕
静電複写機の如き画像処理機は、直方体形状のハウジン
グを備えており、このハウジングの上面には原稿が載置
される透明板が配設されている。、この透明板上の所定
位置に原稿を載置する装置として、近年、自動原稿搬送
装置が提案され実用に供されている。
かかる自動原稿搬送装置の一例として、原稿テーブルと
、原稿テーブルから画像処理機の透明板まで延在する原
稿搬入路と、第1の原稿受皿と、第2の原稿受皿と、透
明板から延びる共通路、この共通路の下流端から第1の
原稿受皿まで延在する第1の分岐路及び上記共通路の下
流端から2F!2の原稿受皿まで延在する第2の分岐路
を含む原稿搬出路と、第1の分岐路から分岐して透明板
まで延在すふ再搬入路とを具備するものが存在する。
原稿テーブルには、その上面に載置された複数枚の原稿
を1枚毎順次に原稿搬入路に送出するための原稿送出子
役が配設され、原稿搬入路には、原稿搬入路に送出され
た原稿を上記透明板上に搬入するための原稿搬入手段が
配設されている。また、原稿搬入路と原稿搬出路の間に
は、透明板上に沿って原稿を搬送するための原稿搬送手
段が配設され、原稿搬出路には原稿搬入路に送出された
原稿を第1の原稿受皿、第2の原稿受皿又は透明板上に
送給するための原稿搬出手段が配設されている。
原稿搬出路における共通路の下流端には第1の分岐位置
と第2の分岐位置に選択的に位置付けられる分岐路切替
え手段が配設され、また第1の分岐路には排出位置と再
搬入位置に選択的に位置付けられる排出再搬入切替え手
段が配設されている。
分岐路切替え手段は、上記第1の分岐位置ちあるときに
は原稿排出路の共通路を第1の分岐路に連通し、上記第
2の分岐位置にあるときには原稿排出路の共通路を第2
の分岐路に連通ずる。また、排出再搬入切替え手段は、
上記排出位置に−あるときには再搬入路を遮断し、上記
再搬入位置にあるときには第1の分岐路を遮断する。従
って、分岐路切替え手段が第1の分岐位置に且つ排出再
搬入切替え手段が排出位置にあるときには、原稿排出路
の共通路に搬出された原稿は、第1の分岐路を通って第
1の原稿受皿に排出される。分岐路切替え手段が第1の
分岐位置に且つ排出再搬入切替え手段が再搬入位置にあ
るときには、上記共通路に搬出された原稿は、第1の分
岐路の一部及び再搬入路を通って画像処理機の透明板上
に位置付けられる。また、分岐路切替え手段が第2の分
岐位置にあるときには、上記共通路に搬出された原稿は
、第2の分岐路を通って第2の原稿受皿に排出される。
しかしながら、かくの通りの自動原稿搬送装置には、次
の通りの解決すべき問題が存在する。
第1に、原稿搬出路及びその近傍の構成が比較的複雑で
あることに関連して、原稿搬出路における第1の分岐路
又は第2の分岐路、或いは再搬入路において原稿が詰っ
た場合に、原稿を容易に除去することができない。
第2に、上述した形態の自動原稿搬送装置に限定されな
いが、原稿搬出路から原稿受皿に排出された原稿が原稿
受皿上で積層状態に所要の通りストックされない。
第3に、上述した形態の自動原稿搬送装置に限定されな
いが、原稿搬出路にて原稿が詰った場合に、原稿搬出手
段におけるローラ対がニップ状態に保持されていると詰
った原稿を除去する際にこの原稿が破損するおそれがあ
る。
〔発明の目的〕
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その第
1の目的は、原稿搬出路における第1の分岐路及び第2
の分岐路並びに再搬入路を開放することができ、従って
これらの部位にて原稿が詰った場合に詰った原稿を破損
することなく容易に除去することができる、優れた自動
原稿搬送装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、原稿排出路からの原稿が原稿受
皿上に積層状態に排出されて所要の通りストックされる
、優れた自動原稿搬送装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、原稿搬出手段における特定のロ
ーラ対のニップ状態を容易に理解することができ、これ
により上記特定のローラ対近傍にて原稿が詰った場合に
詰った原稿を破損することなく容易に除去することがで
きる、優れた自動原稿搬送装置を提供することである。
〔発明の要約〕
本発明の第1の局面によれば、原稿搬出路の第1の分岐
路の少なくとも大部分及び第2の分岐路の少なくとも大
部分の片側は第1の開閉部材により規定され、また原稿
搬出路の第1の分岐路の少なくとも他側及び再入路の少
なくとも大部分の片側は第2の開閉部材により規定され
ている。従って、第1の開閉部材を開位置にせしめると
第1の分岐路及び第2の分岐路の少なくとも大部分が開
放され、また第1の開閉部材を開位置にせしめた状態に
おいて第2の開閉部材を開位置にせしめると再搬入路の
少なくとも大部分が開放される。かくして、第1の開閉
部材及び第2の開閉部材を開位置にせしめることによっ
て第1の分岐路、第2の分岐路又は共通路にて詰った原
稿を容易に除去することができる。
本発明の第2の局面によれば、原稿排出手段における、
原稿排出路の下流端に位置する原稿排出ローラは、原稿
排出手段の他のローラよりも周速度が遅くなるように駆
動手段に駆動連結され、この原稿排出ローラと駆動手段
との間には、更に、一方向クラッチ手段が介在されてい
る。かかる自動原稿搬送装置では、原稿受皿に排出され
る原稿は、原稿排出路の下流端までは比較的高速で搬送
され、原稿排出ローラのみの作用によって原稿受皿に排
出されるときには比較的低速で搬送され、従って原稿受
皿上に完全に排出されるときには比較的低速で排出され
る。かくして、原稿搬出路から排出された原稿は原稿受
皿上に積層状態に載置され、原稿受皿の原稿上に所要の
通りストックされる。また、一方向クラッチ手段の作用
により原稿排出ローラが比較的高速に回転することが許
容され、かくして原稿排出時における原稿の過剰な曲げ
等が生じることがなく、これにより原稿の損傷も防止す
ることができる。
また、本発明の第3の局面によれば、原稿搬出路からの
原稿が原稿受皿に向けて下方に排出されるように構成さ
れている。この自動原稿搬送装置では、原稿搬出路から
排出される原稿の先端部が原稿受皿上に排出された原稿
の上面に接触し、上記排出された原稿に接触しながら排
出方向に移動される。従って、原稿搬出路から排出され
る原稿の先端部の排出速度が低下し、上記原稿は原稿受
皿の原稿上に積層状態に所要の通りストックされる。
更に、本発明の第4の局面によれば、原稿搬出手段は所
定方向に回転駆動される主ローラとこの主ローラと協働
する補助ローラを備えており、また補助ローラを主ロー
ラに圧接させるための偏倚ばねと偏倚ばねの作用に抗し
て補助ローラを主ローラから離隔する方向に移動せしめ
るための圧接解除手段が設けられている。そして、原稿
搬出路の一部を規定する開閉部材を閉状態にせしめたと
きには、偏倚ばねの作用により補助ローラは主ローラに
圧接する圧接状態に保持され、一方上記開閉部材を開状
態にせしめたときには、圧接解除手段の作用により補助
ローラは主ローラに実質上作用しない非作用状態に保持
される。従って、開閉部材を開放することにより主ロー
ラ及び補助ローラの圧接状態が解除され、主ローラ及び
補助ローラの間及びその近傍にて原稿が詰った場合にこ
の詰った原稿を損傷することなく容易に除去することが
できる。
〔発明の具体例〕
以下、画像処理機の一例としての静電複写機に装備され
た本発明に従って構成された自動原稿搬送装置の好適具
体例について、添付図面を参照して詳細に説明する。
全体的構成の概要 第1図、第2図及び第3図には、静電複写機2とこの静
電複写機2に装備された全体を番号4で示す自動原稿搬
送装置とが図示されている。それ自体は周知の形態でよ
い静電複写機2は、略直方体形状のハウジング6を具備
しており、このハウジング6の上面中央部には、矩形で
よいガラス製透明板8(第2図及び第3図)が配設され
ている。
透明板8の片端縁(第3図において左端縁)には、原稿
載置位置規制部材10が配設されている。この原稿載置
位置規制部材10は透明板8の片端縁に沿って第3図に
おいて紙面に垂直な方向に延在せしめられている。図示
していないが静電複写機2のハウジング6内には、表面
に静電感光層を有する回転ドラムを含む種々の構成要素
が配設されている。周知の如く、複写すべき原稿は、通
常、複写すべき面を下方に向けて且つその一端縁を上記
原稿載置位置規制部材10の内側縁(第3図において右
端縁)に当接せしめて透明板8上に載置される。透明板
8上に載置された原稿の下面を光学的に走査して上記回
転ドラム上に投射する原稿走査露光を含む静電潜像形成
工程によって回転ドラム上に静電潜像が形成され、かか
る静電潜像がトナー像に現像され、現像されたトナー像
が普通紙でよい複写紙上に転写され、そして転写された
トナー像が複写紙上に定着され、かくして複写物が生成
される。
本発明に従って構成された図示の原稿自動搬送装置4は
、原稿搬入部12、中央主部14並びに原稿搬出及び再
搬入部16から構成されている。
