JP2955663B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JP2955663B2 JP1341194A JP34119489A JP2955663B2 JP 2955663 B2 JP2955663 B2 JP 2955663B2 JP 1341194 A JP1341194 A JP 1341194A JP 34119489 A JP34119489 A JP 34119489A JP 2955663 B2 JP2955663 B2 JP 2955663B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コード、ベース、ドラム等の各パートの
演奏を自動的に行う自動演奏装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、コード、ベース、ドラムの各演奏パートの
自動演奏パターンであるコードパターン、ベースパター
ン及びドラムパターンの3つのパターンが一組とされ、
この組がリズムの種類毎に設定されて格納された自動演
奏パターンメモリを有し、リズムの選択により、対応す
る上記3つのパターンが上記メモリから読み出され、こ
の3つのパターンに従ってコード音、ベース音、ドラム
音が自動的に発音されるように成された自動演奏装置が
知られている。
また、このような自動演奏装置には、使用者が自分で
各パターンを作ることができる機能の付いたものもあ
る。この機能を用いて各パターンを作る場合は、使用者
が各パート毎に鍵盤を用いてパターンを作成するための
演奏を行う。そしてこのようにして作成されたパターン
を記録しておいて再生時にそのパターンに基づき各パー
トの音を発音させるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の従来の自動演奏装置においては、コード、ベー
ス、ドラムの各パターンの組をリズムの種類毎に自動演
奏パターンメモリに格納するように構成されていたの
で、あるパートのパターンが複数のリズムに対して共通
に用いられる場合があっても、自動演奏パターンメモリ
にはその複数のリズムに対してそれぞれ同じパターンを
記憶させておかなければならず、メモリの記憶領域の有
効利用の点で問題があった。
また、自動演奏パターンを自分で作る場合は、鍵盤を
用いてパターンを作成するための演奏をリアルタイムで
行う必要があるため、相当な熟練者でないと、音楽的バ
ランスのとれたパターンを作ることができない等の問題
があった。
この発明は上記のような問題を解決するためになされ
たもので、自動演奏パターンが格納されるメモリの記憶
領域の有効利用を図ることができ、また、使用者が容易
に音楽的なバランスのとれた各パートのパターンを設定
することができる自動演奏装置を提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、コード、ベー
ス、ドラムの各演奏パートの自動演奏パターンが各演奏
パート毎に複数種類格納されたパターン記憶手段と、コ
ード、ベース、ドラムの各演奏パートの自動演奏に用い
る自動演奏パターンを指定するためのパターン指定情報
とコード、ベースの各演奏パートの音色を指定するため
の音色指定情報がリズムの種類毎に格納された指定情報
記憶手段と、リズムの種類を選択するためのリズム選択
手段と、前記リズム選択手段により選択されたリズムの
種類に応じて対応するパターン指定情報と音色指定情報
を前記指定情報記憶手段から読み出す指定情報読出手段
と、前記指定情報読出手段により読み出されたパターン
指定情報に基づき、対応する各演奏パートの自動演奏パ
ターンを前記パターン記憶手段から読み出すパターン読
出手段と、前記指定情報記憶手段に格納されているパタ
ーン指定情報及び音色指定情報の指定内容の変更を行う
ための指定内容変更手段と、前記指定内容変更手段によ
り指定内容が変更されたパターン指定情報及び音色指定
情報を記憶する変更情報記憶手段と、前記変更情報記憶
手段に記憶されたパターン指定情報に基づき、対応する
各演奏パートの自動演奏パターンを前記パターン記憶手
段から読み出す変更パターン読出手段と、前記パターン
読出手段により読み出された各自動演奏パターンと前記
指定情報読出手段により読み出された音色指定情報とに
基づいて各演奏パートの楽音を対応する音色で発生さ
せ、前記変更パターン読出手段により読み出された各自
動演奏パターンと前記変更情報記憶手段に記憶された音
色指定情報とに基づいて各演奏パートの楽音を対応する
音色で発生させる楽音発生手段とを設けたものである。
〔作用〕
