JP3173867U - テープ封緘箱 - Google Patents

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充 渡部
奈保 山▲崎▼
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Abstract

【課題】封緘用テープを容易に切断し、摘んで剥がすことができるようにする。
【解決手段】周壁を形成する各一対の端壁1及び側壁2の上端にそれぞれ内フラップ5及び外フラップ6を連設し、内フラップ5に外フラップ6を重ねて閉じ、外フラップ6の先端同士の突合部から端壁1までテープTを貼り付けて封緘する箱において、前記内フラップ5と外フラップ6とを繋ぎ、内フラップ5に先端側中間部から端壁1側の両角部まで斜め方向に延びる谷折線8を入れ、内フラップ5を谷折線8に沿って折り込むようにし、内フラップ5と外フラップ6の側縁に跨ってテープ切断用切欠部9を設けると共に、内フラップ5及び外フラップ6の突合部に、テープ切断用切欠部9をさらに切り込んで刃逃げ用切欠部10を設ける。突合部でずれた外フラップ6にカッターナイフの刃が衝突することがなく、また、浮き上がったテープTの端部を容易に摘むことができる。
【選択図】図4

Description

この考案は、テープ封緘される箱であって、カッターナイフでの開封性を考慮したものに関する。
この種の段ボール箱として、例えば、下記特許文献1には、図7に示すように、周壁を形成する各一対の端壁51及び側壁52の上端にそれぞれ内フラップ53及び外フラップ54を連設し、内フラップ53に外フラップ54を重ねて閉じ、外フラップ54の先端同士の突合部から側縁に設けたテープ切断用切欠部55を経て、端壁53までテープTを貼り付けることにより封緘するものが記載されている。
この段ボール箱では、カッターナイフを用いて開封する際、側方から内フラップ53と外フラップ54の隙間にカッターナイフの刃を入れなくても、上方からテープ切断用切欠部55でテープTを切断し、切断縁に臨むテープTの端部を摘んで、テープTを剥がすことにより、比較的容易に開封することができる。
また、下記特許文献2には、図8に示すように、端壁51にH字状の切目線を入れて、指入部56及び摘み部57を形成し、開封に際しては、指入部56を押し込んで摘み部57を摘み、摘み部57と共にテープTを剥がすようにしたものが記載されている。
登録実用新案第3160710号公報 特開2003−327235号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような段ボール箱では、テープTを切断した後、テープTの切断縁に臨む端部と、内フラップ53との間に十分な間隔がなく、テープTの端部が摘みにくく感じることがある。
また、封緘状態のテープ切断用切欠部55において、突き合わされた外フラップ54の側縁がずれていると、外フラップ54にカッターナイフの刃が衝突して、テープTを切断しにくくなる場合がある。
また、上記特許文献2に記載されたような開封補助構造は、高さ方向の寸法が大きい箱にしか適用できないという問題がある。
そこで、この考案は、封緘用テープを容易に切断し、剥がすことができるようにすることを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この考案は、周壁を形成する各一対の端壁及び側壁の上端にそれぞれ内フラップ及び外フラップを連設し、内フラップに外フラップを重ねて閉じ、外フラップの先端同士の突合部から端壁までテープを貼り付けて封緘する箱において、前記内フラップと外フラップとを繋ぎ、内フラップに先端側中間部から端壁側の両角部まで斜め方向に延びる谷折線を入れ、内フラップを谷折線に沿って折り込むようにし、内フラップと外フラップの側縁に跨ってテープ切断用切欠部を設けたのである。
また、内フラップ及び外フラップの突合部に、テープ切断用切欠部をさらに切り込んで刃逃げ用切欠部を設けたのである。
この考案に係るテープ封緘箱では、テープを切断すると、折り重なった内フラップの厚さ及び谷折線に沿った折曲部分での反発により、切断縁に臨むテープの端部が内フラップから浮き上がった状態となるので、テープの端部を容易に摘んで、テープを剥がし、開封することができる。
また、刃逃げ用切欠部を設けたので、カッターナイフによる開封時に、テープ切断用切欠部でテープを切断する際、突き合わされた外フラップの側縁が多少ずれていても、外フラップにカッターナイフの刃が衝突せず、テープを容易に切断することができる。
そして、この開封補助構造は、高さ方向の寸法が小さい偏平なテープ封緘箱にも、適用することができる。
この考案に係るテープ封緘箱のブランクを示す図 同上の封緘状態を示す斜視図 同上のカッターナイフによる切断過程を示す部分拡大斜視図 同上の切断後の状態を示す部分拡大斜視図 同上のテープを剥がす過程を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 特許文献1に記載の開封補助構造を備えたテープ封緘箱を示す斜視図 特許文献2に記載の開封補助構造を備えたテープ封緘箱を示す斜視図
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
このテープ封緘箱は、通信販売される化粧品の包装等に使用される段ボール製のものであり、図1に示すようなブランクから形成される。
このブランクでは、高さ方向の寸法が小さい各一対の端壁1及び側壁2が交互に連設され、端壁1及び側壁2には、下端にそれぞれ底フラップ3,4が、上端にそれぞれ内フラップ5及び外フラップ6が連設されている。
隣り合う内フラップ5と外フラップ6とは、側端同士が基部から中間部へかけて罫線を介して繋がれ、端部側に位置する一方の側壁2及び外フラップ6の外側端には、継代片7が連設されている。
内フラップ5には、先端側中間部の円弧状切込から端壁1側の両角部まで、端壁1との境界の罫線に対し45°の角度で斜め方向に延びる谷折線8が入れられている。
谷折線8は、折込時の抵抗を軽減するため、内フラップ5の先端側がミシン目状に切目が断続するものとされ、端壁1側の過半部分が段ボールを表裏に貫通する全切線とされている。また、継代片7にも、ミシン目状の谷折線8が入れられている。
内フラップ5と外フラップ6の隣り合う側縁には、先端からスロット状のテープ切断用切欠部9が跨って設けられ、一方の外フラップ6と継代片7の連設部の側縁にも、同様にテープ切断用切欠部9が跨って設けられている。また、端部側の内フラップ5の外側縁にも、テープ切断用切欠部9が設けられている。
そして、これらの部分には、テープ切断用切欠部9を先端側からさらに円弧状に切り込んで、刃逃げ用切欠部10が設けられている。
このようなブランクを箱に組み立てて商品を包装するには、図2に示すように、各一対の端壁1及び側壁2を角筒状に折り曲げて周壁を形成し、継代片7を反対側の端壁1及び内フラップ5に貼り付け、底フラップ3,4の重なる部分を対角位置で貼り合わせる工程を経て、製箱状態で底フラップ4同士を噛み合わせることにより底壁を形成する。
その後、箱内に商品を収納し、内フラップ5を谷折線8に沿って折り込みつつ、内フラップ5に外フラップ6を重ねて閉じ、天壁を形成した状態で、外フラップ6の先端同士の突合部から、刃逃げ用切欠部10及びテープ切断用切欠部9を経て、端壁1までテープを貼り付けることにより封緘する。
上記のように封緘した段ボール箱をカッターナイフを用いて開封する際には、図3に示すように、箱の上方からテープ切断用切欠部9でテープTを切断する。
このとき、突き合わされた外フラップ6の側縁が多少ずれていても、刃逃げ用切欠部10が設けられていることから、外フラップ6のずれた部分にカッターナイフの刃が衝突することがなく、テープTを容易に切断することができる。
そして、図4に示すように、テープTを切断すると、折り重なった内フラップ5の厚さ及び谷折線8に沿った折曲部分での反発により、切断縁に臨むテープTの端部が内フラップ5から浮き上がった状態となるので、テープTの端部を容易に摘むことができる。
その後、テープTの端部を摘んだ状態で、図5に示すように、外フラップ6からテープTを剥がすと、図6に示すように、開封することができ、外フラップ6及び内フラップ5を開いて、商品を取り出すことができる。
なお、このような開封補助構造は、上記実施形態のように、高さ方向の寸法が小さい偏平なテープ封緘箱に適したものであるが、十分な高さのある通常サイズの段ボール箱に適用することもでき、その場合、端壁に切目線を入れて摘み部等を併設しておき、開封方法を選択できるようにしてもよい。
1 端壁
2 側壁
3,4 底フラップ
5 内フラップ
6 外フラップ
7 継代片
8 谷折線
9 テープ切断用切欠部
10 刃逃げ用切欠部
T テープ