原稿自動搬送装置4における上記@積送入部12は、透
明板8の上記片端縁に隣接せしめてその上流側(第3図
において左側)に配設されている。
かかる原稿搬入部12は、静電複写機2のハウジング6
の上面に装着された枠体18と、この枠体18から上流
側に延出する原稿テーブル20とを含んでいる。原稿テ
ーブル20は、第3図に明確に図示する通り、上流側(
第3図において左側)に向かって幾分上方に傾斜して延
在せしめられている。原稿テーブル20の後縁鉛には直
立静止原稿規制壁22が配設されている。また、原稿テ
ーブル20には、それ自体は周知の形態でよい可動原稿
規制部材24(第1図、第2図)が前後方向に移動自在
に装着されている。可動原稿規制部材24は直立壁26
を有し、原稿テーブル20上に載置され原稿は静止原稿
規制壁22と可動原稿規制部材24の直立壁2にの間に
位置付けられる。
上記枠体18は前側支持部材28、後側支持部材30f
iびにかかる支持部材28及び30間に配設されたカバ
一部材32を含んでいる。第3図に明確に図示する如く
、上記前側支持部材28と上記後側支持部材30との間
で且つ上記カバ一部材32の下方の空間内には、1個の
下側規制板33と3個の上側規制板34.36及び38
が配設されており、かかる下側規制板33と上側規制板
34.36及び38との間に原稿搬入路40が規定され
ている。第3図を参照して説明を続けると、上記前側支
持部材28と後側支持部材30との間には、原稿テーブ
ル20上に載置された複数枚の原稿を一枚毎順次に上記
原稿搬入路40に送出するための原稿送出手段42と、
原稿搬入路40に送出された原稿を上記透明板8上に搬
入するための原稿搬入手段44も配設されている。上記
原稿送出手段42は原稿送出ローラ46と原稿分離ロー
ラ対48とを含んでいる。原稿送出ローラ46は、実線
で示す非作用位置から二点鎖線で示す如くに選択的に下
降されて、原稿テーブル20上に載置された複数枚の原
稿の内の最上位の原稿の上流端部上面に当接せしめられ
、そして矢印50で示す方向に回転駆動せしめられ、か
くして原稿テーブル20上に載置された原稿だ原稿搬入
路40に向けて送出される。原稿分離ローラ対48は送
りローラ52と反転ローラ54とから構成されている。
反転ローラ54は実線で示す非作用位置と二点鎖線で示
す作用位置とに選択的に位置付けられる。
上記非作用位置に位置付けられているときには、反転ロ
ーラ54は送給ローラ52から下方に離隔して位置する
。また、上記作用位置に位置付けられると、反転ローラ
54は送りローラ52に当接せしめられてこれと協働す
る。送りローラ52は矢印56で示す方向に回転itせ
しめられ、反転ローラ54は矢印58で示す方向に回転
駆動せしめられる。かような原稿分離ローラ対48は、
原稿送出ローラ46によって原稿テーブル20から複数
枚の原稿が同時に送出された場合、その内の最上位の原
稿のみを他の原稿から分離して原稿搬入路40に搬入せ
しめ、他の原稿の搬入を阻止する。上記原稿搬入手段4
4は協働する上側ローラ60及び下側ローラ62から構
成されており、かかる上側ローラ60及び下側ローラ6
2は矢印で示す方向に回駆動せしめられ、かくして原稿
搬入路40に搬入された原稿を上記透明板8上に搬入す
る。
而して、上記原稿送出手段42(原稿送出ローラ46及
び原稿分離ローラ対48)及び原稿搬入手段44 (上
側ローラ60及び下側ローラ62)の構成自体は、本発
明における新規特徴をwt或するものではなく、当業者
には周知の形態、例えば本出願人の出願にかかる特願昭
63−249114号の明細書及び図面に開示されてい
る形態、のものでよく、それ故に本明細書においてはこ
れらの構成の詳細な説明は省略する。
原稿自動搬送装置4における上記中央主部14は、開閉
動枠体70を具備している。かかる開閉動枠体70は、
上記透明板8の後方に配置された一対の装着機構72を
介して静電複写機2のハウジング6の上面に装着されて
おり、第1図及び第3図に図示する閉位置と第2図に図
示する開位置との間を手動で開閉動せしめられ得る。開
閉動枠体70を上記閉位置にせしめると、透明板8が開
閉動枠体70によって覆われ、開閉動枠体70を上記開
位置にせしめると、透明板8が露呈せしめられる。開閉
動枠体70の主部、即ち閉位置において透明板8を覆う
部分は、下面が開放された箱形状である。第3図に明確
に図示する如く、開閉動枠体70の箱形状主部内には、
透明板8上に沿って原稿を搬送するための原稿搬送手段
74が配設されている。この原稿搬送手段74は、原稿
搬送方向(第3図において左右方向)に間隔を置いて配
置された被駆動ローラ78及び従動ローラ76、案内ロ
ーラ80.82.84及び86、並びにこれらのローラ
に巻き掛けられた無端ベルト88を含む搬送ベルト機構
から構成されている。原稿搬送手段74は可逆直流電動
モータでよい回転駆動源によって矢印90で示す正転搬
送方向と矢印92で示す逆転搬送方向とに選択的に駆動
せしめられる。開閉動枠体70の上記箱形状主部の上面
は、後述する如く原稿搬出及び再搬入部16と通して排
出される原稿を受容する第1の原稿受皿94を構成して
いる。かかる第1の原稿受皿94には、上流に向かって
前方に傾斜して延在しているスリット96に沿って移動
自在な原稿前縁規制部材98が設けられている(第1図
)。第1の原稿受皿94上に排出される原稿はその前縁
が原稿前縁規制部材98の直立壁に当接せしめられ、か
くして第1の原稿受皿94上の所要位置に停止せしめら
れる。
原稿自動搬送装置4における上記中央主部14自体の構
成は、本発明における新規特徴を構成するものではなく
、それ故に本明細書においては上記中央主部14の構成
についての詳細な説明は省略する。
原稿自動搬送装置4における原稿搬出及び再搬入部16
は、透明板8の上記他端縁に隣接せしめてその下流側(
第3図において右側)に配設されている。かかる原稿搬
出及び再搬入部16は、静電複写機2のハウジング6の
上面に装着された枠体100を備え、枠体100は前側
支持部材102、後側支持部材104並びにかかる支持
部材102及び104間に配設された中間支持部材10
6を含んでいる。第3図に示す如く、前側支持部材10
2と後側支持部材104との間で且つ中央支持部材10
6の内部空間内には、3個の規制板108.110及び
112が配設されている。前側支持部材102と後側支
持部材104との間には、原稿搬出手段114も配設さ
れており、原稿搬出手段114は上記規制板108.1
10及び112により規定された空間に配設された搬出
主ローラ116と、この搬出主ローラ116と協働する
搬出補助ローラ118及び再搬入補助ローラ120とを
含んでいる。矢印122で示す方向に回転駆動される搬
出主ローラ116の周囲には原稿搬出路が規定され、原
稿搬出路は透明板8の上記他端縁から搬出主ローラ11
6の周表面まで延在する共通路124、共通路124の
下流端から搬出主ローラ116の周表面に沿って第3図
において左方に第1の原稿受皿94まで延在する第1の
分岐路126、及び共通路124の下流端から第3図に
おいて右方に第2の原稿受皿128 (後述する)まで
延在する第2の分岐路130を有している。また、上記
第1の分岐路126から分岐して原稿を再び透明板8上
に導くための再搬入路132が上記透明板8の他端部ま
で延在している。
透明板8の上記他端部近傍には、第3図に実線で示す搬
出位置と二点鎖線で示す再搬入位置とに選択的に位置付
けられる搬出再搬入切替え手段134が配設されている
。搬出再搬入切替え手段134は、透明板8上の原稿を
原稿搬出路に搬出するときには上記搬出位置に位置付け
られ、第1の分岐路126から再搬入路132を通して
再び透明板8上に原稿を位置付けるときには上記再搬入
位置に位置付けられる。また、原稿搬出路の共通路12
4の下流端には、第3図に実線で示す第1の分岐位置と
二点鎖線で示す第2の分岐位置とに選択的に位置付けら
れる分岐路切替え手段136が配設されている。この分
岐路切替え手段136は、共通路124に搬入された原
稿を第1の分岐路126に導くときには上記第1の分岐
位置に位置付けられ、共通路124に搬入された原稿を
第2の分岐路130に導くときには上記第2の分岐位置
に位置付けられる。また、第1の分岐路126の所定部
位には、第3図に実線で示す再搬入位置と二点鎖線で示
す排出位置とに選択的に位置付けられる排出再搬入切替
え手段138が配設されている。排出再搬入切替え手段
138は第1の分岐路126に導入された原稿をそのま
ま第1の原稿受皿94に排出するときには上記排出位置
に位置付けられ、第1の分岐路126に導入された原稿
を再搬入路132を通して再び透明板8上に位置付ける
ときには上記再搬入位置に位置付けられる。
また、原稿搬出路の第1の分岐路126及び第2の分岐
路130の下流端部には、原稿を第1の原稿受皿94及
び第2の原稿受皿128に排出するための第1の原稿排
出ローラ140及び第2の原稿排出ローラ142が配設
されている。
第2の原稿受皿128は、原稿搬出及び再搬入部16の
第3図において右側に配設されている。
