JP2017137117A - 包装箱 - Google Patents

包装箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2017137117A
JP2017137117A JP2016021144A JP2016021144A JP2017137117A JP 2017137117 A JP2017137117 A JP 2017137117A JP 2016021144 A JP2016021144 A JP 2016021144A JP 2016021144 A JP2016021144 A JP 2016021144A JP 2017137117 A JP2017137117 A JP 2017137117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
line
front surface
packaging box
lines
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016021144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6764659B2 (ja
Inventor
朝幸 木野元
Tomoyuki Kinomoto
朝幸 木野元
基則 細田
Motonori Hosoda
基則 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Settsu Carton Co Ltd
Original Assignee
Settsu Carton Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Settsu Carton Co Ltd filed Critical Settsu Carton Co Ltd
Priority to JP2016021144A priority Critical patent/JP6764659B2/ja
Publication of JP2017137117A publication Critical patent/JP2017137117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6764659B2 publication Critical patent/JP6764659B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】店頭での展示等のため上側外フラップの一部と前面とを同時かつ容易に除去できるようにする。【解決手段】前面100と、これに対向する背面と、一対の側面300Bと、一対の上側外フラップ400A,400Bと、一対の上側内フラップと、一対の下側外フラップと、一対の下側内フラップとを備え、前面と一対の側面300Bとの境目に形成された一対の縦切断線130L,130Rと、前面と上側外フラップ400A,400Bとの境目から一対の縦切断線130L,130Rに向かって斜め方向に形成された一対の前面上側折り曲げ線140L,140Rと、この前面上側折り曲げ線140L,140Rより下側外フラップ側で前面の下縁120に向かって形成された一対の前面下側折り曲げ線150L,150Rとを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、商品の輸送のための梱包と、店頭における陳列とに兼用できる包装箱に関する。
従来のこの種の包装箱としては、特許第3883517号に係るものがある。
この包装箱は『各一対の端壁及び側壁の上縁からそれぞれ延出した内フラップと外フラップとを重ねて封緘し、側壁の横切線と、側壁から外フラップへ至る2本の縦切線と、外フラップの横切線とを切断して商品を陳列する梱包陳列兼用箱において、各一対の端壁及び側壁から成る周壁の全周に亘って貼着したカットテープの一部を横切線とし、側壁の横切線を両端壁へ回り込ませ、外フラップの横切線を両側縁まで延長し、その下方に重なる内フラップから端壁へ至る横切線を、側壁から回り込んだ横切線まで到達させ、側壁に、カットテープを切り込んで横切線の始端となる切端部を形成し、端壁に、カットテープを切り込んで横切線及び縦切線の終端となる切端部を形成した』ものがある。
特許第3883517号公報
しかしながら、この包装箱を店頭での展示のために開封するには、切端部から両側へカットテープを引っ張って横切線の部分を切端部まで切断する工程と、横切線の切取部分に手を入れて、縦切線及び横切線を切断し、2本の縦切線の間を側壁から外フラップまで取り除く工程と、横切線の残部と縦切線とを切断し、重なり合った内フラップと外フラップの前部、側壁の前部及び側壁の両側部からなる前角部を除去する工程との合計3つの手順を踏む必要がある。
また、縦切線と横切線とを切断する際に側面の上部が湾曲する結果、縦切線がきれいに切断できないという問題もある。このため、側面の上部が湾曲しないように、横切線の切断と縦切線の切断とを別々に行わなければならず、よけいな手間もかかる。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたもので、店頭での展示等のために上側外フラップと前面の一部とを同時かつ容易に除去することができる包装箱を提供することを目的としている。
