JPS6327414A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JPS6327414A
JPS6327414A JP17249986A JP17249986A JPS6327414A JP S6327414 A JPS6327414 A JP S6327414A JP 17249986 A JP17249986 A JP 17249986A JP 17249986 A JP17249986 A JP 17249986A JP S6327414 A JPS6327414 A JP S6327414A
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重則 熊谷
Kazuhisa Ono
和久 大野
Toshihiko Nakane
俊彦 中根
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は皮膚外用剤に関し、更に詳しくは特定の複合粉
体を配合することによって肌を正常に保ち、ざらには肌
荒れ防止、肌荒れ改善、またニキビ患者の肌の炎症を抑
制する効果に優れた皮膚外用剤に関する。なお、本明細
書において、「実質状完全被覆」とは核粉体が外壁粉体
により均質且つ稠密に覆われている状態をいい、この時
核粉体が実質上外壁粉体の単粒子層で被覆されているの
が好ましい。但し、核粉体を外壁粉体で実質上完全被覆
してなる複合粉体をミクロ的にみれば、外壁粉体の粒子
相互間に極めて狭い間隙は存在することはいうまでもな
い。また本明細書において球状粉体とは真球状のものか
ら長径と短径の比が2:1の楕円体までをいい、多少変
形した粉体も含むものとする。
[従来の技術] 従来、肌荒れ等に対して使用されるものの中で化粧品は
、皮膚の分泌物に含まれる成分や皮膚の中に含まれてい
る成分に着目して配合されており、肌を正常に保ち、ま
たは改善するために保湿成分や油分を配合し皮膚中の成
分などを補うことによって皮膚の働きを助けている。ざ
らには、皮膚に悪影響を及ぼす皮脂分解物を少なくする
ために抗酸化作用のある薬剤の配合も行なわれている。
しかしながら、それらの効果はいまだ十分ではなかった
。皮膚外用剤の中には、肌賦活あるいは肌の炎症抑制な
どの効果のある薬剤の配合も行なわれるが、これらは安
定配合が難しかったり、配合量に制限があるといった問
題が残されていた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、肌を正常に保ち、ざらには肌荒れ防止、
肌荒れ改善に対して有効な方法がないか鋭意研究した結
果、皮脂成分のうち肌に悪影響を及ぼす皮脂老廃物を除
去することが有効であることを見出した。この目的に対
して、ハイドロキシアパタイト粉末は皮脂老廃物である
遊離脂肪酸および過酸化脂質に対して選択的な吸着性に
すぐれており、肌荒れ防止、肌荒れ改善ざらにはニキビ
患者の肌の炎症を抑制する効果のあることを見出した。
しかしながらハイドロキシアパタイト粉末をそのまま皮
膚外用剤中に配合したならば、ハイドロキシアパタイト
粉末は凝集性が強いため肌への広がりが不十分で、皮脂
老廃物に対する吸着効果が十分に発揮されない欠点があ
った。
[問題点を解決するための手段] そこで、本発明者らは、前記した問題点を解決すべく鋭
意研究を重ねた結果、滑りの良きとのびの軽ざを有する
球状粉体に着目し、この9球状粉体を核粉体とし、その
表面にハイドロキシアパタイト粉末を均一に被覆したな
らば、この複合粉体はハイドロキシアパタイト粉末をそ
のまま使用した場合と比べて皮脂老廃物の吸着性に優れ
ていることを見出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、平均粒径が1乃至100μの有機
又は無機球状粉体を核粉体とし、前記核扮体の平均粒径
の175以下の平均粒径を有するハイドロキシアパタイ
ト粉末を外壁粉体として、混合圧縮することにより球状
核粉体を外壁粉体で実質上完全被覆した球状複合粉体を
配合してなる皮膚外用剤を提供するものである。
かかる皮膚外用剤は、ハイドロキシアパタイト粉末をそ
のまま配合した皮膚外用剤と比較して、のびの使用感触
がよく、しかも肌荒防止、肌荒れ改善ざらにはニキビ患
者の肌の炎症を抑制する効果がより優れていた。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明のハイドロキシアパタイトは鉱物名で、化学式は
 Ca 1a (PO4) s (OH)2  で表わ
され、を推動物の骨格を構成する無機成分としても知ら
れている。天然に産するアパタイト鉱物はほとんどがフ
ッ素アパタイト Cato(PO4)sF2  である
ため、ハイドロキシアパタイト粉末は、通常例えば以下