具体例では、原稿搬出及び再搬入部16における中間支
持部材106の右端壁144の両端部には第3図におい
て右方に突出する折曲部146が設けられ、かかる折曲
B146には内側に突出する支持ピン148が植設され
ている(第3図及び第11図等においてそれらの片方の
み示す〉。第2の原稿受皿128は実質上平坦な底壁1
50を備え、この底壁150の基端には端壁152が設
けられ、また底壁150の両側縁には側壁154及び1
56(第1図、第2図)が設けられている。
側壁154及び156の一端部は端壁152の上縁に向
けて上方に突出しており、かかる突出部には長孔158
が形成されている。第2の原稿受皿128は、一対の支
持ピン148を側壁154及び156の長孔158内に
位置付けることによて上下方向に旋回自在に原稿搬出及
び再搬入部16に装着される。この第2の原稿受皿12
8は、第11図に示す如く、実線で示す受は位置(第1
図乃至第3図に示す位置)と二点鎖線で示す逃げ位置と
に選択的にせしめられる。上記受は位置においては、第
2の原稿受皿128の底壁150の一端に設けられた当
接突部160が原稿搬出及び再搬入部16における右端
壁144の下端部に規定された角部、即ち右端壁144
の下端部を第2の原稿受皿128に向けて折曲せしめる
ことによって平折曲部162との間に規定される角部に
位置付けられ、従って当接突部160が上記角部に当接
することによって第2の原稿受皿128の上記受は位置
を越える旋回動が阻止される(かかる受は位置において
は、支持ピン148は側壁154及び156に形成され
た長孔158の下端部に位置するようになる)。第2の
原稿受皿128が上記受は位置に保持されている状態に
おいては、その底壁150は第3図及び第11図におい
て右方に向けて上方に比較的緩かに傾斜して延び、その
他端部は、第1図及び第2図に示す如く、静電複写機2
のハウジング6の上面に設けられた開閉力/<−164
の上方まで位置する。この開閉カバー164の下方には
現像装置(図示せず)の現像室にトナーを補給するため
のトナー収容容器(図示せず)が配設され、開閉カバー
164を開放することにより新しいトナーを上記トナー
収容容器に補給することができる。従って、第2の原稿
受皿128を上記受は位置に保持した状態においては、
容易に理解される如く、底壁150が比較的緩かに傾斜
して延びる故に、第2の分岐路130を通して排出され
る原稿は、第2の原稿受皿128上に所要の通り排出さ
れて積層状態にストックされるが、一方底壁150が開
閉カバー164を覆う故に、この開閉カバー164を開
放することが困難になる。これに対して、上記逃げ位置
においては、第2の原稿受皿128の当接突部160が
上記角部から外れて上記右端壁144における平折曲部
162の自由端の右側に位置付けられ、従って当接突部
160が平折曲部の自由端に当接することによって第2
の原稿受皿128の上記逃げ位置を越える旋回動が阻止
される(かかる逃げ位置においては、第2の原稿受皿1
28は一対の支持ピン148に支持され、支持ピン14
8は上記長孔158の上端に位置する)。第2の原稿受
皿128が上記逃げ位置に保持されている状態において
は、第11図に二点鎖線で示す如く、その底壁150は
第3図及び第11図において右方に向けて上方に比較的
大きく傾斜して延び、その他端部は開閉カバー164を
実質上覆うことはない。
従って、第2の原稿受皿128を上記逃げ位置に位置付
けることによって開閉カバー164を容易に開閉するこ
とができ、この開閉カバー164を開放することにより
生成される開口を通して新しいトナーをトナー収容容器
に補給することができる。尚、第2の原稿受皿128を
逃げ位置に保持した状態において原稿を排出したときに
は、原稿の材質が比較的固の強いものである場合にこの
原稿が大きく湾曲し、原稿自体が折れ曲がるという問題
が発生するおそれがある。
原稿搬出及び再搬入部 次いで、第3図と共に第4図乃至第11図を参照して、
原稿搬出及び再搬入部16について詳述する。
主として第4図乃至第8図を参照して、原稿浸出及び再
搬入部16における中間支持部材106は、前後方向(
第3図において紙面に垂直な方向)第4図及び第5図に
おいて右下から左上の方向、に間隔を置いて配設された
一対の垂直基板172及び174を具備しており、前側
支持部材102(第4図及び第5図において図示せず)
は片方の垂直基板172の前側に配設され、後側支持部
材104は他方の垂直基板174の後側に配設されてい
る。中間支持部材106は右端壁144に加えて主開閉
カバー176及び左端壁178を有している。右端壁1
44は垂直基板172及び174間に固定される。また
、第1の開閉部材を構成する主開閉カバー176は矩形
状の部材から構成されており、その両端部には第4図及
び第8図において右上方に突出する支持突部180及び
182が設けられている。この主開閉カバー176は、
垂直基板172及び174に植設されたビン184(第
11図)を支持突部180及び182に形成された孔に
挿入することにより閉位置(第1図乃至第3!!I及び
第11図に示す位置)と開位置(第12図乃至第14図
に示す位置)の間を旋回自在に装着されている。主開閉
カバー176の両端部には、更に、両側に突出する当接
突部186及び188が設けられており、当接突部18
6及び188の下面には比較的薄い矩形状の永久磁石1
90 (第4図及び第8図において片方のみ示す〉が固
定されている。この主開閉カバー176の内面には、第
3図及び第11図において紙面に垂直な方向(第8図に
おいて右下から左上の方向)に間隔を置いて複数個の案
内突条177が設けられている。案内突条177は主開
閉カバー176の略全幅に渡って左右方向に延びており
、それらの略中央部には下方に突出する突部177aが
設けられている。また、主開閉カバー176の強度を強
くするために、これら案内突条を貫通して補強部材17
9 (第11図)が設けられている。
左端壁178は垂直基板172及び174間に着脱自在
に装着される旋回ユニット200に装着されている。第
2の開閉部材を構成する旋回ユニット200は、前後方
向に間隔を置いて配設された一対の端壁202及び20
4を備え、一対の端壁202及び204の第3図及び第
4図において左端に左端壁178が固定されている。具
体例では、排出再搬入切替え手段138、第1の原稿排
出ローラ140、再搬入補助ローラ120及び規制板1
12も上記端壁202及び204間に装着されている。
排出再搬入切替え手段138は支持軸206とこの支持
軸206に軸線方向に間隔を置いて装着された排出再搬
入切替え部材208を備え、支持軸206の両端部が軸
受210を介して端壁202及び204に回転自在に装
着されている。排出再搬入切替え部材208は実質上平
坦な上面を有している。また、その一端部は下方に突出
する突起部212が設けられ、かかる突起部212の下
面は他端に向けて下方に弧状に延びている。排出再搬入
切替え部材208の上記上面は、後の記載から明らかな
通り、原稿を第1の原稿受皿94に向けて案内する上案
内内面214を規定し、その弧状下面は原稿を透明板8
に向けて案内する弧状案内面216を規定する。支持軸
206の一端部は端壁204を貫通して後方に突出し、
かかる突出端部にレバ一部材218が固定されている。
レバ一部材218は端壁204に沿って第3図及び第4
図において右方に延びている。このレバ一部材218に
は作用片220及び上突起部222が設けられ、上突起
部222には内方に突出する位置決めビン224が固定
されている。このレバ一部材218に関連して、排出再
搬入切替え手段138を排出位置と再搬入位置に選択的
に位置付けるための作動手段が設けられている。第10
図も参照して、図示の例では、作動手段は電磁ソレノイ
ド226から構成され、電磁ソレノイド226は端壁2
04の外面に取付けられている。
端壁204の外面には、また、ビン228を介して作動
アーム230が旋回自在に装着され、この作動アーム2
30の上方に延びている自由端部230aが上記レバ一
部材218の作用片220に下方から作用するようにな
っている。電磁ソレノイド226の出力軸226aは上
記作動アーム230に旋回自在に連結され、電磁ソレノ
イド226と作動アーム230との間には作用アーム2
30を第10図において反時計方向に偏倚せしめるため
のコイルばね232が介在されている。
かく構成されているので、電磁ソレノイド226が除勢
されているときには、コイルばね232の作用により作
動アーム230が第1O図に実線で示す第1の角度位置
に保持される。かかる第1の角度位置においては、作動
アーム230の自由端8230 aが作用片220に作
用して上方に移動せしめ、かくして排出再搬入切替え部
材208は再搬入位置(第4図及び第6図に示すと共に
第3図及び第11図に実線で示す位置)に保持される。
電磁ソレノイド226が付勢されると、コイルばね23
2の偏倚作用に抗して作動アーム230が第1O図にお
いて時計方向に旋回され、上記第1の角度位置から二点
鎖線で示す第2の角度位置に位置付けられる。かくする