本発明に係る包装箱は、前面と、これに対向する背面と、前記前面及び背面の間に設けられた対向する一対の側面と、前面及び背面の上縁から延設された一対の上側外フラップと、前記一対の側面の上縁から延設された一対の上側内フラップと、前面及び背面の下縁から延設された一対の下側外フラップと、前記一対の側面の下縁から延設された一対の下側内フラップとを備えており、前記前面と一対の側面との境目に形成された一対の縦切断線と、前面と上側外フラップとの境目から前記一対の縦切断線に向かって斜め方向に形成された一対の前面上側折り曲げ線と、この前面上側折り曲げ線より下側外フラップ側で前面の下縁に向かって形成された一対の前面下側折り曲げ線とを有している。
本発明に係る包装箱は、前面に一対の前面上側折り曲げ線と、この前面上側折り曲げ線より下側外フラップ側で前面の下縁に向かって形成された一対の前面下側折り曲げ線とを設けているため、縦切断線で前面を切断する際に、前面上側折り曲げ線が山折りとなることで、縦切断線の切断が促進されるとともにスムーズとなり、また切断が下方に進むに従って前面下側折り曲げ線が谷折りとなることで、切断が縦切断線から外れることがない。
本発明の実施の形態に係る包装箱の閉ざされた状態を示す概略的斜視図である。 本発明の実施の形態に係る包装箱の概略的展開図である。 本発明の実施の形態に係る包装箱の封緘された状態を示す概略的斜視図である。 本発明の実施の形態に係る包装箱の上側外フラップを開放用切断線から切断している途中の状態を示す概略的斜視図である。 本発明の実施の形態に係る包装箱の前面を縦切断線から切断している途中の状態を示す概略的斜視図である。 本発明の実施の形態に係る包装箱の上側外フラップ及び前面をすべて切断した状態を示す概略的斜視図である。 本発明の実施の形態に係る包装箱の上側外フラップ、前面のすべて及び上側内フラップの一部を切断した状態を示す概略的斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係る包装箱の概略的展開図である。
本発明の実施の形態に係る包装箱1000は、前面100と、これに対向する背面200と、前記前面100及び背面200の間に設けられた対向する一対の側面300A、300Bと、前面100及び背面200の上縁から延設された一対の上側外フラップ400A、400Bと、前記一対の側面110の上縁310A、310Bから延設された一対の上側内フラップ500A、500Bと、前面100及び背面200の下縁120、220から延設された一対の下側外フラップ410A、010Bと、前記一対の側面300A、300Bの下縁320A、320Bから延設された一対の下側内フラップ510A、510Bとを備えており、前記前面100と一対の側面300A、300Bとの境目に形成された一対の縦切断線130L、130Rと、前面100と上側外フラップ400A、400Bとの境目から前記一対の縦切断線130L、130Rに向かって斜め方向に形成された一対の前面上側折り曲げ線140L、140Rと、この前面上側折り曲げ線140L、140Rより下側外フラップ410A側で前面100の下縁120に向かって形成された一対の前面下側折り曲げ線150L、150Rとを有している。
この包装箱1000は、段ボール製でみかん箱タイプと呼ばれることもあるいわゆるA式(JIS0201形)である。かかる包装箱1000は、封緘された状態から上側外フラップ400Aの一部とそれに連なる前面100を確実に除去することができるようになっている。
従って、この包装箱1000は、上側外フラップ400Aの一部とそれに連なる前面100を除去することで、内部に収納された物品、例えばスナック菓子等の商品を露出できるので、商品を包装箱1000から取り出して商品棚に並べずとも包装箱ごと店頭に陳列することができる。
前記前面100は長方形状に形成されている。前記側面300Aは前記前面100とは高さ寸法は同じであるが、幅寸法が若干小さい長方形状に形成されている。また、前記背面200は前面100と同サイズに、側面300Bは側面300Aと同サイズに設定されている。
従って、包装箱1000は、全体として直方体状に形成されている。
この包装箱1000は、図2に示すような一枚の段ボールを組み立てることで立方体状に形成される。
すなわち、この包装箱1000は、長方形状の前面100と、この前面100の左右に連なる側面300A、300Bと、この側面300Aの右側に連なる背面200と、前記前面100の上縁110に連なる上側外フラップ400Aと、前面100の下縁120に連なる下側外フラップ410Aと、前記側面300A、300Bの上縁310A、310Bに連なる上側内フラップ500A、500Bと、前記背面200の上縁210に連なる上側外フラップ400Bと、前記背面200の下縁220に連なる下側外フラップ410Bと、前記側面300A、300Bの下縁320A、320Bに連なる下側内フラップ510A、510Bとが形成された一枚の段ボールを組み立てることで立方体状に形成されるのである。
前記前面100と一対の側面300A、300Bとの境目には、ミシン目からなる縦切断線130L、130Rが形成されている。この縦切断線130L、130Rは、前記境目の上端と下端との間に形成されている。
また、前記前面100と下側外フラップ410Aとの境目、すなわち前面100の下縁120には、ミシン目からなる下縁切断線121が形成されている。
また、この前面100には、罫線である前面上側折り曲げ線140L、140Rと前面下側折り曲げ線150L、150Rとが形成されている。なお、罫線とは、段ボールを箱などの立体的な形状に組み立てる際に綺麗に折り曲がるように、折り曲げる部分をつぶした線のことをいう。
