JPH032958Y2 - - Google Patents

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JPH032958Y2
JPH032958Y2 JP1984172779U JP17277984U JPH032958Y2 JP H032958 Y2 JPH032958 Y2 JP H032958Y2 JP 1984172779 U JP1984172779 U JP 1984172779U JP 17277984 U JP17277984 U JP 17277984U JP H032958 Y2 JPH032958 Y2 JP H032958Y2
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musical tone
musical
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tone signal
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JP1984172779U
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主に電子楽器の分野において用い
られる楽音発生ユニツトに関する。
〔従来技術〕
従来、鍵盤電子楽器に接続され、この電子楽器
における押鍵に対応して楽音信号を発生する楽音
発生ユニツトが知られている(実開昭56−3587号
参照)。この楽音発生ユニツトは、電子楽器から
出力される鍵情報に基づいて楽音信号発生を行う
もので、電子楽器とは独立に生産、販売され、演
奏者をより重厚にするため、あるいは、より豊か
にするために使用される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来のこの種の楽音発生ユニツト
は、電子楽器の全鍵に押鍵に対応して楽音信号を
発生するようになつており、電子楽器の鍵盤の一
部の鍵域のみに対応して楽音信号を発生するとい
うことができず、このため演奏の自由度が低い欠
点があつた。
そこでこの考案は、鍵域を指定して楽音信号発
生を行わせることができる楽音発生ユニツトを提
供することを目的としている。
〔問題を解決するための手段〕
この考案は、鍵域を設定する鍵域設定手段と、
前記鍵域設定手段によつて設定された鍵域に基づ
いて、外部の電子楽器から供給された鍵情報を楽
音信号発生手段へ供給するか否かを判別する判別
手段と、前記判別手段における判別結果に応じて
前記鍵情報を前記楽音信号発生手段へ供給する手
段とを具備してなるものである。
〔実施例〕
第1図は、この考案による楽音発生ユニツトG
1,G2…を用いて構成した電子楽器システムの
構成例を示すブロツク図である。この図におい
て、符号1は周知の鍵域電子楽器であり、この電
子楽器1において発生した楽音信号は、増幅器2
によつて増幅され、スピーカ3から楽音として発
音される。また、この電子楽器1における端子1
aは鍵情報出力端子であり、電子楽器1の鍵盤で
でいずれかの鍵が押下されると、押下鍵のキーコ
ードKCおよびキーオンを示すキーオンデータ
KONが端子1aから出力され、また、押下され
ていた鍵が離鍵されると、その鍵のキーコード
KCおよびキーオフを示すキーオフデータKOFF
が端子1aから出力される。楽音発生ユニツトG
1,G2…は各々入力端子INおよび出力端子
OUTを有しており、各入力端子INおよび出力端
子OUTはユニツト内部で短絡されている。これ
により、電子楽器1の端子1aから出力された鍵
情報は各楽音発生ユニツトG1,G2…へ同時に
供給される。また、各楽音発生ユニツトG1,G
2…において発生した楽音信号は各々、増幅器4
−1,4−2…において増幅され、スピーカ5−
1,5−2…において楽音として発音される。な
お、楽音発生ユニツトG1,G2…は別個に設け
てもよく、あるいは1つのラツク内に収納しても
よい。
第2図は、各楽音発生ユニツトG1,G2…の
構成例を示すブロツク図である。この図におい
て、符号11はCPU(中央処理装置)、12は
CPU11において用いられるプログラムが記憶
