JPH03284798A - 演奏情報表示装置 - Google Patents

演奏情報表示装置

Info

Publication number
JPH03284798A
JPH03284798A JP2086852A JP8685290A JPH03284798A JP H03284798 A JPH03284798 A JP H03284798A JP 2086852 A JP2086852 A JP 2086852A JP 8685290 A JP8685290 A JP 8685290A JP H03284798 A JPH03284798 A JP H03284798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
key
musical tone
note
control information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2086852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2921013B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Okuma
康彦 大熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2086852A priority Critical patent/JP2921013B2/ja
Publication of JPH03284798A publication Critical patent/JPH03284798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2921013B2 publication Critical patent/JP2921013B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は1発生音の音高とそのタッチ情報あるいは音
址制御情報等の制御情報との関係を相関的に表示する機
能を具備した電子楽器に関する。
〔従来の技術〕
鍵押圧操作時のタッチを検出し、そのタッチ強度を表示
する機能を具備した電子楽器は特開昭62−18789
4号に示されている。そこでは、表示装置は最新に押鍵
された1つの鍵のタッチ強度のみを表示するようになっ
ている。
一方、MIDI規格の電子楽器においては、MIDI規
格で受信したノートデータ(音高情報)に対応する楽音
信号を発生する一方で、そのノートデータに対応する鍵
を表示するようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のタッチ強度表示では、現在表示されているタッチ
強度がどの音(鍵)のものであるかが判らず、不便であ
る。また、これに発生音の鍵を表示する機能を組合せた
としても、1つの鍵のタッチ強度しか表示されないため
、複数鍵が同時に押圧されたような場合は、押圧鍵とタ
ッチ強度との相関関係が判らず、不便である。
例えば、シーケンサに所望の演奏をプログラムする場合
などにおいて、押圧鍵とタッチ強度との相関関係が判か
れば、プログラミングの際に便利であるので、好ましい
また、押圧鍵とタッチ強度との関係に限らず、押圧鍵と
音量レベルあるいはエンベロープレベル等の制御情報と
の相関関係が判かれば、同様に好ましい。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので。
発生音の音高とそのタッチ情報あるいは音量制御情報等
の制御情報との関係を相関的に表示する機能を具備した
電子楽器を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電子楽器は1発生する楽音の音高を指定
する音高情報とその楽音の特性を制御するための制御情
報とを入力し、この音高情報に対応する楽音信号を制御
情報の値に対応する特性で制御して発生する楽音信号発
生手段と、前記音高情報と制御情報とを入力し、音高に
対する制御情報の値を相関的に表示するための表示デー
タを発生する表示制御手段と、前記表示データに基づき
発生する楽音の音高とそれに対応する制御情報の値の関
係を相関的に表示する表示手段とを具えたものである。
〔作 用〕
楽音信号発生手段では、音高情報と制御情報の入力に応
じて、この音高情報に対応する楽音信号を制御情報の値
に対応する特性で制御して発生する。その一方で1表示
制御手段では、音高情報と制御情報とを入力し、音高に