前記前面上側折り曲げ線140L、140Rは、前面100の上縁110と縦切断線130L、130Rとの間に斜め45°で形成されている。すなわち、前面100の幅寸法をAとした場合、上縁110の端部から内側に向かってA/6だけ入った部分を第1点P1L、P1R、上縁110の端部から縦切断線130L、130Rに沿ってA/6だけ下がった部分を第2点P2L、P2Rとし、第1点P1L、P1Rと第2点P2L、P2Rとを結ぶように前面上側折り曲げ線140L、140Rが形成される。
また、前記前面下側折り曲げ線150L、150Rは、前記縦切断線130L、130Rと前面100の下縁120との間に斜めに形成されている。すなわち、前記第1点P1L、P1Rから前面100の下縁120に向かって垂下された仮想線PVL、PVR(一点鎖線で示す)と下縁120との交点を第3点P3L、P3Rとした場合、前記第2の点P2L、P2Rと前記第3点P3L、P3Rの若干上側に位置する第4点P4L、P4Rとの間とを結ぶように前面下側折り曲げ線150L、150Rが形成される。
すなわち、前面上側折り曲げ線140L、140Rと前面下側折り曲げ線150L、150Rとは、第2点P2L、P2Rにおいて連なっていることになる。
また、第1点P1L、P1R、第3点P3L、P3R、第4点P4L、P4Rは、一点鎖線で示す仮想線PVL、PVR上にそれぞれ形成されるが、縦切断線130L、130Rと仮想線PVL、PVRとがA/6だけ離れていることになる。
前面100の上縁110からは、前面100と幅寸法が同じで、前記側面300A、300Bの幅寸法の約1/2の長さ寸法の上側外フラップ400Aが延設されている。
この上側外フラップ400Aには、前記上縁110と対向する辺に対して平行なジッパー線としての開放用切断線401Aが形成されている。この開放用切断線401Aは、組み立てられた包装箱1000を開ける場合に、上側外フラップ400Aともう一方の上側外フラップ400Bとを跨いで封緘している封緘テープ700を貼ったまま上側外フラップ400Aの一部とともに剥がす際に切断される部分である。
また、前記開放用切断線401Aの中間部には、上側外フラップ400A等を除去する際、縦切断線130L、130Rを切断するための取っかかりを作るために指等を挿入するための手掛け孔402A(図4参照)を形成するための切込み402が形成されている。
さらに、この上側外フラップ400Aには、前記切込み402から前記上縁110の両端部に向かった斜め罫線である一対の外フラップ折り曲げ線403L、403Rが形成されている。
また、この前面100の下縁120からは、前面100と幅寸法が同じで、前記側面300A、300Bの幅寸法の約1/2の長さ寸法の下側外フラップ410Aが延設されている。
この下縁120には、前記縦切断線130L、130Rの間、すなわち前面100と下側外フラップ410Aとの境目の全長に渡ってミシン目からなる下縁切断線121が形成されている。
一方、背面200の上縁210からは、背面200と幅寸法が同じで、前記側面300A、300Bの幅寸法の約1/2の長さ寸法の上側外フラップ400Bが延設されている。この上側外フラップ400Bは、前記上側外フラップ400Aと同サイズに設定されている。
また、背面200の下縁220からは、背面200と幅寸法が同じで、前記側面300A、300Bの幅寸法の約1/2の長さ寸法の下側外フラップ410Bが延設されている。この下側外フラップ410Bは、前記下側外フラップ410Aと同サイズに設定されている。
前記背面200の一方の縁部(側面300Aとは反対側の縁部)には、略台形状の継ぎ代250が突出形成されている。この継ぎ代250は、もう一方の側面300Bの内側面に連結される部分である。
なお、この背面200には、前面100における縦切断線130L、130R、前面上側折り曲げ線140L、140Rや前面下側折り曲げ線150L、150Rに相当するものは形成されていない。
また、前記側面300Aの上縁310Aからは、側面300Aと幅寸法が同じ上側内フラップ500Aが延設されている。この上側内フラップ500Aは、前記上側内フラップ400A側の上角部が矩形状に切り欠かれた略L字形状の変形六角形状に形成されている。また、この上側内フラップ500Aには、上縁310Aに沿ってジッパー線である内フラップ第1切断線501Aと、この内フラップ切断線501Aの端部から垂直にミシン目である内フラップ第2切断線502Aとが形成されている。
この内フラップ第1切断線501Aと内フラップ第2切断線502Aとは、上側外フラップ400が取り除かれた場合に露出する部分を切り欠くためのものである。
なお、もう一方の側面300Bの上縁310Bに連設される上側内フラップ500Bは、上述した上側内フラップ500Aと左右対称に形成されている。
上述のような各面から構成された包装箱1000は、図3に示すように、上側内フラップ500Aと上側内フラップ500Bとの上から、上側外フラップ400Aと上側外フラップ400Bとが閉じられ、封緘テープ700が上側外フラップ400Aと上側外フラップ400Bとに跨がって貼り付けられることで上面が封緘される。もちろん、底面も下側内フラップ510Aと下側内フラップ510Bとの上から、下側外フラップ410Aと下側外フラップ410Bとが閉じられ、封緘テープ710が下側外フラップ410Aと下側外フラップ410Bとに跨がって貼り付けられることで封緘される。
このように封緘された包装箱1000は、以下のような手順で上側外フラップ400Aとそれに連なる前面100の一部を除去できる。
まず、図4に示すように、封緘テープ700で封緘されたままの状態で切込み402を開放して手掛け孔402Aを形成する。この手掛け孔402Aに手等を挿入し、上側外フラップ400Aを上側に引き上げる。
