JPH03284613A

JPH03284613A - 蛍光化粧料

Info

Publication number: JPH03284613A
Application number: JP8362290A
Authority: JP
Inventors: Kazuhisa Ono; 和久大野; Shigenori Kumagai; 重則熊谷; Tsutomu Saito; 力齋藤
Original assignee: Shiseido Co Ltd
Current assignee: Shiseido Co Ltd
Priority date: 1990-03-30
Filing date: 1990-03-30
Publication date: 1991-12-16
Anticipated expiration: 2013-09-30
Also published as: JP2805373B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は蛍光化粧料、特にその蛍光体の改良に関する。

［従来の技術］従来より、暗い所でも光って見えるいわゆる蛍光化粧料
が開発されており、夜間あるいは室内用の面白みのある
化粧料として注目されている。

これら−船釣な蛍光化粧料は、蛍光染料あるいは蛍光顔
料を配合したものであり、該蛍光染料あるいは蛍光顔料
としては３−ヒドロキシピレン−５，８，１０−トリス
ルホン酸（特開昭５８−１９８４１０）、有機蛍光顔料
を合成樹脂に含有させた顔料（特開昭６２−２７７３１
６）等の有機蛍光体が用いられていた。

［発明か解決しようとする課題］しかしながら、従来の蛍光化粧料においては、有機蛍光
体自体の耐光性が悪く、また直接肌に塗布する化粧料に
自然物由来ではない有機蛍光体を塗布することは安全性
の観点からも問題が残っていた。

特に耐光性が悪い点は、例えば蛍光化粧料を店頭に長時
間陳列した場合などに蛍光性が劣化してしまうことを意
味し、蛍光化粧料の製造ないし販売に大きな制限を生じ
てしまう。

本発明は前記従来の技術の課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は耐光性、安全性が高い蛍光化粧料を提供
することにある。

「課題を解決するための手段］前記目的を達成するために本発明者らが鋭意研究を重ね
た結果、蛍光化粧料に配合する蛍光体として無機蛍光体
を配合することにより、耐光性、安全性が大幅に高まる
ことを見出し本発明を完成するに至った。

すなわち、本出願の請求項１記載の蛍光化粧料は、無機
蛍光体を配合することを特徴とする。

また、請求項２記載の蛍光化粧料は、無機蛍光体が酸化
亜鉛蛍光体であることを特徴とする。

以下、本発明の構成について詳述する。

本発明で用いる無機蛍光体は、ＭｎＣＬ（赤）、Ｓｍ２
ｃｓ０４）ｓ”　８Ｈ２０（橙）、ＣａＷＯ４（青）　
、Ｍ　ｇ　ＷＯ４（青白色）　、ＣａＭｏ０４（黄緑）
、ＫＣＩ：Ｔｌ（青緑色）、ＮａＣｌ：Ｍｎ（赤）、Ｚ
ｎＯ：Ｚｎ（白縁）、ＣａＳ：Ｂｉ（紫）、ＺｎＳ：Ｃ
ｕ　（黄緑）　、ＺｎＳ　：Ａｇ（紫）　、Ｚ　ｎ　ｉ
Ｓ　ｉ０４　：　Ｍｎ　（緑）、Ｃａ５（ＰＯａ）　２
：ｃｅ　：Ｍｎ　（赤）等のほか、Ｙ　２０　ｓ　：Ｅ
ｕ、ＹＶＯａ：　Ｅｕ５Ｙ２０２Ｓ　：　Ｅｕ、（Ｙ。

Ｃｄ）　Ｂ　ＯＨ：　Ｅ　ｕ、　０．５Ｍｇ　Ｆ　ａＧ
　ｅ　Ｏｘ　：　Ｍｎ。

Ｚｎ２ＧｅＯ４：ＭｎＸＺｎＳ　：　Ｃｕ、ＺｎＳ　：
Ｃｕ、Ａ　Ｉ、（Ｚｎ、Ｃｄ）Ｓ　：　Ｃｕ、Ｚｎ２５
　ｉｏ４：Ｍｎ、ＢａＭｇＡ　１１４０２．：　Ｅｕ”
Ｍｎ”、Ｓ　ｒＧａ、ｓ４：　Ｅｕ”、ＺｎＳ：Ｃｕ。

