JPH04358198A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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Publication number
JPH04358198A
JPH04358198A JP3159480A JP15948091A JPH04358198A JP H04358198 A JPH04358198 A JP H04358198A JP 3159480 A JP3159480 A JP 3159480A JP 15948091 A JP15948091 A JP 15948091A JP H04358198 A JPH04358198 A JP H04358198A
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JP
Japan
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parameter
parameters
key
switch
musical
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JP3159480A
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Inventor
Masahiro Koyama
小山 雅寛
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パラメータを種々変
更することによって多様な楽音合成を可能とする電子楽
器に係り、パラメータを自動的に変更しながら楽音を発
生する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子楽器は、自然の楽器音や人声
音はもちろん自然楽器では表現できないような多様な楽
音を合成することができる。楽音の音色、エンベロープ
及び効果等を特定する多数のパラメータの中から演奏に
応じたものを演奏者自身が選択設定することによって、
電子楽器はその選択設定されたパラメータに対応した所
望の楽音を合成することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子楽器は、多数のパラメータの中から所望のものを適
宜選択設定することにより多様な楽音合成を可能とする
反面、これらの多数のパラメータの各々が楽音合成に際
してどのように作用し、またどのような影響や効果を与
えるのか、すなわち、各パラメータと楽音との関係を演
奏者自身が熟知していなければ、所望の楽音を得ること
ができないという問題を有していた。
【0004】また、或る種類の電子楽器において各パラ
メータと楽音との関係を熟知している演奏者であっても
、他の機種の電子楽器を演奏する場合には、機種によっ
てパラメータの種類や数が異なったり、パラメータと楽
音との関係が微妙に異なったりするので、演奏者は再度
、音色制御パラメータ等を変更設定しつつ鍵盤を操作し
て、パラメータと楽音との関係を確認するという一連の
動作を行う必要があり、非常に煩雑な感じを与えていた
。特に初心者の場合は、音色制御パラメータ等を変更設
定しつつ鍵盤を操作するという動作自体に困難を窮め、
パラメータと楽音との関係を確認するまでに至らない場
合がある。
【0005】この発明は上述の点に鑑みてなされたもの
であり、電子楽器のパラメータを自動的に変更設定し、
パラメータと楽音との関係を容易に確認できるようにし
た電子楽器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子楽器
は、楽音を形成するためのパラメータを発生するパラメ
ータ発生手段と、このパラメータに応じた特徴を有する
楽音を形成する楽音形成手段と、パラメータと楽音との
関係を確認するために、前記パラメータ発生手段が発生
する前記パラメータの内容を自動的に順次変更するパラ
メータ変更制御手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】この発明では、パラメータ発生手段は楽音を形
成するためのパラメータを発生する。このパラメータと
しては音色、エンベロープ、効果等のいろいろなものが
ある。楽音形成手段はこのパラメータに応じた特徴を有
する楽音を形成する。パラメータ変更制御手段はパラメ
ータと楽音との関係を確認するために、パラメータの内
容を自動的に順次変更する。従って、楽音形成手段はパ
ラメータ変更制御手段によって自動的に順次変更される
パラメータに応じた楽音を形成するので、演奏者は自動
的に順次変更されるパラメータに応じて形成された楽音
を聞くことによって、パラメータと楽音との関係を容易
に確認することが可能となる。
【0008】この発明の推奨される実施の態様としては
、パラメータ変更制御手段が、変更すべきパラメータの
種類を指定する手段と、指定された種類に対応するパラ
メータの内容を自動的に順次変更する手段とから構成さ
れている。これによって、演奏者は多数存在する電子楽
器の各種パラメータ、例えば音色、エンベロープ、効果
等の中から、確認を欲するもののみを指定できる。さら
に、楽音形成手段の楽音形成中におけるパラメータの内
容を表示する表示手段を備えることによって、演奏者は