すると、この包装箱1000は、上側外フラップ400Aの上側への引き上げに伴って、外フラップ折り曲げ線403L、403Rが持ち上げられるとともに、開放用切断線401Aが切断されて、上側外フラップ400Aが開かれる。
なお、外フラップ折り曲げ線403L、403Rが若干山折りとなることで開放用切断線401Aのスムーズな切断が促進される。
開放用切断線401Aがすべて切断されることで開放された上側外フラップ400Aを前面100とともにさらに下側かつ手前側に引っ張ることにより、縦切断線130L、130Rが上側から下側に向かって順次切断される。
縦切断線130L、130Rの切断が第2点P2L、P2Rに達するまでの間は、前面上側折り曲げ線140L、140Rが山折りとなることで、縦切断線130L、130Rの切断が促進されるとともにスムーズとなり、切断が縦切断線130L、130Rから外れることがない。
また、縦切断線130L、130Rの切断が進んで第2点P2L、P2Rに達すると、前面100に形成された前面下側折り曲げ線150L、150Rは谷折りとなる。この前面下側折り曲げ線150L、150Rが谷折りになることによって、縦切断線130L、130Rの切断を促進されるとともにスムーズとなり、切断が縦切断線130L、130Rから外れないようにする効果が生じる。
縦切断線130L、130Rが下端まで切断された状態で、前面100の下縁120の下縁切断線121を切断する。これにより、上側外フラップ400Aとそれに連なった前面100とが包装箱1000から切り離される。すなわち、前面100に相当する部分がすべて開放されるとともに、上側外フラップ400Aの一部に相当する部分が開放される。
上側外フラップ400Aが切断されたことによって、上側内フラップ500A、500Bに形成されているジッパー線である内フラップ第1切断線501Aと、内フラップ第2切断線502Aとを切断することにより、図7に示すように、上側内フラップ500A、500Bの露出した部分を削除することができる。
これにより、前面100及び上側外フラップ400Aに相当する部分が完全に開放されることになる。
上述した実施の形態にかかる包装箱1000では、前面100の前面上側折り曲げ線140L、140Rと前面下側折り曲げ線150L、150Rとは、第2点P2L、P2Rにおいて連なっているとしたが、前面上側折り曲げ線140L、140Rと前面下側折り曲げ線150L、150Rとはこのような構成に限定されるものではなく、図8に示すようなものであってもよい。
すなわち、この包装箱1000Sでは、前面上側折り曲げ線140L、140Rは第1点P1L、P1Rと第2点P2L、P2Rとを結ぶ線上には形成されるが、第2点P2L、P2Rには達しないようになっている。また,この包装箱1000Sでは、前面下側折り曲げ線150L、150Rは第2点P2L、P2Rと第4点4L、P4Rとを結ぶ線上には形成されるが、第2点P2L、P2Rには達しないようになっている。
なお、第1点P1L、P1R、第3点P3L、P3R、第4点P4L、P4Rは、一点鎖線で示す仮想線PVL、PVR上にそれぞれ形成されるが、前面100の幅寸法をAとした場合、縦切断線130L、130Rと仮想線PVL、PVRとがA/6だけ離れている点も上述した包装箱1000と同様である。
なお、この包装箱1000Sの他の部分は、上述した包装箱1000と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
この包装箱1000Sのように、前面上側折り曲げ線140L、140Rと前面下側折り曲げ線150L、150Rとが連続していないのは、保管等で包装箱1000Sを積み上げた場合を考慮したものである。
一般的にこの種の段ボール製の包装箱は、包装箱のコーナー部で上下方向の強度を他の部分より多く確保しているため、前記縦切断線130L、130Rが形成されたコーナー部にまで前面上側折り曲げ線140L、140Rと前面下側折り曲げ線150L、150Rとを連続させると、コーナー部での強度の低下という問題が生じ、胴膨れや倒壊といった事故が発生する危険性があるためである。
また、上述した実施の形態では、前面上側折り曲げ線140L、140R及び前面下側折り曲げ線150L、150Rは、前面100の幅寸法をAとした場合、上縁110の端部から内側に向かってA/6だけ入った部分を第1点P1L、P1Rとし、この第1点P1L、P1Rから下縁120に向かって垂下された仮想線PVL、PVRを基準として形成されるとしたが、本発明がこれに限定されるわけでない。
前記仮想線PVL、PVRは、前面の幅寸法をAとした場合、上縁の端部から内側に向かってA/6〜A/5だけ入った範囲内にあればよい。
この仮想線PVL、PVRに従って前面上側折り曲げ線140L、140R及び前面下側折り曲げ線150L、150Rを形成することで、上側外フラップ400Aの切断に続いて縦切断線130L、130Rの切断による前面100の切断がスムーズかつ順調に外れなく行うことができるのである。
100 前面
110 (前面の)上縁
120 (前面の)下縁
130L 縦切断線
130R 縦切断線
140L 前面上側折り曲げ線
140R 前面上側折り曲げ線
150L 前面下側折り曲げ線
150R 前面下側折り曲げ線
200 背面
210 (背面の)上縁
220 (背面の)下縁
300A 側面
300B 側面
310A (側面の)上縁
310B (側面の)上縁
320A (側面の)下縁
320B (側面の)下縁
400A 上側外フラップ
400B 上側外フラップ
410A 下側外フラップ
410B 下側外フラップ
500A 上側内フラップ
500B 上側内フラップ
510A 下側内フラップ
510B 下側内フラップ