Ｃｏ、ＺｎＳ　：Ａｇ、Ｃｕ、Ｙ２Ｓ　ｉｏｓ：Ｃａ。

Ｚｎ　Ｓ　：　Ａｇ、Ｇａ、Ｃｌ５Ｇａ２ＢｓＯｓＣＩ
　：Ｅｕ”ＢａＭｇＡ１ｔｔ０２ｓ：Ｅｕ”　　（Ｚｎ
Ｃｄ）Ｓ：Ａｇ、（Ｚｎ、Ｃｄ）Ｓ：Ａｇ、ＡＩ。

（Ｚｎ、Ｃｄ）Ｓ：Ａｕ、ＡＩ、ＺｎＳ：Ｃｕ。

Ａｕ、ＡＩ、Ｚｎ　（Ｓ、Ｓｅ）：Ａｇ、Ｚｎ　（Ｓ。

Ｓｅ）：Ａｇ、ＡＩ、Ｚｎ　（Ｓ、Ｓｅ）：Ｃｕ。

Ｚｎ　　（Ｓ、Ｓｅ）：Ｃｕ、Ａｌ５ＺｎＯ：Ｚｎ。

Ｚｎ、Ｓ　ｉｏ４：ＭｎＳ　ＺｎＳ　：Ａｇ、Ｃｕ、Ｚ
ｎＳ　：　Ｐ　ｂ　、　　Ｃｕ　ｓ　Ｇ　ｄ　２０２　
Ｓ　：　Ｔ　ｂ　１Ｌ　ａ　２０２　Ｓ：　Ｔｂ、Ｙ、
Ａ　Ｉ　ｓＯ，。：Ｃｅ、（Ｙ、Ｇｄ）。

Ａ　１ｓＯ，ｓ：　Ｃｅ、Ｓ　ｒ　Ｇａ＝Ｓ４：　Ｅｕ
ＸＹ２Ｏ２Ｓ　　二　Ｔｂ、　　Ｙ２Ｓ　　ｉｏｓ：Ｔ
ｂ、　　３．　　５ＭｇＧｅ０．：Ｍｎ、３ＢａＭｇ０
　・８Ａ　＋２０．：　Ｅｕ”Ｍｎ”、３ＢａＭｇ０・
８ＡＩ２０ｎ：Ｅｕ”、及び組成物としてＩｎ２Ｏ５と
ＺｎＳ：Ａｇを特定量混合してなる発光組成物（特公昭
５２−２３９１１）　、ＺｎＯとＺｎＳ：Ａｇ蛍光体と
を特定量混合してなる発光組成物（特公昭５３−２５７
１９）等かある。

これらのほかにも、金属の絹合せによってさまざまな化
合物が知られている。

これらの化合物の中で、安全性の点で酸化亜鉛蛍光体が
最も好ましい。

酸化亜鉛蛍光体は、酸化亜鉛をＨ２、ＣＯの様な還元雰
囲気で焼成することによって得られるため、ＺｎＯ：　
Ｚｎのようにあられすが、その組成は、市販されている
酸化亜鉛とほぼ同じである。

酸化亜鉛蛍光体の市販品としては、シルバニア社製のＰ
−１５＃１３７ＺｎＯ：Ｚｎ走査用（低電圧用）が挙げ
られる。

本発明にかかる蛍光化粧料で用いる無機蛍光体の配合量
は０．０１〜９９．９重量％である。

本発明においては、無機蛍光体を化粧料に配合するにあ
たって、必要に応しシリコーン処理、金属石鹸処理、脂
肪酸処理、界面活性剤処理、あるいは酸、アルカリ、無
機塩類による処理、さらにはこれらの複合処理を行なっ
た後、配合してもよい。また他の化粧品粉体とハイブリ
ッド化して配合してもよい。

本発明で用いる無機蛍光体が酸化亜鉛蛍光体である場合
、蛍光を発するための感光波長は紫外域（３７０ｎｍ）
であるか、可視部（４００〜６５０ｎｍ）に広げるため
に、無水フタル酸、無水マレイン酸等を吸着させる化学
増感、トリフェニルメタン系、シアニン系、キサンチン
系色素を吸着させることによって色素増感をすることが
好適である。