されたROM、13は操作部である。この操作部
13には、第3図に示すフアンクシヨンキー13
a,ダウンキー13b、アツプキー13cが設け
られていると共に、音色を選択指定する音色スイ
ツチ、電源スイツチ等が設けられている。そし
て、各スイツチの出力はスイツチインターフエイ
ス14を介して、CPU11のバスラインBへ供
給される。15は液晶等を用いたパネル表示器で
あり、表示インターフエイス16を介してバスラ
インBに接続されている。17は入出力インター
フエイスであり、入力端子INへ供給されたキー
コードKC、キーオンデータKON、キーオフデー
タKOFFは各々、このインターフエイス17内の
レジスタに記憶される。18はワーキング
RAM、19は音色プリセツトRAMであり、こ
の音色プリセツトRAMには、各種音色に対応し
て設定された楽音パラメータが記憶される。20
は楽音発生装置であり、FM方式、フイルタ方式
その他各種の方式の楽音発生装置が用いられる。
上述した音色プリセツトRAM19内に記憶され
た楽音パラメータは、この楽音発生装置20へ供
給され、楽音発装置20はその楽音パラメータを
用いて、同パラメータに対応する音色の楽音信号
を発生する。また、この楽音発生装置20は、複
数の楽音発生チヤンネルを有しており、複数の鍵
盤キーに対応する楽音信号を同時に形成すること
ができる。
次に、上記楽音発生ユニツトG1,G2…の動
作を説明する。この楽音発生ユニツトG1,G2
…は3つの動作モードを有している。以下、各モ
ードを順次説明する。
(1) 音色プリセツトモード 電源が投入されると、パネル表示器15に第4
図イに示す表示が行われる。ここで、「TN」の
文字が音色プリセツトモードを示している。この
表示がされている状態において、操作者が操作部
13の音色スイツチを操作すると、この操作され
た音色スイツチに対応する音色の楽音パラメータ
が音色プリセツトRAM19から読み出され、楽
音発生装置20へ転送される。
(2) 鍵域設定モード パネル表示器15に第4図イの表示が行われて
いる状態において、操作部13のフアンクシヨン
キー13a(第3図)を1回押すと、パネル表示
器15に第4図ロの表示が行われる。ここで、
「SP」の文字が鍵域設定モードを表わしている。
この鍵域設定モードは、操作者が鍵域の限界値で
あるローポイントLPおよびハイポイントHPを
各々設定する場合のモードであり、この設定は次
の様にして行われる。鍵域設定モードに入ると、
まずパネル表示器15に、例えば第4図ロに示す
様に「LP=D2,HD=F5」になる表示が行われ
る。この表示は、前回電源がオフとされる直前の
ローポイントLP、ハイポイントHPの設定状態を
示している。またこの時、「LP」の文字が点滅す
る。この点滅は、ローポイントLPの設定を指示
している。なお「D2」,「F5」は各々、第2イオ
ターブD音、第5オクターブF音を意味してい
る。この状態において、操作者がダウンキー13
b(第3図)を1回押すと、「D2」の表示が
「C#2」に変化し、以下、ダウンキー13bを
押す毎に、該表示が「C2」,「B1」,「A#1」…
と1音ずつ低音方向へ変化する。一方、アツプキ
ー13cを押す毎に、「D2」の表示が「D#2」,
「E2」,「F2」…と1音ずつ高音方向へ変化する。
操作者はこのダウンキー13bおよびアツプキー
13cによつてローポイントLPを望みの位置に
設定する。次に、操作者は、ローポイントLPの
設定が終了した時点で、操作部13に設けられて
いる設定変更キーを押す。このキーが押される
と、表示器15の「LP」の文字の点滅が停止す
る一方、「HP」の文字が点滅を始める。この状
態において、操作者は上述したローポイントLP
の設定と同様に、ダウンキー13b,アツプキー
13cによつてハイポイントHPの設定を行う。
以上がダウンキー13bおよびアツプキー13c
によつてLP,HPの設定を行う場合であるが、こ
の楽音発生ユニツトG1,G2…は電子楽器1
(第1図)の鍵盤によつても上記設定を行うこと
ができるようになつている。すなわち、「LP」の
文字が点滅している状態において鍵盤の例えばB
1キー(第1オクターブB音のキー)を押下する