この発明によれば、指定情報記憶手段に格納されたパ
ターン指定情報に基づいて各演奏パートの自動演奏パタ
ーンが選択される。従って、リズムの種類毎に各パート
のパターンを予め設定しておくようにする場合には、設
定しようとする各パターンを指定するパターン指定情報
をリズムの種類毎に上記指定情報記憶手段に格納させる
ようにすれば良い。そして複数のリズムに共通に用いら
れるパターンがある場合には、パターン記憶手段にはそ
のパターンを1つ格納させておき、そのパターンを必要
に応じて上記パターン指定情報により指定すれば良い。
また、使用者は指定内容変更手段によりパターン指定
情報の指定内容を変えるだけで、パターン記憶手段に格
納された種々のパターンの中から好みのパターンを選択
することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は、この発明を適用した自動演奏装置の構成を
示すブロック図である。
同図において、CPU1、プログラムROM2、指定番号ROM
3、パターンROM4、ワークRAM5、ユーザRAM6、鍵盤部
7、操作パネル部8及び楽音形成回路9等がバスライン
10に接続され、相互にデータの通信が行われるように成
されている。
上記楽音形成回路9で形成された楽音データはD/A変
換器11でアナログの楽音信号に変換され、この楽音信号
は増幅器12で増幅された後、スピーカ13に供給されるよ
うに成されている。
CPU1は鍵盤部7の鍵盤のスキャン処理及び操作パネル
部8に配列されたスイッチ等の全ての操作子のスキャン
処理を行うと共に、プログラムROM2のプログラムに従っ
て各種処理を実行する。
次に、指定番号ROM3、パターンROM4、ワークRAM5及び
ユーザRAM6の詳細について説明する。
第2図はパターンROM4の内容を説明するための図であ
る。
このパターンROM4には、コードパートの自動演奏パタ
ーンである複数のコードパターンから成るコードパター
ン群14と、ベースパートの自動演奏パターンである複数
のベースパターンから成るベースパターン群15と、ドラ
ムパートの自動演奏パターンである複数のドラムパター
ンから成るドラムパターン群16とが格納されている。
コードパターン群14は、各々パターン番号1、2、…
…を付されたパターン1、パターン2、……から構成さ
れている。1つのパターンには、音符情報、リピートエ
ンド情報が含まれている。音符情報は、音を指定するた
めのキーナンバーと、発音のタイミングを示すステップ
タイムと、発音時間を示すゲートタイムと、発音の大き
さを示すベロシティとからなる。リピートエンド情報
は、リピート点を示すリピートエンドマーク及び上記ス
テップタイムとからなる。
ベースパターン群15及びドラムパターン群16もコード
パターン群14と略同様に構成されている。
第3図はパターンROM4に設けられたアドレステーブル
を説明するための図である。このテーブル17は、コー
ド、ベース、ドラムの各パターンが格納されているアド
レスを指示するためのテーブルであって、各パターンの
アドレスがローアドレスとハイアドレスに分けられて記
憶されている。
第4図は指定番号ROM3の内容を説明するための図であ
る。
第4図において、例えばワルツ、タンゴ、ルンバ、…
…等々のリズム別にリズム番号1、2、……が付された
リズム1、リズム2、……の各々に対して、それぞれ所
定のコードパターン番号、ベースパターン番号、ドラム
パターン番号、コード音色番号及びベース音色番号が設
定されて格納されている。これらのコードパターン番
号、ベースパターン番号、ドラムパターン番号は、パタ
ーンROM4に格納された各パターンを指定するための指定
情報である。また、コード音色番号及びベース音色番号
は、楽音形成回路9に用意された複数のコード音、ベー
ス音に付された番号に対応するものである。
このパターン番号ROM3に対してリズム番号(リズムの
種類)が選択されると、そのリズム番号に対応する各パ
ターン番号及び各音色番号がCPU1により読出されてワー
クRAM5に転送される。
第5図はワークRAM5に設けられたレジスタの内容を説
明するための図であって、上記のようにして転送された
コードパターン番号、ベースパターン番号、ドラムパタ
ーン番号、コード音色番号及びベース音色番号がこのレ
ジスタに格納される。
このワークRAM5はデータの編集を行う際に用いられ、
各パターン番号及び音色番号の変更はここで行われる。
第6図はユーザRAM6の内容を説明するための図であ
る。
このユーザRAM6には、ユーザ番号1〜5が付されたユ
ーザ1〜ユーザ5の5つのユーザメモリ領域があり、各
ユーザメモリ領域はさらにイントロパターン、ベーシッ