本発明の化粧料には、上記の必須部分の他に従来公知の
任意の成分を配合することができる。

このような配合成分としては、例えば、タルク、カオリ
ン、セリサイト、白雲母、金雲母、黒雲母、合成雲母、
紅雲母、リチア雲母、バーミキュライト、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、珪ソウ土、ケイ酸マグネシウム
、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリ
ウム、硫酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングス
テン酸金属塩、シリカ、ヒドロキシアパタイト、ゼオラ
イト、窒化ホウ素、セラミクスパウダー等の無機粉末、
ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリスチレ
ンパウダー、ベンゾグアナミンパウダーポリ四弗化エチ
レンパウダー、ジスチレンベンゼンポリマーパウダー、
エポキシパウダー、アクリルパウダー、微結晶性セルロ
ース等の有機粉体、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色
顔料、酸化鉄（ベンガラ）、チタン酸鉄等の無機赤色系
顔料、γ酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等
の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無
機黒色系顔料、マンゴバイオレット、コバルトバイオレ
ット等の無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、
チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の
無機青色系顔料、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆
オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン
被覆タルり、魚鱗箔、着色酸化チタン被覆雲母等のパー
ル顔料、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等の
金属粉末顔料、赤色２０１号、赤色２０２号、赤色２０
４号、赤色２０５号、赤色２２０号、赤色２２６号、赤
色２２８号、赤色４０５号、橙色２０３号、橙色２０４
号、黄色２０５号、黄色４０１号及び青色４０４号等の
有機顔料、赤色３号、赤色１０４号、赤色１０６号、赤
色２２７号、赤色２３０号、赤色４０１号、赤色５０５
号、橙色２０５号、黄色４号、黄色５号、黄色２０２号
、黄色２０３号、緑色３号及び青色１号のジルコニウム
、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料、クロ
ロフィル、β−カロチン等の天然色素、スクワラン、流
動パラフィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワック
ス、オシケライト、セレシン、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、
セチルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイル
アルコール、２−エチルヘキサン酸セチル、バルミチン
酸２−エチルへキシル、ミリスチン酸２−オクチルドデ
シル、ジー２−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコー
ル、トリー２−エチルヘキサン酸グリセロール、オレイ
ン酸２−オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル
、トリイソステアリン酸グリセロール、トリヤシ油脂肪
酸グリセロール、オリーブ油、アボガド油、ミツロウ、
ミリスチン酸ミリスチル、ミンク油、ラノリン等の各種
炭化水素、シリコーン油、高級脂肪酸、油脂類のエステ
・ル類、高級アルコール、ロウ類等の油性成分、アルキ
ッド油脂、尿素樹脂等の樹脂、カンファ、クエン酸アセ
チルトリブチル等の可塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤
、防腐剤、界面活性剤、保湿剤、香料、増粘剤等が挙げ
られる。

本発明による化粧料の形態は、中皿成形粉末状、塊状、
ペンシル状、スチック状、乳液状、クリーム状、溶液状
、粉状等か可能である。

［実施例］次に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。

本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。配
合量は重量％に示す。

１　　　　スチックファンデーション（１）二酸化チタン　　　　　　　　　　１３（２）カ
オリン　　　　　　　　　　　　１２（３）酸化亜鉛蛍
光体（ンルノ＼ニア製）１３７（４）赤色酸化鉄　　　
　　　　　　　　１（５）黄色酸化鉄　　　　　　　　
　　　０７（６）黒色酸化鉄　　　　　　　　　　　０
．１（７）スクワラン　　　　　　　　　　　３７（８
）セチル２−エチルヘキサノエート　１６（９）ソルビ
タンセスキオレート　　　　１（１０）アリストワック
ス　　　　　　　　４（１１）カルナバロウ　　　　　
　　　　　１３（１２）香料　　　　　　　　　　　　
　　０２（製　法）（７）（８）と（９）を８０℃で配合し、これに（１）
〜（６）を添加し、デイスパーで混合した後、ＴＫミル
処理する。（１０）と（１１）を加熱溶解し、添加混合
後、脱気する。（１２）をゆるやかに混合した後、８０
℃で容器に充填し、冷却することによりスチックファン
デーションを得た。

ル較孤ユ実施例１の処方中、酸化亜鉛蛍光体を通常化粧料用いら
れる蛍光性のない酸化亜鉛に置換したものを実施例１と
同様の方法により試作した。

実施例１と比較例１を顔に半々に塗布し暗所において２
０ＷのＢＬＢ蛍光体のもとで見たところ、実施例１は緑
白色の蛍光を発していることが確認できたが、比較例１
は全く蛍光を発しなかった。

