JP3050655B2 - 赤目軽減機能付カメラ - Google Patents

赤目軽減機能付カメラ

Info

Publication number
JP3050655B2
JP3050655B2 JP3197515A JP19751591A JP3050655B2 JP 3050655 B2 JP3050655 B2 JP 3050655B2 JP 3197515 A JP3197515 A JP 3197515A JP 19751591 A JP19751591 A JP 19751591A JP 3050655 B2 JP3050655 B2 JP 3050655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging voltage
red
emission
capacitor
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3197515A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04348332A (ja
Inventor
靖司 田畑
紀夫 沼子
Original Assignee
旭光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP3197515A priority Critical patent/JP3050655B2/ja
Publication of JPH04348332A publication Critical patent/JPH04348332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3050655B2 publication Critical patent/JP3050655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はストロボ装置を備えるカ
メラに関し、特に赤目現象を軽減する機能を有するカメ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】赤目現象は、人を被写体としてストロボ
撮影したときに、人の目が赤く写る現象であり、これは
人の瞳孔が開いた状態で撮影が行われることが原因とさ
れている。即ち、ストロボを使用するような比較的に暗
い状況では、人の目は瞳孔が開いた状態にあることが多
いため、この状態でストロボ撮影を行うと、ストロボ光
が瞳孔を通して網膜まで達し、この網膜からの反射光に
よって人の目が赤く写ることになる。人の瞳孔は光に感
応して閉じるように機能するが、光を感じてから閉じる
までに所要の時間、一般には0.5〜1秒が必要とされ
るため、ストロボの発光からカメラシャッターが開く迄
の間には間に合わず、赤目現象が発生する。従来、この
赤目現象を軽減する方法の一つとして、ストロボ撮影を
行う直前に一回乃至数回のプレ発光を行う方法が提案さ
れている。この方法では、プレ発光によって人の瞳孔を
閉じさせておき、その上でメイン発光によって撮影を行
うことで瞳孔が開いた状態での撮影を回避することがで
き、赤目現象が軽減できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に用い
られているカメラのストロボ装置は、コンデンサに電荷
を充電させておき、この充電させた電荷を利用して発光
管(キセノン管)を発光させる構成がとられている。こ
の発光管による発光量はコンデンサにチャージされた電
荷量、通常ではコンデンサ両端に生じる充電電圧によっ
て決定される。そして、カメラの撮影に際しては、発光
管の発光量に応じて適正露出となるようにカメラの絞り
が決定される。
【0004】このため、このようなストロボ装置を用い
て前記した赤目現象を軽減するためのプレ発光を行う
と、このプレ発光によってコンデンサに充電された電荷
の一部が消費されてコンデンサの充電電圧が低下される
ことになり、次に続くメイン発光時の発光量が低下さ
れ、結果として露出が不足して適正露出の撮影を行うこ
とができなくなるおそれがある。これに対しては、プレ
発光を行うと同時にコンデンサを急速充電させて充電電
圧を回復させる回路構成が考えられるが、この種の回路
を備えるとストロボ装置の構成が複雑になるとともに、
実際にプレ発光とメイン発光の間の微少時間内に充電電
圧を回復させることは極めて難しい。本発明の目的は、
赤目現象を軽減する一方で、ストロボ装置を複雑化する
ことがなく、しかも適正露出での撮影を可能にしたカメ
ラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラは、赤目
軽減時のプレ発光により低下された充電電圧に相当する
分、カメラの絞り値を補正する手段を設けている。例え
ば、コンデンサの充電電圧を検出する手段と、この充電
電圧に基づいてストロボガイドナンバーの補正値を算出
する手段と、赤目軽減撮影時の補正値を設定する手段
と、前記各補正値に基づいて絞り計算を行う手段とを備
えている。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図2は本発明を適用したカメラの一例を示す外観図
であり、ズームレンズZLを有するカメラ本体CABに
はストロボSTBを一体に設け、シャッターボタンSB
の押下げ操作によってストロボSTBを発光させるよう
に構成する。又、カメラ本体CABの背面には、ズーム
レンズZLの焦点距離を調節するためのズームレバーZ
LL、撮影視野を決めるためのファインダFN、モード
設定等の各種操作ボタンB1,B2、表示部LCD等と
共に、赤目現象を軽減させたストロボ撮影時を行うため
の赤目軽減スイッチSWDが設けられる。
【0007】図1に前記カメラ本体CAB内に内蔵され
ているストロボ装置の回路図を示す。中央処理装置CP
Uはストロボ動作を制御するためのものであり、前記シ
ャッターボタンSBが途中まで押下げられたときにオン
される測光スイッチSWSと、シャッターボタンが完全
に押下げられたときにオンされるシャッタースイッチS
WRと、赤目軽減撮影時にオンされる前記赤目軽減スイ
ッチSWDの各オン、オフ状態が入力される。一方、ス
トロボ装置の充電を行うときの充電許可信号CHEN
と、ストロボを発光させるときのトリガ信号TRGと、
赤目軽減のためのプレ発光を行うときのプレ発光信号P
REと、ストロボ装置に設けたコンデンサの充電電圧を
検出するときの電圧検出信号CHCKを夫々出力する。
又、この電圧検出信号CHCKに対応して検出される充
電電圧信号RLSが入力される。
【0008】一方、ストロボの回路構成は、電池を電源
BATTとし、この電池BATTの電圧をレギュレータ
REGにより安定化してVDDとし、前記中央処理装置
CPUや後述する充電電圧検出部に供給する。又、Tr
1は発振トランジスタ、Tr2はスイッチングトランジ
スタ、R1,R2,R3は抵抗、Cはコンデンサ、D
1,D2はダイオード、TNSは昇圧トランスであり、
前記中央処理装置CPUからの充電許可信号CHENを
受けてスイッチングトランジスタTr2がオンされ、発
振トランジスタTr1のオン,オフで交流信号を発生
し、これを昇圧トランスTNSで昇圧させ、ダイオード
D2で整流して330V以上の高電圧を得ている。
【0009】又、C11は大容量のメインコンデンサ、
C12はこのメインコンデンサC11と抵抗R9を介し
て並列接続された小容量のサブコンデンサ、Xeは発光
管としてのキセノン管、SWPはキセノン管Xeと直列
に接続されたプレ発光スイッチ、TRCはトリガ回路で
あり、メインコンデンサC11とサブコンデンサC12
は前記高電圧により充電される。ここでは、メインコン
デンサC11は330Vがフル充電とされる。そして、
前記中央処理装置CPUからのトリガ信号TRGがトリ
ガ回路TRCに入力されたときに、キセノン管Xeを発
光させる。このとき、中央処理装置CPUからのプレ発
光信号PREによりプレ発光スインチSWPがオフされ
ているときには、サブコンデンサC12に充電された電
荷と、抵抗を通して流れるメインコンデンサC11の電
荷の一部がキセノン管Xeに供給されることで小光量の
プレ発光が行われる。又、プレ発光スイッチSWPがオ
ンされているときには、メインコンデンサC11に充電
された電荷による大光量のメイン発光が行われる。
【0010】更に、Neは270V以上の電圧が印加さ
れたときに点灯し、以後は電流値に依らず220V付近
の電圧を維持するネオン管であり、このネオン管Neと
トランジスタTr3,Tr4と、抵抗R4〜R8、コン
デンサC3とで前記メインコンデンサC11の充電電圧
を検出する充電電圧検出部を構成する。即ち、図3はこ
の充電電圧検出部の動作を説明するための図であり、中
央処理装置CPUから出力される電圧検出信号CHCK
が“H”レベルとされると、トランジスタTr3がオン
してコンデンサC3が放電され、同時にネオン管Neの
マイナス側は抵抗R4、トランジスタTr3を介してグ
ランドに接続される。このとき、メインコンデンサC1
1の充電電圧が270V以上あれば、電圧検出信号CH
CKから所定の遅延時間経過後にネオン管Neが点灯
し、ネオン管Ne、抵抗R4、トランジスタTr3に電
流が流れる。このとき、ネオン管Neの両端電圧VNは
略220Vであり、したがって、抵抗R4のネオン管N
e側の電圧は充電電圧VFからVN(略220V)を引
いた電圧(VF−VN)となる。
【0011】次いで、電圧検出信号CHCKを“L,,
レベルとすると、トランジスタTr3がオフされるた
め、トランジスタTR3に流れていた電流はコンデンサ
C3及び抵抗R7に流れ、コンデンサC3の充電が行わ
れ、かつトランジスタTr4がオンされる。このトラン
ジスタTr4のオンと同時に、抵抗R8を介してVDD
にに接続されていたトランジスタTr4のコレクタ電位
が低下され、それまで“H”レベルの充電検出信号RL
Sは“L”レベルとなる。そして、コンデンサC3の充
電の進行に伴ってコンデンサC3の両端電圧が増加さ
れ、コンデンサC3による電圧降下が大きくなると、こ
れに伴ってネオン管Neを流れる電流が低下され、ネオ
ン管Neの点灯を維持することができなくなってネオン
管Neが消灯され、同時にトランジスタTr4がオフさ
れる。このため、トランジスタTr4のコレクタには再
びVDDの電位が生じることになり、充電電圧信号RL
Sは“H”レベルとなる。
【0012】したがって、メインコンデンサC11の充
電電圧VFが高いほど、コンデンサC3による電圧降下