と、作動アーム230の自由端部230aの下降に伴い
排出再搬入切替え部材208が自重により支持軸206
と一体に第3図及び第11図において時計方向に旋回さ
れ、レバ一部材218に設けられたビン224が端壁2
04の上縁に当接することによって排出位置(第3図及
び第11図に二点鎖線で示す位置)に位置付けられる。
また、第1の原稿排出ローラ140は回転軸234とこ
の回転軸234に軸線方向に間隔を置いて装着された排
出ローラ部材236から構成され、回転軸234の両端
部が軸受238を介して端壁202及び204に回転自
在に支持されている。再搬入補助ローラ120も回転軸
242とこの回転軸242に軸線方向に間隔を置いて配
設されたローラ部材244から構成され、回転軸242
の両端部が端壁202及び204間に軸受246を介し
て回転自在に支持されている。また、規制板112は端
壁202及び204の下端部間に固定され、その主部は
第3図及び第11図において左方に向けて下方に直線状
に傾斜して延びている。端壁202及び204の上端部
間には、更に、案内部材248が装着され、その上部2
48aは実質上水平に延びている。具体例では、主部2
48aには矩形状の切欠きが形成され、切欠き内に第1
の原稿排出ローラ140の排出ローラ部材236が配置
され、また上記切欠きの両側部に排出再搬入切替え部材
208のための段部が形成されている(第6図)。この
案内部材248の垂下部238bには除電器250が取
付けられ、その除電ブラシ252が案内部材248の主
部248aを越えて上方に突出している。この除電ブラ
シ252は、後の記載から容易に理解される如く、第1
の分岐路126を通して排出される原稿に作用して帯電
している電荷を除去する。端壁202及び204の第4
図、第6図及び第11図において右端部には、左下方に
延びる細長い切欠き254及び256が形成されている
。一方、切欠き254及び256に対応して、垂直基板
172及び174の内面には内方に突出する支持ピン2
58 (第4図、第5図及び第11図において垂直基板
172に固定された片方のみを示す〉が植設されている
。端壁202及び204の切欠き254及び256内に
支持ビン258を位置付けることによって、旋回ユニッ
ト200は垂直基板202及び204間に閉位置(第3
図、第11図及び第12図に示す位置)と開位置(第3
図及び第14図に示す位置)の間を旋回自在に装着され
る。
原稿搬出手段114における搬出主ローラ116は回転
軸260とこの回転軸260に軸線方向に間隔を置いて
配設された大径ローラ部材262から構成されている。
回転軸260には、また、第3の開閉部材を構成する旋
回部材264が旋回自在に装着されている。旋回部材2
64は回転軸260の軸線方向に間隔を置いて上記大径
ローラ部材262の両側に配設されたプレート状部材2
66を備えている。第11図に示す通り、隣接するプレ
ート状部材266 (詳しくは、両者間に大径ローラ部
材262が存在しないプレート状部材266)の一端部
は、接続部268.270.272及び274等を介し
て接続されており、略半円筒状の接続部272は下側に
開放されている。
また、隣接するプレート状部材266(全てのプレート
状部材266)の他端部は、接続部276.278及び
280等を介して接続されている。具体例では、プレー
ト状部材266の下端及び接続部278の下面には、更
に、下方に突出するリブ282及び284が設けられて
おり、これらリブ282及び284は原稿の搬出方向、
即ち第11図において左右方向に延びている。両側のプ
レート状部材266に設けられたリブ284は他のり1
282(残りのプレート状部材266及び接続部278
に設けられたリブ)よりも幾分下方に突出している。後
に記載する如く、リブ284は位置決め用リブとして作
用し、他のリブ282は原稿案内用リブとして作用する
。また、両側のプレート状部材266の上端には、上方
に突出する位置決め用突条286が設けられている。上
記旋回部材264は、接続部272を上方から回転軸2
60に位置付けることによって、搬出主ローラ116に
旋回自在に装着される(かく装着可能なように、プレー
ト状部材266には上方に延びる切欠きが形成されてい
る)(第11図)。搬出主ローラ116及び旋回部材2
64は、回転軸260の両端部を軸受290を介して垂
直基板172及び174に支持することによって、旋回
ユニット200の下方に所要の通り装着され、かく装着
した状態において旋回部材264は閉位置(第3図及び
第11図乃至第13図に示す位置)と開位置(第14図
に示す位置)の間を旋回自在である。
規制板108及び110、搬出再搬入切替え手段134
並びに分岐路切替え手段136は、垂直基板172及び
174間に直接装着されている。
規制板108は旋回部材264の下側に配置され、垂直
基板172及び174の下端部間に固定されている。こ
の規制板108の一端部には搬出補助ローラ118のた
めの開口が形成されている(第11図〉。また、規制板
110は搬出主ローラ116の第3図及び第11図にお
いて右側に配置され、垂直基板172及び174の上下
方向中間部間に固定されている。規制板110は上記規
制板108の一端から搬出主ローラ116の周囲に沿っ
て弧状に上方に延びている。搬出再搬入切替え手段13
4は支持軸292と支持軸292に軸線方向に間隔を置
いて装着された複数個の搬出再搬入切替え部材294を
備えている。第5図に示す如く、搬出再搬入切替え部材
294は矩形状の主部296と主部296の両側端から
上方に突出する略三角形状の突出部298を有し、上記
突出部298が筒状部材300を介して支持軸292に
装着されている。後の記載から理解される如く、主82
96の下面は原稿を原稿搬出路の共通路124に向けて
案内し、突出部298の上端面は原稿を透明板8に向け
て案内する。搬出再搬入切替え手段134の支持軸29
2の両端部は軸受302を介して垂直基板172及び1
74間に回転自在に支持されている。この支持軸292
の一端部は垂直基板174を貫通して後方に突出し、こ
の突出端部にレバー304 (第10図〉が装着されて
いる。垂直基板174の後面には、第10図に示す如く
、作動手段を構成する電磁ソレノイド306が装着され
、この電磁ソレノイド306の出力軸306aが上記レ
バー304に旋回自在に連結され、また電磁ソレノイド
306とレバー304の間にはコイルばね308が介在
されている。かく構成されているので、電磁ソレノイド
306が除勢されているときには、コイルばね308の
作用によりレバー304は第10図に実線で示す第1の
角度位置に保持され、これにより搬出再搬入切替え部材
294は上記搬出位置(第3図及び第11図に実線で示
すと共に第12図乃至第14図に示す位置)に位置付け
られる。また、電磁ソレノイド306が付勢されると、
レバー304が第10図において反時計方向に二点鎖線
で示す第2の角度位置に旋回され、これにより搬出再搬
入切替え部材294は上記再搬入位置(第3図及び第1
1図に二点鎖線で示す位置〉に位置付けられる。また、
分岐路切替え手段136は、支持軸310とこの支持軸
310に軸線方向に間隔を置いて装着された分岐路切替
え部材312を備えており、支持軸310の両端部が軸
受313(第5図に片方のみ示す)を介して垂直基板1
72及び174に回転自在に支持されている。分岐路切
替え部材312は細長い略三角形であり、その上端部が
支持軸310に固定され、片端面312a(第5図及び
第11図において左面)は搬出主ローラ116の周表面
に沿って弧状に下方に延びており、また他端面312b
 (第5図及び第1■図において右面)は搬出主ローラ
116に向けて弧状に下方に延びている。分岐路切替え
部材312の片端面は原稿を第1の分岐路126に向け
て案内し、その他端面は原稿を第2の分岐路130に向
けて案内する。支持軸310の一端部も垂直基板174
を貫通して後方に突出し、この突出端部にアーム314
が装着されている。また、垂直基板174の後面にはピ
ン316を介して作動レバー318が旋回自在に装着さ
れている。作動レバー318の一端部には孔319が形
成され、かかる孔319に上記アーム314の自由端部
が受入れられている。垂直基板174には、更に、作動
手段を構成する電磁ソレノイド320が装着され、その
出力軸320aが作動レバー318の他端部に旋回自在
に連結され、電磁ソレノイド320と作動レバー318
の他端部の間にはコイルばね322が介在されている。
かく構成されているので、電磁ソレノイド320が除勢
されているときには、コイルばね322の作用によって
作動レバー318が第10図に実線で示す第1の角度位
置に保持され、これによりアーム314及び支持軸31
0を介して分岐路切替え部材312が上記第1の分岐位
置(第3図及び第11図に実線で示すと共に第12図乃
至第14図に示す位置)に保持される(具体例では、分
岐路切替え部材312の上記第1の分岐位置への位置付
けを許容するために、規制板110の上端部に矩形状の