現在設定されているパラメータをより容易に確認するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に従って
詳細に説明する。図1は電子楽器の全体構成を示すハー
ドブロック図である。図1の実施例において、電子楽器
全体の制御は、マイクロプロセッサユニット(CPU)
10、ROM11及びデータ及びワーキングRAM12
を含むマイクロコンピュータによって行われる。
【0010】マイクロプロセッサユニット(CPU)1
0は、この電子楽器全体の動作を制御するものである。 このCPU10に対して、データ及びアドレスバス18
を介してプログラムROM11、データ及びワーキング
RAM12、押鍵検出回路13、スイッチ検出回路14
、表示回路15、音源回路16及びタイマ17が接続さ
れている。
【0011】ROM11はCPU10のシステムプログ
ラムや楽音に関する各種パラメータや各種データを格納
するものであり、リードオンリーメモリ(ROM)で構
成されている。特に、この実施例のROM11はパラメ
ータを順次読み出すための自動パラメータ変更プログラ
ム11aを格納しており、マイクロコンピュータはこの
自動パラメータ変更プログラム11aに従って順次楽音
に関するパラメータを設定変更しながら楽音の合成を行
う。
【0012】図2はROM11に格納されているパラメ
ータの内、楽音の音色に関する音色パラメータTCの一
例を示す図である。音色パラメータTCは全部で30種
類あり、各音色ナンバに対応した音色が割当てられてい
る。例えば、音色ナンバ「0」にはピアノ1(PIAN
O1)の音色が、音色ナンバ「2」にはエレクトリック
ピアノ1(E.PIANO1)の音色が割り当てられて
いる。この音色パラメータTCを選択設定することによ
って電子楽器はその音色の楽音合成を行うようになる。 なお、ここに示した音色パラメータの数は一例であり、
これに限定されるものではない。
【0013】図3はROM11に格納されているパラメ
ータの内、楽音のエンベロープに関するエンベロープパ
ラメータEGの一例を示す図である。このエンベロープ
パラメータEGは全部で8種類あり、各エンベロープナ
ンバに対応したエンベロープ波形が割り当てられている
。図3に示されたエンベロープ波形は、アタックタイム
、ディケイタイム、サスティンタイム、リリースタイム
がそれぞれ異なっている。このエンベロープパラメータ
EGを選択設定することによって電子楽器はそのエンペ
ロープに応じた楽音合成を行うようになる。なお、ここ
に示したエンベロープパラメータの数は一例であり、こ
れに限定されるものではない。
【0014】図4はROM11に格納されているパラメ
ータの内、楽音の効果に関するエフェクトパラメータE
Fの一例を示す図である。このエフェクトパラメータE
Fは全部で6種類あり、各エフェクトナンバに対応した
効果を楽音に与える。なお、ここでは楽音の残響に関す
るエフェクトを例に示したが、これに限らずこの他にも
時間制御系、周波数特性制御系、レベル制御系、ディス
トーション系等の各種のエフェクトパラメータを適宜変
更設定してもよい。
【0015】データ及びワーキングRAM12は、演奏
情報やCPU10がプログラムを実行する際に発生する
各種データを一時的に記憶するものであり、ランダムア
クセスメモリ(RAM)の所定のアドレス領域がそれぞ
れ割り当てられ、レジスタ及びフラグとして利用される
【0016】鍵盤19は、発音すべき楽音の音高を選択
するための複数の鍵を備えており、各鍵に対応してキー
スイッチを有しており、また必要に応じて押圧力検出装
置等のタッチ検出手段を有している。鍵盤19は音楽演
奏のための基本的な操作子であり、これ以外の演奏操作
子でもよいことはいうまでもない。
【0017】押鍵検出回路13は、発生すべき楽音の音
高を指定する鍵盤19のそれぞれの鍵に対応して設けら
れた複数のキースイッチからなる回路を含んで構成され
ており、新たな鍵が押圧されたときは、その押圧された
鍵のキーコードKCを含むキーオンイベント情報を出力
し、鍵が新たに離鍵されたときはその離鍵された鍵のキ
ーコードKCを含むキーオフイベント情報を出力する。 また、鍵押し下げ時の押鍵操作速度又は押圧力等を判別
してタッチデータITを生成する処理を行い、生成した
タッチデータをベロシティデータとして出力する。
【0018】表示回路15はCPU10の制御状態、設
定パラメータの内容等の各種の情報を表示部21に表示
するものであり、例えば図5に示すような音色パラメー
タTCの音色ナンバとその音色名や、又は図6に示すよ
うなエンペロープパラメータEGのエンベロープナンバ
とそのエンベロープの形状等を表示する。図5では、音
色ナンバ「3」の音色名「E.PIANO2」が、図6
ではエンベロープナンバ「4」の波形形状が表示されて
いる。従って演奏者はこの表示部21の表示を見るだけ
で現在電子楽器に設定されているパラメータの状態を容
易に認識することができる。表示部21は液晶表示パネ
ル(LCD)からなり、表示回路15によってその表示
動作を制御される。表示部21は現在設定されているパ
ラメータの内容を全て表示する形式のものであってもよ
いし、変更されたパラメータのみを表示する形式のもの
であってもよい。
【0019】パネルスイッチ20は、音色、エンベロー
プ、エフェクト等を選択・設定・制御するための各種操
作子を含むものであり、例えば図7に示すようなパラメ
ータ選択スイッチ(音色パラメータスイッチ23、エン