がネオン管Neに影響することが少なくなり、ネオン管
Neの消灯タイミングは遅くなる。これを利用して、充
電検出信号RLSが“L”レベルとなっている間の時間
Tを測定することで、充電電圧VFを検出することがで
きる。図4はその時間Tと充電電圧VFとの関係を示す
特性図である。尚、充電電圧VFが270V以下である
場合には、トランジスタTr3をオンしてもネオン管N
eは点灯しないため、充電電圧信号RLSは“H”レベ
ルのままとなる。
【0013】一方、前記中央処理装置CPUでは、この
充電電圧検出部で検出した充電電圧に基づいてストロボ
装置及びカメラの絞り、シャッター等の制御を行う。特
に、絞りの制御では、詳細な説明は省略するが、ストロ
ボ装置の基準とする光量、即ち基準ガイドナンバーと、
被写体迄の距離に基づいて絞り値AVSを算出する。こ
のとき、前記基準ガイドナンバーは、発光管Xeの充電
電圧が270Vの光量に基づいて設定されており、これ
よりも充電電圧が高い場合にはガイドナンバーの補正値
を算出してこれを前記絞り値AVSを算出する際の補正
に利用するように構成される。更に、この中央処理装置
CPUでは、赤目軽減スインチSWDがオンされたとき
には、キセノン管Xeのプレ発光によってメインコンデ
ンサC11の充電電圧VFが低下される分、本発明者の
実験によればこの実施例の場合には略20Vだけ低下す
るため、この低下された電圧に相当する分のガイドナン
バーをストロボ装置の算出されたガイドナンバーから差
し引くように構成している。
【0014】以上の構成のカメラによるストロボ撮影の
動作を図1及び図5のフローチャートに基づいて説明す
る。先ず、中央処理装置CPUは充電電圧VFを検出
し、少なくとも280V以上となるまで充電を継続す
る。そして、撮影者が通常のストロボ撮影を行うときに
は、赤目軽減スイッチをオフに保つ。すると、中央処理
装置CPUには赤目軽減スイッチSWDからの情報が入
力されないため、中央処理装置CPUからのプレ発光信
号PREは“L”レベルのままであり、プレ発光スイッ
チSWPはオンされている。このため、中央処理装置C
PUからトリガ信号TRGが出力されると、トリガ回路
TRCによりキセノン管XeはメインコンデンサC11
及びサプコンデンサC12の電荷により大容量で発光さ
れ、撮影が実行される。このとき、中央処理装置CPU
では、充電電圧信号RLSに基づいて充電電圧VFを検
出し、この検出電圧をしきい値電圧330V,315
V,285Vと順次比較する。そして、充電電圧VFが
330V以上のときにはガイドナンバーの補正値を1E
Vとし、315〜330Vのときには補正値を2/4E
Vとし、285〜315Vのときには補正値を1/4E
Vとし、285V以下のときには補正値を0EVとし、
これらの補正値DGVを絞り値AVSに加えて(絞り値
AVSを大きくして絞りを閉じる方向に補正する)補正
された絞り値AVSを算出する。そして、この補正され
た絞り値AVSに基づいてメイン発光による撮影を実行
する。尚、このときの、トリガ信号TRGとシャッタ動
作の関係を示すタイムチャートを図7(a)に示す。
【0015】一方、撮影者が赤目軽減撮影を行うときに
は、赤目軽減スイッチSWDをオンさせる。すると、中
央処理装置CPUには赤目軽減スイッチSWDからの情
報が入力される。そして、図6に詳細なフローチャート
を示すように、シャッターボタンによるシャッタースイ
ッチSWRがオンされたときに中央処理装置CPUから
のプレ発光信号PREは“H”レベルとなり、プレ発光
スイッチSWPはオフされる。このため、中央処理装置
CPUからトリガ信号TRGが出力されてそのレベルが
“H”となると、トリガ回路TRCによりキセノン管X
eはサブコンデンサC12の電荷とメインコンデンサC
11の一部の電荷により小光量で発光する。このとき、
シャッターは動作しない。トリガ信号TRGは5ms経
過後に“L”レベルとなり、続いてプレ発光信号PRE
も“L,,レベルに復帰され、プレ発光スイッチSWP
もオン状態に復帰される。
【0016】次いで、プレ発光から750ms後に再び
トリガ信号TRGが中央処理装置CPUから出力される
と、トリガ回路TRCによってキセノン管Xeは再度発
光されるが、この際にはメインコンデンサC11の電荷
により大光量でメイン発光され、かつ同時にシャッター
が動作されて撮影が行われる。このプレ発光により、被
写体としての人の瞳孔が閉じ始め、瞳孔が閉じた750
ms後にメイン発光による撮影を行うことで赤目が軽減
できることは言うまでもない。そして、この赤目軽減撮
影時においても、中央処理装置CPUでは、前記した通
常時と同様に充電電圧信号RLSに基づいて充電電圧V
Fを検出し、この検出電圧により絞り値AVSの補正を
行うが、この場合には更にプレ発光により低下された充
電電圧の分だけ、予め設定されている補正値DGVxに
よる補正を行う。この実施例の場合には、プレ発光によ
り充電電圧VFが略20V低下されるため、この電圧に
相当する補正値DGVxとして2/4EVだけ絞り値A
VSから差し引いて(絞り値AVSを小さくして絞りを
開く方向に補正する)補正された絞り値AVSに基づい
てメイン発光による撮影を実行する。尚、このときの、
トリガ信号TRGとシャッタ動作の関係を示すタイムチ