開口が複数形成されている)。電磁ソレノイド320が
付勢されると、作動レバー318が第10図において反
時計方向に二点鎖線で示す第2の角度位置に旋回され、
これによりアーム314が時計方向に旋回され、分岐路
切替え部材312は上記第2の分岐位!!!(第3図及
び第11図に二点鎖線で示す位置)に位置付けられる。
垂直基板172及び174間には、更に、搬出補助ロー
ラ118、第2の原稿排出ローラ142及び案内部材3
24も装着されている。搬出補助ローラ118は回転軸
326とこの回転軸326に軸線方向に間隔を置いて装
着された複数個のローラ部材328から構成され、回転
軸326の両端部が軸受を介して垂直基板172及び1
74に回転自在に支持されている。また、第2の原稿排
出ローラ142も回転軸330とこの回転軸330に軸
線方向に間隔を置いて装着された複数個の排出ローラ部
材332から構成され、回転軸330が軸受(図示せず
)を介して垂直基板172及び174に回転自在に支持
されている(第11図〉。
案内部材324は傾斜案内部336及び上案内部338
を有し、垂直基板172及び174の右端上部に固定さ
れている。上案内部338には、更に、矩形状の開口が
複数個懲戒されており、第2の原稿排出ローラ142の
排出ローラ部材332は対応する上記開口を通して上方
に突出している。
上案内部338の右端には下方に延びる垂下部340が
設けられ、この垂下部340にも除電器342が取付け
られ、その除電ブラシ344は案内部材324の上案内
部338を越えて上方に突出している。除電ブラシ34
4は、後の記載から容易に理解される如く、第2の分岐
路130を通して排出される原稿に作用して帯電してい
る電荷を除去する。
具体例では、再搬入補助ローラ120は搬出主ローラ1
16に接近及び離隔する方向に幾分移動自在に装着され
、その自重により搬出主ローラ116の周表面に接触す
る。また、搬出補助ローラ118も搬出主ローラ116
に近接及び離隔する方向に幾分移動自在に装着されてい
る。搬出補助ローラ118の回転軸326の両端部には
、これを搬出主ローラ116に近接する方向に偏倚せし
める偏倚ばね(図示せず)が配設されており、(偏倚ば
ねを例えばコイルばねから構成し、このコイルばねの両
端部を回転軸326を跨いで垂直基板172及び174
に装着する〉、搬出補助ローラ118は上記偏倚ばねの
作用により搬出主ローラ116の表面に弾性的に圧接さ
れる。従って、搬出主ローラ116が矢印122で示す
方向に回動されると、これに伴って再搬入補助ローラ1
20及び搬出補助ローラ118は矢印346及び348
(第11図)で示す方向に従動される。搬出補助ローラ
118に関連して、圧接解除手段350が配設されてい
る。第3図、第5図及び第9図を参照して、圧接解除手
段350は搬出補助ローラ118の両端部に配設され、
その両端部を搬出主ローラ116から離隔する方向に移
動せしめる。
詳述すると、図示の圧接解除手段350は圧接解除レバ
ー352を備えており、圧接解除レバー352の中間部
が取付ねじ353を介して垂直基板172 (174)
の内側に旋回自在に装着されている。圧接解除レバー3
52の一端部は直線状に延び、その他端部は略り字状に
延び、上記他端には作用部352aが設けられている。
この圧接解除レバー352の他端部と垂直基板172(
174)に設けられた係止部354の間には、圧接解除
レバー352を矢印356(第5図及び第9図において
反時計方向)で示す方向に偏倚せしめる偏倚コイルばね
358 (偏倚手段を構成する)が介在されている。従
って、上開閉カバー176が圧接解除レバー352に作
用しない(例えば上記開位置にせしめる)ときには、偏
倚コイルばね358の作用によりこの圧接解除レバー3
52が矢印356で示す方向に旋回され、その作用部3
52aが搬出補助ローラ118に作用しく具体例では、
作用部352aが上記ローラ11Bを支持する軸受に当
接し、この軸受を介してローラ118に作用する)、か
くして搬出補助ローラ118は偏倚ばね(図示せず)の
作用に抗して搬出主ローラ116から離隔する方向に移
動される。
一方、上開閉カバー176を後述する如くして上記閉位
置にせしめると、上開閉カバー176が圧接解除レバー
352の一端部に作用してこれを矢印356で示す方向
と反対方向に旋回せしめ、これによりその作用8352
aが搬出補助ローラ118から離隔し、かくして搬出補
助ローラ118は偏倚ばねの作用により搬出主ローラ1
16に圧接される。
原稿を所要の通り搬出するときには、各種構成要素は第
3図及び第11図に示す状態に保持される。即ち、可動
部材264は上記閉位置に保持される。上記閉位置にお
いては、両側に位置するプレート状部材266に設けら
れたリブ284が規制板108の上面に当接し、これに
より可動部材264の上記閉位置を越える旋回動が確実
に阻止される。また、旋回ユニット200も上記閉位置
に保持される。上記閉位置においては、規制板112の
主部が両側に位置するプレート状部材266の上端に設
けられた位置決めの突条286に当接し、これにより旋
回ユニット200の上記閉位置を越える旋回動が確実に
阻止される。更に、上開閉カバー176も上記閉位置に
保持される。
上記閉位置においては、当接突部186及び188に設
けられた永久磁石190が垂直基板172反び174の
上端に設けられた外側折曲部192及び194に当接し
、これにより上開閉カバー176の上記閉位置を越える
旋回動が確実に阻止される。
かかる閉位置においては、また、永久磁石190が外側
折曲部192及び194に磁気的に吸着され、上開閉カ
バー176は自重及び磁気吸着力により上記閉位置に保
持される。
そして、各種構成要素は、第11図に示す通りに、原稿
搬出路を規定する。即ち、原稿搬出路の共通路124の
片側(下側)は規制板108及び110によって規定さ
れ、その他側(上側)は可動部材264における複数個
のプレート状部材266の下端及び搬出主ローラ116
の一部により規定されている。原稿搬出路の第1の分岐
路126の片側(下側)は搬出主ローラ116の−部、
排出再搬入切替え部材208及び案内部材248の主部
248aにより規定され、その他側(上側)は分岐路切
替え部材312並びに主開閉カバー176に設けられた
案内突条177における突部177a及びこの突部17
7aから第11図において左側に延びる部位177t)
により規定されている。また、原稿搬出路の第2の分岐
路1300片側(下側〉は案内部材324の傾斜案内部
336及び上案内部338により規定され、その他側(
上側)は分岐路切替え部材312及び案内突条177に
おける突部177aの第11図において右側に存在する
部位177Cにより規定されている。更に、再搬入路1
32の片側(下側)は搬出主ローラ116の一部及び可
動部材264におけるプレート状部材266の上端によ
り規定され、その他側(上側)は排出再搬入切替え部材
208及び旋回ユニット200に装着された規制板11
2により規定されている。
原稿搬出路の共通路124、第1の分岐路126及び第
2の分岐路130並びに再搬入路132は、次の通りに
して開放することができる。
第11図乃至第14図を参照して、主開閉カバー176
を第11図に示す閉位置から時計方向に第12図に示す
開位置まで旋回せしめると、主開閉カバー176に設け
られた支持突部180及び182の一部(実買上平坦な
部位)が右端壁144の上端に設けられた当接部196
及び198(第4図)に当接し、これにより主開閉カバ
ー176の上記開位置を越える旋回動が確実に阻止され
る。
主開閉カバー176をかく開位置に保持すると、第12
図に示す如く、第1の分岐路126の大部分及び第2の
分岐路130の大部分における上側が所要の通り開放さ
れ、かくして、これら第1の分岐路126又は第2の分
岐路130において原稿が詰った場合に詰った原稿を破
損することなく容易に除去することができる。具体例で
は、主開閉カバー176の案内突条177に設けられた
突部177aが分岐路切替え手段136と排出再搬入切
替え手段1380間に位置して第1の分岐路126の一
部を規定するようになっており、それ故に、主開閉カバ
ー176を上記、開位置にせしめると分岐路切替え手段
136と排出再搬入切替え手段138の間の領域も十分
に開放され、これによって排出再搬入切替え手段138
の上流側にて詰った原稿をも容易に取除くことができる
。更に、上述した如く、主開閉カバー176を上記開位
置にせしめると圧接解除レバー352に作用しない故に
、圧接解除レバー352が排出補助ローラ118に作用
して搬出主ローラ11Bから離隔する方向に移動せしめ
(搬出補助ローラ及び118と搬出主ローラ116の圧
接状態が解除される)、従って原稿の一部が両ローラ1
16及び118間に位置する状態で詰ったとしても原稿
を破損することなく除去することができる。主開閉カバ
ー176を上記開位置に保持した状態においては、第1
2図に示す如く、搬出再搬入切替え部材208を実線で
示す排出位置から反時計方向に例えば二点鎖線で示す位
置まで旋回せしめることができる。