２　　アイシ　ド− （１）タルク（２）白雲母（３）酸化亜鉛蛍光体（４）群青（５）黄色酸化鉄（６）黒色酸化鉄（７）スクワラン　　　　　　　　　　４（８）セチル
２−エチルヘキサノエート１９（９）ソルビタンセスキ
オレート　　　０８（１０）防腐剤　　　　　　　　　
　　０１（１１）香料　　　　　　　　　　　　０２（
製　法）（１）〜（６）をヘンシェルミキサーで混合し、これに
（７）（８）（９）（１０）と（１１）を加熱溶解混合
したものを吹き付け、混合した後粉砕し、中皿に成型し
アイシャドーを得た。

ル校輿ｌ実施例２の処方中、酸化亜鉛蛍光体を通常化粧料に使わ
れる酸化亜鉛に置換したものを実施例２と同様の方法に
より試作した。

実施例２と比較例２を左右のまぶたに塗布し暗所におい
て２０ＷのＢＬＢ蛍光灯のもとで見たところ、実施例２
は緑白色の蛍光を発していることが確認できたが、比較
例２は全く蛍光を発しなかった。

３　　ブラッシ　− （１）タルク　　　　　　　　　　　　１２６（２）絹
雲器　　　　　　　　　　　８１（３）マイカ　　　　
　　　　　　６０９（４）セリサイト　　　　　　　　
　　３（５）酸化亜鉛蛍光体（シルへ゛二了製）　　３
（６）群青　　　　　　　　　　　　０１（７）黄色酸
化鉄　　　　　　　　　０．１（８）赤色酸化鉄　　　
　　　　　　０４（９）赤色２２６号　　　　　　　　
０４（１０）チタンマイカ　　　　　　　　　３（１１
）スクワラン　　　　　　　　　３（１２）　２−エチ
ルへキシルパルミテート５（１３）防腐剤　　　　　　
　　　　　０３（１４）香料　　　　　　　　　　　　
０１（製　法）（１）〜（９）をヘンシェルミキサーで混合し、これに
（１１）　　（１２）　　（１３）と（１４）を加熱溶
解混合したものを吹き付け、混合した後粉砕し、さらに
（ｌＯ）を加え混合した後、中皿に成型しブラッシャー
を得た。

ル校形１実施例３の処方中、酸化亜鉛蛍光体を３−ヒドロキシピ
レン−５，８，１０−トリスルホン酸に置換したものを
実施例３と同様の方法により試作した。

実施例３と比較例３を左右のほおに塗布し暗所において
２０ＷのＢＬＢ蛍光灯のもとで見たところ、実施例３、
比較例３共に蛍光を発していることか確認できたが、実
施例３と比較例３を中皿に成型したものをキセノンフェ
ードメーターに３０時間かけたものを暗所において２０
ＷのＢＬＢ蛍光灯のもとで見たところ実施例３は蛍光を
発したが比較例３は全く蛍光を発しなかった。

４　パウダーファンデーション（１）酸化チタン　　　　　　　　　２（２）タルク　
　　　　　　　　　　　１０（３）白雲母　　　　　　
　　　　　３（４）セリサイト　　　　　　　　　５５
（５）酸化亜鉛蛍光体（シルハ゛ニア製）　　５（６）
ナイロンパウダー　　　　　　１２（７）赤色酸化鉄　
　　　　　　　　０５（８）黄色酸化鉄　　　　　　　
　　１（９）黒色酸化鉄　　　　　　　　　０．１（ｌ
Ｏ）シリコーンオイル　　　　　　　１（１１）２−エ
チルへキシルパルミテート９（１２）ソルビタンセスキ
オレート　　　１（１３）防腐剤　　　　　　　　　　
　　０．３（１４）香料　　　　　　　　　　　　０１
（製　法）（１）〜（９）をヘンシェルミキサーで混合し、これに
（１０）　　（１１）　　（１２）　　（１３）と（１
４）を加熱溶解混合したものを添加混合後粉砕し、これ
を中皿に成型しパウダーファンデーションを得た。