ャートを図7(b)に示す。
【0017】ここで、前記した通常撮影時及び赤目軽減
撮影時のいずれにおいても、ストロボ装置のガイドナン
バーの補正に基づいて絞り値AVSを補正した後に、フ
ィルム感度SV及びストロボ自身のズーミングによるガ
イドナンバーの変化量ZDGVの補正、更にはズームレ
ンズZLの焦点距離に基づく開放Fナンバーの変化量α
の補正等を行うことで、最終的な絞り値を設定すること
は言うまでもない。
【0018】したがって、このカメラでは、赤目軽減の
撮影を行うときには、通常撮影で算出かつ補正される絞
り値AVSに対して、プレ発光により低下された充電電
圧の分の補正を行うため、メイン発光での撮影時におい
ては最適な絞り値での撮影が可能となり、露出不足が生
じることはない。
【0019】図8は本発明の他の実施例を示すフローチ
ャートである。この実施例では、通常撮影においては前
記した実施例と同様に充電電圧に応じた絞り補正を行っ
ている。一方、赤目軽減撮影においては、プレ発光が終
了した後に、充電電圧VFを検出し、そのときの充電電
圧に基づいて絞り補正を行っている。即ち、プレ発光を
行った後、充電電圧検出部によって充電電圧VFを検出
する。そして、このときの充電電圧VFを、しきい値電
圧310V,295V,265Vで順次比較する。そし
て、充電電圧VFが310V以上のときには補正値DG
Vyを1EVとし、295〜310Vのときには補正値
DGVyを2/4EVとし、265〜295Vのときに
は補正値DGVyを1/4EVとし、265V以下のと
きには補正値DGVyを0EVとし、これらの補正値D
GVyに基づいて絞り値AVSを算出する。このしきい
値は、プレ発光によって充電電圧VFが略20V低下さ
れるという本発明者の実験に基づいて設定されている。
尚、この場合、プレ発光後の絞り値の補正には略50m
sの処理時間が必要とされるため、この処理に際して
は、図6に示した待ち時間750msを、ここでは70
0msの待ち時間としている。
【0020】したがって、この実施例では、プレ発光に
より充電電圧が低下されても、メイン発光の直前に充電
電圧VFを検出し、この検出電圧に応じて得た補正値D
GVyに基づいて絞り値AVSを補正するため、メイン
発光の撮影ではその際の充電電圧に応じた露出の撮影が
行われ、適正露出の撮影が可能となる。又、この実施例
では、プレ発光後に固定的に絞り値AVSを補正する前
記実施例よりも、正確な絞り補正が実現できる。
【0021】ここで、図1においてサブコンデンサC1
2と直列に接続した抵抗R9は省略してもよい。又、プ
レ発光スイッチSWPはサイリスタ等の電子デバイスを
用いてもよく、しかもこのプレ発光スイッチSWPはプ
レ発光信号PREの“L”レベルでオフさせるように構
成してもよい。更に、赤目軽減時のプレ発光による補正
値は、前記実施例の2/4EVに限られるものではな
く、メインコンデンサC11やサブコンデンサC12の
静電容量値や、発光管Xeの消費電力等、ストロボ回路
を構成する種々の要因によって変更されるものであるこ
とは言うまでもない。
【0022】以上説明したように本発明は、プレ発光に
より低下された充電電圧に相当する分、カメラの絞り値
を補正する手段を設けているので、赤目軽減を行うため
のプレ発光を行った際に生じるストロボの光量低下に伴
って絞り値を補正するため、露出不足を回避して適正露
出の撮影を行うことができる。又、本発明を構成する手
段は中央処理装置内にソフト的に配設することができる
ため、ストロボ装置の回路を複雑なものにすることはな
く、簡単に構成できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラに設けられるストロボ装置の回
路図である。
【図2】本発明が適用されるカメラの斜め後ろから見た
外観図である。
【図3】充電電圧検出部の動作を説明するためのタイム
チャートである。
【図4】充電電圧信号の時間Tと充電電圧VFとの関係
を示す特性図である。
【図5】本発明によるストロボ動作のフローチャートで
ある。
【図6】プレ発光動作の詳細なフローチャートである。
【図7】(a)及び(b)は夫々通常撮影及び赤目軽減
撮影時のタイムチャートである。
【図8】本発明の他の実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
CPU 中央処理装置 SWD 赤目軽減スイッチ SWP プレ発光スイッチ C11 メインコンデンサ C12 サブコンデンサ Xe キセノン管(発光管) TRC トリガ回路 VF 充電電圧 CHCK 電圧検出信号 RLS 充電電圧信号 TRG トリガ信号 PRE プレ発光信号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 15/04 - 15/05 G02B 7/00 - 7/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサの充電電圧に応じた光量で発
    光管を発光させるストロボ装置を備え、この発光管を利
    用してストロボ撮影を行う直前に該発光管をプレ発光さ
    せるようにした赤目軽減機能付カメラにおいて、プレ発
    光により低下された充電電圧に相当する分、カメラの絞
    り値を補正する手段を設けたことを特徴とする赤目軽減
    機能付カメラ。
  2. 【請求項2】 コンデンサの充電電圧を検出する手段
    と、この充電電圧に基づいてストロボガイドナンバーの
    補正値を算出する手段と、赤目軽減撮影時の補正値を設
    定する手段と、前記各補正植に基づいて絞り計算を行う
    手段とを備える請求項1の赤目軽減機能付カメラ。
JP3197515A 1991-05-07 1991-05-07 赤目軽減機能付カメラ Expired - Fee Related JP3050655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3197515A JP3050655B2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 赤目軽減機能付カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3197515A JP3050655B2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 赤目軽減機能付カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04348332A JPH04348332A (ja) 1992-12-03
JP3050655B2 true JP3050655B2 (ja) 2000-06-12

Family

ID=16375749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3197515A Expired - Fee Related JP3050655B2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 赤目軽減機能付カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3050655B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6035000B2 (ja) * 2014-08-18 2016-11-30 レンゴー株式会社 梱包陳列兼用箱

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100771945B1 (ko) * 2001-03-15 2007-10-31 삼성테크윈 주식회사 촬영 장치의 적목 현상 방지 장치 및 그 제어 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6035000B2 (ja) * 2014-08-18 2016-11-30 レンゴー株式会社 梱包陳列兼用箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04348332A (ja) 1992-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070139550A1 (en) Method and device for controlling quantity of light from flash lamp externally attached to digital camera
KR970006278B1 (ko) 충전량에 따라 자동 발광하는 카메라 및 그 제어방법
JP2995113B2 (ja) 閃光発光回路
JP3234832B2 (ja) 閃光発光制御装置
JP3050655B2 (ja) 赤目軽減機能付カメラ
JP3847646B2 (ja) フラッシュ付カメラ
KR100229101B1 (ko) 카메라의 적목 발광 제어 장치 및 그 방법
JP3742667B2 (ja) ストロボ発光装置
JPH04340528A (ja) 赤目軽減機能付カメラ
JP3385672B2 (ja) カメラのフラッシュシステム
JPS6364767B2 (ja)
JPH03144427A (ja) 閃光発光装置
JP3014807B2 (ja) カメラのバッテリーチェック回路
JPH0675270A (ja) カメラの電源回路
JPH07140377A (ja) 測距装置を有するカメラ
JP2967768B2 (ja) 一眼レフレックスカメラ
JPH0734420Y2 (ja) 予備発光可能な閃光器
JPS6057829A (ja) カメラに内蔵されるフラツシユ装置
JP2002352993A (ja) ストロボ装置
JPH06194723A (ja) カメラ
JPH04257836A (ja) 閃光発光制御装置
JP2002139764A (ja) カメラ
JPH02251940A (ja) 画像信号記録装置のための閃光撮影システム
JPH09160104A (ja) カメラ
JPH04242731A (ja) 予備発光機能を有したフラッシュ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110331

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees