JPH03144428A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JPH03144428A
JPH03144428A JP28270989A JP28270989A JPH03144428A JP H03144428 A JPH03144428 A JP H03144428A JP 28270989 A JP28270989 A JP 28270989A JP 28270989 A JP28270989 A JP 28270989A JP H03144428 A JPH03144428 A JP H03144428A
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啓一 土田
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洋一 吉田
Akira Inoue
晃 井上
Hiroaki Nakamura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は撮影装置、詳しくは、赤目現象防止のための瞳
孔収縮用閃光発光機能付の閃光発光装置を有する撮影装
置に関する。
[従来の技術] ストロボ撮影時の赤目現象を防止するため、撮影用の閃
光発光(以下、本発光と称す)に先行して行なわれる瞳
孔収縮用の閃光発光(以下、ブリ発光と称す)機能を有
する撮影装置のストロボ撮影における、赤目防止モード
でのストロボ連続撮影の場合、従来の撮影装置において
は、速写のレリーズ動作毎に上記プリ発光と本発光を毎
回繰返していた。
[発明が解決しようとする課題] 従来の撮影装置では、赤目防止のブリ発光を行なう条件
下の連続撮影モードにおいて、本発光か小光量で済むよ
うな場合でも連続撮影中は、毎回プリ発光を伴った閃光
発光撮影を行なう。上記のように本発光が小光量、再充
電の時間も短峙間でよいので次のコマの撮影までの時間
も短くなる。
従って、連続撮影の2回目のレリーズからは瞳孔収縮の
ためのブリ発光は、本来、不要とするところである。
しかし、上記のようにブリ発光を撮影毎に行なってしま
うため、その光量に対する充電峙間分だけ撮影周期も長
くなってしまうという不具合が生じる。更に、その不要
のブリ発光によって電力も無駄に消費してしまうことに
なる。
本発明のに目的は、上述の不具合を解決するため、赤目
防止モードの連続撮影において、不必要なブリ発光を行
なわないようにしたものであって、開光発光撮影におけ
る連続撮影の速写速度を低下させず、更に、電力の消耗
を減することを可能とした撮影装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用コ本発明の撮影
装置は、レリーズ釦の一回の押圧動作時に一回のレリー
ズ信号を出力する一コマ撮影モードと、このレリーズ信
号を複数回連続して出力することにより複数コマを連続
して撮影する連続撮影モードとを切換可能であって、露
光用としての閃光発光に先立ち、上記レリーズ信号を受
けて瞳孔収縮用としての複数回の閃光発光を行わせるこ
とができる閃光発光装置を有した撮影装置において、上
記連続撮影モード時には2回目のレリーズ信号出力時以
後、上記瞳孔収縮用閃光発光動作を不作動とさせる制御
手段を設けたことを特徴とする。
[実 施 例] 以下、図示の実施例により本発明を説明する。
先ず、本発明の一実施例を示す撮影装置の主要構成を第
2.3図により説明する。
第2,3図は、上記撮影装置におけるその要部のブロッ
ク構成図である。図において、カメラ本体に内蔵されカ
メラ内各回路の動作シーケンスを司るCPUIには、測
光回路1011表示手段102、ストロボ2.モード設
定手段3.シャッタ制御手段4.測距回路5.レンズ駆
動手段6に、レリーズ釦(図示せず)の1段押しでオン
となる第1スイツチSWIと2段押しでオンとなる第2
スイツチSW2とがそれぞれ接続されている。
また、上記CPUIにストロボ2を接続するにあたって
は、第3図に示すように、ストロボ2の発光用コンデン
サであるメインコンデンサの出力電圧を、抵抗Rt 、
 R2、コンデンサC1からなる分圧回路で分圧してC
PUIのA/D人カポート11へ人力するようになって
いる。更に、このCPUIにはE2FROM103が接
続されている。
さて、以上のような構成を有する本撮影装置はレリーズ
釦の1段押しにより第1スイツチSW1がオンすると、
CPUIはまず測光回路101、dpj距回路5を動作
させて、それぞれの回路から得られた測光情報および測
距情報を取り込んでCPU内のRAMに記憶する。モー
ド設定手段3によりカメラおよびストロボ2が閃光撮影
モードあるいは通常発光モード(瞳孔収縮用のブリ発光
を行なわないモード)に設定されると、予じめ設定され
た値、例えば、撮影レンズ光軸とストロボ閃光発光管と
の間の距離と、測距回路5からの被写体距離とから赤目
が発生する条件か否かを演算し、赤目発生の可能性があ
ると判断されれば、表示手段102により赤目警告を行
わせる。赤目警告が表示されなかった場合には、更にレ
リーズ釦を押下して第2スイツチSW2をオンさせ、こ
れによってレンズ駆動手段6.シャッタ制御手段4.ス
トロボ2がそれぞれ動作して通常の撮影動作が行われる
。一方、赤目警告表示が出された場合には、モード設定
手段3により赤目防止モードに切換えられる。この場合
、第2スイツチSW2がオンした時点からシャッタ制御
手段4が動作するまでの間に赤目防止用の閃光発光パル
スが複数回送出され、ブリ発光が行われる。
一方、ストロボ2の充電については、第3図に示すよう
に、ストロボ2のメインコンデンサの電圧と等価な電圧
を、抵抗R1,R2で分圧し、CPUIのA/D入カポ
ート11に人力してディジタル信号に変換する。このデ
ィジタル信号の値が予め設定された値に達すると、CP
UIは、DC/DCコンバータのコントロール信号であ
るその出力ポート01の論理レベルをL−Hにすること
により、ストロボ2のD C/D Cコンバータの動作
を停止させるようになっている。なお、抵抗R,Hの抵
抗値のバラツキ補正は、E2PR2 0M103に補正データとして格納し、これによって充
電電圧を正確に設定するようになっている。
また、モード設定手段3によって、1コマ/連続撮影の
設定のうち、1コマ撮影モードが選択されている場合、
充電電圧とレリーズのオンとに応動して充電が行われる
。一方、レリーズ2段押しの状態のままで連続撮影が行
われる連続撮影モードが選択された場合は、2コマ目以
後の撮影においてシャツタ開に先立って、ストロボ2の
充電電圧をチエツクし、基準電圧より低い場合は再充電
を行なう。更に、閃光発光撮影において赤目防止モード
が設定されているならば、2コマ目以後の撮影において
は、同様にストロボ2の充電電圧をチエツクし、再充電
を行なうが、その時、CPU1によってその充電時間を
計測して、充電時間が所定の基準時間以下の場合、即ち
、充電時間が短かければ前回のブリ発光と本発光による
瞳孔収縮効果が継続すると見做し、プリ発光は不要と判
断し、本発光のみによる撮影を行うようにする。
次に、上記ストロボ2の回路を第4図により説明する。
第4図は、このカメラシステムにおけるストロボ2とC
PUIとの接続、およびストロボ回路の一例を示す回路
図である。図において、レリーズ釦の2段押しに伴ない
第2スイツチSW2がオンすると、CPU1の出力ポー
ト01に出力される信号がH→Lになる。すると、スト
ロボ回路のトランジスタQ103が抵抗R103を介し
てオンとなり、これによってトランジスタQIOI。
Q102.抵抗RIOI、R1○2.昇圧トランスT1
01が図示のように接続されて構成された周知のDC/
DCコンバータ回路の発振動作が行なわれて、メインコ
ンデンサC101への充電がダイオードDIOI、D1
02を介して行なわれる。
抵抗R1,R2,コンデンサC1は、メインコンデンサ
C101とほぼ同様の電圧を分圧し、CPUIのA/D
人カポート■1に入力する。これにより、CPUIは何
時でもその時点のメインコンデンサC101の充電電圧
をモニタすることができる。ここで、メインコンデンサ
Cl01.)リガ用トランスTlO2,コンデンサCl
O3゜抵抗RI09 、  r G B T (Ins
ulated Gate BipolarTransi
stor ) Q 104は、Xe管22のトリが回路
を形成している。このIGBTQ104は、ゲートの電
圧がHかLかにより、瞬時に大電流を制御できる素子で
ある。
次に、Xe管22の発光制御回路について説明する。抵
抗R104,R105,R109,IGBTQ104.
コンデンサClO2ダイオードD104は、倍電圧回路
、即ち、発光時にXe管22のA−に間にメインコンデ
ンサC101の両端電圧の2倍の電圧を印加することに
より、Xe管22の発光開始電圧を低く抑えるものであ
る。
トランジスタQ105.Q106.Q107゜Q108
は、CPUIの出力ポート02、もしくは、後述する発
光量検出手段7′の出力端子Cからの発光信号を受けて
、IGBTQ104のゲートの制御を行なっている。ダ
イオードD103゜抵抗RIIO,定電圧ダイオードz
8.コンデンサClO4は、IGBTQ10417)ゲ
ート電圧を発生させるための電源回路である。
抵抗R108にCPUIの出力ポートo2からの発光信
号が印加されないと、トランジスタQ108.Q107
.Q106はオフとなっていて、IGBTQ104のゲ
ートはバイアスされていない。一方、CPUIの出力ポ
ートo2より発光信号が印加されると、トランジスタQ
108゜Q107.Q106がオンし、トランジスタQ
105がオフとなるから、抵抗R106を通じてIGB
TQ104のゲートがHにバイアスされる。コンデンサ
ClO3は、抵抗R104を通じて予めメインコンデン
サCl0Iの両端電圧にチャージされており、またコン
デンサClO2も同じヨウニ抵抗R104; R105
,R109を通じてメインコンデンサc1o1の両端電
圧に予めチャージされている。
IGBTQ104がオンすると、コンデンサClO3の
電荷はIGBTQ104を通じてトリガ用トランスTl
O2の一次側に放電され、これによって同トランスTl
O2の二次側に高圧を発生させ、Xe管22をイオン化
させる。同時に、コンデンサClO2を通じてXe管2
2のカソードを−VCIOLに引き下げ、その結果、X
e管22のA−に間には2Vc1o1の電圧が印加され
ることになり、Xe管22の発光が容易になる。そして
、Xe管22が発光を開始すると、その発光電流はCl
0I−”Xe管22 →D104 →Cl0Lと放電し
て、Xe管22の発光が行なわれる。その後、CPUI
の出力ポート02から出力される発光信号がLレベルに
なると、トランジスタQ108゜Q107.Q106が
オフし、同時にトランジスタQ105がオンする。よっ
て、IGETQr04のゲートはトランジスタQ105
でショートされ、IGBTQ104がオフとなる。従っ
て、コンデンサClO3にはXe管22を通じて、−瞬
のうちに電荷がチャージされ、同1(与にXe管22は
その発光を停止する。そして、次の発光の/$備がこの
発光と同時に終了する。即ち、本回路は、IGBTQl
 04で発光のトリガ回路と、倍電圧回路と、発光のメ
インスイッチ素子との3つの機能を兼ね備えた回路とな
っている。
なお、以上の回路の一部は本出願人による特願昭63−
311619号に詳述されている。
第1図は本発明の一実施例を示す撮影装置の撮影シーケ
ンスの1stレリーズルーチンのフローチャートである
。まず1stレリーズ、即ち、レリーズ1段押しに伴な
いステップSl、S2で/Ipj光、11?J距動作を
行い、それぞれのデータをCPU内に一旦記憶する。こ
れらの記憶データとカメラの固有データ、例えば、撮影
レンズ光軸と閃光発光管との間の距離、赤目が発生しな
いか、または、しにくい明るさBなどから赤目が発生す
る条件か否かの演算、表示をステップS3で行う。この
ステップS3における“赤目演算表示”の処理の詳細は
第5図に示されている。
即ち、第5図において、ステップS31で測光回路から
の出力Bvと上記明るさBとを比較し、Bv>Bなら瞳
孔が既に十分収縮している、即ち赤目が発生しないと判
断して警告表示は行わない。
一方、By<BならステップS32に進んでストロボを
発光させるモードになっているか否かのモードチエツク
を行い、非発光モードならやはり警告表示を行わないし
、発光モードならステップS33に進む。このステップ
S33では、被写体距離データdと予め設定されている
距MAとを比較し、d<Aなら赤目が発生しないと判断
して警告表示を行なわない。また、d>Aならステップ
S34に進んで“赤目防止モード“か否かをチエツクし
、赤目防止モードになっていなければステップS35に
進んで赤目発生の警告表示を行なう。
ところで、ストロボ先の及ぶ距離に限Wがあることを考
慮すると、上記ステップ333のようにd>Aのとき常
に警告表示を出してしまうのではなく、第6図のステッ
プS43に示すようにC>d>A と制限しても良い。ここでCはカメラ固有の固定データ
である。これらの演算のし方については、本出願人が先
に出願した特願昭03−298850号に詳述しである
ので詳細な説明は省略するが、具体的には以下の如き数
値である。
tan 3゜ ここで、XI :ストロボ発光管の中心と撮影レンズ光
軸との間の距離 f:撮影レンズの黒点距離 とする。
再び、第1図に戻り、ステップS4で1stレリーズが
オンか否かを判断し、1stレリーズがオンでなければ
、撮影者が撮影動作を中断したと考えられるからリター
ンする。また、1stレリーズが引続いてオンなら、ス
テップS5に進んで2ndレリーズがオンか否か即ち、
2段押し状態をt、11断し、オフなら上記ステップS
4.S5を繰返し実行しながら2ndレリーズがオンに
なるまで待機する。
2ndレリーズがオンになれば、ステップS6において
充電電圧レベルのチエツクを行なう。そこで、基準電圧
より下っていれば、後述するステップS7のストロボ充
電処理をする。そしてステップS8に進んで赤目が発生
する条件、つまりステップS3の演算結果を確認し、赤
目発生条件下になければステップSIOに進んで金魚位
置までレンズ駆動し、更にステップS18のシャツタ開
以下に進む。一方、上記ステップS8で赤目発生条件下
にあると判別されれば、ステップS9に進んで“赤目防
止モード″か否かを判断し、赤目防止モードでなければ
、上記ステップS10に進む。
方、赤目防止モードならステップSllに進み、1回目
プリ発光が行われ、その後ステップS12によりレンズ
が駆動される。その後、ステップS13によって赤目モ
ード用のブリ発光が所定の回数行なわれる。
なお、上記のブリ発光とレンズ駆動を並行して行なうこ
とも可能であるが、レンズ駆動中はCPU1が演算処理
等を行っており、ストロボ発光時の高圧トリが−が、大
きなノイズとなって、ラインやその他のパターンを通じ
て、CPU1のボートに入力され、誤動作及び、暴走を
起こしかねない。よって、第1図のフローチャートに示
す如く、CPUIの演算処理中は、ブリ発光動作を避け
ることによって、CPUIの誤動作の危険性を避けた方
が良い。
なお、本実施例は第1図のフローチャートの如く、1段
押しではブリ発光は行なわず、2段即しに応答して、プ
リ発光動作を行なっている。一般に1段押しから2段押
しまでのタイムラグは、人間がレリーズを押し込むスピ
ードによって左右される。また、AF(自動合焦)ロッ
ク等のように、−度、1段押しで被写体距離をΔllj
距し、その後、カメラのアングルを変えて、作画を自在
にする場合など、1段押しから2段押しまで5秒〜10
秒もかかる。もし、1段即しからブリ発光を開始したな
らば、ブリ発光の総エネルギーが大きくなりすぎ、場合
によっては、本発光より大きなエネルギーがブリ発光用
必要になってしまう。そこで本実施例は、2段押し後に
ブリ発光を開始することにより、プリ発光総エネルギー
の減少、及び一定住を計っている。また、2段押しから
シャツタ開までの時間は概略一定であるため、赤目防止
効果も安定することになる。
さて、上記ステップS1Bのプリ発光後に、ステップS
14のシャツタ開、およびストロボの本発光、シャツタ
閉、赤目警告解除の処理を行ない、ステップS15のフ
ィルム巻上げによって1コマ目の撮影が終了する。続い
て、ステップ616゜517において1stレリーズ、
2ndレリーズともオンであることが判別されれば、ス
テップ318によって設定されている撮影モードが1コ
マか連続かのチエツクを行なう。1コマ撮影モードの場
合は、ステップ516に戻り、レリーズOFFで本撮影
ルーチンから脱出する。一方、連続撮影モードの場合は
、2コマ目の撮影のために瞳孔収縮用閃光発光動作の不
作動制御手段であるブリ発光不作動制御手段F1による
処理がなされる。
上記制御手段Flによる処理は、先ず、ステップS19
の充電電圧レベルのチエツクを行ない、充電電圧が基準
電圧F以下になっている場合、ステップS20にジャン
プし、ストロボ充電ルーチン(第9図参照)の処理を行
なう。まず、設定モードが連続撮影モードであるので、
ストロボ充電処理は、メインコンデンサC101の充電
を行なうと同時に基準電圧Bに到達するまでの時間をも
計lPjするものであって、充電処理開始と同時にタイ
マの計時を開始する。そして、撮影装置のパワースイッ
チ(図示せず)のオンに応動して充電を行なう通常のス
トロボ充電処理ルーチンにおけるフル充電値である充電
基準電圧Eよりも、例えば、IEv程度低い基準電圧B
に達するまで充電を行なう(第10図参照)。その充電
完了に伴ってタイマの計時を停止し、充電時間としてC
PUIに記憶し再充電処理を終了する。そして、ステッ
プS21によって上記充電時間を1コマ目の赤目防止発
光と本発光による赤目防止効果の継続時間によって設定
される所定の基準時間と比較し、充電時間が長い場合は
ブリ発光が必要と判断されステップS8にジャンプし、
以後、赤目防止モードであれば2コマ目も1コマ目と同
様にブリ発光を行なって、本発光による撮影が行なわれ
る。しかし。
充電時間が短かかった場合、プリ発光は不要と判断され
、ステップSIOにジャンプしレンズ駆動処理がなされ
、ブリ発光を行なわずに、ステップS14のシャツタ開
および本発光であるストロボ発光以下ステップ315の
フィルム巻き上げまでの処理がなされる。更に、次のコ
マの撮影も、上記と同じ処理サイクルで行なわれ、1s
tあるいは2ndレリーズのOFF動作によって連続撮
影が終了する。
なお、上記本実施例の撮影装置におけるストロボ発光信
号あるいは巻上げ信号等に対する、メインコンデンサC
101の充電をコントロールするD C/D Cコンバ
ータのコントロール処理のタイミングは第8図の撮影シ
ーケンスのタイムチャートに示されるように、第2スイ
ツチSW2に応動して出力される。これに対して、従来
例の撮影装置の場合、上記DC/DCコンバータのコン
トロール信号は、第7図の撮影シーケンスのタイムチャ
ートに示されるように撮影終了後のフィルム巻上げ時に
出力され充電が行なわれていた。
本実施例における赤目防止の連続撮影モードにあっては
、上記のように充電時間によってブリ発光の要・不要を
判断し、不要の場合、当然プリ発光を行わず、本発光の
みによる撮影を行うことができるので、電力の消耗も減
らすことができ、更に連続撮影の連写スピードもアップ
させることができる。
更に本実施例における上記ステップS20のストロボ充
電処理における充電基準電圧Fは、上述のようにフル充
電の基準電圧Eより低く設定されているため、当然、充
電時間を短縮することが可能となり、従って、連続撮影
の速写スピードを向上できる。
次に、本実施例の撮影装置における上記1コマ撮影モー
ドにおける充電コントロールを前述の連続撮影モードで
の充電方式と対比して説明する。
上記1コマ撮影モードにおける充電方式は、特願昭63
−311619号に提示した閃光発光装置の充電方式と
同じである。即ち、装置のパワースイッチのオン動作に
応動して、第9図に示されるストロボ充電ルーチンがコ
ールされ、撮影モードの判別により1コマ撮影モードに
対応する充電処理がなされ充電がスタートする。そして
、抵抗R1,R2(第4図参照)によりメインコンデン
サと等価の電圧を分圧された値をCPUの入力ポート1
1に入力し、A/D変換し、A/D端子で変換する。そ
して、その値があらかじめ定められたフル充電値の基準
電圧Eになると充電を停止する(第11図参照)。また
充電途中でレリーズ釦の2段押しがされたと判断すると
、未充電にかかわらず、充電を停止し充電処理を終了す
る(第12図参照)。その後、充電完了もしくは充電未
完であるが発光可ならば、その後のストロボm影が実行
されることになる。
上記1コマ撮影に対する充電の基準電圧Eの設定値は発
光限界値に対して余裕をもって設定されている。しかし
、連続撮影における充電においては、レリーズ釦の2段
押しによって中断されることもなく、発光の直前に充電
されることもあって基準電圧Eより低い、例えばIEv
低い基L$電圧Fに充電電圧を設定することが可能とな
るのである(第10図参照)。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明の撮影装置は、連続撮影モー
ド時において、2回目のレリーズ以後作動条件等によっ
て瞳孔収縮用量光発光動作を動作させないようにするこ
とを可能とするもであって、本発明によれば上記瞳孔収
縮用の閃光発光が不要と判断された場合は上記発光を行
わず、撮影用の本発光のみ行なうようにして、速写のス
ピードアップが計られ、更には電力の消LLを押えるこ
とも可能となるなど顕著な効果を存する撮影装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す撮影装置の撮影シー
ケンスのフローチャート、 第2図は、上記第1図の撮影装置のブロック構成図、 第3図は、上記第1図の撮影装置のCPU、  ストロ
ボ等の接続図、 第4図は、上記第1図の撮影装置のCPUおよびストロ
ボ回路図、 第5図は、上記第1図のフローチャートの赤目演算表示
処理の詳細を示すフローチャート、第6図は、上記第5
図の赤目演算表示処理の変形例を示すフローチャート、 第7図は、従来例の撮影装置の撮影シーケンスのタイム
チャート、 第8図は、上記第1図の撮影装置の撮影シーケンスのタ
イムチャート、 第9図は、上記第1図の撮影装置のストロボ充電サブル
ーチンのフローチャート、 第10図は、上記第1図の撮影装置のストロボ充電のタ
イムチャート、 第11.12図は、従来のストロボ充電ルーチンによる
充電状態を示すタイムチャートである。 Fl・・・・・・・・・ブリ発光不作動制御手段(瞳孔
収縮用閃光発光動作不作動制御手段) S20・・・・・・ストロボ充電処理ステップ(所定電
圧に到達するまでの肋間を 計aplするJFI定手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レリーズ釦の一回の押圧動作時に一回のレリーズ
    信号を出力する一コマ撮影モードと、このレリーズ信号
    を複数回連続して出力することにより複数コマを連続し
    て撮影する連続撮影モードとを切換可能であって、露光
    用としての閃光発光に先立ち、上記レリーズ信号を受け
    て瞳孔収縮用としての複数回の閃光発光を行わせること
    ができる閃光発光装置を有した撮影装置において、 上記連続撮影モード時には2回目のレリーズ信号出力時
    以後、上記瞳孔収縮用閃光発光動作を不作動とさせる制
    御手段を設けたことを特徴とする撮影装置。
  2. (2)上記閃光発光装置の発光用コンデンサが所定電圧
    に到達するまでの時間を計測する測定手段が設けられて
    おり、上記到達までの時間が所定値より長い場合に上記
    制御手段の機能を働かせないようにしたことを特徴とす
    る撮影装置。
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