Claims (4)

  1. 前面と、これに対向する背面と、前記前面及び背面の間に設けられた対向する一対の側面と、前面及び背面の上縁から延設された一対の上側外フラップと、前記一対の側面の上縁から延設された一対の上側内フラップと、前面及び背面の下縁から延設された一対の下側外フラップと、前記一対の側面の下縁から延設された一対の下側内フラップとを具備しており、前記前面と一対の側面との境目に形成された一対の縦切断線と、前面と上側外フラップとの境目から前記一対の縦切断線に向かって斜め方向に形成された一対の前面上側折り曲げ線と、この前面上側折り曲げ線より下側外フラップ側で前面の下縁に向かって形成された一対の前面下側折り曲げ線とを有していることを特徴とする包装箱。
  2. 前記前面上側折り曲げ線は、前面の上縁から縦切断線にまで達しており、前記前面下側折り曲げ線は、前記前面上側折り曲げ線と縦切断線との交点から前記前面上側折り曲げ線と前面の上縁との交点から垂下される仮想線までの間に形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装箱。
  3. 前記前面上側折り曲げ線は、前面の上縁から縦切断線に向かって形成されてはいるが、縦切断線には達しておらず、前記前面下側折り曲げ線は、前記前面上側折り曲げ線を延長して縦切断線と交わる点から前記前面上側折り曲げ線と前面の上縁との交点から垂下される仮想線までの間に形成されてはいるが、縦切断線には達していないことを特徴とする請求項1記載の包装箱。
  4. 前記仮想線は、前面の幅寸法をAとした場合、上縁の端部から内側に向かってA/6〜A/5だけ入った範囲内にあることを特徴とする請求項2又は3記載の包装箱。
JP2016021144A 2016-02-05 2016-02-05 包装箱 Active JP6764659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016021144A JP6764659B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 包装箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016021144A JP6764659B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 包装箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017137117A true JP2017137117A (ja) 2017-08-10
JP6764659B2 JP6764659B2 (ja) 2020-10-07

Family

ID=59564620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016021144A Active JP6764659B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 包装箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6764659B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019085157A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 レンゴー株式会社 包装箱
JP2019094108A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 王子ホールディングス株式会社 包装箱
KR102081534B1 (ko) * 2019-07-11 2020-02-25 홍순호 포장상자
JP2020045148A (ja) * 2018-09-19 2020-03-26 レンゴー株式会社 包装箱
JP2020075765A (ja) * 2018-11-01 2020-05-21 レンゴー株式会社 包装箱
JP2021011292A (ja) * 2019-07-08 2021-02-04 王子ホールディングス株式会社 包装箱

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2288592A (en) * 1994-04-21 1995-10-25 Novabox Ltd Tamper evident box
WO1998018368A1 (en) * 1996-10-29 1998-05-07 Sca Packaging Display Ab Protective cover with integrally formed display stand
JP2002211547A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Kanebo Ltd 物品収納箱
JP3883517B2 (ja) * 2003-03-11 2007-02-21 レンゴー株式会社 梱包陳列兼用箱
JP2008265804A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Rengo Co Ltd 包装箱
JP3173867U (ja) * 2011-12-13 2012-02-23 レンゴー株式会社 テープ封緘箱
JP2014037254A (ja) * 2012-08-17 2014-02-27 Rengo Co Ltd 紙製容器および紙製品の破断用罫線構造
US9090037B2 (en) * 2012-06-15 2015-07-28 Rock-Tenn Shared Services, Llc Convertible shipping container having reinforced corners and blanks for making the same
JP3200716U (ja) * 2015-08-21 2015-10-29 レンゴー株式会社 天面開封箱

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2288592A (en) * 1994-04-21 1995-10-25 Novabox Ltd Tamper evident box
WO1998018368A1 (en) * 1996-10-29 1998-05-07 Sca Packaging Display Ab Protective cover with integrally formed display stand
JP2002211547A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Kanebo Ltd 物品収納箱
JP3883517B2 (ja) * 2003-03-11 2007-02-21 レンゴー株式会社 梱包陳列兼用箱
JP2008265804A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Rengo Co Ltd 包装箱
JP3173867U (ja) * 2011-12-13 2012-02-23 レンゴー株式会社 テープ封緘箱
US9090037B2 (en) * 2012-06-15 2015-07-28 Rock-Tenn Shared Services, Llc Convertible shipping container having reinforced corners and blanks for making the same
JP2014037254A (ja) * 2012-08-17 2014-02-27 Rengo Co Ltd 紙製容器および紙製品の破断用罫線構造
JP3200716U (ja) * 2015-08-21 2015-10-29 レンゴー株式会社 天面開封箱

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019085157A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 レンゴー株式会社 包装箱
JP2019094108A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 王子ホールディングス株式会社 包装箱
JP2020045148A (ja) * 2018-09-19 2020-03-26 レンゴー株式会社 包装箱
JP7154909B2 (ja) 2018-09-19 2022-10-18 レンゴー株式会社 包装箱
JP2020075765A (ja) * 2018-11-01 2020-05-21 レンゴー株式会社 包装箱
JP2021011292A (ja) * 2019-07-08 2021-02-04 王子ホールディングス株式会社 包装箱
JP7226151B2 (ja) 2019-07-08 2023-02-21 王子ホールディングス株式会社 包装箱
KR102081534B1 (ko) * 2019-07-11 2020-02-25 홍순호 포장상자

Also Published As

Publication number Publication date
JP6764659B2 (ja) 2020-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017137117A (ja) 包装箱
JP6531024B2 (ja) 包装箱
JP6531037B2 (ja) 包装箱
JP6712842B2 (ja) 商品展示方法および段ボール箱
JP2007253984A (ja) 紙カートン
JP3180326U (ja) 包装箱
JP3183777U (ja) 陳列兼用段ボール箱用シート及び陳列兼用段ボール箱
JP6183647B2 (ja) 紙カートン
JP3071023U (ja) 吊り下げ式包装用箱
JP2009269653A (ja) 包装陳列兼用箱
JP7187978B2 (ja) 包装箱
JP2009126578A (ja) 展示用包装箱
JP3883517B2 (ja) 梱包陳列兼用箱
JP2011173634A (ja) 包装箱
JP2020152404A (ja) 包装容器
JPH055143Y2 (ja)
JP7567752B2 (ja) 包装箱
JP5613007B2 (ja) 包装展示兼用箱
WO2017050735A1 (en) Packaging
JP3235369U (ja) 包装箱
JP5516233B2 (ja) ディスプレイカートン
JP4956308B2 (ja) ダンボール箱
JP6919532B2 (ja) 花卉用包装箱
TWM528967U (zh) 紙箱構造
JP5621307B2 (ja) 輸送用兼展示用カートン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6764659

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250