Claims (2)

  1. 周壁を形成する各一対の端壁(1)及び側壁(2)の上端にそれぞれ内フラップ(5)及び外フラップ(6)を連設し、内フラップ(5)に外フラップ(6)を重ねて閉じ、外フラップ(6)の先端同士の突合部から端壁(1)までテープ(T)を貼り付けて封緘する箱において、前記内フラップ(5)と外フラップ(6)とを繋ぎ、内フラップ(5)に先端側中間部から端壁(1)側の両角部まで斜め方向に延びる谷折線(8)を入れ、内フラップ(5)を谷折線(8)に沿って折り込むようにし、内フラップ(5)と外フラップ(6)の側縁に跨ってテープ切断用切欠部(9)を設けたことを特徴とするテープ封緘箱。
  2. 前記内フラップ(5)及び外フラップ(6)の突合部に、テープ切断用切欠部(9)をさらに切り込んで刃逃げ用切欠部(10)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のテープ封緘箱。
JP2011007354U 2011-12-13 2011-12-13 テープ封緘箱 Expired - Lifetime JP3173867U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014213922A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社トーモク 包装箱
JP2015058937A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 王子ホールディングス株式会社 包装箱
JP2016147683A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 広瀬 康男 包装箱
JP2017137117A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 セッツカートン株式会社 包装箱

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