クパターン、フィルインパターン及びエンディングパタ
ーンの4つのパターン領域に区分されている。そして各
パターン領域には、ワークRAM5で番号の変更等が行われ
た後の各パターン番号及び各音色番号が記憶されるよう
に成されている。
次に、第7図に基づき操作パネル部8に設けられた各
種スイッチについて説明する。
第7図において、スイッチ21は、ノーマルモードから
編集を可能にするプログラムモードを設定するためのも
のである。スイッチ22は、ワークRAM5から編集が終了し
たデータをユーザRAM6に転送させるためのものである。
スイッチ23は現在読出されているパターンを消去するた
めのものである。また、スイッチ24はコードパートを選
択し、スイッチ25はベースパートを選択し、スイッチ26
はドラムパートを選択するためのものである。
なお、スイッチ24、25、26の何れかがONに成される
と、自動的に編集モードが設定されるように成されてい
る。
スイッチ27はリズム番号の設定及びパターン番号の変
更を行うためのスイッチで、+1、−1、+10、−10の
数値増減用スイッチから成る。スイッチ28は音色番号変
更のためのスイッチで、+1、−1、+10、−10の数値
増減用スイッチから成る。尚、29は操作パネル部8に設
けられたパターン番号、音色番号等を表示する表示器で
ある。
次に、上記構成による動作を上記各スイッチの操作と
関連づけて説明する。
先ずスイッチ21をONにしてプログラムモードを設定す
ると、現在選択されているリズム(リズム番号)に対応
する各設定パターン番号及び設定音色番号に応じたコー
ドパターン、ベースパターン、ドラムパターン、コード
音及びベース音に基づいた楽音がベーシックパターンと
してスピーカ13から発音される。
次にスイッチ27を押してリズム番号を変更し、所望の
リズム番号(リズム)を選択すると、これによって、第
4図の指定番号ROM3からその選択されたリズム番号(リ
ズム)に対応する各パターン番号及び音色番号がCPU1に
より読出されて第5図のワークRAM5に転送される。CPU1
は、読み出したコードパターン番号、ベースパターン番
号、ドラムパターン番号から、第3図のテーブル17を用
いて各番号に対応するパターンが格納されているアドレ
スを調べた後、パターンROM4の対応アドレスから各パタ
ーンを読み出して楽音形成回路9に供給する。楽音形成
回路9は、上記各パターンデータと上記各音色番号が指
定する音色とに基づいて楽音データを生成する。この楽
音データはD/A変換器11でアナログの楽音信号な変換さ
れ、増幅器12を通じてスピーカ13に加えられる。
次に、スイッチ24、25、26の何れか1つを押して使用
者が編集したいパートを選択すると、編集モードが設定
される。そしてスイッチ27を用いて、スイッチ24〜26に
より選択されたパートのパターン番号を変更すると、こ
れに応じてワークRAM5の対応するパターン番号がCPU1に
より書き換えられるので、スピーカ13からの楽音のうち
の選択されたパートの音が、変更された番号のパターン
に基づいたものに変わる。従って使用者は、その音を聞
きながら好みの音のパターン番号を選択することができ
る。また、スイッチ24又は25を押してスイッチ28を押す
ことにより、コード又はベースの音色番号を選択して、
好みのコード音又はベース音を選択することができる。
以上のようにして、スピーカ13からの楽音を聞きなが
ら、スイッチ24〜28を操作してワークRAM5の内容を変更
することにより、編集を行うことができる。そして所望
の楽音が得られたところでスイッチ22を押すと、ユーザ
RAM6のユーザメモリ領域1〜5の1つが表示器29で表示
される。そこでスイッチ27により、所望のユーザメモリ
領域を指定した後、再度スイッチ22を押すと、ワークRA
M5において編集された内容が、CPU1により、上記指定さ
れたユーザメモリ領域のイントロパターン領域に転送さ
れる。他のパターン領域についても、同様の動作が行わ
れることにより、ワークRAM5の編集された内容が転送さ
れる。
また、編集中にスイッチ23が押されると、現在選択さ
れているパートのパターン番号がクリアされる。
以上のようにして編集されたデータを用いて自動演奏
を行う場合には、プログラムモードにしてから、ユーザ
RAM6のユーザメモリ領域を指定することにより、編集さ
れたデータに応じた楽音を有する自動演奏が行われるこ
とになる。
次に、上記各スイッチ21〜28の操作に関連して実行さ
れるCPU1の処理につて、第8〜13図のフローチャートを
参照して説明する。
第8図はスイッチ21に関する処理を示すフローチャー