対する制御情報の値を相関的に表示するための表示デー
タを発生する。
そして1表示手段では、前記表示データに基づき。
発生する楽音の音高とそれに対応する制御情報の値の関
係を相関的に表示する。こうして1発生音の音高とその
制御情報(例えばタッチ情報や音量制御情報)との関係
が相関的に表示される。これにより、現在発生中または
発生しようとする楽音の音高がどれであり、かつその制
御情報の値がどの程度であるかを即座に認識することが
できる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に
説明しよう。
第1図において、この実施例に係る電子楽器は、マイク
ロプロセッサユニット(CPU)104.−より各種制
御がなされる。このCPUl0に対して、バス13を介
してプログラム及びデータROM 11、ワーキング及
びデータRAM12、MIDIインタフェース14.デ
イスプレィ15、パネルスイッチ群16、楽音信号発生
回路17及びタイ、718が接続されている。MIDI
インタフェース14は、MIDI規格で表現された情報
を入力するためのインタフェースであり、音高情報や制
御情報など各種情報をMIDI規格で入力するためのデ
ータ入力装置!19が接続される。
データ入力装置19は例えばキーボードモジュールのよ
うな演奏操作装置であってよいし、上位コンピュータ等
であってもよい、このデータ入力装置i19によって入
力されるMIE)IiR格の情報の種類としては、例え
ばノートオンメツセージ、ノートオフメツセージ、コン
トロールチェンジメツセージなどがある。これらは、広
義にはMIDI規格においてrチャンネルボイスメツセ
ージ」といわれるものに含まれるものである。
「チャンネルボイスメツセージ」の−例を示すと、ノー
トオンメツセージは、鍵が新たに押圧されたことを示す
キーオンイベントに対応して生成されるもので、キーオ
ンイベント(以下単にノートオンという)であることを
示すステータス情報とそのキーを割り当てたチャンネル
番号(16個のMIDIチャンネルのうち1つ)を示す
チャンネル番号情報とからなるステータスバイトと、そ
のキーを示すノートナンバ(すなわちキーコード)から
なるバイトと、そのキーのタッチ情報(詳しくはイニシ
ャルタッチ情報)であるベロシティデータからなるバイ
ト、の合計3バイトからなっている。また、ノートオフ
メツセージは、鍵が新たに離されたことを示すキーオフ
イベントに対応して生成されるもので、キーオフイベン
ト(以下単にノートオフという)であることを示す情報
とそのキーを割り当てたチャンネル番号(16個のMI
DIチャンネルのうち1つ)を示すチャンネル番号情報
とからなるステータスバイトと、そのキーを示すノート
ナンバ(すなわちキーコード)からなるバイトと、その
キーのタッチ情報であるベロシティデータからなるバイ
ト、の合計3バイトからなっている。この場合、ノート
ナンバが音高情報に相当し、ベロシティデータが制御情
報に相当する。
プログラム及びデータROMIIはCPUl0の各種プ
ログラムや各種データを記憶したものであり、リードオ
ンリーメモリ (ROM)で−構成されている。
ワーキング及びデータRAM12はCPUl0がプログ
ラムを実行する際に使用する各種データを一時的に格納
するものであり、ランダムアクセスメモリ(RAM)の
所定のアドレス領域がそれぞれワーキングエリア及びデ
ータエリアとして割り当てられる。
デイスプレィ15は、発生する楽音の音高とそれに対応
する所定の制御情報(−例としてベロシティデータすな
わちタッチ情報)の値の関係を相関的に表示する機能を
果たすもので、その他楽音設定・制御状態等の表示を行
なうようになっていてもよい。一実施例として、デイス
プレィ15として液晶デイスプレィその他適宜のグラフ
ィック表示可能なデイスプレィを使用する。
第2図はデイスプレィ15における音高とベロシティデ
ータとの相関関係の表示例を示している。
つまり、音高を横軸、ベロシティデータ(制御情報)の
値を縦軸として、音高に対するベロシティデータの値を
棒グラフ式に表示する。更に詳しくは、横軸の下に鍵盤
を示す図形を表示し音高目盛とする。この鍵盤図形表示
15Aは、鍵盤の全鍵域に対応していれば好ましいが、
それに限らず、1オクタ一ブ分だけの鍵域に対応するも
のであってもよい、この実施例では後者に従う。このよ
うに、横軸音高目盛となる鍵盤図形表示15Aを1オク
タ一ブ分だけの鍵域に対応して設けた場合は、異オクタ
ーブ同一音名の鍵に対応する音高目盛として同一音名目
盛を共用すればよい。
ベロシティデータの値を示す棒グラフ式表示15Bは、
12音名のそれぞれに対応して12個の音高目盛つまり