と、LPとして「B1」が自動的に設定され、ま
た、「LP=B1」の表示が行われる。同様に、
「HP」の文字が点滅している状態において鍵盤
の例えばG6キーを押下すると、HPとして「G6」
が自動的に設定され、また、「HP=G6」の表示
が行われる。
そして、上記の設定が終了した時点において、
設定されたローポイントLP、ハイポイントHPに
各々対応するローポイントデータLPD、ハイポ
イントデータHPD(いずれもキーコードKC)が
ワーキングRAM18内に記憶される。
第5図はローポイントLPを設定する場合にお
けるCPU11の処理過程を示す流れ図である。
鍵域設定モードに入ると、CPU11は、まずス
テツプS1の処理へ進み、ダウンフラグ
DWFLG、アツプフラグUPFLGを各々クリアす
る。なお、これらのフラグDWFLG、UPFLGは
共にワーキングRAM18内に設定されている。
次に、ステツプS2へ進むと、文字「SP」,
「LP」,「HP」に対応する文字データがパネル表
示器15へ出力される。これにより、第4図ロに
示す文字「SP」,「LP」,「HP」が表示器15に
表示される。次に、ステツプS3へ進すと、ワー
キングRAM18内に設定されているローポイン
トデータLPD、ハイポイントデータHPDが各々
文字データに変換された後表示器15へ出力され
る。この処理により、例えば第4図ロに示す文字
表示が行われる。また、この時、文字「LP」の
点滅が行われる。なお、この時点におけるローポ
イントデータLPDおよびハイポイントデータ
HPDは各々、前回電源がオフとされる直前にお
いてワーキングRAM18内に設定されていたロ
ーポイントデータLPDおよびハイポイントデー
タHPDである。次にステツプS4へ進むと、ダ
ウンキー13bがオンか否かが判断される。そし
て、この判断結果が「NO」の場合は、ステツプ
S5へ進み、ダウンフラグDWFLGに“0”がセ
ツトされ、次いでステツプS6へ進む。ステツプ
S6ではアツプキー13cがオンか否かが判断さ
れる。そして、この判断結果が「NO」の場合
は、ステツプS7へ進み、アツプフラグUPFLG
に“0”がセツトされ、次いでステツプS8へ進
む。ステツプS8では、電子楽器1の鍵盤キーが
オンとされたか否かが判断される。なお、前述し
たように、鍵盤キーがオンされると、電子楽器1
の端子1aからキーコードKCおよびキーオンデ
ータKONが出力される。そして、これらのキー
コードKCおよびキーオンデータKONは第3図に
おける入出力インターフエイス17内に設けられ
たレジスタ内に記憶される。したがつて、ステツ
プS8においては、上述したレジスタの内容がチ
エツクされる。そして、このステツプS8の判断
結果が「NO」の場合は、ステツプS3へ戻る。
以上のように、鍵域設定モードに入ると、CPU
11はまずステツプS1,S2の処理を行い、次
いでダウンキー13b、アツプキー13cまたは
鍵盤キーのいずれかが操作されるまで、ステツプ
S3〜S8を繰返し実行する。次に、ダウンキー
13bがオンとされた場合は、ステツプS4の判
断結果が「YES」となり、ステツプS9へ進む。
ステツプS9では、ダウンフラグDWFLGが
“1”か否かが判断される。そして、この判断結
果が「NO」の場合はステツプS10へ進み、ダ
ウンフラグDWFLG“1”にセツトされる。次い
でステツプS11へ進むと、ワーキングRAM1
8内のローポイントデータLPDが電子楽器1の
鍵盤の最低音キーのキーコードが否かが判断され
る。そして、この判断結果が「NO」の場合はス
テツプS12へ進み、ローポイントデータLPD
がデクリメントされる。次いで、ステツプS6〜
S8を介してステツプS3へ戻る。そしてこのス
テツプS3が実行されると、第4図ロにおける表
示「LP=D2」が「LP=C#2」に変わる。次
に、ステツプS4へ進むと、ダウンキー13bが
オンか否かが判断される。そして、ダウンキー1
3bがまだ押し続けられている場合はステツプS
9へ進む。この時点において、ステツプS9の判
断結果は「YES」であり、したがつてステツプ
S6へ進む。以後、ダウンキー13bがオフとさ
れるまで、ステツプS6,S7,S8,S3,S
4,S9,S6の過程を繰返す。次に、ダウンキ