のような湿式法あるいは乾式法によって合成される。湿
式法の一例を挙げれば、水酸化カルシウムとリン酸を水
溶液中で室温から60℃程度の温度で反応させてハイド
ロキシアパタイト粉末を得る。
一方、乾式法の一例を挙げると、炭酸カルシウムとリン
酸カルシウムを空気中あるいは水蒸気雰囲気中で900
〜1200℃の高温下で固相反応によりハイドロキシア
パタイト粉末を得る。微粒子状のハイドロキシアパタイ
ト粉末が要求きれる場合には湿式法が好ましい。
本発明の球状複合粉体を構成する核粉体としては、平均
粒径1〜100μの任意の有機又は無機球状粉体を用い
ることができる。かかる球状粉体の代表例を挙げれば、
ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、メタクリル酸メチ
ル樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレ
ンとアクリル酸の共重合体等の有機球状粉体、及びシリ
カ、アルミナ、炭酸マグネシウム、二酸化チタン等の無
機球状粉体である。
核粉体の平均粒径に対してハイドロキシアパタイトの平
均粒径は115以下、好ましくは1710以下とする必
要がある。ハイドロキシアパタイトの平均粒径が核粉体
の175より大きいと、ハイドロキシアパタイトの脱離
安定性が極めて悪くなるので好ましくない。
本発明の皮膚外用剤に配合する複合粉体を製造する方法
としては、平均粒径5■以下のボール状混合媒体を充填
した連続式又は非連続式の混合機を用いて球状核粉体を
構成する有機又は無機粉体と、平均粒径が前記球状核粉
体の平均粒径の175以下のハイドロキシアパタイト粉
末とを混合圧縮することにより核粉体をハイドロキシア
パタイトで実質上完全被覆させたものである。この製造
方法により得られる球状複合粉体は従来のものと違い、
粒度や被覆が均一で変形の極めて少ないことを特長とし
ている。
本発明において使用する球状複合粉体を製造するのに用
いる混合機としては回転式ボールミル、振動式ボールミ
ル、遊星型ボールミル、サンドミル、アトライター等の
混合機をあげることができ、これらのいずれも好適に用
いることができる。しかしながら、これらの混合機に従
来使用している混合媒体としては一般には平均粒径30
III11以上のボールなどが用いられているが、かか
るボールを用いた場合には、核粉体及び外壁粉体の粉砕
や変形を生じたり、また粉体との接触回数が少ないため
、核粉体が完全に被覆されたものを製造することができ
なかったりする。従って、前記球状複合粉体の製造に用
いるボール上の混合媒体としては平均粒径5mm以下、
好ましくは作業性の良い2mm〜5mmの混合機を用い
る必要がある。
前記した通り、ボール状混合媒体の平均粒径が5mmよ
りも大きいと、核粉体を実質上完全被覆できなかったり
、粉体の変形や粉砕が起きたりするので好ましくない。
前記球状複合粉体の製造方法において使用する混合機の
ボール状混合媒体の材質には特に限定はなく、例えばセ
ラミック、金属又は樹脂製のいずれも使用できる。
前記球状複合粉体を製造する際の粉末量と混合機の混合
媒体の量との間には特に限定はないが、一般的に言えば
、粉末量に対して混合媒体の量が多いほど混合圧縮効果
は大となり短時間で処理が終わるが球状複合粉体の変形
を沼きやすい。また混合媒体の量が少ないほど圧縮効果
は小ざくなり長時間の処理が必要となるが、球状複合粉
体の変形は少なくなる。従って、金粉体100重量部に
対してボール状混合媒体300〜700重量部を使用す
るのが好ましい。
前記球状複合粉体の製造に際しては、ボール状混合媒体
を充填した状態で、混合機内に上部空間のあることが必
要条件であり、上部空間が173〜273程度であるの
が好ましい。
混合機処理時の温度は、処理粉体の性質及び形状を損な
わない限り、特に制約はない。
また、処理の際に混合機の上部空間の雰囲気は特に限定
はない。なお、混合圧縮処理の前に核粉体及び外壁粉体
をヘンシェル型ミキサー等の一般の粉体温合機で混合す
ることが好ましい。更に本発明の実施に際して混合機処
理の粉体に水やアルコール等の液体を併用しても良い。
前記したように、複合粉体の製造においては、混合機処
理に平均5mm以下のボール状混合媒体を用いることに
より粉体の粉砕効果を極力抑えると共に、接触回数を飛
躍的に増大させてg擦静電気等により核粉体表面に付着
した外壁粉体を強く圧着し、粒度が均一で、核粉体が外
壁粉体で実質状完全被覆された、脱離安定性に優れた複
合粉体を製造することができる。
本発明に従った球状粉体の製造の際に必要な外壁粉体の
最小量は、核粉体表面を外壁粉体が単粒子層で覆いつく
す量である。
本発明の皮膚外用剤には上記した複合粉体の他に化粧料
、医薬品、医薬部外品等に汎用される成分を・配合でき
る。
例えば、タルク、カオリン、雲母、セリサイト、白雲母