棒番号からなるものであれば好ましいが、そこまで精密
さを要求せずに、例えば1オクターブを7分割して7個
の音高目盛つまり棒番号からなるものとしても実用上さ
しつかえない。
この実施例では後者に従う。この分割の仕方は、例えば
下記のように12音名C−Bを隣接する白鍵と黒鍵の対
に分けて各棒番号O〜6を割り当てることにより行なう
棒番号O:CとC#。
棒番号2:Eのみ。
棒番号4:GとG#。
棒番号6:Bのみ。
発生すべき楽音の音高に対応する棒番号においてそのベ
ロシティデータの値を棒グラフ式に表示するものとする
。その場合、同じ棒番号つまり音高目盛に2つの音名が
割り当てられているものにあっては、優先選択あるいは
平均等適宜の基準で棒番号1:DとD#。
棒番号3:FとF#。
棒番号5:AとA#。
棒グラフ表示データを作成し、表示するものとする。同
じ棒番号つまり音高目盛が割り当てられる異オクターブ
同一音名の鍵についても同様に、優先選択あるいは平均
等適宜の基準で棒グラフ表示データを作成し、表示する
ものとする。
従って1例えば1発生すべき楽音としてC1゜C10,
C2の3音が重なった場合、それらのベロシティデータ
に基づき優先選択あるいは平均等適宜の基準で1つの棒
グラフ表示データを作成し、これを棒番号1で表示する
ことになる。
この実施例においては、上述のような表示データの作成
を含めて、デイスプレィ15における表示制御は、CP
Ul0の制御の下でソフトウェアプログラムによって実
行される。その表示制御に際して、ワーキング及びデー
タRAM12において1次のようなデータレジスタが用
意され、利用される。
ベロシティデータ値レジスタTDD:これは各捧番号に
対応して表示すべきベロシティデータを格納するレジス
タであり、1つの棒番号につき1バイトの容電を持つ、
ただし、この実施例では、上記のようにデイスプレィ1
5において実際に表示される棒番号はオクターブ共通に
O〜6しかないが、ベロシティデータ値レジスタTDD
においては、オクターブを区別して各捧番号に対応する
ベロシティデータを格納することができるようにする。
鍵盤の鍵数が5オクターブ+1鍵=61鍵の場合、オク
ターブを区別した棒番号は7×5+1=36個あるもの
とする。従って、この実施例では、ベロシティデータ値
レジスタTDDは、5オクタ一ブ+lll1分の棒番号
O〜35に対応して設けられる。棒番号をiとすると、
それに対応するベロシティデータ値レジスタを以下では
TDD(i)で表現することにする。
キーボードビットマツプ:押鍵状態(ノートオン)を各
鍵毎に記憶するレジスタであり、1オクターブにつきl
ワード=2バイトのレジスタエリアを使用し、全鍵分の
ビットレジスタエリアを有する。1オクタ一ブ分のレジ
スタエリアにおける各ビットとノート名との関係を下記
に例示する。
押鍵状m(ノートオン)の鍵に対応するビットに1”が
記憶される。
ビットNa76543210 MSB   0OOEDIDC場C LSB     OB   AIA   GIOFIF
キーオンノートフラグKONF:押鍵状態(ノートオン
)にある音名に対応して1″を記憶するフラグレジスタ
であり、12の各音名毎にそれぞれ1ビツトから成り、
異オクターブ同一音名については同一フラグビットが使
用される。鍵名を示すキーコードをKCDとすると、そ
のキーコードにより指示される鍵の音名に対応するキー
オンノートフラグを以下ではKONF (KCD)で表
現する0例えば、デイスプレィ15の鍵盤図形表示15
Aにおいては、キーオンノートフラグKONFの内容を
利用して、押鍵中の鍵に対応してキーオン状態を示す所
定の表示を付加するようにしてよい、このキーオン表示
は、例えば、第2図に示すように、黒鍵表示では一部を
白に反転し、白鍵表示では一部を黒に反転する。
ノートオンカウンタKCNT:12の各音名毎にノート
オン数(同時押鍵数)をそれぞれカウントするものであ
る。上記キーオンノートフラグKONFでは、異オクタ
ーブ同一音名の鍵が何錠同時押圧されているか区別でき
ないので、このカウンタによりそれを区別するのである
。キーコードKCDにより指示される鍵の音名に対応す
るノートオンカウンタを以下ではKCNT (KCD)
で表現する。
第1図に戻り、パネルスイッチ群16は、音色、音電、
音高、効果等を選択・設定・制御するための各種スイッ
チ、操作子等を含むものである。
楽音信号発生回路17は、複数のチャンネルで楽音信号
の同時発生が可能なものであり、バス13を介して与え
られるデータに基づき、各チャンネルに割り当てられた
楽音信号を発生する。
楽音信号発生回路17における楽音信号発生方式はいか