排出再搬入切替え部材208をかく旋回せしめると、再
搬入路132における上流部も開放され、従って原稿の
先端部が再搬入路132に導入された状態で詰ったとし
ても原稿を容易に除去することができる。
主開閉カバー176を上記開位置に保持した状態にて、
次いで旋回ユニット200を第12図に示す閉位置から
時計方向に第13図に示す開位置まで旋回せしめると、
旋回ユニット200の端壁202及び204が分岐路切
替え手段136における支持軸310の両端部に当接し
、これにより旋回ユニット200の上記開位置を越える
旋回動が確実に阻止される。旋回ユニット200をかく
開位置にせしめると、第13図に示す通り、再搬入路1
32の大部分が開放され、かくして再搬入路132にて
詰った原稿を破損することなく容易に除去することがで
きる。
旋回ユニット200の旋回に伴って排出再搬入切替え部
材208が第13図において時計方向に自由に旋回する
場合には、それらの先端部が第1の分岐路126の上流
部に詰った原稿に食込むように作用し、それ故に、詰っ
た原稿が破損するおそれがある。これに対し、具体例で
は、案内部材324の後端部に回動阻止案内部360が
設けられている。回動阻止案内部360は案内部材32
4の上案内部338から排出再搬入切替え手段138に
向けて実質上水平に延び、その自由端部は下方に傾斜し
て延びている。かく構成されているので、旋回ユニット
200を上記開位置に向けて旋回せしめると、排出再搬
入切替え手段138におけるレバ一部材218の先端部
が上記回動阻止案内部360に接触してその上面に沿っ
て移動され、排出再搬入切替え部材208の第13図に
示す角度位置を越える旋回動が確実に阻止され、かくし
て排出再搬入切替え部材208による原稿の破損が防止
される。
主開閉カバー176及び旋回ユニット200を上記開位
置に保持した状態においては、第14図に示す如く、可
動部材264を第13図に実線で示す閉位置から時計方
向に旋回せしめることができる。可動部材264を例え
ば第14図に示す開位置まで旋回せしめると共通路12
4の大部分が開放され、かくして共通路124にて詰っ
た原稿を破損することなく容易に除去することができる
かくの通りにして開放した原稿搬出路を元の状態に戻す
には、上述したとは反対に、可動部材264を第14図
において反時計方向に旋回して上記閉位置に位置付け、
次いで旋回ユニット200を第14図において反時計方
向に旋回して上記閉位置に位置付け、しかる炎上開閉カ
バー176を第14図において反時計方向に旋回して上
記閉位置に位置付けれ、ばよい。主開閉カバー176を
閉位置にせしめると、当接突部186及び188に設け
られた永久磁石190が垂直基板172及び174の上
端に設けられた外側折曲部192及び194に当接して
磁気的に吸着し、かくして主開閉カバー176が上記閉
位置に磁気的に保持される。また、かくすると、主開閉
カバー176が圧接解除レバー352に作用して第9図
において時計方向に旋回せしめ、圧接解除レバー352
が搬出補助ローラ118から離隔することによって、搬
出補助ローラ118が搬出主ローラ116に圧接される
。また、主開閉カバー176に設けられた垂下片362
〈第4図)が垂直基板174の外側折曲部194に形成
された切欠きを通してその下方に配設されている安全ス
イッチ(図示せず)に作用し、安全スイッチが閉になる
駆動系 次いで、主として第15図を参照して駆動系について説
明すると、駆動系の大部分は後側支持部材104内に配
設されている。具体例では、駆動源を構成する電動モー
タ364は、後側支持部材104に取付けられた支持プ
レート(図示せず)に装着されている。垂直基板174
の外面には短軸366が植設されており、短軸366に
装着された大プーリ368と電動モータ364の出力軸
に固定された出力プーリ369との間にベルト370が
巻掛けられている。この短E366には、また、小プー
リ372が装着されている。垂直基板174の外面には
、軸部材374が植設され、この軸部材374には伝動
プーリ376及び歯車378が装着されている。また、
垂直基板174にはこれを貫通して軸部材380が軸受
381を介して回転自在に装着され、軸部材380の一
端部(垂直基板174から外方に突出する一端部)には
プーリ382が装着され、その他端部(垂直基板174
から内方に突出する他端部)には歯車384 (第4図
、第5図参照)が装着されている。
そして、小プーリ372、垂直基板174に軸386を
介して回転自在に装着されたテンションプーリ388、
伝動プーリ376、プーリ382及び第2の原稿排出ロ
ーラ142の支持軸330(垂直基板174を貫通して
後方に突出する部位)に装着されたプーリ390がベル
ト392により駆動連結されている。かく構成されてい
るので、電動モータ364が付勢されると、ベルト36
9及び392を介して各種ブーりは第15図に矢印で示
す方向に回動される。搬出主ローラ116の回転軸26
0は垂直基板174を貫通して後方に突出し、この突出
端部に歯車394が装着され(第4図、第7図参照)、
かかる歯車394が上記歯車378に噛合されている。
従って、伝動ブーU 376が矢印で示す方向に回動さ
れると、歯車378及び394を介して搬出主ローラ1
16は矢印12(第3図も参照)で示す方向に回動され
る。また、第1の原稿排出ローラ140の回転軸234
は端壁204を貫通して後方に突出し、この突出端部に
も歯車240が装着され(第4図、第7図参照)、この
歯車240が上記歯車384に噛合されている。従って
、プーリ382が矢印で示す方向に回動されると、歯車
384及び歯車240を介して第1の原稿排出ローラ1
40は矢印400 (第15図)で示す方向に回動され
る。
具体例においては、搬出主ローラ116の回転周速度は
第2の原稿排出ローラ142の回転周速度と実質上同一
になるように設定されているが(搬出主ローラ116と
協働する搬出補助ローラ118及び再搬入補助ローラ1
20の回転周速度は、容易に理解される如く、搬出主ロ
ーラ116の回転周速度と実質上同一である)、第1の
原稿排出ローラ140の回転周速度よりも大きく設定さ
れている。第1の原稿排出ローラ140の周速度は、搬
出主ローラ116の周速度の例えば2/3程度に設定す
るのが望ましい。そして、第1の原稿排出ローラ140
の周速度が搬出主ローラ116の周速度より小さく設定
されていることに関連して、歯車240と第1の原稿排
出ローラ140の回転軸234との間に、それ自体周知
の一方向クラッチ手段402が介在されている。
方向クラック手段402は、通常歯車240からの回転
駆動力を回転軸234に伝達して第1の原稿排出ローラ
140を比較的低速で回動するが、第1の分岐路126
を通して送給される原稿が第1の原稿排出ローラ140
に作用すると歯車240からの回転駆動力の伝達を解除
する。搬出主ローラ116の回転周速度は、第1の原稿
排出ローラ140を除く他のローラ、即ち原稿送出手段
42の送りローラ52、原稿搬入手段44の上側ローラ
60及び下側ローラ62、並びに原稿搬送手段74のベ
ルト88の回転周速度(又は移動速度)と実質上同一に
なっている。
かく構成されているので、原稿が原稿搬入路40、透明
板8と無端ベルト88の間に規定された搬送路、原稿排
出路における共通路124及び第2の分岐路130、並
びに再搬入路132を通して送給されるときには、比較
的高速の所定速度で搬送される。また、原稿が第1の分
岐路126を通して送給されるときには、初め(原稿が
搬出主ローラ116と搬出補助ローラ118の作用を受
けて搬送されているとき)は搬出主ローラ116及び搬
出補助ローラ118により比較的高速の所定速度で移動
される(このとき、第1の原稿排出ローラ140は、電
動モータ364から一方向クラッチ手段402を介して
伝達される回動力ではなく、比較的高速の所定速度で移
動される原稿の作用を受けて回動される)が、その後(
原稿の後端が搬出主ローラ116と搬出補助ローラ11
8のニップ部位を通過した後)は電動モータ364から
一方向クラッチ手段402を介して伝達される回動力に
より回転される第1の原稿排出ローラ140の作用によ
って比較的低速で搬送される。従って、原稿が第1の分
岐路126を通して第1の原稿受皿94に排出されると
きには比較的低速で排出され、それ故に、かかる排出時
に原稿が乱れることが少なく、排出された原稿は第1の
原稿受皿94に積層状態にストックされる。尚、具体例
では、第1の分岐路126の下流端に存在する第1の原
稿排出ローラ140の回転周速度を遅くしているが、こ
れに加えて、第2の分岐路130の下流端に存在する第
2の原稿排出ローラ142の回転周速度も遅くすること
ができる。
上述した構成に関連して、第1の原稿排出ローラ140
を次の通り構成するのが好ましい。即ち、第1の原稿排
出ローラ140の排出ローラ部材236の少なくとも周
表面を摩擦係数の比較的小さい材料から形成するのが好
ましく、具体例では排出ローラ部材236全体が軟質発
泡ウレタンから形成されている。かく構成することによ
り、搬出主ローラ116iび搬出補助ローラ118の作
用により原稿が比較的高速で送給されているときに原稿
と排出ローラ部材236の間に滑りが生成され、かくし
て原稿の曲げ等による損傷が確実に防止される。
尚、第2の原稿排出ローラ142の回転周速度を遅くし
たときには、この第2の原稿排出ローラ142の構成を
、上述した第1の原稿排出ローラ140と同様にするの
が好ましい。
具体例では、また、第1の分岐路126を通して排出さ
れる原稿が第1の原稿受皿94に積層状態に所要の通り
ストックされるように、更に、次の通り構成されている
。第8図、第11図及び第12図に示す如く、第1の原
稿排出ローラ140の排出ローラ部材236間に位置す
る案内突条177 (主開閉カバー176の内面に設け
られている)の第8rXJ及び第11図において左端部
、即ち第1の分岐路126の下流端部の上側を規定する
部位177dは、原稿の排出方向に向けて下方に弧状に
延びている。従って、第1の分岐路126を通して送給
される原稿は案内突条177の部位177dに案内され
て第1の原稿受皿94に向けて下方に排出され、第1の
原稿受皿94上に積層状態にストックされる。かかる技
術は単独で用いても所望の効果が達成されるが、第1の
原稿排出ローラ140の周速度を比較的遅くする技術と
併用することによって一層十分な効果が達成される。
以上、本発明に従う原稿搬送装置の一具体例1こついて
説明したが、本発明はかかる具体例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃
至修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う自動原稿搬送装置の一具体例を
取付けた静電複写機を示す斜視図。 第2図は、第1図の静電複写機に取付けた自動原稿搬送
装置における開閉動枠体を開放せしめた状態で示す部分
斜視図。 第3図は、第1図の自動原稿搬送装置を示す簡略断面図
。 第4図は、第1図の自動原稿搬送装置における原稿搬出
及び再搬入部を分解して示す斜視図。 第5図は、第4図の原稿搬出及び再搬入部における要部
を示す斜視図。 第6図は、第4図の原稿搬出及び再搬入部における旋回
ユニットを示す斜視図。 第7図は、第4図の原稿搬出及び再搬入部における搬出
主ローラ及び可動部材を示す斜視図。 第8図は、第4図の原稿搬出及び再搬入部における上開
閉カバーを一部切欠いて示す斜視図。 第9図は、原稿搬出及び再搬入部に設けられた圧接解除
手段及びそれに関連する要素を分解して示す斜視図。 第10I!lは、原稿搬出及び再搬入部に設けられた各
種作動手段を示す断面図。 第11図乃至第14図は、夫々、原稿搬出路の開放操作
を説明するための部分断面図。 第15図は、原稿搬出及び再搬入部の駆動系を示す図。 2・・静電複写機 4・・自動原稿搬送装置 8・・透明板 12・・原稿搬入部 14・・中央主部 16・・原稿搬出及び再搬入部 94・・第1の原稿受皿 114・・原稿搬出手段 116・・搬出主ローラ 118・・搬出補助O−ラ 120・・再搬入補助ローラ 124・・共通路 126・・第1の分岐路 128・・第2の原稿受皿 130・・第2の分岐路 132・・再搬入路 134・・搬出再搬入切替え手段 136・・分岐路切替え手段 138・・排出再搬入切替え手段 140・・第1の原稿排出ローラ 142・・第2の原稿排出ローラ 172及び174・・垂直基板 176・・上開閉カバー 177・・案内突条 200・・旋回ユニット 264・・可動部材 350・・圧接解除手段 364・・電動モータ 402・・一方向クラッチ手段 50

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハウジングの上面には処理すべき原稿が載置される
    透明板が配設されている画像処理機に適用される自動原
    稿搬送装置にして、 原稿テーブルと、 該原稿テーブルから該透明板の片端縁まで延在する原稿
    搬入路と、 第1の原稿受皿と、 第2の原稿受皿と、 該透明板の他端縁から延びる共通路、該共通路の下流端
    から該第1の原稿受皿まで延在する第1の分岐路、及び
    該共通路の下流端から該第2の原稿受皿まで延在する第
    2の分岐路を含む原稿搬出路と、 該原稿搬出路における該共通路を該第1の分岐路に連通
    せしめる第1の分岐位置と該共通路を該第2の分岐路に
    連通せしめる第2の分岐位置とに選択的に位置付けられ
    る分岐路切替え手段と、 該第1の分岐路から分岐して該透明板の該他端部まで延
    在する再搬入路と、 該第1の分岐路に進入せしめられた原稿を該第1の分岐
    路を通して該第1の原稿受皿に排出せしめるための排出
    位置と該第1の分岐路に進入せしめられた原稿を該再搬
    入路に導入せしめるための再搬入位置とに選択的に位置
    付けられる排出再搬入切替え手段と、 該原稿テーブル上に載置された複数枚の原稿を1枚毎順
    次に該原稿搬入路に送出するための原稿送出手段と、 該原稿搬入路に送出された原稿を該透明板上に搬入する
    ための原稿搬入手段と、 該透明板上に沿って原稿を搬送するための原稿搬送手段
    と、 該原稿搬送手段によって該原稿搬出路の該共通路に搬出
    された原稿を、該原稿搬出路の該共通路及び該第1の分
    岐路を通して該第1の原稿受皿に、或いは該原稿搬出路
    の該共通路並びに該第1の分岐路の上流部及び該再搬入
    路を通して該透明板上に、或いは該原稿搬出路の該共通
    路及び該第2の分岐路を通して該第2の原稿受皿に、排
    出せしめるための原稿搬出手段と、を具備する自動原稿
    搬送装置において、 該原稿搬出路の該第1の分岐路の少なくとも大部分及び
    該第2の分岐路の少なくとも大部分の片側は、開位置と
    閉位置の間を旋回自在に装着された第1の開閉部材によ
    り規定されており、該原稿搬出路の該第1の分岐路の少
    なくとも大部分の他側及び該再搬入路の少なくとも大部
    分の片側は、開位置と閉位置の間を旋回自在に装着され
    た第2の開閉部材により規定されており、 該第1の開閉部材を該開位置にせしめると該第1の分岐
    路の少なくとも大部分及び該第2の分岐路の少なくとも
    大部分が開放され、また該第1の開閉部材を該開位置に
    保持した状態において該第2の開閉部材を該開位置にせ
    しめると該再搬入路の少なくとも大部分が開放される、
    ことを特徴とする自動原稿搬送装置。 2、該排出再搬入切替え手段は該第2の開閉部材に旋回
    自在に装着され、その上面の一部は該原稿搬出路におけ
    る該第1の分岐路の一部の他側を規定し、その下面の一
    部は該再搬入路の一部の片側を規定し、該第1の開閉部
    材を該開位置に保持した状態において該排出再搬入切替
    え手段を開方向に旋回せしめると該再搬入路の一部が開
    放される請求項1記載の自動原稿搬送装置。 3、該排出再搬入切替え手段に関連して案内部材が配設
    されており、該第1の開閉部材を該開位置に保持した状
    態において該第2の開閉部材を該開位置に向けて旋回せ
    しめると、該排出再搬入切替え手段の一部が該案内部材
    に案内され、これにより該排出再搬入切替え手段の所定
    方向の旋回動が阻止される請求項2記載の自動原稿搬送
    装置。 4、該再搬入路の少なくとも大部分の他側及び該共通路
    の少なくとも大部分の片側は、開閉自在に装着された第
    3の開閉部材により規定されており、該第1の開閉部材
    及び該第2の開閉部材を該開位置に保持した状態におい
    て該第3の開閉部材を開方向に旋回せしめると、該原稿
    搬出路の該共通路の少なくとも大部分が開放される請求
    項1から3までのいずれかに記載の自動原稿搬送装置。 5、該第1の開閉部材、該第2の開閉部材及び該第3の
    開閉部材は、該原稿搬出路の該第1の分岐路及び該第2
    の分岐路、該再搬入路、並びに該原稿搬出路の該共通路
    を開放するときに所定方向に旋回され、また該排出再搬
    入切替え手段は、該再搬入路の一部を開放するときに該
    所定方向と反対方向に旋回される請求項4記載の自動原
    稿搬送装置。 6、該原稿搬出手段は所定方向に回転駆動される搬出主
    ローラを備え、該搬出主ローラの周囲に分岐路切替え手
    段及び該排出再搬入切替え手段が配置されており、該搬
    出主ローラは、該分岐路切替え手段が該第1の分岐位置
    に且つ該排出再搬入切替え手段が該排出位置にあるとき
    には該原稿搬送路の該共通路に導入された原稿を該第1
    の分岐路を通して該第1の原稿受皿に送給し、該分岐路
    切替え手段が該第1の分岐位置に且つ該排出再搬入切替
    え手段が該再搬入位置にあるときには該共通路に導入さ
    れた原稿を該再搬入路を通して該透明板上に送給し、ま
    た該分岐路切替え手段が該第2の分岐位置にあるときに
    は該共通路に導入された原稿を該第2の分岐路を通して
    該第2の原稿受皿に送給する請求項1から5までのいず
    れかに記載の自動原稿搬送装置。 7、該第1の開閉部材の内面には幅方向を置いて複数個
    の案内突条が設けられており、該複数個の案内突条は該
    第1の開閉部材が該閉位置にあるときに該分岐路切替え
    手段及び該排出再搬入切替え手段の間に位置して該原稿
    搬出路の該第1の分岐路の一部を規定する請求項6記載
    の自動原稿搬送装置。 8、該原稿搬送路の該共通路には該搬出主ローラと協働
    する搬出補助ローラが配設され、該搬出補助ローラを該
    搬出主ローラに圧接せしめるための偏倚ばねと該偏倚ば
    ねの作用に抗して該搬出補助ローラを該搬出主ローラか
    ら離隔する方向に移動せしめるための圧接解除手段が設
    けられており、該第1の開閉部材が該閉位置にあるとき
    には該偏倚ばねの作用により該搬出補助ローラは該搬出
    主ローラに圧接する圧接状態に保持され、該第1の開閉
    部材を該開位置にせしめると該圧接解除手段の作用によ
    り該搬出補助ローラは該搬出主ローラから離隔する非作
    用状態に保持される請求項6又は7記載の自動原稿搬送
    装置。 9、該圧接解除手段は旋回自在に装着された圧接解除レ
    バーを備え、該圧接解除レバーには該搬出補助ローラを
    該搬出主ローラから離隔する方向に移動せしめるための
    偏倚手段が連結されており、該第1の開閉部材を該開位
    置にせしめると、該偏倚手段の作用により該圧接解除レ
    バーが該搬出補助ローラに作用して該搬出主ローラの周
    表面から離隔せしめ、かくして該搬出主ローラと該搬出
    補助ローラの圧接状態が解除され、一方該第1の開閉部
    材を該閉位置にせしめると、該第1の開閉部材が該圧接
    解除レバーに作用して該搬出従動ローラから離隔せしめ
    、かくして該搬出補助ローラは該偏倚バネの作用にり該
    搬出主ローラの周表面に圧接される請求項8記載の自動
    原稿搬送装置。 10、該再搬入路には該搬出主ローラと協働する再搬入
    補助ローラが配設され、該再搬入補助ローラは該第2の
    開閉部材に回転自在に装着されている請求項6から9ま
    でのいずれかに記載の自動原稿搬送装置。 11、ハウジングの上面には処理すべき原稿が載置され
    る透明板が配設されている画像処理機に適用される自動
    原稿搬送装置にして、 原稿テーブルと、 該原稿テーブルから該透明板の片端縁まで延在する原稿
    搬入路と、 原稿受皿と、 該透明板の他端縁から該原稿受皿まで延在する原稿搬出
    路と、 該原稿テーブル上に載置された複数枚の原稿を1枚毎順
    次に該原稿搬入路に送出するための原稿送出手段と、 該原稿搬入路に送出された原稿を該透明板上に搬入する
    ための原稿搬入手段と、 該透明板上に沿って原稿を搬送するための原稿搬送手段
    と、 該原稿搬送手段によって該原稿搬出路に搬出された原稿
    を該原稿搬出路を通して該原稿受皿に排出するための原
    稿搬出手段と、 少なくとも該原稿搬出手段を駆動するための駆動手段と
    、を具備し、 該原稿搬出手段における、該原稿搬出路の下流端に位置
    する原稿排出ローラは、該原稿搬出手段の他のローラよ
    りも周速度が遅くなるように該駆動手段に駆動連結され
    ており、 該原稿排出ローラと該駆動手段との間には、更に、一方
    向クラッチ手段が介在されている、ことを特徴とする自
    動原稿搬送装置。 12、該原稿排出ローラは、該一方向クラッチ手段を介
    して該駆動手段に駆動連結された回転軸と該回転軸に軸
    線方向に間隔を置いて複数個装着された排出ローラ部材
    を備え、該排出ローラ部材の少なくとも周表面は摩擦係
    数の比較的小さい材料から形成されている請求項11記
    載の自動原稿搬送装置。 13、該排出ローラ部材は軟質発泡ウレタンから形成さ
    れている請求項12記載の自動原稿搬送装置。 14、該原稿搬入手段及び該原稿搬送手段の各種構成要
    素は、該原稿搬出手段の該他のローラの周速度と実質上
    同一である請求項11から13までのいずれかに記載の
    自動原稿搬送装置。 15、ハウジングの上面には処理すべき原稿が載置され
    る透明板が配設されている画像処理機に適用される自動
    原稿搬送装置にして、 原稿テーブルと、 該原稿テーブルから該透明板の片端縁まで延在する原稿
    搬入路と、 原稿受皿と、 該透明板の他端縁から該原稿受皿まで延在する原稿搬出
    路と、 該原稿テーブル上に載置された複数枚の原稿を1枚毎順
    次に該原稿搬入路に送出するための原稿送出手段と、 該原稿搬入路に送出された原稿を該透明板上に搬入する
    ための原稿搬入手段と、 該透明板上に沿って原稿を搬送するための原稿搬送手段
    と、 該原稿搬送手段によって該原稿搬出路に搬出された原稿
    を該原稿搬出路を通して該原稿受皿に排出するための原
    稿排出手段と、を具備し、該原稿搬出路からの原稿が該
    原稿受皿に向けて下方に排出されるように構成されてい
    る、ことを特徴とする自動原稿搬送装置。 16、該原稿搬出路の下流端部の上側は、原稿の排出方
    向に向けて下方に弧状に延びている請求項15記載の自
    動原稿搬送装置。 17、該原稿搬出路の下流端部の上側は、幅方向に間隔
    を置いて配設された複数個の案内リブにより規定され、
    該原稿搬出手段における、該原稿搬出路の下流端に位置
    する原稿排出ローラの排出ローラ部材は、該複数個の案
    内リブの間に配置され、該複数個の案内リブの下流端部
    下面は、原稿の排出方向に向けて下方に弧状に延びてい
    る請求項16記載の自動原稿搬送装置。 18、該原稿搬出手段の該原稿排出ローラは、該原稿搬
    出手段の他のローラよりも周速度が遅くなるように駆動
    手段に駆動連結され、該原稿排出ローラと該駆動手段の
    間には一方向クラッチ手段が介在されている請求項17
    記載の自動原稿搬送装置。 19、該原稿排出ローラの該排出ローラ部材は、少なく
    とも周表面が摩擦係数の比較的小さい材料から形成され
    ている請求項17記載の自動原稿搬送装置。 20、該排出ローラ部材は軟質発泡ウレタンから形成さ
    れている請求項19記載の自動原稿搬送装置。 21、ハウジングの上面には処理すべき原稿が載置され
    る透明板が配設されている画像処理機に適用される自動
    原稿搬送装置にして、 原稿テーブルと、 該原稿テーブルから該透明板の片端縁から延在する原稿
    搬入路と、 原稿受皿と、 該透明板の他端縁から該原稿受皿まで延在する原稿搬出
    路と、 第原稿テーブル上に載置された複数枚の原稿を1枚毎順
    次に該原稿搬入路に送出するための原稿送出手段と、 該原稿搬入路に送出された原稿を該透明板上に搬入する
    ための原稿搬入手段と、 該透明板上に沿って原稿を搬送するための原稿搬送手段
    と、 該原稿搬送手段によって該原稿搬出路に搬出された原稿
    を該原稿搬出路を通して該原稿受皿に排出するための原
    稿搬出手段と、を具備し、該原稿搬出手段は所定方向に
    回転駆動される主ローラと該主ローラと協働する補助ロ
    ーラを備えており、 該補助ローラを該主ローラに圧接せしめるための偏倚ば
    ねと該偏倚ばねの作用に抗して該補助ローラを該主ロー
    ラから離隔する方向に移動せしめるための圧接解除手段
    が設けられており、更に、該原稿搬出路の一部を規定す
    る開閉部材が開閉自在に装着されており、 該開閉部材を閉状態にせしめたときには、該偏倚ばねの
    作用により該補助ローラは該主ローラに圧接する圧接状
    態に保持され、一方該開閉部材を開状態にせしめたとき
    には、該圧接解除手段の作用により該補助ローラは該主
    ローラに実質上作用しない非作用状態に保持される、こ
    とを特徴とする自動原稿搬送装置。 22、該圧接解除手段は旋回自在に装着された圧接解除
    レバーを備え、該圧接解除レバーには該補助ローラを該
    主ローラから離隔する方向に移動せしめるための偏倚手
    段が連結されており、該開閉部材を開状態にせしめると
    、該偏倚手段の作用により該圧接解除レバーが該補助ロ
    ーラに作用して該主ローラの周表面から離隔せしめ、か
    くして該主ローラと該補助ローラの圧接状態が解除され
    、一方該開閉部材を閉状態にせしめると、該開閉部材が
    該圧接解除レバーに作用して該補助ローラから離隔せし
    め、かくして該補助ローラは該偏倚ばねの作用により該
    主ローラの周表面に圧接される請求項21記載の自動原
    稿搬送装置。
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