、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バ
ーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、
珪藻土、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ
酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、硫酸バリウム、ケイ
酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、シリカ、ゼ
オライト、窒化硼素、セラミックパウダー等の無機粉末
、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、ベンゾグ
アナミンパウダー、四弗化エチレンパウダー、微結晶セ
ルロース等の有機粉体、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機
白色含量、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤
色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、
黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック
、等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレット、コバルト
バイオレット等の無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化
クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料、群青、
紺青等の無機青色系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ
、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、オキシ塩
化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、魚鱗箔、着
色酸化チタンコーテッドマイ力等のパール顔料、アルミ
ニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料、
赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色20
5号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤
色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205
号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、
赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号
、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色2
05号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色20
3号、緑色3号及び青色1号、のジルコニウム、バリウ
ム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル
、β−カロチン等の天然色素、スクワラン、流動パラフ
ィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、オシ
ケライト、セレシン、セチルアルコール、ヘキサデシル
アルコール、オレイルアルコール、セチル−2−エチル
ヘキサノエート、2−エチルへキシルパルミテート、2
−オクチルドデシルミリステート、2−オクチルドデシ
ルガムエステル、ネオペンチルグリコール−2−エチル
ヘキサノエート、イソオクチル酸トリグリセライド、2
−オクチルドデシルオレート、イソプロピルミリステー
ト、イソステアリン酸トリグリセライド、ヤシ油脂肪酸
トリグリセライド、オリーブ油、アボガド油、ミツロウ
、ミリスチルミリステート、ミンク油、ラノリン、ジメ
チルポリシロキサン等の各種炭化水素、油脂類、エステ
ル類、高級アルコール、ロウ類、シリコーン油等の油分
、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、海面活性剤、保
湿剤、香料、水、アルコール、増粘剤等を配合すること
ができる。
[発明の効果コ 本発明の皮膚外用剤は、のびの使用感触に優れ、しかも
皮脂老廃物すなわちトリグリセライドの分解物である遊
離の脂肪酸、及び酸化劣化によって生ずる種々の過酸化
脂質を吸着し、肌を正常に保ち、ざらには肌荒れ防止、
肌荒れ改善、またニキビ患者の肌の炎症を抑制する効果
に擾れている皮膚外用剤である。
[実施例] 以下に本発明の実施例をあげ、更に詳細に説明する。本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。配合量
は重量%である。
実施例1 固型粉末状皮膚外用剤 (1)タルク               49.8
(2)ステアリン酸マグネシウム      5.0(
3)ハイドロキシアパタイト粉末(10%)被覆球状ナ
イロン7:c注1      45.0(4)香料  
              0.1(5)殺菌剤  
             0.1*注1 球状ナイロン粉末(平均粒径5μ)90部をハイドロキ
シアパタイト粉末(平均粒径0.1μ)10部と共にヘ
ンシェル型ミキサー中にて5分間混合し、次いで得られ
た混合粉体をアルミナボール(2mm)を充填した振動
式ボールミルにて6時間混合圧縮して製造した。
(製法) (1)〜(3)および(5)をブレンダーでよく撹拌混
合しながら(4)を緊密に噴霧し、これを中皿に成型し
て固型粉末状皮膚外用剤を得た。
比較例1 (1)タルク               49.8
(2)ステアリン酸マグネシウム      5.0(
3)ハイドロキシアパタイト粉末     4,5(4
)球状ナイロン            40.5(5
)香料                0.1(6)
殺菌剤               0.1(製法) 実施例1に準する。
−トに 7   の 契 肌荒れに悩む被験者20人に対し、実施例1で得られた
粉末状皮膚外用剤及びハイドロキシアパタイト粉末を複
合化せずにそのまま配合した比較例1を3力月間顔面に
塗布し、肌荒れ防止効果を調べた。結果を表1に示した
が、比較例1に比べて実施例1は、明らかに肌荒れが改
善きれた、及びやや肌荒れが改善されたと答えた人が3
0%多く、ハイドロキシアパタイトの複合粉体は肌荒れ
に対してより有効であることが示された。
表1 実施例2 粉末状皮膚外用剤 (1)タルク               49.9
5(2)ハイドロキシアパタイト粉末(25χ)被覆球
状ポリエチレン*注250.0 (3)香料                0.05
*注2 球状ポリエチレン粉末(平均粒径10μ)75部をハイ
ドロキシアパタイト粉末(平均粒径0.2μ)25部と
共にヘンシェル型ミキサー中にて5分間混合し、次いで
得られた混合粉体をアルミナボール(3mm)を充填し
た回転式ボールミルにて3時間混合圧縮して製造した。
(製法) (1)と(2)をブレンダーでよく撹拌混合しながら(
3)を均一に噴霧し、粉末状皮膚外用剤を得た。
比較例2 (1)タルク                49.
95(2)ハイドロキシアパタイト粉末    12.
5(3)球状ポリエチレン          37.
5(4)香料                0.0
5(製法) 実施例2に準する。
−に        の  否忍 ニキビに悩む被験者10人に対し、実施例2で得られた
粉末状皮膚外用剤及びハイドロキシアパタイト粉末を複
合化せずにそのまま配合した比較例2を3力月間顔面に
塗布し、ニキビによって誘発される炎症の改善効果を調
べた。結果を表2に示したが、比較例2に比べて実施例
2は、明らかに炎症が改善された、及びやや炎症が改善
されたと答えた人が40%多く、ハイドロキシアパタイ
トの複合粉体はニキビによって誘発される炎症に対して
より有効であることが示きれた。
表2 実施例3  軟膏 (1)セレシン              20.0
(2)流動パラフィン   ′18・0(3)POE(
10モル)モノオレイン酸エステル 0.25(4)グ
リセリンモノステアリン酸エステル 0.25(5)ワ
セリン              35.0(6)ハ
イドロキシアパタイト粉末(10%)被覆球状ナイロン
>:c注15.0 (7)精製水              17.5(
8)プロピレングリコール        4.0(製
法) (1)〜(5)を70℃にて混合溶解しく油相)、この
中に(6)を分散する。(7)に(8)を溶解して70
℃に保ち、油相に加えてホモミキサーで均一に乳化後冷
却して軟膏を得た。
実施例3より得られた軟膏は、ハイドロキシアパタイト
粉末を複合化せずにそのまま配合した軟膏と比較して、
実使用において肌荒れを防止する効果がより優れていた
実施例4  パウダーファンデーション(1)セリサイ
ト             54.28(2)タルク
               20.0(3)ハイド
ロキシアパタイト粉末(33χ)被覆球状セルロース7
:“注33°0 (4)二酸化チタン            6.5(
5)酸化鉄               3.5(6
)トリメチロールプロパントリイソステアレート5.0 (7)スクワラン             6.0(
8)ソルビタンセスキオレート1.0(9)防腐剤  
             0.5(10)酸化防止剤
            0.02(11)香料   
            0.2*注3 球状セルロース粉末(平均粒径25μ)67部とハイド
ロキシアパタイト粉末(平均粒径1.2μ)33部を混
合し、注2と同様の方法で製造した。
(製法) (1)〜(5)をヘンシェルミキサーで混合し、これに
(6)〜(11)を過熱溶解したものを添加し、混合粉
砕する。これを中皿に成型してパウダーファンデーショ
ンを得た。
実施例5  固型白粉 (1)タルク               87.9
(2)ハイドロキシアパタイト粉末(7%)被覆球状シ
リカ*注4       10.0(3)流動パラフィ
ン           2・0(4)香料     
           0.1*注4 球状シリカ粉末(平均粒径1μ)93部とハイドロキシ
アパタイト粉末(平均粒径0.05μ)7部を混合し、
注1と同様の方法で製造した。
(製法) (1)と(2)をブレンダーでよく撹拌混合しながら(
3)と(4)を均一に噴霧し、これを中皿に成型して固
型白粉を得た。
実施例6  ベビーパウダー (1)タルク                80.
0(2)炭酸カルシウム          17.0
(3)澱粉                0.5(
4)ハイドロキシアパタイト粉末(12%)被覆球状二
酸化チタン1:“注52・0(5)殺菌剤      
         0.3(6)防腐剤       
        0.2*注5 球状二酸化チタン粉末(平均粒径1μ)88部とハイド
ロキシアパタイト粉末(平均粒径0.1μ)12部を混
合し、注1と同様の方法で製造した。
(製法) (1)〜(6)をブレンダーでよく撹拌混合しベビーパ
ウダーを得た。
実施例7  バック (1)ポリビニルアルコール        15.0
(2)ポリエチレングリコール       3.0(
3)プロピレングリコール        7.0(4
)エタノール             10.0(5
)ハイドロキシアパタイト粉末(7%)被覆球状シリカ
2:c注4       10.0(6)メチルパラベ
ン           0.05(7)香料    
            0.15(8)精製水   
           54.8(製法) (8)に(2) (3) (6)を加え溶解する。次に
(1)を加え過熱撹拌し溶解後、(5)を分散する。こ
れに(4) (7)を添加し撹拌溶解してパックを得た
実施例8 クリーム (1)セトステアリルアルコール      3.5(
2)スクワラン             20.0(
3)ミツロウ              3.0(4
)ラノリン               5.0(5
)エチルパラベン           0.3(6)
 POE (20モル)ソルビタンモノオレイン酸エス
テル      2.0(7)ステアリン酸モノグリセ
リド     2.0(8)ハイドロキシアパタイト粉
末(33χ)被覆球状セルロース′:8注35.0 (9)香料                0.1(
10)1.3−ブチレングリコール       5.
0(11)グリセリン            5.0
(12)精製水              49.1
(製法) (1)〜(7)および(9)を過熱溶解し75℃に保つ
(油相)。(12)に(10) (11)を溶解した後
、(8)を加え分散し75℃に加温する(水相)。水相
に油相を添加しホモミキサー処理により乳化した後、冷
却しクリームを得た。
実施例4〜8より得られた化粧料は、それぞれの実施例
中のハイドロキシアパタイト複合粉体を配合するかわり
に複合化していない別々の粉体のまま配合した化粧料と
比較して、実使用においてのびの使用感触が良く均一に
塗布でき、しかも使用後の肌がよりすべすべとした状態
に保たれ、肌荒れに対してより有効であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平均粒径が1乃至100μの有機又は無機球状粉体を核
    粉体とし、前記核粉体の平均粒径の1/5以下の平均粒
    径を有するハイドロキシアパタイト粉末を外壁粉体とし
    て、混合圧縮により球状核粉体を外壁粉体で実質上完全
    被覆した球状複合粉体を配合してなる皮膚外用剤。
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