ー13bがオフとされると、ステツプS4の判断
結果が「NO」となり、ステツプS5へ進む。ス
テツプS5では、ダウンフラグDWFLGに“0”
がセツトされ、次いでステツプS6〜S8,S3
を介してステツプS4へ戻る。以下、上記と同様
の過程により、ダウンキー13bが押下される毎
にローポイントデータLPDがデクリメントされ、
また、表示器15の表示が変化する。また、ロー
ポイントデータLPDが鍵盤の最低音キーのキー
コードKCに一致した場合は、ステツプS11の
判断結果が「YES」となり、ステツプS12を
ジヤンプする。
一方、アツプキー13cがオンとされた場合
は、ステツプS6の判断結果が「YES」となり、
ステツプS13〜S16の処理へ進む。このステ
ツプS13〜S16の処理は各々ステツプS9〜
S12の処理と全く対応した処理であり、したが
つて説明は省略する。
次に、上述したローポイントLPの設定時にお
いて、電子楽器1の鍵盤のいずれかのキーが押下
された場合は、ステツプS8の判断結果が
「YES」となり、ステツプS17へ進む。ステツ
プS17では、入出力インターフエイス17に読
込まれたキーコードKCがローポイントデータ
LPDとしてワーキングRAM18に書込まれる。
すなわち、鍵盤キーによるローポイントLPの設
定が行われる。なお、この設定はダウンキー13
b、アツプキー13cによる設定に優先する。す
なわち、ダウンキー13bまたはアツプキー13
cが操作された後、鍵盤キーが操作された場合、
ワーキングRAM18内のローポイントデータ
LPDは鍵盤キーによつて入力されたキーコード
KCとなる。
以上がローポイントLPの設定時におけるCPU
11の処理過程である。このローポイントLPの
設定が終了した後、操作部13の設定変更キーを
押すと、第4図ロに示す文字「HP」が点滅を開
始し、以後、ハイポイントLPの設定可能状態と
なる。このハイポイントLPの設定時における
CPU11の処理は上述したローポイントLPの設
定時の処理と全く同じである。そして、このハイ
ポイントLPの設定により、ワーキングRAM18
内にローポイントデータHPDがセツトされる。
なお、上述した処理に代えて、ダウンキー13
bまたはアツプキー13cを連続的に押し続けて
いる間に、ローポイントデータLPDまたはハイ
ポイントデータHPDを所定時間間隔で「1」づ
つ順次変化させるようにしてもよい。また、ロー
ポイントLPの設定時またはハイポイントHPの設
定時において、一回鍵盤キーが押下された場合
は、その後の鍵盤キーの押下を受けつけないよう
にしてもよい。
(3) 演奏モード パネル表示器15に第4図ロに示す文字「SP」
が表示されている状態において、フアンクシヨン
キー13aを押すと、同表示器15に第4図ハに
示す表示が行われる。ここで「MS」の文字が演
奏モードを表わしている。なお、この状態におい
て再度フアンクシヨンキー13aを押すと、前述
した音色プリセツトモードに戻り、表示器15に
第4図イの表示が行われ、以下、フアンクシヨン
キー13aを押す毎にモードが順次変化する。
この演奏モードは、電子楽器1から供給される
キーコードKC、キーオンデータKON、キーオフ
データKOFFおよび上述したワーキングRAM1
8内に設定されたローポイントデータLPD、ハ
イポイントデータHPDに基づいて楽音信号の形
成を行うモードである。まず、ローポイントデー
タLPD、ハイポイントデータHPDと楽音信号形
成との関係を説明する。第6図イ〜ハは同関係を
示す図であり、同図イに示すようにLPD<HPD
の場合は、電子楽器1から供給されるキーコード
KCがLPD≦KC≦HPDの場合に同キーコードKC
に対応する楽音信号の形成を行い、同図ロに示す
ようにLPD=HPDの場合はキーコードKCがKC
=LPD(HPD)のときのみ同キーコードKCに対
応する楽音信号の形成を行い、また、同図ハに示
すようにHPD<LPDの場合は、キーコードKCが
KC≦HPDの場合またはLPD≦KCの場合に同キ
ーコードKCに対応する楽音信号の形成を行う。
なお、同図における「C−2」,「G8」は各々第
(−2)オクターブC音、第8オクターブG音の
意味で、電子楽器1の最低温キーおよび最高音キ