トであり、ステップS1でスイッチ21の操作(イベント)
を待ち、操作されたらステップS2でプログラムモードで
あったか否かを判断し、プログラムモードであればその
まま終了とする。また、プログラムモードでなかった場
合は、ステップS3でプログラムモードを設定した後、ス
テップS4で現在選択されているリズムをベーシックパタ
ーンとする楽音の発音開始処理が行われる。
第9図はスイッチ24、25、26に関する処理を示すフロ
ーチャートであり、ステップS1でステップ24、25、26の
何れか1つの操作を待ち、操作されたらステップS2で現
在プログラムモードにあるか否かを調べ、プログラムモ
ードでない場合は終了とする。プログラムモードであれ
ば、スイッチ24、25、26の何れかの操作に応じてステッ
プS3、S4、S5の何れかに進む。そしてスイッチ24が操作
されたのであれば、ステップS6でコードパートの編集モ
ードが設定され、そのフラグが立てられる等の処理が行
われる。また、スイッチ25又は26が操作されたのであれ
ば、ステップS7又はS8でベースパート又はドラムパート
の編集モードが設定され、そのフラグが立てられる等の
処理が行われる。従って、これらのスイッチ24、25、26
はプログラムモードのときのみ有効となる。
第10図はスイッチ27に関する処理を示すフローチャー
トであり、ステップS1でスイッチ27が操作されると、ス
テップS2で現在プログラムモードにあるか否かを調べ、
プログラムモードでない場合は、ノーマルモードである
としてステップS3に進み、リズム番号を変更する処理を
行った後、終了とする。プログラムモードである場合
は、ステップS4で現在編集モードにあるか否かを調べ、
編集モードでない場合はステップS3に進む。編集モード
であれば、その編集が行われているパートに応じてステ
ップS5、S6、S7の何れかに進み、そこで各パートのパタ
ーン番号の変更処理が行われる。
第11図はスイッチ22に関する処理を示すフローチャー
トであり、ステップS1でスイッチ22の操作があると、ス
テップS2でプログラムモードであるか否かを調べ、プロ
グラムモードでない場合は終了とする。プログラムモー
ドである場合は、ステップS3で編集モードであるか否か
を調べる。ここで編集モードであればユーザメモリ領域
設定モードに入り、編集モードでない場合は、データセ
ーブモードに入る。
このスイッチS22はワークRAM5の編集された内容をユ
ーザRAM6に移すためのものであるから、通常は先ず上記
ユーザメモリ領域設定モードに入り、ステップS4に進
む。ここでユーザメモリ領域設定フラグを立てた後、ス
テップS5でセーブフラグを立てる。これによってユーザ
1〜ユーザ5のユーザメモリ領域の選択が可能な状態と
なる。
そしてステップS6で表示器29によるユーザメモリ領域
の番号表示が行われ、次にステップS7で編集モードであ
ることを示すエディットフラグを“0"にする。この状態
でスイッチ22が再度押されるとステップS1、ステップS2
を通り、ステップS3で上記データセーブモードに入る。
そしてステップS8で上記セーブフラグが立っていれば、
ステップS9でワークRAM5の内容をユーザRAM6の指定され
たユーザメモリ領域に転送した後、ステップS10でプロ
グラムモードを解除して終了する。
第12図はスイッチ28に関する処理を示すフローチャー
トであり、ステップS1でスイッチ28の操作があると、ス
テップS2でプログラムモードであるか否かを調べる。プ
ログラムモードでない場合は、ノーマルモードであると
してステップS3に進み、鍵盤の押鍵操作に応じてメロデ
ィ変更の処理を行った後、終了とする。プログラムモー
ドの場合はステップS4に進み、編集モードであるかを調
べ、編集モードであれば、編集が行われているパートに
応じてステップS5のコードパート編集処理、ステップS6
のベースパート編集処理又はステップS7のドラムパート
編集処理に進む。そしてステップS5又はS6に進んだ場合
は、次にステップS8又はS9でコード音色変更又はベース
音色変更の処理が行われる。
第13図はスイッチ23に関する処理を示すフローチャー
トであり、ステップS1でスイッチ23の操作を調べ、操作
があるとステップS2でプログラムモードか否かを調べ、
プログラムモードであれば、ステップS3で編集モードか
否かを調べる。編集モードの場合はステップS4で現在編
集中のパートのパターンをクリアする。
以上のように上述の実施例によれば、それぞれ複数の
コードパターン、ベースパターン及びドラムパターンが
格納されたパターンROM4から、上記各パターンのパター
ン番号がリズム(リズム番号)毎に予め組み合わされて
格納された指定番号ROM3の番号情報に基づいて各パート
のパターン読出して、リズムに応じた各パートの自動演
奏を行うように構成されている。従って、あるパートの
パターンが複数のリズムに共通に使用される場合でも、
指定番号ROM3の番号情報によりそのパターンを指定する
だけでよく、リズム毎に重複したパターンをパターンRO
M4に格納しておく必要がない。そのためROM4の記憶容量
の節減を図ることができ、その分ROM4に記憶させるパタ
ーンの種類を増やすことができる。
また、スピーカ13からの楽音を聞きながら、各スイッ
チ21〜28の操作により、各パターンを指定するための番
号を変更して色々のパターンを呼び出しながら編集を行
うことができるので、特に熟練を要することなく、誰で
も音作りを愉しむことができる等の効果が得られる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、リズムの種類に応じて各演奏パー
トの自動演奏パターンを予め設定するようにした場合で
も、従来の自動演奏装置のように、複数のリズムに共通
に用いられるパターンをリズム毎に重複してパターン記
憶手段に格納させておかなくてもすみ、その上、コー
ド、ベースパートの音色は音色指定情報により指定され
るように構成されているので、音色(楽音)別に自動演
奏パターンを準備する必要がない。従って、パターン記
憶手段の記憶容量の節減を図ることができ、パターン記
憶手段の記憶領域の有効な利用が可能になる。
また、パターン指定情報の指定内容の変更を行うこと
で、使用者は鍵盤を用いたパターン作成のための演奏を
行うことなく好みのパターンを容易に設定することがで
き、その上、楽音発生手段からの実際の音を聞きながら
各パートのパターン及び音色の選択を行うことにより、
誰でも容易に楽音的バランスのとれた各パートのパター
ンの設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図、第2図〜
第6図は各メモリの内容を説明するための説明図、第7
図は操作パネルのスイッチ等の配置を示す構成図、第8
図〜第13図はCPUで実行される処理のフローチャートで
ある。 なお、図面に用いた符号において、 1……CPU(パターン読出手段) 3……指定番号ROM(指定情報記憶手段) 4……パターンROM(パターン記憶手段) 5……ワークARM 6……ユーザRAM(変更情報記憶手段) 21〜28……スイッチ(指定内容変更手段) である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コード、ベース、ドラムの各演奏パートの
    自動演奏パターンが各演奏パート毎に複数種類格納され
    たパターン記憶手段と、 コード、ベース、ドラムの各演奏パートの自動演奏に用
    いる自動演奏パターンを指定するためのパターン指定情
    報とコード、ベースの各演奏パートの音色を指定するた
    めの音色指定情報がリズムの種類毎に格納された指定情
    報記憶手段と、 リズムの種類を選択するためのリズム選択手段と、 前記リズム選択手段により選択されたリズムの種類に応
    じて対応するパターン指定情報と音色指定情報を前記指
    定情報記憶手段から読み出す指定情報読出手段と、 前記指定情報読出手段により読み出されたパターン指定
    情報に基づき、対応する各演奏パートの自動演奏パター
    ンを前記パターン記憶手段から読み出すパターン読出手
    段と、 前記指定情報記憶手段に格納されているパターン指定情
    報及び音色指定情報の指定内容の変更を行うための指定
    内容変更手段と、 前記指定内容変更手段により指定内容が変更されたパタ
    ーン指定情報及び音色指定情報を記憶する変更情報記憶
    手段と、 前記変更情報記憶手段に記憶されたパターン指定情報に
    基づき、対応する各演奏パートの自動演奏パターンを前
    記パターン記憶手段から読み出す変更パターン読出手段
    と、 前記パターン読出手段により読み出された各自動演奏パ
    ターンと前記指定情報読出手段により読み出された音色
    指定情報とに基づいて各演奏パートの楽音を対応する音
    色で発生させ、前記変更パターン読出手段により読み出
    された各自動演奏パターンと前記変更情報記憶手段に記
    憶された音色指定情報とに基づいて各演奏パートの楽音
    を対応する音色で発生させる楽音発生手段とを設けたこ
    とを特徴とする自動演奏装置。
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