実施例４を顔に塗布し暗所で２０ＷのＢＬＢ蛍光灯を照
射したところ緑白色の蛍光を発することが確認できた。

５　　　ファンデーション（１）ステアリン酸　　　　　　　　　０４（２）イソ
ステアリン酸　　　　　　　０３（３）セチル２−エチ
ルヘキサノエート　４（４）流動パラフィン　　　　　
　　１１（５）　ＰＯＥ（１０）ステアリルエーテル　
　２（６）タルク　　　　　　　　　　　　１５（７）
顔料　　　　　　　　　　　　　４（８）セチルアルコ
ール　　　　　　　０．３（９）防腐剤　　　　　　　
　　　　　０．０７（ｌＯ）酸化亜鉛蛍光体（シルハ゛
二Ｔ製）　　３（１１）　　）−リエタノールアミン　
　　　　０４２（１２）プロピレングリコール　　　　
　５（１３）防腐剤　　　　　　　　　　　０．０２（
１４）イオン交換水　　　　　　　　５４．１９（１５
）香料　　　　　　　　　　　　　０．３（製　法）（１）（２）（３）（４）（５）（６）（７）（８）と
（９）を８５℃に加熱溶解した後、（ｌＯ）を添加し均
一に分散する。これに（１１）　　（１２）（１３）と
（１４）を８５℃に加熱溶解混合した混合物を徐々に添
加し乳化する。乳化時温度を１０分間保持して攪拌した
後、攪拌冷却して４５°Ｃとする。これに（１５）を加
え３５℃まで攪拌冷却を続け、取り出し、容器に充填し
て乳化ファンデーションを得た。

実施例５を顔に塗布し暗所で２０ｗのＢＬＢ蛍光灯を照
射したところ、緑白色の蛍光を発することが確認できた
。

実ｒ６−−」ＪＥＬ足（１）イオン交換水（２）グリセリン（３）プロピレングリコール（４）へキサメタリン酸ナトリウム（５）　Ｅ　ＤＴＡ　−３Ｎａ　２水塩（６）赤色酸化
鉄（７）黄色酸化鉄（８）黒色酸化鉄（９）二酸化チタン（アナターゼ）６８．１６４０．０１０．０１０．０１０．００１０．０５５（ｌＯ）酸化亜鉛蛍光体（ノルハ゛ニア製）０．５（１
１）カセイソーダ　　　　　　　　　０．２（１２）ス
クワラン　　　　　　　　　　３（１３）セチル２−エ
チルヘキサノエート　３（１４）ワセリン　　　　　　
　　　　　　１（１５）セトステアリルアルコール　　
　３（１６）ステアリン酸　　　　　　　　　２（１７
）グリセリルモノステアレート　　２（１８）　ＰＯＥ
（１０）ステアリルエーテル　　１（１９）パラベン　
　　　　　　　　　　０５（２０）香料　　　　　　　
　　　　　　０，１（製　法）（１）〜（１１）を７０℃で混合し、これに（１２）〜
（２０）を混合溶解したものを添加し混合乳化した後、
脱気、冷却、濾過、充填し化粧下地を得た。

実施例６を顔に塗布し暗所で２０ＷのＢＬＢ蛍光灯を照
射したところ緑白色の蛍光を発することが確認できた。

７　　ネイルエナメル（１）ニトロセルロース　　　　　　１２（２）変性ア
ルキッド樹脂　　　　　　１２（３）クエン酸アセチル
トリブチル　　５（４）酢酸ｎ−ブチル　　　　　　　
３６４（５）酢酸エチル　　　　　　　　　　６（６）
ｎ−ブチルアルコール　　　　　２（７）トルエン　　
　　　　　　　　２１（８）酸化鉄顔料　　　　　　　
　　　０．５（９）二酸化チタン　　　　　　　　　０
．１（１０）バール顔料　　　　　　　　　　２（１１
）酸化亜鉛蛍光体（シルへ゛ニア製）　　２（１２）有
機変性モンモリロナイト　　　ｌ（製　法）（１）（２）（３）及び（４）の一部、（５）（６）と
（７）を溶解し、これに（１２）及び（４）の残部を混
合しゲル状にしたものを添加混合し、さらに（８）　　
（９）　　（１０）と（１１）を添加混合し、容器に充
填しネイルエナメルを得た。

実施例７を爪に塗布し暗所で２０ＷのＢＬＢ蛍光灯を照
射したところ緑白色の蛍光を発することが確認できた。

８　　アイライナー（１）黒色酸化鉄　　　　　　　　　　７（２）二酸化
チタン　　　　　　　　　５（３）酸化亜鉛蛍光体（シ
ルハ゛ニア製）　　　２（４）酢酸ビニル樹脂エマルジ
ョン　４５（５）グリセリン　　　　　　　　　６（６
）　ＰＯＥ（２０）ソルビタンモノラウレート１８（７）カルボキシメチルセルローズ（１０％水溶液）１８（８）ビーガム（５％水分散液）　　　５（９）イオン
交換水　　　　　　　　　９９（１０）防腐剤　　　　
　　　　　　　　０．１（１１）香料　　　　　　　　
　　　　　０・２（製　法）（９）に（５）（６）を加え、これに（１）〜（３）を
添加し、コロイドミル処理する（顔料部）。他の成分を
混合し、７０℃で顔料部を加えて均一に分散した後、冷
却、充填しアイライナーを得た。

実施例８をまぶたに塗布し暗所で２０ＷのＢＬＢ蛍光灯
を照射したところ緑白色の蛍光を発することか確認でき
た。

１韮１■−−−ｌ−肛（１）炭化水素ワックス　　　　　　　３（２）キャン
デリラワックス　　　　　　１（３）グリセリルイソス
テアート　　　４０（４）流動パラフィン　　　　　　
　　４５８（５）二酸化チタン　　　　　　　　　４（
６）酸化亜鉛蛍光体（ンルハ′二了製）　　　３（７）
有機顔料　　　　　　　　　　　３（８）香料　　　　
　　　　　　　　　０．２（製　法）（１）（２）（３）と（４）を８５℃に加熱溶解し、こ
れに（５）（６）と（７）を加え攪拌混合した後（８）
を攪拌混合し、容器に充填して口紅を得た。

実施例９を唇に塗布し暗所で２０ＷのＢＬＢ蛍光灯を照
射したところ縁白色の蛍光を発することが確認できた。

１０　　　ファンシーパウダー（１）酸化亜鉛蛍光体（ノルハ′二了製）９５（２）セ
リサイト　　　　　　　　　　　４（３）香料　　　　
　　　　　　　　　１（４）酸化鉄顔料　　　　　　　
　　適量（製　法）（１）（２）と（４）を混合した後（３）を加え混合し
容器に充填してファンシーパウダーを得た。

実施例１０を唇に塗布し暗所で２０ＷのＢＬＢ蛍光灯を
照射したところ緑白色の蛍光を発することか確認できた
。

１１　　　　　　　ネイルエナメル（１）ニトロセルロース　　　　　　　１２（２）変性
アルキッド樹脂　　　　　　１２（３）クエン酸アセチ
ルトリブチル　　５（４）酢酸ｎ−ブチル　　　　　　
　３９（５）酢酸エチル　　　　　　　　　　６（６）
ｎ−ブチルアルコール　　　　　２（７）トルエン　　
　　　　　　　　２１（８）微粒子酸化亜鉛蛍光体　　
　　　２（９）有機変性モンモリロナイト　　　１（製
　法）（１）（２）（３）及び（４）の一部、（５）（６）と
（７）を溶解し、これに（９）及び（４）の残部を混合
しゲル状にしたものを添加混合し、さらに（８）を添加
混合し、容器に充填しネイルエナメルを得た。

なお、前記微粒子酸化亜鉛蛍光体は、次のようにして製
造した。

シルバニア社製酸化亜鉛蛍光体Ｐ−１５＃１３７ＺｎＯ
−ＺｎｌＯＯｇを２２容ビーカーに水１ｇとともに入れ
、充分攪拌後５分間放置したときの上澄み液を濾過して
微粒子酸化亜鉛蛍光体を２Ｏ２得た。

このネイルエナメルは、ざらつきもなく、使用感が良好
であるとともに、優れた蛍光性を示した。

１２゛日マスカラ（１）　　カルホ′キシヒ゛ニルポリマー（商品名：カ
ーホ′ボール９４１）（２）　２−アミノ−２−メチルプロパツール（３）デ
キストリン（商品名：ソルフ′ルスターチ＃１６）（４）グルコン
酸ナトリウム（５）精製水（６）１．３−ブチレンゲリコール（７）エタノール（８）メチルパラベン（９）微粒子酸化亜鉛蛍光体（製　法）（５）に（１）解し、この中に（２）と（９）得た。

、（３）、　　（４）、　　（６）を溶（７）に（８）
を溶解したものに、を加え均一に攪拌してマスカラを５０、３１０、０　０１８２、０９０００、１１、０なお、微粒子酸化亜鉛蛍光体は前記実施例１１に準じて
製造した。

１３　　ボディペインティング（１）オリーブ油　　　　　　　　　　９９８（２）微
粒子酸化亜鉛蛍光体　　　　　０２（製　法）（１）に（２）を分散させ、ボディペインティングを得
た。

なお、微粒子酸化亜鉛蛍光体は前記実施例１１に準じて
製造した。

１４　　　アイシャドー（１）タルク（２）白雲母（３）　タングステン酸カルシウム蛍光体（４）群青（５）黄色酸化鉄（６）黒色酸化鉄（７）スクワラン（８）セチル２−エチルヘキサノエート　１９（９）ソ
ルビタンセスキオレート０８（１０）防腐剤　　　　　　　　　　　Ｏｌ（１１）香
料　　　　　　　　　　　　　０２（製　法）（１）〜（６）をヘンシェルミキサーで混合し、これに
（７）（８）（９）（１０）と（１１）を加熱溶解混合
したものを吹き付け、混合した後粉砕し、中皿に成型し
アイシャドーを得た。

ここで、タングステン酸カルシウム蛍光体（Ｃａ　Ｗ　
Ｏ　ａ）は青色の蛍光を有し、アイシャドーとして蛍光
色が好適である。

１５　　　アイシャドー（１）タルク（２）白雲母（３）　セレン、マンカ゛ン付活す／酸カルノウム蛍光
イ本（４）群青（５）黄色酸化鉄（６）黒色酸化鉄（７）スクワラン　　　　　　　　　　　４（８）セチ
ル２−エチルヘキサノエート１９（９）ソルビタンセス
キオレート　　　　ｏ８（１０）防腐剤　　　　　　　
　　　　　０．１（１１）香料　　　　　　　　　　　
　　０・２（製　法）（１）〜（６）をヘンシェルミキサーで混合し、これに
（７）（８）（９）（１０）と（１１）を加熱溶解混合
したものを吹き付け、混合した後粉砕し、中皿に成型し
アイシャドーを得た。

ここで、セレン、マンガン付活リン酸カルシウム蛍光体
（Ｃａｔ　（Ｐｏｔ）２：　Ｃｅ　：Ｍｎ）　は赤色の
蛍光を有し、アイシャドーとして蛍光色が好適である。

１６　　　アイシャドー（１）タルク　　　　　　　　　　　　ｌ。

（２）白雲母　　　　　　　　　　　　６２（３）酸化
亜鉛蛍光体（シルハ゛ニア製）　　　２０（４）群青　
　　　　　　　　　　　　１（５）スクワラン　　　　
　　　　　　　４（６）セチル２−エチルヘキサノエー
ト　　１９（７）ソルビタンセスキオレート　　　　０
８（８）防腐剤　　　　　　　　　　　　０１（９）香
料　　　　　　　　　　　　　　０２（製　法）（１）〜（４をヘンシェルミキサーで混合し、これに（
５）（６）（７）（８）と（９）を加熱溶解混合したも
のを吹き付け、混合した後粉砕し、中皿に成型しアイシ
ャドーを得た。

なお、酸化亜鉛蛍光体は緑白色に発光するが、群青との
組合せにより発光色が青色系にシフトする。

このため、本実施例にかかるアイシャドーは薄い青色で
あるが、暗所でＢＬＢ蛍光灯を当てたときの蛍光色は緑
青色であった。

ここで、酸化亜鉛蛍光体に代えて、タングステン酸カル
シウム蛍光体（ＣａＷＯ４）を用いると、アイシャドー
は薄い青色で、暗所でＢＬＢ蛍光灯を当てたときの蛍光
色は青色であった。

また、酸化亜鉛蛍光体に代えて、セレン、マンガン付活
リン酸カルシウム蛍光体（Ｃａ　ａ（Ｐ　０４）２：Ｃ
ｅ：Ｍｎ）を用いた場合には、アイシャドーは薄い青色
で、暗所でＢＬＢ蛍光灯を当てたときの蛍光色は紫色で
あった。

［発明の効果コ以上説明したように、本出願の請求項１又は２記載の蛍
光化粧料によれば、無機蛍光体を配合することとしたの
で、優れた蛍光性を有するとともに、耐光性、安全性も
大幅に改善される。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）無機蛍光体を配合することを特徴とする蛍光化粧
料。
（２）請求項１記載の蛍光化粧料において、無機蛍光体
が酸化亜鉛蛍光体であることを特徴とする蛍光化粧料。