なるものを用いてもよい6例えば、発生すべき楽音の音
高に対応して変化するアドレスデータに応じて波形メモ
リに記憶した楽音波形サンプル値データを順次読み出す
メモリ読み出し方式、又は上記アドレスデータを位相角
パラメータデータとして所定の周波数変調演算を実行し
て楽音波形サンプル値データを求めるFM方式、あるい
は上記アドレスデータを位相角パラメータデータとして
所定の振幅変調演算を実行して楽音波形サンプル値デー
タを求めるAM方式等の公知の方式を適宜採用してもよ
い。
楽音信号発生回路17から発生された楽音信号はサウン
ドシステム20に与えられ、音響的に発音される。
タイマ18はデイスプレィ15における棒グラフ表示の
経時的減衰を制御するためのものである。
つまり、この実施例では、キーオンイベントに応じて表
示したベロシティデータ値の棒グラフレベルを時間経過
に伴って徐々に減衰させるように表示制御を行なうよう
にしており、そのための時間カウントをタイマ18のク
ロック出力によって行なう。
次に、CPUl0によって実行される処理の−例を第3
図から第7図に示したフローチャートに基づいて説明す
る。
第3図のメインルーチンでは、所定の初期設定処理の後
1MIDI受信処理、パネルスイッチ群スキャン処理、
その他処理からなるルーチンを繰り返す。メインルーチ
ンの過程で、タイマ18の出力クロック信号によりイン
タラブドがかけられるたびに第7図に示すタイマインタ
ラブドルーチンが実行される。
MIDI受信処理では、MIDIインタフェース14を
チエツクし、受信データが有れば所定の処理を行なう、
パネルスイッチ群スキャン処理では、パネルスイッチ群
16をスキャンし、スキャン結果に応じた処理を行なう
MIDI受信処理の詳細例につき第4図により説明する
と、まず、MIDIインタフェース14をチエツクし、
受信データが有るかどうかを調べる(ステップ21.2
2)、受信データが有れば、それがチャンネルボイスメ
ツセージであるかどうかを調べ(ステップ23)、そう
であれば、受信データ中に含まれるチャンネル番号情報
をMIDIチャンネル番号レジスしMDCにストアする
(ステップ24)。そして、そのチャンネルボイスメツ
セージのステータス情報に基づき、その内容がノートオ
ンメツセージであるか、ノートオフメツセージであるか
、あるいはその他であるかを調べる(ステップ25)。
今回受信したチャンネルボイスメツセージがノートオン
メツセージである場合、ステップ26のノートオン処理
を行なう。このノートオン処理の詳細例は第5図に示さ
れている。ノートオフメツセージである場合はステップ
27のノートオフ処理を行なう、このノートオフ処理の
詳細例は第6図に示されている。
第5図によりノートオン処理について説明すると、まず
、受信したノートオンメツセージの中から、このキーオ
ンイベントに係る鍵(つまり新たに押圧された鍵)のキ
ーコードつまりノートナンバと、タッチ情報つまりベロ
シティデータとを取り出し、キーコードはキーコードレ
ジスタKCDにストアし、ベロシティデータはイニシャ
ルタッチレジスタITにストアする(ステップ28)。
次に、音源側の発音チャンネルとMIDIチャンネルと
の対応設定に応じて、レジスタMDCにストアしたMI
DIチャンネル番号情報に対応する音源側の発音チャン
ネルを決定し、決定した音源側の発音チャンネルの番号
を割当チャンネルレジスタASにストアする(ステップ
29)。
次に、レジスタMDCにストアしたMIDIチャンネル
番号情報に基づき該MIDIチャンネルに設定されてい
るボイスデータを引き出し、このボイスデータに対応し
かつレジスタKCD及びITにストアされているキーコ
ード及びベロシティデータをも考慮したボイス設定用各
種パラメータ(音色、音量等を設定・制御するためのパ
ラメータ)をデータROMII又はRAM12から読み
出し/若しくは演算等により適宜作成し、このボイス設
定用各種パラメータとレジスタKCDにストアされてい
るキーコード及び押鍵を示すキーオン信号を、割当チャ
ンネルレジスタASにストアした音源側の割当チャンネ
ル番号情報と共に、楽音信号発生回路17に送出する(
ステップ29)。
楽音信号発生回路17では、与えられたキーコードに対
応する音高の楽音信号を、割当チャンネル番号情報によ
って指示された発音チャンネルにおいて発生し、かつそ
の音色、音量等の特性をボイス設定用各種パラメータに
従って設定・制御する。
周知のように、例えば、ベロシティデータすなわちタッ
チ情報によって音量を制御する場合は、ボイス設定用各
種パラメータに含まれる音量設定パラメータにおいてベ
ロシティデータの値が反映され、鍵押下時のイニシャル
タッチに応じた音量制御がなされる。
続くステップ31〜38の処理は、デイスプレィ15で
の表示を制御するための処理である。
まず、ステップ31では、レジスタKCDにストアした
キーコードの音名に対応するキーオンノートフラグKO
NF (KCD)が1′1”にセットされているか(同
一音名の鍵がすでに押されいるか)を調べる。NOであ
れば、ステップ32に行き、このキーオンノートフラグ
KONF (KCD)に“1″をセットする。
次のステップ33では、デイスプレィ15の鍵盤図形表
示15Aにおいて、レジスタKCDにストアされたキー
コードの音名に対応する鍵表示についてキーオン状態を
示す所定の表示を付加する。
前述のように、このキーオン表示は1例えば、第2図に
示すように、黒鍵表示では一部を白に反転し、白鍵表示
では一部を黒に反転する。次のステップ34では、レジ
スタKCDにストアされたキーコードの音名に対応する
ノートオンカウンタKCNT (KCD)の値を“I 
ITにセットし、該音名の鍵が1つ押圧されていること
を示す。
次に、ステップ36では、レジスタKCDにストアされ
たキーコードに対応する棒グラフ式表示15Bの横軸音
高目盛つまり棒番号を発生し、これをレジスタONにス
トアする。この棒番号は、前述のように、全鍵が61鍵
の場合、0〜35のいずれかである。
ステップ37では、レジスタITのベロシティデータの
所定上位ビットを取り出し、レジスタGNにより指示さ
れるベロシティデータ値レジスタTDD (ON)にス
トアする。前述のように同一の棒番号が隣接する2つの
鍵によって共用されるので、隣接する2つの鍵が同時に
押された場合はレジスタTDD (ON)に既に一方の
ベロシティデータがストアされていることが有りうる。
その場合は、前述のように、優先選択あるいは平均等所
定の基準に従い1両者のベロシティデータに基づき1つ
の棒グラフ表示用ベロシティデータを作成し、これをレ
ジスタTDD (ON)にス1〜アする。
ステップ38では、デイスプレィ15の棒グラフ式表示
15BにおけるレジスタONの棒番号に対応する目盛位
[GN’で、レジスタTDD (ON)のベロシティデ
ータに対応したレベルで棒グラフ表示を行なう。前述の
ように、横軸目盛位置はlオクタ−1分の7個しかない
ので、レジスタONの棒番号を目盛位置GN’ に換算
し、その目盛位置GN″でベロシティデータレベルの棒
グラフ表示を行なうのである。前述のように、異オクタ
ーブ同一音名の複数鍵が同時に押圧されているような場
合は、同じ目盛位置G N’ にすでに他の鍵に関する
ベロシティデータが表示されていることが有りうる。そ
の場合は、前述のように、優先選択あるいは平均等所定
の基準に従い、異オクターブ同一音名の複数のベロシテ
ィデータに基づき1つの棒グラフ表示用ベロシティデー
タを作成し、これを該目盛位置GN″で表示する。
なお、同一音名の鍵がすでに押されている場合は、ステ
ップ31の判定がYESとなり、〜ステップ35に行き
、当該音名に関するノートオンカウンタKCNT (K
CD)の値を1カウントアツプする。その後、上述のス
テップ36,37.38の処理を行なう、こうして、ノ
ートオンカウンタKCNT (KCD)では同一音名の
鍵が幾つ押されているかがカウントされる。
以上のように、キーオンイベントがあると、その新たな
押托鍵の発音が開始され、かつ、その鍵を押し下げたと
きのイニシャルタッチの程度を概略示す棒グラフ表示が
鎖錠の相対的な音高目盛位置に対応してデイスプレィ1
5で表示される。
この実施例においては、この棒グラフ表示は。
キーオンイベント後の時間経過に伴って徐々に減衰する
ようになっている。この減衰表示制御は第7図に示すタ
イマインタラブドルーチンによって実行される。
第7図において、まず、棒番号レジスタiをOにセット
しくステップ39)、次に、このレジスタiにより指示
される棒番号のベロシティデータ値レジスタTDD (
i)にストアされているベロシティデータがOであるか
を調べる(ステップ40)、Noならば、このレジスタ
TDD (i)の内容を所定値(例えばl)だけ減少す
る(ステップ41)。そして、次のステップ42では、
前出のステップ38と同様に、デイスプレィ15の棒グ
ラフ式表示15Bにおけるレジスタiの棒番号に対応す
る目盛位置i′で、レジスタTDD (i)の記憶デー
タに対応したレベルで棒グラフ表示を行なう。前述のよ
うに、横軸目盛位置は1オクタ一ブ分の7個しかないの
で、レジスタiの棒番号を目盛位置i′に換算し、その
目盛位置i′でベロシティデータレベルの棒グラフ表示
を行なうのであり、同じ目盛位置i′で異オクターブ同
一音名の複数鍵のベロシティデータ表示が競合する場合
は、優先選択あるいは平均等所定の基準に従い、異オク
ターブ同一音名の複数のベロシティデータに基づき1つ
の棒グラフ表示用ベロシティデータを作成し、これを該
目盛位11i″で表示する。
次にレジスタiの値を1増加しくステップ43)、iが
棒番号の最大値35を超えたか、つまりi〉35かを調
べる(ステップ44)、Noであれば。
ステップ40に戻り、ステップ40〜44を繰り返す、
YESであればタイマインタラブドルーチンを終了する
こうして、タイマインタラブドルーチンを1口実行する
毎にすべての棒番号i=0〜35に関するベロシティデ
ータ値レジスタT D D (i)の値をそれぞれ1減
少し、デイスプレィ15の棒グラフ式表示15Bでは減
少した値に基づく棒グラフ表示を行なう。従って、タイ
マインタラブドルーチンを繰り返す毎にデイスプレィ1
5の棒グラフ表示が次第に減衰して行く。この減衰表示
の仕方としては、棒グラフの上部から減衰する表示法に
限らず、下部から減衰する表示法であってもよい。
このような経時的減衰表示は、イニシャルタッチ情報の
値を表示している感じが出せる。勿論、経時的減衰表示
を行なわずに、表示を持続するようにしてもよい、ある
いは、イニシャルタッチ情報以外の制御情報を表示する
場合においてもタイマインタラブドルーチンによる経時
的減衰表示制御を行なうようにしてもよい。
次に、第6図によりノートオフ処理について説明すると
、まず、受信したノートオフメツセージの中から、この
キーオフイベントに係るfa(つまり新たに離鍵された
鍵)のキーコードつまりノートナンバを取り出し、キー
コードレジスタKCDにストアする(ステップ45)。
次に、レジスタMDCにストアされた当該キーオフイベ
ントに係る鍵のMIDI割当チャンネル番号に基づき、
当該キーオフイベントに係る鍵を割り当てた音源側の発
音チャンネルを探し出し、これを割当チャンネルレジス
タASにストアする(ステップ46)。そして、レジス
タASにストアしたチャンネル番号に対応して離鍵を示
すキーオフ信号を楽音信号発生回路17に送出する(ス
テップ47)。
続くステップ48〜52の処理は、デイスプレィ15で
の表示を制御するための処理である。
まず、ステップ48では、レジスタKCDにストアした
キーコードの音名に対応するキーオンノートフラグKO
NF (KCD)が1”にセットされているかを調べる
。YESであれば、ステップ49に行き、レジスタKC
Dにストアしたキーコードの音名に対応するノートオン
カウンタKCNT (KCD)の値を1カウントダウン
する。これにより、離鍵により減少した同−音名鍵同時
押鍵数をノートオンカウンタKCNT (KCD)は提
示する。
次のステップ50では、ノートオンカウンタKCNT 
(KCD)での押鍵数計数値がO以下になったかを調べ
る。YESであれば、当該音名の鍵が何も押圧されてい
ないので、ステップ51に行き、該音名に対応するキー
オンノートフラグに○NI?(KCD)を“O”にリセ
ットする。次のステップ52では、デイスプレィ15の
鍵盤図形表示15Aにおいて、レジスタKCDにストア
されたキーコードの音名に対応する鍵表示についてのキ
ーオン状態を示す所定の表示を消去し、該音名に対応す
る鍵が離鍵されたことを示す。
なお、キーオン状態を示す所定の表示の消去は。
離鍵に応じて直ちに行なうのではなく、楽音の減衰発音
が終了してから行なうようにしてもよい。
なお、離鍵時においても、棒グラフ表示の減衰制御が終
了していない場合は、減衰レートを速めて表示減衰制御
を行なうようにしてもよいし、あるいは残りの棒グラフ
表示を一挙に消去してもよい。勿論、減衰レートを変え
ずに表示減衰制御を続行してもよい。また、キーオン中
は表示減衰を行なわずに、キーオフされたら表示減衰を
開始するようにしてもよい。
更に、デイスプレィ15の鍵盤図形表示15Aの下側に
別の棒グラフ式表示部を設け、この棒グラフ式表示部に
おいては、ノートオフメツセージに含まれるベロシティ
データの値を表示するようにしてもよい。
上記実施例において、棒グラフ式表示15Bは1オクタ
ーブを7分割する目盛からなっているが。
これに限らず、lオクターブを12分割して各音名に1
対1で対応させてもよいし1反対に、分割数が7より少
なくてもよい。また、横軸音高目盛を成す鍵盤図形表示
15Aは1オクターブに限らず、複数オクターブ又は全
鍵に対応して設けてもよい。
また、音高と制御情報値の相関関係の表示形式は棒グラ
フに限らず、折線グラフやディジタル表示などその他通
貨の形式であってもよい、また。
横軸音高目盛の図形も、鍵盤図形に限らずその他のもの
であってもよい。
さらに、棒グラフ表示のためのデータ処理方法や表示減
衰のための演算方法は、上記実施例に示したものに限ら
ず、どのような方法でもよい。
デイスプレィ15では任意のグラフィック表示を可能に
するためにドツトマトリクス表示形式で表示するように
するとよい、その場合に、表示の応答速度を速めるため
に、棒グラフ式表示15Bにおける棒グラフや鍵盤図形
表示15Aにおける鍵盤図及びキーオン状態表示は、グ
ラフィックモードで表示制御せずに、キャラクタジェネ
レータRAMにフォントデータとして予め登録しておき
、フォントデータの扱いで表示するようにするとよい。
表示する制御情報としては、イニシャルタッチ情報に限
らず、鍵押圧持続時の押圧力の強さを示すアフタータッ
チ情報であってもよい、その場合は、経時的減衰表示を
行なわずに、検出されたアフタータッチの現在値をリア
ルタイムで表示するようにしてもよい。さらに、鍵押圧
直後はイニシャルタッチ情報を表示し、その後はアフタ
ータッチ情報を表示するようにしてもよい。
また、タッチ情報と音電設定情報とを乗算等演算するこ
とによって得られる情報を表示するようにしてもよい。
さらに、タッチ関連情報に限らず、音量設定情報やエン
ベロープレベル情報など、その他の制御情報と一音高と
の相関関係を表示するようにしてもよい。この場合、音
高を厳密に解さずに、成る程度の範囲の音域毎に対応さ
せて制御情報値を表示するようにしてよい。また、MI
DIチャンネル番号と割当キーコードとの関係や、MI
DIチャンネル番号とベロシティデータとの関係を表示
するようにしてもよい。
また、楽音を同時には発音せずに、確認のための表示の
みを行なうようにしてもよい。
この発明は上記実施例のようなソフトウェアプログラム
に限らず、専用のハードウェア装置を構成することによ
っても実施することができるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、発生音の音高とそのタ
ッチ情報あるいは音量制御情報等の制御情報との関係を
相関的に表示するようにしたので、現在発生中または発
生しようとする楽音の音高がどれ若しくはどの音域また
は音名であり、かつその制御情報の値がどの程度である
かを即座に認識することができる、という優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電子楽器の一実施例を示すハー
ド回路構成ブロック図。 第2図は第1図のデイスプレィにおける表示例を示す図
、 第3図は第1図のマイクロプロセッサユニットによって
実行されるプログラムのメインルーチンを例示するフロ
ーチャート、 第4図は第3図のMIDI受信処理の一例を示すフロー
チャート、 第5図は第4図のノートオン処理の一例を示すフローチ
ャート。 第6図は第4図のノートオフ処理の一例を示すフローチ
ャート。 第7図は第3図のメインルーチンに対するタイマインタ
ラブドルーチンの一例を示すフローチャート、である。 10・・・マイクロプロセッサユニット(CPU)、1
1・・・プログラム及びデータROM、12・・・ワー
キング及びデータRAM、14・・・MIDIインタフ
ェース、15・・・デイスプレィ、15A・・・鍵盤図
形表示、15B・・・棒グラフ式表示、16・・・パネ
ルスイッチ群16.17・・・楽音信号発生回路、18
・・・タイマ18゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 発生する楽音の音高を指定する音高情報とその楽音の特
    性を制御するための制御情報とを入力し、この音高情報
    に対応する楽音信号を制御情報の値に対応する特性で制
    御して発生する楽音信号発生手段と、 前記音高情報と制御情報とを入力し、音高に対する制御
    情報の値を相関的に表示するための表示データを発生す
    る表示制御手段と、 前記表示データに基づき、発生する楽音の音高とそれに
    対応する制御情報の値の関係を相関的に表示する表示手
    段と を具えた電子楽器。
JP2086852A 1990-03-30 1990-03-30 演奏情報表示装置 Expired - Fee Related JP2921013B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2086852A JP2921013B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 演奏情報表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2086852A JP2921013B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 演奏情報表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03284798A true JPH03284798A (ja) 1991-12-16
JP2921013B2 JP2921013B2 (ja) 1999-07-19

Family

ID=13898344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2086852A Expired - Fee Related JP2921013B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 演奏情報表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2921013B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0844349A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Yamaha Corp 電子楽器
JP2007256871A (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Yamaha Corp 楽器のペダル操作表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0844349A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Yamaha Corp 電子楽器
JP2007256871A (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Yamaha Corp 楽器のペダル操作表示装置
JP4626551B2 (ja) * 2006-03-27 2011-02-09 ヤマハ株式会社 楽器のペダル操作表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2921013B2 (ja) 1999-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7166792B2 (en) Storage medium containing musical score displaying data, musical score display apparatus and musical score displaying program
JPH05173568A (ja) 電子楽器
JP3383108B2 (ja) 電子楽器
JPH0654434B2 (ja) 自動リズム演奏装置
JPH03284798A (ja) 演奏情報表示装置
JP2555569B2 (ja) 電子楽器
JP3045915B2 (ja) 電子楽器のデータ設定装置
JPH0559438B2 (ja)
JP2003099055A (ja) 電子楽器の機能割当表示装置
JP2653363B2 (ja) 電子楽器
JP2915753B2 (ja) 電子楽器
JP2629564B2 (ja) 和音検出装置
JP2972404B2 (ja) 音楽的情報処理装置及び音楽的情報処理方法
US5426261A (en) Musical tone control waveform signal generating apparatus utilizing waveform data parameters in time-division intervals
JP2630268B2 (ja) リズム音発生装置
JP2953217B2 (ja) 電子楽器
JP2538087B2 (ja) 電子楽器
JPS6322319B2 (ja)
JPH07146681A (ja) 電子楽器
JPH09297577A (ja) タッチ表示装置および音量表示装置
JP2790051B2 (ja) 電子楽器の表示装置
JP3387359B2 (ja) パラメータ設定装置
JPH04358198A (ja) 電子楽器
JPH05108070A (ja) 電子楽器の音色制御装置
JPH08320688A (ja) 自動演奏装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees