JP6035000B2 - 梱包陳列兼用箱 - Google Patents

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Description

この発明は、商品の輸送のための梱包と、店頭での陳列に兼用する段ボール等の厚紙を材料とした箱に関するものである。
一般に、袋入り菓子等の商品は、輸送用の梱包に際し、袋の内容物の破損防止のため、複数の袋を平らに積み重ねた平詰め状態で段ボール箱に収納される。そして、店頭での商品の陳列に際し、段ボール箱の側壁をカッターナイフ等で切り抜いて、その開口部から商品が見えるようにする場合があるが、このような陳列では、商品である袋のフェイス面が見えず、販売促進効果があまり期待できない。
その対策として、下記特許文献1では、図7及び図8に示すような梱包陳列兼用箱を提案している。この梱包陳列兼用箱は、周壁を形成する各一対の端壁51及び側壁52の上辺からそれぞれ延出された内フラップ53と外フラップ54とを貼り合わせて封緘する溝切型の段ボール箱である。
この箱の天面で突き合わされる一方の外フラップ54には、全幅に亘って横切線55が入れられ、その裏面に重なる両方の内フラップ53には、先端縁から横切線55に重なる位置に沿って根元側へ向かい、曲部を介して他方の外フラップ54に重なる側縁まで延びる枠切線56と、外フラップ54の突合縁に重なる位置に沿って先端縁から枠切線56まで延びる中切線57とが入れられている。
また、他方の外フラップ54の根元側の稜部には、2本の切目をテーパー状に入れてロック58が設けられている。
このような梱包陳列兼用箱では、商品の陳列に際し、内フラップ53と外フラップ54の重合面を正面側へ向けるように90°倒して、図8に示すように、正面の下方とした外フラップ54を横切線55に沿って切断し、上方とした外フラップ54を開くと、内フラップ53も枠切線56及び中切線57に沿って切断され、その一部が上方の外フラップ54に貼り付いた状態で、この面が開口する。
そして、上方の外フラップ54を折り返し、ロック58を折り曲げて、この外フラップ54が側壁52の外面に沿うように保持しておくと、開口状態が維持されるので、その開口部から商品を見せて陳列することができる。
また、下記特許文献2では、図9に示すような梱包陳列兼用箱が提案されている。この梱包陳列兼用箱もまた、上記のものと同様、溝切型の段ボール箱であるが、商品の陳列に際し、内フラップ63と外フラップ64の重合面を正面側へ向けて開いた状態で、両側方の内フラップ63を内側へ巻き込むように折り曲げた後、下方となる外フラップ64を内フラップ63の対向面間で内側へ巻き込むように折り曲げ、外フラップ64の両側部から突出した係合片65を内フラップ63の係合穴66に押し込み、陳列状態の形状を維持するものとなっている。
特許第3810377号公報 特開2002−179054号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の梱包陳列兼用箱では、商品の陳列に際し、横切線55や枠切線56に沿って段ボールを引き裂くように切断する必要があり、その作業が陳列担当者の負担となるほか、下方の外フラップ54の横切線55より先端側部分が切り離されてゴミとなるので、この部分を所定の回収箇所に廃棄する手間がかかる。また、陳列状態において、開口部の周縁をなす横切線55や枠切線56に沿って不規則に波打つような切断跡が目立つので、見映えがよくないという問題もある。
また、上記特許文献2に記載の梱包陳列兼用箱では、陳列時に内フラップ63及び外フラップ64を内側へ巻き込むため、梱包する際、箱の内面と商品との間に隙間を設けておく必要があり、このような隙間が存在すると、商品の収納効率が低下するほか、輸送時に商品ががたついて破損しやすくなるという問題もある。さらに、陳列状態において、内フラップ63及び外フラップ64の巻き込みが反発で途中まで戻ってしまい、美観が損なわれる恐れもある。
そこで、この発明は、商品を効率よく梱包して保護した状態で輸送でき、店頭では切断作業等を行わずに容易に陳列状態とし、見映えよく商品を陳列できる梱包陳列兼用箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、周壁を形成する各一対の端壁及び側壁にそれぞれ連設した内フラップと外フラップとを重ね合わせて封緘することにより梱包状態とし、この状態から前記内フラップと外フラップの重合面を正面側へ向けて開くことにより陳列状態とする梱包陳列兼用箱において、前記内フラップに差込穴を設け、陳列時に正面となる外フラップには、幅方向に延びる先折線及び中折線を先端側と根元側とに順次配置し、先折線からの切込により差込片を設け、陳列状態への変形に際し、外フラップを開いて、対向する内フラップの間に収納物が見える開口部を形成し、外フラップを内フラップの外側で先折線及び中折線に沿って巻き込むように折り曲げ、外フラップの先折線より先端側の部分を内フラップの表面に沿わせると共に、先折線から突出した差込片を内フラップの差込穴に差し込んで、外フラップの巻込状態を維持するようにしたのである。
また、前記外フラップの中折線を1本とし、陳列状態への変形に際し、外フラップを巻き込むように折り曲げると、外フラップが三角筒状となるようにして、巻き込んだ外フラップの保形性を高めるようにしたのである。
さらに、前記中折線を湾曲又は屈曲させ、外フラップの中折線に沿った折り曲げに伴う反発を強め、差込穴からの差込片の抜け止めを図ったのである。
この発明に係る梱包陳列兼用箱では、梱包状態から陳列状態への変形に際し、正面側へ向けた外フラップを開いて、外フラップを巻き込むように折り曲げ、差込片を差込穴に差し込むだけでよいので、容易に陳列状態とすることができる。
そして、内フラップを予め切り欠かれた形状としておくと、段ボールを切断する必要がなく、部分的な切り離しに伴うゴミも発生せず、陳列状態で開口部の周縁に段ボールを引き裂いた切断跡が生じないので、見映えのよい陳列を行うことができる。
また、陳列時に外フラップを内フラップの外側で巻き込むので、梱包状態で箱と商品の間に隙間を設けておく必要もなく、商品を箱内にぎっしりと詰めて、効率のよい梱包が可能となり、輸送時のがたつきによる商品の破損を防止することができる。
また、陳列時に外フラップを先折線及び中折線に沿って三角筒状に巻き込み、外フラップの先折線より先端側部分を内フラップの表面に沿わせるようにしたので、差込片を容易に位置決めして差込穴に差し込むことができる。
さらに、中折線を湾曲又は屈曲させて、外フラップの折り曲げに伴う反発を強めるようにしたので、差込片が差込穴へ深く差し込まれる方向へ押圧されて、差込穴から抜けにくくなり、陳列状態での形状が堅固に保持され、商品の前倒れ防止効果が向上する。
この発明の第1実施形態に係る梱包陳列兼用箱のブランクを示す図 同上の梱包状態を示す斜視図 同上の陳列状態を示す斜視図 この発明の第2実施形態に係る梱包陳列兼用箱のブランクを示す図 同上の梱包状態を示す斜視図 同上の陳列状態を示す斜視図 特許文献1に記載の梱包陳列兼用箱の梱包状態を示す斜視図 同上の陳列状態を示す斜視図 特許文献2に記載の梱包陳列兼用箱の陳列状態を示す斜視図
まず、この発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
この梱包陳列兼用箱は、図1に示すような段ボール製ブランクから組み立てられ、図2に示す形態で商品を梱包し、図3に示す形態で商品を陳列するものである。
図1に示すブランクでは、各一対の端壁1及び側壁2が交互に連設され、端部に位置する一方の側壁2の外側辺に継代片3が連設されている。端壁1の上辺及び下辺には内フラップ4,5がそれぞれ連設され、一方及び他方の側壁2の上辺には外フラップ6が、下辺には外フラップ7がそれぞれ連設されている。
このブランクの上部側において、一対の内フラップ4は、陳列時に下方となる部分を残して大きく切り欠かれ、横倒しL字状とされている。これにより、陳列時に対向する内フラップ4の先端縁間に開口部が形成されるようになっている。なお、内フラップ4は、段ボールの強度や商品の性状等を考慮して、その一部をミシン目等の破断線により切り取るものとしてもよく、一部を箱の内側へ折り込むものとしてもよい。
内フラップ4には、陳列時に下端となる側端から少し離れて、端壁1との境界寄りに差込穴8が設けられている。差込穴8は、押込片8aの輪郭となるミシン目状の切目線を入れて形成され、陳列時における差込穴8の内端側はスリット状となって端部が上方へ曲がっている。押込片8aは、陳列時に下端の罫線をヒンジとして揺動する。
陳列時に正面下方となる外フラップ6には、幅方向に延びる先折線9及び中折線10が先端側と根元側とに1本ずつ配置されている。先折線9は、側壁2との境界に平行な直線であり、切目が断続するリード罫とされ、中折線10は、中間部が側壁2との境界に接近する方向に弧状に湾曲し、段ボールを裏面から押圧した押罫とされている。
また、この外フラップ6には、先折線9の両端の外側に先端側への切込により差込片11が設けられている。差込片11は、先端側から根元側へかけて次第に幅が広くなり、根元の内側縁に括れにより段部が形成されている。なお、差込片11は、外フラップ6の両側縁よりやや内寄りに設けてもよい。
陳列時に上方となる外フラップ6と側壁2の稜部には、テーパー状の2本の切込に挟まれたロック12が設けられている。
端壁1の上部には、開封用として、指入部13及びその上端に臨む摘み部14がミシン目状の切目線を入れて形成されている。また、継代片3及びその反対側の端壁1の外端部には、梱包時における継代片3の箱内への突出を抑制するため、段ボールを厚さ方向に押し潰す段潰し加工が施されている(図示斜線部分)。
このようなブランクを組み立てて商品を梱包するには、まず、各一対の端壁1及び側壁2を対角の稜部に位置する2本の罫線に沿って折り重ね、継代片3を反対側の端壁1の段潰し部分の内面に貼り付ける。
そして、商品の梱包に際し、図2に示すように、各一対の端壁1及び側壁2から角筒状の周壁を形成し、下方の内フラップ5及び外フラップ7を折り重ね、テープ15で底面を閉じた状態に固定し、天面の開口から商品を箱内に収納する。
その後、上方の内フラップ4を対向する方向へ折り曲げ、外フラップ6を内フラップ4の表面に重ね合わせるように折り曲げて、テープ15で天面を閉じた状態に固定する。このとき、天面を閉じるテープ15の端部が摘み部14に被さるようにする。
一方、商品を陳列する際には、指入部13を押し込み、摘み部14を摘んで端壁1から切り取り、テープ15を引き剥がして開封し、図3に示すように、この梱包陳列兼用箱を90°倒して、内フラップ4と外フラップ6の重合面を正面側へ向け、先折線9及び中折線10を入れた外フラップ6が下方となるようにする。
そして、上方となった外フラップ6を側壁2の表面側へ折り返して、ロック12を折り曲げ、この外フラップ6を折り返した状態に保持しておく。なお、この外フラップ6は、根元に破断線を入れて切り取るようにしてもよい。
また、下方となった外フラップ6を内フラップ4の外側で先折線9及び中折線10に沿って巻き込むように三角筒状に折り曲げ、外フラップ6の先折線9より先端側部分を内フラップ4の下部表面に沿わせ、先折線9での折り曲げに伴い突出した差込片11を差込穴8に差し込む。
このように組み立てると、差込片11により箱内に押し込まれた押込片8aの反発を受けて、差込片11が差込穴8の端縁に確実に係合し、その係合は、差込片11の根元の段部と差込穴8のスリット状部分との噛み合いにより、さらに離脱しにくい確実なものとなり、下方の外フラップ6の巻込状態が維持され、対向する内フラップ4の先端縁間に商品が見える開口部が形成される。
上記のような梱包陳列兼用箱では、梱包状態から陳列状態への変形に際し、正面側へ向けた外フラップ6を開いて、下方の外フラップ6を巻き込むように折り曲げ、差込片11を差込穴8に差し込むだけでよいので、段ボールを引き裂くように切断する必要がなく、部分的な切り離しに伴うゴミも発生せず、容易に陳列状態とすることができ、陳列状態で開口部の周縁に段ボールを引き裂いた切断跡が生じないので、見映えのよい陳列を行うことができる。
また、陳列時に外フラップ6を内フラップ4の外側で巻き込むので、梱包状態で箱と商品の間に隙間を設けておく必要もなく、商品を箱内にぎっしりと詰めて、効率のよい梱包が可能となり、輸送コストを抑制することができるほか、輸送時のがたつきによる商品の破損を防止することもできる。
また、陳列時に外フラップ6を先折線9及び中折線10に沿って三角筒状に巻き込むように折り曲げ、外フラップ6の先折線9より先端側部分を内フラップ4の表面に沿わせるようにしたので、差込片11を容易に位置決めして差込穴8に差し込むことができ、差込片11が内フラップ4の裏面に沿うように差込穴8に差し込まれるので、差込片11の先端で商品のフェイス面が傷付けられることもない。
さらに、中折線10を弧状に湾曲させて、外フラップ6の折り曲げに伴う反発を強めているので、差込片11が差込穴8へ深く差し込まれる方向へ押圧されて、差込穴8から抜けにくくなり、陳列状態での形状が堅固に保持され、商品の前倒れ防止効果が向上し、商品が開口部から前方へこぼれ落ちにくくなる。
そのほか、巻き込むように折り曲げた外フラップ6は、先折線9と中折線10の間の部分が斜め上方へ向くので、この面に商品のキャッチコピー等を印刷しておくと、高い訴求効果を得ることができる。
次に、この発明の第2実施形態を図4〜図6に基づいて説明する。なお、ここでは、上記第1実施形態の各部に対応する部分には同一の符号を付して、その説明を省略し、主として上記第1実施形態と異なる特徴部分について言及するに留める。
この実施形態では、図4にブランクで示すように、陳列状態で正面下方となる外フラップ6を、上記第1実施形態とは逆に、先折線9から根元側へ切り込むことにより、差込片11が形成され、差込片11の根元の内側縁は、上記第1実施形態のような段部がなく、先端側から根元まで滑らかな弧状とされている。
また、差込穴8は、上記第1実施形態のような差込片11の段部が噛み合うスリット状部分がなく、押込片8aの輪郭となる切目線及び押込片8aが揺動する際のヒンジとなる罫線のみを入れて形成されている。
さらに、陳列状態で天面となる側壁2には、上方の外フラップ6まで切目線を入れて切取部16が形成されると共に、その陳列状態での後方となる部分に切目線を入れて指入部17が形成され、上記第1実施形態のロック12は省略されている。
このような第2実施形態のブランクを組み立てて商品を梱包する際には、図5に示すように、上記第1実施形態のものと同様、各一対の端壁1及び側壁2から角筒状の周壁を形成し、下方の内フラップ5及び外フラップ7を折り重ねて、テープ15で底面を閉じた状態に固定し、天面の開口から商品を収納した後、上方の内フラップ4及び外フラップ6を折り重ねて、テープ15で天面を閉じた状態に固定する。
そして、商品を陳列する際には、天面を閉じるテープ15を引き剥がして開封し、図6に示すように、梱包陳列兼用箱を90°倒して、内フラップ4と外フラップ6の重合面を正面側へ向け、先折線9及び中折線10を入れた外フラップ6が下方となるようにし、下方となった外フラップ6を先折線9及び中折線10に沿って巻き込むように三角筒状に折り曲げ、外フラップ6の先折線9より先端側部分を内フラップ4の下部表面に沿わせ、先折線9での折り曲げに伴い突出した差込片11を差込穴8に差し込む。
また、天面となった側壁2を、指入部17に入れて上方前方へ引っ張ることにより、切目線を破断させて切取部16を切り取ると共に、切取部16に繋がった正面上方の外フラップ6を除去する。
このような陳列状態においては、下方の外フラップ6の中折線10に沿った折り曲げの反発や差込片11により箱内に押し込まれた押込片8aの反発を受けて、差込片11が差込穴8から離脱しにくくなるだけでなく、差込片11が外フラップ6の先折線9より先端側部分から垂直上方へ突出して、内フラップ4の内面に重なるように沿うので、巻き込んだ外フラップ6が手前に引っ張られても、外フラップ6の巻込部分を上下方向に押し縮めない限り、差込片11が差込穴8から抜けることがなく、下方の外フラップ6の巻込状態が確実に維持され、陳列状態の訴求性や美観が損なわれることがない。
なお、上記各実施形態では、中折線10が1本で外フラップ6が三角筒状に巻き込まれるものを例示したが、中折線10を複数本入れて、外フラップ6が側面視台形をなす四角筒状等に巻き込まれるものとしても、上記効果を得ることができる。外フラップ6による補強が不要な場合には、差込片11を差込穴8に差し込んだ状態で、外フラップ6が偏平になるようにしてもよい。
また、中折線10が弧状に湾曲したものを例示したが、中折線10は、波線状に湾曲したものや、直線がV字状又は鋸刃状に屈曲した折線状のものとしても、外フラップ6の中折線10に沿った折り曲げに伴う反発を強めることができる。さらに、中折線10を外フラップ6と側壁2との境界に平行な直線としても、段ボール自体が反発の強いものであれば、上記効果を得ることができる。
さらに、陳列状態で正面下方となる外フラップ6を先折線9及び中折線10に沿って巻き込むように折り曲げるものを例示したが、これに加えて、又はこれに替えて陳列状態で正面上方となる外フラップ6に先折線9及び中折線10を入れ、この外フラップ6を先折線9及び中折線10に沿って巻き込むようにしてもよい。
1 端壁
2 側壁
3 継代片
4,5 内フラップ
6,7 外フラップ
8 差込穴
8a 押込片
9 先折線
10 中折線
11 差込片
12 ロック
13 指入部
14 摘み部
15 テープ
16 切取部
17 指入部

Claims (3)

  1. 周壁を形成する各一対の端壁(1)及び側壁(2)にそれぞれ連設した内フラップ(4)と外フラップ(6)とを重ね合わせて封緘することにより梱包状態とし、この状態から前記内フラップ(4)と外フラップ(6)の重合面を正面側へ向けて開くことにより陳列状態とする梱包陳列兼用箱において、
    前記内フラップ(4)に差込穴(8)を設け、陳列時に正面となる外フラップ(6)には、幅方向に延びる先折線(9)及び中折線(10)を先端側と根元側とに順次配置し、先折線(9)からの切込により差込片(11)を設け、
    陳列状態への変形に際し、外フラップ(6)を開いて、対向する内フラップ(4)の間に収納物が見える開口部を形成し、外フラップ(6)を内フラップ(4)の外側で先折線(9)及び中折線(10)に沿って巻き込むように折り曲げ、外フラップ(6)の先折線(9)より先端側の部分を内フラップ(4)の表面に沿わせると共に、先折線(9)から突出した差込片(11)を内フラップ(4)の差込穴(8)に差し込んで、外フラップ(6)の巻込状態を維持するようにしたことを特徴とする梱包陳列兼用箱。
  2. 請求項1に記載の梱包陳列兼用箱において、前記外フラップ(6)の中折線(10)を1本とし、陳列状態への変形に際し、外フラップ(6)を巻き込むように折り曲げると、外フラップ(6)が三角筒状となるようにしたことを特徴とする梱包陳列兼用箱。
  3. 請求項1又は2に記載の梱包陳列兼用箱において、前記中折線(10)を湾曲又は屈曲させたことを特徴とする梱包陳列兼用箱。
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