ベロープパラメータスイッチ24、エフェクトパラメー
タスイッチ25)、ランダムスイッチ26、自動パラメ
ータ変更(APC)スイッチ27、カーソルキー28、
入力スイッチ29、テンキー30等を有する。図示して
ないが、パネルスイッチ20はこの他にも種々のスイッ
チ群を有する。
【0020】パラメータ選択スイッチは変更制御される
パラメータの種類を選択するためのスイッチであり、設
定可能なパラメータの種類、例えば音色、エンベロープ
及びエフェクトに対応して設けられている。演奏者は音
色パラメータスイッチ23、エンベロープパラメータス
イッチ24及びエフェクトパラメータスイッチ25の中
から変更制御したいパラメータに対応したスイッチ23
、24又は25を操作することによって、図2、図3及
び図4に例示された各種のパラメータの中から所望のも
のをパラメータとして選択設定可能なモードにすること
ができる。演奏者は変更制御したいパラメータに対応し
たスイッチ23、24又は25を操作した後、カーソル
キー28、入力スイッチ29又はテンキー30を用いて
その所望のパラメータの設定操作を行う。表示部(LC
D)21にはこの設定操作中のパラメータナンバ等が表
示される。
【0021】ランダムスイッチ26は変更制御されるパ
ラメータをランダムに変更設定するためのスイッチであ
る。このランダムスイッチ26が操作されると電子楽器
は音色、エンベロープ及びエフェクトの各種のパラメー
タをランダムに変更設定するようになる。自動パラメー
タ変更(APC)スイッチ27はパラメータの変更制御
を自動で行うかどうかを指定するスイッチであり、これ
が操作されることによってこの発明の自動パラメータ変
更設定処理が実行される。この自動パラメータ変更設定
処理の詳細については後述する。
【0022】カーソルキー28は、プラスキー(+)、
マイナスキー(−)、肯定キー(Y)及び否定キー(N
)を兼用しており、表示部21に表示されているパラメ
ータを変更するためのキーである。テンキー30もカー
ソルキー28と同様にパラメータを変更するためのキー
である。入力キー29はカーソルキー28又はテンキー
30で変更され、表示部21に表示中のパラメータを正
式なパラメータとして音源回路16に設定するためのキ
ーである。例えば、表示部21に音色パラメータとして
「01」が表示されている場合に、演奏者はテンキー3
0を操作し、所望の音色パラメータ「03」を表示部2
1に表示させ、入力キー29を操作することによってそ
れを新たなパラメータとして音源回路16に設定するこ
とができる。また、表示部21に音色パラメータとして
「01」が表示されている場合に演奏者はカーソルキー
28のプラスキー又はマイナスキーを操作することによ
って表示部21の音色データを逐次増加又は減少させる
ことができる。
【0023】音源回路16は、複数のチャンネルで楽音
信号の同時発生が可能であり、データ及びアドレスバス
18を経由して与えられた演奏情報(キーコードKC、
キーオン信号KON、タッチデータIT、各種のパラメ
ータ(TC,EG,EF))を入力し、このデータに基
づき楽音信号を発生する。音源回路16における楽音信
号発生方式はいかなるものを用いてもよい。例えば、発
生すべき楽音の音高に対応して変化するアドレスデータ
に応じて波形メモリに記憶した楽音波形サンプル値デー
タを順次読み出すメモリ読み出し方式、又は上記アドレ
スデータを位相角パラメータデータとして所定の周波数
変調演算を実行して楽音波形サンプル値データを求める
FM方式、あるいは上記アドレスデータを位相角パラメ
ータデータとして所定の振幅変調演算を実行して楽音波
形サンプル値データを求めるAM方式等の公知の方式を
適宜採用してもよい。
【0024】音源回路16から発生された楽音信号は、
サウンドシステム22内のアンプ及びスピーカを介して
発音される。サウンドシステム22はエフェクトパラメ
ータEFを入力し、図4に示すような楽音の残響に関す
るエフェクトを制御する。なお、サウンドシステム22
はこの他にもCPU10からの指令によって楽音発生時
のボリュームや定位等を制御する。
【0025】タイマ17は時間間隔を計数したり、自動
パラメータ変更設定処理をタイマインタラプトで処理す
るためのクロックパルスを発生するものであり、このク
ロックパルスの周波数はパネルスイッチ20上のクロッ
ク設定スイッチ(図示せず)によって設定・調整可能で
ある。発生したクロックパルスはCPU10に対してイ
ンタラプト命令として与えられ、CPU10はインタラ
プト処理により自動パラメータ変更設定処理を実行する
【0026】図8は音源回路16の一例として波形メモ
リ読出方式の音源回路を示す図である。この音源回路1
6は単一楽音を合成することも、図示していない同期信
号発生回路の同期信号に同期して時分割多重動作によっ
て複数の楽音を合成することもできる。位相発生回路3
1はキーオン信号KON及びキーコードKCに応じて波
形メモリ33の読出位相データを発生する。この読出位
相データは整数部データIと小数部データFとからなり
、整数部データIはアドレス形成回路32に出力され、
小数部データFは補間回路34に出力される。
【0027】アドレス形成回路32は読出位相データの
整数部データIを入力し、これに応じたメモリアドレス
を波形メモリ33に出力する。波形メモリ33は音色パ
ラメータTCとアドレス形成回路32からのメモリアド
レスとをアドレス信号として入力し、このアドレス信号
に応じた領域に記憶されている波形データを補間回路3
4に出力する。補間回路34は読出位相データの小数部
データFに基づいて波形メモリ33からの波形データを
補間処理して、エンベロープ付加回路35に出力する。 エンベロープ付加回路35はエンベロープパラメータE
Tに応じた形状のエンベロープを波形データに付加し、
キーオン信号KONの入力に同期したタイミング波形デ
ータを出力する。
【0028】マイクロコンピュータによって実行される
処理の一例は次の通りである。図9はマイクロコンピュ
ータが処理する「メイン処理ルーチン」の詳細を示す図
である。このメイン処理ルーチンは次のようなステップ
で順番に実行される。
【0029】ステップ41:電源投入時におけるマイク
ロコンピュータの全てのデータに所定の値を設定する。 通常の変数は「0」に初期設定される。また、キーコー
ドKCとして「48」、タッチデータITとして「64
」が各レジスタに仮に設定される。これは、演奏者が何
も押鍵せずに自動パラメータ変換(APC)モードに入
ったときに、動作が不安定となることを防止し、マイク
ロコンピュータがこの仮設定されたキーコードKC「4
8」及びタッチデータIT「64」に基づいて楽音合成
を行えるようにするためである。
【0030】ステップ42:押鍵検出回路14における
各キースイッチのスキャンを行う。 ステップ43:ステップ42のキースキャンの結果、キ
ーイベントの有無を判断する。鍵が押し下げられたとき
はキーオンイベントが判断され、離鍵されたときはキー
オフイベントが判断される。キーイベント有り(YES
)の場合は、次のステップ44に進み、キーイベント無
し(NO)の場合はステップ45に進む。 ステップ44:ステップ43のキーイベントの種類に応
じた鍵処理を行う。この鍵処理の詳細は図10に示され
ている。
【0031】ステップ45:パネルスイッチ20の各操
作子のスキャンを行う。 ステップ46:ステップ45のパネルスキャンの結果、
操作子によるパネルイベントの有無を判断する。例えば
、自動パラメータ変更(APC)スイッチ42が押され
ているかどうかを判断したり、他のパラメータ選択スイ
ッチが操作されたかどうかを判断する。パネルイベント
有り(YES)の場合は、次のステップ47に進み、パ
ネルイベント無し(NO)の場合は、ステップ42に戻
り、ステップ42〜46の一連の処理を繰り返し実行す
る。 ステップ47:ステップ46のパネルイベントの種類に
応じたパネル処理を行う。このパネル処理の詳細は図1
1〜16に示されている。
【0032】図10はマイクロコンピュータが処理する
図9の「鍵処理」の詳細を示す図である。この鍵処理は
次のようなステップで順番に実行される。 ステップ51:キーイベントがキーオン又はキーオフの
どちらなのかを判断する。キーイベントがキーオン(Y
ES)の場合は次のステップ52に進み、キーオフ(N
O)の場合はステップ57に進む。 ステップ52:キーオンフラグに基づいて音源回路16
が発音割当て処理を行っていない空きチャンネルをサー
チする。
【0033】ステップ53:ステップ52の空きチャン
ネルサーチの結果、空きチャンネル有り(YES)の場
合はステップ55にジャンプし、空きチャンネル無し(
NO)の場合は次のステップ54に進む。 ステップ54:空きチャンネルが無かったので、トラン
ケート処理を行い、発音割当て処理可能なチャンネルを
作成する。
【0034】ステップ55:自動パラメータ変更レジス
タAPCが「0」であるかどうかを判定する。すなわち
、自動パラメータ変更(APC)スイッチ27が押され
ているかどうかを判定し、押されていない(YES)場
合は通常の発音割当て処理を実行するために次のステッ
プ56に進み、押されている(NO)場合はリターンし
、図9のメインルーチンに復帰する。 ステップ56:該当する空きチャンネルに発音開始(キ
ーオン)情報KONを出力し、キーオン情報KONの送
出されたチャンネルのキーオンフラグをセットしてリタ
ーンする。
【0035】ステップ57:ステップ51の結果、キー
イベントがキーオフであった場合、対応するキーの発音
処理を音源回路16が行っているかどうか、すなわち対
応するキーオンが存在するかどうかを判断し、存在する
(YES)場合は次のステップ58に進み、存在しない
(NO)場合はリターンする。これは、キーオン処理さ
れたキーがステップ54のトランケート処理によってそ
の発音が完全に停止していることがあり得るからである
。 ステップ58:キーオフイベントの該当するチャンネル
に対して発音停止(キーオフ)情報KOFを出力し、キ
ーオフ情報KOFの送出されたチャンネルのキーオンフ
ラグをリセットしてリターンする。
【0036】図11はマイクロコンピュータが処理する
図9の「パネル処理」の詳細を示す図である。このパネ
ル処理は次のようなステップで順番に実行される。ステ
ップ61〜66はパネルイベントが何であるかを判定す
る一連の処理である。
【0037】ステップ61:パネルスイッチ20上の自
動パラメータ変更(APC)スイッチ27が操作され、
それがオンイベントであるかどうかを判断し、オンイベ
ント(YES)の場合はステップ67に進み、これ以外
(NO)の場合はステップ62に進む。 ステップ62:パネルスイッチ20上の自動パラメータ
変更(APC)スイッチ27が操作され、それがオフイ
ベントであるかどうかを判断し、オフイベント(YES
)の場合はステップ68に進み、これ以外(NO)の場
合はステップ63に進む。
【0038】ステップ63:パネルスイッチ20上の音
色パラメータ(TC)スイッチ23が操作されたかどう
かを判断し、操作された(YES)場合はステップ69
に進み、そうでない(NO)場合はステップ64に進む
。 ステップ64:パネルスイッチ20上のエンベロープパ
ラメータ(EG)スイッチ24が操作されたかどうかを
判断し、操作された(YES)場合はステップ70に進
み、そうでない(NO)場合はステップ65に進む。
【0039】ステップ65:パネルスイッチ20上のエ
フェクトパラメータ(EF)スイッチ25が操作された
かどうかを判断し、操作された(YES)場合はステッ
プ71に進み、そうでない(NO)場合はステップ66
に進む。 ステップ66:パネルスイッチ20上のランダム(RA
MD)スイッチ26が操作されたかどうかを判断し、操
作された(YES)場合はステップ72に進み、そうで
ない(NO)場合はステップ73に進む。
【0040】ステップ67〜73はステップ61〜66
の判断で選択された結果行われる処理である。 ステップ67:パネルイベントが自動パラメータ変更ス
イッチ27のオンイベントなので、自動パラメータ変更
レジスタAPCに「1」を格納し、これ以降は自動パラ
メータ変更モードであることを示す。 ステップ68:パネルイベントが自動パラメータ変更ス
イッチ27のオフイベントなので、それに応じた自動パ
ラメータ変更のオフ処理を行う。この自動パラメータ変
更のオフ処理は図12に示される通りであり、まず自動
パラメータ変更レジスタAPCに「0」を格納し、これ
以降は自動パラメータ変更モードでないことを示し、図
17の割込処理の割り込みを禁止してリターンする。
【0041】ステップ69:パネルイベントが音色(T
C)パラメータスイッチ23のオンイベントなので、そ
れに応じた音色パラメータ変更処理を行う。この音色パ
ラメータ変更処理の詳細は図13に示されている。 ステップ70:パネルイベントがエンベロープ(EG)
パラメータスイッチ24のオンイベントなので、それに
応じたエンベロープ(パラメータ変更処理を行う。この
エンベロープパラメータ変更処理の詳細は図14に示さ
れている。
【0042】ステップ71:パネルイベントがエフェク
ト(EFFECT)パラメータスイッチ25のオンイベ
ントなので、それに応じたエフェクトパラメータ変更処
理を行う。このエフェクトパラメータ変更処理の詳細は
図15に示されている。 ステップ72:パネルイベントがランダム(RANDO
M)パラメータスイッチ26のオンイベントなので、そ
れに応じてパラメータ変更処理をランダムに行う。この
ランダムパラメータ変更処理の詳細は図16に示されて
いる。 ステップ73:パネルスイッチ20上の図示していなそ
の他のスイッチが操作された場合、そのスイッチキーに
対する処理を行う。例えば、音量変更イベントが発生し
た場合等は、それに応じてサウンドシステム22の音量
レベルを変更したりする。
【0043】図13はマイクロコンピュータが処理する
図11の「音色パラメータ変更処理」の詳細を示す図で
ある。この音色パラメータ変更処理は次のようなステッ
プで順番に実行される。 ステップ74:自動パラメータ変更レジスタAPCが「
1」であるかどうかを判定する。すなわち、自動パラメ
ータ変更(APC)スイッチ27が押されているかどう
かを判定し、押されている(YES)場合は次のステッ
プ75に進み、押されていない(NO)場合はステップ
79に進む。
【0044】ステップ75:変更モードレジスタCMに
「1」を格納し、自動的に変更処理されるパラメータの
種類が音色パラメータであることを示す。この実施例で
は、変更モードレジスタCMの値が「2」の場合をエン
ベロープパラメータの自動変更処理に、「3」の場合を
エフェクトパラメータの自動変更処理に、「4」の場合
をパラメータのランダム変更処理にそれぞれ対応付けて
いる。
【0045】ステップ76:現在設定されている音色パ
ラメータの種類を図5の表示部21aのように表示する
。 ステップ77:自動パラメータ変更処理の割り込みを許
可する。すなわち、このステップは、図12の自動パラ
メータ変更のオフ処理のステップで行われた自動パラメ
ータ変更処理の割り込み禁止を解除し、図17の割込処
理の割り込みを許可する。
【0046】ステップ78:計時カウンタCOUNTに
「0」を設定する。この計時カウンタCOUNTは変更
設定されたパラメータをどれだけの時間維持するかを決
定するものであり、図17の割込処理にて利用される。 ステップ79:ステップ74で自動パラメータ変更レジ
スタAPCが「1」でなかったので、ここではパネルス
イッチ20の各スイッチの操作に応じて通常の音色パラ
メータ変更処理を実行する。
【0047】図14はマイクロコンピュータが処理する
図11の「エンベロープパラメータ変更処理」の詳細を
示す図である。このエンベロープパラメータ変更処理は
次のようなステップで順番に実行される。 ステップ80:自動パラメータ変更レジスタAPCが「
1」であるかどうかを判定し、「1」(YES)の場合
は次のステップ81に進み、「0」(NO)の場合はス
テップ85に進む。
【0048】ステップ81:変更モードレジスタCMに
「2」を格納し、自動的に変更処理されるパラメータの
種類がエンベロープパラメータであることを示す。 ステップ82:現在設定されているエンベロープパラメ
ータの種類を図6の表示部21bのように表示する。 ステップ83:自動パラメータ変更処理の割り込みを許
可する。
【0049】ステップ84:計時カウンタCOUNTに
「0」を設定する。 ステップ85:ステップ80で自動パラメータ変更レジ
スタAPCが「1」でなかったので、ここではパネルス
イッチ20の各スイッチの操作に応じて通常のエンベロ
ープパラメータ変更処理を実行する。
【0050】図15はマイクロコンピュータが処理する
図11の「エフェクトパラメータ変更処理」の詳細を示
す図である。このエフェクトパラメータ変更処理は次の
ようなステップで順番に実行される。 ステップ86:自動パラメータ変更レジスタAPCが「
1」であるかどうかを判定し、「1」(YES)の場合
は次のステップ87に進み、「0」(NO)の場合はス
テップ91に進む。
【0051】ステップ87:変更モードレジスタCMに
「3」を格納し、自動的に変更処理されるパラメータの
種類がエフェクトパラメータであることを示す。 ステップ88:現在設定されているエフェクトパラメー
タの種類を音色パラメータやエンベロープパラメータの
表示と同じ様に表示部21に表示する。 ステップ89:自動パラメータ変更処理の割り込みを許
可する。
【0052】ステップ90:計時カウンタCOUNTに
「0」を設定する。 ステップ91:ステップ86で自動パラメータ変更レジ
スタAPCが「1」でなかったので、ここではパネルス
イッチ20の各スイッチの操作に応じて通常のエフェク
トパラメータ変更処理を実行する。
【0053】図16はマイクロコンピュータが処理する
図11の「ランダムパラメータ変更処理」の詳細を示す
図である。このランダムパラメータ変更処理は次のよう
なステップで順番に実行される。 ステップ92:自動パラメータ変更レジスタAPCが「
1」であるかどうかを判定し、「1」(YES)の場合
は次のステップ93に進み、「0」(NO)の場合はス
テップ97に進む。
【0054】ステップ93:変更モードレジスタCMに
「4」を格納し、自動的に変更処理されるパラメータの
種類等をランダムに変更設定する処理であることを示す
。 ステップ94:現在設定されているパラメータの種類を
表示部21に表示する。 ステップ95:自動パラメータ変更処理の割り込みを許
可する。
【0055】ステップ96:計時カウンタCOUNTに
「0」を設定する。 ステップ97:ステップ92で自動パラメータ変更レジ
スタAPCが「1」でなかったので、ここではパネルス
イッチ20の各スイッチの操作に応じて音色パラメータ
TC、エンベロープパラメータEG、エフェクトパラメ
ータEF等をランダムに変更設定する。
【0056】図17はタイマ22からCPU10に対し
て与えられる割込クロック(タイマインタラプト信号)
に応じてマイクロコンピュータが処理する「割込処理」
の詳細を示す図である。この割込処理は次のようなステ
ップで順番に実行される。 ステップ100:他のデバイスからの割り込みを禁止す
る。 ステップ101:計時カウンタCOUNTをタイマイン
タラプト毎に1だけデクリメントする。
【0057】ステップ102:前のステップでデクリメ
ントされた計時カウンタCOUNTの値が負の値である
かどうかを判断し、計時カウンタCOUNTの値が負(
YES)の場合はステップ103に進み、0又は正(N
O)の場合はここでの処理を終了し、割り込みを復帰さ
せる。
【0058】ステップ103:変更モードレジスタCM
の格納値に対応したパラメータの自動変更処理を実行す
る。このパラメータ変更処理の詳細は図18〜21に示
される。図18は変更モードレジスタCMの値が「0」
の場合にマイクコンピュータが実行する図17の「変更
(0)処理」を示す図である。この変更(0)処理は音
色パラメータを自動的に変更設定する処理である。まず
、音色パラメータレジスタTCの値を1だけインクリメ
ントする。インクリメントされた音色パラメータレジス
タTCの値が図2の音色パラメータの総数よりも大きい
かどうかを判定し、大きい(YES)場合は音色パラメ
ータレジスタTCの値をリセットし、小さい(NO)場
合はリターンする。この一連の処理によって、インクリ
メント処理又はリセットされた音色パラメータレジスタ
TCの値が音色パラメータとなり、ステップ104の発
音処理に使用される。
【0059】図19は変更モードレジスタCMの値が「
1」の場合にマイクロコンピュータが実行する図17の
「変更(1)処理」を示す図である。この変更(1)処
理はエンベロープパラメータを自動的に変更設定する処
理である。まず、エンベロープパラメータレジスタEG
の値を1だけインクリメント処理する。インクリメント
処理されたエンベロープパラメータレジスタEGの値が
図3のエンベロープパラメータの総数よりも大きいかど
うかを判定し、大きい(YES)場合はエンベロープパ
ラメータレジスタEGの値をリセットし、小さい(NO
)場合はリターンする。この一連の処理によって、イン
クリメント処理又はリセットされたエンベロープパラメ
ータレジスタEGの値が新たなエンベロープパラメータ
となり、ステップ104の発音処理に使用される。
【0060】図20は変更モードレジスタCMの値が「
2」の場合にマイクロコンピュータが実行する図17の
「変更(2)処理」を示す図である。この変更(2)処
理はエフェクトパラメータを自動的に変更設定する処理
である。まず、エフェクトパラメータレジスタEFの値
を1だけインクリメント処理する。インクリメント処理
されたエフェクトパラメータレジスタEFの値が図4の
エフェクトパラメータの総数よりも大きいかどうかを判
定し、大きい(YES)場合はエフェクトパラメータレ
ジスタEFの値をリセットし、小さい(NO)場合はリ
ターンする。この一連の処理によって、インクリメント
処理又はリセットされたエフェクトパラメータレジスタ
EFの値が新たなエフェクトパラメータとなり、ステッ
プ104の発音処理に使用される。
【0061】図21は変更モードレジスタCMの値が「
3」の場合にマイクロコンピュータが実行する図17の
「変更(3)処理」を示す図である。この変更(3)処
理は各パラメータをランダムに変更設定する処理である
。まず、3つの乱数を発生する。発生した乱数を用いて
音色パラメータレジスタTC、エンベロープパラメータ
レジスタEG及びエフェクトパラメータレジスタEFの
値をそれぞれ変更してリターンする。このようにしてラ
ンダムに変更設定された各パラメータの値が新たなパラ
メータとなり、ステップ104の発音処理に使用される
【0062】ステップ104:前のステップ103で変
更設定されたパラメータに応じて図22の発音処理を実
行する。図22はこの発音処理の詳細を示す図である。 まず、ここの発音処理では、全発音チャンネルに発音停
止(キーオン)信号を送出する。そして、音源回路16
の第0番目の発音チャンネルに音色パラメータTC、キ
ーコードKC、キーオン信号KON、エンベロープパラ
メータEG及びタッチデータITを出力し、サンドシス
テム22にエフェクトパラメータEFを出力してリター
ンする。
【0063】ステップ105:計時カウンタCOUNT
に所定係数Cを格納する。この所定係数Cによって変更
設定されたパラメータの維持される時間が決定する。 ステップ106:他のデバイスからの割り込みを許可す
る。 以上の一連の処理によって、音源回路16は自動的に変
更設定されたパラメータに応じた楽音信号を発生し、サ
ウンドシステム22はその楽音信号に対して自動的に設
定された効果を付加して発音する。
【0064】次に、この実施例の自動パラメータ変更処
理の概要を説明する。まず、自動パラメータ変更処理を
行うために、演奏者はパネルスイッチ20上の自動パラ
メータ変更スイッチ27を操作し、どのパラメータを自
動変更処理するのか対応するパラメータスイッチ(音色
選択スイッチ23、エンベロープ選択スイッチ24又は
エフェクト選択スイッチ25)を操作する。なお、パラ
メータをランダムに変更する場合には、演奏者はランダ
ムパラメータ選択スイッチ26を操作すればよい。
【0065】すると、図11のステップ61、67によ
って自動パラメータ変更レジスタAPCに「1」が格納
され、ステップ69〜72(図13〜16)によって変
更モードレジスタCMにパラメータ選択スイッチに対応
した「1」「2」「3」「4」のいずれかの値が格納さ
れる。そして、電子楽器は図17〜図22に示すように
変更モードレジスタCMの値に基づいてタイマインタラ
プト処理を実行し、自動的にパラメータの値を変更処理
しながら楽音を発生する。
【0066】上述の実施例では、変更するパラメータを
一つに限定しているが、複数のパラメータを同時に変更
するようにしてもよい。これを実現するには、変更モー
ドレジスタCMに値を代入するのをやめ、変更を示すパ
ラメータをレジスタ中の各ビットに対応して格納するよ
うにすればよい。変更されるパラメータの量が1で固定
であるが、これを演奏者が適宜変更できるようにしても
よい。また、変更量がパラメータの種類に応じて変更さ
れるようにしてもよい。
【0067】また、上述の実施例では、パラメータの変
更間隔の時間を計時カウンタCOUNTに格納される係
数Cで固定としているが、これを演奏者が適宜変更でき
るようにしてもよいし、またエンベロープ形状に合わせ
て係数Cの値を可変としてもよい。例えば、エンベロー
プパラメータとして図3のパラメータナンバ「7」のエ
ンベロープが設定された場合には、この係数Cを他のパ
ラメータナンバ「0〜6」のものよりも自動的に小さく
する。
【0068】さらに、上述の実施例では、パラメータを
図2〜図4に示すようにパラメータナンバに従って離散
的に変更設定する場合について説明したが、アタックタ
イム、ディケイタイム、サスティンタイム、リリースタ
イムをそれぞれ連続的に変更してエンベロープパラメー
タを形成してもよい。また、FM合成を音源とする電子
楽器等の場合は、FMの変調比が連続的に変更されるよ
うにしてもよい。また、FM音源のアウトプットレベル
、フィードバック量、デチューン、フィルタのカットオ
フ周波数等の各種パラメータが連続的に変更設定される
ようにしてもよい。
【0069】上述の実施例では、パラメータが順番に設
定変更される場合について説明したが、予め演奏者が設
定したいパラメータナンバを選択的に順番に入力するこ
とによって、その順番通りにパラメータの変更設定を行
うようにしてもよい。また、パラメータの自動変更設定
中に記憶スイッチを操作することによって、その記憶ス
イッチの操作された時点のパラメータを順次記憶してお
き、自動パラメータ変更処理終了後に記憶されたパラメ
ータを再度自動的に変更設定できるようにしてもよい。
【0070】上述の実施例では現在設定中のパラメータ
の内容を図5及び図6のように表示部21に表示する場
合について説明したが、演奏者が表示スイッチ等を操作
した場合におけるパラメータの内容を表示するようにし
てもよい。さらに、上述の実施例ではパラメータの内容
を繰り返し順次変更する場合について説明したが、或る
1つのパラメータの内容を一通り変更設定し終えた場合
に、他のパラメータの内容を同様に順次変更設定するよ
うにしてもよい。また、パラメータの自動変更設定の途
中で強制停止スイッチを操作することによって、その操
作された時点のパラメータを楽音のパラメータとして記
憶するようにしてもよい。
【0071】上述の実施例では、押鍵中の鍵情報(キー
オン信号KON、キーコードKC、タッチデータIT)
に応じてパラメータの内容を自動変更処理しているが、
押鍵されていない場合には最後に押鍵された鍵情報を記
憶しておき、それに基づいてパラメータの自動変更処理
を実行してもよいし、イニシャライズ設定された鍵情報
に戻ってもよい。
【0072】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、電子楽
器のパラメータを自動的に変更設定し、パラメータと楽
音との関係を容易に確認できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  電子楽器の全体構成を示すハードブロック
図である。
【図2】  ROMに格納されている音色パラメータの
一例を示す図である。
【図3】  ROMに格納されているエンベロープパラ
メータの一例を示す図である。
【図4】  ROMに格納されているエフェクトパラメ
ータの一例を示す図である。
【図5】  音色パラメータの表示例を示す図である。
【図6】  エンベロープパラメータの表示例を示す図
である。
【図7】  図1のパネルスイッチの詳細例を示す図で
ある。
【図8】  図1の音源回路の一例として波形メモリ読
出方式の音源回路を示す図である。
【図9】  マイクロコンピュータが処理する「メイン
処理ルーチン」の詳細を示す図である。
【図10】  マイクロコンピュータが処理する図9の
「鍵処理」の詳細を示す図である。
【図11】  マイクロコンピュータが処理する図9の
「パネル処理」の詳細を示す図である。
【図12】  マイクロコンピュータが処理する図11
の自動パラメータ変更のオフ処理の詳細を示す図である
【図13】  マイクロコンピュータが処理する図11
の「音色パラメータ変更処理」の詳細を示す図である。
【図14】  マイクロコンピュータが処理する図11
の「エンベロープパラメータ変更処理」の詳細を示す図
である。
【図15】  マイクロコンピュータが処理する図11
の「エフェクトパラメータ変更処理」の詳細を示す図で
ある。
【図16】  マイクロコンピュータが処理する図11
の「ランダムパラメータ変更処理」の詳細を示す図であ
る。
【図17】  割込クロック(タイマインタラプト信号
)に応じてマイクロコンピュータが処理する「割込処理
」の詳細を示す図である。
【図18】  変更モードレジスタCMの値が「0」の
場合にマイクコンピュータが実行する図17の「変更(
0)処理」を示す図である。
【図19】  変更モードレジスタCMの値が「1」の
場合にマイクロコンピュータが実行する図17の「変更
(1)処理」を示す図である。
【図20】  変更モードレジスタCMの値が「2」の
場合にマイクロコンピュータが実行する図17の「変更
(2)処理」を示す図である。
【図21】  変更モードレジスタCMの値が「3」の
場合にマイクロコンピュータが実行する図17の「変更
(3)処理」を示す図である。
【図22】  図17の発音処理の詳細を示す図である
【符号の説明】
10…CPU、11…ROM、11a…自動パラメータ
変更プログラム、12…データ及びワーキングRAM、
13…押鍵検出回路、14…スイッチ検出回路、15…
表示回路、16…音源回路、17…タイマ、18…デー
タ及びアドレスバス、19…鍵盤、20…パネルスイッ
チ、21…表示部、22…サウンドシステム、23…音
色パラメータスイッチ、24…エンベロープパラメータ
スイッチ、25…エフェクトパラメータスイッチ、26
…ランダムパラメータスイッチ、27…自動パラメータ
変更スイッチ、28…カーソルキー、29…入力スイッ
チ、30…テンキー、31…位相発生回路、32…アド
レス形成回路、33…波形メモリ、34…補間回路、3
5…エンベロープ付加回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  楽音を形成するためのパラメータを発
    生するパラメータ発生手段と、このパラメータに応じた
    特徴を有する楽音を形成する楽音形成手段と、パラメー
    タと楽音との関係を確認するために、前記パラメータ発
    生手段が発生する前記パラメータの内容を自動的に順次
    変更するパラメータ変更制御手段とを備えたことを特徴
    とする電子楽器。
JP3159480A 1991-06-04 1991-06-04 電子楽器 Pending JPH04358198A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3159480A JPH04358198A (ja) 1991-06-04 1991-06-04 電子楽器

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