ーの音高である。また、同図における斜線部分が
指定鍵域を示している。
次に、この演奏モードにおけるCPU11の処
理過程を第7図に示す流れ図を参照して説明す
る。演奏モードに入ると、CPU11はまずステ
ツプSP1の処理を行う。すなわち入出力インタ
ーフエイス17にキーコードKCが読込まれてい
るか否かを判断する。そしてこの判断結果が
「NO」の場合は、再び同じステツプSP1の処理
を繰返す。次に、電子楽器1の鍵盤でいずれかの
キーが押下され、同キーのキーコード(KC−A
とする)およびキーオンデータKONが入出力イ
ンターフエイス17内のレジスタに読込まれる
と、ステツプSP1の判断結果が「YES」となり、
ステツプSP2へ進む。ステツプSP2では、上記
レジスタ内のデータ(キーコードKC−Aおよび
キーオンデータKON)がワーキングRAM18
内に転送され、次いで同レジスタがクリアされ
る。次にステツプSP3へ進むと、ワーキング
RAM18内のハイポイントデータHPDがローポ
イントデータLPDより大またはイコールか否か
が判断される。そして、この判断結果が「YES」
の場合、すなわち、第6図イまたはロの場合はス
テツプSP4へ進み、RAM18内に転送されたキ
ーコードKCがローポイントデータLPDより大ま
たはイコールか否(小)かが判断される。そし
て、この判断結果が「NO」の場合、すなわち、
キーコードKCがローポイントデータLPDより小
の場合であり、楽音信号形成を行わない場合(第
6図イ参照)は、ステツプSP1へ戻る。一方、
ステツプSP4の判断結果が「YES」の場合はス
テツプSP5へ進む。ステツプSP5では、キーコ
ードKCがハイポイントデータHPDより小または
イコールか否かが判断される。そして、この判断
結果が「NO」の場合、すなわちキーコードKC
がハイポイントデータHPDより大の場合であり、
楽音信号の形成を行わない場合は、ステツプSP
1へ戻り、一方、判断結果が「YES」の場合は、
ステツプSP6へ進む。
また、前述したステツプSP3の判断結果が
「NO」の場合、すなわち第6図ハの場合は、ス
テツプSP7へ進む。このステツプSP7では、
RAM18に転送されたキーコードKCがローポ
イントデータLPDより大またはイコールか否か
が判断される。そして、この判断結果が「YES」
の場合、すなわち楽音信号の形成を行う場合(第
6図ハ参照)は、ステツプSP6へ進み、「NO」
の場合はステツプSP8へ進む。ステツプSP8で
は、キーコードKCがハイポイントデータHPDよ
り小またはイコールが否かが判断される。そし
て、この判断結果が「NO」の場合(楽音信号の
形成を行わない場合)はステツプSP1へ戻り、
「YES」の場合(楽音信号形成を行う場合)はス
テツプSP6へ進む。ステツプSP6では、RAM
18内にキーコードKCと共に転送されたデータ
がキーオンデータKONか否(キーオフデータ
KOFF)かが判断される。そして、この判断結果
が「YES」の場合(キーオンデータKONの場
合)は、ステツプSP9へ進む。ステツプSP9で
は、RAM18内に予め設定されている複数の
(楽音発生チヤンネルと同数のチヤンル割当てエ
リアの内の、チヤンネル割当てがまだ行われてい
ないエリアに、キーコードKC−Aおよびキーオ
ンデータKONが書込まれる。すなわち、チヤン
ネル割当てが行われる。次にステツプSP10へ
進むと、同キーコードKCが楽音発生装置20内
の、ステツプSP9において割当てが行われた楽
音発生チヤンネルへ転送される。これにより、楽
音発生チヤンネルにおいて同キーコードKCの楽
音信号が形成され、スピーカ5(第1図)から楽
音が発生する。ステツプSP10の処理が終了す
ると、ステツプSP1へ戻り、以後、再びステツ
プSP1の処理を繰返し行う。
次に、キーコードKC−Aに対応する鍵盤キー
が離鍵されると、電子楽器1からキーコードKC
−Aおよびキーオフ信号KOFFが出力され、入出
力インターフエイス17内のレジスタに読込まれ
る。この時、ステツプSP1の判断結果が「YES」
となり、ステツプSP2の処理が行われ、次いで
ステツプSP3以下の各判断が行われ、そしてス
テツプSP6へ進む。この場合、ステツプSP6の
判断結果は「NO」となり、ステツプSP11へ進
む。ステツプSP11では、キーコードKC−Aが
書込まれているRAM18内のチヤンネル割当て
エリア内にキーオフデータKOFFが書込まれる。
次にステツプSP12へ進むと、楽音発生装置2
0の、キーコードKC−Aの楽音信号形成が行わ
れている楽音発生チヤンネルへキーオフデータ
KOFFが転送される。これにより、同楽音発生チ
ヤンネルにおける楽音信号形成がデイケイ状態に
なる。上述したステツプSP12の処理が終了す
ると、再びステツプSP1へ戻る。
このように、第2図に示す楽音発生ユニツトG
1,G2…は、設定された鍵域内のキーが押下さ
れた場合(設定された鍵域内のキーコードKCが
入力された場合)にのみ楽音信号の形成を行う。
したがつて、例えば第1図の楽音発生ユニツトG
1,G2,G3に各々、第8図イ〜ハに示す鍵域
を設定した場合、ユニツトG1はG0〜G6の間
のキーが押下された場合に楽音信号形成を行い、
ユニツトG2は、C−2〜C0またはG6〜G8
の間のキーが押下された場合に楽音信号形成を行
い、また、ユニツトG3はD2〜E5の間のキー
が押下された場合に楽音信号の形成を行う。この
場合、各ユニツトG1〜G3で発生される楽音信
号の音色を異ならせることにより、鍵域に応じて
楽音の音色を変えることができる。
なお、上記実施例において、音色プリセツト
RAM19に記憶する楽音パラメータは、電子楽
器1から供給するようにしてもよい。この場合、
電子楽器1で設定された楽音パラメータをそのま
ま楽音発生装置20に供給するようにしてもよ
い。また、各楽音発生ユニツトG1,G2…内に
楽音パラメータ設定用操作子回路を設け、この操
作子回路で設定された楽音パラメータを音色プリ
セツトRAM19や楽音発装置20に供給するよ
うにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案による楽音発生
ユニツトは鍵域を指定して楽音信号発生を行わせ
ることができ、この結果、演奏の自由度を大幅に
向上させることができる。また、安価な鍵域電子
楽器に順次この考案による楽音発生ユニツトを買
いたすことにより、高度な電子楽器システムを順
次構成していくことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による楽音発生ユ
ニツトG1,G2…を用いて構成した電子楽器シ
ステムの構成を示すブロツク図、第2図は楽音発
生ユニツトG1,G2…の構成例を示すブロツク
図、第3図は第2図における操作部13に設けら
れている操作キーの一例を示す図、第4図は第2
図におけるパネル表示器15の表示例を示す図、
第5図は鍵域設定モードにおけるCPU11(第
2図)の処理過程を示す流れ図、第6図イ〜ハは
ローポイントデータLPD、ハイポイントデータ
HPDと楽音発生との関係を示す図、第7図は演
奏モードにおけるCPU11の処理過程を示す流
れ図、第8図イ〜ハは各々第1図に示す電子楽器
システムにおける楽音発生ユニツトG1〜G3の
楽音発生状態の一例を示す図である。 11……CPU、13……操作部、13b……
ダウンキー、13c……アツプキー、18……ワ
ーキングRAM、20……楽音発生装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 楽音信号発生手段を有し、外部から供給される
    鍵情報に対応する楽音信号を発生する楽音発生ユ
    ニツトにおいて、鍵域を設定する鍵域設定手段
    と、前記鍵域設定手段によつて設定された鍵域に
    基づいて、前記鍵情報を前記楽音信号発生手段へ
    供給するか否かを判別する判別手段と、前記判別
    手段における判別結果に応じて前記鍵情報を前記
    楽音信号発生手段へ供給する手段とを具備してな
    る楽音発生ユニツト。
JP1984172779U 1984-11-14 1984-11-14 Expired JPH032958Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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